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  • 中学校における1人1台端末活用を支える教員を取り巻く教員コミュニティの様相に関する調査

    山本 良太, 杉本 昌崇, 佐藤 智文, 平野 智紀, 石橋 純一郎, 山内 祐平 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-07-20

    <p>本研究の目的は,特に教科担任制が敷かれる中学校において導入された1人1台端末の活用を支える教員を取り巻く教員コミュニティに着目し,その具体的な様相を明らかにすることである.そのために相対的に端末を高頻度に活用する中学校に所属する教員を対象としたインタビュー調査を行った.分析の結果,調査対象校では,①端末活用に向けた教員コミュニティの活動,②端末活用による新しい教室内コミュニティの創出,③校…

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  • 第2回 EBD/EUS-BDにおける合併症の予防と対策

    栗田 裕介, 窪田 賢輔, 長谷川 翔, 細野 邦広, 中島 淳, 遠藤 格 胆道 38 (2), 205-214, 2024-05-31

    <p>内視鏡的胆道ドレナージとして経乳頭的な胆道ドレナージ(EBD:Endoscopic Biliary Drainage)に加えて,超音波内視鏡下胆道ドレナージ(EUS-BD:EUS guided Biliary Drainage)が専門施設を中心に施行されるようになってきた.専門施設においてEBD,EUS-BDともに良好な手技の成功率が報告されているが,ときに重篤な合併症を引き起こすため,そ…

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  • 糖尿病足病変ハイリスク患者は靴選びでどのようなことを意識しているのか

    上原 文恵, 高橋 良恵, 草間 恵里, 山口 大輔, 丹下 めぐみ, 河合 裕子, 駒津 光久 日本フットケア・足病医学会誌 5 (2), 92-98, 2024-05-31

    <p> 本研究の目的は, 糖尿病足病変ハイリスク患者 (以下ハイリスク患者) が足病変を予防するために靴選びでどのようなことを意識しているのか明らかにすることである. 大学病院フットケア外来に通院するハイリスク患者10名 (男性8名・女性2名, 平均年齢63.8±9.2歳, 糖尿病の平均罹病期間19.9±8.9年) を対象に, 半構造化面接による質的記述的研究を行った. その結果, …

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  • 学生アルバイトをめぐる外食チェーン店舗運営の日独比較

    田中 洋子 社会政策 16 (1), 159-171, 2024-05-30

    <p> 日本で最も非正規雇用割合が高い業種は飲食業である。特に外食チェーンでは低時給の学生アルバイトを中心に店舗が運営されている。このことは、働く人を含め日本社会で当然のように受け止められ、研究も行われてこなかった。これに対し本論文では、グローバルに展開するハンバーガーショップを例に、日本とドイツで実際の店舗がどのような労働力構成で、いかなる賃金・昇給システム下で運営されているかを明らかにする。…

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  • 地形の理解に基づいた浸水予想における3DCGと実物模型の有用性

    飯田 和也, 久保田 善彦 日本教育工学会論文誌 48 (1), 191-205, 2024-05-30

    <p>本研究では,地形の理解に基づいた浸水予想に着目し,3DCG教材と実物模型教材が地形の理解にどのような影響を与えるのか検討した.授業実践の結果から,以下の3点の知見が得られた.1点目は,教材単体での効果である.統計分析の結果から,谷や台地などの特徴的な地形に関しては,どちらの教材でも平面地形図に比べて有意に浸水予想が正確になることがわかった.2点目は,教材の組み合わせによる効果である.両教材…

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  • 英語授業を担当する大学教員のストレッサーとコーピングに関する探索的研究

    片岡 恋惟 日本教育工学会論文誌 48 (1), 99-108, 2024-05-30

    <p>本研究は,大学英語教員の授業活動に関するストレッサーおよびコーピングについて探索的に明らかにすること,またそれらに対する新型コロナウイルス感染症による影響について検討することを目的としている.異なる時期区分 (2019年度以前,2020年度,2021年度) ごとに抽出した自由記述式データをテキストマイニング手法により定量的に分析し,コロナ禍前後による比較を試みた.調査の結果,大学英語教員は…

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  • スウェーデンの高齢者介護における評価システムの動向

    斉藤 弥生 社会政策 16 (1), 214-227, 2024-05-30

    <p> スウェーデンのコミューン(基礎自治体)の多くではホームヘルプ事業においてバウチャー制度の一種とされるサービス選択自由化制度を導入し、介護住宅では同制度を導入するコミューンもあるものの競争入札による民間事業者への運営委託がより一般的である。首都ストックホルム市では介護住宅全体の約8割を営利事業者に運営委託している。さらに住宅庁主導による国庫補助は従来の公設の介護住宅に加え、一般住宅市場にお…

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  • 科目間関連度に基づくカリキュラムの可視化とその活用

    藤野 友和 日本教育工学会論文誌 48 (1), 61-73, 2024-05-30

    <p>本研究の目的は,高等教育機関のカリキュラム (教育プログラム) における科目間の関連性に着目し,大学のスタッフがカリキュラムの自己点検・評価および改善を行う際の支援や,履修する学生が科目選択を行う際の支援に活用するための方法を確立することである.はじめに,科目間関連性データの整備方法およびそのデータに基づく,科目間の間接的な関連性指標を提案する.この指標からさらに,科目のカリキュラム全体へ…

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  • 学習方略の探究をテーマとした総合的な学習の時間における実践

    篠ヶ谷 圭太, 福本 雅俊, 山本 愛美, 川村 明子, 中井 嘉子 日本教育工学会論文誌 48 (1), 229-239, 2024-05-30

    <p>本実践では,学習の質の向上を目的として,中学1年生116名に対し,総合的な学習の時間を利用して学習方略をテーマとした探究活動を行った.探究活動は前期中間考査の時期,夏季休暇中,前期期末考査の時期の3回行われた.個々の探究活動では,学習者は方略のプランを立て,実際に使用した上で,その効果の振り返りを行った.そして,3回の活動後,学習者は自分に合った学習方略について,プレゼンテーションを行った…

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  • ダブルケアをめぐる優先順位と選択

    相馬 直子 社会政策 16 (1), 21-34, 2024-05-30

    <p> 育児と高齢者介護の重複期は、社会的・人口学的な現象として十分に研究されていないだけでなく、社会政策としても十分に想定されてこなかった。対象別の近代社会政策の非効率や政策不足など、制度がうまく機能していないところのしわ寄せが、ダブルケアに集中している。子育て・介護・医療など、①各制度自体の不足、②制度の非効率(例:個別制度間の連携や柔軟性が低く使いにくい)、③子育てと介護の政策を包含する政…

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  • 配達プラットフォーム労働の就業問題の現状と課題

    柴田 徹平 社会政策 16 (1), 302-313, 2024-05-30

    <p> 近年、プラットフォーム労働の不安定就労の問題が国際的な課題になっている。しかし、日本ではこれらの研究が殆ど行われていない。本論文では、フードデリバリー配達員の報酬設定とそこで生じている問題について、配達員が報酬額を概ね予測できる企業と困難な企業の比較分析によって明らかにした。その結果は以下の通りである。第一に、B社の配達員は報酬の決定方法について会社から十分な情報を与えられておらず、報酬…

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  • 日本における学生アルバイトの労働問題

    今野 晴貴 社会政策 16 (1), 145-158, 2024-05-30

    <p> 2013年以降、日本においては学生のアルバイトに関する労働問題が注目を集めている。背景には親世帯の所得の減少、学費の値上げ、奨学金制度の不備に加え、使用者側の逸脱的労務管理の問題が指摘されている。これらの実態についてはすでに多くの事例報告が存在している一方で、学生アルバイトの問題をどのように分析すべきであるのかについての検討は不十分なままである。</p> <p> …

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  • 精神科医療における権利擁護に関する課題

    江本 純子 社会政策 16 (1), 88-98, 2024-05-30

    <p> 精神疾患は、厚生労働省の指定する5大疾病の一つであり、医療計画の中で地域医療の対象として指定されている。だが、精神科病院の入院制度や実態に関する情報は、一般には十分知られていない。</p><p> 日本の精神科病院は、他の医療と比較すると、独自のシステムをとっている。医療専門職の人員配置基準は、精神科特例により、一般病床を比べて専門職比率を低く設定されている。また患者本人の医療保護を理由に…

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  • 異能エージェントの提案

    大島 直樹, 金子 博, 武川 直樹 ヒューマンインタフェース学会論文誌 26 (2), 225-228, 2024-05-25

    ...This study reveals how anthropomorphic/zoomorphic creatures of the past, such as “<i>Yo-Kai</i>” can help in designing the interaction of AI and robots....

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  • 血管内治療のbail out

    前田 剛志 日本血管外科学会雑誌 33 (3), 131-136, 2024-05-22

    <p>血管内治療では遠隔操作所以のトラブルを生じることがあり,時に重篤なトラブルに見舞われることがある.そのためどのような合併症が生じやすいのか,またその合併症に対するトラブルシューティングの知識が必要である.本稿では血管内治療における合併症とそのbail outについての解説を行う.</p>

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  • 小児専門病院における抗MRSA薬使用状況の検討

    長澤 耕男, 渡邉 泰二郎, 原木 悠, 草野 泰造, 山本 翔大, 石和田 遼, 佐藤 万里, 深沢 千絵, 星野 直 感染症学雑誌 98 (3), 293-300, 2024-05-20

    <p>小児のmethicillin-resistant <i>Staphylococcus aureus</i>(MRSA)感染症治療の第一選択はいずれの疾患でもバンコマイシン(VCM)が推奨されているが,実臨床では副作用等で使用できない場合も経験する.しかし,小児において実際に抗MRSA薬が各疾患に対してどのように使用されているか,まとまった報告は少ない.そこで小児専門施設である当院における2…

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  • 東日本大震災時に災害拠点病院の事務職員が従事した業務に関する調査

    木下 恭子, 石井 美恵子, 内海 清乃 日本災害医学会雑誌 29 (2), 95-103, 2024-05-16

    <p>【背景】災害時に災害拠点病院の事務職員が従事した業務に関する詳細な資料は見当たらない。【目的】東日本大震災時に災害拠点病院の事務職員が従事した業務を明らかにする。【方法】質問紙調査(横断研究)ならびに面接調査。【対象】岩手県・宮城県・福島県にある災害拠点病院の事務職員。【結果】平常時には従事しない65項目の災害時の業務が認められた。また、平常業務は全体の30%程度に縮小され、段階的に平常業…

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  • Make-up FLOW:化粧工程の構造化手法の提案

    髙野 沙也香, 中村 聡史 情報処理学会論文誌 65 (5), 988-998, 2024-05-15

    化粧は生活場面に合わせて施すことが多く,その工程は様々で複雑に分岐している.ここで化粧は,複雑な化粧の手順書が自身の頭の中にしか存在しないうえ,他者に教えてもらう機会が少ないことから,我流で化粧を行い,自身のメイクに自信がない人が多く存在する.こうした問題は,化粧の工程を構造化し表現することができないことにある.そこで本研究では,化粧工程の構造化手法としてフローチャートに着目し,まずは既存のフロ…

    DOI 情報処理学会

  • 情報の授業をしよう!:小学生に生成AIをどう教えるか -問い直しを迫られる教育-

    鈴木 秀樹 情報処理 65 (6), 296-304, 2024-05-15

    ChatGPTをはじめとする生成AIが教育現場に与える影響は非常に大きい.そのため,小学生にも生成AIの仕組みを教えることが大切であるとされているが,それは容易ではない.本稿では,筆者が「体験を通して生成AIについての理解を進める」ことをねらって行ったいくつかの実践を紹介するとともに,そこから見えてきた今後の教師のあり方や授業研究への生成AIの活用方法,将来の教育の方向性等に関する考察を行う.

    DOI 情報処理学会

  • 高年齢介護助手雇用による介護職員の業務促進・阻害要素の変化と情緒的消耗感との関連

    高瀬 麻以, 杉浦 圭子, 相良 友哉, 中本 五鈴, 馬 盼盼, 六藤 陽子, 東 憲太郎, 藤原 佳典, 村山 洋史 日本公衆衛生雑誌 71 (5), 275-282, 2024-05-15

    <p><b>目的</b> 介護施設で働く介護職員のメンタルヘルスが日本で課題となっている。高年齢介護助手の導入は,介護職員の業務を高年齢介護助手が一部担うことにより介護職員の負担を軽減させることを狙う。一方で,高年齢介護助手が介護職員の業務促進・阻害要素をどのように変化させ,介護職員の情緒的消耗感と如何に関連するかは明示されていない。本研究は,高年齢介護助手の雇用によって介護職員が感じた業務促進…

    DOI Web Site PubMed

  • 『特高月報』『思想月報』に見る天理教 : 政府による干渉と教団の時局対応

    金子, 昭 天理大学おやさと研究所年報 30 1-36, 2024-05-14

    第2次世界大戦以前、天理教本部は監督官庁である文部省宗教局に指導を仰ぎながら時局対応に当たったが、その動向は内務省警保局や司法省刑事局の公然もしくは隠密な監視下にあった。本稿は、『特高月報』(内務省警保局)及び『思想月報』(司法省刑事局)における天理教の動向の記載を紹介し、当時の天理教の時局対応について論評する。前者は1930(昭和5)年3月号より、また後者は1934(昭和9)年7月号から刊行さ…

    機関リポジトリ

  • 海運と安全保障

    大川 幸雄 海幹校戦略研究 13 (2), 18-40, 2024-05-13

    ...We will discuss how to strengthen the Japanese supply chain in consideration of these risks....

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  • 気候変動の予測研究と適応の意思決定をつなぐ

    高薮 出, 花崎 直太, 塩竈 秀夫, 安部 大介, 生駒 栄司, 石川 洋一, 江守 正多, 大塲 あい, 小埜 恒夫, 嶋田 知英, 田浦 健朗, 高橋 潔, 仲江川 敏之, 中北 英一, 西森 基貴, 初鹿 宏壮, 福渡 潔, 真砂 佳史, 三上 直之, 横木 裕宗, 吉川 実, 渡部 雅浩 水文・水資源学会誌 37 (2), 167-176, 2024-05-05

    <p> 昨今,気候予測や影響評価に関する様々な情報が創出・発信されている.しかし依然として個々の意思決定者のもとにまでそれらの情報は行きわたっておらず,気候変動適応に関する意思決定がなされるまで効果的に利活用されているとは言い難い.この課題に対し,様々な分野の専門家が集まり,①気候予測と影響評価の専門家と適応策の意思決定者の関係はどうあってそれぞれ何をすべきか,②気候予測と影響評価の専門家と適応…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 沖縄島東海岸沖で発見したアオサンゴ大群集

    ライマー, ジェイムズ·デイビス, 水上, 伊織, Emmeline Jamodiong, フロー, クロエ·ジュリー·ロイス, アブラム, アンジェ, Britta, Fiedler, 佐藤, 大義, 上田, 龍之介, 中小路, 浩, 玉榮, 將幸 Fauna Ryukyuana 69 19-23, 2024-05-04

    ...The discovery and presence of these large Heliopora reefs on the east coast of Okinawajima I. demonstrate both the diversity of the genus and how underwater surveys are still needed for this coastline....

    機関リポジトリ HANDLE

  • 筋感覚的な運動イメージ時の脳波に関する研究

    張 倬豪, Li Pengcheng, Connelly Akima, Rangpong Phurin, 八木 透 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (5), 461-462, 2024-05-01

    ...This inconsistency may be attributed to how individuals perform kinesthetic motor imagery, which has not been compared in previous research....

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  • NHK文研フォーラム2023秋 メディアの中の多様性を問う

    熊谷 百合子 放送研究と調査 74 (5), 28-65, 2024-05-01

    本稿は2023年10月開催の「文研フォーラム2023秋」のシンポジウム「メディアの中の多様性を問う~ジェンダー課題を中心に~」の採録をベースに、メディア組織内のジェンダー課題と、課題克服のために何ができるのかを考察する。 NHK放送文化研究所では2021年度からテレビ番組に登場する男女比を継続的に調べてきた。このシンポジウムでは、多様性やジェンダー平等への関心が高まるなかで、メディアは社会の要請…

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  • 原著論文 知識の組織化と哲学:「統合的レベル」概念に焦点を当てて

    横山 幹子 情報の科学と技術 74 (5), 161-168, 2024-05-01

    <p>本稿は,知識の組織化と哲学の関係について先に報告した論文で取り上げた「統合的レベル」概念についての更なる検討を行う。この概念は,知識の組織化システムとしての「統合的レベル分類(Integrative Levels Classification: ILC)」を中心となって構築してきたClaudio …

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  • APAC Trusted Media Summit 2023 報告

    塩﨑 隆敏 放送研究と調査 74 (5), 96-102, 2024-05-01

    APAC Trusted Media Summit 2023が,2023年12月にシンガポールで開催された。アジア太平洋地域の32の国と地域から約680人が参加し,誤情報・偽情報に対する課題や知見を共有した。2024年は世界各地で指導者を選ぶ「選挙イヤー」と位置づけられる中,参加者は,生成AIによって制作された音声や映像を使って,「ディープフェイク」と呼ばれる偽情報への危機感・警戒感を高め,ファ…

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  • 動作法の実践経験のある教員と初心者教員の協働による自閉症 スペクトラム障害生徒の姿勢変容に関する学習支援

    藤澤 憲 関係性の教育学 23 (1), 87-98, 2024-05-01

    <p>特別支援学校の自立活動の時間の指導において,1名の自閉症スペクトラム障害生徒に対し動作法経験者と初心者が,それぞれ取り組む時期をずらして動作法による指導を行った。まずは,躯幹反らせにおける対象生徒の反応や,あぐら座位及び立位での膝のまげ伸ばしにおける姿勢評定票を活用した動作変容の分析から三つの動作変容の時期的関係性を明らかにした。次に指導者2名におけるビデオ視聴による授業反省や基礎データの…

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  • 低酸素応答を標的とした新規薬剤の開発史

    吉川 清次, 萩本 裕樹, 中村 英二郎 日本薬理学雑誌 159 (3), 160-164, 2024-05-01

    <p>2019年のノーベル医学生理学賞はWilliam G. Kaelin Jr博士,Peter J. Ratcliffe博士,Gregg L. Semenza博士の3氏に贈られた.受賞理由として新規の生理機構解明がHIF-PH阻害薬とHIF-2阻害薬という革新的な治療薬開発に繋がったことが挙げられる.上記の博士は,それぞれ腫瘍内科医,腎臓内科医,小児科医という異なるバックグラウンドを有し独自の…

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  • 今更聞けない産学連携・技術移転の始め方,育て方

    原 健二, 薄井 竜一, 高柳 亮 応用物理 93 (5), 300-304, 2024-05-01

    <p>日本で産学連携が本格化してから25年以上がたち,近年はその重要性がますます高まっている.本稿ではその歴史的背景を踏まえたうえで,筆者の長年にわたる経験に基づき極力実践に即した内容で,技術移転の基本プロセスについて整理し,さらに研究者にとっての技術移転活動の利点およびリスク管理上の留意点についても述べる.大学等の研究者が技術移転活動を進める際の手引きとして役立てば幸いである.</p>

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  • 子どもたちはテレビや動画にどう接し,学習をしているのか

    子どものメディア・デジタル教材利用に関する調査研究プロジェクト, 舟越 雅, 行木 麻衣, 築比地 真理 放送研究と調査 74 (5), 2-27, 2024-05-01

    スマートフォンの普及などメディアを取り巻く環境が大きく変わる中で、子どもたちがどのようなメディアやデジタル機器を日々利用し、家庭ではどのようにデジタル教材を使いこなして学習しているのか、全体像を把握する大規模調査を実施した。その結果を3回に分けて報告する。今回はおもにウェブモニター調査の結果から、子どもたちの基本的なメディア利用に注目した。リアルタイムのテレビ視聴とインターネット動画利用をみると…

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  • 新奇人工タンパク質の合理設計への挑戦: 構造安定性の大規模測定技術の開発

    薛 世玲那, 坪山 幸太郎 生産研究 76 (2), 129-132, 2024-05-01

    <p>タンパク質の折りたたみにおける構造安定性は,タンパク質分子のうち,機能的な分子の割合を規定する重要な特徴量である.しかし,その定量には手間と費用がかかるため,構造安定性の全容は明らかではない.本稿では,90万種類までのタンパク質のin vitroにおける構造安定性を一度の実験で定量する手法を紹介する.本手法により得られる大規模データは,構造安定性の理解と予測に役立つことが期待される.</p>

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  • 酸素センシングにおけるTRPA1チャネルの普遍的役割

    中尾 章人, 劉 可, 高橋 重成, 森 泰生 日本薬理学雑誌 159 (3), 165-168, 2024-05-01

    <p>ヒトを含む好気性生物が生命を持続させるATPを得るためには,酸素が必要不可欠である.しかし,その一方で,活性酸素種などを産生し,酸素は生体に様々な障害を引き起こす.このような酸素の両義的生物活性に対応すべく,体内の酸素分圧を鋭敏に感知して組織へ適切に酸素供給を制御する仕組みを好気性生物は備えている.低酸素に対する生理的な応答には,急性と緩徐な相があり,急性の低酸素応答における酸素センシング…

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  • 多様性 ~海外での研究生活を通じて学んだこと~

    高橋 明彦 MEDCHEM NEWS 34 (2), 69-73, 2024-05-01

    近年、「多様性」もしくは「ダイバーシティ」という言葉がさまざまな媒体で取り上げられており、我々の創薬の現場においてもその重要性が広く認識されている。一方で、「多様性」という言葉についてはさまざまな意味で使われており、多様性とは何か、また多様性がどのように創薬に貢献できるかという点については、各個人で意見が異なると思われる。筆者は幸運にも2019年4月から約1年半、米国で研究生活を送る機会を得た。…

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  • TCRシグナルの新規制御機構の理解

    柏倉 淳一, 松田 正 薬学雑誌 144 (5), 497-501, 2024-05-01

    ...Here, detailed functions of STAP-2 in TCR-mediated T cell activation, and how STAP-2 affects the pathogenesis of T cell-mediated inflammation and immune diseases, are reviewed.</p>...

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  • 相互作用と心理的健康はどの様に語られているか

    木戸口 峻 関係性の教育学 23 (1), 29-43, 2024-05-01

    <p>筆者は、アテトーゼ型脳性麻痺を持ち、介助者に手伝って頂きながら論文を書いている。厚生労働省(2013)は“心の健康”として、①情緒的健康・②知的健康・③社会的健康を挙げ、身体の状態とこころは相互に関係しているとしている。本研究は、この定義に基づいて、特に③社会的健康に注目し、「相互作用」の観点から考察しようとするものである。独立変数を「相互作用」、従属変数を「心理的健康」に設定し、2022…

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  • ABiSにおける画像解析支援の現状と課題

    上野 直人 顕微鏡 59 (1), 16-19, 2024-04-30

    <p>ABiS画像解析チームは大学共同利用機関,国立大学,私立大学を含む6つの研究機関に所属する8人の画像解析エキスパートによって構成されている.それぞれの支援者は細胞生物学,発生生物学,システム生物学,情報工学など幅広いバックグラウンドを活かし,科研費を取得した被支援者が分子,細胞,組織,個体といった多階層をから取得した画像データから,背後にある生物学的な意味を抽出し,論文発表に至るまでを支援…

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  • トランスジェンダー男性の子を持つ父親の「受け容れ」をめぐる経験

    勝又 栄政 家族社会学研究 36 (1), 7-20, 2024-04-30

    <p>本稿の目的は,自助グループに参加経験のないトランスジェンダー男性の子を持つ父親が,子をどのように「受け容れ」ているのか,父親の主観的経験から明らかにすることである.性的マイノリティの親に着目した研究では,主に自助グループに参加経験のある親(特に母親)に焦点が当てられ,異性愛/ジェンダー規範が子の「受け容れ」に影響すると示されてきた.そのため親は子を「受け容れ」る際,性の多様性概念に関する情…

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  • From Crisis to Hope:

    HUSSEIN Abeer Khalaf, HAZEM Ali Hussein, Al-GAILANY Maha M Asian Journal of Human Services 26 (0), 122-134, 2024-04-30

    ...Critical Discourse Analysis is a research approach which examines how language use reflects and maintains societal power dynamics....

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  • 教職志望の学生への一次救命処置に関する講義方法と課題

    関 由起子, 桐淵 博 日本臨床救急医学会雑誌 27 (2), 93-101, 2024-04-30

    <p><b>目的</b>:一次救命処置(basic life support;BLS)に関する実技講習受講経験のある教職志望学生に対して,学校事故の統計や学校事故の実例を講義に取り入れることにより,救命活動への自信がどのように変化するかを検討する。<b>方法</b>:A大学教育学部1年生対象の講義前後にアンケートを実施した。講義ではBLSの基本と効果に加え,体育活動時などにおける事故対応テキスト…

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  • Characteristic analysis of elderly people using text mining

    Musashi Eriko, Kato Shingo, Hosoda Takaaki, Ikeda Daisuke International Journal of ICT Application Research 1 (2), 26-33, 2024-04-30

    ...In recent years, research on the quality of life of the elderly has also progressed, and attention has been paid to how to make the elderly happy during their old age....

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  • タバコの健康被害をどのように伝えるか?

    森田 純二 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 32 (2), 130-132, 2024-04-30

    <p>半世紀前の日本ではタバコはどこででも吸う事が出来,男性の喫煙率は80%を超えていた.受動喫煙の害が明らかとなり禁煙支援活動も活発化し病院や学校での分煙や敷地内禁煙が進んだ.2006年4月からは「ニコチン依存症管理料」が算定され,喫煙習慣が依存症と診断され治療することが開始された.その結果男性の喫煙率は85%から最近では30%を切り,男女全体では20%を切った.しかしタバコ産業は近年新たに電…

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  • 光ピンセットによる3次元顕微操作技術と,体の左右軸決定における繊毛を介したメカニカルなシグナルの解明

    加藤 孝信 顕微鏡 59 (1), 37-40, 2024-04-30

    <p>近年の技術の進歩により,光ピンセット,磁気ピンセットをはじめとした光学顕微鏡に組み合わせることが出来る非接触の顕微操作技術の開発が進んだ.本稿では,特に著者らによって開発された光ピンセットを利用した3次元顕微操作技術を解説する.さらにそうした技術を効果的に利用した研究の一例として,体の左右軸決定に関与する一次繊毛を介したメカニカルなシグナルの解明を行った研究を紹介する.</p>

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  • 脳振盪発生時の救急対応から競技復帰に向けた段階的プロトコル

    梅岡 沙綾, 福田 崇 日本アスレティックトレーニング学会誌 9 (2), 99-106, 2024-04-30

    <p>スポーツに関連して生じる脳振盪はスポーツ関連脳振盪(SRC)と称され,頭痛だけでなくさまざまな症状が重複して生じることも多い.頭部外傷を負ったときは,SRCだけでなく急性硬膜下血腫などのさらなる重大事故の可能性もあり,SRCに関して最新の正しい理解をすることが必要となる.本文は,第6回国際スポーツ脳振盪会議の共同声明および筆者の経験をもとに脳振盪発生時の救急対応および段階的競技復帰に関して…

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  • 子どもの存在が伝統化した家事分担の適正評価に与える影響――要因配置実験を用いた経験的検証――

    尾藤 央延 家族社会学研究 36 (1), 33-44, 2024-04-30

    <p>出産後の女性により多くの家事が偏ってしまう現象は,家事分担の伝統化と呼ばれ,育児期間を通じて安定的であることが知られている.本稿は,伝統化した家事分担が持続するメカニズムとして家事分担の適正評価に注目し,なぜ伝統化した家事分担が正当なものとみなされるのかを検討した.衡平理論・ジェンダー規範理論・分配的正義理論を用いて,子どもの存在が不平等な家事分担と家事分担の適正評価との関連に影響を与える…

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  • ポストアーバン化時代の地方暮らしと「移動する地域」

    轡田 竜蔵 家族社会学研究 36 (1), 73-88, 2024-04-30

    <p>地方は,人口減少にともない「スポンジ化」が進んでおり,それに合わせて,新しい暮らし・仕事・公共性のあり方が模索される「逆フロンティア」である.そこでは,居住歴の多様化やIT技術の発展等にともない,「居住する地域」の範囲よりも広域的な「移動する地域」の枠組みが重要になっている.この状況を筆者はポストアーバン化時代とよんでいる.本稿では,ポストアーバン化時代の地方暮らしが,若い現役世代において…

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  • 空き家のリノベーションの過程及びその後の利活用がソーシャル・キャピタル形成に与える影響

    官 尋, 新 雄太, 矢吹 剣一, 後藤 智香子, 吉村 有司, 小泉 秀樹 都市計画論文集 59 (1), 27-35, 2024-04-25

    <p>空き家増加が進む中で、その利活用によるコミュニティ再生が必要とされている。一方で、コミュニティ希薄化や崩壊の裏には、ソーシャル・キャピタル(SC)の減少が深く関わり、豊かなコミュニティ形成にはSCの醸成が重要とされる。空き家の利活用によるコミュニティ再生につなげるためには、その利活用がSC形成に与える影響を明らかにする必要があると考え、本研究では①影響を与える要素は何か、②どのようにSC形…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 社会情勢の変化がもたらした食料品の買い物不便の問題の実態把握とその改善策に関する一考察

    関口 達也, 林 直樹, 寺田 悠希, 杉野 弘明 都市計画論文集 59 (1), 118-129, 2024-04-25

    <p>2023年現在,日本はCOVID-19の感染リスクと食品価格の高騰が共存する社会状況にある.その様な社会の中で,人々の食料品の買い物環境も大きく変容している.そこで本研究では,東京都の複数市町村を対象としたアンケート調査の結果に基づき,コロナ禍以前(2019年期)と2023年1月(2023年期)の時点間での買い物行動・意識の比較を主とする定量的分析を行う.特に,2023年期における人々の「…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 農業における環境と経済の両立可能性を考える

    林 岳 農業経営研究 62 (1), 24-30, 2024-04-25

    ...To achieve sustainable farm management in the “VUCA” era, which is characterized by uncertainty, it is important to fully consider how to cope with emerging risks as well as how to balance the environment...

    DOI

  • Oxidative Stress and Antioxidant Capacity in Patients with Endometrioma

    Ichikawa Go, Negishi Yasuyuki, Tsuchiya Ryo, Higuchi Lilika, Shiraishi Tatsunori, Ikeda Mariko, Kaseki Hanako, Morita Rimpei, Suzuki Shunji 日医大誌 91 (2), 146-154, 2024-04-25

    ...Although oxidative stress status is closely related to endometriosis, it is unclear how the balance between oxidative stress capacity and antioxidant capacity correlates with treatment of or factors that...

    DOI PubMed

  • 非負値行列因子分解を用いた地中送電線の部分放電検出

    田邉, 昭博, 松原, 靖子, 櫻井, 保志 情報処理学会論文誌データベース(TOD) 17 (2), 40-49, 2024-04-23

    本論文では,地中送電線内の交流電圧から放電パルス集計した時系列データに対し,部分放電(PD)を検出する方法について述べる.PDは,一般に地中送電線の絶縁体界面のボイド(空隙)や突起などに電界が集中することで発生する放電現象であり,PDの検出とそのパターンの分析は,地中送電線の劣化診断において重要となる.この論文では,地中送電線内のPD検出のために,時系列データに非負値行列因子分解(NMF)を適用…

    情報処理学会

  • 動的モード分解による時系列データストリームの将来予測

    千原, 直己, 松原, 靖子, 藤原, 廉, 櫻井, 保志 情報処理学会論文誌データベース(TOD) 17 (2), 1-11, 2024-04-23

    本論文では,動的モード分解を活用した大規模時系列データストリームの高速予測手法ModeCastを提案する.ModeCastはセンサデータや,Webデータなど,多種多様な時系列パターンにより構成される大規模時系列データストリームが与えられたとき,その中から潜在的なダイナミクスに基づいた重要な時系列パターンを発見することで将来予測を行う.より具体的には,このようなパターンを発見するために動的モード分…

    情報処理学会

  • Stability of Assessment Using Creativity‐Related Indices

    Hitoshi Terai, Kazuhisa Miwa, Shunsuke Mizuno Japanese Psychological Research 2024-04-22

    ...<jats:title>Abstract</jats:title><jats:p>The aim of this study is to determine how many raters are required for the design products proposed in this study to obtain stable ratings of creativity over time...

    DOI Web Site 参考文献49件

  • ロジックモデルの行動心理学的考察とロジックモデルテンプレートを活用したP2Mの学習法の提案

    亀山 秀雄 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 183-192, 2024-04-20

    近年、政策提案、政策評価、研究開発、商品開発、企業経営、組織運営など様々な分野でイノベーション推進のフレームワークとしてロジックモデルが使用されている。ロジックモデルとは、論理的な思考や推論の過程をモデル化したものであり、アウトプト目標を達成してアウトカムを生み出すツールである。マズローの自己実現論やマクスウェル・マルツのサイコ・サイバネティクスの人間の本能的行動原理とロジックモデルが密接な関係…

    DOI

  • 在日中国人看護師のソーシャルスキルと職場への適応との関連性

    森 つばさ 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_107-1_117, 2024-04-20

    <p>目的:日本が外国人看護師を受け入れる中,漢字を理解する中国人看護師の活躍が期待される。しかし,彼らには対人行動など日中の文化差に起因する困難がある。本研究の目的は,日本人の対人行動の特徴を踏まえた彼らのソーシャルスキルと職場への適応との関連性を明らかにし,必要な支援への考察を行うことである。方法:39人の在日中国人看護師より得られた質問紙調査の結果を,【ソーシャルスキル】尺度の平均値で【異…

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  • 部分清拭時のウォッシュクロスの扱い方による温かさ・気持ちよさの違い

    山口 夕貴 日本看護技術学会誌 23 (0), 8-17, 2024-04-20

    <p> 本研究の目的は, 清拭時のウォッシュクロスの扱い方により, 温かさと気持ちよさに違いがあるのか生理的指標および主観的指標により明らかにすることである. 健康な男女12名を対象に, ウォッシュクロスを巻く方法, 握る方法, 畳む方法で右前腕の清拭を実施した. 測定項目は, 皮膚表面温度, 自律神経活動, 主観的な温かさと気持ちよさ (VAS) とした. …

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  • Study on How to Create New Concepts of To-Be Business Models

    CHAUDHARY Pabitra, LAMA Anish, OKADA Koji 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 138-157, 2024-04-20

    In recent years, environmental, social, and economic issues have become more serious, and sustainable development is needed to address them simultaneously. Social innovation is needed to achieve the …

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  • Towards Social Acceptance and Integration

    青柳 ヤヒヤ, NAGASATO Kenji 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 36-47, 2024-04-20

    ...To provide a practical solution to the refugee problem, this paper considers how Japan can review its policies for accepting refugees, prioritize their resettlement on a humanitarian basis, and prepare...

    DOI

  • P2Mを用いた看護基礎教育における指導法開発

    岡本 華枝, 徳永 基与子, 鈴木 克明, 小笠原 秀人 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 193-211, 2024-04-20

    新人看護師は、就職すると複数の患者を同時に受け持ち、患者の状態観察や患者の訴えに対応しながら優先順位を判断し、多重課題を解決するための能力が求められる。しかし、看護基礎教育においては、複数の患者を受け持つ実習は最高学年での統合実習のみである。統合実習を効果的に取り組むための実習前演習(事前指導)や実習後の効果的な振り返り(事後指導)は各教育機関ならびに各担当看護教員の裁量に委ねられている場合が多…

    DOI

  • Fluid-Driven Soft Actuators for Soft Robots

    Nakamura Taro Journal of Robotics and Mechatronics 36 (2), 251-259, 2024-04-20

    ...First, it discusses how soft actuators function as elemental technology in robots. This is followed by an introduction to the driving principle and features of fluid-driven soft actuators....

    DOI Web Site Web Site 参考文献90件

  • Structure of Human Serum Albumin at a Foam Surface

    Enomoto, Kanta, Torisu, Tetsuo, Mizuguchi, Junya, Tanoue, Ryosuke, Uchiyama, Susumu Journal of Agricultural and Food Chemistry 72 (15), 8774-8783, 2024-04-17

    Enomoto K., Torisu T., Mizuguchi J., et al. Structure of Human Serum Albumin at a Foam Surface. Journal of Agricultural and Food Chemistry 72, 8774 (2024); https://doi.org/10.1021/acs.jafc.3c09357.

    HANDLE

  • How Collaborative are Japanese L2 Learners? A Case Study

    Yamazaki Ken’ichi 東北英語教育学会研究紀要 44 (0), 35-44, 2024-04-16

    <p>This case study focused on the conversational characteristics of English dialogs produced by Japanese students who had practiced speaking English for a substantial period. The study participants …

    DOI

  • デジタルバンクにおけるデータマート構築に関する実践:みんなの銀行を事例として

    神辺, 圭一, 江里口, 剛喜 情報処理学会論文誌デジタルプラクティス(TDP) 5 (2), 20-34, 2024-04-15

    本稿は,日本初のデジタルバンク「みんなの銀行」におけるデータ分析基盤について,主にデータウェアハウス(DWH)の観点から記したものである.DWHに連携された様々なデータは,前処理を経て「データマート」と呼ばれる用途別のテーブルに格納される.筆者らは,データ分析に携わるデータサイエンティストの立場から用途の異なるデータマートを効率的に構築するための手法を考案し,実践した.また,構築したデータマート…

    情報処理学会

  • メタバース:もうすぐ手の届く次世代技術を麻酔・疼痛管理へ―MoT(Metaverse of Things)と生成系AIの融合がもたらすものとは?―

    小林 透, 田中 祐大, 原田 拓実, 石下 里奈, 戸川 大樹, 深江 一輝, 荒井 研一, 今井 哲郎, 鮎瀬 卓郎 日本歯科麻酔学会雑誌 52 (2), 65-71, 2024-04-15

    <p> <b>【要旨】</b> 昨今,「メタバース」と「生成AI」が注目を集めている.著者らはこれまで「メタバース」が仮想空間ではなく,現実空間の問題解決のキーテクノロジーになるのではないかと考え研究を進めてきた.そこで本稿では,著者らのこれまでの「メタバース」を活用したソリューション開発事例を紹介する.特に,現実空間の「もの」をメタバース化することで,新たな付加価値を創出する「MoT(Meta…

    DOI

  • ピコ秒レーザーによる色素性病変治療:刺青治療とメラニン性疾患治療を対比して

    葛西 健一郎 日本レーザー医学会誌 45 (1), 54-58, 2024-04-15

    <p>ナノ秒Qスイッチレーザー(nanosecond Q-switched laser: NSQL)の照射時間幅を短縮したピコ秒レーザー(picosecond laser: PSL)の登場により,皮膚色素性疾患の治療は大きく進歩した.刺青治療においては,必要治療回数が半減し,従来治療困難であった多色刺青もかなり治療可能となった.刺青治療の革命とも言える大きな進歩である.一方,老人性色素斑や真皮メ…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • Coastal Area Sustainability

    Kurniati Rina, Widjajanti Retno, Dewi Santy Paulla, Syahri Endah Kartika International Review for Spatial Planning and Sustainable Development 12 (2), 293-317, 2024-04-15

    <p>Coastal areas and their communities are one of the most vulnerable components of urban existence. The balance of the environmental, economic, and socio-cultural sectors is crucial to maintain …

    DOI Web Site 参考文献32件

  • 近未来的社会課題解決に向けたリーダーシップ研究の必要性

    庄司 直人 人間工学 60 (2), 83-88, 2024-04-15

    <p>本稿では,科学と実践の相補的実行を特徴の一つとするユニークな学問である人間工学において,社会実装や社会課題解決に向けたプロセスを,人々に大きな変化を受け入れさせ,人々のみならず組織や社会を適応させていくアダプティブ・リーダーシップのプロセスそのものとして捉えるという新たな視点を示した.社会課題解決のプロセスを丁寧に記述するリーダーシップの事例的研究が必要であることを主張した.人間工学は社会…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • メラニン色素性病変に対するピコ秒レーザーの活用方法

    宮田 成章 日本レーザー医学会誌 45 (1), 39-45, 2024-04-15

    <p>発振時間の非常に短いピコ秒レーザーはメラニン色素性疾患の治療に有効である.老人性色素斑では薄い色調に有効で,かつ炎症後色素沈着の発生率が低い.また肝斑に対する治療にも補助的に用いる.さらには顔全体に対して複数の波長を組み合わせた手法も可能である.しかしながら全てにおいて従来のナノ秒発振Qスイッチレーザーより優れているわけではない.</p>

    DOI Web Site 参考文献15件

  • 集団内の意見形成における単純接触効果の影響の分析

    田部 直人, 北條 仁志 日本経営工学会論文誌 75 (1), 1-8, 2024-04-15

    <p>集団内において意見がどのように拡散, 交換され, 収束に至るのかを観察することは, 特定の意見を広めるための条件の発見や効率的な収束プロセスの発見につながる重要なトピックである. 経営工学においても, 効果的な広告の方法や市場における人気の逆転方法の発見につながる可能性があり, 興味深いテーマであると考えられる. …

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  • 「次世代に伝え継ぐ 日本の家庭料理」聞き書き調査による兵庫県の郷土料理の特徴と学校給食における伝承のための取り組み

    作田 はるみ, 坂本 薫, 片寄 眞木子, 田中 紀子, 富永 しのぶ, 中谷 梢, 原 知子, 本多 佐知子 日本調理科学会誌 57 (2), 113-125, 2024-04-05

    <p> 兵庫県の地形は山地,盆地,平野,沿岸,島と多様であり,「日本の縮図」といわれている。また,歴史的には,兵庫県は旧5国(摂津,丹波,播磨,但馬,淡路)から成り立っている。そのため兵庫県の食文化は,日本海・瀬戸内海の海産物と山や里の豊富な食材を生かしてさまざまに形成されており,これらの多様で豊かな食文化を継承することは重要である。そこで,伝統的な家庭料理や郷土料理の伝承方法の一つとして学校給…

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  • P2M理論を適用したアジャイルポートフォリオマネジメント

    上條 英樹, 小笠原 秀人 国際P2M学会誌 18 (2), 39-60, 2024-04-05

    ITの急速な進化により新興のデジタル企業がITを駆使して新たに市場参入し創造的な新しい価値を素早く投入することで伝統的な企業や市場を破壊する「デジタルディスラプション」が起きている。この時代において多くの企業は、デジタルトランスフォーメーション(以下、DX)により新たな価値をいかに素早く市場に投入するかに企業の存続がかかっている。DXに対応した開発手法としてアジャイルが普及してきている。アジャイ…

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  • ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡で探る初代天体の形成過程

    稲吉 恒平 日本物理学会誌 79 (4), 170-174, 2024-04-05

    <p>2022年に打ち上げられ運用を開始したジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡の登場は,遠方天体や深宇宙探査に関する研究に革命をもたらした.天体観測により人類が探査可能な宇宙の範囲は,現在の宇宙年齢の10%にも満たない若い時代の宇宙にまで到達し,宇宙で最初に誕生した第一世代の星,銀河そしてブラックホールという天体の形成過程の解明に向けて,今まさに活発な議論が行われている.宇宙初期の天体現象を詳しく観…

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  • 地域脱炭素実現に向けた基礎自治体のプロジェクト・プログラムマネジメント

    重藤 さわ子, 窪田 哲郎, 浦田 有佳里 国際P2M学会誌 18 (2), 80-98, 2024-04-05

    2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、基礎自治体も脱炭素への取り組みの活発化が求められている。しかし多くの自治体では、地域における脱炭素がどのように地方創生につながるのかわからず、何からどう取り組めばよいのかわからない現状がある。本研究では、この課題の背景を自治体でのP2Mのプロファイルマネジメントとプロジェクト・プログラムマネジメントの欠如と考え、本課題への対応を意識した自治体への支援…

    DOI

  • Improving Metadata of Non-Fungible Tokens for Multipurpose BIM Data Distribution

    IZUMI Tomoya, TOYODA Keisuke 建築情報学会論文誌 4 (1), a1-a16, 2024-04-01

    急速に進む建築・エンジニアリング・建設(AEC)業界のデジタル化において、建築物のエンドユーザーは、使用目的に応じた多様なビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)データの供給を求めている。しかし、特定の組織が管理する共通データ環境(CDE)では、プロジェクト指向のプラットフォーム理念、管理構造、セキュリティリスクにより、プロジェクトメンバー以外の第三者にデータを公開・配布することが…

    DOI

  • 次世代の臨床工学技士養成

    熊谷 寛, 古平 聡 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (4), 286-289, 2024-04-01

    ...in medical education that incorporate AR and VR technology, emphasized the importance of practical training, and discussed the challenges that the next generation of clinical engineers should tackle, how...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • カプサイシン受容体の構造と機能

    富永 真琴 FFIジャーナル 229 (2), 099-104, 2024-04-01

    ...However, It has not yet been clarified how heat stimulus opens TRPV1. We need more research to develop antipungent or antinociceptive agents targeting TRPV1 in the future....

    DOI

  • データマネジメントプランの作成と実践――社会調査研究にとっての意義と課題――

    石田 賢示 情報の科学と技術 74 (4), 129-134, 2024-04-01

    <p>本稿では,近年の日本の学術研究界においてその必要性が広く知られるようになったデータマネジメントプラン(DMP)の作成と実践に関する意義と課題について,社会調査研究の立場からの情報および問題意識の共有を目的としている。DMPは,オープンサイエンスを実現するためのデータのFAIR原則を,効果的に実行に移すためのドキュメントだとみなすことができる。その内容や作成方法について習熟しておくことは,オ…

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  • よく分からない知的財産権を味方にする方法,今更聞けない知的財産権の申請・検索の基礎

    松本 達 応用物理 93 (4), 241-245, 2024-04-01

    <p>近年,研究者には論文投稿だけではなく,特許の出願も求められる傾向にあると感じます.一方で,一部の研究者を除くと,出願はハードルが高く,積極的に出願意欲を持つ研究者は少ないように思われます.本稿では出願経験の浅い研究者向けに記載しましたが,確認の意味を含めて,特許の出願についておさらいしたい研究者にも参考になるように記載したつもりです.特に,特許の重要性,特許性有無の考え方,出願の可否判断,…

    DOI

  • ウェブ閲覧履歴の流出範囲を示唆するウェブ検索スニペットがプライバシー意識や検索行動に与える影響

    清水 勇祐, 大木 哲史, 山本 祐輔 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 140-154, 2024-04-01

    本論文では,ウェブ検索中のユーザに対し,ウェブページの閲覧履歴がどういった第3者(ウェブサイト運営者)にどの程度共有される可能性があるのかについての情報を提供するスニペットが,ウェブ検索ユーザのプライバシー意識や検索・閲覧行動に与える影響について分析を行った.オンラインユーザ実験の結果,実験協力者は単にトラッキングの有無を表示するスニペットよりも,提案スニペットの方が閲覧履歴の共有範囲を知る上で…

    DOI

  • 十代における市販薬乱用・依存~自傷と自殺のあいだ

    松本 俊彦 小児の精神と神経 64 (1), 21-28, 2024-04-01

    厚生労働省令和元年版自殺対策白書によれば,年代別の自殺死亡率は,他の年代では2009年以降確実に自殺死亡率が減少傾向を示しているのに対し,十代に限っては横ばいもしくは微増で推移している.特に児童生徒に限定すると事態はいっそう深刻であり,自殺者総数が減少し続けるなか,一貫して増加傾向を示している.厚生労働省「自殺の統計・地域における自殺の基礎資料」によれば,2020年に自殺した小・中・高校生は前年…

    DOI

  • 研究データの(非)開示対応における実務上の課題と検討

    栗原 佑介 情報の科学と技術 74 (4), 141-146, 2024-04-01

    <p>研究データは,適切なオープン・アンド・クローズド戦略によって公開・共有される必要がある。本論では,知的財産及び個人情報を始めとする公開に馴染まないデータ等について,適切な研究データ管理支援を実践するための基本情報を提供することを目的とする。本論は,特に,クローズド戦略に着目し,研究データをどう保護すべきか,公開・共有への要求にはどのように応えていくべきか,仮想事例に基づくケーススタディも含…

    DOI

  • デジタル化の中でのニュースの読まれ方③

    税所 玲子, 池畑 修平 放送研究と調査 74 (4), 32-51, 2024-04-01

    本稿は、イギリスのオックスフォード大学にあるロイタージャーナリズム研究所が行う国際比較調査『デジタルニュースリポート2023』についてのシリーズの第3回で、日本と韓国のデータを取り上げた。ニュースへの「信頼」や「関心」、特定のニュースを避ける「ニュース回避」、ジャーナリストへの批判、主なニュース源(News …

    DOI

  • Impact of Fertilizer Price and Subsidy on the Global Wheat Market

    KOIZUMI Tatsuji Japan Agricultural Research Quarterly: JARQ 58 (2), 93-111, 2024-04-01

    ...<p>This study examined how an increase in fertilizer prices will affect the global wheat market and how fertilizer subsidy program will mitigate that impact by developing a partial equilibrium model....

    DOI

  • 語彙学習方略指導と語彙学習

    田口, 綾子 紀要 16 115-121, 2024-03-31

    語彙の習得は、言語を学ぶにあたり重要な役割を果たしており、学習者は、単語を繰り返し書く、音読する等の語彙学習方略を使用して単語を暗記する。本稿では、語彙学習方略の指導の重要性について考察すべく、様々な語彙学習方略の種類、その指導方法について述べ、さらに、その指導法がもたらす効果について分析する。先行研究によると、効果的な語彙学習方略の指導には2つのアプローチが認められ、また、その指導により語彙の…

    機関リポジトリ

  • 振り返り中心の授業デザイン

    関田, 一彦, Kazuhiko, SEKITA, 福, 博充, Hiromitsu, FUKU, 柴田, 香奈子, Kanako, SHIBATA 教育学論集 (76) 309-321, 2024-03-31

    ...The second and third author reported how to introduce the reflection-based instruction that the first author has developed to the class thorough the “narratives” in which they reflect on their own practices...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 避難指示解除後の地域社会と農業の現在 : 福島県楢葉町を事例に

    齊藤, 綾美 社会学・社会福祉学研究 3 1-11, 2024-03-31

    本稿は福島県双葉郡楢葉町C地区で営農するS社およびその社員であるAさんを主たる対象として、避難指示解除後のC地区と農業の現在を地域社会学の視点から明らかにしようとするものである。Aさんに対するインタビュー調査の結果をもとに、原発事故前後の楢葉町の農業および、Aさんが勤務するS社の営農状況の変化を明らかにするとともに、農業に結びついた地域社会の共同的なありようがどう変化したかを捉えることを目的とす…

    機関リポジトリ

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