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検索結果 85 件

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  • 曹禺『雷雨』のテキスト変遷について

    瀬戸, 宏, Seto, Hiroshi 摂南国際研究 (1) 65-78, 2023-02

    ...Ⅱは中華人民共和国建国直後の思想状況の影響を受けて“階級闘争”を強調し、別の作品のような大幅な書き換えをおこなったテキストである。ⅢはⅡの誤りを認めて基本的にⅠの形態に戻したものである。ただし序幕・尾声はない。Ⅳは上演台本に使えるように、Ⅲを圧縮したものである。本論では、ⅠからⅣまでのテキスト変遷の内容と改訂をおこなった曹禺の思想状況を分析し、最後にⅠに復帰する過程を考察した。...

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  • マニフェストの先へと、ともに歩を進めるために

    牧野 良成 女性学年報 43 (0), 25-52, 2022-12-16

    ...F99には、社会的再生産論という切り口を設定することで、資本主義の危機や階級闘争にかんする旧来的な理解を拡張的に更新し、すでに存在する反セクシズム・反レイシズム・エコロジーをめぐる闘いなどとともに圧倒的大多数たる「99%」のグローバルな労働者階級の闘争として連合して、ヘゲモニーの獲得を目指そうとする側面がある。...

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  • 横光利一におけるマルクス主義思想の受容と感覚概念の形成

    大久保 美花 横光利一研究 2022 (20), 52-65, 2022-03-17

    ...蔵原は物質に階級格差を見出し、感覚という語を階級意識という意味で用い、思想の伝染性を駆使して階級闘争の実現を図る。一方、横光は人間や物質間で伝染しあう感情の知覚を重視する。ここから二人は物質主義及び感情・思想を伝染という観点から捉える点で接近するが、文学を大衆啓蒙の手段とする蔵原に対して、対象との一体感自体を言語化しようとする点に横光の感覚概念の独自性があると結論づけた。...

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  • 社会国家の意味論としての「連帯」

    坂井 晃介 社会学評論 70 (4), 397-412, 2020

    ...<br/> 既往研究はこの語の階級闘争的意義を強調するが,政策形成に関わる統治実践においてこれがいかなる意味内容をもっていたのかについては十分に明らかにされてこなかった.そこで本稿では,1860 年代から構想され1880 年代に成立していく,労働者社会保険立法にかかわる政策担当者による諸言説を,制度と理念の相互連関から分析し,この語彙の同時代的布置を探った....

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  • マルクス主義とフェミニズムの接点

    原口 剛 日本地理学会発表要旨集 2019a (0), 99-, 2019

    ...そのことによりフェデリーチは、賃労働や労働市場を自明の前提とするのではなく、労働市場が形成される過程のうちに見出される抗争こそ、階級闘争の根底的な次元であることを看破した。</p><p></p><p></p><p></p><p><b>4.おわりに</b></p><p></p><p>運動における新たな志向性と、研究における理論の動向とは、別々の局面でありながら、同じ方向へと進んでいるように思われる。...

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  • 空白の「文学史」を読む

    中谷 いずみ 日本近代文学 98 (0), 132-145, 2018-05-15

    ...<p>本論は、「文学史」を構成する解釈のフレームを問題化するために、階級闘争に関わった女性たちの動向や書きものについて、『女人芸術』という雑誌を軸に検討を行った。...

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  • 「新道教」再考 : 全真教研究の枠組みについての再検討

    松下 道信 皇學館大学研究開発推進センター紀要 = Bulletin of the Research and Development Center of Kogakkan University 2 65-86, 2016-03

    ...新中国が誕生すると、中国では全真教はマルクス主義による歴史観の下、階級闘争の先鋭化を妨げたとして否定的な評価が下された。ただし改革開放以降、全真教などを「新道教」と見る陳垣の主張が復活してきている。他方、日本では宮川尚志が「旧道教」とされた林霊素や張伯端以下の内丹道の点検を行い、また秋月観暎は浄明道を「新道教」に位置づけようとした。...

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  • 新中国初期における社会変革と思想教育運動について

    白土 悟 九州大学留学生センター紀要 24 49-105, 2016-02

    ...・はじめに / ・第1章 新中国の政治理念と思想政治教育の方針 /   第1節 『共同綱領』にみる基本政策 /   第2節 文化教育政策の基本方針 /   第3節 階級闘争と思想闘争の意味するもの / ・第2章 整風運動の実施 / ・第3章 三大運動の展開 /   第1節 「抗美援朝」運動の展開 /   第2節 土地改革運動と階級成分の決定 /   第3節 反革命活動の鎮圧 / ・第4章 知識人の思想改造運動...

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  • <論説>ロシア領ポーランドにおける労働者の動員をめぐる情勢 : 「工場社会」の観点から

    福元 健之 史林 97 (4), 533-569, 2014-07-31

    ...本稿はまた、特に労働者と国民民主党との関係についても論じ、同党にとって労働者動員には階級闘争から国民的一体性を防衛するという意義があり、実際にウッチではその理念から影響を受けた組織が成立したことを解明した。以上の考察を通じて、ポーランド王国における労働運動はロシア帝国の工場政策と密接な関連性をもち、また運動の形態も階級闘争に限定されないことが示された。...

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  • レキシ キョウイク ニオケル セイサン カンケイ ノ イチズケ

    アライ, シンイチ, Arai, Shin-ichi 北海道文教大学論集 (13) 19-33, 2012-03-15

    ...1972 年における安井俊夫実践「松戸農民の歴史」に代表されるように、歴史教育における「生産関係」は、「生産力」の発展に伴う「階級闘争」として語られることが一般的であった。一方で内田義彦によれば、「生産関係」が「階級闘争」という形で表れるのは一定の過程を経た上でのことであり、その以前に形成された社会的な道徳性が無くては成し遂げられないことである。...

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  • 階級と民族の《間》 : 金達寿論

    廣瀬 陽一 名古屋大学国語国文学 102 45-58, 2009-11-10

    ...彼の転向はいわゆる転向小説のように階級闘争を懺悔したものではないが、朝鮮人の民族闘争を描いたものでもない。むしろ従来の転向研究が自明視してきた、「階級か民族か」という二項対立的な構造の成立の基盤を危うくするものである。本論ではこのことを、金達寿の長編『日本の冬』との比較をとおして明らかにした。...

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  • マルクスの国家論 : 階級闘争理論の変遷に関する考察

    石田 潤一 学生法政論集 3 45-62, 2009-03-19

    ...はじめに I 階級闘争理論―『共産党宣言』 1、階級と社会 2、階級と国家 3、階級に対する闘争 II 階級支配分析―『ルイ・ボナパルトのブリュメール一八日』『フランスにおける階級闘争』1、階級闘争理論の適用と新たな認識 2、階級支配と政治形態 3、政治的権力なき階級支配 III プロレタリア独裁―『フランスの内乱』 1、国家権力と独裁 2、パリ・コミューンの性質 おわりに...

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  • 戦後日本における階級政治の発見 : 問題の提起

    渡辺 雅男 一橋社会科学 5 51-83, 2008-12

    ...各期を階級闘争と階級連合の視点で振り返ってみると、まず第一期は、職場の経営権をめぐる階級対立の時代、急進化する中間階級を資本家階級が懐柔する方策を模索した、階級連合の模索期である。第二期は、春闘の場で賃金相場をめぐって階級闘争が闘われた時代、中間階級が自民党を支持して資本家階級と同盟関係を結んだ、階級連合の成立期である。...

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  • 貧困下におけるスポーツと生活実践

    石岡 丈昇 スポーツ社会学研究 15 87-102, 2007

    In existent studies, there are three sociological perspectives for capturing the relationship between poverty and sport: 1) sport as ‘opium’, 2) sport as an ‘arena for class struggle’ and 3) sport …

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  • エスピン-アンデルセンのレジーム析出手法の再検討 : 歴史的遺制への着目と複眼的視点について

    大津谷, 久美子 経済学雑誌 105 (4), 122-142, 2005-03

    ...エスピン-アンデルセンが「福祉資本主義の三つの世界』において, 福祉国家形成の単純な階級闘争や産業発展への還元, および単一の基準に沿った直線的な段階的発展の想定という, 従来の諸学説を批判し, 国家・市場・家族が多様に組み合わさって構成される福祉国家の階層化の状況や社会権のあり方を「福祉国家レジーム」のバリエーションとして析出したことは, 福祉国家論における画期的業績として, 広く認知されている(...

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  • 近代の階層システムとその変容

    盛山 和夫 社会学評論 50 (2), 143-163, 1999

    From the beginning of modern class conceptualization, “class” has meant an agent which should play an important role in historical and political social change. However, this property of class cannot …

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  • 世界資本主義の論理

    山田 信行 社会学評論 43 (2), 126-139,263, 1992

    The “world-system” theory, in which the development pattern of each “nation-state” is determined by its location in the system, has been criticized of its holist framework. In this paper, by …

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  • 水問題と経済学

    宮永 昌男 水資源・環境研究 1987 (1), 48-55, 1987

    ...<BR>戦後の経済復興と水害の頻発状況の中で,階級闘争的な視点から問題提起した佐藤武夫は,「水の経済学」を著した最初の経済学者であった。彼の信念は正義感に裏付けられていたが,豊富な体験を踏まえた鋭利さがあった。<BR>その後,アメリカから費用便益分析が,公共事業投資基準として導入され,機能的分析が中心となった。しかしそれにはかなり限界があり,絶対的なものではない。...

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  • エリゼ・ルクリュの地理学体系とその思想

    野澤 秀樹 Geographical Review of Japa,. Ser. A, Chirigaku Hyoron 59 (11), 635-653, 1986

    ...として地球の諸現象を地的調和の中に捉え(第1作『大地』),次いで世界各地で自然と人間が織りなす地表面の姿を記述し(第2作『新世界地理』),これらの事実の中から根本法則を引き出し,人類の歴史を跡づけることを課題とした(第3作『地人論』).ルクリュの地理学体系は個別科学としての地理学の体系化に寄与するというより,人類の歴史,人類の歴史的有り様を追究した壮大な歴史哲学といえる.ルクリュの思想は人類の歴史を階級闘争史観...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献1件

  • <論説>第一次国共合作時期の広東省農民運動

    北村 稔 史林 58 (6), 889-927, 1975-11-01

    ...階級闘争を否定する国民党の側からは、共産党員が農民運動を牛耳り、いたずらに衝突を引きおこすという非難が集中した。しかし、省内の統一過程にあっては、農民協会の発展は少くとも国民党に有利であった。広東省が統一されると、国民党は農民の要求に答えなかった。農民の反撥に対しては、行政干渉という非難がおこなわれた。民団と農民協会の衝突にも、治安を乱すという非難があびせられた。...

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  • <論説>再建後共和党の南部対策 : ハリソン政権期を中心に

    横山 良 史林 55 (3), 359-397, 1972-05-01

    ...一九世紀末から二〇世紀初頭にかけての、アメリカ南部黒人の状況悪化──選挙権の剝奪、差別・迫害の激化など──については、これを南部階級闘争という地域的枠の中でみる見解が支配的である。しかし、この状況を規定したナショナルな要因として、共和党の南部対策のあり方に注目する必要があると思われる。...

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  • 中国文化大革命への道(三)

    具島 兼三郎 法政研究 36 (1), 39-68, 1970-02-20

    ...5.社会主義社会の階級闘争 : 新理論の形成, ソ連理論の影響, 中国の現実に合わなくなったソ連理論, 新理論の登場, 呉ûlの理論, 埋めがたくなったソ連理論との溝, 理論的転回点となった十中全会, 6.文化大革命に先行するもの, 人民解放軍の毛沢東化, 農村における社会主義教育運動, 毛沢東思想の活学活用...

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  • 中国文化大革命への道(一)

    具島 兼三郎 法政研究 35 (5), 37-70, 1969-03-20

    ...プロレタリア独裁の否定, 党内にはびこる右翼日和見主義 : 三本の赤旗の否定, 自然災害、ソ連経済技術援助の打切、大躍進の失敗 : 旧地主、新旧ブルジョア分子の抬頭, 劉・鄭路線の登場, 4.社会主義から資本主義への平和的転化 : ユーゴーとソ連の場合, 執拗な資本主義復活の試み, 「社会主義国でなくなったユーゴースラヴィア」, 「ソ連における資本主義復活のきざし」(以上次号掲載), 5.社会主義社会の階級闘争...

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  • <論説>大寨 : 中国における農村建設の典型

    河野 通博 史林 51 (6), 856-889, 1968-11-01

    ...このように階級闘争、生産闘争、科学実験と云う三大革命運動の担い手として、大寨は社会主義農村建設の典型とされたのであるが、「走資派」の数次に亘る攻撃に反撃を加えつつ、勤倹弁国、勤倹弁社の精神を守り、「謙虚で、慎重で、おごりをいましめ、あせりをいましめ、誠心誠意人民に奉仕し」、「個人の利益や小集団の利益から出発しないで、すべて人民の利益から出発」して、社会主義中国を大衆的基盤の上に樹立する原点となっている...

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  • 中国の過渡期社会論について : 呉璉・陶鋳論文批判

    山口 勇 經濟學研究 34 (3), 23-62, 1968-08-25

    ...Ⅰ 呉璉・陶鋳論文の核心内容とその特徴 / Ⅱ 中共式過渡期社会論の問題点 / 一、広義の共産主義への過渡期と社会主義との二重うつし / 二、所有形態論抜きの所有制論 / 三、等量労働交換と等価交換との混同 / 四、共通性論による社会主義社会の「基本矛盾」規定と階級斗争の全面化論 / 五、革命発展の「過程」と「段階」の政策的特徴づけ...

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  • <論説>日本啓蒙主義の凋落 : 福沢論吉の変貌

    ひろた まさき 史林 47 (6), 775-811, 1964-11-01

    ...福沢の民衆観は、階級闘争の展開に応じて、啓蒙期からの変貌をもち、それは啓蒙的世界観から社会有機体的な世界観への転換をもたらしていった。ここでは、その変貌の軌跡と、思想構造を明らかにすることに主力をそそぎ、それときわめて深い関連にある他の思想潮流については捨象してある。...

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  • 平和の思想と階級闘争のイデオロギー

    湯川 和夫 哲学 1964 (14), 81-97, 1964-03-31

    1. The axiom of peace and the pacifism<BR>“The peaceful co-existence and the peaceful settlement of international disputes” is something common among Marxists and non-Marxists, i. e., some sort of …

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  • 九州大学新聞

    九州大学新聞 500 1963-11-10

    ...の三池 対話を拒む労働者 感性界をさまよう意識 「おもしろうなか」状況 賞讃と批判の渦の中で 三池闘争敗北後にきたもの 組織では解消できぬ孤立化 長期抵抗路線は坑夫の権利闘争 創価学会員の増えた第二組合 無関心と固いスクラム 大惨事に思う(J・エ)/ルポ 大惨事の三池を行く 残酷さにとまどう坑夫たち 組合信頼が素朴な感情を殺す(J)/沈黙を守る諸君へ 大正闘争が終つて(加藤重一)/中ソ論争と日本の階級闘争...

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  • 九州大学新聞

    九州大学新聞 441 1960-02-25

    ...農学部・水産学 金関丈夫教授 医学部・解剖学 水島治夫教授 医学部・衛生学 向坂逸郎教授 経済学部・経済原論 長沢信寿教授 文学部・哲学 楠本正継教授 文学部・中国哲学史/社会党調査団来学 九大事件の事情聞く/農学部自治会再建さる 学内問題を重視/私の歩いた道 ベンルさんのこと(向坂逸郎)/盲点/論説 早急に今後の対策を/究極の支えは何か 大学自治の根本問題 自治と学問の自由 自治と国家権力 自治と階級闘争...

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  • 九州大学新聞

    九州大学新聞 432 1959-06-25

    ...九大人事 [異動] [出張]/六学部長改選さる 新しく秋吉(工)副田(経)教授 教養学部は田中教授再選/経済学部自治会再建成る 25日に学生大会/ブランデン氏 本学で講演/なごやかな懇談会 経済学部 教授と学生を親密に/自治会再建強化を確認 第十一回代議員総会開く 中執委委員長 和田敏之君(法三)/私の歩いた道(3) 経済学を志す前(向坂逸郎)/全学連14回大会開く “階級闘争”を再確認/全学連の方針...

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  • スエトーニウスと皇帝理念

    日臺 礟一 人文研究 8 (9), 1024-1035, 1957

    ...一 庶民対貴族なる階級斗争‐それは前者の包含する社会層の経済的多岐広範ゆえに、総体としては身分斗争の形態として具象化するに留まらざるを得なかった‐を中核として、民主化への途を辿りつつあるかに見えたローマ共和政が、その伝統的本質を維持せんとする一部有識士人の抵抗にも拘わらず、終には独裁制乃至帝政にその終止符を打たれざるを得なかった事実は、恰も強固なローマ的家父長制と社会的寡頭制とに貫かれつつ、敢て古代地主的戦士団乃至...

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  • 知識層の問題

    中島 龍太郎 人文研究 4 (11), 1012-1032, 1953

    ...「‐本書は階級闘争の原理を歴史に適用して得られる多くの判断を示さうとし、そのことから生まれる多くの問題も示さうとした。それとともにまた、階級闘争の理論の浅薄化に対してだけではなく、階級闘争の実践の浅薄化に対しても争おうと望んだ。……...

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