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検索結果 111 件

  • 1 / 1

  • Non-operative management中に, 軽微な外傷で増悪したavulsion型外傷性胆嚢損傷

    神鳥 研二, 石井 亘, 飯塚 亮二 日本外傷学会雑誌 37 (1), 9-15, 2023-01-20

    <p> 外傷性胆嚢損傷のうち胆嚢が肝床から剥離するavulsionの多くで手術が行われるが, non-operative management (NOM) の報告もある. 今回, avulsionの胆嚢損傷に対して, NOMで軽快したものの, 転倒で損傷が増悪, 緊急手術を要した症例を経験した. アルコール性肝硬変の42歳男性が階段転落し当院へ救急搬入となり, 外傷性胆嚢損傷 …

    DOI 医中誌

  • 重症外傷診療における看護師の役割と育成

    石井 亘, 神鳥 研二, 仲村 美輝, 工 美恵子, 角 典以子, 堀江 英恵, 飯塚 亮二 Japanese Journal of Acute Care Surgery 13 (0), 1-7, 2023

    〔要旨〕当院は併設型救命救急センターおよび重症外傷センターであり, 一次から三次対応の救急を受け入れている。年間の重症外傷(Injury Severity Score≧16)は250症例前後のhigh volume centerである。重症外傷診療を行ううえで院内での初期診療は非常に重要であり,なかでも初期診療におけるdamage control …

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  • 東京都のニホンナシ生産圃場におけるナミハダニ黄緑型の発生実態と薬剤防除体系の再構築

    飯塚, 亮, 嶋田, 綾, 加藤, 綾奈 東京都農林総合研究センター研究報告 (17) 9-18, 2022-03

    2015年~2016年に,東京都稲城市および立川市のニホンナシ圃場におけるナミハダニの発生消長を調査したところ,初発生は6月下旬で,7月中旬から8月上旬にかけて増加傾向となり,8月中下旬にピークとなった後,8月下旬から9月中旬に収束することが確認された。また,殺ダニ剤10剤について,薬剤感受性検定を都内22圃場において実施したところ,調査したほぼ全ての圃場において実用性のある殺ダニ剤はアセキノシ…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 東京都のニホンナシ生産環境に配慮したハダニ類に対する総合的防除対策

    飯塚, 亮, 嶋田, 綾, 加藤, 綾奈 東京都農林総合研究センター研究報告 (17) 19-31, 2022-03

    市街地に点在する東京都のナシ生産圃場において,薬剤の散布回数を低減するための手法として,各種の耕種的かつ生物的防除法を検討した。まず,東京都の主力品種である「稲城」でナミハダニの被害が他品種より顕著である原因を調査した結果,本品種は,巻いた形状の葉の比率が26.5%と,「幸水」の1.5%に比較して顕著に高く,「稲城」の品種特性に起因する可能性が示された。巻いた葉では薬液の付着程度が低下すること,…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • X線分光撮像衛星 XRISM 搭載 X線望遠鏡 (XMA) 開発の現状 (3)

    石田 学, 林多 佳由, 岡島 崇, Soong Yang, 田村 啓輔, Boissay-Malaquin Rozenn, Gurgew Danielle N., Olsen Larry, Koenecke Richard, Bleier Leor, Sutton Marshall, Sharpe Marton, Lozipone Larry, Fitzsimmons Sean, Baltusis Tony, Dizon Dan, Kelley Richard, Sneiderman Gary, Chiao Meng, 佐藤 寿紀, 森 英之, 前田 良知, 飯塚 亮, 石崎 欣尚, 藤本 龍一, 林田 清 日本物理学会講演概要集 75.1 (0), 526-526, 2020

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  • シートベルトによる体幹部損傷の検討

    石井 亘, 飯塚 亮二, 一杉 正仁 日本交通科学学会誌 19 (2), 35-41, 2020

    自動車乗車中のシートベルト着用が義務化されてから、シートベルトによる胸腹部損傷が顕著になってきた。シートベルトによる損傷の形態と受傷機転を明らかにするために後方視的検討を行った。2013年4月〜2018年3月に京都第二赤十字病院(以下、当院)に入院した外傷患者の中で、シートベルト痕がありシートベルトに起因したと考えられる体幹部外傷例14症例を対象とした。各例で受傷機転、損傷、病院搬入時のバイタル…

    DOI 医中誌

  • 軟X線/硬X線の広帯域を高感度観測する次世代衛星 FORCE:サイエンスとミッション提案の現状

    中澤 知洋, 森 浩二, 鶴 剛, 上田 佳宏, 石田 学, 松本 浩典, 粟木 久光, 村上 弘志, 寺田 幸功, 久保田 あや, 馬場 彩, 小高 裕和, 谷津 陽一, 幸村 孝由, 萩野 浩一, 小林 翔悟, 内山 泰伸, 北山 哲, 高橋 忠幸, 渡辺 伸, 飯塚 亮, 山口 弘悦, 大橋 隆哉, 中嶋 大, 古澤 彰浩, 田中 孝明, 内田 裕之, 野田 博文, 常深 博, 伊藤 真之, 信川 正順, 信川 久実子, 太田 直美, 寺島 雄一, 深沢 泰司, 水野 恒史, 高橋 弘充, 大野 雅功, 武田 彩希, Hornschemeier A. E., 岡島 崇, Zhang W. W., Williams B. J., 他FORCE WG 日本物理学会講演概要集 75.1 (0), 523-523, 2020

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  • X線分光撮像衛星XRISM搭載X線望遠鏡XMAの開発の現状(2)

    石田 学, 岡島 崇, 前田 良知, 飯塚 亮, 石崎 欣尚, 竹井 洋, 藤本 龍一, 林田 清, 森 英之, 林 多佳由, Soong Yang, Olsen Larry, Koenecke Richard, Bleier Leor, Sutton Marshall, Sharpe Marton, Lozipone Larry, Fitzsimmons Sean, Baltusis Tony, Dizon Dan, Kelley Richard, Sneiderman Gary, Chiao Meng 日本物理学会講演概要集 74.2 (0), 411-411, 2019

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  • X線分光撮像衛星XRISM搭載 X線望遠鏡XMAの開発の現状

    石田 学, 岡島 崇, 前田 良知, 飯塚 亮, 石崎 欣尚, 竹井 洋, 藤本 龍一, 林田 清, 森 英之, 林 多佳由, Soong Yang, Olsen Larry, Koenecke Richard, Bleier Leor, Sutton Marshall, Sharpe Marton, Lozipone Larry, Fitzsimmons Sean, Baltusis Tony, Dizon Dan, Kelley Richard, Sneiderman Gary, Chiao Meng 日本物理学会講演概要集 74.1 (0), 534-534, 2019

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  • 東京都のナシにおけるナミハダニ黄緑型の薬剤感受性と葉の巻きによる薬液付着量の低下が死虫率に及ぼす影響

    飯塚 亮, 嶋田 綾, 坂本 彩, 加藤 綾奈, 山口 修平 関東東山病害虫研究会報 2018 (65), 139-143, 2018-12-01

    <p>2015年および2016年に東京都の主要なナシ生産地の22圃場から採集したナミハダニ黄緑型個体群に対し,雌成虫を対象に8剤,卵を対象に10剤の薬剤感受性検定を行った。その結果,雌成虫または卵に対して,採集した全ての圃場の個体群で補正死虫率が高く薬剤感受性が高いと判定された薬剤は,アセキノシル,ミルベメクチン,ビフェナゼート,スピロメシフェンであった。ピフルブミド,シエノピラフェンなど5剤は…

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  • 「ひとみ」搭載硬X線・軟ガンマ線帯観測装置の軌道上性能

    粟木, 久光, 松本, 浩典, 石田, 学, 中澤, 知洋, 国分, 紀秀, 田島, 宏康, 深沢, 泰司, 渡辺, 伸, 幅, 良統, 飯塚, 亮, 太田, 方之, 佐藤, 理江, 高橋, 忠幸, 萩野, 浩一, 原山, 淳, 前田, 良知, 吉田, 鉄生, 武田, 伸一郎, 宮澤, 拓也, 榎戸, 輝揚, 田中, 孝明, 寺田, 幸功, 内山, 秀樹, 一戸, 悠人, 石橋, 和紀, 國枝, 秀世, 田村, 啓輔, 田原, 譲, 三石, 郁之, 林, 克洋, 林, 多佳由, 山岡, 和貴, 大野, 雅功, 北口, 貴雄, 高橋, 弘充, 田中, 康之, 水野, 恒史, 杉田, 聡司, 谷津, 陽一, 野田, 博文, 古澤, 彰浩, 山内, 茂雄, 中森, 健之, 中野, 俊男, 牧島, 一夫, 内山, 泰伸, 斉藤, 新也, 片岡, 淳, Philippe, Laurent, Francois, Lebrun, Olivier, Limousin, 岡島, 崇, 森, 英之, 小高, 裕和, Madejski, G., Blanford, R., 他「ひとみ」チーム 第17回宇宙科学シンポジウム 講演集 = Proceedings of the 17th Space Science Symposium 2017-01

    第17回宇宙科学シンポジウム (2017年1月5日-6日. 宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所(JAXA)(ISAS)相模原キャンパス), 相模原市, 神奈川県

    機関リポジトリ

  • 新規Eu化合物Eu<sub>2</sub>Si<sub>3</sub>Mg<sub>4</sub>の単結晶育成と物性

    沼倉 凌介, 牛窪 佑紀, 小松 慧士, 西川 潮, 飯塚 亮介, 酒井 俊, 小坂 昌史, 道村 真司, 片野 進 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2398-2398, 2017

    <p>フラックス法を用いて新規希土類間化合物Eu_2_Si_3_Mg_4_の単結晶試料の作成に成功した。本物質の報告はこれまでになく新物質となる。EDXによる元素分析により組成比を決定し、単結晶X線回折実験から空間群P-62mに属するHf_2_Co_4_P_3_型の構造をもつことを明らかにした。Euは3つのサイトを占めており、いずれも2価の価数を取る。帯磁率や比熱の温度変化において複数の異常が観…

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  • 正方晶希土類硫化物YbAgS<sub>2</sub>の磁性

    飯塚 亮介, 沼倉 凌介, 小松 慧士, 牛窪 佑紀, 西川 潮, 酒井 俊, 粕谷 駿介, 小坂 昌史, 道村 真司, 片野 進 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 2039-2039, 2017

    <p>Yb金属間化合物YbAgS_2_は結晶構造として立方晶の空間群Fm3_-_mと正方晶の空間群I4_1_mdの二つが報告されている物質である。この化合物の詳細な物性報告はこれまでになく、この二つの結晶構造がどのように物性に関わっているかは明らかになっていない。そこで我々は、電気炉による合成を行い、正方晶系に属するYbAgS_2_の単相多結晶試料の合成に成功した。講演では基礎物性測定の結果につ…

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  • 高齢者急性腹症症例の臨床検討

    石井 亘, 檜垣 聡, 飯塚 亮二 日本腹部救急医学会雑誌 36 (5), 857-861, 2016

    <p>2012年4月から2014年3月まで当院に入院した80歳以上の急性腹症345例に関して臨床学的検討をした。合併症は手術例27/73例(37.0%),非手術例35/272例(12.9%)に認めた。死亡例は,手術例3/73例(4.1%),非手術例18/272例(6.6%)であった。自宅退院79.6%,転院20.4%であった。手術例73例の内訳は,絞扼性腸閉塞17例,消化管穿孔14例,ヘルニア嵌…

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  • 内視鏡下食道癌術後の後縦隔経路に内ヘルニアをきたした1例

    石井 亘, 飯塚 亮二 日本臨床外科学会雑誌 77 (7), 1631-1634, 2016

    症例は79歳,男性.2013年に胸腔鏡・腹腔鏡下食道亜全摘術,細径胃管再建法による後縦隔経路再建を施行され,経過観察中であった.術後から約6カ月経過した2014年某日,嘔吐と腹痛により搬入となった.腹部造影CT検査にて左横隔膜脚から縦隔内に嵌入した小腸を認め,内ヘルニアによる腸管壊死と診断し,緊急開腹手術の運びとなった.術中所見は,食道裂孔を通して挙上された胃管の左側より回腸が嵌入し,嵌入腸管の…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献2件

  • ASTRO-H(ひとみ)搭載機器のアライメント性能

    石村 康生, 石田 学, 河野 太郎, 飯塚 亮, 尾曲 邦之, 阿部 和弘, 峯杉 賢治, 東海林 和典, 鬼頭 玲, 林 多佳由, 松元 和郎, 立川 清隆, 湯浅 孝行, 対馬 雅明, 梶浦 宏之, 上野 史郎, 池田 瑞穂, 前田 修, 岩田 直子, 佐々木 崇志, 湯本 隆宏, 中山 大輔, 小野 ゆかり, 栗原 淳, 天沼 孝仁, 早坂 雄平, 馬場 満久, 水野 恒史, 渡辺 伸, 中澤 知洋, 後藤 健, 和田 篤始, 夏苅 権, 高橋 忠幸 スペース・エンジニアリング・コンファレンス講演論文集 2016.25 (0), 1A6-, 2016

    <p>ASTRO-H (hitomi) was an X-ray astronomy satellite in Japan which was launched on 17 Feb. 2016. To meet its science goals, four kinds of instruments and six detectors were equipped on the …

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  • 幽門側胃切除術後に胃石性腸閉塞をきたした1例

    石井 亘, 飯塚 亮二, 大岩 祐介, 岡田 遥平, 市川 哲也, 荒井 裕介, 榊原 謙, 檜垣 聡, 成宮 博理, 北村 誠 日本臨床救急医学会雑誌 18 (6), 747-750, 2015

    幽門側胃切除術後にできる残胃胃石に起因する腸閉塞は比較的まれである。今回,胃石性腸閉塞をきたした症例を経験したので報告する。症例は60歳代,男性。受診1カ月前より心窩部痛を認め,また頻回の嘔気・嘔吐を認めており,当院消化器科に受診予定であったが,頻回の嘔吐と腹痛の増強を認めたため救命救急センターを受診した。腹部CT …

    DOI Web Site 医中誌

  • 当院にて検診発見された乳癌症例の検討

    石井 亘, 飯塚 亮二, 藤井 宏二 日本乳癌検診学会誌 23 (1), 63-66, 2014

    乳癌においても早期発見は重要であり,検診の意義は大きいものと考えられる。今回当院において検診発見された乳癌症例を対象に病期を比較するとともに,検診に用いられるmodalityの特性につき検討した。【対象】1年間で当院にて治療された検診発見乳癌13症例。【結果】全例が腫瘍形成病変であり,検査媒体による腫瘍径の評価をすると,乳腺超音波検査では16.0±7.7mm,乳腺造影MRI検査では13.0±3…

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  • 大腸憩室出血の治療戦略

    檜垣 聡, 平木 咲子, 大岩 祐介, 岡田 遥平, 市川 哲也, 荒井 祐介, 石井 亘, 成宮 博理, 飯塚 亮二 日本腹部救急医学会雑誌 34 (7), 1295-1301, 2014

    2008年4月から2012年12月の4年間で大腸憩室出血と診断された141例を対象に当院での治療戦略を検討した。大腸憩室出血に対する治療法には内視鏡的止血術,IVR,バリウム充填術,外科的手術などがある。内視鏡検査施行率は92.1%(130/141件)で,その内,内視鏡的止血術施行率は16.9%(22/130件)であった。止血術成功率は68.1%(15/22件)であった。血管造影検査施行率は9…

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • Bevacizumab併用化学療法施行中腸管ステント留置後結腸穿孔を認めた1例

    平木 咲子, 石井 亘, 飯塚 亮二, 榊原 謙 日本臨床外科学会雑誌 75 (6), 1632-1635, 2014

    症例:58歳,男性.現病歴:進行S状結腸癌・多発肝転移にてbevacizumab併用化学療法を施行していた.S状結腸癌より口側に狭窄を認めイレウス症状を呈したため,最終投薬日より13日後,腸管ステント留置.留置後7日目に下腹部痛を認め軽快しないために搬入.経過:腹部CT検査にて,腹腔内遊離ガスと少量の腹水およびステント留置の腸管壁に壁肥厚を認めたために腸管ステントによる穿孔と診断し,同日,緊急開…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件

  • 外傷性気胸・縦郭気腫により気腹症を呈した1例

    石井 亘, 荒井 裕介, 飯塚 亮二, 榊原 謙, 小田 和正, 檜垣 聡, 北村 誠 日本臨床救急医学会雑誌 17 (5), 704-707, 2014

    墜落外傷により消化管穿孔を伴わない腹腔内遊離ガスをきたした1例を経験したので報告する。症例は30歳代, 男性。木に登って作業中,約9mの高さから墜落。搬入時,GCS E4V5M6であり,Focused assessment with sonography for trauma(迅速超音波検査法,以下FASTと略す)は陰性であった。右胸部痛あり。胸部臥位Xp検査にて右気胸を認めたため胸腔ドレーンを…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 肋骨固定用プレートにより早期人工呼吸器離脱したフレイルチェストの1例

    大島 康史, 飯塚 亮二, 市川 哲也, 岡田 遥平, 小田 和正, 榊原 謙, 石井 亘, 檜垣 聡, 日下部 虎夫 日本外傷学会雑誌 28 (4), 332-335, 2014

    症例は69歳,女性,自宅で転倒し,外傷性くも膜下出血,左鎖骨骨折,左外傷性血気胸,左第2〜10肋骨骨折を伴ったフレイルチェストを受傷した.左第3肋骨の遊離骨片が不安定で胸腔内に突出し,肺損傷の合併の可能性が高いため,外科的治療を施行した.術翌日に人工呼吸器から離脱し,治療期間中に肺炎の発症も認めなかった.<br> …

    DOI 医中誌

  • 乳糜腹水を認めた小腸軸捻転の1例

    石井 亘, 佐藤 格夫, 飯塚 亮二, 市川 哲也, 小田 和正, 檜垣 聡, 北村 誠 日本救急医学会雑誌 25 (5), 233-237, 2014

    症例は54歳の男性。朝から腹痛を認め,軽快しないため当院救命救急センターを受診した。意識清明で,腹部所見としては臍周囲から下腹部にかけての圧痛を認めるも反挑痛は認めなかった。既往歴は,26歳時に十二指腸潰瘍穿孔の診断にて幽門側胃切除術を施行されていた。腹部造影CT検査にて腸間膜が渦巻き状(whirl …

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献5件

  • 脾仮性動脈瘤による遅発性脾破裂の1例

    岡田 遥平, 荒井 裕介, 飯塚 亮二, 榊原 謙, 石井 亘, 檜垣 聡, 北村 誠 日本救急医学会雑誌 25 (7), 295-300, 2014

    循環動態の安定している脾損傷に対して,interventional radiologyや保存的加療などの手術を行わない管理(nonoperative management: NOM)が一般に行われている。今回我々は,鈍的脾損傷に対するNOMの経過中に巨大な脾仮性動脈瘤の遅発性破裂を来しながら,動脈塞栓術にて救命できた症例を経験したので報告する。症例は17歳の男性。自転車による転倒で当院救命救急セ…

    DOI 医中誌 参考文献17件

  • 京都第二赤十字病院にて入院治療した後期高齢者の熱傷患者の検討

    奥田, 良三, 吾妻 , 隆久, 貴島, 顕二, 五影, 志津, 上野, 千裕, 飯塚, 亮二, 檜垣, 聡, 榊原, 謙, 松山, 千穂, 小田, 和正, 荒井, 裕介 京都第二赤十字病院医学雑誌 33 18-24, 2012-12

    今回,私たちは京都第二赤十字病院にて1999 年4 月より2011 年3 月までの12 年間に入院治療した熱傷患者のうち後期高齢者にあたる75 歳以上の63 例(男女比24 : 39)に対して臨床的に検討した.入院日数では日数が長くなるほど75 歳以上の比率が高くなった.熱傷指数では20~30 が救命のボーダーラインと思われた.熱傷予後指数は100 以上より多くなり,120 …

    機関リポジトリ 医中誌

  • 心窩部痛を主訴とした腹腔内異物の1例

    荒井 裕介, 飯塚 亮二, 石井 亘, 小田 雅和, 小田 和正, 榊原 謙, 篠塚 健, 檜垣 聡, 北村 誠 日本臨床救急医学会雑誌 15 (3), 455-458, 2012-06-30

    <p>症例は38歳女性。心窩部痛を主訴に救急受診した。初診時腹部X線・腹部超音波検査では明らかな異常を指摘できず,翌日精査目的にて再受診とし,上部消化管内視鏡検査を施行したが異常を指摘できなかった。腹部CT検査を施行したところ,肝外側区下部を貫通する針状の高吸収域を認めた。金属異物の肝刺入を疑い,腹腔鏡下異物除去術を施行した。金属異物は肝外側区域を貫通しており,肝下面より除去した。異物は25mm…

    DOI 医中誌 被引用文献1件

  • 胃全摘・Roux-Y吻合術後に内ヘルニアを来した1例

    石井 亘, 飯塚 亮二, 篠塚 健, 檜垣 聡, 柿原 直樹, 井川 理, 北村 誠 日本救急医学会雑誌 23 (8), 364-368, 2012

    症例は65歳の男性。突然の腹痛を認め,軽快しないため当院救命救急センターに救急搬送された。意識清明,腹部全体に圧痛を認めたが,腹膜刺激症状は軽度であった。既往歴として3年9か月前に胃癌穿孔に対して胃全摘術・R-Y再建を施行されていた。血液検査では,WBC 7,200/μl,CRP 0.05mg/dlと炎症反応の上昇は認めなかったが,血清アミラーゼ値の高度な上昇を認めた。腹部レントゲン検査で小腸の…

    DOI 医中誌 参考文献3件

  • 硫酸アルミニウムカリウムタンニン酸注射液(ALTA)による内痔核硬化療法後にフルニエ症候群をきたした1例

    飯塚 亮二, 石井 亘, 檜垣 聡, 篠塚 健, 小田 和正, 大垣 雅晴, 井川 理, 泉 浩, 谷口 弘毅, 渡辺 賢治 日本大腸肛門病学会雑誌 65 (2), 75-81, 2012

    硫酸アルミニウムカリウムタンニン酸注射液(aluminium potassium sulfate・annic acid 以下 ALTA)は内痔核の新しい痔核根治術の一つとして用いられるようになってきた.今回,著者らはALTA注射後にフルニエ症候群をきたした1例を経験したので文献的考察を加え報告する.症例は73歳男性,ALTAによる四段階注射療法にて痔核硬化療法を施行された.施行後4日目に発熱,肛…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • 鋼モルタル板を用いた座屈拘束ブレースの実験的研究

    緑川 光正, 若山 拓也, 飯塚 亮太, 麻里 哲広, 村井 正敏, 岩田 衛 日本建築学会構造系論文集 77 (681), 1763-1771, 2012

    The authors have proposed the buckling-restrained braces (BRBs) using steel mortar planks, providing stable hysteretic behavior under the high axial-strain conditions. The compressive strength of …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献1件

  • 14aSP-7 ASTRO-H搭載硬X線望遠鏡(HXT)の開発(14aSP X線,宇宙線・宇宙物理領域)

    粟木 久光, 國枝 秀世, 田原 壤, 松本 浩典, 古澤 彰浩, 石橋 和紀, 幅 良統, 森 英之, 宮澤 拓也, 杉田 聡, 田村 啓介, 長野 方星, 石田 学, 前田 良知, 飯塚 亮, 山内 茂雄, 高坂 達郎, 黄木 景二, 難波 義治, 岡島 崇, 鈴木 芳生, 上杉 健太朗, ASTRO-H HXTチーム 日本物理学会講演概要集 67.2.1 (0), 118-, 2012

    DOI

  • 腹腔内遊離ガスを呈した腸管嚢胞様気腫症の1例

    石井 亘, 檜垣 聡, 飯塚 亮二 日本腹部救急医学会雑誌 31 (7), 1079-1082, 2011

    症例は82歳,女性。他院入院中,嘔吐を認め受診。バイタルサインに異常は認めず,腹部は緊満していたが軟であり腹膜炎を疑う所見はなかった。軽度の炎症所見の上昇および貧血を認めたが,動脈血液ガス分析は正常範囲内であった。腹部X線検査では,腸管拡張を広範囲に認めたが腹腔内遊離ガスは認めなかった。腹部単純CT検査では,小腸および大腸に多量のガスを認め,腸管壁内ガスおよび腹腔内遊離ガスを認めた。以上より,腸…

    DOI 医中誌 参考文献10件

  • 切除術を要した出血性小腸憩室の1例

    石井 亘, 飯塚 亮二, 檜垣 聡, 柿原 直樹, 谷口 弘毅, 竹中 温 日本臨床外科学会雑誌 72 (12), 3080-3083, 2011

    症例は78歳,男性.前日朝より鮮血を含んだ血便を認め当院受診したが経過観察となった.翌日になり3回の下血を認め,意識消失も一回認めたため再度他院受診し,他院血液検査にてHb 8.1g/dlと低値であり当院救命救急センターに紹介搬入となった.入院後輸液管理にて保存加療していたが,再度下血,また血圧低下を認めた.腹部解離性動脈瘤を保存加療されている既往があり血管造影検査は困難であったため,緊急開腹手…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献17件

  • 頭痛患者のセルフメディケーションにおける登録販売者の対応の現状

    飯塚, 亮太, 石井, 正和, 長嶺, 歩, 内藤, 結花, 清水, 俊一, 木内, 祐二 昭和大学薬学雑誌 1 (2), 213-221, 2010-12

    【目的】2009年6月より施行された改正薬事法により、一般用医薬品は第1類、第2類、第3類に分類された。さらに、第2類と第3類の販売ができる登録販売者が新たに登場した。頭痛に用いられる鎮痛薬のほとんどは登録販売者が販売可能な第2類に分類されたことから、薬局や薬店の登録販売者は頭痛患者の対応をしていると思われる。そこで、保険薬局と薬店の管理薬剤師を対象に、登録販売者による頭痛患者への対応の現状と今…

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • MDCTが術前診断に有効であった網嚢ヘルニアの1例

    戸田 孝祐, 飯塚 亮二, 松村 博臣, 竹中 温 日本臨床外科学会雑誌 70 (5), 1520-1524, 2009

    症例は40歳の手術歴のない女性で,昼食後に徐々に増強する腹痛,嘔吐を認めたため来院した.入院時のmulti-row detector CT(以下MD-CT)で網嚢内に拡張した小腸を認め網嚢ヘルニアと診断し,イレウス管を挿入した.翌日になっても改善されなかったため緊急手術を施行した.約60cmの小腸が横行結腸を乗り越え網嚢内に嵌頓していた.小腸は鬱血していたが,整復のみで色調は改善したため腸切除は…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献4件 参考文献29件

  • 小児に対する腹腔鏡下虫垂切除術に対する検討

    曽我 耕次, 井川 理, 飯塚 亮二, 宮田 圭吾, 藤井 宏二, 下間 正隆, 泉 浩, 竹中 温 日本臨床外科学会雑誌 68 (1), 14-17, 2007

    われわれは, 1998年6月から小児の急性虫垂炎に対して腹腔鏡下虫垂切除術を第1選択として導入し2003年6月までに49例 (LA群) を経験した. それ以前に施行した開腹虫垂切除術 (OA群) 43例と手術時間, 抗生剤, 使用期間, 発熱期間, 絶食期間, 入院期間, 術後合併症について, カタル性, 蜂窩織炎性, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献9件

  • 高齢者に発症した横行結腸間膜裂孔ヘルニアの2例

    齊藤 卓也, 井川 理, 泉 浩, 下村 克己, 大垣 雅晴, 飯塚 亮二, 下間 正隆, 竹中 温 日本腹部救急医学会雑誌 26 (1), 85-89, 2006

    We report two cases of mesenteric hiatus hernia. Casel: A 79-year-old woman was admitted to our hospital because of abdominal pain after about a month's hospital stay for the treatment of a right …

    DOI 医中誌 被引用文献12件 参考文献18件

  • 23aSH-12 X線天文衛星「すざく」搭載X線望遠鏡「XRT」(23aSH X線・γ線,宇宙線・宇宙物理領域)

    前田 良知, 國枝 秀世, 伊藤 啓, 伊藤 昭治, 井上 裕彦, 岡田 俊策, 横山 裕士, 伊藤 由実, 榎原 匡俊, 鈴木 健介, 山下 廣順, 田原 譲, 小賀坂 康志, 田村 啓輔, 古澤 彰浩, 柴田 亮, 幅 良統, 田中 武, 石井 邦明, 内藤 聖貴, 酒井 知晶, 山田 伸明, 石田 学, 石崎 欣尚, 早川 彰, 井上 智暁, 林 篤志, 清水 智央, 大熊 哲, 森 英之, 飯塚 亮, Serlemitsos Peter J., Soong Yang, Chan Kai-Wing, Lehan John P., Okajima Takashi, Odell Curtis, Arbogast Dale, Oslen Larry, Hong Melinda, Garrett Henry, Kearney John, Lozipone Larry, Sharpe Marton, Welsh Clark, Sneiderman Gary, Misaki Kazutami, Suzaku XRT-team 日本物理学会講演概要集 61.2.1 (0), 75-, 2006

    DOI

  • 外傷性十二指腸損傷3例の治療検討

    飯塚 亮二, 柿原 直樹, 北村 誠, 檜垣 聡, 横野 諭, 井川 理, 大同 毅, 中川 達哉 日本腹部救急医学会雑誌 25 (3), 549-553, 2005

    We report three duodenal injuries caused by abdominal blunt trauma as a result of traffic accidents. In all cases laparotomy was performed under diagnosis of intestinal rupture and intra-abdominal …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献7件

  • 前下すい十二指腸動脈りゅう破裂のIVRによる1救命例

    安 柄九, 大垣 雅晴, 松田 秀岳, 齊藤 卓也, 曽我 耕次, 斉坂 雄一, 下村 克己, 柿原 直樹, 竹中 温, 飯塚 亮二, 北村 誠, 藤田 正人 日本腹部救急医学会雑誌 25 (1), 83-86, 2005

    We report a case of a ruptured aneurysm of the anterior inferior pancreaticoduodenal artery. A 70-year-old man was referred to our hospital because of loss of consciousness. Plain computed …

    DOI

  • S状結腸捻転術後,急激な経過をたどった悪性症候群の1例

    安 柄九, 大垣 雅晴, 泉 浩, 竹中 温, 柿原 直樹, 飯塚 亮二, 北村 誠 日本腹部救急医学会雑誌 24 (4), 837-840, 2004

    We report a case of neuroleptic malignant syndrome (NMS) after an operation for sigmoid volvulus. A 54-year-old man who had a history of schizophrenia since the age of 18, complained of vomiting and …

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献13件

  • ひ梗塞を合併した浸潤性粘液性すい嚢胞腺癌の1例

    飯塚 亮二, 竹中 温, 泉 浩, 藤井 宏二, 井川 理, 宮田 圭悟, 柿原 直樹, 松村 博臣, 斉坂 雄一, 永田 昭博 日本消化器外科学会雑誌 37 (8), 1433-1437, 2004

    We report a case of pancreatic cystadenocaricinoma with splenic infarction. A 52-year-old woman seeking emergency treatment for back pain developed from the left flank was diagnosed with a 4cm cyst …

    DOI Web Site 被引用文献2件

  • 十二指腸乳頭部腫ようの捻転により急性すい炎を繰り返した1症例

    飯塚 亮二, 竹中 温, 庄野 泰規, 泉 浩, 藤井 宏二, 井川 理, 柿原 直樹, 松村 博臣, 土橋 洋史, 加藤 元一 日本消化器外科学会雑誌 36 (9), 1305-1310, 2003

    We report a case of recurrent acute pancreatitis caused by pedunculated tumor torsion at the duodenal papilla accompanied by abnormal pancreatic duct confluence. A 72 year-old man seeking emergency …

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 緊急手術を施行した好酸球性腸炎の1例

    飯塚 亮二, 斉坂 雄一, 竹中 温, 泉 浩, 高橋 滋, 柿原 直樹, 松村 博臣, 上原 正弘, 庄野 泰規, 加藤 元一 日本消化器外科学会雑誌 36 (1), 57-61, 2003

    A 48-year-old man admitted for abdominal pain had a history of eating raw sardines. Under suspected acute abdomen of unknown origin, we conducted emergency laparoscopic exploration, finding a …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献10件

  • Press-through-package誤飲による回腸穿孔性腹膜炎の1例

    松村 博臣, 泉 浩, 土橋 洋史, 柿原 直樹, 飯塚 亮二, 宮田 圭悟, 井川 理, 藤井 宏二, 高橋 滋, 竹中 温 日本消化器外科学会雑誌 35 (3), 317-321, 2002

    A 77-year-old man with acute onset of lower abdominal pain and generalized peritonitis showed numerous diverticula along the descending and sigmoid colon and ascites in abdominal computed tomography …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献15件 参考文献33件

  • 上腸間膜動脈根部より下腸間膜動脈が分岐する1症例

    柿原 直樹, 高橋 滋, 土橋 洋史, 竹中 温, 泉 浩, 藤井 宏二, 井川 理, 飯塚 亮二, 宮田 圭悟, 松村 博臣 日本消化器外科学会雑誌 34 (9), 1442-1446, 2001

    A 66-year-old man admitted to our hospital due to tarry stool was found in a lower intestinal examination to have rectal cancer. Preoperative abdominal angiography revealed the inferior mesenteric …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献6件 参考文献18件

  • 膵管内乳頭腫瘍に対する体部横断切除膵端々吻合の経験

    井川 理, 宮田 圭悟, 高橋 滋, 柿原 直樹, 松村 博臣, 飯塚 亮二, 藤井 宏二, 泉 浩, 竹中 温, 徳田 一 日本消化器外科学会雑誌 34 (10), 1556-1560, 2001

    膵体部膵管内乳頭腫瘍の1例に体部横断切除を行い, 膵端々吻合にて再建した. 症例は67歳男性, 症状はなく, 検診の腹部超音波検査で, 径3.5cmの体部嚢胞性病変を認め紹介された. ERCP, 膵液細胞診で膵管内乳頭腺腫と診断した. 術中の所見より, 再建法は膵の端々吻合を選択した. 術後合併症なく良好に経過し, 術後1年4か月後のERCPで, 吻合部尾側の膵管は拡張なく良好に造影された. …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 3世代l1例を手術した家族性大腸腺腫症1家系の検討

    吉岡 裕司, 小島 治, 飯塚 亮二, 山根 哲郎, 高橋 俊雄 日本消化器外科学会雑誌 27 (12), 2596-2599, 1994

    Familial adenomatous polyposis (FAP) surgically treated by the same department through three generations has not been previously reported in Japan. Studying eleven cases of FAP distributed through …

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  • 症例 成人における総肺静脈還流異常症の2治験例

    土田 昌一, 松川 哲之助, 飯塚 亮, 山崎 芳彦, 大和 靖, 江口 昭治, 坂下 勲, 永井 恒雄 心臓 16 (1), 72-78, 1984

    総肺静脈還流異常症は, チアノーゼ性先天性心疾患の中でも生後早期より呼吸不全,右心不全症状を呈し1歳未満の自然死亡率は80%以上と高く, まして20年以上の生存例は 1-4 % にすぎないといわれている. われわれは最近 Darling Ia型の2成人例に, Gersony-Malm法に準じ根治手術を施行し良好な結果を得た. 手術前後の心エコー図を検討し, …

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  • 研究 開心術後症例におけるAdrenaline, Dobutamine,Dopamineの比較検討

    佐藤 良智, 松沢 秀郎, 山崎 芳彦, 吉野 武, 飯塚 亮, 赤沼 侃史, 江口 昭治 心臓 11 (12), 1291-1302, 1979

    成人開心術後症例10例を対象として,Adrenaline,Dobutamine,Dopamine投与時の循環動態指標と,局所熱希釈法にて腎血流量(RBF)を測定しそれぞれの薬剤の心および腎血行動態に対する作用について検討した.AdrenaliRe投与では,心係数(C.I,),一回拍出係数(S.L)は0.02μg/kg/分より有意に増加し,全末稍血管抵抗も0.04μg/kg//分より有意に低下した…

    DOI 医中誌

  • 研究 熱希釈法による1側腎血流量測定法の信頼性ならびにドブタミンの腎血流量に及ぼす影響

    松沢 秀郎, 佐藤 良智, 山崎 芳彦, 吉野 武, 飯塚 亮, 赤沼 侃史, 江口 昭治 心臓 10 (11), 1142-1147, 1978

    局所熱希釈法による腎血流量測定法は短時間で反復測定が可能で腎血流量の早い変化の追求に優れた方法とされている.本法の信頼性を検討したが,モデル回路で実測流量との相関係数はO.999(P<O.005,N:8)と良好であった.再現性はモデル回路でγ=0.997(P<O.0O5,N:8),臨床でγ=O.985(P<0.005,N:89)と高い相関を認めた.<BR>臨床でβ刺激剤の心に対するinotrop…

    DOI 医中誌

  • 臨床 開心術後急性期の左室機能の研究

    松沢 秀郎, 山崎 芳彦, 吉野 武, 佐藤 良智, 飯塚 亮, 江口 昭治, 浅野 献一 心臓 9 (7), 608-615, 1977

    術中心内操作終了直後左房圧をモニターしながら適正バランスをとる際,短時間で前負荷が大きく変動することに着目し,21例に左室機能曲線を測定した.左房圧をZ5m塒Hg以上に上昇させても左室1回仕事量20・m以下にとどまった左竈機能不良群4例中3例に術後低心拍出量症候群(LOS)の発生をみた.一方それ以外の領域にあった17例ではLOSの発生は1例しかなく,術直後左室機能曲線は術後心機能の経過の早期予測…

    DOI 医中誌

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