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  • いじめの集団力学への序説

    八ッ塚 一郎 Journal of Group Dynamics 41 (0), 3-14, 2024-12-28

    <p><tt> いじめを典型的な集団力学的現象とみなす直感的な理解を批判的に検討した。いじめと呼ばれる現象では、当事者間の力学も、集団内の布置もあまりに多様で互いに矛盾を来すほどであり、時間的プロセスまで加味すると事態はおよそ複雑を極める。さらに唯一共通するはずの、被害者の苦痛という要素についても、それを訴え出ることができず、被害としての認識すら持てないケースまで存在するため、いじめの把握は原理…

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  • 高等学校における探究学習の経験と大学での学び・キャリア探索との関連

    荒木 淳子, 高橋 薫, 佐藤 朝美 日本教育工学会論文誌 advpub (0), 2024-07-20

    <p>本研究の目的は,高等学校で探究学習を行った経験と大学での学び,キャリア探索との関連を明らかにすることである.全国の4年制大学1,2年生を対象にWebアンケート調査を実施し,高等学校での探究型授業経験と,大学でのキャリア探索,授業プロセス・パフォーマンス,ライフキャリア・レジリエンスとの関連を調べた.255名の回答を分析した結果,高校時代にSGH/SSHともに経験した回答者は環境探索の得点が…

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  • 高速・高感度を実現するInP系バットジョイント導波路型APD

    沖本 拓也, 海老原 幸司, 八木 英樹, 米田 昌博 J107-C (6), 228-234, 2024-06-01

    強度変調/直接検波(IM/DD)方式を用いた伝送距離10~40 kmの光伝送を高速・低消費電力化する受光素子として,我々はInP系バットジョイント導波路型アバランシェフォトダイオード(APD)を開発してきた.InP系再成長技術を用いて作製される本素子は,広帯域・高感度を両立可能であることに加え,高い線型応答性と特性均一性も有する.本論文では,InP系バットジョイント導波路型APDの構造・作製プロ…

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  • 飲食空間のCFD解析による会話介入時のCOVID-19感染リスク低減効果の評価

    市村 達哉, 栗栖 聖, 福士 謙介 環境科学会誌 37 (3), 64-79, 2024-05-31

    <p>COVID-19の流行による営業活動の制限で,外食産業は大きな打撃を受けた。感染症拡大下での事業の継続には,安全な飲食空間の形成が必要であり,その手立てを講じるためにも感染リスクの適切な評価が重要となってくる。</p><p>そこで,飲食店における様々な会話状況に応じたSARS-CoV-2空気感染リスク低減効果を定量的に評価することを目的として,本研究を行った。</p><p>手法としては,実…

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  • 糖尿病足病変ハイリスク患者のセルフケア影響因子尺度の開発

    内田 みさ子, 片田 裕子, 岩井 浩一 日本フットケア・足病医学会誌 5 (2), 83-91, 2024-05-31

    <p> 本研究の目的は, 糖尿病足病変ハイリスク患者のセルフケア行動に影響する因子尺度を開発することである. 対象は看護師歴10年以上, かつ, 一定のフットケア教育を修了したフットケア実践者106人である.作成した原案を郵送法で無記名自記式質問紙調査を行い回収した. 回収率は47.2% (50人) で有効回答率は100%であった. …

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  • 根治切除術後再発に対し化学療法,放射線治療が奏効した乳頭部癌の1例

    市之川 正臣, 田本 英司 胆道 38 (2), 184-189, 2024-05-31

    <p>症例は63歳の女性.乳頭部癌の診断で膵頭十二指腸切除術を施行し治癒切除した.術後9カ月,CTにて上腸間膜動脈左側に軟部組織陰影の濃度上昇を認めリンパ節再発(#14d)の診断となった.S-1開始し一時病変の縮小,腫瘍マーカーの低下を認めたもののCA19-9が再上昇したため,Gemcitabine+Cisplatinへレジメン変更した.病変は増大傾向も限局していたため放射線治療(50Gy/25…

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  • 光照射で酵素の活性を向上するスキャフォールド粉体の開発

    中澤 光 ホソカワ粉体工学振興財団年報 31 (0), 112-116, 2024-05-31

    <p>バイオリファイナリー社会を実現するためには,結晶構造を有する難分解な植物セルロースを,有用物質生産の起点となるグルコースへと酵素によって変換する必要がある.しかし,変換効率が低いため,酵素反応槽へ外部から加熱するなどのエネルギーの大量投入を余儀なくされている.筆者は,難分解性の物質であっても,エネルギー生産するために,エネルギーを投じることはナンセンスであると考えており,時間をかけても,極…

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  • 初任者を対象としたFD・SD前後における仕事の価値認識の変化

    富岡 直美, 栢木 紀哉 日本教育工学会論文誌 48 (1), 207-216, 2024-05-30

    <p>本研究は,大学の社会的責任への意識を醸成するための教職協働初任者研修を再構築し,仕事の価値認識という内面の変化に着目して評価することを目的とする.インストラクショナルデザインのチェックリストを指標に,不足している5項目について改善を行った.仕事の価値認識を確認するための質問項目,研修方法による効果に関する質問項目をそれぞれ7問設定し,2020年度から2022年度に実施した研修の参加者を対象…

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  • 学生アルバイトをめぐる外食チェーン店舗運営の日独比較

    田中 洋子 社会政策 16 (1), 159-171, 2024-05-30

    <p> 日本で最も非正規雇用割合が高い業種は飲食業である。特に外食チェーンでは低時給の学生アルバイトを中心に店舗が運営されている。このことは、働く人を含め日本社会で当然のように受け止められ、研究も行われてこなかった。これに対し本論文では、グローバルに展開するハンバーガーショップを例に、日本とドイツで実際の店舗がどのような労働力構成で、いかなる賃金・昇給システム下で運営されているかを明らかにする。…

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  • 地形の理解に基づいた浸水予想における3DCGと実物模型の有用性

    飯田 和也, 久保田 善彦 日本教育工学会論文誌 48 (1), 191-205, 2024-05-30

    <p>本研究では,地形の理解に基づいた浸水予想に着目し,3DCG教材と実物模型教材が地形の理解にどのような影響を与えるのか検討した.授業実践の結果から,以下の3点の知見が得られた.1点目は,教材単体での効果である.統計分析の結果から,谷や台地などの特徴的な地形に関しては,どちらの教材でも平面地形図に比べて有意に浸水予想が正確になることがわかった.2点目は,教材の組み合わせによる効果である.両教材…

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  • 「参加・協働型ケア」の構想とケア労働の評価

    山根 純佳 社会政策 16 (1), 35-49, 2024-05-30

    <p> ケアの市場化は、低賃金で働くケア労働者を増加させ、ケア労働の社会的評価を低下させている。市場では、利用者は自らのニーズを表明しサービスを選択できる個人であり、ケア労働は業務を外部化される単純労働とみなされる。これに対して、フェミニストのケア論は、市場モデルのケアへの適用を批判し、「ニーズ応答性」「関係性の発展」「ケアの合理性」という概念を展開してきた。またケア関係は、福祉国家の資源や規範…

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  • 大雪山における高山植物の根系の把握とその植生変化予測への利用 ―大雪山お花畑研究会―

    小林 真, 小林 悠佳, 工藤 岳 自然保護助成基金助成成果報告書 33 (0), 76-80, 2024-05-30

    <p>植物のどのような形質が気候変動に対する種の反応に関係しているかを明らかにすることは,将来の高山植物群集の構成を推定するために不可欠である.気候変動に対する種によって異なる反応のメカニズムを理解するには,地上部と地下部の両方について,器官レベルおよび個体レベルの形質を含むさまざまな形質を同時に包括的に調べる必要がある.本研究では,日本の大雪山系の広葉草本12種を対象に,過去40年間で優占度が…

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  • ダブルケアをめぐる優先順位と選択

    相馬 直子 社会政策 16 (1), 21-34, 2024-05-30

    <p> 育児と高齢者介護の重複期は、社会的・人口学的な現象として十分に研究されていないだけでなく、社会政策としても十分に想定されてこなかった。対象別の近代社会政策の非効率や政策不足など、制度がうまく機能していないところのしわ寄せが、ダブルケアに集中している。子育て・介護・医療など、①各制度自体の不足、②制度の非効率(例:個別制度間の連携や柔軟性が低く使いにくい)、③子育てと介護の政策を包含する政…

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  • 学校事務職員の自己調整学習を促進する研修プログラムの開発

    上岡 伸, 中藤 路子 日本教育工学会論文誌 48 (1), 241-252, 2024-05-30

    <p>本研究の目的は,学校事務職員を対象に企画された研修プログラムによって,所属校の業務改善に向けた自己調整学習が促進されるかどうかを検証することである.研修プログラムには学習者中心のデザインが取り入れられ,研修のタスクは,事前学習・業務改善の取組・成果報告会で構成された.そして4か月の研修期間中,それぞれ異なる学校に勤務する受講者たちは,6・7名の研修チームとなって互いにメンタリングを行いなが…

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  • インターネット版プライバシー次元尺度改訂版の作成

    佐藤 広英, 太幡 直也, 金森 祥子, 野島 良 パーソナリティ研究 33 (1), 14-17, 2024-05-29

    ...Factor analysis of responses to the scale revealed four dimensions of concerns about one’s information privacy: Autobiographical and Sensitive Personal Information (12 items), Demographical Information...

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  • 鮮明性測定尺度の視覚項目回答時に生じるイメージ体験の分類

    福井 晴那, 青木 佐奈枝 パーソナリティ研究 33 (1), 1-13, 2024-05-29

    <p>心的イメージの鮮明性測定尺度においては,尺度回答時に生じるイメージ体験に関する検討はされてこなかった。そこで本研究では,尺度回答時に生じるイメージ体験の把握,分類を目的として研究を行った。成人68名にWeb調査を実施し,日本語版Psi-Q (The Plymouth Sensory Imagery …

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  • マウスモデルの解析から明らかになった細胞質ペプチド:<i>N</i>-グリカナーゼ、NGLY1の生理機能

    藤平 陽彦 Trends in Glycoscience and Glycotechnology 36 (211), J52-J55, 2024-05-25

    <p>細胞質ペプチド:<i>N</i>-グリカナーゼ(PNGase、NGLY1)は、ミスフォールドした糖タンパク質から<i>N</i>型糖鎖を切り離す反応を担う糖鎖加水分解酵素である。NGLY1は細胞質における糖鎖の分解(非リソソーム分解機構)、タンパク質の品質管理機構の一つである小胞体関連分解、転写因子NFE2L1の活性化に寄与する。ヒト<i>NGLY1</i>遺伝子の変異が原因で、全身に重篤…

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  • アンモニアガスに対して蛍光応答を示す蛍光色素

    足立 直也 色材協会誌 97 (5), 130-134, 2024-05-20

    <p>蛍光色素を用いて臭気ガスや有害ガスなどガス分子の検出が可能になれば,色の変化からガスの存在を可視化することができるため,簡単なガス検出技術として安全をもたらす技術になり得ると考える。しかし,そのためには蛍光色素の構造を改良する必要があるため,研究が盛んには行われていない。本稿では,アンモニアガスの可視化を可能とする蛍光色素の合成手法やガス検出能について報告する。</p>

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  • Effect of Free Cysteine Residues to Serine Mutation on Cellodextrin Phosphorylase

    Kuga Tomohiro, Sunagawa Naoki, Igarashi Kiyohiko Journal of Applied Glycoscience 71 (2), 37-46, 2024-05-20

    ...It has been suggested that the cysteine residues of CDP, which do not form disulfide bonds, are responsible for the loss of activity, and the aim of the present work was to test this idea....

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  • 低侵襲脊椎手術を組み入れた化膿性脊椎炎に対する治療戦略と臨床成績

    谷 陽一, 中 信裕, 小野 直登, 川島 康輝, 朴 正旭, 石原 昌幸, 足立 崇, 谷口 愼一郎, 安藤 宗治, 齋藤 貴徳 Journal of Spine Research 15 (5), 744-752, 2024-05-20

    <p><b>はじめに:</b>我々は,胸腰椎部の化膿性脊椎炎に対しPPS固定,LLIFを中心とした低侵襲脊椎手術(MIST)を導入してきた.本稿では,当教室におけるMISTを組み入れた化膿性脊椎炎に対する治療戦略とその臨床成績を報告する.</p><p><b>対象と方法:</b>当科で治療した化膿性脊椎炎54例を後ろ向きに調査した.保存療法抵抗例には罹患椎間/椎体を挟んで2 above 2 …

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  • Ciclesonide Inhibits SARS-CoV-2 Papain-Like Protease <i>in Vitro</i>

    Kiba Yuka, Tanikawa Takashi, Kitamura Masashi Biological & Pharmaceutical Bulletin 47 (5), 965-966, 2024-05-17

    ...Moreover, PLpro disrupts the host immune response by cleaving ubiquitin and interferon-stimulated gene 15 from host proteins....

    DOI PubMed

  • 物語としての現実感:感性と見当識

    純丘 曜彰 こころの科学とエピステモロジー 6 (1), 7-20, 2024-05-15

    現実感喪失は一般に解離性群の一種とされるが、物心二元論に基づく断絶では、自覚あるその全喪失を説明できない。それはむしろ、物語で状況を認識する先験的見当識の問題である。物語は、他人の経験からも物事を学ぶ庶民の哲学である。しかし、ネガティヴプロットで語られることが多いので、我々はその謎を解かなければならない。物語は自身を語り、我々は聞くことしかできない。 …

    DOI

  • 機械学習とプッシュ配信を活用したサイバーパトロール活動促進システム

    横山 未有, 角田 裕 情報処理学会論文誌 65 (5), 914-926, 2024-05-15

    近年,Social Networking Service(SNS)に起因する児童被害が社会問題化している.対策として,SNS上の有害投稿をSNS事業者や警察に通報するサイバーパトロール活動がボランティアにより行われているが,限られた参加者と活動時間に対して有害投稿は膨大であり,効率化と活性化が求められている.そこで本論文では,機械学習による有害投稿捜索の効率化と,参加者の活動を促すプッシュ配信の…

    DOI 情報処理学会

  • 台湾における価格・賃金の伸縮性と経済発展<sup>*1</sup>

    陳 玉芬 経済政策ジャーナル 20 (2), 23-38, 2024-05-15

    <p>本稿の目的は、台湾での価格と生産量の変動要因を分析することである。我々は構造VARモデルを用いて、1961年以降の台湾における実質GDPとGDPデフレーターの変化を分析した。我々の結果では、国民党統治期より民主元年以降のほうがインパルス応答の効果がゼロになるまでの所要時間が長くなっている。この原因としては、第三次産業が台湾の主要産業になったことにより、価格の変化が均衡に到達するまでの所要時…

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  • 高校生版学級担任との日常会話尺度の開発

    井村 亘, 難波 知子, 石田 実知子 日本公衆衛生雑誌 71 (5), 266-274, 2024-05-15

    <p><b>目的</b> 本研究の目的は,高校生と担任間でおこなわれている日常会話の頻度を測定することができる「高校生版学級担任との日常会話尺度」を開発することである。</p><p><b>方法</b> 本研究は,調査Ⅰ,Ⅱで構成した。調査Ⅰは,「高校生版学級担任との日常会話尺度(試作版)(以下:試作版尺度)」の構造的妥当性を因子測定モデルと項目の性能の側面から確認することに加えて,信頼性を内的一…

    DOI Web Site PubMed

  • ナッジに基づく施策が求職者の介護職員初任者研修受講行動に与える影響に関する実証分析

    黄 辰悦, 印南 一路 日本公衆衛生雑誌 71 (5), 255-265, 2024-05-15

    <p><b>目的</b> 本研究の目的は,ハローワークが提供する介護職員初任者研修コースに対する求職者の受講行動を促す政策手法を発見することである。</p><p><b>方法</b> 行動経済学の知見から行動変容を促す手法としてナッジを取り上げ,ナッジに基づく施策を従来の施策と比較した上でその効果を検証した。調査は2回にわたるWeb配信によって実施された。1回目のWeb配信では,①参加同意者の募集…

    DOI PubMed

  • 膿胸に対する胸腔ドレナージによる肺損傷で手術を要した2症例

    安田 幸司, 恩田 禎子, 佐々木 将貴, 岸本 彩奈, 森脇 義弘, 山口 智之 日本呼吸器外科学会雑誌 38 (4), 371-376, 2024-05-15

    <p>【症例1】81歳男性.呼吸苦を主訴に受診.COPDの既往あり,胸部CT検査では右肺下葉肺野での浸潤影と右胸腔内での膿瘍腔を認めた.胸腔ドレナージが施行され,右下葉への肺内挿入となった.全身状態を考慮し待機的に開胸による気管支鏡併用で膿胸掻爬,胸膜剥皮を行った.術後は集中治療管理を行い,全身状態の改善を認めた.【症例2】80歳男性.胸膜炎にて他院で入院加療中,膿胸へと増悪し加療目的に転院.胸…

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  • 『特高月報』『思想月報』に見る天理教 : 政府による干渉と教団の時局対応

    金子, 昭 天理大学おやさと研究所年報 30 1-36, 2024-05-14

    第2次世界大戦以前、天理教本部は監督官庁である文部省宗教局に指導を仰ぎながら時局対応に当たったが、その動向は内務省警保局や司法省刑事局の公然もしくは隠密な監視下にあった。本稿は、『特高月報』(内務省警保局)及び『思想月報』(司法省刑事局)における天理教の動向の記載を紹介し、当時の天理教の時局対応について論評する。前者は1930(昭和5)年3月号より、また後者は1934(昭和9)年7月号から刊行さ…

    機関リポジトリ

  • A fast-transient dual loop LDO with high PSR

    Fang Hang, Jin Gang, Liu Weifeng, Wu Hao, Tang Hualian IEICE Electronics Express 21 (9), 20240172-20240172, 2024-05-10

    ...The proposed LDO has a high slew-rate fast loop for enhancing transient response capability, and the high gain slow loop to improve PSR....

    DOI Web Site 参考文献28件

  • 歯科医師会における災害歯科保健医療体制の構築

    大黒 英貴 日本災害医学会雑誌 29 (2), 89-94, 2024-05-08

    <p>平時の「生活を守り支える医療」を担う歯科医師の多くは、地域の歯科医師会に所属し、平常時から多職種と連携して地域包括ケアの一役を担っている。災害が発生すれば、自治体・歯学部と連携して、JDATを派遣し、多職種と連携しながら支援活動をおこなう。2011年に発生した東日本大震災における岩手県歯科医師会の対応は、平常時から連携協力していた関係職種と一緒になって、歯科所見による身元確認や避難所・高齢…

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  • Association Between Adequate Serum 25(OH)D Levels and Atherogenic Dyslipidemia in Young Adults

    Chen Ching-Way, Han Yin-Yi, Hwang Jing-Shiang, Rizzo Manfredi, Yamashita Shizuya, Huey-Jen Hsu Sandy, Su Ta-Chen Journal of Atherosclerosis and Thrombosis 31 (5), 524-539, 2024-05-01

    ...Individuals with serum 25(OH)D levels below 30 ng/mL exhibited significantly higher odds ratios for developing atherogenic dyslipidemia in a dose–response pattern compared to those with vitamin D levels...

    DOI Web Site PubMed 被引用文献1件 参考文献42件

  • TNF receptor-associated factor 5による免疫制御

    宗 孝紀 薬学雑誌 144 (5), 489-496, 2024-05-01

    ...Additionally, <i>Traf5</i>-deficient CD4<sup>+</sup> T cells display significantly increased IL-27-mediated differentiation of Th1 cells, which increases footpad swelling in delayed-type hypersensitivity response...

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  • アテゾリズマブ・ベバシズマブ併用療法後に続発性副腎皮質機能低下症を呈した肝細胞癌の1例

    佐藤 和徳, 三浦 光一, 野本 弘章, 渡邊 俊司, 前田 浩史, 五家 里栄, 津久井 舞未子, 齋藤 奈緒子, 櫻井 百恵, 武井 暁一, 石橋 俊, 矢作 直也, 森本 直樹, 山本 博徳 肝臓 65 (5), 231-239, 2024-05-01

    <p>70代男性.C型肝硬変,Child-Pugh分類A相当.単発肝細胞癌に対して2回のラジオ波焼灼術歴がある.肝細胞癌リンパ節再発に対するアテゾリズマブ・ベバシズマブ併用療法7コース後に悪心,食欲不振,全身倦怠感が出現した.末梢血好酸球増多から内分泌系の免疫関連有害事象を疑った.三者負荷試験で下垂体性副腎皮質機能低下症と診断した.ヒドロコルチゾン投与で症状は速やかに改善し,好酸球数も正常化した…

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  • クローン病に伴う複雑痔瘻に対する新たな治療:ダルバドストロセル(脂肪組織由来間葉系幹細胞)の国内開発

    山口 貴義 日本薬理学雑誌 159 (3), 150-155, 2024-05-01

    <p>クローン病は消化管全体に発症する可能性のある慢性再発性炎症性腸疾患であり,日本人における有病率は増加している.クローン病の最も頻度の高い合併症の1つは肛門周囲病変であるが,なかでも肛門周囲の複雑痔瘻は激しい痛み,出血,腫脹,感染,排膿が生じることがある.内科的及び外科的治療法の進歩にもかかわらず,クローン病における複雑痔瘻の治療は依然として困難であると共に,痔瘻を有するクローン病患者のQO…

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  • HIF-PH阻害薬によるがん微小環境と腫瘍免疫への影響

    松永 慎司, 冨田 修平 日本薬理学雑誌 159 (3), 169-172, 2024-05-01

    <p>HIF-PH阻害薬が本邦で承認され保険適応され,臨床で複数の薬剤が使用されており,本邦でも多くの臨床研究や症例報告がなされてきている.臨床使用に関する多くの情報が蓄積されている.しかしながら,HIF-PH阻害薬は低酸素誘導因子(HIF)のレベルを亢進させる作用機序のため,がん患者への投与には注意が必要な状況である.がん細胞において,HIFは腫瘍増殖に影響を与え,化学療法および放射線抵抗性に…

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  • Ultrasound-Responsive Liposome-Encapsulated Gel Patches Drug Delivery Model

    Kajie Kano, Kanno Shoichiro, Peng Zugui, Shimba Kenta, Shibata Takashi, Miyamoto Yoshitaka, Yagi Tohru 電気学会論文誌C(電子・情報・システム部門誌) 144 (5), 465-466, 2024-05-01

    ...<p>Transdermal drug delivery system is a technique that delivers drugs via transdermal absorption, and we have studied ultrasound-responsive liposome-encapsulated gel patches for this system....

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  • 動作法の実践経験のある教員と初心者教員の協働による自閉症 スペクトラム障害生徒の姿勢変容に関する学習支援

    藤澤 憲 関係性の教育学 23 (1), 87-98, 2024-05-01

    <p>特別支援学校の自立活動の時間の指導において,1名の自閉症スペクトラム障害生徒に対し動作法経験者と初心者が,それぞれ取り組む時期をずらして動作法による指導を行った。まずは,躯幹反らせにおける対象生徒の反応や,あぐら座位及び立位での膝のまげ伸ばしにおける姿勢評定票を活用した動作変容の分析から三つの動作変容の時期的関係性を明らかにした。次に指導者2名におけるビデオ視聴による授業反省や基礎データの…

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  • 低酸素応答を標的とした新規薬剤の開発史

    吉川 清次, 萩本 裕樹, 中村 英二郎 日本薬理学雑誌 159 (3), 160-164, 2024-05-01

    <p>2019年のノーベル医学生理学賞はWilliam G. Kaelin Jr博士,Peter J. Ratcliffe博士,Gregg L. Semenza博士の3氏に贈られた.受賞理由として新規の生理機構解明がHIF-PH阻害薬とHIF-2阻害薬という革新的な治療薬開発に繋がったことが挙げられる.上記の博士は,それぞれ腫瘍内科医,腎臓内科医,小児科医という異なるバックグラウンドを有し独自の…

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  • 変動遅延下におけるMPCの予測値を活用した遠隔操作

    青山 穂高, 山中 優樹, 松浦 直紀, 内村 裕 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 144 (5), 360-366, 2024-05-01

    ...Additionally, the Kalman filter-based disturbance observer improves the responsiveness to disturbances. Experimental results show improved path tracking performance using the proposed method.</p>...

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  • 酸素センシングにおけるTRPA1チャネルの普遍的役割

    中尾 章人, 劉 可, 高橋 重成, 森 泰生 日本薬理学雑誌 159 (3), 165-168, 2024-05-01

    <p>ヒトを含む好気性生物が生命を持続させるATPを得るためには,酸素が必要不可欠である.しかし,その一方で,活性酸素種などを産生し,酸素は生体に様々な障害を引き起こす.このような酸素の両義的生物活性に対応すべく,体内の酸素分圧を鋭敏に感知して組織へ適切に酸素供給を制御する仕組みを好気性生物は備えている.低酸素に対する生理的な応答には,急性と緩徐な相があり,急性の低酸素応答における酸素センシング…

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  • STCW条約からみた状況認識システムの性能指標の提案

    梅田 綾子, 清水 悦郎 マリンエンジニアリング 59 (3), 375-381, 2024-05-01

    ...However, as the roles and responsibilities defined by the International Convention on Standards of Training, Certification and Watchkeeping for Seafarers (STCW) are quite different from those of autonomous...

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  • 2週間のショートフットエクササイズが動的姿勢制御と足底表在感覚に及ぼす影響

    勝家 海大, 吉田 知史, 高野 将伍, 林 和磨, 篠原 純司 日本アスレティックトレーニング学会誌 9 (2), 129-136, 2024-04-30

    <p>近年,足部内在筋を選択的に強化するトレーニングとしてショートフットエクササイズ(short foot exercise : SFE)が注目されている.SFEは動的姿勢制御を向上させることが報告されているが,2週間の効果を検証した研究は存在しない.また,体性感覚の1つである足底表在感覚に及ぼす影響に関する先行研究も限られている.したがって,本研究では2週間のSFEが動的姿勢制御および足底表在…

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  • 教職志望の学生への一次救命処置に関する講義方法と課題

    関 由起子, 桐淵 博 日本臨床救急医学会雑誌 27 (2), 93-101, 2024-04-30

    <p><b>目的</b>:一次救命処置(basic life support;BLS)に関する実技講習受講経験のある教職志望学生に対して,学校事故の統計や学校事故の実例を講義に取り入れることにより,救命活動への自信がどのように変化するかを検討する。<b>方法</b>:A大学教育学部1年生対象の講義前後にアンケートを実施した。講義ではBLSの基本と効果に加え,体育活動時などにおける事故対応テキスト…

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  • CD4<sup>+</sup> T細胞非依存性クリプトコックス症ワクチン

    上野 圭吾, 永森 晶子, 本弓 奈穂子, 宮﨑 義継 日本医真菌学会雑誌 65 (2), 45-51, 2024-04-30

    病原性真菌<i>Cryptococcus neoformans</i>や<i>Cryptococcus gattii</i>は,一般的に肺を侵入門戸として感染しクリプトコックス症を引き起こす.中枢神経系に播種する病態では重篤になる症例も多く,感染を予防するワクチンの社会実装が望まれている.クリプトコックス症ワクチン研究は文献が遡れるものでは1958年からみられ,当初はワクチンによる抗体産生誘導が…

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  • Lynch症候群の人々が置かれている状況に対する認識に関する質的研究

    上田 真由美, 青木 美紀子, 島袋 林秀 遺伝性腫瘍 23 (4), 140-145, 2024-04-30

    <p> Lynch症候群(Lynch syndrome以下,LSとする)と診断されたがん発症者3名に対し,個々が置かれている状況に対する認識について探求し明らかにすることを目的に,オンラインによる半構成的面接法を用いたインタビューを実施した.分析の結果,1)生涯にわたりがんを発症する可能性への覚悟と不安,2)子どものリスク認知と自律適応に対する責任と擁護,3)他者への歩みよりと協働,4)LSとと…

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  • 光ピンセットによる3次元顕微操作技術と,体の左右軸決定における繊毛を介したメカニカルなシグナルの解明

    加藤 孝信 顕微鏡 59 (1), 37-40, 2024-04-30

    <p>近年の技術の進歩により,光ピンセット,磁気ピンセットをはじめとした光学顕微鏡に組み合わせることが出来る非接触の顕微操作技術の開発が進んだ.本稿では,特に著者らによって開発された光ピンセットを利用した3次元顕微操作技術を解説する.さらにそうした技術を効果的に利用した研究の一例として,体の左右軸決定に関与する一次繊毛を介したメカニカルなシグナルの解明を行った研究を紹介する.</p>

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  • 学生スポーツに関わるチームスタッフの一次救命処置講習経験が救急対応への自信やBLS手順に関する認識に与える影響

    田島 千紘, 大伴 茉奈, 鶴 健一朗, 中陳 慎一郎, 齋藤 守弘, 細川 由梨 日本アスレティックトレーニング学会誌 9 (2), 137-146, 2024-04-30

    <p>本研究は,長野県菅平高原に夏合宿で訪れた学生チームスタッフを対象に(1)学生スポーツチームスタッフにおけるBLS講習経験,BLSの自信,BLS手順の理解の関連と(2)スタッフの立場別にBLS講習経験とBLS手順への認識を明らかにすることを目的とした.BLS講習経験がある者は全体で132名(82.0%)であった(競技指導者54名,76.1%;顧問50名,94.3%;トレーナー19名,100%…

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  • 脳振盪発生時の救急対応から競技復帰に向けた段階的プロトコル

    梅岡 沙綾, 福田 崇 日本アスレティックトレーニング学会誌 9 (2), 99-106, 2024-04-30

    <p>スポーツに関連して生じる脳振盪はスポーツ関連脳振盪(SRC)と称され,頭痛だけでなくさまざまな症状が重複して生じることも多い.頭部外傷を負ったときは,SRCだけでなく急性硬膜下血腫などのさらなる重大事故の可能性もあり,SRCに関して最新の正しい理解をすることが必要となる.本文は,第6回国際スポーツ脳振盪会議の共同声明および筆者の経験をもとに脳振盪発生時の救急対応および段階的競技復帰に関して…

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  • 子どもの存在が伝統化した家事分担の適正評価に与える影響――要因配置実験を用いた経験的検証――

    尾藤 央延 家族社会学研究 36 (1), 33-44, 2024-04-30

    <p>出産後の女性により多くの家事が偏ってしまう現象は,家事分担の伝統化と呼ばれ,育児期間を通じて安定的であることが知られている.本稿は,伝統化した家事分担が持続するメカニズムとして家事分担の適正評価に注目し,なぜ伝統化した家事分担が正当なものとみなされるのかを検討した.衡平理論・ジェンダー規範理論・分配的正義理論を用いて,子どもの存在が不平等な家事分担と家事分担の適正評価との関連に影響を与える…

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  • ポストアーバン化時代の地方暮らしと「移動する地域」

    轡田 竜蔵 家族社会学研究 36 (1), 73-88, 2024-04-30

    <p>地方は,人口減少にともない「スポンジ化」が進んでおり,それに合わせて,新しい暮らし・仕事・公共性のあり方が模索される「逆フロンティア」である.そこでは,居住歴の多様化やIT技術の発展等にともない,「居住する地域」の範囲よりも広域的な「移動する地域」の枠組みが重要になっている.この状況を筆者はポストアーバン化時代とよんでいる.本稿では,ポストアーバン化時代の地方暮らしが,若い現役世代において…

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  • ChatGPTによる臨床検査技師国家試験正答率の検証

    土井 洋輝, 石田 秀和, 永沢 大樹, 坪井 良樹, 菊地 良介, 市野 直浩, 秋山 秀彦, 齋藤 邦明 医学検査 73 (2), 323-331, 2024-04-25

    <p>近年,大規模言語モデル(large language models; LLM)が世界的に様々な分野で注目を集めている。LLMとは,非常に巨大なデータセットとディープラーニング技術を用いて構築された言語モデルである。LLMは,人間に近い流暢な会話が可能であり,自然言語を用いたさまざまな処理を高精度で行えることから,世界中で注目を集めている。本研究では,LLMであるOpenAI社が開発したCh…

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  • 病理検査室におけるCAP(College of American Pathologists)認定取得への取り組み

    成清 羊佳, 小林 隆樹, 相羽 拓矢, 国仲 伸男, 苅部 正宏, 秋元 成美, 山川 博史, 石井 源一郎 医学検査 73 (2), 337-345, 2024-04-25

    <p>近年,わが国では臨床検査の精度保証がクローズアップされ,急速に第三者認定の取得が重要視されるようになり,ISO 15189認定を取得する施設も増えてきている。一方,米国においては,CLIA’88(臨床検査改善勧告法1988)の施行によって,人の検査材料を扱うすべての臨床検査室は政府機関によって承認された臨床検査室認定機関による認定を受けなければならない。その中で,最も大規模で歴史のある精度…

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  • Analysis of factors related to early adolescent health

    NAKAYAMA Mari, HASHIMOTO Masanori, KUSUMOTO Tetsuji, UENO Masayuki Journal of Osaka Dental University 58 (1), 241-252, 2024-04-25

    ...The responsive caregiver attitude contributed to the establishment of a rhythm of life and the enhancement of physical and mental well-being....

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  • (3)アトピー性皮膚炎

    竹中 祐子 東京女子医科大学雑誌 94 (2), 35-40, 2024-04-25

    ...<p>The pathological condition of atopic dermatitis is formed by three factors: decreased skin barrier function, type 2 immune response, and itching....

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  • 糖鎖の深層理解のための分析技術

    木下 充弘, 山田 佳太 生化学 96 (2), 199-206, 2024-04-25

    ヒトのゲノム解読後,タンパク質や脂質に無限の多様性を与える糖鎖の情報を読み取ろうと,さまざまな糖鎖解析技術が開発されてきた.レクチンアレイやオービトラップ型質量分析装置の登場は,糖鎖研究のメインストリームとして活用され,プロテオミクスとの境界領域に踏み込んだ研究をも加速化させた.一方,既存の技術は時間平均的な糖鎖構造をながめているにすぎない場合が多く,必ずしも糖鎖特有のダイナミクスを把握できてい…

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  • Pathophysiological Implications of Protein Lactylation in Pancreatic Epithelial Tumors

    Takata Tomoki, Nakamura Akihiro, Yasuda Hiroaki, Miyake Hayato, Sogame Yoshio, Sawai Yuki, Hayakawa Michiyo, Mochizuki Kentaro, Nakao Ryuta, Ogata Takehiro, Ikoma Hisashi, Konishi Eiichi, Harada Yoshinori, Otsuji Eigo, Itoh Yoshito, Tanaka Hideo Acta Histochemica et Cytochemica 57 (2), 57-66, 2024-04-25

    ...Herein, we investigated the potential involvement of protein lactylation in the molecular mechanisms underlying benign and malignant pancreatic epithelial tumors, as well as its role in the response of...

    DOI Web Site 参考文献28件

  • 外来患者の高カリウム極異常値速報と医師の対応調査―外来診療との連携強化に向けて―

    飴本 久子, 山本 慶和, 下村 大樹, 嶋田 昌司, 上岡 樹生, 畑中 徳子 医学検査 73 (2), 346-353, 2024-04-25

    <p>はじめに:重度の高カリウム血症は心停止の危険性があり,早期の治療が必要である。天理よろづ相談所病院では血清カリウム値が6.0 mmol/Lを超えた場合を極異常値と設定し,直ちに主治医に報告している。本研究では,極異常値速報に対する医師の対応を調査し,現在の速報体制の改善点について検討した。方法:対象は1年間で高カリウムの極異常値を示した外来患者131名とした。外来での治療状況と高カリウム血…

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  • 臓器移植における糖鎖抗原に対するB細胞応答

    大段 秀樹 生化学 96 (2), 215-221, 2024-04-25

    臓器移植は,臓器不全に対する唯一の根治療法であるが,ドナー不足が常態化している.その緩和手段としてABO血液型不適合移植が行われている.また,ドナー不足の根本的解決の手段として,動物の臓器を用いた異種移植の実用化に向けて,研究が進められてきた.これらの手段に共通した障壁となるのが,糖鎖抗原に対する抗体関連拒絶反応である.我々は,血液型糖鎖が難治性拒絶反応の標的となるメカニズムや,異種糖鎖抗原に対…

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  • ドセタキセルとゲムシタビンの併用療法が著効した進行近位型類上皮肉腫の1例

    重川 公弥, 朴 鐘明, 田崎 慎吾, 那須 洋紀, 勝田 隆博, 田崎 和人, 寺田 貴武, 西尾 真, 真田 咲子, 牛嶋 公生, 津田 尚武 日本婦人科腫瘍学会雑誌 42 (2), 214-221, 2024-04-25

    <p>概要:類上皮肉腫は稀な軟部組織肉腫で,近位型と遠位型に分類される.今回我々は,初回化学療法が著効したダグラス窩に発生した近位型類上皮肉腫の1例を経験したので報告する.症例は39歳,2妊2産.第2子分娩10カ月後に臀部痛を主訴に近医を受診し,経腟超音波断層法でダグラス窩に腫瘤を指摘された.その後の精査でダグラス窩に腫瘤性病変があり,多発肝転移,腹膜播種,横隔膜播種を認めたため,腹腔鏡下に大網…

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  • Speed-current composite loop SPMSM control based on ADR-SMC

    Zhang Xu, Mao Jianfeng, Zhao Fujiong, Wang Weigang, Jia Rongsheng IEICE Electronics Express 21 (8), 20240088-20240088, 2024-04-25

    ...The resulting ADR-SMC improves the dynamic response capability of the system and improves the robustness of the system to internal and external disturbances....

    DOI Web Site 参考文献29件

  • 東日本大震災の被災地における災害危険区域内での復興過程の実態に関する研究

    杉山 和之, 高見沢 実, 野原 卓, 尹 莊植 都市計画論文集 59 (1), 8-16, 2024-04-25

    <p>本研究は東日本大震災の被災地における災害危険区域内の復興過程の実態を明らかにするものである。災害危険区域に指定されつつも重要な地域として復興を進めている南三陸町、大船渡市を対象に、主にヒアリング調査と文献調査から区域内の復興にあたり発生した問題と各自治体がとった対応を変遷として整理し、分析した。結果として、被災直後においては移転要望、現地再建の要望等が問題として発生しており、危険区域の指定…

    DOI Web Site

  • 糖鎖と小胞体ストレス応答・ゴルジ体ストレス応答

    佐々木 桂奈江, 吉田 秀郎 生化学 96 (2), 175-183, 2024-04-25

    糖鎖修飾はごく一部を除いて,ほとんどが小胞体とゴルジ体で行われる.異常な糖鎖修飾はがんを含めたさまざまな疾患と関係しており,これを防ぐためにも小胞体やゴルジ体の正常な機能が必要である.小胞体およびゴルジ体には細胞の需要に応じて機能を増強するストレス応答機構が備わっており,機能不足状態(ストレス状態)が感知されるとそのストレスシグナルが核へと伝達され,小胞体ではタンパク質の折りたたみを担うシャペロ…

    DOI

  • Fentanyl Analogs Exert Antinociceptive Effects <i>via</i> Sodium Channel Blockade in Mice

    Kasai Satoka, Ogawa Natsuki, Takagi Miho, Takahashi Yukino, Makino Kosho, Arita Hironobu, Takahashi Hideyo, Yoshizawa Kazumi Biological & Pharmaceutical Bulletin 47 (4), 872-877, 2024-04-24

    ...The administration of morphine (3 mg/kg), hydromorphone (0.4 mg/kg), or fentanyl (0.03 mg/kg) suppressed glutamate-induced nociceptive response, but not veratrine-induced nociceptive response at the same...

    DOI Web Site 参考文献24件

  • PET用シンチレータ開発の歴史と最新動向

    石橋 浩之 放射線 49 (2), 48-53, 2024-04-24

    ...In response to the demand for improved equipment performance due to the growing demand for cancer diagnosis using PET since 2000, there has been a vigorous search for scintillator materials with higher...

    DOI

  • ラップバトルにおける逆向き生成によるライムを含む返答バース生成

    三林, 亮太, 山本, 岳洋, 佃, 洸摂, 渡邉, 研斗, 中野, 倫靖, 後藤, 真孝, 大島, 裕明 情報処理学会論文誌データベース(TOD) 17 (2), 28-39, 2024-04-23

    ラップバトルとは,2名のラッパーが即興のラップを交互に行う競技である.ラッパーが1ターン内で行う即興のラップをバースと呼び,バースは複数のラップ文で構成される.本論文では,相手のバースに対するライム(韻)とアンサーを同時に考慮した返答のバース生成手法を提案する.提案手法では,生成モデルであるBERT2BERTを用いてラップ文を生成し,それらの文をBERTを用いて適切に並べ替えることでバースを構成…

    情報処理学会

  • パンデミック環境に対応した活動の構築に関する研究

    谷口 邦彦 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 158-167, 2024-04-20

    2020年1月、新年会も終わり新たな年の始動を始めた矢先、横浜港に入港したダイヤモンド・ プリンセス号でコロナが発生したとの報道がなされた。3月からは著名人の逝去の報が相次ぎ、学校やNPOなどの活動も制約を余儀なくされた。 その中にあっても感染を回避しつつ新たな活動が工夫され、組織に定着して行った。本研究では、これらの基盤構築について事例研究を通じて分析しまとめたい。

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  • Study of Force Control for Construction Automation

    Hiramatsu Toshifumi, Saiki Miyuki, Hara Naohiro, Yamada Masaki, Sugiura Hisashi Journal of Robotics and Mechatronics 36 (2), 284-293, 2024-04-20

    ...The results of the bench tests show that our SEA system achieves a control accuracy and responsiveness suitable for use in manual work.</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献19件

  • 近赤外有機光検出器への応用を指向した分子内励起子相互作用を示すビススクアレン色素の開発

    澤田 隆平, 濱 玲史, 木下 早紀, 前田 壮志, 鈴木 直弥, 八木 繁幸 色材協会誌 97 (4), 94-102, 2024-04-20

    <p>われわれは有機光検出器に用いる電子ドナー材料への応用を指向して,ベンゾ[1,2-<i>b</i>:5,4-<i>b</i>’]ジピロールを中心にもち,インドレニンからなるセミスクアレンもしくはそのジシアノビニレン類似体を分子両端にもつ二つのビススクアレン色素を合成した。これらの色素は分子内励起子相互作用に起因した分裂した電子吸収バンドを示した。中でも,ジシアノビニレン基を有するビススクアレ…

    DOI Web Site Web Site 参考文献35件

  • IT企業の女性管理職が少ない構造要因とマネジメント課題の分析

    平田 貞代 国際P2M学会研究発表大会予稿集 2024.Spring (0), 103-119, 2024-04-20

    2023年のジェンダーギャップ指数で、日本は146か国中125位であり、管理的職業従事者の男女比は0.148(133位)であった。日本では女性活躍が推進され、女性の離職は減少したものの、女性管理職比率は極僅かな増加に留まっている。その主な理由として、女性は責任を負いたくないという後ろ向きの意識がある、という指摘がある。産業別に比較すると、IT産業は険作業、重作業は殆ど無く、資格や経験による技能が…

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  • 日本の看護における「ソーシャルスキル」の概念分析

    森 つばさ 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_73-1_84, 2024-04-20

    <p>目的:本研究の目的は,人々の生活や価値観が多様化する現代の日本における「ソーシャルスキル」の概念構造への理解を深め,看護実践の質向上への示唆を得ることである。方法:Rodgers & Knaflの概念分析の方法を用い,複数の学問領域やメディアよりソーシャルスキルの先行要件,属性と帰結を抽出し類似性に基づいて分析を行った。結果:57の文献より「ソーシャルスキル」の先行要件となる【動機】など4…

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  • 日本看護研究学会会員の国際活動の実態と国際活動推進委員会へのニーズ

    中本 五鈴, 岡 美智代, 若村 智子, 中平 みわ 日本看護研究学会雑誌 47 (1), 1_143-1_148, 2024-04-20

    <p>目的:日本看護研究学会会員の国際活動の実態と国際活動推進委員会(以下,本委員会)に対する会員のニーズを明らかにすることを目的とした。方法:本研究は,2022年6〜7月,日本看護研究学会会員5,419名を対象にオンライン・アンケート調査を行い,本委員会に対するニーズや国際活動の実態を明らかにした。また,本委員会へのニーズはアカデミックライティング,海外の学会と交流締結,学会参加の経済的支援お…

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  • 神経症状を契機に診断された傍腫瘍性神経症候群関連抗体陽性の小細胞肺癌の2例

    岡崎 優太, 吉岡 弘鎮, 上硲 敬介, 奥野 祐希子, 中西 健太郎, 生駒 龍興, 竹安 優貴, 勝島 詩恵, 山中 雄太, 倉田 宝保 肺癌 64 (2), 124-132, 2024-04-20

    <p><b>背景.</b>悪性腫瘍患者は時に様々な神経障害を合併するが,自己免疫学的機序により生じる一群を傍腫瘍性神経症候群(PNS)という.PNSに併存する悪性腫瘍として,小細胞肺癌が最も多いと知られる.腫瘍の発見に先行した神経症状により,小細胞肺癌の診断に至り,治療奏効と共にPNS関連抗体価が低下したPNSの2例を報告する.<b>症例1.</b>63歳.女性.意識障害で救急搬送となった.画像…

    DOI Web Site 参考文献15件

  • Cam-Like Mechanism in Intertarsal Joints of Ratites and its Design Framework

    Ito Kazuki, Hida Sayaka, Kinugasa Tetsuya, Chiba Kentaro, Okuda Yu, Ichikawa Miwa, Okoshi Tsukasa, Takasaki Ryuji, Hayashi Ryota, Yoshida Koji, Osuka Koichi Journal of Robotics and Mechatronics 36 (2), 406-414, 2024-04-20

    ...Furthermore, we observed that the articular surface morphology resembles a well-known cam system in engineering and is responsible for the EDM.</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献7件

  • 地域高齢者の口腔衛生管理の実施状況と口腔健康に関する自覚症状, 健康意識, 教育との関連性

    新木 基子, 森崎 直子 日本看護技術学会誌 23 (0), 30-36, 2024-04-20

    <p> 目的:地域高齢者の口腔衛生管理の現状を調査し, 口腔健康に関する自覚症状, 健康意識, 教育との関連性を明らかにすることを目的とした. <br> 研究方法:自記式質問紙を用いて地域高齢者638名に調査を行った. 調査項目は対象の属性と口腔衛生管理の実施状況で, 関連性はχ<sup>2</sup>検定またはFisherの正確確率検定を用いて分析した. <br> …

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  • 進行・再発非小細胞肺癌初回治療選択時の説明に対する患者・医師への意識調査:患者の希望と医師の認識の相違

    中川 和彦, 長谷川 一男, 米澤 晴美, 三浦 萌実, 谷澤 欣則, 松井 朋子, 大佐賀 智, 江夏 総太郎 肺癌 64 (2), 70-82, 2024-04-20

    <p><b>目的.</b>進行・再発非小細胞肺癌患者および診療医を対象に,初回治療選択時の説明の実態・認識を明らかにする.<b>方法.</b>患者・医師にオンライン調査を実施し,設問ごとに要約統計量を算出した.<b>結果.</b>患者182名(年齢中央値55歳,女性64%),医師217名から回答を得た.患者と医師の認識に相違が認められ,「治療法の説明を受けて理解を深めたい」,「治療の可能性を知っ…

    DOI Web Site 参考文献11件

  • Verbal expressions describing itch quality in atopic dermatitis and urticaria: an online questionnaire survey in Japan

    Ohya, Yukihiro, Ebata, Toshiya, Ohshima, Yusei, Andoh, Tsugunobu, Tominaga, Mitsutoshi, Kataoka, Yoko, Fukui, Yoshinori, Ebihara, Nobuyuki, Hasegawa, Shunji, Kobayashi, Shigetoshi, Morisawa, Yutaka, Inoue, Norihiro, Narita, Masami, Kaneko, Sakae, Igawa, Ken, Nakahara, Takeshi, Ishiuji, Yozo, Okada, Takaharu, Fujii, Masanori, Kawasaki, Hiroshi, Irie, Hiroyuki, Shiratori-Hayashi, Miho, Murota, Hiroyuki Journal of Cutaneous Immunology and Allergy 7 art. no. 12578-, 2024-04-15

    ...Participants were Japanese patients who had visited hospitals for their consultations and treatments of AD or urticaria in the last 6 months, and 295 and 290 responses, respectively, to questions using...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 幼児の健康・食行動・生活習慣への保護者の心配事とその関連要因:食育への展開を視野に

    堀江 早喜, 石川 みどり, 森永 裕美子, 横山 徹爾 日本公衆衛生雑誌 71 (4), 209-219, 2024-04-15

    <p><b>目的</b> 乳幼児期の食生活は将来の健康状態に与える影響が大きい。わが国では乳幼児栄養調査の結果,約80%の保護者は子どもの食事の心配事を抱えており,本研究は離乳期以降の食に焦点を当て,乳幼児健康診査(1歳6か月児・3歳児対象,以下幼児健診とする)における保護者の心配事に影響する児の食事や家庭環境要因について検討した。</p><p><b>方法</b> …

    DOI PubMed

  • コロナ禍のレーザーメーカーとしての取り組み―コロナ感染予防マスクを開発―

    西村 浩之, 高木 真知子, 高谷 聡 日本レーザー医学会誌 45 (1), 24-33, 2024-04-15

    <p>コロナ禍におけるレーザーメーカーとしての取り組みの一つとして,レーザー治療時の感染予防の為の特殊マスクを開発したので,その開発の背景や経緯を記述した.また,それ以外に社会に対する責任を果たしながら,自社の為のみならず,社会全体やお客様の為に行ってきたことをまとめた.</p><p>次にコロナ禍のレーザー業界の動向を調査したところ,レーザー業界(美容系)はむしろ成長したことが分かった.最後に,…

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