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大谷 新太郎, 井上 雅夫, 渡邊 文乃, 池田 真紀 日本野生動物医学会誌 29 (1), 1-8, 2024-03-31
...<p> 高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)は世界的に拡散し野生動物にも大きな被害を及ぼしている。ガンカモ類は鳥インフルエンザウイルスのレゼルボアであるが,それらの国内への飛来状況と野鳥の感染発症リスクとの関連は,十分には解明されていない。今回,2016年9月から2017年6月(2016季)に日本に飛来したカモ類の対数化羽数と野鳥のHPAI報告件数との関連を検討した。...
DOI
津下, 英明 京都産業大学先端科学技術研究所所報 22 1-14, 2023-08-31
...第1 部門 鳥インフルエンザ研究部門 髙桑 藪田 第2 部門 人獣共通感染症研究部門 西野 前田 第3 部門 節足動物媒介感染症研究部門 前田 染谷 第4 部門 感染症制御研究部門 横山 第5 部門 感染症分子研究部門 津下 藪田...
機関リポジトリ HANDLE
田尻 隼人, 佐久川 貴志, 古川 隼士, 上野 崇寿 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 337-337, 2023-08-31
...<p>近年、鳥インフルエンザウイルスの流行が見られ、鶏卵や鶏肉の価格の上昇が問題となっている。養鶏場では一棟につき数万羽が密集して飼育されているため、感染が確認された場合、全頭処分が通常である。その感染経路として様々なものがあるが、養鶏所内で直接接触やエアロゾルによる空気感染によって感染が拡大する。そのため養鶏所内の空間環境を整え鳥インフルエンザ及びその他の疫病を防ぐ必要がある。...
中村 造 日本環境感染学会誌 38 (4), 155-159, 2023-07-25
...<p>有効な感染対策の実施には正確な知識が必須であり,新興・再興感染症でも同様である.これらの感染症では情報が不足することも多く不確定な要素も多い.レジオネラ感染症では水に関連するあらゆる設備や機器・物品が原因となり,それらの使用時の水のエアロゾル発生と吸入により感染し,基本的にヒト―ヒト感染はない.標準予防策で十分であり,特に汚染された水や水関連施設・器機の除去,または消毒が大切である.鳥インフルエンザ...
DOI Web Site 参考文献7件
加藤 康幸 診断と治療 111 (13), 297-299, 2023-03-23
森口 紗千子, 細田 凜, 牛根 奈々, 加藤 卓也, 羽山 伸一 獣医疫学雑誌 26 (2), 90-107, 2022-12-20
...<p>飼養鳥および野鳥の救護個体の高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)サーベイランス体制と防疫対策について調査した。飼養鳥の簡易検査は動物園水族館で実施されることが多かったが,遺伝子検査機関が決まっていない自治体は30%以上みられた。動物園水族館の約40%が野生動物の救護個体を受け入れており,HPAIが国内発生した時点でその80%以上の施設が受け入れを停止した。...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献22件
津下, 英明 京都産業大学先端科学技術研究所所報 21 1-14, 2022-09-30
内田 裕子 畜産技術 2022 (806-Jul.), 19-23, 2022-07-01
朝倉 敬行, 北村 真理子, 安本 三穗, 竹内 理貴, 中里 光男, 安田 和男 食品衛生学雑誌 63 (1), 1-11, 2022-02-25
<p>LC-MS/MSを用いた鶏組織およびその加工品中からの7種の抗ウイルス剤(アマンタジン,リマンタジン,アルビドール,ラニナミビル,オセルタミビル,ペラミビル,ザナミビル)の分析法を確立した.</p><p>試料からメタノール–水(9 : 1)で抽出し,InertSep MAXミニカラム(上側)及びInertSep …
岡部 信彦 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 3-C-S29-1-, 2022
...帰国後、新興感染症対策の一環として国立予防衛生研究所から国立感染症研究所と改組され新たに設立された感染症情報センターに1997年から赴任したが、その年に発生したのが香港における鳥インフルエンザH5N1のヒト感染の集団発生であった。...
DOI 医中誌
川口 敦史 化学と生物 60 (1), 8-9, 2022-01-01
DOI Web Site 参考文献3件
鶏病研究会 鶏病研究会報 57 (3), 101-111, 2021-11
...2004年1月,山口県の採卵養鶏場において発生した高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)は,わが国では1925年以降79年ぶりとなる発生となった。これ以降,2018年までにHPAIは22道府県の家禽農場で散発的に発生し,国の指揮の下,都道府県が中心となり防疫措置を行ってきた。...
日本農学文献記事索引 Web Site
庄司, 亜香音 鶏病研究会報 57 7-12, 2021-10
...国内における野鳥の高病原性鳥インフルエンザウイルスのサーベイランス(渡り鳥の飛来経路解明調査,渡り鳥の飛来状況調査,野鳥におけるウイルス保有状況等調査)の内容について紹介する。...
小澤, 真 鶏病研究会報 57 13-16, 2021-10
...近年,国内外の家禽産業にとって最大の脅威となっている高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)ウイルスの蔓延・流行の勢いに,衰える気配はまったくみられない。分節型ゲノムを有する鳥インフルエンザウイルスは,「遣伝子再集合(リアソートメント)」と呼ばれる特殊な遺伝子交雑現象を通じて,ウイルス学的な特性を大きく変化させた「新しいウイルス」を突発的に産生する。...
横山, 卓矢 鶏病研究会報 57 25-27, 2021-10
...今シーズンは,昨シーズンと同じレベル,あるいはそれ以上に鳥インフルエンザが日本国内で発生するリスクが高いと考えられるため,各関係者においては,「高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づき,万全の態勢で対応を行っていただきたい。...
伊藤, 壽啓 鶏病研究会報 57 1-5, 2021-10
...これらの事例すべてについて,農林水産省の高病原性鳥インフルエンザ疫学調査チームは発生原因の究明を目的とした疫学調査を実施した。そこで今回は先頃公開された「令和2年度における高病原性鳥インフルエンザの発生に係る疫学調査報告書」の概要について解説する。...
片山, 雅一 鶏病研究会報 57 17-23, 2021-10
...2020~2021年はH5N8亜型高病原性鳥インフルエンザが全国的に大流行した。千葉県では9採卵養鶏場および2アヒル農場で発生が起こり,約456万羽の鶏および1.3万羽のアヒルが処分された。1例目は12月23日に通報のあった県南東部に位置する百万羽規模の養鶏場であった。5例目以降はすべて県北東部に位置し,2月4日~15日の短期間に連続的に発生した。...
谷口 正輝, 鷲尾 隆 電気学会誌 141 (8), 512-515, 2021-08-01
...<p>1.はじめに</p><p>21世紀から,2003年のSARSコロナウイルス感染症,2004年の鳥インフルエンザウイルス感染症,2012年のMERSコロナウイルス感染症が,次々と発生しており,2~3年に一つの割合で新興感染症が発生している。世界中に張り巡らされた交通網により,瞬く間に世界中にウイル</p>...
DOI Web Site Web Site 参考文献9件
津下, 英明 京都産業大学先端科学技術研究所所報 20 1-13, 2021-07-31
...第1部門 鳥インフルエンザ研究部門 髙桑 藪田 第2部門 人獣共通感染症研究部門 西野 前田 第3部門 節足動物媒介感染症研究部門 前田 染谷 第4部門 感染症制御研究部門 横山 第5部門 感染症分子研究部門 津下 藪田...
森口 紗千子 獣医疫学雑誌 25 (1), 6-11, 2021-07-20
<p>Avian influenza (AI) surveillance in wild birds had been conducted all over the world, as migratory water birds are worrying potential carriers of highly pathogenic avian influenza (HPAI) …
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献22件
磯田 典和 獣医疫学雑誌 25 (1), 1-5, 2021-07-20
<p>Avian influenza virus is a causal agent of avian influenza, which is belonging to Orthomyxoviridae, and possess the two types of glycoproteins on the surface of a virion; hemagglutinin (HA) and …
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件
松本 和彦 応用物理 90 (7), 409-413, 2021-07-05
...感染性のない鳥インフルエンザウイルスとの識別が短時間で簡便に可能となった.また鳥インフルエンザウイルスの亜型診断のために,集積化グラフェンFETアレイ上へのさまざまな抗体の分割修飾技術の開発にも成功し,多項目診断への道筋をつけた.最後に新型コロナウイルスの予備的な光学的検出にも成功した....
DOI Web Site
沢辺 京子 makoto 195 2-11, 2021-07
DOI HANDLE
小林 正秀 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 142-, 2021-05-24
...</p><p> ナラ枯れと同様の被害(Platypus属の穿孔によるQuercus属の枯死)は、鳥インフルエンザや新型コロナのように世界で同時多発している。ここでは、ナラ枯れ対策に焦点を当て、日本で感染症が抑えられない要因について考察し、改善策を提言する。</p>...
竹原, 一明 鶏病研究会報 57 (1), 8-16, 2021-05
...高病原性鳥インフルエンザが脅威となっている昨今,衛生対策の強化手法を取り入れることは重要である。...
具, 然和 純真学園大学雑誌 (11) 7-24, 2021-03-31
application/pdf
機関リポジトリ Web Site 医中誌
中島, 渓, 粕谷, 和史, 齋藤, 匡人, 住吉, 理穂, 岩中, 麻里, 田上, 勝則 鶏病研究会報 56 (4), 159-162, 2021-02
...農林水産省動物検疫所では,高病原性および低病原性鳥インフルエンザ発生時の防疫支援のため,大型防疫資材である泡殺鳥システムを保管している。本研究では,泡殺鳥システムで用いられる発泡剤単独の消毒効果と,発泡剤に3つの異なる消毒薬をそれぞれ添加した場合の消毒効果を実験室内で検証した。...
日本農学文献記事索引
小山 聖治 日本観光研究学会全国大会学術論文集 36 (0), 73-76, 2021
...過去を振り返ればコロナ禍以前にも SARS、鳥インフルエンザ、H1N1 など、人類はウィルスに打ち勝ち、そのたびに人々は旅行を楽しみ続けている。一方でコロナ禍以前の旅行業界を取り巻く環境は既に厳しいものがあった。本稿ではコロナ禍以前の観光業界の状況を整理しポストコロナの時代に向けた観光業界の経営高度化に向けた進むべき道を考察する。...
内田 裕子 畜産技術 2021 (791-Apr.), 20-22, 2021
加藤 武市 日本の科学者 56 (7), 54-57, 2021
岡田, 東彦, 太田, 素良, 木村, 優樹, 高木, 龍太, 林, 美穂, 松倉, 未侑, 浅川, 満彦 北海道獣医師会雑誌 64 (12), 375-378, 2020-12
Article
機関リポジトリ HANDLE 医中誌
鈴木, 勇摩, 金子, 和華子 鶏病研究会報 56 (3), 117-121, 2020-11
...pH値は全試験区と対照区で散布時は鳥インフルエンザウイルスの失活に有効とされる12.0を超えていたが,降雨後は,DおよびGの舗装区すべてで散布の1週後から10~11に低下した。Gの地盤区は舗装区と同様に1週後からpHが低下したが,Dの地盤区とDおよびGの対照区は4週後もpH12.0を概ね維持していた。...
山口, 剛士 鶏病研究会報 56 1-9, 2020-10
...1996年に中国南部に出現したH5N1亜型高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)は,中国からアジア,欧州,アフリカヘと拡大した。その後,遺伝子再集合により出現したH5N8亜型ウイルスは2015年に北米大陸にまで達し,家禽産業に甚大な被害を与えた。世界では,中国や欧州を中心に今も発生が続き,国内でも数年ごとに野鳥や家禽でのHPAIV感染が報告されている。...
峯 淳貴, 内田 裕子, 西藤 岳彦, 山口 剛士 畜産技術 2020 (783-Aug.), 15-20, 2020-08-01
津下, 英明 京都産業大学先端科学技術研究所所報 19 11-26, 2020-07-31
機関リポジトリ HANDLE Web Site
森口 紗千子, 加藤 卓也, 羽山 伸一 獣医疫学雑誌 24 (1), 36-39, 2020-07-20
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件
浅川, 満彦 鳥類臨床 24 11-14, 2020-06
土佐, 進 鶏病研究会報 56 (1), 24-, 2020-05
中島 功, 大塚 洋幸, 市村 篤, 本多 ゆみえ, 梅澤 和夫, 関 知子, 中川 儀英, 猪口 貞樹 日本救急医学会関東地方会雑誌 41 (2), 219-224, 2020-03-31
...<p>家禽や野鳥が保有する低病原性鳥インフルエンザウイルスであってもヒトが死に至る例が報告されており, これまで定説となっていた豚由来のウイルス感染とは違うルートが推測される。鳥からヒトへの感染に関する最近の文献調査, およびモンゴルへの調査視察を踏まえ鳥から直接感染するインフルエンザの動向を本稿では報告する。...
澤邊 京子 衛生動物 71 (1), 1-13, 2020-03-25
<p>We have faced a number of outbreaks of arthropod-borne infectious diseases in Japan and aimed to address each case appropriately. Here, I introduce two arthropod-borne infectious diseases caused …
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献4件
古宮 伸洋 日本内科学会雑誌 109 (3), 617-625, 2020-03-10
...<p>グローバル化によって感染症の流行も国際的な広がりをみせるようになり,以前には限られた地域の風土病として流行していたエボラ出血熱のような感染症が国際的な脅威となり得ることが示された.コンゴ民主共和国では,エボラ出血熱の流行が続き,中東呼吸器症候群(Middle East respiratory syndrome:MERS)は,主にサウジアラビアから継続して報告されている.鳥インフルエンザは,H5N1...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献13件
千葉, 由純, 阿部, 憲章, 齋藤, 清美, 鈴木, 啓太 鶏病研究会報 55 (4), 173-175, 2020-02
...高病原性鳥インフルエンザへの早期診断およびその後の初動対応を迅速かつ的確に行うため,2012年から2017年の6年間の異常家禽の通報708事例について分析した。その結果,399事例(56%)は明らかな事故および人為的管理失宜であり,野生動物の侵入が18事例(4%)含まれていた。...
嶋田 哲郎 伊豆沼・内沼研究報告 14 (0), 1-14, 2020
...<p>伊豆沼・内沼はガンカモ類の国内最大級の生息地のひとつである.ガンカモ類は,植物を中心に魚類,甲殻類などその地域の生態系の基盤を構成する多様な資源を食物とするため,その地域の生態系の変化を指標しやすい種群である.ここでは,伊豆沼・内沼を代表する鳥類であるガンカモ類について,主要なハクチョウ類,ガン類,カモ類の個体数変動や越冬生態,環境変化に対する応答について総括を行うとともに,鳥インフルエンザや...
田村 大輔 内科 125 (1), 39-42, 2020-01-01
DOI Web Site 医中誌
平松 宏明, Kudkyal Vyankatesh, 河原 敏男, 鈴木 康夫, 林 京子, 中北 愼一, 渡邊 洋平, 小野 尭生, 金井 康, 松本 和彦 日本表面真空学会学術講演会要旨集 2020 (0), 182-, 2020
...その結果、ヒト及び鳥インフルエンザ、いずれウイルスも分岐を持たない糖鎖を固定化したNGPの方が高い結合性を有していることが分かった。</p>...
浅川, 満彦 鳥類臨床 23 17-19, 2019-11
佐々木, 宏 鶏病研究会報 55 (3), 101-104, 2019-11
...2016年11月29日,採卵鶏養鶏場で新潟県内初の高病原性鳥インフルエンザが発生した。飼養羽数は約315,000羽,鶏舎数は高床式が6棟,低床式が18棟(うち10棟空舎)の計24棟であった。飼養鶏はすべて殺処分後,卵・飼料とともに埋却した。堆肥・鶏糞は消石灰散布後にブルーシートで被覆し封じ込めを行い,発生後6日に防疫措置が完了した。...
金子, 明誉 鶏病研究会報 55 23-31, 2019-10
...本病の早期封じ込めのためには,「高病原性鳥インフルエンザ及び低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針」に基づき実施されるこれらの措置を関係者が十分に理解した上で,密に連携することが重要である。...
山口, 剛士 鶏病研究会報 55 15-22, 2019-10
...養鶏場では,2004年の高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)発生以降,鶏舎への野鳥侵入のリスクが広く認識され,全国でさまざまな野鳥対策が実施されてきた。一方,哺乳動物については,養鶏場への侵入状況や家禽へのリスクなど未だ不明な点が多い。...
高桑, 弘樹 京都産業大学総合学術研究所所報 14 173-177, 2019-07-31
...鳥インフルエンザウイルスは,ウイルスタンパク質の変異により新たな宿主に適応する。本研究では,インフルエンザウイルスが新たな宿主で増殖性を獲得し,適応するメカニズムを明らかにすることを目的とした。 ヒト由来および鳥類由来のH1N1亜型インフルエンザウイルスの複製効率を,ヒト肺上皮(A549)細胞およびニワトリ胚線維芽細胞(DF-1)細胞において比較を行った。...
津下, 英明 京都産業大学先端科学技術研究所所報 18 23-37, 2019-07-31
藪田 淑予, 大槻 公一, 高桑 弘樹, 小松 弘樹 日本獣医師会雑誌 72 (4), 205-209, 2019-04-20
...も高まった.有機物の存在により,不活化効果は若干低下したが,100倍程度希釈した濃度で十分な不活化効果を示した.以上より,本素材は,鳥インフルエンザウイルスに対する不活化剤としても有用であることが明らかになった.本素材は,元来衛生害虫から細菌まで幅広い効果が得られる消毒剤として使用されてきたが,現場の環境を十分に把握して適切な使用方法を用いることにより,抗鳥インフルエンザウイルス効果を念頭に置く,幅広...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献6件
武藤 義和, 加藤 康幸, 早川 佳代子, 忽那 賢志, 片浪 雄一, 大曲 貴夫 感染症学雑誌 93 (2), 132-138, 2019-03-20
...,発熱もしくは気道症状を呈し受診する渡航者における地域別のインフルエンザ発生率は,アジア5.1%,中南米4.2%,ヨーロッパ2.6%,北米2.4%,アフリカ2.3%,オセアニア1.8%と,特にアジアからの入国者では高い傾向にあった.発症時期は8月が15例と最多であり,1~3月と6~8月の二峰性に患者数のピークを認めた.アジアでインフルエンザに罹患した渡航者がすべての月において半数以上を占めていた.鳥インフルエンザ...
DOI Web Site Web Site 参考文献16件
伊藤 壽啓 公衆衛生 83 (1), 9-13, 2019-01-15
今井 由美子, 椎森 仁美, 市田 悠 ファルマシア 55 (12), 1105-1110, 2019
...またH5N1あるいはH7N9型の鳥インフルエンザウイルスの感染例がヒトで確認されている。新型インフルエンザは、ヒトが経験したことがない新しいタイプのインフルエンザウイルスが出現し、ヒトの間で伝播して、流行を起こしたものである。これらは、ヒトにおいて致死的な病態を引き起こすことがある。...
小林 栄治 動物遺伝育種研究 48 (1), 1-2, 2019
...鳥インフルエンザも野鳥が媒介し対策の難しさがありますが、農作物被害が著しいイノシシにさらにCSF対策が必要となっています。とはいえ、こうした伝染病に負けず着実に研究を 進めていきましょう。 最後になりますが、学会の活動について必要な改革や世の流れへの対応など速やかに実行していきたいと考えています。若い会員も遠慮せずご意見ご提案を学会事務局までお寄せください。...
木村 宗芳 ファルマシア 55 (12), 1126-1130, 2019
...<br>今回は,このインフルエンザの臨床の実際と課題について,感染症を専門とする内科医の立場から解説していく.本稿を通して,インフルエンザ診療への理解を深めていただくとともに,バロキサビルなどの新薬に関する情報をアップデートしていただければ幸いである.なお,本稿では通常の季節性インフルエンザの診断と治療を中心に取り上げ,インフルエンザワクチンや鳥インフルエンザについては対象としていない....
竹田 誠 ウイルス 69 (1), 61-72, 2019
...など,ウイルス膜融合タンパクの開裂部位にmulti-basicモチーフを持つウイルスは,真核細胞が普遍的に持つフーリンで開裂活性化するため,全身の臓器で増殖するポテンシャルを持ち高い病原性を発揮する.一方,通常の低病原性鳥インフルエンザウイルスなど開裂部位の配列がmono-basicな場合には,ウイルスの増殖部位に局在する特定のプロテアーゼで開裂活性化されると考えられる.ただし,そのプロテアーゼは長年未同定...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献69件
迫田 義博 ウイルス 69 (2), 177-186, 2019
豚コレラウイルスはフラビウイルス科ペスチウイルス属のウイルスの1つである.このウイルスによるブタとイノシシの感染症である豚コレラは,口蹄疫やアフリカ豚コレラと同様に養豚において最も恐れられているブタの感染症である.2018年9月に国内としては26年ぶりに発生が報告され,56事例の感染が報告されている.感染拡大の要因は野生イノシシにおけるウイルスの蔓延であるが,野生動物における感染症のコントロール…
DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献71件
中島 功, 市村 篤, 本多 ゆみえ, 中川 儀英, 猪口 貞樹 日本救急医学会関東地方会雑誌 39 (2), 214-218, 2018-12-31
...<p>感染個体の最終的判断は抗原抗体反応によるが, 鳥インフルエンザウイルス感染を疑う個体のスクリーニングを目的とし, 鳥類に非接触で呼吸・心拍をモニターできる透過型マイクロ波装置を開発し, 評価実験を行ったので報告する。鳥型インフルエンザウイルスがヒトのシアル酸レセプターに直接結合することが報告されており, 将来, パンデミックをきたす可能性を否定できない。...
山本, 佑 鶏病研究会報 54 (3), 136-, 2018-11
鶏病研究会 鶏病研究会報 54 (3), 117-122, 2018-11
...一方養鶏場では,高病原性鳥インフルエンザの発生を機に飼養衛生管理基準の遵守が義務化された。孵化場,GPセンター,食鳥処理場といった関連施設においても,これらに基づいた日常的な消毒の実施が不可欠であり,その方法を理解しておく必要がある。本解説では,養鶏場以外の関連施設を含めて実際に行われている消毒法を紹介する。...
高崎 仁 感染と抗菌薬 21 (3), 232-236, 2018-09-10
西藤, 岳彦 鶏病研究会報 54 1-4, 2018-09
...2018年1月に四国で初めての高病原性鳥インフルエンザが香川県のブロイラー農場で発生した。本発生の原因ウイルスは,H5N6亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスであり,その赤血球凝集素タンパク質は遺伝的にクレード2.3.4.4に属する。また,本ウイルスの全ゲノム解析から,このウイルスは前年度に国内で発生したH5N6亜型ウイルスとは,遺伝的に異なることが明らかになった。...
国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2018 (7), 12-13, 2018-07-02
...<p>高病原性鳥インフルエンザウイルスが変異してヒトに感染し、パンデミック(世界的大流行)を引き起こすのではないかと心配されている。しかし、現状の技術ではヒトへの感染性を調べるのに1週間以上もかかる。大阪大学産業科学研究所の松本和彦特任教授が率いる研究チームは、グラフェンと生体分子を組み合わせた鋭敏なセンサーを開発し、ヒトに感染するウイルスの迅速な検出を目指している。</p>...
西藤, 岳彦 新潟医学会雑誌 132 (7), 273-275, 2018-07
...2016-17年冬に国内で発生した高病原性鳥インフルエンザを中心に,近年のヨーロッパやアジアでの高病原性鳥インフルエンザウイルスの家禽における動向について解説する....
機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件
浅川, 満彦 Journal of the Japanese Association for Clinical Avian Medicine 21 15-17, 2018-07
高桑, 弘樹, 藪田, 淑予, 山澤, 彩奈, 大槻, 公一 京都産業大学先端科学技術研究所所報 17 1-12, 2018-07
...世界的に、高病原性鳥インフルエンザの発生は中国や欧州をはじめ、多くの国で繰り返されています。国内では、2017年11月に島根県の宍道湖周辺の野生水鳥でのH5N6亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染が確認され、2018年1月に東京都のオオタカでも感染が確認されました。同時期に香川県の養鶏場においてもH5N6亜型鳥インフルエンザウイルスによる発生が起きました。...
高桑 弘樹, 藪田 淑予, 山澤 彩奈, 大槻 公一 京都産業大学先端科学技術研究所所報 = The bulletin of the Research Institute of Advanced Technology Kyoto Sangyo (17) 1-12, 2018-07
機関リポジトリ
西藤 岳彦 畜産技術 2018 (757-Jun.), 20-23, 2018-06-01
小笠原, 房恵, 佐々木, 幸治 鶏病研究会報 54 (1), 16-, 2018-05
西川, 真琴, 田中, 静香 鶏病研究会報 54 (1), 11-15, 2018-05
...2015年1月,岡山県の採卵鶏199,160羽を飼養する大規模養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した。2007年に県下全市町村と締結した「高病原性鳥インフルエンザ発生時の防疫対策に関する協定」に基づいて,殺処分鶏(199,115羽)は管内外3市4一般廃棄物処理施設(A~D焼却施設)で,鶏卵(13,076.48kg)は1民間産業廃棄物処理施設(E産廃施設)で焼却処理した。...
杉田,康之 在外教育施設における指導実践記録 40 126-129, 2018-01-31
植田 睦之, 嶋田 哲郎, 内田 聖, 杉野目 斉, 高橋 佑亮, 時田 賢一, 三上 かつら Bird Research 14 (0), R1-R4, 2018
...<p>本論文は宮城県内沼でGPS 発信機を装着された1羽のオオハクチョウ <i>Cygnus cygnus</i> の越冬期から春の渡りにかけての移動経路のデータ公開の論文である.今回,GPS 発信機により得られたデータは,オオハクチョウの渡り経路,そして越冬地内での動きを見るうえでも貴重な情報であり,こうした情報は,現在問題になっている鳥インフルエンザの対策や風力発電施設建設でのハクチョウ類への影響...
DOI 研究データあり 参考文献1件
間辺 利江 呼吸臨床 2 (11), n/a-, 2018
...鳥インフルエンザH7N9およびH5N1ウイルスのヒトへの感染について,疫学情報を整理するとともに,これまでの経験,研究成果,空間-時間解析などにより感染リスクの検証とパンデミックへの可能性の検討を試みた。2013年春以降に中国本土に限定的に発生しているH7N9感染は,今シーズンに入り感染者数が急増。...
村上 晋, 堀本 泰介 ウイルス 67 (2), 161-170, 2017-12-25
...これまでインフルエンザウイルスには,人の季節性インフルエンザウイルスや鳥インフルエンザウイルスなどが含まれるA型からC型が知られていた.最近,これらとは性質が異なり,ウシをはじめとする家畜に感染するD型インフルエンザウイルスの存在が米国で報告された.これまでの疫学調査によって,D型インフルエンザウイルスは日本を含む世界中で流行し,特にウシの呼吸器病症候群を引き起こす原因ウイルスの一つであることが明らかとなってきた...
DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献25件
大沼 学 獣医疫学雑誌 21 (2), 105-109, 2017-12-15
<p>High pathogenic avian influenza virus (HPAIV) was isolated from wild birds found dead in 2004, 2007, 2008, 2010-2011, 2014-2015 and 2016-2017 in Japan. Some endangered species were included in …
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献13件
渡邊, 理 鶏病研究会報 53 (3), 180-186, 2017-11
...欧州連合(EU)は28カ国(現在27カ国)が加盟している地域統合体で,高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)や低病原性鳥インフルエンザ(LPAI)など鳥インフルエンザ(AI)の発生時には,「EUの動物の健康に関する法律」に基づき,EU共通の防疫対応が実施される。EUは動物福祉の先進地域であり,家禽の飼育においてもその基準に基づき改良型ケージ飼育や放し飼いなどが実施されている。...
鶏病研究会 鶏病研究会報 53 (3), 150-154, 2017-11
...フランスでは,2015年末から低病原性鳥インフルエンザウイルスが病原性を増強したとみられるH5亜型(H5N1,H5N2,H5N9)HPAIウイルスが流行した。英国,ドイツ,イタリアではH7N7亜型のHPAIウイルスが検出された。...
渡邊, 理, 山本, 佑, 鈴木, 邦昭 鶏病研究会報 53 (3), 175-179, 2017-11
...米国は,2014-2015年に高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)の大発生を経験した。殺処分を行った家禽の直接的損害が16億米ドル,防疫作業の経費が8.5億米ドル,HPAIの発生に関わる経済的損害額は合計33億米ドルと試算された。...
鶏病研究会 鶏病研究会報 53 (3), 143-149, 2017-11
...米国で分離された主なウイルス株は,一部の遺伝子分節が北米型の低病原性鳥インフルエンザウイルスに由来する遺伝子再集合ウイルスであった。また2016年1月にH7N8亜型HPAIウイルスが七面鳥から検出された。...
幸野 亮太 畜産技術 2017 (749-Oct.), 20-27, 2017-10-01
喜田宏 医薬ジャーナル 53 (10), 111-115, 2017-10-01
米田, 久美子 鶏病研究会報 53 7-15, 2017-09
...2016年度の野鳥における高病原性鳥インフルエンザウイルスの感染は全国で218件確認され,検査数に対する感染確認率は8.6%であった。過去に最大であった2010年度の64件,1.1%と比較すると大幅な増加であり,野鳥での感染の広がりは,野鳥への影響および家禽への感染リスク増加の観点から懸念される。また2016年度の発生では給餌下のハクチョウ類の継続的集団発生が複数例確認された。...
伊藤, 壽啓 鶏病研究会報 53 1-6, 2017-09
...2016年11月,H5N6亜型のウイルスによる高病原性鳥インフルエンザが青森県下で発生した。本亜型のウイルスによる発生は我が国では初めてであったが,高病原性鳥インフルエンザの国内発生としては,およそ2年ぶりのことであった。...
前淵, 耕平, 川邊, 久浩, 平野, 孝昭, 島村, 勝則 鶏病研究会報 53 17-22, 2017-09
...2016年12月,熊本県玉名郡南関町の91,900羽を飼養する採卵鶏農場で,高病原性鳥インフルエンザが発生した。延べ2,000人以上の動員と関係機関の協力により,防疫措置開始から39時間30分で農場内防疫措置を完了し,まん延防止および早期終息を図ることができた。その後,国の疫学調査チームの調査報告を受け,県内全養鶏場で野生動物侵入防止対策や緊急消毒を実施するなどの新たな発生の予防に取り組んだ。...
西藤 岳彦 畜産技術 2017 (748-Sep.), 17-19, 2017-09-01
松井佑亮, 松井珠乃 化学療法の領域 33 (9), 75-79, 2017-08-25
大槻, 公一, 高桑, 弘樹, 藪田, 淑予, 雨森, 貴郁 京都産業大学先端科学技術研究所所報 16 31-50, 2017-07
...H5N1亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスから中国において新しく派生したH5N6亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスは、2016年10月に韓国、11月には日本国内に侵入して過去に経験しなかった大きな損害を、両国の家きん及び水きん産業界に与えた。おびただしい数の渡り鳥をはじめとする野鳥にもウイルス感染が起きた。...
小野山, 一郎, 柿原, 新, 中谷, 英嗣, 引田, 久美子, 入部, 忠, 松延, 義弘 鶏病研究会報 53 (1), 35-39, 2017-05
...2014年12月,山口県内のブロイラー種鶏場(約33千羽飼養)でH5亜型の高病原性鳥インフルエンザが発生した。と殺対象の種鶏が重く強靭であったことや,年末における発生であったため資材確保に遅延が生じたこと等から防疫措置が難航したが,24時間以内にと殺,72時間以内に死体および汚染物品の処理を終えることができた。...
西藤 岳彦, 内田 裕子, 谷川 太一朗 畜産技術 2017 (742-Mar.), 41-45, 2017-03-01
川名明彦 化学療法の領域 33 (2), 58-65, 2017-01-25
中屋隆明, 白杉迪洋 化学療法の領域 33 (2), 50-57, 2017-01-25
古山 雄平, 塚本 健司 畜産技術 2017 (740-Jan.), 27-34, 2017-01-01
石川 道春, 芝辻 奈那保, 大田 裕介, 兼松 宜弘, 三尾 海斗 霊長類研究 Supplement 33 (0), 79-79, 2017
...途中,鳥インフルエンザによる東山動植物園の休園等のハプニングに遭遇し,研究の停滞を余儀なくされたが,この間に研究視野を広げ,日本モンキーセンターでチンパンジー群の個体間関係の観察を行い,さらに中部学院大学子ども家庭支援センター(ラ・ルーラ)でのヒトの親子の行動観察も試みた。本研究は,本校SGH活動の一環であり,中部学院大学竹ノ下祐二准教授の助言を受けつつ進めている。...
西藤 岳彦 日本内科学会雑誌 106 (3), 415-421, 2017
DOI Web Site 参考文献9件
力丸, 宗弘, 中村, 隼明, 青谷, 大希, 小松, 恵, 高橋, 利清, 田上, 貴寛 秋田県畜産試験場研究報告 (31) 43-52, 2016-12
...このことから,ニワトリ凍結PGCsの保管とその遠距離輸送は,産業有用品種や希少品種の高病原性鳥インフルエンザ発生時のリスク分散に資するものと期待される。...
伊藤, 壽啓 鶏病研究会報 52 1-6, 2016-09
...また,2014年にはそれまで流行が確認されていなかった北アメリカにまで遂にそのウイルスが浸潤し,大流行となるなど,H5亜型高病原性鳥インフルエンザの世界的流行状況は益々多様化,複雑化の様相を呈している。...
山口, 剛士 鶏病研究会報 52 7-11, 2016-09
...高病原性鳥インフルエンザウイルス(HPAIV)の家禽舎内への侵入には,人や資材,飼料,水の他,舎内への侵入が疑われる野鳥や野生動物の関与が指摘され,様々な対策が講じられている。しかし,野生動物の家禽舎内への侵入実態については不明な点が多い。...
佐々木, 駿, 森, 将臣, 高山, 秀子, 濱田, 公男, 島村, 勝則 鶏病研究会報 52 (2), 96-100, 2016-08
...2014年4月,熊本県においてH5N8亜型ウイルスによる高病原性鳥インフルエンザが発生した。2農場約11万羽規模の防疫措置を72時間で完了後,国の高病原性鳥インフルエンザおよび低病原性鳥インフルエンザに関する特定家畜伝染病防疫指針(指針)で定められた清浄性確認検査等を経て,清浄化に至った。...
大槻, 公一, 高桑, 弘樹, 藪田, 淑予, 雨森, 貴郁 京都産業大学先端科学技術研究所所報 15 43-61, 2016-07
...様々なN亜型を有す、H5N1亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスから派生した高病原性鳥インフルエンザウイルスが中国に出現して、N6あるいはN8亜型ウイルスは世界に拡散している。北アメリカ大陸に拡散したH5N8ウイルスは、別の亜型の鳥インフルエンザウイルスと遺伝子再集合を起こし、新たにH5N2が出現した。...
鶏病研究会 鶏病研究会報 52 (1), 13-23, 2016-05
...家畜伝染病では,2004年に国内で79年ぶりに高病原性鳥インフルエンザの発生が確認され,それ以降も冬季を中心に散発的に発生が続いており,また,低病原性鳥インフルエンザについても,2005年および2007年に発生が確認された。ニューカッスル病については,2008年の発生を最後に発生は確認されていない。...
中村, 隼明, 力丸, 宗弘, 高橋, 大希, 小松, 恵, 高橋, 利清, 田上, 貴寛 日本家禽学会誌 53 (1), 7-14, 2016-04
...本研究では,高病原性鳥インフルエンザ発生時のリスク分散を想定し,茨城県つくば市のサブバンクで保管した比内鶏の凍結始原生殖細胞(PGCs)を秋田県大仙市まで輸送した後,融解・移植による個体復元を試みた。...
渡邊 洋平 Glycoforum 19 A1J-, 2016-01-05
大曲 貴夫 日本気管食道科学会会報 67 (5), 331-338, 2016
...</p><p>H5N1鳥インフルエンザAは1998年に最初の感染例が香港で報告されたが,2003年から再び東南アジアを中心に発生している。H5N1インフルエンザの出現は,感染症に対する世界的な危機意識を高めた。なぜならば本疾患の流行は,将来くるであろうインフルエンザのパンデミックへの懸念を呼んだからである。また現在では中華人民共和国を中心にH7N9鳥インフルエンザがみられている。...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献12件
木下 祐一 獣医疫学雑誌 20 (1), 66-69, 2016
<p>“Guidelines for specific domestic animal infectious diseases control”, stipulated in the Act on Domestic Animal Infectious Diseases Control, prescribes the control measures for prevention and …
川名 明彦, 森近 恭子, 藤倉 雄二 日本気管食道科学会会報 67 (5), 353-361, 2016
...近年,わが国は鳥インフルエンザやパンデミック株インフルエンザに関する法律を策定し,パンデミック準備計画を構築した。</p>...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献9件
木戸 博 Pediatric Otorhinolaryngology Japan 37 (3), 305-311, 2016
...近年,パンデミックインフルエンザ(H1N1)2009や高病原性鳥インフルエンザの流行が報告され,重症化機序とその対策が注目されている。このような中で,インフルエンザ感染による多臓器不全の原因として,感染が引き起こす代謝破綻と代謝不全になり易い基礎疾患と体質に関する研究が進んでいる。...
岡部 信彦 安全工学 55 (1), 10-16, 2016
...という概念を導入し,感染症に対する強化を図り始めた.感染症が再び我々にとって身近な問題として戻って来た大きな要因として,人口の増加と都市化,集団生活機会の増加,食習慣・生活習慣の急速な変化,自然環境の破壊,人の住居地の拡大による人と野生動物の距離の接近など,多くのものが挙げられる.そして交通機関の発達による人と物の大量なしかも短時間での移動は,病原体の移動をも容易にした.本稿では,最近話題になった,鳥インフルエンザ...
高桑弘樹 医薬ジャーナル 51 (11), 93-97, 2015-11-01
大槻, 公一 Dokkyo journal of medical sciences 42 (3), 187-196, 2015-10-25
type:特集
機関リポジトリ 医中誌
喜田宏 医薬ジャーナル 51 (10), 151-154, 2015-10-01
喜田, 宏 鶏病研究会報 51 7-12, 2015-09
...H5およびH7高病原性鳥インフルエンザウイルスが世界各地で家禽と野鳥に感染し,甚大な被害を及ぼしている。少数の国において,鳥インフルエンザの制圧対策が適切に執られていないためである。「感染家禽の早期摘発・淘汰により,被害を家禽に封じ込め,人の健康と食の安全を守る」ことが鳥インフルエンザ対策の要である。H5N1およびH7N9ウイルスがパンデミックインフルエンザを起こすものと想定されている。...
鶏病研究会 鶏病研究会報 51 (2), 67-80, 2015-08
大槻, 公一, 高桑, 弘樹, 藪田, 淑予, 木下, 佳紀 京都産業大学先端科学技術研究所所報 14 47-64, 2015-07
...高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)発生は依然として終息していない。2010年頃から、中国東部の生鳥市場で調査された結果、H遺伝子はH5N1ウイルスとさまざまなN 亜型の鳥インフルエンザウイルスの再集合体が検出されるようになった。H5N2、H5N3、H5N5、H5N6、H5N8等のN抗原が異なるH5亜型ウイルスである。...
坪田 敏男 日本野生動物医学会誌 20 (2), 27-33, 2015-06-30
...この20年間に野生動物に関連する出来事は数多くみられ,例えば環境ホルモン(内分泌かく乱化学物質)の影響,ワシ類の鉛中毒の発生,ツキノワグマの人里への大量出没,トキやコウノトリの野生復帰,高病原性鳥インフルエンザの発生などは社会の関心も高かった。これらの問題に対応する学問として保全医学が台頭し,今やOne Healthと同じコンセプトとして重要な学際的分野として注目を集めている。...
DOI Web Site 参考文献1件
鈴木 康夫 生化学 87 (3), 348-361, 2015-06-25
加來 浩器 臨床検査 59 (1), 55-60, 2015-01-15
今井 由美子 日本薬理学雑誌 145 (3), 117-121, 2015
...H5N1鳥インフルエンザウイルスをはじめとした強毒型のインフルエンザウイルスがヒトに急性呼吸窮迫症候群(ARDS)や多臓器不全といった致死的病態を引き起こすが,重症化したインフルエンザに対する有効な治療法は未だ開発されていない.私達は,脂肪酸代謝物のライブラーを用いたスクリーニングと質量分析法による脂肪酸代謝物のリピドミクス解析を通して,ドコサヘキサエン酸由来の代謝物がウイルスRNAの核外輸送を抑制...
DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献10件
渡邊 洋平, 大道寺 寺智, 中屋 隆明 ウイルス 65 (2), 187-198, 2015
...H5N1亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスのヒト感染例は,1997年に初めて報告されて以来,現在まで世界各地で増え続けている.H5N1ウイルスは,アジアや北東アフリカなど地理的に異なる地域で鳥類における感染流行域を形成し,その継続的なウイルス伝播によって遺伝子的多様性を獲得している.これまでに報告された鳥-ヒト感染例は散発的であるものの,実験動物を用いた感染試験では変異したH5N1が哺乳動物において...
DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献74件
石金 正裕, 加藤 博史, 河端 邦夫, 伊東 宏明, 金山 敦宏, 松井 珠乃, 大石 和徳 日本内科学会雑誌 104 (1), 114-119, 2015
...2012年以降,サウジアラビアを中心とした中東地域で発生しているMERSはMERS-CoV(Middle East respiratory syndrome coronavirus)が原因ウイルスである.一部のMERS症例において,ラクダへの曝露が感染リスクであることが示唆されている.一方,2013年以降に中国本土で発生している鳥インフルエンザA(H7N9)感染症においては生鳥市場の鳥への曝露が感染...
DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献5件
井上 大輔, 吉野 文彦, 向原 要一, 岩松 茂 日本獣医師会雑誌 68 (9), 569-574, 2015
...鳥インフルエンザの遺伝子検査法であるリアルタイムPCR(rPCR)とコンベンショナルPCR(cPCR)の感度を比較したところ,rPCRがcPCRの10~10,000倍以上高感度であった.ジーンバンクに登録された塩基配列情報と遺伝子検査に用いるプライマー,プローブの配列を比較したところ,NP遺伝子ではミスマッチが少なく,近隣諸国の浸潤株を見逃す可能性は低いと推察された.一方,H5亜型ではミスマッチが多...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献14件
竹村 勇司 日本生気象学会雑誌 52 (1), 3-15, 2015
....「5 つの自由」は現在,農用動物に限らず愛玩・伴侶動物,実験動物,さらに動物園等の展示動物といった人の管理下にある飼育動物一般に共通の福祉指針として国際的に普及している.本総説では,初めに「5 つの自由」の成立ならびに普及の経緯を述べ,次いで動物の家畜化に際して行われる繁殖管理ならびに育種に起因する動物の健康問題について述べた.最後に,近年グローバル化が進行する中で牛海綿状脳症,口蹄疫,高病原性鳥インフルエンザ...
佐藤 祐佳 日本公衆衛生雑誌 62 (3), 117-124, 2015
...<br/><b>結論</b> 地域住民と養鶏農家の鳥インフルエンザのリスク認知の違いが明らかになった。...
DOI Web Site PubMed ほか1件
村田 浩一 日本野生動物医学会誌 19 (4), 131-135, 2014-12-22
...<p>近年,高病原性鳥インフルエンザ,口蹄疫等の家畜感染症が世界各地で発生し,野生動物との関わりが懸念されている。...
岸田典子 化学療法の領域 30 (12), 34-37, 2014-11-25
中島典子 化学療法の領域 30 (12), 40-48, 2014-11-25
岡松正敏, 迫田義博, 喜田宏 化学療法の領域 30 (12), 25-32, 2014-11-25
片岡, まどか, 澤田, 勝志 鶏病研究会報 50 (3), 151-155, 2014-11
...高病原性鳥インフルエンザ発生時における殺処分鶏の焼却処理を想定して,管内2カ所の一般廃棄物焼却施設の協力を得て,約20kgの医療用廃棄物密閉容器を投入ホッパまで搬送する方法を検討した。また,A焼却施設において,模擬処分鶏の試験的焼却を行うとともに,管内6施設での焼却処理能力を試算した。A施設ではゴミクレーン方式と背負子方式を試行し,B焼却施設では,瓦揚げ機方式を試行した。...
喜田宏 医薬ジャーナル 50 (10), 2457-2462, 2014-10-01
喜田宏 医薬ジャーナル 50 (10), 107-112, 2014-10-01
橋本, 信一郎 鶏病研究会報 50 33-37, 2014-09
...高病原性鳥インフルエンザやニューカッスル病などの急性熱性伝染病との鑑別がヒートストレスの診断の前提である。暑熱対策として換気扇による体感温度の低下が重要で,トンネル換気システム鶏舎や風速アップカーテンなども利用される。細霧冷房や散水あるいはクーリングパッドは水の気化熱によって温度を下げる。鶏舎等の断熱や光線管理も有効である。...
金平, 克史, 内田, 裕子, 竹前, 喜洋, 常國, 良太, 彦野, 弘一, 西藤, 岳彦 鶏病研究会報 50 7-11, 2014-09
...2014年4月に熊本県で発生した高病原性鳥インフルエンザ(HPAI)は,H5N8亜型のA型インフルエンザウイルスによるものであった。起因ウイルスの赤血球凝集素タンパク質(HA)遺伝子は2003年以降世界的な流行を見せているH5N1亜型HPAI virus(HPAIV)と遺伝的由来が同じであり,クレード2.3.4.6に属することが明らかになった。...
伊藤, 壽啓 鶏病研究会報 50 1-5, 2014-09
...近年,アジア地域においてはH5N1亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスに加え,H5N2,H5N8,H7N9,H9N2等,多様な亜型のウイルスが家禽に出現し,流行を繰り返している。それらのウイルスが近隣諸国に存在する限り,わが国は常に新たなウイルスの国内侵入という脅威に曝され続けている。...
安家, 望美, 芝原, 友幸, 村越, 奈穂子, 山田, 学 鶏病研究会報 50 (2), 76-80, 2014-08
...2012年4月,愛知県内のブロイラー農場の管理者から,鶏の死亡率上昇の通報があり,現場で鳥インフルエンザ簡易検査を行ったところ陰性であった。7羽を解剖し病理学的検索を実施したところ,HE染色で6羽の脾臓の莢組織,肝臓のディッセ腔と消化管粘膜固有層に好酸性硝子様物質の沈着が確認された。これらの物質はコンゴーレッド染色,免疫組織化学染色,電子顕微鏡での検査の結果,アミロイドと確認された。...
大槻, 公一, 高桑, 弘樹, 藪田, 淑予 京都産業大学先端科学技術研究所所報 13 55-68, 2014-07
...2014年1月に、H5N1亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスに由来するH5N8鳥インフルエンザウイルスが、韓国のアヒル生産農家を中心に養鶏農家等に侵入して大きな被害を与えている。ウイルスの性状は、2010年中国江蘇省で分離されたH5N8鳥インフルエンザウイルスのそれと類似していた。同年4月、日本にもこのウイルスは侵入して、熊本県のブロイラー農場に被害を与えた。発生は1件で止まった。...
小野, 嘉隆 畜産の研究 = Animal-husbandry 68 (7), 777-780, 2014-07
日本農学文献記事索引 Web Site 医中誌
根上 泰子 日本野生動物医学会誌 19 (2), 41-44, 2014-06-30
...<p>本稿では,主に,日本での野生動物衛生問題の背景,全国レベルの野鳥における高病原性鳥インフルエンザのサーベイランスおよび現在行われている関連活動について紹介する。社会学的および生物学的背景から,今までは,日本で野生動物衛生サーベイランスシステムを構築するきっかけや状況が弱かった。...
渡辺彰 化学療法の領域 30 (7), 65-72, 2014-06-25
河内 正治 内科 113 (6), 1269-1271, 2014-06-01
鶏病研究会 鶏病研究会報 50 (1), 1-8, 2014-05
山地 玲奈, 野田 岳志 検査と技術 42 (5), 424-428, 2014-05-01
...高病原性鳥インフルエンザおよび低病原性鳥インフルエンザ(法定伝染病)ならびに鳥インフルエンザ(届出伝染病)の防除対策の基本は,養鶏場に鳥インフルエンザウイルス(AIV)を侵入させないことと,スズメなどのウイルスキャリアーの侵入を防止することである。...
菅谷 憲夫 臨床検査 58 (4), 474-478, 2014-04-15
彦野 弘一, 平松 浩二, 白井 千亜希, 原田 裕太, 西藤 岳彦 化学と生物 52 (8), 549-552, 2014
DOI Web Site Web Site ほか1件
西口 明子 獣医疫学雑誌 18 (2), 136-143, 2014
This is the report of Avian influenza seminar held in Tokyo University on August 28<sup>th</sup>, as 40<sup>th</sup> scientific seminar of the Japan Society of Veterinary Epidemiology. Two lectures …
大槻 公一 日本食品微生物学会雑誌 31 (1), 20-27, 2014
DOI Web Site 医中誌 参考文献1件
今井 由美子 ファルマシア 50 (4), 295-299, 2014
...インフルエンザウイルスは,弱毒型の季節性インフルエンザウイルスであっても,高齢者,乳幼児,妊婦,あるいは糖尿病,喘息,免疫不全などの合併症のあるヒトが感染すると,重症化して死に至ることがある.一方,強毒型のH5N1鳥インフルエンザウイルスはヒトに感染すると高率に呼吸不全や多臓器不全などの致死的病態を引き起こす.さらに昨年,中国でH7N9鳥インフルエンザウイルスのヒトでの感染が見つかった.WHOによると...
鹿熊 俊明 日本養豚学会誌 51 (3), 168-175, 2014
...その他にはBSE,口蹄疫,鳥インフルエンザ等海外悪性伝染病発生,さらには福島原発事故の影響による代替需要がみられ,豚枝肉価格は鶏肉と牛肉の需要量に大きく影響を受けることがある。...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献2件
鶏病研究会 鶏病研究会報 49 (3), 193-198, 2013-11
吉川 泰弘 日本野生動物医学会誌 18 (3), 75-82, 2013-09-30
...すなわち「近年のウエストナイル熱,エボラ出血熱,SARS,サル痘,BSE,鳥インフルエンザの流行は人と動物の健康が密接に関連していることを想起させる。したがって,人,家畜,野生動物の健康(One Health)を追求する統合的アプローチが必要である。また,種の絶滅,生息域の劣化,汚染,外来種の侵入,温暖化などは地球の原生自然を根本から変えつつある。...
伊藤, 壽啓 鶏病研究会報 49 1-7, 2013-09
...その他にも,メキシコにおけるH7N3亜型,台湾におけるH5N2亜型の高病原性鳥インフルエンザウイルスの出現や,以前からアジアを中心に蔓延を続けるH9N2亜型の鳥インフルエンザウイルス,さらには2013年6月の台湾におけるH6N1亜型鳥インフルエンザウイルスの人への感染など,海外における鳥インフルエンザの流行状況は,近年一段と多様化,複雑化の様相を呈している。...
日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献8件
大槻, 公一, 高桑, 弘樹, 藪田, 淑予, 庄司, 早希, 山岡, 敏之 京都産業大学先端科学技術研究所所報 12 69-82, 2013-07
...最初に上海市で2名の重篤な肺炎の臨床症状を示した患者が見つかり、本年2月19日に入院してH7N9鳥インフルエンザウイルス感染によるものと診断された。発現した臨床症状は極めて重く、急性の肺炎を特徴とする。1名は3月17日に死亡した。その後、ヒトへの感染事例は拡散し、中国の主要な地域に発生が広がっている。特に、大都市を中心とした人口密集地での罹患者の発生が大部分である。...
福井 大祐 日本野生動物医学会誌 18 (2), 41-48, 2013-06-01
...例として,国際的なツル越冬地の出水でナベヅルの高病原性鳥インフルエンザ(2010年冬),旭川でスズメのサルモネラ感染症(2008~2009年冬),北海道内でカラス類における鳥ポックスウイルス感染症(2006年以降)の集団発生が認められ,それぞれ給餌,餌台,ゴミという餌やりが関わっていると考えられる。餌やりによって集合した野生動物が家畜に感染症を拡散させるリスクも問題となっている。...
DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献19件
根上 泰子 日本野生動物医学会誌 18 (2), 53-59, 2013-06-01
...環境省では,平成20年から野鳥での高病原性鳥インフルエンザウイルスの全国サーベイランスを,都道府県,大学,研究機関などとの連携のもと実施し,関係省庁,関係機関,近隣諸外国との情報共有にも努めている。このように特定の疾病に関する危機管理対応は整いつつあるものの,野生鳥獣の死因を幅広く究明する制度は整っておらず,新たな異変や感染症の早期発見の機能は十分とはいえない。...
DOI Web Site 医中誌 参考文献14件
米田, 久美子, 中島, 朋成, 中山, 文仁, 安齊, 友巳 鶏病研究会報 49 (1), 31-39, 2013-05
飼養形態の異なる3カ所の養鶏農場で野生鳥類の生息種リストを作成した。鶏舎周辺に生息する鳥類種は3調査地で似通っており,それらは昆虫類や鶏の餌を食べるために鶏舎に依存していると考えられた。鶏舎への侵入が確認されたのは3調査地ともスズメのみであった。しかし調査地によって,あるいは夏と冬とで,侵入数,侵入頻度,侵入時間帯等の状況が異なっていた。また,家畜伝染病予防法に基づく飼養衛生管理基準では防鳥ネッ…
日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献17件
Kobayashi, Ryo, 小林, 了 東京医科大学雑誌 71 (2), 134-, 2013-04-30
機関リポジトリ 医中誌 参考文献2件
大沼 学, 水野 恵理子, 中島 友紀, 田島 淳史 日本野生動物医学会誌 18 (1), 7-10, 2013-03-29
...このなかで今回は,①野生鳥類の生殖細胞を分離する新たな手法,②各種野生鳥類の培養細胞を活用した高病原性鳥インフルエンザウイルスの感受性評価法に関する研究を紹介する。</p>...
鈴木, 康夫 総合工学 25 21-26, 2013-03
type:論文
石橋 千佳, 堀口 逸子, 丸井 英二, 稲田 英一 日本健康教育学会誌 21 (4), 283-293, 2013
...<br>結果:回答者は1,308人(喫煙者334人,非喫煙者974人)であった.喫煙者についてリスク14項目を因子分析した結果,2つの因子が抽出された.第1因子として因子負荷量の高い項目は順に,SARS,BSE,鳥インフルエンザ,HIV/AIDS,結核,肝炎,放射能であった.第2因子は,電磁波,大気中の発がん性物質,遺伝子組換え食品,食品添加物,魚介類に含まれる水銀,受動喫煙,残留農薬であった.男女...
長井 誠, 江崎 唯, 関 令二, 上村 良二, 下山 俊明, 久保田 拓海, 白井 淳資 日本獣医師会雑誌 66 (9), 633-637, 2013
...塩化ジデシルジメチルアンモニウム(DDAC)の単剤(単剤A)及びDDACとフェノール誘導体との複合消毒薬(複合剤B)を石灰水及び蒸留水で希釈し,低温及び有機物存在下における鳥インフルエンザウイルス(AIV)及び牛エンテロウイルス(BEV)に対する消毒効果を調べた.AIVに対し両剤とも殺ウイルス効果を示したが,石灰水希釈は蒸留水希釈時よりも消毒効果が高くなり,さらに複合剤Bは単剤Aよりも低温及び有機物存在下...
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献16件
佐藤 真輔 生命倫理 23 (1), 159-167, 2013
...H5N1鳥インフルエンザウィルスを改変してフェレット感染性にした実験結果の公表の是非を巡り、世界中で大きな論争が起こった。本稿では、その経緯を検証しつつ、同研究のもたらすリスクとベネフィットを考慮した研究実施の判断の必要性や、研究実施のための安全、セキュリティ、研究倫理等の観点からの適切な方策の確立の必要性について考察を行った。...
小田切 孝人, 田代 眞人 ウイルス 63 (2), 233-240, 2013
DOI Web Site Web Site ほか2件
喜田 宏 日本食品科学工学会誌 60 (7), 371-374, 2013
Highly pathogenic avian influenza virus (HPAIV) causes lethal infection in gallinaceous poultry such as chickens. HPAIV is generated when a nonpathogenic virus brought in by migratory birds from …
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献7件
長谷川 峯夫 日本食品科学工学会誌 60 (7), 369-370, 2013
DOI 被引用文献2件 参考文献3件
渡辺 登喜子, 渡辺 真治, 河岡 義裕 日本内科学会雑誌 102 (10), 2705-2713, 2013
...H5N1高病原性鳥インフルエンザウイルス(以後,“H5N1ウイルス”と呼ぶ)が,世界各地に拡大している.それに伴い,ヒトにおける感染例も増えてきており,これまでに600人ほどの感染が確認され,60%近い致死率が報告されている.確認されている感染例が限られていることから,ヒトには比較的感染しづらく,感染したとしてもヒトからヒトへの伝播が起こりにくいと考えられている.しかし,ウイルス遺伝子の交雑やウイルス...
DOI Web Site PubMed 参考文献10件
渡辺 彰 日本内科学会雑誌 102 (11), 2808-2815, 2013
...次の新型とも想定されて恐れられている高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)は,1997年の香港での発生以来15年間で600例強の発症者のみにとどまっている.同ウイルスが効率良くヒト-ヒト感染を起こすためのウイルスレセプタの分布がヒトでは殆ど見られないことが大きな要因の一つと思われる.また,発症者の死亡率は60%とされるが,抗インフルエンザ薬の早期投与で対応し始めたエジプトでは死亡率が5~6%にまで低下...
DOI Web Site PubMed 参考文献7件
美濃口, 直和, 渡邉, 久子, 近藤, 一, 内田, 正起 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (44) 89-95, 2012-12
...高病原性及び低病原性鳥インフルエンザ発生時の移動制限区域内におけるウズラ卵の滞留は大きな問題である。そこで、滞留卵を解消する手法のひとつとして、制限給餌により移動制限期間(最大21日間)中生存に悪影響を及ぼすことなく産卵を抑制する技術の開発を目的に、市販成鶉用飼料を用いた制限給餌が冬季の産卵前期ウズラの休産反応及びその後の産卵性に及ぼす影響ついて検討した。...
伊藤 澄信 JIM 22 (9), 676-677, 2012-09-15
金井, 裕 鶏病研究会報 48 9-15, 2012-09
日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献4件
西川, 潤 鶏病研究会報 48 17-22, 2012-09
...2011年3月に千葉市内の2農場で発生した高病原性鳥インフルエンザの防疫措置は初発生から12日目に完了したが,汚染物品の鶏糞が1例目(採卵鶏)は高床式鶏舎内に大量蓄積,2例目(ブロイラー)では堆肥化施設を所有していなかったため,いずれも農場内で石灰散布による封じ込めを実施した。...
日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献3件
大槻, 公一, 高桑, 弘樹, 井上, 瑞江, 常國, 良太, 藪田, 淑予 京都産業大学先端科学技術研究所所報 11 31-39, 2012-07
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高見 一利, 渡邊 有希子, 坪田 敏男, 福井 大祐, 大沼 学, 山本 麻衣, 村田 浩一 日本野生動物医学会誌 17 (2), 33-42, 2012-06-29
...<p> </p><p> 2010年度に,日本各地で野鳥から高病原性鳥インフルエンザウイルスが確認され大きな問題となるなか,発生地や調査研究機関など各所で体制作りが進められた。日本野生動物医学会も,野生のツルへの感染が確認された鹿児島県に専門家の派遣を行い現場作業に貢献した。これらの取り組みから一定の成果が得られ,情報収集や体制構築の検討も進んだ一方で,様々な課題や問題点も明らかとなった。...
吉川 泰弘 日本野生動物医学会誌 17 (2), 49-53, 2012-06-29
<p>Winter season of 2011, the outbreak of highly pathogenic avian influenza (HPAI, H5N1) both in Japan and South Korea was completely different from those of past several years. After the occurrence …
高見 一利 日本野生動物医学会誌 17 (2), 63-71, 2012-06-29
...<p> 近年,高病原性鳥インフルエンザウイルスが野鳥と家禽の双方から検出される事例が増加している。重篤な感染症の発生が報告されるなかで,国内の動物園・水族館では,世界各地の多種多様な鳥類が数多く飼育されており,その中にはIUCNのレッドリストやCITESの附属書などに掲載されているような希少種が多く含まれているため,飼育下の鳥類に対する対策の確立も急務となっている。...
DOI Web Site 被引用文献2件
米田 久美子 日本野生動物医学会誌 17 (2), 55-61, 2012-06-29
...<p> 日本の野鳥においては過去4回,H5N1亜型高病原性鳥インフルエンザウイルス感染があった。2004年のハシブトガラスの感染は家禽からの二次感染と考えられたが,2007年のクマタカ,2008年のオオハクチョウの感染からは野鳥の間で感染が起きていることが示唆された。このため2008年10月以降,全国的に死亡野鳥調査が実施されるようになった。...
DOI Web Site 参考文献22件
Ueno, Shinya 熊本大学政策研究 3 3-14, 2012-03-23
鈴木, 康夫 総合工学 24 7-9, 2012-03
真木, 太一, 礒田, 博子, 森尾, 貴広, 山田, パリーダ, 八田, 珠郎, 杜, 明遠, 脇水, 健次 畜産の研究 = Animal-husbandry 66 (2), 237-246, 2012-02
西藤, 岳彦 畜産の研究 = Animal-husbandry 66 (2), 227-231, 2012-02
永野 広海, 牧瀬 高穂, 馬越 端夫, 黒野 祐一 口腔・咽頭科 25 (1), 79-84, 2012
...背景: 近年, メチシリン耐性黄色ブドウ球菌や多剤耐性緑膿菌などの薬剤耐性菌が蔓延や, 高病原性鳥インフルエンザの広域感染など, その予防と医療経済の観点からもワクチンの開発は急務である.<br>方法: BALB/cマウスを使用して, コントロール群, 直接塗布群, マイクロニードル群で, コレラトキシン (CT) 2μgを用いて経皮刺激した....
DOI 医中誌 参考文献10件
山口 道利 フードシステム研究 18 (4), 389-402, 2012
Eggs are traded successively between certain parties. In this article, the mechanism of this successive trade relationship is investigated to examine the possibility of the continuity of trade after …
DOI Web Site 参考文献5件
西山 渉, 尾原 佳純, 後藤 尚弘 廃棄物資源循環学会論文誌 23 (2), 100-108, 2012
...また,鳥インフルエンザの発生時の廃棄物量は,その発生地域が局所的であるにもかかわらず,通常時に全国で発生する動物由来医療廃棄物量の1.5倍にも上ると予測された。...
DOI Web Site 参考文献29件
迫田 義博, 遠藤 真由美, 佐藤 由佳, 岡松 正敏, 喜田 宏 日本獣医師会雑誌 65 (4), 303-305, 2012
...主成分とする消毒薬を鳥インフルエンザウイルスに対して用いる場合には,有機物の有無に関わらずその効果が期待できるが,反応温度や反応時間を十分に考慮する必要があることを示している....
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献10件
田代 眞人 ウイルス 62 (1), 97-102, 2012
DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献15件
濱田 篤郎 総合健診 39 (6), 849-854, 2012
...<br> 第三は、世界的流行が危惧されている鳥インフルエンザへの対策である。この原因となるH5N1型ウイルスは高病原性新型インフルエンザとして流行する可能性が高く、企業としても職場対策を構築し、その流行に備える必要がある。これには2009年の新型インフルエンザ流行の経験が参考になるだろう。...
江上 由里子, 安川 孝志, 廣田 光恵, 村越 英治郎, 垣本 和宏 国際保健医療 27 (2), 171-181, 2012
...鳥インフルエンザ(H5N1)人発生例の報告数は依然世界で発症例・死亡例とも最も多い。生活習慣病や喫煙など新たな課題もでている。<BR><B>保健医療制度</B><BR>インドネシアの保健医療制度の概観を述べた。...
黄, 琮琪 開発学研究 22 (2), 13-19, 2011-12
...GMO(遺伝子組換え)食品の人の健康に与える不安、HPAI(高病原性鳥インフルエンザ)のアジアでの発生、イギリスでのBSE(牛海綿状脳症)発生は、グローバルな視点から食品問題に注目が集まる契機となった。国内・輸入農産物に対するHACCP(総合衛生管理製造過程)等の品質基準の構築は、国境を越えた食品安全性や検疫問題に大きく貢献した。...
美濃口, 直和, 渡邉, 久子, 近藤, 一, 内田, 正起 愛知県農業総合試験場研究報告 = Research bulletin of the Aichi-ken Agricultural Research Center (43) 103-108, 2011-12
...豊橋市でウズラの高病原性鳥インフルエンザが発生し、ウズラ農場における衛生対策のひとつとして、清浄ヒナの生産が重要な課題となっている。そこで、清浄ヒナ生産のための実用的な種卵消毒技術の確立を目的に、鶏の種卵消毒として広く用いられているホルマリンガスくん蒸法及び逆性石けん溶液浸漬法がウズラのふ化率及び初期産卵成績に及ぼす影響について検討した。1....
根上 泰子 日本野生動物医学会誌 16 (2), 89-95, 2011-09-30
...<p> 近年の高病原性鳥インフルエンザなどの感染症や環境汚染物質などの非感染症が,人や家畜の健康のみならず,野生動物の健康にも影響を与えており,人間活動がこれらの問題に直接的あるいは間接的に関連している。しかし日本には野生動物の衛生に関する公的なシステムは存在しない。...
新矢, 恭子 鶏病研究会報 47 1-6, 2011-09
日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献36件
伊藤, 壽啓 鶏病研究会報 47 23-30, 2011-09
...2010年から2011年の冬季に、わが国でH5N1ウイルス感染による高病原性鳥インフルエンザの発生が24事例報告された。それらの発生要因を明らかにするべく、農林水産省に、専門家による疫学調査チームが編成され、直ちに発生農場およびその周辺環境の現地調査、農場管理者等を対象とした聞き取り調査ならびに遺伝子解析を含む分離ウイルスの性状検査等が実施された。...
日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献5件
古川, 雅浩 鶏病研究会報 47 15-21, 2011-09
2010年12月21日に鹿児島県において、死亡したツルからHPAIウイルスH5NI亜型が分離されたため、防疫対策を講じていた。しかし、2011年1月26日に採卵鶏農場1件でHPAIの発生があった。関係機関の協力による防疫対応と、農場の日常衛生管理が適切だったため、1例のみで終息した。今回のツルと家禽でのHPAI発生事例について, 鹿児島県の防疫対応の概要を報告する。
日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献2件
Lee, Y.J. 鶏病研究会報 47 7-13, 2011-09
中島, 典子, 佐多, 徹太郎 鶏病研究会報 47 (2), 71-77, 2011-08
...1997年に鳥インフルエンザウイルスH5N1亜型の人感染例が報告されて以来、アジアを中心に人感染者数が532人、死亡者数が317人(致死率59.5%)報告されている。鳥インフルエンザウイルスH5N1亜型由来の致死率の高い新型ウイルスが出現する可能性を想定し、その感染動向が注視されている。...
日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献35件
大槻, 公一, 高桑, 弘樹, 常國, 良太, 井上, 瑞江, 藪田, 淑予 京都産業大学先端科学技術研究所所報 10 45-61, 2011-07
佐藤 菜穂子 農業市場研究 20 (1), 80-85, 2011-06-30
This paper aims to prove the effects of avian influenza on the household expenditure in Indonesia using individual data from the household survey (Indonesia Family Life Survey) conducted by RAND …
DOI 日本農学文献記事索引
米田 久美子 獣医疫学雑誌 15 (1), 45-56, 2011
H5N1 subtype of highly pathogenic avian influenza virus (HPAIV) has been giving serious damage to the poultry industry since 2004 in Japan. Worst of all, from the end of November 2010 to March …
DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献4件 参考文献52件
佐藤 浩, 笹川 啓, 村上 真幸 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 50-50, 2011
...国土地理院は,平成22年の口蹄疫や平成22~23年の鳥インフルエンザの防疫対策において,地方公共団体が通行止め区間やウィルス蔓延防止のための道路上の消毒ポイント箇所を広報するための電子国土Webシステムの利用を技術的に支援した.その方法や結果を報告する。...
今井 由美子 日本薬理学雑誌 138 (4), 141-145, 2011
...近年,SARS,H5N1鳥インフルエンザ,そして2009年の新型インフルエンザ(H1N1)と,新興ウイルス感染症が社会的問題となっている.これらの新興ウイルス感染症はヒトに急性呼吸窮迫症候群(ARDS),全身性炎症反応症候群(SIRS),多臓器不全(MOF)をはじめとした非常に重篤な疾患を引き起こし,集中治療室(ICU)において救命治療が必要となる.2009年にパンデミックを引き起こした新型インフルエンザ...
DOI Web Site 医中誌 参考文献77件