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検索結果 67 件

  • 1 / 1

  • 脳ドック健診におけるAIの役割

    井川 房夫 総合健診 51 (2), 242-251, 2024-03-10

    <p> 一般社団法人日本脳ドック学会は、未破裂脳動脈瘤や無症候性脳梗塞など無症候性脳疾患の早期発見早期治療を目的として、世界では例を見ない日本独自の脳健診システムである。現在は、脳卒中と認知症予防の医学会として認知症予防にも力を入れている。日本には1990年台から脳ドック健診の画像データがあり、健常人脳画像エビデンスの宝庫といえる。しかし、全てがデータベースとして登録されているわけではなく、現在…

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  • くも膜下出血の疫学と転帰

    井川 房夫 島根県立中央病院医学雑誌 47 (1), 3-9, 2023-03-10

    最近 30年間でくも膜下出血頻度は日本のみが増加しているという報告の反論として,我々は,2003年から2015年までの日本のくも膜下出血頻度は減少し,その原因は,生活習慣(高血圧,喫煙等)の改善のためであることを報告した.しかし,日本人のくも膜下出血の頻度は世界一高いがその原因は解明されていない.一方,日本の脳梗塞に比較してくも膜下出血の治療成績は改善されておらず,くも膜下出血後脳損傷や遅発性脳…

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  • 脳動脈瘤の画像診断と AI 診断

    井川 房夫, 日高 敏和, 桑原 政志, 松田 真伍, 大園 伊織, 知久 正明, 北村 直幸, ショパン アントワン, 島原 佑基 島根県立中央病院医学雑誌 45 (0), 3-12, 2021

    日本は人口比MRI保有台数が世界一であり,日本人の未破裂脳動脈瘤は欧米人の2.8倍 破裂しやすいため,脳ドックが発展している.近年人工知能による未破裂脳動脈瘤診断もされるよ うになったため,未破裂脳動脈瘤のMRI画像診断,人工知能による画像診断について報告する.

    DOI 医中誌

  • MRIにおける無症候性脳病変を用いた主に脳小血管病に関連する脳卒中発症リスクスコアの開発

    岩佐 憲一, 小野田 慶一, 高吉 宏幸, 長井 篤, 山口 修平 脳卒中 43 (6), 505-510, 2021

    <p>【背景および目的】脳小血管病に関連する脳卒中発症の予測因子として,臨床的な因子に加え頭部MRIにおける無症候性脳病変が知られており,これらを組み合わせた脳卒中発症リスクスコアの開発を試みた.【方法】ヘルスサイエンスセンター島根の脳ドック受診者1,790名を対象とし,受検後の脳卒中発症の有無を調査した.背景因子およびMRI所見の比較から脳卒中発症に寄与する因子を抽出し,脳卒中発症リスクのスコ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • 本邦における脳ドック診療の知

    菱川 朋人, 伊達 勲, 中瀬 裕之 Japanese Journal of Neurosurgery 30 (12), 852-856, 2021

    <p> 脳ドック診療は1988年に本邦で始められた診療システムであり, 予防医学において重要な役割を果たしてきた. 日本脳神経外科学会のアンケート調査において本邦では脳神経外科医が脳ドック診療に深く関わっていることがわかった. 1997年初版の脳ドックのガイドラインは計5回の改訂が行われている. 脳ドックのガイドライン2019では脳卒中・認知症予防のための医学会というサブタイトルが付され, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献2件

  • 今後の脳ドックの方向性

    上山 憲司, 大里 俊明, 渡部 寿一, 麓 健太朗, 荻野 達也, 瀬尾 善宣, 中村 博彦 Japanese Journal of Neurosurgery 29 (9), 604-610, 2020

    <p> 本邦における脳ドックの始まりは1988年であり, 脳神経外科領域では未破裂脳動脈瘤の検出に始まり, 神経内科領域では無症候性脳梗塞と大脳白質病変の病因や背景因子の探求に始まった. 現在, 日本脳ドック学会は, 「脳卒中・認知症予防のための医学会」 が学会の副称にも加えられ脳卒中と認知症予防が最大の目標と掲げている. 将来, 脳ドックは蓄積された多くのデータを活用したartificial …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • My Career as a Neurosurgeon

    YASUMOTO YUKIMASA 順天堂醫事雑誌 66 (4), 322-326, 2020

    ...I started Brain Dock in the department of General Medicine in 2017 and wish to spread Brain Dock in order to prevent stroke and dementia....

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 企業における脳ドック受診者の所見および背景因子の検討

    杉原 栄一郎, 野村 美加, 角井 由子, 田澤 美香代, 高橋 雄一, 福田 洋 総合健診 46 (5), 462-467, 2019-09-10

    <p> ライオン株式会社では、50歳以上の従業員に対して脳ドック受診を推奨し、受診者に対して補助金制度を設けている。企業における脳ドック受診者の解析の報告はなく、今回、脳ドック受診者の所見・背景因子および危険因子との関連などの検討を行った。2015年から2017年の3年間で、ライオン株式会社の従業員のうち順天堂東京江東高齢者医療センターで脳ドックを受けた50名(男性29名、女性21名、年齢50~…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 脳血管障害の治療の進歩

    桂 研一郎 神経治療学 34 (5), 487-490, 2018

    <p>After the meta–analysis of 5 major randomized controlled trials (ESCAPE, EXTEND–IA, SWIFT–PRIME, MR–CLEAN, REVASCAT), adding mechanical thrombectomy on the t–PA therapy will become the standard …

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  • 日本総合健診医学会 第45回大会・特別講演1<br>人間ドックと脳ドック

    篠原 幸人 総合健診 44 (6), 832-837, 2017

    1954年に人間ドックが本邦で初めて産声をあげたのと同様に、脳ドックも1988年に本邦で初めて生まれたものである。脳ドックは、非侵襲的な頭部CTの普及に加えて、MRI、頸部超音波エコーなどの開発により、一般の人間ドック健診の盲点をカバーする部分ドックの一つとして広まりつつある。現在、脳ドック施設数は約600(学会認定施設255)で、更に増加傾向にある。<br> …

    DOI Web Site 医中誌

  • 習慣的飲酒者の脳萎縮に対する高濃度ビタミンB群含有機能性飲料の効果について

    朴 啓彰, 上田 正人, 能勢 晶, 山下 典生, 那須 清吾 日本醸造協会誌 112 (12), 849-854, 2017

    高濃度の葉酸・ビタミンB6・ビタミンB12を含有する飲料を開発して,この飲料が習慣的飲酒による脳萎縮を軽減できる効果を有するか調べた。ほぼ毎日飲酒する被験者に対して,90日間上記飲料を毎日1回飲用したところ,ビタミンB群を含まない飲料と比べて,ホモシステイン血中濃度が有意に減少し,全脳灰白質容積比が増加していた。上記飲料は,脳萎縮軽減という観点からは健脳効果を有することが示された。

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 当院脳ドック受診者における大脳白質病変の危険因子および経年変化の検討

    末本 博康, 白崎 温久 人間ドック(Ningen Dock) 30 (4), 705-713, 2015

    <b>目的:</b>高血圧は大脳白質病変(PVHやDSWMH)の危険因子といわれている.今回,当院健診センター脳ドック受診者の健診データからほかに危険因子がないか,また高血圧治療中の受診者の血圧と白質病変の経時的進展との関連について検討した.<br><b>方法:</b>2011年の脳ドック受診者110名を対象に,大脳白質病変の有無と動脈硬化関連項目との関連性を調べた.次に2009年から2013年…

    DOI Web Site 医中誌

  • 末梢循環の血流速度を用いた脳血管疾患リスク評価方法の開発(研究発表,第38回生命情報科学シンポジウム)

    村田 幸治, 陶山 一彦, 亀井 勉 国際生命情報科学会誌 32 (2), 211-216, 2014-09-01

    本研究では、末梢指尖で血流速度を測定し血液レオロジーの立場から脳血管性疾患のリスク評価の可能性を検討した。我々は、超音波ドップラ効果で血流速度を測定し、測定した血流速度を血圧値で補正した最大補正血流速度を定義した。今回の検討では、頭部MRIの所見あり(無症候性大脳白質病変)群と所見なし群で、年齢や血圧値については2群間で有意差を認めなかったが、最大補正血流速度については有意差を認めた。さらに、頚…

    DOI 医中誌

  • 認知症の脳ドック健診における時計描画試験の有用性

    丸田 高広, 吉川 弘明 人間ドック(Ningen Dock) 29 (4), 571-576, 2014

    <b>目的:</b>認知症は早期に簡便に検出することが大切である.本研究は脳ドックの認知症スクリーニングにおける,時計描画試験(clock drawing test:CDT)の有用性を検討することが目的である.<br><b>方法:</b>認知症検査のために金沢西病院を受診した42名(男性:20名,女性:22名,平均年齢:78.1±5.4歳)に対し,コンピュータ(以下,PC)自動判定(河野式)によ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 脳死肝移植後12年目に発症した甲状腺乳頭癌の1例

    大場 崇旦, 春日 好雄, 原田 道彦, 家里 明日美, 小野 真由, 江原 孝史 日本臨床外科学会雑誌 74 (3), 636-639, 2013

    脳死肝移植後に発症した甲状腺乳頭癌症例を経験したので報告する.症例は49歳男性.12年前,家族性アミロイドポリニューロパチーのため,海外で脳死肝移植が施行され,その後,本邦で免疫抑制剤を投与され経過観察されていた.脳ドックでの頸動脈超音波検査で偶然甲状腺腫瘍を指摘された.精査の結果甲状腺乳頭癌と診断され,甲状腺左葉,峡部切除,左D2a郭清が施行された.臓器移植後に免疫抑制剤が使用された場合,悪性…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献24件

  • 脳ドックで経験した無症候性神経膠芽腫の1例

    大野 正弘, 片野 広之, 谷川 元紀, 山田 和雄 人間ドック(Ningen Dock) 25 (5), 844-847, 2011

    脳ドックで遭遇することはごくまれである神経膠芽腫を,脳ドックにおいて発生早期と考えられる段階で脳実質内腫瘍と診断し,治療の場に結びつけることができた症例を経験した.診断の根拠となったMRI画像を提示し,症例報告とした.脳ドックの受診者への結果説明と結果への対応について,正確な診断および発見される病変の質に応じた対応の仕方とともに,関わる疾患の重篤性の故に受診者への心理的な配慮の重要性についても述…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • 脳ドックにおける頚動脈描出能の検討及び大脳白質病変の関連

    日比 英彰, 岡田 浩幸, 高木 理光, 野田 秀樹, 安部 威彦, 橋本 英久 日本農村医学会学術総会抄録集 60 (0), 440-440, 2011

    【はじめに】<BR>医療機器の発達した現在、脳内病変の有無を無侵襲に行なえる脳ドックが全国的に普及しており、頚部血管内病変の観察目的には異なった2種のモダリティにより行われています。脳ドックにおいて大脳白質病変がしばしばみられ、無症候性脳梗塞と共に脳卒中の危険因子であることが報告されています。そこで頚動脈MRAと頚動脈US描出能の比較及び内膜・中膜複合体肥厚であった症例においてMRI画像上、大脳…

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  • 当院における脳ドック受診者の所見および判定の検討

    住田 知隆, 安藤 正司, 小林 望, 越川 和博, 松田 盛功, 川合 信也, 水谷 弘二, 吉村 恵介 日本農村医学会学術総会抄録集 59 (0), 131-131, 2010

    【はじめに】<BR> 画像診断法の進歩により、少ない侵襲で脳の形態が診断できるようになり、磁気共鳴映像(MRI)を主な検査として脳の診査を行う「脳ドック」と呼ばれる試みが1988年頃より、北海道の新さっぽろ脳神経学科病院で最初に行われました。1992年には、日本脳ドック学会も設立され、色々な研究や検討がなされてきました。日本脳ドック学会では平成7年「脳ドックあり方委員会」を設置し、同年、全国の脳…

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  • 心電図同期MRAによる未破裂脳動脈瘤の診断

    中川 善雄, 松原 明夫, 冨田 照見, 松岡 謙二, 中蔦 教夫, 宮本 享, 喜種 慎一, 佐藤 さおり 人間ドック(Ningen Dock) 21 (4), 866-871, 2006

    心電図同期magnetic resonance angiography(MRA)を未破裂脳動脈瘤症例で撮影し,動脈瘤の瘤径と形態について収縮期画像と拡張期画像で比較検討した.方法:2004年4月より2005年12月までに心電図同期MRAを撮影した未破裂脳動脈瘤の受診者29名(男性14名・女性15名),31動脈瘤を対象とした.内訳は,中大脳動脈系13個,内頚動脈系11個,前交通・前大脳動脈系6個,…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 動脈硬化の危険因子としての血中総ホモシステイン濃度の検討 ― 頸動脈超音波検査との比較―

    林 務, 林 正博, 小田 憲一, 久保 清史, 木村 緑 人間ドック(Ningen Dock) 20 (4), 649-654, 2005

    目的:動脈硬化の危険因子の一つに高ホモシステイン血症が挙げられている.本研究では,未だ疾患を発症していない者を対象にして,ホモシステイン(tHcy)を含めた各種の動脈硬化の危険因子と,頸動脈超音波検査による内膜中膜複合体の最大厚(MaxIMT)との関連をPearsonの相関係数(Pcc)と重回帰分析(MulR)により検討した.方法:2004年8月1日から2005年3月3G日の間に関東労災病院健康…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献21件

  • 脳ドックの現状とあり方

    中川 俊男 脳卒中 24 (3), 325-328, 2002

    ...<BR>Persons categorized as the high-risk group are highly suggested to be screened at the Brain Dock. Both accountability and transparency is reqested at the Brain Dock....

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  • 未破裂脳動脈瘤の手術適応に関する考察

    端 和夫 Japanese Journal of Neurosurgery 11 (7), 441-445, 2002

    脳ドックのデータから推定すると,わが国の未破裂脳動脈瘤の全体としての破裂率はISUIAの報告より高く,年間破裂率が0.5%を超える限界は最大径が3,4mm付近の病変と考えられ,10mmでは1%以上となる,手術の危険に関しては,死亡は1%以下,後遺症発生を含めても5%以下と考えられ,大きさに関する手術適応の下限は,ほぼ5mmとする現在の基準より下方への修正が,年齢の限界では70歳より高齢へと修正す…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件 参考文献11件

  • UCAS JAPANの方法論とEBMとしての価値(<特集>外科治療における無作為臨床試験と医療倫理)

    端 和夫 Japanese Journal of Neurosurgery 10 (9), 592-595, 2001

    UCAS JAPANについて研究プランとバックグラウンドを紹介し, その必要性と妥当性を考察した.UCAS JAPANはすべての未破裂脳動脈瘤の登録事業で, 大規模な前向きコホート研究といえる.この研究は, 未破裂脳動脈瘤の破裂率, 治療結果に関して, 個々の患者の治療方針の決定に役立つ知見を欠く現在, 必要かつ最適の研究である.構築される大きなデータバンクは, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献12件

  • 家族性脳動脈りゅうとAVM

    中川 俊男 脳卒中 21 (4), 392-396, 1999

    ...This incidence was significantly higher than that found at the Brain Dock of healthy volunteers (6%)....

    DOI 参考文献14件

  • 未破裂脳動脈りゅう

    端 和夫 脳卒中 20 (6), 525-532, 1998

    Subarachnoid hemorrhage consists of 50% of all stroke deaths in younger age groups in Japan, therefore, its prevention is an important issue. Recent refinement of MRA revealed that the incidence of …

    DOI 被引用文献1件

  • MR Angiographyによる脳ドックの現状

    花川 一郎, 池田 尚人, 岩田 隆信, 松本 清 昭和医学会雑誌 56 (2), 219-224, 1996

    1994年の1年間に他院にて施行されたMRAで脳動脈瘤や脳動脈狭窄, 脳動静脈奇形を疑われて当院に紹介された4例を提示する.当院にてMRAを施行し, 機種による画像の違いと実際の脳血管造影の所見と比較し検討したところ, 4症例中3例は疑陽性例であった.MRAは今後脳血管造影の変わりを果たすことが期待されている.しかし, 現時点においては, 疑陽性或いは偽陰性となる症例が存在し, …

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