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検索結果 74 件

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  • 未習熟課題に対する継続的なInternal Focus指示の効果について

    金山 篤樹, 南 眞由香, 有原 和, 武貞 ゆりか, 大前 麻希, 笹田 啓太, 髙橋 ひな, 三上 紘哉, 薮田 拡武, 山本 沙紀, 岩田 晃 理学療法科学 36 (1), 29-34, 2021

    <p>〔目的〕運動機能向上にはinternal focus(IF)指示よりもexternal focus(EF)指示が効果的である.しかし,対象者の熟練度が低い場合や,継続的な介入においてはIF指示が有効である可能性が考えられている.そこで,未習熟課題への継続的介入におけるIF・EF指示の効果を検証した.〔対象と方法〕健常若年者55名を2群に分け,非利き手での投球課題に対してIF・EF指示を用い…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 携帯型振動刺激装置が局所筋疲労に与える影響について

    額賀 翔太, 森 拓也, 奥野 修司, 工藤 枝里子, 杉岡 辰哉, 井上 純爾, 川原 勲 理学療法学Supplement 46S1 (0), F-129-F-129, 2019

    <p>【はじめに,目的】</p><p> 振動刺激は筋力増強,柔軟性改善などパフォーマンス向上に貢献する報告があるが,クールダウンに利用される報告は数少ない。本研究の目的は,携帯型振動刺激装置(PBV)を用いて筋疲労に着目し検証した。</p><p>【方法】</p><p> 対象は健常成人男性14名(年齢26.4±4.8歳)とした。疲労介入後,何も介入を行わない対象群(Cont群)と振動刺激を加えるP…

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  • 水頭症における反応時間の有用性と歩行への影響について

    萩野 凌, 鈴木 広大, 澳 昂佑, 川原 勲 理学療法学Supplement 46S1 (0), E-186_1-E-186_1, 2019

    <p>【はじめに・目的】</p><p> 正常圧水頭症(以下NPH)患者の症状の有無について現在はガイドラインやAdamsら、Sasakiらが提唱している三兆候やそれを用いたINPH SCORE,画像診断による評価が主流となっている.先行研究でAllenらは反応時間を用いてVPシャント前後の上肢の反応時間短縮を示唆いるが,下肢に対しての計測は報告が少ない.本研究では歩幅に影響がある前脛骨筋の反応時…

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  • 超音波により術後経時的観察を行った遠位上腕二頭筋腱断裂の一例

    飯田 昭夫, 面川 庄平 日本肘関節学会雑誌 26 (2), 117-119, 2019

    遠位上腕二頭筋腱断裂術後に超音波を用いて経時的に観察を行った.症例は46歳男性,野球のバッティング時に受傷.初診時前腕回外力はMMT4と低下し,MRIにて遠位上腕二頭筋腱の蛇行と筋腹の近位への退縮を認め,遠位上腕二頭筋腱完全断裂と判断した.受傷11日目に前方1皮切から腱を脛骨粗面に縫着した.術後3週間肘屈曲90°前腕回外50度でギブス固定の後自動回内外運動を開始,徐々に肘伸展を許可し術後3か月で…

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  • 変形性股関節症術後患者における中殿筋の筋特性と歩行パラメーターとの関連

    井上 純爾, 澳 昂佑, 森 拓也, 田中 貴広, 加藤 丈博, 中野 英樹, 松木 明好, 木村 大輔, 川原 勲 理学療法科学 34 (2), 265-270, 2019

    <p>〔目的〕中殿筋の電気力学的遅延(EMD)を改善させる介入が Duchenne徴候に及ぼす効果について検証すること.〔対象〕寛骨臼回転骨切り術後9ヵ月経過した40歳代女性.本症例は患側の股関節外転筋力が徒手筋力検査にて4以上あるにもかかわらず歩行時にDuchenne徴候を呈していた.さらに患側中殿筋のEMDが健側と比較して延長していた.〔介入〕最大等尺性収縮運動を複数回実施させ,介入期間は5…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • マウス悪液質モデルにおける栄養介入が腫瘍と骨格筋萎縮に及ぼす影響

    森 拓也, 宮川 良博, 川原 勲, 後藤 桂, 國安 弘基 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-151_1-I-151_1, 2019

    <p>【はじめに、目的】</p><p>進行期がん患者の80%は悪液質を合併し, その重篤な症状の一つとして骨格筋萎縮がある. 担癌体における骨格筋量の減少は生命予後およびADL・QOLの低下に密接に関連する. このことから担癌体の骨格筋萎縮に着目することは非常に重要と見なされる. 骨格筋萎縮に対する治療としては栄養介入によるものが報告されているが, …

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  • 中鎖脂肪酸の経口摂取によるマウス心筋組織への影響の検討

    宮川 良博, 森 拓也, 川原 勲, 國安 弘基 理学療法学Supplement 46S1 (0), A-83_1-A-83_1, 2019

    <p>【背景・目的】</p><p> 近年、中鎖脂肪酸はその摂取による内臓脂肪の蓄積抑制効果、担癌体での抗腫瘍効果が報告され注目を集めている。中鎖脂肪酸は、カルニチン・シャトル非依存性にミトコンドリア外膜を通過するため、長鎖脂肪酸と比較し急速に代謝される。この特徴から中鎖脂肪酸は豊富なミトコンドリアを有し、ATP産生を行っている心筋に対して強く作用することが考えられる。そこで今回、中鎖脂肪酸の経口…

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  • ACL再腱術後のパフォーマンステストと筋機能との関連性

    杉岡 辰哉, 額賀 翔太, 奥野 修司, 工藤 枝里子, 森 拓也, 澳 昴佑, 川原 勲 理学療法学Supplement 46S1 (0), F-117-F-117, 2019

    <p>【はじめに,目的】</p><p> 第2のACL損傷予防のため,ACL再腱後のスポーツ復帰基準としては,ACL再腱後の期間,筋力,パフォーマンステストなどにより判断されるが,筋の反応時間(PMT,EMD,TRT)や力の最大発揮勾配(RFD)の評価を行った報告は少なく,パフォーマンステストとの関連を調査した報告はみられない。よって,本研究の目的はACL再腱後のスポーツ復帰として用いられるパフォ…

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  • Jack-Knife stretchはハムストリングス遠位の柔軟性改善に貢献する

    工藤 枝里子, 奥野 修司, 杉岡 辰哉, 田邊 愛弓, 森 拓也, 川原 勲 理学療法学Supplement 46S1 (0), F-53-F-53, 2019

    <p>【目的】</p><p> Jack-Knife stretch(JKS)は,非接触性のハムストリングス肉離れ発症率を低下させると報告している。しかし,従来からのStatic-stretch(SS)との比較は行われておらず,柔軟性改善効果としての有用性の検討はなされていない。そこで本研究は,SSとJKSがHamstの柔軟性に与える影響を検証した。</p><p>【方法】</p><p> …

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  • 壊死誘導が主である抗がん剤の使用はHMBG1を増加させ骨格筋委縮を惹起する

    川原 勲, 宮川 良博, 森 拓也, 國安 弘基 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-152_1-I-152_1, 2019

    <p>【目的】がん化学療法に伴う骨格筋の委縮は多くの患者でみられ、抗がん剤の治療中の骨格筋萎縮は死亡率を増加させる。骨格筋萎縮の原因は食事量の低下、疲労、活動量低下などが考えられるが、抗がん剤の直接的影響の報告は見当たらない。今回、骨格筋障害の原因として、化学療法に伴う腫瘍壊死の影響を検討した。</p><p>【方法】CT26マウス大腸がん細胞を同系のBALB/cマウスに接種し、皮下腫瘍を形成した…

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  • 振動刺激が筋柔軟性に影響を及ぼす部位について

    奥野 修司, 工藤 枝里子, 杉岡 辰哉, 額賀 翔太, 森 拓也, 川原 勲 理学療法学Supplement 46S1 (0), F-57-F-57, 2019

    <p>【目的】</p><p> 近年,筋の柔軟性向上に対しスタティックストレッチ(SS)に振動刺激(VS)を加えることが効果的であると報告されているが,それらが筋硬度に与える影響については明らかにされていない。本研究の目的は超音波エラストグラフィー(UE)を用いてSSとVSの併用が筋硬度に与える影響を明らかにすることとした。</p><p>【方法】</p><p> …

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  • 橈骨頭前方脱臼のメカニズムに関する生体力学的研究

    速水 直生, 面川 庄平, 飯田 昭夫, 藤谷 良太郎, 田中 康仁 日本肘関節学会雑誌 26 (2), 1-3, 2019

    【目的】橈骨頭前方脱臼において軟部組織損傷が如何に脱臼度に関与するか生体力学的に調査した.【方法】新鮮凍結屍体11上肢を対象とした.橈骨頭内に三次元位置センサーを挿入し,橈骨頭を前方に20Nで牽引して脱臼度を測定した.切離なしをstage0,輪状靭帯切離をstage 1,方形靭帯切離をstage 2,近位骨間膜の追加切離をstage3,中間部骨間膜の1/2切離をstage …

    DOI 医中誌

  • 閉塞性動脈硬化症における腓腹筋の骨格筋変性の評価

    森 拓也, 宮川 良博, 額賀 翔太, 澳 昴佑, 小林 功, 川原 勲 理学療法学Supplement 46S1 (0), A-104_1-A-104_1, 2019

    <p>【背景および目的】</p><p>閉塞性動脈硬化症(以下ASO)は間欠性跛行を呈し,その特徴は下肢の疼痛や下肢疲労感によって歩行距離の制限が発生する.それらについて筋局所低酸素状態にて疲労発生の早期化(Hogan1999),筋局所血流低下で低強度運動に著明な随意収縮筋力の低下(Karabulut2009),骨格筋TypeⅠ線維不活性(Amann2008)と数多く報告されている.これらの知見よ…

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  • 骨格筋の成長に対する中鎖脂肪酸の影響

    宮川 良博, 森 拓也, 後藤 桂, 川原 勲, 國安 弘基 理学療法学Supplement 46S1 (0), I-148_1-I-148_1, 2019

    <p>【背景・目的】</p><p> 近年, 中鎖脂肪酸はその摂取による内臓脂肪の蓄積抑制効果, 担癌体での抗腫瘍効果が報告され注目を集めている. 今回, 中鎖脂肪酸の骨格筋に対する影響を細胞培養実験, 動物実験により検討した.</p><p>【方法】</p><p> 実験には中鎖脂肪酸であるラウリン酸 (LAA) を使用した. 初めにマウス骨格筋細胞株であるC2C12筋芽細胞を用い, コントロール …

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  • 腓腹筋の筋線維評価における表面筋電図周波数解析方法の検討

    森 拓也, 宮川 良博, 澳 昴佑, 橋本 雅史, 森井 裕太, 小林 功, 川原 勲 理学療法科学 33 (5), 779-782, 2018

    〔目的〕表面筋電図(EMG)の周波数解析にて,筋線維別周波数分布割合の評価を行う方法を検討することである.〔対象と方法〕健常成人24名とした.腓腹筋の随意収縮(VC)と最大随意収縮(MVC)の等尺性収縮中の筋活動をEMGで測定した.パワースペクトラム分析にて0~260 Hzにおける周波数分布における振幅の割合に変換した.それらを筋線維別に比率化し,周波数パターンと解析を行った.〔結果〕VCとMV…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 高校男子サッカー選手においてHeel Buttock Distanceは柔軟性評価として有用か

    井上 純爾, 山本 沙紀, 佐竹 勇人, 川原 勲, 岩田 晃, 河口 泰之, 熊井 司 理学療法学Supplement 2016 (0), 1291-, 2017

    <p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>大腿直筋などの大腿前面筋の柔軟性評価として,踵殿間距離(Heel-Buttock Distance,以下HBD)が一般的に用いられる。しかし,活動レベルが高く大腿部の筋が発達している対象者においては,大腿後面筋の厚みがHBDの制限因子となり,大腿前面筋の柔軟性を反映していない可能性が否定できない。そこで,本研究では活動レベルの高い対象者としてサ…

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  • 下肢の筋力発生率と負荷量の異なる素早い運動課題との関係

    井上 純爾, 大重 努, 向井 陵一郎, 岩田 晃, 淵岡 聡 理学療法科学 32 (2), 279-283, 2017

    〔目的〕下肢の筋力発生率(RFD)と瞬発的かつ低負荷の運動との関連を検証する.〔対象と方法〕健常若年女性22名.下肢の最大筋力およびRFD,クイックスクワットの所要時間(QS<sub>time</sub>)および垂直跳びの跳躍高(VJ<sub>height</sub>)を測定し,各項目の関連について検討した.〔結果〕VJ<sub>height</sub>はRFDよりも最大筋力と強い相関を認めた.…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献11件

  • 通常歩行におけるバランス機能と筋活動のタイミングの関係

    向井 陵一郎, 井上 純爾, 大重 努 理学療法学Supplement 2016 (0), 0652-, 2017

    <p>【はじめに,目的】現在,日常の活動量が多いことが転倒率や脳卒中などの疾患の罹患率を低下させることが明らかになっており,高齢者や神経疾患ではバランス機能の低下が原因で歩行を含めた活動量が低下することが分かっている。そのため,歩行中のバランス機能を評価し,その低下に対して早期からの介入が重要となるが,従来のバランス機能の評価法では,歩行中の微細なバランス機能低下の評価は困難である。一方で,歩行…

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  • 2型糖尿病患者における表面筋電図を用いた骨格筋変性の評価

    宮川 良博, 額賀 翔太, 森 拓也, 井上 純爾, 杉岡 辰哉, 後藤 桂, 川原 勲 理学療法学Supplement 2016 (0), 0545-, 2017

    <p>【はじめに】</p><p></p><p>日本において糖尿病は,60歳以上の高齢者の約6人に1人が罹患している疾患である。糖尿病の病態は,インスリンの作用不足による糖代謝異常である。糖代謝において骨格筋は,運動による筋収縮によって血液中に含まれるグルコースの約70~80%を処理する人体最大の糖代謝器官であるため,適切な運動療法は治療として効果的である。そのため糖尿病治療において骨格筋に着目す…

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  • カヘキシア誘発マウスにおける中鎖脂肪酸経口摂取が抗腫瘍と骨格筋量におよぼす影響

    森 拓也, 川原 勲, 後藤 桂, 國安 弘基 理学療法学Supplement 2016 (0), 0734-, 2017

    <p>【はじめに,目的】</p><p></p><p>進行期がん患者の80%はカヘキシアを発症し,その30%は死に関連する。またカヘキシアは骨格筋萎縮を誘導し,それらは患者の日常生活動作範囲を減少,生活の質を低下させる。それらの治療には栄養介入と運動療法が基盤となるが,栄養状態は運動療法実施時の基準ともなり得るため,本実験は栄養介入に着目した。近年,中鎖脂肪酸における抗腫瘍効果について数々報告され…

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  • 脳卒中片麻痺上肢における運動イメージ能力と運動機能ならびに身体使用頻度との関係

    森岡 周, 大住 倫弘, 坂内 掌, 石橋 凜太郎, 小倉 亮, 河野 正志 理学療法学Supplement 2016 (0), 0955-, 2017

    <p>【はじめに,目的】運動イメージの想起を求める臨床手続きはメンタルプラクティス課題を含め,脳卒中後の上肢運動障害に対して効果を示すことが数多く報告され,医学的根拠も明確になっている(Langhorne 2009)。加えて,運動イメージ時の脳活動は実運動と等価的であることが我々の研究(Nakano, Morioka …

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  • 姿勢制御における足部感覚貢献度の向上により歩行能力改善を示した脳卒中患者の1症例

    澳 昂佑, 木村 大輔, 松木 明好, 井上 純爾, 服部 暁穂, 中野 英樹, 川原 勲 理学療法科学 31 (2), 355-360, 2016

    〔目的〕立位姿勢制御時の感覚統合の異常が改善したことにより,歩行能力が改善した症例を経験したので報告する.〔対象〕対象は脳梗塞発症後1ヵ月経過した70歳代女性とした.本症例は,明らかな麻痺がないにもかかわらず,麻痺側立脚期が短縮し,転倒の危険性を有していた.〔方法〕立位時の各感覚貢献度を算出すると,本症例は感覚情報の重みづけに異常を有していることが明らかとなった.通常の理学療法に加え,セラピスト…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献20件

  • グルコース濃度・インスリン濃度の差異がC2C12細胞の増殖と分化に与える影響

    森 拓也, 川原 勲, 後藤 桂, 國安 弘基 理学療法学Supplement 2015 (0), 0685-, 2016

    【はじめに,目的】C2C12細胞はマウスの横紋筋細胞で,In Vitroにおける骨格筋分化実験での使用頻度は高く,その培養方法は,Katherineらにより,World Protocolも確立されている。近年では,糖尿病における骨格筋の変性は,TypeII線維に偏るなど,糖負荷による様々な骨格筋の退行変性を示す論文が報告される中,筋芽細胞の増殖と分化に着目した報告は無い。よって本研究は,筋芽細胞…

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  • Gaze Stabilization Exercisesによる感覚貢献度への影響

    上江田 勇介, 松木 明好, 澳 昴佑, 森 信彦, 野村 翔平, 田中 宏明, 奥野 浩司郎 理学療法学Supplement 2015 (0), 0586-, 2016

    【はじめに,目的】Gaze Stabilization Exercises(GSE)は,立位で眼前のターゲットを注視しながら頭部運動を行い,眼球を頭部と逆方向,かつ同速度で動かす前庭眼反射を誘発するバランス練習である(Bhardwaj, et al., 2014)。このGSEによって,一側前庭機能障害によるバランス障害が改善する(Richard, et al., …

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  • 大腿骨近位部骨折術後早期の股関節外転・伸展反応時間,関節トルクの特性とその回復過程

    田中 貴広, 木村 保, 森 拓也, 澳 昂佑, 川原 勲, 中根 征也, 建内 宏重 理学療法学Supplement 2015 (0), 0089-, 2016

    【はじめに,目的】高齢者は下肢反応時間(RT)が延長し,トルク増加率(RFD)が低下する。手術侵襲もRT,RFDに影響する。したがって高齢者の大腿骨近位部骨折術後はRTやRFDといった筋力の質的変化も著しいと予測できるが,その特性や回復過程は明らかではない。本研究は大腿骨近位部骨折術後の股関節機能の質的変化とその回復過程,並びに歩行能力の回復過程を明らかにすることを目的とした。【方法】神経障害,…

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  • 上肢運動速度トレーニングが虚弱高齢者の歩行機能に与える影響

    山本 沙紀, 森川 智栄, 古川 啓介, 井上 純爾, 生島 直樹, 狩野 良太, 岩田 晃 理学療法学Supplement 2015 (0), 0261-, 2016

    【はじめに,目的】高齢者の歩行機能にとって,筋パワーは筋力以上に重要な要因であることが明らかにされており,近年,筋パワーの一要因である運動速度の重要性が示されている。先行研究において,下肢運動速度が歩行機能と関連すること,さらに,下肢運動速度トレーニングを実施することによって,下肢運動速度が向上し,歩行機能が改善することが示されている。一方,上肢については,下肢と同様に,運動速度と歩行機能の有意…

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  • 姿勢制御における足部感覚貢献度の向上により歩行能力改善を示した脳卒中患者の1症例

    澳 昂佑, 木村 大輔, 松木 明好, 井上 純爾, 服部 暁穂, 中野 英樹, 川原 勲 理学療法学Supplement 2015 (0), 1160-, 2016

    【はじめに,目的】脳卒中患者は,明らかな感覚障害がないにもかかわらずバランス障害をきたすことがあり,原因の一つに足部体性感覚,前庭覚,視覚の感覚統合障害がある。これは,入力される感覚情報の処理で,一部の感覚情報に誤って依存度を高めてしまう感覚の重みづけ(sensory weighting:SW)の障害であることが報告されている。しかし,脳梗塞後のSW,運動機能の変化に着目した症例報告はない。我々…

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  • 股関節術後早期の股関節外転・伸展反応時間,関節トルクの特性と動作能力との関連性(平成25年度研究助成報告書)

    田中 貴広, 木村 保, 澳 昂佑, 川原 勲, 中根 征也, 建内 宏重 理学療法学 42 (2), 186-187, 2015

    大腿骨近位部骨折術後症例を対象に股関節外転・伸展運動の反応時間,関節トルクの回復過程および反応時間延長の原因について調査した。さらに反応時間,関節トルクの回復と動作能力の回復との関係を調査した。股関節外転反応時間は健側に比べ術後1ヵ月で明らかな延長を認めた。関節トルクは股関節外転・伸展ともに術後1ヵ月まで最大トルクおよびトルク増加率が低下していた。歩行能力は経過とともに改善を認め,さらに歩行能力…

    DOI 医中誌

  • 地域在住高齢者における体格指数と運動機能との関連

    峯松 亮, 羽崎 完, 原納 明博, 岡本 希, 車谷 典男 理学療法学Supplement 2014 (0), 1911-, 2015

    【はじめに,目的】体格指数(BMI)は過体重,肥満を定義する指標の一つである。高齢者では,高BMI(過体重,肥満)は活動性の低下や制限を来す原因となることが示されており,生活習慣病とも深く関連しており,BMIが高くなると死亡率も高くなるとの報告もある。一方,低BMI(やせ)は骨折リスクや死亡率が高いとの報告があり,骨量や筋量が低下したいわゆる虚弱状態にあることが考えられる。このように,高齢者の死…

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  • Ball valve syndromeに対する手術待機中に胆嚢穿孔をきたした1例

    鍋谷 雅史 日本臨床外科学会雑誌 75 (5), 1376-1380, 2014

    症例は86歳,女性.以前より有茎性胃腫瘍を指摘されていた.腹痛・嘔吐にて近医を受診し,上部消化管内視鏡検査にてball valve syndrome(以下BVS)を認め,内視鏡的に整復された.しかし,再度同じ状態となり内視鏡的整復が困難であったため,手術目的で当院に紹介となり入院.入院4日目に突然の腹痛が出現し,ショック状態となったため緊急開腹手術を行った.腹腔内は胆汁で黄染しており,胆嚢底部に…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 内側型変形性膝関節症患者における歩行中の外側広筋の筋活動の特徴

    福田 章人, 澳 昂佑, 奥村 伊世, 川原 勲, 田中 貴広 理学療法学Supplement 2013 (0), 0026-, 2014

    ...【倫理的配慮,説明と同意】本研究はヘルシンキ宣言に基づき対象者の保護には十分留意し,阪奈中央病院倫理委員会の承認を得て実施された。被験者には実験の目的,方法,及び予想される不利益を説明し同意を得た。【結果】OA患者のK/L分類と1歩行周期における外側広筋のEMG振幅は有意な正の相関関係を示した。1歩行周期における外側広筋,大腿二頭筋のEMG振幅は健常成人と比較して有意に増加した。...

    DOI 医中誌

  • 脳血管障害者に対する体幹運動の効果

    小林 功, 川原 勲, 森 拓也, 赤松 眞吾 理学療法学Supplement 2013 (0), 0384-, 2014

    【はじめに,目的】VerheydenやDi Monacoによると体幹機能はバランス能力,日常生活活動(以下ADLとする)能力と相関があり,急性期における体幹機能レベルは退院時のADLのよい予後予測因子であると報告されている。しかし,体幹機能を向上させる運動プログラムは明確ではなく,体幹運動が体幹機能,バランス能力,ADL能力を改善するか不明である。本研究の目的は,脳血管障害者に対する体幹運動は通…

    DOI 医中誌

  • Trunk Impairment ScaleとFunctional Assessment for Control of Trunkの比較

    今井 愛, 澳 昂佑, 川原 勲, 小林 功 理学療法学Supplement 2013 (0), 0838-, 2014

    ...【倫理的配慮,説明と同意】阪奈中央病院倫理委員会の承認を得て,ヘルシンキ宣言に基づいて対象者の保護に留意し,説明と同意を得た。【結果】TISでは「自動脚組み」の右12.1%MVC,左13.1%MVCが最も高く,その他の項目は1.7~4.8%MVCの筋活動であった。...

    DOI 医中誌

  • 変形性膝関節症患者の歩行における股関節周囲筋の筋活動の特徴

    澳 昂佑, 福田 章人, 奥村 伊世, 川原 勲, 田中 貴広 理学療法学Supplement 2013 (0), 0525-, 2014

    ...【倫理的配慮,説明と同意】本研究はヘルシンキ宣言に基づき対象者の保護には十分留意し,阪奈中央病院倫理委員会の承認を得て実施された。被験者には実験の目的,方法,及び予想される不利益を説明し同意を得た。【結果】OA患者における外側広筋,中殿筋,内転筋のEMG振幅は健常成人と比較して有意な増加を認めた。健常成人の外側広筋と中殿筋,内転筋のEMG振幅は有意差を認めなかった。...

    DOI 医中誌

  • 地域高齢者における筋力と身体能力との関連

    峯松 亮, 羽崎 完, 原納 明博, 岡本 希, 車谷 典男 理学療法学Supplement 2013 (0), 0474-, 2014

    【はじめに,目的】筋力は運動機能を評価する指標の一つであり,身体活動や動作に大きく影響する。加齢とともに骨格筋量は減少し,筋力低下または身体能力低下が認められるとサルコペニアと診断される。身体能力の低下は,日常生活動作(ADL)や生活の質(QOL)などの低下を招き,健康寿命を短縮する。身体能力を低下させる要因は,筋力だけではなく,痛みやバランス機能,感覚機能,精神機能など多くの因子があり,これら…

    DOI 医中誌

  • 踵接地から立脚中期における下腿回旋角度と膝関節内反モーメントの関係

    橋本 雅史, 上田 克彦, 佐竹 勇人, 留守 正仁, 富樫 昌彦, 森 拓也, 市川 博之, 川原 勲 理学療法学Supplement 2013 (0), 1232-, 2014

    ...【倫理的配慮,説明と同意】本研究はヘルシンキ宣言に沿った研究であり,阪奈中央病院倫理員会の承認を得た。また,対象者に対して研究の主旨と内容,得られたデータは研究以外で使用しないこと,及び個人情報漏洩に注意することについて十分に説明し,同意を得て研究を行った。【結果】踵接地から立脚中期にかけての最大外旋角度13.71°~0.56°と個人差があり平均4.71±2.6°であった。...

    DOI 医中誌

  • 身体軸と立位姿勢保持戦略の関連性について─両側の中殿筋活動に着目して─

    大西 智也, 中根 征也, 木村 保, 杉本 圭, 佐竹 勇人 生態心理学研究 6 (1), 79-80, 2013-04-01

    <p><tt>立位で左右に重心移動したときには中殿筋が反応する.また,背臥位では身体の軸と想定される側がどちらかに存在する.本研究では,左右に重心移動したときの中殿筋の反応のパターンと身体軸の相関性について検討した.対象は健常成人</tt>6 <tt>名とした.背臥位で身体軸を推定し,立位で骨盤を左右に誘導したときの両側の中殿筋の筋活動を導出した.その結果,推定された身体軸側に骨盤を誘導すると,…

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  • 継ぎ足歩行練習が静的・動的立位バランスに及ぼす影響―縄上とテープ上継ぎ足歩行の比較―

    杉本 圭, 中根 征也 生態心理学研究 6 (1), 83-84, 2013-04-01

    <p><tt>【はじめに】本研究では継ぎ足歩行について,単純に床上で継ぎ足歩行練習を行う方法と床面の上に縄を設置してその上で継ぎ足歩行練習を行う方法について立位バランス能力でその効果を比較検討した.【対象と方法】被検者は健常者 20 名とした.被検者を床に設置した縄の上で継ぎ足歩行を実施する群(以下,縄群)とビニルテープの上で継ぎ足歩行を実施する群(以下,テープ群)の 2 群に 10 …

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  • 地域高齢者におけるTimed up & Go testと起居動作との関連

    峯松 亮, 羽崎 完, 原納 明博, 岡本 希, 車谷 典男 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100947-48100947, 2013

    【はじめに、目的】Timed up & Go test(TUG)は運動器不安定症の運動機能評価項目の1つとなっており,バランス,下肢筋力,移動能力,転倒と関連が高いといわれている.そして,TUGの転倒,外出,日常生活動作(ADL)要介助のcut-off値は,それぞれ13.5,20,30秒とされている.一方,ADL項目には含まれないが,起居動作(寝返り,起き上がり,立ち上がり)はADLの手段となる…

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  • 健常高齢者における身体機能の変化と運動能力および住環境との関係

    羽崎 完, 峯松 亮, 原納 明博, 岡本 希, 車谷 典男 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100790-48100790, 2013

    【目的】 一般に加齢に伴ってQOLは低下するとされているが,QOL低下のメカニズムについてはいまだ不明な点が多い。そこで,QOLの尺度のひとつである身体機能に着眼し,身体機能の変化と運動能力の関係,さらに身体機能の変化と住環境との関係を藤原京スタディ追跡調査をもとに検討した。【方法】 対象は,藤原京スタディベースライン調査に参加した65歳以上の高齢者で,2年後に行った追跡調査の協力が得られた者の…

    DOI 医中誌

  • 筋電誘発電気刺激が上肢リーチ動作及び筋活動に与える即時変化

    澳 昂佑, 川原 勲, 上原 信太郎, 小嶌 康介, 庄本 康治 理学療法学Supplement 2012 (0), 48101344-48101344, 2013

    ...【倫理的配慮、説明と同意】本研究はヘルシンキ宣言に基づき対象者の保護には十分留意し、阪奈中央病院倫理委員会の承認を得て実施された。被験者には実験の目的、方法、及び予想される不利益を説明し同意を得た。【結果】ABA´各終了時の上腕三頭筋のEMG変化率はそれぞれ、93.2±0.1%、185.7±0.1%、72.1±0.1%であった。...

    DOI

  • 独歩可能な地域在住高齢者の日常生活活動の関連要因

    小松 雅代, 根津 智子, 冨岡 公子, 羽崎 完, 原納 明博, 森川 将行, 髙木 正博, 山田 全啓, 松本 善孝, 岩本 淳子, 石塚 理香, 佐伯 圭吾, 岡本 希, 車谷 典男 日本衛生学雑誌 68 (1), 22-32, 2013

    Objectives: To investigate factors associated with activities of daily living in independently living elderly persons in a community.<br> Subjects and Methods: The potential subjects were 4,472 …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献2件 参考文献41件

  • Functional Movement ScaleとFunctional Independence Measureの関連 FIM細項目自立におけるFMSのカットオフ値

    小林 功, 川原 勲, 木本 真史 理学療法学Supplement 2012 (0), 48100158-48100158, 2013

    【はじめに、目的】今回の研究の目的はFunctional Independence Measure(以下FIMとする)で表した日常生活動作能力においてFunctional Movement Scale(以下FMSとする)で表した基本動作能力との関係を明らかにすることである。FMS の合計点に臨床的意味を持たせるべくFIMとの相関を求め、FIM細項目自立におけるFMSカットオフ値を算出した。さらに…

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  • 能動的な動きを含めた関節可動域訓練が側方リーチ動作に及ぼす影響

    中根 征也, 大西 智也, 杉本 圭, 佐竹 勇人, 木村 保 近畿理学療法学術大会 2010 (0), 108-108, 2010

    【目的】我々、理学療法士にとって関節可動域訓練を実施する場面は非常に多い。鶴見ら(1991)によると理学療法士を対象とした調査において日常業務の中で最も多く実施している理学療法内容であるとしている。また、具体的な関節可動域訓練の実態も調査しており、徒手による他動的関節可動域訓練が最も多いとされ、次いでモビライゼーションの順で行われていると報告している。長澤ら(1999)は、自動介助運動と他動運動…

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  • 透析患者に発生した腎細胞癌35例の臨床病理学的検討

    冨岡 厚志, 藤本 清秀, 米田 龍生, 吉田 克法, 平尾 佳彦, 三馬 省二, 木村 昇紀, 吉川 聡, 森田 昇, 中辻 史好, 丸山 良夫 日本透析医学会雑誌 38 (9), 1589-1594, 2005

    We surveyed 1170 renal cell carcinoma (RCC) patients registered in the data bank of the Nara Uro-oncology Research Group and analyzed retrospectively the clinicopathological features and the …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献29件

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