阿部 武司, 宮腰 幸男, 宮原 是中, 高橋 達
工業化学雑誌
72
(8),
1887-1891,
1969
エチレンと塩素の反応を,ステンレス製管型反応器を用いて行ない,主生成物として塩化ビニルを得る条件について検討した。塩化ビニルを主生成物として得るためには,少なくとも400℃以上の高温が望ましく,かつ反応生成物組成は,管軸方向の温度勾配に影響されることが明らかになった。<BR>さらに,前報で報告した反応速度式を用いて,管型反応器によって,工業的規模で塩化ビニル製造を実施することの可能性につき検討し…
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