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検索結果 180 件

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  • ウシ黄体における抗ミューラー管ホルモンおよび受容体発現

    山口 凜, 作本 亮介, 松浦 馨, 澤井 健, 古山 敬祐, 大久保 倫子, 相馬 幸作, 平山 博樹 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-8-P-8, 2021

    ...AMHタンパク質は,小型黄体細胞と大型黄体細胞のいずれの細胞においても検出された。また,AMHR2タンパク質は、形成期では少なくとも小型黄体細胞で検出され,中期以降は小型および大型黄体細胞の両方で検出された。AMHのmRNAおよびタンパク質発現量は,黄体期を通して一定であった。一方,AMHR2 mRNA発現量は,中期で最も高く,退行期との間に有意差(p<0.05)が認められた。...

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  • Glucose 供給の低下はウシ黄体の構造的退行に関与する

    西村 亮, 神保 葵, 長谷川 啓喜, 山下 真路, 山口 武視, 菱沼 貢, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-12-P-12, 2019

    ...本仮説を明らかにする目的で,本研究ではGLU の除去あるいはGLUT1 の阻害がウシ黄体細胞のアポトーシスに及ぼす影響について検討した。...

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  • 組織学的な地図づくりと正常および病態におけるサブタイプ特異的なガレクチンの役割

    小林(仁尾) 純子 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 30 (172), SJ47-SJ53, 2018

    ...黄体細胞で得られた所見に基づいて、ガレクチンの発現調節機構についても考察している。これまでに様々な複合糖質がガレクチンのリガンドとして同定されているが、ガレクチンを発現する細胞により、リガンドとなる複合糖質は異なる。細胞の生理学的および病理学的な状態が、ガレクチン発現、および、細胞が発現する糖鎖構造に影響を与える。成長因子、栄養素、酸素濃度などの細胞外環境がこれらを調節しているのだろう。...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • ラットの妊娠黄体におけるオートファジー機構の発現とその役割

    浅川 晃士, 石渡 友梨, 大石 泰彰, 岡 翔太, 杉山 真言, 寺島 涼太, 汾陽 光盛, 久留主 志朗 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), P-50-P-50, 2018

    ...Bafiを投与すると,72時間後(PRG18)の黄体細胞のサイズが有意に減少した。無処置群や対照群において通常PRG23の早朝に起こる分娩が,Bafi投与群では半日~1日早まる個体や逆に遅延する個体が見られるようになった。PRG18における血中P4濃度は,PRG23に産まれた群に比べて早産となった群では低く,遅延した群では高くなる傾向がみられた。...

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  • ウシ黄体細胞における LH 感受性とコラーゲンの関係

    丸尾 直奈, 羽柴 一久, 渡邊 大輔, 木村 康二 日本繁殖生物学会 講演要旨集 111 (0), OR2-22-OR2-22, 2018

    ...<p>【目的】黄体細胞は豊富な細胞外マトリックス(ECM)に取り囲まれていることが報告されており,黄体形成や血管新生において重要な役割を果たす。黄体の主なECMはⅠ型コラーゲンであるが,コラーゲンと黄体機能の関係について明らかではない。本研究では,ウシ黄体細胞のコラーゲンを用いた培養おける黄体機能について検討した。...

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  • プロスタグランジンE産生の低下はヒト黄体の退行に重要である

    小林 純子, 岩永 敏彦, DUNCAN Colin W. 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), OR2-35-OR2-35, 2016

    ...PGEは,ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)と同様に,黄体細胞におけるステロイドおよびPGE産生を刺激し,黄体退行因子の発現を抑制した。一方,PGFは顕著な作用を示さなかった。PTGESは顆粒層黄体細胞の細胞質に発現し,黄体組織における<i>PTGES</i>の発現はプロゲステロン合成酵素(<i>HSD3B1</i>)の発現と正の相関関係にあった。...

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  • 黄体におけるガレクチンの発現プロファイルと予想される役割

    小林 純子, 羽柴 一久, 佐野 栄宏, 奥田 潔, Duncan W. Colin, 岩永 敏彦 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 28 (162), J71-J76, 2016

    ...黄体細胞におけるガレクチンの発現は、プロラクチン、黄体形成ホルモン、ヒト絨毛性ゴナドトロピン、プロスタグランジンEおよびFなどの既知の内分泌および局所因子により調節をうけた。興味深いことに、ST6GAL1により転移されgalectin-1と糖鎖との結合を阻害するα2,6シアル酸が、すべての動物の退行期黄体で増加していた。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献26件

  • マイクロミニピッグの雌性生殖器の発達と発情周期に伴う組織学的変化

    寒川 彰久, 大竹 正剛, 塩谷 聡子, 柴田 昌利 日本毒性学会学術年会 43.1 (0), P-36-, 2016

    ...黄体期の卵巣では初期から中期に進むにつれて黄体細胞が発達し、卵管では線毛上皮細胞が優勢で、子宮では高さの増した円柱粘膜上皮が陥入し子宮腺が発達していた。PAS染色ではCall-exner bodyや透明帯、黄体期の子宮腺等が陽性を呈していた。【考察】雌性生殖器は動物種や発情周期等により組織像は大きく異なることから、基本的な組織像を把握しておくことが非常に重要となる。...

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  • ラット性周期黄体におけるMilk fat globule-EGF factor 8(MFG-E8)mRNAの局在

    末岡 花菜子, 宮田 奈緒, 松村 竜, 山田 峻彰, 松井 陸, 代田 欣二, 太田 亮, 代田 眞理子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), P-3-P-3, 2016

    ...以上の結果から,退行黄体では異なる細胞死が生じそれぞれにマクロファージが出現するもののその性質は異なることが示唆されたが,黄体細胞における<i>MFG-E8</i>の役割は不明である。</p>...

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  • ウシ黄体維持機構におけるepidermal growth factor receptorのcore fucosylationの役割

    羽柴 一久, 小林 純子, 佐野 栄宏, 前田 恵, 木村 吉伸, 奥田 潔, 木村 康二 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), OR2-33-OR2-33, 2016

    ...2) 黄体細胞のEGFR糖鎖はcore fucosylationを受けていた。3) 黄体細胞の糖タンパク質のcore fucosylationレベルと生存率は,α-fucosidase添加区において減少し,P4産生に変化はなかった。EGFによる生存率の増加は,α-fucosidaseの共添加により減少し,P4産生に変化はなかった。...

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  • ウシ黄体退行における testosterone の役割

    入江 結唯, 羽柴 一久, 木村 康二, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), OR2-34-OR2-34, 2016

    ...中期および後期黄体細胞における24および48時間培養上清中P4濃度においてTの影響は認められなかった。また,中期黄体細胞における細胞生存率は,いずれの培養時間においてもTの影響は認められなかった。...

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  • ウシ黄体における testosterone 合成酵素の遺伝子発現

    入江 結唯, 羽柴 一久, 吉岡 伸, 木村 康二, 山本 ゆき, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 108 (0), P-36-P-36, 2015

    ...さらに,黄体においてTが産生され,培養黄体細胞においてTがprogesterone (P4)分泌を低下させることから,Tが黄体において局所機能調節因子として働くことが考えられている。また,Tは2つの経路によって合成される(pregnenolone (PREG)→P4→TとPREG→dehydroepiandrosterone (DHEA)→T)。...

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  • Swainsonine の糖鎖合成阻害によるウシ黄体機能への影響

    佐野 栄宏, 羽柴 一久, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), P-44-P-44, 2014

    ...(結果) 1. 0.1 μg/ml以上の濃度のSWはウシ培養黄体細胞の糖鎖合成を阻害した。2. SWは培養黄体細胞の生存率を変化させなかった。3. LH処理による培養黄体細胞のP4分泌の増加は,SWによって抑制された。(まとめ) ロコ病の症状を呈する家畜において,血中のSWレベルは0.1 μg/ml前後であることが報告されている。...

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  • 発情周期を通じたウシ黄体におけるシアル酸および siglec 1 の 発現ならびに局在に関する研究

    羽柴 一久, 佐野 栄宏, 小林 純子, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), P-42-P-42, 2014

    ...α2,3 と α2,6 シアル酸は発情周期を通じて血管内皮細胞に認められ,退行期の黄体細胞では細胞膜に局在した。以上から,ウシの構造的黄体退行において,siglec 1 を発現するマクロファージは,血管内皮細胞および黄体細胞のシアル酸を認識することで細胞を貪食し,黄体の縮小に関与することが示唆された。...

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  • ウシ黄体細胞における matrix metalloproteinases (MMPs) 発現および発現調節因子の検討

    阿部 洋典, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), OR2-8-OR2-8, 2014

    ...黄体細胞がリンパ管へ流出するためには黄体細胞が黄体組織から分離される必要があることから,本研究では黄体細胞が MMPs を産生分泌し,ECM を分解することでリンパ管へ流出するという仮説を立て,黄体細胞における MMPs 発現ならびに黄体退行因子の及ぼす <i>MMPs</i> mRNA 発現への影響を検討した。...

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  • 性周期回帰ラット黄体の形態的退行におけるautotaxin(ATX)の組織 リモデリング調節作用

    久留主 志朗, 増田 加奈子, 治田 悟, 汾陽 光盛 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), OR2-7-OR2-7, 2014

    ...通常の卵巣で,組織学的に健常な黄体細胞で占められるstage 1の黄体では,単位面積当たりの好中球とMφの数も少ないが,細胞死を含む炎症様の像が見られるstage 2ではその部位に集簇し数も約2倍に増えた。以後,炎症様変化の収束と結合組織への改変に伴い,しだいに貪食細胞の数も減少して行った。抗ATX抗体と化学阻害薬S32826によりstage 1での好中球が増加し,LPCやLPAの投与で減少した。...

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  • Galectin-1によるウシ黄体機能維持機構の解明

    佐野 栄宏, 羽柴 一久, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), OR1-6-OR1-6, 2013

    ...細胞表面上でGAL1が糖鎖と結合しているかどうかを調べるために,培養黄体細胞にLactoseまたはSucroseを添加し,GAL1の細胞表面での発現量を調べた。3. 培養黄体細胞にGAL1を添加し,細胞生存率およびP4 分泌への影響を調べた。4....

    DOI 医中誌

  • 細胞の低密度環境はウシ黄体のエストロジェン分泌を刺激する

    吉岡 伸, 作本 亮介, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), P-52-P-52, 2013

    ...そこで本研究ではウシ黄体機能に及ぼす細胞密度の影響を調べる目的で,1) 発情周期を通じたウシ黄体組織における P4 および E2 分泌を検討すると共に,2) 培養黄体細胞の P4 および E2 分泌に及ぼす細胞密度の影響についても検討した。P4 および E2 分泌は共に黄体初期に高く,退行期に向かうに従って減少した。P4 分泌は細胞密度に関わらず一細胞当たりの分泌量に変化は認められなかった。...

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  • Calpain-Calpastatinシステムが黄体細胞への分化を誘導する

    川島 一公, 島田 昌之, 河村 和弘 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), AW-1-AW-1, 2013

    ...その後,顆粒層細胞/黄体細胞を回収し,<i>Calpain 1</i>,<i>Calpain</i> 2,<i>Calpastatin,</i>E2合成酵素,P4合成酵素の遺伝子発現と,Calpainの酵素活性を測定,組織切片で形態観察した。さらに体外培養を行い抑制剤投与/未投与区で,E2合成酵素とP4合成酵素に関与する遺伝子と,培液中のE2とP4量を計測した。...

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  • ウシ黄体における galectin-3 の β1 integrin を介した黄体退行機構の解明

    羽柴 一久, 佐野 栄宏, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 106 (0), AW-2-AW-2, 2013

    ...我々は,ウシ退行黄体の黄体細胞においてGal-3が高発現し細胞膜に局在すること,Gal-3は黄体細胞のアポトーシスを誘導することを明らかにした。しかし,ウシ黄体細胞におけるGal-3発現及び分泌調節因子,Gal-3のターゲットタンパク質について詳細は明らかではない。...

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  • 囮受容体3は黄体退行の制御に関わる

    眞鍋 昇, 高橋 創, 小野山 一郎, 東福 望, 後藤 康文, 李 俊佑, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 1095-, 2012

    ...黄体細胞に発現している囮受容体3がアポトーシス抑制因子として働いていることが推察された。...

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  • 黄体細胞の NO 分泌ならびに局所調節因子としての黄体細胞由来 NO の影響

    法上 拓生, 作本 亮介, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 205-, 2012

    ...ウシ顆粒層細胞において NO 合成酵素 (NOS) の発現することから、黄体細胞においても NOS の発現する可能性があるものの詳細は分かっていない。そこでウシ黄体退行機構に関する研究の一環として、ウシ黄体細胞における NO 分泌調節機構および黄体細胞が分泌する NO が黄体細胞自身に及ぼす影響を調べた。...

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  • ウシ黄体における galectin-3 の役割に関する研究

    羽柴 一久, 法上 拓生, 小林 純子, 作本 亮介, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 207-, 2012

    ...我々はウシ黄体において発情周期を通じて galectin-3 発現が退行期に高く、黄体細胞に局在することを明らかにしてきた。このことから、galectin-3 は黄体細胞の生存を調節することで黄体退行に関与すると考えられるが詳細は明らかでない。...

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  • 黄体周期を通じたウマ黄体における AKR1C23 発現

    香西 圭輔, 法上 拓生, 高橋 昌志, 阪谷 美樹, Tomas ACOSTA, 南保 泰雄, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 1096-, 2012

    ...構造的退行は黄体細胞のアポトーシスによるものと知られているが,機能的退行機構には不明な点が多く残されている。...

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  • 抗酸化酵素を介した黄体形成ホルモン (LH) の黄体機能維持機構

    川口 翔太, 奥田 潔, 作本 亮介 日本繁殖生物学会 講演要旨集 105 (0), 3-, 2012

    ...2) ウシ黄体細胞に LH と SOD 阻害剤である diethyldithiocarbamate (DETC,100µM) を添加し 24 時間培養後,細胞生存率を WST-1 法により調べた。3) 排卵周期各期のウシ黄体組織における SOD1,SOD2 及び CATA mRNA 並びにタンパク質発現を調べた。...

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  • ウシ黄体における galectin-3 の発現およびその役割に関する研究

    羽柴 一久, 法上 拓生, 吉岡 伸, 作本 亮介, 小林 純子, ACOSTA Tomas J, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 1055-1055, 2011

    ...また、免疫組織化学では、galectin-3 は発情周期を通じて黄体細胞に発現し、退行期に最も顕著な発現を示した。一方、血管内皮細胞には発情周期を通じて顕著なgalectin-3 発現は認められなかった。  ...

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  • ウシステロイド合成細胞の増殖能に関する研究

    吉岡 伸, ACOSTA Tomas J, 作本 亮介, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 1054-1054, 2011

    ...【目的】ウシにおいて排卵後に形成される黄体は、10 日間でその重量が約 20 倍に成長することが知られているが、この黄体の成長は黄体細胞の増殖ではなく、サイズの増加であると考えられている。近年、霊長類の黄体細胞に細胞増殖の指標である Ki-67 タンパク質の発現することが報告されたことから、ウシ黄体細胞の増殖する可能性が示唆されるが、その詳細は明らかではない。...

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  • ウシ中期黄体由来血管内皮細胞におけるアポトーシス誘導機構に関する研究

    小田 朗博, 法上 拓生, 作本 亮介, ACOSTA Tomas J, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 104 (0), 316-316, 2011

    ...妊娠が成立しないと黄体は退行するが、黄体退行には黄体細胞のアポトーシスが重要な役割を果たしている。アポトーシスにはデスレセプター、caspases、BCL2 ファミリー等のアポトーシス誘導シグナルが関与することが知られている。我々は、これまでにウシ黄体細胞において腫瘍壊死因子 (TNF) や interferon γ (IFNG) がアポトーシスを誘導することを明らかにした。...

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  • 雌アジアゾウ卵巣における卵胞発育メカニズム

    田谷 一善, 山本 ゆき, 山本 達也, 渡辺 元, KAEWMANEE Saroch, 成島 悦雄, LUDERS Imke, HILDEBRANDT Thomas B., NIEMULLER Cheryl, GRAY Charlie 日本繁殖生物学会 講演要旨集 103 (0), 62-62, 2010

    ...(1)卵胞顆粒層細胞と黄体細胞にインヒビンα鎖、βA鎖、βB鎖及び3β-HSDとアロマターゼの局在が認められた。(2)卵胞液及び黄体ホモジネイト中にインヒビンの免疫活性、卵胞液に生物活性が認められた。(3)インヒビンは、第一LHサージ(anLH)後、プロジェステロン(P)は、第二LHサージ(ovLH)後から血中濃度が上昇した。...

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  • 豚の偽妊娠および妊娠黄体におけるtumor necrosis factor (TNF)-α関連因子の発現解析

    鈴木 千恵, 山田 学, 吉岡 耕治, 野口 倫子, 眞鍋 昇 日本繁殖生物学会 講演要旨集 103 (0), 115-115, 2010

    ...偽妊娠黄体中のTNFRII とTRAF2陽性細胞は共に,D13では黄体辺縁部及び血管周囲の間質細胞に認められたが,D17では黄体細胞に確認された。D13の妊娠黄体では,TNFRII とTRAF2陽性細胞は共に,間質細胞及び黄体細胞に認められたが,D17では両蛋白は異なる細胞に発現し,TNFRIIは黄体細胞に,TRAF2は間質細胞で確認された。...

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  • ブタの黄体退行の調節には細胞死リガンドTNFSF14が関与している

    小野山 一郎, 高橋 創, 後藤 康文, 高 紅梅, A.K.M.A KABIR, 李 俊佑, 奥田 潔, 眞鍋 昇 日本繁殖生物学会 講演要旨集 103 (0), 117-117, 2010

    ...併せて初代培養黄体細胞を用いてTNFSF14の役割を調べた。【結果】TNFSF14は黄体細胞に発現しており、黄体の退行にともなって増加した。黄体期の黄体から調製した初代培養黄体細胞をTNFSF14添加培地中で培養したところ、細胞生存率は低下し、caspase-3活性が高まった。...

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  • ウシ白血球のVEGFシステムによる遊走性制御と黄体機能への影響

    小林 明由未, 白砂 孔明, Jiemtaweeboon Sineenard, Elseady Yossef, 松本 悠, 清水 隆, 宮本 明夫 日本繁殖生物学会 講演要旨集 103 (0), 114-114, 2010

    ...発情周期初期または中期のウシ黄体細胞を単離し,24時間馴致培養後,同じ発情周期から得た顆粒球または単核球と共培養した。同時に,白血球と黄体細胞の接着がない区も設けた。8時間後に培養液を回収し,EIA法を用いてP濃度を測定した。発情周期初期及び中期両区のウシ黄体細胞において,顆粒球と単核球はP分泌を有意に刺激した。また,黄体細胞との接着の有無に関わらず単核球添加区で有意にP分泌が刺激された。...

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  • ウシ周期性黄体における腫瘍壊死因子とその受容体の局在に関する研究

    作本 亮介, Vermehren M, Kenngott RA, 奥田 潔, Sinowatz F 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1058-1058, 2009

    ...【結果】1)黄体における<I>TNF</I>遺伝子発現は免疫細胞だけでなく、大型黄体細胞や小型黄体細胞でも認められたが、血管内皮細胞には顕著な発現は認められなかった。同様にTNFタンパク発現も発情周期を通じて大型・小型黄体細胞に認められた。また、TNF-RIとTNF-RIIの遺伝子ならびにタンパク発現は、大型黄体細胞や小型黄体細胞だけでなく血管内皮細胞でも認められた。...

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  • ウシ黄体でのVEGF-Vasohibinシステムの発現と調節

    小林 明由未, 笹原 希笑実, 白砂 孔明, 赤刎 幸人, 松井 基純, 清水 隆, 宮本 明夫 日本繁殖生物学会 講演要旨集 102 (0), 1057-1057, 2009

    ...成熟した黄体は50%以上の血管内皮細胞(EC)と30%程度の黄体細胞(LC)から成り、血管が密に存在している。しかし、妊娠不成立時には子宮からのプロスタグランジンF<SUB>2α</SUB>(PG)の刺激で血管機構が崩壊し、P分泌が減少して黄体は退行する。このように黄体の形成から退行までには厳密な血管調節機構が存在する。...

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  • FGF2のウシ中期黄体における作用:抗体投与モデルを用いた解析

    関 史啓, 永井 香也, 白砂 孔明, 松井 基純, 佐々木 基樹, Dieter Schams, 宮本 明夫 日本繁殖生物学会 講演要旨集 101 (0), 536-536, 2008

    ...従って,ウシ中期黄体におけるFGF2作用の抑制は,血中P濃度と黄体内局所血流には影響を与えないこと,黄体細胞の増殖および黄体体積の増加を引き起こすことが示された。以上のことから,初期黄体で血管新生に関与しているFGF2は,中期黄体では黄体細胞へと標的細胞を移行させ,過度な黄体細胞の増殖を調節することで中期黄体の安定化に作用している可能性が示唆された。...

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  • ウシ黄体細胞におけるアポトーシス抑制因子としての黄体形成ホルモン (LH) の役割

    Bowolaksono Anom, 西村 亮, Acosta Tomas, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 101 (0), 540-540, 2008

    ...最近の研究において LH がヒト卵巣上皮細胞のアポトーシスを抑制することが示されているが,ウシ黄体の構造的退行において誘導される黄体細胞のアポトーシスと LH の関係は解明されていない。そこで本研究では,サイトカインによってアポトーシスを誘導した黄体細胞において,LH の影響について検討した。 【方法】ウシ中期黄体より黄体細胞を単離し,12 時間予備培養した。...

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  • ヤギおよびブタ卵巣におけるメタスチンの局在

    平野 隆之, 岡村 裕昭, 上野山 賀久, 束村 博子, 前多 敬一郎, 井上 直子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 101 (0), 128-128, 2008

    ...また黄体細胞においてもメタスチン免疫活性は観察されなかった。一方GnRH陽性細胞は三次卵胞以降の卵胞の顆粒層細胞にのみ局在がみられ、メタスチン陽性細胞と全く逆の発現パターンを示した。これらのことより、ヤギおよびブタ卵巣におけるメタスチンは、GnRH分泌を促進する中枢系のメタスチンとは異なった機能を持ち、初期卵胞の発育ならびに卵胞腔形成に関与している可能性が示唆された。...

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  • 妊娠認識時におけるウシ周期黄体から初期妊娠黄体への血管構造の移行過程

    永井 香也, Beindorff Nicola, 白砂 孔明, Bollwein Heinrich, 佐々木 基樹, 清水 隆, 宮本 明夫 日本繁殖生物学会 講演要旨集 101 (0), 104-104, 2008

    ...また P450scc の染色から黄体細胞数を算出した。さらに,ISG15 と血管新生因子である,血管内皮増殖因子(VEGF)のアイソフォームである VEGF121 と VEGF165,アンギオポエチン(Ang)-1 と Ang-2 mRNA 発現をRT-PCR 法によって測定した。解析は黄体の中心部と周辺部に区分して黄体局所別に行なった。...

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  • ラット黄体形成過程におけるSkiの発現

    金 鉉, 山内 啓太郎, 松脇 貴志, 西原 真杉 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 11048-11048, 2007

    ...【結果と考察】hCG投与3、6時間後に見られた排卵直前の顆粒膜細胞、およびhCG投与12、24、48、96時間後の黄体細胞のそれぞれにおいてSki陽性細胞が観察され、特にhCG投与24時間以降に染色性がより強くなる傾向が認められた。一方、TUNEL陽性細胞はどの時期にも見られなかった。...

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  • ウシ黄体におけるPGF<SUB>2α</SUB>レセプター発現と局在の検討

    赤刎 幸人, 白砂 孔明, 朝日 隆行, 佐々木 基樹, 宮本 明夫 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 11049-11049, 2007

    ...FPrタンパクは黄体細胞だけでなく,大型の抵抗血管や毛細血管の両方の血管内皮細胞でも局在が見られた。FPrタンパク発現は,FPr mRNAと同様に黄体細胞では初期,中期,後期で一定量の発現を示し,退行期で減少した。しかし,退行期黄体での血管内皮細胞におけるFPrタンパク発現量は黄体細胞に比べその減少が少なかった。...

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  • ウシ黄体由来血管内皮細胞における一酸化窒素 (NO) 合成酵素タンパク発現調節機構に関する研究

    吉岡 伸, Acosta Tomas J., Lee Seung-Hyung, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 11050-11050, 2007

    ...【目的】我々は,ウシ黄体細胞において一酸化窒素 (NO) が progesterone (P4) 分泌を抑制するとともにアポトーシスを誘導することを明らかにし,ウシの黄体退行機構における NO の重要性を示唆してきた。昨年の本大会では,腫瘍壊死因子 (TNF) および interferon γ (IFN) がウシ黄体由来血管内皮細胞 (LEC) の NO 合成を刺激することを示した。...

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  • ウシ黄体細胞におけるアポトーシス抑制因子としての prostaglandin F2α の役割

    Bowolaksono Anom, 西村 亮, 作本 亮介, 小見山 純一, Acosta Tomas, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 20047-20047, 2007

    ...一方で,PGF2α は培養ウシ黄体細胞の P4 分泌を刺激することが示されており,ウシ黄体内における PGF2α の生理的役割は十分解明されていない。本研究では,サイトカインが誘導する黄体細胞死 (アポトーシス) に及ぼす PGF2αの影響について検討した。【方法】1) ウシ中期黄体細胞に PGF2α (1 μM) を添加し,24 時間培養後,培養上清中の P4 濃度を EIA により測定した。...

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  • ウシ中期黄体内へのbFGF抗体の局所的な投与が黄体の機能と構造に与える影響

    関 史啓, 永井 香也, 白砂 孔明, 松井 基純, Dieter Schams, 宮本 明夫 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 20045-20045, 2007

    ...また,in vitroでbFGFはウシ黄体細胞からのプロジェステロン(P)分泌を刺激する。私たちは以前,初期黄体へのbFGF抗体投与により黄体形成と血中P 濃度が抑制されたことから,bFGFのP産生および血管新生への関与を示唆した。近年の,bFGFの局在が黄体期初期から中期で血管内皮細胞から黄体細胞へ変化するという報告から,bFGFの役割が黄体ステージで異なる可能性が考えられた。...

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  • 低酸素環境はウシ黄体細胞のプロジェステロン合成を抑制することによりアポトーシスを誘導する

    西村 亮, Acosta Tomas J., 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 20048-20048, 2007

    ...我々はこれまで,低酸素環境において培養したウシ黄体細胞において,プロジェステロン (P4) 合成が低下するとともに,アポトーシスの起こることを示し,血流量の減少にともなう低酸素環境が機能的および構造的黄体退行を誘導することを示唆してきた。また,我々は以前,黄体細胞の産生する P4 が黄体細胞のアポトーシスを抑制することを示した。...

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  • ウシ黄体におけるEphB/ephrinBシステムの発現変動

    白砂 孔明, 山下 拓道, 笹原 希笑実, Albert Ricken, Katharina Spanel-Borowski, Bajram Berisha, Dieter Schams, 宮本 明夫 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 20041-20041, 2007

    ...黄体は黄体細胞や血管内皮細胞を含む様々な細胞で構成され,細胞間クロストークが重要だと考えられる。...

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  • ラット顆粒膜細胞および黄体細胞における時計遺伝子の振動リズムの内分泌調節

    吉田 薫, 賀 培建, 平田 雅美, 山内 伸彦, 橋本 誠一, 服部 眞彰 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 11037-11037, 2007

    ...ラット顆粒膜細胞および黄体細胞における時計遺伝子の振動リズムの内分泌調節<BR> ○吉田 薫1・賀 培建1・平田雅美1・山内伸彦1・橋本誠一2・服部眞彰1<BR> (九大院農1・アステラス製薬2)<BR> 【目的】視神経を介した光刺激が視交叉上核に入力し,コア時計遺伝子(Per1, Per2など)の発現を伴って神経や内分泌シグナルにより概日リズムが同期化される。...

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  • ウシ卵胞膜細胞の黄体化におけるステロイド合成の機能変化について

    村山 千明, 宮崎 均, 宮本 明夫, 清水 隆 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 11047-11047, 2007

    ...【目的】卵胞膜細胞は排卵を契機として機能および形態が顕著に変化し、黄体細胞へと分化転換する。この分化転換過程において、卵胞膜細胞はアンドロジェン(A4)産生からプロジェステロン(P4)産生へと機能変換する。...

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  • 骨髄細胞の卵巣組織への寄与

    曵地 七星, 富岡 郁夫, 佐々田 比呂志, 佐藤 英明 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 11041-11041, 2007

    ...移植後2ヵ月のBMTラット卵巣において,間質細胞,黄体細胞,卵胞内顆粒層細胞および卵丘細胞で多数のGFP陽性細胞が観察され,免疫組織化学的染色の結果でも同様の局在が認められた。一方,GFP発現を示す卵母細胞は観察されなかった。また,卵管や子宮の生殖器官,肝臓,脾臓,筋肉や消化器官などの臓器でもGFP陽性細胞が観察された。...

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  • ウシ黄体における glucocorticoid の生理的役割

    小見山 純一, 西村 亮, 李 和容, 作本 亮介, 手塚 雅文, Acosta Tomas J., 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 20010-20010, 2007

    ...本研究では,ウシ黄体における GC の生理的役割を明確にする目的で,発情周期を通じた黄体組織中の GC receptor (GC-Rα),11-HSDs 発現量および 11-HSD1 酵素活性の周期的な変化を検討するとともに,黄体細胞においてサイトカインが誘導する apoptosis (構造的黄体退行) におよぼす cortisol (Cr: 活性型 GC) の影響についてもあわせて検討した。...

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  • 偽妊娠豚における黄体の組織学的検索

    鈴木 千恵, 山田 学, 野口 倫子, 山本 佑, 中村 菊保, 吉岡 耕治 日本繁殖生物学会 講演要旨集 100 (0), 20046-20046, 2007

    ...また,透過型電子顕微鏡下で黄体細胞を超微形態学的に観察した。【結果】Day13の黄体では,各群間の組織像に差異は認められなかった。一方,Day17では,対照群において好中球浸潤を伴った黄体細胞の変性,萎縮及び壊死が顕著でTNF-α陽性細胞が検出されたのに対し,偽妊娠及び妊娠群の黄体ではこれらの所見はほとんど観察されず,TNF-α陽性細胞もほとんど検出されなかった。...

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  • TNF‐αによって誘導される培養ブタ黄体細胞のアポトーシス

    岡野, 彰, 岸, 久司, 高橋, ひとみ, 高橋, 昌志 The Journal of reproduction and development 52 (2), 301-306, 2006-04

    ...そこで、発情周期の10-14日目の交雑種の成熟雌ブタより採取した卵巣より、黄体細胞を分散し、その培養黄体細胞を用いてTNF-αとアポトーシスの関係を検討した。即ち黄体細胞の培養系へTNF-α(1、10、100、1000ng/ml)を添加し、TNF-αによってアポトーシスが誘導されるか否かを明らかにしようとした。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 医中誌 参考文献23件

  • ラット閉鎖卵胞の顆粒膜細胞におけるSkiの発現

    金 鉉, 山内 啓太郎, 西原 真杉 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 31-31, 2006

    ...その結果、顆粒膜細胞、内夾膜細胞、黄体細胞のいずれでも発現が観察された。興味深いことに顆粒膜細胞におけるSkiは卵胞により発現のみられるものとみられないものがあった。そこで、発育卵胞と閉鎖卵胞では顆粒膜細胞におけるSkiの発現が異なっている可能性を考え、隣接切片を用いて顆粒膜細胞におけるSkiの発現と細胞増殖、細胞死との関係についてさらに調べた。...

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  • ウシ黄体由来血管内皮細胞における一酸化窒素 (NO) 合成酵素 mRNA 発現

    Acosta Tomas J., 吉岡 伸, 小見山 純一, 西村 亮, Skarzynski Dariusz J., 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 34-34, 2006

    ...近年、一酸化窒素 (NO) がウシ黄体細胞のプロジェステロン分泌を抑制するとともにアポトーシスをも誘導することが示されており、ウシ黄体退行機構における NO の重要性が明らかにされつつある。しかし、ウシ黄体における NO 合成とサイトカインの関係は明らかにされていない。...

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  • カニクイザル各種臓器の凍結保存

    京野 志保, 京野 廣一, 中村 紳一朗, 大和田 哲男, 藤井 和博, 羽鳥 真功, 岡田 浩典, 下澤 律浩, 山海 直 霊長類研究 Supplement 22 (0), 89-89, 2006

    ...組織学的検索においては、サル、マウス卵巣では卵胞卵の透明帯の肥厚化、間質細胞・卵胞上皮細胞・黄体細胞の収縮が観察された。サル精巣では精細管内での精上皮系列細胞の収縮があり、核や細胞の輪郭が不明瞭であった。しかし、両種共に組織構造に大きな損傷はなかった。<br>考察: 本法により凍結融解した組織に生存細胞が存在することが確認できた。ヒトへの臨床応用を目指す場合、サル類を実験対象とする意義は大きい。...

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  • ウシ黄体における 11β-hydroxysteroid dehydrogenase type1 (11HSD1) 活性および glucocorticoid (GC) の作用機序

    小見山 純一, 西村 亮, 李 和容, 作本 亮介, 手塚 雅文, Acosta Tomas J., 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 112-112, 2006

    ...【目的】我々はウシ黄体において、1) GC receptor (GC-R) および2種類のGC転換酵素 (11HSD1および11HSD2) mRNA が発情周期を通じて発現しており、周期によって発現量に変化のあること、2) 培養中期黄体細胞に11HSD1 活性のあること、また 3) cortisol (Cr;活性型 GC) はサイトカインの誘導する細胞死を有意に抑制することを示した。...

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  • 低酸素環境による黄体退行誘導メカニズムの解析

    西村 亮, 作本 亮介, Acosta Tomas J., 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 113-113, 2006

    ...本研究では、血流量の減少にともなう低酸素環境による機能的および構造的黄体退行の誘導メカニズムを明らかにする目的で、ウシ黄体細胞のステロイド合成系およびアポトーシス誘導系におよぼす低酸素環境の影響を検討した。...

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  • PGF<SUB>2α</SUB>の黄体退行仲介因子を産生するウシ黄体由来血管内皮細胞の検討

    白砂 孔明, Ricken Albert M., 渡辺 翔, Spanel-Borowski Katharina, 宮本 明夫 日本繁殖生物学会 講演要旨集 99 (0), 114-114, 2006

    ...以上から,LECにFPrが存在しないことからPGF2αは直接的にLECからのNOやET-1を刺激するのではなく,PGF2αが黄体細胞の持つFPrへ結合し,黄体細胞とLEC間で構成されたGJをシグナルが介することで退行仲介因子を刺激する可能性が示された。...

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  • ウシ卵巣における血管系の役割

    Acosta T.J. 岡山大學農學部學術報告 = Scientific report of the Faculty of Agriculture, Okayama University (94) 63-71, 2005-02

    ...これらの成果から、ウシの卵巣生理現象(特に、排卵、黄体形成、および黄体退行)において、卵巣内の血管内皮細胞とステロイド産生細胞(卵胞内膜細胞、顆粒層細胞および黄体細胞)間にクロストーク(相互調節作用)の存在することが示唆された。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引

  • 性周期黄体の退行に伴うアネキシン5の発現

    中村 麻里, 小林 圭子, 大野 綾子, 久留主 志朗, 汾陽 光盛 日本繁殖生物学会 講演要旨集 98 (0), 56-56, 2005

    ...ラットの黄体細胞に、カルシウム依存性リン脂質結合蛋白質であるアネキシン5(AX5)が特異的に発現する。黄体のAX5は、プロジェステロン分泌の盛んな機能的黄体相に減少するが、実験的に黄体を退行させると、卵巣局所の性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)を介して、黄体細胞のAX5発現とアポトーシスの誘導されることを既に報告した。...

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  • ウシ黄体細胞における apoptosis 抑制因子の検索

    Bowolaksono Anom, 西村 亮, Acosta Tomas, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 98 (0), 55-55, 2005

    ...2) LH,IGF-1,PGE2,PGF2α および OT は黄体細胞の caspase-3 mRNA 発現を抑制するとともに,TNF および IFN,またはさらに FasL を組み合わせて処理した黄体細胞において細胞死率および caspase-3 活性を抑制した。また,LH,IGF-1,PGE2 および PGF2α は黄体細胞の P4 分泌を刺激した。...

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  • ウシ黄体退行機構における低酸素環境の意義

    西村 亮, 作本 亮介, Acosta Tomas, 奥田 潔 日本繁殖生物学会 講演要旨集 98 (0), 2-2, 2005

    ...2) 低酸素条件下において 24 時間培養することにより,黄体細胞の細胞死率,caspase-3 活性および mRNA 発現は,通常の気相で培養されたものと比較して有意に増加し,DNA の断片化および核の凝集が認められた。...

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  • ウシ黄体の機能に関する研究

    奥田 潔 Journal of Reproduction and Development 43 (6), j55-j64, 1997

    The present study was carried out to clarify the morphological and functional characteristics of the corpus luteum during the estrous cycle in cattle. The major findings are summarized as follows: …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献33件

  • 不妊発情周期における周期回帰のメカニズム

    宮本 明夫, 大谷 昌之, 小林 修一, 林 加奈子, 酒井 明子, Tomas J. ACOSTA, 小澤 崇洋, 福井 豊 Journal of Reproduction and Development 43 (6), j75-j81, 1997

    The corpus luteum (CL) of the estrous cycle in the cow is a dynamic organ with a lifetime of approximately 17-18 days. In other words, the CL regresses within a few days when pregnancy does not …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献24件

  • 生殖組織におけるアポトーシスとFas抗原

    酒巻 和弘, 米原 伸 Journal of Reproduction and Development 42 (6), j119-j126, 1996

    Fas antigen (Fas) is a cell-surface receptor molecule that mediates apoptosis-inducing signals by stimulation with Fas ligand (FasL) or agonistic anti-Fas antibodies. It has been shown that Fas and …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献37件

  • ニホンジカにおける経産指標としての黄体退縮物の有効性

    喜多 功, 江口 雅子, 高槻 成紀, 小泉 透, 坪田 敏男 The Journal of Veterinary Medical Science 57 (6), 1029-1033, 1995

    Corpora lutea of the sika deer (Cervus nippon, Cervidae) were histologically examined in order to elucidate their retrograding processes after parturition. They showed a remarkable regression within …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献15件

  • ニホンジカにおける妊娠黄体と発情黄体の退縮物の鑑別

    喜多 功, 高槻 成紀, 千葉 敏郎 The Journal of Veterinary Medical Science 56 (2), 309-314, 1994

    Histological characteristics of retrograde corpora lutea (RCL) were examined for 105 pairs of ovaries of adult female sika deer, Cervus nippon. Animals were captured in various seasons at Mt. Goyo, …

    DOI Web Site PubMed 被引用文献1件

  • ラット黄体内3β-HSD活性陽性細胞の妊娠経過に伴う形態的, 機能的変化

    宮内,文久, 加藤,紘, 鳥越,正, ミジェリィ,A.リース二世 日本産科婦人科學會雜誌 41 (5), 557-563, 1989-05-01

    ...ステロイド産生細胞の妊娠に伴う形態的および機能的変化を検討するため, 妊娠5, 10, 15, 20日目のSD系ラットより黄体細胞浮遊液を作製し, 3β水酸化ステロイド脱水素酵素活性陽性細胞 (3β陽性細胞) の数の割合と直径の変化を観察した。同時に, 黄体細胞のプロゲステロン分泌能およびhCG/LHレセプター量を測定した。...

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 妊娠15日目のラット黄体細胞におけるプロゲステロン分泌機構の解明

    宮内,文久, 猪口,博臣, 高崎,彰久, 田村,晴代, 加藤,紘, 鳥越,正 日本産科婦人科學會雜誌 41 (4), 383-389, 1989-04-01

    ...蛋白合成阻害剤であるCyclohexamide (CH) を培養液に加えても黄体細胞からのプロゲステロン分泌量に変化は認められなかったが, CHをhCGと同時に添加するとhCGの効果はCHにより阻害された。以上より, 妊娠15日目の黄体細胞のプロゲステロン分泌はコレステロールの供給に依存していることが明らかとなった。...

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 排卵誘発刺激後イエウサギ卵巣内リシパ管の電子顕微鏡的研究

    大槻,勝紀, 前田,洋一, 植木,実, 杉本,修, 鈎,スミ子 日本産科婦人科學會雜誌 39 (1), 106-112, 1987-01-01

    ...また変性した黄体細胞がしばしばリンパ管腔内に観察された。hCG投与14日後、毛細リンパ管内皮の一部は変性したが、毛細血管にはその様な変性像は観察されなかった。以上のことから、排卵過程および黄体期の卵巣内毛細リンパ管は、過剰な間質液、老廃物および卵胞膜黄体細胞由来のホルモンの運搬に関与するとともに、黄体の変性過程においても重要な役割を果たしていると考えられる。...

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 電顕オートラジオグラフィーによるヒト妊娠顆粒膜黄体細胞における蛋白合成能の解析

    頼島,信, 日浦,昌道, 野河,孝充, 永井,宣隆, 藤原,篤 日本産科婦人科學會雜誌 36 (5), 750-754, 1984-05-01

    ...ヒト初期妊娠穎粘膜黄体細胞の蛋白合成能を解析する目的で,3H-leucineを用いた経時的電顕オートラジオグラフィーを行い,とくに,非分泌蛋白の細胞内移行について検討した.chase10分では,総銀粒子数は極めて少ないが,銀粒子は主として粗面小胞体,ミトコンドリアにみられ,ゴノレジ装置,滑面小胞体,リゾゾームには認められなかった.30分では,銀粒子は滑面小胞体に軽度出現し始め,1時間,3時間では,核...

    NDLデジタルコレクション 医中誌

  • 妊娠牛における黄体細胞の微細構造

    高坂 哲也, 新村 末雄, 石田 一夫 家畜繁殖学雑誌 28 (2), 109-111, 1982

    The ultrastructure of bovine corpus luteum graviditatis (five months of pregnancy) was observed with following results obtained. (1) Large lutein cells (30-45μm in diameter). Numerous microvilli …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件

  • 7.ラット黄体相成立における中枢性調節

    高橋 迪雄, 村上 昇, 内藤 博之, 鈴木 善祐 Folia Endocrinologica Japonica 57 (2), 131-136, 1981

    ...外的刺激が神経系に受容された後に, いかにして黄体細胞の生化学的変化を伴った内分泌的変化へと結果されるかは, 長年広範な興味の対象とされてきた。その理由は, この過程に含まれる神経-内分泌反射の成立, 下垂体分泌能の変化, 黄体細胞機能の変化など, いずれの段階においても哺乳類全般に敷衛可能の重要なプリンシプルが内包されていると考えられるからであろう。...

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  • ラット妊娠黄体細胞の核封入体

    黒住 一昌 Archivum histologicum japonicum 37 (2), 109-120, 1974

    Corpora lutea of pregnancy in rats at various stages of gestation were observed with an electron microscope. Peculiar inclusions were observed in the nuclei of some lutein cells of late pregnancy. …

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  • Prolactin Bioassay

    広井 正彦 Folia Endocrinologica Japonica 47 (2), 92-109,87, 1971

    ...Prolactinの測定にはbioassayが主として用いられているが, これらの種々の測定法による測定値と反応の感度や安定性などについての判定基準がないために, これらの測定法を比較検討した.偽妊娠家兎の乳腺などのmammotropicな作用や, 黄体細胞数・性周期・decidua反応を用いるluteotropicの作用でも反応がにぶい.一方ハトの素嚢反応中, 皮内局所投与法が最も感度および安定性...

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  • スジイルカの黄体および白体に関する生物学的研究

    広瀬 慶二, 粕谷 俊雄, 梶原 武, 西脇 昌治 哺乳動物学雑誌: The Journal of the Mammalogical Society of Japan 5 (1), 33-40_2, 1970

    ...しかし, 妊娠末期には黄体細胞の退行変性像がみられる。3) 白体の蓄積数は左右の卵巣で異なる。4) 白体は3つのStageに分けられ, , 一生卵巣内から消失しない。5) StageIIIの白体は, ほとんど肥厚した血管壁からなり, その組織密度が高い。6) 白体には, 通常ordinaryの白体とtranslucentな白体と2つのtypeが観察された。...

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  • 絨毛性腫瘍担体の内分泌学的研究

    小柴 寿弥 Folia Endocrinologica Japonica 44 (5), 501-513,462, 1968

    ...絨毛性腫瘍における3β-hydroxysteroid dehydrogenase活性は, 正常妊娠初期絨毛に比して著しく低く, 本腫瘍担体の尿中性ステロイドは, 腫瘍組織ではなく, 主として担体卵巣において産生されるものと思われる.またこの尿中性ステロイド量は極めて低値であり, これは高単位に産生されるHCGが, そのtarget organたる卵巣に持続的に作用する結果, その黄体細胞が早朔には賦活...

    DOI Web Site Web Site ほか2件

  • 驢の生殖生理に關する研究

    西川 義正 日本畜産学会報 21 (2), 74-80, 1950

    The material is the ovaries of a jenny ass assumed to be in the pro-oestrus. One ovary had two follicles before and after the ovulation, while another one was in the resting period. They were …

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