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検索結果 73,664 件

  • 気候変動の予測研究と適応の意思決定をつなぐ

    高薮 出, 花崎 直太, 塩竈 秀夫, 安部 大介, 生駒 栄司, 石川 洋一, 江守 正多, 大塲 あい, 小埜 恒夫, 嶋田 知英, 田浦 健朗, 高橋 潔, 仲江川 敏之, 中北 英一, 西森 基貴, 初鹿 宏壮, 福渡 潔, 真砂 佳史, 三上 直之, 横木 裕宗, 吉川 実, 渡部 雅浩 水文・水資源学会誌 advpub (0), 2024-05-05

    <p> 昨今、気候予測や影響評価に関する様々な情報が創出・発信されている。しかし依然として個々の意思決定者のもとにまでそれらの情報は行きわたっておらず、気候変動適応に関する意思決定がなされるまで効果的に利活用されているとは言い難い。この課題に対し、様々な分野の専門家が集まり、①気候予測と影響評価の専門家と適応策の意思決定者の関係はどうあってそれぞれ何をすべきか、②気候予測と影響評価の専門家と適応…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • チョコレート中の油脂結晶が引き起こす様々なブルーム現象

    本同 宏成, 佐藤 創平, 上野 聡 日本物理学会誌 79 (5), 236-241, 2024-05-05

    ...</p><p>チョコレートのファットブルーム現象に関する一連の研究は,同様にファットブルームと呼ばれる白化現象であっても様々な発生機構が存在しており,食品が複雑な研究対象であることを示している.</p>...

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  • ライフサイエンスに貢献する3D細胞製品

    前川 敏彦 日本薬理学雑誌 159 (3), 144-149, 2024-05-01

    ...製品(「再生医療等製品」)として社会実装することを目指して開発を進めており,いくつかの開発候補品はヒト臨床試験の段階に来ている.一方,この三次元細胞積層技術は,人体に近い環境で細胞を培養する技術に拡張でき,さまざまな分野の新製品の生体への効果を評価する新たな方法論として期待されている.そこで我々は,「機能性細胞デバイス(FCD)」と名付けたヒト臓器の機能の一部を体外で再現する小型デバイスを医薬品,食品...

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  • 中枢神経系血管芽腫における最新の診療

    高柳 俊作, 齊藤 延人 遺伝性腫瘍 23 (4), 127-133, 2024-04-30

    ...脳幹の順に多く,閉塞性水頭症が原因と思われる頭蓋内圧亢進症状(頭痛,嘔吐など)で発症することが多い.VHL病での症例では,脊髄などにHBが多発し,脊髄症状の悪化で徐々にADLが低下することによく遭遇する.治療の第一選択は外科的摘出であるが,摘出リスクが高い場合はγ(ガンマ)ナイフ治療も行われる.最近まで有効となる薬剤を認めなかったが,HIF-2α阻害薬であるbelzutifanが2021年8月に米国食品医薬品局...

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  • 根圏における植物保護細菌の制御

    竹内 香純 土と微生物 78 (1), 17-19, 2024-04-30

    非病原性Pseudomonas属細菌である植物保護細菌P. protegensを対象とし,本細菌の制御に関する研究を進めてきた。P. protegensは多様な抗菌性二次代謝産物を産生しており,このことが自身の根圏における優勢化に寄与している。抗菌性二次代謝産物の産生は,GacS/GacA二成分制御系とその下流にある調節型small RNAを中心とした制御機構(Gac/Rsm …

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  • 巻頭言

    多胡 香奈子 土と微生物 78 (1), 3-4, 2024-04-30

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  • 燃焼法による食品添加物中の窒素定量分析

    西﨑 雄三, 鳥海 栄輔, 中西 資, 石附 京子, 杉本 直樹, 佐藤 恭子 日本食品化学学会誌 31 (1), 31-34, 2024-04-29

    In this study, we examined whether the combustion method, which is simple and rapid, can be used as an alternative to the conventional Kjeldahl method for nitrogen determination of food additives …

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  • 機能性表示食品における届出資料の科学的信頼性に関する検討

    鈴木 一平, 千葉 剛, 吉松 嘉代, 竹林 純 食品衛生学雑誌 65 (2), 31-39, 2024-04-25

    ...<p>2022年4月から8月に届出された機能性表示食品の届出資料を網羅的に解析し,機能性表示の根拠であるシステマティックレビュー(SR)の科学的な信頼性を検討した.398製品,611件の機能性表示を検討した結果,機能性関与成分121種,表示されているヘルスクレーム(Hc)は87種と多岐にわたり,複数の機能性を有する機能性関与成分が多数存在していた.機能性の根拠としてSRが87%,メタアナリシスが10...

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  • 社会情勢の変化がもたらした食料品の買い物不便の問題の実態把握とその改善策に関する一考察

    関口 達也, 林 直樹, 寺田 悠希, 杉野 弘明 都市計画論文集 59 (1), 118-129, 2024-04-25

    ...<p>2023年現在,日本はCOVID-19の感染リスクと食品価格の高騰が共存する社会状況にある.その様な社会の中で,人々の食料品の買い物環境も大きく変容している.そこで本研究では,東京都の複数市町村を対象としたアンケート調査の結果に基づき,コロナ禍以前(2019年期)と2023年1月(2023年期)の時点間での買い物行動・意識の比較を主とする定量的分析を行う.特に,2023年期における人々の「買い...

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  • 大豆およびとうもろこし加工食品の遺伝子組換えDNA検査におけるDNA抽出精製方法の同等性確認試験

    江木 智宏, 高畠 令王奈, 岸根 雅宏, 曽我 慶介, 吉場 聡子, 柴田 識人, 近藤 一成, 髙嶋 康晴 食品衛生学雑誌 65 (2), 25-30, 2024-04-25

    ...<p>わが国における食品に関する表示のうち,遺伝子組換え食品の表示については,大豆,とうもろこし等の農産物およびこれらを主な原材料とする加工食品が対象となっている.遺伝子組換え食品の表示が適正になされているかどうかを科学的に検証するために,リアルタイムPCRによるDNA検査法が公定法として定められている.大豆およびとうもろこし加工食品からのDNA抽出精製方法として,公定法には代表的なものが示されているが...

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  • 幼児の健康・食行動・生活習慣への保護者の心配事とその関連要因:食育への展開を視野に

    堀江 早喜, 石川 みどり, 森永 裕美子, 横山 徹爾 日本公衆衛生雑誌 71 (4), 209-219, 2024-04-15

    ...調査項目は児の食事内容・生活習慣・健康の心配事56項目(はい・いいえで回答),児の属性,食品の摂取頻度(6選択肢18種)等を尋ねた。心配事の因子分析により抽出された各因子について,「はい」と回答した項目数を心配事得点とし,食品摂取頻度および属性との関連を解析した。</p><p><b>結果</b> 心配事30項目4因子が抽出された。...

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  • 冷凍包装方法の違いによるニラのメチイン含量の変化

    清野 晃之 日本食品科学工学会誌 71 (4), 127-130, 2024-04-15

    <p>本研究では, ニラの冷凍保存によるメチイン含量の変化を調査するために, 4種類の包装方法を検討した. その結果, ニラ葉の表面の乾燥を防ぐ方法, フリーザーバックやラップではニラを密閉・密着して保存することができるため, 冷凍後のニラのメチイン含量に影響はないことがわかった. 一方で, 新聞紙を用いた場合, 包装時の厚みにより, メチイン含量に影響が見られた. …

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  • 保育所に通う幼児における家庭の経済状況と食品群別摂取量の関連

    酒井 亜月, 由田 克士, 高橋 孝子, 岡部 哲子, 佐々木 ルリ子, 石田 裕美, 緒方 裕光, 原 光彦, 吉岡 有紀子, 野末 みほ, 坂本 達昭, 伊藤 早苗, 村山 伸子 日本公衆衛生雑誌 71 (4), 220-230, 2024-04-15

    ...保育所に通う幼児において,世帯の経済状況と食品群別摂取量が関連することが示唆された。幼児期の所得による格差を是正する対策と幼児をもつ世帯全体に向けた対策など多角的な支援が求められる。</p>...

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  • 深部発酵米酢細菌群集における<i>Komagataeibacter</i>属酢酸菌の重要性

    大野 智生, 蒲野 悟史, 古田 真優, 三島 周平, 岩橋 均 日本食品科学工学会誌 71 (4), 115-126, 2024-04-15

    <p>深部発酵法米酢における細菌群集構造の変化を, 発酵開始から終了まで調査した. 細菌組成の調査により, 酸度の異なる2種類の深部発酵米酢の両方において, エタノール濃度が減少し始めるタイミングにおける<i>Komagataeibacter</i>属酢酸菌割合の急激な増加, 増加後の高割合での優占の維持が確認された. また, 植菌源に対するメタゲノム解析の結果から, …

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  • 全国の学生を対象とした家庭料理の調理法と調理機器・器具の使用実態調査

    綾部 園子, 平尾 和子, 名倉 秀子, 升井 洋至, 大野 智子, 安田 智子, 柳沢 幸江, 福留 奈美, 中澤 弥子, 新澤 祥惠, 橘 ゆかり, 髙橋 啓子, 岡本 洋子, 高松 伸枝, 梅木 美樹 日本調理科学会誌 57 (2), 126-137, 2024-04-05

    ...一方,煮豆や赤飯は2割未満で,外食や調理済み食品を利用することが多かった。調味料・香辛料類では,めんつゆ,和風だしの使用率は80%を超えた。料理に関する最な情報源は,インターネットのレシピサイト,動画,学校での調理学実習であった。...

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  • 親水性—親油性バランス型充填剤を用いる簡便な固相抽出精製による二枚貝中オカダ酸群の精密定量

    鳥居塚 南, 上原 由理香, 長谷川 守文, 渡辺 卓穂, 鎗田 孝 分析化学 73 (4.5), 185-191, 2024-04-05

    <p>わが国では,下痢性貝毒検査にLC/MS/MSを適用した公定分析法が導入されている.本研究では,この方法の精製操作である固相抽出に親水性─親油性バランス型充填剤(HLB)を適用し,さらに固相に担持した成分の洗浄工程を省略した分析法を検討した.はじめに,ホタテガイを試料とした検討を行った.検討した精製法による処理液と,同濃度の貝毒成分を含む標準溶液をLC/MS/MSで測定したところ,各貝毒成分…

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  • 介護老人保健施設(老健)における適切な栄養管理業務の運営

    西浦 幸起子, 神田 知子, 渡邊 英美, 小切間 美保, 髙橋 孝子, 桒原 晶子, 赤尾 正, 宇田 淳, 市川 陽子 栄養学雑誌 82 (2), 65-78, 2024-04-01

    ...食形態数に関係なく,約80%の施設が,「カット野菜,調理済み食品,既製品の導入」を実施していた。</p><p>【結論】労働生産性は生産食数が多い方が高く,生産規模が関連していると考えられた。食形態数が学会分類の5段階を超えて6種類以上提供している施設であっても,労働生産性は食形態数が少ない施設と違いはなかった。...

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  • 定量NMRの標準化と実用化

    杉本 直樹 薬学雑誌 144 (4), 353-357, 2024-04-01

    <p>In Japan, quantitative NMR (qNMR) has already been recognized as a standard method for determining the purity of quantitative samples not only in the Japanese Pharmacopoeia and the Japanese …

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  • 萌芽期以前の気象データを用いた茶の摘採適期早期予測の試み

    松本 宜大, 下司 純也, 曹 巍, 藤岡 宏樹 農業情報研究 33 (1), 1-13, 2024-04-01

    <p>摘採時期が品質に大きな影響を及ぼすチャの栽培において,綿密な収穫計画を立てるためには,早期の摘採適期予測が必要である.しかしながら,従来の予測モデルは,萌芽日の情報が必要であり,また,摘採適期の2週間前頃に予測を行うものであった.本研究では,京都府宇治市で栽培されたチャ「やぶきた」,「さやまかおり」,「おくみどり」の10–19年分の摘採適期を,その約1か月前である萌芽期以前の気象データ(日…

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  • 水産分野における薬剤耐性と現状

    古下 学 FFIジャーナル 229 (2), 120-125, 2024-04-01

    Antimicrobial agents are used to treat bacterial diseases in Japanese aquaculture. Although the number of approved antimicrobial agents has varied over time, currently 13 drugs are used. While …

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  • 40代の技術者はどこにいるのか 総務省調査で見る年齢構成のゆがみ

    日経ものづくり (835) 22-24, 2024-04

    ...「その他技術者」とは、同調査の区分では情報処理技術者以外の技術者を指し、「農林水産・食品技術者」「電気・電子・電気通信技術者(通信ネットワーク技術者を除く)」「機械技術者」「輸送用機器技術者」「金属技術者」「化学技術者」「建築技術者」「土…...

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  • 欧米への日本産酒類輸出への提言

    勝田, 英紀 商経学叢 70 (4), 55-81, 2024-03-31

    ...遡れば,2013年に日本の料理がユネスコの無形文化遺産に加えられたことで,日本食の人気が高まり,一般的な日本の食品の輸出が増加し始めているという事実があり,農産物や日本酒のみならず,ウイスキーやその他のスピリッツ等の日本産酒類を中心として,日本の農林水産品の輸出に関して希望をもたらし,増加している。そこで,今後さらに,日本産酒類の輸出を増加させることにより地方の活性化に役立てることを検討する。...

    機関リポジトリ

  • エコフィード配合割合が異なる飼養条件下で生産された「紀州和華牛」の肉質特性

    松橋 珠子, 長堀 百花, 後藤田 実咲, 後藤 洋人, 宮本 泰成, 白木 琢磨 近畿大学先端技術総合研究所紀要 (29) 35-42, 2024-03-31

    ...紀州和華牛の生産には和歌山県産の食品加工副産物を利用して製造されたエコフィードを1割以上与えて肥育することや、積極的なビタミンA制限を行わないことなどの条件が定められている。さらに近年の飼料価格高騰によりエコフィードの混合割合を増やした肥育管理の経済的効果がさらに高まっている。しかし、このような条件下で生産された牛肉にどのような肉質特性が付与されるかは明らかでない。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • スマートフォンアプリによる日常生活における歩行速度と摂取食品数の評価

    河合 恒, 今村 慶吾, 江尻 愛美, 解良 武士, 大渕 修一 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 146-146, 2024-03-31

    ...摂取食品数は食品摂取多様性スコアの10項目の食品群から1日に摂取した食品数を入力し てもらった。データ収集は2020年8月~2022年12月の期間に行った。基本チェックリストに回答し、日々のデータが1日でも測定できた180名(平均年齢(SD): 72.3(6.6)歳)を分析対象とし、基本チェックリストに基づき、健常とプレフレイル・フレイルに群分けした。...

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  • 水道水中農薬のGC/MSスクリーニング分析データベースの構築と定性・定量精度の検証

    木下 輝昭, 小田 智子, 栗田 翔, 山崎 貴子, 猪又 明子, 佐久井 徳広, 野原 健太, 中村 李, 土屋 裕子, 小林 憲弘 環境科学会誌 37 (2), 53-63, 2024-03-31

    <p>ガスクロマトグラフィー質量分析(GC/MS)による水道水中農薬168種のスクリーニング分析データベースをアジレント・テクノロジー社製の装置で作成し,標準液および河川水試料を用いて定性・定量精度の検証を行った。データベース作成から約1カ月後に再度,各農薬0.05 mg/Lの標準液をデータベース作成時と同一条件でスクリーニング分析を行ったところ,データベースに登録した168農薬のうち162農薬…

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  • ラオスにおける野菜類遺伝資源の共同探索(2021年1月)

    宮武 宏治, Tounglieng VILAYPHONE, Naly SENGOUNKEO, Thongkhoun SISAPHAITHONG 植物遺伝資源探索導入調査報告書 39 105-129, 2024-03-31

    本報告は,独立行政法人農業生物資源研究所とラオス農林省国立農林業研究所(NAFRI)との間で2014 年に締結された共同研究協定(JRA)に基づいて行われたラオス国における2021年1月のナス遺伝資源の調査報告である.調査は,2021年1月10~23日にかけて実施された.今回,COVID-19感染拡大の影響により、ラオス研究員のみで実施した.我々はラオス国北中部地域であるサイソムブーン県およびシ…

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  • 密封グループにおける二重巻締実習の教育内容の紹介

    塩野剛 7 6-10, 2024-03-31

    1938年に高碕達之助により東洋罐詰専修学校として設立され,二重巻締は建学以来一貫して本学で教育している最も特徴ある実習の一つである.本学のシーマーはバリエーションが豊かでかつ学生2人に1台の保有数を誇る.それに加え,実験的に様々な条件で巻締を行うことができるといった実務環境ではなかなか実施できない学修が可能である点が本学での巻締実習の大きな利点である.また,巻締主任技術者資格も取得することがで…

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  • カルフール・グループ―単一フォーマットからマルチ・フォーマット,マルチ・チャネル食品小売業へ―

    バート スティーブ, 戸田 裕美子 マーケティング史研究 3 (1), 3-32, 2024-03-31

    ...このカルフールの進化は,この期間に食品小売業の中で生じたマクロ的な傾向を反映しており,より具体的には,小売フォーマット,国際市場,商品やストア・ブランド,マネジメント・コントロール・メカニズムやサービス,そしてオムニチャネルの提供など,さまざまな事柄の変化を内包している。本論文は,1960年代初頭以降に,このグループの戦略や活動がいかに変化してきたか,その変遷を歴史的に概観するものである。...

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  • コロナ禍における北海道在住大学生の抑うつ症状と関連要因

    水本 淳, 辻 怜弥, 越前 琴未 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 354-354, 2024-03-31

    ...Google formsを用いてアンケートを作成し、調査項目はうつの指標としてうつ病自己評価尺度 (The Center for Epidemiologic Studies Depression Scale、以下CES-D)、平均歩数、平均睡眠時間、運動習慣の有無、WHO-5精神的健康状態表 (以下、WHO-5)、食品摂取頻度スコア (Food Frequency Score、以下FFS)、新型コロナウイルス...

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  • 集合住宅に在住する高齢者の目的別の外出頻度と要支援要介護リスクの関連

    成田 悠哉, 江戸 優裕, 島田 美恵子, 岡村 太郎 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_58-1_58, 2024-03-31

    ...</p><p> 目的別の外出頻度は食品の買い物,外食,食品以外の買い物,通院,創作活動・習い事,散歩,散歩以外のアウトドア・スポーツ,会合,ボランティアや地域行事,近所での友人との交流,役所での手続き,文化施設(図書館,美術館,映画館),旅行,娯楽施設(カラオケ,スポーツ観戦,パチンコ),仕事(正社員,パート,アルバイト),入浴施設,宗教施設の17項目に対して,過去1年間の外出頻度を尋ね,毎日,週に...

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  • 2022年キルギス共和国における野菜遺伝資源の共同探索

    Dmitrii TEN, Aizhan MURZAKANOVA, Meerim ESENZHANOVA, Marat SATKEEV, 吉岡 洋輔 植物遺伝資源探索導入調査報告書 39 173-190, 2024-03-31

    ...キルギス共和国農業省農作物専門局と国立研究開発法人農業・食品産業技術研究機構(NARO)は,PGRAsia(Plant Genetic Resources in Asia)プロジェクトの一環として,キルギス国内における野菜遺伝資源の共同研究を2019年から開始した.この共同研究の一環として,2022年はキルギス共和国南部において野菜類種子を収集するための2回の探索を計画した。...

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  • 北ベトナムにおけるトウガラシ・ナス属等植物遺伝資源の共同探索,2022 年

    近藤 文哉, 武田 和宣, 梅田 小雪, 熊埜御堂 由依, 増田 栞, NGUYEN Van Kien, TRAN Thi Thu Hoai, 松島 憲一 植物遺伝資源探索導入調査報告書 39 85-104, 2024-03-31

    ...本報告は農林水産省委託プロジェクト研究「海外植物遺伝資源の民間等への提供促進」において実施された,北ベトナムにおけるトウガラシ・ナス属等植物遺伝資源の共同探索・収集に関するものである.本探索は国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構(NARO)とベトナム農業科学アカデミー植物資源センター(PRC)との間で締結された共同研究協定に基づいて,2022年11月22~12月4日に行われた.本探索では,...

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  • フード・バリューチェーンにおける第二レイヤーアクターの役割

    木村 純子, 二階堂 行宣, 佐野 嘉秀, 藤本 真 イノベーション・マネジメント 21 (0), 127-147, 2024-03-31

    ...すなわち、第二レイヤーのアクターが、経済的利益の確保に向けて地域の農水産物生産者とのあいだに互酬的な取引関係を築くことで、国内外の消費者に向けて価値ある食品を安定的に流通させられる。...

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  • 司会の言葉

    盛田 隆行, 西井 成樹 日本食品微生物学会雑誌 41 (1), 1-1, 2024-03-31

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  • HACCPシステムに用いる微生物管理手法の実証実験に関する研究

    菊池 裕, 池田 有沙, 千葉 友梨香, 緑川 七彩, 工藤 美奈子, 生魚 薫, 一條 知昭 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_57-1_57, 2024-03-31

    ...</p><p> ATPふき取り検査法の結果は,食品施設1及び2の器具保管庫,冷蔵庫及び蛇口のATP残存率は減少したが,A107では増加した.調理台のATP残存率は,測定した食品施設1及びA107ともに減少した.包丁のATP残存率は,測定した食品施設2では減少したが,食品施設1では増加した....

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  • カンボジア東部における野菜遺伝資源探索,2022年

    田中 克典, Sophea YON, Sreynech OUCH, Dolla ROS, Sophany SAKHAN, Vathany THUN, Bunna LOR, 加藤 鎌司 植物遺伝資源探索導入調査報告書 39 144-172, 2024-03-31

    カンボジアはウリ科作物やナス科作物などの野菜の多様性中心の一つで,同国における作物遺伝資源は育種計画において有益な遺伝資源として活用できる.そこで,カンボジア東部において遺伝資源探索を実施し,野生遺伝資源とともにそれら遺伝資源の栽培方法の情報や特性評価情報を収集した.収集した遺伝資源はセリ科,アブラナ科,ウリ科,マメ科,シソ科,ユリ科,アオイ科,イネ科およびナス科に属する33種からなる149点で…

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  • 容器内初期酸素量がイチゴジャムの品質に及ぼす影響-外観および官能評価について-

    後藤隆子 7 20-26, 2024-03-31

    ...酸素制御による容器詰食品の品質保持を効果的に実施するため,イチゴジャムの品質と酸素の関係について研究を行った.容器内初期酸素濃度を0,2,5,10および21%に調整し,殺菌後30℃または5℃で保存した.調査は容器内酸素量と品質(外観,色調,官能評価)について行った.30℃保存の容器内酸素量は保存に伴い減少し,初期酸素濃度が高いほど顕著であった.5℃保存は30℃と同じ傾向を示したが,減少は緩やかであった...

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  • 2000年代以降のフランス食品小売業の動向

    森脇 丈子 マーケティング史研究 3 (1), 33-49, 2024-03-31

    ...フランスの食品小売業の市場は大手企業の寡占状態にあり,売上高,従業員数,販売面積等では大手が他の業態を圧倒している。だが,現在ではECやハードディスカウンターの成長,消費者の購買力の低下が大規模食品小売業にとっての新たな脅威となっている。</p>...

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  • 口から始めるフレイル予防:口腔機能の視点から

    釘宮 嘉浩 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 108-108, 2024-03-31

    ...咀嚼や嚥下の問題は、口腔機能の低下の典型的な症状であり、これらが原因で食べにくい食品を避けることが偏食や食事量の低下につながる可能性がある。また、う蝕や口内炎による痛み、舌苔や歯周病による口臭、舌口唇の運動機能の低下による滑舌の悪さなどは、心理的問題や社会性の低下に影響するとされている。...

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  • ヒスタミン分子に対するコロナ放電の影響について

    厳原 美穂, 細島 大輝, 中山 雄太郎, 杉山 栄二, 轟木 堅一郎, 水野 初 日本食品微生物学会雑誌 41 (1), 37-41, 2024-03-31

    <p>Corona discharge has recently been reported to be effective in preventing food poisoning caused by histamine-producing bacteria. In this study, the effects of corona discharge on histamine …

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  • 千葉県産の小カブの抗酸化能

    田中 佑季, 佐塚 正樹 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_60-1_60, 2024-03-31

    ...</p><p> 今回試料として利用したカブは日本食品成分表において皮つきと皮なしが別々に収録された,一般に皮を剥かずに食べられることが知られている野菜である.今後カブの皮に含まれる成分の検討により,カブの皮の利用に理解が深まればカブの利用による健康の増進や食品廃棄の減少が期待できると考える.</p>...

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  • 瀬戸内海地域におけるススキ属遺伝資源の探索・収集

    眞田 康治, 佐藤 広子, 牛島 憲, 秋山 征夫 植物遺伝資源探索導入調査報告書 39 1-12, 2024-03-31

    2022年10月に瀬戸内海周辺において,バイオマス利用を目的とする植物の育種素材としてススキ属(Miscanthus spp.)遺伝資源の探索収集を行った.岡山,広島,愛媛,香川および徳島の各県において,路傍や海岸に自生していた集団を合計11点収集した.

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  • カンボジア西部における野菜遺伝資源の共同探索,2022年

    大寺 宇織, Sreynech OUCH, Sophany SAKHAN, Vathany THUN, Bunna LOR, 下村 晃一郎 植物遺伝資源探索導入調査報告書 39 130-143, 2024-03-31

    ...カンボジア農業研究開発研究所(CARDI),茨城県農業総合センター生物工学研究所および国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)が連携して,2022 年にカンボジア西部において野菜遺伝資源の探索・収集を実施した.本探索では,2022年11月30日から12月6日にかけて,カンボジア西部の 3つの州(Kampong Chhnang, Pursat, Battambang)において,合計...

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  • 沖縄県久米島高齢者の民間信仰と子ども数

    吉澤 剛士, 中村 禎子, 門司 和彦 日本健康学会誌 90 (2), 41-50, 2024-03-31

    <p><b>Objective:</b> This study describes the folk beliefs of elderly people living in Kume Island, Okinawa Prefecture, Japan, and clarifies their relationship with life history, <i>ikigai</i> …

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  • 食の安全性と農業政策の転換 ―BSE 対策再考―

    並松信久 北陸大学紀要 (56) 39-66, 2024-03-29

    ...それをきっかけに食品衛生から食品 安全が注目されるようになった。BSE ないし食の安全性の問題については、多くの先行研究が ある。しかし、これらの問題を農業政策の展開と関連付けた研究は少ない。...

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  • フェストロリウム新品種「ノースフェスト」の育成とその特性

    田村 健一, 田瀬 和浩, 眞田 康治, 小松 敏憲, 秋山 征夫, 谷津 英樹, 横山 寛, 高山 光男, 林 拓, 牧野 司, 出口 健三郎, 佐藤 尚親 農研機構研究報告 2024 (17), 1-22, 2024-03-29

    <p>フェストロリウム「ノースフェスト」は越冬性や放牧適性等を育種目標として四倍体のメドウフェスクとペレニアルライグラスの交雑後代を母材に育成された複二倍体品種であり,4 母系 19 栄養系で構成される.北海道内 7 か所での地域適応性検定試験の結果,「ノースフェスト」の越冬性はいずれの地域でもペレニアルライグラス「ポコロ」や既存のフェストロリウム品種より優れた.メドウフェスク「ハルサカエ」との…

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  • カドミウム吸収性が極めて低い水稲新品種「ふくひびき環1号」・「えみのあき環1号」の育成

    津田 直人, 太田 久稔, 横上 晴郁, 藤村 健太郎, 石川 覚, 安部 匡, 福嶌 陽, 梶 亮太, 黒木 慎 農研機構研究報告 2024 (17), 39-52, 2024-03-29

    <p>「ふくひびき環 1 号」,「えみのあき環 1 号」は,「コシヒカリ環1号」由来のカドミウム(Cd)低吸収性を東北農業研究センターが育成した水稲品種である「ふくひびき」,「えみのあき」に導入するため,「lcd-kmt2」(後の「コシヒカリ環 1 号」)と「ふくひびき」もしくは「えみのあき」を戻し交配し,東北農業研究センターで選抜,育成した同質遺伝子系統である.それぞれ「奥羽 IL1 …

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  • 有機性廃棄物の発生と利用そして評価方法―窒素を中心として―

    三島 慎一郎 Material Cycles and Waste Management Research 35 (2), 121-128, 2024-03-29

    ...よって,畜産,食品産業と食生活からの有機性廃棄物の排出と成分の資源量をとらえ,国内で地理的な偏りが生じているかを明らかにしていく必要がある。有機性廃棄物をすべて堆肥化した場合,国内には3.3~6.5 Tg 窒素が供給可能であり,3.7 Tg 窒素の化学肥料需要に匹敵するかそれ以上が存在する。これを利用するには,窒素以外の肥料成分に関しても考慮して利用する必要がある。...

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  • ポテトチップ加工用バレイショ新品種「しんせい」の育成とその特性

    下坂 悦生, 田宮 誠司, 浅野 賢治, 津田 昌吾, 西中 未央, 森 元幸, 小林 晃, 向島 信洋, 赤井 浩太郎, 岡本 智史, 高田 明子 農研機構研究報告 2024 (17), 23-37, 2024-03-29

    <p>「しんせい」は,ともにジャガイモシストセンチュウ抵抗性でポテトチップ加工適性のある系統「98009-8」を母,「00045-4」を父として,2005 年に北海道農業研究センターにて交配採種し,2006 年に播種した実生集団より育成されたポテトチップ加工用品種である.ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し,枯ちょう期は,「スノーデン」よりも早く,「トヨシロ」よりやや遅いが「トヨシロ」と同様の…

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  • モモ品種,選抜系統の低温要求量および高温要求量

    八重垣 英明, 末貞 佑子, 河野 淳, 澤村 豊 農研機構研究報告 2024 (17), 71-77, 2024-03-29

    <p>地球温暖化の影響によるモモの栽培適地の北上や自発休眠覚醒の遅延への対策として,低温要求量の少ない品種の導入が考えられる.本研究では低温要求量が少ないと考えられる品種および選抜系統の切枝を用いた調査を 4 年間行い,それぞれの低温要求量および高温要求量を明らかにした.供試個体の低温要求量は,chilling hours で 225 CH から 862 CH の,chill unit で …

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  • 地域在住高齢者の転倒予防セルフケア行動の実態・因子構造・関連要因

    内山 昌代, 鈴木 みずえ, 金盛 琢也 日本転倒予防学会誌 10 (1), 61-73, 2024-03-29

    ...転倒予防セルフケア行動15 項目のうち,実施率が高かっ た項目は「豆腐・肉・魚などのタンパク質を多く含む食品をとるようにしている」「はきものは自分の足の大きさに合う『かかとのあるもの』をはくようにしている」「牛乳や小魚などのカルシウムを多く含む食品をとるようにしている」の3 項目であり,実施率が低かった項目は「転倒予防のために,杖やシルバーカーを使用している」と「家の中の転びやすい場所について専門家...

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  • 日本沿岸海域のプラスチック汚染

    荒川 久幸, 中野 知香, 内田 圭一 La mer 61 (3-4), 165-173, 2024-03-27

    ...食品包装用プラ スチックやポリエチレン製レジ袋は日本の海岸に広く分布している。東シナ海の海域では,発泡プラスチックや ペットボトルの濃度が高い。海面のマイクロプラスチックは日本沿岸に広く分布し,日本沿岸海域のマイクロプ ラスチックの濃度は世界の他の地域と比較して非常に高い。...

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  • 日本人の食生活に対する新型コロナウイルス感染症拡大の影響

    冨吉, 満之, 藤原, なつみ, 田村, 典江 経済社会研究 64 (1-4), 49-63, 2024-03-25

    ...そこで本研究では,新型コロナ拡大前後の食生活,食品の調達方法,農的経験などの変化について,東京,福岡,熊本,大分の4都県の住民(計800名)を対象としたWEBアンケートを実施し,地域間の傾向の違いを分析した。結果,地域間で明確な差がみられたのは,自宅で過ごす時間の長さ,料理の頻度などに関する項目であった。東京では他の3地域に比べて自宅で過ごす時間が長くなっており,また,料理をする頻度が増えていた。...

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  • ユーグレナ粉末の脱臭技術開発に向けた指標におい物質の特定

    笹川 智史, 野間 誠司, 出村 幹英, 上野 大介 におい・かおり環境学会誌 55 (2), 107-115, 2024-03-25

    ...<p>ユーグレナ(<i>Euglena glacilis</i>)は豊富な栄養素や機能性成分を含むことから,新しい食品としての展開が期待されている微細藻類であるが,その独特なにおいが食品利用の妨げとなっている.本研究ではユーグレナの脱臭技術開発に向け,脱臭効果の定量評価に必要となる“指標におい物質”の特定を目的とした.嗅覚官能評価の結果,ユーグレナ粉末の発する特徴的なにおいの印象を“磯,ワカメ”と定義...

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  • 農業環境におけるPFAS について

    殷 熙洙, 山﨑 絵理子, 谷保 佐知, 山下 信義 土壌の物理性 156 (0), 49-57, 2024-03-20

    ペルおよびポリフルオロアルキル化合物(PFAS)は化学的安定性に優れているが,環境への影響について懸念されている.しかし,農業環境(農用地土壌,農業用水)やその場で生産された農産物に対する研究事例や報告が極めて少ない.そのため,国内の農業環境におけるPFAS の残留量の把握とその場で生産されている農産物中のPFAS の残留量を把握すること,つまり,PFOS 及びPFOA を含むPFAS …

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  • 作物根系解析の効率化

    寺本 翔太 根の研究 33 (1), 7-14, 2024-03-20

    <p>根系は養水分の吸収に影響するため,重要な育種対象である.根系を改良することで,肥料吸収効率や乾燥ストレス耐性などの重要形質を改善することができる.しかしながら,土中の根の収集および計測は労力がかかり植物体を破壊するため,根系は育種で優先されていない.本ミニレビューでは,根の収集および計測の省力化,および非破壊計測技術の開発に焦点をあてた近年の研究動向を紹介する.根の収集では,鋼鉄製モノリス…

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  • 地域在住高齢者における摂食・嚥下機能の自己評価

    辛島, 順子, 新井, 風香 実践女子大学生活科学部紀要 61 7-12, 2024-03-18

    ...【方法】65 歳以上地域在住高齢者を対象とし,基本属性,摂食嚥下の状況,摂食・嚥下障害スクリーニング,主観的健康感,食品摂取の多様性,MNA-SF の質問紙調査を実施した.分析は自身の摂食・嚥下の状況について「自覚あり群」「自覚なし群」の2 群に分類し,実施した. 【結果】分析対象者は45 名であり,「自覚あり群」は15 名(33.3% ),「自覚なし群」は30 名(66.7% ) であった....

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  • 学生の食生活・食品摂取頻度の実態と心の健康度との関係

    中山, 文子, 平田, 治美, 藤岡, 由美子 松本大学研究紀要 (22) 115-127, 2024-03-15

    ...その結果、栄養系の学生は「緑黄色野菜」の食品摂取量が多く食事・栄養への意識が高く、家族と同居している学生は食品摂取量が多く栄養バランスが良かった。また栄養バランス、食生活の満足度、共食と心の健康は関係していたが、両学生ともに心の健康度は有意に高くはなかった。このことから学生の心の健康には、栄養バランス以外に生活環境等の影響が大きいと考えられた。...

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  • K.I-Step法を用いた献立作成法の確立と評価に関する研究

    加藤, 勇太, 石澤, 美代子 松本大学研究紀要 (22) 31-48, 2024-03-15

    本研究では、K.I-Step法を用いた献立作成法を確立することを目的として、予備調査および既存文献、著者らの実務経験に基づきK.I-Step法(案)を構築した。その後、K.I-Step法(案)に基づく教材を作成し、管理栄養士・栄養士養成施設の3年次学生59名に対して、講義形式の教育を実施した。教育の前後にアンケート調査を実施し、K.I-Step法(案)の評価・修正を検討し、K.I-Step法を確…

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  • 高等学校家庭科における少ない品数による献立作成の授業実践と献立評価

    瀧日,滋野, 阪野,朋子 三重大学教育学部研究紀要 自然科学・人文科学・社会科学・教育科学・教育実践 75 171-177, 2024-03-15

    ...また、間食を活用したものは86名(95%)であり、果物、乳・乳製品、砂糖の食品が間食に取り入れられていた。先行研究の一汁一菜献立結果と比較したところ、留意点に気づかせる授業を実施した献立の方が、食品群のいもを多く取り入れた割合が高くなっていた。栄養価ではエネルギー、たんぱく質、食物繊維、鉄において適正の割合が高くなっていた。...

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  • 病院における治療食献立の栄養素や食品量の評価

    岡, 壽子, 鈴木, 朱美, 天野, 加奈子, 神原, 知佐子, 杉山, 寿美 県立広島大学地域創生学部紀要 3 11-22, 2024-03-15

    ...また,エネルギーコントロール食は,一般食よりも食事摂取基準に示された数値に合致している栄養素が多かったが,これはエネルギーコントロール食が『糖尿病食事療法のための食品交換表』に基づいた食品構成であるために,米の量が少なく,魚介類,肉類,卵類,果実類,野菜類の量が多いためと考えられた。...

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  • 柿の木の側枝の枝,葉,果実のCs-133とCs-137の濃度比較

    堀井 幸江, 関澤 春仁, 八戸 真弓, 草塲 新之助 RADIOISOTOPES 73 (1), 117-127, 2024-03-15

    <p>東京電力の福島第一原子力発電所(FDNPS)での事故により,柿などの果樹も放射性物質で汚染された。事故から8年後となる調査において,他の樹よりも<sup>137</sup>Cs濃度が高い柿樹の比較的若い枝を側枝ごとに分割し,各枝の<sup>137</sup>Cs濃度および果実,葉,枝の<sup>133</sup>Cs濃度を測定した。果実中の<sup>137</sup>Cs濃度と枝の<sup…

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  • 過冷却促進活性を有する天然エキスを用いた未凍結保存技術の実装化

    河原 秀久, 大石 幸一, 川本 久敏 日本食品工学会誌 25 (1), 9-14, 2024-03-15

    ...<p>耐凍性を獲得のために,生物は様々な氷結晶制御物質を生産している.その氷結晶制御物質には,異物で起きる不均質核形成を阻害する過冷却促進物質と微小な氷結晶の成長を抑制する氷再結晶化抑制物質などがある.我々は,食品加工生産時に産生される未利用資源から過冷却促進活性を有する複数のエキスの製造に成功した.それらエキスのうち,最も活性が高いエキスはコーヒー粕エキスであった.さらに,食品加工で生成されるメラノイジン...

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  • 逆相クロマトグラフィープロセスにおける最適温度の決定法

    野崎 晋也, 吉本 則子, 山本 修一 日本食品工学会誌 25 (1), 15-22, 2024-03-15

    <p>逆相クロマトグラフィー分離の生産性を最大化する,最適温度の決定法を開発した.エタノール-水移動相を用いたポリマー(ポリスチレンジビニルベンゼン)粒子充填クロマトグラフィーによる2種類のポリフェノール(カテキン,エピカロカテキンガレート)分離をモデル系として選択した.15-45°Cにおける勾配溶出実験と等組成溶出実験データから,分配係数と拡散係数を温度とエタノール濃度の関数として定式化した.…

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  • 炊飯米に強いせん断を付与する押出加工法

    甲斐 彰, 斎藤 幸雄 日本食品科学工学会誌 71 (3), 101-107, 2024-03-15

    <p>炊飯米から製造するペーストについて, 一般的な高速せん断加工とは異なる押出加工による製造方法を試みた.</p><p>従来は困難であった加工直後の米ゲルの物性評価に, 塗装や油脂の調整などで用いる簡易的な工業計測の適用を試みた. そして, 次の結果が得られた.</p><p>(1) ポートホールダイスを用いて均質なペーストを短時間に得ることができる.</p><p>(2) …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 食品加工における過熱水蒸気利用に関する研究

    伊與田 浩志 日本食品工学会誌 25 (1), 1-7, 2024-03-15

    ...<p>高温空気からの対流伝熱を利用した加熱は,オーブンや乾燥工程など,食品加工において広く用いられる.その際の空気は,わずかに水蒸気が含まれた湿り空気中で操作されることが多い.空気に含まれている水蒸気量が多く露点温度が食品の温度よりも高い場合は,食品の表面で水蒸気の凝縮(結露)が生じる.さらに装置の庫内温度が沸点温度(大気圧下で100°C)よりも高い場合,空間内は過熱水蒸気のみで満たされた状態にすることができる...

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  • 0.1 kGy以下のガンマ線照射によりDNA中に生成する5,6-dihydrothymidineの高感度定量法の開発

    藤原 拓也, 福井 直樹, 古田 雅一, 高取 聡 RADIOISOTOPES 73 (1), 35-46, 2024-03-15

    ...この方法を用いて、殺菌を目的とした比較的高線量(≥0.5 kGy)の照射履歴を動物性食品および植物性食品の双方において検出することが可能である。一方、検疫処理や発芽抑制を目的として照射された比較的低線量(<0.5 kGy)の食品を検出するには、線量の低下に伴いDHdThdの生成量が少なくなるためより高い感度を要する。...

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  • 地理的な要因に着目した食品eコマース利用者の特徴

    芥川 穂高, 矢部 直人, 埴淵 知哉 E-journal GEO 19 (1), 98-113, 2024-03-15

    ...<p>電子商取引(EC)は,日常の購買行動に変革を起こしている.本研究では,日本国内の食品EC利用者の特徴について,主に空間的拡散仮説と効率性仮説という地理的な側面から検討した.空間的拡散仮説は都市部から地方へEC利用が拡散するという仮説であり,効率性仮説は実店舗へのアクセスが不便な地域でEC利用が多くなるという仮説である.χ二乗検定による全国スケールの分析では,食品ECの利用に有意な地域差がみられ...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 災害時食物アレルギー対応の実態と課題

    金城 涼太, 石川 永子 都市計画報告集 22 (4), 687-690, 2024-03-11

    ...(1)9割以上の中核市においてアレルギー除去食品が備蓄されているなど、法律などで求められている食物アレルギー対応は既に行われている。(2)食物アレルギー対応について、周知方法や分配方法が特に決まっていない中核市が最多となっており、除去食品のバリエーションを重視していない中核市が多い。また、第2~4成分(管理者視点)の分散の合計は第1成分(当事者視点)の約2倍となっている。...

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  • 給食における大量調理の汁物の栄養価算出に関する研究

    加藤 千穂, 駿藤 晶子 神奈川県立保健福祉大学誌 21 (1), 91-99, 2024-03-08

    ...献立の栄養価は、日本食品標準成分表2020年版(八訂)(以下、八訂食品成分表)に記載されている調理後の成分値を用いて算出している。しかし、八訂食品成分表では喫食時に近い食品の収載が増加したものの、汁物に相当する値がなく、栄養価算出の際には、原材『生』もしくは調理後『ゆで』の値を代替的に用いることが多い。...

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  • グルテンフリー表示制度に対する栄養士・管理栄養士の認識と見解について

    小倉 有子, 秦 沙知, 神田 雅子, 加藤 奈々, 荻野 愛, 住田 尚子, 庄林 愛 安田学術研究論集 (53) 65-70, 2024-03-01

    ...近年、日本でもグルテンフリー(以下GF)食品が増加傾向にあるが、GF表示に関する法律は存在していない。我々は以前、栄養士・管理栄養士(計178名)を対象に、GF表示制度は必要かとの調査を行い、必要(55%)、不要(8.8%)、わからない(36%)との回答を得ている。...

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  • 抗がん薬の心毒性リスク評価と今後の展望

    柳田 翔太, 川岸 裕幸, 諫田 泰成 日本薬理学雑誌 159 (2), 83-89, 2024-03-01

    <p>心毒性は抗がん薬の最も重篤な副作用の一つで,がんサバイバーのQOLを左右する要因となっている.抗がん薬による心毒性は,不整脈,心収縮障害,冠動脈疾患,高血圧症など多岐に渡るが,特に,心収縮障害(左心室駆出率の減少)は心不全につながる重篤な副作用である.従って,抗がん薬による心収縮障害リスクを予測することは非常に重要である.現在,ヒトiPS細胞由来心筋細胞(ヒトiPS心筋)は,ヒト心臓組織に…

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  • ハイブリッド深層学習モデルを用いた果物画像からの糖度推定手法の提案

    上野, 延典, 本田, 耕大, 森本, 正志 情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) 12 (1), 9-17, 2024-02-29

    ...近年,食品の安全性や成分などの情報に関する消費者の需要や関心は高まっている.しかし,消費者が個々の食品情報を簡単に入手できるようにはなっていない.そこで本研究では,深層学習を用いて果物を撮影した画像からおいしさの情報を得る手法を提案する.本稿では果物の中で糖度がおいしさに直結しており,他の果物に比べて購入時の当たり外れが多いとされる桃を研究対象とする.提案する深層学習モデルはMLPとCNNを結合した...

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  • 妊娠期間中の妊婦の食費及び栄養素等摂取量の変化—児の出生体重別検討—

    宇野 薫, 林 芙美, 武見 ゆかり 日本健康教育学会誌 32 (1), 15-27, 2024-02-29

    ...</p><p>方法:群馬県内産婦人科専門病院で出産した112名の妊娠中期と後期の食事記録から食費を算出し,食費及び栄養素等摂取量の変化を検討した.食費の内訳は,外部化支出(外食,惣菜),内食型支出(生鮮食品等),嗜好的支出(嗜好飲料,菓子)に3分類した.児の出生体重で3群(2,500 g未満,2,500 g以上3,000 g未満,3,000 g以上)に分け,共分散分析により群間比較を行った.妊娠中期...

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