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検索結果 117,225 件

  • 超音波振動による気相中懸濁微粒子の挙動制御および集塵

    河府 賢治 ホソカワ粉体工学振興財団年報 31 (0), 86-92, 2024-05-31

    <p>本研究において,閉空間における超音波振動による音響流と粒子挙動の変化を明らかにし,さらに流れ場における流れの変化についても明らかにした.閉空間ではレイノルズ数により音響流の渦数が変化し,高レイノルズ数では,非対称の渦が発生することがわかった.そして粒子挙動シミュレーションの結果,直径1 μmの粒子は音響流とともに動き,20 …

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  • Special Issue on Advanced Metal Cutting Technologies

    Sasahara Hiroyuki, Matsumura Takashi International Journal of Automation Technology 18 (3), 331-331, 2024-05-05

    ...single-crystal diamond tool</p><p>- Milling of TiB<sub>2</sub> particle-reinforced high-modulus steel</p><p>- Electrodischarge-assisted turning of carbon fiber-reinforced polymers</p><p>- Suppression of chatter vibration...

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  • 磁束変調型磁気ギヤの空隙磁束密度波形の実測と分析

    岡崎 晃洋, 角 貴則, 中村 健二, 進士 智一, 武田 啓司 日本磁気学会論文特集号 8 (1), 35-39, 2024-05-01

    ...<p>  Magnetic gears, which can transmit power without any mechanical contact, offer lower vibration and acoustic noise compared with conventional mechanical gears....

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  • 磁束ベース位相操作型減衰比制御

    谷口 峻, 松尾 健太郎, 戸張 和明, 安島 俊幸 電気学会論文誌D(産業応用部門誌) 144 (5), 353-359, 2024-05-01

    ...Moreover, the proposed method improves voltage usage at high speed by suppressing vibration due to motor resonance near voltage limit.</p>...

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  • MSR(Machine Stress-Rated)枠組材への適用に向けたスギの各種ヤング係数の評価

    井道 裕史, 加藤 英雄, 小島 瑛里奈 木材学会誌 70 (2), 46-55, 2024-04-25

    <p>ツーバイフォー住宅の横架材において国産材の利用を拡大させる方法の一つとして,スギを枠組壁工法構造用製材及び枠組壁工法構造用たて継ぎ材の日本農林規格のMSR(Machine Stress-Rated)枠組材として格付けすることが考えられる。しかしながら,今後幅広材やより厚い材料を用いるにあたってはいくつかの技術的課題への対応が必要である。スギの寸法型式204,206を用いて各種ヤング係数につ…

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  • 木製ガードレールのビームの簡便な質量評価方法

    久保島 吉貴, 園田 里見, 加藤 英雄 木材学会誌 70 (2), 37-45, 2024-04-25

    <p>木製ガードレールのビームを支柱に取り付けたまま簡便に劣化診断を実施する方法を開発する目的で,試験体質量を直接測定せずに振動試験により試験体質量を推定する方法(質量付加振動法)によって木製ガードレールのビームの質量を推定した。丸棒小試験体(直径50 mm,75 mm,100 mm,長さ1000 mm)および木製ガードレールのビーム(直径200 mm,長さ1980 …

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  • 極性有機分子の自発的配向分極現象を利用したエレクトレット型振動発電素子の動作機構

    田中 有弥, 栗原 啓輔, 阿部 直矢, 神宮 彩人, 村上 晃一, 森下 浩多, 鈴木 孝明, 山根 大輔, 石井 久夫 日本画像学会誌 63 (2), 176-184, 2024-04-10

    <p>近年,エレクトレット型振動発電素子 (Electret-based vibrational energy harvesters (E-VEHs) ) がセンサをはじめとする低消費電力デバイスの自立電源として注目を集めている.エレクトレットは半永久的に電荷,もしくは電気分極を有する絶縁体であり,E-VEHに必須の材料である.しかしながらその作製にはコロナ放電等を用いた絶縁体への荷電が必要であ…

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  • 圧電性高分子を用いた振動エネルギーハーベスティング

    中嶋 宇史 日本画像学会誌 63 (2), 168-175, 2024-04-10

    <p>身の回りに存在する振動エネルギーから,比較的小さな電気エネルギーを獲得する“振動エネルギーハーベスティング”への関心が高まっている.この技術の最大の特徴は,環境エネルギーが存在している限り永久的に電力を供給することができる点にあり,電池交換や電気配線を必要としないデバイスへの応用が期待されている.このような技術は今後,IoT (internet of things) やCPS …

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  • 建設機械キャブに対する外力条件と低振動化に関する基礎検討

    川口 正隆, 河江 秀暢, 田中 和人, 渡辺 公貴 同志社大学ハリス理化学研究報告 65 (1), 17-30, 2024-04

    建設機械のオペレータは常にキャブ内で様々な振動に晒されており,長時間快適に運転できるよう,運転時に発生する振動の低減に取り組んでいる.そこでキャブの振動を低減するために,ビスカスマウントが使われている.ビスカスマウントは,内部に高粘度の流体が封入されており,広い周波数帯で高い減衰性能を維持することができるため,広く採用されている.ビスカスマウントの特性を評価する振動解析では,キャブが車両に搭載さ…

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  • ピアノ1本弦における2次元振動の測定と等価回路モデルによる数値シミュレーション

    長沼 大介, 若槻 尚斗, 水谷 孝一 日本音響学会誌 80 (4), 159-169, 2024-04-01

    <p>ピアノ弦は,響板に対して垂直に振動を始めるが,次第に回転運動となる。この現象を説明するため,著者らは弦,駒,響板から成る等価回路モデルを提案している。本論文は,このモデルが実際のピアノにおける弦振動を表すことを検証し有効性を示したものである。対象はピアノ低音部の1本弦とし,実測した物性値を適用した数値シミュレーションの結果と,高速度カメラで撮影した2次元振動とを比較した。ピアノ弦振動は,打…

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  • ビジュアルマイクロホンにおける光量環境が音波抽出に与える影響

    関根 海渡, 大野 圭哉, 立蔵 洋介 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 212-220, 2024-04-01

    本論文では,ビジュアルマイクロホンを実環境へ適用するための障壁となっている光量環境が音波抽出の影響に及ぼす影響について述べる.ビジュアルマイクロホンでは,音波により振動する物体表面をカメラで撮影し,その映像内に存在する振動から音波を抽出・復元するが,従来の抽出手法では物体振動のエッジを捉えやすくするために,撮影時に投光器を用いて強い光を照射していた.そこで,本論文では投光器を使用しない一般的な照…

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  • 静電容量式加速度センサ付き無線ICタグによる各種プレキャスト型枠内を充填するコンクリートの伝播加速度の定量化

    山地, 功二, 橋本, 親典, 藤原, 京介, 渡邉, 健 セメント・コンクリート論文集 77 (1), 299-307, 2024-03-29

    締固め時のコンクリートの伝播加速度の測定は、従来有線加速度計による測定手法が大多数であり、無線ICタグを使用した手法は皆無である。本研究では、IoT技術を活用したワイヤレスの静電容量式加速度センサ付き無線ICタグを用い、プレキャストコンクリートの型枠内に充填されるフレッシュコンクリートの伝播加速度を計測、定量化した。計測された加速度は、スランプおよびスランプフロー値に依存しない。また製品形状およ…

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  • 振動締固め方法によるコンクリート中の連行空気の移動に関する基礎的検討

    小山田 哲也, 伊藤 いずみ, 一戸 暖生, 中村 大樹 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 584-591, 2024-03-29

    <p>振動締固めによるコンクリート中の連行空気の気泡径分布に関する基礎的研究を行った。振動方法は内部振動および外部振動とした。内部振動の場合、棒状バイブレータの周りのコンクリートの粘度が低下して締固めを容易し、エントラップドエアとともにエントレインドエアが外側に排除される。また、鉛直方向についてこれらの空気は浮力によって上方へ移動した。型枠に張り付いた気泡は、型枠面に沿ってゆっくり移動する。外部…

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  • 電磁パルス法による接着系あと施工アンカー部の施工完成度評価に関する解析的検討

    永田 淳也, 服部 晋一, 寺澤 広基, 鎌田 敏郎 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 248-256, 2024-03-29

    <p>本研究では、電磁パルス法を用いた接着系あと施工アンカー部の施工完成度の評価に有効な評価指標を解析的に把握することを目的とした。まず土木学会の指針を参考にして施工完成度の高いアンカー部を定義し、母材コンクリートの弾性係数をパラメータとして、評価に有効な評価指標を解析的に検討した。動磁場解析より得られた磁場分布に基づき電磁力を分布入力し、衝撃応答解析を行うことでボルト、母材コンクリートの振動応…

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  • 合成温度および乾燥条件の相違がASR生成物に及ぼす影響

    佐藤 賢之介, 斉藤 成彦 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 137-144, 2024-03-29

    <p>本研究は、アルカリシリカ反応(ASR)による生成物の形成に合成温度および乾燥条件が及ぼす影響を明らかにすることを目的として反応期間28日でASR生成物を合成し、生成物および原子結合状態、加熱脱水挙動を評価した。その結果、80℃までの範囲では合成温度の上昇に伴い、実構造物において形成されているものと類似性の高い非晶質のASR生成物(ASRゲル(I))が形成されやすくなった。一方、乾燥条件が異…

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 電気炉酸化スラグと発泡スチロールビーズを骨材としたモルタルにおける骨材の混合比が電波吸収性能に及ぼす影響

    伊藤 洋介, 河辺 伸二, 池田 悠人 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 181-188, 2024-03-29

    <p>電波干渉による通信障害を防ぐため、建築物での大量使用に適した、作製が容易で安価な平板形状の広帯域電波吸収体が求められる。そこで、電気炉酸化スラグと発泡スチロールビーズを骨材としたモルタルを硬化前に加振して広帯域電波吸収体を作製する。本研究では骨材である電気炉酸化スラグと発泡スチロールビーズの混合比を変更することでフロー値、骨材分布の状況および電波吸収性能に及ぼす影響を明らかにする。これによ…

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 静電容量式加速度センサ付き無線ICタグによる各種プレキャスト型枠内を充填するコンクリートの伝播加速度の定量化

    山地 功二, 橋本 親典, 藤原 京介, 渡邉 健 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 299-307, 2024-03-29

    <p>締固め時のコンクリートの伝播加速度の測定は従来有線加速度計による測定手法が大多数であり、無線ICタグを使用した手法は皆無である。本研究では、IoT技術を活用したワイヤレスの静電容量式加速度センサ付き無線ICタグを用い、プレキャストコンクリートの型枠内に充填されるフレッシュコンクリートの伝播加速度を計測、定量化した。計測された加速度はスランプおよびスランプフロー値に依存しない。また製品形状お…

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 声帯の 3 次元振動モードを考慮した過渡応答解析

    吉永 司, Zhang Zhaoyan 音声コミュニケーション研究会資料 4 (2), n/a-, 2024-03-13

    <p>これまで声帯振動から発生する声と声帯との関係性を明らかにするため,声帯振動を模擬した様々な計算モデルが提案されてきた.その中で,声帯振動の解析に関しては3次元振動モードを考慮した有限要素法が用いられている一方,声門を通過する気流に関しては1次元に簡略化したモデルが多く用いられてきた.そこで本研究では,声帯の3次元有限要素モデルの過渡応答解析に対して1次元および3次元気流モデルを連成して解析…

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  • 3軸合成FFT を用いた転がり軸受の損傷振動の検出とその検出精度

    今井, 祐樹, 堀田, 智哉 研究報告 67 7-16, 2024-03

    転がり軸受は機械の駆動に欠かせない機械要素である.転がり軸受は繰返し応力により損傷し,損傷が生じると周期的な振動が転がり軸受から発生する.そのため,周波数解析をおこなうことで損傷箇所の特定が可能である.一般に,10 kHz以上の周波数成分を含む振動をエンベロープ処理し,FFT解析する(従来のFFT)必要があるとされているが,1 …

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  • 波の基本的性質の理解において物理基礎学習者が直面する課題 : アンケート調査と授業実践から

    川﨑 友紀子, 寺島 幸生 鳴門教育大学学校教育実践研究 1 1-7, 2024-03

    高校では物理嫌いの生徒が比較的多く,物理が苦手な高校生でも物理の基本的な概念や見方・考え方を習得できるような物理教育の取組が求められる。本研究では,物理基礎を学ぶ高校1年生を対象に,物理の学習に対する意識調査および「波」に関する授業を実施し,この生徒の学習意識や内容理解度の実態を分析した。結果として,生徒の9割以上は物理が好きではなく,その第一の理由が公式(法則・原理)の成り立ちへの理解不足であ…

    DOI 機関リポジトリ

  • ONE Parka:オンラインライブパフォーマンス視聴のための一体感を促進する衣服型ウェアラブルデバイスの設計と実装

    安保, 友香梨, 松井, 遼太, 柳沢, 豊, 竹川, 佳成, 平田, 圭二 情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) 12 (1), 18-28, 2024-02-29

    本研究ではオンラインライブパフォーマンスにおける一体感の向上を促進する,衣服型ウェアラブルデバイス「ONE Parka」を開発した.近年,リアルタイム配信での開催やアバターを使用したイベントが増加したことにより,オンラインイベントは需要が高まっている.また,今後のライブエンタテイメント市場ではリアルとオンラインを組み合わせたハイブリッド型のイベント開催が主流になると考えられている.本研究はオンラ…

    情報処理学会

  • 指先への電気刺激を用いたVR環境での軽量重量感覚再現手法とその評価

    小川, 剛史, 藤次, 徹也, 中山, 雅哉 情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) 12 (1), 1-8, 2024-02-29

    近年,VR環境の研究・実用化は急速に進み,視覚や聴覚によるフィードバックは現実の風景や音を正確に再現できるようになってきた.一方,コントローラなどのデバイスによる触覚フィードバックは振動のみで構成され,把持した物体の重量感覚や質感・剛性の表現には発展の余地がある.そこで本研究ではVR空間内部のアバタが片手で把持する比較的軽量な重さ感覚を,指先に貼付した電極への電気刺激で再現する手法の検討を行った…

    情報処理学会

  • 衣服と皮膚の接触に伴う皮膚振動に関する基礎研究

    佐藤 真理子, 伊豆 南緒美, 松井 有子, 田中 由浩 デサントスポーツ科学 45 (0), 35-47, 2024-02-22

    <p>衣服着用時,ヒトの動作に伴い,衣服と皮膚の受動的な接触が生じる.本研究では先ず,上肢運動時の体幹部における衣服と皮膚の接触について,圧力測定フィルムにより検討し,顕著な接触部位として,頸部,肩先,肩甲骨を明らかにした.次に,肩甲骨突出部近傍で,皮膚振動計測の可能性を探り,皮膚と衣服の接触から生じる皮膚振動の振動強度と周波数中央値の検討により,接触部から2cmほど離れた部位を,適する計測部位…

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  • 弾性体の振動固有値問題における有限要素解の数値特性

    山田 貴博 日本計算工学会論文集 2024 (0), 20240002-20240002, 2024-02-20

    <p>本研究では、有限要素法の弾性体の自由振動の固有値解析における数値的特性を評価する.直方体領域と円筒領域に対して厳密解を陽に記述可能な問題を提示し,厳密解と数値計算結果を比較することで,これまで明らかとなっていない3次元問題における有限要素法の近似特性を示した.特に,厳密解をP波とS波の定在波として表すことで,変形モードと近似特性の関係を検討した.</p>

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  • 手首装着型センサを用いたドライバ状態推定のための車載計測システムの開発

    河原 智弘, 秋月 拓磨, 荒川 俊也, 高橋 弘毅 知能と情報 36 (1), 501-506, 2024-02-15

    <p>ドライバ起因の事故を防止するために,運転への意識低下を招く行動や状態の発生をモニタリングし,潜在的な事故危険性を把握することが重要である. この課題に対して,著者らは手首装着型センサを用いたドライバ状態推定手法の開発に取り組んでいる. これまでの検証は,実験室環境下のみで行われていた.しかし,車両振動や自然な状況下でのドライバの行動の多様性を検証するために,実際の運転環境下でのデータ収集が…

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 軽量簡易グラブ採泥器とスミス–マッキンタイヤー採泥器の採泥効率の比較

    南部 亮元, 森重 輝政 日本水産工学会誌 60 (3), 117-124, 2024-02-15

    <p>本研究では,同じ形状のバケットを持つ軽量簡易グラブ採泥器とスミス–マッキンタイヤー採泥器の採泥効率について,実験室内の砂を敷設した円形水槽を用いて比較実験を行った。その結果,スミス–マッキンタイヤー採泥器の採泥率は約60.8%であった。一方,軽量簡易グラブ採泥器では,振動を与えて引き上げた場合の採泥率は約87.3%,振動を与えずに引き上げた場合は55.2%であった。また,軽量簡易グラブ採泥…

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  • インクジェットのノズル部でのインク増粘シミュレーション

    門永 雅史, 坂東 佳憲, 瀬尾 学 日本画像学会誌 63 (1), 26-34, 2024-02-10

    <p>インクジェットノズル部での乾燥によるインク増粘現象を,実験とシミュレーションにより解析した.インクジェットでは,ノズル部でのインクは乾燥が遅く,一方メディア上に着弾したインクは速やかに乾燥することが望まれている.増粘対策としてキャッピング,メニスカス搖動による濃度平均化,ノズル部近傍への循環路設置などが知られているが,いずれの対策においてもインク乾燥による増粘過程を理解することが重要である…

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  • 凝集体形成を活用した新規activatable型ラマンプローブによるバイオイメージング

    藤岡 礼任, 神谷 真子 MEDCHEM NEWS 34 (1), 20-24, 2024-02-01

    分子振動を検出するラマン顕微法は、蛍光法よりも高い多重検出能を有しているとして、近年、注目を浴びている。筆者らはこれまでに、標的酵素の活性を特異的に検出可能なactivatable型ラマンプローブを開発し、多色化したプローブを用いて生きた細胞で複数の酵素活性を同時検出することに成功してきた。一方で、開発したラマンプローブは細胞内滞留性が低く、酵素反応後に細胞から漏れ出してしまうことで、生体組織で…

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  • 足底振動刺激が慢性足関節不安定症を有する女性アスリートの足関節位置覚および足底表在感覚に与える即時効果

    若宮 知輝, 奥貫 拓実, 山口 龍星, 前道 俊宏, 劉 紫剣, 小川 祐来, 鮎川 五朗, 永元 英明, 干場 拓真, 熊井 司 日本臨床スポーツ医学会誌 32 (1), 64-71, 2024-01-31

    <p>慢性足関節不安定症(CAI)では,足関節の関節位置覚や足底表在感覚の低下といった固有受容感覚の低下が報告されている.これらの固有受容感覚の低下に対して,足底振動刺激の有効性が期待されているものの,その効果は不明な点が多い.そこで本研究では,健常アスリートおよびCAI を有するアスリートに対する,足底振動刺激が足関節関節位置覚および足底表在感覚に与える即時効果を明らかにすることを目的とした.…

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  • 伝音性難聴のある成人による軟骨伝導型振動子の装着位置の検討

    安 啓一, 藤江 匠汰, 中津 智貴, 平賀 瑠美 音声コミュニケーション研究会資料 4 (1), n/a-, 2024-01-19

    <p>伝音性難聴のある参加者1名を対象に,軟骨伝導振動子による純音聴力レベルの測定と音素バランス文の主観評価を行った。実験の結果,乳様突起付近の聴力レベルが一番良い結果となり,こめかみ付近,外耳道付近,耳珠付近,下顎角付近の順番で純音聴力の低下が認められた。音素バランス文の評価でも乳様突起付近に振動子を固定した場合で一番聴き取りやすいという内観報告を得た。</p>

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  • The Mechanism behind Vibration Assisted Fluidization of Cohesive Micro-Silica

    Kamphorst Rens, van der Sande P. Christian, Wu Kaiqiao, Wagner Evert C., David M. Kristen, Meesters Gabrie M.H., van Ommen J. Ruud KONA Powder and Particle Journal 41 (0), 254-264, 2024-01-10

    ...Improvement in fluidization upon starting the mechanical vibration was achieved by disrupting the channels. Agglomerate sizes were found to not significantly change during experiments.</p><p></p>...

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  • 振動計測と固有振動数解析による実機貯水槽のバルジング固有振動数の推定

    平井 秀, 小野 泰介, 平野 廣和, 佐藤 尚次 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    <p>震度 6 弱を超える地震が発生する度に,バルジングによる貯水槽の損傷被害が多数報告されている.バルジングは,地震動によって壁面構造物と流体が相互作用する連成振動であり,貯水槽の損傷を引き起こす.バルジングは 2022 年に新たな指針に規定されたばかりであるため,既存の貯水槽に関しては発生の有無を判断するための手法の構築が不可欠である.本研究では,バルジングの被害が発生するとされる …

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  • 地震観測の媒体としての自動車の詳細な振動実験

    平井 敬, 高橋 広人 日本地震工学会論文集 24 (1), 1_33-1_53, 2024

    <p>地震動に対する自動車の挙動を詳細に把握するために,入力レベルを広い範囲で変化させながら自動車の加振実験を行った.その結果,応答特性は入力レベルによって変動すること,自動車は周期1~2 sの範囲でおおむね平坦な振動特性を持つこと,車両上で記録された加速度波形をもとに地動の計測震度等の地震動強さ指標を推定できることが明らかになった.これらの結果から,自動車を媒体とした地震観測の可能性が示された…

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  • 機械式アトキンソンサイクルエンジンにおけるエンジンフリクション・振動低減に関する研究

    岡田 義裕, 岩迫 昭大, 溝上 彰悟, 酒木 崚, 中西 啓太朗 自動車技術会論文集 55 (2), 315-320, 2024

    従来機構とは異なる機構,構造で構成される機械式アトキンソンサイクルエンジンは,機構の荷重特性によりフリクションや振動が課題となる.そこでフリクションや振動を低減する為の解析モデルを構築し,試作エンジンによる実証を行った結果,予測通りの低減効果が確認でき,フリクションとエンジン振動を大幅に低減した.

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  • 遠隔からの確率共鳴刺激が足部の体性感覚に及ぼす影響

    千鳥 司浩, 三上 章允, 菅沼 惇一 理学療法科学 39 (2), 79-85, 2024

    <p>〔目的〕遠隔からの確率共鳴(SR)刺激が足部の体性感覚に与える影響を検討した.〔対象と方法〕26名の健常若年者に対し,SR刺激部位は足根管,前後,全周,SR刺激強度は0.6T,0.8Tを適用し,触圧覚,二点識別覚,振動覚,関節位置覚の感覚閾値を母趾腹側と踵で測定した.〔結果〕母趾の触圧覚では足根管における0.6Tの刺激強度,振動覚ではすべての部位における0.8Tの刺激強度で有意な感度の向上…

    DOI Web Site 参考文献26件

  • Current status of development in the 3D seismic isolation applied to SFRs

    YAMAMOTO Tomohiko, WATAKABE Tomoyoshi, MIYAZAKI Masashi, OKAMURA Shigeki, MIYAGAWA Takayuki, YOKOI Shinobu, FUKASAWA Tsuyoshi, FUJITA Satoshi Mechanical Engineering Journal 11 (2), 23-00393-23-00393, 2024

    ...In order to investigate the performance of each component and the feasibility of integrated system for SFR, the experiments such as load-displacement tests, vibrating tests, etc., to each component of...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 『Mpression Smart Motor Sensor』低圧三相かご型誘導モーターに特化した予知保全ソリューションについて

    榎原 史朗 紙パ技協誌 78 (4), 266-268, 2024

    <p>予知保全とは,設備や装置の故障・異常を予知し,効率的な保全を行う考え方である。 予知保全の導入により,異常を事前に検知し,メンテナンス対策を取ることが可能で,突発的なトラブルを防ぐことができる。</p><p>従来の予防保全では定期的なメンテナンスが行われるが,必要以上にメンテナンスを行ってしまう問題や突発的な異常を捉えられない問題がある。</p><p>そこで,新たな手法として「状態基準保全…

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  • 交通規制を伴わない高速道路土工構造物ヘルスモニタリングへの挑戦

    中島 康介, 藤岡 一頼, 上野 慎也, 八嶋 厚, 山崎 充, 沢田 和秀, 村田 芳信, 小西 千里, 林 宏一, 町島 祐一 土木学会論文集 80 (5), n/a-, 2024

    <p> 盛土などの道路土工構造物の経時的な健全度を評価し,予防保全型の維持管理システムを構築するために,筆者らはアクティブ加振もしくは通行車両振動を用いた2次元表面波探査を実施してきた.そして,計測で得られるS波速度構造を用いて盛土の安定度を評価する手法を提案した.しかし,これらの探査には交通規制が必要であり,安全かつ規制時間等の制約がない計測を行うためには,新たな振動計測手法が必要である.近年…

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  • 鋼床版下面からの軽量樹脂モルタルとCFRP成形材による補強効果に関する確認実験

    安田 翼, 大垣 賀津雄, 秀熊 祐哉, 石田 学, 鈴木 永之, VINH PHAM NGOC 土木学会論文集 80 (14), n/a-, 2024

    <p> 鋼床版の疲労損傷の中で,Uリブ溶接部を起点とする疲労き裂の進展が発生している.このような疲労損傷の対策として,SFRC舗装の施工が標準的な工法として行われているが,これらの工法は車線規制が必要となり渋滞発生の原因となる.したがって,重交通区間を想定した鋼床版下面からの補強工法として,Uリブ内に充填する軽量樹脂モルタルとUリブ間に貼付けるCFRP成形材を用いた補強工法を検討している.本研究…

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  • ラム圧が低い車両での随伴法を援用したエンクロージャ開口部の設計技法

    中川 修一, 池上 聡一郎, 阿部 倫大, 桃瀬 一成 自動車技術会論文集 55 (1), 51-55, 2024

    定置/低速で運転される車両では,ラム圧が冷却ファンの全圧に比して低く,典型的にはファンの増速やエンクロージャの開口などで熱管理するが,定置/低速が故に一定空間への長時間騒音曝露が問題となり得る.本稿では,熱管理と騒音制御のジレンマ解決に随伴法を援用したエンクロージャ開口位置の探査技法を提案する.

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  • 2圧力/2システム法を用いたブレーキシステムの圧力脈動1Dモデル開発

    矢野 眞大, 吉岡 信彦, 小池 洋平, 駒田 匡史 自動車技術会論文集 55 (1), 166-171, 2024

    ブレーキ作動音は,制御ブレーキアクチュエータの圧力脈動がブレーキ配管内の定在波によって増幅されて配管が振動することで発生する.諸元から計算することが難しいアクチュエータ特性を2圧力/2システム法を用いて実験同定し,ブレーキ配管内定在波を予測できる 1D モデルを構築した.

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  • 光学振動計測技術を活用した振動発電デバイス設置位置の検討

    Ngo Le Hoang Minh, 高田 巡, 北 翔太, 深田 宰史, 上野 敏幸, 鈴木 海風, 三坂 岳広, 伊勢野 暁彦 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 81-89, 2024

    <p> センサと無線伝送を活用した橋梁ヘルスモニタリングの課題の一つに電力確保がある.振動発電はその解決策になり得るが,実橋において振動発電デバイスが効率的に発電できる設置位置を短時間で選定することは困難である.そこで本研究では,固有振動解析によりターゲットとする振動モードおよび振動発電デバイスの設置位置候補を抽出したあと,試験車走行試験を行い,光学振動計測技術を用いて,設置位置候補の中から効率…

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  • 既存 SUS タンクによるバルジング固有振動数での時刻歴応答解析

    白井 航太, 小野 泰介, 平野 廣和, 佐藤 尚次 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    <p>ステンレス製パネルタンクは,地震動による様々な種類の被害が報告されている.これらの原因の一つとして,タンク構造体の振動が主体となるバルジング振動に起因する被害が挙げられる.バルジング振動は,短周期の地震動によって構造と流体が相互作用する連成振動である.しかし,バルジング振動に関する設計基準は無く,これらの基準を確立する必要がある.本論文では,既存 SUS …

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  • 長期地震観測と常時微動計測に基づくスチールハウスの振動特性分析

    護 雅史, 藤内 繁明, 小橋 知季, 河合 良道, 金森 愛咲美, 飛田 潤 日本地震工学会論文集 24 (1), 1_1-1_17, 2024

    <p>本論では,実存する3階建てスチールハウスを対象として,2009年より実施してきている地震観測で得られた観測記録に基づき,対象建物の地震時応答性状について詳細な分析を行った.また,最近実施した対象建物の常時微動計測結果との比較により,微動時と地震時での振動性状の比較を行った.その結果,地震や経年変化の影響と考えられる固有振動数の低下,減衰定数の増加が認められた.加えて,1地震中でも特に振幅が…

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  • 無補剛小規模吊橋の床版種類に対する歩行荷重載荷時の挙動の解析的検討例

    下妻 達也, 渡辺 浩, イ スンジュ, 大隣 昭作 土木学会論文集 80 (28), n/a-, 2024

    <p> 小規模吊橋指針・同解説によると,橋長200m以下で幅員が1車線を超えない吊橋を小規模吊橋と呼ぶ.歩行者専用の小規模吊橋では製材や板材を敷き並べた木床版,グレーチング床版が多く用いられるが,床版種別が歩行時に生じる変位やメインケーブル等の張力,振動特性に及ぼす影響の検討はあまり行われていない.本研究では実際に供用されている無補剛小規模吊橋を対象とし,従来型木床版,グレーチング床版,CLT床…

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  • 永久磁石発泡ウレタンエラストマーの速度センサーへの応用

    森本 日向子, 土田 智也, 大江 岳歩, 岩本 悠宏, 井門 康司, 牧原 伸征, 鶴田 久 日本AEM学会誌 32 (1), 213-218, 2024

    ...surrounding magnetic field distribution changes because of the change in the internal neodymium particles’ arrangement due to the deformation of the urethane foam elastomer, it is possible to use it for vibration...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 高架橋上の照明柱のレベル2地震動に対する限界状態と耐震照査法

    松原 拓朗, 右高 裕二, 藤野 陽三, 田村 洋, シリンゴリンゴ ディオンシウス, 矢部 正明 土木学会論文集 80 (1), n/a-, 2024

    <p> 緊急輸送道路が大規模地震の発災直後からその機能を発揮するためには,レベル2地震動により道路に設置された照明柱に車両の通行を妨げるような損傷が生じてはならない.本研究では,都市高速道路に設置される実大の照明柱を用いた載荷実験によりその耐力,変形能および損傷形態を確認した.載荷実験の結果と緊急輸送道路としての機能を確保するうえで照明柱に許容できる変形量から,照明柱の限界状態2を定めた.高架橋…

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 要素内で閉じる付加自由度を用いた拡張有限要素法による斜面の動的破壊解析

    齋藤 渓太, 後藤 浩之 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    <p>X-FEM による斜面内部のクラックの発生およびその進展について,静的及び準静的な状況下での検討事例はあるものの,地震時のような動的な岩盤斜面の破壊問題についての検討は見当たらない.本研究では,要素内で閉じる付加自由度表現を用いた拡張有限要素法による岩盤斜面の引張クラックの動的な発生とクラックの進展解析を試みた.岩盤斜面の動的解析例では,入力加速度の違いによるクラックの生成パターンに違いが…

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  • 列車通過時の橋りょう上電柱における非線形挙動の逆解析

    髙瀬 忠郁, 松岡 弘大, 貝戸 清之 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    <p>列車通過時の桁たわみ振動により鉄道橋桁端付近に建設された電柱が大きく振動し,電線などの線条類の破断に至る場合がある.電柱天端変位に関する目安値(両振幅 80mm)など基準類の整備が進めらているが,線条類の拘束による電柱の固有振動の変動など,電柱天端変位に依存した電柱振動の非線形性に関する分析事例はほとんどない.本研究では,桁変形が電柱への加振力となるよう再定式化した橋りょう上電柱振動用 …

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  • CFD を用いた車体形状の流れに起因する空力騒音予測手法の確立

    伊藤 祐太, 若松 幹生, ファン ビン ロン, 安岡 志朗 自動車技術会論文集 55 (2), 381-386, 2024

    空力騒音は,流れの中の乱流により引き起こされる音波による圧力変動が車室内へ透過・伝搬する現象である.本発表では,非定常CFDを用いた車両外形形状により生じる乱流から発生する空力騒音(外形発生音)の予測及び発生部位の特定手法を確立した為,実機とのコリレーション結果と共に報告する.

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  • エンジン音質改善のためのパワープラント伝達関数の計測法と評価法

    鳥居 建史, 小西 敬三 自動車技術会論文集 55 (2), 347-353, 2024

    以前,筆者らは,エンジン燃焼騒音の音質を改善するための構造系伝達特性の中間評価指標を開発した.しかし,この指標は筒内圧を参照信号とした周波数応答関数を基にしているため,実稼働試験が不可欠であった.そこで,静止したパワープラントに対して加振実験を行うことにより,実稼働試験レスで類似の指標を得る方法を開発した.

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  • 柔軟鋼板のエッジ支持型磁気浮上システム

    鬼塚 晴大, 遠藤 文人, 黒田 純平, 内野 大悟, 小川 和輝, 池田 圭吾, 加藤 太朗, 成田 正敬, 加藤 英晃 日本AEM学会誌 32 (1), 57-63, 2024

    ...In this paper, we proposed a two-degree-of-freedom active vibration control system that considers both horizontal and vertical directions to achieve stable levitation....

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 音響と応力によるソフトネス測定の最新情報

    谷川 和美 紙パ技協誌 78 (4), 288-291, 2024

    <p>ティシュー等の紙製品の手触り感,柔らかさは顧客が直接評価でき,その製品が選ばれる上で重要な因子であるが,手触り感評価は多くの場合,人が実際に触ったときの感触で評価し数値化している。しかし人による評価は主観的で個人や性別,国柄,天気や気分にさえ影響を与えるものであり,客観的に評価できる装置が望まれている。独国emtec社製のソフトネス測定装置 …

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  • 携帯情報端末を活用した鉄道線路維持管理用の低コストな列車巡視支援方法の実用化に関する研究

    田中 博文, 趙 博宇, 蘇 迪, 長山 智則 AI・データサイエンス論文集 5 (1), 56-65, 2024

    <p>少子高齢化やコロナ禍の影響を受け,鉄道事業者各社は厳しい経営状況にあるが,列車を安全・安定に運行するため,鉄道施設・鉄道車両等を適切に検査し,維持管理を行う必要がある.本研究では,地域鉄道事業者でも導入可能な低コストな軌道状態管理手法として,携帯情報端末を活用した車上からの線路巡視(列車巡視)支援方法の実用化を目指し,鉄道構造物等維持管理標準(軌道編)に定められている列車動揺や線路異常の有…

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  • 剛-柔結合系のモーダルエネルギー伝搬解析法による振動低減技術

    山下 亘貴, 宇都宮 昭則, 中川 興也, 山田 大輔, 松本 健士, 蔵田 三穂, 本田 巌 自動車技術会論文集 55 (1), 45-50, 2024

    動剛性差の大きい構造の結合系の振動伝搬現象を解明すべく、構造間の振動パワーフローと固有モードの関係性を評価するモーダルエネルギー伝搬解析法を提案する。本手法の車両構造に対する実効性を検証すべく、車体-内装材の結合系に適用し、振動パワーに寄与の高い固有モードの抽出による振動低減について検討した。

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  • 剛性・衝突・NVH の複数性能を同時に満たす車体のトポロジー最適化

    和田 尚美, 和田 有司, 弓削 康平, 木﨑 勇, 橋田 光二, 寺田 栄 自動車技術会論文集 55 (1), 160-165, 2024

    線形領域である静剛性と動剛性、非線形領域の動的衝突エネルギー吸収の複数目的について同時最適化を可能とするトポロジー最適化手法を開発した。自動車車体レベルの大規模計算を可能とするため、スパコンリソースを最大限活用する並列計算手法も併せて開発し、車両開発現場での実用化を可能とした

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  • ミリ波センサを用いた車室内の乗員検知技術

    松英 裕大, 黒田 淳, 村上 洋平, 佐原 徹, 本間 拓也, 伊東 敏夫 自動車技術会論文集 55 (2), 270-275, 2024

    ミリ波センサを用いた車室内での心拍・呼吸モニタリングに注目が集まっている.車室内でこれらの取得を行うためには,車室内のどの座席にどのような配置で乗員が存在するかを検出する必要がある.本論文ではミリ波センサを用いた乗員検知システムの構成と,検出にあたり課題であったマルチパスへの対処について述べる.

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  • 道路交通騒音予測のための車両騒音モデル構築法の提案

    岩本 凌, 白橋 良宏, 和田 将行, 山崎 徹 自動車技術会論文集 55 (2), 264-269, 2024

    自動車の道路交通騒音の予測のために,車両単体騒音を正確に予測する騒音モデルの構想・構築法を示す.また,騒音モデルの活用事例として,100%電動駆動ハイブリッド車を対象に一般道路における車両単体の道路交通騒音へ及ぼす影響を検討したので結果を報告する.

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  • 洗掘被害を受けた鉄道河川橋梁での再利用に向けた検討

    岸 滋, 滝沢 聡, 村岡 洋, 松尾 伸二 インフラメンテナンス実践研究論文集 3 (1), 203-212, 2024

    <p> 鉄道河川橋梁では,激甚化する豪雨に伴い洗掘災害が多く発生している.本稿では,洗掘被害を受けた橋梁の早期復旧に向けて,橋脚や橋桁を再利用して復旧する方法を検討した.まず現地調査により,橋桁全体の変位や支点部の変状,橋脚躯体の亀裂や変形の有無,衝撃振動試験で得られる固有振動数の被災前後の変化などを確認し,橋梁全体の健全度を判定する.現地調査により著しい健全度の低下が無ければ,予備載荷試験や静…

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  • 道路情報板用 F 型支柱の損傷に伴う固有振動数変化

    佐伯 昌之, 松井 真吾, 川又 忠司 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    <p>F 型支柱で支持された道路情報板の異常を加速度計測により検知することを目的として,振動特性と損傷に対する感度を調べた.まず,土工部 3 箇所と橋梁部 3 箇所を選定し,供用中の情報板の加速度を計測した.そして,共通する 4 つの振動モードの存在を確認し,ERA 法により解析した場合の精度・検出率を定量化した.また,同じ構造形式であっても,設置環境により固有振動数が異なることも確認した.次に…

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  • 超高速領域における鉄道複線桁のねじり振動

    徳永 宗正 土木学会論文集 80 (15), n/a-, 2024

    <p>本論文では,従来未検討であった600km/hまでの超高速列車通過時における鉄道複線桁のねじり振動が,橋りょうの設計および維持管理に与える影響について概略検討した.はじめに,複線桁の標準的な断面モデルを設定して,ねじりモード/曲げモードの固有振動数は,開断面のコンクリートT桁の場合は1.2~1.3倍程度,閉断面のPC箱桁,合成箱型の場合は3~5倍となることを示した.理論検討および数値解析によ…

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