泰地 秀信, 猪狩 武詔, 山田 耕三, 長嶺 真生料, 金井 弥栄
耳鼻と臨床
39
(1),
42-48,
1993
...抗生物質に抵抗性の中耳炎や, 鼻中隔穿孔, 鞍鼻, 鼻粘膜の肉芽腫性変化などがみられたときには, 血液検査および病変部の生検を行うべきである. 血液検査で血沈の異常な亢進, RA陽性, CRP強陽性, A/G比低下, フィブリノーゲン値上昇などがみられたときにはWGを強く疑う. 病理学的診断では壊死病変, 血管炎, 多核巨細胞, 炎症細胞浸潤 (とくに好中球) に注目して行う....
DOI
医中誌