検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 71,764 件

  • Chondroitin sulfate proteoglycan 4: An attractive target for antibody-based immunotherapy

    KUROKAWA Tomohiro, IMAI Kohzoh Proceedings of the Japan Academy. Ser. B: Physical and Biological Sciences 100 (5), 293-308, 2024-05-10

    <p>Multifunctional molecules involved in tumor progression and metastasis have been identified as valuable targets for immunotherapy. Among these, chondroitin sulfate proteoglycan 4 (CSPG4), a …

    DOI PubMed

  • 生物の神経回路に学ぶ省エネIoT技術

    矢嶋 赳彬 応用物理 93 (5), 289-293, 2024-05-01

    <p>神経回路の優れた特徴を模倣して情報処理ハードウェアを設計する手法は,ニューロモルフィック工学と呼ばれ注目を集めている.本稿では,アナログ回路や相転移材料を駆使した神経回路の模倣によって,優れた省エネ性を実現するIoT技術について紹介する.具体的には,神経回路を模倣した回路によって制御や学習を超低消費電力に行う取り組みと,末梢神経の温度センサを模倣したデバイスによって優れた2次元センシングを…

    DOI

  • マルチコアファイバ光ネットワークにおけるコア間クロストークを考慮した光パス更新モデル

    川口 陽大, 佐藤 丈博, 大木 英司 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (5), 286-300, 2024-05-01

    近年,5Gの進展やVirtual reality (VR)等のアプリケーションの登場により,多くの接続要求を収容できるネットワークの実現が期待されている.そこで,ネットワーク資源の利用効率の向上が期待できるエラスティック光ネットワークに注目が集まっている.一方,次々と新たな光パス要求が到着あるいは既存の光パスが削除されるようなエラスティック光ネットワークでは,スペクトルの断片化に対処するために,…

    DOI

  • 外部階段の視覚的誘引性に関する研究

    牛尾 翔太, 兵郷 喬哉, 小南 弘季, 川添 善行 日本建築学会計画系論文集 89 (819), 789-795, 2024-05-01

    ...In general, external stairs have physiological and psychological attractiveness.</p><p>3. There are differences in attractiveness among configurations.</p>...

    DOI

  • アミドの<i>N</i>-クロロ化を経由するペプチド側鎖の酸化的官能基化

    南條 毅, 松元 彩香, 大下 拓真, 竹本 佳司 MEDCHEM NEWS 34 (2), 93-96, 2024-05-01

    異常アミノ酸や大環状骨格等の特異構造を多く含むペプチド化合物は、中分子創薬における一大モダリティとして近年大きな注目を集めている。その多彩な誘導体を供給できる化学合成法の実現は重要な研究課題であり、特に伸長後のペプチド鎖に対する直接的な構造改変が実現できれば、すでに手元にある親ペプチド化合物を基に迅速な誘導体供給が可能となる。しかし、既存の手法は変換の足掛かりとして側鎖の反応性官能基を利用するも…

    DOI

  • 不動産物件画像分類におけるラベルノイズの影響

    市原 大也, 岡本 一志, 柴田 淳司 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (5), 311-322, 2024-05-01

    不動産業界では,不動産物件画像の分類のように画像を活用した研究が取り組まれているが,近年ラベルの品質の問題が指摘されている.不動産物件画像にはキッチンやトイレなどの画像に対応するラベルが1対1で存在するが,誤ったラベルが付与された画像や,複数のラベルを付与すべき画像の存在,画像が曖昧であり適切なラベルが存在しない画像,といったラベルノイズの問題がある.本研究では,3種類のラベルノイズを仮定し,そ…

    DOI 機関リポジトリ

  • 沖縄県におけるスポーツツーリズム推進の現状と課題

    稲葉, 慎太郎 天理大学学報 75 (3), 17-28, 2024-04-29

    本研究の目的は,沖縄県におけるスポーツツーリズム推進の取り組みについて,現状と課題を検証することである。沖縄が本土復帰を果たした後,日本政府は沖縄の社会的・経済的な復興に向けた振興計画を策定した。その中で,沖縄の温暖な気候や豊かな自然環境という特性を活かし,観光に特化した振興計画も策定されるに至った。2000年代以降,国の観光推進に向けた政策的基盤が整うことによって,沖縄県では県独自の観光推進計…

    機関リポジトリ

  • 病理検査室におけるCAP(College of American Pathologists)認定取得への取り組み

    成清 羊佳, 小林 隆樹, 相羽 拓矢, 国仲 伸男, 苅部 正宏, 秋元 成美, 山川 博史, 石井 源一郎 医学検査 73 (2), 337-345, 2024-04-25

    <p>近年,わが国では臨床検査の精度保証がクローズアップされ,急速に第三者認定の取得が重要視されるようになり,ISO 15189認定を取得する施設も増えてきている。一方,米国においては,CLIA’88(臨床検査改善勧告法1988)の施行によって,人の検査材料を扱うすべての臨床検査室は政府機関によって承認された臨床検査室認定機関による認定を受けなければならない。その中で,最も大規模で歴史のある精度…

    DOI

  • PET用シンチレータ開発の歴史と最新動向

    石橋 浩之 放射線 49 (2), 48-53, 2024-04-24

    ...demand for improved equipment performance due to the growing demand for cancer diagnosis using PET since 2000, there has been a vigorous search for scintillator materials with higher performance, and many attractive...

    DOI

  • 天然資源・循環資源を活用した水分解電極触媒の開発

    坂井 ありす, 杉永 滝, 恒川 舜, 友宗 真大, 吉田 真明 色材協会誌 97 (4), 109-112, 2024-04-20

    <p>産業の急速な発展にともない,大量の化石燃料が消費されることで排出される温室効果ガスが地球温暖化現象を引き起こしている。そのため,化石燃料の代替となるクリーンなエネルギーが必要とされている。そのなかでも,水の電気分解によって製造される水素の使用が注目されている。そこで筆者らは,新たな水分解触媒として,天然資源や循環資源を利用した水分解電極触媒の開発を行っている。本論文では,筆者らが開発したさ…

    DOI

  • 札幌・北海道におけるスタートアップ・エコシステム創出の現状と課題

    福島 健太 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 1-18, 2024-04-20

    本研究の目的は学術的にも実務的にも注目が集まりつつある地方のスタートアップ・エコシステムについて、その創出過程における課題を抽出し、政策提言を行うことである。具体的には、内閣府の「世界に伍するスタートアップ・エコシステム拠点形成戦略」で推進拠点都市に選出されている北海道及び札幌市を調査対象とし、起業家、投資家、支援組織担当者に対してインタビュー調査を行うことで、現場におけるスタートアップ支援の課…

    DOI

  • 持続可能な地域づくりにおけるP2M

    李 洸昊, 永井 祐二, 中野 健太郎 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 68-83, 2024-04-20

    人口減少や少子高齢化、それに加えて地域経済の停滞などにより、さまざまな地域課題が顕在化している。そのため、多様なステークホルダーの連携を基盤としながら、さまざまな地域資源を活用し、新たな地域の価値を創出して地域の魅力を高める地域マネジメント求められている。本研究では、自然と共生する町づくりとして有名な宮崎県綾町の事例を、P2Mの3Sモデルと創造的統合マネジメントから分析を行った。宮崎県綾町は、実…

    DOI

  • メタバース:もうすぐ手の届く次世代技術を麻酔・疼痛管理へ―MoT(Metaverse of Things)と生成系AIの融合がもたらすものとは?―

    小林 透, 田中 祐大, 原田 拓実, 石下 里奈, 戸川 大樹, 深江 一輝, 荒井 研一, 今井 哲郎, 鮎瀬 卓郎 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 65-71, 2024-04-15

    <p> <b>【要旨】</b> 昨今,「メタバース」と「生成AI」が注目を集めている.著者らはこれまで「メタバース」が仮想空間ではなく,現実空間の問題解決のキーテクノロジーになるのではないかと考え研究を進めてきた.そこで本稿では,著者らのこれまでの「メタバース」を活用したソリューション開発事例を紹介する.特に,現実空間の「もの」をメタバース化することで,新たな付加価値を創出する「MoT(Meta…

    DOI

  • 特集:人間工学アプローチの認知度向上に向けた方策に関する論考

    青木 洋貴 人間工学 60 (2), 60-65, 2024-04-15

    <p>人間工学アプローチの認知度向上を研究活動を通して実現していく方策について論じる.ターゲットとして企業を想定し,魅力ある研究とするために,多様な適用領域への展開と産学連携の有効性について考察する.特に方法論の開発を研究トピックとすることの有効性について焦点を当て論じる.同時にこれらの方策実施に当たって考慮すべき点についても論じる.</p>

    DOI

  • 極性有機分子の自発的配向分極現象を利用したエレクトレット型振動発電素子の動作機構

    田中 有弥, 栗原 啓輔, 阿部 直矢, 神宮 彩人, 村上 晃一, 森下 浩多, 鈴木 孝明, 山根 大輔, 石井 久夫 日本画像学会誌 63 (2), 176-184, 2024-04-10

    <p>近年,エレクトレット型振動発電素子 (Electret-based vibrational energy harvesters (E-VEHs) ) がセンサをはじめとする低消費電力デバイスの自立電源として注目を集めている.エレクトレットは半永久的に電荷,もしくは電気分極を有する絶縁体であり,E-VEHに必須の材料である.しかしながらその作製にはコロナ放電等を用いた絶縁体への荷電が必要であ…

    DOI

  • カーボンナノチューブ紡績糸を用いた環境発電用布状熱電変換素子

    中村 雅一 日本画像学会誌 63 (2), 157-167, 2024-04-10

    <p>孤立小型電子機器やセンサーネットワークの電源としてエナジーハーベスティング技術の必要性が高まっている.人体や人間の活動に伴って放出される熱は有望なエネルギー源の一つであり,熱電変換技術が注目を集めている.このとき,設置の容易さや使用者が冷たさ,硬さなどの違和感を覚えないという「使い勝手」を重視し,常在する熱流を増減させることなく,必要な電力を許されるコストで生み出せるかどうかという尺度が重…

    DOI

  • 湿度を使った発電技術と湿度変動電池

    駒﨑 友亮 日本画像学会誌 63 (2), 194-199, 2024-04-10

    <p>海洋から蒸発した水分が雨となって地上に降り注ぎ,河川を通って海洋に戻るサイクルは水の大循環と呼ばれ,水力発電はこのサイクルを利用して発電を行っている.河川は地上に局所的にしか存在しないが,空気中の水蒸気は地球上の大部分の環境でアクセス可能な資源であると言える.近年,この空気中の水蒸気 (湿度) …

    DOI

  • 候補標準物質を用いる中鎖塩素化パラフィン分析法の比較研究

    羽成 修康, 中野 武 分析化学 73 (4.5), 213-218, 2024-04-05

    <p>近年注目されている塩素化パラフィンのなかでも,中鎖塩素化パラフィン(MCCP)に関する分析法の比較研究を実施した.MCCP分析法の比較が簡便となるよう炭素数14〜17のアルカンを一定量ずつ混合した後,塩素の導入により調製したMCCP合成品を分析試料とした.別途,同族体組成比を明示した共通の定量用標品も準備し,19の参加機関と共同分析を行った.参加機関は,液体クロマトグラフィー質量分析法,ガ…

    DOI

  • 巨大創発電磁応答をもたらす高密度磁気スキルミオン物質の設計

    車地 崇, 十倉 好紀 日本物理学会誌 79 (4), 186-191, 2024-04-05

    <p>磁気スキルミオンとは固体中のスピンが渦を巻くように配列した状態である.連続体極限においてスピンの向きの連続変形では壊せない磁気構造であり,零でないトポロジカル量子数で特徴づけられる.このトポロジカルな安定性や,まるで粒子のように電流によって渦の位置を操作できることなどが注目されており,新規磁気メモリや論理素子への応用に期待が持たれている.</p><p>また磁気スキルミオンはその特殊なスピン…

    DOI

  • Computational Optical Scanning Holography

    米田, 成, Liu, Jung-Ping, 的場, 修, Saita, Yusuke, Nomura, Takanori Photonics 11 (4), 347-, 2024-04

    ...Over the past two decades, research about incoherent digital holography has continued to attract attention....

    HANDLE

  • エッジAI向けの異常検知の高精度,高速化の検討

    北野 侑弥, 中西 知嘉子 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 188-195, 2024-04-01

    本論文は,異常検知の精度を保ちつつ,処理速度を高速化する手法を提案する.近年,エッジAIは幅広い分野で活用されている.そのなかでも,コストが低い点,通信が必要ない点,消費電力が少ない点から,製造現場でエッジAIの異常検知の活用が注目されている.異常検知は,正常な画像を学習し,その特徴に近ければ正常,異なれば異常と判断する技術である.また,より細かい特徴の違いを判別するには多くの特徴をとり,多くの…

    DOI

  • 水耕栽培によるベンサミアナタバコの基礎的な栽培方法の検討

    村上 輝, 佐藤 勝, 鹿島 光司, 武山 真弓 J107-C (4), 135-136, 2024-04-01

    ベンサミアナタバコは近年提案されている植物由来のタンパク質からワクチンをつくるという手法に適した植物であるとして注目されている.我々は,この植物の安定供給に向けた栽培条件の検討を行うとともに,電気照射がもたらす生育変化について調査した.

    DOI

  • 人的資本経営に関する一考察 ― Cranet Surveyに基づく6ヵ国の比較研究 ―

    古沢, 昌之, 谷口, 智彦 商経学叢 70 (4), 135-158, 2024-03-31

    [要旨] 企業価値における無形資産の重要性が高まる中, 「人的資本経営」が注目を集めている。そこで,本論文では人的資源管理の国際比較調査である “Cranet Survey” のデータを用いて,日本・中国・英国・ドイツ・米国・カナダの6ヵ国に所在する民間企業の「人的資本経営」を巡る状況を論じる。そして,調査結果からの含意として,日本企業の特徴を抽出したい。

    機関リポジトリ

  • 大学コンソーシアム大阪の活動と期待― 関西経済の地盤沈下を食い止められるか ―

    安孫子, 勇一 商経学叢 70 (4), 1-36, 2024-03-31

    [概略]関西経済は「 一人当たり県内総生産」(全国=100)で計測したところ,期初である1955年度の121.8と比較して大きく低下し,1997年度以降24年連続で全国平均を下回り,2020年度には94.2となっている(同年度の非三大都市圏88.6を上回るが,関東圏113.0や中京圏111.2に大きく水をあけられている)。中でも,大阪府に限ってみれば,1955年度の142.7から2020年度には…

    機関リポジトリ

  • 本学発"多孔質体挿人により性能改善した微生物発電"の その後の社会実装に向けた展開

    森田, 廣 山陽小野田市立山口東京理科大学紀要 7 67-75, 2024-03-31

    本学在職中に筆者の研究室にて研究し発明した「無機多孔質体を用いた微生物燃料電池」は従来の10倍の発電出力 をもたらし、現状の化石燃料依存の電気エネルギーに置き換わる、もしくは補完する新たなエネルギーハーベスティング技術として脚光を浴びている。筆者は大学退職後、1B森田研究室の卒業生諸君とこれまで培った微生物発電の基盤技術を世に出し、人類のエネルギー問題に少なからぬ貢献をすべく、無機多孔質体を製造…

    機関リポジトリ Web Site

  • 存在論的恐怖が異性身体の選好に及ぼす影響

    長部 恵美, 福島 治 社会心理学研究 39 (3), 212-219, 2024-03-31

    ...Followed by mortality salience or control manipulation, participants were presented with 12 line drawings and asked to rank them in terms of attractiveness and other attributes....

    DOI

  • 若年就業者の自律的な援助要請に至るプロセスの探索的検討

    道谷 里英 キャリア・カウンセリング研究 25 (2), 43-54, 2024-03-31

    職場において仕事に関連する支援を求めること(援助要請)の研究が近年注目されている。本研究は,企 業や団体で働く若年就業者を対象として,職場における自律的な援助要請行動が獲得されるプロセスを明 らかにすることを目的として実施された。若年就業者13名に対して半構造化面接を行い,対象者の逐語記 録をM-GTAにより分析した結果,43 概念,15 カテゴリー,6 …

    DOI

  • 香りの不安・ストレスへ及ぼす作用に関する研究方法の文献調査

    前田 蓮歌, 張 文平, 塚原 雅貴, 及川 弘崇, 藤川 隆彦 アロマテラピー学雑誌 25 (1), 1-11, 2024-03-31

    <p>現代のストレス社会で副作用が少なく,ストレス軽減や抗不安効果をもつ鍼灸やアロマテラピーなど心身のトータルケアを期待できる代替療法が注目されている。そして,香りを用いた抗ストレスや抗うつ作用の研究も多く報告されている。しかし,それらの実験方法は統一性や体系化の確立に欠けることにより再現性が得られにくい。先行研究をもとに文献的な調査を行い,香りの研究において重要となる最適な実験方法をまとめ,今…

    DOI

  • ポリテクセンターによる離職者訓練の運営と課題 : ICTエンジニア科が生む包摂と排除の間隙

    霜永 智弘 評論・社会科学 (148) 17-38, 2024-03-31

    我が国では,企業現場での人手不足が深刻化している。他方,約183 万人もの失業者が存在し,その雇用機会もまた失われている。これらの問題を解決すべく,公的職業訓練に注目が集まる。公的職業訓練は,求職者の就業率を高め,特に女性だと,正社員雇用率と就業後の所得上昇が見込まれる。それ故に,現:岸田内閣による「『人への投資』の抜本強化」を目的とした,公的職業訓練の実施に期待が高まる。一方,我が国の公的職業…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 沿岸域教育実践者の「悩み」-東京湾岸ミュージアム懇談会の談話から-

    川辺 みどり, 尾形 歌穂, 片野 俊也, 河野 博, 小堀 信幸, 小山 文大, 鈴木 秀和, 平野 晴野, 古川 恵太, 本間 友, 丸山 啓太 沿岸域学会誌 36 (4), 35-45, 2024-03-31

    <p>沿岸域教育を担う博物館など活動主体の学芸員ら実践者の悩みを,東京湾岸ミュージアム懇談会での話し合いから抽出した。実践者の専門分野も活動形態もさまざまだが,次の5つの悩みは共通していた:体験をどう「学び」につなげるか;企画で意図した年齢層の人たちが来ない;改善に有用な,プログラム/展示についての率直な評価を知ることができない;体験活動後の興味のつながりがわからない;活動を主導する後継人材が現…

    DOI

  • サービス利用による精神価値向上のための経験価値変化モデルの提案

    堀川 将幸, 黄 輔立, 佐藤 浩一郎, 寺内 文雄 デザイン学研究 70 (4), 4_9-4_18, 2024-03-31

    <p> 本稿では,精神価値の成長,変化にともない長期利用を促すサービスデザインを行うための指針を導出することを目指す。具体的には,まず長期利用されているサービス体験を調査し,短期間,中期間,長期間の3つの利用期間ごとに,発生している価値を抽出した。抽出した価値をクラスター分析し,この結果に基づいた経験価値変化モデルを提案した。提案モデルは,短期間から長期間まで発生する「安心感」「気軽」「高揚感」…

    DOI

  • 2000年代以降のフランス食品小売業の動向

    森脇 丈子 マーケティング史研究 3 (1), 33-49, 2024-03-31

    <p> スーパーマーケットがフランスに登場して60年以上が経過した。この業界では,セルフサービスの導入や駐車場完備,店舗面積の拡大,顧客カードの導入などによって集客をはかり,ハイパーマーケットの出店も拡大してきた。これらの過程は経済成長とも足並みをそろえ,他方では小規模小売店を閉店に追い込みながら急速に広がっていった。大規模食品小売業は,プライベートブランド開発に力を入れ,他社の吸収・合併,他国…

    DOI

  • 短時間心電図データを用いた集団のストレス状態推定

    黒岩 啓吾, 石川 雄大, 崔 高超, 井上 康之, 田川 和義, 唐山 英明 日本バーチャルリアリティ学会論文誌 29 (1), 23-26, 2024-03-31

    ...<p>In recent years, online teaching has attracted attention, but compared to face-to-face teaching, it is more difficult for instructors and learners to communicate with each other, making it difficult...

    DOI

  • 観光都市空間のリズムとパターン

    及川 高 現代民俗学研究 16 (0), 19-34, 2024-03-31

    ...Kokusai-Dori is a prominent tourist destination in the prefecture, attracting not only local residents but also numerous domestic and foreign tourists....

    DOI

  • 北陸新幹線延伸に対する敦賀市民の意識 2023年秋・アンケート結果の分析

    櫛引 素夫 青森大学付属総合研究所紀要 25 (2), 18-35, 2024-03-31

    北陸新幹線は2024年3月,石川県金沢市-福井県敦賀市の区間が開業する.その半年前のタイミングで実施した敦賀市民1,200人を対象の郵送アンケート記述を目的とする.回収率は20%にとどまったが,市民の8割近くが新幹線開業を歓迎し,観光振興や駅周辺の整備,東京都や石川県,富山県とのアクセス向上への期待が高いことが分かった.半面,地元の観光面や中心市街地の魅力が限定的だと見る回答が多く,今後の対応が…

    DOI

  • 【報告】地域観光資源への興味啓発に関する試行:フィールド・ツーリズムコースにおける授業実践

    佐々木 豊志, 石塚 ゆかり, 関 智子 青森大学付属総合研究所紀要 25 (2), 53-60, 2024-03-31

    フィールド・ツーリズムは,青森県の自然・文化資源を活用した地域密着型観光の一つのモデルである.青森大学は2022年から人材育成・教育に取り組んでいる.本稿では,フィールド・ツーリズムの位置づけを明らかにするために,国際観光学の歴史的変遷を再確認し,代表的な3つの授業について報告する.これらの科目を学ぶ学生には,地域の魅力を深く掘り下げ,発信する感性と能力が求められる.

    DOI

  • ガイデッドサージェリーの現状と有用性:静的ガイドと動的ガイドの応用

    木津 康博 日本口腔インプラント学会誌 37 (1), 15-25, 2024-03-31

    <p>歯科インプラント治療では,その治療過程にデジタルテクノロジーを応用することが近年さらに注目されている.特に,補綴装置を想定したシミュレーションに基づきインプラント埋入までをガイドするガイデッドサージェリーは,併発症を回避した安全な手術が実現できるだけでなく,補綴装置を考慮した理想的な埋入位置を獲得できる.このデジタルテクノロジーを応用した補綴主導型インプラント治療であるガイデッドサージェリ…

    DOI

  • インプラント周囲骨吸収を認めた開咬患者に対し咬合再構成を行った1症例

    吉村 麻里奈, 長 太一, 長 清美, 堀 聖尚, 三冨 純一, 山田 健太郎, 長谷川 健, 瓦井 徹, 山口 一史, 竹田 智郎, 松沢 祐介, 吉村 治範 日本口腔インプラント学会誌 37 (1), 53-58, 2024-03-31

    <p>近年,インプラント周囲骨吸収に関する細菌感染以外のさまざまな要因について注目されている.そのなかでオーバーロードも重要な要因の一つとして挙げられる.しかし,インプラント周囲骨の吸収原因がオーバーロードか感染かを鑑別するのは困難である.今回我々は,咬合治療することでインプラント周囲の骨吸収が改善した症例を経験したので報告する.</p><p>患者は49歳,女性.37の歯肉腫脹を主訴に当科を受診…

    DOI

  • 沙漠での微細藻大量培養の可能性

    大島 義徳 沙漠研究 33 (4), 147-152, 2024-03-30

    <p>微細藻関連の事業の沙漠での可能性について考察した.微細藻は,太陽をエネルギーとして,CO<sub>2</sub>と水を主材料として有機物を生産する.その生産速度や面積当たりの生産効率には高い可能性があり,持続可能な社会づくりを目指す上で注目されている.筆者は,建設系の企業に所属しながら,こうした微細藻の持続可能な物質生産のポテンシャルを活かす可能性を探索してきた.その経験をもとに,沙漠で微…

    DOI

  • 国境を垣根とした偏狭性:サーベイ・データを用いた指標の導入とその分析例

    影山 純二 行動経済学 16 (Special_issue), S21-S24, 2024-03-29

    <p>グローバル化の進展とともに,国境を垣根とした偏狭性(自国に対する内集団ひいき,national parochialism)の合理性に疑問符が付くようになった.この問題に接近するに際し,従来のほとんどの研究は実験的手法を用いて偏狭性を測定している.一方,サーベイ・データを用いて偏狭性を測定・分析した研究は最近出版された1本のみである.そこで本稿では,サーベイ・データを用いた分析をその妥当性を…

    DOI

  • ASRとDEFの複合劣化メカニズムに関する実験的検討

    澁井 雄斗, 吉田 夏樹 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 335-343, 2024-03-29

    <p>コンクリートの内部膨張による劣化のうち、アルカリシリカ反応(ASR)に加えて、近年、遅延エトリンガイト生成(DEF)が注目されている。劣化の過程でASRとDEFが化学的に相互作用し反応を助長しあうと示唆されているが不明な点が多い。本研究では、コンクリート試験体中でASRとDEFの複合劣化を実験的に再現し、膨張率の測定、断面観察・元素分析を行った結果、ASRとDEFがそれぞれ単独で生じた場合…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 学校と地域をつなぐ連携支援員の教育観形成に関する研究 ―理想を具体化する過程に注目して―

    波多野 雅俊, 桑原 敏典 岡山大学教師教育開発センター紀要 14 135-149, 2024-03-29

    本研究は,外部人材の教育観に着目し,インタビュー調査を通して連携支援員の教育に関する理想とその具体化の過程を明らかにしようとするものである。対象とするのは,Y県で連携支援員として活動した経験を持つ4名である。近年,「社会に開かれた教育課程」の推進により,地域と連携した授業の開発や学校現場における「地域コーディネーター」をはじめとした連携支援員の配置が進んでいる。全国都道府県教育長協議会第2部会(…

    DOI 機関リポジトリ

  • エリアマネジメント活動に対する支払意思額と社会関係資本に関する分析

    要藤 正任, 園田 康貴, 吉田 恭 社会関係研究 3 (1), 1-12, 2024-03-29

    まちづくり分野において近年関心が高まっている「エリアマネジメント」と呼ばれる地域の住民や事業者等を主体とする活動は、活動に関わらずともその効果を受益できるというフリーライダー問題を内包している。本研究は、こうした問題の解決に寄与するといわれる社会関係資本に着目し、地域住民の社会関係資本がエリアマネジメント活動に対する自発的な金銭的負担の意向に影響するのかを明らかにしようとするものである。静岡県静…

    DOI

  • わが国オンラインゲーム運営における管理会計の役割

    関 洋平 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 32 (1), 107-124, 2024-03-28

    <p>近年の管理会計研究はコンテンツ業界もその研究対象としている.本稿では,コンテンツ業界の中でもオンラインゲームに着目し,わが国オンラインゲーム運営における管理会計の役割について検討を行う.オンラインゲームは,F2Pという基本料金無料でアイテム課金によって収益を獲得する特徴的なビジネスモデルであることが多い.そして,オンラインゲーム運営のために,DAU・課金率・ARPU・ARPPUなどの固有の…

    DOI

  • 日本の高度人材の誘致政策とドイツの事例の紹介

    カオ, テイ キャン グェット 京都先端科学大学経済経営学部論集 (7) 39-46, 2024-03-27

    要旨 人口減少による人手不足への解決策として、労働者の量的な確保のため、日本は外国人労働者の受入れを行っている。それに加えて、日本政府は生産性、国際競争力を向上するために、世界から高度人材の受入れを拡大する方針を示し、「高度外国人材ポイント制」などの優遇制度を次々に導入した。例えば、2012年5 月には「高度外国人材ポイント制」、2017 年4 …

    機関リポジトリ

  • 日本の高度人材の誘致政策とドイツの事例の紹介

    ティ キャン グェット カオ 京都先端科学大学経済経営学部論集 2024 (7), 39-46, 2024-03-27

    <p>人口減少による人手不足への解決策として、労働者の量的な確保のため、日本は外国人労働者の受入れを行っている。それに加えて、日本政府は生産性、国際競争力を向上するために、世界から高度人材の受入れを拡大する方針を示し、「高度外国人材ポイント制」などの優遇制度を次々に導入した。例えば、2012年5月には「高度外国人材ポイント制」、2017年4月の「日本版高度外国人材グリーンカード」、2023年4月…

    DOI

  • 極低温不揮発FPGAを対象とした誤り耐性量子コンピュータ向け表面符号復号器のRTL設計

    中村, 徹舟, 宮村, 信, 井上, 弘士, 川上, 哲志, 阪本, 利司, 多田, 宗弘, 谷本, 輝夫 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 17 (1), 13-25, 2024-03-26

    量子ハードウェアは高いエラー率を示すため,量子誤り訂正技術の実現が不可欠である.特に,表面符号は高いエラー訂正性能を持つ誤り訂正符号として注目されている.本研究では,極低温環境で動作可能なNanoBridge-FPGAへの実装を目指し,iterative greedyアルゴリズムを用いた表面符号復号器のRTL設計を行った.設計した復号器は,先行研究と同じ誤りシミュレータを用いて動作検証を行い,レ…

    情報処理学会

  • 内受容感覚と神経心理学

    寺澤 悠理 神経心理学 40 (1), 12-19, 2024-03-25

    <p>内受容感覚は,主に身体内部の状態についての感覚である.内臓の活動やそれに関連する感覚や痛みなど,身体内部状態の変化がこの感覚の対象である.この20年ほどの間に急激に認知され,様々な心の機能の根底に存在する要素の一つとして注目を集めるようになってきた.本稿では,内受容感覚の定義,顕在化や動的調整のシステム,神経基盤,評価方法について概説する.</p>

    DOI

  • 「大人ロリータ」からみる女性性と少女性の関係性 --中国のロリータファッション文化参入者の生活史をもとに--

    馮, 可欣 京都大学大学院教育学研究科紀要 70 135-148, 2024-03-22

    本稿の目的は、ロリータファッション文化に参加する成人女性が提示している少女性と女性性との関係性を明らかにすることである。これまでの研究は、ロリータ文化の少女性について、女性を性的対象とすることと妻・母の役割規範への抵抗として捉え、両者を二項対立と位置づけてきた。それに対して本稿は、「大人ロリータ」の浮上を踏まえて、中国においてインフルエンサーをしている「ロリータママ」への生活史インタビュー調査を…

    HANDLE Web Site

  • 竹資材混合下水汚泥コンポスト肥料の土壌改良効果に関する研究

    川島 聖也, 高橋 岩仁, 南山 瑞彦, 佐藤 克己, 高橋 京悠, 森田 弘昭 環境技術 53 (2), 90-96, 2024-03-20

    下水道分野では,高い潜在能力を有している下水汚泥のバイオマス利用が注目を集めている.中でも昨今の国際情勢に伴う肥料価格高騰などから,肥料への利用が国を挙げて検討されている.下水汚泥由来コンポスト肥料の農地還元については多岐にわたる実用例,報告などがある一方,適切な混合量および使用方法の検討はまだ十分ではない.そこで本研究では,コマツナを供試作物として用い,コンポスト肥料の適切な混合量および土壌改…

    DOI

  • Estimation of Different Reward Functions Latent in Trajectory Data

    Saito Masaharu, Arai Sachiyo Journal of Advanced Computational Intelligence and Intelligent Informatics 28 (2), 403-412, 2024-03-20

    ...<p>In recent years, inverse reinforcement learning has attracted attention as a method for estimating the intention of actions using the trajectories of various action-taking agents, including human flow...

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • アレルギーに関する出生コホート研究からの知見

    齋藤 麻耶子, 山本 貴和子, 福家 辰樹, 大矢 幸弘 日本小児アレルギー学会誌 38 (1), 42-50, 2024-03-20

    <p>アレルギー疾患が急増しているが,関連する因子の全貌はまだ明らかとなっていない.アレルギー疾患について,経年的に変化を捉え,曝露とアウトカムの因果推論を行うのに,観察研究として最もエビデンスレベルが高いのは,母集団に近づけた一般集団を対象として,後方視的ではなく,バイアスを防いで前方視的に追跡する出生コホート研究である.代表的な出生コホート研究として,国立成育医療研究センターにおける成育コホ…

    DOI Web Site 参考文献41件

  • 柔軟剤広告における広告表現の過剰性が商品魅力に与える影響

    蛯谷 孟弘, 加藤 拓巳 マーケティングレビュー 5 (1), 21-29, 2024-03-19

    <p>近年,商品機能を過剰に表現した「過剰広告」が散見される。それら過剰広告が消費者の知覚に及ぼす影響については,これまで盛んに議論されてきた。既存研究の多くは過剰広告の負の影響について論じたものだが,以下2つの条件では正の影響を及ぼす;(1)消費者がブランドに好意的な態度を有する,(2)過剰さを受容しやすい国民性を有する。しかし,これら既存研究は消費者の態度や属性に依拠しており,消費者に魅力的…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • なぜ私立大学は赤字でも存続できるのか : 経営危機のシグナルと公立化戦略を中心として

    小藤 康夫 専修ビジネス・レビュー 19 (1), 43-57, 2024-03-16

    定員割れの私大は多く,ほとんどが恒常的な赤字を抱えている。赤字は経営危機のシグナルである。一般企業ならば赤字が解消できない限り,いずれ倒産してしまう。だが,破綻することがない。なぜなのだろうか。本論文の目的の一つは,この問題を解き明かすことにある。その一方で,未来永劫にわたって存続できるとは信じていないであろう。そうしたなかで注目されているのが私大の公立化戦略である。定員割れに苦しむ地方私大は公…

    DOI 機関リポジトリ

  • 内陸下の低周波地震の特徴と発生メカニズム

    小菅 正裕 地質学雑誌 130 (1), 63-85, 2024-03-16

    低周波地震とは,地震の規模から期待されるよりも有意に低周波の震動が卓越する地震で,通常の地震が発生しない深度で発生することから,その発生メカニズムに関心が持たれてきた.本論では,世界各地で観測された低周波地震の特徴をまとめ,発生メカニズムに関係する観測と解釈を概観する.日本列島の低周波地震は活火山周辺で多く発生するが,非火山地域での発生も少なくない.低周波地震の発震機構解は,ダブルカップルのほか…

    DOI Web Site 参考文献163件

  • ロジウムを用いた新中性子捕捉療法の試み—ベータ線に基づく抗腫瘍治療法—

    侯 鉉, 柳衛 宏宣, 松川 岳久, 久保田 章乃, 楊 代冰, 柳川 将志, 山口 治雄, 小野 稔, Horacio CABRAL, 島添 健次, 高橋 浩之 RADIOISOTOPES 73 (1), 9-21, 2024-03-15

    <p>中性子捕捉療法(NCT)は,二次粒子を用いて腫瘍を治療する方法である。ホウ素はすでに臨床でNCTに応用されており,ガドリニウムも注目されている。100%の天然存在度,長飛跡(二次粒子がベータ線),中性子断面積のピーク,および加速器による中性子への適合性などの利点があるため,NCTの要素として新しい元素であるロジウムを試みた。毒性を減らし,腫瘍内蓄積を増やすために,ロジウムを封入したリポソー…

    DOI Web Site Web Site 参考文献21件

  • 炊飯米に強いせん断を付与する押出加工法

    甲斐 彰, 斎藤 幸雄 日本食品科学工学会誌 71 (3), 101-107, 2024-03-15

    <p>炊飯米から製造するペーストについて, 一般的な高速せん断加工とは異なる押出加工による製造方法を試みた.</p><p>従来は困難であった加工直後の米ゲルの物性評価に, 塗装や油脂の調整などで用いる簡易的な工業計測の適用を試みた. そして, 次の結果が得られた.</p><p>(1) ポートホールダイスを用いて均質なペーストを短時間に得ることができる.</p><p>(2) …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 上場不動産会社のESG活動と企業パフォーマンス

    鯉口 庄吾 ビジネス・マネジメント研究 20 (0), 17-46, 2024-03-15

    ...From the results of analysis, I concluded that low PBR ratioed companies participate in GRESB to attract investor interest, to improve stock price, because the PBR ratios of GRESB participating companies...

    DOI

  • 企業の気候変動適応ビジネスを活用したSDGs/ESG強化

    林 信濃 ビジネス・マネジメント研究 20 (0), 67-80, 2024-03-15

    ...Meanwhile, the “adaptation business,” in which companies participate in climate change adaptation, is attracting attention, since some companies in Japan, which is vulnerable to natural disasters, have...

    DOI

  • デジタルサステナビリティのための省電力要求管理の提案

    山本 修一郎 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (KSN-034), 18-23, 2024-03-11

    <p>持続可能な社会の実現に向けて、企業のエネルギー効率を向上させるデジタルトランスフォーメーションが注目を集めている。多様な機器の消費電力を監視・制御し、企業全体の節電を実現するシステムを実現するには、機器のエネルギー使用量を監視・制御するためのシステム要求を一元管理する必要がある。本稿では、エンタープライズ アーキテクチャに基づいた、エネルギー要求管理を提案する。 …

    DOI

  • 「レゴ®シリアスプレイ®ワークショップ」の活用による交通まちづくり政策立案手法の報告

    尾藤 文人 都市計画報告集 22 (4), 584-585, 2024-03-11

    <p>現在、政府では「デジタル田園都市国家構想実現会議」が開催され、「デジタル実装を通じて地方が抱える課題を解決し、誰一人取り残されずすべての人がデジタル化のメリットを享受できる心豊かな暮らしを実現する」という構想である。これを受けて、国土交通省において「地域の公共交通リ・デザイン実現会議」が開催されており、共創モデル実証プロジェクトが立ち上がっている。『北九州魅力探究プログラム『アオハルし放題…

    DOI Web Site

  • 市町村の産業誘致に対する都道府県の役割について

    小川 剛志 都市計画報告集 22 (4), 625-628, 2024-03-11

    <p>本報告は、都道府県は市町村の産業誘致に対し、どのような支援ができるのか。千葉県の取り組みを事例として、地方分権下における都道府県の役割について検証する。千葉県は、高速道路等の整備と成田空港の機能強化、そして本県が持つ特性や地域資源を最大限に生かし、インターチェンジ周辺や成田空港周辺地域等に多様な産業の受け皿づくりを進め、本県の発展と地域の振興に寄与することを目的として、県の市町村への支援、…

    DOI Web Site

  • 自動車電動化と未利用駐車空間を活用した蓄電池整備のあり方に関する研究

    平岡 拓, 村木 美貴 都市計画報告集 22 (4), 644-648, 2024-03-11

    <p>中心業務地区の事業継続の観点から、分散型エネルギーシステムの構築が注目を集めている。これに対し国は、蓄電池整備とEVを活用した次世代の分散型電力システムの構築を目指しているものの、EVや蓄電池を保管可能なスペースは限られている。ところで、公共交通の利便性の高さによって、東京都区部では駐車場義務の過剰整備が課題となっている。本研究の目的は、事業継続に向け、未利用駐車空間へEV及び蓄電池の整備…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • Study on Na<sup>+</sup> Storage Mechanisms of Carbon Black

    ZHANG Zhanhao, WANG Kun, HAN Beibei, XU Guiying, JIN Ruifa, AN Baigang, JU Dongying, SHI Yingying, LI Zewei, ZHOU Weimin Electrochemistry 92 (3), 037002-037002, 2024-03-07

    ...Carbon black (CB) attracts us to consider that it is a suitable model to study the Na<sup>+</sup> storage mechanism because CB is an extremely popular industry product, and a lot of organic groups exist...

    DOI Web Site 研究データあり 参考文献37件

  • 大学の魅力発見と自校教育

    喜村 仁詞 岡山県立大学教育研究紀要 8 (1), 50-59, 2024-03-07

    大学の魅力とは、教育の受益者である受験生や在学生が評価し決定するものである。すなわち、大学は受験生に特長として認識する要素を提案するのみであり、受験生が魅力tして認識しない限り、魅力とはなりえない。そのため、大学と受験生の間には"大学の魅力"の認識についてのギャップが生じる。そこで本研究では、大学の魅力についてグループワークで検討する授業(自校教育)を実施することで、在学生が知覚する大学の魅力を…

    DOI 機関リポジトリ

  • 経上皮電気抵抗測定のための簡便に作製できるマイクロ腸管モデルの開発

    児玉 玲, 佐藤 記一 分析化学 73 (3), 117-121, 2024-03-05

    <p>腸管吸収や腸内細菌叢に関する研究のためにマイクロ腸管モデルが注目されている.この腸管モデルを構築するためには,単層培養した腸上皮モデル細胞が細胞間にしっかりとしたタイトジャンクションを形成していることが必要であり,それを確かめるために経上皮電気抵抗(Trans-epithelial electrical resistance, …

    DOI

  • 英語教育支援のための対話練習教材作成における 大規模言語モデルの活用

    阿部, 秀尚 行動変容と社会システム vol.10 2024 2024-03-02

    現在,文章生成や画像生成をはじめとする生成AIと呼ばれるサービスが注目され,様々な用途での活用が期待されている.本研究では,日本の中学校を対象とした英語教育支援のためのロボットサービスと教師業務知識ルールベースを組み合わせたシステムにより,英語の授業時における対話練習を通じて各単元で習得すべき能力を学習者がより意欲的に身に着けることができる学習環境の実現を目指している.本稿では,従来は教師,およ…

    情報処理学会

  • 谷沢川流域と等々力渓谷の地形

    角田, 清美, スミダ, キヨミ, Sumida, Kiyomi 駒澤地理 60 41-59, 2024-03

    谷沢川は武蔵野台地の南西部に位置し,付近の地形は数段の段丘地形で,大蔵台・荏原台面・武蔵野2面・武蔵野3 面・沖積低地に区分される。谷沢川は武蔵野2 面を流れる,延長約6.3 kmの小河川である。上流の約5.5 kmは北西から南東方へ流れているが,等々力駅近くで流路を南方へ急に変え,延長約1kmの渓谷を横切り,多摩川に合流する。渓谷を形成する以前の旧谷沢川が形成した沖積低地は,等々力駅近くから東…

    機関リポジトリ

  • 学習者の能力の時系列変化を畳み込むTemporal Convolutional Networkを組み込んだDeep-IRT

    西尾 徹朗, 堤 瑛美子, 植野 真臣 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (3), 98-110, 2024-03-01

    近年,人工知能分野,教育工学分野では,教育ビッグデータを分析し,学習者個人の特性に合わせて最適な問題提供と学習支援を行うために,高精度に学習者の能力値と反応の予測を行うKnowledge Tracingが盛んに研究されている.近年ではパラメータの教育的解釈性と高精度な反応予測を両立するために,深層学習と項目反応理論を組み合わせた手法が提案されている.しかし,既存手法では,学習者の能力値を推定する…

    DOI

  • 大規模InP集積光フェーズドアレーの作製と実証

    小松 憲人, 中野 義昭, 種村 拓夫 J107-C (3), 68-76, 2024-03-01

    光フェーズドアレー(OPA)は非機械式の光ビーム偏向素子としてLiDAR(light detection and ranging)や空間光通信などの用途で注目されており,様々な材料系で実証がなされている.特にInP系OPAは,光増幅器をモノリシックに集積して高出力動作が可能である点,高速・高効率な光位相制御が可能であるといった点が魅力的である.著者らは,これまで実証されてきたInP系OPAとして…

    DOI

  • 原子層モアレ超格子系におけるフォノン物性制御

    毛利 真一郎, 荒木 努 応用物理 93 (3), 174-177, 2024-03-01

    <p>近年,原子層材料をツイスト積層した際にできるモアレ超格子系が,積層角度に応じたさまざまな物性発現の舞台として注目を集めている.一方で,フォノン物性や熱物性については未解明な点も多い.本稿では,筆者らが研究を進めているラマン分光を利用して架橋原子層モアレ超格子系の熱伝導特性の積層角度依存性を調べた研究について紹介する.</p>

    DOI

  • How to write an attractive introduction

    ライ ウェイリン 名古屋大学附属図書館研究年報 21 63-75, 2024-03

    研究論文の導入部は、広範な読者に研究の合理性を正当化する上で重要な役割を果たす。ジョン・スウェイルズは、効果的な導入を構築するための3つの主要な動きを概説する枠組みとして、Create-A-Research-Space(CARS)モデルを導入した。CARSモデルは、導入の分析への洞察力で称賛されているが、実践的な構築方法を深く掘り下げることなく、主に導入の構造化に焦点を当てている。本論文の目的は…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • 二段階のRandom Forestを用いた血中循環がん細胞の検出

    魏 樺, 名取 隆廣, 田中 智博, 青木 伸, 栗山 翔, 山田 岳史, 相川 直幸 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (3), 121-126, 2024-03-01

    ...While various measures have been taken to reduce the mortality rate of cancer, circulating tumor cells (CTCs) in the blood have been attracting attention in recent years....

    DOI Web Site

  • 中心に円板をもつクロス形導体隔壁板が装荷されたCRLH正方形導波管の伝送特性と壁面スロットによる放射特性

    天見 大智, 西村 柊耶, 出口 博之, 辻 幹男 J107-C (3), 60-67, 2024-03-01

    導波管で構成されたCRLH伝送線路において,TEモード導波管の形状変化によるバンドギャップ制御では遮断TEモード導波管と遮断TMモード導波管部との電磁界に乖離が生じ,モードの整合が困難となる問題があった.本論文では同軸線路による励振時にモードの整合が容易な導波管中心に円板をもつクロス形導体隔壁板を装荷したCRHL正方形導管を提案し,バンドギャップ制御は各モード区間の長さを調整することで行っている…

    DOI

  • 2次元半導体層状物質の結晶成長における核形成過程直接観測

    加藤 俊顕 応用物理 93 (3), 169-173, 2024-03-01

    <p>原子オーダ厚みの層状物質である遷移金属ダイカルコゲナイド(TMD)は,2次元半導体原子層材料として,特に光電子デバイスの分野で多くの注目を集めている.近年目覚ましい合成技術の進歩がなされウェーハスケールの大面積合成が実現されつつある一方で,デバイス性能に直結する品質の向上に関しては,さらなる発展が必要なのが現状である.筆者らは,本課題に対し合成機構の詳細な理解が必須であると着眼し,独自に開…

    DOI

  • 両面ゲートIGBT(BC-IGBT)におけるスケーリングの影響

    更屋 拓哉, 伊藤 一夫, 高倉 俊彦, 鈴木 慎一, 福井 宗利, 竹内 潔, 平本 俊郎 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (3), 245-250, 2024-03-01

    ...Back gate control with scaled IGBT will provide a new technological option for expanding the frequency/voltage range of Si power devices, and become an attractive candidate for next generation high performance...

    DOI Web Site

  • Na<sub>2</sub>WO<sub>4</sub>/SiO<sub>2</sub>触媒を用いた高圧条件下におけるメタン酸化カップリング

    和知 慶樹, 矢部 智宏, 中野 遼, 山下 誠, 山口 和也 Journal of the Japan Petroleum Institute 67 (2), 71-79, 2024-03-01

    <p>メタンから有用化合物への直接転換は従来の合成ガス法に代わるプロセスとして注目されている。高圧メタン酸化系では均一系ラジカル反応によって高い転化率でメタン酸化が進行することが報告されているが,触媒を用いて生成物選択率を制御することが困難であった。本研究では,Na<sub>2</sub>WO<sub>4</sub>/SiO<sub>2</sub>を開始剤兼触媒として用いて410 ℃,6.0 …

    DOI Web Site Web Site

  • 欠陥構造型プロトン伝導体の材料開発とセンサ,燃料電池への応用展開

    奥山 勇治 応用物理 93 (3), 149-155, 2024-03-01

    <p>欠陥構造型プロトン伝導体は酸化物などに溶け込んだ水素イオン(プロトン)が結晶内を移動するセラミックスであり,水素センサや燃料電池などの応用が期待されている.本稿では欠陥構造型プロトン伝導体の材料特性や分極特性について解説するとともに水素センサや燃料電池への応用について紹介する.</p>

    DOI

  • 【研究ノート】 How did Ancient Israelites Perceive Time?: A Theoretical Proposal from Language Study

    佐藤 潤 キリストと世界 (34) 69-79, 2024-03

    本稿の主な目的は、聖書ヘブライ語研究において、古代の世界観や時間認識研究の必要性を提言することである。過去数世紀にわたり、聖書ヘブライ語動詞が時制(テンス)を指し示しているのか、それとも文法的アスペクトを指し示しているのかという議論が続いてきた。しかし、過去の議論において、古代イスラエルにおける人々の世界観、とりわけ古代の時間認識についての考察が加味されてきたことは稀である。そこで本稿は、言語学…

    DOI 機関リポジトリ

  • 特別支援学校における授業実践の分析 : 子どもの主体性を発揮できる環境整備をめざして

    橋本 明香里, 中川 進也, 上久 人未, 佐藤 和彦, 高原 光恵 鳴門教育大学学校教育実践研究 1 63-73, 2024-03

    本稿では,教職大学院の総合インターンシップとして特別支援学校小学部にて行われた授業を分析し,児童の主体的な姿として捉えられたエピソード記録を中心にその背景を検討した。実習生は,児童の関心を引くクイズや授業の意図を伝える絵本の読み聞かせを取り入れながら,夏の風物詩であるうちわを素材に,作品づくりに取り組む実習授業をティーム・ティーチングで実施した。全ての児童がそれぞれの力を発揮した活動となった。授…

    DOI 機関リポジトリ

  • [論文] 西遷武士小早川氏と楽音寺 (第三部 西遷武家領主論)

    高橋, 典幸 国立歴史民俗博物館研究報告 245 163-179, 2024-02-29

    近年の日本中世史研究では武士の移動に注目が集まっている。西遷や北遷といった御家人の移動は鎌倉時代に特徴的な武士の移動といえよう。西遷や北遷に際して、御家人たちは移動先でどのような環境を利用したか、またどのような環境を構築していったかの考察が必要である。そこで本論文では、安芸国沼田荘に西遷した相模武士小早川氏と沼田荘内の楽音寺に即して、この問題の検討を試みた。 …

    機関リポジトリ

  • 健康教育・ヘルスプロモーションに活用可能なプログラム評価の研究方法論(その1)—形成的評価の基礎—

    大島 巌 日本健康教育学会誌 32 (1), 41-46, 2024-02-29

    <p>健康教育・ヘルスプロモーション領域においても活用が可能と考えられるプログラム評価の研究方法論を,Evidence-Based Practice(EBP)プログラムの形成・発展に資する形成的評価の観点から概説した.健康課題解決に対するEBPプログラム等「効果モデル」を生成することについて,各分野での一定の実績がある.これまで健康課題解決のために数多くの有効な健康行動理論を生成して来た「健康教…

    DOI

  • 社会的ワーキングメモリ研究:これまでの10年間とこれからの展望

    石黒 翔, 齊藤 智 認知心理学研究 21 (2), 79-99, 2024-02-29

    <p>ワーキングメモリは認知的活動の遂行を支える.私たちの生活における重要な認知的活動に社会的活動があり,社会的活動で用いられるワーキングメモリとして社会的ワーキングメモリが近年注目を集めている.本論文はこれまでの社会的ワーキングメモリ研究をレビューした.先行研究の知見は,社会的ワーキングメモリと(一般的な)認知的ワーキングメモリの神経科学的・行動的観点からの差異を示唆し,社会的ワーキングメモリ…

    DOI

  • Photocrosslinkable Artificial Nucleic Acid Probe Based miRNA Biosensor

    WATANABE Yui, YAJIMA Shuto, KODA Maho, KOTO Ayako, TAKAMURA Eiichiro, SAKAMOTO Hiroaki Electrochemistry 92 (2), 022018-022018, 2024-02-29

    ...recognition by photocrosslinkable artificial nucleic acids, isothermal amplification by hybridization chain reaction, and electrochemical detection of miR-21 as the target molecule, which has recently attracted...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • COVID-19パンデミック下の通勤交通を対象としたナッジインセンティブによるシェア型交通の選択行動

    吉田 長裕 IATSS Review(国際交通安全学会誌) 48 (3), 193-200, 2024-02-29

    <p>COVID-19パンデミックの間に、新たな交通サービスの一つとしてシェア型交通が注目されている。このシェア型交通の持つ公共交通に対する補完的機能の可能性に着目し、東京都心部における通勤目的の交通行動を対象に、 WEBアンケート調査を行った。調査では、シェアサイクルと公共交通の組み合わせによる手段選択において、交通行動の変容を促すためにナッジインセンティブを考慮した。これらのマルチモーダルの…

    DOI

  • 日本における最近の疫学のトピックス

    上原 里程 保健医療科学 73 (1), 55-61, 2024-02-29

    本論文では日本における最近の疫学研究,特に,災害疫学,社会疫学,出生コホート研究のトピックスを記述する.災害疫学は 2011 年の東日本大震災の経験から注目を集めるようになった.社会疫学は社会環境の曝露と様々な身体的,精神的な健康アウトカムとの関連を明らかにすることを目的としている.出生コホートは社会状況によって様々な影響を受ける.疫学研究は様々な分野で活用され,今後も発展することが期待される.…

    DOI Web Site

  • 部分加水分解した羊毛繊維のtrans-2-ノネナールに対する消臭性

    小原 奈津子 繊維製品消費科学 65 (2), 112-118, 2024-02-27

    <p>化学処理によって廃羊毛繊維に消臭機能を付与し消臭材料として再利用することを最終目的として,塩酸で羊毛繊維を部分加水分解しtrans-2- ノネナールに対する消臭性能の向上を試みた.この結果,部分加水分解によって羊毛繊維の消臭性能は明らかに向上し,さらにこの羊毛繊維を含水させると,消臭性能は顕著に高くなることを見出した.またこの処理羊毛の消臭性は羊毛中の1 …

    DOI

ページトップへ