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検索結果 3,081 件

  • ランダムフォレストを用いたハツカダイコンの根色および根形状と重量のモデル化

    上脇 優人, 福田 信二 植物環境工学 36 (1), 12-22, 2024

    <p>ハツカダイコンの品質は,品種に大きく依存するが,青果物の品質は生産環境とポストハーベスト管理によって決定される.特に,ポストハーベスト管理のためには品質モニタリングが重要である.そこで本研究は,ランダムフォレストを用いて,画像から得られる色情報と形状情報に基づいて,非破壊でハツカダイコンの品質を推定することを目的とした.説明変数である色情報と形状情報は,一定の撮影環境下でハツカダイコンの静…

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  • 下総台地における野菜種子生産の史的展開

    清水 克志 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 233-, 2024

    <p><b>1.はじめに</b></p><p> 日本では,近現代を通じて都市化の進展に伴い各地で野菜産地が形成され,地理学においてもその研究が蓄積されてきた.しかしながら,野菜生産の前提条件としての種子生産の実態に関する研究は,いまだに少ない状況にある(清水2009).大正期から昭和戦前期においては,近郊野菜産地を中心に栽培品種の採種から発展した産地自給型の種子産地に加え,野菜採種に特化した大規…

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  • 『会津農書』にみる粮菜作と粮菜貯 -在地農法の一環としての「食物助成」-

    佐々木 長生 常民文化研究 1 (2022) 59-90,iii-iv-, 2023-03-30

    若松城下に隣接する幕内村(現会津若松市神指町幕内)の肝煎佐瀬与次右衛門は、貞享元年(一六八四)に自らの体験と「郷談」と呼ばれる旧慣習に基づき会津地方の自然に即した農法を『会津農書』に著述している。上巻の稲作、中巻の畑作、下巻の農家事益の三巻からなる。その内容を農民たちにわかりやすく覚えやすいように和歌で綴った『会津歌農書』を宝永元年(一七〇四)に著している。さらに、当時の農業に関する語彙(農語)…

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  • 日本産辛味ダイコン主要品種の特性比較

    椿 信一, 篠田 光江 園芸学研究 22 (1), 11-18, 2023

    <p>我が国に産する辛味ダイコン11品種中10品種は,一般的な青首ダイコンと比較して,搾汁液中のイソチオシアネート含量が多く,強い辛味が感じられた.葉片の形状や,根形,根色は変化に富み,一定の傾向は認められなかったが,小型で水分含量が少なく,硬度,Brix値が高く,スクロース含量が高いといった諸特性から,いずれの辛味ダイコンも北支系ダイコンに属すると考えられた.</p><p>供試品種の搾汁液当た…

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 食品ロス削減に向けたダイコンの冷凍保存の有用性評価

    粟津 虹, 森 太郎, 久保 加織 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 35-, 2023

    <p>【目的】食品ロスは,消費者個人の意識や行動と密接に関わる環境問題の1つである。本研究では,食品ロス削減に向けた具体的な知識および技術の習得につながる知見を得ることを目的とし,家庭におけるダイコンの冷凍保存の有用性を多面的に評価した。 </p><p>【方法】試料である青首大根は,滋賀大学教育学部内の農場で栽培し2021年1月と2月に収穫したものと同年10月と11月に大津市内で購入したものを供…

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  • 腎臓病透析患者に向けた水耕カブおよびハツカダイコンの低カリウム化

    山本 奈菜, 樫本 裕輔, 小川 敦史 植物環境工学 35 (1), 7-15, 2023

    <p>本研究では,カリウム摂取量が制限されている腎臓病透析患者のために,根菜であるカブとハツカダイコンにおいて胚軸の収量を確保しつつカリウム含有率を低下させる栽培方法の確立を目的とした.水耕により「栽培期間を通して培養液中のカリウム濃度を減らして栽培した条件」と,「栽培途中から培養液のカリウム濃度を減らして栽培した条件」について検討した.カブにおいて胚軸の収量を確保しつつ最もカリウム含有率が低下…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 食物繊維が食後血糖値に及ぼす影響

    塩谷 育子, 高橋 利和 糖尿病 65 (12), 635-640, 2022-12-30

    <p>異なる種類の野菜の食物繊維によって血糖値上昇抑制効果に違いがあるか検討した.対象は健常者15名である.試験食は,基本食①はきつねうどん250 gとご飯200 g(以下基本食①),食物繊維は難消化性デキストリン4 g含有飲料(以下試験食②),大根サラダ(以下試験食③),オクラサラダ(以下試験食④)である.試験食②~④は先に食物繊維を完食後に基本食①を摂取した.血糖測定は食事前,15分後,30…

    DOI 医中誌

  • Common but Nonpersistent Acquisitions of Plant Viruses by Plant-Associated Fungi

    Xinran Cao, Jie Liu, Jianguo Pang, Hideki Kondo, Shengqi Chi, Jianfeng Zhang, Liying Sun, Ida Bagus Andika Viruses 14 (10), 2279-, 2022-10-17

    ...Various vegetable plants such as spinach, leaf mustard, radish, celery, and other vegetables that showed typical virus-like diseases were collected from the fields in Shandong Province, China....

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献86件

  • 根菜類におけるミネラルおよびポリフェノール量に与える調理操作の影響

    秋山 聡子, 高岸 倫久, 池田 昌代, 鈴野 弘子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 32-, 2022

    <p>【目的】野菜には、ミネラルやポリフェノールが豊富に含まれている。これらは生体内において様々な生理機能を発揮する。しかし、その必要量は喫食者の身体や疾病の状況により異なる。また、含有量は調理操作によって変化することが知られている。そこで本研究では、喫食者の状況により調理法を選択するための情報収集を目的に、日本人の摂取頻度が高い根菜類に着目し、調理操作の違いがミネラルおよびポリフェノール含有量…

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  • 滋賀県の家庭料理 地域の特徴

    堀越 昌子, 久保 加織, 中平 真由巳, 山岡 ひとみ, 小西 春江, 石井 裕子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 201-, 2022

    <p>【目的】滋賀県は琵琶湖の淡水漁業と稲作農業が生業の柱であった歴史が長く、アジアモンスーン圏特有の「米と魚」が食の柱となってきた。琵琶湖の魚を米飯と発酵させて、多様な淡水魚ナレズシが産み出され、また野菜も発酵させて多様な漬物が存在する。滋賀県の特徴は、発酵食品が多様であることと、発酵文化が地域特有の気候・風土の中で育成され、現代まで継承されてきたことにある。 …

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  • 静岡県の家庭料理 地域の特徴

    高塚 千広, 新井 映子, 市川 陽子, 伊藤 聖子, 神谷 紀代美, 川上 栄子, 清水 洋子, 竹下 温子, 中川 裕子, 村上 陽子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 191-, 2022

    <p>【目的】 静岡県の食料生産と家庭料理の地理的特徴を示す。</p><p>【方法】「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」の調査ガイドラインに基づき、静岡県東部(沼津市、富士宮市、伊東市)、中部(静岡市、焼津市、藤枝市)および西部(袋井市、浜松市)の各地域において居住歴が30~81年の男女61人を対象に昭和35年から45年頃の風習と家庭料理について聞き書き調査を実施した。</p><p>【結果・考察…

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  • 日本で初めて発見されたテンサイシストセンチュウ個体群の寄主範囲

    岡田 浩明, 植原 健人, 立石 靖, 北林 聡, 小松 和彦, 与謝野 舜 日本線虫学会誌 51 (1), 11-18, 2021-11-20

    <p>夏季の高原野菜産地として知られる長野県原村のアブラナ科野菜圃場でテンサイシストセンチュウ、<i>Heterodera schachtii</i> (HS) の個体群が日本で初めて2017年に発見された。その根絶と萬延防止を目指し、寄主になりうる作物の栽培と搬出の禁止措置及び土壌くん蒸剤処理を中心とした緊急防除が農水省によって実施されている。その後は、HSの再発を防止し営農を速やかに再開でき…

    DOI Web Site Web Site 参考文献9件

  • テンサイシストセンチュウの数種緑肥作物への寄生程度と緑肥作物栽培による密度への影響

    植原 健人, 立石 靖, 北林 聡, 岡田 浩明 日本線虫学会誌 51 (1), 1-4, 2021-11-20

    <p>テンサイシストセンチュウ(Hs)に対する捕獲作物として実績がある植物は、海外では緑肥用ダイコンやシロガラシが知られている。本試験では、国内ですでに販売されており、生産者が容易に入手可能な緑肥用ダイコン3品種とシロガラシ、カラシナ等の緑肥作物を供試し、Hsの捕獲作物として活用できる緑肥作物が、それらの中にあるかを検討した。その結果、供試した植物のうちカラシナやシロカラシではHsの次世代が確認…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • Seed Shattering: A Trait of Evolutionary Importance in Plants

    Aniruddha Maity, Amrit Lamichaney, Dinesh Chandra Joshi, Ali Bajwa, Nithya Subramanian, Michael Walsh, Muthukumar Bagavathiannan Frontiers in Plant Science 12 657773-, 2021-06-16

    ...However, high seed retention in some of the most problematic agricultural weed species such as annual ryegrass (<jats:italic>Lolium rigidum</jats:italic>), wild radish (<jats:italic>Raphanus raphanistrum...

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • メタン発酵消化液の秋冬ダイコンへの施用ならびに化学肥料の代替可能性

    石川 葉子 日本土壌肥料学雑誌 92 (3), 238-248, 2021-06-05

    <p>わが国において,メタン発酵消化液(消化液)を化学肥料の代替肥料として施用する試みがイネや様々な野菜を対象に行われ,化学肥料区と比較して遜色ない収量が得られることが報告されてきた.しかしながら,消化液による化学肥料の代替が収穫物の成分や養分含有量へ及ぼす影響の検証例や消化液の肥効率を推定する試みは限られている.本研究では,秋冬ダイコンを対象に,化学肥料を施用した施肥体系(化学肥料グループ),…

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • Quantification of Vibrio cholerae cholix exotoxin by sandwich bead-ELISA

    Sharda Prasad Awasthi, Nityananda Chowdhury, Noritoshi Hatanaka, Atsushi Hinenoya, Thandavarayan Ramamurthy, Masahiro Asakura, Shinji Yamasaki Journal of Medical Microbiology 70 (4), 2021-04-08

    ...</jats:bold> Anti-rChxA was raised in New Zealand white rabbits, and Fab-horse radish peroxidase conjugate was prepared by the maleimide method to use in the bead-ELISA....

    DOI Web Site 参考文献18件

  • 新規食材としての野菜ゲルの加熱調理特性と冷凍および凍結乾燥耐性

    郡山 貴子, 小川 歩実, 大田原 美保, 大石 恭子, 香西 みどり 日本家政学会誌 72 (2), 74-85, 2021

    <p> 野菜ゲルの新規食材としての有用性について評価するため, 種々の加熱処理, 冷凍処理, および凍結乾燥処理を施しそれらの耐性を検討した. その結果, ニンジンをピューレ状にしてジェランガムでゲル化させたニンジンゲルは湿式・乾式いずれの加熱にも耐性を有するだけでなく, 冷凍後も加熱耐性を維持することがわかった. また, 種々の野菜 (ダイコン, ゴボウ, 小松菜, ジャガイモ, カボチャ, …

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  • 静岡県の家庭料理 行事食の特徴

    新井 映子, 高塚 千広, 川上 栄子, 市川 陽子, 伊藤 聖子, 神谷 紀代美, 清水 洋子, 竹下 温子, 中川 裕子, 村上 陽子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 161-, 2021

    <p>【目的】 静岡県に伝承されてきた家庭料理の中から、行事食として食されてきた料理を東部、中部、西部に分け、各地域別に明らかにすることを目的とした。</p><p>【方法】「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」の調査ガイドラインに基づき、静岡県東部(富士宮市、伊東市)、中部(静岡市、焼津市、藤枝市)および西部(浜松市、湖西市)の各地域において居住歴が30〜81年の男女61人を対象に聞き書き調査を実施…

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  • ダイコン中の種々の成分のみかけの拡散係数

    渡邊 直子, 佐藤 瑶子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 13-, 2021

    <p>【目的】調理品を適度な味付けの状態に仕上げるためには、食材への味のしみ込み方を理解する必要がある。一般的に分子量が大きいほど拡散係数は小さく、拡散しにくいと言われている。しかし、拡散物質の分子量と食材中の拡散係数の関係を調べた研究はみられない。そこで、本研究ではダイコンを用いて呈味成分および食品添加物として用いられる種々の成分の拡散係数を測定した。</p><p>【方法】試料は青首大根中央部…

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  • 乾燥野菜および乾燥ドクダミ葉におけるタバコシバンムシの発育

    宮ノ下 明大, 北澤 裕明, 土方 野分 都市有害生物管理 11 (2), 81-83, 2021

    乾燥野菜(ゴボウ,ダイコン,ネギ,キャベツ,ニンジン)と乾燥ドクダミ葉におけるタバコシバンムシの発育について,30℃,相対湿度 70%,日長全明の条件で調べた.発育試験は,卵 20 個を各試験材料 3 g に投入し,5 回繰り返した.ゴボウ,ダイコン,ネギ,キャベツ,ニンジン,ドクダミ葉での羽化率(%)は 59,52,51,4,15,34 であり,羽化までの平均発育日数 ± SE は, …

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  • 大阪府の家庭料理 行事食の特徴

    東根 裕子, 阪上 愛子, 澤田 参子, 原 知子, 八木 千鶴, 山本 悦子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 169-, 2021

    <p>【目的】平成24年から実施している日本調理科学会「次世代に伝え継ぐ 日本の家庭料理」研究において,大阪府で聞き書きした家庭における「行事食」から,正月・祭りの食事を中心に考察する。【方法】調査地域は,大阪府の行政区分および日本の食生活全集「聞き書き大阪の食事」を参考に8地域(泉南・泉北・南河内・中河内・北河内・大阪市・三島・豊能)において,その土地に30年以上暮らしている27名を対象に聞き…

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  • 切り干し大根のおいしさと品質に及ぼすUV-A照射の影響

    青木 秀敏, 中村 陵子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 80-, 2021

    <p>【目的】煮物に干し椎茸が使われるように、干し野菜は乾燥により含水率が減少するので、歯ごたえが良く味が濃縮されるだけでなく、調味液が浸透しやすいので時短調理や減塩調理が可能になると言われている。一方で機械乾燥品より天日干し品がさらに美味しいとも言われている。本研究ではその要因の一つに太陽光が関与していると考え、切り干し大根を材料に紫外線(UV-A)を照射することによる品質とおいしさの変化を検…

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  • 根菜類における調理方法の違いがポリフェノールおよびミネラル残存量に与える影響

    髙岸 倫久, 秋山 聡子, 池田 昌代, 鈴野 弘子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 11-, 2021

    <p>【目的】野菜に多く含まれているポリフェノールやミネラルは,調理によりその量が変化することが報告されている。ヒトに対する機能性を期待するならば,調理後の食品に残存する量を明らかにする必要がある。本研究では,煮物を想定した調理後の根菜中のポリフェノールおよびミネラル残存量を検討した。</p><p>【方法】試料は青首だいこん,水洗いごぼうを用いた。だいこんは厚さ2cmの半月切りにし,「本ゆでのみ…

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  • 青森県の家庭料理 行事食の特徴

    熊谷 貴子, 安田 智子, 今井 美和子, 真野 由紀子, 北山 育子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 32 (0), 146-, 2021

    <p>【目的】青森県の行事食の中でも、最も特徴的な年越し・正月料理について、地域別の特徴を把握することを目的とした。</p><p>【方法】調査期間は平成25年〜27年度であった。青森県内を津軽地域、南部地域、下北地域の3地域に区分し、その地域に伝承されている家庭料理に関する聞き書き調査を計25地区で実施した。調査対象者は、その地域に長く居住し、郷土料理や家庭料理をよく知り、現在も調理が可能な41…

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  • 高温による内部褐変症に強い ‘だいこん中間母本農6号’ の育成経過とその特性

    小原 隆由, 岡田 英孝, 柿崎 智博, 石田 正彦, 吹野 伸子, 板橋 悦子, 伊藤 智司 園芸学研究 20 (3), 351-359, 2021

    <p>ダイコン内部褐変症は高温が原因で発生する生理障害で,気候温暖化が進行する中,夏期のダイコン安定生産への影響が懸念されている.そこで,内部褐変症に強度の耐性を有するダイコン育種素材系統の育成に取り組んだ.国内外のダイコン遺伝資源294点から内部褐変症に強い遺伝資源を検索した結果,沖縄在来品種 ‘シマダイコン’ …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献5件

  • A Soil-cooling Approach Supporting the Growth of Temperate Root Crops under a Tropical Climate

    SHA’ARANI Shazwana, RAMACHANDRAN Vasagi, AHMAD SABRI Nurul Syazwani, ABDULLAH TAHIR Analhuda, MOHD MOHSI Nur’Aqilah Farhanah, AKHIR Fazrena Nadia Md, OTHMAN Nor’azizi, ZAKARIA Zuriati, JAAFAR A Bakar, HARA Hirofumi Tropical Agriculture and Development 65 (3), 146-152, 2021

    ...Radish was grown in triplicate without the addition of fertilizers and was evaluated for its growth performance in terms of weight (taproot and leaves), length (taproot and leaves), root tail length, and...

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  • 新品種加工用大根「悠白」の干したくあん加工適性に関する研究

    平川, 良子, 高橋, 克嘉, 松浦, 靖, 永山, 志穂 研究報告 = Report of Miyazaki Prefecture Industrial Technology Center & Miyazaki Prefectural Food & R&D Center (64) 45-51, 2020-11

    農研機構が育種開発した黄変やたくあん臭を生じない新品種の加工用大根「悠白」について,干したくあんの原料大根としての加工適正を検討した。「悠白」は,干したくあんに加工することで外観は褐変や米ぬか色に変化した。「悠白」に含まれるグルコシノレートの主な成分のグルコエルシンは,干したくあんを1ヶ月貯蔵したところほとんど消失した。「悠白」を原料とした干したくあんは,いわゆる「たくあん臭」は発生しなかったが…

    日本農学文献記事索引

  • 切り干し大根に油揚げを添加する伝統的な調理法において油揚げが嗜好性に与える効果の検証

    中村 元計, 中野 久美子, 網塚 貴彦, 中村 葵, 原田 歩実, 石井 真紀, 山崎 英恵, 伏木 亨 日本調理科学会誌 53 (4), 246-254, 2020-08-05

    <p> 煮物に油揚げを添加する伝統的な調理法の意義を検証した。大根の切り干しに添加した油揚げが煮物の総合的な嗜好性を有意に高めることを官能評価で確認した。「やみつきになりそうな味ですか」,「ついつい手が伸びるような味ですか」や「食べ慣れている味ですか」を問う質問に対して油揚げ添加の煮物が無添加に比べて高い評価値を示した。嗅覚を遮断した官能評価実験からこの効果には嗅覚と口腔内刺激の両方の寄与が示唆…

    DOI Web Site

  • 5. Geochemistry and Environmental Science

    KURNS Progress Report 2019 177-200, 2020-08

    CO5-1 Volcanic and Tectonic History of Philippine Sea Plate (South of Japan) Revealed by 40Ar/39Ar Dating Technique /O. Ishizuka et al.(31012) [177]

    HANDLE

  • 3-24 食品廃棄物系バイオマスの熱分解とガス化

    ANNIWAER Aisikaer, Situmorang Yohanes Andre, 于 涛, 吉田 曉弘, 葛西 裕, 官 国清, 阿布 里提 日本エネルギー学会大会講演要旨集 29 (0), 84-85, 2020-07-29

    ...<p>In this study, different types of food wastes (udon, konjac, fish, chicken, apple, radish, cabbage and rice) obtained from Aomori Prefecture were used as the gasification feedstocks to investigate the...

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  • ダイコンの調味に及ぼす煮汁の粘度の影響

    佐藤 瑶子, 佐藤 裕美, 熊谷 美智世, 香西 みどり 日本調理科学会誌 53 (2), 81-88, 2020-04-05

    <p> 煮込み料理の調味における煮汁の粘度の影響を明らかにすることを目的とし,NaClを添加したデンプン糊液中にダイコンを浸漬し,ダイコン中のNaClのみかけの拡散係数(<i>D</i><sub><i>app</i></sub>)を求めた。<i>D</i><sub><i>app</i></sub>はデンプンなしに比べてデンプン濃度が3%および5%の場合にバレイショデンプンおよびコーンスターチのい…

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  • 秋冬どりダイコンにおける生育モデルの開発及び地球温暖化の影響評価

    高田, 敦之, 太田, 和宏, 草野, 一敬, 岡田, 邦彦 神奈川県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kanagawa Agricultural Technology Center (164) 1-10, 2020-03

    秋冬どりダイコンにおいて,根部生体重及び乾物重の増加を日平均気温,日日射量及び播種日を用いて予測する機構的モデルを開発した。供試品種に青首ダイコン品種‘福誉’,2014~2018年における神奈川県内の三浦半島地域及び平塚地域の気象データ及び栽培データを用いた。はじめに播種後積算温度から葉面積を求め,植物体の受光量を日日射遮蔽量(DIR)とし,これに日射利用係数(RUE)を乗じて日乾物生産量(TD…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 食事記録法のコード化の課題

    辻本 洋子, 小山 達也 広島国際大学総合教育センター紀要 (4) 29-33, 2020-02

    対象者が1つの食品名で食事記録した食品が、日本食品標準成分表2015年版(七訂)では複数の食品番号が存在するものについて食品を整理した。対象は、大阪市某区の食生活改善推進員の 15 世帯(男性 6 名、女性 19 名;年齢(平均値士標準偏差) 71.5士H.2 歳)とした。 2019年6月から 7月の連続しない平日2日、休日 1日の …

    DOI 機関リポジトリ

  • 真空包装がダイコンの細胞膜および調味に及ぼす影響

    熊谷 美智世, 佐藤 裕美, 佐藤 瑶子, 香西 みどり 日本家政学会誌 71 (3), 135-145, 2020

    <p> ダイコンを試料として, 真空包装が細胞膜の半透性へ及ぼす影響を実験的に明らかにするとともに, 真空包装直後とその後の加熱に分けて, 調味に及ぼす影響を検討した. 真空包装直後および3日間包装後の試料を0.5%NaCl水溶液に浸漬したところ試料中の食塩濃度が増加しなかったことから, 真空包装を行っても細胞膜の半透性は消失しないことが示唆された. …

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  • 家庭における調理時の食品ロス「過剰除去」の実態と発生要因

    野々村 真希 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 31 (0), 65-, 2020

    <p>本研究の課題は、食材の調理の際に除去される可食部「過剰除去」の発生状況や発生要因を明らかにすることである。家庭で調理を主に担う消費者に対して、日本で消費量の多い野菜10種の可食部17か所を示し、それぞれ除去するかどうか、どのような認識を持っているか等を尋ねるアンケート調査を実施した。その結果、①にんじん葉柄基部付近、にんじん表層、じゃがいも表層付近、キャベツ外葉、だいこん表層は過半数が除去…

    DOI

  • 岩手県で行われていたしつけ道場の講義本における三三九度の儀式

    髙橋 秀子 日本家政学会誌 71 (10), 666-672, 2020

    <p> 岩手県一関市千厩町奥玉地区では昭和40年代までしつけ道場が開催されていた. その際に用いられた講義本に記載されている三三九度の儀式について調査を行った. 講義本中に, 三三九度の儀式の床飾り, 三三九度の盃の注ぎ方, 三三九度盃の順序と3つに分けられ, それぞれ説明されていた. 座敷の床の間には, 掛図・嶋台・餅・半比・三五肴・男蝶と女蝶・盃を飾ることと, 三三九度の盃の注ぎ方には, …

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  • リアルタイムPCR法による腸管出血性大腸菌の食品での高感度検出のためのDNA抽出法

    森 哲也, 佐藤(長尾) 清香, 岸野 かなえ, 難波 豊彦, 工藤 由起子 食品衛生学雑誌 60 (6), 183-186, 2019-12-25

    <p>迅速かつ安価なDNA抽出法であるアルカリ熱DNA抽出法を食品中の腸管出血性大腸菌の検出のためのリアルタイムPCRにおいて評価した.牛レバー,牛ひき肉,豚スライス肉,チーズ,レタス,カイワレ大根,トマトおよびホウレンソウでの<i>stx</i>遺伝子とO抗原遺伝子検出において,アルカリ熱DNA抽出物は高感度の検出(10<sup>2</sup>~10<sup>4</sup> …

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 被引用文献1件 参考文献10件

  • 夏播きダイコンのキスジノミハムシに対する効果的な薬剤防除体系

    新藤 潤一, 木村 勇司 北日本病害虫研究会報 2019 (70), 147-151, 2019-12-16

    <p>青森県でキスジノミハムシ被害が高まりやすい6月中旬~7月上旬播種のダイコンで,根部被害を抑制できる薬剤防除体系を明らかにするため,播種時のテフルトリン粒剤処理と組み合わせる茎葉散布剤の防除開始時期および散布間隔について検討した.</p><p>その結果,播種時のテフルトリン粒剤4 kg/10 …

    DOI

  • 夏播きダイコンのキスジノミハムシに対する効果的な薬剤防除体系

    新藤, 潤一, 木村, 勇司 北日本病害虫研究会報 (70) 147-151, 2019-12

    青森県でキスジノミハムシ被害が高まりやすい6月中旬~7月上旬播種のダイコンで,根部被害を抑制できる薬剤防除体系を明らかにするため,播種時のテフルトリン粒剤処理と組み合わせる茎葉散布剤の防除開始時期および散布間隔について検討した。その結果,播種時のテフルトリン粒剤4kg/10a播溝処理と茎葉散布を組み合わせる防除体系では,茎葉散布開始時期が早いほど,散布間隔が短いほど防除効果が高くなった。今回試験…

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • Microbial Transformations of Organically Fermented Foods

    Ruma Raghuvanshi, Allyssa G. Grayson, Isabella Schena, Onyebuchi Amanze, Kezia Suwintono, Robert A. Quinn Metabolites 9 (8), 165-, 2019-08-10

    ...Beets, radishes and peppers saw an increase in the abundance of these compounds as the fermentation proceeded, but carrots saw a decrease through time....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • しょうゆと郷土料理の相性に関する研究(第2報)

    今井 悦子, 小林 久子, 今村 美穂 日本調理科学会誌 52 (2), 81-92, 2019-04-05

    <p>しょうゆと郷土料理の相性を知り,また料理の嗜好性等に対する食生活の影響を検討することを目的とした。試料は北海道,関東,九州の各2種類のしょうゆを用いた関東の郷土料理「関東風大根の煮物」と全国共通の料理「冷奴」とした。関東在住の幼児から高齢者を対象として官能評価を行い,食生活等の質問紙調査を行った。大根の煮物の嗜好性において相性がよかったのは関東と九州のしょうゆであった。また冷奴の嗜好性にお…

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  • 切り干し大根におけるノシメマダラメイガの発育と産卵選好性

    宮ノ下 明大, 宍戸 功一, 岩崎 修 ペストロジー 34 (1), 19-22, 2019-03-25

    <p>形状の異なる切り干し大根(輪切り,千切り,割り干し)におけるノシメマダラメイガの発育を,温度25°C,相対湿度60%,日長:明期16 h,暗期8 hの条件で調べた.その孵化幼虫から羽化までの平均発育日数は,輪切りでは34.8±0.3日,千切りでは37.0±0.4日,割り干しでは40.9±0.4日であり,それぞれ有意に異なっていた.これらの発育日数は,生きた本種幼虫が切り干し大根から発見され…

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  • 重症心身障害児・者施設独自の嚥下調整食 “押しつぶし食” の適性評価

    菊田 千景, 八木 万希子, 里中 千恵 日本栄養士会雑誌 62 (5), 255-263, 2019

    <p>奈良県にある重症心身障害児・者施設では、摂食・嚥下障害者への食事として、常食に近い見た目で提供し、食べる直前にスプーンやフォークの背で押しつぶして食べやすくする「押しつぶし食」を提供している。本研究では、押しつぶしにより嚥下食としての適性が変化するのかを知るために、7種類の食材(白身魚ムース、エビムース、小松菜、白菜、人参、大根、絹ごし豆腐)を用いた押しつぶし食の物性測定、「特別用途食品嚥…

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  • 山口県の家庭調理 副菜の特徴

    園田 純子, 森永 八江, 五島 淑子, 福田 翼, 廣田 幸子, 櫻井 菜穂子, 池田 博子, 山本 由美 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 227-, 2019

    <p>【目的】山口県の副菜について,調理法と食材の観点からその特徴を明らかにする。</p><p>【方法】平成24〜26年に実施した「次世代に伝え継ぐ日本の家庭料理」聞き書き調査および文献(農文協「聞き書山口の食事」等)を元に,著作委員で選定した料理100品から副菜を抽出し,分類と分析を行った。</p><p>【結果および考察】調理法別にみると,生では,こんにゃくの刺身,とろろいも,煮物では,いちろ…

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  • カットレタスの品質保持に及ぼすダイコンの揮発成分の効果

    齊藤(北岡) 千佳, 杉田 和俊, 大仲 賢二, 良永(加藤) 裕子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 150-, 2019

    <p>【目的】近年カット野菜の流通が増加しているが,その鮮度低下の抑制は大きな課題である。アブラナ科植物に含まれるイソチオシアネート(ITC)類は,青果物の品質劣化を抑制する物質として知られている。そこで,ダイコンから生成される揮発性のITC類が他の野菜の品質に与える影響を調べるため,レタスを用いて検討した。</p><p>【方法】市販のダイコンとレタスを細切後,直ちにバイアル瓶に入れGC/MS …

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  • 新潟県の家庭料理 副菜の特徴

    太田 優子, 佐藤 恵美子, 松田 トミ子, 渡邊 智子, 伊藤 知子, 小谷 スミ子, 山口 智子, 伊藤 直子, 長谷川 千賀子, 山田 チヨ, 玉木 有子, 立山 千草 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 209-, 2019

    <p>【目的】『次世代に伝え継ぐ 日本の家庭料理』のガイドラインに準じた聞き書き調査結果から,昭和35〜45年頃までに定着し,現在も食される新潟県の副菜について報告する。</p><p>【方法】上越,柏崎,魚沼,長岡,新潟,村上,佐渡,7地域の副菜について検討した。</p><p>【結果および考察】新潟県は,海岸線が長く豊かな漁場もあり,砂丘地から山間高冷地まで,多様な農林水産物に恵まれている。山間…

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  • 宮崎県の家庭料理 副菜の特徴

    篠原 久枝, 長野 宏子, 磯部 由香, 秋永 優子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 237-, 2019

    <p>【目的】日本調理科学会特別研究「次世代に伝え継ぐ 日本の家庭料理」に基づき,宮崎県の家庭料理の副菜の特徴を明らかにすることである。</p><p>【方法】平成24〜26年,県内8地区11ヶ所に在住の女性35人(昭和2年〜昭和22年生)を対象に昭和40年頃の家庭料理についての聞き書き調査を行い,当時食されていた副菜の特徴について検討した。</p><p>【結果および考察】宮崎県は温暖な気候に恵ま…

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  • たくあん臭の出ない大根新品種「サラホワイト」のロングライフサラダ適性について

    山口 智, 坂本 由里子, 西田 毅, 金子 元, 山田 渉, 山本 直之, 森光 康次郎, 石田 正彦, 島本 国一 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 38-, 2019

    <p>【目的】既存品種の大根に含まれる 4-メチルチオ-3-ブテニルグルコシノレート(4MTB-GSL)はたくあん臭や黄変の原因となり,加工食品の製品品質上好ましくない場合がある。この度,4MTB-GSLを含まずたくあん臭が生じない初めての大根品種「サラホワイト」が開発され,新たな加工品への応用が期待されることから,ロングライフサラダへの加工適性を先駆けて評価した。</p><p>【方法】「サラホ…

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  • 愛知県の家庭料理 副菜の特徴

    西堀 すき江, 小出 あつみ, 山内 知子, 間宮 貴代子, 松本 貴志子, 森山 三千江, 山本 淳子, 近藤 みゆき, 石井 貴子, 小濱 絵美, 加藤 治美, 伊藤 正江, 筒井 和美, 野田 雅子, 亥子 紗世, 廣瀬 朋香, 羽根 千佳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 215-, 2019

    <p>【目的】昭和50年代までは『尾張の嫁入りは派手』といわれ,花嫁道具一式を積んだトラックに紅白幕をかけて嫁ぎ先へ運んだり,菓子撒きをしたり,豪華な料理や引き出物を用意した。このような,一世一代の行事は派手に祝うが,通常は倹約をし質素な生活をするのがこの地方の特徴であった。</p><p>【方法】愛知県を(1)名古屋市,(2)尾張水郷(海部),(3)尾張稲沢(尾張北部),(4)愛知海岸(知多,西…

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  • 長崎県の家庭料理 副菜の特徴

    冨永 美穂子, 石見 百江, 久木野 睦子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 234-, 2019

    <p>【目的】九州の西北部に位置する長崎県は,温暖湿潤な気候であるが平坦地に乏しく,多くの離島を有し,急傾斜地も多い。一方で古代から中国を中心とする大陸の文化や技術の影響を受け発展し,食文化においても気候風土に加え,異国文化の影響が反映されてきたといえる。この長崎県の食文化を次世代に伝え継ぐことを目的に,家庭料理として食されてきた副菜の特徴を文献,聞き書き調査等から得られた情報を中心に明らかにす…

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  • 津軽の郷土料理“けの汁”の嗜好性に関する研究

    東口 みづか, HIGASHIGUCHI Mizuka 駒沢女子大学研究紀要. 人間健康学部・看護学部編 = The faculty journal of Komazawa Women's University. Faculty of Human Health・Faculty of Nursing (1) 39-48, 2018-12-25

    ...On the other hand, omitting Japanese radish had kenoshiru-likeness score decrease. A prospective correlation was observed between kenoshiru-likeness score and likeability score....

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