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検索結果 746 件

  • 近赤外分光法によるモルタルの硬化過程の非破壊評価に関する検討

    星 健太, 住吉 裕次郎, 小池 耕太郎, 森 寛晃 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 231-239, 2024-03-29

    <p>近年、コンクリート構造物の新たな検査手法の一つとして、近赤外分光法の適用が検討されている。この手法は、分析試料のサンプリングが不要な非破壊分析手法であり、原位置でセメント水和物の検出が可能である。本研究では、コンクリートの硬化過程評価への本手法の適用を目的とし、凝結時間試験等の従来手法との比較検討を行った。その結果、セメント水和物の吸収波長域における近赤外線スペクトルの経時変化と、水和発熱…

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  • トポロジー導関数を用いた定量的非破壊評価のための LASSO によるクラック決定

    吉岡 朋紀, 吉川 仁 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    <p>トポロジー導関数を用いたクラック決定解析では, トポロジー導関数の分布からいくつかの候補クラックを見つけ出すことができる. 本研究では, トポロジー導関数の分布より選びだした候補クラックから正解クラックを決定する段階において, LASSO を用いて正解のクラック配置の決定解析を行う. 境界要素法を用いて 2 つのケースでスパースベクトルを求める代数方程式の影響係数を計算する. …

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  • マルチチャンネル衝撃弾性波法に基づくPC橋梁に作用する合成曲げ応力の非破壊評価手法

    内田 慎哉, 山本 紗衣, 土井 真郷, 桃木 昌平 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 126-135, 2024

    <p> 張出し片持架設工法で建設中のPC箱桁橋を対象に,合成曲げ応力が異なる4段階(閉合前)において,マルチチャンネル衝撃弾性波法による計測を行い,表面波の伝搬特性(位相速度・振幅減衰)を算出した.その結果,合成曲げ応力と表面波の伝搬特性(位相速度・振幅減衰)は,極めて相関が高いことがわかった.この結果を参考に,合成曲げ応力を非破壊で評価する手法を提言し,架設後(閉合後)に,再度計測を行うことで…

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  • ASME Grade 91鋼大型溶接継手の長時間クリープ損傷の非破壊評価とその有効性検討

    澤田 浩太, 谷内 泰志, 野島 健大, 木村 一弘, 木村 尭弘, 野村 恭兵, 齋藤 規子, 森田 聡, 早川 弘之, 杉内 栄夫, 大櫃 和成, 石原 潤一, 屋口 正次, 西沢 孝壽, 飯田 英男, 大井 浩二, 西岡 智也, 江見 直哉, 岡田 浩一, 駒井 伸好, 林 恭平, 富永 公彦 材料 72 (10), 705-712, 2023-10-15

    <p>In order to evaluate residual creep life of ASME Grade 91 weldment, Phased Array Ultrasonic Testing (PAUT), High Temperature Superconductor - direct current - Superconducting Quantum Interference …

    DOI Web Site 参考文献8件

  • GaN基板に導入された加工変質層の構造推定(3)

    武田 秀俊, 會田 英雄, 大宮 奈津子, 土肥 俊郎 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 699-700, 2023-08-31

    ...本研究では、加工開発を促進するための非破壊評価法として、X線ωロッキングカーブ法を活用した。透過型電子顕微鏡により観察した加工変質層深さとの対比について報告する。</p>...

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  • 波動解析や逆問題および非破壊評価におけるAI・データサイエンス活用の動向

    斎藤 隆泰, 廣瀬 壮一 AI・データサイエンス論文集 4 (3), 852-866, 2023

    ...<p>近年,工学の様々な分野でAIやデータサイエンスの活用が進んでいる.この流れは,構造物のメンテナンスに必須な非破壊評価の分野においても同様である.非破壊評価の最終目的は,構造物内部の欠陥が,どこに,どのように,どのような大きさ等で存在するかを評価することである.例えば超音波非破壊評価は,計測実験で得られる散乱波形データを用いて散乱源である欠陥が,どこに,どのように存在するか等を調べる逆問題に帰着...

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  • 畳込みニューラルネットワークを用いた2次元弾性波動場における欠陥の推定

    斎藤 隆泰, 木本 和志 AI・データサイエンス論文集 4 (3), 265-273, 2023

    ...<p>非破壊評価の分野では,構造・材料中の欠陥を推定するための逆解析に関する研究が古くから行われている.本論文では,面外波動問題に対する著者らが提案した畳込みニューラルネットワークを用いた逆解析手法を,縦波と横波両者が連成して生じる面内の弾性波動問題へと拡張する.まず,演算子積分時間領域境界要素法を用いて,欠陥からの散乱波をシミュレートする.その際,多点計測技術として発展してきたリニアアレイ探傷法への...

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  • NEWS & TOPICS

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2022 (8), 14-15, 2022-08-01

    ...<p>【研究成果】人工嗅覚センサーで個人認証 呼気ガスを機械学習し、高精度に識別</p><p>【研究成果】給電が不要な電解反応技術を開発 深海・高圧下などの極限環境での利用も望まれる</p><p>【研究成果】超音波の3次元散乱現象を捉えてき裂を発見 非破壊評価技術を科学的に最適化</p><p>【研究成果】生きた細胞内でDNAのゆらぎを観察 細胞の異常やヒト遺伝疾患解明のカギに</p>...

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  • 粘弾性体中の介在物に対する面外波動を用いた線形化逆散乱解析

    斎藤 隆泰, 竹田 晴彦, 廣瀬 壮一 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 241-, 2022

    ...<p>Born近似を用いた固体中の欠陥形状再構成は,超音波非破壊評価等の分野において古くから研究されてきた.著者らも異方性弾性体や粘弾性体中の空洞に対して,Born近似を用いた逆散乱解析法を提案してきた.一方,それらの材料中の介在物に対する逆散乱解析法の適用は行われていない.本研究では,粘弾性体中の空洞に対する逆散乱解析法を粘弾性体中の介在物に適用することを試みる.一般的に,固体中の欠陥を再構成するには...

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  • 固体中の欠陥位置および大きさ推定のための深層学習ベース2次元逆散乱解析

    斎藤 隆泰, 笹岡 真次, 廣瀬 壮一 AI・データサイエンス論文集 3 (J2), 935-944, 2022

    ...<p>超音波や電磁波等を用いた非破壊評価の分野において,受信散乱波から欠陥形状を再構成する手法である逆散乱解析に関する研究が古くから行われてきた.一般的に,例えばBorn近似やKirchhoff 近似を用いた逆散乱解析法では,難解な数学理論を駆使した定式化がなされているものの,実用化の観点から見れば,依然として実際の非破壊評価への適用に対する課題は多い.そこで,本研究では,近年,AIの基礎として注目を...

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  • 機械学習を用いた一方向CFRPに対する新しい弾性定数推定法の開発

    豊田 哲志, 斎藤 隆泰, 中畑 和之 理論応用力学講演会 講演論文集 66 (0), 231-, 2022

    ...<p>先進構造材料として炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の利用が進んでいる.CFRPは力学的に優れた特性を示すものの,任意の積層構造を持つため,強い音響異方性を示すことで知られる.そのため, CFRP中の欠陥を通常の超音波非破壊評価法で探傷した場合,音響異方性の影響で,探傷精度が大きく低下する可能性がある.CFRPの音響異方性の性質を明らかにするためには,弾性定数を決定する必要がある.従来の異方性材料...

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  • 近赤外分光法による赤インゲンマメ煮熟粒色の非破壊評価

    富沢, ゆい子, 齋藤, 優介 北海道立総合研究機構農業試験場集報 = Bulletin of Hokkaido Research Organization Agricultural Experiment Stations (105) 97-105, 2021-03

    赤インゲンマメの育種選抜では煮熟粒色の評価が重要であるが,煮熟粒色を測定するには試料を浸漬処理もしくは煮熟する必要があり,測定により試料は損失する。そのため,品質項目の測定は中後期世代から実施しているが,育種効率の向上のためには初中期世代からの育種選抜が重要である。そこで,試料を損失せずに煮熟粒色を評価する手法として,近赤外分光法の活用を検討した。赤インゲンマメの煮熟後粒色は近赤外分光法により少…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • トポロジー感度を欠陥検出指標に用いた 3 次元動弾性時間反転解析による欠陥形状再構成

    斎藤 隆泰, 田代 匡彦, 木本 和志 土木学会論文集A2(応用力学) 77 (2), I_69-I_79, 2021

    ...<p>本研究では,トポロジー感度を欠陥検出指標に用いた 3 次元動弾性時間反転解析を行うことで,固体中の欠陥の個数,位置等を正しく決定する方法について検討する.時間反転法は,非破壊評価や地震学等の波動を扱う分野における逆解析手法として発展してきた.その時間反転法の問題点は,時間反転させた波動の集束位置をいかに定量的に評価するかという点にある.著者らは,これまでスカラー波動問題や 2 次元動弾性問題に...

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  • テラヘルツイメージングによるGFRPの損傷評価

    後藤 利元, 塩澤 大輝, 小川 祐樹, 阪上 隆英 関西支部講演会講演論文集 2021.96 (0), 3110-, 2021

    <p>近年,テラヘルツ電磁波の産業応用の可能性があらゆる分野で検討されている.テラヘルツ電磁波とは,光と電波の境界領域である周波数0.1~10THzの電磁波のことである.テラヘルツ電磁波は,水に吸収され,金属表面では反射するが,これらを除いては多くの物質に対して優れた透過性を持ち,人体に無害であるため安全に計測できる,直進性があるためレンズやミラーで空間を自由に取り回すことが可能である,物質固有…

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  • 成形接合における接合面の反射光分析と光線追跡解析

    竹内 暁人, 木村 文信, 梶原 優介 精密工学会学術講演会講演論文集 2020A (0), 382-383, 2020-08-20

    ...<p>金属−樹脂直接接合技術の一つである成形接合の非破壊評価手法の開発をおこなっている.本研究では,透明樹脂を用いた接合サンプルの接合界面に光を照射した際の反射光強度が樹脂侵入量や接合強度と相関を持つことを確認した.そして,樹脂侵入量によって反射光強度が変化する様子を光学的に確認するため,接合界面における反射・屈折現象を光線追跡法により解析した.</p>...

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  • 成形接合の非破壊評価に向けた画像処理による光学応答分析

    竹内 暁人, 木村 文信, 梶原 優介 精密工学会学術講演会講演論文集 2020S (0), 594-595, 2020-03-01

    <p>金属/樹脂直接接合の一手法である成形接合の接合部を非破壊に評価する手法が求められている.本研究では,接合界面における光学応答を評価することにより,接合強度を推定する手法を提案する.観察画像のばらつきに影響されない評価手法を目指して,接合部の界面構造の特徴を抽出し,接合に寄与する部分(構造)の画像輝度値を解析することで光学応答分析の精度を向上させることを試み,その妥当性を検証したため報告する…

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  • トポロジー感度を欠陥検出指標に用いた時間反転法の三次元マトリクスアレイ探傷法への応用

    斎藤 隆泰, 田代 匡彦, 森川 光, 木本 和志 理論応用力学講演会 講演論文集 65 (0), 129-, 2019

    ...<p>本研究では,超音波を用いた定量的非破壊評価法への応用を見越して,時間反転法と呼ばれる欠陥の位置を特定する方法を用いて,超音波非破壊評価法へと適用するための基礎的な検討を行う.時間反転法では,計測した欠陥からの散乱波を試験体内部に時間反転し,逆伝搬させることで欠陥の位置を特定する.また,定量的に欠陥を特定する評価指標として,波動場の数値解と試験体表面での計測値との差で定義される目的汎関数を導入し...

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  • 圧縮水素容器の破裂圧力に及ぼす液圧シリーズ試験の影響(第2 報)

    増田 竣亮, 冨岡 純一, 田村 浩明, 田村 陽介 自動車技術会論文集 50 (2), 371-376, 2019

    自動車用圧縮水素容器の破裂圧力規定適正化のため、第1報では破裂圧力に及ぼす液圧シリーズ試験の影響を調査した。第2報では容器の損傷状態と破裂圧の関係について調査し、落下試験によるCFRPの層間剥離の発生と圧力サイクル試験による剥離拡大が、容器鏡部の破裂圧低下の要因であることが明らかになった。

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  • 疲労き裂対策工法のための熱弾性応力測定に基づく非破壊評価法の提案と検証

    佐々木 昇, 遠藤 英樹, 山根 佑之, 岡本 安弘, 岡部 義隆, 福井 康大 評価・診断に関するシンポジウム講演論文集 2019.18 (0), 116-, 2019

    <p>近年,老朽化した鋼構造物の主要な損傷要因である疲労に対して,き裂先端の応力拡大係数範囲を低減させて,き裂の進展速度を抑制する簡便な手法が提案され,実用化されてきている.しかし,成熟した溶接等の工法と比べ,第三者による施工品質を評価するための検討は少ないように思われる.そこで,本研究では応力拡大係数範囲を低減させ,き裂進展を抑制する手法の中で,衝撃き裂閉口処理を取り上げ,現場で施工品質を確認…

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  • Wavefieldデータを利用した数値モデルの構築と時間反転イメージングへの応用

    中畑 和之, 天野 裕維, 溝田 裕久, 斎藤 隆泰, 木本 和志 理論応用力学講演会 講演論文集 65 (0), 69-, 2019

    <p>本研究では,計測データを入力値としてシミュレーションを実行してきずの位置を特定する,データ同化を応用した非破壊検査法を検討する.ここでは,アレイ探触子できずからの散乱波を受信し,この受信波の位相を共役して(時間反転して)対象に照射する.この時間反転波は散乱源(きず)に戻ることを利用し,イメージベース処理を導入した有限要素法(FEM)に,アレイ素子で計測された時間反転波を入力として与える.時…

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  • 自己組織化マップと放射基底関数ネットワークを用いた魚肉の超音波非破壊評価方法の提案

    徳永 憲洋, 佐伯 千尋, 谷口 真市, 中野 新太, 太田 博光, 中村 誠 日本知能情報ファジィ学会 ファジィ システム シンポジウム 講演論文集 34 (0), 388-392, 2018

    <p>本研究は魚の美味しさを非破壊かつ定量的に評価するためのシステムの開発を目標としている。水産物のおいしさとしては主に脂の乗りや鮮度、歯応えなどが挙げられる。これらは一般的に人の目利きや、化学分析によって判別される。しかし人の目利きでは客観的数値による評価が出来ず、さらに目利き人の熟練が必要である。化学分析は魚肉を破壊しなければ評価が出来ないため、測定に使用された魚は売り物にならない。これらの…

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  • トポロジー感度を欠陥検出指標に用いた時間反転法の超音波フェーズドアレイ探傷への応用

    森川 光, 斎藤 隆泰, 木本 和志 土木学会論文集A2(応用力学) 74 (2), I_85-I_93, 2018

    ...本研究では, 超音波を用いた定量的非破壊評価法への応用を目指し, 時間反転法と呼ばれる方法を用いて複数の欠陥形状を同時に再構成する方法について検討する. 時間反転波等の計算には, 従来の時間領域境界要素法に比べ, 安定で高精度な方法である, 演算子積分時間領域境界要素法(CQBEM:Convolution Quadrature Boundary Element Method) を用いる....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • ASME Gr.122 鋼溶接継手のクリープ損傷中の非線形超音波特性の変化

    大谷, 俊博, 田淵, 正明, 本郷, 宏通, 平尾, 雅彦, OHTANI, Toshihiro, TABUCHI, Masaaki, HONGO, Hiromichi, HIRAO, Masahiko 湘南工科大学紀要 51 (1), 1-10, 2017-03-31

    ASME Grade 122鋼は,蒸気温度が600℃の超々臨界圧火力発電用ボイラの主要構造材として使われている.この材料の溶接継手のクリープ寿命の低下は,高温長時間使用中に溶接熱影響部に生じるType-IV損傷に起因する.本研究では,電磁超音波共鳴法(EMAR)を用いてASME Gr. 122鋼の溶接継手部のクリープ損傷中の2つの非線形音響特性: …

    機関リポジトリ Web Site

  • セイヨウカボチャのテクスチャーに及ぼす成分の近赤外分光法による非破壊評価

    鮫島, 陽人, 満留, 克俊, 徳永, 太藏, 桑鶴, 紀充 日本食品保蔵科学会誌 43 (1), 17-22, 2017-01

    セイヨウカボチャの粉質感に関与する成分を明らかにし,その成分の近赤外分光法による非破壊計測を行って,貯蔵中の変動を調査した。1. カボチャの粉質感は果実硬度を測定することで評価ができ,粉質と粘質を分ける境界の果実硬度は1.6Nであると判断された。2. 乾物含量と果実硬度との間には相関係数0.92の強い正の相関がみられた。また,デンプン含量と果実硬度との間には相関係数0.94の強い正の相関がみられ…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 2次元散乱波動場におけるトポロジー導関数を用いた様々なクラックの決定解析

    服部 潤也, 吉川 仁 土木学会論文集A2(応用力学) 73 (2), I_255-I_262, 2017

    ...2次元散乱波動場におけるトポロジー導関数を用いたクラック決定問題を考える.超音波非破壊評価への応用を意識し,内部にクラックを持つ領域の表面で計測が行われたと仮定し,複数個のクラックの配置での数値解と計測データの差からなるコスト関数を導入し,コスト関数を最小とする複数個のクラック配置を決定する.クラックの個数の決定にはトポロジー導関数を導入する.トポロジー導関数を用いた決定解析により,枝分かれクラック...

    DOI Web Site

  • ガスフロー法によるガラスナノピペットの非破壊評価法の開発

    高見 知秀, 岩田 太, 高桑 雄二 表面科学学術講演会要旨集 37 (0), 267-, 2017

    先端内径が数μm以下のガラスピペットは、パッチクランプやマイクロインジェクションなど、主に生物分野で使われている。このような用途で用いられるガラスピペットの先端を光学顕微鏡で観ることは困難なため、使用前に非破壊的に内径やピペット内清浄度の評価を行う方法が必要である。そこで本発表では、ナノピペットにガスを流したときの出口と入口の圧力を計測し、ピペット先端と内部を評価する方法を開発したので報告する。

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  • コンピュータービジョンによるブロッコリー外観品質の客観的評価

    牧野 義雄, 若月 碧衣, 網野 元貴, 大下 誠一, 佐藤 朱里, 塚田 正人 日本食品工学会誌 = Japan journal of food engineering 17 (4), 107-115, 2016-12

    ...さらに,ブロッコリー花蕾部のアントシアニンについて非破壊評価を試みた研究例は見当たらない。そこで本研究では,デジタルカメラの1種であるコンピュータービジョンを利用して,ブロッコリー花蕾部のクロロフィルとアントシアニンの濃度を同時にかつ客観的に評価する方法について検討した。三重県内の農場にて通常の品種(アントシアニン濃度水準: 高,以下,Hという。)...

    日本農学文献記事索引

  • フェーズドアレイ超音波探傷法による鋼床版デッキプレート進展き裂の非破壊評価

    白旗 弘実, 上栗 拓真 土木学会論文集A1(構造・地震工学) 72 (1), 206-219, 2016

    鋼床版溶接部の疲労損傷において,本研究は閉断面縦リブとデッキプレートとの溶接部に発生する疲労き裂を対象としている.対象の疲労き裂検出に特化したフェーズドアレイ超音波探傷システムを構築することが目的である.フェーズドアレイ超音波探傷は可変角で入射波を送信したり,任意の点に入射波を収束させることができる.1素子ごとの送受信の組み合わせで波形を収録し,コンピュータ上でソフト的に収束を再現する方法も検討…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • コンピュータービジョンによるブロッコリー外観品質の客観的評価

    牧野 義雄, 若月 碧衣, 網野 元貴, 大下 誠一, 佐藤 朱里, 塚田 正人 日本食品工学会誌 17 (4), 107-113, 2016

    ...28]は,ブロッコリーの鮮度評価に効果的であったが,一点測定であることから,一株中の任意の箇所の緑色を著しく喪失するブロッコリーの外観[9]評価に利用することは困難と考えられる.一方,デジタルカメラで撮影した二次元<i>RGB</i>画像を用いた評価もなされているが[20, 21],これは撮影機器に依存する値であり[22],普遍的な結果とは言えない.さらに,ブロッコリー花蕾部のアントシアニンについて非破壊評価...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献26件

  • マイクロ接合部の疲労損傷評価のための非破壊ひずみ測定の可能性試験

    岡本 佳之, 高柳 毅, 釣谷 浩之, 佐山 利彦, 上杉 健太朗, 星野 真人, 長瀬 達則, 森 孝男 SPring-8/SACLA利用研究成果集 3 (2), 497-501, 2015-07-21

    SPring-8における放射光光源を利用したX線マイクロCT装置(SP-μCT)を用い、フリップチップのSn-Ag-Cu鉛フリーはんだ接合部を対象として、デジタル画像相関法による、ひずみ分布の非破壊計測の可能性について検証を行った。ひずみ計測の前段階として、変位ベクトルの粗探索を行った結果、Ag<sub>3</sub>Sn相のような特徴点の周囲では、比較的高い精度で、ひずみ計測を行うことができる…

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  • 3次元スカラー波動問題における時間域境界積分方程式法を用いたトポロジー最適化による散乱体決定解析

    吉川 仁, 寺沢 龍 土木学会論文集A2(応用力学) 71 (2), I_71-I_78, 2015

    ...超音波を用いた定量的非破壊評価法への応用を見越して,対象物内部の散乱体の個数・形状・位置を同時に決定するスカラー波動を用いた散乱体決定解析について考える.複数の散乱体が存在する波動散乱場を数値的に求め,計測される散乱場との差からなる複数個の散乱体の境界を引数とする目的汎関数を導入する.この目的汎関数を最小とする複数個の散乱体を決定する.なお,散乱体の発生や消滅を考慮した決定解析を行うために,対象領域...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • ミリ波・テラヘルツ波技術を用いた木材の非破壊評価の現状と展望

    田中 聡一 農業食料工学会誌 = Journal of the Japanese Society of Agricultural Machinery and Food Engineers 76 (3), 213-217, 2014-05

    ...木材は,低環境負荷材料として注目を集めるが,天然材料であるため,材料内における欠点(節や割れ)の存在や基本特性(密度,含水率,繊維方向)の変動が,工業材料としての不具合を生むため,それらの非破壊評価技術が常に求められている。ミリ波・テラヘルツ波はこれまで未開拓であった周波数30GHz~10THzの電磁波であり,木材の新しい非破壊評価技術として注目される。...

    日本農学文献記事索引

  • 正則化された表面力境界積分方程式を用いたき裂開閉口挙動の3次元解析

    金井 翔平, 斎藤 隆泰, 丸山 泰蔵, 廣瀬 壮一, 中畑 和之 理論応用力学講演会 講演論文集 63 (0), 41-, 2014

    ...近年、超音波非破壊評価法の分野では、き裂の動的開閉口に由来して発生するとされる高調波や分調波を用いた新しい非破壊評価法(非線形超音波法)が注目を集めている。しかしながら、それら高調波や分調波の発生機構には未知な部分も多い。そのため、き裂の動的開閉口をモデル化し、シミュレーションを数多く実行することで、理論的に高調波や分調波の発生メカニズムを解明することが重要な課題となっている。...

    DOI

  • 森林総合研究所モデル木造住宅に用いられた構造部材の非破壊評価

    井道, 裕史, 原田, 真樹, 長尾, 博文, 加藤, 英雄, 軽部, 正彦, 宮武, 敦, 平松, 靖, 新藤, 健太, 渋沢, 龍也, 大村, 和香子, 青木, 謙治, 青井, 秀樹, 宇京, 斉一郎, 杉本, 健一, 森川, 岳, 小林, 久高 森林総合研究所研究報告 12 (3), 157-164, 2013-09

    本研究の目的は、森林総研モデル木造住宅に使用したすべての構造部材、すなわち、柱材、梁桁材、土台材について、施工前の物性値を非破壊的に測定することにより、モデル木造住宅を構成する構造部材の初期の基礎的性能を把握することである。測定した項目は、密度および縦振動法によるヤング係数である。梁桁材と一部の柱材については、上記の他にたわみ振動法による曲げヤング係数およびせん断弾性係数を測定した。また、約半数…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 磁気光学顕微鏡による超電導線材の磁束観察

    町 敬人 応用物理 82 (2), 117-122, 2013-02-10

    ...<p>光と磁気の相互作用を用いた磁気光学効果はさまざまな分野で用いられており,磁束観察においても重要な役割を果たしている.磁気光学磁束観察法(MOI)は,磁束を排除する性質を有する超電導体において空間分解能,リアルタイム性などに秀でた非破壊評価の方法として定着し,超電導線材の研究においてもなくてはならないものとなっている.ここではMOIと超電導線材の発展のあらまし,長尺超電導線材を測定する装置の紹介...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 演算子積分時間領域境界要素法を援用した粘弾性材料中の欠陥に対する逆散乱解析

    田代 直哉, 斎藤 隆泰 理論応用力学講演会 講演論文集 62 (0), 103-, 2013

    高度経済成長期に集中的に整備された土木構造物は老朽化が進み、今後更新の時期を迎える。しかしながら、膨大な数の構造物をすべて更新することは不可能である。一方、構造物内の、欠陥を非破壊的に検出できれば、早期の補修等が可能になり、性能回復が期待される。このことから、非破壊的に欠陥形状を特定するために、線形化逆散乱解析を応用し、欠陥形状を再構成する研究が古くからおこなわれてきた。 …

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  • マルチ電極システムによるゲート絶縁薄膜の非破壊評価

    Ndagijimana Justin, Fukashi Junpei, Furuta Masaaki, Kobayashi Kazuhiro, Kubota Hiroshi 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2013 (0), 178-178, 2013

    In previous study, we developed a technique to evaluate the electrical conductivity of the whole gate insulator of a 12-inch Si wafer using a non-destructive and non-contact pulse photo-conductivity …

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  • 真空調理における食品の非破壊評価法としての近赤外分光法の応用

    長谷川 順子, 片山 詔久 日本調理科学会大会研究発表要旨集 25 (0), 117-, 2013

    【目的】真空調理は,食材によってでき上がりが異なることから味の標準化がポイントとなるが,真空包装袋を開封しなければ食材への調味料の浸透状態の確認をすることができない。本研究では,食品の品質管理を非破壊で分析する方法として行われている近赤外分光法を用いて,真空包装袋を開封することなく測定を行い,料理の出来上がり状態を見極めることの可能性について検討を行った。<br>【方法】市販の冷凍サトイモ(球形…

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  • 先進型高速炉実用化に向けた保全技術開発

    槌田 雄二, 榎園 正人 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2013s (0), 208-, 2013

    本研究では、クリープ損傷を評価可能な計測技術・非破壊検査技術の開発ため、独自に磁気センサを設計・製作し、劣化損傷非破壊計測解析システムの開発を行った。磁気特性測定値と加速クリープ損傷及び定常クリープ損傷の相関関係を検証し、非破壊にてクリープ損傷を評価可能なシステムを開発した。

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  • 表面誘電緩和法の開発と市販ゴムシートの油劣化の非破壊評価への応用

    石井 真史 分析化学 61 (5), 403-409, 2012

    表面の新しい分析方法として「表面誘電緩和法」を提案する.従来の誘電緩和測定では接触電極を用いるのに対し,本手法では,本来の表面を維持するために非接触電極を用いる.非接触によってできる間隙に緩衝液を充填することで,電極と表面の間の電気的な結合を確保し,かつ表面上の電荷の分布を均一にする.こうした電気的な安定化によって,下地バルクとは異なる表面固有の誘電緩和を測定することに成功した.このバルクとは異…

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  • 異なる大きさのチップ抵抗はんだ接合部における熱疲労き裂進展の3次元非破壊評価

    岡本 佳之, 高柳 毅, 釣谷 浩之, 佐山 利彦, 上杉 健太郎, 森 孝男 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 26 (0), 131-133, 2012

    SPring-8における放射光を利用したX線CT装置を用い、1005サイズおよび1608サイズのチップ抵抗はんだ接合部の熱疲労き裂発生および進展の様相を非破壊で観察した。得られた3次元でのき裂進展様相から、進展速度をき裂表面積で整理し、チップ抵抗の寸法効果について検討した。

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  • プレス材における残留磁化分布の測定

    伊藤 誠志朗, 戸高 孝, 榎園 正人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2012 (0), 626-626, 2012

    ...本文では、プレス材の変形度合による磁束密度の変化について、電気的手法を用いて非破壊評価することを目的としプレス材の測定と検証を行った。...

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  • 薄板スポット溶接部の非破壊評価技術

    高田 一, 尾関 孝文, 池田 倫正, 広瀬 智行 日本金属学会誌 76 (9), 555-562, 2012

      We developed a technique for nondestructively evaluating spot-welds based on through-transmission of Lamb waves. The nugget diameter can be evaluated by measuring the width of the zone where …

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  • コンクリート表面における散水時の明度変化特性および水の流下特性による表層品質の非破壊評価

    西尾 壮平, 上田 洋, 岸 利治 Cement Science and Concrete Technology 66 (1), 303-310, 2012

    ...鉄筋コンクリート構造物の耐久性に大きく影響するコンクリート表層部の物質移動抵抗性に関する非破壊評価の重要性が高まっている。本研究では、実構造物の検査への適用が容易な簡便性に優れた手法として、コンクリート表面へ意図的に少量の水を散水した際の表面色の変化および鉛直面における水の流下現象に着目した方法を考案した。...

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  • リール式磁気顕微鏡によるREBCO細線加工線材の局所臨界電流特性の非破壊評価

    山本 篤史, 東川 甲平, 塩原 敬, 奥村 慶太郎, 片平 健太, 今村 和孝, 井上 昌睦, 木須 隆暢, 大松 一也, 和泉 輝郎 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2012 (0), 287-287, 2012

    希土類系高温超伝導(REBCO)線材の実用機器への応用に関して、高い均一特性を有する長尺線材の開発が必要となる。また、交流損失低減やハンドリングの観点から、同線材の細線加工技術の確立も不可欠である。そこで本研究では、長尺線材の二次元面内均一性の評価が非破壊で可能となるリール式磁気顕微鏡により、メートル長級の細線加工線材の評価を行った。2mm幅という細い線材に対して、臨界電流密度分布に相当する二次…

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  • (OS招待講演)固体エネルギー変換デバイス信頼性向上のための情報処理技術の必要性

    佐藤 一永, 橋田 俊之, 福井 健一, 高藤 淳, 沼尾 正行 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2012 (0), 3F1OS191-3F1OS191, 2012

    ...その際、電池の信頼性確保のために、非破壊評価を行い、解析結果を開発現場にフィードバックする必要がある。ただし、実機は実験室レベルに比べ、長期間かつ構造が大きくなるため、信号は膨大になり、人間での解析は事実上困難である。そこで、取得情報を解析し可視化する技術を開発することにより、電池開発者ならびに運用者の支援ができるシステムを開発している。</p>...

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  • 透気係数の含水依存性を考慮したコンクリート表層品質の非破壊評価法の一提案

    蔵重 勲, 廣永 道彦 Cement Science and Concrete Technology 65 (1), 225-232, 2011

    近年竣工時の簡便な非破壊品質評価法として注目されながらも、測定結果に対するコンクリートの含水依存性といった実用上の課題が指摘される表層透気試験についてその解決策を検討した。気温20℃、相対湿度60%などの雰囲気に曝露した水セメント比や脱型材齢等が異なる15種類のコンクリート供試体を対象に、材齢約1年までの表層透気係数の推移を把握し、乾燥の進展により長期にわたって測定結果が増大する、すなわち見かけ…

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  • 放射光X線CTによるチップ抵抗はんだ接合部における熱疲労き裂進展過程の実験的評価

    釣谷 浩之, 佐山 利彦, 岡本 佳之, 高柳 毅, 上杉 健太朗, 森 孝男 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 25 (0), 161-164, 2011

    放射光光源を利用したX線マイクロCT装置を用いて、Sn-Ag-Cu鉛フリーはんだによって接合されたチップ抵抗の接合部に発生する熱疲労き裂を非破壊で観察することを試みた。その結果、断面観察では把握が困難なチップ下の疲労き裂を含め、疲労き裂の3次元的な進展過程の捉えることが可能となった。また、疲労き裂の3次元形状データに基づいて、定量的な評価指標としてき裂表面積の計測を実施し、さらにき裂進展速度の算…

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  • 欠陥を有する材料接合界面における非線形超音波のシミュレーション

    古田 雄輔, 斎藤 隆泰, 廣瀬 壮一, 中畑  和之 理論応用力学講演会 講演論文集 60 (0), 74-74, 2011

    ...非線形超音波法は,不完全接合部やき裂等の微視欠陥に対する新たな超音波非破壊評価手法として注目を集めている.しかしながら,非線形超音波法で利用する高調波や分調波の発生機構については未知の部分が多い.本研究では,不完全接合部を有する異種材料接合界面に対する非線形超音波の数値シミュレーションを行う.解析には,波動解析において解の安定性が期待できる演算子積分時間領域境界要素法を用いる.本論文では,まず,演算子積分時間領域境界要素法...

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  • 長尺REBCO線材の面内臨界電流密度分布の非破壊評価に向けた走査型ホール素子顕微鏡システムの高速計測技術

    奥村 慶太郎, 東川 甲平, 今村 和孝, 塩原 敬, 小牧 佳弘, 井上 昌睦, 木須 隆暢, 飯島 康裕, 斉藤 隆, 町 敬人 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2011 (0), 36-36, 2011

    現在希土類系高温超伝導(REBCO)線材の開発が進められており、応用のための細線化やマルチフィラメント化についても検討されている。このような線材加工の際には線材の二次元面内の均一性が求められる。そこで我々は、走査型ホール素子顕微鏡システムを用いた非壊での臨界電流密度分布評価手法を、より長尺な線材の評価へ対応させることを目的とし、測定速度の飛躍的な高速化に取り組んだ。その結果、36 …

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  • 「常陽」にて照射されたオーステナイト系ステンレス鋼の磁気特性変化

    林 長宏, 高屋 茂, 永江 勇二, 今野 将太郎, 山県 一郎 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2011f (0), 310-310, 2011

    原子力プラントの経年評価や健全性確保のためには、構造材料の材料損傷(熱時効効果及び照射損傷等)を非破壊で把握し、管理することが望ましい。我々はこれまでに、非破壊測定可能な磁気特性が、微細組織や局所的な化学組成等の変化に敏感であることに着目して、着磁後に材料表面から漏えいする磁束密度(漏えい磁束密度)による材料損傷評価の可能性を示した。しかし、従来の着磁方法では、試験片全体を着磁するために試験片端…

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