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八田 達夫, 保科 寛樹 東アジアへの視点 31 (2), 01-14, 2020
...この命題は,労働力投入の増大による集積の経済がもたらす生産性増大 効果が強く,その効果が,労働の限界生産力逓減の法則による生産性低減の効果を超えるこ とを,暗黙の内に前提としている。 本稿では,この因果関係が実証的に成り立っていないことを明らかにする。...
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柘植 徳雄 農業経済研究 91 (3), 337-353, 2019-12-25
...に基づく新古典派経済学の登場に導いた.現代の新古典派理論の限界生産力説や労働の要素供給理論は農業に支えられている面があり,新古典派理論の取引所型市場像の背景にも農業の存在がある....
田村, 俊夫 資本市場リサーチ 50 113-158, 2019-01
...本稿で展開した初期的なフレームワークは、取引コスト理論の成果を踏まえつつ、基本的に「経営者の限界生産力逓減」というコースのオリジナルの考えに則ったものである。・ 本稿で検討した一般化された取引コストモデルには、以下の特徴がある。...
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小畑, 二郎, Obata, Jiro 経済学季報 67 (1), 1-68, 2017-07-28
...つの均衡条件がすべて整っていることを想定することは,非現実的である.なぜなら,(1)人々の労働能力には差異があるために,同一労働・同一賃金の原則を実現するためには,個々人の多様性を無視するような分配に関する何らかの強制が働かなくてはならない.さもなければ,個々人の間に賃金格差が成立するであろう.(2)自由な労働の移動や職業選択に対しては,独占や移動費用,不確実性などの障害があるため,厳密に労働の限界生産力...
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小畑, 二郎, Obata, Jiro 経済学季報 66 (4), 1-55, 2017-03-31
この論文は,ジョン・R・ヒックスの『賃金の理論』(1932/1962)を現代の労働市場の歴史的評価との関連で再検討することを目的とする.それは,何よりも現代の労働市場が抱えている問題,一部企業(とくに「ブラック企業」)における 労働条件の劣悪化の問題,「正規社員」と「非正規社員」との間での労働条件の差別化の問題,人種間・性別間の差別の問題,貧富の差の拡大の問題などに対して,ヒックスの『賃金の理論…
塚田, 広人 山口經濟學雜誌 64 (5), 1-15, 2016-03-31
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ワダ, シゲシ 中央大学経済研究所年報 46 87-106, 2015-09-30
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アンドウ, ジュン, Ando, Jun 新潟国際情報大学国際学部紀要 0 (創刊準備号), 179-188, 2015-07-01
...実証的に分析した.その際,先行研究におけるいくつかの課題を克服するべく推定上の改善を行った.その結果,外部効果は存在しないが,前年における防衛部門経済産出高に対する民生部門経済産出高の比率が12.28%から以上21.71%の範囲であれば前年のGDPに対する対前年比防衛部門経済産出高増加額の比率はマクロ経済成長に対して有意なプラスの効果をもたらすこと,そしてその範囲であれば防衛部門経済と民生部門経済の限界生産力...
黒瀬 一弘, 吉原 直毅 経済研究 66 (2), 169-189, 2015-04-24
...資本論争での1つの教訓は, 資本が複数の再生産可能財から成る場合, 限界生産力説が一般的には成立しないことであった....
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山上, 俊彦, Yamagami, Toshihiko 日本福祉大学経済論集 47・48 45-70, 2014-03-31
...対抗提案モデルでは, 買手独占的労働市場において, 賃金が労働の限界生産力を下回っている限り, 企業が離職を防ぐ目的で外部からの賃金掲示に対して対抗提案を行う. その結果, 人的資本の蓄積がなくても賃金は在職期間に応じて上昇することが示される. 対抗提案モデルには実現可能性の観点からの批判もあるが, 賃金分散や労働市場の 2 重構造に関して深い洞察を得ることができる....
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山上, 俊彦, Yamagami, Toshihiko 日本福祉大学経済論集 45 93-119, 2012-09-30
...競争的労働市場においては, 賃金は限界生産力に等しくなり, 均等化する. しかし, 現実には産業間, 企業規模間において賃金格差は発生する. 賃金格差を人的資本理論に基づいた観察される個人属性の相違で説明を試みることには限界があり, 同一特性の労働者であっても格差は存在する. そのため, 観察されない個人属性, 効率賃金仮説等で残余部分を説明することが試みられてきたところである....
本台, 進 経済論集 97 115-132, 2012-03-25
インドネシアの最近の地域別賃金率を観察すると、地域別に農業賃金率が著しく異なる。傾向を見ると、ジャワ島各州では非常に低く、スマトラ島各州やバリでは大きい。例えば、バリの農業賃金率は東ジャワの約3倍となっている。こうした現象は、農村労働市場が地域別に分断化されていて、ある地域では農村労働力の不足が生じているが、多の地域においてはそれが過剰であるために生じていると考えられる。そこで本論文では、最近の…
菅野, 英機 天理大学学報 26 (2), 18-37, 2009-03-01
type:論文
菅野, 英機 天理大学学報 26 (5), 50-66, 2009-03-01
仲林, 真子 生駒経済論叢 4 (3), 111-120, 2007-03-01
...さらに民間資本と社会資本を生産要素として含む都道府県別の生産関数を推計し, 生産力効果と限界生産力を示し, 公共投資のあり方について考える。推計の結果, 所得格差は2000年以降やや増加傾向にあり, 民間資本の格差は縮小,逆に社会資本の格差は拡大している。また民間資本と社会資本の貢献度を示すパラメーターはそれぞれ0.34, 0.23である。...
福井, 清一, Mulyo, J.H. 農林業問題研究 42 (2), 224-236, 2006-09
...インドネシアを対象とした既往研究では、実証方法として、労働需要と家計特性の相関関係の有無を検証する方法が採用されているが、本稿では、労働の限界生産力と賃金率の均等性を検証する接近法も合わせて試みられた。...
日本農学文献記事索引
ジャンクン ハンドヨ・ムリョ, 福井 清一 農林業問題研究 42 (2), 224-236, 2006
...<br>インドネシアを対象とした既往研究では, 実証方法として, 労働需要と家計特性の相関関係の有無を検証する方法が採用されているが, 本稿では, 労働の限界生産力と賃金率の均等性を検証する接近法も合わせて試みられた....
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献18件
細田 衛士 三田学会雑誌 98 (2), 279(141)-293(155), 2005-07
type:text
DOI 機関リポジトリ Web Site
Moriwaki, Shota, 森脇, 祥太 産業経営 35 97-117, 2004-06-15
德島 武, Tokushima Takeshi, 徳島 武 琉球大学経済研究 (56) 93-108, 1998
紀要論文
DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件
清水, 隆房, 孫, 懿 千葉大学園芸学部学術報告 (50) 187-195, 1996-03
機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site
大原, 静夫, Ohara, Shizuo 広島経済大学経済研究論集 18 (3), 1-30, 1995-12
西川, 憲二, Nishikawa, Kenji 桃山学院大学経済経営論集 37 (1), 129-150, 1995-07-01
7
佐藤 紘光, 齋藤 正章 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 3 (2), 61-79, 1995-03-29
<p>本稿では,経営者と管理者の間の情報伝達に焦点を当て,エイジェンシー・モデルに基づいてその経済的価値を分析する.管理者が実行した行動の結果は,管理会計が測定する業績情報に集約され,これを報告するという形式で経営者に伝達される.それがリスク・シェアリングと動機づけに果たす役割については,これまでのエイジェンシー研究が明らかにしたところであり,業績情報の伝達が経済的価値をもつことについては異論が…
DOI NDLデジタルコレクション
川村 忠, 小田切 宏之, 大西 治男 日本計算機統計学会大会論文集 8 (0), 55-58, 1994
...そして、製造業産業中分類毎に生産関数の推定を行い、そこから得られる労働分配率を用いて労働限界生産力価値(以下MPL)を求め、それと実際の賃金率(以下ALC)の間に生じる乖離(以下GAP)を比較・分析することによって、労働組合の賃金上げ圧力が、労働供給曲線を押し上げ、その勾配をより急にするという仮説を検証した。...
DOI
坂口 正志 富山大学紀要. 富大経済論集 34 (3), 631-649, 1989-03
川俣 雅弘 三田学会雑誌 80 (4), 354(70)-367(83), 1987-10
福沢 勝彦 経済論究 63 81-93, 1985-12-25
1. 1期間モデルの構成と分析 / 2. 多期間モデルの構成と分析
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浜田 文雅, 千田 亮吉 三田学会雑誌 77 (1), 55-76, 1984-04
千田 亮吉 三田学会雑誌 76 (6), 890(158)-896(164), 1984-02
宮沢 香春 日本草地学会誌 30 (3), 297-302, 1984
...(4)平均限界生産力によって経済性をみると,飼料面積の追加的投入による酪農収益の増加額は草地型では畑地型の1/2以下にとどまった。したがって草地型といえども,良質粗飼料の高位生産を基軸に,低コスト生産を可能とする草地型酪農経営を確立することが重要である。...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site
李 炳旿, 土屋 圭造 九州大學農學部學藝雜誌 38 (4), 115-126, 1983-11
The objective of this study is to identify the structural characteristics and profitability of Japanese Black Cattle feeding management in Kagoshima Prefecture, a main cattle feeding province in …
DOI 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件
片岡, 幸雄, Kataoka, Sachio 広島経済大学経済研究論集 5 (1), 29-71, 1982-03
坂口 正志 富山大学紀要. 富大経済論集 24 (2), 118-142, 1978-11
小原 久治 富山大学紀要.富大経済論集 22 (3), 408-438, 1977-03
...限界生産力説は,微視的限界生産力説と巨視的限界生産力説に大別されるが,小論では,巨視的限界生産力説は限界生産力説の微視的考察から導かれると考えて巨視的限界生産力説を吟味し,批判的に検討する。...
堀江, 義 關西大學經済論集 26 (3), 325-344, 1976-11-20
記事分類: 経済・経営--経済学
小原 久治 富山大学紀要.富大経済論集 19 (3), 433-453, 1974-03
経済学の発展は,それに応じて様々な問題を提起してきているが,とりわけ,否やでも応でも所得分配の問題を新しく熟考させる契機となっている。所得の分配は,その時々の国民経済の生産過程・価格形成過程,さらには経済的政治的社会的制度の枠組みなどから生じてくる問題である。この問題に関連して,所得分配理論が生じる。この理論には,生産理論,価格理論,賃金理論,資本理論,雇用理論,所得理論および成長理論などが含ま…
辻, 唯之 香川大学経済論叢 40 (5), 51-63, 1967-12-01
鳥居 泰彦 季刊 理論経済学 16 (3), 52-66, 1966
辻村, 江太郎 三田商学研究 7 (5), 66-81, 1964-12
森川, 太郎 關西大學經済論集 14 (2), 257-270, 1964-06-30
種岡, 輝雄 經營と經濟 42 (4), 107-130, 1963-01-31
経営と経済, 42(4), pp.107-130; 1963
平石 修 社會政策学會年報 10 (0), 187-213, 1961
鈴木, 諒一 三田商学研究 3 (1), 1-19, 1960-04
畑井, 義隆 農業綜合研究 13 (1), 1-31, 1959-01
日本農学文献記事索引 Web Site
畑井 義隆 農業綜合研究 13 (1), 1-31, 1959-01
寺川, 末治郎 奈良学芸大学紀要 3 (1), 87-95, 1953-12-25
鈴木 諒一 三田学会雑誌 46 (2), 179(23)-197(41), 1953-03
宮坂, 正治 信州大學纎維學部研究報告 2 166-181, 1952-12-30
Article
機関リポジトリ HANDLE
松枝, 寅男 香川大學・經濟學部經濟論叢 23 (2), 111-133, 1950-08-01
高田 保馬 經濟論叢 50 (5), 551-563, 1940-05
DOI HANDLE
上村 鎭威 經濟論叢 46 (5), 790-803, 1938-05-01
高田 保馬 經濟論叢 42 (2), 383-400, 1936-02-01
飯田 藤次 經濟論叢 41 (6), 880-889, 1935-12-01
高田 保馬 經濟論叢 41 (4), 445-461, 1935-10-01
高田 保馬 經濟論叢 41 (3), 316-333, 1935-09-01
栗村 雄吉 經濟學研究 4 (1), 189-230, 1934-03-30
...一、緒言 / 二、限界生産力説の叙述 / 三、その吟味 / 四、結語...
山口, 正太郎 經濟學商業學國民經濟雜誌 27 (6), 845-856, 1919-12
山口 正太郎 經濟學商業學國民經濟雜誌 27 (6), 845-856, 1919-12