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検索結果 349 件

  • 歯科用サージカルルーペによる拡大視野下診療に対する意識調査

    石榑, 大嗣, 鶴田, はねみ, 岡村, 晨吾, 伊藤, 里帆, 間下, 文菜, 古澤, なつき, 小川, 雅之, 日下部, 修介, 大森, 俊和, 瀧谷, 佳晃, 二階堂, 徹, 堀田, 正人 岐阜歯科学会雑誌 50 (3), 101-107, 2024-02

    歯科医師や歯科衛生士の精密な処置は、患者の治療予後を大きく左右することから、口腔内患部を拡大視野下で診療することは有用であり、歯科用実体顕微鏡および歯科用サージカルルーペ(以下、拡大鏡と称する)の使用頻度は増えてきている。しかし、歯科用実体顕微鏡は高価であることから、臨床経験の浅い時期から使用することは難しい。しかし拡大鏡は比較的安価なものが多く、臨床経験の浅い時期から使用することが可能で、適切…

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  • 中日消化器内視鏡学会交流会の曙

    藤田 力也 日本消化器内視鏡学会雑誌 66 (5), 1268-1271, 2024

    <p>日本と中国の消化器内視鏡の交流は1972年に始まった.半世紀前,日本の内視鏡技術もまだ発展途上であった.私は日中友好協会からの要請で北京協和病院に招かれ,胃,大腸,ERCPの内視鏡検査のデモンストレーションをした.その顛末を紹介する.</p>

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  • がん検診受診勧奨におけるナッジ等の行動科学の有用性

    溝田 友里, 山本 精一郎 日本健康教育学会誌 31 (2), 83-92, 2023-05-31

    ...効果検証を行ったところ,141市町村(83%)で受診率が上昇し,全体として受診率が2.6%上昇し,1.44倍となっていた.ナッジを応用したさらなる受診勧奨として,PRやメディアを戦略的に活用し,乳がん検診をテーマにしたテレビ番組の放送に合わせて,市町村から個人にはがきを送付するキャンペーンを行ったところ,放送後3か月間で前年同月比1.5~7.6倍の受診率向上効果が認められた.さらに放送後,他のテレビや雑誌...

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  • 沖縄県人工透析研究会40年史(1983~2023年)

    井関 邦敏, 比嘉 啓, 古波蔵 健太郎 日本透析医学会雑誌 56 (9), 333-339, 2023

    <p>第1回沖縄県人工透析研究会は1983年に開催,2023年で第4回大会を迎えた.2020年2月に始まった新型コロナ感染症の蔓延により2020年は休会を余儀なくされたが,2021年より種々難題を抱えながら再開している.当初は一般演題,特別講演のみであったが透析施設数が増加するにつれて現況報告,腎移植・CAPD分科会報告が加わっている.大会長の提案でワークショップ,シンポジウム,特別企画も加わっ…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 全脳全脊髄照射の現状―Japan Children’s Cancer Group脳腫瘍委員会のアンケート調査をもとに

    副島 俊典, 前林 勝也, 山崎 夏維, 隈部 俊宏 日本小児血液・がん学会雑誌 60 (5), 332-336, 2023

    <p>近年全脳全脊髄照射に強度変調放射線治療や陽子線治療が応用されることが多くなってきており,全脳全脊髄照射のターゲットを正確に検討することが必要になってきている.そこで今回各施設の治療計画の現状把握のため,全脳全脊髄照射に関するアンケート調査を行った.</p><p>脳腫瘍委員会参加100施設にメールでアンケートの協力を依頼し,54施設(54%)から回答を得た.うちX線治療施設が46施設,陽子線…

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  • [招待講演]野外調査をベースとした付加体研究45年

    脇田 浩二 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 202-, 2023

    ...., (2019) "Palaeo3", 527,133-145藤川将之・中澤 努・上野勝美(2019) 地質学雑誌, 125, 609-631.小澤儀明(1923) 地質学雑誌, 30, 227-243.脇田浩二(1984) 八幡図幅, 地質調査所脇田浩二(1991) 谷汲図幅, 地質調査総合センター脇田浩二・小井土由光(1994) 下呂図幅, 地質調査総合センター脇田浩二・辻智大・亀高正男(2021...

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  • 入院治療を終えた結核患者受入れに対して高齢者施設職員が抱く不安の関連要因

    和田 ありさ, 樺山 舞, 向井 咲乃, 高渕 紗矢香, 加藤 弘子, 西住 智子, 神出 計, 谷掛 千里 日本公衆衛生雑誌 69 (12), 931-938, 2022-12-15

    <p><b>目的</b> 結核患者は感染性の消失を基準に退院するが,退院後高齢者施設への受入れを拒否される場合が少なくない現状にある。これまで施設職員の不安に焦点を当てた研究はない。そこで,入院治療を終えた結核患者受入れに対して高齢者施設職員が抱く不安の関連要因を明らかにすることを目的とした。</p><p><b>方法</b> …

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 言語聴覚士におけるアカデミックスパムの現状

    田中 康博, 田中 まゆ, 辰巳 寛, 田村 俊暁, 山本 正彦 保健医療学雑誌 13 (2), 81-91, 2022-10-01

    <p>学術誌への投稿や学会への参加を執拗に催促するメール(Academic spam e-mails, ASEs)が国際的に問題となっている.その理由として論文掲載費や参加費は高額で,査読システムも崩壊している団体が多いことなどが挙げられるが,リハビリテーションや福祉領域におけるASEs の現状は不明である.</p><p>本稿では,言語聴覚領域にも送信されるASEs …

    DOI Web Site 参考文献13件

  • インドシナにおける科学の始動

    鈴木 伸二 史学雑誌 131 (4), 27-50, 2022

    インドシナとフランスでの植民地科学の制度化は一八九〇年代後半にほぼ同時に起こった。本論はこれら植民地科学の相互作用をギョーム・キャピュに焦点を当てて考察する。キャピュはフランス領インドシナの科学ネットワーク形成においてキー・パーソンとなった。フランスの「帝国と科学」に関する先行研究では、本国の内部で形成された植民地科学者のネットワーク形成に焦点が当てられてきた。しかし、本論はキャピュに焦点を当て…

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  • 日本再軍備をめぐる地域社会の葛藤

    松下 孝昭 史学雑誌 131 (7), 1-36, 2022

    一九五〇年に朝鮮戦争が勃発し、日本再軍備の起点となる警察予備隊(のち保安隊・自衛隊)が創設された。本稿は、長野県松本市が地域振興の目的で警察予備隊の部隊を誘致したものの、それに不可欠な演習地の確保をめぐって県内の他の自治体と軋轢を重ねていく過程を追究し、日本再軍備が国内の地域社会の内奥にもたらした複雑な影響について解明することを目的とする。<br> …

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  • 第9回日本シミュレーション医療教育学会(JASEHP) 学術大会開催報告

    金子 一郎 日本シミュレーション医療教育学会雑誌 10 (0), 123-127, 2022

    2021年10月23日(土曜日)帝京大学板橋キャンパス、帝京大学シミュレーション教育研究センター(Teikyo University Simulation Education and Research Center TSERC)にて第9回学術大会を開催した。2021年もCOVID-19 パンデミックの影響で、対面での学術大会開催が困難であった。そのため今回の学術大会はオンラインで開催した。オンラ…

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  • 市中病院におけるロボット支援下直腸癌手術の導入と短期成績

    橋田 裕毅, 大嶋 野歩 日本大腸肛門病学会雑誌 75 (2), 63-70, 2022

    <p>本邦では2018年4月よりロボット支援下直腸手術が保険収載され,その後,実施施設,実施件数は増加してきている.市中病院である当院での導入過程と,その短期成績について報告する.当院では,保険収載後速やかに実施するために,初回症例の開始半年前より準備をはじめ,ガイドラインの準拠,certificateの取得,手技の練習を行った.また手術の手順を定型化するためにマニュアルを作成した.安全にロボッ…

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 細胞診と自己採取ヒトパピローマウイルス検査を選べることの効果:北海道での子宮頸がん検診未受診者対策の成績

    谷口 しのぶ, 櫻木 範明, シャロン ハンリー, 築山 真如月, 藤田 博正, 寒河江 悟, 梶井 直文, 渡利 英道, 玉腰 暁子 日本公衆衛生雑誌 68 (11), 719-727, 2021-11-15

    <p><b>目的</b> 細胞診と自己採取ヒトパピローマウイルス(HPV)検査を選べる受診再勧奨方法が子宮頸がん検診未受診者の検査応答率と病変発見率に及ぼす効果を明らかにする。</p><p><b>方法</b> 2016~2018年度に江別市の子宮頸がん検診未受診者に対して,子宮頸部細胞診(以下細胞診)あるいは自己採取腟分泌物検体によるHPV検査(以下自己採取HPV検査)を選択できる受診再勧奨を行…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 新人看護師が複数患者を同時に受け持つ体制下で直面する多重課題対応不全を生み出す主要因子:

    今井 多樹子, 岡田 麻里, 高瀬 美由紀 日本看護研究学会雑誌 44 (2), 2_195-2_209, 2021-07-20

    <p>目的:新人看護師が複数患者を同時に受け持つ体制下で直面する多重課題対応不全を生み出す主要因子を看護管理者の視点で抽出した。方法:管理者7名に半構造化面接を行い,KJ法で構造化した。結果:新人は【チームの中で段階的に育つ存在】ではあるが,【基礎教育と臨床現場のギャップ】が放つ過酷な看護実践の現実は,新人の【主体性が欠如した表面的学習】【対人関係力の弱さ】【自分本位さ】という実践以前の個人的な…

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  • アンケートを用いた質の高い調査研究を行うための手引き

    小谷 祐樹, 川口 敦, 志馬 伸朗 日本集中治療医学会雑誌 28 (3), 180-188, 2021-05-01

    <p>要約:よく計画された調査研究からは,将来の研究につながるresearch questionなどの重要な情報が得られる。得られた情報は量的なものも質的なものもあり,内容は臨床家の意見から患者による報告まで多岐にわたる。技術の発達により,調査研究が広く容易に実施されるようになったため,普段から調査研究実施の招待を受ける機会や,研究目的のアンケートに招待される機会が増えた。他の研究デザインと同様…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献14件

  • 地域における子育て支援ボランティア活動の継続要因

    田中 富美子, 佐藤 裕見子, 小石 真子 日本健康医学会雑誌 30 (1), 108-114, 2021-04-30

    <p>京都府南丹市において,活動を15年以上継続している子育て支援ボランティアグループの継続要因を明らかにすることを目的に,ボランティアメンバー12人に対し,活動状況に関する質問紙調査を実施した。また,主要なメンバー2人から活動の目的,推移,直近5年間の実績に関する聞き取りを行った。質問紙調査で回答が得られた8人は全員が女性であり年齢は68.7±6.8歳であった。活動のきっかけは「以前の仕事など…

    DOI Web Site 医中誌

  • フィットネスクラブ新規入会者の退会に関連する心理的要因:前向きコホート研究

    菊賀 信雅, 福島 教照, 澤田 亨, 松下 宗洋, 丸藤 祐子, 渡邊 夏海, 橋本 有子, 中田 由夫, 井上 茂 日本公衆衛生雑誌 68 (4), 230-240, 2021-04-15

    <p><b>目的</b> 健康増進施設であるフィットネスクラブ(fitness club: FC)では,約4割以上の新規入会者が6か月以内に退会する。運動の習慣化に心理行動医学的アプローチが重要とされるが,民間FCの退会と関連する心理的要因を検討した報告は極めて少ない。そこで,本研究の目的はFC新規入会者における運動習慣の促進要因・阻害要因と退会との関連を明らかにすることである。</p><p><…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 日露戦後期における師団の立地と市街地改造

    松下 孝昭 史学雑誌 130 (3), 1-31, 2021

    本稿は、近年盛んになりつつある「軍隊と地域」研究の一環として、日露戦争後の軍拡期に第十三師団が立地した新潟県中頸城郡高田町(現上越市)を対象とし、地方都市が地域振興のために敷地を献納してまで軍隊を誘致し、軍隊と共存しうる市街地の改造に努めつつも、様々な負担の重圧から政治的・財政的混乱を引き起こしてしまう経緯を解明することを目的とする。<br> …

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  • 豪雪地帯農村部において生活支援の担い手となる意向を持つ高齢者の特性

    伊藤 海, 村山 洋史, 田口 敦子, 大森 純子 日本公衆衛生雑誌 67 (12), 860-870, 2020-12-15

    <p><b>目的</b> 高齢化の進展に伴い,心身機能の低下により日常生活に支援を必要とする高齢者が増加していることから,近年,生活支援の担い手となる地域住民の拡充が求められている。中でも,生活支援の担い手となり得る地域住民として,高齢者が携わることに期待が寄せられている。本研究では,生活支援の担い手への意向を持つ高齢者の特性を,細分類した生活支援内容ごとに明らかにすることを目的とした。</p>…

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件

  • 国立健康・栄養研究所の国際協力と共同研究

    山口 美輪, 西 信雄 栄養学雑誌 78 (Supplement), S101-S110, 2020-12-01

    <p>【目的】 非感染性疾患(NCDs)による死亡率は,アジア太平洋地域だけでなく世界で増加している。健康的な栄養と適切な身体活動のための国際協力活動は,NCDs予防のために非常に重要である。このレビューは,国立健康・栄養研究所(NIHN)で実施したNCDs予防のための国内外の戦略をモニタリングおよび評価するために,アジア太平洋地域との国際協力活動を紹介することを目的とした。</p><p>【方法…

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 体力測定会参加の高齢者における閉じこもりに関する状態の2年間の変化と関連要因

    山縣 恵美, 渡邊 裕也, 木村 みさか, 桝本 妙子, 杉原 百合子, 小松 光代, 岡山 寧子 日本公衆衛生雑誌 67 (6), 369-379, 2020-06-15

    <p><b>目的</b> 高齢者の閉じこもり予防および改善の支援に向けて,地域在住自立高齢者を対象とした体力測定会に参加した者の2年間の閉じこもりに関する状態の変化とその関連要因を明らかにすることを目的とした。</p><p><b>方法</b> 亀岡市10地区の高齢者6,696人に対し2011年7月に日常生活圏域ニーズ調査(以下,ベースライン調査)を実施し,その回答者に2012年3~4月に体力測定…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 妊娠中の女性看護師を対象とした出産後の就業継続意志に影響する要因

    冨樫 千秋, 佐久間 夕美子, 叶谷 由佳 日本健康医学会雑誌 29 (1), 9-16, 2020-04-30

    <p>目的:妊娠中の看護師対象に質問紙調査を実施し,出産後の就業継続意志に影響する要因について明らかにすること。</p><p>方法:2005年22~44歳既婚女性の就業率が全国平均53.5%より低い都道府県で病院情報2012年度版(医事日報)に掲載されているすべての病院の看護部長に研究協力依頼と妊娠中の看護師数を尋ねる調査票を送付した。看護部長の研究協力が得られた施設に妊娠中の看護師数の質問紙を…

    DOI Web Site 医中誌

  • ヴェルサイユ体制下のChristaller

    杉浦 芳夫 都市地理学 15 (0), 1-46, 2020-03-15

    ...<p>Christaller は1933 年に『南ドイツの中心地』を出版した直後に,ドイツの行政領域再編を論じた論文を親ナチ的地理学雑誌に発表した.そして1934 年以降,ベルリン大学において国家学・歴史地理学を専門とする急進的民族主義者Walther Vogel の「ドイツ帝国歴史アトラス」作製プロジェクトに加わる一方で,ナチスに協力的な同大学自治体学研究所でも研究に携わった.これらの経験を踏まえて...

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  • 新生児蘇生法講習会を受講した救急隊員の受講後の動向調査

    小西 美樹, 奥平 寛奈, 佐々木 俊一 日本周産期・新生児医学会雑誌 56 (1), 106-112, 2020

    <p> 救急隊員が周産期症例に対応するための訓練を無理なく続けられるコース設計や教授法を構築する必要から,救急隊員を対象に開催したNCPR講習会受講者の合否や認定申請,職務上の有用性を把握する目的で本研究を行った.著者らが開催した周産期症例対応講習を含むNCPR講習会を受講した救急隊員22名にアンケート調査を行い,21名から回答を得た.ポストテスト合格は18名(86%),不合格は3名(14%)で…

    DOI 医中誌

  • 史学会公開シンポジウム「天皇像の歴史を考える」コメント

    近藤 和彦 史学雑誌 129 (10), 76-84, 2020

    天皇像の歴史を君主(monarch)の歴史の共通性において、また特異性において理解したい。ちなみに西洋史で、両大戦間の諸学問をふまえて君主制の研究が進展したのは1970年代からである。2つの面からコメントする。<br>  A 広く君主制(monarchy)の正当性の要件を考えると、①凱旋将軍、紛議を裁く立法者、神を仲立ちする預言者・司祭といったカリスマ、②そうしたカリスマの継承・相続、③神意を証…

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  • 防災第3世代のインクルーシブ防災とは

    渥美 公秀 未来共創 7 (0), 67-81, 2020

    ...まず、新しく出発した雑誌「未来共創」の特集「インクルージョンと共生」の一部であることから、共生と共創について、また、インクルージョンについて概念整理を行った。次に、インクルーシブ防災の現状を簡単に整理し、これまでの地域防災活動を歴史的に整理して防災第1世代、防災第2世代に分類した。...

    DOI DOI HANDLE

  • 舌に発生した類上皮血管腫の1例

    村山 敦, 黒田 卓, 首藤 敦史, 姜 良順, 松本 憲 日本口腔外科学会雑誌 65 (9), 605-610, 2019-09-20

    <p>Epithelioid hemangioma (EH) is also called angiolymphoid hyperplasia with eosinophilia (ALHE) and is classified as a benign vascular tumor accompanied by chronic inflammatory cell infiltration. …

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • 外傷後の免疫応答

    大須賀 章倫 日本外科感染症学会雑誌 16 (3), 165-171, 2019-06-30

    <p>重症外傷や熱傷などに感染症を合併すると重篤になりやすい。これらの患者を治療するためには,重傷外傷後に生体に起こる免疫反応を理解する必要がある。重症外傷受傷後,炎症性の反応に引き続き抗炎症性の反応が起こる。これらの免疫応答は外傷受傷直後に内因性のシグナルと外因性のシグナルの両者がトリガーとなって同時に起動され,反応の表出に時間差が現れる。自然免疫系による炎症反応が抗菌能を増強させるとともに,…

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  • 招待講演

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 55 (3), 455-457, 2019-05-23

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  • 2019年 第40回中国鍼灸学会 武漢大会における国際学術交流

    松峰 理真 全日本鍼灸学会雑誌 69 (4), 282-286, 2019

    第40回中国鍼灸学会が2019年8月16日 (金) ~18日 (日) の3日間にわたり中国の湖北省武漢市にて開催された。 本大会は2年に一度中国各地で開催されており、 2,000人を超える参加者が集まった。 世界鍼灸学会連合会 (WFAS) が一部協賛をして、 8月16日 (金) に 「“一帯一路”国際特色新法培州班」 として、 世界各国の鍼灸情勢および実技を披露するAcupuncture …

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  • 投稿雑誌の選び方(悪徳雑誌を避けるために)

    加藤 元博 臨床血液 60 (9), 1396-1400, 2019

    ...悪徳雑誌が疑われるリストや,悪徳雑誌でないことを示すリストも作成されているが,どちらも完全なものではなく,最も有用なのは該当する領域のコミュニティの中での評判と思われる。意図せずに悪徳雑誌に投稿してしまうことをできる限り減らすためには,悪徳雑誌の手口を知ることが必要である。</p>...

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • V.ロボット支援下直腸手術の保険収載とその導入

    大木 岳志, 井上 雄志, 小川 真平, 板橋 道朗, 山本 雅一 日本大腸肛門病学会雑誌 72 (10), 575-582, 2019

    <p>2018年4月より本邦でロボット支援下直腸癌手術が保険適応となり,症例数が増えつつある.ロボット支援下手術を開始するには,日本内視鏡外科学会(JSES)の「ロボット支援下内視鏡手術導入に関する指針のガイドライン」に準拠し,術者基準と施設基準を満たす必要がある.術者は日本内視鏡外科学会技術認定取得医で,ロボット支援下内視鏡手術のcertificationを取得していること,施設認定を得るため…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 奄美大島におけるノロ祭祀空間の継承状況に関する研究

    押田 佳子, 松尾 あずさ, 浦出 俊和, 上田 萌子, 大平 和弘, 上甫木 昭春 ランドスケープ研究 81 (5), 571-576, 2018-03-30

    ...results, it was clarified that the village events as “the respect for the elderly festival” and Noro religion such as “the harvest festival” were gathered, to reduce the burden on local resident and to invite...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 招待講演

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 54 (3), 529-530, 2018

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  • Introduction of Care to Prevent Diabetic Foot Ulcer in Indonesia

    Oe Makoto, Takehara Kimie, Suriadi, Sanada Hiromi 日本フットケア学会雑誌 16 (2), 80-84, 2018

    インドネシアでは糖尿病患者数が急速に増えているため,合併症である糖尿病足潰瘍の効果的な予防ケアを確立することは喫緊の課題である.我々はインドネシアで看護師に糖尿病足潰瘍の予防ケアに関する教育プログラムを提供する機会を得た.糖尿病足潰瘍の予防ケアに関する基礎知識に関する講義,サーモグラフィを用いて前潰瘍状態をアセスする方法と爪白癬と足白癬を同定するための直接鏡検に関する演習がこのプログラムに含めら…

    DOI Web Site 医中誌

  • 招待講演

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 53 (3), 493-, 2017

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  • 水戸協同病院における臨床研究支援活動の特徴と課題

    青砥 早苗, 藤江 敬子, 中田 由夫, 小林 裕幸, 渡辺 重行, 平野 篤, 橋本 幸一 日本農村医学会雑誌 65 (6), 1177-1187, 2017

    医療現場での臨床研究は,根拠に基づく医療を実践するために必要不可欠である。本研究は,水戸協同病院における臨床研究支援活動の特徴と課題を探索的に検討することを目的とした。2013年4 月より,筑波大学で雇用されたリサーチアシスタント1 人が水戸協同病院における相談窓口として常勤し,大学教員3 人と連携しながら研究支援を開始した。支援対象者は全医療従事者およそ450人であった。2014年4 …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • フェリペ四世期ペルー副王領における献金

    史学雑誌 126 (1), 1-35, 2017

    フェリペ四世統治下のスペイン帝国は対外戦費の増大に伴う深刻な財政難に苦しんだ。王とその寵臣オリバーレス伯公爵は財政改革によって状況の打開を図ったものの、各地で暴動を招き、帝国の衰勢は決定的となる。このような状況下で、スペインの宮廷からは遠く離れ、かつ他の領土と同じく重い負担を求められながらも平穏を保ったのがペルー副王領である。この地でなぜ暴動が起きなかったのかを知るためには、導入された様々な財政…

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  • 独居高齢者サロンにおける高齢者のボランティア活動の実態

    小石 真子 日本健康医学会雑誌 25 (Supplement), 304-307, 2016-12-16

    <p>高齢者のボランティア活動を支援するための資料を得る目的で,京都市の「独居高齢者サロン」において継続的にボランティア活動を行う高齢者27名にボランティア活動に関する質問紙調査を行った。27名中17名(男性3名,女性14名)から回答が得られた。回答者の年齢は61~82歳(平均71.2歳)だった。独居高齢者サロンでは,ボランティアが役割分担をして機能的に活動していた。ボランティア活動に参加したき…

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  • 中西部アフリカ幼児教育研修の成果と課題:異文化論的視点からの省察とともに

    戸谷(戸井) 敦子, 浜野 隆 広島都市学園大学雑誌 : 健康科学と人間形成 = Journal of Hiroshima Cosmopolitan University : Health Sciences and Human Formation 2 (1), 45-54, 2016-05-01

    本稿は中西部アフリカ地域から研修員を日本に招聘して行われた幼児教育研修の成果と課題について報告した。論文は,幼児教育研修が設定した目標の達成度を検証し,国際協力における日本の幼児教育の潜在的強みについての示唆を探り,そして研修成果を向上させるための方策について提言した。異なる文化や社会経済的背景の中での理論や実践から好事例を見極めることは決して簡単なことではないが,研修員は3週間という限られた期…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 産後うつ病考

    中野 仁雄 福岡醫學雜誌 107 (3), 41-52, 2016-03-25

    産後うつ病(postpartum depression)は女性の精神疾患である.産後2〜3週から半年にかけて発症し,その頻度はわが国でおよそ15%のリスクにのぼる.その影響は,罹患者のみならず,家庭や社会にも及ぶ.罹患者の自殺は最も忌むべきとして知られるが,並んで深刻な問題は罹患者の女児が母子愛着行動の歪みを介して心理的な傷を負い,成長して自ら出産するに至った折,母親を再現することにある.厚労省…

    DOI HANDLE Web Site ほか1件

  • 「満洲国軍」創設と「満系」軍官および 日系軍事顧問の出自・背景

    及川 琢英 史学雑誌 125 (9), 41-67, 2016

    満洲事変においては関内撤退が困難となった張学良配下の多くの軍官が様々な利害関係から判断し、日本への帰順、満洲国への参加を選択した。その意味で満洲事変の民族的抵抗戦とは異なる軍閥戦的性格が改めて確認される。 満洲国において大臣や軍司令官など重職を担っていったのは日露戦時特別任務班出身者や陸軍士官学校(陸士)留学生など日本軍と日露戦争以来の繋がりがある人物であった。張作霖が奉天軍閥を形成していく中で…

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  • 口蓋裂言語評価セミナー

    藤原 百合, 鈴木 恵子, 齋藤 功, 須佐美 隆史, 朝日藤 寿一, 槇 宏太郎, 吉村 陽子, 鈴木 茂彦, 小野 和宏, 後藤 昌昭 日本口蓋裂学会雑誌 40 (3), 248-252, 2015

    ...Triona Sweeney, who developed the Cleft Audit Protocol for Speech-Augmented (CAPS-A) and a training package, were invited as lecturers at the seminar....

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  • 招待講演

    Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 51 (3), 395-403, 2015

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  • 特別養護老人ホームにおける看取りの質を看護の視点から評価する因果モデルの検証

    大村 光代, 山下 香枝子, 西川 浩昭 日本看護研究学会雑誌 38 (5), 5_13-5_22, 2015

    本研究の目的は,特別養護老人ホーム(以下特養)での看取りの環境的構造と看取りの看護実践能力および看取りの実績における因果関係を検証することである。対象者は,ユニット型特養200施設と従来型特養300に勤務する看取り経験のある看護職1,000人である。特養の看護責任者と看護スタッフに対して,自記式質問紙郵送法調査を実施し,構造方程式モデリングによる分析を行った。その結果,159施設における298名…

    DOI Web Site 医中誌

  • Human Soft Cadaversを用いた外傷ワークショップに参加して

    小網 博之, 阪本 雄一郎, 朽方 規喜, Rattaplee Pak-art 日本外傷学会雑誌 29 (1), 17-21, 2015

    今回われわれは,タイのChulalongkorn大学で開催されたhuman soft cadaversを用いた外傷ワークショップに参加したので報告する.Soft cadaversとは,御遺体に特殊な加工を加えることにより組織を限りなく生体に近い柔らかい状態に保つことができるようにしたものである.われわれが参加したのは,体幹部の主要な血管損傷を想定したものだった.タイ全国から外傷外科医や外科レジデ…

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  • 東京オリンピック・パラリンピックに向けて我々は何をすべきか

    古屋 英治, 森山 朝正, 片山 憲史, 宮本 俊和, 室伏 由佳 全日本鍼灸学会雑誌 64 (3), 141-154, 2014

    「スポーツ鍼灸」 は鍼灸治療によって選手が訴える身体の不調を緩和し、スポーツの質の向上に寄与するものである。鍼灸治療の疼痛緩和作用はスポーツ障害に対してよく用いられてきたが、最近では障害の予防、コンディション調整もしくは体調管理にも応用されている。しかしスポーツ鍼灸の定義は明確ではなく、スポーツ選手を対象とした鍼灸治療のガイドラインも整備されていない。<BR> …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 国際栄養調査から見える本邦ICUにおける栄養療法の現状と問題点

    東別府 直紀, 讃井 將満, 祖父江 和哉, 佐藤 武揚, 塩塚 潤二, 水野 篤, 安田 英人, 三宅 健太郎, 徳平 夏子, 井澤 純一, Daren K. Heyland 日本集中治療医学会雑誌 21 (3), 243-252, 2014

    【目的】International Nutrition Survey(INS)は,カナダ・クイーンズ大学のHeylandが中心となり行われている,世界のICUを対象とした栄養療法に関する調査である。本邦の9施設が参加した2011年INSの結果をもとに本邦ICUの栄養療法の現状を把握し,問題点を明らかにした。【方法】対象は人工呼吸を受けた成人患者,調査項目は栄養の投与量,内容,開始時期などであった…

    DOI 医中誌 被引用文献1件 参考文献19件

  • 子育て支援ボランティアの活動と世代間交流の実態について

    小石 真子, 佐藤 裕見子, 三浦 康代 日本健康医学会雑誌 23 (2), 136-141, 2014

    地域の子育て支援ボランティアの実態を調査した。平成25年3月の例会にて,ボランティア活動経験や参加理由について質問紙による留置き調査をした。また,母親世代への支援提供やボランティアの活動についてグループディスカッションをおこなった。結果 1.質問紙調査の回収は12人(ベテランボランティア10人,新米ボランティア2人)。平均年齢はベテランボランティア64.2歳,新米ボランティア36歳であった。(1…

    DOI 医中誌

  • 2016 年WFAS 国際シンポジウムの東京招致が決定

    若山 育郎, 石崎 直人, 斉藤 宗則, 鶴 浩幸, 深澤 洋滋 全日本鍼灸学会雑誌 64 (1), 65-75, 2014

    世界鍼灸学会連合会 (WFAS) では、 4年に1度開催される総会で会長以下執行理事の改選と向後4年間の大会開催地が決定される。 我が国は 1993 年の京都における第3回世界鍼灸学会学術大会を開催して以来、 20 年間 WFAS の大会を開催して来なかったが、 今回 2013 年 11 月1日 (金) にオーストラリア・シドニー (Sydney Convention Centre …

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  • 5-Year-Olds’ Index講習会

    齋藤 功, 須佐美 隆史, 朝日 藤寿一, 槇 宏太郎, 吉村 陽子, 鈴木 茂彦, 後藤 昌昭, 小野 和宏, 峪 道代, 藤原 百合 日本口蓋裂学会雑誌 39 (1), 46-50, 2014

    ...Jonathan Sandy who had developed the index were invited from the University of Bristol as the lecturers at the seminar....

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  • 高齢者ケアに関する職種横断型ワークショップ活動報告

    平川 仁尚 日本農村医学会雑誌 63 (1), 76-82, 2014

    名古屋地区では大都市型の多職種ネットワーク構築のためにワークショップ型の多職種連携教育活動を行なってきた。今回, そうした活動に対する参加者の本音を深く掘り下げたので報告する。2013年6月に, 今回のワークショップ活動に参加してきた高齢者ケア関係者21名に「多職種参加型ワークショップについて思うこと~なぜあなたはここに来たのか」をテーマとして1時間グループ討論を行なってもらい, …

    DOI Web Site 医中誌

  • 戦前期の日本観光地の表象と対米観光政策

    山本 桂 観光学評論 2 (1), 55-66, 2014

    ...本論文は、1930年に日本政府が国際観光政策の一環として実施した米国雑誌記者団招待事業に注目する。日本政府は関東大震災後、外貨獲得と国際親善を目的として、国際観光政策に力を入れていた。とりわけ、中国に次いで訪日者数が多かったアメリカ人の誘致に注目し、米国雑誌記者団招待事業を実施した。日本政府は記者らに対し、日本が古い伝統を保持しながら近代化が進んだ国として提示されることを期待した。...

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  • 眞柄欽次博士

    本田 博巳, 中山 一夫, 星 一良, 徳永 朋祥, 古宇田 亮一, 松岡 俊文 地学雑誌 122 (1), 214-225, 2013

    ...<br>[The second period]<br>1967: invited by Canadian National Geology Research as a research geologist, and was on leave from JAPEX for one year; later moved to Calgary, Alberta, Canada, and left JAPEX...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 減量成功者が取り組んだ食行動の質的研究

    赤松 利恵, 林 芙美, 奥山 恵, 松岡 幸代, 西村 節子, 武見 ゆかり 栄養学雑誌 71 (5), 225-234, 2013

    【目的】特定保健指導を受診し,減量に成功した男性勤労者を対象に,減量のために取り組んだ食行動を質的に検討した。<br>【方法】対象者は,栃木県,埼玉県,和歌山県,及び大阪府にある5つの職域健康保険組合が委託した機関において,特定保健指導を受診し,4%以上減量した者に研究協力を依頼した。同意が得られた27名を対象に,インタビューガイドを用いた約30分間の個別半構造化面接を実施した。分析は6ヶ月評価…

    DOI 被引用文献2件 参考文献15件

  • 特定保健指導対象の職域男性における減量成功の条件とフロー 個別インタビューによる質的検討

    林 芙美, 赤松 利恵, 蝦名 玲子, 西村 節子, 奥山 恵, 松岡 幸代, 中村 正和, 坂根 直樹, 足達 淑子, 武見 ゆかり 日本公衆衛生雑誌 59 (3), 171-182, 2012

    <b>目的</b> 特定保健指導対象の職域男性における減量成功までの関連条件とその流れ(以下,フロー)を整理することを主な目的とし,質的な検討を行った。<br/><b>方法</b> 対象は,埼玉,栃木,大阪,和歌山の 5 つの職域健保組合の41歳から59歳の特定健診後継続支援対象の男性で,6 か月間の特定保健指導後に …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献2件 参考文献33件

  • Recent Development of CDCC

    Masanobu YAHIRO, Takuma MATSUMOTO, Kosho MINOMO Progress of theoretical physics = 理論物理学の進歩 / Yukawa Institute for Theoretical Physics, Physical Society of Japan [127] (Sup.196), 87-101, 2012

    ...コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > 電子書籍・電子雑誌 > 学術機関 > 学協会...

    DOI NDLデジタルコレクション PDF ほか1件 被引用文献3件 参考文献83件

  • Quartetting in Nuclear Matter

    Peter SCHUCK, Takaaki SOGO, Gerd ROPKE Progress of theoretical physics = 理論物理学の進歩 / Yukawa Institute for Theoretical Physics, Physical Society of Japan [127] (Sup.196), 56-71, 2012

    ...コレクション : 国立国会図書館デジタルコレクション > 電子書籍・電子雑誌 > 学術機関 > 学協会...

    DOI NDLデジタルコレクション PDF ほか1件 被引用文献1件 参考文献20件

  • 日本における妊娠期・産褥期女性のうつ症状と関連要因の検討

    金城, 壽子, 川﨑, 佳代子, 竹尾, 惠子, 弓削, 美鈴, 丸山, 陽子, キシ, ケイコ イマイ 佐久大学看護研究雑誌 3 (1), 15-25, 2011-03

    妊娠中期以降の妊婦158 人(回収率95.2%)、分娩後1ヶ月の褥婦164 人(回収率93.2%)を対象に、うつ症状とこれに関わる要因について、その関連を検討した。うつ症状の測定にはCenter for Epidemiologic Studies Depression Scale(CES-D:うつ症状尺度)を用いた。褥婦については、Edinburg Postnatal Depression …

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 私と内視鏡─My personal history with endoscope─

    丹羽 寛文 日本消化器内視鏡学会雑誌 53 (2), 207-232, 2011

    私と内視鏡との関係は非常に長い.最初に出会った内視鏡は膀胱鏡で,東大第1内科に入局後は第8研究室に所属し,胃カメラ検査に従事した.翌年1月から医局内規で茨城県立友部療養所に勤務し,ここで外科医長の久保博士から,気管支鏡,食道鏡,直腸鏡の手ほどきを受けた.帰局後の研究テーマは胃カメラで,学位論文は胃カメラによる胃炎の経過追求と胃炎の各種内視鏡所見の病理学的検討であった.昭和36年にオーストラリヤ・…

    DOI 参考文献70件

  • 都市高齢者における運動開始の意図を規定する要因の検討

    宇良 千秋, 多賀 努, 山崎 幸子, 矢冨 直美 日本老年医学会雑誌 48 (4), 345-351, 2011

    <b>目的</b>:本研究は,都市在宅高齢者の運動開始の意図の有無をどのような情報源や対人ネットワークが規定しているのかを明らかにすることを目的とした.<b>方法</b>:分析の対象となったのは運動習慣をもたない都市在住の高齢者235名であった.運動開始の意図の有無を従属変数とし,対人ネットワーク(対人交流頻度,友人の有無,健康活動に誘う相手・誘われる相手の有無)と健康に関する情報源を独立変数と…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献20件

  • 職域(小規模事業所)における大腸がん検診の現状と課題─要精検者対策を中心に─

    佐々木 修一, 佐々木 宏之, 佐藤 方則 日本消化器がん検診学会雑誌 49 (5), 627-634, 2011

    島根県浜田地域の事業所に対し, 大腸がん検診への取り組み・受診勧奨法と要精検者への職域に於ける関わり方を中心にアンケート調査を行った。対象は平成20年度我々が当該地域で行った定期健康診断受託事業所644施設(内大腸がん検診受託事業所358, 実施率55.4%)で, 回答数391施設(回答率60.7%)であった。職域での大腸がん検診は過半数の事業所で取り組まれているが, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • 住民組織からみた都市部の孤立死予防に向けた見守り活動におけるジレンマと方略に関する記述的研究

    舛田 ゆづり, 田髙 悦子, 臺 有桂, 糸井 和佳, 田口 理恵, 河原 智江 日本公衆衛生雑誌 58 (12), 1040-1048, 2011

    <b>目的</b> 近年,高齢者の孤立死が都市部を中心に社会問題となっている。この問題に対し,地域の見守り活動を推進していくことは喫緊の課題であるが,見守り活動を担う住民組織が直面する課題や方策に焦点化して明らかにしたものは見当たらない。本研究では,今後の都市部における孤立死予防に向けた地域見守り活動推進における住民組織が有しているジレンマならびにそれらに対処する方略を住民組織の立場から明らかに…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献22件

  • Goslon Yardstick日本セミナー

    須佐美 隆史, 朝日藤 寿一, 齋藤 功 日本口蓋裂学会雑誌 35 (1), 76-79, 2010

    ...Michael Mars was invited as a lecturer from the Great Ormond Street Hospital in London, UK. The number of delegates was more than one hundred from a wide variety of specialist....

    DOI 参考文献14件

  • 接触鍼療法が奏効した結石疝痛発作の2例

    林 克美, 林 万里子, 津田 昌樹, 土佐 寛順 日本東洋医学雑誌 61 (2), 198-202, 2010

    古来,鍼灸治療は,急症に対して広く応用されてきた。また近年わが国では,現代医学と漢方医学の調和が図られてきた。このような背景の中でわれわれは,結石疝痛発作に対し小野文恵の創案による鍼灸療法(接触鍼法)が奏効した2症例を経験した。<br>第1例は尿管結石疝痛であった。一回の施療により疼痛は緩解し,その後漢方薬の併用にて排石に至った。第2例は総胆管結石の疝痛で食欲不振を伴っていた。同様に一回の施療に…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献27件

  • 腰痛に対する鍼治療の臨床研究 (特にランダム化比較試験) の論点

    山下 仁, 津嘉山 洋, 若山 育郎, 川喜田 健司 全日本鍼灸学会雑誌 59 (2), 136-140, 2009

    来る2009年6月12日、 "腰痛症に対する鍼灸治療効果のエビデンスの現状"と題して、 埼玉で第2回JSAM鍼灸国際シンポジウムが開催される。 このシンポジウムのテーマの背景と、 議論になると予想されるポイントについて概説する。 <BR> シンポジウムでは、 (1)腰痛に対するRCTの現状、 (2)日中韓におけるデータベースに基づいた腰痛治療法の紹介、 (3)Sham鍼、 …

    DOI Web Site 参考文献12件

  • なぜ,今,日本漢方か

    崎山 武志, 石野 尚吾, 渡辺 賢治, PLOTNIKOFF Gregory A., 許 鳳浩, FROEHLICH Claus, PFLÜEGER Kerstin, 柳澤 紘 日本東洋医学雑誌 60 (1), 99-118, 2009

    ...worldwide choose Japanese Kampo, and the situation or development of Kampo medicine in their own countries”, in which foreign doctors in Japan, medical students, and leading Kampo medical practitioners were invited...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件

  • 地域在住高齢者のQuality of Life(QOL)と認知機能の関連性

    小長谷 陽子, 渡邉 智之, 太田 壽城, 高田 和子 日本老年医学会雑誌 46 (2), 160-167, 2009

    <b>目的</b>:長寿社会における高齢者は単に長寿であるだけでなく,よりよく生きることが重要となってきており,高齢者のQuality of Life(QOL)やそれに関連する要因については多くの研究がなされている.地域在住高齢者において,その認知機能がQOLに与える影響について検証した.<b>方法</b>:65歳以上の地域在住高齢者12,059人に調査の依頼をして,電話による認知機能検査(Te…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献6件 参考文献31件

  • 黒色真菌を中心とする菌学的研究

    松本 忠彦 日本医真菌学会雑誌 50 (1), 5-8, 2009

    2008年度日本医真菌学会賞を受賞した機会に研究を回顧した.黒色真菌に関する研究が多いのは偶然である.高度の微生物学的(菌学的)水準が重要な目標であった.その成果を学会で報告し,論文を発表した.投稿誌は研究中ないし執筆前から選択した.この姿勢は若き日の国立衛生試験所と米国CDC(Centers for Disease Control and …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献32件

  • 在宅医療/訪問看護の今後のかたち

    原田 真由美, 前田 浩利 日本農村医学会雑誌 57 (6), 867-870, 2009

    ...In this session, we invite four persons who are actively involved in the front lines in the field of home medical care....

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  • 福祉における鍼灸の役割

    矢野 忠, 熊谷 忠和, 渡邊 一平, 松本 勅 全日本鍼灸学会雑誌 58 (1), 51-66, 2008

    鍼灸医療は、 健康維持・増進からターミナル・ケアに至る非常に幅広い領域で応用可能な伝統医療である。 一方、 現代医療は、 疾病治療を中心に展開されてきた。 しかし、 高齢社会の到来や疾病構造の変化による慢性病の増加に伴い、 予防医療やアメニティー医療、 さらにはwelfare としての医療が求められるようになってきたが、 現代西洋医学による一元的医療システムでは、 …

    DOI Web Site 参考文献52件

  • 新しい認知機能検査,TICS-Jによる地域在住高齢者のスクリーニング

    小長谷 陽子, 渡邉 智之, 高田 和子, 太田 壽城 日本老年医学会雑誌 45 (5), 532-538, 2008

    <b>目的</b>:認知症の早期発見·早期治療のためには有効で簡便な認知機能スクリーニングが不可欠である.すでに報告した電話による認知機能スクリーニング(Telephone Interview for Cognitive Status in Japanese:TICS-J)が地域在住高齢者に施行可能か,健常高齢者のTICS-Jにより評価される認知機能に性,年齢,教育歴の影響があるか,TICS-J…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献26件

  • WFASの今後とJSAMとしての関わり方について

    若山 育郎 全日本鍼灸学会雑誌 58 (1), 93-101, 2008

    2007年10月20日~22日の3日間にわたり、 世界鍼灸学会連合会 (WFAS) 設立20周年記念学術大会が中国・北京で開催された。 今大会は、 学術的な面よりも、 1) 設立20周年を記念した大会であったこと、 2) そのためWHOからの複数のゲストが招かれ、 また、 ゲストによるレクチャーがあったこと、 3) …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献11件

  • ベストダウンロード賞について

    鈴木 光 日本平滑筋学会雑誌 11 (2-3), J55-J60, 2007

    ...The Journal of Smooth Muscle Research began to publish invited review articles from Volume 39 (2003), and this seemed to stimulate the download of original articles....

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  • 第2回 Hwa To国際東西醫学結合シンポジウム報告

    渡邊 裕 全日本鍼灸学会雑誌 57 (2), 167-171, 2007

    2006年9月オランダのアムステルダムで行われたHwa To (華陀) 国際中醫大学主催の第2回国際東西醫學結合シンポジウムに出席した。参加者は19カ国から約200人あり、日本からは清野・渡邊の2名が招待講演3題を発表した。発表の大半 (56題) は45分のLectureの形で、他にワークショップ11題があり、ポスターセッションや短時間の一般口演はなかった。抄録の作成が遅れて、演題と演者以外は知…

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