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検索結果 7,570 件

  • 半導体界面での電気二重層 Part 3

    山本 雅博 Review of Polarography 70 (1), 15-23, 2024-05-22

    <p> 電気分析化学者にとっては, 金属を電極とした固 | 液界面, 液(水銀) | 液界面の電気化学については非常になじみ深いが,固体が半導体になると半導体の界面物性により惑わされることがあるかもしれない。一方で,光電気化学の分野では電極材料に半導体を使うことで光励起による電子-正孔のキャリア生成をつかって興味ある特性を示す多くのデバイスが提案されている。また,全固体電池の固体と固体の界面は半…

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  • 脊椎外科における血管外科医としての経験

    齋藤 雄平, 伊藤 研悠, 都島 幹人, 板谷 慶一, 山田 敏之, 正木 祥太, 北村 浩平, 金村 徳相, 須田 久雄 日本血管外科学会雑誌 33 (3), 115-119, 2024-05-19

    <p>【目的】欧米では脊椎手術の際,血管外科医が術野の確保,止血を担うことがあるが,本邦では行われていない.当教室が協働した前方経路腰椎椎体間固定術(ALIF)の問題点を解析し,脊椎外科とのコラボレーションに重要な点を検討した.【方法】2019年8月から2023年1月までのALIF 21例について,対象疾患,出血量,主要合併症,手術の問題点を解析した.【結果】年齢64.9±12.3歳(男性13例…

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  • 後天性血友病Aによる術後胸壁内血腫の1例

    久野 真人, 宇野 友規, 法華 大助 日本呼吸器外科学会雑誌 38 (4), 402-409, 2024-05-15

    <p>後天性血友病Aに起因する重篤な胸壁筋層血腫の1例を経験したので報告する.症例は74歳男性で,労作時の呼吸困難感を主訴に受診され,高度気腫肺を背景とした右続発性気胸と診断された.入院時の血液検査所見にてPTは正常範囲で,APTTが61.2秒と延長を認めたが,ドレナージ開始後も多量のエアリークが持続し,入院後8日目に胸腔鏡下肺囊胞切除術を行った.手術時間は1時間6分,術中出血量は10 …

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  • 籠型超分子および多孔性配位高分子の細孔内ゲスト分子の挙動観測

    片桐 幸輔, 川幡 正俊 SPring-8/SACLA利用研究成果集 12 (2), 83-88, 2024-04-30

    籠型分子や多孔性配位高分子の細孔内に取り込まれたゲスト分子の挙動を明確にすることは重要である。しかし結晶構造解析において、遊離した分子の構造を特定することは非常に難しい。我々は、細孔内からの溶媒脱離による結晶劣化を防ぎつつ、迅速に測定することを目的として、結晶試料を溶媒蒸気とともにキャピラリー内に封入する手法を行った。本研究では、この手法により、籠型のパラジウム錯体内部に取り込まれた溶媒分子を観…

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  • 地方に生きる若者たちの現在――新しい公共・新しい働き方・新しい家族?――

    阿部 真大 家族社会学研究 36 (1), 64-72, 2024-04-30

    <p>本稿では,地方において形成されつつある「新しい公共」,「新しい働き方」について見た後,それが家族の変容を伴うものなのか考える.2000年代以降,急速に進む地方のモータライゼーションとインターネット社会化の進行は,地域のコミュニティを空洞化させ,若者たちの将来不安を強めた.その結果,旧来の地縁的なコミュニティとは異なる「新しい公共」への期待が高まっており,それを担うローカルなフィールドで活躍…

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  • 経皮的カテーテル心筋焼灼術周術期における下肢静脈超音波検査の有用性

    小島 光司, 井上 美奈, 左右田 昌彦, 奥村 諭, 髙田 康信 医学検査 73 (2), 294-300, 2024-04-25

    <p>深部静脈血栓症(DVT)を含む静脈血栓症は外科的手術後や出産後に多く発症するため周術期管理が重要視されているが,経皮的カテーテル心筋焼灼術(CA)の周術期に関連した報告は少ない。CA施行後におけるDVT発生率および発生因子について超音波検査を用いた調査・解析を行い,CA周術期における下肢静脈超音波検査(下肢静脈US)の有用性について検討したので報告する。当院にて非心房細動に対するCAを施行…

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  • まれな偶発症により救命出来なかった気管切開術の麻酔管理の1症例

    黒川 修二, 大島 知子 蘇生 43 (1), 16-18, 2024-04-02

    <p>気管切開術は上気道狭窄,気道浮腫等による抜管困難症例,呼吸不全症例等に施行される外科的気道確保である。術者と気道管理を共有するという面においては麻酔科医の術中の存在意義は大きいと思われる。</p><p> 今回,挿管管理されており,抜管困難と判断された症例に対する気管切開術の麻酔管理において術中換気困難に陥り,最終的には気切カニューレによる気管後壁穿孔という,比較的まれな合併症により,救命出…

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  • 末梢動脈疾患に伴う重症下肢虚血のために下腿切断となり義足走行可能に至った一症例

    芝 寿実子, 近藤 颯人, 玉村 悠介, 吉川 創, 松浦 道子, 錦見 俊雄 日本予防理学療法学会雑誌 3 (2), 33-38, 2024-03-31

    <p>【目的】閉塞性動脈硬化症により急性期病院で下腿切断に至った,非切断肢にも末梢神経障害を呈する患者に対し,理学療法を提供する機会を得た。本報告では,下肢切断症例を通して,その理学療法の治療と予防について考察することを目的とした。【症例】48歳,男性,閉塞性動脈硬化症による右下腿切断術後,回復期病院に転院となる。顕著な筋力低下や関節可動域制限はなかったが義足歩行は困難であった。【介入】小走り程…

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  • 大学生の海外ボランティア

    吉田 桂子, 北田 大介 甲南大学全学共通教育センター紀要 2 67-86, 2024-03-13

    ...本稿では、「KONANグローバル・バリアフリープロジェクト」の一環として新設された「海外ボランティア」(キャリア創生共通科目)の概要について説明し、新設後の学生の「海外ボランティア」科目の履修・学習状況について調査する。...

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  • チョコレート喫食による心理的効果と有効視野範囲の関係

    山中 仁寛, 大本 浩司, 平垣内 一子, 郡山 奈津子, 佐藤 亮太郎 人間工学 60 (1), 43-50, 2024-02-15

    <p>先行研究では,ポジティブな感情状態において我々は周囲の広い範囲に注意を向けることができ,柔軟な思考や行動ができることが明らかとなっている.また,チョコレートには気分修飾効果があり,チョコレートを喫食することでポジティブな感情が生起することが示されている.これらの先行研究から考えると,チョコレートを喫食することで心理的にポジティブな効果が現れ,視覚的注意範囲である有効視野が拡大する可能性があ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 細胞内環境で安定化する核酸構造を標的にした低分子薬の開発

    橋本 佳樹, 川内 敬子, 三好 大輔 MEDCHEM NEWS 34 (1), 36-42, 2024-02-01

    熱やpHによってタンパク質は容易に変性する。この例にあるように、生体分子は周辺の分子環境に鋭敏に応答して立体構造や機能を変化させる。そのため、生体分子の細胞内での物性を理解するためには、細胞内の分子環境を考慮する必要がある。生化学的実験が行われる試験管内の希薄溶液環境と、多種多様な生体分子が高濃度に存在する細胞内では、分子環境がまったく異なる。細胞内の生体分子の物性に関して、試験管内で得られた知…

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  • 看護学生の遂行能力の実態

    齋藤 深雪, 吾妻 知美 日本健康医学会雑誌 32 (4), 431-436, 2024-01-29

    <p>現代生活におけるメールの普及や家族形態の変化などから,看護学生の生活技術や対人関係能力の低下が指摘されている。看護教育では,看護技術教育と並行して適切な生活習慣の獲得や対人関係技術の向上などを促す学習支援が必要となっている。そのため,看護学生の社会で生活する能力を把握する必要がある。これまでに看護学生用生活機能評価尺度(活動面)を作成し,信頼性と妥当性を確認した。この尺度は肯定的な視点から…

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  • ID NOWの再検を組み込んだSARS-CoV-2スクリーニング検査フローの構築

    延廣 奈々子, 河内 誠, 飯村 将樹, 沖林 薫, 宮澤 翔吾, 水谷 里佳, 及川 加奈, 左右田 昌彦 医学検査 73 (1), 99-105, 2024-01-25

    <p>ID NOW(Abbott)は遺伝子検査でありながら,検査所要時間(TAT)が15分と極めて短く,一度の検体採取で再検の実施が可能である。今回我々は,早急な対応が必要な場合のSARS-CoV-2スクリーニング検査フローについて評価した。ID NOWで検査を実施した4,507件のうち初回測定陽性であった80件をID NOWおよび他の遺伝子検査法で再検し結果を比較した。ID …

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  • がん患者の主体性を育み活かす看護実践のための外来看護師育成プログラム:試行版プログラムの有用性および施設での運用可能性

    佐藤 まゆみ, 大内 美穂子, 髙山 京子, 片岡 純, 森本 悦子, 西脇 可織, 阿部 恭子, 佐藤 禮子 医療看護研究 20 (2), 55-65, 2024

    <p>目的:「がん患者の主体性を育み活かす看護実践のための外来看護師育成プログラム」試行版を開発し、有用性と施設での運用可能性を明らかにする。</p><p>方法:1)試行版プログラムの開発:プログラムの目的をがん患者の主体性を育み活かす看護実践ができる外来看護師の育成とし、学習者は、外来通院がん患者の看護に従事する看護師で、自分の所属部署での外来看護がひととおり実践できる者とした。プログラムは、…

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  • 近畿地方の給食施設における調理システムの選択の現状

    秋田 聖子, 赤尾 正, 滝本 圭子, 田邊 公一, 朝見 祐也 ニュー・ダイエット・セラピー 39 (4), 9-16, 2024

    <p>  This study analyzed the result of questionnaire surveys on choice status of production system regarding overview and production systems at food service facilities. No significant difference was …

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  • 微粒子混合物によるエマルションの安定化

    村上 良 Oleoscience 24 (2), 49-55, 2024

    <p>微粒子で安定化されるエマルション(Pickeringエマルション)における最も重要な物理化学的因子の一つは,微粒子の油/水界面に対する濡れ性(接触角)である。単一の微粒子を用いて望まれる特性を有するPickeringエマルションを得るためには,微粒子表面の化学的あるいは物理化学的な最適化が必要となるが,応用的な利用に際してしばしば制限や問題が生じることがある。一方,2種類の微粒子を混合して…

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 分娩中に右尾状核出血を発症した1例

    柴田 茉里, 永井 彩華, 加藤 悠太, 山内 桂花, 松川 泰, 水野 輝子, 熊谷 恭子, 木村 直美, 池内 政弘, 樋口 和宏 日本農村医学会雑誌 72 (6), 544-548, 2024

    症例は36歳,初産。糖尿病や高血圧などの併存疾患は認めなかった。妊娠35週3日で完全破水し,その後陣痛発来した。分娩中のバイタルサインは正常範囲内であるも分娩第2期に嘔吐を繰り返し怒責困難であったため,吸引分娩を施行した。バイタルサインの異常はなかったが,児娩出後の意識レベルはJCSⅠ-1,繰り返す嘔吐があったため,頭部CT検査を施行したところ,右尾状核出血・脳室穿破が認められた。頭部MRI検査…

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  • 父母の養育スタイルと幼児の自己制御および問題行動の関連:父母ペアデータを用いた検討

    谷口 あや, 野上 慶子, 山根 隆宏 発達心理学研究 34 (4), 368-379, 2023-12-20

    <p>本研究の目的は,第一に父母ペアデータを用いて,父母個人の養育スタイル(以下,個人レベル)と父母双方の養育スタイル(以下,二者関係レベル)が子どもの問題行動や自己制御の発達とどのように関連するかを検討すること,第二に父母の養育スタイルの組み合わせの類型化を行い,父母の養育スタイルの組み合わせと問題行動および自己制御の関連を探索的に検討することであった。マルチレベル構造方程式モデリングの結果か…

    DOI Web Site 医中誌

  • コロナ禍における輸血検査実技研修会の取り組み

    加藤 静帆, 林 恵美, 市川 潤, 二村 亜子, 片井 明子, 松浦 秀哲 日本輸血細胞治療学会誌 69 (6), 667-673, 2023-12-20

    <p>【はじめに】公益社団法人愛知県臨床検査技師会輸血検査研究班では愛知県内の輸血検査技術向上および標準化を図るため,毎年実技研修会を開催してきた.今回,コロナ禍で実施した新しい実技研修会の内容およびその効果について報告する.</p><p>【方法】2021年度は開催形式をWebに変更した.2022年度は事前に検体を送付し検査を実施してもらうことにした.いずれの研修会でもグループワークの時間を設け…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • ナラティヴ・セラピーの「エイジェンシー」は,ブリーフサイコセラピーに何をもたらすのか

    木場 律志 ブリーフサイコセラピー研究 32 (1), 1-13, 2023-10-31

    <p>ナラティヴ・セラピーにおけるセラピスト(以下,Th)の姿勢について,事例を提示しながら「エイジェンシー」の観点から論じるとともに,エイジェンシーとブリーフサイコセラピーの関連について検討した。エイジェンシーとは,クライエント(以下,Cl)の好みを探索し理解し続けようとするThとClの間に生成されるものであり,常に更新されていくものだと考えられ,またこのエイジェンシーが生成され続けるようにC…

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  • Volumetric Recombination in the Linear ECR Plasma Device NUMBER

    YAGASAKI Konan, OKAMOTO Atsushi, FUJITA Takaaki, SUGIMOTO Minami, HIGUCHI Shunya, KOIKE Muneo, SATO Koki, YAMADA Yuto Plasma and Fusion Research 18 (0), 2401082-2401082, 2023-10-12

    <p>A plasma recombination experiment was carried out using the linear electron cyclotron resonance (ECR) plasma device NUMBER as a preliminary step for forming a detached plasma. The electron …

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 半導体界面での電気二重層 Part 2

    山本 雅博 Review of Polarography 69 (2), 91-100, 2023-10-06

    <p> ポーラログラフィスト,電気化学者にとっては,金属を電極とした固|液界面,液(水銀)|液界面の電気化学については非常になじみ深いが,固体が金属から電気伝導度が何桁も減少する半導体に置き換わると,その界面での電気化学は半導体物性に詳しくないこともあり,よくわからないという人が多いのかもしれない。一方で,光電気化学の分野では電極材料に半導体を使うことで光励起による電子-正孔のキャリア生成をつか…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • Management of Antithrombotic Drugs before Elective Spine Surgery: A Nationwide Web-Based Questionnaire Survey in Japan

    Tezuka Fumitake, Sakai Toshinori, Imagama Shiro, Takahashi Hiroshi, Takaso Masashi, Aizawa Toshimi, Otani Koji, Okuda Shinya, Kato Satoshi, Kanemura Tokumi, Kawaguchi Yoshiharu, Konishi Hiroaki, Suda Kota, Terai Hidetomi, Nakanishi Kazuo, Nishida Kotaro, Machino Masaaki, Miyakoshi Naohisa, Murakami Hideki, Yamato Yu, Yukawa Yasutsugu, Medical Safety Promotion Committee of The Japanese Society for Spine Surgery and Related Research Spine Surgery and Related Research 7 (5), 428-435, 2023-09-27

    <p>Introduction: The number of patients on antithrombotic drugs for coronary heart disease or cerebrovascular disease has been increasing with the aging of society. We occasionally need to decide …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献32件

  • 使える音声資料の作り方を再考する

    河原 英紀, 榊原 健一, 水町 光徳, 矢田部 浩平, 北村 達也, 森勢 将雅 音声コミュニケーション研究会資料 3 (4), n/a-, 2023-09-14

    <p>記録する音声資料をできるだけ価値があるものとする方法を検討している。そのような試みの一つとして、 2019 年に講習会を開催した。しかし、その講習会で紹介した内容の幾つかは、その後の技術の発展と検討により陳腐化しただけではなく、誤りであることが明らかになっている。ここでは、それらの発展と問題について説明し、新しい講習会をどのような内容・形式にすべきか議論したい。</p>

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  • Theophylline Prevents Dexamethasone-Induced Atrophy in C2C12 Myotubes

    YOSHIOKA Yasukiyo, IMI Yukiko, KAWABATA Kyuichi, SHIBATA Katsumi, TERAO Junji, MIYOSHI Noriyuki Journal of Nutritional Science and Vitaminology 69 (4), 284-291, 2023-08-31

    <p>Skeletal muscle mass is maintained by a balance between the synthesis and degradation of muscle proteins, the collapse of which causes muscle wasting. The prevention of muscle wasting improves …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献31件

  • 業績評価システムにおけるトーナメントの問題点

    小笠原 亨, 早川 翔, 吉田 政之 メルコ管理会計研究 14 (2), 31-42, 2023-08-30

    他者との相対的な順位により評価を行うトーナメントは,広く普及しているインセンティブ制度である。しかし,トーナメントの参加者間で能力に差がある場合,参加者の努力を十分に引き出すことができないという不均質コンテストの問題が知られている。本稿では,この不均質コンテストの問題を,上司にモニタリングの権限を与えることで解決できるか実験室実験により検証した。検証の結果,①上司によるモニタリングがトーナメント…

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  • 南琉球宮古島池間方言の鼻子音の調音

    藤本 雅子, 篠原 茂子, 北村 達也 音声研究 27 (1), 13-26, 2023-07-31

    <p>南琉球宮古島の諸方言には語頭に鼻音連続がみられ,宮古島方言の一つ池間方言には摩擦ノイズを伴う無声の鼻音が存在する。本稿では池間方言話者2名のreal-time MRI資料を用いて鼻子音の調音を検討した。その結果,無声鼻音で始まる語頭の鼻音連続[n̥n](無声の[n]に続く有声の[n])は[(n)n]に比べ口蓋帆の下降が大きい傾向がみられ,[m̥m](無声の[m]に続く有声の[m])は後続母…

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  • 集学的治療を行った鼻腔粘膜悪性黒色腫の臨床的検討

    塚本 康二, 川北 大介, 的場 拓磨, 髙野 学, 小栗 恵介, 村嶋 明大, 蓑原 潔, 角谷 尚悟, 中井 一之, 岩城 翔, 柘植 博之, 田中 伸和, 今泉 冴恵, 近藤 綾乃, 北條 渉, 岩田 宏満, 讃岐 徹治, 岩﨑 真一 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (6), 786-793, 2023-06-20

    <p> 粘膜悪性黒色腫は悪性黒色腫全体の約10%程度といわれており, 頭頸部領域では鼻腔発生が多く見られる. 根治切除+術後放射線療法が第一選択とされているが, 遠隔再発が多く予後不良である. 近年新規治療として粒子線療法, 免疫チェックポイント阻害薬 (Immune Checkpoint Inhibitor: ICI) の有効性が報告されている. …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献27件

  • 眼球運動の計測サンプリングがドライバのメンタルワークロード推定精度に与える影響

    山中 仁寛, 小林 賢司 人間工学 59 (3), 113-122, 2023-06-15

    <p>眼球の動きや頭の動きに関連するパラメータを判別分析や機械学習へ適用して,運転中のドライバのメンタルワークロードを推定する研究がいくつか行われている.しかしながら,これらの実験で用いている眼球運動計測装置はいずれも時間分解能が非常に高く,実用化を考えたシステム開発においてコスト面で好ましくない.そこで本実験では,ドライバのN-back課題によるメンタルワークロードの違いを評価可能な眼球運動パ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献14件

  • 半導体界面での電気二重層 Part 1

    山本 雅博 Review of Polarography 69 (1), 21-32, 2023-05-31

    <p> ポーラログラフィスト,電気化学者にとっては,金属を電極とした固|液界面,液(水銀)|液界面の電気化学については非常になじみ深いが,固体が金属から電気伝導度が何桁も減少する半導体に置き換わると,その界面での電気化学は半導体物性に詳しくないこともあり,よくわからないという人が多いのかもしれない。一方で,光電気化学の分野では電極材料に半導体を使うことで光励起による電子-正孔のキャリア生成をつか…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • Nationwide Survey of the Surgical Complications Associated with Lateral Lumbar Interbody Fusion in 2015-2020

    Yagi Mitsuru, Fujita Nobuyuki, Hasegawa Tomohiko, Inoue Gen, Kotani Yoshihisa, Ohtori Seiji, Orita Sumihisa, Oshima Yasushi, Sakai Daisuke, Sakai Toshinori, Taneichi Hiroshi, Togawa Daisuke, Nakanishi Kazuo, Nakashima Hiroaki, Yoshii Toshitaka, Nakamura Masaya, Iwasaki Motoki, Watanabe Masahiko, Haro Hirotaka, Kanemura Tokumi, Hosogane Naobumi, New Technology Assessment Committee of The Japanese Society for Spine Surgery and Related Research Spine Surgery and Related Research 7 (3), 249-256, 2023-05-27

    <p>Introduction: Lateral lumbar interbody fusion (LLIF) has been introduced in Japan in 2013. Despite the effectiveness of this procedure, several considerable complications have been reported. This …

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 自主的な音声障害のリハビリテーションの継続を可能とするためのIoTクラウドシステムの開発

    川村 直子, 北村 達也 リハビリテーション・エンジニアリング 38 (2), 95-104, 2023-05-01

    <p> 音声障害のリハビリテーションでは、言語聴覚士に指導された発声を患者が自宅でも適切かつ継続的に反復することが求められる。しかしながら、患者の自主的な発声訓練の継続を支援するシステムは構築されていない。そこで本研究では、先行研究で開発した発声訓練支援システムをIoTクラウドシステム化した。このシステムは音声障害領域で有効性が認められているチューブ発声の発声中の口唇部振動の変化を視覚的にフィー…

    DOI 医中誌

  • 看護学生用生活機能評価尺度(参加面)の妥当性と信頼性

    齋藤 深雪, 吾妻 知美 日本健康医学会雑誌 32 (1), 97-104, 2023-04-28

    <p>スマートフォンの普及によるコミュニケーションの変化や家族形態の変化などから,看護学生の生活技術や対人関係能力の低下が指摘されて久しい。看護教育では,看護技術教育と並行して適切な生活習慣の獲得や対人関係技術の向上などを促す支援が必要となっている。そのため,看護学生の社会で生活する能力を把握する必要がある。</p><p>本研究では,社会で生活する能力をICF(国際生活機能分類)に基づき参加と活…

    DOI Web Site 医中誌

  • オブジェクトグラフの準静的構造に基づく機能依存理解の支援手法

    新田 直也, 神出 稔正 コンピュータ ソフトウェア 40 (2), 2_146-2_165, 2023-04-21

    <p>既存のソフトウェアに新たな機能を正しく追加するためには,そのソフトウェアの内部で機能間の依存関係がどのように実現されているのかを理解することが重要である.しかしながら,これまで行われてきた機能依存検出に関する研究は,プログラム実行時の機能依存の有無を判定することを目的としており,機能依存の理解に適用した場合の有効性については明らかではない.そこで本論文では,機能依存の理解に有効なソースコー…

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  • Biomolecular Liquid–Liquid Phase Separation for Biotechnology

    Sumit Shil, Mitsuki Tsuruta, Keiko Kawauchi, Daisuke Miyoshi BioTech 12 (2), 26-, 2023-04-01

    <jats:p>The liquid–liquid phase separation (LLPS) of biomolecules induces condensed assemblies called liquid droplets or membrane-less organelles. In contrast to organelles with lipid membrane …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献202件

  • パブリック・スピーカーとしての教師 ―語りの力

    野村, 和宏, Kazuhiro, NOMURA 甲南大学教職教育センター年報・研究報告書 = Konan University Teacher Education Center Annual Report and Bulletin 2022年度 31-43, 2023-03-31

    学習者の前に立って授業を行う教師は、校種や教科に関わらずパブリック・スピーカーといえる。英語科の授業では、教師によるオープニングトーク、クラスルームイングリッシュ、教科書の音読などの言語活動が考えられる。これらはスピーチのスタイルの観点から、impromptu、manuscript、memorized、extemporaneousの4つのスタイルに当てはめることができる。それぞれのスタイルの長所…

    機関リポジトリ

  • 新課程地歴・公民科で獲得すべき能力 ―「歴史総合」「地理総合」「公共」の合理的配置と各科目の役割を通して―

    藤原, 健剛, Kengo, FUJIWARA 甲南大学教職教育センター年報・研究報告書 = Konan University Teacher Education Center Annual Report and Bulletin 2022年度 1-11, 2023-03-31

    高等学校の新課程地歴・公民科においては「歴史総合」「地理総合」を1年生に、「公共」を2年生に配置することが望ましい。そして、人間の営みを時間軸と空間軸で捉えた上で、現代の論点となっている問題について深く考察し、議論する力を身につけさせたい。現時点における最重要論点は、国際政治経済のブロック化の進展とわが国の安全保障と結びついた憲法改正問題であろう。18歳選挙を視野に入れ、教育の政治的中立性に配慮…

    機関リポジトリ

  • 主体的・対話的で深い学びに導く授業のあり方に関する研究 ―柳瀬真子の理論・実践を中心に―

    八木, 眞由美, Mayumi, YAGI 甲南大学教職教育センター年報・研究報告書 = Konan University Teacher Education Center Annual Report and Bulletin 2022年度 13-30, 2023-03-31

    2017(平成29)年に学習指導要領が改訂され、小学校、中学校、高等学校では2022(令和4 )年から全面実施された。この学習指導要領では、アクティブ・ラーニングの視点に基づいて、授業における「主体的・対話的で深い学び」の実現が求められている。各学校では、これまでの授業実践・研究の成果を生かしつつ、様々な方法を取り入れながら模索している実情がある。 …

    機関リポジトリ

  • 乾湿繰返しを受けるモルタルの水分移動特性

    金氏 裕也, 後藤 智和, 黒田 保 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 130-137, 2023-03-31

    <p>実環境において、降雨等により鉄筋コンクリート構造物は乾湿繰返しを受ける。鉄筋コンクリート構造物内の鋼材の腐食は、鋼材への水分と酸素の供給が必要となるため、コンクリートの吸水・乾燥過程を把握することは重要である。本研究では、モルタルの吸水実験および乾燥実験を行い、モルタルの飽和度分布を測定し、吸水過程および乾燥過程における水分移動特性に関して検討した。さらに、吸水実験と乾燥実験を繰り返し行う…

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • 罗振玉跋《兰亭序》及其相关问题

    张 亚敬, 黄 政霖 東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian cultural interaction studies 16 375-386, 2023-03-31

    ...Naito Konan’s inscriptive writings and Luo Zhenyu’s inscriptive writings reflect appreciation of Wang Xizhi’s calligraphy by Japanese literati during the Taisho period....

    DOI 機関リポジトリ HANDLE ほか1件

  • 内藤湖南の金石学史研究

    石 永峰 東アジア文化交渉研究 = Journal of East Asian cultural interaction studies 14 63-79, 2023-03-31

    ...Naitō Konan (1866-1934) was an Oriental historian and Sinologist, who was representative in Japan from the Meiji era to the early Shōwa era....

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • 創造的アート・アーカイブの実践的試み- 山口勝弘の遺品整理を起点として

    八尾 里絵子, 北市 記子, 門屋 博 The KeMCo Review 1 (0), 145-158, 2023-03-31

    本論は、メディアアーティスト山口勝弘の遺品調査をベースとしたアート・アーカイブの実践報告である。論者は2011年頃から、山口から直接依頼を受けて彼の創作活動をサポートしてきた。そして2018年の逝去後は、遺族の意向を受けて遺品を整理し、リスト化する作業を進めている。その中から発見した藝術文化雑誌『紫明』のアートワークは、山口の最晩年の表現活動を客観的に分析するための重要な手掛かりとなる。本研究で…

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  • 放牧と焼畑 ―ラオス山村でのウシ・スイギュウ飼養をめぐる土地利用―

    中辻 享, Susumu NAKATSUJI 甲南大學紀要.文学編 = The Journal of Konan University. Faculty of Letters 173 171-188, 2023-03-30

    現在も広く焼畑が営まれるラオスの山村では,焼畑の休閑地を利用してウシやスイギュウの放牧がなされてきた。伝統的には,これらの家畜の放牧地は特に設けられず,村域内で自由に放牧されてきた。これに対し,ラオス政府は2000年代半ばから,農作物の食害を防ぐため,放牧地を設定するよう各村に指導している。また,家畜は近年,現金収入源としての価値が高まっている。本稿はこうした状況下で,ウシ・スイギュウの放牧がど…

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  • 中学校進学前の不安に関する記述データによる研究 ―小学校6 年生時の記述と中学校1 年生時の回想との比較―

    中島 義実, 大西 彩子, 原田 克巳, Yoshimi NAKASHIMA, Ayako ONISHI, Katsumi HARADA 甲南大學紀要.文学編 = The Journal of Konan University. Faculty of Letters 173 145-150, 2023-03-30

    中学校進学前の不安について,小学校6 年生時の不安と中学校1 年生が回想した不安の記述データを対象に,KH Coder 3 を用いたテキストマイニングにより検出した共起ネットワークによる検討を行った。小学校6 年生時点の頻出語が必ずしも深刻な内容であるとは限らないとみられた一方,「違う小学校から進学してくる同級生との関係性」や「小学校で仲の良かった友人と違うクラスになってしまうこと」への不安,ま…

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  • 『お気に召すまま』におけるfancy

    タナベ, クミコ, TANABE, Kumiko 大阪医科薬科大学 薬学部雑誌 2 57-95, 2023-03-28

    ...my book Gerard Manley Hopkins and His Poetics of Fancy (Cambridge Scholars Publishing, 2015) as well as on the paper read in my presentation at a seminar of the Shakespeare Society of Japan, held at Konan...

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  • 教職課程における河成礫層の観察法のアップデート

    林 慶一, Keiichi HAYASHI 甲南大学紀要. 理工学編 = Memoirs of Konan University. Science and Engineering Series 69 (1), 1-12, 2023-03-24

    地層の観察で利用しやすい平野や盆地には,一般に河成層が広く分布しており,そこには礫層が何層も含まれているのが普通である.本稿ではこの礫層に焦点を当てて,近年地質学・堆積学で河川堆積物の見方に大きな転換があったことをレビューし,従来の記載的な観察法から最新の成因を解明する観察方法へのアップデートを図った.従来は,礫層はもっぱら礫を運搬してくる強い流水作用によって形成されるもので,河床の堆積物と理解…

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  • The Motivational Journey of Japanese Foreign Language Learners

    ウァン マリアン, Marian WANG 甲南大学全学共通教育センター紀要 = Memoirs of the Center for Education in General Studies, Konan University 1 1-12, 2023-03-23

    Japanese is ranked as one of the hardest languages to learn, especially for English native speakers (U.S. Department of State, 2009). Despite the challenges involved in learning Japanese as a …

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  • テレワーカーの地域分布に関する実証研究

    鳩貝 耕一, 佐藤 彰男, Koichi HATOGAI, Akio SATOU 甲南大学全学共通教育センター紀要 = Memoirs of the Center for Education in General Studies, Konan University 1 23-33, 2023-03-23

    本論文では、テレワーカーを対象とした調査のデータ分析を通じて、テレワークと空間的拘束の関係についての考察を試みた。筆者らは2021年11月にオンライン・アンケートによる独自調査を実施した。その結果のひとつとして、就業者におけるテレワーカー率が首都圏に向かうにしたがって増加していることが判明した。テレワーカーの1日の居場所についての統計では一定割合の雇用者が出勤しており、反面、昼間に自宅で仕事をし…

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  • [教育方法・教育実践・教育学習支援] 学部留学生の上級日本語教授についての一考察

    谷守 正寛, Masahiro TANIMORI 甲南大学全学共通教育センター紀要 = Memoirs of the Center for Education in General Studies, Konan University 1 65-84, 2023-03-23

    本稿では,授業で指導した外国人学部正規留学生の書く実例の文をもとに,その誤用について分析し考察する。上級レベルの高度な文章作成のために必要と考える文法力と文構成能力の習得のために必要と考える説明方法について吟味し検討を加えた教授方法を述べる。稿者は上級者にとっては日本語の授業において4技能のうち「書くこと」が最も重要で指導を要するものと認識しており,既定の教科書ではなく,学生が提出する独自の文章…

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  • 本学における正課外教育活動のありかた ―平生釟三郎の教育思想に基づく検討―

    吉本 忠弘, Tadahiro YOSHIMOTO 甲南大学全学共通教育センター紀要 = Memoirs of the Center for Education in General Studies, Konan University 1 13-22, 2023-03-23

    開学以来、人物教育を重視している本学の教育は今日、「専門教育」、「共通教育」さらに「正課外教育」を三位一体として捉えた「人物教育のフレームワーク」として体系化されている。本論は、人物教育のフレームワークにおける「正課外教育」に焦点をあて、今後、この活動を推進するための前提条件について、平生釟三郎が掲げた建学の精神、並びに平生の教育思想を基盤として検討する。そこでは、「正課外教育」は、本学の教育に…

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  • 為替レートのミスアラインメントとその修正 : 回顧的検証

    青木 浩治, Koji AOKI 甲南経済学論集 = Konan economic papers 63 (3・4), 1-35, 2023-03-20

    本稿は1998~2012年の15年デフレの終盤局面で観察された「歴史的円高」を為替レートのミスアラインメントと捉え,その原因とその後の解消メカニズムを実証的に分析する。マイナスのベータ通貨という特性を持つ日本円の特徴を踏まえ,ミスアラインメントとその解消はこの国際環境の変化を背景とした日米の金融政策のドラスティックな変化にあることを示す。特に,歴史的円高期に日本は流動性のワナに制約されていた可能…

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  • 医療需要の決定要因に関する実証分析

    林 亮輔, Ryosuke HAYASHI 甲南経済学論集 = Konan economic papers 63 (3・4), 95-121, 2023-03-20

    医師や病床といった医療資源の適正な供給を実現するためには,高齢化の進行とそれにともなう疾病構造の変化等を踏まえた医療需要予測が不可欠である。これまでにも数多くの医療需要予測が行われているが,既存研究でみられるような「受療率が将来において不変である」という仮定は,予測の精度を低下させ,このような予測に沿った医療供給体制の再整備は,誤った結果をもたらす可能性がある。そこで本稿では入院受療率に焦点を当…

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  • 1930年代日本・シャム経済提携の挫折 ―シャム製糖会社への出資をめぐって―

    平井 健介, Kensuke HIRAI 甲南経済学論集 = Konan economic papers 63 (3・4), 123-147, 2023-03-20

    本稿の目的は,1930年代の日本・シャム経済提携が挫折した要因を,その出発点とされたシャム製糖会社への出資問題の考察を通じて解明することである。先行研究では,経済提携の挫折要因は,日本側の積極性とシャム側の消極性という構図で説明されてきた。本稿では,日本側の主体を外交主体(政府)と出資主体(糖業連合会)に分けて捉え,政府は経済提携に積極的であったのに対して糖業連合会は出資に消極的であったこと,そ…

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  • 水分解水素発生を目的とするカルコパイライト化合物 CuGaSe<sub>2</sub> 薄膜の光電極化

    池田 茂, 石塚 尚吾 応用物理 92 (3), 151-155, 2023-03-01

    <p>「太陽エネルギーを使って水を分解して水素を得る」ことを考えると,太陽光発電で得られた電力を使って水を電気分解することを連想される方が多いかと思われる.本稿では,途中段階での電力への変換を経ずに太陽エネルギーを直接化学エネルギー(水素)に変換する方法について,私たちが最近取り組んでいるp型カルコパイライト化合物CuGaSe<sub>2</sub>の多結晶薄膜をベースとする光電気化学的な反応系…

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  • ゲイン・ロスフレームが特定保健用食品の購買意思決定に及ぼす影響

    原 広司, 佐藤 圭, 小林 哲 マーケティングレビュー 4 (1), 3-10, 2023-02-28

    <p>日本では生活習慣病予防が最重要課題であり,特定保健用食品は経済活動を通じた健康増進政策の一つである。健康増進の観点では,行動経済学・ナッジにおけるゲインフレームを用いることで健康活動を促進することが知られている。本研究はこの知見を特定保健用食品の説明文に応用し,ゲインフレームが購買意思決定に影響を与えるかどうかについて層別化RCTを用いて検証した。その結果,ロスフレームよりもゲインフレーム…

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 乳がんサバイバーの再発不安に対する看護介入プログラムの開発

    湯浅 幸代子 日本がん看護学会誌 37 (0), n/a-, 2023-02-28

    <p><b>目的</b>:がんの再発不安は,治療後のサバイバーに共通してみられ,強い再発不安はQOLやwell-beingに影響することが明らかとなっているが,効果的な看護介入は明らかになっていない.本研究は,乳がんサバイバーが再発不安をマネジメントするための複合的看護介入プログラムを開発し,その効果について検討することを目的に実施した.</p><p><b>方法</b>:本研究は,単群による介入…

    DOI 医中誌

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