検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 707 件

  • 「傾斜とたたかう機械」

    山口 浩和 森林利用学会誌 39 (1), n/a-, 2024-01-31

    ...鈴木らの速報では,ライブスカイライン式軽架線集材を取り上げ,集材木の吊り上げ能力を確保するための作業条件について,搬器に働く力を静力学モデルにより検討しました。...

    DOI

  • 静力学モデルとライブスカイライン式架線による主索式軽架線の搬器係留力の検討

    鈴木 保志, 青木 遥, 吉村 哲彦, 山﨑 敏彦 森林利用学会誌 39 (1), n/a-, 2024-01-31

    ...<p>主索式軽架線を動滑車の取り回し方式により1,2,3 倍力の3 方式に分類し,荷上げ時の搬器係留力を静力学モデルにより検討した。1 倍力では搬器係留力はほぼ発生しないが,2 倍力と3 倍力では荷掛けする材が搬器に対して一定程度斜面の下方にあれば搬器係留力が発生する。...

    DOI

  • 山越え気流に対する山脈の幅の効果

    浅野 裕樹, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 200-, 2023

    <p>おろし風とは山脈の風下側に発生する強風のことで,建物倒壊などを引き起こすことがある.おろし風は,100 kmを超える広い山幅の山脈(例えば,ロッキー山脈)でも,10 km未満の狭い山幅の山脈(例えば,知床連山)でも発生する.山脈の山幅は山岳波の発生・伝播・砕波に強く影響することが知られており,山岳波との関連が強いおろし風にも山幅が影響することが予想される.そこで本研究はおろし風に対する山脈…

    DOI

  • 衛星放射輝度データ同化の観測演算子に対する機械学習アプローチ

    LIANG Jianyu, 寺崎 康児, 三好 建正 気象集誌. 第2輯 101 (1), 79-95, 2023

    ...非静力学正二十面体大気モデル(NICAM)と局所アンサンブル変換カルマンフィルタ(LETKF)からなる参照システムを使用した。TOVSのための放射伝達(RTTOV: Radiative Transfer for TOVS)をOOとしてシステムに実装し、独立したバイアス補正手続きを組み合わせた(RTTOV-OO)。参照システムを使って従来型観測とBTを同化するDA実験を1ヶ月間行った。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献30件

  • NICOCOにおける季節スケールの海面水温ドリフトに対するフラックス調節手法

    升永 竜介, 宮川 知己, 川崎 高雄, 八代 尚 気象集誌. 第2輯 101 (3), 175-189, 2023

    ...本研究には、非静力学正20面体格子大気モデル(NICAM)とCCSR海洋コンポーネントモデル(COCO)を用いた結合モデル(NICOCO)を用い、大気モデルと海洋モデルの水平解像度をそれぞれ14km、0.25度とする設定で冬季の40日積分を実行した。フラックス調節を行わない場合には、熱帯、亜熱帯、そして南極域で40日間で典型的に-1.5度から2度程度の水温ドリフトを示す。...

    DOI Web Site 参考文献55件

  • スマートフォンやアネロイド気圧計を利用した気圧と空気の重さを考える学習の提案

    馬場 賢治 理科教育学研究 63 (1), 151-160, 2022-07-31

    ...本研究では,体験型の実験を通して,静力学平衡を利用した気圧と高度の関係から空気の重さについての考えさせる取り組みを行った。一般的なアネロイド型気圧計を用いる他に気圧計搭載のスマートフォンを利用させたところ,学生の実験に対する理解や姿勢,反応が良くなった。スマートフォン搭載の気圧計に関しては,アネロイドより良い精度であった。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 数値シミュレーションで得られた上陸前の台風Faxai (1915)の強度・構造変化

    宮本 佳明, 筆保 弘徳, 和田 章義 気象集誌. 第2輯 100 (1), 181-196, 2022

    ...<p> 中心気圧が960hPaで関東地方に上陸した台風Faxai (1915)に関して、非静力学モデルを用いて格子間隔1kmでの数値シミュレーションを行なった。Faxaiは上陸まで軸対称的な構造を維持し、強風により甚大な被害をもたらした。シミュレーションの結果、上陸前後の48時間の現実的な経路・強度が再現された。計算された強度は上陸まで強く、渦の水平方向の大きさは小さかった。...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献45件

  • 温帯低気圧化中の台風Hagibis (2019)の北側に集中した降水の複合的な力学

    柳瀬 亘, 荒木 健太郎, 和田 章義, 嶋田 宇大, 林 昌宏, 堀之内 武 気象集誌. 第2輯 100 (5), 783-805, 2022

    ...この非対称な降水のメカニズムを解明するため、総観・メソスケールのプロセスを主に気象庁非静力学モデルにより解析した。本研究では温帯低気圧化のステージによって非対称化プロセスが異なっていたことを示す。Hagibisが中緯度の傾圧帯に近かった10月12日(前線ステージ)には、多くの先行研究で指摘されるように温暖前線形成や準地衡的な上昇が北東側の大雨に寄与していた。...

    DOI Web Site Web Site 研究データあり 被引用文献3件 参考文献52件

  • 気象庁全球週間アンサンブル予報のダウンスケールデータを用いた相対湿度および葉面濡れの確率予報実験と検証

    池田 翔, 山崎 剛, 岩崎 俊樹, 福井 真, 菅野 洋光, 大久保 さゆり 天気 69 (3), 133-148, 2022

    ...<p> イネ葉いもち病等の誘因となる葉面の濡れについて,降水による濡れだけではなく結露による濡れにも対応できる葉面濡れ確率予報システムを開発し,圃場の観測値を用いて検証を行った.まず,全球週間アンサンブル予報を気象庁非静力学モデルにより力学的にダウンスケールした結果,濡れと関係の深い相対湿度89%以上となる予報確率は,予測対象日が降水日の場合は4日前から,非降水日の場合は1週間前から,気候学的な出現確率...

    DOI

  • 電気インピーダンスと超音波画像による静脈血管運動の評価方法の検討

    長倉 俊明, 黒崎 涼, 藤田 直大, 多賀 愛, 凾城 浩佑, 片井 徹平, 木田 貴之, 田邉 晃史, 木戸 倫子 生体医工学 Annual60 (Abstract), 187_1-187_1, 2022

    ...(結果) 下肢のむくみに等に代表されるように静力学的に静脈は捉えられているが、動力学的にも全く物理的運動をしていることが分かった。さらに、これらの運動は、その運動の特徴から複数のグループに分類されることも分かった。(結論) 静脈運動特性を計測することが、超音波画像でも電気インピーダンスでも、特徴を計測することができた。...

    DOI

  • 気象庁現業非静力学モデルasuca

    石田 純一, 荒波 恒平, 河野 耕平, 松林 健吾, 北村 祐二, 室井 ちあし 気象集誌. 第2輯 100 (5), 825-846, 2022

    ...<p> 気象庁では非静力学モデルasucaを開発し、2015年から水平解像度2kmの局地モデル、2017年から水平解像度5kmのメソモデルとして現業運用している。本論文では、asucaの力学コアを中心に紹介し、現業モデルとして運用するうえでの設定や精度について述べる。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献5件 参考文献34件

  • 日本の関東平野に発生する沿岸前線にみられる系統的な数値予報誤差の解析

    鈴木 健斗, 岩崎 俊樹, 山崎 剛 気象集誌. 第2輯 99 (1), 27-47, 2021

    ...本研究では2015-2018年に海からの南寄りの風を伴って発生した沿岸前線に対する統計解析から前線位置の系統的な数値予報誤差を確かめ、その要因を調べるため、典型的な予報誤差を伴った3事例に対し非静力学モデル(JMA-NHM)による数値感度実験(水平解像度、地形、物理スキーム)を行った。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献19件

  • 気象庁における現業領域モデルのための変分法データ同化システム

    幾田 泰酵, 藤田 匡, 太田 行哉, 本田 有機 気象集誌. 第2輯 99 (6), 1563-1592, 2021

    ...<p> 気象庁の領域データ同化システムでは、非静力学モデルasucaをベースにした変分法データ同化システム(asuca-Var)を採用している。本論文では、asuca-Varの構成と現状についてレビューする。asuca-Varの制御変数には、解析変数と予報変数の整合性を考慮して、地中と基本的な大気の変数が含まれる。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献4件 参考文献49件

  • 平成30年7月豪雨における梅雨前線による大雨での雨滴蒸発冷却の影響

    小原 涼太, 岩崎 俊樹, 山崎 剛 気象集誌. 第2輯 99 (5), 1351-1369, 2021

    ...そこで、非静力学数値モデルJMA-NHMを用いた降水粒子の蒸発に関する感度実験を水平解像度3 kmで行った。数値実験では300K等温位面が前線面として同定され、同時におこなった地形の平坦化の有無に関する感度実験の結果、中国地方から近畿地方中部に伸びる強い降水帯は地形ではなく主に前線面に沿った上昇流で形成されていたことが示された。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献19件

  • 静力学モデルを用いた冬季津軽平野の冷気形成解析

    岩川 裕亮, 石田 祐宣 日本地球化学会年会要旨集 68 (0), 172-, 2021

    ...本研究では、気象庁AMeDAS観測データを用いた地上気象データ解析及び静力学モデルを用いた解析を行い、冷気だまりの形成条件を調査した。静力学モデルを用いた解析の結果、白神山地の谷筋と、白神山地と八甲田山の鞍部で冷気下降流が発生し、津軽平野に冷気が侵入していることが明らかとなった。また、日本海側から吹き込む西風の風速により冷気だまりの形成条件が分類でき、西風が弱風の場合、津軽平野全体を冷気が覆った。...

    DOI

  • 変分原理によるアイソレート要素法の開発と応用に関する研究

    風間 悦夫, 菊地 厖 日本計算工学会論文集 2020 (0), 20200001-20200001, 2020-01-24

    ...<p>本論文は無節点であるがLagrange乗数,ペナルティ関数およびspringを用いない固体力学問題の新しい離散化解析法が提案されている.本解析法では解析対象の固体を切り離して複数のアイソレートされた要素に分割される.アイソレートされた要素が変形しかつ静力学的に自由物体として空間内を移動できるようにするために,それぞれの要素に局所座標系を設けて変形と剛体運動が許容される変位関数を用いて力学的状態...

    DOI

  • 台風の外側における風蒸発フィードバックが台風の発達に及ぼす効果

    青野 憲史, 岩崎 俊樹, 佐々井 崇博 気象集誌. 第2輯 98 (2), 319-328, 2020

    ...非静力学雲解像数値モデルにおける大気海洋間の交換係数のうち、水蒸気フラックスの計算に現れる地上10mの風速に下限値を導入した。この下限値を段階的に変化させる理想実験により、弱風域における過剰な海面蒸発が台風の発達に与えるインパクトを調べた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献37件

  • 上層雲の温暖化応答に対する乱流スキームにおける氷相過程のインパクト

    大野 知紀, 野田 暁, 佐藤 正樹 気象集誌. 第2輯 98 (5), 1069-1081, 2020

    ...数値実験は地球サイズの計算領域を用いて一様な温度の海を下部境界条件とし、陽に雲微物理を計算する非静力学モデルを用いて実施した。</p> <p> 乱流スキーム内の飽和調節的な氷相過程に伴う浮力生成を抑制する感度実験を実施した結果、標準実験に比べておよそ20%の雲量が減少したほか、標準実験と異なる上層雲の温暖化応答がみられた。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献67件

  • 接着剤の弾性特性の空間的ばらつきを考慮した CFRP 板接着鋼板の確率論的解析

    兼清 泰明, 笠行 健介, 石川 敏之 土木学会論文集A2(応用力学) 75 (2), I_31-I_40, 2019

    ...<p>CFRP 板で接着された鋼板において,接着剤の弾性特性の空間的に不規則な変動を想定し,接着剤の主応力の空間不規則変動について考察する.まず,接着剤の縦弾性係数,せん断弾性係数と Poisson 比が相互に統計的相関を有するような空間一様な確率場であるものとし,静力学的方程式を空間変動型の確率微分方程式に拡張する.次に,計算機シミュレーションにより解のサンプルを生成するスキームを構築する.この手法...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • 力入力に対する剛体群の運動応答予測と静力学的構造安定性の推定

    福井 尚卿, 島田 伸敬, 松尾 直志 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2019 (0), 2P2-I03-, 2019

    ...剛体の画像内運動をモデリングし,運動を予測するための枠組みを提案する.実験には2D物理シミュレーションから生成された画像を用いてモデルを学習する.モデルの構造は画像を処理するためのCNN(Convolutional Neural Network)と時系列を処理するためのLSTM(Long Short-Term Memory)を使い設計する.また作成したモデルを用いたアプリケーションの例として剛体の静力学的構造安定性評価...

    DOI Web Site

  • 全球非静力学モデルを用いた準実時間予測計算システムの構築とJAMSTEC集中観測における実利用

    池田 美紀子, 那須野 智江 JAMSTEC Report of Research and Development 27 (0), 47-56, 2018-09-01

    ...<p>海洋研究開発機構は,船舶や各種観測機器およびスーパーコンピュータを有しており,現場観測と数値シミュレーション双方から海洋地球科学の課題にアプローチすることができる.我々は,全球非静力学モデルNonhydrostatic ICosahedral Atmospheric Model(NICAM)を用いた準実時間予測計算システムを地球シミュレータ上に構築し,機構による集中観測プロジェクトにおいて実利用...

    DOI Web Site 参考文献27件

  • 集材中の材に働く外力と主索に発生する衝撃の関係

    植之原 碧, 松本 武, 岩岡 正博 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 168-, 2018-05-28

    ...<p> 静力学理論に基づく架線集材の設計では,作業中に主索に発生する衝撃を荷重の増加とみなし,衝撃係数𝑎を搬器自重と積載荷重に乗じて割り増ししている。現在使用されている𝑎の値は0.2~0.3だが,先行研究(入江ら,1962)で実測された集材中の主索張力から𝑎を算出すると,平均値1.4,標本の95%が0.3以上であった。 ...

    DOI

  • 多倍長精度計算を用いたCFRP接着鋼部材の数値解析

    笠行 健介, 兼清 泰明, 石川 敏之, 檀 寛成 土木学会論文集A2(応用力学) 74 (2), I_23-I_31, 2018

    ...CFRP接着鋼部材を対象とした数値解析において発生する恐れのあるスキームの数値不安定化を,多倍長精度計算方式を適用することにより安定化させて高精度の解を得る手法を構築する.まずCFRP板が接着された鋼板に引張荷重が負荷されるという想定の下で,CFRP板に生ずる軸力とせん断力に対する静力学的基本微分方程式を導き,境界条件を伴う解を伝達マトリクス法により初期値問題の解から構成する枠組みを与える.次に,IEEE...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 領域気候モデルによる梅雨豪雨継続時間と積算雨量の将来変化予測と過去の事例を用いた検証

    小坂田 ゆかり, 中北 英一 土木学会論文集B1(水工学) 74 (5), I_19-I_24, 2018

    ...<p> 気象庁気象研究所の5km解像度非静力学領域気候モデル(RCM05)の現在と将来気候で表現された梅雨豪雨事例,及び過去に実際発生した梅雨豪雨事例を用いて,梅雨豪雨の強雨継続時間と積算雨量の将来変化予測を試みた.その結果,将来は現在よりも,強雨継続時間当たりの積算雨量が大きい梅雨豪雨が発生し始めることが明らかになった.また,偏波気象レーダ情報から算出した過去事例の強雨継続時間と積算雨量の分布は,...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • 高解像度大気モデル及び大気海洋結合モデルを用いた北西太平洋全域台風予測実験

    伊藤 耕介, 沢田 雅洋, 山口 宗彦 気象研究所研究報告 67 (0), 15-34, 2018

    ...台風予測に関する高解像度領域非静力学モデルの性能評価を行うために,5 kmメッシュの気象庁非静力学大気モデル(NHM5km_atm)及びそれに海洋モデルを結合した大気海洋結合モデル(NHM5km_cpl)を用いて,北西太平洋全域を計算領域とした台風予測実験を行った。計算対象は2012-2014年の1200UTCに台風が存在したほぼ全ての事例であり,予測時間は3日間である。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献33件

  • 静力学指標の最適化により静止姿勢を身体負荷のより少ない姿勢に改善するバーチャルデッサン人形

    江添 正剛, 佐藤 裕仁, 三武 裕玄(正会員), 長谷川 晶一 画像電子学会誌 47 (4), 382-390, 2018

    ...して自然なポーズを感覚的に理解するが,手間がかかるため趣味のために行うには敷居が高い.そこで本研究では,ポーズの力学についての感覚的な理解が不足している初中級者が,人物画に無理のあるポーズを取らせてしまわないための支援手法として,静止ポーズを対象とし,ユーザが入力したポーズを基に力学的に身体負荷のより少ないポーズを改善案として提示するバーチャルデッサン人形の実現を目的とする.静止ポーズを対象として,静力学解析...

    DOI Web Site

  • 氷河融解水を起源とする高濁度水プルームの数値モデリング

    松村 義正, 大橋 良彦, 青木 茂, 杉山 慎 低温科学 75 77-84, 2017-03-31

    ...グリーンランド氷床の表面融解水は,氷河を貫通するムーランを通過して岩盤に到達し,陸上の堆積物を懸濁物質として取り込みながら氷河末端で海洋に流出する.淡水である融解水は海水より軽いため直ちに湧昇し,氷河末端で高濁度の融解水プルームを形成してフィヨルド内の鉛直循環を駆動する.本研究では粒子追跡法を組み込んだ非静力学海洋モデルによる理想化シミュレーションによってこの高濁度水プルームを再現し,特にフィヨルド...

    DOI HANDLE Web Site

  • 水たまりの静力学とその実験用教材

    岸本, 功, 赤間, 俊介, 小柳, 翔太, 小杉, 真登, 佐藤, 智宏 新潟大学教育学部研究紀要 自然科学編 9 (2), 65-70, 2017-03

    水に油を浮かべ, 数か所を針で引っ張るときにできる形に着目し, 物理の問題として簡単化\nした理論を記述するとともに, 対応する現象の実験方法についても具体的に示す. 今回, 実際に\n行った実験結果を解析し, 理論的予測と比較することで, 用いた理論の前提(仮定・近似) の妥\n当性などについて検討する. ここで詳述した実験は, 学校の理科室等に限らず, …

    機関リポジトリ HANDLE

  • 2015-2016冬期の新潟県アメダスへの積雪変質モデルSMAPの適用

    庭野 匡思, 青木 輝夫, 橋本 明弘, 山口 悟, 本吉 弘岐, 谷川 朋範, 保坂 征宏 雪氷 79 (6), 525-538, 2017

    ...した結果を示す.SMAPの入力データには,アメダス観測結果から捕捉率補正を施した降水量,気温,風速を与えた.捕捉率補正に際しては予め雨雪分離を行っておく必要があるが,本研究では分離の指標として気温を採用し,その閾値Tdiscを現実的な範囲で0,0.5,及び1℃に変化させる3パターンの入力データを作成した.モデルの駆動に必要なそれ以外のデータ(下向き短波・長波放射量,雲量,湿度,及び気圧)は気象庁非静力学...

    DOI Web Site Web Site 参考文献26件

  • 広域を対象とする豪雨の超高解像度再現実験

    大泉 伝, 斉藤 和雄, 伊藤 純至, レ デュック 水文・水資源学会研究発表会要旨集 29 (0), 78-, 2016

    ...本研究では、「京」コンピュータに最適化した気象庁非静力学モデル(JMA-NHM)を用いて、広域を対象とした超高解像度実験を行い、それによって豪雨の予測が向上するかを調べた。...

    DOI

  • NHMによる岩手豪雨の事例研究

    太田 風乃, 名越 利幸, 津口 裕茂 日本科学教育学会研究会研究報告 31 (3), 73-76, 2016

    ...2013 年 8 月 9 日,秋田県・岩手県を中心に記録的な大雨となった.気象庁により2本の線状降水帯はどちらも奥羽山脈風上のバックビルディング形成によるものであると発表されてはいるが,アメダスデータから奥羽山脈を越えた後の岩手県側でも積乱雲群の発達がみられた.そこで今回はその中でもまだ解析が進んでいない岩手県側の線状降水帯の構造について,気象庁非静力学モデル(NHM)を用いて事例の再現を行う.その...

    DOI

  • シザーズ型展開橋の静力学特性とその検証

    近広 雄希, 有尾 一郎, 中沢 正利, 田中 義和 構造工学論文集 A 62A (0), 1307-1315, 2016

    Recently, the world has many natural disasters such as earthquake, flood, tsunami and so on. It is necessary to secure a lifeline for rebuilt up by recovery system quickly after the disaster. For …

    DOI Web Site

  • グリーンランド雪氷フィールド観測支援のための気象予測実験

    橋本 明弘, 庭野 匡思, 青木 輝夫 雪氷 78 (4), 205-214, 2016

    ...科学研究費補助金によって「北極域における積雪汚染及び雪氷微生物が急激な温暖化に及ぼす影響評価に関する研究」において実施されたグリーンランド氷床での雪氷放射観測の間,観測隊の活動を支援するために,グリーンランド全域を対象領域として気象予測実験を行った.このためのシステム構築と運用について概説し,予測精度に関する初期的な検証結果を示す.気象予測実験は,気象庁非静力学モデルを用いて行われた.実験結果は図化...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献10件

  • Phase-field法を用いた曲率を有する固体と液体の接触過程の静力学的解析

    松岡 興二, 土井 祐介, 中谷 彰宏 理論応用力学講演会 講演論文集 63 (0), 163-, 2014

    固体表面の撥水性は様々な工学的応用や生物学的プロセスにおいて重要な役割を果たす。固液の界面エネルギーに加えて、微視的な形状がそれ自身の巨視的な撥水性を決定することはよく知られている。本研究では、液相と気相の界面の時間発展を記述できるフェーズフィールド法を用いて、様々な条件下で曲率を有する固体と液体の接触問題を準静的に解析する。液面のプロファイルとともに固液界面を含む気液系の全エネルギーが評価され…

    DOI

  • 都市気象LESモデル開発による豪雨の「種」を捉えるための基礎研究

    高見 和弥, 山口 弘誠, 中北 英一 水文・水資源学会研究発表会要旨集 27 (0), 100041-, 2014

    ...本研究では,都市で発生する熱プルームや,さらにスケールの小さなわずかな上昇流を豪雨の「種」と呼び,その現象解明のためにLES(Large Eddy Simulation)を用いた都市気象モデルを開発することを目的としている.豪雨の種を捉えるためには,種からタマゴへの成長過程,都市の粗度効果,熱的効果の陽的な表現が必要であるとして,LESを用いた準圧縮非静力学の都市気象モデルを独自に一から構築した.構築...

    DOI HANDLE

  • 領域移流拡散モデルによる降下火砕物予測-2011年霧島山(新燃岳)噴火の事例-

    新堀 敏基, 甲斐 玲子, 林 洋介, 林 勇太, 菅井 明, 長谷川 嘉彦, 橋本 明弘, 高木 朗充, 山本 哲也, 福井 敬一 気象研究所研究報告 65 (0), 75-107, 2014

    ...(i)初期値の噴煙柱モデルに気象レーダーによる噴煙エコー頂高度の時間変化を利用、(ii)入力値に非静力学モデル(JMA-NHM)である水平格子間隔2 km、鉛直60層(モデルトップ20.2 km)の局地モデル(LFM)を対応、(iii)カニンガム補正した鈴木の落下速度、レインアウト、雨に加え雪・霰によるウォッシュアウトを導入した。...

    DOI 被引用文献1件 参考文献25件

  • 局所荷重を受けるWinkler基礎上の周面単純支持厚板の変形特性

    志賀 有人, 大川 茉友子, 名木野 晴暢, 足立 忠晴 大分工業高等専門学校紀要 50 (0), 49-57, 2013

    ...    地上に建設される構造物の挙動は少なからず地盤の影響を受けるため,地盤と構造物の静的相互作用 を考慮した地盤-構造相関問題である弾性基礎上にある厚板の静力学的特性を精確に明らかにすることは構造工学分野において重要な意義がある.本報告では,三次元弾性論に基づくFourier解析を用いて,局所荷重を受けるWinkler基礎上にある周面単純支持された厚板の変形特性に与える板厚や荷重載荷幅の影響を明らかにした...

    DOI

  • 筑波山で観測された斜面温暖帯の出現高度の時系列変化

    加藤 隆之, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 8-, 2013

    ...3.斜面温暖帯の数値実験数値モデルには階段地形を導入した二次元非静力学ブジネスク近似の方程式系を採用した。このような数値モデルは筑波山のような斜面の角度が複数段階となっている地形の斜面温暖帯の時間変化について議論が可能である。計算対象領域を水平20km、上空2500mとし、基本場の温数位勾配を0.004K/m、上空の地衡風を0m/sに設定した数値シミュレーションを行った。...

    DOI

  • 1538 異種材界面に沿った応力場におけるミスフィット転位の影響

    森山 真樹, 松本 龍介, 池田 徹, 宮崎 則幸 計算力学講演会講演論文集 2013.26 (0), _1538-1_-_1538-3_, 2013

    ...異種材界面においては,格子定数の差が原因でミスフィット転位が生じる ミスフィット転位か異種材界面周辺の応力場に与える影響は非常に大きく,その影響を弾性論の見地から評価することは材料開発の観点からも重要となる 本研究では,異種材界面の応力場の弾性解を,整合界面を仮定した場合の弾性ひずみ場と,ミスフィット転位の影響による弾性ひずみ場とを重ね合わせることによって求めた また,異種材界面の応力場を,分子静力学法...

    DOI Web Site

  • 中小河川流域における豪雨・洪水のアンサンブル予測

    小林 健一郎, 大塚 成徳, 寶 馨, 折口 征二, 斉藤 和雄 土木学会論文集B1(水工学) 69 (4), I_1597-I_1602, 2013

    This paper deliberates an ensemble flood forecasting method using high-resolution ensemble rainfalls. The authors use numerical ensemble rainfalls simulated by the Japan Meteorological Agency – …

    DOI 被引用文献3件 参考文献4件

  • 「京」コンピュータを用いたNICAMの単体性能チューニング

    寺井, 優晃, 井上, 孝洋, 富田, 浩文, 南, 一生 ハイパフォーマンスコンピューティングと計算科学シンポジウム論文集 2012 51-51, 2012-01-17

    ...NICAM(Nohydrostatic Icosahedral Atomospheric Model) は,正二十面体非静力学大気モデルを採用した,全球を対象とする大気大循環モデルの一つである.従来の大気大循環モデルでは球面調和関数展開によるスペクトル法が主流であるのに対して,NICAM は有限差分法を用いることで超並列による超高解像度が特徴で,複雑なパラメタリゼーションを用いないで積雲等の雲解像が...

    情報処理学会

  • 雨季におけるスマトラ島付近の対流セルの発生メカニズム

    瀬古 弘, 林 修吾, 斉藤 和雄 気象研究所研究報告 63 (0), 57-67, 2012

    ...   熱帯域の対流セルの発生メカニズムを、高解像度3次元非静力学モデルを用いて調べた。気象庁気候データ同化システムの再解析値を初期値・境界値に用い、格子間隔1kmのダウンスケール実験を行って、スマトラ島付近の対流セルを再現すると、対流セルは、下層の波の上昇流域が大きなスケールの収束域や弱い冷気塊の先端を通過するときに発生していた。...

    DOI 参考文献14件

  • 地形影響を考慮した排ガス拡散予測・数値モデルの開発

    佐田 幸一, 佐藤 歩, 道岡 武信, 市川 陽一 大気環境学会誌 47 (6), 261-269, 2012

    ...本論文では数値モデルを低煙突に適用できるように、非静力学モデルや地表付近の乱流量を経験的に修正する方法の導入をはかった。また、将来の地表面付近の低い煙突からの排ガス拡散予測への適用に先立ち、本論文では火力発電所の高所煙源を対象に本論文の数値モデルと現行の数値モデルの整合性を確認した。...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 支台歯荷重,義歯床下荷重から見たノンクラスプデンチャーの生体力学的検討

    依田 信裕, 渡辺 誠, 末永 華子, 小針 啓司, 濱田 泰三, 佐々木 啓一 日本補綴歯科学会誌 4 183-192, 2012

    ...<b>目的:</b>近年,ノンクラスプデンチャー(NCD)の臨床応用が拡大している.しかしながら,機能時にNCD が生体に及ぼす力学的影響に関しては,不明な点が多い.本研究はNCD装着時の支台歯および義歯床下粘膜部へ加わる荷重を静力学的に測定し,それらからNCDの生体力学的特徴を明らかにすることを目的とした....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献5件 参考文献36件

  • 全球静力学-領域雲解像結合モデルの開発

    前島 康光, 榎本 剛, 吉田 聡, 榊原 篤史, 坪木 和久 理論応用力学講演会 講演論文集 61 (0), 62-62, 2012

    ...大気の流れは大局的には静力学近似が成り立っているが、対流が活発な領域は鉛直流の効果が無視できなくなる。そこで局地的に高解像度な全球市見ゅレーションを行うことを目的に、全球モデルAFESと領域モデルCReSSを結合した新しい数値モデルを開発した。 本発表では結合モデルの実装内容、実行の流れを紹介し、結合モデルを用いた台風や冬季日本海のメソ擾乱の事例を紹介する。...

    DOI

  • 5kmメッシュ非静力学地域気候モデル(NHRCM-5km)による温暖化予測データの自治体対策への利用

    白 迎玖, 金子 郁容, 小林 光, 栗原 和夫, 高藪 出, 佐々木 秀孝, 村田 昭彦 日本地理学会発表要旨集 2012a (0), 100064-, 2012

    ...気象研究所は、水平格子間隔5kmの非静力学地域気候モデル(NHRCM-5km)を開発し、それによる日本附近の気候変動の将来予測計算を実施した。本研究は文部科学省科学技術戦略推進費「グリーン社会ICTライフインフラ」(課題代表者:慶應義塾大学金子郁容)の一環として、温暖化に伴う気候変化への自治体レベルの具体的な対応策を検討するための指針を提供することを目的とする。...

    DOI

  • 夜間の二次元局地気流モデルの開発と陸風・斜面下降流への適用

    加藤 隆之, 日下 博幸 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100274-, 2012

    ...<b><br></b> 開発した数値モデルには二次元非静力学ブジネスク近似の方程式系を採用した。数値モデルの離散化には有限差分法を用い、直交座標系のもとスタガード格子を用いて計算を行った。圧力解法にはフラクショナルステップ法を使用した。また、時間スキームに省メモリー型三次精度ルンゲクッタ法、空間スキームには二次精度中央差分を用いた。...

    DOI

  • ポーラーロウの理想化実験

    柳瀬 亘, 新野 宏 理論応用力学講演会 講演論文集 60 (0), 191-191, 2011

    ...本研究では気象庁非静力学モデルを水平解像度5kmで用い、ポーラーロウの環境場と発達メカニズムとの関係を調べる理想化実験を行った。実験では雲の凝結熱と海面からの顕熱・潜熱フラックスを考慮し、環境場の傾圧性(水平温度勾配の強さ)をパラメータとして変化させて与えた。傾圧性が弱い時には、台風のようにスパイラルバンドと中心の眼を伴う軸対称的な構造のポーラーロウが発達した。...

    DOI

  • 前線不安定による大気メソスケール擾乱の時間発展

    前島 康光, 伊賀 啓太 理論応用力学講演会 講演論文集 60 (0), 192-192, 2011

    ...本研究では、冬季日本海上の帯状収束雲の断面に見られる前線状の構造を念頭に置いた、水平・鉛直両方のシアーを持つ連続成層した基本場を考え、そこから発達する擾乱のスケールや発達機構が基本場の特徴によってどのように変化するかという問題を、準地衡系による線形安定解析、および非静力学モデル"CReSS"を用いた非線形時間発展によって調べた。...

    DOI

  • 原子レベルシミュレーションによるBaTiO3の[001]対応傾角粒界の構造解析

    尾山 貴司, 和田 信之, 鷹木 洋, 吉矢 真人 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2011F (0), 683-683, 2011

    原子レベルシミュレーションによりBaTiO3の異なるΣ値をもつ4種の[001]対応傾角粒界の安定原子構造を導出した。粒界の原子構造はTiの配位数欠損を最小化するように、かつバルクの原子配列をできるだけ保存して粒界近傍の構造的な歪みを抑えるように決定されることがわかった。これらの満足するために、粒界面に平行な方向に剛体変位(Rigid Body …

    DOI

  • 超高解像度全球モデルと雲解像非静力学領域モデルを用いた将来の極端気象現象の変化予測に関する研究

    革新全球・領域モデリンググループ 革新全球・領域モデリンググループ, 仲江川 敏之 水文・水資源学会研究発表会要旨集 24 (0), 43-43, 2011

    極端な気象現象の正確な将来変化予測を行うためには、対象とする現象を予測モデル内で降水強度などの結果のみならず、現象の物理過程が再現されていなければならない。21世紀気候変動予測革新プログラム「極端現象予測」では、全球20km大気大循環モデル(AGCM)、日本領域5,2,1km領域気候モデルを用いて、気候変動下における極端気象現象の予測を行ってきた(e.g. Kitoh et al. 2009, …

    DOI

  • 冷温帯林樹木の個体重に関する共通相対成長式

    小見山 章, 中川 雅人, 加藤 正吾 日本森林学会誌 93 (5), 220-225, 2011

    ...樹形法則を構造的・力学的に解析した既往のパイプモデルと静力学モデルに基づいて, 日本の冷温帯林を構成する樹木について, 様々な場所や樹種に共通して適用できる相対成長関係が存在するかどうかを検討した。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献13件 参考文献11件

  • CeO<sub>2</sub>∑5粒界の原子・電子構造と酸素空孔形成

    北條 元, 溝口 照康, 太田 裕道, 柴田 直哉, 山本 剛久, 幾原 雄一 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2010S (0), 3F22-3F22, 2010

    ...また、経験的ポテンシャルを用いた格子静力学法および第一原理PAW法により粒界原子構造および電子構造の解析を行った。 HAADF-STEMから、CeO<sub>2</sub>粒界におけるCe副格子の位置を原子レベルで決定することに成功した。また、理論計算において粒界に酸素空孔を導入することで、実験で得られたHAADF-STEM像とよい一致を示す粒界構造が得られることが明らかとなった。...

    DOI

ページトップへ