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検索結果 59 件

  • 1 / 1

  • マサバ対馬暖流系群の生態と資源

    黒田 啓行, 北島 聡, 後藤 常夫, 佐々 千由紀, 田中 秀一, 平松 一彦, 向草 世香, 安田 十也, 山田 明徳, 山田 東也, 由上 龍嗣, 依田 真里 水産海洋研究 83 (4), 237-251, 2019-11-25

    <p>マサバ対馬暖流系群は主に日本,韓国,中国のまき網漁業により漁獲され,商業上重要な水産資源である.しかし,資源の生態についてはいまだ不明な部分が多い.また資源状態は1990年代以降低水準にあり,より効果的な資源管理が求められている.本稿では,分布回遊や系群,成熟など本資源の生態に関するこれまでの研究に加えて,漁業や資源評価など資源管理に関する知見を整理し,今後さらに研究を進めるべきテーマにつ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 耳石酸素安定同位体比の高解像度分析によるマイワシの魚群識別と群形成時期の推定

    青野 智哉, 大内 翔, 尾田 昌紀, 安田 十也, 南條 暢聡, 高橋 素光, 西田 梢, 坂井 三郎, 石村 豊穂 日本地球化学会年会要旨集 65 (0), 277-, 2018

    <p>本研究では日本海産マイワシを研究対象に,高精度マイクロドリルシステム(Geomill326)と微量炭酸塩安定同位体比分析システム(MICAL3c)を活用し,耳石のδ<sup>18</sup>Oから高解像度での経験水温履歴復元を試みた.試料は2015年に鳥取沖(隠岐周辺)・長崎(地先)・富山湾の3海域で採取された個体を用い,①産地による水温履歴の違いの有無を検証し,②同一魚群中の個体毎の水温…

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  • 琵琶湖流入河川知内川におけるビワマスの産卵生態および稚魚の浮上について

    尾田 昌紀 応用生態工学 16 (2), 65-76, 2014

    近年では生態系をベースとする資源管理が求められるようになった.琵琶湖の固有種であり水産重要種であるビワマスは明治時代から栽培漁業の対象とされ種苗放流が行われてきた.ビワマスにおいて生態系をベースとした資源管理に資する基礎的知見を得るために,琵琶湖北西部に流入する知内川においてビワマスの産卵生態と稚魚の浮上に関する研究を行い,近縁種のサクラマスとの比較を行った.ビワマスの産卵期はサクラマスやその亜…

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  • 鳥取県境漁港で水揚げされるクロマグロ内臓各部位の遊離アミノ酸と無機質含量

    石原 幸雄, 中田 千栄里, 森本 稔, 森 信寛, 渡辺 文雄 日本水産学会誌 79 (3), 433-435, 2013

    クロマグロ内臓の有効活用法を検討するためにクロマグロ内臓各部位における呈味性及び機能性遊離アミノ酸含量と無機質含量を分析した。その結果,クロマグロ内臓,特に肝臓は旨味や甘味を有する遊離アミノ酸を多く含み,且つ機能性アミノ酸のタウリンが多量に含有されていた。また,各内臓とも有害な金属元素(Cd と Hg)は 100 g あたりそれぞれ 1.15 mg,0.5 mg 含有されていた。<br>

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献9件

  • 鳥取県沖合で漁獲されるハタハタの脂質含量と脂肪酸組成

    石原 幸雄, 渡辺 文雄 日本水産学会誌 79 (2), 229-231, 2013

    鳥取県沖合で沖合底びき網により漁獲されるハタハタの食品としての特徴を調べるため可食部の粗脂肪含量および脂肪酸組成を調査した。その結果,粗脂肪含量は,平均約 10% であり雄では体長が大きくなるにつれ高くなる傾向が見られた。また,産卵に関与しない回遊群の漁獲であるため生殖腺が発達しておらず筋肉中に脂肪を蓄えていると考えられた。脂肪酸組成については,オレイン酸が最も多く,雌雄について脂肪酸の種類およ…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 参考文献10件

  • スルメイカ肝臓に含まれるビタミン B<sub>12</sub> 化合物の同定と含有量

    石原 幸雄, 宮本 恵美, 竹中 重雄, 薮田 行哲, 渡辺 文雄 日本水産学会誌 78 (4), 749-751, 2012

    クロマグロ肝臓にビタミン B<sub>12</sub> が多量に含有されている理由を明らかにするために主要な餌料であるスルメイカの肝臓に含まれるビタミン B<sub>12</sub> 化合物を同定し,その含有量を測定した。その結果,スルメイカ肝臓には多量のビタミン B<sub>12</sub>(61.2±25.6 μg/100 g)が含まれており,LC/ESI-MS/MS …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件 参考文献16件

  • 日本海南西海域における中層トロールと面積密度法を用いたマアジ当歳魚の現存量推定手法の開発

    志村 健, 大下 誠二, 寺門 弘悦, 田 永軍 日本水産学会誌 75 (6), 1042-1050, 2009

    マアジは日本周辺の沿岸域に広く分布する産業重要種である。マアジ対馬暖流系群の資源量は VPA 法で推定されているが,この手法では当歳魚の資源量が推定されるのは加入から数年後であるため,当歳魚の資源評価の精度が低いという欠点がある。そこで,漁期前に中層トロールで当歳魚を採集して,面積密度法によって現存量指標値を推定する方法を開発した。マアジの分布は水塊配置によって東西や南北方向に偏った。面積密度法…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献7件 参考文献20件

  • 有明海湾奥部の干潟汀線域に出現する仔稚魚

    日比野 学, 太田 太郎, 木下 泉, 田中 克 魚類学雑誌 49 (2), 109-120, 2002

    A total of 23, 404 larval and juvenile fishes, representing over 65 species from 28 families, were collected by monthly seine-net (surf-net) and beam trawl sampling along the littoral zone of a …

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  • クローンヒラメを用いたRI濃縮実験の試み

    宮崎 多恵子, 中原 元和, 中村 良一, 山本 栄一, 平野 茂樹, 渡部 輝久 RADIOISOTOPES 49 (1), 20-25, 2000

    <I>A laboratory experiment of accumulation ana excretion of radionuclides</I> (<SUP>125</SUP>I, <SUP>57</SUP>Co, <SUP>141</SUP>Ce, <SUP>103</SUP>Ru, <SUP>85</SUP>Sr, <SUP>137</SUP>Cs, …

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  • ビタミンA投与ワムシ給餌によるヒラメ白化防除

    三木 教立, 谷口 朝宏, 浜川 秀夫, 山田 幸男, 桜井 則広 水産増殖 38 (2), 147-155, 1990

    Reduction of albinism in hatchery-reared larval flounder <I>Paralichthys olivaceus</I> was reported in the previous paper in which effect of feeding on rotifers enriched with fat-soluble vitamins by …

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  • バイの養殖に関する研究-II

    梶川 晃 水産増殖 29 (1), 26-29, 1981

    前報の飼育試験に使用した餌料をバイ稚貝に摂取させ, 糞の排泄状態を観察し, 更に摂取餌料および排泄物の<I>N</I>量から, 餌料のみかけのタンパク質消化吸収率を検討した。<BR>1) 餌の体内滞留時間は, 配合飼料I, IIとも9~98時間, エビ14~30時間, ヒレグロ14~53時間であった。配合飼料は排泄物量も多く, 特に配合飼料Iでは, …

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  • バイの養殖に関する研究-I

    梶川 晃 水産増殖 29 (1), 20-25, 1981

    バイの稚貝と小型貝および大型貝を水槽に収容し, 各種餌料を投入して, 5分以内に摂餌行動を起こした個体数から, バイに対する餌料の摂餌刺激効果を検討した。また, 餌料のうち市販のうなぎ用配合飼料I, 配合飼料II, エビ, ヒレグロを餌として稚貝と小型貝を飼育し, それらのバイに対する餌料価値を検討した。<BR>1) 供試した餌料で摂餌刺激効果の最も高いものはエビおよびスルメイカ冷凍肉で, …

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  • Caligus orientalisのコイに対する寄生例

    松本 勉 魚病研究 14 (3), 143-144, 1980

    An outbreak of Caligus orientalis (parasitic Copepoda) occurred in a fish farm of carp, Cyprinus carpio, at Tottori Prefecture in summer 1978, and many carp over 1 age in addition to the all …

    DOI 被引用文献3件

  • ヒラメの種苗生産に関する研究 II : ふ化仔魚の10kl水槽による飼育について

    平本 義春, 小林 啓二, 三木 教立 水産増殖 28 (3), 134-141, 1980

    ヒラメの放流用種苗を量産する目的で, 昭和53, 54年度にふ化仔魚の10k<I>l</I>水槽による飼育試験を行った。更にこの試験結果を基に稚魚 (平均全長14.0mm) 10万尾を生産するために必要な二, 三の生物餌料の日間給餌数・量とその総給餌数・量等を検討し, 次の結果を得た。<BR>1) ホルモン剤投与および自然産卵によって得た卵からのふ化仔魚を, …

    DOI 日本農学文献記事索引

  • ヒラメの種苗生産に関する研究-I

    平本 義春, 小林 啓二 水産増殖 26 (4), 152-158, 1979

    ヒラメを用いて種苗生産の基礎である親魚養成の可否を検討し, さらに種苗生産技術の方式を確立することを目的として, 1975年11月18日から地元 (鳥取県中部-東部海域) で漁獲されたヒラメを室内水槽 (φ3.70×1.00m, 飼育水量8トン) で飼育した。この結果, 1977年3月16日-6月29日の問に水槽内での自然産卵がみられ, 産卵期間, 産卵時刻, …

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  • 紫外線照射海水を飼育水としたバイの種苗生産について II : 稚貝飼育

    梶川 晃 水産増殖 26 (3), 135-141, 1978

    前報で採卵, ふ化した材料を用い, 生海水を対照区に, 紫外線照射海水を飼育水として, 10トンコンクリート水槽で継続して稚貝飼育を30日間おこない, 下記の結果を得た。<br>1. 稚貝の飼育期間をとおして, 紫外線照射海水を飼育水としている水槽では, 現象として, 底砂の濁れが少ない, はい上り稚貝数が少ない, 原生動物が少なく, 細菌による残餌の赤変がみられなかった。<br>2. …

    DOI 日本農学文献記事索引

  • バイの種苗生産に関する研究III : 稚貝飼育について

    平本 義春 水産増殖 24 (4), 109-115, 1977

    バイを用いて種苗の量産化技術を確立することを目的として, 陸上水槽で自然産卵によって得た卵を重量法により計数し, ふ出・稚貝飼育槽 (10トン角型コンクリート水槽・2面) に収容して, 稚貝の水槽側壁へのはい上がり防止については二, 三の工夫をこらし, 餌料はヒレグロとキシエビを用いて稚貝の飼育を行ない (1973年6月21日-8月10日), かなり安定して種苗を生産することができ, …

    DOI 日本農学文献記事索引

  • 砂浜浅海における生物生産VI : 微粒堆積物による藻類増殖の助長効果

    佐野 茂 水産増殖 24 (3), 80-82, 1976

    土壌微粒子を添加した培養液中では藻の増殖が促進される。これは微粒子が呈する吸着, 触媒, イオン交換等の作用によって生育が助長されたためと考えられる。実測の結果, 水深20m程度の浅海では底層においてこれと同様な藻類増殖助長作用の起り得ることがわかった。鳥取県下の浅海では, 海底堆積物の半径と有機物含有量が反比例しており, その相関度は高い。これらの事実から浅海の堆積物に含有される有機物は, …

    DOI 日本農学文献記事索引

  • バイの種苗生産に関する研究-I

    平本 義春 水産増殖 24 (3), 83-88, 1976

    バイを用いて種苗の量産化技術の方式を確立することを目的として1973年5月21日から1973年9月25日まで地元 (鳥取県美保湾) でバイ籠網により漁獲されたバイを陸上のコンクリート製10トン水槽で飼育して効果的な採卵方法について検討し, 親貝の日間摂餌率, 自然産卵, 産卵数および採卵器, 卵のうの産出場所等について若干の知見を得た。<br>1) バイ籠網で漁獲されたバイ901個体 …

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  • キスの種苗生産に関する研究-I

    平本 義春 水産増殖 24 (1), 14-20, 1976

    キスを用いて種苗生産の基礎である親魚養成の可否を検討し, さらに進んで種苗生産技術の方式を確立することを目的として1974年10月17日から1975年8月22日まで地元 (鳥取県大谷) で採捕したキスを室内水槽で飼育し, 水槽内での自然産卵, 産卵数およびふ化率等について若干の知見を得た。<br>1) 地曳網で採捕したキスをマアジ, ホウボウ, …

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  • 砂浜浅海における生物隼産-II

    佐野 茂 水産増殖 24 (2), 56-60, 1976

    鳥取県沿岸, 水深20m以浅の区域における海底堆積物は淘汰良好な細粒砂である。<br>堆積物の中央粒径値と有機炭素含有量には有意な相関があり, 粒子の細かい堆積物ほど有機物が多い。<br>有機炭素量は3m層でやや濃厚であり, 20m水深帯で最大である。<br>ドレッジや採泥器で採集した砂中の微小な底生生物は, 3-5mを中心とした浅い水深帯と20m層とに峰を持つ分布をなしており, …

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  • 砂浜浅海における生物生産I : 海底堆積物と生物群集の概況

    佐野 茂, 小林 啓二, 梶川 晃 水産増殖 24 (2), 50-55, 1976

    鳥取県沿岸では海底堆積物の粒径が, 水深25m以浅では細かく (Mdφ≧2), 水深30-50mではMdφ0-0.5の粗粒となり, 50m以深では再び細かい粒子が増加している。<br>魚類は温暖期に水深20m以浅と70m以深の細粒砂堆積帯に集中しており, 水深50mの粗大粒子堆積帯では分布が粗であった。<br>頭足類, 十脚類, 貝類, 棘皮動物は, …

    DOI 日本農学文献記事索引

  • バイの種苗生産に関する研究-II

    平本 義春 水産増殖 24 (3), 89-92, 1976

    バイを用いて種苗の量産化技術の方式を確立することを目的として1973年5月21日から1973年9月25日まで陸上水槽で自然産卵によって得た卵を飼育して, 採卵回数と産卵からふ出までの期間および積算温度との関係, 採卵回数および卵のうの産出場所とふ出率との関係等について若干の知見を得た。<br>1) 産卵からふ出までの期間は12-19日の範囲であり, …

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  • 雌雄同体のマサバ

    沖山 宗雄, 川口 哲夫 魚類学雑誌 21 (3), 168-168, 1974

    A hermaphroditic specimen of mackerel, <I>Scomber japonicus</I>, measuring 35cm in fork length, was collected from off San'in district, the Japan Sea. Its gonad was described with illustration and …

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  • 鳥取県に産するイワノリの種類について

    近江 彦栄, 閨谷 進, 日野 淑美 水産増殖 9 (4), 215-222, 1962

    (1) 鳥取県沿岸に産するイワノリから, クロノリ・ウップルイノリ・マルバアマノリ・オニアマノリおよびスサビノリと思われるものなどの5種を検索した.<br>(2) クロノリは, 鳥取県に広く分布する優占種である。<br>(3) マルバアマノリは, 鳥取県にも分布しており, 本州太平洋沿岸だけでなく日本海南部沿岸にも広く分布しているものと考えられる。<br>(5) スサビノリは, …

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