崎谷 真也
日本教科教育学会誌
19
(2),
103-109,
1996-09-30
本稿では,数学の問題を解き終えた後,その類似問題を作るという活動に焦点を当て,その認知的意義を明らかにし,こうした活動が数学の問題解決能力の育成につながるという1つの調査結果を示した。解き終えた問題と文脈の異なる類似問題を作るためには問題の構造に着目しなければならないが,まず,問題の構造的類似性の認知過程を分析し,それを基に,こうした類似問題の作成は問題によって与えられた"条件"と求める"目標"…
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