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検索結果 35,514 件

  • UDLの理論に基づく小学校算数科における実践とその効果の検証

    大橋 均 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-07-20

    <p>本研究は,学びのユニバーサルデザイン(Universal Design for Learning; UDL)の理論を踏まえた授業デザインをもとに,小学校算数科の授業を設計・実践し,効果の検証を行ったものである。その結果,児童はそれぞれの学習方法(一斉授業・一人学び・協同学習)の持つ良さを理解し,それらを選択することで,わかる,できるという実感を持ち始め,自らの学びの舵取りを試みる姿が示され…

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  • Psychosocial Impact of Sexual Abuse:

    KARTHIGA R K Jaishree, U Vijayabanu Asian Journal of Human Services 26 (0), 223-230, 2024-05-01

    ...The study also attempted to uncover the thoughts, feelings and actions of the individuals using the lens of existentialism....

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  • Analysis of factors related to early adolescent health

    NAKAYAMA Mari, HASHIMOTO Masanori, KUSUMOTO Tetsuji, UENO Masayuki Journal of Osaka Dental University 58 (1), 241-252, 2024-04-25

    ...The characteristic feelings of anxiety and loneliness during adolescence encouraged media use, which had a significant impact on worsening the child's physical condition, and increased consumption of sweetened...

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  • 中年期以降の慢性心不全患者のセルフマネジメントにおける困難

    山本 裕子, 岩脇 陽子, 室田 昌子, 木下 涼子 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_119-1_129, 2024-04-20

    <p>目的:中年期以降の慢性心不全患者のセルフマネジメントにおける困難を明らかにする。方法:入院中の患者を対象に,半構造化面接で得られたデータを質的帰納的に分析した。結果:対象者は男性9名,女性8名の計17名であった。中高年期の慢性心不全患者のセルフマネジメントにおける困難は,【心不全について判断ができない】【自己管理の効果を実感できない】【自己管理を生活に織り込めない】【自分なりに心不全に向き…

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  • これからの歯科麻酔科医

    深山 治久 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 80-85, 2024-04-15

    <p> <b>【要旨】</b> 本学会の若手の先生方は各大学に所属して歯科麻酔学の研究・教育・臨床に携わっていると思う.その後,本学会認定医・専門医を取得し,1)大学に残り研究,教育,臨床に携わる,2)病院歯科や種々の診療施設で歯科麻酔の知識・技術を活かす,3)歯科を開業して,それまで培ってきた安全な診療を目指す,4)求めに応じて鎮静や全身麻酔を出張して行う,の4通りがあるかと考える.一方,1)…

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  • カプサイシン受容体の構造と機能

    富永 真琴 FFIジャーナル 229 (2), 099-104, 2024-04-01

    ...It was also found that mice lacking TRPV1 don't feel pungency or pain upon exposure to capsaicin or noxious heat stimulus, indicating that TRPV1 works as a pain sensor at an in vivo level....

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  • よく分からない知的財産権を味方にする方法,今更聞けない知的財産権の申請・検索の基礎

    松本 達 応用物理 93 (4), 241-245, 2024-04-01

    <p>近年,研究者には論文投稿だけではなく,特許の出願も求められる傾向にあると感じます.一方で,一部の研究者を除くと,出願はハードルが高く,積極的に出願意欲を持つ研究者は少ないように思われます.本稿では出願経験の浅い研究者向けに記載しましたが,確認の意味を含めて,特許の出願についておさらいしたい研究者にも参考になるように記載したつもりです.特に,特許の重要性,特許性有無の考え方,出願の可否判断,…

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  • 交流場面における経験の語りと共感的な反応の特徴

    釜田 友里江 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 16-32, 2024-04-01

    <p>本研究は、日本語学習者と日本人学生の交流場面における会話を分析する。以下の2点に焦点を当てる。①どのような経験が語られるか。②語りに対してどのような共感的な反応がみられるのか。①について、交流場面(日本語学習者と日本語母語話者)においては、面接のような質疑応答(中井・夏2021)や母語話者からの質問→学習者による応答→母語話者が評価(鈴木2022)のようなかたちになり、話が弾まないことが指…

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  • 内省と他者の視点から生じた日本語学習者の待遇意識の変容

    韋 夢瑶 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 33-49, 2024-04-01

    <p>日本語学習者は、様々な接触場面におけるコミュニケーションを通し、「場面」(人間関係や場)の認識が変容する可能性がある。本研究では、中国人上級日本語学習者が、接触場面で依頼を行った際に生じた「失敗感」に関する事例を採り上げ、接触場面で失敗を経験した学習者が、コミュニケーションに対する自身の内省と、実際の接触場面に関与しない「他者」の考えを知った後の失敗事例に対する待遇意識の変容を明らかにした…

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  • 新型コロナウイルス感染症影響下における理学介護学生の主観的幸福度の関連要因

    川原 洋一, 富田 義人, 水上 諭, 金ヶ江 光生 理学療法教育 4 (1), 1_31-1_37, 2024-04-01

    <p>目的:本研究は,新型コロナウイルス感染症(COVID-19)影響下における理学介護学生の主観的幸福度と各質問との関連を調査した。方法:学生95名を対象とした。調査時期は2020年9月から11月であった。自記式質問紙にて性別,年齢,身長,体重,主観的幸福度,友達と遊ぶ回数,恋人・配偶者の有無,趣味の有無,家族との食事の有無,相談相手の有無,夢・目標の有無,小遣いの金額,自由時間の有無,褒めら…

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  • 振り返り中心の授業デザイン

    関田, 一彦, Kazuhiko, SEKITA, 福, 博充, Hiromitsu, FUKU, 柴田, 香奈子, Kanako, SHIBATA 教育学論集 (76) 309-321, 2024-03-31

    ...Many teachers in the university feel confused about sparing some time for reflection, rather than providing new information and knowledge....

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  • 総合病院で働く看護職の働きがいと働きがいを感じる要因に関する研究

    山住, 康恵, 安酸, 史子 共立女子大学看護学雑誌 11 45-52, 2024-03-31

    目的: 本研究は総合病院で働く看護師の「働きがい」と「働きがいを感じる要因」を明らかにすることを目的とした。 方法: 2017 年9 月~10 月に1 都5 県の総合病院で働く看護師12 名に、「働きがい」と「働きがいを感じる要因」についてインタビューを行ない、KH Coder を用いて計量テキスト分析を行った。 結果:「 …

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  • 成人看護学における慢性看護演習にセルフモニタリングを取り入れた教育プログラムの検討

    竹安, 晶子, 門脇, 緑, 柏崎, 純子, 中野, 実代子 共立女子大学看護学雑誌 11 1-11, 2024-03-31

    目的: 成人看護学における慢性看護演習に、セルフモニタリングを取り入れた教育プログラムの効果を明らかにする。 方法: セルフモニタリングの体験に関する事前レポートをもとにA 群(患者理解ができた)B 群(患者理解ができていない)に分け、事後レポートを患者理解や患者教育の際の指導のポイントに関連した記述を抽出し質的記述的に分析した。対象は都内の4 …

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  • 関係人口に見る、関係性のゆらぎ

    横井, 豊彦, YOKOI, Toyohiko 大阪産業大学人間環境論集 23 13-22, 2024-03-31

    地域への愛着は,先行研究からは「特定の地域との間の情緒的な繋がり」と定義できる。したがって,愛着という概念を通して見れば,関係人口の「関係」は定住する,しないに係りなく持つことになる。一方,特定の地域への定住の理由として「結婚」が挙げられる。結婚においては,パートナーとの関係は常時変化があるが,結婚後に住む場所がパートナーの職業や実家の所在に依拠することもあり,そこで地域との繋がりも産まれうる。…

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  • ダウン症候群のある娘をもつ母親への初経教育プログラムの試行と効果

    伊織, 光恵, 今野, 美紀 天使大学紀要 24 (2), 1-14, 2024-03-31

    ダウン症候群のある娘をもつ母親を対象に著者が作成した初経教育プログラム(以下、プログラム)を試行し、母親の自己効力感への効果を明らかにすることを目的とした。プログラムは、母親の自己効力感を高め、初経教育への感情・思考・行動が動機づけられることを目指した、2回の集団学習、1回の個別面談学習からなるものである。9名の母親が参加し、年齢は30 代~50 代、娘の年齢の中央値は12 …

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  • 「共に感じる」ということ ―ケア関係における「共感」概念についての批判的検討―

    加藤, 弘典 現代と文化 : 日本福祉大学研究紀要 (148) 25-41, 2024-03-31

    本稿は,ケア関係において求められる「共感」のあり方について,これまでの共感概念や共感に関する議論を追いながら考究するものである.伝統的な共感の理論は,他者の感情について分析・類推によって反省的に理解を深めることで他者を把握することを唱えた.また,近代的な感情移入論では,他者を知覚することの中で模倣と表現を通して,他者の自我を私に体験可能なものとすることを主張する.こうしたそれぞれの理論に対し,ケ…

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  • 車いす体験学習の実施報告 : 大学生および小学生による学習内容の比較

    窪谷, 珠江, 角, 正美, 植草, 泰憲 植草学園大学研究紀要 16 59-66, 2024-03-31

    〔目的〕健常な大学生および小学生を対象に車いす体験学習を実施し,観察された行動および感想を年代別に比較することで,学習内容の検討および改善を図ることを目的とした。〔方法〕大学生5名,小学生3名が参加した。参加者は車いすで,廊下,アスファルト,坂道および段差の移動を体験した。車いすの操作は,自走,介助あるいは被介助の3種類とし,体験後に感想を記載してもらった。体験中に観察された行動は筆者が記録した…

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  • 新型コロナウイルス感染症対策のために対面とオンデマンド型遠隔授業を併用した体育実技系必修科目の検討

    文谷 知明, 門利 知美, 宮川 健 岡山体育学研究 31 (0), 65-77, 2024-03-31

    <p> 本研究では,対面とオンデマンド型遠隔授業を併用した体育実技系必修科目の受講生にアンケート調査を実施し,今後の授業の一助となる資料を得ることを目的とした.対象者は451名(男性99名,女性352名)であった.その結果,週70分以上の運動時間は概ね妥当な設定であることが示された.男性はストレッチング,レジスタンス運動,有酸素性運動を同等に重視しているのに対し,女性はストレッチングを重視し,レ…

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  • 生後6ヶ月~3歳の第1子を育てる母親の育児満足感と家族支援との関連

    勝又 理恵, 石井 美里, 井上 玲子 東海大学看護研究 1 (1), 43-51, 2024-03-31

    <p><b>目的:</b>生後6ヶ月~3歳の第1子を育てる母親の,家族支援を含む育児満足感に関連する要因の探索<b>方法:</b>2015年6月~11月に,171名の子育て女性を対象に,質問紙調査を行った.質問紙は対象背景と満足感に関連すると考える3つの概念を【子どもの状況】【母の状況】【家族の状況】とし,対象者自身による育児満足感とで構成した.<b>結果:</b>3つの概念を因子分析したところ…

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  • 産業看護職が新型コロナウイルス感染症流行期に実施した遠隔面談・保健指導における困難感と工夫

    島本 さと子, 吉野 純子, 石塚 真美, 三橋 祐子, 錦戸 典子 東海大学看護研究 1 (1), 76-84, 2024-03-31

    <p><b>目的:</b>新型コロナウイルス感染症流行期の遠隔面談・保健指導における産業看護職の実践上の困難感と工夫を明確化することを目的とした.<b>方法:</b>産業看護職10名が遠隔面談・保健指導について半構造化面談で語った内容のうち困難感や工夫について抽出した.<b>結果:</b>困難感は【支援対象者の情報や理解度・感情の授受がしにくい】【職場や社内での接点の減少により状況把握・支援がし…

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  • 実親介護における行動様式と精神的問題

    馬場 絢子 老年臨床心理学研究 5 (0), 21-33, 2024-03-31

    本研究は,実親介護における行動様式の構造および介護負担や精神的問題との関連を明らかにすることを目的とした。実親を在宅介護している,もしくはしていた経験のある534名分のデータを分析対象とし,行動様式に関する項目について因子分析を行ったところ,「没入」「手放す介護」「サービスの活用」「自動操縦」「自分や親に合わせる」の5因子が抽出された。いずれの因子においても介護組み合わせ(母・父・娘・息子)によ…

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  • 英語動詞 make の意味的拡張について

    岡 良和 人間と環境 20 (0), 17-28, 2024-03-31

    英語動詞make は、英語学習者にとって基本的な動詞であり、“They made their flat into a beautiful home,” においては「あるものを別のものに変える」、“The smoke made him cough,” においては「誰かにあることをさせたり感じさせたりする」というのがmake の意味とされる。 …

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  • COVID-19 期間中における小学生の身体活動量と精神的健康の関係

    満石 寿, 青木 好子, 山田 陽介, 渡邊 裕也 京都先端科学大学健康医療学部紀要 9 3-13, 2024-03-31

    要  旨 COVID-19パンデミック時の小学生を対象に,三軸加速度計による身体活動量,唾液中コルチゾール,メンタルヘルスを用い,身体活動とメンタルヘルスの関係を分析した. 調査対象者は,京都市内の小学校に在籍する児童32 名で,調査は週末を含む3 週間行った.身体活動量[歩数(SC),睡眠時間を含む在床時間(ST),軽強度の身体活動(LPA),中・高強度の身体活動(MVPA)]は3 …

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  • 母親の乳がん罹患にともなう思春期の子どもの困難―質問紙調査の自由記述の分析から―

    大城 怜, 上別府 圭子 家族看護学研究 29 (0), 27-36, 2024-03-31

    <p>目的:本研究は,母親の乳がん罹患にともなう思春期の子どもの困難を明らかにすることを目的とした.</p><p>方法:病院3施設と患者会2施設で実施した乳がん患者とその家族が経験する心理的変化に関する自記式質問紙調査のうち,12–18歳の乳がん患者の子どもが回答した自由記述欄の回答データを使用した.分析は内容分析を用いた.</p><p>結果:有効回答97部のうち,自由記述欄に回答があったのは2…

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  • リフレクションがもたらす成果がキャリア継続に及ぼす影響

    太田 彩子, 岡田 昌毅 キャリア・カウンセリング研究 25 (2), 31-42, 2024-03-31

    本研究では,リフレクションがもたらす成果がキャリア継続,すなわち「キャリア・パースペクティブ」 および「情緒的職業コミットメント」に及ぼす影響を検討することを目的とした。女性営業職436名を対象 にインターネット調査を実施した。まず,リフレクションがもたらす成果については「仕事の捉え直し」「危 機意識の高まり」「新たな職業観の獲得」「仲間からの発奮」「やりがいの再認識」の5因子が抽出された。つ …

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  • 重症心不全患者と家族の穏やかな自宅療養継続を支える訪問看護師の実践―「ケアの意味を見つめる事例研究」による分析―

    田嶋 ひろみ, 柄澤 清美, 雨宮 有子, 吉田 滋子, 山田 妙子 家族看護学研究 29 (0), 37-50, 2024-03-31

    <p>本研究は,本人の強い願いで退院した重症心不全患者が,穏やかな自宅療養を継続できている事例を「ケアの意味を見つめる事例研究」を用いて省察し,その看護の実践を明らかにした事例研究である.</p><p>実践は,3つの【大見出し】と20の小見出しで表された.看護師は,退院直後から生命の危機,家族の意向のズレで療養方針が決まらない危機,妻の介護危機といった困難を捉えたが,どんなふうになっても最期まで…

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  • 認知症の人を介護する家族の心理・社会的支援ニーズと関連要因

    野口 代, 武藤 崇, 山中 克夫 老年臨床心理学研究 5 (0), 49-59, 2024-03-31

    認知症の人の介護をしている家族への支援は実際のニーズをもとに調整すべきである。本研究では,家族介護者200名にWeb調査を行い,彼らが最も望む心理・社会的な支援,要介護者の年齢,続柄,介護負担感等について回答してもらい,支援ニーズと要因間の関係を多重応答分析により解析した。その結果,続柄が配偶者である場合は「家族会」,要介護者が79歳以下の場合は「認知症ケアに関する教育・研修」が近くに布置し,こ…

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  • 「悪性脳腫瘍患者の家族に関わる看護師のとまどいの様相」―告知から初期治療までに焦点をあてて―

    川口 吉光, 井上 玲子, 今泉 郷子 家族看護学研究 29 (0), 1-13, 2024-03-31

    <p>目的:告知から初期治療までの時期に焦点をあてて,悪性脳腫瘍患者の家族に関わる看護師のとまどいの様相を明らかにする.</p><p>方法:悪性脳腫瘍患者の告知から初期治療までの時期にある家族に関わった経験を持つ看護師10名に半構造化面接でデータ収集し,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて分析した.</p><p>結果:参加者らは,告知により【患者とその家族の直面する衝撃にたじろぐ】…

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  • 文化的景観における「祭り」の意義に関する考察

    奧谷 三穂 文化経済学 21 (1), 26-45, 2024-03-31

    <p>文化的景観の「保存と活用」には地域における継承の仕組みが不可欠となる。継承の仕組みは地域住民の景観価値の共有と意識の共有が重要となる。この論文では住民が一体感を持ちやすい「祭り」に注目し、宮津市溝尻地区の「葵祭」と西予市狩浜地区の「秋祭り」を事例に取り上げる。そして、祭りが地域住民の意識の共有に与える影響と文化的景観の価値の共有にどのような意義があるのかを考察する。</p>

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  • 少子高齢化社会を活性化する多世代交流の促進

    高橋 正憲, 野尻 一紀 プロジェクトマネジメント研究報告 4 (1), 111-116, 2024-03-31

    <p>日本の少子高齢化が止まらない.この50年さまざまな政策が講じられてきたが,未だに経済が停滞し,社会課題が山積している.その要因は多岐にわたるが,活力を取り戻すためには,若者が夢を持ち,高齢者が生きがいを感じられる社会を作らねばならない.先行事例の分析から,世代をまたがる交流が十分に出来ていないことが分かった.</p><p>本稿ではリーン・スタートアップをベースとしたSDGsスタートアップ方…

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  • 先天性心疾患患者のきょうだいの経験―ライフストーリーの語りから―

    新妻 靖子, 藤岡 寛 家族看護学研究 29 (0), 14-26, 2024-03-31

    <p>先天性心疾患患者のきょうだいの経験をきょうだい本人の語りから明らかにするために,A氏(20代・女性)に対して,半構成的面接を行い,ライフストーリー法を参考に分析を行った.A氏は3歳年下の先天性心疾患患者を弟に持つ.</p><p>幼少期のA氏は,親の不在や同胞との分離・同胞が優先される経験等をして,先天性心疾患患者のきょうだいであることに対してマイナスなイメージを強く持っていた.しかし,知識…

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  • 恥じらいのゆくえ

    賀川 恵理香 南アジア研究 2023 (35), 6-61, 2024-03-30

    <p>パルダとは、南アジア地域に広く存在する女性隔離の制度であり、その実践として身体的に居住空間を分離することと、女性が衣類を用いて顔や身体を隠すことの二つの側面が存在する。先行研究において、社会経済状況の変化に伴ってパルダの実践方法は変化するものとされてきた。本研究の調査対象地域であるパキスタン・パンジャーブ州J …

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  • 後悔の経験・予期・利用能力の発達

    小宮 あすか, 溝川 藍, 後藤 崇志 感情心理学研究 31 (1), 1-11, 2024-03-30

    ...After reading a vignette in which people would feel regret, participants, aged 15 to 86 years, answered questions about their anticipated feelings, experienced emotional and cognitive regret, and behavioral...

    DOI Web Site 参考文献28件

  • 昭和戦前期の綴り方教育における「対話」の考察―池田小菊の授業速記録を中心に―

    佐内 信之 国語科教育 95 (0), 26-34, 2024-03-30

    <p>本研究の目的は、奈良女子高等師範学校附属小学校の池田小菊が実践した綴り方教育を通して、文章表現指導に「対話」を取り入れる意義について考察することである。池田の実践に対して、国語科教育学の先行研究では「文芸としての綴り方」と位置づけてきた。しかし、合科学習や学級経営といった教育学の先行研究を踏まえれば、池田の実践は対話的な活動にも特徴があると思われる。そこで、池田が残した「綴方の授業速記録」…

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  • 児童を対象とした強み介入の予備的検討 ―強みへの気付きを促す学級活動の授業を通して―

    伊住 継行, 戸田 朱音, 大倉 尚志 岡山大学教師教育開発センター紀要 14 1-15, 2024-03-29

    本研究の目的は,児童を対象とした強み介入の予備的検討のために実践した強みへの気付きを促す授業の効果について検討することである。対象者は小学6年生95名(男子50名,女子40名,不明5名)であった。本研究によって以下の3点が明らかになった。まず,生活充実感と被信頼感・受容感の事後の得点が有意に向上した。次に,自己の強みへの注目の変化量と被信頼感・受容感の変化量で有意な正の偏相関が確認された。さらに…

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  • 脳卒中患者の発症後から職場復帰までの リハビリテーションに対する気持ちの変化と職場復帰支援

    松岡, 由美子 千葉科学大学紀要 (17) 38-51, 2024-03-28

    地域在住の脳卒中による運動機能障害をもつ者2名を対象に、発症後から職場復帰に至る経過におけるリハビリテーションに対する気持ちの変化と職場復帰過程を明らかにし、地域在住脳卒中患者の医療的支援と職場復帰支援の示唆を得ることを目的に半構造化面接を行った。結果として、脳卒中患者の発症後から現在に至る気持ちの変化を、282コード、107サブカテゴリ、38カテゴリに分類した。脳卒中患者の気持ちの変化と復職に…

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  • ストラテジーで学ぶ日本語学習番組「ひきだすにほんご Activate Your Japanese!」の開発とその反響

    菊岡 由夏, 石山 友之, 本田 雅美 国際交流基金日本語教育論集 (20) 19-35, 2024-03-27

    本稿では、2022年に公開された「ひきだすにほんご Activate Your Japanese!」について、メインコーナーの「スアン日本へ行く!」を中心に、その開発の背景と設計、活用を通して得られた反響について論じる。「スアン日本へ行く!」はストラテジー(方略)を学習項目としたところに特徴がある。ストラテジーは、CEFRの考え方を参照して定義し、ストラテジーの選定もCEFRのストラテジーの能力…

    DOI 機関リポジトリ

  • アントニオーニにとって“シンチェリタ”とは何か(2) -自身と自身の作品とについて

    鳥越 輝昭 人文学研究所報 (71) 107-128, 2024-03-27

    ミケランジェロ・アントニオーニは,映画監督として,時代との結びつきを失うことなく,自身の内面に時代の反響を捉えることを信条としていた。本稿では,アントニオーニの文章や発言を整理しながら,(1)時代をどのように認識していたか,(2)時代の反響を捉える内面はどのように組成されていたか,を探求した。アントニオーニは1950年代以降について,政治的・倫理的・社会的・身体的な不安定さを捉え,1970年代以…

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 現代の心理療法における「コミットメント」をめぐる諸相─オリジナルとテンプレート─

    北原知典 放送大学研究年報 41 83-89, 2024-03-25

    高度情報化社会では、心の投影の引き受け手であった聖地や未知なる場所は、世界規模で共有かつ消費され、その結果、個人の内的な世界を投影可能なリアルな場は世界から失われつつある。個人の生きる物語は、本来、この感情や情動によって心の深い部分が揺り動かされる体験を通して育まれるが、その体験を得ることが困難となっている。そして、それは個人を定位させる他者の不在とも言い換えられる。他者不在の世界は人に不安を喚…

    機関リポジトリ

  • 放送大学における心理演習・心理実習の授業づくりの観点に向けた探索的検討

    波田野茂幸 放送大学研究年報 41 105-117, 2024-03-25

    公認心理師法は2015年9月9日に成立し、2017年9月15日に施行された。2022年度は公認心理師法施行後5年目にあたり、公認心理師法附則第5条に基づき施行状況についての検討をし、制度を見直すために公認心理師の活動状況の調査及び関係者との連携についてヒアリングが実施された。さらに、複数の団体による養成課程についての調査も行われた。放送大学では、2019年度第1学期より学部段階における公認心理師…

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  • 地域包括ケアの視点を取り入れた小児看護学実習の学修成果と今後の課題 −実習レポートの分析より−

    新見公立大学紀要 第44巻 (1), 123-127, 2024-03-25

    本研究は、学生の地域の小児科外来における学びを地域包括ケアの視点からまとめ、今後の実習方法への示唆を得ることを目的とした。研究方法は、同意が得られた実習レポートをKHCoderを使用し、テキストマイニングによる分析を行った。その結果、学生は上位に「子ども」「保護者」「診察」「行う」「考える」「看護師」「予防接種」「感じる」「必要」「家族」を挙げており、小児看護における外来で大切とされる内容を学ぶ…

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  • 患者の病衣と看護師の制服が精神的健康にもたらす効果

    孫 珠煕, 日光 美織 繊維製品消費科学 65 (3), 208-215, 2024-03-25

    <p>本研究では病衣と看護師の制服が病院環境の「癒し」や精神的健康に影響を及ぼすのかを検討した . 「快適な病衣」とは明るい色・清潔感のある衣服・着脱しやすさ・動きやすさ・肌触りの良さが求 められた . 通所リハビリテーション病院では , 患者の気持ちが明るくなるカラフルな制服が好まれた . 構造方程式モデリング (SEM) を用いた全体の解析では , 病衣は病院の雰囲気に影響し , 規範 …

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  • 日本の育児をめぐる現状と課題解決に向けた展望 --発達科学の観点から--

    等々力, 花歩 京都大学大学院教育学研究科紀要 70 219-232, 2024-03-22

    日本では,少子化や虐待件数の増加など,育児を取り巻く諸問題が深刻化している。特に,養育者の過度な育児負担は少子化の一因であり,近年の研究によってその厳しい現状が報告されている。その背景にあるのは,核家族化の加速により,共同養育が難しくなった状況である。子育て世帯が孤立し,家族や地域社会から支援を受けることが難しい今,社会全体が親と子どもに関わっていく必要がある。本稿では,ヒトの共同養育形態に関す…

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  • 持続的フロー体験の詩的表現

    河森 正人 大阪大学大学院人間科学研究科紀要 50 167-183, 2024-03-22

    ...The flow experience is “a comprehensive feeling that a person feels when one is totally immersed in an action,” and is described using scientific terms such as consciousness, attention, control, and optimal...

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  • 「かわいい」の複合語に関する小史

    井原 なみは, 入戸野 宏 大阪大学大学院人間科学研究科紀要 50 49-67, 2024-03-22

    ...A survey on the frequency of experiencing the feelings expressed by various types of “kawaii” compound words revealed that the compound words can be organized along two axes, pleasant–unpleasant and external–internal...

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  • 辛苦の省察

    近藤 良樹 HABITUS 28 1-16, 2024-03-20

    ...Turai is not used in passive matter, used in positive activity and is the feeling of hardships that carry out the difficult work....

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  • 『へスター』における女性家父長とファミリービジネス

    近藤 眞理子 梅花女子大学文化表現学部紀要 (20) 1-16, 2024-03-20

    この小論では、マーガレット・オリファントの『へスター』(1883)を取り上げ、二人のヒロインを比較分析することにより、ヴィクトリア社会における女性とビジネスの関係を考察する。65歳の銀行家キャサリンは代々継承されてきた家父長制的価値観を体現する女性である。それに対し、若いへスターはその価値観に閉塞感を感じている。名家の当主というプライドと責任感のために、キャサリンは女性でありながら家父長の役割を…

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  • 短期大学生における対人関係ゲームの 「楽しさ」と「気づき」の関連

    鈴木, 由美 研究紀要 34 41-45, 2024-03-19

    本研究は,短期大学生に対人関係ゲーム・プログラムを実施し,対人関係ゲームが楽しいと感じた際に,より「気づき」があるのかを明らかにすることを目的とする。対象者はA短期大学2年生84 人(女子)であり,X 年9月から12 月に計15 回のプログラムを実施した。プログラム内容の因子分析を行った結果,「仲間と協力ゲーム」「個別交流ゲーム」の2因子構造になった。次に対人関係ゲームの「楽しさ」得点を高低群に…

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  • 「悩めない」大学生への理解と支援 : 学生相談カウンセラーの視点から

    笠井 萌乃, 渡邊 誠 臨床心理発達相談室紀要 6 39-66, 2024-03-19

    近年、葛藤を抱えたり、自分の感情と向き合うことができなくなる、つまり「悩めない」状態にある大学生が増加していることが指摘されている。本研究では、大学生にとって身近な相談機関である学生相談室が、「悩めない」大学生をどのように理解し、支援を行っているか明らかにすることを目的とし、3名の協力者にインタビューを実施した。協力者の語りから、困り感などの身体感覚や思いを言語化することが難しいために、悩みの存…

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  • 化学療法を受けている膵がん患者の健康関連QOLの特徴と栄養指標・食の苦悩の実態との関連

    武田 洋子, 佐藤 和佳子 日本がん看護学会誌 38 (0), n/a-, 2024-03-19

    <p><b>目的</b>:膵がん患者の66〜84%は中等度以上の体重減少を呈する.そのため,患者は食に対する悩みをかかえ,QOLに影響を及ぼすことが推察される.本研究の目的は,膵がん化学療法中の患者の健康関連QOLの特徴を明らかにし,栄養指標・食の苦悩との関連を検討することである.</p><p><b>方法</b>:化学療法中の膵がん患者のうち,同意の得られた33名を対象に自記式質問紙および診療録…

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  • 個人と職場のWell-being構成要因の共通要素に関する研究

    上田 和勇 専修ビジネス・レビュー 19 (1), 17-28, 2024-03-16

    人が肉体的,心理的に健康で社会的に良好な関係であれば,その人はWell-beingな状態であり,幸せな生活そして幸せな会社生活を送れるであろう。しかしビジネスの現場では多様なリスクと競争上のプレッシャーなどの影響により,経営者や社員の肉体的,心理的そして社会的健康の面で理想的な状態を維持できる人はほとんどいない。幸福感やWell-beingな状態に関する人の捉え方,感じ方は人により異なるが,個人…

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  • 創造的タスクにおける聞き手ロボットの有効性

    山之内 七穂, 今野 将 情報処理学会論文誌 65 (3), 696-705, 2024-03-15

    創造的思考において,自らの考えを発話したり他者に対して説明したりすることによって,アイデアや思考の理解を深めることは重要である.これまで説明の聞き手は多くの場合人間が担ってきた.しかし,聞くという役割は人間のみが可能なものではない.そこで本研究では,創造的課題における説明の聞き手がロボットである場合について検討した.創造的課題中の発話の有無,聞き手の在/不在,聞き手のインタラクションの有無を条件…

    DOI 情報処理学会

  • 生徒が学ぶ意義をもつ歴史総合の授業開発 : 状況学習論をアプローチとして

    中村 明純 佐賀大学大学院学校教育学研究科紀要 8 445-433, 2024-03-10

    市民社会において歴史を学ぶ目的は,それ自体が目的ではなく,歴史を学ぶことによって現代社会の問題を解決するための手段とすることである。本研究ではこのような歴史を学ぶ目的を実現するために,学習者が市民社会への正統的周辺参加を果たした歴史総合の授業開発を行った。授業後のインタビュー調査を通して,学習者が感じた歴史を学ぶ意義を明らかにした。

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  • 終末期がん患者の「食べること」の意味づけ

    杉山 潤, 酒井 禎子, 石田 和子 日本がん看護学会誌 38 (0), n/a-, 2024-03-08

    <p><b>目的</b>:本研究の目的は,終末期がん患者の「食べること」の意味づけを明らかにすることである.</p><p><b>研究方法</b>:A県内の緩和ケア病棟に入院している終末期がん患者を対象に半構造化面接を行い,Krippendorffの内容分析の手法を用いて分析した.</p><p><b>結果</b>:対象者は,40歳代から80歳代までの10名であった.パフォーマンス・ステータスは,P…

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  • 「練達」と「品格」~ギリシャ語聖書の用例研究

    幡新  , 大実 大阪女学院大学紀要 20 1-20, 2024-03-01

    本稿は、ローマの信徒への手紙 5 章 4 節の文語訳以来の「練達」が 2018 年の聖書協会共同訳において「品格」に訳し換えられたことについて、今日の英語訳の間で広く流布している character を「人格」ないし「品格」と現代的に解釈することの妥当性を、聖書の英語訳の歴史的文脈、英語とドイツ語の聖書辞書及び註解、英語圏やドイツ語圏の社会における「信頼」と日本社会における「信頼」の文化的差異を…

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  • 愛媛県宇和島市三間町毛利家の古文書を利用した文語文解読教材の開発

    西村, 浩子, 向井, 留実子, 金山, 泰子 33 82-95, 2024-03-01

    本報告は,令和4 年度宇和島市地域調査研究事業補助金を得て行った,「宇和島市三間町毛利家を活用した文化プログラムの構築に関する調査・研究」の実践報告である。毛利家には,江戸時代から明治・大正・昭和時代の生活文化を記録した文書が多く残されており,その一部が翻刻されている。これらの資料は,日本人だけでなく,日本学を専門とする外国人にとっても,日本の近現代史を知る貴重なものである。また日本人研究者だけ…

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  • 心肺蘇生法の授業による生徒の意識の変化

    岸田,佳子, 石本,雄真 鳥取大学附属中学校研究紀要 55 127-132, 2024-03-01

    本校では,毎年心肺蘇生法とAED の使用法についての授業を行っている。授業中の生徒の意欲は高く,バイスタンダーとしての意識が高まり,いのちについて考える機会ともなると感じている。しかし,心肺蘇生に対する意欲は一時的なものかもしれない。また,本校は医療系への進路を考えている生徒が多くいるため,そのような進路を考え医療に対する興味や関心が強い生徒達は,意識や意欲の高まりが大きいのではないかと考えた。…

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  • マット運動における学習意欲を高めるための「やりくり」授業の開発

    岩井,仁美, 山坂,明, 関,耕二 鳥取大学附属中学校研究紀要 55 109-114, 2024-03-01

    中学校保健体育における器械運動の中でもマット運動の授業は,得意苦手の意識が明確に分かれ易い領域である。技ができる,できないが明確であり,「難しい」「怖い」「失敗を人に見られるのが嫌」など,苦手と感じる要因となることがいくつかある。そこで本研究では,マット運動における学習意欲を高めるやりくり授業の開発を目的とし,互いの苦手や長所を認め合いながら技の教え合いや試行錯誤を通して,個人種目になりがちなマ…

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  • 日本における慢性疾患を抱える子どもの疾患に関する自己開示についての文献レビュー

    山下, 真紀 朝日大学保健医療学部看護学科紀要 (10) 14-23, 2024-03

    慢性疾患をもつ子どもたちの疾患に関する自己開示の特徴を明らかにし、今後の看護支援への示唆を得るために文献レビューを行った。対象となった8つの文献を分析した結果、【発達段階により異なる】、【現在の病状や治療、またその捉え方が影響する】、【周囲のサポートや助言が影響する】、【開示の必要性を感じる】、【開示の必要性を感じない】、【隠していることが心理的に負担である】、【ジレンマを伴う】、【開示した後の…

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  • リスク概念の構造:現象学の視座からリスクを理解する

    甘利 康文 社会情報学 12 (3), 1-18, 2024-03-01

    <p>リスクの概念に関しては, 先行研究において多くの検討がなされているものの, 現状, 広く一般的に受け入れられているリスクの概念や定義は存在しないとされている。リスクは概念であり自然界に存在するものではないため, 一般的な科学の考え方では, リスクの本質, すなわち「リスクとは何か」は追究しきれない。このことは, 経営実務上の課題としてリスクを扱うリスクマネジメントや, …

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  • 小学生のエンゲージメントを高めるための授業の工夫

    大久保 光弘, 斉藤 想能美, 池田 誠喜 鳴門教育大学学校教育実践研究 1 145-151, 2024-03

    本稿は,OECDにおけるEducation2030プロジェクトを整理した中で,VUCA(volatile, uncertain,complex, ambiguous)「予測困難で不確実,複雑で曖昧」な時代の中に生きる子どもたちに必要な力としてエージェンシーの獲得が課題を取り上げている。そこで,本報告では,能力としてのエージェンシーの獲得を目指し,学習活動を通してフロー体験をすることにより児童のエ…

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  • 形容詞形接尾辞「‐クサイ」の評価性についての一考察 :-「クサクテイイ」の例から-

    鈴木, 梓, Suzuki, Azusa 国際教育交流研究 (8) 1-13, 2024-02-29

    近年、嗅覚を表す形容詞「‐クサイ」が「‐ポイ」「‐ラシイ」のように発話者の推量や判断を表す接尾辞として使用されている。「‐クサイ」は従来「田舎くさい」など先行語の特徴に対するマイナス評価性を示すとされてきたが、近年では必ずしもそうではない。本稿では「‐クサクテイイ」というプラス評価の「イイ」が共起する場合についてSNSを中心に観察し、接尾辞「‐クサイ」の意味拡張の背景に日本語の特質、新奇性、帰属…

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  • ONE Parka:オンラインライブパフォーマンス視聴のための一体感を促進する衣服型ウェアラブルデバイスの設計と実装

    安保, 友香梨, 松井, 遼太, 柳沢, 豊, 竹川, 佳成, 平田, 圭二 情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) 12 (1), 18-28, 2024-02-29

    本研究ではオンラインライブパフォーマンスにおける一体感の向上を促進する,衣服型ウェアラブルデバイス「ONE Parka」を開発した.近年,リアルタイム配信での開催やアバターを使用したイベントが増加したことにより,オンラインイベントは需要が高まっている.また,今後のライブエンタテイメント市場ではリアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド型のイベント開催が主流になると考えられている.本研究はオンラ…

    情報処理学会

  • 選択のオーバーロード現象に待機列による焦燥感が及ぼす効果

    松田 憲, 畔津 憲司, 齋藤 朗宏, 有賀 敦紀 認知心理学研究 21 (2), 59-65, 2024-02-29

    <p>選択のオーバーロード現象とは,過剰な商品選択肢は消費者にかえって負担になり,購買意欲を抑制してしまう現象である.Haynes (2009)は,タイムプレッシャーを明示的に与えた場合にオーバーロード現象が生起することを示したものの,その後の追試では一貫した結果が得られていない.本研究は,選択を待つ他者の存在によって焦燥感を非明示的に与えることで選択のオーバーロード現象が生起するかを検討した.…

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  • 喉頭全摘出後の夫と共に暮らす妻の失声への構え

    関根 みぎわ, 粟生田 友子 日本がん看護学会誌 38 (0), n/a-, 2024-02-28

    <p>本研究の目的は,喉頭全摘出後の夫と共に暮らす妻の失声への構えを明らかにすることである.</p><p>研究は,質的記述的研究デザインを用い,喉頭全摘出後3カ月を経過している夫の配偶者(妻)5名を対象に,半構成面接法を行い,失声への構えについて分析し,分類した.</p><p>結果,喉頭全摘出後の夫と共に暮らす妻の失声への構えには,《失声に対する理解と認識》《手術に向かう準備》を経て,現実を受け…

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  • 衣服と皮膚の接触に伴う皮膚振動に関する基礎研究

    佐藤 真理子, 伊豆 南緒美, 松井 有子, 田中 由浩 デサントスポーツ科学 45 (0), 35-47, 2024-02-22

    <p>衣服着用時,ヒトの動作に伴い,衣服と皮膚の受動的な接触が生じる.本研究では先ず,上肢運動時の体幹部における衣服と皮膚の接触について,圧力測定フィルムにより検討し,顕著な接触部位として,頸部,肩先,肩甲骨を明らかにした.次に,肩甲骨突出部近傍で,皮膚振動計測の可能性を探り,皮膚と衣服の接触から生じる皮膚振動の振動強度と周波数中央値の検討により,接触部から2cmほど離れた部位を,適する計測部位…

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  • 発汗による機能性スポーツ用インナーのパーフォーマンスヘの影響

    水谷 千代美, 倉本 幹也, 奥 貴憲, 海野 稔貴 デサントスポーツ科学 45 (0), 48-56, 2024-02-22

    <p>冬季スポーツ用インナーには,吸湿発熱繊維を用いられている.近年,さまざまな吸湿発熱繊維が市場に現れ,吸湿発熱特性が着目されている.吸湿発熱繊維は,皮膚から出る不感蒸泄と繊維の官能基の反応により湿潤熱が発生する.本研究は,官能基の異なる吸湿発熱繊維の熱特性をJIS法に準じた装置によってΔTmaxや熱保持指数などの熱特性値を測定した.官能基の種類によって,これらの熱特性値が異なり,アクリレート…

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  • 幼児期に於けるプログラミング活動の題材開発(2) − 造形活動との関連から −

    北沢, 昌代, 中村, 光絵 児童学研究 : 聖徳大学児童学研究所紀要 26 65-73, 2024-02-20

    筆者らの一連の研究では,幼児期に於けるプログラミングと造形を関連させた保育活動の題材開発を目的としている。本研究は,保育施設における5歳児のプログラミングと造形をあわせた活動の様子を観察,動画にて記録し,内田・津金(2015)の「幼児の論理的思考の分類規準」1)に照らし合わせ,「プログラミング的思考」に結びつく子どもの行動の内,「記号の理解」に絞り,分類,子どもと保育者のかかわりをドキュメンテー…

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  • SFRT を用いた事例検討会の効果と課題 ─参加者へのインタビュー調査より

    高城 絵里子, 西村,もゆ子, 熊谷 珠美, 中岡 純子, 新井 陽子, 田中 美帆, 澤 絵里 ルーテル学院研究紀要 (57) 47-58, 2024-02-20

    本研究は、SFRT を用いた事例検討会の効果と課題について、インタビューの分析を基に検討したものである。SFRT を用いた事例検討会へ 2 回以上参加した 4 名を対象に半構造化インタビューを実施し、語りの共通性や特異性を分析した。結果、参加者が「安全」、「安心」を感じ、事例発表者として「肯定され」、「支え」になったこと、サポーターとして「興味深く」、「面白い」時間になったこと、一方、「戸惑い」…

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  • 精神科病院における認知症初期症状から入院に至るまでの家族介護者のプロセス

    駿河 勇太, 窪谷 和泰 作業療法 43 (1), 88-96, 2024-02-15

    <p>認知症の初期症状から精神科病院への入院に至るまでの経緯と介護困難に至るまでの過程を把握し,必要な援助を明らかにすることを目的にインタビュー調査を行った.得られたデータを修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いて質的に分析した結果,徘徊を中心としたBehavioral and Psychological Symptoms of …

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  • 高速道路に設置された逆走防止対策公募技術の効果検証

    阪本 浩章, 糸島 史浩, 邢 健, 後藤 秀典, 早田 政博 交通工学論文集 10 (1), A_98-A_106, 2024-02-01

    <p>高速道路での逆走は、重大事故に繋がる恐れのある危険事象である。高速道路では従来の逆走防止対策に加え、公募して選定した逆走防止対策を導入している箇所もあるが、その設置効果は定量的に検証されていない。本研究では、逆走防止対策公募技術の評価手法として、実際に逆走したデータを取得することは安全確保の観点から困難であるため、VRにより再現した逆走運転動画を用いた。逆走動画を被験者に視聴してもらうとと…

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  • 「戦災写真内を歩行可能なアバター・フレームシステム」の実展示

    小松 尚平, 渡邉 英徳 デジタルアーカイブ学会誌 8 (1), 21-24, 2024-02-01

    <p>このプロジェクトは、過去の戦災写真のデジタルアーカイブを活用して、未来に繋げる試みである。3Dスキャナー技術を用いて体験者のアバターを再現し、戦災写真内で歩行させる。これにより、過去の写真の没入感を提供し、特に新たな世代に戦争の実感を伝える。ユーザーはタイムマシンのように過去の写真内をアバターとして歩行し、臨場感を強く感じる。この新しい体験を通じて、体験者は単なる鑑賞以上の興味を持ち、当時…

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  • ピアサポート及びメール・LINEを活用した大学生の悩み相談に関する調査

    大久保 朱音, 近藤 浩子 北関東医学 74 (1), 59-70, 2024-02-01

    <p><b>目 的</b>:本研究は,ピアサポート及びメール・LINEを活用した悩み相談に対する大学生の意向を調査し,その実施の可能性について検討することを目的とした.</p><p><b>方 法</b>:A大学の学生4,448名を対象に,無記名Webアンケートを実施した.調査内容は,大学が提供する相談窓口の使いやすさ,相談に対する気持ち,相談ができるか,ピアサポートがあった場合の相談などであった…

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  • 空間共有ツールを用いたハイブリッドワークの会議におけるリモート参加者の疎外感の軽減に関する研究

    笠原 健太, 徳永 那々子, 長井 優大, 峯 実祐希, 森井 結子, 吉田 千聖, 森本 千佳子, 高島 健太郎 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 103-106, 2024-01-31

    <p>リモート勤務者が会議室にWeb会議ツール経由で参加するハイブリッドワークの会議では、リモート参加者の存在感が伝わりにくく、会話の輪に入れず疎外感を感じてしまうことが起きる。本研究は会議で参加者らの等身大の姿を含む空間全体の映像を共有することでリモート参加者の疎外感が軽減されるかを検証することを目的としている。Web会議ツールであるzoomと空間共有ツールであるtonariを用いて比較したと…

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  • 過負荷に注目したSNS疲れの軽減方法

    青木 しほ, 妹尾 大 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 120-123, 2024-01-31

    <p> SNS疲れとは主観的かつ自己評価された疲労感であり、近年ではSNSが与える負の影響として注目されている。ユーザーはSNS疲れから逃れるために不連続な使用を行うことが多いが、SNS疲れを時々感じるユーザーにとってはそれが常にいい方法であるとは限らない。SNS疲れのストレス要因は、心理的、行動的、環境的の三つに分けられる。特に情報過負荷、社会的過負荷およびシステム機能過負荷という三つの心理的…

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  • 後発CGMを選択する投稿者の意思決定要因分析に向けた検討

    山本 麻衣, 高橋 直己, 大内 紀知 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 218-221, 2024-01-31

    <p>多くのユーザ数やコンテンツ数を有していた先発の消費者生成メディア(Consumer Generated Media: CGM)が、後発のCGMの参入によりこの競争優位性を喪失する現象が起きている。そこで、本研究では、なぜCGMの投稿者が、ユーザやコンテンツを十分有する先発CGMから後発CGMに投稿の場を変更するのかという点に着目する。画質や撮影技術の進化により、最近投稿されたコンテンツに比…

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  • 少し弱い人のためのマネジメント

    向日 恒喜 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 285-288, 2024-01-31

    <p>本稿では、就業はできるものの人間関係や心身などに不安を抱えている「少し弱い人」のマネジメントについて考察する。「成功パターンに固執する」強い人が強い人のためのマネジメントを実施し、「期待に対して過剰に応えようとする」少し弱い人が、そのマネジメントに過剰に適応しようとする悪循環が形成されている。そして、そのような強い人と弱い人の背後には見捨てられ不安が存在している。そのため、悪循環を解決する…

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  • 右小脳梗塞とアンカリングし,診断遅延をきたした左腸腰筋脱分化型脂肪肉腫の診断に至った 1 例

    宮川 峻, 北川 泉 日本病院総合診療医学会雑誌 20 (1), 28-33, 2024-01-31

    症例は89歳男性。20年来の高血圧症にて外来加療中。2週間程続く歩行時のみのふらつきを主訴に来院した。神経学的異常所見は乏しかったものの, 頭部MRI検査で右小脳梗塞と診断され, 背景疾患の精査およびリハビリテーション目的に同日入院となった。入院5日目に左下肢優位に筋力低下が出現し, 追加精査にて左腸腰筋に腫瘤を指摘された。他院でCTガイド下針生検が施行され, …

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  • 橋梁デザイナー大野美代子の言説にみるデザイン志向と造形操作の特徴

    大村 瑛太, 菊池 裕太, 福島 秀哉 デザイン学研究 70 (3), 3_39-3_48, 2024-01-31

    <p> 本研究は,1970年代の土木デザイン黎明期に,インテリアデザインから橋梁デザインへと活躍の幅を広げ,土木学会田中賞や土木学会デザイン賞などを通じて高い評価を得た大野美代子に焦点をあて,その橋梁デザイン志向と具体の造形操作手法を大野の言説から明らかにすることを目的とする。成果として大野のデザイン志向を,①場所性・周囲との調和の考慮,②橋全体の造形,構造美の考慮,③ディテールの検討,④夜間景…

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  • 農家と消費者をつなげる無人販売所によるコミュニケーションの効果

    大久保 達真, 服部 貴哉, 小池 りつ子, 森田 哲夫 デザイン学研究 70 (3), 3_59-3_68, 2024-01-31

    <p> 農家と消費者とつなげるため、無人販売所をデザインし直し、コミュニケーションを誘起させる取り組みを行った。無人販売所のコミュニケーションによる農家と消費者への効果を検証するために、2021 年10月から2022年8月にかけて、備前市、那覇市、伊勢崎市、前橋市に無人販売所を出店した時の調査結果を分析し、考察を行った。農家の考えや思いを伝えるストーリーパネルや消費者の気持ちを伝える料金箱を備え…

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  • 幼稚園年長児の共感性と交通場面における危険回避行動との関連

    木村 年晶, 三宅(上野) 萌子, 黒田 舞, 内山 伊知郎 交通科学 54 (2), 11-17, 2024-01-30

    本研究では,幼稚園の年長児75名を対象に,規則場面として信号があるかないか,対人場面として友人が一緒か単独かの交通場面を設定し,それらを組み合わせた4つの交通場面において,共感性と危険回避行動との関連を検討した.交通場面についての例話とその内容を線画で表した図版を用いて,危険回避行動の測定を行った.また,共感性の測定には,Feshbach & …

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  • 慢性的な抑うつ状態にある気分障害患者の看護における精神科熟練看護師が抱く困難感と対処のプロセス

    大島 泰子, 水野 恵理子 日本健康医学会雑誌 32 (4), 480-486, 2024-01-29

    <p>本研究の目的は,慢性的な抑うつ状態にある気分障害患者の看護における精神科熟練看護師が抱く困難感と対処のプロセスについて明らかにすることである。対象は,精神科臨床経験10年以上の熟練看護師7名であり,半構造化面接を実施した。面接内容を,修正版グラウンデッドセオリーアプローチ法を用いて分析した。</p><p>その結果,精神科熟練看護師が慢性的な抑うつ状態にある気分障害患者の看護実践で抱く困難感…

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  • 新人看護職員が看護基礎教育で経験したことがない看護実践に対する困難を乗り越えるプロセス

    飯倉 涼, 恩幣 宏美 日本看護研究学会雑誌 46 (5), 5_791-5_798, 2024-01-20

    <p>目的:新人看護職員が看護基礎教育で経験したことがない看護実践に対する困難をどのように乗り越えているかを明らかにする。方法:2年目看護職員12名に半構造化面接を行い,修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチで分析した。結果:新人看護職員は,先輩看護職員の実践を手本に模倣することで看護業務をこなせるようになったと自覚していた。その後,先輩看護職員から業務を優先する傾向を指摘されることで患者の…

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  • 米麹を用いた発酵あんの開発とその物理化学的特性

    河野 凜々安, 西塔 正孝, 永井 毅 日本食品科学工学会誌 71 (1), 1-11, 2024-01-15

    <p>本研究では, 小豆と米麹を用いた砂糖無添加の発酵あんの開発を試みた. 異なる9種類の麹菌のなかでは, 清酒用こうじ菌 (特別吟醸用) は発酵あんの調製に適した麹菌であった. 米麹と蒸煮小豆の混合比率を変化させた場合, 米麹:蒸煮小豆 = 1 : 1が原材料組成として望ましかった. また, 予め粉砕・分級した米麹粉 (粒子径212–425 μm) を用いて55 ℃-3日間発酵させることで, …

    DOI Web Site 参考文献15件

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