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検索結果 371 件

  • 電解加工シミュレーションによる気泡が加工精度に及ぼす影響の考察

    大谷 和菜, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 302-303, 2023-08-31

    ...<p>本研究は,電解加工の加工精度の改善を目的としている.電解加工は機械加工が困難な金属材料の加工に用いられるが,加工精度の低さが課題となっている.加工の過程で気泡や熱が発生するが,これらは加工形状に影響を与え,加工精度を低下させることが知られている.本発表では有限要素解析ソフトCOMSOLを用いて,発生する気泡が加工形状に及ぼす影響について調査し,そのメカニズムについて考察を行った.</p>...

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  • 低融点樹脂を用いた加工液内部循環による電解加工法(加工液圧制御による電解加工特性の確認)

    松澤 幸輝, 末木 駿, 關口 晃規, 三澤 俊汰, 和知 能史, 内山 光夫 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 296-297, 2023-08-31

    ...<p>本研究では,電解加工で使用する加工液を工具内に密閉することにより,従来複合化が困難とされていた加工法との複合化が可能な加工液密閉工具の開発を目的としている.ここでは,高周波誘導加熱を用いて低融点樹脂を融解・固化させることによる加工液密閉法を活用し,電解加工時における加工液圧を制御した.本報告では,加工部の液圧を制御することによる加工電流と加工量への影響を実験により確認したので報告する....

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  • ガイドと短絡回避機構を有する電解加工用工具を用いた冷却流路内壁面の平滑化

    神谷 陽来, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 288-289, 2023-08-31

    ...<p>本研究は,AM造形によって造られた金型や部品の内部の曲がり冷却流路の内壁面を電解加工によって平滑化にすることを提案している.これまでに,電極をスポンジで覆うことで短絡を防ぐ,短絡回避機構を有する球状電極を開発したが,スポンジが破損しやすいという課題があった.そこで,新たなガイドと短絡回避機構として絶縁球を用いた工具電極を開発した.本発表では,開発した工具の構造と基礎実験の結果について報告する....

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  • 低融点樹脂を用いた加工液内部循環による電解加工

    松澤 幸輝, 酒井 遼馬, 寺岡 滉人, 内山 光夫 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 144-145, 2023-03-01

    <p>本研究では,電気加工において加工液を工具内に密閉することにより,多種多様な加工法との複合化が可能な加工液密閉工具の開発を目的としている.本報告では,低融点樹脂の固化を用いた加工液の工具内密閉法とともに,加工領域を変えるために樹脂の溶融法の可能性を実験により確認した.その結果,固化に必要な樹脂の種類や必要量,溶融に必要な加熱方法や条件を明らかにしたので報告する.</p>

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  • SKD11のワイヤ電解仕上げ面の断面観察

    中野 斉, 国枝 正典, 齊藤 大輝, 黒川 聡昭, 湯澤 隆 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 148-149, 2023-03-01

    ...本研究ではSKD11の電解加工面の面粗さ向上を目的に、放電加工面と電解加工面を断面観察し、構造や組成の差異を比較・分析した。</p>...

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  • Development of a New ECM Device Based on Ballpoint Pen Structure Design

    王 則霖, 陳 燁, 大工 真輝, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 150-151, 2023-03-01

    <p>Electrochemical machining (ECM) is a special machining method that has significant advantages in machining difficult-to-machine materials, complex shapes, or thin-walled parts. However, because …

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  • 直接観察と数値解析による電解加工中グラファイト電極消耗形態の考察

    大工 真輝, 矢田 楓馬, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 152-153, 2023-03-01

    ...<p>補助陽極を有した電解液吸引工具において,加工中に補助陽極として使用するグラファイト電極の消耗が確認されている.グラファイト陽極消耗には,化学反応による溶出と物理的な脱落による消耗が考えられる.しかし,2つの消耗形態がどの程度消耗量に影響を及ぼすか解明されていない.そこで本研究では,電解加工中の極間を観察可能な工具でのグラファイト脱落様子の観察および数値解析を用いて消耗のメカニズム解明を試みた....

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  • 電解現象を利用した超硬合金のミーリング加工

    陳 俊達, 後藤 昭弘, 白井 康介 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 140-141, 2023-03-01

    <p>電解現象を利用した超硬合金のミーリング加工の研究を行っている。超硬合金表面のCoを電解により溶出させることで効率よく超硬合金を除去加工しようとする方法である。電解によるCoの溶出速度を上げるため、工具と工作物の極間距離が小さい状態で切込みを大きくした場合の加工現象について調査した。</p>

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  • 金型電解加工仕上げの研究

    山口 拓也, 陳 俊達, 後藤 昭弘 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 142-143, 2023-03-01

    ...本研究では、比較的大きな金型を最終的な対象として、電解加工によって放電加工面を仕上げする方法を提案した。本報告では、金型を均一に仕上げるために必要なことについて検討した。</p>...

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  • 電解加工用三相PWM整流器の線形モデルによる設計

    中田 篤史, 後藤 昭弘, 元谷 卓, 鳥井 昭宏 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 143 (1), 11-19, 2023-01-01

    <p>Electrochemical machining (ECM) is a processing method for metals that uses a DC power supply and flowing electrolyte. In some cases, discharge occurs during ECM when the gap between the …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 電解加工におけるグラファイト電極消耗様子の観察と考察

    大工 真輝, 髙田 哲平, 小玉 脩平, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 12-13, 2022-08-25

    ...<p>電解加工領域を制限できる補助陽極を有した電解液吸引工具において,加工中に補助陽極として使用するグラファイト電極の消耗が確認されている.しかし,グラファイト電極が消耗するメカニズムは解明されていない.そこで本研究では,電解加工中の極間を観察可能な工具を作製し,電解液の流れや加工中に生成される気泡,グラファイトの脱落の様子を観察することで,グラファイト電極の消耗要因について検討した.</p>...

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  • パルス電解加工におけるインダクタンスの影響

    澁谷 悠佑, 小谷野 智広, 細川 晃, 古本 達明, 阿部 諭, 橋本 洋平, 山口 貢 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 14-15, 2022-08-25

    ...<p>電解加工は,パルス電圧を用いることで,精度の向上を可能にする.これは極間距離が広いところで電気2重層が形成される前にパルスをオフにすることで,極間距離が広いところでの溶出を抑えることができるからである.しかし,大面積加工では総電流が増加するため回路配線のインダクタンスの影響が無視できなくなる.本研究では電気2重層を考慮した数値解析によりインダクタンスが電解加工に及ぼす影響を検討した.</p>...

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  • 高分子電解質膜を用いた電解加工による単結晶SiC表面の微細構造作製

    村島 悠介, 村田 順二 精密工学会学術講演会講演論文集 2022A (0), 8-9, 2022-08-25

    <p>単結晶SiCは従来の半導体材料であるSiに比べ、優れた電気的特性や物理的特性から次世代の半導体材料として期待される材料である。その特性から物質中3番目の硬度や化学的安定性を有しており、難加工材料とされている。そのため加工コストの高騰化がSiC半導体の開発や普及の妨げになっている。そこで、本研究では単結晶SiC表面へのパターニング方法として、電気化学的な加工を施すことで低コストな加工の実現を…

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  • 電解加工による金型仕上げの研究

    山本 凌大, 相川 翔, 陳 俊達, 櫻木 俊一, 後藤 昭弘 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 445-446, 2022-03-02

    ...<p>放電加工により作られた金型の仕上げ加工に電解加工を用いることを検討する。金型形状を模擬した加工形状において、シミュレーション技術を用いて、電解液の流速を調べ、加工位置毎の流速と除去速度の関係を調べた。その上で、シミュレーション技術を用いて、効率的に金型の仕上げ加工を行う方法を提案する。</p>...

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  • 液量や加工条件が保水機構による液域限定電解加工の特性に及ぼす影響

    遠部 多聞, 五十嵐 裕基, 夏 恒, 増沢 隆久 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 437-438, 2022-03-02

    ...<p>電解加工の加工領域を制限するため,保水機構を用いてあらかじめ電解液域を制限しつつ,保水機構の電解液を循環させる持続的な加工法を提案する.加工実験を行い,液量や加工条件が液域限定電解加工の特性に及ぼす影響を調査した結果を報告する.</p>...

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  • 電解現象を利用した超硬合金のミーリング加工

    陳 俊達, 柴田 浩平, 白井 康介, 後藤 昭弘 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 439-440, 2022-03-02

    ...<p>超硬合金の高速高精度加工を目指して、電解加工と切削加工との複合加工の研究を行っている。工具の導電性本体を通して電流を流して超硬合金の成分であるコバルトを溶出させ、脆くなった材料を効率的に除去加工する方法である。本報告では、電解の作用を大きくするために半径方向の切込み量を大きくした場合の加工現象について調べた。</p>...

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  • 電解液ジェット加工によるパイプ内面の加工についての研究

    大房 徹也, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 443-444, 2022-03-02

    ...<p>本研究では,電解加工の1種である電解液ジェット加工(EJM)を用いてパイプ内面を加工する装置を設計及び製作し,その装置を用いて,様々なパラメータが表面性状に与える影響について調べ,最終的にはパイプの内面に溝やテクスチャリングを施すことを目的とする.実験の結果,装置と工作物のギャップ長が小さいときに溝の加工深さが大きくなることや,装置の走査速度が大きいときに表面粗さが小さくなることがわかった....

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  • 電解液を用いない電解加工

    土田 ひなの, 村田 順二 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 433-434, 2022-03-02

    <p>材料表面に微細な構造を生成することで、菌の付着や増殖を抑制することができる。本研究では、固体高分子電解質を用いた電解酸化とエッチングによって半導体表面にマイクロスケールの構造を作製する新規方法を提案する。提案するパターニング方法では、エッチング前の工程を常温かつ大気圧下で行うことが可能であり、大規模な装置を必要としない。また電解溶液やレジストが不要なためコストを削減でき、環境にも優しい方法…

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  • 冷却穴の電解加工における形状シミュレーション

    矢田 楓馬, 酒本 昌子, 小玉 脩平, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 441-442, 2022-03-02

    ...<p>タービンブレードの冷却穴の電解加工において,冷却穴入口のエッジが丸くなるダレ現象や電解液の流量による形状変化が発生し,加工精度の悪化に繋がる特徴を持つ.本研究では,冷却穴の加工精度を向上させるため,数値解析により電解加工後の穴形状を求め,加工条件がダレや形状変化に及ぼす影響を調査する.</p>...

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  • 加工液内部循環による複合加工の研究

    松澤 幸輝, 岡 爽一郎, 内山 光夫 精密工学会学術講演会講演論文集 2022S (0), 550-551, 2022-03-02

    ...<p>本研究では,多種多様な加工法を1台の工作機械で可能にする加工液内部循環方式の工具を開発するため,加工液の密閉方法の技術開発を進めている.具体的には,切削や研削,放電,電解加工など加工液の異なる加工法を両立させることを目的としている.本報告では,加工液を工具内に密閉するために真空吸引を用いた密閉法,ペルチェ素子を用いた凍結密閉法,磁石を用いた密閉法について検討し,それぞれの密閉法における性能を実験...

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  • 高速パラレルメカニズムを用いたNC電解加工による3次元加工

    白井 晋汰, 小谷野 智広, 細川 晃, 古本 達明, 阿部 諭, 橋本 洋平, 山口 貢 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 514-515, 2021-09-08

    ...<p>本研究では,高速駆動が可能な電解加工用3自由度パラレルメカニズムを用いて、工具電極の移動を数値制御することによってNC電解加工を行った.本報では,本装置を用いた NC電解加工において,電極の移動方法が加工特性に与える影響を調査した結果を述べる.</p>...

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  • 補助陽極を有した電解液吸引工具におけるグラファイト電極の消耗調査

    髙田 哲平, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 506-507, 2021-09-08

    ...<p>電解液吸引工具による加工では工具側面に工作物と同電位となる補助陽極を設けることで加工精度の向上を図ることが出来る.補助陽極の消耗を防ぐため,先行研究では補助陽極にグラファイト電極を使用しているが,加工に伴う消耗が確認されている.しかし,電解加工におけるグラファイト電極の消耗要因は不明である.そこで本研究では可視化工具を用いてグラファイト電極の消耗の様子を直接観察することで消耗現象の調査を行った...

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  • 保水機構を有する液域限定電解加工の加工持続性に関する研究

    遠部 多聞, 王 健康, 小玉 脩平, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 508-509, 2021-09-08

    ...<p>電解加工の精度向上のため,電解液領域を制限できる吸水性材料を利用した加工法が提案されている.しかし,電解生成物や熱の排出が行われないため,加工持続性に乏しく,電流密度を大きくできない.そこで,吸水材を付した工具円盤を回転させ,吸水材が周期的に電解液に触れると同時に洗浄される電解加工法を提案し,生成物の除去および吸水材の冷却を図る.加工実験を行い,電流値増加による加工形状の変化を調査した....

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  • 電解液中の粒子集束現象が電解加工特性に及ぼす影響について

    XING Huachen, 夏 恒, 米 大海 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 510-511, 2021-09-08

    ...<p>電解加工は様々な分野で用いられているが、極間における気泡や溶出物などの生成物の挙動が加工特性に大きく影響する。一方、粒子が混入している液体を長方形断面の流路内に流す場合、粒子が1つまたは複数の局在する流線に集束する現象が発生することが知られている。本研究は電解液中の粒子集束現象および電解加工特性への影響について、実験により調査し、電解生成物の集束の位置を特定する。...

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  • 切削工具用超硬合金の高精度電解加工の研究

    寳金 泰成, 小谷野 智広, 細川 晃, 古本 達明, 阿部 諭, 橋本 洋平, 山口 貢 精密工学会学術講演会講演論文集 2021A (0), 516-517, 2021-09-08

    ...<p> 電解加工は,工具電極と工作物間に電圧を印可することで電解反応させる除去加工法である.しかし,超硬合金はWCとCoが主成分の硬質焼結材料であり,電解加工では超硬合金中のWCの電解加工が行えない.そこで本研究では,切削工具用に用いられる超硬合金を対象として,両極性パルス電圧を用い,Coを除去するための電解反応と,WCを除去するための化学反応を組み合わせた電解加工を行った結果を報告する.</p>...

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  • ワイヤ電解仕上げにおける電解液の供給方法の検討

    中野 斉, 国枝 正典, 黒川 聡昭, 高田 智昭 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 326-327, 2021-03-03

    <p>先行研究ではワイヤ放電加工の後同じセットアップでワイヤ電解仕上げ加工を試みることに成功している。本研究では電解液供給方法をワイヤ方向の下噴流に変更し表面性状の変化を確認する。SUS304への加工において表面性状の改善が確認され、鏡面を得ることが出来た。</p>

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  • 電解現象を利用した超硬合金のミーリング加工

    焦 思琦, 陳 俊達, 後藤 昭弘, 中田 篤史, 白井 康介, 脇川 祐介 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 320-321, 2021-03-03

    <p>超硬合金の高速加工の方法として、電解現象を利用したミーリング加工の研究を行っている。導電性の本体と絶縁性の切れ刃を有した工具を用い、電解作用により超硬合金のコバルトを溶出させ、弱くなった材料を絶縁性の切れ刃で削り取るという方法である。これまでに切削抵抗を低下させて効率的な加工ができることを示してきたが、加工原理についてはよくわかっていなかった。本報告では、加工原理について調べた内容を報告す…

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  • 放電加工特性の向上を目的としたスタンプフラッシングの実装に関する研究

    佐藤 海多南, 国枝 正典, 山田 邦治 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 335-336, 2021-03-03

    ...<p>形彫り放電加工では加工屑や気泡の排出効率が加工速度に影響を与える.これまではその排出方法として,電解加工において新たに提案されているスタンプ法をピエゾアクチュエータを用いて適用し,その活用可能性を調査してきた.本研究では,放電加工機の主軸に駆動システムを実装することで新たに可能となった様々な条件下でのスタンプ動作が,加工速度・精度に与える影響を調査することで応用可能性の検討を行った.</p>...

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  • 硝酸電解加工の溶存金属量と電解液流量と冷却孔性状の関係

    酒本 昌子, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 318-319, 2021-03-03

    ...<p>硝酸電解加工において、電解液を循環して使用していると、一定量の加工後に冷却孔の内面の粗度の悪化や加工不良が見られるようになる。そこで、電解液中の溶存金属量と、電解液流量と冷却孔内面の性状について調査を行った。調査を行った結果、電解液中の溶存金属量が1.0g/Lを超えると冷却孔性状が悪くなることが分かった。また、同じ溶存金属量で比較すると電解液流量が多いほうが冷却孔性状が良いことが分かった。...

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  • 電解液への気泡混入によるポーラス電極を用いた電解加工特性の向上

    吉田 仁, 小谷野 智広, 細川 晃, 古本 達明, 橋本 洋平 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 208-209, 2020-08-20

    ...<p>ポーラス電極を用いた電解加工において,加工面に生じる凹凸の低減を目的として,電解液内への気泡混入を行い,スリットを電解液の吐出口とする従来電極と加工面性状を比較した.どちらの電極においても,気泡流量を増加させることで,粗さやうねりを低減させることができた.また,気泡混入によって,ポーラス電極においても従来電極と同程度の粗さとうねりで加工を行うことができた.</p>...

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  • 電解複合ワイヤーソーによる多結晶SiCの切断に関する研究

    工藤 日向子, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 198-199, 2020-08-20

    ...<p>炭化ケイ素(SiC)は高耐熱性・耐摩耗性ゆえに需要が高まる一方で,従来の機械加工が難しい難加工材として知られている.難加工材の加工方法のひとつに電解反応を利用する電解加工があるが,SiCに電解加工を行うと表面に生成される酸化被膜によって加工が妨げられる.本研究では,電解反応により生成した酸化被膜を,ワイヤーソーで除去して加工を進める電解複合ワイヤーソーによって,多結晶SiCの切断への有効性を実験的...

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  • エチレングリコール電解液を用いた電解液ジェット加工における跳水現象の解明

    荊 賀怡, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 206-207, 2020-08-20

    ...<p>電解液ジェット加工は,ノズルから噴射した電解液に通電し,ノズル直下のみを電解加工する方法である.その際に発生する跳水現象は,放射状の薄膜流れ場を形成しノズル直下に加工を局所化するために欠かせない現象である.しかし,電解液の流速が低い場合や電解液粘度が高い場合など,跳水現象は形成しにくい.そこで,異なる条件で跳水現象の発生に対してFEMシミュレーションを行い,実験結果との比較によって現象の解明を...

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  • 多孔質金属材料の電解加工特性に関する研究

    夏 恒, 加藤 圭悟, 太田 和良 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 212-213, 2020-08-20

    ...<p>本研究では、多孔質金属の通気性を維持でき、またほかの加工法で失われた通気性を回復できる加工法を確立するため、電気化学の原理を応用した非接触加工法の電解加工法の利用を提案し、その加工特性を調べた結果を報告する。</p>...

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  • 短パルスレーザ電解複合加工におけるパルス幅および電解液の影響

    小玉 脩平, 宮地 悟代, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 196-197, 2020-08-20

    ...<p>マルチスケール構造を高能率で創成するため,短パルスレーザ電解複合加工を提案し,パルス幅および電解液の影響について検証を行った.電解加工は行わず,パルス幅と電解液を変えて電解液中でレーザ照射を行い,次に電解加工中にレーザ照射を行った結果,パルス幅が短い場合,電解加工の影響が大きく,ナノ周期構造の創成が困難であること,また,電解液により熱伝導率や光減衰率が異なり,構造創成条件が異なることが確認された...

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  • 微細電解加工における円筒噴射ノズルによる電解液流れ場の解析

    有松 小次郎, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 204-205, 2020-08-20

    ...<p>電解加工中に生じる気泡やスラッジは電流密度の低下や偏りを招き、加工精度を損なう。微細電解加工では浮遊電流を小さくするために、円筒ノズルから電解液を加工穴近傍に噴流し、工作物表面に形成される放射状流れ場の中で加工を行っている。...

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  • チタン合金の電解加工において不働態被膜生成に与える電流密度と時間の影響

    日極 さおり, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 200-201, 2020-08-20

    ...<p>チタン合金は比強度が高く,広い分野で利用される材料であるが,工具に蓄熱しやすいなどの理由で切削加工が困難な難削材としても知られる.一方で,電解加工は材料の硬さによらず,導電性材料であれば工具消耗なく加工できる.しかし,チタン合金は表面に不働態被膜を生成するため,電解加工も容易ではない.そこで,電解加工の妨げとなる不働態被膜について,電流密度と時間の影響を調査した.</p>...

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  • 硝酸電解加工用チタン電極の材料組成が電極摩耗特性及び加工性に及ぼす影響について

    酒本 昌子, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 202-203, 2020-08-20

    ...<p>硝酸電解加工において、αチタン(純チタン)とβチタン電極で加工検証を行い、電極の違いにおける加工性の差異を確認した。βチタンはαチタンに比べ、ヤング率が小さく曲がり易い事、更に、βチタンはチタン以外の成分、特にアルミニウム等の耐硝酸性の低い金属を含む為、一定量を加工した後、電極が著しく摩耗する事が観察された事から、硝酸電解加工においては、αチタン電極の方が優位性が高いと考えられる。</p>...

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  • リン酸水溶液を用いた電解加工と陽極酸化の併用加工

    小堤, 望史, 小松, 隼人, 鈴木, 拓弥, 内山, 光夫 研究報告 63 51-57, 2020-03

    ...本研究では,電気化学的加工法である電解加工と陽極酸化加工の両立性の実現を目的とし実験をおこなった.両加工は,加工液種の違いから一般的に別々の加工機で加工がおこなわれている.これを同一の加工液を用いて,加工条件のみを変化させることにより,両加工の実現可能性を検討した.実験では,加工液にリン酸水溶液を用いて加工電圧,加工液温度,極間距離を変化させて両加工をおこない,加工量および加工面を観察した....

    機関リポジトリ Web Site

  • リン酸水溶液を用いた電解加工と陽極酸化加工の併用加工

    小堤 望史, 小松 隼人, 鈴木 拓弥, 内山 光夫 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 852-853, 2020-03-01

    ...<p>本研究では,電気化学的加工法である電解加工および陽極酸化加工の両立可能性把握のため,研究に取り組んでいる.電解加工および陽極酸化加工は加工液種の違いから別々の加工機で加工をおこなうことが一般的である.そこで,同一の加工液を用いて,加工条件のみを変化させ,両加工が可能であるか検討した.加工液には,リン酸水溶液を用い,電圧,液温,極間距離を変化させ実験をおこない,加工量および加工面を観察した....

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  • 静電誘導給電法を用いた微細穴の電解加工の研究

    有松 小次郎, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 842-843, 2020-03-01

    ...<p>電解加工においては静電誘導給電法によるパルス電流を用いて加工を行うことで、加工域を制限して加工精度の向上を行うことができる。しかし、微細穴加工を行う際には加工中に電解液流れや工具軸と工作物の対向面積が大きく変化し、安定した加工ができない場合がある。本研究では、パルスの周波数や送り速度を変更させて加工を行うことでより速く精度の高い微細穴を加工する条件に関して調査した。</p>...

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  • ポーラス電極を用いた電解加工

    吉田 仁, 小谷野 智広, 細川 晃, 古本 達明, 橋本 洋平 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 864-865, 2020-03-01

    ...<p>ポーラス電極を用いた電解加工においては,電解液流速の不均一により加工面に凹凸が生じる場合があった.そこで本研究では,電解液に気泡を混入させ,気泡による撹拌作用により加工面性状の改善を図った.</p>...

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  • パイプ電極を用いた深孔の電解加工におけるパイプ内面への金属析出低減について

    酒本 昌子, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 856-857, 2020-03-01

    ...<p>硝酸ナトリウムを電解液とするパイプ電極を用いた深孔の電解加工で、電解液を1〜2回/週に5t交換していた。スラッジによる閉塞と、電気伝導度悪化の為、頻繁に電解液を交換していると考えていたが、母材由来の金属がパイプ内面に析出、流路が閉塞され、電解液の流れ不良が発生する為であることが分かった。...

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  • 数値解析による深穴電解加工におけるダレ現象の影響要因と改善策の検討

    林 文広, 酒本 昌子, 夏 恒, 米 大海 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 840-841, 2020-03-01

    ...<p>電解加工は工作物の硬度によらず,機械応力を生じなく加工できるため,タービンブレードの穴加工に適用されている.しかし,電解加工の特徴により,加工穴のエッジが丸くなるというダレ現象が起こる.ダレの発生が製品の性能に悪影響を与えるため,低減策の検討が必要とされている.本研究は汎用解析ソフトCOMSOLを利用して電解加工のプロセスを再現し,深穴電解加工におけるダレ現象に影響を与える原因を探り,ダレ現象...

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  • 不働態被膜を生成しやすい材料の電解液ジェット加工

    角藤 悟, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 860-861, 2020-03-01

    ...<p>電解加工は導電性を持つ材料に適用可能な手法であるが、一部の材料は表面に絶縁性の酸化被膜を生じて不働態となり、加工の進行を妨げる。pH中性の電解液による被膜の抑制や除去の手段として、電解液溶媒に水の代わりにエチレングリコールを用いること、および工作物の極性が正負切り替わるように電圧を印加することがあげられる。その両方を併用したニオブなどの電解液ジェット加工を試み、光沢の見られる加工面を得た。...

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  • 電解液流れが電解加工の電流密度分布及び加工特性に及ぼす影響

    髙田 哲平, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 838-839, 2020-03-01

    ...<p>電解加工では電解生成物が大量に発生し加工状態が不安定になる.そのため極間に電解液を流し電解生成物を排出する必要がある.しかし,電解液が上流側から下流側へ流れるほど電解生成物の量が増加し,電流密度が低下する.電解加工において加工量は電流密度に依存するため,上流側と下流側では加工量が変化し加工精度が悪化する.そこで本研究では,電解液流れが加工特性に及ぼす影響を調査し,加工精度・加工効率の向上を図る...

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  • 準固体電解質を用いた電解加工による金属表面加工に関する研究

    深澤 博, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 848-849, 2020-03-01

    ...<p>従来の電解液を用いた電解加工では,工具側面と工作物との間で電流が流れ,加工領域が広がってしまうため加工精度が悪いという問題がある.また,周辺機械に防錆性や耐食性が求められる.本研究では,寒天に電解質を含有させることで作成した準固体電解質を用いることで,実験装置の単純化・加工領域の制限を可能にするとともに,表面粗さの向上を目的として実験を行った結果を報告する.</p>...

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  • 準固体電解質による微細軸の電解加工の有効性検証

    尾崎 都史, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 850-851, 2020-03-01

    <p>本研究では,電解質が工作物に触れる領域を制限し,過剰に加工されることを防ぎ軸径の均一な微細軸を加工することを目的としている。電解質の領域を制限する方法として,準固体電解質と呼ばれるゲル状の電解質を使用している.工具電極として穴をあけたステンレス板を使用し,加工時には,特定の厚さに成形した準固体電解質を工具電極の上に設置して加工を行う.本報ではこの加工法の有効性について検証する.</p>

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  • 微細穴の電解加工における極間現象の直接観察

    花村 洋佑, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 844-845, 2020-03-01

    ...<p>本研究では,ストレートの微細穴を電極形状の転写を利用して複雑形状にする電解加工法について提案している.電解液に流れを与えた場合と与えない場合の転写結果を比較した結果,電解液流れと転写特性は密接に関係しているということが分かった.そこで,極間距離50μm,流路長さ1000μmの流路を有する電解加工装置を作成し,ハイスピードカメラで直接極間現象を観察した.本報では,その結果について報告する....

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  • 短パルスレーザ電解複合加工による複合構造の創成

    小玉 脩平, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 409-410, 2020-03-01

    ...<p>形状加工と微細加工を同時に実現するため,短パルスレーザと電解加工を複合した短パルスレーザ電解複合加工を提案し,複合加工による加工形状および加工量に対する影響について検証を行った.その結果,特定の条件で電解加工面に微細周期構造の創成が確認され,また,電界強度の増加により加工量の増加が確認された.</p>...

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  • 鉄イオン添加電解液による六価クロム生成防止の研究

    陳 彦東, 陳 俊達, 王 思聰, 後藤 昭弘, 小土橋 陽平 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 854-855, 2020-03-01

    ...<p>ステンレス鋼等のCrを含む材料を電解加工すると六価のクロムを生成することが知られており、電解加工の問題として取り上げられることが多い。本研究では、電解液に2価の鉄イオンを添加することで、六価クロムの生成を防止する方法を検討している。本報告では、電解加工中に六価クロムの生成を抑制するために消費される鉄イオンの濃度低下を防ぎ連続加工を実現する方法について検討する。</p>...

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  • 電解現象を利用した超硬合金のミーリング加工

    陳 俊達, 王 思聰, 後藤 昭弘, 中田 篤史, 白井 康介, 脇川 祐介 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 846-847, 2020-03-01

    ...<p>超硬合金の高速高精度加工を目指して、電解加工と切削加工との複合加工の研究を行っている。工具の導電性本体を通して電流を流して超硬合金の成分であるコバルトを溶出させ、脆くなった材料を効率的に除去加工する方法である。本報告では、電解の条件により、加工面がどのように影響を受けるか、どのような電解条件が使用した工具に適しているかについて調べた。</p>...

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  • スタンプフラッシング法を用いた放電加工特性の向上に関する研究

    佐藤 海多南, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 872-873, 2020-03-01

    ...<p>形彫り放電加工では加工屑や気泡の効率的な排出が加工速度に影響を与える.そのためのフラッシング法としてジャンプ法や噴流法が利用されているが,工具電極に加工液噴流用の穴を空けられない場合,ジャンプ法に頼らざるを得ないのが現状である.そこで本研究では電解加工において新たに提案されているスタンプ法を放電加工へ適用し,加工速度・精度に与える影響を加工形状ごとに比較することで応用可能性の検討を行った....

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  • 電解液ジェット加工の加工精度に及ぼすアシストガスの効果

    荊 賀怡, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 862-863, 2020-03-01

    <p>電解液ジェット加工は電解液を噴射し、ノズルの直下のみ加工される方法である。筆者らはEthylene glycolとNaClからなるEG-NaCl溶液を用いることで酸化皮膜が形成されやすいチタン合金に高精度な加工を実現した。しかし、小径ノズルの場合、EG-NaCl溶液の高粘度により加工に必要な跳水現象が生じない。本研究では、それを改善するためにアシストガスを導入し、放射状流れ場を加速させるこ…

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  • 補助陽極による電流域を制限する電解液吸引工具を用いた電解加工の特性

    田畑 嵩奎, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 110-111, 2019-08-20

    ...<p>従来の電解液吸引工具では,電解液が溢れた場合に低電流密度領域が発生する.その問題解決のため,電解工具外側に工作物と同電位になる補助陽極を付与した.しかし,補助陽極を付与することにより補助陽極側から電解工具側に電流が流れ,補助陽極付近で気泡が発生する.電解加工では,気泡は抵抗となり,電流密度が低くなる.そこで,本研究では,補助陽極付近で発生する気泡の影響について調査するため,加工実験を行っている...

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  • 電解くり抜き加工における電解液供給方法の検討

    XING HUACHEN, 夏 恒, 佐々木 渉 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 112-113, 2019-08-20

    ...一方、電気化学加工法の電解加工は材料の硬さに影響されず、導電性がある材料であれば加工が出来、工具の消耗問題も解消できる。本研究は形作り容易な棒状電極を用い、異なる形状の電極で難加工材のくり抜きにより複雑形状加工を目指し、電解液供給方法が生成物の除去に与える影響を実験的に調査し、くり抜き加工法の可能性を検討している。</p>...

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  • スタンプフラッシング法の放電加工への応用可能性の検討

    佐藤 海多南, 中村 倖, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 136-137, 2019-08-20

    ...<p>形彫り放電加工では加工屑や気泡の効率的な排出が加工速度に影響を与える.そのためのフラッシング法としてジャンプ法や噴流法が利用されているが,工具電極に加工液噴流用の穴を空けられない場合,電極を極間距離の数倍以上高速に移動させる必要があるジャンプ法に頼らざるを得ないのが現状である.そこで本研究では電解加工のフラッシング法として新たに提案されているスタンプ法の放電加工への応用可能性の検討を行った....

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  • チタン合金における不働態被膜の生成が電解加工特性に与える影響

    日極 さおり, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 117-118, 2019-08-20

    ...<p>従来の型彫り電解加工では,形状ごとの工具設計が必要で,多品種少量生産には適さない.一方で,小型の単純電極の走査による走査電解加工は,加工速度は劣るものの,単一工具で様々な形状創成が可能となる.しかし,チタン合金の走査電解加工の場合,漂游電流により走査線上に不働態被膜が生成され,加工の妨げとなる問題がある.そこで,この漂游電流による被膜が電解加工にどのような影響を与えるか調査した.</p>...

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  • 電解現象を利用した超硬合金のミーリング加工の研究

    王 思聰, 後藤 昭弘, 中田 篤史, 脇川 祐介, 白井 康介, 早川 邦夫 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 114-115, 2019-08-20

    <p>超硬合金の高速・高精度な加工を,電解現象を利用した回転工具による複合加工で実現することを目的とする.本研究では,高速加工特に求められている荒加工領域内の加工を試みた.超硬合金の高速な加工方法について調査を行い,加工条件による加工面への影響および起きた加工現象を調査した.</p>

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  • 冷却孔の電解加工における形状精度の影響因子の調査

    酒本 昌子, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 106-107, 2019-08-20

    <p>ガスタービン動翼の冷却孔の加工開始部にダレが発生している.本研究は,ダレの発生要因を特定し,ダレの制御方法を確立することを目的とする.本報では,基礎的検証として,影響を与えると想定される因子のうち,材料と流量に着目しダレへの影響について調べた.</p>

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  • 両極性パルスを用いたワイヤ電解仕上げ加工の加工特性に工作物板厚が与える影響

    小川 真弘, 国枝 正典, 中川 孝幸 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 123-124, 2019-08-20

    ...<p>ワイヤ放電加工面に対するワイヤ電解仕上げ加工技術は,表面性状の改善を目的として研究されている技術である.これまでは主に板厚15 mmまでの一部の鉄系材料のみを対象とした加工が行われてきた.そこで本講演では,板厚50 mmのSUS304,板厚5mmの超硬合金に対する加工について報告する.ワイヤ長の増大によって生じるたわみなどの問題や,超硬合金の電解加工に生じる酸化被膜が加工に与える影響について示...

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  • 鉄イオン添加電解液による六価クロム生成防止の研究

    陳 俊達, 陳 彦東, 王 思聰, 後藤 昭弘, 小土橋 陽平 精密工学会学術講演会講演論文集 2019A (0), 125-126, 2019-08-20

    ...<p>ステンレス鋼などクロムを含む材料を電解加工すると,六価クロムが大量に生成し,人体や環境に影響を与える.本研究では,電解液に2価の鉄イオンを添加することで,電解加工中の六価クロムの生成を抑えることを目的としている....

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  • チタン合金の電解加工における被膜生成に関する研究

    日極 さおり, 夏 恒, 後藤 昭弘 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 280-281, 2019-03-01

    ...<p>電解槽が不要で電解液の飛散がなく,腐食性のある電解液の取扱いを容易にする吸引工具が提案されている.吸引工具は電解液領域を工具下に制限するが,チタン合金の走査電解加工では制限する電解液領域の大きさによって加工性状が異なる.電解液下となる加工痕周囲の表面に変色が見られ,その大きさは電解液領域と等しい.そこで,加工後の表面の分析を行うことで,加工性状が異なる原因を詳しく調査した.</p>...

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  • WECGの微細加工特性の向上に関する研究

    梁 偉東, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 269-270, 2019-03-01

    <p>WECGで微細軸を加工するとき、軸の先端の精度がよくないという問題がある。この問題を解決するために、本研究では、軸の送り方向を変更することにより、微細軸の加工精度を向上した。この理由をシミュレーションと実験を通して解明した。さらに、WECGで加工するときの電圧が加工精度、加工効率、軸径の微細化限界に影響も調べた。</p>

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  • 電解複合ワイヤーソーによるSiC切断の有効性検証

    工藤 日向子, 夏 恒, 野田 大輔 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 271-272, 2019-03-01

    <p>高硬度かつ耐摩耗性や耐熱性に優れている炭化ケイ素(SiC)は,高温下での安定性やその熱伝導性から過酷な環境で用いる部材や半導体材料として注目されているが,その脆さと硬さ故に従来の機械的な加工が難しい材料として知られている.本研究では,電解反応によりSiC表面に母材より柔らかい酸化被膜を生成し,ワイヤーソーで被膜を除去することで加工を進める電解複合ワイヤーソーを提案し,SiCの切断への有効性…

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  • スタンプフラッシング法を用いた静止液中精密電解加工の研究

    中村 倖, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 284-285, 2019-03-01

    ...<p>電解加工において電解液流れが精度に対しもたらす悪影響を除去するため、十分短い電流パルス印加とジャンプによる気泡除去を繰り返す手法を提案し、同直径の円柱電極二本による突合せ加工では粗さの良い平坦な面を加工できることを示した。しかし、この方法では極間のフラッシング作用が十分でなく、形彫り加工ではよい精度を得ることができなかった。...

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  • 電解加工による金型のテクスチャリング加工の研究

    劉 棟揚, 鈴木 健友, 後藤 昭弘, 高橋 衛 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 278-279, 2019-03-01

    <p>金型には、微細な凹凸形状を持った表面が要求されているものがある。従来、ブラスト加工や機械的な加工方法によって加工されてきたが、形状の制約や加工時間の問題などがある。本研究では、数100μm程度の凹凸と周期をもった形状を金型を想定した金属材料に高速に加工する技術について検討した。</p>

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  • 微細穴の電解加工における電解液流れの影響と加工電圧波形の関係

    花村 洋佑, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 267-268, 2019-03-01

    ...<p>本研究では,予めあけたストレートの微細穴を電極形状の転写を利用して複雑形状にする電解加工法について調査しており,特に電解液流れによって形成される気泡分布の影響について調べている.ストレート電極を使用し気泡の影響を調査した結果,加工電圧のパルスオンタイムが0.3ms以上では下流側で気泡が集中し加工量が少なくなるのに対し,0.1msでは逆に上流側の加工量が少なくなった.本報ではその原因について調査...

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  • 鉄イオン添加電解液による六価クロム生成防止の研究

    陳 俊達, 陳 彦東, 王 思聰, 後藤 昭弘, 小土橋 陽平, 中田 篤史 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 273-274, 2019-03-01

    ...<p>ステンレス鋼等のCrを含む材料を電解加工すると六価のクロムを生成することが知られており、電解加工の問題として取り上げられることが多い。本研究では、電解液に2価の鉄イオンを添加することで、六価クロムの生成を防止する方法を検討している。本報告では、電解液に添加する鉄イオンの濃度と六価クロム生成防止性能との関係について検討する。</p>...

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  • 電解現象を利用した超硬合金のミーリング加工の研究

    坂部 晃紀, 王 思聰, 後藤 昭弘, 中田 篤史, 白井 康介, 脇川 祐介 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 282-283, 2019-03-01

    ...<p>超硬合金の高速高精度加工を目指して、電解加工と切削加工との複合加工の研究を行っている。工具の導電性本体を通して電流を流して超硬合金の成分であるコバルトを溶出させ、脆くなった材料を効率的に除去加工する方法である。本報告では、電解の条件により、加工面にどのような影響を与えられるかについて調べた。</p>...

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  • 電解液流れが電流密度および電解加工特性に及ぼす影響

    中山 隼, 小林 篤史, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 265-266, 2019-03-01

    ...<p>極間に強制的に電解液を流して、角部を有する工作物に電解加工を行う場合、気泡などの生成物と電解液流れの影響で、上流側、下流側および角部の加工特性が異なる。そこで、本研究では、電解液種類、極間距離、加工電流を変えて実験を行ない、上流側、下流側および角部に流れる電流を測定し、電解液流れと工作物形状が電流密度および電解加工特性に及ぼす影響を調べている。</p>...

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  • 電解加工用吸引工具における電解液流れ方向の影響

    杉山 智映, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 263-264, 2019-03-01

    ...<p>吸引工具を用いた電解加工において,電解液が工具外側に溢れ出すことで加工精度が悪化することが判明している.また,電解液の流れ方向によって加工領域に吸引される空気量が異なるため,加工特性が変化する.そこで,本研究では,電解液の流れ方向および加工条件を変えて実験を行い,高速ビデオカメラにより電解液流れを直接観察することで電解液流れ方向の影響を調査し,加工精度向上策の検討を行っている.</p>...

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  • 電解加工による難加工材のくり抜き加工に関する研究

    ケイ カシン, 夏 恒, 佐々木 渉 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 286-287, 2019-03-01

    ...一方、電気化学的加工法である電解加工を難加工材の形状加工に利用すれば、工具消耗の問題が回避できる。しかし、極間に大量に発生する気泡などの生成物を速やかに排出しないと加工がうまく進まない。そこで、本研究で棒状電極を用い、難加工材のくり抜きにより複雑形状を加工することを目的として、加工生成物の影響を実験的に調査し、くり抜き加工の可能性を検討している。</p>...

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  • 電解複合ワイヤーソーによる難加工材の切断に関する研究

    工藤 日向子, 劉 桂賢, 夏 恒, 野田 大輔 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 266-267, 2018-08-20

    ...<p>従来の機械加工では炭化タングステン(WC)や炭化ケイ素(SiC)などの高硬度・脆性材料を加工するのは困難であるが,そのような難加工材の加工を可能にする方法のひとつに,材料の硬さに関係なく加工が行える電解加工がある.しかしWCやSiCを電解加工する際,材料表面に絶縁性の不働態被膜が形成されるため,加工の進行は著しく妨げられてしまう.本研究では,電解加工により発生した不働態被膜をワイヤーソーの砥粒...

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  • 吸引工具を用いた電解加工における電流密度分布と加工特性への影響

    日極 さおり, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 335-336, 2018-08-20

    ...<p>本研究では、電解加工の適用範囲の拡大を目指し、小型工具の走査による加工を提案している。チタン合金の走査電解加工では、工具と工作物間に介在する電解液の領域が大きければ不均一な加工となり、電解液領域が小さい場合には均一な加工となる。...

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  • 微細複雑形状穴の電解加工における電解液流れの影響に関する研究

    花村 洋佑, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 333-334, 2018-08-20

    ...<p>本研究では,電解加工の形状転写の原理を利用した微細複雑形状穴加工について研究を行っている.実験ではテーパ形状に加工した工具電極を予め空けた下穴に挿入し,電極形状を転写するようにして穴側面を加工する.実験の結果,電極形状が転写されることがわかった一方で,電解液流れによって加工穴形状に差が見られた.そこで,ストレート電極を使用して電解液流れの影響について調査した.本報ではその結果について報告する....

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  • 電極ジャンプによる静止液中精密電解加工の研究

    中村 倖, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 323-324, 2018-08-20

    ...<p>電解加工においては、数ミリ秒の間に極間を気泡が満たす。そのような気泡は電流密度の低下や電流密度分布の偏りを招き、加工精度を損なう。従来の電解加工では、電解液の強制流動により気泡を除去していたが、電解液の流れは温度、気泡分布の偏りを生じギャップを不均一にすることがある。したがって、静止液中でも電解溶出が発生することが望ましい。...

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  • 補助陽極による電流域を制限する電解液吸引工具を用いた電解加工の特性

    田畑 嵩奎, 劉 桂賢, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 337-338, 2018-08-20

    ...<p>これまで,電解液吸引工具を用いて電解液を吸引し,工具の先端部のみで電解加工を行ってきた.しかし,電解液が工具の外側にあふれた場合,従来の電解液吸引工具では外側に小さい電流が流れるため,加工精度と周辺部の加工面品質が低下する.そこで,本研究では,この問題を解決するため,電解液吸引工具の外側部分に補助陽極を加え,電解液があふれても電流域を制限し,工具直下しか電流が流れない吸引工具を提案している.また...

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  • 電解加工における電解生成物の成長および拡散と加工効率の関係

    藤田 裕人, 栗田 恒雄, 三宅 晃司, 金子 新 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 325-326, 2018-08-20

    ...<p>電解加工において極間で発生する気泡や電解生成物が加工速度の低下を引き起こすことが知られている.本研究では電解加工における加工表面近傍を高速度カメラで撮影する事により電解加工の過渡的変化の観察を行った.また,加工電圧の変化に伴う電解生成物の成長速度および拡散速度の関係を示した.さらに,電解生成物の成長速度と拡散速度から,パルス電解加工における最適パルス条件について検討した.</p>...

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  • 電解加工により表面テクスチャを付与した超硬工具による旋削加工

    小谷野 智広, 高橋 泰士, 細川 晃, 古本 達明, 橋本 洋平 精密工学会学術講演会講演論文集 2018A (0), 176-176, 2018-08-20

    ...<p>切削工具に微細テクスチャを付与することで,切削加工特性が向上するという報告がされており,このテクスチャリングには短パルスレーザが多く用いられている.一方で,電解加工は短パルス電源を用いることで狭ギャップでの高精度加工が可能であり,テクスチャを表面に一括で付与できる.そこで,電解加工によって超硬工具表面へ微細ディンプルテクスチャを付与し,その旋削加工特性を調査した.</p>...

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  • 電解加工用吸引工具における電解液流れの観察

    濱本 順也, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 907-908, 2018-03-01

    ...<p>吸引工具を用いた電解加工は極間に発生した電解生成物や気泡の発生により電解液が極間から漏れ加工精度が悪くなると推測されているが実際に極間の流れの観察は行われていない.そこで,吸引工具を用いた電解加工において極間を側面から観察できる工具を用いて電解液の流れを観察することで加工精度が悪くなる要因を判明させるとともに加工に適した条件を探す.</p>...

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  • 電解を複合した平面磁気研磨法に関する研究

    孫 旭, 鄒 艶華 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 785-786, 2018-03-01

    <p>従来の平面磁気研磨法の加工効率を向上するために,本研究では電解を複合した平面磁気研磨法を提案している.具体的には,電解作用を利用して工作物表面に不働態化膜を形成させ,同時に,磁気ブラシによって工作物表面との間に摩擦作用により,不働態化膜を除去する方法である.電極と磁極を持つ複合加工工具を開発し,研磨実験を行った.本報では,本加工法の実現可能性及び研磨実験結果について報告する.</p>

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  • 電解液領域の制限による微細軸の電解加工法に関する研究

    尾崎 都史, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 909-910, 2018-03-01

    <p>本研究では,電解液が工作物に触れる領域を制限し,過剰に加工されることを防ぎ軸径の均一な微細軸を加工することを目的としている.電極工具として,穴をあけたステンレスの薄板を使用し,電解液をステンレス板の直下で電解液を吸引して除去する.このようにして,電解液領域をステンレス板周囲にのみ制限する.本報ではこの実験装置を用い、加工条件を変えて実験を行い、軸形成に及ぼす加工条件と電解液供給法の影響を調…

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  • 両極性パルスを用いたワイヤ電解仕上げ加工のワイヤ電極消耗に関する研究

    若生 峻太郎, 国枝 正典, 中川 孝幸, 湯澤 隆 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 901-902, 2018-03-01

    <p>ワイヤ電解仕上げ加工において,両極性パルス電流を用いることにより,高い加工レートで鏡面が得られることが知られている.ただし,極性が反転した際には電極が消耗,断線する問題がある.また,ワイヤの凹凸は加工面に転写され,仕上げ加工面の表面粗さ増大の原因となる恐れがあるため,ワイヤの消耗を調査する必要がある.本研究では低濃度電解液を用いた場合におけるワイヤ消耗率を調査することを目的としている.</…

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  • 角部を有する工作物の電解加工における電極形状と電解液流れの影響

    大石 悠揮, 羅 紅平, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 905-906, 2018-03-01

    ...<p>本研究では、角部を有する工作物に電解加工を施した際に、平坦な部分と比べて角部での表面粗さが大きくなる原因について研究を行っている。本報では極間を流れる電解液の流れ方に注目し、角部における生成物の滞留の様子を観察し、電解液流れが表面粗さに及ぼす影響を調べている。実験は電解液の流量や電圧波形を変えて行い、これらのパラメータが角部における滞留の様子や表面粗さに及ぼす影響を調べた結果を発表する。...

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  • 超硬合金の電解加工における工作物材料の回収

    王 思聰, 後藤 昭弘, 中田 篤史 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 921-922, 2018-03-01

    ...<p>塩化ナトリウム水溶液や硝酸ナトリウム水溶液を電解液として用いて超硬合金の電解加工を行うと、タングステンはタングステン酸ナトリウムとして、コバルトはコバルトイオンとして電解液中に溶出する。電解加工を行うに従って電解液中のイオン濃度が高まり、加工性能に影響を与える。電解液中から、貴重な資源であるタングステン、コバルトを回収し、電解液の成分を一定に保つ方法について検討した。</p>...

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  • インコネルのワイヤ電解加工特性について

    荻野 誠, XING HUACHEN, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 899-900, 2018-03-01

    ...<p>インコネルは高温特性に優れた材料であるが,機械加工の難しい難削材である.難削材に対して電解加工は,工具消耗がない,材料の硬さに影響しない,熱による変質層が生じないという点で有効である.そこで本研究では,微細溝加工や切断を行うことを目的とし,ワイヤ電解加工を用いてインコネルの加工を行い,その加工特性を調べた.</p>...

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  • 微細複雑形状穴の電解加工における電極消耗対策と転写特性に関する研究

    花村 洋佑, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 903-904, 2018-03-01

    ...<p>本研究では,電解加工の形状転写を利用した複雑形状微細穴の加工法について研究している.あらかじめ空けた下穴にテーパ形状を有する電極を挿入する転写実験では電極形状を転写することが可能だということが分かった.一方でパルス立ち下がり時の工具電極とワークピースの極性の反転によって電極の消耗が見られた.本報では,ローレベル電圧値を上げることによる電極消耗の抑制の効果について報告する.</p>...

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  • 電解液ジェットによるニオブ薄板の曲げ加工

    角藤 悟, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 915-916, 2018-03-01

    ...<p>電解加工は切削加工や放電加工に比べて表面への影響が少ないといわれるが、その詳細には未知の部分がある。両極性電流によるニオブ薄板の加工を行ったところ、加工部分の脆化及び周辺部分の変形が観察された。その原因は陰極還元反応により生じた水素と考えられる。この現象は材料の強度を損ねる一方で、非機械的な曲げ加工などに応用できる可能性も示している。</p>...

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  • 電解加工による大面積微細テクスチャリングの試み

    高橋 泰士, 小谷野 智広, 細川 晃, 古本 達明, 橋本 洋平 精密工学会学術講演会講演論文集 2018S (0), 917-918, 2018-03-01

    ...一方、微細形状を持つ大面積電極を用いた電解加工によって、その低コスト化が期待できる。本研究ではその実現のために、mmオーダーの電極を用いてパルス電解加工を行い、パルス幅が加工精度に及ぼす影響を調査した。また,超硬切削工具への電解加工によるテクスチャリングの可能性を調査するため,微細形状を持つ電極を作成し超硬切削工具に対して加工を行った。</p>...

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  • 電解液濃度がワイヤ電解仕上げの加工特性に及ぼす影響

    若生 峻太郎, 国枝 正典, 中川 孝幸, 湯澤 隆 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 99-100, 2017

    ...電解加工は、電解液中において工作物と工具電極間に電圧を印加し、電解作用により工作物を除去する加工方法である。ただし、電解加工に用いる高濃度の電解液は、加工機の腐食の原因となるだけでなく、加工精度に大きな影響を及ぼしかねない。したがって、電解液濃度はなるべく薄いものが望ましい。本研究では、工具電極としてワイヤを用いた電解仕上げ加工において、電解液濃度が加工特性に及ぼす影響について調査した。...

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  • オンザマシン表面改質技術における材料組織とSI-cut適用性

    菅野 智也, 田村 武夫, 中川 孝幸 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 87-88, 2017

    ...この技術は放電加工と特殊な電解加工(SI-cut)を合わせた複合加工法である. 本研究ではSI-cutを鉄系材料にも適用できるか検討したところ, 適用可能な材料がある一方,適用が難しい材料があることがわかった. この原因は材料組織の不均一性だと考え, 様々な鉄系材料を用いて調査を行った....

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  • 超硬合金の電解加工における電流波形の加工精度への影響

    堀江 貴博, 王 思聰, 後藤 昭弘, 中田 篤史 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 677-678, 2017

    両極性電源を用いることで超硬合金を加工できることが過去の研究で明らかとなっている。本研究では、両極性電源を用いながら、加工精度を向上させるための電源波形について検討を行っている。電極プラス極性の際の電流パルスを短くすることで、加工精度の向上を狙う。

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  • 微細穴の電解加工における電極形状の転写特性に関する研究

    花村 洋佑, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 113-114, 2017

    ...本報では、電極形状制御では電極自体の形状をテーパ形状にして転写するようにして電解加工を行い、微細穴形状への電極形状の転写特性を調べている。加工実験では、あらかじめ空けた貫通穴に電極を差し込んで加工を行い、電極寸法や形状、印加電圧などのパラメータが微細穴の形状に及ぼす影響を明らかにしている。...

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  • Investigation on current efficiency in electrochemical machining

    ガーグ マヤンク, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 109-110, 2017

    In electrochemical machining (ECM), it is widely believed that the current efficiency of NaCl is 100% and does not depend on the pulse duration. Moreover, it is also known that the current …

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  • 不働態被膜を生成しやすい材料の電解液ジェット加工

    角藤 悟, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 103-104, 2017

    ...電解加工は電解腐食作用に基づく加工法であり、硬度によらず導電性材料を、機械的・熱的ダメージを与えず加工する。電解液ジェット加工はその一種であり、加工を電解液のジェットを直下に集中させる手法である。その応用に当たって、表面に絶縁性酸化被膜を生じて不働態になるために、加工の進行を妨げる材料が問題となる。本研究では両極性パルス電流を用いた被膜除去により、非酸・非アルカリ電解液による加工を行った。...

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  • 複数電極を有する吸引工具による油だまりの電解加工特性に関する研究

    高嶋 佑樹, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 685-686, 2017

    油だまりは工作機械摺動面上に存在する微小なくぼみであり,工作機械の加工精度と加工安定性を向上させてきた.本研究では,複数の電極を有する吸引工具により同時に複数の油だまりを加工する.これまでの研究により,電解液流れに沿って加工量が減少することが判明している.本報では,原因追及のために電解液流れや流量の変化による電流値と加工量の関係性を見出し,さらに加工中の電解液流れを観察し,生成物の影響も調査した.

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  • 電解加工用ハーフブリッジインバータの製作

    鈴木 稜平, 堀江 貴博, 中田 篤史, 後藤 昭弘, 元谷 卓, 鳥井 昭宏 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 457-458, 2017

    ...電解加工は一般的には、電極を負極、加工対象物を正極としてその隙間に電解液を流しながら直流電圧を印加して直流電流を流し、金属を加工する方法である。しかし、今回加工対象とする超硬合金の電解加工においては、両極性の電源で交流を流す必要がある。フルブリッジインバータ回路を試作し、コバルトと炭化タングステンの溶出量を出力電圧の正極・負極の比率で調整をした。...

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  • 走査電解加工によるチタン合金の加工特性に関する研究

    日極 さおり, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 673-674, 2017

    ...チタン合金は比強度に優れ,様々な分野で使用されており,加工には工具消耗のない電解加工も利用される.そこで本研究では小型の工具を走査させる,走査電解加工によってチタン合金の形状創成を行うことを目的としているが,走査させると均一に加工が進行しない問題が生じる.この問題解決のために,原因を調査し,改善を試みる....

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  • 単極性パルスを用いた超硬合金の電解加工

    王 思聰, 堀江 貴博, 後藤 昭弘, 中田 篤史 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 679-680, 2017

    ...両極性電源で超硬合金を電解加工できることが過去の研究で明らかにされているが、電極が消耗するなど、問題点も多い。本研究では、電極消耗がない単極性での超硬合金の電解加工の方法を検討する。...

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  • 酸化被膜除去による難加工材の電解液ジェット加工の研究

    角藤 悟, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 671-672, 2017

    ...機械的加工が困難な材料の加工法として、電解加工が研究されている。しかしチタン、ニオブ、タングステンカーバイド(WC)、シリコンカーバイド(SiC)などの材料は耐薬品性も高いため、電解加工を試みると表面に酸化被膜を生じる。これにより加工の進行が妨げられるのみならず、加工形状の予測が難しくなる。...

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  • チタン合金の走査電解加工における走査速度の影響

    日極 さおり, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 105-106, 2017

    ...本研究では小型工具を走査させる電解加工による表面形状創成を試みている.しかし,チタン合金の走査電解加工では表面に不働態被膜が生じるため,均一な加工が行われない.不均一な加工は,電解液を介して広範囲に渡って小さな電流が流れるが,この電流が流れる時間が長くなると発生する.走査電解加工においては,走査速度がこの時間に影響するため,走査電解加工における走査速度の影響を調査した....

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  • 超硬合金の電解加工における電解液への鉄イオン添加の影響(第2報)

    王 思聰, 後藤 昭弘, 中田 篤史 精密工学会学術講演会講演論文集 2017A (0), 101-102, 2017

    両極性電源を用いることで超硬合金を加工できることが過去の研究で明らかにされたが、Coが溶出し超硬合金の品質劣化を起こすことがわかってきた。著者らはCoイオンを電解液に添加することで、品質劣化を防止できることを示したが、より安価な方法として、Feイオンを利用することを検討している。Feイオンでも超硬合金を保護する効果はあるが、短時間で効果がなくなる。電解液をFeに接触させ、効果を持続させる方法を提…

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  • 電解液ジェット加工による任意曲面への電解加工

    趙 永華, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 687-688, 2017

    電解液ジェット加工を用いて曲面形状をもつ工作物、例えばタービンブレード、の表面加工を行う際に、工具―工作物の間のジェットの流れ場は工作物の表面形状により変化する。そのため、加工中に工作物に対して電解液ジェットの姿勢の制御が必要だと考えられる。本研究は、電解液ジェット加工において、ジェット噴射角度や極間距離が加工結果に及ぼす影響を調べた。また、加工性能を向上するために、加工条件を最適化した。これら…

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  • 電解加工を用いた微細穴内面加工における加工条件の影響について

    前田 健, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2017S (0), 683-684, 2017

    ...逆テーパをはじめとした複雑形状を,微細径穴の内面に形成する加工法の研究を行っている.この加工は試験片に予め開けた微細な貫通穴の内面に対して電解加工を行い,その穴を拡張しつつ形状加工を施すものであり,最終的に逆テーパなど複雑形状の形成を狙う.本報では,電解液の流れや電流電圧条件などの加工条件が,加工後の穴形状へと及ぼす影響について調べた結果について報告する....

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  • 電解加工による小径曲がり穴加工

    内山, 光夫, 永井, 公義, 角田, 謙人, 澤田, 健斗 研究報告 59 13-19, 2016-03

    A new method of curved hole processing for cooling jackets of metal molds is proposed. This machining technique is characterized by a self-processing electrode capable of following the shape of the …

    機関リポジトリ

  • 数値解析による短パルス電解加工特性の検討

    小谷野 智広, 本多 拓人, 細川 晃, 古本 達明, 橋本 洋平 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 949-950, 2016

    ...電解加工においては,数十nsの超短パルス電圧の使用により極間距離が数μmとなり,マイクロ加工が可能となっている.大面積の加工においても同様な効果が期待できるが,加工面積に比例して流れる総電流が増加するため,加工回路のインピーダンスの影響が大きくなる.そこで本研究では,電気二重層を考慮した極間の電位分布の数値解析と,加工電源の回路方程式を連成解析することで,加工電源のインピーダンスの影響を検討した....

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  • Influence of bubbles on material removal in ECM

    初 福晨, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 947-948, 2016

    In the gap of electrochemical machining (ECM), hydrogen bubbles are generated from cathode, while metal oxides are mainly generated from anode when machining is conducted. These products will …

    DOI

  • 電解加工による小径曲がり穴加工

    内山 光夫, 中山 綾太郎, 山下 真央 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 945-946, 2016

    曲がり穴加工は,金型の冷却液通路や油圧部品の油通路などへのニーズが高く,従来からさまざまな研究が行なわれている.しかし,加工中に曲がり穴形状を制御できる加工法においては,加工速度は0.5mm/min程度であり,産業上での適用にはなかなか結びついていない.そこでこの加工速度を向上させるため,電極構造最適化や超音波振動付与などを試み,加工速度を1mm/min以上に向上することができたので報告する.

    DOI Web Site

  • 超硬合金の電解加工における品質低下防止の研究

    王 思聰, 文 佳宇, 野崎 大督, 後藤 昭弘, 中田 篤史, 齋藤 長男 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 931-932, 2016

    ...超硬合金の電解加工性能について調べている。これまで、超硬合金の電解加工で問題となる電解液に触れる部分の品質劣化、加工面の品質劣化について調べ、対策を検討してきた。本発表では、加工条件を変えて加工試験を行い、工作物の品質への影響を調べたので報告する。...

    DOI

  • The observation of transient phenomena in Pulse ECM processes

    初 福晨, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2016A (0), 175-176, 2016

    The ECM is a non-traditional machining method. In the gap of electrochemical machining (ECM), the products in the gap, which includes bubbles, not only influence the distribution of current density, …

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  • 超硬合金の電解加工における電流波形の加工性能への影響

    堀江 貴博, 王 思聰, 後藤 昭弘, 中田 篤史, 齋藤 長男 精密工学会学術講演会講演論文集 2016A (0), 177-178, 2016

    両極性電源を用いることで、超硬合金を加工できることが過去の研究で明らかにされた。本研究では、両極性電源を用いた高精度加工について検討した。短パルス電流を用いると加工精度を向上できることが報告されているが、両極性電源の周波数を上げると、Coが再析出し加工できなくなる。そこで加工領域を決める工作物+極性の電流を高周波のパルスとし、工作物-の極性の電流を長いパルスとした電源を試作し、加工性能を調べた。

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  • 金属粉末積層造形法を用いた電解加工用ポーラス電極の開発

    小谷野 智広, 井草 良太, 古本 達明, 細川 晃, 橋本 洋平, Koyano Tomohiro, Igusa Ryota, Furumoto Tatsuaki, Hosokawa Akira, Hashimoto Youhei 精密工学会学術講演会講演論文集 = 2016 JSPE Spring Conference 2016 Spring (R16), 951-952, 2016

    ...電解加工では,電解液中での電解生成物の発生や,ジュール発熱による沸騰が加工を阻害する.このため,電極に電解液の吐出口を設け,電解液を高速で流す必要があるが,吐出口が工作物に転写される.また,電極のジャンプ動作によるフラッシングも行われるが,それだけでは不十分である.そこで本研究では,金属粉末レーザ焼結積層造形法を用い,ポーラス部の空孔を加工液の吐出口とする電解加工用ポーラス電極の開発を行った....

    DOI DOI 機関リポジトリ

  • 単純形状電極を用いた走査電解加工の加工特性に関する研究

    古山 洸太, 国枝 正典, 橋本 隆, 湯澤 隆 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 615-616, 2016

    ...電解加工とは工作物と工具電極の間に電圧を印加し電解作用によって工作物の加工を行う加工法であり,電流密度が高いほど表面粗さが向上することが知られている.しかし工具電極を走査させた際は低電流密度領域が最後に通過するため、表面粗さは静止加工の際の表面粗さに合致しない.本研究では,交流電流を用いて走査電解加工面の表面粗さの向上,および加工速度の向上を図る....

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  • 吸引工具における電解液流れと加工特性の関係

    名古屋 寛, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 941-942, 2016

    本研究ではこれまでに,極間の電解液の割合が加工特性に及ぼす影響について調査しており,吸引工具の加工特性は極間の電解液割合に依存し,加工に適切な電解液の割合が存在することが明らかになっている.しかし,極間における電解液の流れと加工特性の関係はまだ明らかになっていない.そこで本報告では,極間の電解液流れの状態を観察した上で,液の流れ方が加工特性に及ぼす影響について調査した.

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  • 電解加工によるインコネルとチタン合金の形状創成に関する研究

    日極 さおり, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 939-940, 2016

    ...インコネルとチタン合金は航空機や宇宙産業に使用されており,加工には材料の硬さに影響されず,工具消耗のない電解加工も利用される.それらの材料の電解加工では従来総型電極を用い,形状の転写加工を行っている.本研究では多品種少量生産に対応するため,小型の電解液吸引工具によって走査加工による加工特性の調査と同時に,形状創成を行う....

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  • 電解加工用両極性電源の製作

    野崎 大督, 王 思聰, 文 佳宇, 後藤 昭弘, 中田 篤史, 齋藤 長男 精密工学会学術講演会講演論文集 2016S (0), 933-934, 2016

    ...超硬合金の電解加工について調べている。これまで、超硬合金の電解加工中の現象について、基礎試験用の小さな電源装置で調査を行ってきた。今回、100A単位の大電流を流せる電源装置を製作し、加工試験を行った。加工電流を大きくしたときの加工性能、電流条件を変えたときの加工性能の変化について報告する。...

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  • 電解加工による小径曲がり穴加工(第2報)

    大科 章太, 高橋 直行, 木嶋 隆, 田中 基, 内山 光夫 精密工学会学術講演会講演論文集 2016A (0), 187-188, 2016

    曲がり穴加工は,金型の冷却液通路や油圧部品の油通路などへのニーズが高く,従来からさまざまな研究が行なわれている.本研究では,この曲がり穴加工を産業上での適用に結び付けるため,加工速度向上に取り組んでいる.今までの研究で,加工液に超音波振動を付与すると加工速度向上に効果のあることがわかっている.そこで,超音波振動の出力と影響範囲などについて実験により確認したので報告する.

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  • 難加工材の電解液ジェット加工の研究

    角藤 悟, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2016A (0), 185-186, 2016

    ...チタン、タングステン、ニオブなどは切削加工はもちろん、電解加工でも加工が困難な材料である。その理由は酸化物が形成され、加工表面が絶縁体で覆われるからである。一方で、電解液ジェット加工はノズルから電解液をジェット状に噴出させ、ジェットが当たった部分だけ選択的に電解加工する方法である。そこで、いろいろな電流パルス波形や、ジェットへの砥粒の混入により、酸化皮膜の形成を防止し、電解加工を可能にする。...

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  • 超硬合金の電解加工における電解液への鉄イオンの添加の影響

    王 思聰, 堀江 貴博, 後藤 昭弘, 中田 篤史, 齋藤 長男 精密工学会学術講演会講演論文集 2016A (0), 179-180, 2016

    両極性電源を用いることで超硬合金を加工できることが過去の研究で明らかにされたが、Coが溶出し超硬合金の品質劣化を起こすことがわかってきた。著者らはCoイオンを電解液に添加することで、品質劣化を防止できることを示したが、より安価な方法として、Feイオンを利用することを検討している。Feイオンでも超硬合金を保護する効果はあるが、時間が経過すると効果がなくなる。Feイオンの効果を持続させる方法について…

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  • 吸引工具の電解液流れと加工特性に及ぼす液供給方法の影響

    濱本 順也, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2016A (0), 183-184, 2016

    ...電解加工における加工領域の限定方法として、電解液吸引工具を用いた方法がある。電解液吸引工具を用いた電解加工は加工領域の限定だけでなく、有害な電解液の飛散を防止できる。一方、極間における電解液の流れは加工精度に影響を与えることが実験から分かっている.そこで、本研究では,電解液の供給方法を従来の方法と変化させることで,吸引工具を用いた電解加工の加工精度向上を目指す....

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  • 超短電圧パルスを用いた電解加工による微細穴あけ加工

    平井 優, 林 亮夫, 江頭 快, 山口 桂司, 太田 稔 生産加工・工作機械部門講演会 : 生産と加工に関する学術講演会 2016.11 (0), B12-, 2016

    <p>The drilling of microholes by electrochemical machining (ECM) using ultrashort voltage pulses was carried out. The tool electrode feed speed was automatically controlled by detecting contact …

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  • 電解加工を用いた高能率単結晶SiC複合加工技術の開発

    栗田 恒雄, 本郷 舜也, 三宅 晃司, 河田 研治, 芦田 極, 加藤 智久 精密工学会学術講演会講演論文集 2015A (0), 533-534, 2015

    ...SiC単結晶ウエハは耐電圧性,耐熱性でシリコンを上回りパワーデバイス向け材料として期待される一方,高硬度であるために難加工材料として知られている.本報では電気化学的手法により比較的硬度の低い材料に変化させ,それをSiCよりも硬度が低く変化した材料よりも硬度の高い砥粒により研磨する複合研磨法を提案する.本報では電解加工電圧,電極回転速度等加工条件を変化させ複合加工を行うことで,重要な加工パラメータについて...

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  • ECM吸引工具を用いた難加工材の形状創成特性について

    日極 さおり, 名古屋 寛, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2015A (0), 33-34, 2015

    ...今日,比強度に優れるチタン合金や高温特性に優れるインコネルは航空機等に使用されている.しかしこれらの合金は電解加工にとっても難削材であり,要求される微細形状に対してまだ加工法は確立されていない.そこで本研究では材料の硬さに影響されることなく加工可能な,電解加工による加工特性を評価する....

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  • DEEL複合加工の加工メカニズムの研究

    山根 大暉, 栗田 恒雄, 芦田 極, 佐々木 信也 精密工学会学術講演会講演論文集 2015A (0), 557-558, 2015

    講演者らは,熱影響層が非常に少ない微細金属加工技術として,レーザ電解複合加工(DEEL複合加工)を提案し,直径210umのSUS極細管へDEEL複合加工を実証した.本報では,加工速度,表面粗さ等望まれる加工機能に応じた最適加工条件を導出する.また,加工量・表面粗さなどを評価することによりDEEL加工の加工メカニズムについて考察する.

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  • 電解液ジェット加工による任意形状鏡面仕上げ

    川中 拓磨, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 59-60, 2015

    ...電解液ジェット加工は,電解加工の一種であり,電解液をノズルから噴出し,噴流直下のみを選択的に加工することができる.また,ノズルを走査させることで,任意形状を加工することができる.そこで本研究では,走査加工により任意形状を局所的に鏡面化することを目的として,各加工条件が加工面の表面粗さに与える影響を調査した....

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  • 小径工具を用いた電解複合研磨の形状創成に関する研究

    石井 雄基, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 61-62, 2015

    ...チタン系材料は比強度などに優れ,航空産業や医療機器などの広い分野で使用されているが,切削加工や電解加工では加工が困難である.そこで複合加工である電解複合研磨が用いられる.本研究では,チタン系材料への小径工具を用いた電解複合研磨の形状創成に関する,最適な加工条件を基礎実験と理論式を用いて調査を行ったので報告する....

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  • 超硬合金の電解加工に関する研究(第1報)

    後藤 昭弘, 諸井 孝行, 植松 政人, 齋藤 長男, 毛利 尚武, 湯澤 隆 電気加工学会誌 49 (121), 117-124, 2015

      In this study, Electrochemical Machining (ECM) phenomena of sintered carbide are investigated. One of the biggest problems in ECM of sintered carbide is the elution of cobalt, which is the binder …

    DOI Web Site 被引用文献4件

  • 超硬合金の電解加工に関する研究

    野崎 大督, 後藤 昭弘, 中田 篤史, 齋藤 長男 精密工学会学術講演会講演論文集 2015A (0), 21-22, 2015

    ...超硬合金の電解加工について調べている。これまでの研究で、超硬合金の電解加工における最大の問題の一つであるCoの過剰な溶出を防止できることがわかってきた。今回は、電源の周波数が加工特性に与える影響について報告する。...

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  • ECM吸引工具における電解液割合が加工特性に及ぼす影響

    名古屋 寛, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2015A (0), 31-32, 2015

    ...本研究では,電解液吸引工具を用いた電解加工特性について調査している.これまでに,加工深さが大きくなると加工生成物の影響で加工領域が大きくなり,穴加工精度が悪化することが明らかにしている.これは,加工中の極間に存在する多量の空気により,加工生成物の吸引が阻害されていることが原因と考察した.そこで本報告では,極間周囲の空気の吸引量を抑制し,電解液の割合が加工特性に及ぼす影響について調査した....

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  • 難加工材の電解複合研磨特性と形状創成に関する実験的調査

    大竹 航平, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2015A (0), 27-28, 2015

    ...難削材の加工方法として電解加工が用いられるが、不動態被膜を生じる材料では加工が進行しない問題がある。そこで、本研究では電解加工と砥粒研磨を同時に行う電解複合研磨法を用い、切削加工や電解加工が困難な材料について加工特性を調査した結果を報告する。また、小径研磨工具を用い、形状創成への応用を試みた結果を報告する。...

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  • 油だまりの複数個同時電解加工に適した加工条件の調査

    高嶋 佑樹, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2015A (0), 35-36, 2015

    摺動面はきさげ作業により高精度な平面と微小な油だまり実現し,工作機械の加工精度を向上させてきた.本研究では,高精度な平面に吸引工具により油だまりを加工する.これまでは油だまりを1個ずつ加工する吸引工具を提案して加工特性を調べた.本報では生産性を上げるため,複数電極を有する吸引工具を提案し,流れに沿って油だまりの加工形状の変化を調べ,複数個の油だまりの同時加工に適した電解液や電気条件を見出した.

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  • ワイヤ電解加工の特性に最適なパルス波形の調査

    山口 晃輝, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 55-56, 2015

    ...パルス電解加工では、直流電圧を印加する場合に比べ加工精度が向上する。しかし、同時に電極消耗が生じるという問題が発生する。また、電解加工において電圧波形が加工速度や加工精度などの加工特性に大きな影響を与える。本研究では、工具消耗を抑制し、加工精度及び加工速度を向上させることを目的とし、パルス波形が加工特性に及ぼす影響を実験により調査する。...

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  • 超硬合金微細軸の電解液ジェットターニング加工の加工特性に関する研究

    三好 晃太郎, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 65-66, 2015

    電解液ジェットターニング加工は,回転する工作物にノズルから電解液をジェット状に噴射し,工作物,ノズル間に電圧を印加し電解作用により工作物周上に加工を行う方法である.これまで,超硬合金微細軸を工作物とした本加工方法において,交流電流を用いることにより選択的な加工が可能であることが明らかとなっている.しかし,その加工特性は未だ十分調査されていない.そこで,諸パルス条件が加工特性に及ぼす影響を調査した.

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  • 超硬合金の電解加工に関する研究

    鈴木 康平, 後藤 昭弘, 諸井 孝行, 植松 政人, 齋藤 長男, 湯澤 隆 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 63-64, 2015

    ...これまでの研究で、超硬合金の電解加工における最大の問題の一つであるCoの過剰な溶出現象を防ぐために、電解液中のCoイオンを増し、両極性の電流により加工することが効果的である可能性が示された。しかし、これまでの研究は電解液のフラッシングを行わないビーカーテストであったため、加工したCoが工作物マイナスの極性のときに再析出する問題があり、加工現象を十分に議論できなかった。...

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  • 小径ダイヤモンド電着軸付砥石を用いた電解研削加工による超硬合金の溝加工

    小林 庸幸, 鈴木 庸久, 金澤 直一郎 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 69-70, 2015

    ...超硬合金に溝形状を付与するには,放電加工による方法や,PCDまたはダイヤモンドコーティング超硬エンドミルを用いた切削加工による方法が知られている.本研究では安価で高能率な加工法として,小径ダイヤモンド電着軸付砥石を用いた電解研削加工による超硬合金の溝加工について検討した.電解加工液に水道水及びNaCl水溶液を用いて印加電圧及び研削加工条件を変化させ,表面粗さや研削抵抗を比較した....

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  • 電解液ジェットによる回転体超硬合金の加工特性調査

    高橋 晃, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 67-68, 2015

    ...電解液ジェット加工は,ジェット状の電解液を工作物に噴出し,電圧の印加により電解作用を生じさせて加工を行う方法であり,金属材料の微細加工が可能である.しかし,直流電流を用いた超硬合金の電解加工では加工表面に付着物が生じ,加工が進行しなくなる問題がある.そこで,電解液ジェットを工作物側面に当てて工作物をジェット進行方向と逆向きに高速回転させることで付着物の除去を行い,超硬合金の加工特性の調査を行った....

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  • 透明体電極を用いた電解加工の除去過程の考察

    島崎 奉文, 北村 朋生, 国枝 正典, 阿部 耕三 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 89-90, 2015

    ...電解加工は、工作物を電気化学的溶解作用によって除去していく加工方法である。しかし、その極間現象は電解液の流れ場や気泡の挙動など様々な要因のため非常に複雑である。加工現象解明のために、透明で導電性を有する半導体SiCウェハを用いて直接極間の様子を観察し、工作物の除去過程に関する考察を行った。...

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  • 電極内の温度測定による電解加工中の極間温度の推定

    初 福晨, 島崎 奉文, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 87-88, 2015

    ...電解加工における極間では電解電流によるジュール熱が発生し、電解液を加熱する。工作物の加工形状を決定する極間の電流密度分布は電解液の温度分布に影響を受けるため、電解加工中の極間温度を解明することは重要である。そこで、熱電対を用いて電極内の温度を測定し、逆問題解法によって極間の温度を推定した。...

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  • パルス微細電解加工における極間距離の検出と制御に関する研究

    門倉 宏充, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 85-86, 2015

    ...微細電解加工においてパルス電圧の印加が加工精度を向上させることが一般的に知られている。加工の進行に伴い、工具先端から工作物までの距離である極間距離が変化する。極間距離が大きくなると加工速度や加工精度の低下を招き、小さくなると短絡や放電の危険性がある。そこで本研究ではパルス電圧を用いた微細電解加工中の加工電流から極間距離を検出し極間距離を一定に保つように制御する装置を製作し、加工実験を行った。...

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  • 吸引工具を用いたNaCl溶液の電解加工特性

    名古屋 寛, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2015S (0), 83-84, 2015

    ...中性塩溶液であるNaCl溶液を用いた電解加工は,極めて毒性の強い六価クロムを生成しないため環境にやさしく,また,加工後の表面品質や加工速度に優れる利点がある.しかし,極間距離が広い領域でも電解作用が生じるため,精度の要する加工には使用できない.そこで,吸引工具を用いれば電解液が工具直下にしか存在しないため,高精度の電解加工が期待できる.本報告では,吸引工具を用いたNaCl溶液の電解加工特性について報告...

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  • 静電誘導給電法を用いた電解加工における工具電極消耗の調査

    真鍋 彰啓, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2014S (0), 1183-1184, 2014

    ...静電誘導給電法を用いた微細電解加工では,短パルスの電流が容易に得られ,極間距離数マイクロメートルでの加工が可能である.また,両極性の電流が流れるため,休止時間を短くすることができ,加工速度を向上できる可能性がある.一方,工具電極消耗が問題となる.そこで,本研究では,静電誘導給電法を用いた電解加工において,電流密度や電極温度などの各加工条件が工具電極消耗に与える影響について調査した....

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  • 電解加工による機械摺動面の油だまりの形成

    遠藤 克彰, 野口 稜, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2014S (0), 1185-1186, 2014

    ...機械摺動面上に設けられた油だまりは潤滑油を保持する役割を持ち,摺動部の滑らかな動きを可能としている.油だまりの加工法としては,熟練技能者によるきさげ加工が一般的であるが,手作業であるために生産効率や技能伝承等の点について問題がある.本研究では,加工面品質に優れる電解加工を油だまりの形成に利用するための工具電極を提案し,加工実験によりその有効性を調査する....

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  • 電流波形によるパルス電解加工状態検出の可能性

    原田 慎治, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2014S (0), 1193-1194, 2014

    ...電解加工において,パルス電源を用いて加工することで加工精度が向上することが一般的に知られている.しかし,加工の進行に伴い加工精度を維持するには,極間距離を一定に保ち,加工状態を監視する必要がある.そこで,本研究では,極間にパルス電圧を印加した際のピーク値及び電気量から極間距離と加工状態を検出する手法を提案している.本報では,本検出手法を用いた様々な加工を通して,検出の可能性を実験的に調査した....

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  • 吸引工具を用いた深穴の電解加工について

    名古屋 寛, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2014A (0), 251-252, 2014

    ...電解加工は電解液中で加工を行うため,加工精度が低い.しかし,本研究室が提案した電解液吸引工具を用いて加工を行えば,工具直下以外の領域では電解作用が生じない.このため,加工精度の向上が期待できる.本研究では,電解液吸引工具を用いて深穴加工を行い,加工精度を調査した結果を報告する....

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  • 透明体電極を用いた電解加工中の放電現象の観察

    島崎 奉文, 北村 朋生, 国枝 正典, 阿部 耕三 精密工学会学術講演会講演論文集 2014A (0), 249-250, 2014

    ...電解加工は機械加工が困難な材質においてなめらかな表面に仕上げられることが一つの大きな特徴である.しかし,電解加工中に起きる放電がその表面性状を悪化させてしまう.透明な半導体であるSiC単結晶ウェハを電極に用い,極間を直接観察することで電解加工中における放電現象を解明する....

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  • 電解液ジェット加工によるテクスチャリング面の特性評価

    川中 拓磨, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2014A (0), 245-246, 2014

    ...電解液ジェット加工は,電解加工の一種であり,電解液をノズルから噴出し,噴流直下のみを選択的に加工することができる.ノズルを走査させることで,任意形状を加工することができ,高電流密度下では表面粗さのよい光沢面が,低電流密度下では微細な凹凸を持った加工面を得ることができる.本研究では,機能性表面を局所的に形成し,工作物,電流密度,電解液を変化させ,加工面の表面特性の評価を行った....

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  • 電解液ジェットを用いたスリット角部への加工

    齋 治男, 川中 拓磨, 国枝 正典, 藤井 秀美, 池田 浩平 精密工学会学術講演会講演論文集 2014S (0), 1189-1190, 2014

    ...電解液ジェット加工は電解加工の一種であり,電解液をノズルから噴出し噴流直下のみを選択的に加工することができる.この噴流直下を選択的に加工できるという特徴に着目し,バリ部以外にまで電解が進む現象を抑制し,マスク等の処理なしにバリ取りを行う可能性を調べた.本研究では,電解液ジェットによるプレス加工後の電解バリ取りを試み,各種条件による加工後形状や再現性を調査した....

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  • 数値制御電解加工(NC-ECM)による中性子集束用金属ミラー基盤の精密形状創成(第2報)

    光嶋 直樹, 大内 将, 遠藤 勝義, 山村 和也 精密工学会学術講演会講演論文集 2014S (0), 1191-1192, 2014

    ...我々は,電解加工領域を局所化できる吸引ノズル型電極を数値制御走査することで,サブミクロンレベルの精度での中性子集束用非球面金属ミラー基盤の形状創成を目指している.まず,長方形型のライン電極を一次元走査して楕円形状の一括創成を行う.次に,小径電極を二次元走査して形状残差の修正加工を行う.本報では,この2-stage形状創成プロセスにより金属ミラー基盤の精密形状創成を行った結果を報告する....

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  • 遺伝的アルゴリズムを用いた電解加工等価回路のパラメータ同定

    秋元 ベニヤミン, 原田 慎治, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2014S (0), 1197-1198, 2014

    ...パルス電源を利用すると,電解加工の加工精度と加工速度が向上することは一般的に知られているが,そのメカニズムは未だ解明されていない.その解明には電解加工の極間現象を表現した等価回路を用いた解析が有効である.そこで,遺伝的アルゴリズムを用いて等価回路の抵抗やコンデンサ等のパラメータの値の同定が可能かどうか検証した.さらに,電解液濃度や,印加電圧などの電気条件を変更した実験結果の同定も試みた....

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  • 吸引式工具による領域限定電解めっきの試み

    佐藤 敦, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2014S (0), 1195-1196, 2014

    ...遠藤らは,工具中心部から電解液を吸引し,工具先端部のみで電解液を循環させ,電解加工の加工領域を限定させる電解液吸引ECM工具電極を提案している.本研究では,工具中心部から金属イオンが含まれている電解液を吸引し,工具先端部のみで電解液を循環させ,領域限定電解めっきを試みる.本論文では,電解めっきの加工条件を変化させ,表面に形成されるめっき膜の厚さや均一性について調査した結果について述べる...

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  • パルス電解液ジェット加工による光沢面の創成

    川中 拓磨, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2014S (0), 1187-1188, 2014

    ...電解液ジェット加工は,電解加工の一種であり,電解液を微細ノズルから噴出し,噴流直下のみを選択的に加工することができる.ノズルを走査させることで,任意形状を加工することができ,高電流密度下では表面粗さのよい光沢面が得られるという特徴を持つ.そこで本研究では,光沢を帯びた機能性表面の局所的な形成を目的として,直流電流及びパルス電流を用いることで,各加工条件が工作物の表面性状に与える影響を調査した....

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  • 数値制御電解加工(NC-ECM)による中性子集束用金属ミラー基盤の精密形状創成(第3報)

    光嶋 直樹, 後藤 惟樹, 遠藤 勝義, 山村 和也 精密工学会学術講演会講演論文集 2014A (0), 243-244, 2014

    ...計測時間の短縮,S/N比の向上のため,中性子ビームを高精度に集束する素子が求められている.我々は,電解加工領域を局所化できる吸引ノズル型電極を数値制御走査することで,中性子集束用非球面金属ミラー基盤をサブミクロンオーダの形状精度で創成するプロセスの開発を目指している.本報では,数値制御電解加工および表面粗さ改善プロセスにより400ミリ長楕円面ミラー基盤を作製した結果を報告する....

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  • 透明体電極を用いたギャップ変動が電解加工現象に及ぼす影響

    張 文豪, 北村 朋生, 国枝 正典, 阿部 耕三 精密工学会学術講演会講演論文集 2013A (0), 977-978, 2013

    ...電解加工では加工中極間に気泡や電解生成物が発生し,加工の進展の妨げとなる.ギャップを変動させることは,気泡や生成物の排出を促進し,加工速度や加工面性状の向上に及ぼす影響は大きいと考えられる。本研究では導電性と光透過性を有するSiC単結晶を電極に用いることでSiCを通して電解加工における極間現象の観察が行い,ギャップを変動させた場合の電解加工極間現象を調査した。...

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  • ワイヤ電解加工の加工精度に及ぼすパルス波形の影響

    山口 晃輝, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2013A (0), 973-974, 2013

    ...電解加工において,パルス電源を用いることは直流電源を用いる場合と比べ加工精度は向上する.しかし,パルス電源を用いた加工では,工具消耗が起こるという問題がある.加工中に工具形状が変化することは,加工精度の低下につながる.そこで本研究では,パルス波形を変化させて加工を行うことで工具消耗を防ぐことを提案し,またそのパルス波形が加工精度にどのような影響を与えるかについて調査する....

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  • 新原理に基づく熱損傷レスレーザ複合加工技術の開発

    栗田 恒雄, 芦田 極 精密工学会学術講演会講演論文集 2013A (0), 989-990, 2013

    脳血管用カテーテル,ステントへの適用を目指し,これまでに直径100um以下の極細管へ微細形状加工を実現したが,管表面(特に内面)の溶融再凝固物が問題となった.これを解決するために本報では,新しい原理の低熱影響,高アスペクト比微細複合加工技術である.DEEL(Deep Electrochemical Etching with Laser assistance)加工技術を提案,複合加工を実証する.

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  • 電解加工用吸引工具における電解液の流れと極間距離の関係

    遠藤 克彰, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2013S (0), 495-496, 2013

    ...電解加工は加工電流の流れる範囲が広く,工具直下の工作物のみでなくその周囲まで加工が生じるため,加工領域の限定が困難であり,加工精度が低い.本研究では電解液を工具直下のみで循環させることにより加工領域を限定でき,また,電解液循環を行う吸引チューブ内の圧力変化を計測することにより極間距離検出できる工具を提案し,加工実験および解析によりその有効性を調査する....

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  • 電解液ジェットによるテクスチャリング

    川中 拓磨, ムレー ジェームズ, クレア アダム, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2013A (0), 979-980, 2013

    ...電解液ジェット加工は,電解加工の一種であり,電解液をノズルから噴出し,噴流直下のみ選択的に加工することができる.ノズルを走査させることで,任意形状を加工することができ,高電流密度下では表面粗さのよい光沢面が,低電流密度下では微細な凹凸を持った加工面を得ることができる.本研究では,機能性表面の局所的な形成を目的として工作物,電流密度,電解液を変化させることで,工作物の表面性状に与える影響を調査した....

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  • 数値制御電解加工(NC-ECM)による中性子収束用金属ミラー基盤の精密形状創成(第1報)

    光嶋 直樹, 大内 将, 遠藤 勝義, 山村 和也 精密工学会学術講演会講演論文集 2013A (0), 975-976, 2013

    ...計測時間の短縮,S/N比の向上のため,中性子ビームを集光する素子が求められている.我々は,電解加工領域を局所化できる吸引ノズル型電極を数値制御走査することで,サブミクロンレベルの精度での中性子集光用非球面金属ミラーの形状創成を目指している.本報では,小径電極によるラスター加工のようにツールマークを発生させない,長方形型のライン電極を数値制御走査し,楕円形状の一括創成を行った結果を報告する....

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  • 電解液ジェット加工により作成した微細表面構造の射出成形による転写加工

    加藤 茂樹, 川中 拓磨, 齋 治男, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2013A (0), 867-868, 2013

    ...樹脂の成形法として一般的な射出成形においては金型が用いられ、その作製方法は機械加工または放電加工が主流となっているが、電解加工が金型製作に用いられることはほとんどない。そこで筆者らは電解加工の一種である電解液ジェット加工で研磨やレーザ加工では得られない独特の凹凸形状をもつ表面が得られることに着目し、その加工特性、また転写性について調査した。...

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  • パルス電解加工における極間距離と加工状態の検出に関する研究

    原田 慎治, 夏 恒 精密工学会学術講演会講演論文集 2013S (0), 493-494, 2013

    ...電解加工において加工電源にパルス電源を用いることで,加工精度が向上することが一般的に知られている.しかし,加工の進行に伴い加工精度を維持するには極間距離を一定に保ち,また加工状態を検出する必要がある.本研究では,極間にパルス電圧を印加した際に流れる電流のピーク値を用いて極間距離の検出し,また電流波形のピーク値と電気量の関係から加工状態を検出することを試みた....

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  • スリットノズルを使用した電解液ジェットによる曲線パターン加工

    川中 拓磨, 齋 治男, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2013S (0), 491-492, 2013

    ...電解液ジェット加工は,電解加工の一種であり,電解液を微細ノズルから高圧で噴出し,噴流直下のみ選択的に加工する加工法である.これまで,スリット状のノズルから噴出されるフラットジェットによる直線パターン加工の研究がなされてきた.しかし,従来のスリットノズルでは,曲線パターンが加工できなかった.本研究では,スリットノズルによる曲面状フィルムジェットを用いて,曲線パターンを加工し,その形状特性を調査した....

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  • 静電誘導給電法を用いた微細放電・電解加工の加工特性

    小谷野 智広, 国枝 正典 精密工学会学術講演会講演論文集 2013S (0), 499-500, 2013

    ...放電加工は微細加工のための有力な加工法であるが,工具電極が消耗し,加工変質層が生じるという問題がある.一方で,電解加工は工具電極が消耗せず,加工変質層が生じない.また,放電加工に比べて精度が悪いと評価されていた電解加工であったが,加工電源を超短パルス化することにより放電加工と同等の精度での加工が可能となっている.本発表では,静電誘導給電法を用いた微細放電・電解加工の加工特性について述べる....

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