検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 316 件

  • 保育現場における保育者の援助要請に関連する要因の検討

    浦川 麻緒里 保育学研究 61 (1), 55-66, 2023-08-31

    本研究では,保育現場における保育者の援助要請行動に及ぼす要因として,協働的風土,被援助志向性,保育者個人の認知及び態度に焦点を当て検討した。調査の結果,保育者の問題に対する内的帰属が低-中程度の事例場面において,協働的風土が個人の内的帰属及び上司や同僚への相談行動に対する懸念や抵抗感を抑制する効果を持つことが示された。また,協働的風土は同僚への援助要請を直接的に高めていた。上司に対しては,協働的…

    DOI

  • 日本版EpiTrackの開発と信頼性と妥当性の検討

    足立 耕平, 越本 莉香, 安中 裕紀, 長谷川 直哉, 本田 涼子, 小野 智憲 てんかん研究 40 (3), 519-529, 2023-01-30

    <p>EpiTrackはてんかん患者の認知機能を評価するために開発された神経心理学的検査である。主に注意機能、遂行機能を測定する検査とされ15分程度で簡便に実施することができる。本研究では日本版EpiTrackを開発し、信頼性と妥当性の検討を行った。健常群218名、てんかん患者の臨床群51名に日本版EpiTrackとその他の神経心理学的検査を実施した。EpiTrack得点の平均値と標準偏差、およ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 模擬授業後の協議会における学生の発言の変容に関する研究(教)

    川口 諒 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 120-, 2023

    <p>教員の質の向上と同時に教員養成課程の質保証が求められている。2017年に教職課程コアカリキュラムが公表され、教職課程で習得すべき資質能力が示された。その中で、教科指導力の育成を担っている各教科の指導法の科目において、到達目標として模擬授業の実施と振り返りを通して授業改善の視点を身につけることが設定された。わが国における体育教師教育の分野では、1990年代頃から模擬授業に関する研究が積極的に…

    DOI

  • プログラミング講座における物理現象を題材とした遊び場創りの実践

    田代 穂香, 圡手 絢心, 北村 史, 瀬戸崎 典夫 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 687-688, 2023

    <p>本研究では,高校生を対象としたプログラミング講座を通した学習が,参加者の制作活動に対する意欲や,関連する知識への関心を促す可能性について検討することを目的とした.そこで,制作活動に関する評価として,参加者の主観評価によるアンケートをもとに検討した.その結果,Unityを用いた制作活動が参加者にとって,プログラミングや関連する教科への興味・関心を促し得る可能性が示唆された.</p>

    DOI

  • 多様化する保健体育科教員志望学生に関する事例研究(教)

    濱本 想子, 中川 麻衣子, 前田 一篤, 川口 諒, 岩田 昌太郎 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 119-, 2023

    <p>近年、教員免許状取得者数や教員採用試験受験者数は減少し、教師のなり手不足が問題視されている。特に、教員志望学生の減少は少子化や学校現場のブラックなイメージ、就職状況の好転などが要因として挙げられる。教員養成を担う大学等の役割は、その減少に歯止めをかけるだけでなく、教師の質を高める上でも今後より重要視されるだろう。保健体育科に着目すると、2020年度に大学等で中学校教員の一種免許状を取得した…

    DOI

  • これからの若手研究者の諸問題と対処法の共有・展望

    日本心理学会 若手の会​, 中川 裕美, 横光 健吾, 前田 駿太, 三浦 佳代子, 佐藤 隆夫 日本心理学会大会発表論文集 85 (0), JPAS-002-JPAS-002, 2021

    <p>昨今,文部科学省から研究力の強化・若手研究者への支援強化が策定されることとなり,人材(若手研究者の安定と自立支援など),資金(競争的研究費の見直しなど),環境(研究時間の確保など)の三位一体改革が進められる予定である。若手研究者たち自身も解決すべき諸問題を共有し,適切な対処法や代替案を考える必要がある。本シンポジウムにおいては「研究」「情報発信・ネットワーク形成」「キャリア」の3つのテーマ…

    DOI Web Site

  • ポジティブ心理学的介入が大学生のメンタルヘルスと自律神経に及ぼす影響

    三浦 佳代子 日本心理学会大会発表論文集 84 (0), PD-158-PD-158, 2020-09-08

    <p>目的:大学生のメンタルヘルスケアとしてのポジティブ心理学の応用可能性を検討するために,ポジティブ心理学の代表的な介入手法である“3つの良いことエクササイズ”によって生じる心理生理学的な変化を心理学的指標である種々の質問紙,生理学的指標である自律神経機能検査によってとらえ,ポジティブ心理学的介入の効果を多角的に検証することを目的とした。</p><p>方法:大学生29名を介入群15名と待機群1…

    DOI Web Site 医中誌

  • 標準言語性対連合学習検査 (S-PA) の妥当性に関する検討

    足立 耕平, 伊集院 睦雄, 大槻 美佳, 小池 敦, 石合 純夫 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 38 (4), 414-421, 2018-12-31

    <p>  本研究では標準言語性対連合学習検査 (S-PA) の標準化に際して収集したデータをもとに, S-PA の正答数と他の神経心理学的検査の成績との関連を分析し, S-PA の併存的妥当性について検討を行った。 S-PA 開発の際に収集した健常者データ 758 名分, および脳損傷例データ 48 名分を分析対象とした。 S-PA との関連をみる他の検査として健常者データに関しては, …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • てんかん外科治療前後での神経心理学的検査

    足立 耕平 認知神経科学 19 (3+4), 144-148, 2017

    <p>【要旨】てんかん外科治療場面では神経心理学的検査により手術前後での認知機能の変化を測定する。これまでの研究では左側頭葉前部切除後に言語性記憶の低下が生じやすいことが知られている。また、筆者らの検討では左側頭葉前部切除例では検査上だけではなく、患者本人も記憶力の低下を感じている例が多いことが明らかとなった。このように神経心理学的検査の結果は患者本人が感じている主観的な認知機能の変化と結び付け…

    DOI DOI Web Site ほか1件

  • てんかん外科治療後の心理社会的変化、絶望感、手術への満足度について

    足立 耕平, 小池 敦, 武田 克彦, 小野 智憲, 戸田 啓介, 馬場 啓至 てんかん研究 30 (1), 9-18, 2012

    てんかん外科治療を受けた40名(発作消失群21名、発作残存群19名)を対象として、外科治療後の心理社会的変化、絶望感、手術への満足度について質問紙調査を行った。その結果、発作消失群は発作残存群よりもポジティブな心理社会的変化が多くみられていた。一方、発作消失群・発作残存群ともに一部の患者においてはネガティブな心理社会的変化が生じていた。外科治療後の心理社会的側面の変化は絶望感や手術への満足度に影…

    DOI 医中誌 参考文献34件

ページトップへ