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青木, 康彦, 野呂, 文行 障害科学研究 48 11-20, 2024-03-31
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青木 康彦, 野呂 文行 特殊教育学研究 advpub (0), 2024
知的障害、発達障害のある児童生徒においては、好みを把握し、活用した支援が望まれる。本研究では、わが国の特別支援学校小学部・中学部(知的障害)、小・中学校の特別支援学級(知的障害、自閉症・情緒障害)の児童生徒を担当する教員を対象として質問紙調査を実施し、児童生徒の好みの把握と活用法について実態調査することを目的とした。調査対象者は、特別支援学校小学部・中学部、小・中学校の特別支援学級の教員173名…
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松本, 祐子 聖学院大学総合研究所Newsletter Vol.32 (No.1), 26-27, 2022-09-01
機関リポジトリ
青木 康彦, 野呂 文行 障害科学研究 46 (1), 51-60, 2022-03-31
<p>中学生段階にあり、知的能力障害のあるASDのある生徒2名を対象として、刺激等価性の枠組みを利用して、英単語指導を行い、派生的関係の成立について検討した。 指導では、英語文字表記カードと日本語文字表記カードの関係を直接指導した。事前事後のテストの際には、排他律の影響を統制するために、指導を行わない刺激も含めていた。その結果、2 名の生徒とも、指導した関係について、5 …
DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件
宇留野 哲, 青木 康彦, 石塚 祐香, 藤本 夏美, 野呂 文行 特殊教育学研究 59 (4), 257-267, 2022-02-28
<p>本研究では、言語発達に遅れのある5歳4か月から7歳1か月のASD児3名を対象に支援者がオノマトペを用いたかかわりを行うことで、ASD児の発声や発話に変化がみられるか否かを検討した。さらに、保護者がオノマトペを用いたかかわりを行う条件においても、ASD児の発声・発話が維持または増加するか否かを検討した。その結果、対象児3名とも、オノマトペ条件で応答的発話の生起率と、発話に占めるオノマトペの割…
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献7件
青木 康彦, 佐々木 かすみ, 野呂 文行 自閉症スペクトラム研究 19 (1), 87-96, 2021-09-30
<p>本研究は、ASDの診断がある児童2名に対して、ピアノ演奏スキル指導によりピアノ演奏スキルを形成し、ピアノ演奏スキル習得までの段階ごとの教材の工夫、プロンプト、プロンプトフェイディングの種類を検討した。また、お誕生会において、ピアノ演奏スキルを発揮するために必要な振る舞いの形成の指導を検討した。その結果、ピアノ演奏スキル指導を実施すると、はじめはセッション内での指導前、指導後で正反応率に大き…
DOI Web Site 医中誌
青木 康彦, 野呂 文行 特殊教育学研究 58 (2), 97-106, 2020-08-31
<p>本研究では、重度知的障害のあるASD児を対象に、要求場面、反応型共同注意場面のそれぞれの場面ごとに適切な強化子を使用した視線移動を指導し、その効果を検討した。要求場面の視線移動の指導では、プロンプト、プロンプト・フェイディング、分化強化を使用し、反応型共同注意場面の視線移動の指導では、プロンプト、プロンプト・フェイディング、ペアリングを使用した。その結果、要求場面における視線移動は指導によ…
DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献15件
青木 康彦, 龔 麗媛, 馬場 千歳, 野呂 文行 特殊教育学研究 58 (2), 107-116, 2020-08-31
<p>本研究では、自閉スペクトラムのある幼児に対し、大学における教育相談でのPECS指導の実施の効果を検討し、さらに、生態学的アセスメントを実施し、きょうだい児がおり多忙な母親でも家庭で負担なく実践できるPECSの指導プログラムの作成を検討した。その結果、生態学的アセスメントにより、母親が無理なく指導することのできる生活場面、時間帯、頻度を特定し、家庭でのPECS指導の計画を作成した。大学での指…
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献2件
青木 康彦, 野呂 文行 行動分析学研究 35 (1), 2-10, 2020-08-20
<p><b>研究の目的</b> 本研究では、発達障害児2名を対象に80回の随伴ペアリングを実施し、称賛が条件性強化子として成立し、維持するかを検討した。<b>場面</b> 大学のプレイルームで行った。<b>対象児</b> 発達障害のある幼児2名であった。<b>行動の指標</b> “両手合わせ”、“ハイファイブ”の生起頻度であった。<b>研究計画</b> …
青木 康彦, 野呂 文行 行動分析学研究 35 (1), 11-20, 2020-08-20
<p><b>研究の目的</b> 本研究は自己刺激行動を活用した玩具の好み(研究Ⅰ)、および、食べ物と比較した場合の玩具使用の強化価(研究Ⅱ)を検討した。<b>研究計画</b> 研究Ⅰでは、自己刺激行動と同様の感覚刺激を産出すると推測される玩具の好みのアセスメントを実施した。研究Ⅱでは、ボタン押し行動の強化子として、研究Ⅰで選定した自己刺激行動を活用した玩具を用いる条件と食べ物を用いる条件を比較し…
青木 康彦, 野呂 文行 自閉症スペクトラム研究 17 (1), 5-13, 2019-09-30
<p>本研究では、第一言語が日本語とは異なる幼児を対象に刺激等価性の枠組みを用いて、第二言語として日本語を指導し、直接指導した関係が派生的関係を促すかを予備的に検討した。その結果、刺激セット1では、直接指導により指導した関係の正答率が高まり、派生的関係も事前テストよりも事後テストにおいて正答率が高かった。しかし、刺激セット2については、直接指導した関係の正答率はベースライン期よりも高かったものの…
青木 康彦, 龔 麗媛, 野呂 文行 行動分析学研究 34 (1), 87-102, 2019-08-31
<p>自閉スペクトラム症(autism spectrum disorder, ASD)児の療育指導において社会的関わりによる強化は重要であると考えられるが、一部のASD児においては社会的関わりが強化子として機能していない可能性が指摘されており、社会的関わりを条件性強化子とする成立率が高い方法の検討が必要である。本研究では、ASD児、発達障害児や定型発達児を対象とした研究における年齢、診断、条件づ…
青木 康彦, 野呂 文行 障害科学研究 43 (1), 25-32, 2019-03-31
<p>本研究では、自己刺激行動が多くみられ、食べ物、玩具を強化子とした随伴ペアリングによって、称賛の条件性強化子が成立しなかった自閉スペクトラム症児に対して、自己刺激性強化子を産出する玩具を強化子とした称賛の条件づけを実施し、その効果を検討することを目的とした。指導では、標的行動が生起した際に、日常生活で聞いた経験の少ない称賛コメントと自己刺激性強化子を産出する玩具を同時に与えた。その結果、自己…
DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件
青木 康彦, 野呂 文行 自閉症スペクトラム研究 16 (2), 17-23, 2019-02-28
<p>本研究では、ペアリング技法を適用した始発型共同注意場面における視線移動指導を実施し、視線移動の強化子が社会的関わりに移行するかを検討し、直接指導を実施していない始発型共同注意の反応の一つである指差しや反応型共同注意に与える影響を検討した。その結果、始発型共同注意の視線移動の生起率は介入期において上昇し、称賛コメントの提示のみでも維持した。また、直接指導を実施していない指差しや共同注意の程度…
青木 康彦, 丸瀬 里菜, 河南 佐和呼, 金 晶, 馬場 千歳, 藤本 夏美, 伊 薇琳, 松尾 祐希, 野呂 文行 LD研究 28 (2), 249-261, 2019
本研究は,ASDの診断がある児童2名,定型発達児(対照児)1名に対して,シミュレーション訓練としてボードゲーム(野球盤)を使用したルール理解指導を実施し,ルール実施,ソーシャルスキルがキックベース場面へ般化するかを検討することを目的とした。その結果,2名中2名のASDのある児童において,野球盤でのルール指導期前よりも後でキックベース場面のルール実施率が高いことが明らかになった。また,ソーシャルス…
青木 康彦, 河南 佐和呼, 丸瀬 里菜, 藤本 夏美, 馬場 千歳, 野呂 文行 LD研究 28 (2), 273-282, 2019
本研究では,知的能力障害のあるASD児を対象として,標的とするルールを絞り,ドッジボールを行うメンバーの動きを明確にするボードを使用した指導を実施し,ルール理解が促されるか,また,ルール理解率の上昇に伴い実際のドッジボール場面でのルール実施率を促すかを検討した。その結果,ボードの導入だけでは,ドッジボールのルール理解率,実施率に変化は認められなかったが,標的とするルールを絞り,ドッジボールのメン…
青木 康彦 自閉症スペクトラム研究 16 (1), 27-31, 2018-09-30
<p>本症例報告では、不登校傾向を示すAD/HD 児に対して、児童が継続して通うことができていた福祉機関において面接を行い、支援内容を教育、家庭と連携することで別室教室への登校を支援した経過を報告する。【方法】母親、対象児との面接を通して、トークン・エコノミー法、家庭の環境調整、服薬行動の形成を用いた別室教室への出席行動に対する支援を行った。【結果】当初は平均60%程度の出席率であったが、トーク…
DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件
青木 康彦 自閉症スペクトラム研究 14 (1), 13-18, 2016-09-30
<p>本実践研究は、 ASD 児を持つ自閉症が疑われる母子家庭の母親が示す育児・家事が行えないという問題に対して、面接を通して支援を行った経過を報告している。[方法]まず、母親に家庭において期待される母親役割(家事・育児)を確認した。そして、面接を通して、現在行えていない家事・育児をリストアップし、それらを目標に家事・育児の遂行の記録をしてもらった。さらに、行うことが難しい項目について、課題分析…
青木 康彦 自閉症スペクトラム研究 13 (2), 47-53, 2016-03-31
<p>本研究は、発達障害児4 名で構成された集団に対して、長縄跳び指導を応用行動分析学的な観点から行い、長縄跳びを飛んだ回数、自発的参加頻度への指導効果を検証した。[方法]基準変更デザインを用いて、児童らの長縄跳びを飛んだ回数の達成状況に合わせて、強化基準を決定し、行動遂行が強化基準に達したら、強化した。また、長縄跳びを飛んだ回数の達成状況を折れ線グラフで児童らに提示した。[結果]長縄跳びを飛ん…
有光, 興記, アリミツ, コウキ, 青木, 康彦, アオキ, ヤスヒコ, 古北, みゆき, フルキタ, ミユキ, 多田, 綾乃, タダ, アヤノ, 富樫, 莉子, トガシ, リコ, Arimitsu, Kohki, Aoki, Yasuhiko, Furukita, Miyuki, Tada, Ayano, Togashi, Riko 駒澤大学心理学論集 : KARP 18 1-9, 2016-03
青木 康彦, 中井 昭夫, 有光 興記 日本心理学会大会発表論文集 78 (0), 1AM-1-051-1AM-1-051, 2014-09-10
青木 康彦, 有光 興記 日本心理学会大会発表論文集 77 (0), 2EV-016-2EV-016, 2013-09-19