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検索結果 388 件

  • 白馬連山,杓子岳における近年の岩壁の削剥過程

    杉山 博崇, 奈良間 千之 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 225-, 2024

    ...</p><p><b>2.地域概要</b></p><p> 杓子岳北東斜面の天狗菱北側の岩峰は,新第三紀中新世に白馬岳層に貫入した珪長岩で構成される(中野ほか,2002).また,珪長岩は変質の程度によって強度に違いがあるものの,節理が発達し崩れやすく,2005年に2名の死傷者を出す崩落が生じた(目代,2005;小森,2006).本研究室が白馬岳頂上宿舎(2730 m)に設置した気温計は,2021年9月1...

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  • 1976年における鬼怒川源流域に成立する針広混交林の林分構造

    長田 強志, 森島 済 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 305-, 2024

    ...針葉樹の比率は標高が上がるにつれてほぼ階段状に高まり,標高1650m-1700m帯では81.5%に,頂上付近の標高1800m-1850m帯では92.8%となった。斜面下部である標高1350m-1400m帯や標高1400m-1450m帯は,判読の誤差を考慮しても,針広混交林に近い林分であると考えられる。...

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  • DEM を用いた二種混合体の中間骨格構造における粒子配置と接点力の評価

    田上 聖人, 中田 幸男, 梶山 慎太郎 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    ...小粒子の 2 種類の粒子で構成される二種混合体には,大粒子含有率ごとに性質が変化する中間骨格構造が存在する.本研究では,形状の異なる大粒子の二種混合体に対して実施した安息角実験の再現解析を,DEM を用いて行い,可視化した強い接点ベクトル,接点の種類ごとの接点力,大粒子重心間の距離を分析した.その結果,強い接点ベクトルは,中間骨格構造が始まる大粒子含有率から現れ始め,大粒子が増加するにつれて,山の頂上方向...

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  • 前田高地中腹・頂上の日本軍陣地壕群について

    下郡 剛, 川満 和, 仲村 真 沖縄工業高等専門学校紀要 17 (0), 27-69, 2023-06-29

    ...前田高地陣地壕群は、頂上部・中腹部・麓部の3つに分類でき、前稿では麓部の壕について検討した。東から順に、缶詰壕、兵員壕、乾パン壕である。  本稿では、高地中腹部と頂上部の陣地壕群について検討する。本来、中腹部と頂上部は分けて検討するのが望ましいのだが、頂上部に壕がひとつしかないため、併せて検討してゆきたい。まず中腹部の壕からである。...

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  • ミヤマハンノキの外生菌根菌群集構造

    藤井 恵理奈, 石川 陽, 奈良 一秀 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 638-, 2023-05-30

    ...<p> ミヤマハンノキは北海道から中部以北の亜高山帯に生息しているが、鳥取県の烏ヶ山頂上付近にも隔離分布をしている。本種は崖沿いや森林限界以上の過酷な環境に生息することが多く、その定着には窒素固定を行う根粒菌に加えて外生菌根菌が寄与している可能性が考えられる。そこで本研究ではミヤマハンノキに共生する外生菌根菌の群集構造と多様性を明らかにすることを目的とした。...

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  • <i>Exobasidium</i> 属菌によるハコネハナヒリノキ平もち病(新称)

    長尾 英幸, 大西 亘, 折原 貴道 神奈川県立博物館研究報告(自然科学) 2023 (52), 1-5, 2023-03-28

    ...2021年7月神奈川県箱根町駒ケ岳頂上付近でハコネハナヒリノキの葉に黄白化した病斑が見つかった。病斑の葉裏側は粉状物で覆われていた。これらは植物病原菌によるものと考えられ、形態学的特徴と宿主情報からこの植物病原菌はハナヒリノキ平もち病菌に近縁のもち病菌と考えられた。...

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  • 御嶽山における登山者参加型避難訓練の実施に基づく登山者の避難行動調査

    金 幸隆, 山岡 耕春, 竹脇 聡, 田上 和志, 野田 智彦 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 313-, 2023

    ...登山者は8~9合目と9〜10合目の登山道にそれぞれ20.2%および19.3%いて,広い登山道に最も多くいることと,次いで山頂と山小屋には滞留人口が多かった.頂上の剣ヶ峰には16.1%,次いで9合目と8合目の山小屋にそれぞれ13.8%および10.7%であった....

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  • 石鎚山における登山者の行動特性と近年の登山観光

    井口 梓 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 302-, 2023

    ...一方で、「ハイキング感覚」と回答する観光志向の強い登山者にとって、石鎚登山の難易度を高めている2か所、すなわち石鎚山信仰の行場である4か所の鎖場や山頂に至るナイフリッジは、観光の「冒険的なアトラクション」として位置付けられる傾向にあること、コースタイム等の検討など登山計画が無く、開始時刻が遅いうえ頂上での滞留時間が長く、行動終了時刻が遅い傾向にあるなど、危機意識に課題も見られる。...

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  • 神居古潭変成帯幌加内地域:Triple point青色片岩の模式地

    平島 崇男, 薮田 渉, 皆川 広太, 片岡 晃一, 木下 周祐, 道免 和之 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 38-, 2023

    ...江丹別峠の頂上付近とその南麓では、Lws+アルカリ輝石(Napx)+/-Pmp組合せが卓越する。江丹別峠北麓の道道沿いの標高360~345m付近の露頭では片理が顕著になり、Lws-Namp組合せ、即ちLws-BSが出現する。さらに、標高345m付近より北方では、Ep-Namp組合せ、即ち、Ep-BSが出現する。...

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  • U字曲げ試験片を用いたSCC 感受性評価試験における応力−ひずみ分布に及ぼす諸因子の影響に関する数値解析的検討

    野村 侑生, 岡野 成威, 望月 正人, 門井 浩太, 青木 聡 溶接学会全国大会講演概要 2023s (0), 124-125, 2023

    ...SCC感受性評価のための定ひずみ試験における力学的状態の把握を目的とし,有限要素解析を用いてその試験片の作製過程を模擬した.定ひずみ試験としてU字曲げ試験片を採用し,試験片寸法やU字曲げの曲率半径の違いによって,U字曲げ試験片頂上部の応力−ひずみ分布の傾向が異なる場合があることが明らかになった.そして,ひずみの計算式などに基づいてこれらの力学的状態の定量的な評価を試みた....

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  • PL法から見た専門職に要求される技術標準と公開論文:

    GPI Journal 8 (1), 30-33, 2022-12-31

    ...社会の科学的な基準・標準は紀元前2500~3000年には、文字・数学の発祥、物理的な単位表現、・・社会的な道路・川・建築物、万里の頂上・ピラミッド・陵墓などの科学技術の標準・基準の存在があって生まれることで明らかな製造物などから証明される。これらは継承した社会的な組織が宗教的な思考主体の専門家集団が存在した継承であり、現社会構造と類似することが推測された。...

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  • PL法から見た専門職に要求される技術標準と公開論文:

    GPI Journal 8 (1), 34-38, 2022-12-31

    ...社会の科学的な基準・標準は紀元前2500~3000年には、文字・数学の発祥、物理的な単位表現、・・社会的な道路・川・建築物、万里の頂上・ピラミッド・陵墓などの科学技術の標準・基準の存在があって生まれることで明らかな製造物などから証明される。これらは継承した社会的な組織が宗教的な思考主体の専門家集団が存在した継承であり、現社会構造と類似することが推測された。...

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  • 機械学習を用いた三宅島における火山泥流の予測に関する研究

    中山 大地 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 40-, 2022

    ...</p><p></p><p>3 泥流モデルを用いた泥流の到達時間及び到達範囲の計算</p><p>火山泥流の到達時間及び到達範囲を求めるため,泥流の数値シミュレーションを行った.前述の1m DEMを5m解像度にダウンスケーリングし,三宅島の3エリア(神着エリア,坪田エリア,夕景浜・村営牧場エリア)で計算を行った.神着エリアではカルデラ頂上付近で発生した泥流はおよそ1時間で神着に到達する.流下する谷沿...

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  • 和歌山県の中部中新統田辺層群から産出したブンブク目化石

    小原 正顕 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 96-, 2022

    ...,「頂上系は中央よりやや後方に位置する.」といった特徴が多くの個体において共通して認められ,すべて同一種である可能性が高い.これに加えて保存の良い標本において,「生殖孔の数が2であること」と「周花紋帯線と側・肛帯線の存在」を確認できた.以上の特徴は,現在の日本近海に生息するブンブクチャガマ(<i>Shizaster lacunosus</i> )のそれにかなり一致するが,前方花弁に比する後方花弁の長...

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  • 沈み込む太平洋プレートの実体とプチスポット火山群のAr-Ar年代・U-Pb年代

    平野 直人, 角野 浩史, 岩野 英樹, 檀原 徹, 平田 岳史 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 67-, 2022

    ...また、アウターライズ頂上で様相が異なる響岩マグマも確認された。Ar-Ar年代が得られなかった火山ではぺぺライト中のジルコン抽出が試みられ、噴火年代の上限値が得られた。さらに、含有されているジルコンはプレート形成時期から上限年代まですべて網羅している。溶岩の上昇は深海堆積物最下位からすべて擾乱されていることも判明した。</p>...

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  • 伊吹山の異なる標高に生息する土壌線虫群集の形態学的およびDNAメタ解析

    北上 雄大, 小長谷 啓介, 松田 陽介 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 610-, 2021-05-24

    ...滋賀県に位置する伊吹山の異なる植生群落(200m、500m、800mはスギ林、1100mはカエデ林、1350mは頂上付近で草本類)を対象に、リターを除いた表層土壌を採取した。生土30 gから分離された線虫は光学顕微鏡観察により属群に類別した。Ion Torrent PGMを用いて18Sの部分領域を対象に線虫の網羅解析を行った。...

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  • 矩形幅厚堰を越える流れの堰上流水位の評価

    羽田野 袈裟義, 多田羅 謙治, 永野 博之, 村岡 和満 土木学会論文集B1(水工学) 77 (1), 54-58, 2021

    ...<p> 堰を有する河川の治水計画の基本となる水面形計算では堰直上流の水位を可能な限り正確に見積もることが求められる.本研究では矩形幅厚堰について堰頂上の流れの状態と対応して流量係数を与えたGovinda Rao and Muranlidharの実験データの解析により越流水深<i>h</i>,限界水深<i>h<sub>c</sub></i>,堰厚さ<i>L</i>の間の関係を<i>h</i>/<i>h...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • ヒマラヤの山岳観光と複数の自然の邂逅

    古川 不可知 文化人類学研究 22 (0), 34-53, 2021

    ...他方で観光客の流れはいまやエベレストの頂上にまで達し、人間から切り離された領域としての自然はもはや想像もしがたい。</p><p> 本稿の目的は、自然/文化という素朴な世界の見方が問い直されつつある現在において、「自然的なるもの」をどのように考えてゆけばよいのか、ヒマラヤの「大自然」を背景に検討することである。...

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  • AWSの積雪深計が観測する南極氷床表面堆積量の時間変化

    平沢 尚彦, 本山 秀明, 山田 恭平, 杉浦 幸之助, 栗田 直幸 雪氷 83 (1), 67-77, 2021

    ...超音波積雪深計を搭載したAWS(Automatic Weather Station)を,2016 年1 月から2019 年10 月 にかけて4 つの地点に新設した.それらの地点は,海岸域のH128,カタバ風が発達する大陸斜面域 のMD78,大陸斜面上部の内陸高地域のNRP,氷床頂上部のNDF である.この観測システムの目的 は,広域にわたる南極氷床の地域特性を把握しながら,総観規模擾乱や日変化による...

    DOI Web Site Web Site 参考文献12件

  • 時間分解多探針STMを用いた単層WS<sub>2</sub>の局所励起子ダイナミクス評価

    水野 良祐, 茂木 裕幸, 和田 尚樹, 宮田 耕充, 嵐田 雄介, 吉田 昭二, 武内 修, 重川 秀実 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2021 (0), 2P24-, 2021

    ...時間分解スペクトルを単一成分の指数関数でフィッティングした結果、時定数は頂上部の方が底部よりも大きな値となった。これは基板由来のポテンシャルの揺らぎによって、底部で局所的に励起子のEEA過程が活発化している可能性を示唆している。</p>...

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  • 猫の第3度房室ブロック症例にみられた房室伝導系病変

    佐々木 崇文, 中尾 周, 木村 勇介, 平川 篤, 町田 登 日本獣医師会雑誌 73 (6), 315-320, 2020-06-20

    ...<p>第3度房室ブロックを示した猫22例の心臓について,詳細な病理学的検索を実施した.これら22例の基礎心疾患は,肥大型心筋症10例,拘束型心筋症(心内膜心筋型)3例,不整脈源性右室心筋症2例,陳旧性心筋梗塞1例であり,残り6例の心臓に明らかな病的変化は認められなかった.房室接合部の組織学的検索では,基礎心疾患の有無やその種類に関係なく,全例の中心線維体基部と心室中隔頂上部に重度の線維増生(心臓骨格左側硬化...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献6件

  • 森林の中での体験と充足感について

    河崎 梨乃, 寺下 太郎 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 68-, 2020-05-25

    ...また、時間は10時から14時で、全長1㎞のコースを、麓から展望台のある頂上を目指し、昼食を取り、下りてくる。その道中は、自然に親しむということをテーマのもと、五感を使えるようなアクティビティを行い、実施単位は研究者1名、参加者3名程度で、それを複数回行った。</p>...

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  • 改良型振動計による内耳ナノ動作の測定と解析

    日比野 浩, 太田 岳, 崔 森悦, 任 書晃 生体医工学 Annual58 (Abstract), 228-228, 2020

    ...第二に、市販の光干渉断層計を改良し、それを駆使して外有毛細胞の頂上部と基底部を可視化した。そして、微小音の際には、前者の振動が後者よりも大きいことを見出した。この特性は、上皮帯振動の増幅に貢献していると想定された。</p>...

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  • 非接触集束超音波による圧刺激を用いた新しい血管新生モデル

    高田 弘弥, 若林 奈緒, 坂井 敦, 星 貴之, 鈴木 秀典, 小川 令 生体医工学 Annual58 (Abstract), 222-222, 2020

    ...ヒト微小血管内皮細胞に対する圧刺激の感知・応答機構について、外界から細胞頂上面へ加えられた力が血管内皮細胞の増殖および管腔形成をどのように調節するかを検討した。その結果、細胞頂上面からの周期的圧刺激がアクチンの脱重合や高頻度Ca2+オシレーションの誘起が血管形成に関与している可能性が示唆された。次に、マウス創傷モデルを用いて創傷治癒過程における周期的圧刺激の役割の解析を行った。...

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  • 非接触集束超音波による圧刺激を用いた新しい血管新生モデル

    高田 弘弥, 若林 奈緒, 坂井 敦, 星 貴之, 鈴木 秀典, 小川 令 生体医工学 Annual58 (Proc), 553-554, 2020

    ...ヒト微小血管内皮細胞に対する圧刺激の感知・応答機構について、外界から細胞頂上面へ加えられた力が血管内皮細胞の増殖および管腔形成をどのように調節するかを検討した。その結果、細胞頂上面からの周期的圧刺激がアクチンの脱重合や高頻度Ca2+オシレーションの誘起が血管形成に関与している可能性が示唆された。次に、マウス創傷モデルを用いて創傷治癒過程における周期的圧刺激の役割の解析を行った。...

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  • 北アルプス・白馬大雪渓周辺における岩盤斜面の地形変化

    杉山 博崇, 奈良間 千之, 井上 公 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 262-, 2020

    ...レーザデータ,2016年〜2019年のUAV・セスナ空撮データから作成した点群データの比較や,現地調査や空撮画像から崩落箇所の地形場の特徴を検討し,地質ごとの礫の大きさと分布,雪渓や雪渓以下の河床の季節変化を調べた.地温データは,2015年〜2017年に丸山付近(2750m,積雪深1m以下の西側風衝斜面),白馬山荘付近(2800m,積雪深5m以上の東側斜面)で測定したものを,雨量データは猿倉(1250m),頂上宿舎...

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  • 伊吹山の異なる標高に生息する土壌線虫群集のメタ解析

    北上 雄大, 松田 陽介 日本森林学会大会発表データベース 130 (0), 198-, 2019-05-27

    ...滋賀県に位置する伊吹山の異なる5標高における植生群落(200m、500m、800mはスギ林、1100mはカエデ林、1350mは頂上付近で草本類)を対象に、リターを除いた表層土壌を2018年7月に採取した。分離された線虫はIon Torrent PGMを用いて18Sの部分領域を対象に線虫の網羅解析を行った。...

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  • 走査型イオン伝導顕微鏡による組織・細胞観察

    水谷 祐輔, 牛木 辰男 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 540-541, 2019-03-01

    ...本発表では、SICMによる多様な生体組織の観察や、細胞の頂上膜表面にある細胞質突起のタイムラプス観察の結果を示す。</p>...

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  • ネズミ類生息モニタリング

    Suzuki, Hajime, Horikoshi, Kazuo, 鈴木, 創, 堀越, 和夫 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 209-216, 2018-07

    ...南硫黄島の外来ネズミ類の侵入確認するため、センサーカメラを海岸部~頂上部に計10台を設置した。海岸林においては最大1年間、コルおよび頂上部においては3~5日間の撮影期間であったが、ネズミ類の撮影は見られなかった。また、踏査ルート上でネズミ類(生体・死体)及び痕跡(タコノキ果実への食痕等)は観察されなかった。現時点においては、南硫黄島における外来ネズミ類の侵入している可能性は低いと考えられる。...

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  • 南硫黄島の陸産貝類群集の多様性

    Wada, Shinichiro, Chiba, Satoshi, 和田, 慎一郎, 千葉, 聡 小笠原研究 = Ogasawara research (44) 315-330, 2018-07

    ...実際、頂上を中心として高標高の地点には、北ユーラシアに分布の中心をもつ北方系の種が優占し、低標高の地点には熱帯太平洋系の種が優占していた。小笠原群島の島に比べて、島が形成されてから時間を経ていないために、種の分布が祖先集団から引き継いだ生息環境への選好性に強く制約されていると考えられる。...

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  • 固有樹種シコクシラベ集団内の2豊作年における種子の遺伝的多様性

    岩泉 正和, 河合 貴之, 笹島 芳信, 河合 慶恵, 三浦 真弘, 那須 仁弥, 磯田 圭哉 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 578-, 2018-05-28

    ...<p>シコクシラベは四国の石鎚山、笹ヶ峰及び剣山の頂上周辺にのみ遺存的に生育するシラベの固有変種であるが、気候変動等による生息域内での集団サイズの減少が危惧されており、次世代(種子)による生息域外保存が重要視されている。...

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  • 中国・長白山天池の大規模地すべりに伴う津波の数値解析

    柳澤 英明, 宮城 豊彦, 呉 正方 日本地理学会発表要旨集 2018s (0), 000086-, 2018

    ...一つ目は、頂上から水面まで崩壊すると仮定するシナリオ1、二つ目は頂上から湖底面まで崩壊すると仮定する最大想定としてのシナリオ2である。これらのシナリオに基づき、楕円体形状で地形の剥ぎ取りを行った結果、シナリオ1における剥ぎ取り体積は0.057㎢、シナリオ2では0.17㎢となった。<br>3....

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  • ライチョウの群れ構成と標高移動の季節変化

    小林 篤, 中村 浩志 日本鳥学会誌 67 (1), 69-86, 2018

    ...雪解け時期のずれが,同じ標高の場所での育雛を可能にしていることが示唆された.年間を通して実施した今回の調査結果から,ニホンライチョウの生活史の区分は,従来の繁殖期の「なわばり確立・つがい形成期」,「抱卵期」,「育雛期」の区分に加え,非繁殖期は「秋群れ期」と「越冬期」に分けるのが適当であることが指摘された.ニホンライチョウは,行動的にも生理的にも日本の高山環境に対し高度に適応しているが,日本では高山の頂上付近...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • 山小屋視点から見た奥黒部の生活およびエコツアートレールとして伊藤新道の再開通案

    伊藤 圭 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 54-, 2018

    ...時が経って私が正式に小屋番を始めた16年程前、伊藤新道が自然の猛威の前に崩落し、廃道になってから20年ほどたっていましたが、世は百名山ブームの真っただ中であり、登山者は口々に「何峰登った」や「どこの頂上がよかった」というような稜線世界の話をしていました。しかし、山小屋で何シーズンもすごし、登山道整備等で奥地に足を踏み入れるごとに、その懐には様々な魅力があることに気づきはじめました。...

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  • 富士登山者による混雑予想カレンダーの利用と混雑回避

    山本 清龍 環境情報科学論文集 ceis32 (0), 155-160, 2018

    ...また,御来光前の時間帯に頂上に辿り着いた割合が多く,これらの行動は混雑回避行動と考えられた。しかし,混雑予想カレンダーの閲覧と登山行動の選択の関係性は弱く,カレンダーの閲覧者の割合の低さなどその効果は限定的であり,情報発信の強化が必要と考えられた。...

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  • Der Begriff der Kunstkammer bei Novalis und Jean Paul

    Kuwahara, Satoshi 19世紀学研究 (11) 5-16, 2017-03

    ...それは一点を頂上に頂くピラミッド型ではなく、すべての「理念」が共存するものとして表象されているように思われる。興味深いことにそれは植物の比喩をもって語られている。一つ一つの理念に「それ独自の土壌」を、「気候」、「手入れ」、「隣人」を与える必要があると言い、「楽園は大地の理想である」と述べる。この「理念の楽園」はこうして地上の楽園のアナロジーと考えられるのである。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 低山地山頂部の半自然草地における草原生植物の生育状況

    佐久間 智子, 白川 勝信, 中越 信和 保全生態学研究 22 (2), 289-298, 2017

    ...山の頂上から標高10 m差の範囲を山頂部と定義し、植物相調査を行った結果、草原生植物の出現種数は現在も草地管理が行われている「管理継続区」で最も多く、過去に草地管理が行われていない「自然区」で極端に少なかった。また、従来の草地管理が停止した「放棄区」でも、「自然区」に比べると多くの草原生植物が生育していた。...

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  • 伊是名海穴における海底下鉱体周辺の熱水性成分の分布

    土岐 知弘, 大竹 翼, 石橋 純一郎, 松井 洋平, 川口 慎介, 加藤 大和, 淵田 茂司, 宮原 玲奈, 堤 映日, 中村 峻介, 川喜田 竜平, 宇座 大貴, 上原 力, 新城 竜一, 野崎 達生, 熊谷 英憲, 前田 玲奈 日本地球化学会年会要旨集 64 (0), 147-, 2017

    ...掘削は、HAKUREIサイトの北部マウンドの頂上から、東側に約500 mの測線上において5本、またリファレンスサイトとしてマウンドから北西500 mほど離れた地点において1本を掘削した。採取したコアから、船上でヘッドスペースガス測定用および間隙水抽出用の試料を採取した。...

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  • 古墳・火山・太陽

    北條 芳隆 第四紀研究 56 (3), 97-110, 2017

    ...<p>地理的情報処理技術の進展と天文考古学の導入によって,太陽の運行を見据えながら夏至の日の出に軸線を合わせた祭儀施設の存在や,火山の頂上に軸線を定める前方後円(方)墳の存在が指摘できる.これら新知見をふまえると,日本の古代社会は太陽信仰と火山信仰に依拠したことがわかる.このような遺跡と周辺景観の関係を重視する考古学の見方は,ジオパークの今後の展開にあたっても充分に活用可能である.</p>...

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  • 霧島山2008年8月22日遭難事故のパーソナル・スケールでの地理学的考察

    岩船 昌起 日本地理学会発表要旨集 2017a (0), 100056-, 2017

    ...Bによると「後から聞くと、(Aは頂上に至る前に)御鉢の火口縁を一周したようだった」。「行き過ぎたところで、電話を掛けた様子だった」。BはAに「『分岐(標高約1420m)で戻ってこい』と伝えようと思い,電話をしたがつながらなかった」。そこで「上に息子がいると思い,仕方なく登っていった」。12時50分頃にAは「すべりやすいところで大雨」に遭った。...

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  • キラルな結晶構造を有するテルル単体のバンド構造の観測

    坂野 昌人, 平山 元昭, 高橋 敬成, 明比 俊太朗, 中山 充大, 黒田 健太, 宮本 幸治, 奥田 太一, 小野 寛太, 組頭 広志, 三宅 隆, 村上 修一, 笹川 崇男, 近藤 猛 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1324-1324, 2017

    ...本研究では、キラル結晶におけるスピン軌道相互作用の効果に注目し、価電子帯頂上の電子・スピン構造の詳細を議論する。</p>...

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  • 道路事業における希少猛禽類に対する効果的な人工代替巣の設置手法と利用促進手法の検討:全国 173 事例の分析から

    長谷川 啓一, 上野 裕介, 大城 温, 井上 隆司 応用生態工学 19 (1), 67-78, 2016

    ...人工代替巣設置事例が抽出され,猛禽類 8 種が対象になっており,オオタカ,ノスリ,ハヤブサは,人工代替巣を利用して巣立ちまで至った事例が確認された.クマタカ,ミサゴでは繁殖利用はあるものの,巣立ち例は確認されていなかった.サシバ,オジロワシ,ハチクマでは,人工代替巣の利用は確認されなかった.人工代替巣の設置方法は,材質の違い(天然素材,非天然素材),架巣形態の違い樹冠(樹木の幹や大枝),樹頂(樹木の頂上部...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献3件 参考文献18件

  • 過去100 年間における滋賀県琵琶湖の堆積速度と堆積環境

    金井 豊, 井内 美郎 BULLETIN OF THE GEOLOGICAL SURVEY OF JAPAN 67 (3), 67-80, 2016

    ...一方,鞍部のほぼ頂上部に相当する高島沖で採取したコアの表層部は,含水率やPb-210濃度などに変動が見ら れ,表層での底生生物による攪乱や人工的な混合などが可能性の一つと考えられた.</p>...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献2件

  • 手指屈曲運動での手根管部正中神経の移動と変形

    早矢仕 宇理, 丹羽 達貴, 森川 琢也, 安倍 基幸 理学療法学Supplement 2015 (0), 0719-, 2016

    ...【結果】手の大きさ,前腕長,エコーでの舟状骨と豆状骨の頂上間距離に大きな差はなく,男女間の有意差はなかった。手指伸展位から屈曲を行った際の側方・深部への正中神経移動距離は,中指がそれぞれ平均1.62mm,0.89mmと最も大きく動き,次に示指が大きかった。中指と小指間にそれぞれ有意差を認めた(p<0.05)。...

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  • 富士山の登山者数の上限設定に対する登山者の意向<b> </b>

    山本 清龍 環境情報科学論文集 ceis30 (0), 73-78, 2016

    ...その結果,富士登山者の属性は,年齢が20~40代で77%を占め,登山目的では御来光を見ることが72%,頂上まで登ることが71%で最も多かった。また,登山者数の増加が自然と文化</tt><tt>に悪影響を及ぼすという意識は登山者数の上限設定の賛否に関係していた。 </tt></p>...

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  • <b>立地特性からみた中華民国時代の青島八大関別荘と周辺環境の関係</b><b> </b>

    王 培厳, 馬 嘉, 三谷 徹, 章 俊華 環境情報科学論文集 ceis30 (0), 201-206, 2016

    ...階層クラスター分析により,丘の麓の南斜面に立地し海湾の眺望確保を中心としたグループA(18 カ所),丘の中腹に立地し太平山の眺望を確保しながら,特定の山や海湾が見え,採光および夏の南東季節風に沿ったグループB(47 カ所),丘の頂上の北側斜面に立地し山の眺望を確保しながら,特定の海湾が見え,採光および夏の南東季節風に沿ったグループC(50 カ所)に分類された。...

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  • 屋久島山頂部域でのニホンザルの分布上限

    本田 剛章 霊長類研究 Supplement 32 (0), 57-57, 2016

    ...屋久島は最高峰の宮之浦岳(標高1,936m)を中心とする山岳島であり、特に頂上部付近は1,700mを境に針葉樹林帯から草原地帯へと植生が変化する。草原はササの一種で屋久島固有種であるヤクシマダケ(<i>Pseudosasa owatarii</i>)がほとんどを占める。...

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  • 砂丘骨格模型を用いた3断面バルハンの安定性解析

    渡辺 崇人, 新屋 啓文, 粟津 暁紀, 西森 拓 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2740-2740, 2016

    ...<p>新屋・西森の考案した砂丘骨格模型とは、三次元バルハンから風向きに対する鉛直断面(三角形)を少数個抽出して、各断面の風向き方向の移動と断面間の砂のやり取り、及び断面内での頂上を越える砂のやり取りを考慮することで元の三次元バルハンの変形や移動過程を低次元力学系として記述する数理モデルである。...

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  • 酸化ガリウム中の酸素空孔によるバンド分散変化

    中野 友斗, 小田 将人, 篠塚 雄三 日本物理学会講演概要集 71.2 (0), 2562-2562, 2016

    ...しかしGa_2_O_3_の価電子帯頂上付近は分散が非常に小さいため、正孔ドープが難しく、P型半導体の作製が困難となっている。先行研究より、金属酸化物のエネルギーバンドは酸素空孔があることで分散が大きくなることが知られている。本研究ではβ-Ga_2_O_3_中の酸素空孔がエネルギーバンドの分散にどのような影響を及ぼすかを密度汎関数法に基づく第一原理計算を用いて解析した。</p>...

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  • 釈迦金輪研究序説

    佐々木 大樹 智山学報 65 (0), 0263-0282, 2016

    ...仏頂尊は、釈尊が具えた三十二相のうち、頂上肉髻相を尊格化したものと考えられている。仏頂尊は、七世紀頃に初めて文献上に登場した初期密教を代表する仏尊であり、以後の経軌、例えば『大日経』『金剛頂経』等に継承されていった。仏頂系の経軌は、共通して組織的な儀礼(特に灌頂)をもち、また部族(kula)の概念を導入する等、両部大経に与えた影響も大きいと評されている<sup>2)</sup>。...

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  • 富士山のごみとトイレ

    青木 直子 Material Cycles and Waste Management Research 26 (3), 207-214, 2015-05-31

    ...東京から車で 2 時間,五合目まで簡単にアクセスでき,登山初心者でも日本最高峰に立つことができる富士山は,年間,頂上へは 30 万人が登り,300 万人が五合目を訪れ,山麓の観光地へは 3,000 万人がやってくる。 <br> 1990 年代初め,富士山を世界自然遺産にしようと大きな運動が起きた。全国的な関心が高まるなか,皮肉にも,ごみとトイレのひどい現状が周知される結果となった。...

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  • 飛鳥時代の中軸古道と藤原宮の位置選定に係わる新たな視点

    木庭 元晴 日本地理学会発表要旨集 2015a (0), 100107-, 2015

    ...(中略)偶然といってよいが,三山の頂上を頂点とする(中略)垂心が中ッ道と下ッ道の間の中心線上にのった。(中略)あまりにも偶然性が強く,頭から否定する人も多い。そのため,三山からなる三角形の垂心という考え方はわきにおくとして」,とここで垂心の話は終わる。 ...

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  • <b>世界遺産富士山の来訪者管理のための情報提供のあり方に関する検討</b>

    山本 清龍 環境情報科学論文集 ceis29 (0), 189-194, 2015

    ...アンケート調査の結果,</tt>20<tt>,</tt>30 <tt>代の若年層,初めて富士登山に挑戦する登山者層が多く,富士山の頂上付近に登山目的が集中していること,登山者は登山方法や危険,混雑に関する情報の提供,強化を期待していることが明らかとなり,登山者によって期待されている情報は来訪者管理に積極的に活用すべき情報と考えられた。</tt>...

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  • 離島における生業活動の多様性と複合性

    藤永 豪 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100164-, 2015

    ...主に隆起サンゴ石灰岩によって構成され、段丘状の地形を呈し、頂上部は百之台と呼ばれる台地が広がる。<br> 現在の喜界島における主要産業は、サトウキビを中心とした農業である。ただし、かつては集落によっては稲作も盛んであり、麦類や雑穀類(アワやキビ)、イモ類(サツマイモやタイモ)、マメ類(ダイズやソラマメ)、野菜類などの多様な作物が栽培されていた。...

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  • 赤石山脈の地形・地質学的特徴とトンネル掘削問題

    目代 邦康 日本地理学会発表要旨集 2015s (0), 100325-, 2015

    ...赤石山脈の地形,地質学的特徴<br> 標高3193 mの北岳を有し,仙丈岳,間ノ岳,農鳥岳,塩見岳など,頂上が標高3000 m以上となる山が10座近く存在する.山地の斜面勾配は,平均で30度以上であり,特に起伏量の大きな場所では35度程度となる(Katsube and Oguchi, 1999).この地域の地質は,山脈の広い範囲で白亜紀から古第三紀の四万十層群が分布する(Kano and Matsushima...

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  • 上信越山岳域における2013年8月晴天日の気温日較差と気圧日較差の関係

    中川 清隆, 重田 祥範, 渡来 靖, 吉﨑 正憲 日本地理学会発表要旨集 2014a (0), 69-, 2014

    ...<br> 図1より,調和解析を施すまでもなく,気圧の日変化には1日周期と半日周期が卓越していることが明白である.半日周期は大気潮汐に起因しており,高標高の赤城山▲では午前および午後9時の極大が明瞭である.赤城山以外の低標高地点では,夜の極大の位置はほぼ変わらないものの頂上が高原型になるのに対して,朝の極大はピーク形状を保ったまま2時間ほど位相が進んでいる.早朝の気圧降下は4地点ともほぼ同様の浅い鍋底型...

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  • 黒部川源流部における植生変化とその気候的要因

    安田 正次, 大丸 裕武 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100161-, 2014

    ...おおまかにいって、1990年以降は北ノ俣岳頂上でも亜高山針葉樹林が成立する温度帯に含まれており、ハイマツが生育可能な環境になっているといえるだろう。 以上から、北ノ俣岳の雪田周辺の植生変化は、近年の気温の上昇による立地環境の変化によるものであると推測された。...

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  • カンボジア国低地落葉林を構成する上層木と下層植生の蒸散量

    飯田 真一, 清水 貴範, 玉井 幸治, 壁谷 直記, 清水 晃, Chann Sophal, Keth Nang 日本森林学会大会発表データベース 124 (0), 131-, 2013

    ...また、高度30mのタワー頂上部および上層木の林冠下にあたる高度5.5mにおいて、バンドパス渦相関法を適用し、全蒸発散量(ET<sub>W</sub>)および下層植生の蒸発散量(ET<sub>U</sub>)を計測した。...

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  • Mechanic’s handsの組織像およびダーモスコピー像に特異な所見を認めた皮膚筋炎の1例

    神保 晴紀, 村田 洋三, 酒井 大輔, 高井 利浩, 熊野 公子 日本皮膚科学会雑誌 123 (4), 425-430, 2013

    ...67歳女性.両第1指先端から尺側,両第2・3指橈側の角化性皮疹で受診した.同部の組織像では,真皮乳頭頂上に限局する表皮真皮境界部の液状変性を認め,液状変性がある部位には錯角化,液状変性のない皮溝部表皮突起では正角化が見られた.これら錯角化と正角化とが垂直の柱状に交代性に整然と隣接した.ダーモスコピー像では皮溝を挟んで並行する二本の白色線が網状・レース状に見られた.これは組織像での正角化と錯角化の境界部...

    DOI Web Site 医中誌

  • 高速道路進入に関わるタヌキ(<i>Nyctereutes procyonoides</i>)のフェンス登攀行動

    蔵本 洋介, 古谷 雅理, 甲田 菜穂子, 園田 陽一, 金子 弥生 哺乳類科学 53 (2), 267-278, 2013

    ...東京都日の出町大久野付近の捕獲個体7頭の計測から,フェンスの網目の幅が前後肢の掌幅の最小値27 mmを下回ればフェンス上に留まることができないと考えられ,下顎の横幅12.4 mm以下であれば犬歯の位置まで顎を網目に入れられないためフェンスに噛みつくことができないと考えられた.前肢の前後方向への開きは最大53.6 cmであったことから,乗り越え防止装置の高さはそれ以上であれば前肢や体を伸ばしてもフェンス頂上...

    DOI Web Site

  • 下顎高度顎堤吸収に伴いオトガイ孔および下顎管 の裂開部の出現を認める上下総義歯症例

    白石 康博 THE JOURNAL OF THE ACADEMY OF CLINICAL DENTISTRY 33 (3), 222-230, 2013

    ...overdenture が適応になると思われる.しかし,インプラントのみに支持・維持を求めるような義歯形態では予後が 不良になることが予想される.また,超高齢社会においては全身疾患等によりインプラントを選択できない患者も少なくないと考えられる.そのような症例に対しては,インプラントに頼らない義歯形態の習得が必須となり,従来通りの総義歯にて対応せざるを得ない.今回,下顎高度顎堤吸収に伴いオトガイ孔が顎堤頂上...

    DOI Web Site 医中誌

  • 黒部川源流部における植生変化と温度環境の変化

    安田 正次, 大丸 裕武 日本地理学会発表要旨集 2013s (0), 25-, 2013

    ...1990年代以降は北ノ俣岳頂上も亜高山針葉樹林帯に含まれることから、ハイマツが充分に生育可能な環境になってきていると考えられる。以上から、北ノ俣岳の雪田周辺の植生変化は、近年の気温の上昇による立地環境の変化によるものであると推測された。今後は、土壌の水分量や土壌成分の変化などの詳しい立地変化の検討が必要であると考えられる。...

    DOI

  • Rise in Body Temperature at High Altitude

    上小牧 憲寛, 柴 信行 登山医学 = Japanese Journal of Mountain Medicine 32 (1), 116-121, 2012-12

    ...対象はカラコルム山脈のMuztagh Ata(北側最高標高7,184m、南側最高標高7,546m)の探検隊メンバー男性9名(年齢28〜60歳)で、4名は北側頂上に、4名は南側頂上に登頂し、残りの1名は南側キャンプ(標高約6,000m)に到達した。その結果、標高と体温、AMSスコアと体温、SaO2と体温との間に有意な相関が認められ、最高標高に到達前の平均体温は到達後の体温よりも有意に高かった。...

    機関リポジトリ

  • 第四紀日本列島におけるクモマベニヒカゲの分布変遷史

    中谷 貴壽, 宇佐美 真一, 伊藤 建夫 蝶と蛾 63 (4), 204-216, 2012

    ...度合いを反映したものとなっている.針ノ木ギャップ付近の地形および植生をみると,全体に標高が約2500-2600mと低いために尾根の多くが樹林帯で覆われており,冬季季節風の風上に当たる尾根の西側では樹林が尾根まで迫り,風下側の東側は雪崩によって削られた急峻な崩落地形となり,あるいは両側の切り立った狭い尾根が断続的に見られる.急峻な崩落地にはイネ科やカヤツリグサ科の遷移途上の草地すら見られない.蓮華岳の頂上付近...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献30件

  • モンゴル北部永久凍土域のカラマツ林における水文気象・生態・年輪年代の長期モニタリングの初期解析

    宮崎 真, 石川 守, ナンザンド ビレグバータル, ナチン バータービレグ, ソドブ ダムディンスレン, ヤムヒン ジャンバルジャブ 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100092-, 2012

    ...生態観測は、樹木の胸高直径の成長量(デンドロメーター)、樹液流量(グラニエ法)を計測し、植生および地表面状態(タワー頂上から北向きに設置した定点カメラの写真から解析)を記録している。年輪年代観測は、各樹木の年齢、各年の成長量、干ばつ・火災履歴を測定している。<br><br>3.  結果<br>定点カメラの写真の解析結果から地表面状態とカラマツ林の生物季節が明らかとなった。...

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  • ポスドク・学生の実験室での震災対応と経過

    吉見 啓 化学と生物 50 (3), 224-227, 2012

    ...西には蔵王連峰の山並みが広がり,東には海まで続く仙台平野が見渡せる.そんな小高い青葉山の頂上付近に東北大学未来科学技術共同研究センター (NICHe) は位置する.3月11日に発生した東日本大震災により,NICHe・微生物ゲノム科学研究室は甚大な被害を受けた.震災発生時に生物系実験室にいた研究者として,発生当時の状況とその後の復旧対応について紹介する....

    DOI Web Site Web Site

  • 条件付分岐確率イベントツリー法における多分岐頂上事象を用いたモデル化手法の検討

    豊嶋 謙介, 倉本 孝弘 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2012s (0), 365-365, 2012

    ...通常のイベントツリーでは、頂上事象は「成功」「失敗」の2分岐であるが、複数トレンを持つシステムでは、依存関係を表現するために頂上事象をトレン毎に分割する等、2分岐での表現が煩雑になる。そのようなケースに対して、多分岐の頂上事象を導入して、その効果について確認した。...

    DOI

  • オホーツク海のラジオゾンデ観測-大気境界層の霧と小高気圧-

    立花 義裕 沿岸海洋研究 50 (1), 11-21, 2012

    ...1998年と2006年夏にオホーツク海でラジオゾンデ観測を実施した.その結果,霧の発生事例と,無発生事例,さらにメソスケールの高気圧が観測された.霧発生時と無発生時のそれぞれの特徴は次のようなものであった.霧発生期間:海洋から大気へ向かう潜熱顕熱輸送によって,大気下層は暖められる.混合層トップの霧頂上で放射冷却が起こり,混合層上部は冷却される.従って鉛直混合が誘発され混合層が発達維持され霧が発生維持...

    DOI Web Site

  • たくましい乳牛に仕上げる育成の科学

    岡本, 全弘 産業動物臨床医学雑誌 = Japanese journal of large animal clinics 2 (3), 153-159, 2011-11

    ...誕生時の生存に影響する耐寒性の指標として,初生子牛の休息時代謝および頂上代謝から下臨界温および寒冷生存限界を推定し,正常な初生子牛は耐寒性に優れることを示した。初乳のIgGの吸収率と血中濃度より,初乳の給与は生後1時間以内が望ましいが,遅れる場合にはIgGの摂取量を高める必要性がある。また,初乳より調製したカスピ海ヨーグルトの利用法を例示した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 砂・粘土混合材料の侵食速度測定と室内越流破堤実験

    藤澤 和謙, 村上 章, 西村 伸一 農業農村工学会論文集 79 (3), 195-205, 2011

    ...本論文では,砂と粘土の混合土の侵食特性(土の侵食速度と流体から土表面に作用するせん断応力の関係)を測定した侵食速度測定試験と,同試験で用いた材料と同じ材料から作製した模型堤体の室内越流侵食実験の結果を示し,考察を行う.侵食速度測定試験では,土供試体の粘土の含有率と乾燥密度を変えて,土の侵食速度に対する粘土の含有量や密度の影響を明らかにした.堤体が越流による侵食を受ける際,その頂上での限界流によって侵食...

    DOI 被引用文献1件

  • 北緯70度付近極東シベリアErebia属の1新種

    平野 裕一, 平野 聰子 蝶と蛾 62 (4), 143-147, 2011

    ...きくはっきりした眼状紋を持つ.3)前翅の黒点,上2つが内側に入り込み,後翅黒点は赤色斑の中心より外側に位置する.4)前翅裏面の赤色部が基部近くまで広がっている.5)♀後翅裏面全体が褐色を帯びpostdiscal帯が鮮明でない.6)♂交尾器valvaのcostaの形状が異なり,costaの背面はわずかに凹み,ampullaとの段差がほとんど見られない.また鋸歯は1列ないし部分的に2列で粗い.本種は標高約700mの頂上付近...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 無歯期乳児の口蓋形態の特徴および成長による変化

    永石 恵子, 小倉 英稔, 西田 宜弘, 近藤 亜子, 田村 康夫 小児歯科学雑誌 49 (5), 439-451, 2011

    ...その結果,長径では切歯乳頭部と歯槽弓最大幅径として表される左右歯槽頂上の点間の口蓋前方部に有意な増大がみられ,幅径では乳犬歯歯槽部遠心壁の左右歯槽頂上の点間,歯槽弓の最大幅径として表される歯槽頂上の点間,および上記2 線上の近遠心的中間部の点間においても有意な増大がみられた。口蓋の深さや口蓋内表面積では,3 群間で差は認められなかった。...

    DOI 医中誌 参考文献33件

  • 北海道十勝地方におけるクロバエ類の発生動態と生活史-3年間の結果-

    岩佐 光啓, 井上 絢子 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 63 (0), 76-76, 2011

    ...北海道のクロバエ類の発生動態と生活史を明らかにすべく, 2007 から2008年に十勝地方で行った平地(70m),鶏舎(70m, 160m),日勝峠中腹(500m),日勝峠頂上(1000m),大雪山黒岳(1850m)での調査に加えて,2009年には剣山の3地点(400m,850m,1150m)と黒岳(1850m)で調査を行った....

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  • エストロゲン(E2)依存的な子宮由来オステオポンチン(Spp1)によるマウス胚盤胞の接着性獲得機序

    茶圓 貴志, 江頭 真宏, 野村 菜奈, 白 汝嵐, 櫻井 敏博, 金野 俊洋, 今川 和彦 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 1024-1024, 2011

    ...しかし、通常生体における単層上皮の頂上面は接着性を持たない。マウスでは、妊娠3.5日から4.5日にかけておこる血中エストロゲン濃度の一過性上昇により子宮が胚受容能を獲得する。このため、子宮内膜上皮細胞もE2依存的に接着性を獲得すると考えられている。一方で胚が接着性を獲得する機序は未だ明らかではない。そこで本研究では、マウスにおけるE2依存的な着床期子宮による胚の接着能獲得誘導の可能性を検討した。...

    DOI

  • 伊吹山頂上の残雪表面の雪氷藻類

    竹内 望, 角川 咲江, 武藤 恭子 雪氷 73 (5), 271-279, 2011

    雪氷藻類とは,雪や氷の表面で繁殖する光合成微生物である.2005 年から2010年にかけて, 滋賀県の伊吹山の山頂(標高1377 m) 付近の残雪で,雪氷藻類の調査を行った.藻類の大繁殖を示す赤雪や緑雪のような肉眼で見える着色雪はみられなかったが, 残雪表面から採取した積雪の顕微鏡観察の結果, 形態の異なる主に2 つのタイプの雪氷藻類細胞を確認した. この藻類は, …

    DOI Web Site Web Site 参考文献22件

  • Survey of vascular flora around Lake Pumayum Co, an alpine lake located in the southeastern Tibetan plateau in China

    Minami Motoyasu, Tezuka Takafumi, Zhu Liping, Nishimura Mitsugu, 南 基泰, 手塚 修文, 朱 立平, 西村 弥亜 植物地理・分類研究 = The journal of phytogeography and taxonomy 58 (1), 50-56, 2010-12-30

    ...グループA は湖の島の湖岸を除く砂礫斜面全域と頂上のみで,乾生植物のArtemisia brevifolia, Corydalis hookeri 及びDelphinium caeruleum が指標種となる高山荒原であった。グループB は湖周辺に広く分布する腐食質が堆積しない比較的乾燥した場所に成立し,Androsace tapete が指標種となる高山ステップであった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site 被引用文献1件

  • <論説>泰山娘娘の登場 : 碧霞元君信仰の源流と明代における展開

    石野 一晴 史林 93 (4), 506-540, 2010-07-31

    ...彼らの目当ては頂上に祀られる女神「碧霞元君」であった。この女神は、北宋の真宗の封禅の際に見つかったとされる玉女像がその起源とされるが、少なくとも明中期までは碧霞元帥という名前は見られず、信仰も泰山府君には遠く及ばなかった。現在のような地位を得たのは、国家による顕彰を受けた明代中期のことであった。一六世紀後半に泰山を旅した文人は、夜明け前から集団で参詣する敬虔な人びとを目にすることになる。...

    DOI HANDLE Web Site

  • カワゲラ目幼虫の脚表面における塩類細胞の形態と分布

    田村, 芙美子, 岸本, 亨 奈良教育大学附属自然環境教育センター紀要 11 9-24, 2010-03

    ...において塩類細胞が確認されたのは初めてである.脚表面における分布は,Perlodidae, Perlidae, Peltoperlidae では腿節にだけ分布し,Nemouridaeでは脛節だけであった.Scopuridaeの幼虫では塩類細胞が確認されなかった.塩類細胞が確認された4科9種のうち,Perlodidae, Perlidae, Peltoperlidaeの3科8種については,塩類細胞の頂上部...

    機関リポジトリ Web Site

  • 富士登山者の登山口選択と混雑回避

    山本 清龍 環境情報科学論文集 ceis24 (0), 321-326, 2010

    ...研究の結果,五合目と頂上では登山者の集中の態様が異なること,4 つの登山口は混雑回避を含め異なる観点から登山者に選択されていること,登山者属性によっては時空間的な混雑回避をとりうることが明らかになった。...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • Si(111)表面上のPb超平坦膜

    松本 益明, 福谷 克之, 岡野 達雄 表面科学学術講演会要旨集 30 (0), 366-366, 2010

    ...室温においてPbはストランスキークラスタノフ型で成長し、2層以上では島状に成長するが、島の頂上は原子レベルで平坦となった。これはPbの量子サイズ効果によると考えられている。この薄膜をSTMで観察すると、かけるバイアスにより島の消失が観測された。この解析結果についても報告する。...

    DOI

  • 現代シニアの死生観の源泉 : 江戸後期ルネッサンスを中心に(投稿広場)

    小向 敦子 笑い学研究 17 (0), 100-107, 2010

    ...従来、放物性のリニアとして語られてきた人生であるが、死ぬという最後の変化に臨んで、笑いの力を用いて、ギアを更に一段あげて、死という最頂上へ辿りつく。物事の終わりに御手を拝借してまで、けじめと箔をつける文化を持つ私たちなら、生涯発達モデルを改新することさえできるだろう。...

    DOI

  • 古墳の他界観(第2部 古代・中世イデオロギーの研究)

    和田 晴吾 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 152 247-272, 2009-03-31

    ...他界の内容は,船に乗って他界へと至った死者の魂は,くびれ部の出入口で船を降り(船形埴輪),禊をし(囲形埴輪),斜面を登った岩山の頂上の防御堅固で威儀を正した居館に棲むが,そこは飲食物に満ち,日々新たな食物が供えられるといったものだった。葺石や埴輪や食物形土製品は他界を演出するための舞台装置や道具立てで,中期中・後葉には,これに人物・動物埴輪が加わった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 内耳蝸牛内高電位の成立機構の解明

    日比野 浩 日本薬理学雑誌 133 (5), 247-251, 2009

    ...また,血管条細胞外空間の高電位の維持には,K<sup>+</sup>チャネルが深く関わると考えられてきた.しかし,蝸牛内高電位の成立機構の多くは不明であった.本研究により,内向き整流性K<sup>+</sup>チャネルKir4.1が血管条に強く発現することが明らかとなった.Kir4.1は血管条における唯一の機能的な内向き整流性K<sup>+</sup>チャネルであった.後に,Kir4.1は中間細胞の頂上膜...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献39件

  • レッサーパンダの舌乳頭とその結合織芯の走査型電子顕微鏡による観察

    江村 正一, 奥村 年彦, 陳 華岳 哺乳類科学 49 (1), 37-43, 2009

    ...観察すると,シャベル状の主乳頭とその左右から突き出た数本の針状の二次乳頭からなった.糸状乳頭の結合織芯の形態は,基部から多くの小突起がでる構造として観察され,舌尖と舌体とで異なった.すなわち,舌尖の結合織芯は舌体のやや小型であり,舌尖の中でも外側の方が内側より細く針状構造を呈した.茸状乳頭はそれら糸状乳頭の間にドーム状構造として散見され,舌体より舌尖に多かった.茸状乳頭の結合織芯は,円柱状を呈しその頂上...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか2件 参考文献41件

  • 腹部大動脈瘤ステントグラフト後に腹腔鏡補助下大腸切除を施行したS状結腸癌の1例

    高橋 郁雄, 山岡 輝年, 郡谷 篤史, 島袋 林春, 西崎 隆 日本臨床外科学会雑誌 70 (11), 3400-3404, 2009

    ...症例は74歳,男性.腹部大動脈瘤に対してステントグラフト治療後の消化管のスクリーニング検査にてS状結腸癌を指摘された.病変は遠位S状結腸の肉眼型1型病変(生検;高分化腺癌),遠隔転移リンパ節転移なく腹腔鏡補助下S状結腸切除の適応と判断された.砕石位にて頭低位右回旋位とし,後腹膜下筋膜を剥離して下腹神経,尿管を確実に温存,動脈瘤頂上に確認された下腸間膜動脈を根部で処理,S状結腸を十分に授動後に小開腹創...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献5件 参考文献29件

  • 北海道十勝地方におけるオオクロバエとミヤマクロバエの発生動態と生活史

    松島 加奈, 岩佐 光啓 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 61 (0), 71-71, 2009

    ...北海道十勝地方と大雪山において、オオクロバエミヤマクロバエの発生動態と生活史を明らかにすべく、2007年5月から2008年10月までの2年間、平地(70m)、2箇所の鶏舎(70m, 160m)、日勝峠中腹(500m)、日勝峠頂上(1000m)で、2008年6〜10月には大雪山黒岳(1850m)で調査を行った。ハエの捕集には腐肉を用いた予研式トラップを使用し、成虫と幼虫を捕獲した。...

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  • 鹿児島県南西沖より採集されたフジスカシガイ属の1新種

    知野 光雄 Venus (Journal of the Malacological Society of Japan) 68 (1-2), 63-66, 2009

    ...種名は富士山,和名は富士山の尖った頂上から雪渓が降下する様を想定した。<br>タイプ標本:ホロタイプ,NSMT-Mo 76806,殻高2.2 mm,殻長2.0 mm。<br>タイプ産地:鹿児島県坊岬沖180 km,戦艦大和沈没地点近辺水深350 m。漁船の抜錨に付着した砂泥塊より採集。生貝は得られていない。フジスカシガイが同所的に得られ,同種の分布域も相模湾,駿河湾から九州南西沖に拡大した。...

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  • リウマチ患者も登山ができる!

    下村 哲志, 尾登 誠, 橋倉 祐子, 猊倉 昭臣, 大澤 啓美, 新田 奈保子, 筒井 英一郎, 倉品 渉, 飯田 奈保子, 小川 裕子, 大竹 悦子, 斎田 かほり 理学療法学Supplement 2008 (0), E3P3181-E3P3181, 2009

    ...(筑波山は頂上付近までロープウェイ・ケーブルカーが整備されており、障害者が最も登りやすい百名山の1つである.)<BR>方法:1.障害の程度に合わせて選択できるよう4コースを考案 2.コースが選定しやすいようフロチャートを作成し、自己判定 3.当院のRA科医師によるメディカルチェックを受け、コース決定....

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  • 車椅子における平地走行とスロープ走行の比較

    渡邉 基起, 佐藤 峰善, 畠山 和利, 千田 聡明, 松永 俊樹, 三澤 晶子, 島田 洋一, 巖見 武裕 理学療法学Supplement 2008 (0), E3P3246-E3P3246, 2009

    ...における平地走行とスロープ走行を比較検討した.今回の結果からスロープ走行は1)ハンドリム接線と力の方向がほぼ一致していた、2)発揮力は早い段階で増加し始めていたということから、スロープを登る際、無意識の内にハンドリムに力を入れやすい姿勢と位置を取り、走行するのではないかと考えられた.また、スロープ走行は、平地走行に比べて発揮力が効率良くハンドリムの接線方向に向いており、漕ぎ始める際の位置もハンドリムの頂上...

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  • 南極・グリーンランド氷床コアから復元した氷期・間氷期における水溶性エアロゾル

    櫻井 俊光, 大野 浩, 飯塚 芳徳, 堀川 信一郎, 青木 輝夫, Johnsen Sigfus, Dahl-Jensen Dorthe, Steffensen J.P., 本堂 武夫 日本地球化学会年会要旨集 55 (0), 422-422, 2008

    ...過去数十万年間における氷期・間氷期サイクルの詳細な情報は、南極やグリーンランド氷床の頂上で鉛直に掘られた氷床コアから復元できる。氷期から間氷期へ気候が急激に変化する引き金は、北半球の日射量の増加であると考えられた。しかし、日射量の変化が、地球の気候に影響を与えることは間違いないが、地球システムの複雑な現象が絡み合っているため、日射量の変化に応答する地表面の気候変動を詳細に見積もることは難しい。...

    DOI

  • マルコソデダニの再記載

    藤川 徳子 Edaphologia 83 (0), 1-9, 2008

    ...マルコソデダニPeloribates(Peloribates)acutus Aoki,1961を下記の場所から採集し再記載した:熊本県あさぎり町永里の2001年以来無耕起有機物被覆(化成肥料と農薬共に無施用)条件の畑,四国霊場88寺中,1,3,6,18,32,33,38,40,43,46,47,50,52,54,59,61,65,67,71,72,74,79,82,86番札所寺院境内,愛媛県新城山頂上...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 不整脈受攻性因子としての性差と加齢  1.刺激伝導系の加齢変化

    大川 眞一郎 心電図 28 (2), 109-118, 2008

    ..., 右脚にも線維症をみる.老年者の高度ないし完全房室ブロック35例 (男性17例, 女性18例; 平均79歳) の検討では, 障害部位としては補充調律QRS幅の正常群ではヒス束貫通部や分岐部内の障害が目立ち, 補充調律QRS幅の広い群ではヒス束分岐部や左右脚の線維症によるものが多かった.最もよく心臓の加齢変化と性差を示している僧帽弁輪石灰化 (MAC) は高齢女性に有意に高頻度で, これが心室中隔頂上部...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献22件

  • 北海道十勝地方におけるクロバエ類の動態について

    松島 可奈, 岩佐 光啓 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 60 (0), 27-27, 2008

    ...ミヤマクロバエは7、8月には日勝頂上、白雲岳で多く捕獲され、翅摩耗度は低いが卵巣は成熟し、交尾済のものが多かった。そして9月では日勝頂上でとれたものはすべて交尾済であった。10月には平地、日勝中腹(500m)で雌が大量に捕集され、ほぼすべての個体において翅が摩耗して卵巣が成熟し、交尾済であり、トラップ内のベイトへの産卵数も著しく多かった。...

    DOI

  • GISモデルによる土地利用と農業人口動態を相関要因としたニホンザル生息地域拡大分析

    Sprague D. S., 岩崎 亘典 霊長類研究 Supplement 24 (0), 108-108, 2008

    ...ニホンザル分布拡大の出発点は房総半島において1920年代にニホンザルが残存する地域として報告されていた高宕山と石尊山の頂上とし、コスト距離を外延方向に派生させた。解析の結果、出発点からの単純距離よりもコスト距離の方が分布域境界の形状と相関が高かったので、GISモデルにより土地利用や農業人口の影響を表すことができた。...

    DOI

  • 沖縄島北部における亜熱帯照葉樹林の第三段階構造と植物地理

    新里, 孝和, 上原, 一郎, 工藤, 孝美, 安里, 昌弘 琉球大学農学部学術報告 = The science bulletin of the College of Agriculture, University of the Ryukyus (54) 5-14, 2007-12

    ...風衝環境にある山地林頂上および上部の最上層では、高木種と小高木種が混生する潜り込み型のような共存関係がみられた。3.植物地理は地形によって異なり、広域種を除いて、標高の高い立地では各階層とも日華区系種が占め、山地斜面の下部では高木層に琉球系種、下層になると琉球系種と東南アジア区系種が多くなった。海岸林では各階層とも南方系種が占めるが、海岸高木林の低木層は日華区系種が構成種となった。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • 平ヶ岳湿原におけるハイマツの年輪幅変動とその気候的要因

    安田 正次, 沖津 進 森林立地 49 (1), 9-18, 2007

    ...群馬県・新潟県の県境に位置する平ヶ岳頂上部の湿原にハイマツなどが侵入している。この原因は気候変動によるものと考えられるが,具体的な気象要素が何であるかは明らかになっていない。そこで,湿原周囲に生育するハイマツの年輪幅の変動と,近隣地域で観測された気温,降水量,晴天日数,曇天日数,降雪日数,年最大積雪深,積雪終日,積雪開始日の各気象要素との比較を行った。...

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献59件

  • 粉末回折ピーク形状の尖りパラメータの定義と応用

    井田 隆 日本セラミックス協会 年会・秋季シンポジウム 講演予稿集 2007S (0), 124-124, 2007

    ...結晶性の粉末試料において結晶粒径の大きさが広い分布を持つ場合に,粉末回折ピーク図形にピーク頂上付近が尖鋭であるとともに長い裾を引く形状が観測される場合がある。このような回折ピーク形状について最近理論的なモデル化が進展し,分布の広がりが大きい場合に形状が尖鋭になる傾向を示すことが理論的にも明らかとなっている。...

    DOI

  • 山地湿原におけるハイマツの年輪幅変動

    安田 正次 日本地理学会発表要旨集 2007s (0), 110-110, 2007

    ...この地域の中央に位置する平ヶ岳の頂上部は縮小傾向にある。この湿原の縮小は非湿原植物の侵入に起因する事から、非湿原植物の生育が可能になるような何らかの環境の変動が発生したと考えられる。平ヶ岳湿原はほとんど人為の影響を受けていないことから、この環境変化は気候の変動によって発生していると推測できる。...

    DOI

  • H.pylori除菌前後の内視鏡像の変化

    上村 直実, 秋山 純一, 熊谷 義也 日本消化器内視鏡学会雑誌 49 (1), 3-11, 2007

    Since the discovery of Helicobacter pylori, the concept of diagnosis and treatment of upper gastrointestinal diseases has changed greatly from conventional beliefs. It has been recognized that H. …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献26件

  • 水場から離れた高山で見つかったアカハライモリの形態や行動の特異性

    小林 朋道 爬虫両棲類学会報 2007 (2), 120-126, 2007

    ...2005年8月および9月に, 鳥取県と兵庫県にまたがる氷ノ山 (標高1510m) の頂上付近の登山道で, 雌のアカハライモリ <I>Cynpos pyrrrhogaste</I> 2匹発見した.発見場所の近くには水場はなく, 最も近い水場 (谷川の水源地および湿地沼) でも, 1km近く離れていた.いずれのイモリも, 四肢や指の形態, 体表の状況, 行動などに, 平地の水場で見られるイモリとは異なった...

    DOI

  • 紅葉のフラクタルシェーディングに関する研究

    望月 茂徳, 堀江 大輔, 蔡 東生 芸術科学会論文誌 6 (2), 76-87, 2007

    ...本研究では, フラクタル頂上関数(Top Function)を用いて, 樹木, 葉の複雑構造を記号空間に写像することにより, 空間および時間における複雑性を持った紅葉発色のCG表現方法について研究を行う....

    DOI 参考文献9件

  • 気液2相流における砕波時の流速場と渦構造に関する研究

    鷲見 浩一, 兼藤 剛, 植松 達也 海岸工学論文集 53 76-80, 2006

    ...その結果, 気相での流速分布は, 水位変動に強く支配されることが判明し, 波頂上部を中心として循環する流れ場の形成が確認できた. 今回の実験と計算における気相の流速分布は, 非砕波時ではほぼ一致した. しかし, 流速変化が激しくなる砕波時では一致しなかった....

    DOI

  • 風衝樹による卓越風の推測と堆雪分布

    安田 正次 日本地理学会発表要旨集 2006s (0), 134-134, 2006

    ...結果と考察 平ヶ岳頂上部での偏形樹の樹型より、この地域の偏形樹は積雪期の卓越風によって形成された事が判った。図1に風衝樹調査の結果より推定された風向分布を示した。これより、平ヶ岳頂上の西側では南からの風が強いと考えられる。また、頂上北東側では稜線の西側は北西からの風、稜線の東側は南西からの風が卓越している。、また、頂上部周辺では南からの風と北西からの風が入り交じった状況であった。...

    DOI

  • 高位頸静脈球のため摘出困難であった聴神経腫瘍症例

    賀数 康弘, 君付 隆, 松本 希, 高岩 一貴, 石津 和幸, 小宗 静男, 呉屋 朝和 耳鼻と臨床 52 (5), 278-283, 2006

    ...その結果、頸静脈窩頂上と内耳道下縁との間に1mmの間隔があれば経迷路法による摘出術が可能であると考えられた。HJBを持つ聴神経腫瘍患者に対して頭蓋底外科手術を行う場合、術前にその存在と形態的特徴を十分に評価し、それに適した術式を選択すべきであると考えた。...

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  • 気液混相流場での砕波に伴う速度場と圧力場の時空間変動に関する研究

    鷲見 浩一, 兼藤 剛, 植松 達也 海岸工学論文集 52 86-90, 2005

    ...その結果, 砕波時の気相の等圧線は波峰の前後で非対称であり, 圧力は波頂上部では小さく, 波前脚部と波峰後方では大きい分布となる. また, 波前面の気相の圧力分布は波頂部近傍と脚部周辺に, それぞれ低圧力部と高圧力部が存在し, 水面に作用する圧力に差異が生じる. この圧力の差異が, 砕波時に水表面が波内部へ向かって円弧状に湾曲する現象を助長していると推察できる....

    DOI

  • 1本鉄筋のRC柱

    伯野 元彦 地震工学研究発表会 報告集 28 (0), 228-228, 2005

    More than 300 thousands people were killed or missed by the great tsunami wave due to the Off Sumatra Island earthquake 2004.12.26. Many disaster processes were recorded by many video cameras which …

    DOI

  • 富士山北斜面の森林限界付近における半島状植生の構造と発達過程

    斎藤 良充, 田中 厚志, 真崎 雄太, 山村 靖夫, 中野 隆志 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 457-457, 2005

    ...森林は火山活動の影響、地形、気象条件の差異によって、標高の高い位置に達している所やそうでない所があると考えられ、頂上に向かって伸びたいくつもの半島状の森林植生が形成されている。本研究では半島状植生の1つを調査対象とし、先端部、中間部、基部の3ヶ所の植生、微地形、微環境を比較することにより、半島状植生の構造と発達過程を解析することを目的とした。...

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  • ピレネー山地、亜高山帯における穿孔動物によるマウンド形成

    知念 民雄 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 248-248, 2005

    ...2 研究地域と方法ルセール山(頂2017m)の標高1400mあたりから頂上までは、わずかに矮小低木が散在する草地がひろがる。表層撹乱(マウンド形成)の空間的な分布を検討するために、ルセール山で斜面方位別の観測をおこなった。山頂を基点とする4トランセクト(東、北、西トランセクト各々約400m長、南トランセクト約1000m長)に沿って、約50mごとに方形区(10mx10m)を設定した。...

    DOI

  • 日本の扇状地の勾配を規定する地形,水理・土砂移動プロセス

    松井 譲 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 166-166, 2005

    ...,前者の地域では後者の地域と比較して概して山地から流出する礫が大きいことがわかった.また,再現期間が数年程度の確率洪水比流量では北陸,姫川・松本盆地,琵琶湖周囲,讃岐平野の各地域において大きな差は見られないが,再現期間が数十年と大きいとき,琵琶湖周囲,讃岐平野の確率洪水比流量が北陸地方,姫川・松本盆地の確率洪水比流量を大きく上まわり,各地域における扇状地勾配の差異を良く説明できることがわかった.扇頂上流...

    DOI

  • 石灰岩と分配係数から推定した古代海水の希土類元素存在度

    田中 万也, 川邊 岩夫 日本地球化学会年会要旨集 52 (0), 193-193, 2005

    ...海山型石灰岩は大陸から離れた海山頂上部で形成されたため、形成当時の海水の化学的特徴を保存している。本邦ペルム紀海山型石灰岩のREE存在度をコンドライトで規格化すると、下に凸なテトラド効果、YのHoに対する分別、負のCe・Eu異常といった海水様の特徴が認められる。...

    DOI

  • TIMSS記述形式問題における小中学生の解答の特徴

    隅田 学, 平田 真麻 日本科学教育学会研究会研究報告 19 (6), 67-70, 2005

    ...本研究では, TIMSS記述形式問題の中から, 「ロウソクの消える理由」問題, 「山の頂上の雪」問題, 「心拍数の変化」問題を取りあげ, 「科学用語の使用」, 「説明の因果性」, 「説明の具体性」に関する独自の分類観点を開発し, 日本の小中学生の記述解答を分析した。...

    DOI 被引用文献1件 参考文献6件

  • アルジェリア国・ムザップ峡谷における都市化過程の特徴に関する分析

    メジヤニ リム, 兼田 敏之 日本建築学会計画系論文集 70 (596), 75-83, 2005

    ...丘を覆うコンパクトな都市形態と頂上にある一本の尖塔が特徴的な旧市街地クスール(Ksour)で知られるこの都市は、1982年以来UNESCOの世界遺産に指定されている。ムザップ峡谷では、この半世紀間に人口流入による急速な都市化が進み、オアシスを構成する貴重な農業環境であるダッツ樹林が減少するというスプロール問題などが生じている。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献18件

  • 嚢胞内腔に早期癌を合併した胃重複嚢胞の1例

    河村 祐一郎, 井上 克彦, 大佐古 智文, 種子田 岳史, 花田 法久, 岡村 健二, 島尻 正平 日本消化器外科学会雑誌 38 (11), 1709-1715, 2005

    A 64-year-old man found in gastroscopy to have a submucosal gastric lesion 2cm in diameter was found in en-hanced computed tomography (CT) to have a cystic tumor in the gastric wall. We conducted …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献18件

  • 遺伝毒性発がん物質の閾値:頂上征服への一途上

    福島 昭治, 鰐渕 英機, 森村 圭一朗, 魏 民 化学生物総合管理 1 (1), 10-17, 2005

    遺伝毒性発がん物質には閾値がないという考え方が定説となっている。このことが正しいかどうかを解決することを意図し、新しい手法による発がん実験を行った。ヘテロサイクリックアミンおよびN-ニトロソ化合物のラット肝あるいは大腸発がんを前がん病変およびがん関連マーカーを指標として検討すると、いずれも発がん物質に反応しない量のあることが判明した。このことから、遺伝毒性発がん物質の発がん性には閾値、少なくとも…

    DOI

  • 海岸砂丘前面及び背面に生育するコマツヨイグサの生活史

    荻津 英也, 大塚 歩美, 堀 良通 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ52 (0), 670-670, 2005

    ...海風の吹き付ける砂丘前面から頂上部にかけてと,砂丘背面下部から続くなだらかな斜面にコドラートを設置し,当年生実生をマーキングしてサイズを追跡調査し,開花や結実などの生育段階も記録した。同時に追跡個体と同程度のサイズの有花・無花個体を砂丘前面,背面それぞれから10個体ずつ持ち帰り,成長解析を行った。 個体サイズ,開花個体サイズの平均とそのサイズ分布は前面と背面で有意に異なり,前面で小さかった。...

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  • 平ヶ岳におけるハイマツの生長量変動(その2. 年枝成長)

    安田 正次 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 275-275, 2005

    ...今回調査を行ったハイマツは平ヶ岳頂上部湿原周辺に成育しているものであった。そのために、湿原の乾燥などが生長量の変動に影響を及ぼしていると考えられる。今後は湿原環境の変化も考慮に入れて変動の要因を明らかにする必要があるだろう。...

    DOI

  • 平ヶ岳におけるハイマツの成長量変動

    安田 正次 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 260-260, 2005

    ...平ヶ岳頂上部に成育しているハイマツ10本を地際部で切断・採取して持ち帰り、年輪幅の読み取りを行った。 気候資料に関しては、平ヶ岳において長期的に観測された積雪深記録が無いため、近年観測されている平ヶ岳の積雪深記録と近隣の観測記録を比較して、平ヶ岳に積雪の傾向が近いと考えられる近隣の観測点を選び出し、その観測点における観測記録を用いた。...

    DOI

  • 北海道,礼文島の風衝地におけるガンコウランの環境適応

    橘 美由紀, 渡辺 悌二 日本地理学会発表要旨集 2005s (0), 187-187, 2005

    ...まず, 測量により作成した等高線間隔1m の地形図を基に, 方形区ごとに植生および裸地, 礫の分布を記載し, 斜面ごとにガンコウランのフェノロジーと形態を調査した.つぎに,積雪,風速, 土壌水分,降水量,日射量,また通年の気温,群落内温度(地上5 cm)と地温 (地下5 cm) を, 頂上と東西南北斜面の5地点で測定した. <BR><B>3....

    DOI

  • 大規模山岳における低気圧性渦の形成

    穂積, 祐, 植田, 洋匡, 余, 偉明 京都大学防災研究所年報. B 47 (B), 435-454, 2004-04-01

    ...非定常流において計算初期に生成した,地表から山岳頂上に及ぶ低気圧性渦の渦度は,流れが山岳斜面を下る際のストレッチ効果により生成されること,無次元渦度はフルード(Fr) 数を用いてFr?1/2 に比例するという傾向がみられた。この傾向は先行研究の線型理論を発展させることで説明することができた。定常流下の状況では,山岳風下側に次々と生成される正負の鉛直渦度を持つ渦対が再現できた。...

    HANDLE

  • 大原幽学門人の墓について(大原幽学と性学教団)

    米谷 博 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 115 101-128, 2004-02-27

    ...しかし今回確認し得た十件の事例を見ただけでも、性学墓の特徴として頂上を尖らせた墓石、材質は安山岩製、男女別墓域の使用、墓域の土塁囲み、被葬者一人で一基の墓石を建てる、などといった点を見出すことができた。また、近江地方の性学墓では遠隔地でさえも下総と同様の墓制を貫き、あくまでも性学墓にこだわろうとした性学教団の強いこだわりを見ることができた。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 位相的特徴解析に基づく数値標高モデルの詳細度制御

    宮村 浩子, 高橋 成雄, 藤代 一成 可視化情報学会論文集 24 (7), 23-30, 2004

    ...本論文では,高さ(z軸)方向が特別な意味をもつ数値標高データから構成されるポリゴンデータの大局的な特徴を考慮した新しい詳細度制御法を提案する.従来のポリゴンデータの詳細度制御法では,与えられたポリゴンデータから曲率などの特徴を測定し,その特徴を保存するように要素数を削減する.そのため,尾根線や谷線のような大局的な特徴が損失されるという問題が生じる.そこでわれわれは,数値標高データから,特に頂上(peak...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 摂動的アプローチによる多重頂上分岐点の不整感度解析

    大崎 純, 寒野 善博, 池田 清宏 理論応用力学講演会 講演論文集 53 (0), 96-96, 2004

    ...構造物の安定問題において,極限点上に分岐点が存在するような臨界点を頂上分岐点といい,分岐点のみが重複する場合とは異なる特性を示すことが知られている。一方,非線形座屈荷重に関する制約の下で最適化を行なうと,頂上分岐を有する最適解が得られ場合がある。ところが,分岐点が重複する場合には,不整にともなって最大荷重は大きく低減されるため,重複分岐点を有する最適解を得ることの危険性が指摘されている。...

    DOI

  • ピラミッド構造研磨パッドの研磨特性に関する研究

    佐藤 隆之介, 市田 良夫, 森本 喜隆, 輿水 智 精密工学会学術講演会講演論文集 2004S (0), 76-76, 2004

    ...表面が砥粒を含有した多数の微小ピラミッドから構成されるパッドを用いて無酸素銅の研磨を行いその研磨特性を検討した.工作物とパッドの実接触面積がある一定の値に達するとピラミッド頂上部の摩耗の増加は非常に緩やかとなり,このときの実接触面積と研磨圧力から得られる実研磨圧力は研磨圧力によらず一定の値となった.また研磨作用面には目詰まりは見られず,脱落砥粒や切りくずはピラミッド間の隙間から効率良く排出された....

    DOI

  • 冷温帯落葉広葉樹林構成樹の光合成生産における個葉生理特性とシュート構造の役割

    村岡 裕由, 小泉 博 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 108-108, 2004

    ...<br> 林冠木であるダケカンバ(樹高約18m)とミズナラ(約15m)の樹冠頂上,林床低木であるノリウツギとオオカメノキを対象として,個葉光合成特性とシュート構造,林内の光環境の測定を盛夏に行った。光合成生産性に対する個葉光合成特性とシュート構造の効果はY-plant (Pearcy & Yang 1996)を用いて解析した。...

    DOI

  • 海岸砂丘前面,背面に生育するコマツヨイグサのフェノロジーの変異

    荻津 英也, 長谷川 正幸, 大塚 歩美, 堀 良通 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 238-238, 2004

    ...海風の吹き付ける砂丘前面から頂上部にかけてと,砂丘背面下部から続くなだらかな斜面にコドラートを設置し,当年生実生をマーキングして葉数とロゼットサイズを追跡調査し,開花や結実などの生育段階も記録した。<br> 8月の砂丘前面と背面と比較すると,死亡率は28%と1%で前面で有意に大きく,平均葉数は9.3枚と24.2枚で有意に小さかった。...

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  • 大気中の鉱物粒子によるPAHの運搬 _-_黄砂に伴われるPAH_-_

    玉村 修司, 王 喜龍, 大田 由貴恵, 佐藤 努, 唐 寧, 早川 和一 日本鉱物学会年会講演要旨集 2004 (0), 95-95, 2004

    ...そこで本研究では金沢市郊外の里山の頂上付近にローボリュームエアーサンプラーを地表から約20m上部に設置して、エアロゾルのサンプリングを2003年4月21日から2004年4月25日にかけて実施した。エアロゾル捕集用のフィルターの回収と交換はおよそ週1回の割合で行った。本サンプラーはエアロゾルの粒径0.43μm_から_11μmの間を7段階の粒径に分けて捕集することができる。...

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  • 群論的頂上分岐点の安定性と初期不整感度

    池田 清宏, 大崎 純, 寒野 善博 理論応用力学講演会 講演論文集 53 (0), 95-95, 2004

    ...本論文では、二面大群により表される対称性を持つ弾性離散保存構造系の極大点と2十分岐点が一致することにより発生する頂上分岐点の安定性と初期不整感度について調べる。群論的分岐理論により、頂上分岐点近傍の解の漸近形を定める。この漸近形に基づき、この頂上分岐点とこの点から枝分かれする分岐解は全て不安定であることを示す。また、初期不整感度の区分的線形則を提案する。...

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  • アポイ岳の植生保護に関する現状

    田中 正人 日本生態学会大会講演要旨集 ESJ51 (0), 39-39, 2004

    ...アポイ岳の頂上から北方へ尾根をたどると、吉田山(825.1m)やピンネシリ(958.2m)をへて日高山脈の南部に至る。...

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  • 「もんじゅ」冷却系統の運転信頼性評価_II_

    佐藤 良樹, 山田 文昭, 入江 勤 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2004s (0), 420-420, 2004

    ...高速炉用の機器故障率データを用いて,原子炉トリップを頂上事象とした1次冷却系フォールトツリー解析を実施した。その結果,1次冷却系の機器故障に起因して原子炉トリップに至る,シナリオと機器故障の寄与割合を適切に評価できることを確認した。...

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  • 「もんじゅ」冷却系統の運転信頼性評価_III_

    素都 益武, 入江 勤, 佐藤 良樹 日本原子力学会 年会・大会予稿集 2004f (0), 342-342, 2004

    ...「もんじゅ」蒸気発生器廻り水・蒸気系に対し,海外の文献及び国内軽水炉用の機器故障率データを用いて,原子炉トリップを頂上事象としたフォールトツリー解析を実施した。その結果,機器故障に起因して原子炉トリップに至る発生頻度及び中間事象と機器故障の寄与割合を適切に評価し,トリップ低減策の効果を確認した。...

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  • 中高年者の登山における血糖値の変動 : 5年間継続の研究

    平松 携, 岩井 一師, 西川 弘志, 松木 雅文, 谷岡 憲三, 佐賀野 健, 幸田 三広, 藤岩 秀樹, 岡崎 宏一, 村木 里志, 山崎 昌廣, Hiramatsu Sugaru, Iwai Kazunori, Nishikawa Hiroshi, Matsuki Masafumi, Tanioka Kensou, Sagano Takeshi, Kota Mitsuhiro, Fujiiwa Hideki, Okazaki Koichi, Miraki Satoshi, Yamasaki Masahiro 経済情報論集 3 (1), 137-145, 2003-06-30

    ...登山前から頂上、下山後さらに翌朝の空腹時の血糖値を測定し、その血糖値の変動から中高年者の登山活動による健康づくりの基礎資料を得ることを目的とした。結果は以下のとおりである。1 登山前から頂上まで血糖値が減少傾向の年もあったが増加傾向の年もあった。登山前から下山後の血糖値は減少傾向を示した。...

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  • 大規模山岳における低気圧性渦の剥離

    穂積, 祐, 植田, 洋匡, 余, 偉明 京都大学防災研究所年報. B 46 (B), 347-359, 2003-04-01

    ...その結果,山岳頂上付近において山岳半値幅と同スケールの低気圧性渦が生成し,風下側へ流されていく様子が再現できた。移動速度からこの低気圧性渦は山岳風下側にできた重力波であり,その初期段階における生成メカニズムの可能性としては山岳を越える流れが風下側において下降流域を形成したことによる大気の伸張作用によることが示唆された。...

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  • AFMの広領域化と実測凹凸データにおける臨界点の抽出法に関する研究

    長谷川 真之, 松谷 茂和, 柳 和久, 本間 昭彦, 林 亮 精密工学会学術講演会講演論文集 2003S (0), 582-582, 2003

    ...頂上点,谷底点,鞍点といった,いわゆる臨界点を抽出することによって表面性状の解析を行うことを試みた.対象となる実測凹凸データは十分な標本量を有していることを前提とし,一連のデータセットの獲得及びスティッチング処理を行う機構を市販のAFMに設ける事で,データの広領域化を実現した.本報では,実測凹凸データの広領域化の方法,表面に存在する臨界点の抽出法及び解析結果の検討について論旨を展開してゆく....

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  • 徳島毎日新聞の「日本風景写真」

    立岡 裕士 日本地理学会発表要旨集 2003f (0), 120-120, 2003

    ...自然景の多くは名所図会などにも取り上げられている伝統的なものであるが、遠景ではない「立山の頂上」には近代登山との関連も想像できる。人工物のなかでは神社(10回)が最も多いが、橋(7回。うち6回は鉄橋)や公園(6回)など近代的な題材が取られている。こうした点に新しい名所観への緩やかな移行が認められる。...

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  • 咬合部位の前後差が顎関節部負荷に及ぼす影響 : 咬筋活動を想定した乾燥頭蓋骨を用いた実験

    安井 宏之, 川本 達雄 歯科医学 66 (4), 331-338, 2003

    ...<br>実験には健全な永久歯列を有する成人乾燥頭蓋骨を使用した.両側下顎頭の前方部,頂上部,後方部,内側部および外側部を各5個の小型圧力センサーに接触させた.右側第一小臼歯から第三大臼歯までの各歯に小型圧カセンサーを介在させたバイトブロックを順に装着し,下顎骨の咬筋停止部である下顎骨咬筋粗面部を含む顎角部にレジンで自作した鈎を咬筋起始部である頬骨中央部方向に向かって0.5,1,1.5,2.0および2.5kgf...

    DOI 医中誌 参考文献23件

  • 開閉型と密閉型のチャンバーを用いた土壌呼吸量の比較

    牧野 太紀, 服部 重昭, 佐野 方昴 日本林学会大会発表データベース 114 (0), 297-297, 2003

    ...3.方法 密閉型チャンバーによる観測は__丸1__林外の草地,__丸2__谷筋,__丸3__尾根筋,__丸4__流域頂上の4地点で2001年4月__から__2002年3月まで行った。開閉型チャンバーでは__丸2__,__丸3__の2地点で2002年4月から現在まで観測を行っている。両方法のCO2濃度の測定にはCO2分析計LI__-__800(LI__-__COR社製)を使用した。...

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