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検索結果 854 件

  • 小豆粉がパンの物性および官能評価に及ぼす影響

    小濱 絵美 名古屋文理大学紀要 23 (0), 105-108, 2023-03-31

    近年,新しい使用用途として粉末状の小豆が開発され,製菓・製パン専用の小豆粉が流通している.小豆粉は,生の小豆を粉砕した食品である.そのため,小豆の種皮成分や風味を生かすことができる.本研究では,小豆粉が食パンに及ぼす物性の影響,製パン性,嗜好性について調査し,その結果をもとに,小豆粉置換率の限界を検討した. …

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  • メイドイン飯舘のその先へ

    小山 航平, 千葉 偉才也, 佐伯 爽, 横山 正 復興農学会誌 3 (1), 31-39, 2023-01-30

    <p><tt>福島大学の地域実践特修プログラム「ふくしま未来学」の一環で行われている,原子力災害被災地である福島県浜通り地域を対象とした「協働プロジェクト学修」について報告する。協働プロジェクト学修は福島大学の学類横断型の地域課題解決活動であり,</tt>2021 <tt>年</tt>10 <tt>月からスタートした。飯舘村での活動では,農業生産法人や義務教育学校と連携した地域に視点と足を置いた…

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  • もみじ饅頭餡剰余物「小豆皮」の菓子原料化技術開発

    今井 佳積, 梶原 良, 谷本 昌太, 西井 政隆, 空 一成, 柴田 賢哉 広島県立総合技術研究所食品工業技術センター研究報告 30 (0), 13-20, 2023

    ...For the conversion of azuki bean skins into a confectionery ingredient, we investigated the particle size and physical properties of the crushed azuki bean skins through wet milling tests to confirm the...

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  • ポリフェノール含有飲料による動脈管早期閉鎖が疑われた1例

    加藤 憲一, 宮沢 篤生, 高瀬 眞理子, 東 みなみ, 大塚 康平, 江畑 晶夫, 寺田 知正, 長谷部 義幸, 清水 武, 水野 克己 昭和学士会雑誌 83 (6), 373-379, 2023

    動脈管早期閉鎖(premature closure of ductus arteriosus:PCDA)の原因として母体への非ステロイド性抗炎症薬(non-steroidal anti- inflammatory drugs:NSAIDs)が知られているが,近年ポリフェノールも原因となることが報告されている.ポリフェノール含有飲料が原因と思われるPCDAが疑われた1例を経験した.症例は在胎37週…

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  • Effect of Yokan intake on postprandial blood glucose

    Yagi Masayuki, Yoshimura Akari, Yokoi Takuya, Aoyama Yutaka, Masuda Kaoru, Sakiyama Chieko, Ogura Mari, Yonei Yoshikazu Glycative Stress Research 9 (3), 118-125, 2022-09-30

    ...In this study, we evaluated the effects of <i>Yokan</i>, a Japanese confectionery (<i>Wagashi</i>) made of sugar, azuki beans, and agar, on glycative stress by comparing blood glucose changes after intake...

    DOI Web Site 医中誌

  • 登熟期間の気象条件が京都大納言小豆の形態および調理科学的特性に与える影響

    新田 奈穂, 松井 元子, 村元 由佳利, 古谷 規行 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 13-, 2022

    <p>【目的】小豆は日本の食文化に欠かせない食材である.北海道産小豆の調理科学的特性は明らかにされているが,栽培年が異なる大納言品種については検討されていない.そこで本研究では,京都統一ブランド品種の「京都大納言小豆」について,登熟期間の気象条件が小豆の形態および調理科学的特性に与える影響を把握することを目的とした.</p><p>【方法】試料は,2017~2020年産の「京都大納言小豆」(京都府…

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  • Bayesian Active Learningの車両動的性能設計への応用

    田島 尚史, 新谷 浩平, 尾越 敦貴, 山本 望琴, 岩田 基史, 星原 光太郎 ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集 2022 (0), 2A2-K01-, 2022

    <p>Drivability is a key aspect of vehicle dynamic performance and comprehensive evaluation is necessary for ensuring drivability quality as such complicated driver operation and vehicle behavior. …

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  • Cover

    Breeding Science 72 (4), cover-cover, 2022

    ...While the salt-sensitive species <i>V. angularis</i> (azuki bean, left) shows Na<sup>+</sup> allocation to the stem and the leaves, the salt-tolerant species, <i>V. nakashimae</i>, <i>V. riukiuensis</i...

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  • 小豆粉が食パンの物性に及ぼす影響

    小濱 絵美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 71-, 2022

    <p>【目的】小豆の食品としての利用は餡や赤飯が主であるが、新しい使用用途として粉末状の小豆が開発され、製菓・製パン専用の小豆粉も流通するようになった。小豆粉は、小豆を生のまま粉砕するため、小豆の種皮成分や風味を生かすことができる。本研究では、強力粉の一部を製パン用の小豆粉に置換した食パンの物性を測定し、小豆粉が食パンへ及ぼす物性への影響を検討した。</p><p>【方法】小豆粉の置換率は0、10…

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  • Diversity of Na⁺ allocation in salt-tolerant species of the genus Vigna

    Noda Yusaku, Sugita Ryohei, Hirose Atsushi, Kawachi Naoki, Tanoi Keitaro, Furukawa Jun, Naito Ken Breeding Science 72 (4), 326-331, 2022

    ...Ohwi & H.Ohashi (azuki bean), <i>Vigna nakashimae</i> (Ohwi) Ohwi & H.Ohashi, <i>Vigna riukiuensis</i> (Ohwi) Ohwi & H.Ohashi, <i>Vigna luteola</i> (Jacq.) Benth. and <i>Vigna marina</i> (Burm.)...

    DOI Web Site Web Site 参考文献16件

  • 動物園でのふれあいがテンジクネズミの行動および唾液中コルチゾル濃度に及ぼす短期的影響

    加瀬 ちひろ, 寺師 楓, 森岡 杏月, 豊田 英人, 植竹 勝治 動物の行動と管理学会誌 57 (4), 137-145, 2021-12-25

    <p>動物園でのふれあいがテンジクネズミの行動と生理に及ぼす短期的影響を評価するため、埼玉県こども動物自然公園にて10頭を対象に調査した。調査対象個体は15:00から15:30のふれあいイベントに用いられた。コルチゾル濃度を測定するため、各個体からふれあい開始10分前、終了10分前の2回唾液を採取した。また、ふれあい後1時間の行動を3分間隔の瞬間サンプリングで評価した。ふれあい前後の唾液中コルチ…

    DOI Web Site 医中誌

  • フラボノイド系植物色素の化学-最近の話題を中心に-

    吉田 久美 色材協会誌 94 (10), 263-269, 2021-10-20

    <p>植物色素の化学研究は,単に色素の化学構造解明だけを目的とするのではなく,その植物細胞内での発色機構や生合成,さらには生物機能性へと拡がるものである。著者らはこの30年ほど,さまざまなフラボノイド系植物色素の化学研究を行ってきた。本稿では,それらの中から,青色花色の発色機構としてメタロアントシアニンとアジサイにおける青色発色を,食用植物の色素として赤アズキ色素と赤キャベツ色素を,そして,互い…

    DOI Web Site Web Site 参考文献41件

  • Development of edible mushroom production technology using waste biomass

    高畠 幸司 日本きのこ学会誌 29 (1), 5-14, 2021-04-30

    食用きのこ菌床栽培において菌床培地を構成する培地基材,栄養材の種類と組成割合が子実体の収量と品質に影響することを明らかにした.特に産業廃棄物や未利用バイオマス資源が菌床培地に利活用でき,有用であることを示した.大豆加工食品製造過程で大量に廃棄されているオカラは,米ぬか,フスマと混合すると,栄養環境の相補作用により,米ぬか,フスマを単独で使用した場合に比べて子実体収量は増加した.同様に小豆加工食品…

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  • 小豆の餡粒子とにおいが食味に及ぼす影響

    野村 知未, 古谷 規行 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 37-, 2021

    <p>【目的】小豆を含めた雑豆類の摂取量は,近年減少傾向にある。小豆の摂取向上には「おいしく小豆を調製する」ことが求められる。そのためには小豆のおいしさに関わる要因の制御法を構築することが重要である。そこで本研究では,小豆の食味に関わるテクスチャーとにおいに着目し,それらが食味に及ぼす影響について検討した。</p><p>【方法】試料は,きたろまんおよび大納言小豆の京都大納言とした。小豆を煮熟後,…

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  • 市場の実操作を考慮したドライバビリティ評価プロセスの開発

    尾越 敦貴, 石崎 啓祐, 水谷 健介 自動車技術会論文集 52 (2), 305-310, 2021

    車の基本性能の1つにドライバビリティ(以下、ドラビリ)がある。一般的なドラビリ評価は計測の簡易さ等の観点から一定のペダル操作で評価する。しかし、実際の運転者は認知・判断・操作に基づく複雑な操作を行っている。そこで市場の実操作を再現するドライバーモデルを新規開発し、ドラビリ評価の精度向上を図った。

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  • 京都府桑飼下遺跡出土土器の種実圧痕

    柳原 麻子, 松﨑 健太 植生史研究 28 (2), 71-76, 2020

    ...Study of seed or fruit impressions on potsherds from this site revealed an impression of a Vigna seed that was as large as modern domesticated azuki varieties on a potsherd of the late Jomon period....

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  • 豆類由来の難消化性素材を利用した新食感小豆餡の研究

    河野 俊夫, 篠原 亜里紗, 森田 彩水, 伊藤 大晃 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 85-, 2019

    <p>【目的】糖尿病患者は,血糖上昇を抑制できれば,健常者となんら変わらない食事ができるために,一般に,糖質の少ない食品を食べることを指導されるが,かえって糖質の多い食品を好む傾向がある。被災時のお年寄りは特にそうであるが,被災ストレスの緩和には「甘い食品」が何よりも効果的である。その点で,甘くなりがちな小豆を素材とした菓子類を,糖尿病患者にとっても安心して食べられるものへと変えることが,被災し…

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  • 縄文時代の植物のドメスティケーション

    那須 浩郎 第四紀研究 57 (4), 109-126, 2018-08-01

    <p>本論文では遺跡から出土したダイズ,アズキ,ヒエ属の種子サイズデータを集成し,縄文時代における形態上のドメスティケーション(種子の大型化)の過程を検討した.ダイズとアズキは6,000年前頃から4,000年前頃にかけて中部高地と関東地方西部地域(諸磯・勝坂式土器文化圏)において出土数が増加し,現在の野生種よりも大型の種子が出現していた.この種子の出土数の増加と大型化は,当時の人口増加と連動して…

    DOI Web Site Web Site 研究データあり 被引用文献4件 参考文献42件

  • Nitrate analogs as attractants for soybean cyst nematode

    Akito Hosoi, Tsutomu Katsuyama, Yasuyuki Sasaki, Tatsuhiko Kondo, Shunsuke Yajima, Shinsaku Ito Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry 81 (8), 1542-1547, 2017-08-03

    ...In contrast, SCN was attracted to azuki root, irrespective of presence or absence of nitrate in agar media....

    DOI PDF 被引用文献3件 参考文献30件

  • 5作物およびカーネーション3 品種における日本産クローバシストセンチュウ3 個体群の増殖性

    関本 茂行, 植原 健人 日本線虫学会誌 47 (1), 15-19, 2017

    <p>5作物およびカーネーション3品種における日本産クローバシストセンチュウ3 個体群の増殖性をポット試験により調査した。その結果、いずれの個体群もシロクローバ、アズキ、ホウレンソウ、カーネーション「バーバラ」、「チェリーテッシノ」、「ピーチマンボ」においてシストを形成したが、テンサイ、ブロッコリーではシストを形成しなかった。長野県産カーネーション由来個体群は、シロクローバを除くいずれの供試植物…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献8件

  • Nutritional and bioactive compounds of adzuki beans cultivars using chemometric approach

    Aline Kirie Gohara, Aloisio Henrique Pereira de Souza, Sandra Terezinha Marques Gomes, Nilson Evelázio de Souza, Jesuí Vergílio Visentainer, Makoto Matsushita Ciência e Agrotecnologia 40 (1), 104-113, 2016-02

    ...<jats:p>ABSTRACT Azuki beans are small red grains rich in several essential nutrients used in traditional dishes in Asia that, nowadays present many applications around the world....

    DOI PDF 被引用文献2件

  • 腫瘍内に16cm大の血腫を形成した神経線維腫症1型の1例

    有村 亜希子, 吉富 宗宏, 岩永 彩子, 今泉 拓也, 緒方 俊郎, 藤堂 省 日本臨床外科学会雑誌 77 (8), 2117-2121, 2016

    今回われわれは,神経線維腫により発症した巨大血腫の1例を経験したので報告する.症例は73歳の女性.既往歴として70歳時,発作性心房細動に対しアブレーション後,抗凝固薬の内服を継続していた.トイレ時に左臀部にピンポン玉大の腫瘤に気付き,急速に増大する臀部腫瘤のために救急搬送された.左臀部には16×14cmの自発痛を伴う巨大な皮下血腫が存在し,全身には粟粒小豆大の神経線維腫,色素斑(カフェオレ斑)が…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 埼玉県の郷土餅菓子「塩あんびん」と塩餡の特徴

    名倉 秀子, 中川 杏奈, 徳久 美歩, 横山 未来, 芝崎 本実, 林 綾子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 28 (0), 67-, 2016

    <br><br>【目的】餡は豆類を加熱し,でんぷんを含んだ細胞を集めて調味したペースト状の食品であり,生餡に砂糖を加えて練餡が調製される。この甘味の練り餡は,室町時代に砂糖が輸入されたことに伴い,用いられるようになったが,それ以前は塩味の塩餡が使用されていたといわれる。また,近年では砂糖の入手が困難な戦時中に塩餡を家庭で調理する事もあったようである。一方,埼玉県の郷土料理である「塩あんびん」は塩…

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  • 小豆およびインゲン豆の食味に関わる諸要因

    野村 知未, 古谷 規行 日本調理科学会大会研究発表要旨集 28 (0), 30-, 2016

    【緒言】小豆やインゲン豆などの雑豆は,国内では加糖餡としての利用が最も多く,これらは日本の食文化において重要な食材の一つである。国内産の豆および餡の需要は非常高いものの,国内需要量を国産小豆は約50%,インゲン豆に至っては30%しか満たしていない。これまでに我々は実需者に対し原料雑豆の評価要因をアンケート調査したところ,風味・香り・舌触りの重要度が高かった。そこで本研究では,国産雑豆の生産振興を…

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  • 丹波大納言アズキの加工適性評価の検討

    古谷 規行, 野村 知未, 松井 元子, 大谷 貴美子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 27 (0), 62-, 2015

    【目的】京都府産の大納言アズキの需要は高いものの,生産は減少傾向で需要量を満たしていない。そこで京都府では生産しやすく加工適性の高い品種育成を進めている。これまでは収量性,耐病性など生産面の評価が得られた後に製餡特性など実需評価を受けていた。育種の一層の効率化を図るため,生産面の評価と同時に理化学的特性により加工適性の評価を行うために,高品質とされる大納言品種の理化学的特性について調査を行い,加…

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  • 小豆餡に用いる代替甘味料の検討

    谷井 香里, 稗苗 智恵子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 27 (0), 173-, 2015

    <br>【目的】代替甘味料は料理のエネルギー量を控えたり機能性を付加することができるが、上白糖と代替甘味料では調理性が異なる。今回、多量に上白糖を用いる小豆餡への使用に着目し、その使用方法を検討した。<br><br>【方法】1.実験1:生餡に対する上白糖の割合を100%として代替甘味料の甘みを合わせて性状を調べた。2.実験2:粉状の代替甘味料(ラカント、パルスイート、パラチニット)の溶解度を調べ…

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  • 小豆煮熟後の品種による香りの違いについて

    野村 知未, 古谷 規行 日本調理科学会大会研究発表要旨集 27 (0), 60-, 2015

    【目的】小豆を煮熟する際は,初期の煮汁を捨てて新たな水に置換し再び加熱される“渋切り”の工程が行われ,タンニンやサポニンなどの不快味成分が除去される。渋切りのタイミングや回数は作り手側の勘によりおこなわれることも多い。渋切りにより除去される煮汁中には不快味成分の他に,小豆独特の香り成分も含まれるとされている。そこで本研究では,品種や調理加工法の違いによる煮熟小豆の香りの変化について検討することを…

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  • 遺跡出土植物遺体からみた縄文時代の森林資源利用

    能城 修一, 佐々木 由香 国立歴史民俗博物館研究報告 = Bulletin of the National Museum of Japanese History 187 15-48, 2014-07-31

    本論では,1980年代以降に行われた低湿地遺跡の発掘調査の成果をもとに,木材と種実遺体を中心として植物利用に関する研究成果を総覧し,縄文時代における森林および植物資源の管理と利用を概観する。この約30年の研究によって,縄文時代の人々は単なる狩猟・採集民ではなく,少なくとも前期以降の東日本を中心とした10年以上定住した集落では,クリとウルシを中心として,集落周辺の森林資源を管理して利用していたこと…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • DNAマーカーによる小豆および菜豆の北海道優良品種判別技術

    梶田, 路津子, 木内, 均, 玉掛, 秀人 北海道立総合研究機構農業試験場集報 = Bulletin of Hokkaido Research Organization Agricultural Experiment Stations (98) 77-81, 2014-06

    小豆および菜豆について,DNAマーカーの一つであるSSRマーカーを利用して,現在の北海道優良品種および地方番号系統を迅速かつ客観的に判別できる品種判別マーカーセットを選定した。小豆では6個のマーカーから成る品種判別マーカーセットを選定し,優良品種11点,旧優良品種6点,他県優良品種2点,地方番号系統4点の判別を可能とした。菜豆では7個のマーカーから成る品種判別マーカーセットを選定し,北海道優良品…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • アズキ極晩生遺伝資源の開花着莢障害耐冷性評価法の開発

    青山 聡, 島田 尚典 日本作物学会紀事 83 (4), 326-332, 2014

    北海道におけるアズキの安定生産には耐冷性品種の育成が不可欠であるが,短日 (感光) 性が高い極晩生の遺伝資源は開花の制御を必要とするため,開花期前後の耐冷性の評価が困難であった.そこで本報では,開花着莢障害耐冷性の評価法を開発した.まず始めに,従来開花期前後の冷温による減収程度で評価された低温抵抗性が最も強いとされている「斑小粒系—1」と最も弱いとされている「寿小豆」,および97点の遺伝資源を供…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献2件

  • 北海道におけるダイズシストセンチュウによるアズキの減収被害

    東岱 孝司 北日本病害虫研究会報 2014 (65), 139-145, 2014

    <p>ポット試験において,播種時の土壌中のダイズシストセンチュウ(SCN)密度とアズキ子実重との間には,有意(<i>P</i><0.01)な負の相関が認められた.また,SCN 密度の増加に伴う子実重の減少は主要品種間で同様の傾向を示し,播種時のSCN 密度が低密度(乾燥土壌1g あたり10 卵・幼虫未満)の場合,子実重は健全土壌と有意な差が無かった.発生圃場における試験でも同様の傾向であり,低密…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • Space Seeds for Asian Future

    TAKAOKI Muneo, YANO Sachiko, MATHERS Naomi, DWIVANY Fenny, ESYANTI Rizkita, DJAMALUDDIN Thomas, Fairos ASILLAM Mhd, KAMARUDIN Farahana, Selamat MADOM Mohammed, TANTIPHANWADI Sawat, Vu GIANG Nguyen, Kibo-ABC TRANSACTIONS OF THE JAPAN SOCIETY FOR AERONAUTICAL AND SPACE SCIENCES, AEROSPACE TECHNOLOGY JAPAN 12 (ists29), Tp_1-Tp_5, 2014

    ...The plan is to send Azuki bean (<i>Vigna angularis</i>) to Kibo, and observe the growth of their seedlings under dark conditions....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 北海道の赤飯文化について

    佐藤 恵, 田中 ゆかり, 藤本 真奈美, 鴫原 正世 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 66 (0), 226-, 2014

    <b>目的</b> 北海道は全国各地から移住してきた人々がそれぞれの出身地の行事食、伝統食を継承しながらそこにこの地の産物を加え、風土に適した工夫が重ねられ、郷土食として伝えられてきた。本研究は、郷土料理の一つである甘納豆入り赤飯について、これまでの本学学生への調査から一般的に好まれ食されていると示唆された結果<sup>1)</sup>を受け、調査対象者を学生の親戚・知人まで広げ性別・年代別の差…

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  • 頼家時祭供物における親族からの食品贈答

    小竹 佐知子, 大久保 恵子 日本家政学会誌 65 (6), 309-322, 2014

    ...The two brothers, Shunpû and Kyôhei, presented the most, with <i>tade-zushi</i> (<i>sushi</i> prepared with water pepper) and <i>yokan</i> (<i>azuki</i> bean jelly) respectively being habitually presented...

    DOI Web Site

  • 丹波大納言小豆の狭条密播栽培における生育特性

    牛尾, 昭浩, 來田, 康男, 礒野, 幸浩, 藤田, 賢次, 松本, 功 兵庫県立農林水産技術総合センター研究報告. 農業編 (61) 33-35, 2013-03

    兵庫県加西市の農林水産技術総合センター場内及び丹波市氷上町の現地において,2010年7月4日,7月20日,8月4日の3時期に不耕起部分耕播種機で狭条密播した丹波大納言小豆の生育,収量を調査した。1 7月4日播種は,主茎長が91~104cm,最長分枝が56~82cmと著しく蔓化し,お互いの茎葉が絡み合う匍匐型の草姿となった。播種適期とされる7月20日播種でも蔓化傾向がみられた。2 …

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 紀伊半島におけるツルマメの探索・収集

    山田 哲也, 羽鹿 牧太, 山田 直弘, 平田 香里, 坪倉 康隆 植物遺伝資源探索導入調査報告書 = Annual report on exploration and introduction of plant genetic resources 28 43-49, 2013-02

    ...During the exploration, we collected 54 samples of wild soybean and 7 samples of wild azuki bean (Vigna angularis var. nipponensis)....

    DOI 機関リポジトリ

  • 栽培方法を異にした丹波大納言小豆の収量・品質に及ぼす播種時期の影響

    來田 康男, 牛尾 昭浩, 芦田 龍太郎, 片岡 茂里, 藤本 周作, 竹村 雅彦 作物研究 58 (0), 33-37, 2013

    丹波大納言小豆における慣行栽培体系及び狭条密播栽培体系で,播種期を慣行よりも早めた場合の収量および品質について検討した.慣行栽培では,6月17日播種が多収となったが倒伏や蔓化の影響で品質が低下した.7月1日播種では,播種時期が梅雨時期と重なり苗立が不安定となり減収した.狭条密播栽培では,部分耕が浅耕よりも早播での減収程度が小さく,湿害による収量の変動も少なかった.6月中旬播種において繁茂軽減のた…

    DOI Web Site

  • 希少糖D-プシコースを用いて調製した黒豆と小豆あんの特徴

    阿津坂 尚子, 大江 千晶, 早川 茂, 島田 和子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 25 (0), 78-, 2013

    【目的】希少糖D-プシコース(Psi)はスクロース(Suc)の約70%の甘味で、低カロリー、食後血糖上昇抑制作用等の機能性を有し、安全性に問題がないため、食品への利用が期待される。平成24年度大会にて、Psiで調製した黒豆は赤色化し、見た目の評価が劣ることを報告した。今回、その原因を調べるとともに、PsiとSucの異なる配合量(甘味度は同じ)で調製した黒豆と小豆あんの特徴について各々検討した。<…

    DOI

  • 京都の行事・通過儀礼食における赤飯・餅・寿司・団子の利用状況

    米田 泰子, 桐村 ます美, 河野 篤子, 坂本 裕子, 湯川 夏子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 25 (0), 158-, 2013

    【目的】平成21、22年度の日本調理科学会特別研究として全国で実施した「行事食・通過儀礼食」の調査結果のうち京都府ではこれまでに3つの視点からまとめ「行事食は行事とともに継承されるが家庭で作られる行事食は減少し、親から子への伝承度は低く、核家族化はその現象に拍車をかけている。」「赤飯・小豆飯は通過儀礼食として現在でも食されている。」との結果を得た。そこで今回は行事食、通過儀礼食における赤飯・餅・…

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  • ショ糖による米デンプンの崩壊抑制と米粉餡の形成

    大久 長範, 山崎 真奈, 古舘 葵, 山内 彩子 日本調理科学会誌 45 (1), 43-47, 2012

    米デンプンの膨張は22.9%(w/w)以上のショ糖により抑制された。42.2%(w/w)のショ糖溶液では米デンプン粒子の崩壊も抑制された。米粉20 gとショ糖25 g及び蒸留水55 gを80℃で1.5時間加熱し米粉餡を得た。得られた米粉餡の物性(こし,付着性)は小豆加糖練り餡と似ていた。米粉(10~24%w/w)とショ糖溶液(25%w/w)を加熱すると見かけの糖濃度が5~15%増加したことから,…

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site 被引用文献1件 参考文献21件

  • アズキ茎腐細菌病がアズキの子実重に与える影響

    東岱 孝司 北日本病害虫研究会報 2012 (63), 32-36, 2012

    <p>アズキ茎腐細菌病発生圃場より得られたアズキ種子を播種したところ,初発は第一本葉が展開した植物体の初生葉に認められた.その後,二次伝染により発病株が増加し,播種後50 日までに発病株率は100% に達した.茎葉の発病度とアズキ子実重との間には有意な負の相関が認められ,本病の発生により,着莢数および百粒重が減少し,さらに,屑粒率が増加することにより減収すると推察された.また,開花期の茎葉発病度…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 宮崎県椎葉村大河内地区における焼畑作物

    椎葉 康喜, 内海 泰弘 九州大学農学部演習林報告 92 24-32, 2011-03-30

    宮崎県椎葉村大河内地区で基本的な生業として行われてきた焼畑農業における, 第二次世界大戦後の作物の種類と生産体系ならびに調理法について調査した。その結果, 焼畑ではヒエ, アワ, アズキ, ダイズ, ソバ, トウモロコシ, ダイコン, カブなど多種類の作物が,場所や畑の開設年度に応じて作付けされていた。焼畑作物のなかでもヒエが主食として最重要とされ, …

    DOI 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • 宮崎県椎葉村大河内地区における焼畑農業

    椎葉 康喜, 内海 泰弘 九州大学農学部演習林報告 91 34-39, 2010-03-25

    焼畑は宮崎県椎葉村においてかつて生活の基盤であり, 九州大学宮崎演習林が所在する大河内地区では1970~1975年頃まで行われていた。焼畑には火入れの時期に応じて「春ヤボ」と「夏ヤボ」の二通りがあり, 大河内集落では春ヤボを行うことが多かった。春ヤボでは一般に当年にヒエを生産し, 翌年からはアワやアズキなどを2~3年作った。夏ヤボでは当年にソバを作り, 2年目にヒエ, アワ, …

    DOI 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • エチレンによるアズキ上胚軸の表層微小管の配向変化とγ-チューブリン複合体およびカタニンの発現増加

    曽我 康一, 山口 彩, 小竹 敬久, 若林 和幸, 保尊 隆享 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0584-0584, 2010

    エチレンによる細胞成長方向の変化(伸長成長阻害と肥大成長促進)のメカニズムを明らかにするために、暗所で生育させたアズキ芽生えをエチレンの前駆体である1-アミノシクロプロパン-1-カルボン酸(ACC)で処理し、上胚軸の表層微小管の配向とγ-チューブリン複合体およびカタニン遺伝子の発現を解析した。ACCの濃度が増加するにつれて、上胚軸の伸長成長が阻害され、肥大成長が促進された。また、ACCにより細胞…

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  • アズキ「エリモショウズ」の上胚軸切片を用いた組織培養による不定芽の誘導

    宮田 麗香, 金田 剛史 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), 0792-0792, 2010

    アズキの「エリモショウズ」は、収量、品質ともに安定し食用として栽培されており、植物ホルモンの基礎研究にも利用されている有用な栽培品種である。しかし、「ベニダイナゴン」や「きたのおとめ」などの品種よりも組織培養系による形質転換体作製の効率が低いという報告がある。そこで、「エリモショウズ」において、形質転換体作製に利用する目的で、上胚軸より切り出した外植片からのシュート誘導条件を検討した。<br>培…

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  • 登熟期間の異なる京都大納言小豆の調理特性

    稲村 真弥, 大谷 貴美子, 古谷 規行, 蘆田 哲也, 冨田 圭子, 松井 元子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 22 (0), 63-63, 2010

    <B>〔目的〕</B> 我々は先に、産地、品種、収穫方法が異なる小豆の調理特性について報告した<SUP>*)</SUP>。そこで、本研究では、開花後から収穫するまでの登熟期間を明確にし、登熟期間の異なる京都大納言小豆の特性について、調理科学的な視点からデンプン、細胞壁構成多糖を比較検討した。<BR> <B>〔方法〕</B> …

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  • 愛媛県における野生大豆(ツルマメ)の探索・収集

    猿田 正恭, 髙田 吉丈, 岡部 昭典 植物遺伝資源探索導入調査報告書 = Annual report on exploration and introduction of plant genetic resources 25 13-19, 2009-11

    ...During this exploration, we visited 101 sites and collected 28 wild soybean seed samples from 25 sites and 15 wild azuki bean (Vigna angularis var. nipponensis) seed samples from 15 sites and 1 soybean...

    DOI 機関リポジトリ

  • アズキ餡製造時に生じる副産物`アズキ渋きり水'の

    伊藤 友美, 土田 廣信, 小原 章裕, 水野 雅史, 木村 忠彦, イトウ トモミ, ツチダ ヒロノブ, オイバラ アキヒロ, ミズノ マサシ, キムラ タダシ 瀬木学園紀要 (3) 4-, 2009-03-31

    ...`Shibukiri Mizu' (SM) is the supernatant containing astringency components obtained from azuki beans that have boiled in water for 6 min and then allowed to stand....

    機関リポジトリ

  • ムクナ属マメの調理性に関する研究(第1報)

    飯島 久美子, 奥山 綾子, 早川 和那, 藤井 義晴, 香西 みどり 日本調理科学会誌 42 (2), 93-101, 2009

    ムクナ属マメの食用としての利用を拡大するためにムクナ属マメのハッショウマメ(JVB)とフロリダベルベットビーン(FVB)の二種類の調理特性を把握し,適切な調理条件を検討した。一般成分ではデンプン性の豆としてはたんぱく質と脂質が多く,L-DOPA量はいずれも約 4 g/100 g生豆だった。JVBはFVB,大豆,小豆よりも20℃浸漬での吸水が遅く,個体差も大きいことから吸水が悪いという特徴があった…

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site 被引用文献2件 参考文献33件

  • <I>Bradyrhizobium</I>属細菌の窒素固定エンドファイトとしての機能評価

    大脇 良成, 寺門 純子, 藤原 伸介 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0996-0996, 2009

    我々はこれまで、<I>Bardyrhizobium</I>属細菌の<I>nifH</I>遺伝子と相同性の高い遺伝子が、サツマイモ体内で発現していることを報告してきた。また、サツマイモ体内より、<I>Bardyrhizobium</I>属を含むいくつかの窒素固定エンドファイトを分離した。そこで本報告では、<I>Bardyrhizobium</I>属細菌のエンドファイト窒素固定菌としての機能を評価し…

    DOI

  • 京菓子の作製過程におけるこなしと餡の形状変化

    濱田 明美, 後藤 彰彦, 佐々木 敦孝, 植村 健士, 田中 辰憲, 久米 雅, 仲井 朝美, 芳田 哲也 日本調理科学会大会研究発表要旨集 21 (0), 1037-1037, 2009

    <BR> 京都の伝統産業のひとつに京菓子と呼ばれる和菓子の製造業がある。京菓子製作には「包餡」と呼ばれる「餡を生地で包む」基本技術があり、この技術を用いて、茶席の上生菓子や上用饅頭などがつくられている。近年包餡機の利用が増え、この技術が消える可能性があるため、熟練者の包餡技術の解明に取り組んだ。技術の解明には、手指の動作解析と菓子形状の変化の計測が必要と考えられる。先行研究の手指の動作解析により…

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  • 10年以上連作した畑作物の収量に及ぼす土壌燻蒸と有機物施用の影響

    松崎 守夫 日本作物学会紀事 78 (3), 312-323, 2009

    5種類の畑作物,テンサイ,バレイショ,春播コムギ,ダイズ,アズキを連輪作した試験で,連作区10区,輪作区1区を設けた.連作区では,試験初期から有機物を連用した区,連作11年目以降,土壌燻蒸を行った区,それらの処理を行わない対照区を設けた.輪作区でも有機物連用,土壌燻蒸は行わなかった.連作11~16年目のデータについて,年度を反復とする分散分析を行い,輪作区に対する有意差から,連作による減収,その…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献41件

  • 日本古代における五穀と年中行事

    Verschuer Charlotte von 史学雑誌 118 (1), 37-59, 2009

    ...In the written sources of classical Japan, the 'five grains' appear as a general term meaning various cereals and beans, comprising not only rice but also wheat, millet, Barnyard Grass, soy bean, azuki...

    DOI Web Site

  • マンノース添加・無添加条件下における各種アズキ細胞の糖利用と代謝様式の比較

    加藤 晶, 井上 雅裕 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0589-0589, 2009

    植物細胞は様々な糖を成長や呼吸などの基質として利用している。本研究ではアズキ植物体(<I>Vigna angularis</I> Owhi et Ohashi)を構成する細胞とその根から誘導した懸濁培養細胞の系を用いて糖組成と糖の利用・代謝様式を比較した。その結果、従属栄養的な各植物細胞の成長には共通してスクロース(Suc)合成に至る糖の相互転換と糖ヌクレオチド合成を経由する細胞壁合成が重要であ…

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  • 熟度の異なる大納言小豆の調理特性に関する基礎的研究

    松井 元子, 稲村 真弥, 田邊 愛梨, 古谷 規行, 蘆田 哲也, 饗庭 照美, 冨田 圭子, 大谷 貴美子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 21 (0), 1055-1055, 2009

    <BR>【目的】 我々は先に、小豆の調理特性に及ぼす要因を探る目的で、産地、品種、収穫方法、収穫後の処理などの影響について報告した<SUP>1)</SUP>。そこで、本研究では、熟度の異なる(完熟莢・黄莢・青莢)の小豆の特性に関して、調理科学的な視点から比較検討した。<BR> 【方法】 小豆は京都大納言の熟度の異なる莢(完熟莢・黄莢・青莢)からの豆を試料とした(2007年11月8日、京都府丹後農…

    DOI

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