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検索結果 29,906 件

  • 動作法の実践経験のある教員と初心者教員の協働による自閉症 スペクトラム障害生徒の姿勢変容に関する学習支援

    藤澤 憲 関係性の教育学 23 (1), 87-98, 2024-05-01

    <p>特別支援学校の自立活動の時間の指導において,1名の自閉症スペクトラム障害生徒に対し動作法経験者と初心者が,それぞれ取り組む時期をずらして動作法による指導を行った。まずは,躯幹反らせにおける対象生徒の反応や,あぐら座位及び立位での膝のまげ伸ばしにおける姿勢評定票を活用した動作変容の分析から三つの動作変容の時期的関係性を明らかにした。次に指導者2名におけるビデオ視聴による授業反省や基礎データの…

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  • 静的ランジ動作中の前額面および矢状面における膝関節アライメント安定化に関わる下肢筋活動

    青木 章乃, 中 大輔, 伊藤 一也, 星 賢治, 蒲田 和芳 日本アスレティックトレーニング学会誌 9 (2), 163-169, 2024-04-30

    <p>本研究は,静的ランジ動作における膝関節アライメントを制御する下肢筋活動をKnee-in群とNeutral群間で比較検討することを目的とした.減速動作を含むスポーツ経験のある男性20名を対象とし,Knee-in群とNeutral群に分け,膝関節前額面中間位のランジ肢位にて殿部・大腿部筋活動を比較した.またNeutral群において,前足部と後足部荷重時の下腿筋活動を比較した.殿部,大腿部の筋活…

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  • 新たに考案した股関節回旋角度の解析手法

    森下 聖, 小柳 磨毅, 向井 公一, 成 俊弼, 越野 八重美, 木村 佳記 保健医療学雑誌 15 (1), 25-31, 2024-04-01

    <p>【背景】</p><p>三次元動作解析装置に装備されているPlug‐in Gait model(PIGM)は,股関節回旋角度の精度計測に限界があるとされる.そこで,解析ソフトウエア上の大腿骨前後軸を用いた新たな解析方法を考案し,妥当性と信頼性をPIGMと比較した.</p><p>【方法】</p><p>対象は健常男性5名(平均年齢21歳)とした.計測はVICON …

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  • マ ルチヒップジョイントボードを用いたストレングストレーニングが腰部脊柱起立筋に及ぼす影響

    仲田, 秀臣, 濱口, 幹太, 中西, 康人, 大槻, 伸吾, 水野, 増彦, NAKATA, Hideomi, HAMAGUCHI, Kanta, NAKANISHI, Yasuto, OTSUKI, Shingo, MIZUNO, Masuhiko 大阪産業大学人間環境論集 23 1-12, 2024-03-31

    本研究では,これまで我々の研究において得られた体幹部の断層画像から腰部脊柱起立筋の横断面積を算出し,マルチヒップジョイントボードを用いたストレングストレーニングが大学男子スプリンターの横断面積に及ぼす影響について検証した。その結果,マルチヒップジョイントボードトレーニング実施したトレーニング群の腰部脊柱起立筋の横断面積には,通常のトレーニングのみを実施したコントロール群と比較して,有意な増加が認…

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  • 運動量の確保と食事療法にて小児肥満の改善に至らなかった症例

    佐々木 優太, 中島 卓也, 依田 奈緒美, 楠本 泰士, 真野 英寿 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 99-99, 2024-03-31

    ...理学療法は股関節周囲筋のストレッチと全身運動を促すレジスタンストレーニングとした.腸腰筋の短縮と筋出力の未熟さ(MMT3レベル)に加え,腹筋群の収縮が持続的に困難で,本人はおなかの力の入れ方がわからないと発言していた.骨盤の多様な動きを必要とするHip walkなどは困難で、運動時の骨盤前傾位・腰椎過前彎の姿勢修正は難しかった....

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  • 変形性股関節患者における改訂版Frenchay Activities Indexに影響する要因:横断研究

    高根 良輔, 内原 涼馬, 田口 昌宏, 篠永 篤志, 伊藤 秀幸, 田中 繁治 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 235-235, 2024-03-31

    ...SR-FAIは変形性股関節症患者 (Hip OA)における信頼性と妥当性が検証されており臨床的に有用である。 Hip OA患者は、疼痛の発生から手術までに長い待機期間があることが少なくなく、この時期にIADL能力を保持しておくことは重要である。本研究の目的は、SR-FAIに影響する要因を明らかにし、Hip OA患者の保存療法介入の理学療法プログラム立案に寄与することである。...

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  • ヒップリフトエクササイズによる尿もれ改善効果についての検討

    神尾 博代, 岡部 友, 山本 侑果, 新地 くるみ 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 348-348, 2024-03-31

    ...トレーニングがヒップリフトだったグループは15名 (以下、Hip)、片足レッグレイズは14名 (以下、Leg)だった。両グループの年齢、身長、体重、尿もれの頻度に有意差はなかった。ICIQ-SFは6週間のエクササイズ前後、でHipは9.9から 5.7点、Legは9.2から5.5点となり、尿もれ症状が改善した。 しかし、2種類のエクササイズによる違いは認められなかった。...

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  • セメントBHAにおける術中角度計を用いた前捻角の評価

    神崎 貴仁, 滝田 裕之, 本田 祐造 整形外科と災害外科 73 (1), 21-23, 2024-03-25

    <p>【はじめに】近年高齢者の人工骨頭置換術(以下BHA)ではセメント使用が推奨されており,セメントBHAではステム挿入時の前捻の自由度が高い.今回我々は術中ステム前捻角を測定する器具(角度計)を使用し,測定した術中前捻角と術後CTで測定したステム前捻角を比較した.【対象】2022年4月~2023年3月までに施行した35股(右23股,左12股),平均年齢85.5歳(67-103),男性9例,女性…

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  • 大腿骨転子貫通骨折に対する人工骨頭ステム緩みに対して人工股関節再置換術を行った1例

    當山 全哉, 仲宗根 哲, 翁長 正道, 鷲﨑 郁之, 伊藝 尚弘, 國吉 さくら, 西田 康太郎 整形外科と災害外科 73 (1), 7-9, 2024-03-25

    <p>【要旨】80歳男性.4年前にバイク事故にて右大腿骨転子貫通骨折を受傷し,髄内釘で骨接合術が行われた.術後5ヵ月後で偽関節の診断となり,人工骨頭置換術(MOD-Centaur®stem,京セラメディカル社)が行われた.しかし,徐々にステムの沈下を認め,術後3年9ヵ月でステム緩みと診断され,当科に紹介された.受診時,右股関節は外旋しており,歩行時痛を伴った.JOAスコアは67点であった.画像で…

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  • 大腿骨近位部骨折に対する早期手術の有効性の検討

    冨田 伸次郎, 貝田 英二, 宮崎 洋一, 宮路 剛史, 浅原 智彦 整形外科と災害外科 73 (1), 134-135, 2024-03-25

    ...治療状況につき報告する.対象は2021年に当院で施行された65歳以上の大腿骨近位部骨折手術症例92例94骨折である.48時間以内手術例35例(以下早期群)と48時間を超えた手術例59例(以下待機群)で検討を行った.平均年齢と性別では早期群86.9歳で男性4例・女性31例,待機群85.1歳で男性9例・女性50例であった.手術方法では人工骨頭置換術,short femoral nail,sliding hip...

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  • 高齢者大腿骨近位部骨折の早期手術

    松下 隆義, 村岡 辰彦, 上野 宜功, 長谷 亨, 武村 秀孝, 竹内 潤, 田中 雄基, 山下 学, 市川 理一郎, 水島 正樹, 松尾 卓見, 米盛 公治 整形外科と災害外科 73 (1), 54-56, 2024-03-25

    <p>【はじめに】高齢者大腿骨近位部骨折早期手術の必要性は論をまたず,早期手術加算が算定可能となったが施行は容易ではない.【目的】当院の大腿骨近位部骨折治療の現状を把握し改善点をさぐること.【方法】2022年4月-2023年3月に当院で加療を行った大腿骨近位部骨折632例のうち,75歳未満・受傷日不明・保存加療を除外した490例を対象とし,手術待機期間,受傷後48時間以内に手術できなかった症例の…

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  • 脚長・オフセットは,Forgotten Jointに影響するか?

    吉本 将和, 濵井 敏, 小西 俊己, 山手 智志, 川原 慎也, 佐藤 太志, 山口 亮介, 原 大介, 宇都宮 健, 北村 健二, 本村 悟朗, 中島 康晴 整形外科と災害外科 73 (1), 1-6, 2024-03-25

    ...【対象】当科の初回THAで,対側健常な203例203股を対象とした.術前後の単純X線画像評価と術後の患者立脚型評価(FJS-12,Oxford hip score: HS,満足度)を行い,脚長・オフセットが及ぼす影響について多変量解析した....

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  • ポータプルナビゲーション(Naviswiss®)THAでのカップ設置角度の精度

    安達 淳貴, 城野 修, 西井 章裕, 吉兼 浩一, 大江 健次郎, 岩田 真一郎 整形外科と災害外科 73 (1), 14-16, 2024-03-25

    <p>【目的】Naviswiss®を用いたTHAのカップの設置角度の精度を調査し,K-wireを腸骨に打ち込んだ従来法と比較した.【方法】対象は2021年3月から2023年2月の期間に当院でTHAを施行した55症例を対象とし,K-wireを用いた25症例(以下K群)とNaviswiss®を用いた30症例(以下N群)に分類し,カップの術中目標設置角と術直後のレントゲンでのradiographic …

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  • 低侵襲性人工股関節全置換手術に適した,短いスパイク付き寛骨臼シェルの有用性

    樋口 富士男, 吉光 一浩, 古森 元崇, 山内 豊明 整形外科と災害外科 73 (1), 17-20, 2024-03-25

    <p>目的:寛骨臼の変形を伴う例や低侵襲性人工股関節全置換術に用いたスパイク付き寛骨臼シェルの有用性を報告する.症例:2001年8月から2014年10月までの間にTrilogyスパイクシェル(以下,T)を1466手術に用いた.このシェルには螺子孔がなかったので,当時のナカシマメディカル社に依頼して螺子孔のあるスパイクシェル(以下,N)を作成してもらい2013年8月より975手術に用いた.結果:寛…

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  • 小児病院である当科での整形外科エコーの活用と取り組み

    河村 好香, 松尾 圭介, 畑野 崇, 畑野 美穂子, 鳥越 清之 整形外科と災害外科 73 (2), 185-187, 2024-03-25

    <p>【はじめに】当科でのエコー活用の状況と取り組みについて調査・報告する.【方法】2015年から2022年のエコー活用について以下の調査を行った.(1)使用件数(2)使用目的(3)診療補助内容・診断部位【結果】(1)2015年と比べ2022年は13倍に増加(2)診療補助20-30%,診断目的70-80%(3)診療補助はボツリヌス療法などの施術補助が多く診断部位は股関節と膝関節が多い …

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  • 当院における大腿骨近位部骨折術後の骨粗鬆症治療継続率について

    長谷川 晃大, 小澤 慶一, 江﨑 克樹, 山下 道永 整形外科と災害外科 73 (2), 200-201, 2024-03-25

    <p>【はじめに】当院では大腿骨近位部骨折に対し手術を行ったほぼ全症例に対し,術後にデノスマブを使用している.入院中から骨粗鬆症治療を開始し,外来まで一貫して加療している事が骨粗鬆症治療継続率の上昇に寄与しているか検討した.【対象】2020年4月以降に当院で大腿骨近位部骨折の手術を行い,術後1年以上経過した患者102名.【結果】術後1年以上経過した症例は102名,平均83.8歳,継続率85.3%…

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  • 急性期病院における大腿骨近位部骨折後2次性骨折予防としての骨粗鬆症治療の問題点

    植田 博也, 森田 周作 整形外科と災害外科 73 (2), 211-214, 2024-03-25

    <p>2022年の診療報酬改定で,大腿骨近位部骨折に対する「緊急固定,挿入加算」が新設された.しかしこの算定には,「2次骨折予防継続管理料1」の算定が必要で,この中で骨粗鬆症の治療として薬物治療が積極的に勧められている.急性期DPC対象病院では,高額な薬剤は使用しづらいため経口BP製剤が主に選択されると思われるが,2023年4月から2023年3月まで当院で大腿骨近位部骨折に対して手術を行った12…

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  • 大腿四頭筋の安静時弾性と急速な力発揮を伴う運動パフォーマンスの関係

    足立 梨紗, 小出所 大樹, 中尾 学人, 山形 一真, 谷口 圭吾 スポーツ理学療法学 2 (1), 60-70, 2024-03-22

    <p>【目的】超音波せん断波エラストグラフィにて測定された大腿四頭筋の安静時弾性と急速な力発揮を伴う運動パフォーマンスの関係を検討した。</p><p>【方法】股関節屈曲90˚,膝関節屈曲0˚,90˚,120˚にて安静時の大腿直筋,内側広筋,外側広筋の弾性率を測定した。等尺性膝伸展時のトルク発揮率,スクワットジャンプ高,リバウンドジャンプ高,リバウンドジャンプ指数を計測し,各筋の弾性率との関係を分…

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  • 変形性股関節症患者の中枢性感作の有無における自律神経活動の違い

    鵜澤 寛伸, 竹内 真太, 古山 大翔, 後藤 和也, 森井 和枝, 田中 信行, 中村 賢, 竹島 憲一郎, 長島 正樹, 西田 裕介 理学療法の科学と研究 15 (1), 15_33-15_37, 2024-03-20

    <p> 【目的】中枢性感作の有無における変形性股関節症患者の自律神経活動を検討すること。【方法】2021年6月~翌年4月に外来通院中の変形性股関節症患者を対象とした。中枢性感作の有無はConditioned pain modulationで判別し,8名をなし群(73 [64-75] 歳,女性7名),3名をあり群(71 [70-76] …

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  • 直接抗グロブリン試験陽性患者への自己血輸血の管理経験

    天本 貴広, 山口 真紀, 吉永 英子, 栁場 澄子, 柏木 美紀, 溝上 真衣, 藤好 麻衣, 内藤 嘉紀 日本輸血細胞治療学会誌 70 (1), 33-38, 2024-02-26

    <p>69歳,女性.Evans症候群の既往があり,直接抗グロブリン試験(direct antiglobulin test:DAT)陽性の患者において,人工股関節置換術周術期に貯血式自己血輸血を実施した.貯血された赤血球製剤の保管期間中の経時的溶血所見は,日本赤十字社より供給される赤血球製剤成分の変化と差が認められなかった.また,貯血1回目の自己血赤血球のDAT強度は35日間変化なく,解離液抗体価…

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  • 膝関節伸展位固定を用いた運動連鎖の遮断による慢性足関節不安定症の新たな評価手法の開発

    菊元 孝則, 高林 知也, 久保 雅義 デサントスポーツ科学 45 (0), 94-102, 2024-02-22

    <p>本研究は,膝関節の伸展位固定における片脚立位の姿勢制御戦略を観察し,股関節からコントロールされる姿勢制御にマスクされている,足関節に特化した慢性足関節不安定症 (CAI) の病態を明らかにすることを目的とした.対象は男性バスケットボール選手で,足関節捻挫の既往歴を有さない健常群15名,CAIを発症した15名とした.対象者は両脚立位姿勢保持を10秒間,その後片脚立位姿勢保持を20秒間行い,健…

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  • 3D 着装シミュレーションにおけるスポーツ衣料の質感の評価基準

    金 炅屋, 石田 英衣, 高寺 政行 デサントスポーツ科学 45 (0), 22-34, 2024-02-22

    <p>スポーツ衣料を対象に,3D着装シミュレーションの衣服表面質感の実物との比較時の評価基準を調べた.シミュレーション衣服画像と実物衣服画像の類似性と相違性,印象の比較実験を行った.また,視線追跡装置を用いて評価者の印象評価時の衣服の注視部位を計測した.スポーツ衣料8着 (上衣下衣各4着) を用意し,ボディに着用させたシミュレーションと実物の画像を作成した.評価者は20代大学生20名である.実験…

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  • サッカー選手のgreater trochanteric pain syndrome の発症機転についての一考察

    杉山 貴哉, 石川 徹也, 三宅 秀俊, 氷見 量 日本臨床スポーツ医学会誌 32 (1), 154-160, 2024-01-31

    <p>Greater trochanteric pain syndrome のサッカー選手2 例を経験した.症例1 は右脚のキック動作を契機とした左軸脚の非外傷性による発症であり,症例2 はセービング時の左大転子部の打撲を契機としたが,右脚のロングキックにて左軸脚の疼痛が増悪しており,外傷性と非外傷性による発症であった.身体所見では2 …

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  • 女子プロ野球選手におけるステップ脚の関節角度と球速の関係

    橋本 留緒, 松井 知之, 東 善一, 平本 真知子, 宮崎 哲哉, 山本 ちさと, 山﨑 勢那, 松澤 寛大, 瀬尾 和弥, 来田 宣幸, 森原 徹 日本臨床スポーツ医学会誌 32 (1), 113-119, 2024-01-31

    <p>投球動作におけるステップ脚の機能は,軸脚によって得られた身体重心の移動を支えることで ある.しかし,女子野球選手の投球動作について下肢に着目した研究は見当たらない.本研究の目的は女子野球選手の投球動作におけるステップ脚の関節角度と球速の関係を明らかにすることとした.女子プロ野球選手の投球動作を三次元動作解析装置で計測した.関節角度の計算として,ステップ脚接地(以下FC)からフォロースルーま…

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  • 術前腰椎CTを活用した簡便な骨粗鬆症判定の試み

    古家 雅之, 奥田 眞也, 長本 行隆, 松本 富哉, 髙橋 佳史, 岩﨑 幹季 Journal of Spine Research 15 (1), 3-12, 2024-01-20

    <p><b>はじめに:</b>骨強度の評価は脊椎手術の治療戦略を立てる上で極めて重要であるが,DXA法による骨密度検査は全ての施設で簡便に施行できる検査ではなく,骨粗鬆症評価なしに手術に至ることも少なくない.そこで今回我々は椎体CT Hounsfield unit(HU)値を用いた骨粗鬆症判定の有用性について検討した.</p><p><b>対象と方法:</b>対象は2019~21年に当院で腰椎CT…

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  • 慣性センサ式モーションキャプチャで収集した3次元関節キネマティクスデータに基づく正常歩行の標準値

    佐久間 亨, 木村 健作, 小林 真 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine advpub (0), 2024-01-17

    <p>目的:慣性センサ式モーションキャプチャシステムは測定方法が簡易的なため臨床に導入しやすいが,現状では歩行動作の正常と異常を判別し,評価・診断へ導く運動学的な標準値が十分に整っていないことが課題である.本研究の目的は,男女別・年代別の歩行動作における時空間変数および下肢関節可動域(ROM)の標準値を得ることである.</p><p>方法:被験者は健常者177名で,性別(男女)と年代(若年,中年,…

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 人工股関節全置換術後患者の術前後の栄養状態が術後入院日数に及ぼす影響

    保坂 雄太郎, 池田 崇, 湖東 聡, 吉川 泰司 理学療法科学 39 (1), 49-52, 2024

    <p>〔目的〕人工股関節全置換術(THA)後患者の術後入院日数と,術前後の栄養状態に関するパラメータとの関連性を明らかにすること.〔対象と方法〕変形性股関節症の診断で,初回THAが施行された50例50関節(男性6例,女性44例,平均年齢66.6 ± 10.4歳)を対象に,術後入院日数と年齢と,Body Mass Index,栄養制御指数(CONUT …

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 回転ボックスジャンプトレーニングが大学柔道選手における内股の動作時間に及ぼす影響

    濵口 和人, 田中 光, 小澤 雄二, 鈴木 智晴, 出口 達也, 前田 明 スポーツパフォーマンス研究 16 (0), 72-79, 2024

    本研究は,回転ボックスジャンプトレーニングが大学柔道選手における内股の動作時間に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした.実験参加者は,大学柔道選手18 名であり,回転ボックスジャンプトレーニング群(以下,「RBJ 群」)6 名,ボックスジャンプトレーニング群(以下,「BJ 群」)6 名,トレーニングを行わない群(以下,「CON 群」)6 名に区分した.畳の上にプライオボックス(NISHI …

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  • 脳卒中片麻痺者の歩行に対する主観的評価と歩容の関連性の検討

    荒木 草太, 松浦 央憲, 佐藤 洋介, 野路 慶明, 木山 良二, 髙村 元章 Annual Report of The Miyagi Physical Therrapy Association(rigaku ryoho no ayumi) 35 (1), 19-28, 2024

    <p>【目的】脳卒中片麻痺者の歩行に対する主観的評価と歩容の関連性を検討することである。【対象】対象は回復期病棟に入院した脳卒中片麻痺者22名。【方法】退院時に歩行に対する主観的評価を測定し,身体機能および歩容との関連を相関分析を用いて検討した。【結果】歩行の難易度に関する主観的評価は麻痺側股関節伸展角度(rs=-0.530, …

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  • 股関節内転運動に伴う腹横筋の筋厚変化に股関節屈曲角度が与える影響

    栗田 和典, 横川 正美, 間所 祥子, 田中 正二, 久保田 雅史, 三秋 泰一, 山崎 俊明 理学療法科学 39 (1), 38-42, 2024

    <p>〔目的〕股関節内転運動(内転運動)時の股関節屈曲角度の設定が,腹横筋の筋厚変化に与える影響を検討した.〔対象と方法〕健常男性20名を対象とし,背臥位で内転運動を実施した.運動は運動強度(安静,低強度,中強度)と股関節屈曲角度(0°,45°,90°)を組み合わせた9条件とし,超音波診断装置を用いて腹横筋,内腹斜筋,外腹斜筋の筋厚を測定した.〔結果〕内転運動時の腹横筋筋厚は,安静の90°よりも…

    DOI Web Site 参考文献17件

  • ⾃家培養軟⾻細胞移植術後6ヵ⽉における主観的膝関節機能と⾝体機能の関連性

    ⼩暮(津村) ⼀美, 倉坪 亮太, 眞々⽥ 有理, ⼾⽥ 成昭, 嘉治 ⼀樹, 岩間 友, ⽉村 泰規 運動器理学療法学 3 (2), 50-55, 2024

    <p>【背景】⾃家培養軟⾻細胞移植術(以下,ACI)は術後6 ヵ⽉以降に低〜中等度の⾝体活動が増加する。しかし,この時期における主観的膝関節機能と⾝体機能の関連性は明らかにされていない。【⽬的】ACI 後6 ヵ⽉の主観的膝関節機能と関連する⾝体機能を明らかにすること。【⽅法】対象は当院にてACI を施⾏した29 名とした。Lysholm Knee …

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  • 股関節観血的整復固定術における放射線業務従事者の水晶体放射線防護の必要性

    松本 博樹, 德重 祥也, 竹井 泰孝, 宇山 友二, 村 正勝, 人見 剛 日本放射線技術学会雑誌 80 (3), 287-295, 2024

    <p>股関節の観血的整復固定術(open reduction and internal fixation: ORIF)では,術者の眼の水晶体が患者またはX線管に近くなるため,放射線業務従事者の職業被ばくが増えることは大きな問題となっている.本論文では股関節のORIFにおける放射線業務従事者の職業被ばくを明らかにし放射線防護策の必要性を検討した.ファントム実験により空中線量分布図を作成し放射線業務…

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  • WHR (waist-to-hip ratio) は本当に 0.7 が好まれるのか?

    鈴木 公啓, 岸本 泰蔵, 今井 浩 容装心理学研究 3 (1), 8-20, 2024

    本研究は,客観的な実際の計測データを元に作成した 3DCG に基づくシルエット図を刺激として,WHR と WBR そして BMI が魅力の評定に及ぼす影響について明らかにすることを目的とした。魅力だけではなく,他のボディイメージの評価についても尋ね,それらの位置づけについても同時に明らかにすることとした。なお,20 代女性の体型について検討した。男性 168 名(平均年齢 20.49,SD = …

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  • Obturator Hernia in a Patient Undergoing Hemodialysis

    Tokoyoda Tomoaki, Inagaki Takahiro, Aoki Yuki, Okamoto Takeshi, Nakajima Takashi, Teramoto Keisuke Internal Medicine 63 (1), 97-100, 2024-01-01

    ...A 54-year-old woman presented to our hospital with left hip joint pain. She had suffered a left pubic bone fracture and commenced maintenance hemodialysis....

    DOI Web Site PubMed 参考文献17件

  • Association of Anthropometric and CT-Based Obesity Indices with Subclinical Atherosclerosis

    Higo Yosuke, Hisamatsu Takashi, Nakagawa Yoshihisa, Sawayama Yuichi, Yano Yuichiro, Kadota Aya, Fujiyoshi Akira, Kadowaki Sayaka, Torii Sayuki, Kondo Keiko, Watanabe Yoshiyuki, Ueshima Hirotsugu, Miura Katsuyuki Journal of Atherosclerosis and Thrombosis 31 (1), 48-60, 2024-01-01

    ...Anthropometric measures included body mass index (BMI), waist circumference, hip ircumference, waist-to-hip circumference ratio, and waist-to-height ratio in 931 men (mean age, 63.7 years) from a population-based...

    DOI Web Site PubMed 被引用文献2件 参考文献50件

  • 高齢者の人工膝関節全置換術後患者における歩行能力と下肢・体幹機能の関連性

    上野 勝也, 東 利紀, 渡邉 陽祐, 多和田 絵里奈, 山田 康貴, 橋本 恵, 後藤 伸介, 髙橋 祐樹, 黒田 一成, 淺 亮輔, 羽場 俊広 理学療法科学 39 (1), 53-59, 2024

    <p>〔目的〕高齢の人工膝関節全置換術(TKA)患者の歩行能力と体幹,下肢機能の関連性を調査すること.〔対象と方法〕対象は,TKAを施行した前期高齢者22名と後期高齢者36名.歩行能力は,10 m歩行時間,8の字歩行時間を,体幹機能は,Trunk Righting Test(TRT),端座位側方リーチテストで,下肢機能は,片脚立位保持時間,疼痛,筋力(膝伸展,股外転),関節可動域(膝屈伸,股内転…

    DOI Web Site 参考文献13件

  • ストップジャンプ動作時における下肢⼒学的エネルギーの性差

    井上 智晴, 加藤 浩, ⾼橋 俊章 運動器理学療法学 3 (2), 56-66, 2024

    <p>【⽬的】健常成⼈のストップジャンプ動作時の姿勢や⼒学的エネルギー伝達の性差の有無について検討した。 【⽅法】対象は健常成⼈男性15 名,⼥性14 名とした。VICON を⽤いて,ストップジャンプ時の下肢関節⾓度,床反⼒,セグメントモーメントパワー,Positive mechanical works,Negative mechanical …

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  • 知っておきたいリハビリテーション栄養の基本

    大南 博和 四国医学雑誌 79 (5.6), 203-208, 2024

    <p>医学的リハビリテーション(以下,リハ)を行っている入院患者の多くは低栄養やサルコペニアを合併していることが多く,リハの妨げとなっている。このような病態の改善には患者の食事や栄養状態への介入が不可欠であるため,リハと栄養管理を同時に行う「リハ栄養」という概念が近年の臨床現場に浸透しつつある。高齢化と医療の進歩が進むわが国において,疾病と健康を往来する機会や頻度の増加は必然であり,病床から在宅…

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  • 腰部・下肢の疾患特異的な質問紙票の代表例

    有家 尚志 徒手理学療法 24 (1), 19-25, 2024

    <p>対象者の価値観を反映した医療を提供していくうえで,患者報告型アウトカムは重要である。患者報告型アウトカム尺度(Patient-reported outcome measure: PROM)の多くは,質問紙票であり,対象者との円滑なコミュニケーションおよび共有意思決定を行う上でも,理学療法の臨床に活用が期待できる。本稿では,まず適切なアウトカムを選定する際の指針となるCore …

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  • ⼈⼯膝関節全置換術後における股関節伸展位での膝関節屈曲可動域は遊脚期最⼤膝関節屈曲⾓度に影響する

    下澤 駿介, ⼯藤 優, 伊藤 颯亮 運動器理学療法学 3 (2), 43-49, 2024

    <p>【⽬的】⼈⼯膝関節全置換術(以下,TKA)後における,膝関節屈曲可動域および股関節伸展位での膝関節屈曲可動域(以下,膝屈曲E 値)が遊脚期最⼤膝関節屈曲⾓度(以下,Sw ⾓度)に及ぼす影響を検討することとした。【⽅法】膝関節屈曲可動域および膝屈曲E 値を術前および退院時,Sw ⾓度を退院時に測定した。Sw ⾓度を従属変数,退院時における膝関節屈曲可動域と膝屈曲E 値を独⽴変数とし,Sw …

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  • 胸椎可動性減少が変形性股関節症患者の腰痛と関連する

    ⼩池 教⽂, ⾼⼭ 真希, ⾦原 ⼀宏, ⽥沼 明 運動器理学療法学 3 (2), 67-75, 2024

    <p>【⽬的】本研究の⽬的は,変形性股関節症における腰痛と脊椎可動性に関連性があるか明らかにすることである。【⽅法】術前進⾏期〜末期変形性股関節症患者70 例を対象とし,腰痛あり群,腰痛なし群の2 群に分け,両群に対しSpinal Mouse<sup>® </sup>にて脊椎可動性評価,単純X 線画像による全脊椎側⾯像から脊椎アライメント評価,股関節可動域測定を実施した。【結果】腰痛あり群39 …

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  • 股関節正面X線撮影における生殖腺防護シールドの画質への影響

    伊藤 樹, 川畑 朋桂, 小野寺 崇 日本放射線技術学会雑誌 80 (3), 296-303, 2024

    <p>【目的】近年,欧米諸国ではX線撮影時における生殖腺防護シールド廃止に向けた動きが高まっている.生殖腺防護シールド廃止を推奨する背景として,遺伝的影響のリスク上昇に関する報告が少ないこと,卵巣に到達する線量は直接X線ではなく遮蔽できない内部散乱X線に起因すること,加えて生殖腺防護シールドがあることで自動露出機構に悪影響を及ぼす可能性や,重要な所見を覆い隠す可能性があることが挙げられる.また,…

    DOI Web Site PubMed 参考文献13件

  • A case of 49,XXXYY followed-up from infancy to adulthood with review of literature

    Kanno Junko, Miura Akinobu, Kawashima Sayaka, Shima Hirohito, Suzuki Dai, Kamimura Miki, Fujiwara Ikuma, Kamimura Masayuki, Uematsu Mitsugu, Kudo Masataka, Kikuchi Atsuo Endocrine Journal advpub (0), 2024

    ...Subsequent examinations were conducted due to various symptoms, including delayed motor development, intellectual disability, facial dysmorphisms, forearm deformities, hip dysplasia, cryptorchidism, micropenis...

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  • 人工股関節全置換術後早期における歩行時の自覚的脚長差に関連する因子

    川端 悠士, 菊谷 優紀子, 山下 奈津美, 平田 健司, 木村 光浩 運動器理学療法学 advpub (0), 2024

    <p>【目的】静止立位時よりも歩行時の自覚的脚長差(以下,PLLD)が延長する人工股関節全置換術(以下,THA)例の特徴を調査し,歩行時のPLLDに関連する因子を明らかにすることを目的とする。【方法】初回THAを行った91例を対象とし,術前および術後3週のX線パラメータ,PLLD(静止立位時・歩行時),関節可動域を調査した。【結果】静止立位時よりも歩行時のPLLDが延長する症例(n=13)は静止…

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  • 骨盤および左大腿骨の気腫性骨髄炎の1例

    前谷 和秀, 友田 貴博, 久城 正紀, 則尾 弘文 日本救急医学会関東地方会雑誌 44 (4), 329-333, 2023-12-28

    <p>症例は55歳男性。頸部痛が出現し, 翌日, 前医に救急搬送された。血液検査で炎症反応高値, 血小板減少。CT画像で股関節包の腫脹と周囲の筋肉内にガス像, 大腿骨や骨盤の骨髄にもガス像があり, ショック状態のため当院救命救急センターに転送された。体幹部造影CT検査で左股関節に液体と気腫性病変, 骨盤や大腿骨の骨髄内に気腫性病変, 左大腿骨周囲の筋層内・筋層間にも気腫性病変がみられ, …

    DOI 医中誌

  • アピキサバン内服中の内転筋管ブロックにより5日間血腫が増大した1症例

    佐々木 美圭, 中村 尚子, 内野 哲哉, 奥田 健太郎, 北野 敬明 日本ペインクリニック学会誌 30 (12), 275-278, 2023-12-25

    <p>経口血液凝固活性化第X因子阻害剤であるアピキサバンの末梢神経ブロック時の休薬は個別な対処が望ましいとされている.今回,アピキサバン内服中の患者で内転筋管ブロックを施行したところ,広範囲に及ぶ血腫がみられた症例を経験した.症例は70代女性,左膝人工関節置換術後2日目より心房細動のため内服していたアピキサバン5 mg/日を再開したが,術後8日目に下肢静脈血栓を認めたため20 …

    DOI 医中誌

  • 足関節底屈・背屈の傾斜が腰の位置に着目する指示を与えた場合の持ち上げ動作に及ぼす影響

    古市 将也, 大下 和茂 人間工学 59 (6), 251-257, 2023-12-15

    <p>これまでの研究で「腰を落として物を持つ」という腰の位置に着目する持ち上げ動作の口頭指示が,重量物の持ち上げに理想的とされる股・膝関節を同時に屈曲させる動作に繋がると示唆されている.本研究は,このような指示が下肢柔軟性が低いと想定される場合でも有効かを調べた.男性16名は,踵より爪先が高くなる傾斜を付けた板(Toe-wedge)上で,腰の位置に着目する指示を与え,持ち上げを実施した.その結果…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献19件

  • HSP47 levels determine the degree of body adiposity

    Shin, Jihoon, Toyoda, Shinichiro, Okuno, Yosuke, Hayashi, Reiko, Nishitani, Shigeki, Onodera, Toshiharu, Sakamoto, Haruyo, Ito, Shinya, Kobayashi, Sachiko, Nagao, Hirofumi, Kita, Shunbun, Otsuki, Michio, Fukuhara, Atsunori, Nagata, Kazuhiro, Shimomura, Iichiro Nature Communications 14 7319-, 2023-11-11

    Shin J., Toyoda S., Okuno Y., et al. HSP47 levels determine the degree of body adiposity. Nature Communications 14, 7319 (2023); https://doi.org/10.1038/s41467-023-43080-x.

    HANDLE

  • 比叡山延暦寺三塔における近世山坊の形態研究

    早川 紀朱, 米澤 貴紀 日本建築学会計画系論文集 88 (813), 3083-3094, 2023-11-01

    ...comparative verification of 18 monasteries reveals the existence of certain typologies in layouts and roof shapes, such that most monasteries had three-beam-span frontage layouts covered by gabled or hipped...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 骨卒中予防の重要性

    萩野 浩 日本口腔外科学会雑誌 69 (10), 458-463, 2023-10-20

    ...<p>Since hip and vertebral fractures cause deterioration of quality of life and life expectancy, we call them ‟ Bone Attack , ” and awareness of the importance of osteoporosis treatment is being promoted...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 速歩時におけるインソール先端の突起による蹴出し促進が下肢関節可動域と歩幅に及ぼす影響

    武部 真人, 大下 和茂 人間工学 59 (5), 216-222, 2023-10-15

    <p>本研究は,インソール先端部に取付けた突起物(突起インソール)による速歩時の蹴出しが,下肢関節可動域や歩幅に及ぼす影響を検討した.健常男性16名に3条件でトレッドミル歩行を実施した:普通条件はいつも通り歩行し,指示条件は立脚終期の蹴出しにより幅を伸ばすよう指示し,突起条件は突起インソールの突起を蹴出しながら歩幅を伸ばすよう指示した.指示条件では,蹴出しによる歩幅延長の指示時のみ,股関節および…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • 成人男性における重心位置の異なるウォーキングシューズ着用歩行の運動学・運動力学的分析

    河村 隼太, 赤木 暢浩, 角 紀行, 和田 健希, 武本 悠希, 小東 千里, 齋藤 誠二 人間工学 59 (5), 223-229, 2023-10-15

    <p>本研究は,重心位置の異なるウォーキングシューズの着用が成人男性の歩容に与える影響を明らかにすることを目的とした.成人男性19名に対して重心位置の異なる靴(つま先重心,中央重心,踵重心)を着用させ9 mの歩行路を歩行させた.そして,フットクリアランス,床反力,下肢関節角度,下肢関節モーメントを算出した.その結果,荷重応答期の膝関節モーメントは踵重心がつま先重心と中央重心より有意に小さかった.…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 脳卒中片麻痺患者を対象とした空気圧式人工筋による足関節背屈アシスト効果の検証

    島村 雅彦, 中島 浩二, 鈴木 佳代子, 松野 隆史, 小栢 進也 保健医療学雑誌 14 (2), 93-100, 2023-10-01

    <p>【緒言】脳血管障害後に足関節の運動麻痺を有する片麻痺患者の多くは,関節安定性を補助するために短下肢装具を使用して歩行能力を維持している.足関節背屈の前脛骨筋を補う短下肢装具は空気圧式人工筋を用いたデバイスが開発されているが,装具使用時の下肢関節運動への影響は未だ明らかになっていない.</p><p>【方法】本研究は,空気圧式人工筋を有する短下肢装具による遊脚期の背屈補助が脳卒中患者の歩行動作…

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 女子大学生における大腿骨頸部前捻角と膝関節既往歴の関連性調査

    福本 実鈴, 濵埜 美羽, 安井 和奏, 鈴木 日菜, 米津 亮, 森下 佑里 保健医療学雑誌 14 (2), 101-107, 2023-10-01

    <p>【緒言】過度な大腿骨頸部前捻角(Femoral Anteversion Angle: FAA)は膝前十字靭帯(Anterior Cruciate Ligament: ACL)損傷の解剖学的危険因子であるが,その他の膝関節疾患やスポーツ障害についての報告は見当たらない.そこで,本研究ではFAA の測定と高い相関関係・妥当性を有するCraig テストを用いて,女子大学生のFAA …

    DOI Web Site 参考文献11件

  • 孤発性腸骨転移を来たした精巣腫瘍の1例

    宮田 孟, 安部 崇重, 岩原 直也, 菊地 央, 千葉 博基, 松本 隆児, 大澤 崇宏, 田中 博, 森田 研, 三橋 智子, 篠原 信雄 泌尿器科紀要 69 (9), 259-264, 2023-09-30

    ...A 23-year-old male was aware of pain around his left hip joint and visited a nearby orthopedic clinic. Swelling of the right testis was pointed out, and a testicular tumor was suspected....

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • 脊髄損傷者用動力付外骨格型機器のプロトタイプ開発

    小山 秀紀, 池田 博康 労働安全衛生研究 16 (2), 143-149, 2023-09-30

    <p>脊髄損傷者の歩行を支援することを目的に動力付外骨格型機器を試作し,その動作確認を行った.この装置は,外側系構造のフレームにアクチュエータを取り付けて股・膝関節を動力化し,プログラマブルロジックコントローラを用いた制御により,歩行機能の回復を図るというものである.本体寸法は,日本人の人体寸法データに基づき設定し,フレームの長さと幅の調整が可能である.また,X・O脚の程度に応じて,内外側方向へ…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 寛骨臼移動術は中年期の初期変形性股関節症患者の股関節予後を改善するか?

    名取 孝弘, 山口 亮介, 本村 悟朗, 濵井 敏, 川原 慎也, 佐藤 太志, 原 大介, 宇都宮 健, 北村 健二, 中島 康晴 整形外科と災害外科 72 (3), 399-401, 2023-09-25

    <p>【目的】寛骨臼移動術(TOA)などの関節温存術は,前初期変形性股関節症(OA)に推奨される治療法だが,中年期以降の患者において保存治療症例と比較された報告はなく,その有効性には結論が出ていない.本研究の目的は,中年期の初期OA患者においてTOAが保存治療と比較して股関節予後を改善するか検討することである.【方法】寛骨臼形成不全に伴う初期OAの中年期(45-64歳)患者で5年以上経過観察され…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 広範囲骨欠損を伴う人工股関節のゆるみに対し金属補填材料を用いて人工股関節再置換術を行なった1例

    榛澤 空良, 萩尾 聡, 末田 麗真, 原田 知, 河野 絋一郎, 馬場 省次, 松井 元, 馬渡 太郎 整形外科と災害外科 72 (3), 410-414, 2023-09-25

    <p>【はじめに】S-ROM<sup>®</sup>を用いた人工股関節全置換術後に,広範囲骨欠損を生じ,金属補填材料であるTMARS<sup>®</sup>を用いて再置換を行なった1例について報告する.【症例】症例は68歳女性.前医で両変形性股関節症に対し両側S-ROM<sup>®</sup>を用いてTHA施行された.11年後の当科受診時,単純X線写真で右股関節カップ周囲に巨大な骨欠損を認めた.…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 股関節高位脱臼に対して大腿骨遠位短縮骨切りを併用した人工股関節再置換術の1例

    座間味 陽, 中村 嘉宏, 坂本 武郎, 舩元 太郎, 日吉 優, 山口 洋一朗, 今里 浩之, 平川 雄介, 帖佐 悦男 整形外科と災害外科 72 (3), 424-426, 2023-09-25

    <p>股関節高位脱臼に対して大腿骨遠位短縮骨切り術を併用した1例を経験したので報告する.【症例】72歳女性,1980年に左人工股関節置換術(以下THA),以降,右THA並びに2003年に左THA(Depuy AML)を施行.徐々に左股関節痛の増悪を認め,X線にて高度寛骨臼骨欠損に伴うカップの高位脱臼を認めた.手術は同種骨移植後原臼位にセメントレスカップを設置.Well …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 人工股関節患者の筋評価におけるBioelectrical impedance analysisとCTの相関

    上田 誠也, 今釜 崇, 川上 武紘, 金岡 丈裕, 岡﨑 朋也, 関 寿大, 関 万成, 坂井 孝司 整形外科と災害外科 72 (3), 452-455, 2023-09-25

    <p>【目的】人工股関節全置換術(THA)の術後成績に,CTによる股関節周囲筋の筋量,筋質が関連すると報告されている.Bioelectrical impedance analysis(BIA)による筋肉量の評価は同様に有用とされているが,Phase Angle(PhA)による筋質評価が有用かどうかについて報告はない.今回,THA術前の患者において,BIAとCTの筋評価の相関について検討した.【対…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 皮膚筋炎に併発した非結核性抗酸菌感染による化膿性股関節炎の1例

    大槻 健太, 翁長 正道, 仲宗根 哲, 伊藝 尚弘, 鷲﨑 郁之, 玉城 一, 西田 康太郎 整形外科と災害外科 72 (4), 817-820, 2023-09-25

    ...【症例】53歳女性,皮膚筋炎,間質性肺炎に対してステロイド,免疫抑制薬を内服していた.歩行時の左股関節痛を認め,当科に紹介された.X線像で異常なく,MRIで関節液貯留を認めた.血液検査でCRP 2.7 mg/dLであったが股関節痛の発症前から高値であり関節穿刺は施行しなかった.初診9カ月後には関節裂隙狭小化を認め,人工股関節全置換術(以下,THA:total hip arthroplasty)を予定...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 急性下肢虚血に対し股関節離断を施行した2例

    江口 大介, 畑中 敬之, 松口 俊央, 河野 裕介, 土持 兼信, 岩崎 賢優, 大森 裕己, 土屋 邦喜 整形外科と災害外科 72 (4), 798-800, 2023-09-25

    <p>【はじめに】急性下肢虚血に対し,股関節離断を行った2例を報告する.【症例1】58歳男性.急性大動脈解離Stanford Aを発症,左下肢虚血によるコンパートメント症候群にて,左下肢減張切開を施行した.全身状態は安定したものの,切開部の感染を認め術後6日目に左大腿切断を施行した.その後も切断部での感染が遷延し,洗浄・デブリードマンを繰り返したが制御困難であり,術後65日目に左股関節離断を施行…

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 変形性股関節症と脊椎骨盤アライメントについて

    鷲﨑 郁之, 仲宗根 哲, 翁長 正道, 伊藝 尚弘, 譜久山 倫子, 西田 康太郎 整形外科と災害外科 72 (3), 448-451, 2023-09-25

    <p>【目的】片側変形性股関節症(片側OA)と両側変形性股関節症(両側OA)の脊椎骨盤アライメントについて検討した.【対象】当院で行った初回人工股関節全置換術41例41股を対象とした.(片側OA群31股,両側OA群10股)【方法】術前単純X線像から脚長差,脊椎骨盤アライメントについて検討した.【結果】片側OA群と両側OA群の脚長差は平均13.0mm,3.4mmで有意差を認めた(p<0.05).冠…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 3D-porous SQRUM Cupを使用した人工股関節全置換術の中期X線学的評価

    春島 慎之介, 瀬尾 哉, 木下 浩一, 松永 大樹, 土肥 憲一郎, 山本 卓明 整形外科と災害外科 72 (3), 427-429, 2023-09-25

    <p>本研究の目的は,京セラ社製3D-porous SQRUM Cupを使用した人工股関節全置換術(以下THA)の中期X線学的評価を行うことである.2014年10月から2017年4月までに,SQRUM Cupを使用したPrimary THAのうち,術後5年以上の経過観察が可能であった35例35股(男性:3股,女性:32股)を対象とした.手術時年齢は平均68±7.8歳,観察期間は平均5.5±0.7…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 人工股関節全置換術における,拡張現実(AR)ナビゲーションを用いた寛骨臼ソケット設置

    神宮司 誠也, 前田 稔弘, 木村 太一, 佐々木 宏介 整形外科と災害外科 72 (3), 377-379, 2023-09-25

    <p>人工股関節安定性獲得には,インピンジメント可及的回避と関節周囲軟部組織の可及的温存が重要である.インピンジメント最小限化の為に,術中ステム前捻を確認した上で,ソケットを適切な方向に設置することが求められる.工夫の一途として,最近,CT情報を用いない簡易ナビゲーションが使われるようになり,拡張現実(AR)ナビゲーションもその一つである.当科での使用開始症例シリーズにおいて,ARナビゲーション…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • Crowe group III/IV臼蓋形成不全股に対するDAA-THAの経験

    上川 将史, 中瀨 啓太, 的場 啓五, 荒木 崇士, 唐田 宗一郎, 大野 貴史, 安藤 卓, 立石 慶和, 安樂 喜久 整形外科と災害外科 72 (3), 418-420, 2023-09-25

    <p>臼蓋形成不全股(Crowe III/IV型)4関節に対する,Direct anterior approach(前方進入法)THAの治療経験を報告する.Crowe III:3股,Crowe IV:1股,手術時平均年齢65.6歳,術後経過観察期間は平均3.1年であった.JOAスコアは術前平均34.0点が最終観察時平均81.5点に改善した.カップCE角は-23度を1股で呈したが,他3股はいずれも…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • アミロイド股関節症に対してDual mobility cupを用いたTHAを行った1例

    安水 眞惟子, 仲宗根 哲, 高江洲 美香, 吉川 誉士郎, 宮師 雄太, 親富祖 徹, 宮平 誉丸, 小浜 博太, 宮田 佳英, 西田 康太郎 整形外科と災害外科 72 (4), 813-816, 2023-09-25

    <p>57歳女性,IgA腎症による慢性腎不全のため28年前から血液透析中.4か月前に誘因なく左股関節痛が出現したため当科外来を受診した.初診時の単純X線像で,左股関節の関節裂隙の狭小化を認め,2か月で骨頭圧潰と寛骨臼の破壊が進行し,急速破壊型股関節症と診断した.手術は前方アプローチでDual mobility …

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 当科における大腿骨短縮骨切り術併用THAの検討

    渡邉 弘之, 興梠 航, 酒本 高志, 岡田 龍哉, 石川 喜仁, 相良 孝昭 整形外科と災害外科 72 (3), 421-423, 2023-09-25

    <p>【目的】高位脱臼性股関節症に対する大腿骨短縮骨切り術併用THAをおこなう場合,骨切り部の安定性をどのように得るかが問題となる.当科ではtransverseで骨切りし,ロッキングプレートで固定しているが,この方法の手術成績を調査した.【方法】大腿骨短縮骨切り術併用THAをおこない,術後1年以上経過観察できた4例5関節,全例女性,手術時平均年齢63.2歳.ステム側のX線学的評価,JOAスコア,…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 年齢と骨形態がGS-Taper stemの固定様式に与える影響

    金岡 丈裕, 今釜 崇, 岡崎 朋也, 松木 佑太, 川上 武紘, 山﨑 和大, 坂井 孝司 整形外科と災害外科 72 (3), 430-432, 2023-09-25

    <p>GS-Taper stemが良好な固定様式を得られる症例の特徴を明らかとすること.【方法】2018年4月以降に当院でTHAを施行された女性の249関節を対象とし,LEXI社のZedHipを用いて検討を行った.骨形態評価として,CC ratio,CI,CFIを計測した.stemはnativeの頚部前捻角と内側flareに適合する最大サイズを挿入し,大腿骨髄腔に対角線上に2点以上接触した状態を…

    DOI Web Site 参考文献10件

  • フィックス・アンド・リレー

    井上 三四郎, 井村 洋, 原 俊彦, 浜崎 晶彦, 美浦 辰彦, 藤村 謙次郎, 園田 和彦, 小宮山 敬祐, 久保 祐介, 白崎 圭伍, 古谷 武大, 松本 洋太 整形外科と災害外科 72 (4), 611-618, 2023-09-25

    <p>飯塚病院式大腿骨近位部骨折術翌日転科システム(Fix and Relay以下FR)というユニークな連携を紹介したい.FRは,患者の抱える問題が「高齢者の骨折」から「骨折した高齢者」へと変換したタイミングで,主科が整形外科ら総合診療科へ,主治医が整形外科医からホスピタリストへ変換するシステムである.2022年4月から8月の間にFRを行った55例患者を対象とした.2015年に当院で手術加療を行…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • 大腿骨近位部骨折の受傷と術前D-dimerの関係

    小林 弘明, 笹木 慶, 鷲見 昌克, 永尾 祐治, 越智 康博, 木戸 健司 整形外科と災害外科 72 (4), 628-632, 2023-09-25

    <p>【目的】大腿骨近位部骨折はしばしば初療を非整形外科医が担う事もあり,見逃される症例が散見される.大腿骨近位部骨折の診断補助にD-dimerが有用であるか検討した.【方法】大腿骨頸部骨折または大腿骨転子部骨折の手術症例309例322股を対象とした.術前D-dimer値と受傷からD-dimer測定まで時間の関係を示し,測定時間が24時間以内の256股のD-dimer値のパーセンタイル値を算出し…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 骨盤部骨髄炎を合併した小児化膿性股関節炎の1例

    立花 悠, 中村 厚彦, 稲光 秀明, 矢野 竜大, 大串 美紗子, 倉光 正憲, 松元 健太郎, 尾上 英俊 整形外科と災害外科 72 (4), 833-835, 2023-09-25

    <p>小児における骨髄炎は長管骨に好発し,骨盤部骨髄炎は比較的稀である.今回我々は,骨盤部骨髄炎に化膿性股関節炎を合併した一例を経験したので報告する.症例:12歳 男児.発熱と鼠径部痛を主訴に当院小児科受診し,精査で股関節液貯留を認めたため,同日整形外科コンサルトとなった.MRIでは関節液貯留の他,STIR像で寛骨臼に限局する高信号領域を認めた.関節液は軽度混濁,細胞数上昇と糖の低下を認めたが,…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 肥満症例に対する前方および前外側アプローチ人工股関節全置換術後の周術期合併症

    恵濃 大輔, 瀬尾 哉, 木下 浩一, 松永 大樹, 土肥 憲一郎, 山本 卓明 整形外科と災害外科 72 (3), 415-417, 2023-09-25

    <p>本研究の目的は,肥満症例に対するAL-Spineアプローチ(ALSA)およびDirect anteriorアプローチ(DAA)を用いた人工股関節全置換術(THA)の周術期合併症を比較検討することである.2014年4月から2021年4月までに同一術者によりALSAおよびDAAによるTHAを施行し,BMI:30kg/m2以上の31例33股(男性10股,女性23股)を対象とした.手術時年齢は平均…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 当院における変形性股関節症の患者背景及び術式の変遷について

    久米 慎一郎, 原口 敏昭, 山木 宏道, 林田 一友, 後藤 昌史, 平岡 弘二, 大川 孝浩 整形外科と災害外科 72 (3), 405-409, 2023-09-25

    <p>【目的】当院における変形性股関節症(股OA)患者の背景,術式,患者数の経時的変化を検討した.【対象と方法】1984年から2019年の36年間で,股OAに対して,初回手術を行った4509関節を対象とした.調査項目は性別,平均年齢,術式,1次性OAか2次性OAかを経時的に調査した.【結果】性別では,女性患者が圧倒的に多いが,男性割合は緩やかに上昇傾向であった.平均年齢は41歳(1984年)から…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 宮古医療圏地域医療支援病院における大腿骨近位部骨折手術例の検討

    石川 樹, 武市 憲英, 池間 正英, 伊志嶺 博, 大槻 健太, 仲宗根 哲, 西田 康太郎 整形外科と災害外科 72 (4), 625-627, 2023-09-25

    <p>【はじめに】当院は宮古医療圏唯一の地域医療支援病院であり,大腿骨近位部骨折手術の大部分を行っている.離島という限られた医療資源を有効利用するために,当院では早期手術と自宅退院を心がけて取り組んできた.当院における大腿骨近位部骨折の治療成績を検討したので報告する.【対象と方法】対象は2021年1月から12月までに当院で手術を行った大腿骨近位部骨折155例である.年齢,男女比,骨折部位,治療法…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 術中に大転子Tip fractureを生じた仰臥位人工股関節全置換術の術後成績

    中島 龍馬, 木下 浩一, 瀬尾 哉, 松永 大樹, 土肥 憲一郎, 山本 卓明 整形外科と災害外科 72 (4), 683-685, 2023-09-25

    ...【結果】患者データは両群間で有意差を認めなかった.Harris hip score(HHS)の機能項目は骨折群35.6±8.3点(27-47点),対照群43.3±5.8点(28-47点)と,骨折群で有意に低値であった.骨折率は全体で2.5%,Direct anterior approachで2.3%,Anterolateral supine approachで2.6%であった.最終経過観察時の偽関節率...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 腰椎術後の在院日数に及ぼす因子の検討:早期の歩行獲得が早期退院には重要である

    西 亮介, 真鍋 和, 角田 大介, 柘植 和郎, 釜谷 邦夫 Journal of Spine Research 14 (9), 1246-1251, 2023-09-20

    <p><b>はじめに:</b>(a)術前の身体機能と(b)術前の患者立脚型評価法,(c)手術情報および(d)基本情報を説明変数として腰椎術後の在院日数の因子を明らかにすることを目的とした.</p><p><b>対象と方法:</b>2020年4月からの1年間で腰椎の手術を行った115名(男48名,女67名,平均年齢63.4±17.4歳,除圧術46例,固定術69例)を対象とした.評価内容は(a)6分間…

    DOI

  • 回復期脳卒中片麻痺者における歩行補助ロボット使用中の歩行速度の変化とその関連因子

    福王寺 敦子, 中西 和正, 萩原 章由, 松葉 好子, 前野 豊, 山本 澄子 理学療法学 50 (4), 113-121, 2023-08-20

    <p>【目的】歩行補助ロボットによる歩行練習期間の歩行速度の変化と,歩行速度の変化に関連する因子を重症度別に分析すること。【方法】対象は歩行補助ロボットを使用した歩行練習を2週間実施した回復期脳卒中片麻痺者85名。下肢の麻痺の重症度別に使用前,使用中,使用後の1日あたり歩行速度変化量を比較した。使用中の歩行速度の変化に関連する時間距離因子,股関節屈曲伸展角度と屈曲伸展時間を抽出した。【結果】Br…

    DOI 医中誌

  • 人工股関節全置換術後患者における先行脚の違いによる浴槽側方またぎ動作の解析

    辺見 大剛, 高窪 祐弥, 村川 美幸, 鈴木 克彦, 髙木 理彰, 佐藤 寿晃 The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine 60 (8), 714-722, 2023-08-18

    <p>目的:高齢者において,浴槽をまたぐ動作は,転倒を伴いやすく注意が必要な動作である.歩行分析では両脚支持時間の割合が大きいと転倒リスクが高い関係が示唆され,浴槽側方またぎ動作においても同様の関係が予想される.本研究では,機能的バランス能力および移動・歩行能力の回復が不十分なTHA術後患者において,術側下肢を先行脚とした場合と非術側下肢を先行脚とした場合の浴槽側方またぎ動作の違いを両脚支持時間…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献20件

  • 外乱オブザーバを用いた準強安定化補償器の一考察

    不破 勝彦, 庄司 篤志, 米藤 俊哉, 清水 優, 沖村 達也 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 143 (8), 848-849, 2023-08-01

    <p>In this letter, a synthesis method for semi-strongly stabilizable compensators based on disturbance observers (DOB) for second-order lag systems is proposed. The basic idea is to synthesize the …

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 子宮圧迫縫合術(uterine compression suture;UCS)後のAsherman症候群に対して外来子宮鏡手術が有効であった1例

    松井  萌, 加藤  徹, 中川 公平, 武田 和哉, 山谷 文乃, 脇本  裕, 福井 淳史, 柴原 浩章 産婦人科の進歩 75 (3), 255-261, 2023-08-01

    Asherman症候群の主たる原因は子宮腔内操作である. 弛緩出血に対して行うuterine compression suture(UCS)後にも発症することが報告されている.今回われわれは,UCSを施行後Asherman症候群と診断した症例に対し,外来で細径硬性子宮鏡を用いた子宮腔内癒着剥離術が有用であった症例を経験したので報告する.症例は31歳,2妊0産,自然流産1回.既往歴として,3歳時の…

    DOI Web Site 医中誌

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