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検索結果 126,734 件

  • 高等学校における探究学習の経験と大学での学び・キャリア探索との関連

    荒木 淳子, 高橋 薫, 佐藤 朝美 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-07-20

    <p>本研究の目的は,高等学校で探究学習を行った経験と大学での学び,キャリア探索との関連を明らかにすることである.全国の4年制大学1,2年生を対象にWebアンケート調査を実施し,高等学校での探究型授業経験と,大学でのキャリア探索,授業プロセス・パフォーマンス,ライフキャリア・レジリエンスとの関連を調べた.255名の回答を分析した結果,高校時代にSGH/SSHともに経験した回答者は環境探索の得点が…

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  • 学習者の理解度に応じた自動問題生成AIシステムの開発

    和久 友親, 田村 哲嗣, 川瀬 真弓 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-07-20

    <p>本研究では,学習者が学習した内容を各学習者の理解状態に応じて定着させるために,BERTとEmbedRank++といった人工知能技術・情報技術によって穴埋め・選択問題を自動生成し,理解度に合わせて出題するウェブシステム「AI道場」を開発した.本稿では,本システムの開発の内容と大学講義「多変量解析」において「AI道場」を利用した学習者へのアンケート調査結果を報告する.本システムの開発内容の有効…

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  • 深層畳み込みニューラルネットワークモデルの高次画像特徴量に対する注視の時空間バイアスの普遍性

    赤松 和昌, 西野 智博, 宮脇 陽一 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (6), 387-395, 2024-06-01

    ヒトは視線を動かすことにより,外界の視覚情報を能動的に取得する.では,どのような画像特徴量が視線を惹きつけるのだろうか.先行研究において,深層畳み込みニューラルネットワークモデルによって抽出された高次の画像特徴量に,より頻繁に視線が向けられることを示唆する結果が得られている.また,この効果は画像提示後すぐに強まることも報告されている.しかし,このような注視の時空間バイアスが特定のモデルでのみ説明…

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  • 電界紡糸マットを用いた中空多孔吸入粉末剤の調製

    伊藤 貴章 ホソカワ粉体工学振興財団年報 31 (0), 39-45, 2024-05-31

    <p>吸入剤のうち吸入粉末剤(DPI)は,粉末粒子を肺深部に到達するために,空気力学的粒子径を1~6 μmに制御する必要がある.しかし,シングル・ミクロンの粒子は付着凝集性が高いため,吸入デバイスからの放出が難しい.加えて,既存のDPI調製法は,通常,高温処理が必要で,熱に弱い薬剤に適用することができない.本研究では,溶液を室温でナノファイバーとして粉末固化できる電界紡糸法に着目した.ナノファイ…

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  • 学習方略の探究をテーマとした総合的な学習の時間における実践

    篠ヶ谷 圭太, 福本 雅俊, 山本 愛美, 川村 明子, 中井 嘉子 日本教育工学会論文誌 48 (1), 229-239, 2024-05-30

    <p>本実践では,学習の質の向上を目的として,中学1年生116名に対し,総合的な学習の時間を利用して学習方略をテーマとした探究活動を行った.探究活動は前期中間考査の時期,夏季休暇中,前期期末考査の時期の3回行われた.個々の探究活動では,学習者は方略のプランを立て,実際に使用した上で,その効果の振り返りを行った.そして,3回の活動後,学習者は自分に合った学習方略について,プレゼンテーションを行った…

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  • 深いアプローチの観点から考察したICTを活用した家庭科模擬授業の気づきの特徴

    小清水 貴子, 藤木 卓, 室田 真男 日本教育工学会論文誌 48 (1), 217-228, 2024-05-30

    <p>本研究では,教職課程で初めて模擬授業を経験する学生を対象に,ICTを活用した家庭科の模擬授業を実践した.単独模擬授業とグループ模擬授業を設定し,教師がわかりやすく説明する場面と児童一人一人に意見をもたせる場面を取り上げた.模擬授業に対する自由記述と指導案改善課題の記述を用いて,深いアプローチの4つの観点から受講者の気づきの特徴を検討した結果,模擬授業の気づきの内容は学習経験,教職の意義・理…

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  • A Multimodal Fusion Behaviors Estimation Method for Public Dangerous Monitoring

    Hou Renkai, Xu Xiangyang, Dai Yaping, Shao Shuai, Hirota Kaoru Journal of Advanced Computational Intelligence and Intelligent Informatics 28 (3), 520-527, 2024-05-20

    ...This paper proposes an automatic identification method for dangerous behaviors in public places, which analyzes group behavior and speech emotion through deep learning network and then performs multimodal...

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  • 3D Ship Hull Design Direct Optimization Using Generative Adversarial Network

    Trinh Luan Thanh, Hamagami Tomoki, Okamoto Naoya Journal of Advanced Computational Intelligence and Intelligent Informatics 28 (3), 693-703, 2024-05-20

    ...<p>The direct optimization of ship hull designs using deep learning algorithms is increasingly expected, as it proposes optimization directions for designers almost instantaneously, without relying on...

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  • 脊椎外科における血管外科医としての経験

    齋藤 雄平, 伊藤 研悠, 都島 幹人, 板谷 慶一, 山田 敏之, 正木 祥太, 北村 浩平, 金村 徳相, 須田 久雄 日本血管外科学会雑誌 33 (3), 115-119, 2024-05-19

    <p>【目的】欧米では脊椎手術の際,血管外科医が術野の確保,止血を担うことがあるが,本邦では行われていない.当教室が協働した前方経路腰椎椎体間固定術(ALIF)の問題点を解析し,脊椎外科とのコラボレーションに重要な点を検討した.【方法】2019年8月から2023年1月までのALIF 21例について,対象疾患,出血量,主要合併症,手術の問題点を解析した.【結果】年齢64.9±12.3歳(男性13例…

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  • 脊髄病変が推定された熱中症の1例

    渡邊 亜貴子, 佐藤 絢, 本郷 菜苗, 垰畑 真結子, 佐藤 武 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine advpub (0), 2024-05-16

    ...days later, she was transferred to our hospital presenting with symptoms of dementia, dysarthria, dysphagia, moderate bilateral upper extremity paralysis, severe lower extremity paraplegia, and loss of deep...

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  • 海洋深層水を使用した飼育下におけるベニズワイガニの脱皮成長量と脱皮間隔

    前田 経雄, 内山 勇 日本水産学会誌 90 (3), 242-253, 2024-05-15

    <p> 富山湾で採集したベニズワイガニ<i>Chionoecetes japonicus</i>を用いた約10年にわたる水温約0.7℃での飼育試験により,脱皮に伴う成長量(脱皮後甲幅−脱皮前甲幅),成長率(成長量/脱皮前甲幅×100[%])および脱皮間隔を調査した。366回の脱皮データより,甲幅6.2–96.9 …

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  • Latent Crossover for Data-Driven Multifidelity Topology Design

    Kii, Taisei, Yaji, Kentaro, Fujita, Kikuo, Sha, Zhenghui, Seepersad, Carolyn Conner Journal of Mechanical Design 146 (5), 051713-, 2024-05-01

    Kii T., Yaji K., Fujita K., et al. Latent Crossover for Data-Driven Multifidelity Topology Design. Journal of Mechanical Design 146, 051713 (2024); https://doi.org/10.1115/1.4064979.

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  • 形・色の特徴に着目したウキクサ科植物の面積と枚数の推定

    奥田 萌莉, 石澤 秀紘, 大島 裕明 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (5), 323-334, 2024-05-01

    本研究では,ウキクサ科植物の一つであるコウキクサを対象として,写真から葉の面積と葉の枚数を推定する問題に取り組んだ.コウキクサの栽培を行い,写真撮影とアノテーションによってデータセットの作成を行った.作成されたデータセットを用いて,コウキクサの葉の面積と枚数を推定する手法を提案した.提案手法は,コウキクサの画像を入力とし,コロニーの領域認識,コロニーの健康状態推定,コロニー内の葉の枚数の推定とい…

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  • ユビキタスフォノンエンジニアリング

    野村 政宏 応用物理 93 (5), 272-278, 2024-05-01

    <p>あらゆる活動に伴うエネルギー消費は熱を生み出す.放置すると環境に消えていくが,ロジック半導体,パワー半導体,光デバイス,生体など,正常な機能と性能を維持するには適切な熱マネジメントが重要となる.正確な熱輸送の理解には,熱キャリヤであるフォノンの振る舞いを深く理解する必要がある.光子や電子と比べるとフォノンは追跡と制御が難しいが,特異な物理の探索と制御技術開発が着々と進められている.本稿では…

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  • Fresh Tea Sprouts Segmentation via Capsule Network

    QIAN Chunhua, QIN Xiaoyan, QIANG Hequn, QIN Changyou, LI Minyang IEICE Transactions on Information and Systems E107.D (5), 728-731, 2024-05-01

    ...The spatial relationship between local parts and whole tea sprout is retained and effectively utilized by a deep encoder-decoder capsule network, which can reduce the effect of tea sprouts with uncontrollable...

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  • 子どもたちはテレビや動画にどう接し,学習をしているのか

    子どものメディア・デジタル教材利用に関する調査研究プロジェクト, 舟越 雅, 行木 麻衣, 築比地 真理 放送研究と調査 74 (5), 2-27, 2024-05-01

    スマートフォンの普及などメディアを取り巻く環境が大きく変わる中で、子どもたちがどのようなメディアやデジタル機器を日々利用し、家庭ではどのようにデジタル教材を使いこなして学習しているのか、全体像を把握する大規模調査を実施した。その結果を3回に分けて報告する。今回はおもにウェブモニター調査の結果から、子どもたちの基本的なメディア利用に注目した。リアルタイムのテレビ視聴とインターネット動画利用をみると…

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  • 地中レーダ探査からみた丹那断層田代地点の極浅部地下の左横ずれ変形構造

    木村 治夫, 堤 浩之, 稲荷 絢音, 谷口 薫, 中西 利典 第四紀研究 63 (2), 65-75, 2024-05-01

    <p>本研究では丹那断層の田代地点で,極浅部地下構造を可視化する物理探査法のひとつである地中レーダ探査を実施し,埋没した横ずれ変形構造の検出を試みた.探査は,断層に平行な長さ40 mの測線を0.5 m間隔で41本設定し,機材にはカナダSensors & Software社のpulseEKKO PRO地中レーダ探査システムを用いて,各測線ともに中心周波数50 MHzのアンテナによって0.5 …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • DNN Aided Joint Source-Channel Decoding Scheme for Polar Codes

    YU Qingping, ZHANG You, SHI Zhiping, LI Xingwang, WANG Longye, ZENG Ming IEICE Transactions on Fundamentals of Electronics, Communications and Computer Sciences E107.A (5), 845-849, 2024-05-01

    ...<p>In this letter, a deep neural network (DNN) aided joint source-channel (JSCC) decoding scheme is proposed for polar codes....

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  • オフライン強化学習による重機の経路計画

    中山 達也, 加志 東樹, 内村 裕 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 144 (5), 367-373, 2024-05-01

    <p>Controlling bulldozers at construction sites requires advanced skills. However, training skilled operators is time consuming and expensive. Additionally, the shortage of young workers is …

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  • ABiSにおける画像解析支援の現状と課題

    上野 直人 顕微鏡 59 (1), 16-19, 2024-04-30

    <p>ABiS画像解析チームは大学共同利用機関,国立大学,私立大学を含む6つの研究機関に所属する8人の画像解析エキスパートによって構成されている.それぞれの支援者は細胞生物学,発生生物学,システム生物学,情報工学など幅広いバックグラウンドを活かし,科研費を取得した被支援者が分子,細胞,組織,個体といった多階層をから取得した画像データから,背後にある生物学的な意味を抽出し,論文発表に至るまでを支援…

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  • 脳活動イメージングのための多光子顕微鏡技術

    佐藤 正晃, 東 万葉, 岩谷 優 顕微鏡 59 (1), 32-36, 2024-04-30

    <p>蛍光分子が複数の光子を吸収して励起される多光子励起を応用した顕微鏡のうち,生体透過性の高い近赤外パルスレーザーを用いて脳の深部の神経回路を画像化する二光子顕微鏡は,複雑な神経回路の活動を単一細胞レベルの解像度でほぼ網羅的にイメージングできることから,特に2000年代以降の神経科学に革新をもたらした.一方で,一般的な二光子顕微鏡は1 …

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  • ABiSにおける光学顕微鏡支援活動

    藤森 俊彦 顕微鏡 59 (1), 4-7, 2024-04-30

    <p>生物学・生命科学研究の現場において光学顕微鏡は身近な存在である.近年の技術の進歩により,種々の先端的顕微鏡が開発・高性能・高機能化され,これまで不可能だったスケールでの観察を可能とし新しい発見につながっている.しかし,それぞれの用途に応じて先端的顕微鏡を選択し,その性能を十分に引き出すには高い技術が必要である.ABiSの光学顕微鏡支援では,全国の各地に配置された支援者が連携しながら利用者の…

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  • 最近の下大静脈フィルター使用経験

    石川 諄武, 山本 尚人, 遠藤 佑介, 露木 肇, 山中 裕太, 嘉山 貴文, 片橋 一人, 佐野 真規, 犬塚 和徳, 竹内 裕也, 海野 直樹 静脈学 35 (1), 67-74, 2024-04-27

    <p>下大静脈フィルター(IVCF)は長期留置に伴う合併症もあり早期回収が推奨されるが,大きなフィルター内血栓があると回収時に肺動脈血栓塞栓症(PTE)を生じる可能性がある.2017年4月~2021年12月に診察した静脈血栓塞栓症(VTE)308例のうち下肢深部静脈血栓症(DVT)は271例(うち中枢型148例).IVCFを留置した12例について検討した(中枢型DVTの8.1%).IVCFはニュ…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 下腿部フォーム硬化療法を併用した下肢静脈瘤血管内焼灼術の治療成績

    田淵 篤, 柚木 靖弘, 渡部 芳子, 桒田 憲明, 田村 太志, 古澤 航平, 山根 尚貴, 山澤 隆彦, 金岡 祐司 静脈学 35 (1), 45-51, 2024-04-27

    <p>術中下腿部フォーム硬化療法を併用した下肢静脈瘤血管内焼灼術の治療成績を検討した.血管内焼灼術324肢(2018年10月−2022年4月)のうち245肢(75.6%)に術中フォーム硬化療法を併用し,237肢には伏在静脈血管内焼灼術後に下腿部静脈造影,透視下フォーム硬化療法を行った.術中合併症は一過性下腿痛3.3%をきたし,術後合併症は術後7–10日で血栓性静脈炎3.3%,術後1カ月で硬結35…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 肺血栓塞栓症を合併した多発深部静脈血栓症の1例

    中田 悠希, 井上 卓哉, 佐戸川 弘之, 籠島 彰人, 管野 隆三 静脈学 35 (1), 41-44, 2024-04-27

    <p>肺がん術後に,上肢の深部静脈血栓症(DVT)による急性肺血栓塞栓症(PTE)を生じ,同時に下肢DVTも合併した症例を経験した.症例は83歳男性,左上葉肺がんの診断にて左上葉切除術が施行した.周術期は血栓予防対策として弾性ストッキングの着用や術中の間欠的空気圧迫法を行った.術翌日よりリハビリを開始し術後経過は良好であったが,術後15日に突然の失神発作をきたした.造影CTにて右肺動脈末梢に軽度…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 経皮的カテーテル心筋焼灼術周術期における下肢静脈超音波検査の有用性

    小島 光司, 井上 美奈, 左右田 昌彦, 奥村 諭, 髙田 康信 医学検査 73 (2), 294-300, 2024-04-25

    <p>深部静脈血栓症(DVT)を含む静脈血栓症は外科的手術後や出産後に多く発症するため周術期管理が重要視されているが,経皮的カテーテル心筋焼灼術(CA)の周術期に関連した報告は少ない。CA施行後におけるDVT発生率および発生因子について超音波検査を用いた調査・解析を行い,CA周術期における下肢静脈超音波検査(下肢静脈US)の有用性について検討したので報告する。当院にて非心房細動に対するCAを施行…

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  • ChatGPTによる臨床検査技師国家試験正答率の検証

    土井 洋輝, 石田 秀和, 永沢 大樹, 坪井 良樹, 菊地 良介, 市野 直浩, 秋山 秀彦, 齋藤 邦明 医学検査 73 (2), 323-331, 2024-04-25

    <p>近年,大規模言語モデル(large language models; LLM)が世界的に様々な分野で注目を集めている。LLMとは,非常に巨大なデータセットとディープラーニング技術を用いて構築された言語モデルである。LLMは,人間に近い流暢な会話が可能であり,自然言語を用いたさまざまな処理を高精度で行えることから,世界中で注目を集めている。本研究では,LLMであるOpenAI社が開発したCh…

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  • 糖鎖の深層理解のための分析技術

    木下 充弘, 山田 佳太 生化学 96 (2), 199-206, 2024-04-25

    ヒトのゲノム解読後,タンパク質や脂質に無限の多様性を与える糖鎖の情報を読み取ろうと,さまざまな糖鎖解析技術が開発されてきた.レクチンアレイやオービトラップ型質量分析装置の登場は,糖鎖研究のメインストリームとして活用され,プロテオミクスとの境界領域に踏み込んだ研究をも加速化させた.一方,既存の技術は時間平均的な糖鎖構造をながめているにすぎない場合が多く,必ずしも糖鎖特有のダイナミクスを把握できてい…

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  • モンゴル,ハンガイ山地,オルホン川上流域の景観

    地学雑誌 133 (2), Cover02_01-Cover02_02, 2024-04-25

    <p> モンゴルと聞くと広大な砂漠と緑の草原を思い浮かべる読者が多いかもしれない.しかしモンゴルは実に山の国である.同国中央部から北西部には植生を欠く赤茶けた山肌や急峻な山地が延々と連なり,なかには欧州アルプスを彷彿とさせる雪を被った峰が続く.モンゴル中央部のハンガイ(Khangai)山地(東西1000 km 南北200 …

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  • 箱根火山活動における膨張源の深さ

    原田 昌武, 吉田 明夫 地学雑誌 133 (2), 91-100, 2024-04-25

    ...Therefore, it cannot be said that volcanic activity with a shallow pressure source would always be hazardous and activity with a relatively deep source would not become dangerous....

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  • (1→3)-β-D-グルカン測定試薬「β-グルカンシングルM30テストワコー」の基礎的検討

    北川内 優佳, 竹村 侑紀, 福嶋 理香, 石原 綾子, 横山 俊朗, 中村 朋文, 松岡 雅雄, 田中 靖人 医学検査 73 (2), 271-277, 2024-04-25

    <p>(1→3)-β-D-グルカン測定は,深在性真菌症の診断補助に用いられる。当院では,これまで富士フイルム和光純薬株式会社のトキシノメーターMT-6500(比濁時間分析法)を用いて測定を行っていた。近年,同社より発色合成基質法による測定が可能なリムセイブMT-7500が発売された。そこで,我々は比濁時間分析法を測定原理とする「β-グルカンテストワコー」と,発色合成基質法を測定原理とする「β-グ…

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  • 日本周辺海域におけるメタンハイドレートの分布,産状と起源

    松本 良, 蛭田 明宏, 大井 剛志, 柿崎 喜宏, 下野 貴也, 石田 直人, サイディ マッソウ, シュナイダ グレン, 戸丸 仁, 福田 朱里, 弘松 峰男, 大川 史郎, 柳本 裕, 棚橋 学, 角和 善隆 地学雑誌 133 (2), 63-89, 2024-04-25

    ...Gas chimney structures are the main conduits for the migration of deep-seated methane, associated with sea floor methane seeps, chemosynthetic communities, and methane-derived authigenic carbonates....

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  • グルコース酸化物を利用したクロム鞣し牛革の濃色着色

    大江 猛, 吉村 由里香 Journal of Textile Engineering 70 (2), 17-21, 2024-04-15

    <p>Our laboratory has reported in many papers on the coloration of fiber materials with amino groups, such as wool, silk, and nylon, using the Maillard reaction, i.e., the reaction with sugars. In …

    DOI Web Site 参考文献9件

  • ウステキヌマブが著効した潰瘍性大腸炎術後回腸囊炎の1例

    根本 夕夏子, 田島 慎也, 齋藤 孝太, 里井 新, 松井 貴史, 木村 晴, 中村 文彦 日本消化器病学会雑誌 121 (4), 307-314, 2024-04-10

    <p>症例は60歳代女性.35歳時潰瘍性大腸炎を発症,47歳時回腸囊肛門管吻合術.49歳時に関節リウマチと診断されメトトレキサート開始.術後回腸囊炎に対し長期ステロイドを投与され,中等症の状態が持続.64歳時ステロイドを漸減し,アザチオプリンを開始してステロイドは中止したところ赤沈の亢進を認め,ウステキヌマブ投与を開始して,著効,寛解に至った.潰瘍性大腸炎術後回腸囊炎に対しウステキヌマブで寛解導…

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  • 85歳以上の超高齢骨盤臓器脱の治療成績についての検討

    遠藤 拓, 野村 由紀子, 黒川 一平, 中川 智絵, 岡田 義之, 重田 美和, 鈴木 直, 嘉村 康邦 日本女性骨盤底医学会誌 20 (1), 1-5, 2024-04-08

    <p>高齢化が急速に進行する本邦において、高齢者の骨盤臓器脱(以下POP)患者も増加している。当院における 85 歳以上の超高齢POP 患者の背景と治療成績について後方視的に調査した。2019 年4 月から2022 年3 月の3 年間に当院を受診したPOP 患者は927 例で、85 歳以上の超高齢者は78 例(8.4%)であった。POP-Q stage3 は34 例(44%)、stage4 …

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  • 物体検出AIを用いたブルーベリーの花芽および果実の検出による圃場モニタリングの自動化に関する研究

    松岡 和輝, 高杉 翔, 岡本 博史 農業情報研究 33 (1), 27-43, 2024-04-01

    <p>ブルーベリー栽培において,花芽や果実のモニタリングは圃場管理の観点で重要である.しかし,日本におけるブルーベリー栽培は主に小規模かつ人手によって行われており,圃場全域をリアルタイムでモニタリングすることは困難であった.そこで,本研究ではブルーベリー圃場におけるモニタリングの自動化を目的として,深層学習による物体検出を用いた,果樹ごとの花芽数と果実数の推定可能性についての検証を行った.まず,…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • Agreement Loss: 削減率に対して頑健なData Pruning Metric

    東 遼太, 和田 俊和 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 273-280, 2024-04-01

    Data Pruning (DP)は,学習後の精度が維持されるように学習用データセットを削減する手法である.既存手法の多くは,分類タスクにおける各学習サンプルの難しさを,重要度を表すスコアとして測定し,そのスコア順にサンプルを必要個数選択することで削減している.このような戦略は,データセットの削減率が小さい場合には学習後の精度を維持するが,削減率の増加に伴って精度は低下し,一定以上になるとランダ…

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  • エッジAI向けの異常検知の高精度,高速化の検討

    北野 侑弥, 中西 知嘉子 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 188-195, 2024-04-01

    本論文は,異常検知の精度を保ちつつ,処理速度を高速化する手法を提案する.近年,エッジAIは幅広い分野で活用されている.そのなかでも,コストが低い点,通信が必要ない点,消費電力が少ない点から,製造現場でエッジAIの異常検知の活用が注目されている.異常検知は,正常な画像を学習し,その特徴に近ければ正常,異なれば異常と判断する技術である.また,より細かい特徴の違いを判別するには多くの特徴をとり,多くの…

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  • 画風に基づく作品検索に向けた生成モデルと距離学習に基づく深層クラスタリング手法

    朴 炳宣, 松下 光範 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 176-187, 2024-04-01

    本論文では,コミックやイラストのように絵画によって表現されるコンテンツにおける画風に基づいた作品検索システムの実現に向け,深層距離学習を用いたクラスタリングモデルを提案する.既存手法では,人によって設計された特定の要素による特徴量や,固定されたクラスによって最適化された特徴量によってモデルが学習されるため,未知データに対する頑健性が懸念される.そこで,提案手法では,Variational …

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  • A Monkey Swing Counting Algorithm Based on Object Detection

    CHEN Hao, LU Zhe-Ming, LIU Jie IEICE Transactions on Information and Systems E107.D (4), 579-583, 2024-04-01

    ...<p>This Letter focuses on deep learning-based monkeys' head swing counting problem. Nowadays, there are very few papers on monkey detection, and even fewer papers on monkeys' head swing counting....

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 災害時のクロノロジーに対する優先度推定における順序回帰の適用

    孝壽 真治, 竹内 孔一 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 255-264, 2024-04-01

    大規模災害時に対策本部や保険医療調整本部などでは時々刻々と業務が発生し,業務の優先度に応じて医療資源の分配を決定している.優先度を推定するシステムを構築することができれば,業務の負担を軽減して災害対策に時間を割り当てることが可能になる.業務の内容はクロノロジーとして時間順に短い文書で電子的に記録されている.そこでクロノロジーに対して機械学習を利用して優先度を推定するシステムを構築し,どの程度の推…

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  • Sense-Aware Decoder for Character Based Japanese-Chinese NMT

    LI Zezhong, REN Fuji IEICE Transactions on Information and Systems E107.D (4), 584-587, 2024-04-01

    ...With the former, it has been partially solved by the deep encoder and several existing works. But with the later, interestingly, the ambiguity in the target side is rarely discussed....

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 振り返り中心の授業デザイン

    関田, 一彦, Kazuhiko, SEKITA, 福, 博充, Hiromitsu, FUKU, 柴田, 香奈子, Kanako, SHIBATA 教育学論集 (76) 309-321, 2024-03-31

    ...It is necessary for university education to shift from imparting knowledge to “proactive, interactive, and deep learning”....

    機関リポジトリ HANDLE

  • 教員養成段階における発問技能習得に向けた指導の工夫

    上原 , 昭三 教育総合研究叢書 - (17), 187-195, 2024-03-31

    本稿は,担当する教科教育に関する科目(「初等算数科教育法」「道徳教育の指導法」)での,学生の発問・発話技能向上に関する指導における実践の報告である。発問・発話の技能,特に児童の発言に即して発問の種類を変えながら思考を焦点化させる技術は,教科によらず模擬授業等を通して学生に習熟させておきたいところである。昨年度までの実践で模擬授業のために学生が作成した発問・発話計画には,「児童の深い考えを引き出す…

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  • 差別語の歴史的変遷の可視化と分析

    応 夢, 田中 瑛, 尾方 義人 デザイン学研究 70 (4), 4_45-4_54, 2024-03-31

    <p> 本研究では、『記者ハンドブック』における差別語の変遷を探求し、視覚化分析を行った。差別語の歴史的な変遷を追跡することにより、時代の変化とともに、特にジェンダー平等の意識が進歩し、差別語の言い換えに反映されていることが明らかになった。この変化は社会の公正性や平等性の進展を示しているだけでなく、メディア表現の構造が大きく変わり、ジェンダー問題に対する社会の関心が高まったことも反映している。<…

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  • 日本企業におけるDXの促進要因

    今川 智美, 中川 功一 イノベーション・マネジメント 21 (0), 71-85, 2024-03-31

    <p>日本企業において、DXを推進するための組織要件は何か。本研究では、サイモンの人工物論を用い、組織のインフォーマルな側面がその鍵ではないかと試論し、検証する。いわゆる日本的経営では組織のフォーマルな構造からは抜け落ちる、インフォーマルな側面が濃く存在していることが知られている。マニュアル・ルールにはない、ジョブ・ディスクリプションに書かれていない仕事や部門間でのヨコの調整である。そうしたもの…

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  • 外傷性脳損傷の症候学

    上田 敬太 高次脳機能研究 (旧 失語症研究) 44 (1), 19-24, 2024-03-31

    <p>  外傷性脳損傷は, 直達外力による局所脳損傷と, 回転に伴う剪断力から生じるびまん性軸索損傷に分類され, 実際の症例では合併して生じていることも多い。局所脳損傷症例の半数以上は眼窩前頭前野を中心とした脳損傷を呈し, 同部位の損傷に起因する諸症状を呈する。びまん性軸索損傷では, 脳梁を代表とする深部白質, 視床などの深部灰白質, 小脳, 脳幹などの体積低下を認め, …

    DOI Web Site 参考文献21件

  • The impact of large language models on radiology: a guide for radiologists on the latest innovations in AI

    Takeshi Nakaura, Rintaro Ito, Daiju Ueda, Taiki Nozaki, Yasutaka Fushimi, Yusuke Matsui, Masahiro Yanagawa, Akira Yamada, Takahiro Tsuboyama, Noriyuki Fujima, Fuminari Tatsugami, Kenji Hirata, Shohei Fujita, Koji Kamagata, Tomoyuki Fujioka, Mariko Kawamura, Shinji Naganawa Japanese Journal of Radiology 2024-03-29

    ...<jats:title>Abstract</jats:title><jats:p>The advent of Deep Learning (DL) has significantly propelled the field of diagnostic radiology forward by enhancing image analysis and interpretation....

    DOI PDF Web Site 被引用文献1件 参考文献56件

  • オホーツク海の古海洋研究

    岡崎 裕典, 関 宰, 高橋 孝三 低温科学 82 119-133, 2024-03-29

    海底堆積物試料を用いたオホーツク海の海洋環境変動の研究史をレビューする.特に水温・海氷・中層水形成・生物生産の4トピックについて,現在とは大きく異なる最終氷期のオホーツク海の復元結果を中心に研究成果を解説する.また,オホーツク海の科学掘削を目指した試みODP/IODP proposal 477を紹介する.

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  • 畳屋の事業転換と両利きの経営者

    白石 秀壽 マーケティングジャーナル 43 (4), 96-105, 2024-03-29

    <p>畳は日本の伝統的床材であるが,住宅の洋風化に伴い,市場は衰退傾向にある。一般に,畳屋は地域に根差して事業を展開している。なぜなら,畳を敷き込む際には,部屋の間取りや柱の位置に応じて,高さやサイズを調整する熟練の職人的技能が不可欠で,規模の経済を発揮できないからである。また畳は差別化が難しい製品でもある。それゆえに畳業界は典型的な多数乱戦型業界となる。そのような中で,久保木畳店は,全国の飲食…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • なぜバチスカーフFNRS III は日本に来たか。海洋学における日仏協力の始まり

    小松 輝久, ユベール=ジャン セッカルディ La mer 61 (3-4), 87-105, 2024-03-27

    本稿では,1958 年5 月に潜水艇FNRS III がなぜ日本に来航し,日仏の科学者が共に日本海溝を調査したのか,その概要を紹介する。1953 年にトゥーロンで進水したFNRS III は,当時世界で最も先進的な潜水艇であった。日本で深海調査を行っていた東京水産大学の佐々木忠義教授は,1956 年1 …

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  • 日仏海洋開発専門部会の発足とその後

    戸谷 玄 La mer 61 (3-4), 129-136, 2024-03-27

    本稿では,1974 年に締結された日仏科学技術協力協定に基づき設置された「日仏海洋開発専門部会」の創設と その後の活動について概説する。1974 年7 月,日仏科学技術協力合同委員会において,フランス側がオキアミの 採捕と利用,魚病学,マンガン団塊に関心を示した。1975 年4 月,日仏海洋開発専門部会の第1 回会合が開かれ, …

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  • 現代の心理療法における「コミットメント」をめぐる諸相─オリジナルとテンプレート─

    北原知典 放送大学研究年報 41 83-89, 2024-03-25

    高度情報化社会では、心の投影の引き受け手であった聖地や未知なる場所は、世界規模で共有かつ消費され、その結果、個人の内的な世界を投影可能なリアルな場は世界から失われつつある。個人の生きる物語は、本来、この感情や情動によって心の深い部分が揺り動かされる体験を通して育まれるが、その体験を得ることが困難となっている。そして、それは個人を定位させる他者の不在とも言い換えられる。他者不在の世界は人に不安を喚…

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  • 喉頭,気管気管支に病変を伴った肺クリプトコックス症の1例

    堤 将也, 山入 和志, 向井 文香, 山口 実賀, 藤井 裕子, 三木 雄三, 柳生 恭子, 眞本 卓司, 少路 誠一 気管支学 46 (2), 96-101, 2024-03-25

    <p><b><i>背景.</i></b>クリプトコックス症は,莢膜を有する酵母であるクリプトコックス属に感染し発症する深在性真菌症である.肺と中枢神経系の感染が多いが喉頭・気管病変は稀である.<b><i>症例.</i></b>82歳,女性.X-3年1月にホジキンリンパ腫と診断され,化学療法を行い完全寛解となった.経過観察目的にX年5月に撮影した胸部CTで右肺下葉に結節影が出現し,咳嗽と嗄声も同時…

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  • Inpatients’ Impressions of Bedding in Different Tones of Blue

    HARA Yayoi, KUROKI Rin, NAKASHIMA Fuyuko, SHOYAMA Shigeko 繊維製品消費科学 65 (3), 200-207, 2024-03-25

    ...<p>To clarify comfortable bedding colors, we examined 80 psychiatric inpatients’ impressions of bedding in 6 different tones (pale, dull, bright, greyish, deep, and light) of blue, focusing on the suitability...

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  • 中足骨骨折に対するシーネ固定後に下肢静脈塞栓症を来した症例

    藤原 悠子, 柳田 隆宏, 土持 兼之 整形外科と災害外科 73 (2), 274-276, 2024-03-25

    <p>下肢深部静脈血栓症(DVT)は致死性の肺塞栓を起こすため予防が大変重要となる.下肢ギプス固定はDVT発症の高い危険因子であり<sup>5)</sup>,今回中足骨骨折に対するシーネ固定後3週間で巨大なDVTを生じた症例を経験した.症例は47歳女性,職業は看護師,階段で転倒後に当科受診し,左第5中足骨基部骨折を認めた.転位が小さくL字シーネ固定を行い,受傷後11日目より免荷で勤務を再開した.…

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  • 作物根系解析の効率化

    寺本 翔太 根の研究 33 (1), 7-14, 2024-03-20

    <p>根系は養水分の吸収に影響するため,重要な育種対象である.根系を改良することで,肥料吸収効率や乾燥ストレス耐性などの重要形質を改善することができる.しかしながら,土中の根の収集および計測は労力がかかり植物体を破壊するため,根系は育種で優先されていない.本ミニレビューでは,根の収集および計測の省力化,および非破壊計測技術の開発に焦点をあてた近年の研究動向を紹介する.根の収集では,鋼鉄製モノリス…

    DOI Web Site 参考文献42件

  • 再建乳房の輝度差の検討

    栗原 美紗樹, 森 弘樹, 植村 法子, 加藤 小百合, 日髙 剛朗, 田中 顕太郎 日本形成外科学会会誌 44 (3), 99-103, 2024-03-20

    <p> 目的:自家組織乳房再建での術後の整容性については,形や瘢痕のほかに色調も重要である。今回われわれは乳房皮膚と皮島皮膚のカラーマッチに焦点を当て,輝度測定で深下腹壁動脈穿通枝皮弁(DIEP)と広背筋皮弁(LD)を比較し,カラーマッチの数値化を試みた。<br> 方法:2017年から2020年の片側乳房全切除の一期再建のDIEP34例,LD15例を対象とした。術後1年以上の写真で,健側皮膚のA…

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  • アイヌの英雄詞曲に見る女性像について

    林 姝彣 北方民族文化シンポジウム網走報告書 37 (0), 039-044, 2024-03-19

    ...The study reveals a disparity between the roles of women in yukar and contemporary society, reflecting deep-rooted oppression in literature....

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  • 決定木実現方法の違いによるスウィング動作の個人認証性能の違い

    河村, 隼輝, 中島 , 基晴, 黒岩, 丈介, 小高 , 知宏, 諏訪, いずみ, 白井, 治彦, Kawamura, Shunki, Nakajima, Motoharu, Kuroiwa, Jousuke, Odaka, Tomohiro, Suwa, Izumi, Shirai, Haruhiko 福井大学学術研究院工学系部門研究報告 72 (3月), 37-44, 2024-03-17

    In this paper, we evaluate personal authentication performance of swinging movements of a Smartphone by using Random Forests and Extremely Randomized Trees based on Decision Trees. Furthermore, we …

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  • 内陸下の低周波地震の特徴と発生メカニズム

    小菅 正裕 地質学雑誌 130 (1), 63-85, 2024-03-16

    低周波地震とは,地震の規模から期待されるよりも有意に低周波の震動が卓越する地震で,通常の地震が発生しない深度で発生することから,その発生メカニズムに関心が持たれてきた.本論では,世界各地で観測された低周波地震の特徴をまとめ,発生メカニズムに関係する観測と解釈を概観する.日本列島の低周波地震は活火山周辺で多く発生するが,非火山地域での発生も少なくない.低周波地震の発震機構解は,ダブルカップルのほか…

    DOI Web Site 参考文献163件

  • 伝染性単核球症の経過中に降下性壊死性縦隔炎を発症した若年女性の1例

    蜂須賀 康己, 藤岡 真治, 魚本 昌志 日本呼吸器外科学会雑誌 38 (2), 125-131, 2024-03-15

    <p>症例は18歳,女性.伝染性単核球症に対し当院の耳鼻咽喉科で加療中に二次感染による深頸部膿瘍を生じた.局所麻酔下に頸部ドレナージが施行されたが3日後に増悪し,造影CTで降下性壊死性縦隔炎と診断し当科へ紹介された.緊急手術として胸腔鏡下に縦隔切開・ドレナージと左胸腔ドレナージを行い,引き続き深頸部膿瘍の開放・再ドレナージを行った.術後は胸腔内持続洗浄・ドレナージを10日間行い,経過良好で術後2…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 深海乱流混合のパラメタリゼーションに関する研究

    伊地知 敬 海の研究 33 (1-2), 1-16, 2024-03-15

    <p>深層海洋大循環を把握する上でブラックボックスとなっている深海乱流混合の全球分布を解明するためには,グローバルに観測可能なスケールの大きい物理量から乱流混合強度を推定する,いわゆる,パラメタリゼーションの手法に頼らざるを得ない。しかしながら,既存の乱流パラメタリゼーションはいくつかの問題点を抱えている。海洋の中・深層における乱流散逸率のパラメタリゼーションは,ファインスケールの流速シアーと密…

    DOI Web Site 参考文献69件

  • X線被ばく後の細胞接着面積の変化と細胞周期依存性—深層学習に基づく画像解析の放射線生物学への応用—

    清野 良輔, 福永 久典 RADIOISOTOPES 73 (1), 61-67, 2024-03-15

    <p>近年,深層学習を用いた画像解析が注目されている。放射線生物学分野への応用可能性の検討を目的として,本研究では深層学習に基づく細胞セグメンテーションアルゴリズムCellpose 2.0を用いて,細胞周期を同調させたヒト子宮頸がん由来HeLa細胞において放射線被ばく後の細胞接着面積の変化を詳細に解析した。その結果,G<sub>1</sub>期細胞ではX線被ばく後に細胞接着面積が増加するのに対し…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • スマートフォンを用いた誤投与防止のための患者–放射性医薬品照合システムの開発—実現可能性検討—

    佐藤 充, 星野 洋満, 清水 正挙, 大﨑 洋充, 市川 翔太, 近藤 達也, 岡本 昌士 RADIOISOTOPES 73 (1), 69-80, 2024-03-15

    <p>放射性医薬品の誤投与は防ぐ必要がある。本研究では,スマートフォンを用いた誤投与防止のための患者–放射性医薬品照合システム開発を考案し,その要素技術である放射性医薬品の容器を識別する深層学習モデルを開発した。ResNet18の転移学習および10分割交差検証を実施した結果,15種類の放射性医薬品容器をすべて正確に分類できた。本研究により,提案システムの実現可能性が証明された。</p>

    DOI Web Site 参考文献10件

  • Kawai-type multianvil ultrahigh-pressure technology

    IRIFUNE Tetsuo Proceedings of the Japan Academy. Ser. B: Physical and Biological Sciences 100 (3), 149-164, 2024-03-11

    ...experimental data on phase transitions, melting relations, and physical characteristics of minerals and rocks, leading to significant constraints on the structures, chemical compositions, and dynamics of the deep...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献44件

  • 循環器領域へのAIの応用

    田村 雄一 総合健診 51 (2), 229-235, 2024-03-10

    <p> 昨今、人工知能(AI)を使ったモノやサービスの開発が盛んに行われており、医療の分野でも人工知能を使った研究や医療機器開発が多く行われている。循環器内科領域においても、大量のデータをもとにしたデジタルヘルスを活用した診断支援システムなどの開発が進んでいる。特に心電図読影の分野では画像認識技術の向上により心電図の画像データを大量に学習することで作成された人工知能を使った心電図自動診断の研究報…

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  • 深い学びを促す中学校数学科の授業開発 : 『学び合い』の授業を通して

    立花 郁弥 佐賀大学大学院学校教育学研究科紀要 8 420-409, 2024-03-10

    西川(2012)の『学び合い』は,自主的な学びの促進,子ども同士の関わり合いの活発化,人間関係の改善等を期待するものとして提唱されており,実際に『学び合い』の授業を実践する学校が見られる。しかし文部科学省は「深い学び」の重要性を示唆しており,生徒の深い学びを促す『学び合い』になっているとは言い難い現状である。そこで本研究では,生徒の深い学びを促す新たな「学び合い」の授業を提案し,有効性の検証を行…

    DOI 機関リポジトリ

  • 医療分野におけるAI革命:画像診断支援からマルチモーダル大規模言語モデルへの展望

    中田 典生 総合健診 51 (2), 224-228, 2024-03-10

    <p> 第3次AIブームは2000年代初頭のディープラーニングの登場から始まり、画像認識において特に進展した。2017年のtransformerアルゴリズムの登場により自然言語処理が進化し、ChatGPTなどの大規模言語モデルが登場し第4次AIブームが始まった。医療分野では、画像診断支援AIの導入が進み、FDAやPMDAによって多くの医療機器が認可されている。将来的には、言語、画像、その他のデー…

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  • 腎疾患診療とAI

    井上 勉, 岡田 浩一 総合健診 51 (2), 236-241, 2024-03-10

    <p> 日本の慢性腎臓病患者数は約1,400万人と試算されている。進行すると透析や腎移植が必要になるだけではなく、免疫力の低下や動脈硬化の進行を介して主要な死亡原因と関連している。診断には腎生検の他、超音波、MRI、CTなどの画像検査も用いられるが、日常診療では血清クレアチニン、蛋白尿、血圧が主要な評価項目である。</p><p> …

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  • Modified Dolenc approachが有用であった脳底動脈-上小脳動脈瘤の一例

    三島 寛人, 井川 房夫, 日髙 敏和, 落合 淳一郎, 奥 真一朗, 堀江 信貴 島根県立中央病院医学雑誌 48 (1), 67-71, 2024-03-10

    脳後方循環動脈瘤は脳深部に存在するため手術到達が困難な部位の一つであり,近年は血管内コイル塞栓術が第一選択とされる施設が多い.しかし,様々な理由で外科的治療の選択肢が必要とされることが想定される.脳底動脈-上小脳動脈瘤に対し開頭クリッピング術を行い良好な結果を得た一例を経験したので報告する.症例は70代の女性で,incidentalに見つかった脳底動脈-上小脳動脈瘤に対し開頭クリッピング術を施行…

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  • ケインズ『貨幣論』:金融史理論としての再評価

    小畑, 二郎 經濟學季報 73 (4), 35-95, 2024-03-08

    この論文では,ケインズ『貨幣論』を金融史理論として再評価する.そして,『一般理論』へと発展する道筋を探求する.ケインズは,『貨幣論』において,貨幣経済の分析枠組みとしての基本方程式を,主として英米の金融史の理解に応用することを試みていた.『貨幣論』は,これまで『一般理論』のマクロ経済学によって吸収し尽くされた過去の著作として理解されてきたが,貨幣・金融の歴史理解のためには,むしろ『一般理論』より…

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  • AIを守るための防御的AIネットワークについて

    岡島 義憲, 山川 宏 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (AGI-026), 60-72, 2024-03-08

    <p>近年、高度な自律型AIの脆弱性に関する論文が急増し、過去AI技術を先導してきた専門家からの警告や提案も続いている。そこで、本論では、それら脆弱性に関する議論の動向を攻撃手法や対策案に注目してまとめる。 また、AIの脆弱性に起因するトラブルや災害からAI社会とAI組込みシステムを守りシステム運用の健全性を維持するために、AI組込みシステムの監視・介入機能を持つ端末「レッドチーム・エッジ・デバ…

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  • モノメチンシアニン蛍光色素による生細胞核小体RNAイメージング

    西澤 精一, 芳野 幸奈, 何 夢夢, 樋口 啓, 富樫 奈央, 鈴木 理志, 五十嵐 友梧, 佐藤 雄介 分析化学 73 (3), 79-86, 2024-03-05

    <p>一般に既存の核酸結合低分子化合物はDNA選択性を示すため,RNAイメージングに適用しうる蛍光性小分子(色素)の開発は試行錯誤的な状況にある.実際,市販されている核小体RNA染色色素はわずか2種類であり(化学構造は非公開),いずれも生細胞イメージングに適用することができない.DNA(核)染色に汎用される蛍光色素DAPIやヘキスト33342のように,生体膜透過性をもち細胞培養液に加えるだけで生…

    DOI Web Site 参考文献53件

  • 回帰と分類の多出力深層学習モデルに基づく論述回答自動採点の得点予測と確信度推定の高精度化

    高橋 祐斗, 宇都 雅輝 人工知能学会研究会資料 先進的学習科学と工学研究会 100 (0), 01-06, 2024-03-05

    <p>近年,深層学習を用いた論述回答自動採点モデルが高精度を達成しているが,そのようなモデルであっても得点予測を誤る可能性は依然として残る.この問題を解決するために,得点予測に加えて,予測した得点に対する確信度も推定できる深層学習自動採点モデルを用いて,予測誤りの検出を試みる手法が研究されている.本研究では,確信度を推定する従来手法を拡張し,確信度推定と得点予測の両面での性能向上を目指す.</p>

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  • 生命現象の光操作技術の創出

    佐藤 守俊 分析化学 73 (3), 87-93, 2024-03-05

    <p>蛍光タンパク質の実用化を契機として,1990年代以降,光を使ったバイオイメージング技術は世界中の研究室で利用されるようになり,分析化学を含めた生命科学に大きな影響を与えてきた.しかし,生命科学における光技術の将来は,必ずしもバイオイメージングに限定されない.近年,光を使って生命現象を自在に操作するための技術開発が進められている.光操作技術は特に神経科学・脳科学の分野で大きく発展し,脳機能の…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 「やりくり」授業と社会科での学びに対する意識の関連性

    福田,仁 鳥取大学附属中学校研究紀要 55 27-34, 2024-03-01

    社会科はよく暗記科目と言われることが多い。ただ単に知識を獲得するだけでなく,思考力・判断力・表現力の育成をねらったり,他者との学び合いを深めたりする場面を多く設定した授業を行った。授業後に,社会科に対する意識や他者と関わり,学び合う意識に関する質問紙調査を行った。その結果,上位グループでは,社会科に対する意識の一部の向上において,「やりくり」授業が有効であることが示された。

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  • 深く読むための質問力の育成に向けて

    田渕,靖子 鳥取大学附属中学校研究紀要 55 13-16, 2024-03-01

    生成AI の普及によりキーワードを入力すればすぐに答えがわかるような時代がやってきた。しかし,社会構造はより複雑化してきている。これからの時代を生きていく生徒にとって答えのない課題に向き合っていく力がより大切になっていくだろう。本研究では,読書活動を通して個人的な学びと協同的な学び学びを繰り返すことで質問力を磨いていくことを目的とした。より深い話し合い活動を行うために,どのような問いかけをすれば…

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  • 深層学習による裂紋舌画像の自動認識

    安, 振宇, 呉, 靭, 中田, 充, 葛, 崎偉 東アジア研究 22 35-46, 2024-03-01

    東洋医学の診察は,四診(望診,聞診,問診および切診)と呼ばれる4種類の診察法で構成されている.この中で望診は,患者の顔色,表情,皮膚,爪,頭髪,舌などを注意深く観察する診察法であるが,これらのうちでも舌を見る舌診が特に重要とされている.舌診とは,舌の色・乾燥度・舌の苔(舌苔)などを診ることにより,五臓六腑の状態を診断する手法である.本研究では,東洋医学の舌診に基づき,人工知能技術を活用して,舌表…

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  • 学習者の能力の時系列変化を畳み込むTemporal Convolutional Networkを組み込んだDeep-IRT

    西尾 徹朗, 堤 瑛美子, 植野 真臣 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (3), 98-110, 2024-03-01

    近年,人工知能分野,教育工学分野では,教育ビッグデータを分析し,学習者個人の特性に合わせて最適な問題提供と学習支援を行うために,高精度に学習者の能力値と反応の予測を行うKnowledge Tracingが盛んに研究されている.近年ではパラメータの教育的解釈性と高精度な反応予測を両立するために,深層学習と項目反応理論を組み合わせた手法が提案されている.しかし,既存手法では,学習者の能力値を推定する…

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