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検索結果 55 件

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  • バースト的トラフィックにおける隠れ端末問題の改善方法

    青木, 寛, 山口, 真司, 長谷川, 晃朗, 横山, 浩之 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 1399-1406, 2023-06-28

    ...端末問題が発生する可能性があり,予期せぬタイミングで深刻な通信障害が起きる可能性がある.本稿ではこのようなバースト的なトラフィックにおける隠れ端末問題の影響,その改善方法を検討した結果を報告する....

    情報処理学会

  • CSMA/CAにおける受信電波強度に基づいた制御フレーム検知手法への動的しきい値の導入

    八田, 海, 吉廣, 卓哉 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 1077-1084, 2022-07-06

    ...CSMA/CA は,無線通信の代表的な媒体アクセス制御方式として知られており,現在でも,最も普及した通信規格の一つである IEEE802.11 に採用されるなど,世界で広く使われている.CSMA/CA には古くから,隠れ端末問題や晒し端末問題と呼ばれる,通信性能を大きく低下させる問題が存在する.しかしながら,これらに対する根本的な解決策は,未だに提案されていない.この問題に対して梅澤らは,あるノード...

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  • Collective Perception における車両の相対位置に基づくビーコンの送信頻度制御手法の評価

    菊池, 遥香, 石原, 進 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 103-104, 2021-03-04

    ...車車間通信を用いてセンサ情報を互いに交換し車両がセンサで直接検知できない周辺情報を把握可能とする Collective Perception は運転手の安全性向上に有用である.しかしながら,車車間通信可能な車両の密度が高い場合,ビーコンの衝突や隠れ端末問題,通信路の混雑が発生し,重要な情報の配信を妨げる.そこで,古川らは,車群中の各車両が分散的に自身の相対位置を把握し,相対的な位置関係に基づきビーコン...

    情報処理学会

  • RSSIを用いた制御フレーム検知によるCSMA/CAの高効率化

    梅澤, 良斗, 吉廣, 卓哉 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2019論文集 2019 543-548, 2019-06-26

    ...CSMA/CAは,無線通信の黎明期から代表的な媒体アクセス制御手法として知られており,現在でも,最も普及した通信規格の一つである IEEE 802.11 に採用されるなど,世界で広く使われている.CSMA/CAは古くから隠れ端末問題や晒し端末問題と呼ばれる,通信性能を大きく低下させる問題が知られている.これらの問題に対して,多くの研究者によって長年に渡り取り組まれており,膨大な研究が存在する.しかしながら...

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  • RSSIを用いた制御フレーム検知によるCSMA/CAの高効率化

    梅澤, 良斗, 吉廣, 卓哉 第26回マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 164-165, 2018-10-31

    ...IEEE 802.11等で採用されている CSMA / CA は,RTS / CTS により隠れ端末問題を解消することで,フレーム衝突を低減し通信効率を向上する.しかし,RTS / CTS を用いることで,晒し端末問題が発生し,本来であれば通信できる場合でも送信を抑制してしまう問題が知られている.本稿では,近隣ノードがフレームを送信中であっても,受信信号強度 (RSSI) の変化を用いて RTS /...

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  • CATBSにおけるビーコン観測に基づいた高速通信対応スケジューリング法

    森, 康弘, 吉廣, 卓哉 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集 2017 295-302, 2017-06-21

    ...本研究では,スロット化CSMAに基づいた無線メッシュ網の通信方式であるCATBSのスケジューリング手法を拡張し,自律分散環境で高速通信を行う環境に対応した手法を提案する.CATBSは,MACプロトコルとしてスロット化CSMAを用い,各リンクの通信をスロットに割り当てるスケジューリングを併用することで,隠れ端末問題が発生しない高信頼無線メッシュ網を実現する.しかし,従来のCATBSではスケジューリング...

    情報処理学会

  • CATBSにおける媒介中心性に基づいた貪欲なスケジューリングアルゴリズム

    斉藤, 明日香, 吉廣, 卓哉 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集 2017 287-294, 2017-06-21

    ...近年,無線メッシュ網の研究が注目されている.無線メッシュ網とは,固定された無線基地局により構成されたマルチホップネットワークである.無線メッシュ網では電波干渉を防ぐためにIEEE802.11で採用されているアクセス制御方式であるCSMAが用いられることが多い.しかし,CSMAを用いても隠れ端末問題の影響が残り,電波干渉が起こることで,通信速度が十分に上がらない問題がある.そこで,我々の研究グループでは...

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  • 順次短縮無線リンク列を用いた高スループット無線マルチホップ配送

    須田, 哲志, 桧垣, 博章 第79回全国大会講演論文集 2017 (1), 291-292, 2017-03-16

    ...順次短縮無線リンク列からなる無線マルチホップ配送経路では各無線ノードの送信電力制御で隠れ端末問題を解決するが, 送信電力制御により転送先無線ノードの通信状態が検知できずデータメッセージ受信に失敗する問題がある. 本論文では, 送信電力制御を用いたRTS/CTS制御と, 適切なインタバルをおいたデータメッセージ転送手法により, この問題を解決した高スループットな無線マルチホップ配送手法を提案する....

    情報処理学会

  • 指向性受信により1度の送信機会で2hop先端末まで送信を行うMAC Levelブロードキャストプロトコル

    國安, 哲郎, 重安, 哲也 情報処理学会論文誌 58 (2), 439-447, 2017-02-15

    ...アドホックネットワークでの隠れ端末問題の影響を軽減するブロードキャストプロトコルとして,指向性受信を導入したRTB-DR方式が提案されている.同方式ではRTS/CTS交換を行う際,ブロードキャスト送信端末からRTSを受け取った複数の端末はそれらに隣接する2hop先の端末に向けて再度CTSを送信する.そのため,CTSに記載するduration値を調整すれば,これらの2hop先端末の送信延期時間を任意に...

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  • H-SP-MAC: 隠れ端末問題の解決を目指したメディアアクセス制御SP-MACの改良

    濱本 亮, 小畑 博靖, 安藤 竜馬, 山本 酉貴, 高野 知佐, 石田 賢治 電子情報通信学会論文誌B 通信 J99-B (10), 893-907, 2016-10-01

    IEEE802.11規格に基づく無線LANで用いられる代表的なメディアアクセス制御(MAC)としてCarrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance (CSMA/CA)が挙げられる.しかし,CSMA/CAにはアクセスポイントに接続する無線端末数の増加に伴ってデータフレームの衝突が頻発し,全無線端末の合計スループットが低下する問題が知られて…

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  • 無線メッシュ網のためのCSMAの仮想多チャネル化

    ネンホァンマラー, ティッパワン, 吉廣, 卓哉 情報処理学会論文誌 57 (2), 438-448, 2016-02-15

    ...端末問題を生じない効率的な無線メッシュ網を実現できる.提案手法は相応の誤差を含んだタイミング同期でも動作するため現実的であり,また,IEEE802.11を時分割して用いるため,既存のIEEE802.11との親和性が高く,2.4GHz帯や5GHz帯を用いた無線メッシュ網を実現できる....

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  • ストロングビジートーンを用いたアドホックネットワークのアクセス制御方式SBT-RCの提案と評価

    伊藤, 智洋, 旭, 健作, 鈴木, 秀和, 渡邊, 晃 情報処理学会論文誌 57 (1), 100-108, 2016-01-15

    ...アドホックネットワークの隠れ端末問題を解決するために,IEEE802.11ではRTS/CTSによる方式が採用されている.しかし,この方式はパケット交換により実現するため,RTSどうしの衝突を防止することができない.また,タイミングによってはDATAパケットとCTSの衝突などが発生し,DATAパケットの再送が必要となる.本論文では,ストロングビジートーン(以下SBT)と呼ぶ特殊な制御信号を用いて周辺の...

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  • OpenFlowを用いたWebアプリケーションベースの災害時救命情報収集機構の検討

    多幡, 早紀, 上田, 紘平, 福井, 良太郎, 嶋津, 恵子, 重野, 寛 マルチマディア通信と分散処理ワークショップ2015論文集 2015 (5), 9-16, 2015-10-07

    ...端末問題の解決と通信の高速化が望まれている.本論文では,1 つの周波数チャンネルを時分割することで複数の直交する仮想チャンネルに分割し,各チャンネル内で CSMA/CA を動作させ,隠れ端末問題が生じないようにスケジューリングをすることで,一般ユーザが手軽に利用できる高速な無線メッシュ網のアーキテクチャを提案する.また,この中で必要となる技術の一つとして,隠れ端末問題を考慮したスケジューリング法について...

    情報処理学会

  • 指向性受信による低遅延MAC Level 2hopブロードキャストプロトコルに関する検討

    國安, 哲郎, 重安, 哲也 マルチマディア通信と分散処理ワークショップ2015論文集 2015 (5), 143-149, 2015-10-07

    ...IEEE802.11 を用いた無線アドホックネットワークにおいて隠れ端末問題によるブロードキャスト通信の受信率低下を改善するために,これまで我々は指向性受信を導入した RTB--DR 方式により受信率の低下・ばらつきを改善できることを明らかとしてきた.本稿では,この指向性受信に加え,送信端末からのブロードキャストを受け取った隣接端末がさらに 2hop 先の端末へ受信したパケットを転送することで送信端末...

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  • IEEE802.11を用いた隠れ端末問題のない無線メッシュ網~ネットワークアーキテクチャとスケジューリング~

    西前, 太揮, 吉廣, 卓哉 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 2014 (5), 8-18, 2014-12-01

    ...本論文では,既存の IEEE802.11 端末で実現可能な,隠れ端末問題を生じない,無線メッシュ網の構築方法を提案する.WiFi 端末は広く普及し安価であるため,これを用いた無線マルチホップネットワークは広く研究されている.しかし,このような CSMA/CA によるネットワークでは,隠れ端末問題により通信速度が極端に低くなる問題が知られており,実用化にあたっては,隠れ端末問題の解決と通信の高速化が望...

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  • 無線メッシュ網のための無線LANの緩い時分割による仮想多チャンネル化

    Nenhuangmala, Thippavanh, 吉廣, 卓哉 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 2014 (5), 19-26, 2014-12-01

    ...無線メッシュ網は,固定された無線基地局間を無線通信により接続したネットワークであり,活発に研究が進められている.無線メッシュ網では,単一の周波数チャンネルを時分割することで送信フレームの衝突を防ぐ STDMA を用いた研究が多数見られるが,ノード間の正確な同期が必要になり,スケーラビリティの問題が生じる.一方で,広く普及した IEEE802.11 を用いた無線メッシュ網は,隠れ端末問題のため十分なスループット...

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  • 無線メッシュ網のための無線LANの時分割による仮想多チャンネル化

    NenhuangmalaThippavanh, 吉廣卓哉 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集 2014 345-350, 2014-07-02

    ...無線メッシュ網は,固定された無線基地局間を無線通信により接続したネットワークであり,活発に研究が進められている.無線メッシュ網では,単一の周波数チャンネルを時分割することで送信フレームの衝突を防ぐSTDMAを用いた研究が多数見られるが,ノード間の正確な同期が必要になり,スケーラビリティの問題が生じる.一方で,広く普及したIEEE802.11を用いた無線メッシュ網は,隠れ端末問題のため十分なスループット...

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  • 多チャンネル無線メッシュ網におけるリンク間干渉を最小化する経路制御法

    西前太揮, 青木謙尚, 吉廣卓哉 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集 2014 339-344, 2014-07-02

    ...近年,有線ネットワークに比べ低コストで広範囲のネットワーク接続性を提供できる無線メッシュ網が注目されている.IEEE802.11に用いる無線メッシュ網においては,隠れ端末問題による電波の衝突が発生することで通信性能が大幅に低下する問題がある.複数の周波数チャンネルを用いることで隠れ端末問題による電波干渉を低減する研究も数多くあるが,IEEE802.11が2.4GHz帯において利用できる独立したチャンネル...

    情報処理学会

  • マルチチャネル無線 LAN におけるスループット向上を目的とした送信チャネル推薦アルゴリズム

    長嶺淳子, 松田莉奈, 重安哲也 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 2013 (6), 195-200, 2013-11-27

    ...近年,単一送受信機で複数チャネルを切り換えながら通信を行うマルチチャネル無線 LAN システムが数多く提案されている.これらの既存システムでは,マルチチャネル隠れ端末問題等の発生により,通信時に空きチャネルを正しく選択することができず,チャネル利用効率が低下することが知られている.この欠点を軽減するため,任意の端末間で新たな送信が開始される際に間違った送信チャネル選択をしないように,隣接する端末がチャネル...

    情報処理学会

  • 連送数制御による隊列走行用タイムスロット予約方式

    鈴木, 理基, 徳田, 大誠, 重野, 寛 情報処理学会論文誌 54 (8), 2061-2070, 2013-08-15

    ...協調走行の一形態である隊列走行を制御するために高速,高信頼の通信方式が必要とされているが,既存手法では,隊列密度が高い場合に輻輳や隠れ端末問題が発生する恐れがある.本論文ではCSMA/CA方式にタイムスロットおよび予約方式を導入した隊列走行用タイムスロット予約方式を提案する.自車両と周辺車両のスロット使用状況を監視し,混雑度に応じて連送数を増減させ,輻輳や隠れ端末問題を回避する.また,隊列のマスタ車両...

    情報処理学会

  • アドホックネットワークの性能を向上させるストロングビジートーン導入の検討と評価

    伊藤智洋, 旭健作, 鈴木秀和, 渡邊晃 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集 2013 1754-1760, 2013-07-03

    ...ユビキタス社会に向け無線LAN技術の普及が急速に進んでいる.無線LAN技術の中で端末同士で直接通信を行うことができるアドホックネットワークが注目されている.しかし,アドホックネットワークは隠れ端末問題による影響が大きく,トラフィックの増加により大幅にスループットが低下することが知られている.アドホックネットワークの隠れ端末問題を解決するために,IEEE802.11 ではRTS/CTSによる方式が採用...

    情報処理学会

  • OLSRにおける輻輳制御のための迂回路構築手法

    梶清貴, 吉廣卓哉 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集 2013 1577-1583, 2013-07-03

    ...無線端末のみにより自律的に構成されるMANETは,低コストで広範囲にネットワークの接続性を提供できる技術として,盛んに研究されている.MANETでは,IEEE802.11のような広く普及した通信方式を用いることが主流であるが,IEEE802.11では局所的に隠れ端末問題が発生した場合でも通信性能が大きく損なわれ,輻輳の原因になることが知られている.隠れ端末問題により輻輳が発生する場合には,輻輳の原因...

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  • 多チャンネル無線メッシュ網における協調的チャンネル選択手法

    竹田隼基, 吉廣卓哉 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2013論文集 2013 1747-1753, 2013-07-03

    ...近年,有線ネットワークに比べて低コストで広範囲のネットワーク接続性を提供できる無線メッシュ網が注目されている.データリンク層にIEEE802.11を用いる無線メッシュ網においては,隠れ端末問題が発生することで通信性能が大幅に低下する問題がある.複数の周波数チャンネルを用いることで隠れ端末問題を含めた干渉を解決しようとする多チャンネル無線メッシュ網の試みもあるが,IEEE802.11を用いる限りは,利用...

    情報処理学会

  • 経路修正とネットワークコーディングによる無線マルチホップ配送遅延短縮

    塙, 祐樹, 桧垣, 博章 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 2012 (4), 186-193, 2012-10-10

    ...無線マルチホップネットワークでは,晒し端末問題と隠れ端末問題による無線信号の衝突,競合が配送性能低下の主要要因のひとつである.異なる配送経路間の衝突,競合の発生は,中継無線ノードのデータメッセージ転送頻度に依存する.あらかじめ互いに干渉しない配送経路を選択する従来手法は,無用に配送経路長を拡大し,配送遅延を延長する問題がある.そこで,本論文では,配送経路間の衝突,競合の発生頻度に応じて経路を動的かつ...

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  • 指向性ノード導入による隠れ端末問題回避とその効果

    今堀仁司, 桧垣博章 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 551-552, 2012-03-06

    ...多くの無線LANプロトコルでは、隠れ端末との衝突を回避するため、RTS/CTSメッセージを交換し、隠れ端末問題を解決する。しかし、RTS/CTSメッセージの交換は隠れ端末の有無にかかわらず、送信するセンサデータ長が一定値を超えたときに行なわれるため、隠れ端末が存在しない箇所においても、センサデータの配送遅延が延長する問題がある。...

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  • アドホックネットワークにおけるストロングビジートーンの導入とバックオフアルゴリズム修正の提案

    伊藤智洋, 旭健作, 渡邊晃 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 199-200, 2012-03-06

    ...アドホックネットワークにおける隠れ端末問題を解決するため、従来はRTS/CTS方式が利用されているが、隣接端末しか制御出来ないため、完全に衝突を防ぐことはできない。そこでビジートーンの送信範囲を拡大したSBT(ストロングビジートーン)を用いることで遠方の端末の送信を抑制し、衝突を防ぐ方式を提案する。また、SBTを用いた状態においてスロットタイムを調整することにより、さらに衝突を軽減することを示す。...

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  • アドホックネットワークにおけるストロングビジートーンの導入とバックオフアルゴリズム修正の提案

    伊藤智洋, 旭健作, 渡邊晃 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 199-200, 2012-03-06

    ...アドホックネットワークにおける隠れ端末問題を解決するため、従来はRTS/CTS方式が利用されているが、隣接端末しか制御出来ないため、完全に衝突を防ぐことはできない。そこでビジートーンの送信範囲を拡大したSBT(ストロングビジートーン)を用いることで遠方の端末の送信を抑制し、衝突を防ぐ方式を提案する。また、SBTを用いた状態においてスロットタイムを調整することにより、さらに衝突を軽減することを示す。...

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  • 指向性ノード導入による隠れ端末問題回避とその効果

    今堀仁司, 桧垣博章 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 551-552, 2012-03-06

    ...多くの無線LANプロトコルでは、隠れ端末との衝突を回避するため、RTS/CTSメッセージを交換し、隠れ端末問題を解決する。しかし、RTS/CTSメッセージの交換は隠れ端末の有無にかかわらず、送信するセンサデータ長が一定値を超えたときに行なわれるため、隠れ端末が存在しない箇所においても、センサデータの配送遅延が延長する問題がある。...

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  • アドホックネットワークにおけるコードセンスCDMA型MACプロトコル

    宮路, 祐一, 村中, 裕貴, 古橋, 彬, 上原, 秀幸, 大平, 孝 情報処理学会論文誌 53 (2), 879-888, 2012-02-15

    ...アドホックネットワークのMAC(Medium Access Control)プロトコルにはIEEE 802.11 DCFに代表されるシングルチャネルMACプロトコルが広く用いられている.近年,さらなるスループット向上のためにFDMA型やCDMA型のマルチチャネルMACプロトコルが検討されている.しかし,マルチチャネルMACプロトコルではマルチチャネル隠れ端末問題や短縮NAV問題といった新たな問題が発生...

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  • マルチチャネル無線LANにおけるチャネル切替法の検討

    松田, 慎太郎, 谷川, 陽祐, 戸出, 英樹 平成23年度 情報処理学会関西支部 支部大会 講演論文集 2011 2011-09-22

    ...本研究では、無線LANにおけるマルチチャネル環境を想定し、隠れ端末問題を最小化するよう無線端末を各チャネルに分配する。これにより、干渉を減少させ、全端末のスループットを向上させる方式を提案する。...

    情報処理学会

  • ITS車車間通信における情報伝送効率改善 : 車間距離を基にした送信制御の提案(ITS画像処理,映像メディア,視覚及び一般)

    宮田 なつき, 唐沢 好男 映像情報メディア学会技術報告 35.9 (0), 137-141, 2011

    ...車車間通信では,事故発生の危険性が高い場所へ進行する車両が,必要とする情報を的確に送受信することが求められる.現在,車車間通信のアクセス方式として検討されているCSMA/CA方式は,搬送波の検出と情報衝突回避を行えるが,送信端末の増加に伴う送信遅延や,隠れ端末問題による混信が生じる.本研究では,同一車線上を複数台の車両が走行する際に,衝突の危険性の低い車両は情報送信を控えるという手法、すなわち無駄な...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 直線状無線マルチホップネットワークにおける指向性アンテナを用いた高スループット化方式

    松本, 直文, 関屋, 大雄, 阪田, 史郎, 柳生, 健吾 情報処理学会論文誌 51 (6), 1320-1329, 2010-06-15

    ...無線LAN標準のIEEE 802.11 DCFを用いた直線状無線マルチホップネットワークにおいて,隠れ端末問題によるスループットの低下が問題となる.隠れ端末問題を抑制するために,指向性アンテナによるビームフォーミングを利用したMACプロトコルが提案されているが,指向性アンテナを用いることによる新たな隠れ端末問題が発生する.本論文では,直線状無線マルチホップネットワークにおける端末に2つの指向性アンテナ...

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  • 車車間通信による安全運転支援システムのアプリケーションレベルQoS評価

    伊藤, 健二, 田所, 幸浩, 鈴木, 徳祥, 今井, 純志, 牧戸, 知史 情報処理学会論文誌 51 (1), 83-100, 2010-01-15

    ...,本論文では,パケットレベルの通信品質評価だけではなく,アプリケーションレベルQoSの観点から安全運転支援システムの評価を行う.また,シミュレーション評価結果から,高信頼な車車間通信を実現するためには,隠れ端末問題への対策の重要性を明らかにする.さらに,その対策方式として,自律分散型TDMAプロトコルが有望な方式の1つであることを示す....

    情報処理学会 被引用文献4件

  • 順次短縮経路検出プロトコルRH2SWLwRBの経路検出率と通信オーバヘッドの評価

    沼田, 祐哉, 桧垣, 博章 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ2007論文集 2007 (9), 147-152, 2007-10-31

    ...無線マルチホップ配送において高いエンドエンドスループットを得るためには,マルチホップ配送経路内の衝突,競合を回避することが必要である.我々は,順次短縮リンク列からなるマルチホップ配送経路においては,各中継移動コンピュータが送信電力制御を行うことで経路内の隠れ端末問題を解決することを指摘し,経路検出プロトコルRH2SWLを提案した.しかし,各移動コンピュータが経路探索要求メッセージを1度だけブロードキャスト...

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  • リアルタイム車車間通信のための自律分散型TDMAプロトコル

    牧戸, 知史, 鈴木, 徳祥, 原田, 知育, 村松, 潤哉 情報処理学会論文誌 48 (7), 2257-2266, 2007-07-15

    ...本論文では,安全アプリケーションを想定したリアルタイム車車間通信のためのMAC プロトコルについて提案する.提案プロトコルは,低遅延なアクセスを保証するために時分割されたスロット単位でのアクセスを行う.スロットの使用可否に関する情報,パケットの損失の原因に関する情報を送信するデータパケットに付加してブロードキャストすることで互いに交換し,効率的なスロット予約を実現するとともに,隠れ端末問題を解決している...

    情報処理学会 Web Site 被引用文献22件 参考文献11件

  • 無線アドホックネットワークにおけるIEEE802.11 DCFのチャネル利用率の改善

    中村, 直毅, 菅沼, 拓人, 岡崎, 直宣, 白鳥, 則郎 マルチメディア通信と分散処理 ワークショップ論文集 2005 (19), 209-213, 2005-11-30

    ...IEEE802.11では,RTS/CTS交換機能により隠れ端末問題を効果的に解決することができる.しかしながら,IEEE 802.11では,予約されたチャネルを開放することができないことから,チャネルの獲得が頻繁に失敗する無線アドホックネットワークにおいては,大幅なチャネル利用率の低下を招く.これを改善する手法としてCRTS方式が提案されているが,標準規格との互換性の問題がある.そこで本稿では,標準規格...

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  • CTMA方式における中央局機能向上の効果

    松野, 浩嗣, 戎井徹, 安藤, 宏行 情報処理学会論文誌 39 (4), 1049-1057, 1998-04-15

    ...CSMA方式によってパケット無線ネットワークを構築する場合の重要な問題として隠れ端末問題がある.これを解決する方法として重野ら(1992)はCTMA方式を提案し,隠れ端末が存在しない場合でさえCSMA方式より伝送効率が向上するという興味ある結果を示している.本論文では,端末局のトーン検出時間と独立でかつ短い時間でトーンの検出ができるように中央局機能をあげることによって,CTMA方式の伝送効率がより向上...

    情報処理学会 Web Site 被引用文献3件 参考文献13件

  • クリーク抽出によるパケット無線ネットワーク構築アルゴリズム

    松野, 浩嗣, 柴田, 恵美子 全国大会講演論文集 第55回 (人工知能と認知科学), 236-237, 1997-09-24

    ...CSMAなどのキャリアセンスを行う方式によってパケット無線ネットワークを構成する場合の重要な問題として隠れ端末問題がある。本稿では, パケット無線ネットワークをグラフとして捉えクリーク抽出を行うことで, 隠れ端末のないネットワークを構成する効率的なアルゴリズムを提案する。...

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  • 隠れ端末問題を考慮した新しい2つのMAC法

    泉本, 貴広, 陳, 建和, 重野, 寛, 横山, 光男, 松下, 温 全国大会講演論文集 第45回 (ネットワーク), 227-228, 1992-09-28

    ...しかしCSMA方式を採用した無線LANではそれに特有の「隠れ端末問題」が存在し、そのためシステムの性能が劣化する。そこで我々は、隠れ端末問題を顧慮した新MAC方式として。CTMA方式及び。CRMA方式の2方式を提案し、計算機シミュレーションによる性能評価を行った。その結果は、我々の提案した新しい2つのMAC方式が隠れ端末問題の解決案となり得ることを示すものであった。...

    情報処理学会 被引用文献2件

  • CTMA : Channel Tone Multiple Access方式による隠れ端末問題の解決

    大西, 祥浩, 重野, 寛, 荒井, 要, 陳, 建和, 横山, 光男, 松下, 温 全国大会講演論文集 第44回 (ネットワーク), 285-286, 1992-02-24

    近年、通信ネットワークとして地上無線、衛星通信を用いたパケット無線ネットワークが注目をあびている。パケット無線ネットワークの中でも無線ローカルエリアネットワーク(LAN)について考える。無線LANには、それ特有の隠れ端末の問題がある。この隠れ端末の存在によりシステムの性能が劣化することが知られている。そこで、我々は、この隠れ端末の問題を除去できるチャネル・アクセス方式、CTMA(Channel …

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