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検索結果 198 件

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  • Phos-tag電気泳動法による微小管結合タンパク質タウとタウキナーゼGSK3βの<i>in vivo</i>リン酸化解析

    久永 眞市, Krishnankutty Ambika, 木村 妙子 電気泳動 66 (1), 35-41, 2022

    <p>リン酸化はシグナル伝達,細胞増殖,細胞運動,遺伝子発現など多くの細胞機能を調節するタンパク質の翻訳後修飾である.これまでにリン酸化の制御と機能を明らかにしようと多くの研究が行われてきた.最近は<i>in vivo</i>のリン酸化部位は質量分析法で同定され,リン酸化の動態はリン酸化部位抗体を用いたウェスタンブロットで調べられている.しかし,そのような方法でも目的とするタンパク質のリン酸化の…

    DOI Web Site 参考文献31件

  • さまざまなタンパク質合成系で作成したSrcファミリーチロシンキナーゼのリン酸化状態と活性

    木下 恵美子, 木下 英司, 小池 透 電気泳動 66 (2), 71-79, 2022

    <p>外来タンパク質を発現には,細胞あるいは無細胞系のタンパク質発現系を利用できる.目的のタンパク質がリン酸化などの翻訳後修飾を要する場合には系の選択が重要である.私たちは,ヒトSrcファミリーキナーゼ(SFKs) 8種類を,2種類の細胞ベースのタンパク質発現系と4種類の無細胞タンパク質発現系で合成し,それらのリン酸化状態をリン酸基親和性電気泳動法Phos-tag …

    DOI Web Site 参考文献40件

  • Exploring Obscurin and SPEG Kinase Biology

    Jennifer R. Fleming, Alankrita Rani, Jamie Kraft, Sanja Zenker, Emma Börgeson, Stephan Lange Journal of Clinical Medicine 10 (5), 984-, 2021-03-02

    ...Using Phos-tag gels, we show that the linker in obscurin contains several phosphorylation sites, while the same region in SPEG remained unphosphorylated....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • APEGS法によるタンパク質パルミトイル化修飾の定量

    深田 正紀, 横井 紀彦, 深田 優子 電気泳動 65 (2), 41-45, 2021

    <p>パルミトイル化修飾は1970年代に報告された脂質修飾で,3量体Gタンパク質αや低分子量Gタンパク質HRas,シナプス足場タンパク質PSD-95等の細胞膜局在を決定する.パルミトイル化修飾は可逆性を有する唯一の脂質修飾であり,シグナル伝達における重要性が示唆されてきた.この10年余りで,パルミトイル化・脱パルミトイル化酵素が明らかになり,プロテオミクス解析によりパルミトイル化タンパク質が数千…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • リン酸化タンパク質解析のためのPhos-tag対角線電気泳動

    平野 久, 白川 純 電気泳動 65 (2), 51-62, 2021

    ...<p>木下英司・小池 透博士らによって開発されたPhos-tag電気泳動は,タンパク質のリン酸化状態を分析できる画期的な方法として多くの研究者の注目を集めている.著者は,Phos-tag電気泳動の新しい技術の1つとして,Phos-tag対角線電気泳動の研究開発に携わった.この総説では,Phos-tag対角線電気泳動開発研究をはじめた背景,この方法のプロテオミクスにおける意義,ならびに具体的な実験方法...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献50件

  • Phos-tag解析から見えてきた新しいEGFR活性化機構

    田中 智大, 周 越, 櫻井 宏明 電気泳動 64 (1), 45-48, 2020

    <p>Phos-tagバンドシフトアッセイを用いることで,タンパク質リン酸化を簡単に解析することが可能である.この方法を用いて,EGFによるEGFR活性化を解析したところ,定型的なEGFRチロシン自己リン酸化はごくわずかしか起こっていないにも関わらず,発現しているほぼすべてのEGFRがp38によって非定型的なリン酸化を受けていることがわかった.EGFRの細胞内輸送機構を詳細に解析したところ,EG…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 電気泳動を用いたタンパク質の翻訳後修飾解析

    木村 弥生 電気泳動 64 (1), 1-6, 2020

    ...Phos-tag 2-DEを用いたPTM解析により,hnRNPKは複数のタンパク質フォームとして細胞内で発現し,各フォームは外部刺激に対して異なる反応を示すことがわかった.3. PTMに関する独自MSデータを統合および管理するオリジナルデータベースModProtを構築した.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献13件

  • Phos-tagを用いたバクテリア2成分伝達系リン酸化タンパク質の定量解析法

    木下 恵美子, 木下 英司, 小池 透 電気泳動 64 (1), 35-39, 2020

    <p>バクテリアにおけるタンパク質のリン酸化を介した情報伝達様式の1つにヒスチジン(His)とアスパラギン酸(Asp)のリン酸化反応がある.これは,環境変化に応答する機構として発達したもので,2成分伝達系とよばれる.外部の環境変化に応じて細胞膜上のヒスチジンキナーゼがHisを自己リン酸化し,即座にそのリン酸基をペアであるレスポンスレギュレーターのAspへと転移させる.このHisからAspへのリン…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • リン酸化プロテオミクスのためのPhos-tag技術の開発とその応用

    木下 英司 日本プロテオーム学会誌 4 (2), 49-60, 2019

    ...した主な3つの技術について概説する.1つめは,Phos-tagに親水性のクロマトグラフィー用担体を導入した誘導体(Phos-tagポリマービーズ)を用いてリン酸化ペプチドやリン酸化タンパク質を分離濃縮する技術,2つめはPhos-tagビオチンを用いて各種アレイ上に存在するリン酸化ペプチドやリン酸化タンパク質を検出する技術,3つ目はPhos-tagアクリルアミドを用いた電気泳動によってリン酸化タンパク...

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  • Phos-tag<sup>TM</sup> SDS–PAGEを用いたRabリン酸化の解析

    伊藤 弦太, 富田 泰輔 電気泳動 63 (2), 31-34, 2019

    ...SDS–PAGEを活用した.Phos-tag SDS–PAGEでは,タンパク質のリン酸化をバンドシフトとして観察することが可能であり,リン酸化特異抗体を作製せずとも,内因性レベルのリン酸化を検出することができた.本稿では,Phos-tagを駆使して行ったRab10リン酸化に関する研究をまとめた....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • Analysis of Protein Phosphorylation Using PhosTag Gels

    Zoltan Nagy, Shane Comer, Albert Smolenski Current Protocols in Protein Science 93 (1), e64-, 2018-07-25

    ...<jats:title>Abstract</jats:title><jats:p>Phostag gels are recent tools to dissect protein phosphorylation that operate by inducing a shift in the electrophoretic mobility of phosphorylated proteins compared...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件

  • マルチPK抗体を用いたプロテインキナーゼ研究の新展開

    杉山 康憲, 上里 裕樹, 亀下 勇 電気泳動 62 (1), 5-8, 2018

    <p>プロテインキナーゼ(PK)の発現と活性はリン酸化シグナルの制御を介して様々な生命現象を制御している.これらの異常は癌をはじめとする多くの疾病の発症に関与することが知られている.そのため,細胞内PKを解析することは疾病の理解において重要な意味を持つ.これまでに,PKの発現と活性を解析するための多くの手法が開発されたが,細胞内PKの発現と活性をまとめて解析する手法は確立されていなかった.そこで…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献18件

  • 複雑怪奇なリン酸化タンパク質タウのPhos-tag解析

    木村 妙子, 久永 眞市 電気泳動 61 (2), 49-52, 2017

    <p>タウは脳で発現する微小管結合タンパク質であり,また,タウオパチーと呼ばれる神経変性疾患群では高リン酸化(40箇所以上)され,凝集体を形成している.タウのリン酸化については非常に多くの報告があるが,リン酸化の実態は明確ではない.というのは大部分がリン酸化抗体を用いた研究で,定量的リン酸化アイソタイプという概念が欠けている.そのため理解に苦しむような結果も多い.本研究内ではPhos-tag法を…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • Phos-tagわーるど! ~Phos-tagが拓く電気泳動の未来~

    木村 弥生, 井野 洋子, 平野 久 電気泳動 61 (2), 45-48, 2017

    ...<p>リン酸化は最も重要なタンパク質の翻訳後修飾であり,ほとんどすべての細胞内プロセスに影響を及ぼす.Phos-tagは,リン酸基に特異的に結合する機能性分子であり,Phos-tagを活用した技術はリン酸化プロテオミクスにおいて強力なツールとなる.Phos-tagアガロースを使用したクロマトグラフィー法は質量分析のための優れたリン酸化ペプチド濃縮法である.Phos-tagアクリルアミドを使用したPhos-tag...

    DOI Web Site 医中誌

  • Phos-tagなどのリン酸化プロテオミクス技術による疾患原因キナーゼの機能解析

    小迫 英尊, 茂谷 康 電気泳動 61 (2), 53-57, 2017

    <p>ヒトにはタンパク質キナーゼが500以上も存在し,それぞれ標的基質をリン酸化することで様々な情報伝達系で中心的な役割を果たしている.キナーゼの遺伝子異常は種々の疾患を引き起こすため,個々のキナーゼの基質を同定してそのリン酸化制御を明らかにすることは,基礎研究のみならず臨床応用の見地からも重要である.近年の各種プロテオミクス技術の進展により,キナーゼ基質を効率的に同定する方法が数多く報告されて…

    DOI Web Site 医中誌

  • リン酸化プロテオミクス情報を活用したPhos-tag SDS-PAGEによるMEK1リン酸化種の解析

    木下 英司, 木下 恵美子, 小池 透 電気泳動 61 (1), 9-15, 2017

    ...<p>本研究では,MAPK情報伝達系に属するMEK1に注目し,細胞内におけるMEK1のリン酸化状態をPhos-tag SDS-PAGEを用いて解析した.既に明らかにされデータベースに登録されているMEK1の12箇所のリン酸化部位をアラニン置換した変異体を作製し,Phos-tag SDS-PAGEによるそれらの分離パターンを野生型のそれと比較解析を行った.これにより,MEK1においてはThr-292,...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献12件

  • The Analysis of Protein Post-Translational Modifications

    Kimura Yayoi 日本プロテオーム学会大会要旨集 2013 (0), 48-48, 2013

    ...The PTM analysis using 2-D Phos-tag affinity electrophoresis was successful to characterize multiple forms of hnRNP K produced by alternative splicing of the single hnRNP K gene and phosphorylation of...

    DOI

  • 二次元Phos-tag親和性電気泳動

    木村 弥生, 永田 佳代子, 平野 久, 小原 收 生物物理化学 56 (Suppl_1), S21-S24, 2012

    ...Two-dimensional electrophoresis using Phos-tag affinity electrophoresis enabled us to sensitively detect and separate the phosphorylated forms of protein....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献9件

  • リン酸化プロテオミクスのためのPhos-tagテクノロジー

    木下 英司, 木下 恵美子, 小池 透 分析化学 61 (6), 469-487, 2012

    Phos-tagは,中性の水溶液中においてリン酸モノエステルジアニオンを選択的に捕捉する機能性分子である.Phos-tagのリン酸モノエステルジアニオンに対する親和性は,生体中に存在する他のアニオン,例えばカルボン酸アニオンに対するそれよりも1万倍以上大きい.著者らは,Phos-tagを基盤としたリン酸化プロテオミクスに有用な技術(Phos-tagテクノロジー)を開発し,実用化している.本稿では…

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献61件

  • Processive phosphorylation of ERK MAP kinase in mammalian cells.

    青木, 一洋, Yamada, Masashi, Kunida, Katsuyuki, Yasuda, Shuhei, Matsuda, Michiyuki Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America 108 (31), 12675-12680, 2011-07-18

    The mitogen-activated protein (MAP) kinase pathway is comprised of a three-tiered kinase cascade. The distributive kinetic mechanism of two-site MAP kinase phosphorylation inherently generates a …

    HANDLE

  • トマトACC合成酵素LeACS2の翻訳後制御機構の解析

    上吉原 裕亮, 森 仁志 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2010 (0), S0033-S0033, 2010

    ...Phos-tag アクリルアミドゲルを用いて解析した結果、LeACS2はCDPKとMAPKの両方によってリン酸化されていることが示唆された。MG132処理によってもLeACS2は蓄積する。これらを総合して、ACSの翻訳後制御機構について紹介する。...

    DOI

  • フォスタグSDS-PAGEを用いたタンパク質リン酸化の解析―Cdk5活性化サブユニットp35の場合―

    久永  眞市, 細川 智永, 浅田 明子, 斎藤 太郎 日本プロテオーム学会大会要旨集 2009 (0), 97-97, 2009

    リン酸化は最もよく用いられている翻訳後修飾である.様々なシグナル伝達の調節を始めとして幅広く,かつ,重要な制御系として機能している.リン酸化の解析には放射性同位元素によるラベル,質量分析法,リン酸化抗体などの方法が用いられているが,in vivoのリン酸化状態を定量的に解析するのは簡単ではない.手軽な方法としてリン酸化抗体が頻繁に用いられているが,リン酸化部位を同定して,リン酸化抗体を作成しなけ…

    DOI

  • ストレスに応答したα-tubulinのリン酸化と微小管の制御

    伴 佳典, 小林 裕子, 山本 章子, 濱田 隆宏, 橋本 隆, 武田 真, 服部 束穂 日本植物生理学会年会およびシンポジウム 講演要旨集 2009 (0), 0910-0910, 2009

    ...このことをPhos-Tag SDS-PAGEを用いて確認し、イネ植物体においてこのリン酸化が5分以内に起きることを明らかにした。...

    DOI

  • ファンコニ貧血経路の活性化制御とFANCIタンパク質のリン酸化メカニズム

    冨田 純也, 内田 亜希子, 北尾 洋之, 木下 英司, 内田 恵美, 小林 昌彦, 山本 健一, 小池 透, 石合 正道, 高田 穣 日本放射線影響学会大会講演要旨集 2008 (0), 92-92, 2008

    ファンコニ貧血(FA)は劣性遺伝性疾患で、進行性骨髄不全、骨格異常、高発がん性を示す。細胞レベルでは、mitomycin C(MMC)などのDNAクロスリンカー剤に対する極度な高感受性を特徴とする。FA の13にのぼる原因遺伝子群は、FAコア複合体を形成するなどFA経路において協調して機能しており、その変異によって引き起こされるDNA修復異常が病態の基盤をなすと考えられる。ATM/ATRキナーゼ…

    DOI 医中誌

  • Phos-tag, Phos-Trap:リン酸化タンパク質の選択的検出と質量分析によるリン酸化部位特定

    未定 未定 日本プロテオーム学会大会要旨集 2007 (0), 161-161, 2007

    ...リン酸モノエステルイオンに対し非常に高いアフィニティーを有する機能性分子Phos-tagを利用した蛍光ゲル染色剤により、高感度なリン酸化タンパク質の検出が可能です。 また、検出したタンパク質をゲル内の後、チタニアコート磁気ビーズを使ったPhos-Trapを使いリン酸化ペプチドの濃縮を行うことにより、効率よく質量分析によりリン酸化部位の同定が可能です。...

    DOI

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