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検索結果 242 件

  • 研修道場 ポイントはここだ! 下垂体機能検査の実際

    渡邉 涼香, 鈴木 佐和子 糖尿病・内分泌プラクティスWeb はじめに  下垂体は下垂体前葉ホルモンである副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)、黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、成長ホルモン(GH)、プロラクチン(PRL)と、後葉ホルモンであるバソプレシン(AVP)、オキシトシンの分泌の場である。それぞれ視床下部-, 2023-12

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  • エネルギーの代謝・栄養やストレスと生殖機能調節系の密接な神経・神経内分泌関連

    小澤, 一史 保健医療技術学部論集 17 3-14, 2023-03-01

    ...新しく発見された生理活性神経ペプチドであるキスペプチン(kisspeptin)を上位の統合中枢として視床下部の性腺刺激ホルモン放出ホルモン GnRh)-下垂体の性腺刺激ホルモン(卵胞刺激ホルモン FSH/ 黄体形成ホルモン LH)-性腺からの性ステロイドホルモンという視床下部-下垂体-性腺軸(HPG axis)のしくみを全面的に見直すことが生殖内分泌学の中で進んでいる。...

    機関リポジトリ

  • 組換えマウス黄体形成ホルモン結合タンパク質の選択的ホルモン阻害剤としての開発

    山口, 祐之, 佐藤, 可野, 河村, 和弘 Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌 39 (1), 35-47, 2022-05

    生理的濃度のゴナドトロピンは卵胞発育や排卵を促進するが,卵巣機能低下症例(DOR)や早発卵巣不全(POI)でみられる高LH環境はこれらの過程を阻害する可能性がある。我々はDORやPOIモデルマウスで検証するためのマウスLH阻害剤として,マウスLH結合タンパク(mLBP)を開発した。LHに対する結合親和性は,卵巣摘除(OVX)マウスから採取した血清(OVXマウス血清)を使って確認した。さらにLH受…

    日本農学文献記事索引 医中誌

  • 室傍核ダイノルフィンAニューロンは泌乳ラットにおけるLHパルス抑制を仲介する

    土田 仁美, 井上 直子, 上野山 賀久, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), OR-26-OR-26, 2021

    ...本研究では,泌乳によるGnRH/黄体形成ホルモン(LH)のパルス状分泌の抑制におけるダイノルフィンA(Dyn)ニューロンの役割を明らかにすることを目的とした。【方法】分娩後に卵巣除去および低濃度17β-エストラジオール処置を施した泌乳ラットを用い,泌乳16日目の泌乳ラットの第3脳室内にDyn受容体拮抗剤を投与し,血漿LH濃度を測定した。...

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  • 黄体形成ホルモン遺伝子の未成魚における過剰発現は雄ニジマスを早熟化するか?

    守谷 奈津子, 三輪 美砂子, 吉崎 悟朗 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-23-P-23, 2021

    ...本研究ではこの限界を超えるため,黄体形成ホルモン(<i>lh</i>)遺伝子をニジマスに過剰発現させ,1年未満で成熟する早熟の宿主用ニジマスの作出を目指した。【方法】恒常的に発現する熱ショックコグネイト(<i>hsc71</i>)遺伝子のプロモーターを含むLh発現コンストラクト(<i>hsc:lh</i>,α鎖とLhβ鎖の一本鎖タンパク質を発現)を構築し,ニジマス受精卵へ顕微注入した。...

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  • 泌乳ラットにおける<i>Kiss1</i>発現抑制を担うエストロゲン受容体共役コリプレッサーの探索

    滝沢 麻里奈, 上野山 賀久, 井上 直子, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), OR-25-OR-25, 2021

    ...<p>【目的】泌乳ラットでは,生殖中枢である弓状核キスペプチンニューロンにおけるキスペプチン遺伝子(<i>Kiss1</i>)発現が抑制され,その結果,黄体形成ホルモン分泌が抑制される。これらの抑制は,泌乳後期(約20日間の泌乳期中の分娩後10日以降)には,エストロゲン依存性である。...

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  • Neuropeptide Bの脳室内投与による黄体形成ホルモン分泌増加作用

    渡辺 雄貴, 岩田 衣世, 小澤 一史 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-1-P-1, 2021

    ...そこで,本研究ではNPBの中枢投与が黄体形成ホルモン(LH)分泌に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。Wistar-Imamichi系統の成熟メスラットを卵巣除去し,E<sub>2</sub>含有シリコンチューブを皮下に留置した(OVX+ E<sub>2</sub>)群と,卵巣除去(OVX)群を用意した。...

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  • 2,3,7,8-Tetrachlorodibenzo-p-dioxin次世代毒性の予防:児の性未成熟に対するα-リポ酸の回復効果

    袁 鳴, 佐野 宏江, 西田 恭子, 古賀 貴之, 武田 知起, 田中 嘉孝, 石井 祐次 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), O-11-, 2021

    ...<p>【目的】当研究室では、2,3,7,8-tetrachlorodibenzo-p-dioxin (TCDD)への母体曝露は、性腺ステロイド産生の主要な調節因子である周産期の下垂体における黄体形成ホルモン(LH)の産生を減弱させること、また、TCDDに曝露された妊娠中の母体へのα-リポ酸の補給は、減弱したLHおよび 臨界期の性腺ステロイド産生を正常レベルまで回復させる事実を見出している。...

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  • 2.マウス卵胞形成研究とその利用

    佐藤 友美 谷本学校 毒性質問箱 2020 (22), 6-10, 2020-09-26

    ...卵胞は、いったん形成されると同じ形態を維持したまま成長し、脳下垂体からの黄体形成ホルモン刺激により排卵する。また、通常は1つの卵胞内には1つの卵母細胞が含まれているが、2つ以上の卵母細胞を含む多卵性卵胞が発生することがある(<b>図1</b>)。...

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  • 卵丘細胞におけるprogesterone産生関連遺伝子の発現とウシ卵子の初期発生能の関連

    フリチャビリグ アチラト, 佐藤 あかね, 芦部 詩織, 長尾 慶和 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-41-P-41, 2020

    ...同時に成熟培養に入れる前のCOCから卵丘細胞の一部を採取し,total RNAを抽出し,卵胞刺激ホルモンレセプター(<i>FSHR</i>),黄体形成ホルモンレセプター(<i>LHR</i>),インスリン様成長因子1レセプター(<i>IGF1R</i>)およびP4生産関連酵素(<i>STAR</i>,<i>CYP11al</i>,<i>CYP17al</i>,<i>HSD3</i>および<i>CYP19al...

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  • 低栄養時の生殖機能抑制に関わる神経経路は室傍核ダイノルフィンAニューロンを仲介する

    土田 仁美, 井上 直子, 上野山 賀久, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR2-2-OR2-2, 2019

    ...本研究では,低栄養シグナルによるGnRH/黄体形成ホルモン(LH)のパルス状分泌の抑制性神経経路の解明を目的とし,室傍核に発現するダイノルフィンA(Dyn)が,低栄養によるLHパルス抑制を仲介する可能性を検討した。正常な性周期を示した8週齢の成熟Wistar-Imamichi系雌ラットを用い,卵巣除去および低濃度17β-エストラジオール処置を施した。...

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  • シバヤギのパルス状GnRH分泌制御メカニズムにおけるセロトニンの役割

    佐々木 拓弥, 森島 愛, 中西 真莉菜, 鈴村 玲香, 舘林 亮輝, 北川 悠梨, 森田 康広, 松山 秀一, 井上 直子, 上野山 賀久, 束村 博子, 大蔵 聡 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR2-1-OR2-1, 2019

    ...これまで,GnRH分泌制御におけるセロトニン(5-HT)の役割は黄体形成ホルモン分泌を指標として報告されてきたが,5-HTがGnRHパルスを促進的または抑制的に制御するかは明らかとなっていない。我々はラット弓状核キスペプチンニューロンに促進性のGタンパク質共役型受容体である5-HT2C受容体遺伝子が発現していることを明らかにした(未発表)。...

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  • テストステロン動態に及ぼす沖縄産エリ蚕蛹を宿主とする子実体抽出成分の影響

    田村 和広, 宮岡 宏明, 太田 浩一朗, 宮川 真由子, 吉江 幹浩, 岡松 滋美, 仲宗根 豊一 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-14-P-14, 2019

    ...さらに,低用量の黄体形成ホルモン(LH)とジブチリル(db)-cAMP刺激下でみられる培養精巣細胞(ライディヒ細胞)からのテストステロン分泌の亢進作用は,RK抽出エキスにより促進された。【考察】 琉球夏草に含有される成分は,テストステロンの異化を抑制する一方で,テストステロン産生を亢進することが示唆された。よって,琉球夏草由来素材が男性不妊や更年期障害を改善する効果を有することが期待される。...

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  • 弓状核特異的<i>Kiss1 </i>KOラットを用いたGnRHパルス発生機構の同定

    長江 麻佑子, 後藤 哲平, 余郷 享子, 三宝 誠, 平林 真澄, 小林 憲太, 井上 直子, 束村 博子, 前多 敬一郎, 上野山 賀久 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), OR2-25-OR2-25, 2018

    ...投与2週間後に卵巣除去およびエストロジェン代償投与を施し,その1週間後に6分間隔3時間の採血を行い,GnRHパルスの指標として,黄体形成ホルモン(LH)の分泌動態を解析した。採血の翌日に脳を灌流固定し,<i>Kiss1 </i>mRNA発現を<i>in situ </i>hybridizaitonにより解析した。...

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  • ニューロキニンB受容体拮抗剤の経口投与はパルス状LH分泌を抑制する

    佐々木 拓弥, 園田 朋也, 大石 真也, 藤井 信孝, 森田 康広, 松山 秀一, 井上 直子, 上野山 賀久, 束村 博子, 前多 敬一郎, 松田 二子, 大蔵 聡 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-5-P-5, 2018

    ...そこで本研究では,反芻動物のモデル動物であるシバヤギを用い,GnRHパルスジェネレーターの活動およびパルス状黄体形成ホルモン(LH)分泌に対するNKB受容体拮抗剤の経口投与の効果を検討した。【方法】卵巣除去-エストラジオール(E2)代償投与メスシバヤギにNKB受容体拮抗剤(40または200 mg/kg/day)を7日間経口投与した。...

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  • ウシ黄体細胞における LH 感受性とコラーゲンの関係

    丸尾 直奈, 羽柴 一久, 渡邊 大輔, 木村 康二 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), OR2-22-OR2-22, 2018

    ...培養後,対照区および黄体形成ホルモン(LH; 10 ng/ml)添加区を作成し24時間培養した。培養後のP4産生をenzyme immunoassayにより,LH-R mRNA発現を定量的RT-PCRにより測定した。2)コラーゲンにはゲルのような三次元構造とコラーゲン・コートのような二次元構造が存在する。これらの違いによる,黄体細胞のP4産生およびLH-R mRNA発現について検討した。...

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  • 乳牛におけるカラードプラ法による受胚牛選定と超早期妊娠診断

    金澤 朋美 Japanese Journal of Large Animal Clinics 8 (2), 51-66, 2017-11-01

    ...に設定することで,高い感度(79.4%)と特異度(75.0%)を同時に得ることができた.また,Day 14においてはBFAとTAMVが妊娠予測に有用であり,BFA 0.63 cm<sup>2</sup> かつTAMV 50.6 cm/sをカットオフ値に設定することで,最も高い感度(85.3%)と特異度(91.7%)を同時に得ることができた.性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)製剤の投与により,黄体形成...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献68件

  • 雌雄ラットにおけるLHパルス分泌機構の加齢変化

    國村 有弓, 岩田 衣世, 石神 昭人, 小澤 一史 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), P-1-P-1, 2016

    ...本研究では,生殖機能に必須である黄体形成ホルモン(LH)のパルス状分泌と,それを制御すると考えられているキスペプチン/ニューロキニンB(NKB)/ダイノルフィンの3つのペプチドが共存する弓状核KNDyニューロンの発現を経時的に観察することで,加齢に伴うLHパルス分泌機構の変化を明らかにすることを目的とした。...

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  • オスラット由来の嗅覚刺激によるメスラット前腹側室周囲核(AVPV)キスペプチンニューロンの活性化およびLH分泌の増強作用

    渡辺 雄貴, 石垣 蓮, 池上 花奈, 家田 菜穂子, 上野山 賀久, 前多 敬一郎, 束村 博子, 井上 直子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), P-23-P-23, 2016

    ...<p>【目的】メスのラット,ヤギ,ヒツジにおいて,オス由来の嗅覚刺激により黄体形成ホルモン(LH)分泌が増加することが知られており,これはオスの存在下での排卵をより確実にするための現象のひとつと考えられる。嗅覚刺激は,嗅球や扁桃体を介し視床下部に入力すると考えられているが,性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)ひいてはLH分泌促進に至る神経経路は明らかにされていない。...

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  • 黄体におけるガレクチンの発現プロファイルと予想される役割

    小林 純子, 羽柴 一久, 佐野 栄宏, 奥田 潔, Duncan W. Colin, 岩永 敏彦 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 28 (162), J71-J76, 2016

    ...黄体細胞におけるガレクチンの発現は、プロラクチン、黄体形成ホルモン、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、プロスタグランジンEおよびFなどの既知の内分泌および局所因子により調節をうけた。興味深いことに、ST6GAL1により転移されgalectin-1と糖鎖との結合を阻害するα2,6シアル酸が、すべての動物の退行期黄体で増加していた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献26件

  • 飼育下チンパンジー(<i>Pan troglodytes</i>)の授乳期における発情回帰と性ステロイドホルモン濃度動態との関連性について

    木下 こづえ, 奥村 文彦, 星野 智紀, 廣澤 麻里, 坂口 真悟, 綿貫 宏史朗, 岡部 直樹, 木村 直人, 伊谷 原一, 鵜殿 敏史, 市野 悦子, 高島 友子, 林 美里, 岡本 宗裕 霊長類研究 Supplement 32 (0), 45-46, 2016

    ...また、黄体形成ホルモンにおいても陰性反応しか得られず、排卵は起こっていなかったと考えられた。よって、授乳期間中の性皮腫脹では、腫脹の周期に合わせて尿中E1G濃度も周期的な変化を示し、交尾行動も観られたが、黄体期のホルモン濃度動態から排卵は伴っていなかったことが内分泌学的に示唆された。</p>...

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  • 小児がん放射線治療における生殖機能障害について

    正木 英一, 藤 浩, 北村 正幸, 大岡 美奈子, 庄司 一寅 日本小児血液・がん学会雑誌 52 (3), 275-282, 2015

    ...<br/>中枢性内分泌障害:頭部照射による脳下垂体・視床下部への影響として,40 Gyを超える線量が投与されると中枢性性腺機能低下症を来たすと言われており,女性では早発閉経や早発卵巣機能不全を来たす.男性では卵巣刺激ホルモン(FSH)と黄体形成ホルモン(LH)分泌低下を来たす....

    DOI 医中誌

  • 飼育下チンパンジーの授乳期における性皮腫脹

    奥村 文彦, 星野 智紀, 坂口 真悟, 綿貫 宏史朗, 木下 こづえ, 岡部 直樹, 木村 直人, 伊谷 原一 霊長類研究 Supplement 31 (0), 102-103, 2015

    ...5回目の腫脹期間のピーク時(3月20日~26日の7日間)には排卵の有無を確認するため、黄体形成ホルモンキット(クリアビューEASY LH)を使用し尿よりLHの判定をおこなった。その結果はいずれも陰性であり、排卵は伴わない腫脹が繰り返されていた可能性が示唆された。このような事象はあまり知られていないため、事例報告として紹介する。...

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  • メスとの同居はオスラットAVPVのKiss1発現およびLH分泌上昇を誘起する

    渡辺 雄貴, 井上 直子, 池上 花奈, 上野山 賀久, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 108 (0), OR2-1-OR2-1, 2015

    ...【目的】オスラットの黄体形成ホルモン (LH)と,それに続くテストステロン分泌は,メスラットとの同居によって速やかに促進される。この現象は,オスの性行動の強化に寄与すると考えられる。...

    DOI

  • プロトン刺激による性腺刺激ホルモン産生細胞株の応答解析

    持丸 雄太, 新堂 真実, 西田 真実, 金子 諒, 加藤 幸雄, 戸村 秀明 日本繁殖生物学会 講演要旨集 108 (0), P-1-P-1, 2015

    ...【背景】下垂体に存在する性腺刺激ホルモン産生細胞(gonadotropes)は,黄体形成ホルモン(LH),卵胞刺激ホルモン(FSH)の合成,分泌を通じて生殖機能を制御している。これらホルモンの合成,分泌は,性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)により主に調節されている。...

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  • プロスタグランジンF<sub>2α</sub>及び性腺刺激ホルモンによる排卵同期化法を用いた豚の定時人工授精

    中田 智子, 田島 瑶子, 野口 倫子, 上野山 賀久, 大蔵 聡, 前多 敬一郎, 鈴木 千恵, 吉岡 耕治 日本獣医師会雑誌 67 (2), 119-124, 2014

    ...>(PGF<sub>2α</sub>),馬絨毛性性腺刺激ホルモン及びヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)投与による排卵同期化法を用いた豚の定時人工授精(AI)技術の確立を目的とし,排卵同期化処置を施した豚の生殖内分泌動態,排卵時期及びAI適期を検討した.排卵後12日から排卵同期化処置を施した豚の血中プロジェステロン濃度は,PGF<sub>2α</sub>投与の翌日には有意に低下した.排卵前に起こる黄体形成...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献12件

  • 脳の性分化とキスペプチンニューロン

    束村 博子 日本毒性学会学術年会 41.1 (0), S21-2-, 2014

    ...ほ乳類の脳のデフォルトは雌型であり、げっ歯類の場合、新生児期のアンドロジェンが脳内でエストロジェンへと芳香化されて作用し、性行動やGnRH/黄体形成ホルモン(LH)サージ中枢が脱雌性化する。<br> ラットの脳において、キスペプチンニューロン細胞体の分布には雌雄差がある。雌ラットでは、前腹側室周囲核(AVPV)および視床下部室傍核(ARC)にキスペプチンニューロンの細胞体が存在する。...

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  • 低栄養による繁殖抑制を担う脳内エネルギーセンシングメカニズム

    美辺 詩織, 松本 華代, 出浦 慎哉, 池上 花奈, 後藤 哲平, 三宝 誠, 平林 真澄, 上野山 賀久, 前多 敬一郎, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), OR2-12-OR2-12, 2014

    ...さらに,雌ラットの第4脳室にAICARを投与し,黄体形成ホルモン(LH)分泌動態の解析をした。 【結果】Venusで可視化された一部の後脳上衣細胞において,AICARによる[Ca<sup>2+</sup>]<sub>i</sub>上昇が認められた。また,第4脳室および一部の中心管の上衣細胞にリン酸化AMPKの発現が確認された。...

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  • Swainsonine の糖鎖合成阻害によるウシ黄体機能への影響

    佐野 栄宏, 羽柴 一久, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), P-44-P-44, 2014

    ...SWによるウシ黄体のprogesterone (P4) 産生に対する影響を,24時間SW処理後の培養黄体細胞に黄体形成ホルモン(LH) を添加し,EIAにより調べた。(結果) 1. 0.1 μg/ml以上の濃度のSWはウシ培養黄体細胞の糖鎖合成を阻害した。2. SWは培養黄体細胞の生存率を変化させなかった。3. LH処理による培養黄体細胞のP4分泌の増加は,SWによって抑制された。...

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  • キスペプチンニューロンを介したGnRH部分ペプチドによるLH分泌促進

    家田 菜穂子, 美辺 詩織, 井上 直子, 上野山 賀久, 前多 敬一郎, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), P-32-P-32, 2014

    ...【目的】キスペプチンは性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)/黄体形成ホルモン(LH)分泌の制御を介して動物の生殖機能を第一義的に制御する視床下部ペプチドである。一方で,キスペプチンニューロンの活動をさらに上位から調節・制御する神経系は未だ明らかになっていない。...

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  • シバヤギ弓状核キスペプチンニューロン分布領域へのNeurokinin B局所投与がGnRHパルス産生におよぼす影響

    若林 嘉浩, 山村 崇, 大蔵 聡, 岡村 裕昭 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), P-30-P-30, 2014

    ...【目的】弓状核キスペプチンニューロンに共発現するNeurokinin B(NKB)は,性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)/黄体形成ホルモン(LH)パルス産生制御に重要な役割を持つと考えられている。我々は,NKBの脳室投与が弓状核キスペプチンニューロン群の神経活動の一過性の上昇と,それに対応するパルス状LH分泌を誘起することを示しているが,NKBの中枢内における作用部位は不明瞭である。...

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  • エイジングを起こしたブタ卵のカフェイン添加によるICSI後の胚発生率の改善

    加藤 翼, 鴨下 真紀, 伊藤 潤哉, 柏崎 直巳 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), OR1-19-OR1-19, 2014

    ...性成熟に達し黄体形成ホルモンの感作を受け,卵核胞崩壊(GVBD)が誘起され減数分裂が再開される。核相は第二減数分裂中期(M II)にまで達して,減数分裂は再び停止する。この過程を卵の成熟と呼ぶ。多くの哺乳動物において卵胞より採取した卵母細胞を体外で成熟させることができる。この成熟卵の減数分裂の静止時間の延長によって卵の形態や機能に退行が認められる変化が起こった場合を卵のエイジングと呼ばれている。...

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  • ニューロキニンB作動薬の末梢投与は黒毛和種雌ウシの黄体形成ホルモン分泌および卵胞発育を促進する

    加藤 雅大, 末富 祐太, 伊藤 太祐, 佐々木 拓弥, 難波 陽介, 三須 良介, 大石 真也, 藤井 信孝, 松田 二子, 大蔵 聡 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), P-1-P-1, 2014

    【目的】多くの哺乳類の視床下部弓状核において,ニューロキニンB(NKB),ダイノルフィンAおよびキスペプチンが共存する「KNDyニューロン」とよばれるニューロン群が発見され,GnRH/LH分泌を制御していると考えられている。本研究では,成熟雌ウシを用いて,NKB受容体(NK3R)作動薬(senktide)を持続投与し,NK3Rの活性化がLHおよびFSH分泌と,卵胞発育におよぼす影響を検討した。【…

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  • 吸乳刺激によるキスペプチン遺伝子発現抑制を仲介するTIP39-SST系の可能性

    杉本 有沙, 上野山 賀久, 渡辺 雄貴, 家田 菜穂子, 池上 花奈, 井上 直子, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), OR2-11-OR2-11, 2014

    ...泌乳期における黄体形成ホルモン (LH) パルスの抑制は,弓状核 (ARC) において吸乳刺激によるキスペプチン遺伝子 (<i>Kiss1</i>) 発現が抑制されることに起因する。本研究は,吸乳刺激が<i>Kiss1</i>発現抑制に至る経路の探索を目的とした。...

    DOI

  • 新生児期エストロジェンにより発現が変化する視床下部内遺伝子の網羅的解析

    渡辺 雄貴, 榊原 基嗣, 上野山 賀久, 美辺 詩織, 出浦 慎哉, 中村 翔, 前多 敬一郎, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), P-31-P-31, 2014

    ...【目的】哺乳類の内分泌機構や行動には性差があり,黄体形成ホルモンサージや性行動の中枢には不可逆的な性差がみられる。哺乳動物のオスでは発達期のエストロジェンの作用によりオス型の表現型を示す。本研究では新生児オス脳において発達期エストロジェン誘導性に変化する遺伝子を網羅的に解析することを目指した。...

    DOI

  • ヒト退行期黄体に発現するBone morphogenetic proteins(BMPs)は,異なった発現制御をうける

    小林 純子, Trendell Jennifer E., 岩永 敏彦, Duncan W. Colin 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), OR1-7-OR1-7, 2013

    ...黄体周期は,尿中黄体形成ホルモンの濃度を測定することにより同定した。一部の患者には,同意のもと黄体中期にヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)を5−8日間持続投与して初期妊娠を模倣し,黄体を採取した。黄体組織および分離培養した黄体化顆粒層細胞(LGCs)を用いて,real-time PCR法と免疫組織化学により遺伝子および蛋白質の発現変化を解析した。...

    DOI

  • ウシ卵管におけるEndothelin発現制御メカニズム

    山本 ゆき, 幸岡 美紗, 小林 芳彦, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), OR2-22-OR2-22, 2013

    ...3) ウシ卵管培養上皮細胞に黄体形成ホルモン(LH),Estradiol-17β (E2),Progesterone (P4) を添加し, 4h後のET-1,-2,-3および ECE1,2 のmRNA発現量の変化を解析した。【結果】1) 膨大部の<i>ET-1</i>発現は,排卵日において黄体形成期および卵胞期よりも有意に高かった。...

    DOI 医中誌

  • 組換え体マウス卵胞刺激ホルモン(rec-mFSH)を用いた過排卵誘起

    郷家 彩, 飯野 佳代子, 加藤 大亮, 八子 英司, 加藤 幸雄, 太田 昭彦 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), OR2-21-OR2-21, 2013

    ...これらは下垂体の卵胞刺激ホルモン(FSH),黄体形成ホルモン(LH)様の活性を持つが,効果の差異,投与個体での抗体惹起,感染因子のリスクなどの問題が存在する。一方,下垂体由来のFSHやLHも相互の夾雑の問題がある。本研究では,純度が保証される組換え体マウスFSH(rec-mFSH)の作製を行い,過排卵誘起活性を調べた。...

    DOI

  • 新規κオピオイド受容体拮抗剤の末梢投与がシバヤギGnRHパルスジェネレーター活動におよぼす効果

    伊藤 太祐, 中務 桂佑, 若林 嘉浩, 山村 崇, 岡村 裕昭, 大石 真也, 野口 太朗, 藤井 信孝, 上野山 賀久, 束村 博子, 前多 敬一郎, 松田 二子, 大蔵 聡 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), P-3-P-3, 2013

    ...本研究では,シバヤギを用いて,ダイノルフィンA受容体であるκオピオイド受容体(KOR)の拮抗剤の静脈内投与が,パルス状黄体形成ホルモン(LH)分泌およびGnRHパルスジェネレーター活動の指標となる視床下部弓状核における多ニューロン発火活動(MUA)におよぼす効果を検討した。【方法】実験には卵巣除去—E2代償投与雌シバヤギ(n=5)を用いた。...

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  • げっ歯類においてLHサージ発生機構に性差をもたらす遺伝子群の探索

    渡辺 雄貴, 榊原 基嗣, 上野山 賀久, 美辺 詩織, 出浦 慎哉, 中村 翔, 前多 敬一郎, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), P-44-P-44, 2013

    ...【目的】げっ歯類のオスでは,メスとは異なり,高濃度のエストロジェンを投与しても黄体形成ホルモン (LH)サージは誘起されない。これは,誕生前後のオスの精巣から分泌されるアンドロジェンがエストロジェンに変換された後に前腹側室周囲核 (AVPV)に作用し,AVPVでのキスペプチン発現を不可逆に抑制するためであると考えられる。...

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  • ラットの甲状腺機能低下症で認められる副腎および性腺機能障害

    藤平 篤志 日本獣医生命科学大学研究報告 = Bulletin of Nippon Veterinary and Life Science University (61) 1-9, 2012-12

    ...この過剰に分泌されたCRH が,黄体形成ホルモン放出ホルモン(LHRH)分泌抑制を介して,もしくは直接黄体形成ホルモン(LH)分泌を抑制することにより,結果として性腺の機能を抑制することが,一連の研究から示唆された。甲状腺機能低下症では精巣機能は正常を維持しつつ中枢から抑制されることが示された。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引

  • 黄体形成ホルモン(LH)分泌促進作用に対する温経湯の効果

    治京, 玉記 中村学園大学薬膳科学研究所研究紀要 (5) 5-20, 2012-09-01

    (要旨) 近年、社会において女性に進出がめざましくなり、それと同時に若年性更年期障害、月経異常や不妊症などが増加傾向にある。漢方薬は、人類が長年にわたる使用経験によってその効能・効果が認められ薬として評価されたものである。漢方薬には、多種多様な成分が含まれ、薬理作用はこれらの含有成分が複雑に作用し発現している。特定の薬理活性に焦点を絞った場合、化学的な医薬品とは異なり単一成分でのその漢方薬のもつ…

    機関リポジトリ

  • キスペプチン類縁体TAK-683の末梢投与はウシの卵胞発育および黄体形成ホルモン分泌を刺激する

    難波 陽介, 中務 桂佑, 末富 祐太, 松田 二子, 松井 久典, 日下 雅美, 大瀧 徹也, 田中 知己, 岡村 裕昭, 大蔵 聡 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 208-, 2012

    ...また,投与前4時間から投与後8時間まで10分間隔で採血し,ラジオイムノアッセイにより血漿中黄体形成ホルモン(LH)および卵胞刺激ホルモン(FSH)分泌動態を調べた。【結果および考察】2 nmol/kgのTAK-683投与により,第1卵胞発育波主席卵胞の直径が対照群と比較して有意に増加した。また,TAK-683投与後,LH分泌が対照群と比較して有意に亢進した。...

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  • ウシ黄体における galectin-3 の役割に関する研究

    羽柴 一久, 法上 拓生, 小林 純子, 作本 亮介, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 207-, 2012

    ...3) 黄体細胞に galectin-3 および黄体形成ホルモン (LH: 10 ng/ml) を単独または組み合わせて添加し 24 時間後の上清中のプロジェステロン (P4) 濃度を EIA により調べた。【結果】1)<i> </i><i>galectin-3</i> mRNA 発現は control 区と比較して PGF 添加区において有意に高かった。...

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  • ウシ黄体ステロイド合成細胞の増殖能に関する研究

    吉岡 伸, 作本 亮介, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 2-, 2012

    ...本研究では、ウシ黄体の形成機構を明らかにする目的で、LSC の増殖能について検討を行うと共に、黄体化誘導因子である黄体形成ホルモン (LH) の LSC の増殖能に及ぼす影響についても併せて検討した。【方法】LSC の増殖能を評価するため、1) 発情周期を通じた黄体組織における Ki-67 (細胞増殖マーカー) 発現を免疫組織化学により調べた。...

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  • <I>Kiss1</I>ノックアウトラットを用いた繁殖機能制御におけるキスペプチンの役割の証明

    中村 翔, 上野山 賀久, 早川 由紀, 池上 花奈, 冨川 順子, 美辺 詩織, 後藤 哲平, 家田 菜穂子, 田村 千尋, 三宝 誠, 平林 真澄, 前多 敬一郎, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 1-, 2012

    ...ラットの利点を活かし,黄体形成ホルモン(LH)分泌動態を詳細に解析するとともに,性行動を解析した。<i>Kiss1</i> KOラットでは,脳内のキスペプチン発現が欠如し,性成熟に至らなかった。また,雌雄ともに著しく萎縮した性腺を有し,性腺除去後も, LHのパルス状の分泌は認められなかった。さらに,高濃度エストロジェンによってLHサージも誘起されなかった。...

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  • 17α-ethynylestradiol (EE) の新生児期単回曝露による視床下部Kiss1遺伝子発現の変化

    高橋 美和, 井上 薫, 松尾 沙織里, 森川 朋美, 吉田 緑 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 1022-, 2012

    ...雌のAVPVにおけるKiss1ニューロンは,排卵誘起に重要な黄体形成ホルモンのサージ状分泌の制御に関与することが知られている。遅発性影響発現量の20,200μg/kg群では脳の雄化には至っていないものの,発情前期におけるKiss1遺伝子発現が低く,排卵誘起機能が低下していることが推測された。...

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  • ニホンザルのサージ状黄体形成ホルモン (LH)分泌におけるキスペプチンニューロンの役割

    渡辺 雄貴, 上野山 賀久, 家田 菜穂子, 川原 万季, 高瀬 健志, 末富 祐太, 鈴木 樹理, 大蔵 聡, 前多 敬一郎, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 1025-, 2012

    【目的】キスペプチンは,<i>KISS1</i>遺伝子によってコードされる神経ペプチドであり,エストロジェンに応答して性腺刺激ホルモン放出ホルモン (GnRH) 分泌を上位で制御する因子である。本研究では、ニホンザルのLHサージ発生機構を解明することを目的として、エストロジェンによる<i>KISS1</i>遺伝子発現と、<i>KISS1</i>ニューロンの活性化について検討した。【方法】成熟ニホ…

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  • 抗酸化酵素を介した黄体形成ホルモン (LH) の黄体機能維持機構

    川口 翔太, 奥田 潔, 作本 亮介 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 3-, 2012

    【目的】LH が progesterone (P4) 分泌を刺激する際に,cytochrome P450 side chain cleavage の活性化と同時に電子の放出が起こり活性酸素種 (ROS) の生じることが報告されている。ROS は黄体退行を誘発する因子として知られており,LH が ROS を増加するにもかかわらず黄体機能を刺激するのは,同時に ROS …

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  • 黄体形成ホルモン(LH)によって誘導される卵子成熟を促進する卵巣パラクライン因子

    河村, 和弘, 川越, 雄太 Journal of mammalian ova research = 日本哺乳動物卵子学会誌 28 (1), 18-24, 2011-04

    卵子成熟と着床前期胚の発育は生殖において必須の過程である。哺乳動物の卵子はdiplotene期のprophase Iで休止しており,排卵前のLH刺激により減数分裂が再開され,卵核胞崩壊と引き続く第一極体の放出がおこる。排卵前のLHサージは卵成熟を誘導する第1段階のイベントであるが,卵子にはLH受容体が発現していないため,LHは直接卵子に作用して卵成熟を促進するわけではない。LHの作用は,それに反…

    日本農学文献記事索引 Web Site 医中誌 参考文献59件

  • ヒト成長ホルモン(hGH)遺伝子導入(TG)雄ラットのゴナドトロフにおける下垂体黄体形成ホルモン(LH)分泌能

    飯野 佳代子, 西原 真杉, 太田 昭彦 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 1041-1041, 2011

    【目的】齧歯類におけるhGH遺伝子導入(TG)動物は,雌雄の生殖機能に様々な程度の障害を引き起こす。我々は,2系統のマウス乳清酸性タンパクmWAP/hGH遺伝子を導入したラット(hGH濃度が相対的に低いLow-line,相対的に高いHigh-line)を用いて,hGHが及ぼす雄の生殖機能低下の機序を追究している。Low-lineではLHの基底値,パルス強度,パルス頻度がコントロールラット(WT)…

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  • Kisspeptin-10の雄ヤギにおける黄体形成ホルモンとテストステロン放出作用

    後藤 由希, 遊佐 瞳, 金 金, 澤井 健, 橋爪 力 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 1002-1002, 2011

    ...本研究はKp10が性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)のように黄体形成ホルモン(LH)を介して雄性家畜のテストステロン(T)を放出させるかどうかに興味があり,雄ヤギにKp10を投与してLHとTの放出反応を調べた。<BR> 【方法】本研究は日長の影響を考慮して短日および長日の両条件下で実験を行った。...

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  • ウシステロイド合成細胞の増殖能に関する研究

    吉岡 伸, ACOSTA Tomas J, 作本 亮介, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 1054-1054, 2011

    ...次に中期黄体から単離した黄体細胞を播種し、培養 1、4、7 および 10 日後の DNA 含量を DNA assay により検討すると共に、黄体形成ホルモン (LH) 添加区を設け、黄体細胞の増殖能に及ぼす LH の影響を調べた。...

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  • 黒毛和種成熟雌ウシにおいてキスペプチン末梢投与は黄体形成ホルモン分泌および卵胞発育を刺激する

    難波 陽介, 中務 桂佑, 説田 章平, 大石 真也, 藤井 信孝, 若林 嘉浩, 岡村 裕昭, 松田 二子, 上野山 賀久, 束村 博子, 前多 敬一郎, 大蔵 聡 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 1003-1003, 2011

    ...投与前4時間から投与後4時間まで10分間隔で採血し,血漿中黄体形成ホルモン(LH)および卵胞刺激ホルモン(FSH)分泌動態を調べた。また,実験期間を通じて,第1卵胞発育波主席卵胞の直径を超音波画像診断装置により毎日測定した。さらに,Day 5の6時からDay 7の18時までは12時間間隔で主席卵胞の直径を測定した。...

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  • ウシ黄体維持機構における黄体形成ホルモンの役割

    川口 翔太, 作本 亮介, ACOSTA Tomas J, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 313-313, 2011

    ...黄体は黄体形成ホルモン (LH) 支配下にあるため,LH がこれら生存因子を介し黄体を維持することが考えられるが詳細は不明である。そこで本研究では LH の生存性に及ぼす影響について検討した。【方法】ウシ中期黄体細胞を培養し,以下の実験に供した。...

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  • 性成熟前後の雌ブタ視床下部における<I>Kiss1</I>遺伝子発現

    田島 瑶子, 中田 智子, 河野 建夫, 上田 淳一, 冨川 順子, 上野山 賀久, 井上 直子, 大蔵 聡, 前多 敬一郎, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 103 (0), 107-107, 2010

    ...また、灌流時に卵巣及び血液を採取し、血中黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)およびプロジェステロン(P4)濃度をRIAにより測定した。90日齢以降において、発達した卵巣が観察された。血中LH濃度は60日齢以前では一様に低い値を示し、90日齢以降では一部の個体で高値を示した。血中FSH濃度は日齢の増加に伴い低い値を示した。120日齢の1個体は発情行動および卵巣に黄体が観察された。...

    DOI

  • 雄ヤギにおけるKisspeptin-10の性腺刺激ホルモン放出作用

    斉藤 隼人, 後藤 由希, 澤田 建, 八重樫 朋祥, 中嶋 侑佳, 金 金, 澤井 健, 橋爪 力 日本繁殖生物学会 講演要旨集 103 (0), 106-106, 2010

    ...本研究は雄性反芻家畜におけるKisspeptin-10(Kp10)の黄体形成ホルモン(LH)及び卵胞刺激ホルモン(FSH)放出作用を明らかにするために,雄ヤギを用いてKp10の投与実験を行った。...

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  • Hypogonadalマウス下垂体におけるアネキシンA5の発現と分布にゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)が及ぼす影響

    渡邊 あい子, 米澤 智洋, 一瀬 龍太郎, 久留主 志朗, 長谷川 喜久, 汾陽 光盛 日本繁殖生物学会 講演要旨集 103 (0), 49-49, 2010

    ...我々は、ゴナドトロフにおいて、カルシウム依存性リン脂質結合タンパク質のひとつであるアネキシンA5 (Anx5)が、GnRHの刺激で増加し、黄体形成ホルモン(LH)分泌に促進的に影響することを報告した。GnRHのゴナドトロピン分泌促進作用に必須と考えられるAnx5が、GnRHの細胞増殖に対する作用にも関与するのかに興味が持たれる。...

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  • 泌乳牛と非泌乳牛の発情周期における卵巣と性ホルモン濃度の変化の比較

    遠藤 なつ美, 永井 淸亮, 田中 知己, 加茂前 秀夫 日本繁殖生物学会 講演要旨集 103 (0), 39-39, 2010

    ...本研究では,その原因追究の一端として泌乳牛における卵巣と血漿中プロジェステロン(P<SUB>4</SUB>),エストラジオール-17β(E<SUB>2</SUB>),および黄体形成ホルモン(LH)濃度の変化を非泌乳牛(乾乳牛)と比較した。【方法】正常な発情周期を反復しているホルスタイン種泌乳牛4頭(分娩後102.0±7.5日,乳量27.9±3.5 kg/日)と乾乳牛3頭を供試した。...

    DOI

  • 琉球在来豚(アグー)の効率的繁殖技術の確立(5)

    仲村 敏, 建本 秀樹, 島袋 宏俊, 稲嶺 修, 山内 昌吾, 屋嘉比 達郎, 与古田 稔 試験研究報告 (46) 51-58, 2009-07

    ...4.発情不明瞭群TypeAの血漿中黄体形成ホルモン(Luteinizing Hormone;LH)は、正常発情群と類似した動態を示したが、LHサージは正常発情群より約16時間早く認められた。5.発情不明瞭群TypeBのLHは、規則性が認められず、LHの増減を不規則に繰り返す個体とLHが低濃度で持続する個体が認められた。...

    日本農学文献記事索引

  • 子宮内膜症治療薬ジエノゲスト(販売名:ディナゲスト錠1 mg)の薬理学的特徴および臨床効果

    笹川 慎一, 清水 豊, 今田 和則, 水口 清 日本薬理学雑誌 133 (1), 32-40, 2009

    ...錠1 mg)は,プロゲステロン受容体に対して選択的なアゴニスト活性を示す第4世代のプロゲスチンである.ジエノゲストは,ラットおよびウサギに経口投与することによりプロゲステロン作用を示し,一方,アンドロゲン作用,グルココルチコイド作用およびミネラルコルチコイド作用は示さなかった.ジエノゲストは,カニクイザルに反復経口投与することにより月経周期の停止,月経周期に伴う血中エストラジオール濃度の上昇および黄体形成...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献34件

  • ヤギ雄効果フェロモンに対するGnRHパルスジェネレーターの反応性の解析

    村田 健, 若林 嘉浩, 坂本 光平, 大蔵 聡, 武内 ゆかり, 森 裕司, 岡村 裕昭 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1005-1005, 2009

    ...2分前後継続するMUAの一過性上昇(MUAボレー)は常に血中黄体形成ホルモン濃度の上昇に先立つことから、GnRHパルスジェネレーターの活動を記録していることが確認された。フェロモン源としては成熟雄ヤギの被毛を用いた。まず、それぞれのヤギでMUAボレー間隔の平均値(T)を計算した。...

    DOI

  • 春機発動期前及び分娩後の黒毛和種雌ウシに対するKisspeptin-10の黄体形成ホルモン放出作用

    斉藤 隼人, 後藤 由希, Ahmed Ezzat Ahmed, 澤田 建, 八重樫 朋祥, 中嶋 侑佳, 金 金, 山下 哲郎, 平田 統一, 澤井 健, 橋爪 力 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1035-1035, 2009

    ...本研究は春機発動期前及び分娩後の黒毛和種雌ウシにKisspeptin-10(Kp10)を投与して、この二種の生殖生理環境差が黄体形成ホルモン(LH)放出反応に及ぼす影響を明らかにしようとした。<BR> 【方法】春機発動期前のウシには5~6ヵ月齢の黒毛和種雌子ウシ4頭を供試した。...

    DOI

  • スンクスの脳におけるGnRH神経細胞の分布とLHおよびFSH遺伝子のクローニング

    佐々木 有希, 山本 直之, 上野山 賀久, 束村 博子, 前多 敬一郎, 井上 直子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1044-1044, 2009

    ...【目的】脳における性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)神経細胞の分布や、黄体形成ホルモン(LH)ならびに卵胞刺激ホルモン(FSH)を介した排卵制御機構については、これまで多くの動物で報告されているが、交尾排卵動物における詳細な報告は未だ少ない。...

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  • ブタ<I>Kiss1</I> cDNAのクローニングと発現解析

    冨川 順子, 本間 玲実, 田島 茂行, 柴田 貴子, 稲本 瑶子, 上野山 賀久, 大蔵 聡, 束村 博子, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1001-1001, 2009

    ...さらに、黄体形成ホルモンのサージ状分泌が誘起される用量のエストロジェン処理により、PVでの<I>Kiss1</I>発現が顕著に促進されたことから、ブタでは、PVのキスペプチンニューロンがエストロジェンのフィードバック作用部位として機能することが示唆された。...

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  • 視床下部弓状核キスペプチンニューロンの破壊がLHパルスに及ぼす影響

    岩田 衣世, 大蔵 聡, 上野山 賀久, 束村 博子, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1036-1036, 2009

    ...キスペプチンは、GnRH/黄体形成ホルモン(LH)分泌を強く促進するペプチドで、ラットにおいてパルス発生機構が存在すると考えられてきた視床下部弓状核に細胞体が局在する。本研究では弓状核にあるキスペプチンニューロンがGnRH/LHのパルス発生に重要な役割を果たしているとの仮説のもと、弓状核を高周波により破壊し、LHパルスへの影響について検討した。...

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  • 弓状核キスペプチンニューロン神経活動に対するNeurokinin Bの作用

    若林 嘉浩, 中田 友明, 村田 健, 大蔵 聡, Navarro VM, 森 裕司, 束村 博子, 前多 敬一郎, Steiner RA, 岡村 裕昭 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1040-1040, 2009

    ...我々は、シバヤギ弓状核キスペプチンニューロン近傍に電極を留置し、黄体形成ホルモン(LH)のパルス状分泌と同期する一過性の多ニューロン発火活動上昇(MUAボレー)を記録する手法を既に確立している。げっ歯類やヒツジを用いた研究から、弓状核キスペプチンニューロンにはNeurokinin B (NKB)が共発現していることが示されているが、その生理機能は全く不明である。...

    DOI

  • シバヤギ弓状核キスペプチンニューロン神経活動の制御におけるDynorphin Aの役割

    大蔵 聡, 若林 嘉浩, 中田 友明, 村田 健, Navarro VM, 森 裕司, 束村 博子, 前多 敬一郎, Steiner RA, 岡村 裕昭 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1043-1043, 2009

    ...我々は、シバヤギ弓状核キスペプチンニューロン近傍に電極を留置し、黄体形成ホルモンのパルス状分泌と同期する一過性の多ニューロン発火活動上昇(MUAボレー)を記録する手法を既に確立している。Dynorphin A(Dyn)は、弓状核キスペプチンニューロンに発現しているが、その生理的機能は明らかとなっていない。本研究では、GnRH分泌制御機構におけるDynの役割を明らかにすることを目的とした。...

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  • ホルスタイン種経産牛へのキスペプチン末梢投与による黄体形成ホルモン分泌刺激効果

    勝野 伸吾, 大蔵 聡, 佐藤 精, 大橋 秀一, 小林 一雄, 難波 陽介, 上野山 賀久, 束村 博子, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1047-1047, 2009

    ...本研究では、ホルスタイン種成熟雌ウシの静脈内または筋肉内にKp-10を投与し、血中黄体形成ホルモン(LH)および卵胞刺激ホルモン(FSH)濃度に及ぼす影響について検討した。【方法】乾乳期のホルスタイン種経産牛3頭を供試し、CIDRを用いた発情誘起処置による発情開始後9~16日に試験を行った。採血は頚静脈に留置したカテーテルを通じて10分間隔で12時間または8時間行った。...

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  • ウシKiss-1遺伝子の同定および視床下部におけるメタスチンニューロンの局在

    若林 嘉浩, 大蔵 聡, 上野山 賀久, 高瀬 健志, 束村 博子, 前多 敬一郎, 岡村 裕昭 日本繁殖生物学会 講演要旨集 101 (0), 129-129, 2008

    ...我々はこれまでに、去勢雄ウシへのヒトメタスチンC末端部分ペプチド(キスペプチン10)の末梢投与が、黄体形成ホルモン分泌を促進することを示している。本研究では、ウシにおけるメタスチンに関する知見をさらに深めるため、ウシKiss-1遺伝子の同定およびメタスチンニューロン分布の検討を行った。...

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  • 雌ブタへのkisspeptin-10静脈内投与による黄体形成ホルモン分泌刺激効果

    田島 茂行, 柴田 貴子, 河野 建夫, 難波 陽介, 大蔵 聡, 上野山 賀久, 束村 博子, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 101 (0), 130-130, 2008

    ...本研究では,雌ブタにおいて,メタスチンのコアペプチドkp-10を静脈内投与し,黄体形成ホルモン(LH)分泌に及ぼす影響について検討した。【方法】約21日の正常な発情周期を示すランドレース経産雌ブタを用い,耳介静脈より挿入し,頚静脈に留置したカニューレを通じて,発情開始後7~13日の黄体期に10分ごと12時間の頻回採血を行った。...

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  • 生殖と摂食の制御に関わる脳内のエネルギーシグナル物質,ケトン体

    岩田 衣世, 木下 美香, 須崎 直樹, 佐藤 弘明, 上野山 賀久, 束村 博子, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 101 (0), 11-11, 2008

    ...同時に黄体形成ホルモン(LH)のパルス状分泌は,濃度依存的に抑制された。このとき室傍核のNE放出量増加,あるいはカテコールアミン合成阻害剤の局所投与などから3HB投与によるLHパルスの抑制は室傍核へ投射するNEニューロンにより仲介されると考えられた。...

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  • ウシ黄体細胞におけるアポトーシス抑制因子としての黄体形成ホルモン (LH) の役割

    Bowolaksono Anom, 西村 亮, Acosta Tomas, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 101 (0), 540-540, 2008

    ...黄体形成ホルモン (LH) は黄体におけるプロジェステロン (P4) の合成および分泌に最も重要な調節因子の一つであり,多くの動物種において黄体機能維持因子と考えられている。最近の研究において LH がヒト卵巣上皮細胞のアポトーシスを抑制することが示されているが,ウシ黄体の構造的退行において誘導される黄体細胞のアポトーシスと LH の関係は解明されていない。...

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  • 交尾排卵動物スンクスにおけるメタスチンの排卵誘起効果

    井上 直子, 上野山 賀久, 大蔵 聡, 束村 博子, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 101 (0), 131-131, 2008

    ...【目的】神経ペプチドであるメタスチン(キスペプチン)が性腺刺激ホルモン放出ホルモン (GnRH)/黄体形成ホルモン (LH) の分泌制御に重要な役割を果たし、発情周期の制御を担っていることが、近年明らかにされつつある。しかしながら発情周期をもたない交尾排卵動物におけるその制御機構は未だ不明である。...

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  • 黄体形成ホルモン(LH)サージを制御するメタスチンニューロンの性差をもたらす新生仔期の性ステロイド

    本間 玲実, 榊原 基嗣, 岩田 良香, 前田 麻希, 山田 俊児, 稲本 瑶子, 上野山 賀久, 前多 敬一郎, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 101 (0), 12-12, 2008

    【目的】雌ラットではエストロジェン(E)のポジティブフィードバックによりLHサージが誘起されるが,雄ラットでは誘起されない。KiSS-1遺伝子にコードされるメタスチンは強力な性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)/LH放出作用を持つペプチドである。我々は以前,メタスチンがポジティブフィードバックによるLHサージ誘起を仲介すること,及びメタスチンニューロンの脳内分布に性差があることを示した。本研…

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  • メスニホンザルにおける血中IGF-1の季節変動

    託見 健, 伊藤 麻里子, 清水 慶子, 林 基治 霊長類研究 Supplement 23 (0), 105-105, 2007

    ...さらに、黄体形成ホルモン、エストラジオール(E)、プロゲステロンをRIA法により測定し、生殖関連ホルモンと血中IGF-1量の関係性を検討した。また、毎日月経出血を確認するとともに、月に1度体重測定を行った。<br>(結果と考察)初排卵時のEピークの2週間前から最終排卵時のEピークの後2週間までを繁殖期とみなし解析を行った。...

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  • 雌ラットの黄体形成ホルモン分泌におよぼすGalanin-like Peptideの影響

    上野山 賀久, 木下 美香, 山田 俊児, Somchai SAJAPITAK, 榊原 基嗣, 束村 博子, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 11027-11027, 2007

    ...また、雄のラット、マウスおよびサルを用いた実験では、GALPを脳室内投与すると黄体形成ホルモン(LH)分泌が促進されることが報告されている。一方、雌におけるGALPのLH分泌におよぼす影響は促進的とも、効果無しとも報告され、一致した結論が得られていない。...

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  • 視床下部弓状核メタスチンニューロンの黄体形成ホルモンサージの成立における役割について

    前多 敬一郎, 杉浦 瞳, 山田 俊児, 上野山 賀久, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 11024-11024, 2007

    脳内には、前腹側室周囲核(AVPV)と視床下部弓状核(ARC)2つのメタスチンニューロンの集団がある。従来からAVPVはGnRH/LHサージの中枢であり、またARCはGnRH/LHパルスの中枢であると考えられてきた。実際、メタスチンの遺伝子であるKiSS-1のmRNA発現は、AVPVでは高濃度のエストロジェンにより上昇し、ARCでは抑制されることから、AVPVのメタスチンニューロンはサージの誘起…

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  • 雄ヤギフェロモンが雌ヒツジのLH分泌と中枢神経系のc-Fos発現に及ぼす影響

    大原 海, 茂木 一孝, 市丸 徹, 酒向 隆司, 李 俊祐, 大蔵 聡, 森 裕司, 岡村 裕昭 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 11034-11034, 2007

    ...【目的】ヒツジやヤギでは、成熟した雄の被毛を嗅がせると、雌のパルス状黄体形成ホルモン (LH) 分泌頻度が増加する。これは被毛に付着する雄効果フェロモンの作用だと考えられている。興味深いことに、ヤギのフェロモンは雌ヒツジに対して活性を示すとの報告がある。...

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  • 生殖機能を制御する脳内グルコース感知におけるAMPKの役割

    松本 華代, 岩田 衣世, 坪井 知恵, 上野山 賀久, 束村 博子, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 11029-11029, 2007

    ...グルコースの拮抗剤である2-deoxy-D-glucose(2DG)をラット第4脳室へ投与することにより、黄体形成ホルモン(LH)のパルス状分泌が抑制され摂食行動が誘起されること、またin vitroで低濃度グルコースを上衣細胞へ負荷すると、細胞内カルシウム濃度が上昇することが明らかになっている。これらから、われわれはグルコース感知を担っている部位が、第4脳室周囲の上衣細胞であると考えている。...

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  • パルス状GnRH / LH分泌成立機構におけるメタスチンニューロンの役割

    稲本 瑶子, 前田 麻希, 本間 玲実, 山田 俊児, 上野山 賀久, 大蔵 聡, 前多 敬一郎, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 20001-20001, 2007

    ...【目的】性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)/黄体形成ホルモン(LH)分泌には卵胞発育や性ステロイド合成を制御するパルス状分泌と、排卵を誘起する一過性大量放出のサージ状分泌の二種類がある。本実験は、視床下部弓状核(ARC)に細胞体をもつメタスチンニューロンのGnRH/LH分泌制御における役割を確かめることを目的とした。【方法】Wistar-Imamichi系ラットを用いた。...

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  • ブタ黄体細胞には細胞内抗アポトーシス因子cFLIPが発現している

    金 花子, 前田 晃央, 李 俊佑, 松田 二子, 程 園, 権田 寛, 奥田 潔, 眞鍋 昇 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 20051-20051, 2007

    ...卵巣の皮質には胎生期に形成された無数の原始卵胞があり、卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンによってこれの一部が発育を開始し、成熟する。その後排卵し、黄体を形成するが、妊娠できなかった場合には卵胞の発育、排卵、黄体の形成、退行が繰り返される。黄体の退行の分子機構には未だ不明な点が多い。...

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  • 黄体形成ホルモン(LH)分泌の性差をもたらすメタスチンニューロンの役割

    束村 博子, 足立 幸香, 山田 俊児, 本間 玲実, 上野山 賀久, 井上 金治, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 11022-11022, 2007

    メタスチン(キスペプチン)は、KiSS-1遺伝子がコードする新規神経ペプチドである。メタスチンニューロンは性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)/LH分泌の制御に中心的な役割を果たすと考えられており、その脳内分布には明瞭な雌雄差が認められる。エストロジェンの正のフィードバックによるLHサージの誘起は、雌ラットにのみ見られ、雄ラットでは見られず、この性差は、新生児期のステロイド環境により制御され…

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  • 植物性エストロジェンとその代謝産物はウシ黄体の黄体刺激因子に対する感受性を抑制する

    Piotrawaska, K.K., Woclawek-Potocka, I., Bah, M.M., Piskula, M.K., Pilawski, W., Bober, A., Skarzynski, D.J. The Journal of reproduction and development 52 (1), 33-41, 2006-02

    ...本研究は、植物性エストロジェンの活性代謝産物(equolおよびpara-ehyl-phenol)がウシ黄体に及ぼす影響について、1)ウシ黄体の黄体形成ホルモン(LH)に対する感受性、ならびにパラクラインあるいはオートクラインに作用する因子(prosaglandin E2 (PGE2) およびprosaglandin F2α (PGF2α))に対する感受性を抑制するかどうか、2)ウシ黄体からのパルス状...

    日本農学文献記事索引

  • ハイイロペリカンの頭部に認められた多ホルモン産生腺癌

    小川 秀治, 三浦 匡哉, 高橋 広志, 芝原 友幸, 門田 耕一 日本野生動物医学会誌 11 (1), 57-60, 2006

    ...腫瘍細胞において,卵胞刺激ホルモン,黄体形成ホルモン,甲状腺刺激ホルモン,副腎皮質刺激ホルモン,αメラニン細胞刺激ホルモン,成長ホルモンの存在を免疫組織化学的に証明した。本症例は下垂体原発の腺癌と思われるが,逸所性の下垂体腫瘍の可能性を完全に否定することはできない。...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • マウス卵巣におけるプロテオーム解析に関する研究

    上中 崇裕, 永井 宏平, 池上 春香, 松本 和也, 森本 康一, 佐伯 和弘, 細井 美彦, 入谷 明 日本プロテオーム学会大会要旨集 2006 (0), 20-20, 2006

    ...その後、FSHにより十分に発達した卵胞に作用するもうひとつのホルモン、黄体形成ホルモン(LH:luteinzing hormone)が卵巣に届き、卵胞からの排卵が誘起される。...

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  • 下垂体前葉におけるアネキシン5(AX5)の性周期に伴う変化と黄体形成ホルモン(LH)放出への関与

    是枝 明博, 片山 緩子, 米澤 智洋, 久留主 志朗, 汾陽 光盛 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 101-101, 2006

    ...AX5が、ラットの下垂体前葉細胞の初代培養系で、黄体形成ホルモン(LH)と卵胞刺激ホルモン(FSH)放出を促進すること、AX5mRNAに対するsiRNAが、性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)のLH放出促進作用を抑制することを明らかにしている。これらの結果は、AX5が生理的なLH放出に必須の細胞内因子として機能している可能性を示している。...

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  • ニホンザル視床下部におけるメタスチンニューロン発現部位の検索

    川原 万季, 山田 俊児, 鈴木 樹理, 上野山 賀久, 前多 敬一郎, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 90-90, 2006

    ...これまで我々はラットにおいて,メタスチンニューロンの細胞体が視床下部弓状核(ARC)に存在する事,およびメタスチンの末梢あるいは中枢への投与により黄体形成ホルモン(LH)分泌を強力に促進する事を明らかにした。サルを用いたメタスチン研究において,ヒトメタスチンの末梢あるいは中枢への投与により血中LH濃度が急激に上昇する事や,メタスチンが性成熟に重要な働きをする事が示唆されている。...

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  • 新生仔期のステロイド環境が脳内メタスチンニューロン発現に及ぼす影響

    前田 麻希, 岩田 良香, 山田 俊児, 上野山 賀久, 前多 敬一郎, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 92-92, 2006

    ...成熟雌ラットではエストロジェン(E)のポジティブフィードバック(PF)により黄体形成ホルモン(LH)サージが誘起されるが、去勢雄ラットではLHサージは誘起されない。一方出生日に去勢した雄ラットにおいて、成熟後の高濃度estradiol (高E2)投与によりLHサージを誘起できるが、新生仔期にEを処理した雌ラットでは、LHサージを誘起できない。...

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  • 黄体形成ホルモン(LH)サージ制御機構の脱雌性化に関わるエストロジェン作用部位

    岩田 良香, 榊原 基嗣, 前多 敬一郎, 束村 博子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 89-89, 2006

    ...ラットの雌では高濃度のエストロジェンを処置すると,ポジティブフィードバックにより黄体形成ホルモン(LH)サージが誘起されるが,雄では同処置がLHサージを誘起することはない。これまでの研究より,雄では新生時期の精巣から分泌されるアンドロジェンが脳内でエストロジェンに変換されて作用し,LHサージ制御機構が消失すると考えられている。...

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  • イヌ精巣由来の黄体形成ホルモンレセプターcDNAのクローニング

    川手 憲俊, 吉川 裕亮, 辻 誠, 稲葉 俊夫, 喜田 加世子, 玉田 尋通, 澤田 勉 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 102-102, 2006

    ...【目的】黄体形成ホルモン(LH)のレセプターは精巣や卵巣の細胞膜上に存在し、LHによるステロイドホルモン分泌の刺激を伝達する。同レセプターの遺伝子は、多くの動物種でクローニングされているが、イヌの性腺組織から完全長cDNAをクローニングした報告は見当たらない。そこで本研究では、イヌ精巣組織からLHレセプターcDNAのクローニングを行い、塩基配列を解析した。...

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  • 糖尿病による過食における脳内ケトン体センシングの役割

    岩田 衣世, 木下 美香, 佐藤 弘明, 束村 博子, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 9-9, 2006

    ...われわれはケトン体の第4脳室(4V)内投与により,黄体形成ホルモンのパルス状分泌が抑制され,摂食が誘起されることを明らかにした。このことから,ケトン体が負のエネルギーシグナルとして,他のエネルギー基質とともに4Vを裏打ちしている上衣細胞に感知されているのではないかと考えている。...

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  • エストロジェンの正のフィードバック制御におけるメタスチンの生理的役割

    杉浦 瞳, 山田 俊児, 足立 幸香, 松本 寛和, 上野山 賀久, 井上 金治, 束村 博子, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 91-91, 2006

    ...哺乳類の雌において,排卵は性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)サージそれに引き続く黄体形成ホルモン(LH)サージにより誘起される。これらサージ状分泌は卵胞より大量に分泌されるエストロジェンが脳に働くことにより誘起されるが,その詳細な機序はいまだ明らかではない。われわれはヒトの胎盤より発見された神経ペプチドであるメタスチンが,発情周期におけるLHサージの成立に生理的に関わっていることを発見した。...

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  • 潜在精巣のイヌにおける黄体形成ホルモンレセプターの遺伝子塩基配列の解析

    山中 尚子, 吉川 裕亮, 辻 誠, 喜田 加世子, 稲葉 俊夫, 玉田 尋通, 川手 憲俊 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 172-172, 2006

    ...そこで、本研究では、精巣下降に関わる因子のうち、黄体形成ホルモン(LH)レセプターについて、遺伝子の塩基配列を解析し、潜在精巣犬と正常犬との比較を行った。【方法】正常な小型犬(n=7)および潜在精巣を示す小型犬(n=14)の精巣を採取した。精巣組織からtotal RNAを抽出し、RT-PCR法により、LHレセプターの細胞外領域および膜貫通領域の一部のcDNAを増幅した。...

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  • ストレス条件下におけるグルココルチコイドの生殖機能維持機構の解明

    松脇 貴志, 山内 啓太郎, 西原 真杉 日本繁殖生物学会 講演要旨集 98 (0), 1-1, 2005

    ...しかし、我々はこれまで、腫瘍壊死因子-αによる黄体形成ホルモン(LH)のパルス状・サージ状分泌の抑制が、GCにより逆に緩和されることを見出した。本研究では、感染・飢餓・拘束の3種類のストレス刺激を用いて、GCの生殖機能維持作用のストレス特異性を検討し、さらにその作用機序を明らかにすることを目的とした。...

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  • 合成エストロゲンがオス成熟マカクサルの内分泌機能に及ぼす影響について

    伊藤 麻里子, 託見 健, 森 琢磨, 児嶋 千尋, 渡辺 元, 田谷 一善, 林 基治, 竹中 修, 清水 慶子 霊長類研究 Supplement 21 (0), 99-99, 2005

    ...本研究では、性成熟後のオスマカクサルに合成エストロゲンであるジエチルスチルベストロール(DES)を投与し、血液中の黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、インヒビンB、エストラジオール、テストステロン、レプチン濃度について調べた。<br> (材料および方法)性成熟後のオスのマカクサルにDESを4日間または10日間投与し、投与前、中、後に採血を行った。...

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  • 摂食と生殖の制御に関わる脳内ケトン体センサー細胞

    岩田 衣世, 木下 美香, 佐藤 弘明, 束村 博子, 前多 敬一郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 98 (0), 78-78, 2005

    ...本研究グループはケトン体の第4脳室(4V)内投与により,黄体形成ホルモンのパルス状分泌が抑制され,摂食が誘起されることを明らかにした。このことから,ケトン体が負のエネルギーシグナルとして,血糖など他のエネルギー基質とともに4V上衣細胞に感知されるという仮説を提唱している。...

    DOI

  • 内分泌撹乱物質がオスマカクサル内分泌機能に及ぼす影響-血中ホルモン動態

    伊藤 麻里子, 森 琢磨, 託見 健, 児嶋 千尋, 渡辺 元, 田谷 一善, 林 基治, 竹中 修, 清水 慶子 霊長類研究 Supplement 20 (0), 118-118, 2004

    ...得られた血液について黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、レプチンをラジオイムノアッセイ法、インヒビンBをエンザイムイムノアッセイ法にて測定した。また投与後の精巣の長径および短径を測定し、外部生殖器の形態学的変化について調べた。さらにDES投与後、精巣を4%パラホルムアルデヒドで固定し、パラフィン切片を作製した。...

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  • 日本のトキの復活は可能か -トキの人工繁殖のために開発した内分泌学的方法-

    石居 進 日本野生動物医学会誌 4 (1), 9-16, 1999

    ...雌の場合, 卵巣が発達しているにもかかわらず排卵がおこらないのならば, 生殖腺刺激ホルモン(黄体形成ホルモン)投与で排卵を誘起する。もしも卵巣が発達していない場合には浸透圧ポンプで生殖腺刺激ホルモンを連続的に投与して卵巣を発達させ, 続いて注射で生殖腺刺激ホルモンを与えて(人工的に黄体形成ホルモン・サージを起こす)排卵を誘起する。...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 周排卵期の神経内分泌

    束村 博子 Journal of Reproduction and Development 44 (6), j81-j90, 1998

    The brain mechanism governing pulsatile GnRH release, which induces pulsatile LH secretion from the pituitary, plays a key role to maintain the ovarian cyclicity. The frequency of GnRH/LH pulses is …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献62件

  • 卵巣奇形腫の手術 : 両側例における卵巣温存手術と内分泌機能について

    池田 均, 鬼形 和道, 平戸 純子, 鈴木 則夫, 高橋 篤, 黒岩 実, 土田 嘉昭 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 34 (6), 1059-1063, 1998

    ...小児卵巣奇形腫に対する腫瘍摘出術の卵巣機能温存効果を内分泌学的に評価することは, 一般に片側例では対側の機能代償のため困難である.今回, 異時性両側性卵巣奇形腫の1例を経験したのを機に腫瘍摘出後の卵巣機能を内分泌学的に検討し, 腫瘍摘出術の卵巣機能温存効果の評価を行った.両側手術後の血中黄体形成ホルモン(LH), 卵胞刺激ホルモン(FSH), エストラディオール(E_2)はいずれも正常範囲内であり,...

    DOI 医中誌 被引用文献2件 参考文献14件

  • 牛の胚移植に関する研究(4) : 過剰排卵処理に用いるFSHの投与量と製剤について

    阪田, 昭次, 松岡, 一仁, 藤山, 繁, 藤井, 陽一 山口県畜産試験場研究報告 (13) 23-28, 1997-03

    ...しかし、FSH-Wの投与で未受精卵率の低下(P<0.01)がみられ、ホルモン中の黄体形成ホルモンの含量が未受精卵率に影響するのではないかと考えられた。これらのことから、黒毛和種経産牛の過剰排卵処理においては、FSH-Wの20mgを減量投与することにより、バラツキの少ない採卵成績が得られ、より多くの正常胚が得られるものと思われた。...

    日本農学文献記事索引

  • 牛の胚移植に関する研究(4)

    阪田 昭次, 松岡 一仁, 藤山 繁, 藤井 陽一 山口県畜産試験場研究報告 (13) 23-28, 1997-03

    ...しかし、FSH-Wの投与で未受精卵率の低下(P<0.01)がみられ、ホルモン中の黄体形成ホルモンの含量が未受精卵率に影響するのではないかと考えられた。これらのことから、黒毛和種経産牛の過剰排卵処理においては、FSH-Wの20mgを減量投与することにより、バラツキの少ない採卵成績が得られ、より多くの正常胚が得られるものと思われた。...

    日本農学文献記事索引

  • シバヤギにおける能動的および受動的性行動とLHサージの時間的関係

    岡田 美和子, 濱田 知宏, 武内 ゆかり, 森 裕司 The Journal of Veterinary Medical Science 58 (11), 1085-1089, 1996

    The temporal relation between the luteinizing hormone (LH) surge and the occurrence of two components of sexual behavior was investigated in female goats. Behavior observation and blood sampling …

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献4件 参考文献28件

  • 豚下垂体前葉におけるLH陽性細胞の免疫組織学的研究

    岡本 芳晴, 極山 太, 南 三郎, 松橋 晧 The Journal of Veterinary Medical Science 55 (6), 937-940, 1993

    Anterior pituitary glands were removed from 18 sows at different stages of their estrous cycle to immunohistologically study the relationship between the stage of the estrous cycle and state of the …

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • 牛の卵巣静止に関する研究

    加茂前 秀夫 家畜繁殖学雑誌 36 (5), 11P-22P, 1990

    In this study, action of luteinizing hormone releasing hormone analogue (LH-RH-A), human chorionic gonadotrophin (hCG) and pregnant mare serum gonadotrophin (PMSG), response to the hormones, and …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件

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