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増田 研 民族學研究 65 (4), 313-340, 2001
エチオピア南部においてここ30年来追究されてきた民族間関係をめぐるエスノシステム論は,周辺社会を国家の中心との関係において捉えようとする中心/周辺パラダイムの登場によって新たな展開が期待されている。本稿はこの両者の接合を試みるため,オモ系農牧民バンナを例にとリ,バンナがこの100年間に経験したあらゆるタイプの戦いと,そこで用いられてきた銃について論じる。まず人々によって記憶される過去の銃が,いず…
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