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検索結果 79 件

  • 1 / 1

  • 後知恵バイアスが隠蔽する創造性

    阪井 和男, 高野 陽太郎 横幹 11 (1), 32-51, 2017

    The effects of hindsight biases are clarified to hide the creativities in enterprise inno- vations. The two stages of enterprise innovations are analyzed, and the two models of emergence mechanisms …

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  • 英語力と外国語副作用との相関関係に関する検討

    李 承玉, 高野 陽太郎, 原田 康也 日本認知心理学会発表論文集 2016 (0), 132-, 2016

    思考と言語処理の2つの認知処理からなり立つ言語活動を行う際、外国語を使用するときは、母語を使用する場合に比べ思考力がより低下する現象―外国語副作用―がある(Takano & Noda, 1993)。この現象は、母語より習熟度が低い外国語を使用することにより言語処理への負荷か大きくなるため、同時に行われる思考への干渉がより大きくなることにより生起すると考えられている。従って、理論的には外国語力が高…

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  • 系列学習によって形成された表象に記憶の固定化がもたらす変化

    渡辺 晃, 分部 利紘, 綿村 英一郎, 高野 陽太郎 認知心理学研究 13 (1), 23-30, 2015

    系列学習に関する研究により,学習後に睡眠を経ることで,先行チャンク内項目の検索と並行した後続チャンク内項目の検索が促進されるという,“記憶の固定化”が示されてきた.しかし,学習した系列の記憶表象に睡眠がいかなる変化をもたらすのかについては未解明であった.われわれは,学習後の睡眠がチャンク間の結合を強化するのか,それとも,個々の項目間の結合を強化するのか検証した.参加者は二つのチャンクにより構成さ…

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  • 系列学習後の外的情報遮断による記憶の固定化

    渡辺 晃, 高野 陽太郎 日本認知心理学会発表論文集 2015 (0), 38-38, 2015

    学習直後の脆弱な記憶痕跡が脳内に定着する際の記憶処理を記憶の固定化と呼ぶ。記憶の固定化は忘却の抑制の他に記憶表象を再体制化する機能も有し,系列的身体動作の学習(系列学習)の後に記憶が固定化されると運動成績が向上する。本研究では,この記憶表象の再体制化が,学習後に外的情報を一時的に遮断することで生じる記憶の固定化においても成立するのか検証した。また同時に,抑制性の学習における記憶の固定化についても…

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  • アンカリング効果のメカニズムにおける「カバー効果」の検討

    杉本 崇, 高野 陽太郎 認知心理学研究 12 (1), 51-60, 2014

    従来アンカリング効果は数的な過程によって起こるとされていたが,近年ではアンカーによって実験参加者の持つ知識が選択的に活性化されるために起こるという意味的過程モデルが提唱されている(Mussweiler & Strack,1999a).杉本・高野(2011)では,このモデルを検討するために参加者が非常に乏しい知識しか持ち合わせない対象について推定させたところ,意味的過程によって効果が起こりえないと…

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  • 外国語副作用

    李 承玉, 柳生 崇志, 高野 陽太郎 日本認知心理学会発表論文集 2013 (0), 72-72, 2013

    本実験は,すでにその存在が証明されている外国語副作用が,複雑な言語処理プロセスのどの処理段階で生じるかを明らかにするため行われたものである。今回はそのプロセスのうち,語彙探索処理過程に焦点を当てている。実験の結果、語彙検索処理段階で外国語副作用が生じることが確認できた。しかし,本実験で用いられた言語課題は聴覚呈示された音声に対して語彙性判断を行うという課題であったため,語彙検索処理だけでなく…

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  • エピソード記憶の検索過程における規定要因の検討

    分部 利紘, 綿村 英一郎, 高野 陽太郎 日本認知心理学会発表論文集 2012 (0), 102-, 2012

    体験した出来事の記憶を思い出す過程(検索過程)については多くの研究で、想起すべき記憶(ターゲット)の検索手がかりと連合した記憶のみが活性化されて想起されると考えられている。本研究では三つの実験を通じてこの想定を再検証した。実験の結果、ターゲットを検索する時点の活性値(base-level activation)が高い記憶であれば、ターゲットやその検索手がかりと連合していないような記憶であってもタ…

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  • エピソード記憶の検索過程

    分部 利紘, 綿村 英一郎, 高野 陽太郎 日本認知心理学会発表論文集 2011 (0), 135-135, 2011

    本研究では,エピソード記憶はどのような過程を経て思い出されるのかという問題について検討した。記憶検索に関する先行研究では,手がかりと連合した記憶(連合記憶)のみが活性化された後,活性化された記憶が一つずつ想起されていくと広く考えられている。我々は新たな実験手法を開発した上で,この考えを再検証した。実験の結果,ターゲットを検索する時点で活性値が高い状態にあれば,手がかりと連合していない記憶(非連合…

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  • 量刑判断にはたらく応報的動機の認知プロセス(<サブ特集>法と心理学領域における公正概念の再検討(資料論文))

    綿村 英一郎, 分部 利紘, 藤尾 未由希, 高野 陽太郎 法と心理 11 (1), 68-72, 2011

    法の素人が直感的に行う量刑判断は応報的である。すなわち、素人は事件の重大性と量刑の重さとを均衡させることにより、被告人に悪行に相応する報いを与えようとする。先行研究から、応報的動機が素人の量刑判断に影響する過程には、判断者の意図があまり関与していないことが示唆されている。つまり、応報的動機は潜在的な認知プロセスを経て素人の量刑判断に影響していると考えられる。本稿では、Implicit …

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  • 素人の量刑判断における潜在的プロセスの検証

    綿村 英一郎, 分部 利紘, 藤尾 未由希, 高野 陽太郎 日本認知心理学会発表論文集 2011 (0), 29-29, 2011

    素人は,量刑判断をするとき,犯罪が重大であるほど被告人に重い刑罰を与えるという方略をとる。本研究は,その方略が潜在的なレベルでもはたらいているという仮説を,潜在連合テスト(IAT)を用いて検証した。実験では,参加者を次の2群に分け,映像を見せる前後で2回IATを行った。一方の群には,量刑判断の判断材料として,残酷な犯罪の報道映像を見せた。別の群には,スポーツ映像を見せた。実験の結果,犯罪映像を見…

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  • 手掛り再生における活性化の範囲

    分部 利紘, 綿村 英一郎, 常岡 充子, 高野 陽太郎 日本認知心理学会発表論文集 2009 (0), 55-55, 2009

    手掛り再生のプロセスについては、思い出したい記憶と意味的・文脈的に関連する記憶のみが活性化されると想定されている。本研究では、意味的・文脈的に関連しない記憶は本当に活性化されないのかを調べた。実験では、まず英単語の偶発学習を行った。次に場所を変えて、画像と単語のペアを覚えた。妨害課題を挟み、一度ペアを再生した後、再生群では英単語の手掛り再生、暗算群では暗算課題を行った。そして最後に再びペアを再生…

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  • 様々な情報への注意喚起が量刑判断に与える影響

    綿村 英一郎, 分部 利紘, 高野 陽太郎 日本認知心理学会発表論文集 2009 (0), 81-81, 2009

    本研究は、一般市民の量刑判断において、様々な情報に対する注意喚起が量刑判断に与える影響を検証した。教示や法の知識がない状況下では、一般市民は、応報的動機にも基づくヒューリスティックにより、量刑判断をする。そのため、犯罪結果の重大性に関する情報を重視しがちになり、量刑は重くなる。本研究では、1回目の量刑判断を行わせた後に情報の再評価を行わせ、2回目の量刑判断をさせる実験を行った。情報の再評価は、様…

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  • 多幡説への批判

    高野 陽太郎 認知科学 15 (3), 526-529, 2008

    Tabata (2008) modified Tabata and Okuda's (2000) account of mirror reversal by importing three explanatory principles from Takano's (1998) multi-process theory. However, it is found that the …

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  • 小亀説への批判

    高野 陽太郎 認知科学 15 (3), 508-509, 2008

    Kokame's (2008) account of mirror reversal was found to be almost identical to Takano's (1998), except for the reason for the left-right mirror reversal of a human body. In this regard, it turned …

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  • 小亀氏への回答:視点変換の必要性

    高野 陽太郎 認知科学 15 (3), 546-551, 2008

    Kokame (2008b) has criticized Takano's (1998) assumption of viewpoint transformation in the mirror reversal of a viewer. This paper shows its necessity as well as invalidity of Kokame's alternative …

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  • 表情と情動語を用いた新情動ストループパラダイムの検討

    小泉 愛, 池田 功毅, 田中 章浩, 高野 陽太郎 日本認知心理学会発表論文集 2007 (0), 129-129, 2007

    Algom et al. (2004) は、従来の情動ストループが、色-単語ストループとは異なる性質を持つことを指摘した。この指摘を受け、表情と情動語の2次元の情報を含む刺激を用いた新情動ストループが考案され、表情課題(Etkin et al., 2006)と、単語課題(Haas et al., …

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  • 外国語副作用

    高野 陽太郎, 柳生 崇志, 岸本 幸一 日本認知心理学会発表論文集 2003 (0), 166-166, 2003

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  • 推論能力は遺伝するか?

    高野 陽太郎, 大久保 街亜, 石川 淳, 藤井 大毅 認知科学 8 (3), 287-300, 2001

    This study compared Cosmides's (1989) social contract theory with Cheng & Holyoak's (1985) pragmatic reasoning schema theory as accounts of the thematic content effect in the Wason selection task. …

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  • 奥行き方向に回転した形態の認識

    高野 陽太郎 Japanese Psychological Research 35 (4), 204-214, 1993

    The present study aims at testing if the information type theory (Takano, 1989) is able to explain form recognition in the case of depth rotation. As in standard mental rotation experiments, 43 …

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  • 多試行手掛り再生における体制化の非類似度解析

    高野 陽太郎 Japanese Psychological Research 20 (3), 148-153, 1978

    The dissimilarity measure was developed to specify the units of organization in free recall and the quantitative relationship between those units. The dissimilarities obtained from the recall …

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