検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 9 件

  • 1 / 1

  • 吉田健一における文学形成 : 『新訳アンデルセン御伽噺』と『和訳聊斎志異』を中心に

    島内, 裕子, Shimauchi, Yuko 放送大学研究年報 28 110-99, 2011-03-22

    ...吉田健一はエッセイなどの中で、子ども時代の愛読書として、繰り返し、長田幹彦訳『新訳アンデルセン御伽噺』と柴田天馬訳『和訳聊斎志異』を挙げている。これらの本が吉田健一の文学形成にどのように与っているかを明らかにするために、彼がそれらの作品に関して言及している箇所を、『新訳アンデルセン御伽噺』と『和訳聊斎志異』の中から特定する。...

    機関リポジトリ

  • "遊蕩文学撲滅論争"の問題系(<特集>近代文学におけるカノン形成)

    中山 昭彦 日本文学 49 (11), 13-27, 2000

    ...それとともに、当時、売れていると認識されていた長田幹彦らの小説を、枠付け差別化するための基準の"創出"という側面をもっている。そしてそれは、「通俗小説」というジャンルの緩やかな成型を促すとともに、その対極におかれる「芸術小説」の再定義の機会をなすものである。...

    DOI Web Site

  • 一九一〇年代の長田幹彦 : 短篇集『祇園夜話』のもつ意味

    沢 豊彦 日本文学 38 (9), 33-46, 1989

    ...今日、長田幹彦は、通俗作家の評価を受けている。しかし、彼は一九一〇年代、とくにその前半は、「祗園」ものと「旅役者」ものによって注目された、いわば純文学の新進作家であった。また、スバル系の文学者として耽美主義を標榜し、反自然主義の文学運動がもつ可能性を創作面で実践した。その代表が「祗園」もので、短篇集『祗園夜話』は精神性および様式のうえで一到達点であった。...

    DOI Web Site

  • 1 / 1
ページトップへ