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検索結果 88,763 件

  • AI時代のインストラクショナル・スピーチ

    表 昭浩 日本教育工学会研究報告集 2024 (1), 98-104, 2024-05-11

    ...<p>中高の英語教師のインストラクショナル・スピーチ(IS,教授発話)の英語は増加傾向にある.一方,近年急激に普及するAIを学校教育にどう活用すべきかが議論され始めた.本研究では,6人の日本人英語教師のISデータからAIやNS(英語語話者)にできない機能を除外し,その特徴を探った.その結果,教師のバイリンガル行動(職業的バイリンガリズム)にはAI的発話や日本語と英語の混和が多く,これらを減らして非...

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  • 小児糖尿病患者における重症低血糖に関するアンケート調査

    小児糖尿病委員会, 浦上 達彦, 坪 智行, 小川 洋平, 菊池 透, 臼田 里香, 松井 克之, 広瀬 正和, 平井 洋生, 阿比留 教生, 藤原 幾磨, 水野 晴夫, 都 研一, 高橋 和眞, 島田 朗 糖尿病 67 (4), 202-208, 2024-04-30

    <p>日本糖尿病学会に所属し,小児科を標榜する専門医と糖尿病学会の小児糖尿病委員に対して,中学生以下の糖尿病患者における2017年1月~2021年12月に発生した重症低血糖(SH)に関するアンケート調査を行った.33施設から回答があり,その内17施設が対象となる小児糖尿病を診察していた(1型506名,2型302名).その内SHの経験ありは11施設で,総数は25人(全て1型糖尿病)であった.対象の…

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  • 小児血液・悪性固形腫瘍患者に対する鎖骨上アプローチを用いた腕頭静脈穿刺による中心静脈カテーテル挿入術の検討

    中目 和彦, 桝屋 隆太, 永澤 俊, 中川 緑, 山田 愛, 木下 真理子, 上村 幸代, 盛武 浩, 家入 里志, 七島 篤志 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 60 (2), 158-165, 2024-04-20

    <p>【目的】中心静脈カテーテル(CVC)は小児血液・悪性固形腫瘍患者の治療において使用される.近年,安全なCVC挿入法としてin-plane法を用いた超音波(US)ガイド下鎖骨上アプローチによる腕頭静脈穿刺CVC挿入術が報告されている.</p><p>【方法】小児血液・悪性固形腫瘍患者を対象にout-of-plane法を用いて内頸静脈にトンネル型CVCを挿入した群(IJV群)とin-plane法…

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  • 注意欠如・多動症の診断がある女児と親に対して目標指向型アプローチのホームプログラムを実践した一例

    倉 昂輝, 山田 大豪 作業療法 43 (2), 239-246, 2024-04-15

    ...<p>小児作業療法において目標指向型のトップダウンアプローチのエビデンスが示されている.本報告の目的は,注意欠如・多動症(以下,ADHD)児と親の目標に対するホームプログラムの有用性を検討することである.今回,ADHDの診断がある女児と親に対して,親子との協働の目標設定,家庭の文脈に適応したホームプログラム,適時的なコーチングを行った,その結果,Canadian Occupational Performance...

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  • 幼児期前期の子間の相互的なふれあい遊びがアタッチメントに及ぼす影響の探索的研究

    畠山 久司, 助川 文子, 山西 葉子, 高島 紀美子, 伊藤 祐子 作業療法 43 (2), 185-193, 2024-04-15

    ...<p>本研究は,幼児期前期の子間の相互的なふれあい遊びがアタッチメントに及ぼす影響を探索的に調査した.対象は2歳代の子どもと親の36組とし,子間の5分間のふれあい遊びを分析した.アタッチメント評価は質問紙を用い,ふれあい遊びの評価は子どもの身体接触の合計時間等の量的項目と子間の相互作用の項目とし,二項ロジスティック回帰分析で関連性を検討した.結果,アタッチメント安定性は,ふれあい遊び前に親...

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  • 海外の日本語学習者における自己表現と他者理解

    佐々木 瑛代 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 101-101, 2024-04-01

    ...</p><p>本研究では、中国語語話者であり、アメリカの大学で日本語を学んでいる上級レベルの日本語学習者2名と日本語教師である日本語語話者2名を、それぞれ学習者と語話者のペアにし、「日本語語話者に質問する場面」と「雑談の場面」という設定された異なる2つの場面での会話を録音した。また、会話録音後一週間以内に、日本語学習者に対し、録音した会話を再生しながらインタビューを行った。...

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  • 日本語学習者の内省と他者の視点から生じた待遇意識の変容に関する考察

    韋 夢瑶 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 102-102, 2024-04-01

    ...調査②:文章を通し、経験の内容を「他者」(学習者、語話者)に伝え、事例に対する「他者」の考えをインタビューで尋ねた。調査③:「他者」(学習者、語話者)の考えを「経験者」に伝え、「経験者」の待遇意識を尋ねた。なお、より明確な意識を聞き出すために、インタビュー調査は、協力者の語で行われた。分析では、研究課題に沿って各事例の「経験者」の意識をカテゴリー化した。...

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  • 交流場面における経験の語りと共感的な反応の特徴

    釜田 友里江 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 16-32, 2024-04-01

    ...①について、交流場面(日本語学習者と日本語語話者)においては、面接のような質疑応答(中井・夏2021)や語話者からの質問→学習者による応答→語話者が評価(鈴木2022)のようなかたちになり、話が弾まないことが指摘されている。②の語りに対する共感的な反応についても、苦労話などに対する反応が薄く、関係構築が難しくなるという問題点が、中井・夏(2021)によって報告されている。...

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  • 学術的文章へのコメントのコミュニケーションに関する考察

    曺 旼永 待遇コミュニケーション研究 21 (0), 103-103, 2024-04-01

    ...分析では、学術的文章に対するコメントのコミュニケーションの経験がある7名(日本語語話者4名/日本語非語話者3名)の半構造化インタビューでの語りを、佐藤(2008)を援用してコーディングした。</p><p>分析結果、コメントをする表現主体の良い経験と「気になる経験」の要因に見られた「前提」のカテゴリーが提示された。...

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  • 神経伝導検査

    山内 孝治 臨床神経生理学 52 (2), 120-131, 2024-04-01

    ...3) には, 刺激の波及があり, その確認方法として, 正中神経MCSでは短指外転筋 (APB) と小指外転筋 (ADM) の同時導出, LAC SCSでは指, MACやDUCのSCSでは小指との同時導出, 比較法である虫様筋–骨間筋 (2L-INT) 法では4チャンネル導出, 環指法では小指との同時導出などが有用となる。さらに, 刺激の波及が避けられない場合には, 衝突法も有用となる。...

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  • 中国人移住者にとっての在留資格「技能」の特徴と役割 -技能実習生との関連より-

    川村, 潤子 日本福祉大学経済論集 (68) 67-83, 2024-03-31

    ...本研究では,日本で就労する中国人の,在留資格の取得条件や滞在条件の違いから在留資格「技能」を「技能実習」と比較しながら,その特徴と役割を明らかにした.在留資格「技能」と「技能実習」を取得し来日している者の状況を比較すると,取得条件や滞在条件に違いは見出せるが,国での属性などの状況は同質的な側面を見出すことができる.そのため,在留資格「技能実習」を取得して来日した者へのヒアリング調査を中心とし,在留資格...

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  • 長野県在来カブ品種‘開田蕪’における自家採種の現況

    小原, 涼太郎, 松島, 憲一, 根本, 和洋 信州大学農学部AFC報告 22 31-36, 2024-03-31

    ...長野県木曽郡木曽町開田高原において,長野県在来カブ品種‘開田蕪’の自家採種農家および自家採種圃場を対象に現地調査を行った.その結果,‘開田蕪’は42戸の採種農家により採種され,本数の平均は20.7個体であった.そのうち,全体の92.5%が16個体以下,70.0%が10個体以下であり,100個体以上の大規模採取種は7.5%であった.また,採種圃場と隣接する採種圃場間の距離や,聞き取り調査から自家採種農家間...

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  • 地域子育て支援における トラウマインフォームドケアの必要性

    實川, 慎子, 砂上, 史子 植草学園大学研究紀要 16 1-12, 2024-03-31

    ...地域子育て支援の支援者にインタビューを行なった結果,支援者の実践知として,外部の専門機関と連携しながら,親子の観察を通して,子どもや親のニーズへ敏感で的確な対応をしていることが示された。一方,トラウマインフォームドケアの観点からは,親子の行動の背景にトラウマの影響がある可能性や支援者自身への心理的二次受傷のリスクに関する理解のさらなる必要性が考察された。...

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  • 「単音」について

    阿久津, 智 拓殖大学語学研究 (150) 1-28, 2024-03-31

    ...明治以降は,さまざまな意味で使われようになるが,言語分野においては,《音節》,《音》が主な意味であった。明治期の日本文典では,《音》を「単音」とし,《音節》を「複音」と呼ぶ例が多く見られた。(3)「単音」を《音声の最小単位》の意味で用いる例は,明治後期に現れ,大正期には,抽象音声を表す「単音」が現れる。昭和初期には,音韻論的な単位である「音素」と区別して,「単音」を用いるようになった。...

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  • ダウン症候群のある娘をもつ親への初経教育プログラムの試行と効果

    伊織, 光恵, 今野, 美紀 天使大学紀要 24 (2), 1-14, 2024-03-31

    ...ダウン症候群のある娘をもつ親を対象に著者が作成した初経教育プログラム(以下、プログラム)を試行し、親の自己効力感への効果を明らかにすることを目的とした。プログラムは、親の自己効力感を高め、初経教育への感情・思考・行動が動機づけられることを目指した、2回の集団学習、1回の個別面談学習からなるものである。9名の親が参加し、年齢は30 代~50 代、娘の年齢の中央値は12 歳であった。...

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  • 運動単位活動電位の伝播速度による筋疲労評価システムについての検討

    赤澤, 淳 明治国際医療大学誌 (30) 29-29, 2024-03-31

    ...筋疲労は運動によって筋肉が発生させることのできる最大の力が低下することである.表面筋電図を用いて筋疲労の程度を評価する方法は数多く開発されている.Farina らは短指外転筋を対象として,被験者の筋疲労を促進するために止血用圧迫帯を用いて虚血状態において計測を行った. 0~10%MVC において,27 回のランプ状収縮を行い,運動単位活動電位波形の解析を行ったところ,単一運動単位の活動電位波形の振幅...

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  • 性看護学におけるシミュレーション教育の現状と課題

    森, 千恵子, 三里, 久美子, 佐藤, 美保, 岸田, 泰子 共立女子大学看護学雑誌 11 35-43, 2024-03-31

    ...目的: 性看護学におけるシミュレーション教育の現状と課題を明らかにし、効果的な性看護学の教育プログラムを開発する基礎資料にすること。 方法: 医学中央雑誌Web 版とCiNii を用いて、検索語には「性看護」「教育方法」を使用した。対象文献について教育方法を分類し、使用教材、評価方法を整理した。 結果: 検索した結果55 文献を分析対象とした。...

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  • 非大卒親家庭の世代間学歴上昇移動と拡大家族 : キョウダイからオジオバへ

    松尾 大地 大阪大学教育学年報 29 15-28, 2024-03-31

    ...本稿では,戦後日本における非大卒親家庭の世代間学歴上昇移動と拡大家族との関連について,地域や世代という観点から分析枠組みを検討した.社会移動における家族の影響は,これまで親のみならずキョウダイ,祖父,オジオバとの関連で分析されてきた.しかし,このうちキョウダイ研究と親・オジオバ研究は独立的に行われていた.そこで,キョウダイの世代内移動が,後にオジオバ効果として世代間移動にどのような影響を与えるのかという...

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  • 当訪問看護ステーションにおける Family-Centered Careの実践状況

    川野 晃裕 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 101-101, 2024-03-31

    ...</p> <p>【結果】</p> <p> MPOC-20は149/151枚(回収率98%)を回収した.回答者は親 (98%)が多く,利用者の年齢は0~21歳(平均7.44±4.02歳)であった.5領域の得点は「励ましと協力」6.13±1.16点,「全般的な情報提供」4.53±1.96点,「子どもに関する情報提供」 4.85±1.92点,「対応で包括的な関わり」6.19±1.15点,...

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  • 眼球運動トレーニングによってバランス能力が向上し転倒が減った協調運動障害の一症例

    多賀 咲帆, 遠藤 壮馬, 佐々木 弘之 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 116-116, 2024-03-31

    ...全体像として、PTで運動課題を行っている間でも他児やおもちゃに気を取られやすいことや、セラピストがと話している間にじっと座っていることが困難な様子が見受けられた。父から、「音読でどこを読んでいるのか分からなくなることがある」、「ショッピングセンターなどを歩いていると周りのものに気を取られて転ぶことが多い」ということが聞かれた。...

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  • 脳性麻痺を呈する子どもの抑うつ傾向の調査―多施設共同研究

    浅野 大喜, 武田 真樹, 阿部 広和, 儀間 裕貴, 信迫 悟志 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 125-125, 2024-03-31

    ...</p> <p>【方法】</p> <p> 対象は,6~18歳の脳性麻痺児51名 (以下,CP群,平均年齢 12.5±3.9歳,GMFCSレベルI:20名, II:11名, III:8名, IV: 12名)と定型発達児36名 (以下,TD群,平均年齢12.3±3.4歳) であった.評価は,対象児本人にバールソン児童用抑うつ尺度 (以下,DSRS),対象児の親に子どもの強さと困難さアンケート...

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  • 訪問看護ステーションにおける医療的ケアのない極低出生体重児の発達支援の取り組み

    川島 瞳, 辻 悦子, 荒川 依子, 伊藤 百合香, 梶原 厚子, 岡崎 薫 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 45-45, 2024-03-31

    ...極低出生体重児を含むハイリスク児は未熟性を抱えながら育つため、授乳や病気にかかりやすいなど育てにくさもあり、親の育児不安は高い。また発達面の問題の発生頻度も高いことから療育上の問題が生じやすいと報告されている。今回、近隣の総合周産期子医療センターである東京都立小児総合医療センターと連携の元、訪問看護ステーションにおけるハイリスク児への育児支援・発達支援の機会を得たのでここに報告する。...

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  • メロシン欠損型先天性筋ジストロフィー児に対して,関節拘縮と脊柱側弯の予防が重要と感じた2症例

    齋藤 嘉彰 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 81-81, 2024-03-31

    ...</p> <p>【結果】</p> <p>2症例ともに両下肢の腸腰筋,ハムストリングス,長 指屈筋に短縮を認めた.関節可動域制限がなければ腹臥位や装具使用での立位訓練が可能であった.筋腱解離術によって関節拘縮は改善するが,自宅での姿勢ケアが行えず,2例とも関節拘縮を再発した.下肢拘縮進行予防のために自宅での装具等の使用や腹臥位の保持時間が重要であったが,自宅で姿勢ケアを行うための工夫...

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  • 胸髄損傷を呈する幼児に対する、課題志向型トレーニングの実践

    滝谷 佳紀, 塩津 裕康 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 95-95, 2024-03-31

    ...目標設定のために児・と面接評価を実施した結果、①両杖を用いた立位保持時間 (初回時目標は12秒)、のニードであるセルフケアの意識づけとして②傷の確認、③ストレッチ (②・③ 初回時目標は1ヶ月に16回)の3点を目標とした。加えて、目標達成スケーリング (GAS)を用いて児・と目標の明確化・段階づけを行った。...

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  • 地域在住高齢者における足部痛による活動制限の疫学研究:系統的レビュー

    仲 貴子 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 259-259, 2024-03-31

    ...足部痛の関連因子では男性の非感染性疾患、女性の四趾変形と趾背屈可動域制限が、DFPの関連因子ではIADL障害、転倒歴が抽出された。 </p><p>【考察】</p><p>足部痛の推計有病率は高齢者人口のおよそ4分の1で、著者らの先行研究と概ね近似していた。DFPの推計有病率は8分の1程度であったが、日常生活活動への影響については不明であった。...

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  • 幼児期肥満と粗大運動発達の関連性

    安中 聡一, 十文字 雄一, 長沼 誠, 杉原 敏道, 対馬 栄輝 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 347-347, 2024-03-31

    ...</p><p>【方法】</p><p> 保育施設 (保育園,幼稚園等)に通う園児の親25名を対象としてgoogle formsを用いたアンケート調査を行った.質問内容は,園児の基本情報 (生年月日,性別,身長,体重)と粗大運動獲得 の月齢とした.粗大運動の項目は,定頸,寝返り,座位保持,ハイハイ,つかまり立ち,始歩の6項目とした.園児の基本情 報の身長と体重から肥満度を算出し,粗大運動の各項目の獲得月齢...

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  • 生後6ヶ月~3歳の第1子を育てる親の育児満足感と家族支援との関連

    勝又 理恵, 石井 美里, 井上 玲子 東海大学看護研究 1 (1), 43-51, 2024-03-31

    ...<b>考察:</b>育児満足感には,自尊心や子育てによる成長観とともに,夫や実父,義父からの支えが関連していた.また,夫と共に家族として成長しているという実感も重要であった.良好な関係性の構築が重要であることを,家族全体に伝えていくことが必要である.</p>...

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  • 英語音声の聞き取りと音高識別能力

    佐々木 彩子 実践英語音声学 5 (0), 21-37, 2024-03-31

    ...英語語話者41人の英語音声の高低を聞き取る力と音楽的能力(音高識別能力)の相関係数は0.08,長さの聞き取りと音高識別能力の相関係数は-0.17で,ともに相関関係はみられなかった (佐々木,2023)。本研究は,日本人学習者も同様に相関関係がないかを調べた。...

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  • 実親介護における行動様式と精神的問題

    馬場 絢子 老年臨床心理学研究 5 (0), 21-33, 2024-03-31

    ...いずれの因子においても介護組み合わせ(・父・娘・息子)による差異は見られなかった。介護負担に対しては「自動操縦」が正の説明力を,精神的問題に対しては「没入」「自動操縦」が正,「手放す介護」が負の説明力を持った。...

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  • 子育て世代包括支援における助産師の活動

    石井 邦子, 川城 由紀子, 北川 良子, 川村 紀子 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_3-1_12, 2024-03-31

    ...</p><p> 自治体の助産師の活動は39コードであり,【子保健事業全般】,【個別相談】,【家庭訪問】等の5カテゴリーに集約された.医療機関の助産師の活動は57コードであり,【産後ケア】,【地域の連携システムへの参画】,【担当保健師との情報共有】等の6カテゴリーに集約された.助産師の活動は,産前・産後サポート事業,産後ケア事業,養育支援訪問事業等に該当した....

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  • 中小規模の周産期医療機関に転職した中堅助産師のキャリアニーズの現状とキャリア支援プログラムの考案

    北川 良子, 川城 由紀子, 川村 紀子, 増田 恵美, 石井 邦子 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_55-1_55, 2024-03-31

    ...<p>(緒言)</p><p> 令和2年度の千葉県の助産師就業者数は人口10万人当たりの就業者数は全国ワースト2位という現状がある.また就業場所別は,病院は約50%,診療所は約30%弱となっている一方で,出産数は病院と診療所で半数ずつであり,助産師の就業場所の偏在が問題になっている.本学の性・助産学実習は産科専門病院,産科診療所においても実習を行っており中小規模の周産期医療機関の責任者より,実習指導...

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  • 親の乳がん罹患にともなう思春期の子どもの困難―質問紙調査の自由記述の分析から―

    大城 怜, 上別府 圭子 家族看護学研究 29 (0), 27-36, 2024-03-31

    ...</p><p>結果:有効回答97部のうち,自由記述欄に回答があったのは27部であった.分析では,思春期の子どもは親の乳がん罹患により,【『乳がんに罹患した親』として,親を想う中で生じる困難】,【自分自身に起きた意識の変化】,【家族内での家族員との関わりや自身の役割に対する困難】,【がん患者家族として周囲と関わる際の困難】を経験していることが明らかになった....

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  • 家族性非自己免疫性甲状腺機能亢進症が疑われた1例

    中村 重徳, 小牧 卓司 日本病院総合診療医学会雑誌 20 (2), 98-102, 2024-03-31

    ..., 姉も甲状腺機能亢進症を示し, TRAb, TSAb, TPOAbは陰性であった。ご家族の同意が得られず, と姉のTSHR遺伝子の検索はなされていないが, 今回の例では家族性の非自己免疫性甲状腺機能亢進症の存在が疑われた。現在, 本例の甲状腺機能はチアマゾールで良好にコントロールされているが, 非自己免疫性甲状腺機能亢進症では抗甲状腺剤により寛解導入はできず, 今後も慎重に経過を観察したい。...

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  • 訪問リハビリテーション利用者における転倒リスク評価指標の検討

    荒巻 吏志, 野上 裕子, 服部 寛士, 泉 清徳, 古賀 さとみ, 堤 千代 地域理学療法学 3 (0), 60-68, 2024-03-31

    <p>【目的】訪問リハビリテーション利用者に対する転倒リスク評価の一助とするために,居宅で行える身体機能評価と転倒との関連を明らかにすることを目的とした.【方法】訪問リハビリテーション利用者88名を横断的に調査した.過去1年間における転倒歴の有無で2群に分け,カルテ情報および身体機能評価(握力,SS-5,開眼片脚立位),FRI-21を群間で比較し,関連を分析した.身体機能評価は,転倒歴を判別する…

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  • ランドセル症候群の児童の歩行と走行の特徴  ― 福島子どもコホート調査 ―

    楠本 泰士, 髙橋 恵里, 浅尾 章彦, 遠藤 康裕, 小俣 純一, 横塚 美恵子, 矢吹 省司, 神先 秀人 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 100-100, 2024-03-31

    ...測定項目は、フットプリントを用いて足幅、外反趾角、座位と立位でのアーチ高率、足指筋力測定器 (竹井機器工業社製)を用いた足趾把持力、Gait up (Gait up SA社製)を用いて歩行・走行の速度、ストライド長、ケイデンス、踵接地角度、足底の離床角度とした。歩行・走行は、10m歩行テストと同様の設定で 16mの直線歩行路にて2回測定し、平均値を分析に用いた。...

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  • 生活支援に的を絞った学童期の脳性麻痺児の単独リハビリ入所を経験して

    杉本 恵, 村澤 穂南, 岩佐 一彦 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 128-128, 2024-03-31

    ...今回7週間の単独リハビリ入所前に、 COPMを用いて親と本人、OT、PT間で話し合い、食事、更衣、トイレの移乗動作及びAFO装用下での日常的なセブンクラッチ (SC)歩行を生活支援として取り組むこととし、GASにて 詳細に目標設定を行った。入所前後にてGMFM、WeeFIM、 ROMtest、MMT、MAS、10m歩行テスト、SC歩行距離の評価を行った。...

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  • CO-OPを参考にした子ども参加型理学療法の試み~ぼくはケーキがつくりたい~

    前多 千春, 舟橋 吉美, 堀田 昌志, 藪中 良彦 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 130-130, 2024-03-31

    ...加えて、介入結果に対する親の満足度は高かった。 </p> <p>【考察】</p> <p> 今回疲労に関する遂行度、満足度が介入前に比べ低下した。この結果は、介入の進行とともに全ての工程を初めて一人でやり遂げる中で作業の大変さや疲れを感じたことが原因と考える。...

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  • 選択的脊髄後根切断術後に一期的多部位手術を行った脳性麻痺児の移動機能の変化

    松本 菜々恵, 渡邊 聖奈, 阿部 広和 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 153-153, 2024-03-31

    ...COPMはが改善を期待する作業項目を評価、重要度の高い順に「長距離歩行(1km)獲得、転倒回数減少、トイレでの開脚座位安定、カ ートの乗り降りの易化」であった。5歳4か月でSDR、5歳11か月で選択的筋解離術 (内転筋、大腰筋、大腿直筋、内側ハムストリングス)、Vulpius法施行。SDR後2か月間、SEMLS後1か月間入院し、理学療法を行った。...

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  • 極・超低出生体重児の入院期間と理学療法評価の関連

    成瀬 健次郎, 和田 崇, 三浦 真澄, 尾﨑 まり 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 44-44, 2024-03-31

    ...対象は鳥取大学医学部附属病院周産期子医療センターNICUで2018年2月から 2021年11月までにリハビリテーションを受けた出生時体重が 1,500g未満の極・超低出生体重児である。退院までに染色体異常、神経筋疾患、奇形症候群、脳室周囲白質軟化症、脳室内出血、低酸素性虚血性脳症と診断された児を除外した。...

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  • 脳症後遺症を呈した症例ー高校卒業後の生活に向けた短下肢装具の選定ー

    富樫 希望, 羽鳥 航平, 横山 浩康 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 54-54, 2024-03-31

    ...右趾の深爪による傷も重なり、現装具着用困難な期間が1か月程あった。傷の治癒後、現装具で歩行練習を再開したが、後方重心が多く歩行困難となった。家族介助も困難となり、現装具の着用機会減少。現在、現装具はリハビリのみで使用。家族より日常生活で使用できる装具の希望あり、高校卒業後の生活でも着用できる新しい装具の選定をすることになった。...

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  • 居宅訪問型児童発達支援から通所の療育へ移行することができた13トリソミー児の報告

    松本 慎平, 毛利 雅英 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 71-71, 2024-03-31

    ...1人遊びの時間も増加し、日中保護者も安心して過ごせる時間が増えたことから、目標も変わり「車で親と2人で外出できる」へと変化する。その後、27~32カ月時の間に保護者と離れる機会を3回、約1~2時間ずつ実施。その間に親から「通所への意向」が聞かれるようになり、3回目の前には車のチャイルドシートのポジショニングを実施し、近隣へ二人で出かける機会を持つことができた。...

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  • 先天性筋強直性ジストロフィーに対する理学療法経験―コロナ禍におけるFamily-Centered Careの実践―

    加藤 くるみ, 飛田 良, 和田 直美, 山中 峻吾, 井出 康介, 尾木 祐子, 西澤 侑香, 傍島 宏貴, 吉田 大輔, 西倉 紀子, 柳 貴英 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 82-82, 2024-03-31

    ...咽頭喉頭軟化症による気道障害のため、日齢137に気管切開術が施行され、日齢159の GCU転棟後からは、看護師・親に座位練習を指導し、PT以外の時間でも積極的に実施された。この頃より、医療者が促さずとも親から自発的に児とふれ合う機会が増えた。日齢195の一般病棟転棟から児同室となり、両親にベビーカーの移乗およびシーティングの指導を行った。日齢208に医師付き添い下で院内散歩を実施した。...

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  • 在宅における医療的ケア児の位置的頭蓋変形の発症状況と運動発達との関連

    内尾 優, 木庭 小百合, 齊藤 ゆう, 石沢 由香, 平原 真紀 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 87-87, 2024-03-31

    ...2群間における体、周産期の情報、運動発達評価を比較した結果、体、周産期の情報については差を認めなかった。運動発達評価において、頭部変形あり群は頭部変形なし群に比しアルバータ乳幼児運動発達検査法の腹臥位 (5.4±5.7 vs. 9.0±7.7)、座位 (2.9±3.2 vs. 5.3±5.1)、立位 (1.6±1.5 vs. 4.2±5.2)の項目の点数が有意に低かった。...

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  • 病院内職員の腰痛に関連する因子の検討

    田中 慎也, 藤原 瑞樹 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 395-395, 2024-03-31

    ...病院職員という集団の年齢層や性別割合が先行研究のものと異なり、影響を与えた可能性が推測される。 RDQとPCSの得点に正の相関を認めたことは先行研究を支持す る。破局的思考が恐怖回避思考を生み出し、日常生活動作に影響を与えるという考え方に基づくと、両方の得点が高いことは慢性腰痛のリスクが高い状態を示唆するのではないかと考える。...

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  • 外反趾に対する舟状骨パッドの有用性を労働前後で検討した一症例

    高野 直, 石川 恭平, 大塚 菜々, 坂本 悠介 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 412-412, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに】</p><p> 外反趾に対する足底板挿入の効果に関して,疼痛の軽減や足部アライメントの変化など様々な報告がなされている.その中でも労働時の効果判定を行った報告は少ない.今回,外反趾であり,労働時に趾の疼痛を訴える症例を担当したため報告する....

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  • 自然保育に関する研修が保育者に及ぼす影響

    庄子 佳吾, 田中 住幸, 北澤 明子 自然保育学研究 6 (1), 14-26, 2024-03-31

    本研究では、2021年までに自然保育認定・認証制度を創設した鳥取県・長野県・広島県・滋賀県の4県における自然保育に関する研修の影響を分析した。4県の自然保育認定・認証を受けた就学前施設に勤める保育者を対象に質問紙調査を実施し、1,374名の回答が得られた。そのうち、自治体が主催する研修に参加した保育者の自由記述を計量テキスト分析で検討した。その結果、「子ども」「自分」「知識」といった語が自然保育…

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  • 二重音のわたりと音素表記

    三浦 弘 実践英語音声学 5 (0), 69-82, 2024-03-31

    ...狭音化二重音,FLEECE音,及び GOOSE音の音素表記は,国際的には統一見解がない。二重音のわたりを示すためにその第2要素に音記号を用いるか,子音記号を用いるかで見解が二分している。また,FLEECE音と GOOSE音の音素を単一音とみなすか,二重音とみなすかについても意見が分かれている。本稿は音声学理論に基づいて,代表的な研究の意義と変遷を考察することが目的である。...

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  • 理系研究室における留学生の人間関係構築とスピーチスタイル選択

    生天目 知美, 大島 弥生, 居關 友里子 社会言語科学 26 (2), 19-34, 2024-03-31

    ...<p>本研究では理工系研究室において日本語でコミュニケーションを行っている中国語語話者の大学院留学生4名を対象に,研究室においてどのような人間関係構築の経験をし,その結果としてどのようなスピーチスタイルを選択したのかというプロセスについてインタビューを実施し,M-GTAによって分析を行った.分析の結果,【研究室という場の認識】【希望する関係性】【会話機会への参加】【スピーチスタイルの選択】【経験の...

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  • 障害児家族の医療における意思決定及び満足度に対し医療従事者の言動が与える影響

    仲村 佳奈子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 102-102, 2024-03-31

    ...一方で、医療従事者と対等な関係を築き、意思決定を促されてきたかという問いに対しては否定的で、親の主観的な満足度と共同意思決定が必ずしも関連しないことが示唆された。これは、医療従事者の方針や意見が、障害児の親に与える影響力が大きいことを示している。適切な情報提供を行うことは大前提であるが、そのうえで障害者・家族の自律な意思決定を支援することも医療従事者にとって重要な役割である。...

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  • 人工呼吸器を装着した小児の小学校入学支援

    大場 蕗子, 小篠 史郎 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 105-105, 2024-03-31

    ...支援者より相談があり、入学1年 2か月前にと面談し当センターの支援開始。入学1年1カ月前 に教育委員会が自宅訪問し状況を把握、より当センターが支援することを教育委員会へ伝達し了承を得た。入学11カ月前に教育委員会・保健師・当センターにて会議を実施。教育委員会内での協議の末、小学校入学決定。それに伴い、教育委員会 ・学校・保健師・当センターにて会議を行い、連携し準備を進めていくことになった。...

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  • 発達の遅れに対し自発性を重視した介入を実施し独歩獲得に至った一症例

    東 周平 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 117-117, 2024-03-31

    ...膝に座り人と場所を警戒する様子がみられ,セラピストが近 づくと啼泣した.そこで,児から離れてと遊ぶ様子を見守り,児がの膝から下り腹這いで玩具に向かって移動した後に声掛 けすると,児が手に取った玩具の受け渡しを繰り返すことができた.また,問診より,腹這いを獲得するまで自ら動いて物に触れることがなく移動が非常に少なかったとの情報を得た.これらのことから,児にとって安心できる環境の中で,自発的に移動する...

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  • 感覚運動発達に遅れと偏りを有する拡張型心筋症児への発達支援の一症例

    古俣 春香, 西部 寿人, 金田 直樹, 井上 和広 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 159-159, 2024-03-31

    ...結果、子が安定して発達支援を受け入れ、新しい感覚運動経験を積み重ねる事ができ、発達向上が緩徐ながら進むことができた。 </p> <p>【倫理的配慮】</p> <p>ヘルシンキ宣言に沿って発表の主旨と目的について保護者へ説明し、同意を得ている。 </p>...

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  • 理学療法介入と座位保持装置等の環境調整により「介助のしやすさ」が変化した脳性麻痺児の一症例:症例報告

    加藤 久幸, 井上 孝仁, 西部 寿人, 井上 和広, 藤坂 広幸 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 56-56, 2024-03-31

    ...の困り感として、「姿勢を保つことができず、抱っこや椅子座位、入浴時に床に座ることなど介助が大変」とのこと。身体機能としてGMFM11.76%、 頚定(+)、寝返り未、ジストニック様の筋緊張のため、感情の高低に筋緊張が左右される。床上座位は、前方もたれ座位で安定しやすい。座位保持装置は、リクライニング角度によって食事中の嚥下状態が変化する。...

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  • 自宅退院が可能となった重症型骨形成不全児の姿勢保持

    伊藤 智絵, 西坂 智佳, 藤原 清香, 衣斐 恭介, 緒方 徹 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 68-68, 2024-03-31

    ...カンファレンス結果を受け、リハビリテーション科としては主に移動面や親の自宅での介助量軽減を目標として介入を開始した。 重症型骨形成不全症による頭蓋底陥入症を生じる恐れがあり、安静度としてヘッドアップが制限されていた。しかし、入院経過中に栄養の逆流や誤嚥を予防するため常時10-20度のヘッドアップが必要であった。...

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  • 啼泣や反り返りにより座位保持が困難であった FOXG1症候群の一例に対する理学療法経過

    栗谷 彩, 古川 敦, 花房 伸子, 辻 紫帆里, 西村 淑子 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 85-85, 2024-03-31

    ...の負担軽減・他児との交流を目的に園への入園希望があったが、園で座って生活できるかの不安があった。そこで、園で連続20-30分座位で過ごせるよう、啼泣せず座位で過ごすための評価や座位練習、環境調整を目的に、入園までの5か月間、外来及び入院で介入を行った。 大きな音や環境変化、不眠があると啼泣しやすく、個室など静かな環境で入院日数や前日の睡眠状況を考慮し介入内容を調整した。...

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  • 小児地域リハビリテーションの実現に向けた子ども食堂の取り組み

    鳴海 勝太, 井坂 友哉, 江藤 ひかり, 中川 由佳, 中川 将吾 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 88-88, 2024-03-31

    ...参加者の構成は、1家族のみ父と、児で参加、その他はと児で参加していた。アンケートでは自記式 質問紙を作成して実施。参加者の満足度は高く、再訪者は 7人。参加している養育者は食事やその発達、自身の子の心配な部分 の発達についてアセスメントを求めている傾向がある。発達変化に合わせた遊び方や課題設定の情報を欲している者が多い。...

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  • 足底に貼付した伸縮性テーピングが片脚起立の実施可否に及ぼす影響

    小樋 雅隆, 奥野 将太, 澤田 優樹, 佐藤 光倫, 西村 啓祐, 友廣 茉里奈, 小薗 楓, 和田 莉奈, 古賀 秀信 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 358-358, 2024-03-31

    ...KTはKINESIO® TEX PLUS WAVEを使用し、趾球から踵骨に趾伸展位から KTを伸張せずに貼付した。統計解析はKT貼付の有無で2群に群分けし、連続変数はWilcoxon の符号付順位和検定とカテゴリー変数はMcNemar検定を行った。統計解析ソフトはEZRを使用し、有意水準は5%とした。...

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  • 産褥入院中と退院後の地域で生活するへの看護

    石井 美里, 三橋 祐子, 矢口 菜穂, 吉川 隆博 東海大学看護研究 1 (1), 52-61, 2024-03-31

    ...<b>結果:</b>施設助産師の看護として【リスク軽減に向けた妊娠中からの管理】【体回復を中心とした入院中のケア】【家族・多職種・多機関を活用した子への支援】等を含む5つのカテゴリーが抽出された.地域看護職からは【自身の健全な心身の確立と育児との両立に向けた支援】【育児環境の確認と充実に向けた支援と家族間調整】【が関係機関と適切に繫がるための支援】【虐待防止に向けた支援】等を含む7つのカテゴリー...

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  • オーストラリア英語におけるストレスパタンの一特徴

    佐々木 彩子 実践英語音声学 5 (0), 59-68, 2024-03-31

    ...“teen numbers”と“ty numbers”に名詞が後続する発話において,オーストラリア英語語話者がどれくらいの頻度で数字の第1音節に強勢を置いているかを音響的に調べるために,オーストラリア英語語話者30人による280の発話の数字の第1音節と“teen”, 第1音節と“ty”それぞれの基本周波数と強さを分析した。...

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  • 小児医療センターの付き添い家族に対する看護の定量化 : 看護必要度F項目(F:Family)の開発

    中谷 安寿, 前田 稔宏, 仲島 圭将, 圓見 千代, 天野 美希, 岩崎 朋之 大阪大学看護学雑誌 30 (1), 29-37, 2024-03-31

    ...【結果】2021年10月1日~2022年9月30日までに当センターを退院した患者1,407人において「家族」、「父」、「」のいずれかの単語を含む家族に関する看護記録は2,146件あり、F項目と照合した結果、すべてを上記の4項目に分類できた。【結論】家族看護を定量化するために看護必要度F項目を開発し、日々家族に行っている看護を反映した内容であることを検証した。...

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  • 自閉症スペクトラム児の報告行動を促進する効果 ̶ 大学探検中の撮影を通して ̶

    雨貝 太郎 千葉経済大学短期大学部研究紀要 (20) 11-20, 2024-03-31

    ...対象児は筆者とともに10分間「大学探検」として、大学構内を散策したのち、親の待つ部屋に戻って、探検中に見てきた内容について報告を行った。2名とも初めは報告行動が生起しなかったが、報告をするように伝えるという少ない介入をするだけで報告できるようになった。また、大学探検中に録画できる機材を持たせたところ、報告行動の促進には繋がらなかったが、親との会話が長くなった。...

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  • HACCPシステムに用いる微生物管理手法の実証実験に関する研究

    菊池 裕, 池田 有沙, 千葉 友梨香, 緑川 七彩, 工藤 美奈子, 生魚 薫, 一條 知昭 千葉県立保健医療大学紀要 15 (1), 1_57-1_57, 2024-03-31

    ...</p><p>2.モニタリング</p><p>1)空中浮遊微生物数の算出</p><p> エアサンプラー(株式会社アイデック空中浮遊菌サンプラーIDC-500B)を用い,作業中の模擬施設及び喫食中の飲食施設で空中浮遊微生物を衝突法で寒天培地に捕集し,吸引空気量1,000 L中の好気性微生物数と真菌(かび,酵)を測定した....

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  • 開業助産師の産後の生活を見据えた保健指導

    石田 都乃, 荒木田 美香子 家族看護学研究 29 (0), 61-71, 2024-03-31

    ....加えて,助産所以外で出産した親でも相談等で利用可能なことも伝えていたことから,開業助産師は,妊娠期から産後と切れ目なく支え,助産所で出産をしていない親にも支援し,地域でスムーズに生活するために相談の場,子育て支援の場であること伝えていたと考えられる....

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  • 学校お便り文書における行為要求文の読解困難点―外国人保護者の日本語読解支援のために―

    今村 桜子 社会言語科学 26 (2), 3-18, 2024-03-31

    ...<p>地域日本語教室での読解支援に役立てるため,学校お便り文書における行為要求文から行動主や行動内容を回答する調査を,日本語非語話者(JSL)31人と日本人保護者(JJ)46人を対象に行った.JSLの正答率は行動主判断で7割弱,行動内容記述で5割程度でありJJに比べ有意に低かった.ふりがなや翻訳語が添えられた場合であっても,JSLにとり読解困難であった.漢字圏と非漢字圏の得点に有意差は見られなかった...

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  • オンラインビデオ通話での運動介入により運動の苦手さがある児童の運動目標の達成された事例

    堂面 勝哉, 後藤 颯人, 宇田 紗彩, 橋本 咲子, 楠本 泰士 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 113-113, 2024-03-31

    ...介入は親とカナダ作業遂行測定 (以下COPM)を用いて設定した目標 に沿って、オンラインかつ自宅内で取り組めるメニューの実施、ホームプログラムの提案を行った。 </p> <p>【結果および経過】</p> <p> X日に行った面談時に親と「①縄跳びを10回」「②跳び箱を 3段」「③自転車を補助輪なし乗る」を目標として設定した。...

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  • ヒト胎児の胎動計測方法に関する文献レビュー

    根本 清香, 川野 晃裕, 儀間 裕貴 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 145-145, 2024-03-31

    ...しかしながら、胎 動数の減少は体知覚という主観的評価が用いられることが多く、親の注意や覚醒の程度による影響を受けやすい。また、胎児に 対する客観的評価の多くが超音波を用いたエコー検査により行われているが、これは診察時などの限られた時間で胎児の状態を観察する方法となっている。先行研究では、胎動数は体の活動量と関連なく夜間に増加することが報告されている (竹下, 1983)。...

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  • 痙攣重積型急性脳症を呈した児に対しGMFM及びCOPMを用いた症例

    仲山 玖未, 川瀬 麻理, 浅井 朋美, 田辺 仁彦 小児理学療法学 2 (Supplement_1), 168-168, 2024-03-31

    ...</p> <p>【症例報告】</p> <p> 本症例は痙攣重積型急性脳症を呈した2歳4か月の男児である.発症前の運動発達に問題はなかった.発症後3か月で当院に子入院し3か月間の介入を行った....

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  • 高齢者の転倒予防のための足部ケアによる身体機能への影響

    山下 知子, 山下 和彦 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 36-36, 2024-03-31

    ...<p>【はじめに・目的】</p><p>高齢者の転倒骨折が課題である.転倒骨折 は要介護要因であるため,転倒予防の教室等が行われているが,定量的な評価は十分ではない.一方,いつまでも自分の足で歩き続けるためには足部と足爪が重要となるが,外反趾や巻き爪など問題を抱えている高齢者が多く存在する.足部や足爪に問題があると,足指の機能低下により身体機能の低下および転倒リスクが高まることが報告されている.そこで...

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  • 歯科衛生士における腰痛有症者の実態と関連因子

    森下 元賀, 久本 千佳 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 384-384, 2024-03-31

    ...回答者の中で現在腰痛を抱えているのは38名(46.3%、比率の95%信頼区間: 35.5-57.1%)、過去に腰痛を経験したことがあるのは29名(35.4%、比率の 95%信頼区間: 25.0-45.7%)であった。負担に感じる動作は口腔内処置の姿勢などの他に、病院勤務者では患者の抑制や移乗も含まれていた。カイ二乗検定において、勤務先と現在の腰痛有無には有意差を認めた。...

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  • 〈資料〉計量テキスト分析を用いた自然保育認定園の特徴に関する探索的研究

    庄子 佳吾 自然保育学研究 6 (1), 53-64, 2024-03-31

    本研究の目的は、2015年に「信州型自然保育認定制度」を創設し、自然保育推進の先進自治体といえる長野県において認定を受けた保育施設の特徴分析を通じて、今後の自然保育普及における示唆を得ることである。長野県の自然保育ポータルサイトに紹介されている信州型自然保育の認定を受けた全 241 園のうち、226 園が「本園の特徴」として掲載しているテキストデータを使用し、計量テキスト分析を行った。 …

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  • 発達の気になる子どもをもつ親の育児ストレスへの支援

    橋本 かほる, 竹内 惠子, 弓削 明子, 名村 晶代, 石塚 佳代, 堀田 佳代子, 武田 眞由美, 津田 明美 京都先端科学大学健康医療学部紀要 9 25-34, 2024-03-31

    ...保護者支援に関しては,対象者の全員が親の育児ストレス調査は保護者理解および支援に有効であると回答した.への直接的な対応については経験年数にかかわらず記述があった一方で,子どもの発達理解を含めた対応について記述しているものは経験年数が17 年目以上の保育士であった. 発達の気になる子どもをもつ保護者支援を行う際の保育士自身への支援として,育児ストレスの情報は有用であると考える....

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  • 構造方程式モデリングによる多集団分析

    清水 和秋 関西大学社会学部紀要 55 (2), 1-28, 2024-03-31

    ...その中でも特徴的なことは、日本では集団であることを明示する表現が多いことである。そして最後に、一つの英語表現が二つの日本語表現となっていることである。本稿では、これらの内容について、定義式や実際の用法を検討することにより、次のような結論を導き出した。...

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  • ある在日朝鮮人二世のアイデンティティ―「韓国」に関するナラティブの分析から―

    薛 桃子 社会言語科学 26 (2), 51-66, 2024-03-31

    ...においては,ナラティブ(語り)を会話参与者らが相互行為の中で自己を位置づけながら,協働して語りの世界を構築するプロセスとして捉える.本稿では筆者の家族による「韓国」に関するナラティブにおいて,在日朝鮮人二世である筆者の父親がいかに自己を位置づけるかというアイデンティティの断片を分析していく.分析の結果,本稿で扱うナラティブには,実際に体験した韓国という国を「外国」として捉える自己が表出する一方で,「国...

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  • 妊娠初期の精神的健康および生活行動

    澁谷 真央, 真砂 友理, 芳我 ちより, 川田 紀美子 香川大学看護学雑誌 28 (1), 1-8, 2024-03-30

    ...</p><p></p><p><b>方法:</b></p><p>A市内で子健康手帳を交付する8施設において,子健康手帳を取得した妊娠初期の妊婦を対象にアンケート調査を行った....

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  • 女子大学生の子宮頸がん検診受診行動に関連する親の要因

    岡田 里和, 野原 留美, 真砂 友理, 川田 紀美子 香川大学看護学雑誌 28 (1), 9-17, 2024-03-30

    ...</p><p><b>結果</b></p><p>分析対象は59組であった.娘の子宮頸がん検診受診行動には,親による検診の勧めが強い関連を示した.また,検診を勧めた親群の方が勧めていない群より子宮頸がんに関する質問の正解数が多く,娘関係尺度の「過去の対立・葛藤」「の支配」項目では,親が検診を勧めていない娘群の因子得点は勧めている群より高く,「への信頼」項目では低かったが,統計的に有意な差ではなかった...

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  • 1.妊娠糖尿病の診断に関する問題点

    杉山 隆 糖尿病 67 (3), 130-133, 2024-03-30

    ...<p>妊娠糖尿病(gestational diabetes mellitus;GDM)の臨床的意義として,①妊娠合併症の増加,②体の将来の2型糖尿病発症を含めた疾患発症の増加,③次世代の耐糖能低下や肥満を含めた疾患発症の増加といった短期・中期・長期にわたる問題点があげられる.すなわちGDMは,児共に妊娠中のみならず長期的な合併症の発症とも関連する点より診断を含めた管理は重要であるといえる.GDM...

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  • 青森県の高校生・大学生のヤングケアラー実態と課題 -青森県調査報告書から-

    坂本 保子, 箒 さと子 八戸学院大学紀要 (68) 77-89, 2024-03-29

    ...青森県の調査報告書から高校生・大学生のヤングケアラーの実態と課題の検討を目的とした.結果,世話をしている家族が「現在いる」と回答したのは,いずれも全国調査より割合が高く,高齢の祖父であった.内容は,本県の高校生は「家事」,大学生は「通院の付き添」などをほぼ毎日していた.悩み事は,進路や学業成績で,相談相手は,家族・友人が多かった....

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  • Les phraséologismes pragmatiques : de la modélisation linguistique à la construction dʼun outil dʼapprent

    LADREYT, Alexis メディア・コミュニケーション研究 77 1-37, 2024-03-29

    ...第2章では、これらの表現の習得、特にその使用において動員される能力について、また非語話者が頻繁に遭遇する困難について論じる。第3章では、それぞれの語用論的慣用句のモデル化の手順を明確にし、学習リソースを開発するプロセスについて説明する。そして、最後に結論を述べる。...

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  • ジュベール症候群関連疾患を有し精神運動発達遅滞を呈した1歳児においてホームエクササイズが発達を促進する一助となった1症例

    山本 晨平, 吉田 泰子, 押川 達郎, 小川 厚, 井上 貴仁, 塩手 仁也, 藤井 裕子, 伊﨑 輝昌 小児理学療法学 2 (1), 16-23, 2024-03-29

    ...本症例のリハビリテーション介入では,小脳性運動失調と乳幼児期の運動発達学的特性を考慮し,親による約1か月間のホームエクササイズが実践された。その結果,ホームエクササイズを通して座位の安定化と全般的な発達が促進された。</p><p><b>結論</b>:本報告は早期小児リハビリテーションにおける家族参加の重要性を支持しており,特にJSRDにおける継続的なホームエクササイズの有効性を示唆している。...

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  • 乳幼児用抱っこ紐における腰部への負担と筋疲労の軽減に関する検討

    松田 雅弘, 掛川 圭, 藤野 雄次, 高橋 容子, 北原 エリ子, 楠本 泰士 支援工学理学療法学会誌 3 (2), 89-97, 2024-03-29

    ...<p>家事や移動中に従来の抱っこ紐を装着することは、育児の精神的ストレスに加え、肩こりや腰痛を引き起こすなど、親にとって肉体的負担が大きい可能性がある。そこで、親が長時間赤ちゃんを抱っこできる負担の少ない抱っこ紐が必要だと考え、その抱っこ紐を開発した。...

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  • フェストロリウム新品種「ノースフェスト」の育成とその特性

    田村 健一, 田瀬 和浩, 眞田 康治, 小松 敏憲, 秋山 征夫, 谷津 英樹, 横山 寛, 高山 光男, 林 拓, 牧野 司, 出口 健三郎, 佐藤 尚親 農研機構研究報告 2024 (17), 1-22, 2024-03-29

    ...<p>フェストロリウム「ノースフェスト」は越冬性や放牧適性等を育種目標として四倍体のメドウフェスクとペレニアルライグラスの交雑後代を材に育成された複二倍体品種であり,4 系 19 栄養系で構成される.北海道内 7 か所での地域適応性検定試験の結果,「ノースフェスト」の越冬性はいずれの地域でもペレニアルライグラス「ポコロ」や既存のフェストロリウム品種より優れた.メドウフェスク「ハルサカエ」との比較...

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  • ポテトチップ加工用バレイショ新品種「しんせい」の育成とその特性

    下坂 悦生, 田宮 誠司, 浅野 賢治, 津田 昌吾, 西中 未央, 森 元幸, 小林 晃, 向島 信洋, 赤井 浩太郎, 岡本 智史, 高田 明子 農研機構研究報告 2024 (17), 23-37, 2024-03-29

    ...<p>「しんせい」は,ともにジャガイモシストセンチュウ抵抗性でポテトチップ加工適性のある系統「98009-8」を,「00045-4」を父として,2005 年に北海道農業研究センターにて交配採種し,2006 年に播種した実生集団より育成されたポテトチップ加工用品種である.ジャガイモシストセンチュウ抵抗性を有し,枯ちょう期は,「スノーデン」よりも早く,「トヨシロ」よりやや遅いが「トヨシロ」と同様の中早生...

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  • 電磁パルス法による接着系あと施工アンカー部の施工完成度評価に関する解析的検討

    永田 淳也, 服部 晋一, 寺澤 広基, 鎌田 敏郎 Cement Science and Concrete Technology 77 (1), 248-256, 2024-03-29

    ...まず土木学会の指針を参考にして施工完成度の高いアンカー部を定義し、材コンクリートの弾性係数をパラメータとして、評価に有効な評価指標を解析的に検討した。動磁場解析より得られた磁場分布に基づき電磁力を分布入力し、衝撃応答解析を行うことでボルト、材コンクリートの振動応答を算出した。...

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  • タンデム学習を支援する日本語教材の開発 ―タスク・タイプに着目して―

    末繁 美和 岡山大学教師教育開発センター紀要 14 297-308, 2024-03-29

    ...言語教師ではない語話者同士の自律的な文化および言語の学び合いを支援するため,「意味」に焦点が当たるタスクベースの中級入門レベルの教材開発を行った。具体的には,(1)情報交換タスク,(2)比較・分析タスク,(3)協同タスクの順に配列し,認知的負荷や意味交渉の量が段階的に増える構成とした。開発した教材を用いたタンデム学習の実践において,参加者から教材の構成やトピックに関し高い評価が得られた。...

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  • 近代日本の七夕祭:国民の夢の道のり

    川田 耕 京都先端科学大学経済経営学部論集 2024 (7), 61-75, 2024-03-27

    ...<p>近世の日本列島における七夕祭は、地域ないし家族という小共同体を体とし、それゆえに場所によって変移する子どもたちの祭りであったが、近代化が始まると都市部から急速に衰えはじめた。しかし明治時代の終わり頃から、モダンな知識人たちが、童心の理想化という大正時代の文化的・精神的な流れとも共振して、七夕祭をノスタルジックに回顧するようになる。...

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  • 潜在クラスに基づく混合線形回帰モデルを用いたアップリフトモデリングのベイズ最適な予測とその近似アルゴリズム

    飯窪, 祐二, 松嶋, 敏泰 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 17 (2), 1-11, 2024-03-25

    ...アップリフトモデリングは,集団からサンプリングされた個体に対して,何らかの処置を行った場合と行わなかった場合の差の予測を行う手法の1つであり,マーケティングや個別化医療など様々な分野に応用されている.本研究では,回帰問題におけるアップリフトモデリングに対して,潜在クラスごとに異なる線形回帰モデルが割り当てられた確率モデルによるモデル化を提案する.また提案したモデルに対して,二乗誤差損失におけるベイズリスク...

    情報処理学会

  • 保育者養成大学学生の性格特性に関する一考察

    新見公立大学紀要 第44巻 (1), 105-108, 2024-03-25

    ...学生の多くは、NPやACが高く、AやCPが低い傾向が見られたことから、性的で優しく世話好きで,周囲に適応していく従順な面がある一方、客観的な判断能力には乏しい傾向があることが窺えた。個々の学生が、テストの結果をもとに自己理解を深め、保育者としての資質を高めるために何が必要かを考えることが求められる。...

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  • SNSチャットの会話における語話者のスタンプの利用に関する日韓比較

    倉田, 芳弥 拓殖大学日本語教育研究 (9) 63-88, 2024-03-25

    ...本研究は,日本語語場面及び韓国語語場面のSNSチャットの会話におけるスタンプの利用の実態を明らかにすることを目的とし,頻度,機能,種類の点から分析を行った。その結果,頻度,機能,種類のいずれも日本語語場面と韓国語語場面では違いが見られた。頻度については,日本語語場面の方が韓国語語場面よりも多く用いていた。...

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  • 特別支援学級に在籍する子供の家族のFQOLに寄与する担任による支援内容

    新見公立大学紀要 第44巻 (1), 153-161, 2024-03-25

    ...回答者は,自閉症児の親が多い傾向にあった。因子分析の結果,「家族受容と共感的支援姿勢」「障害特性の適切な説明」「家族との連携・協働の促進行動」「子供の指導・支援に関する専門性」の4因子が抽出された。また相関分析の結果,FQOL,障害関連サービス,精神的健康間に相関が見られた。結果から,特別支援学級担任による4因子が,FQOLおよび小領域の上記2つと相関関係が示唆された。...

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  • 看護教育におけるヤングケアラーの教材の有効性に関する検討

    新見公立大学紀要 第44巻 (1), 97-103, 2024-03-25

    ...ヤングケアラーとは、通学や仕事のかたわら、障害や病気のある親や祖父、年下のきょうだいなどの介護や世話をしている18歳未満の子どもを示すが、家庭内の問題と捉えられることも多く、介入の困難さに加え本人や家族の認識の低さなどから支援の必要性は表明化しにくいとの指摘がある。看護学生への講義でヤングケアラーの記事を教材として使用し、学修内容の傾向と課題について分析を行い、学びと課題を抽出した。...

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  • 学習者のI-JAS対話タスクにおけるオノマトペ使用に影響する要因

    廉 沢奇 統計数理研究所共同研究リポート 469 53-62, 2024-03-25

    ...手法については、『多言語語の日本語学習者横断コーパス』(I-JAS)に収録されている学習者の背景情報に基づき、重回帰分析で学習者の属性とオノマトペ使用量(トークンとタイプ)の関係を探り、その原因を解釈した。これより、ABAB型オノマトペの使用は学習者の聴解・読解能力と関係があることがわかり、学習者にとってオノマトペをうまく使うには日本語の理解力が必要であることが示唆された。...

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  • 1920年代上海における中華衛生教育会による学校衛生教育の展開

    徐 佳汝 教育基礎学研究 21 1-11, 2024-03-25

    ...はじめに / 第一章 中華衛生教育会による学校衛生への着目 /  第一節 予防医学と人口健康という視点 /  第二節 親役割の重要性から学校衛生教育へ / 第二章 中華衛生教育会による学校衛生の企画 /  第一節 学校衛生事業の主要な担い手としての教育会 /  第二節 教育会による学校衛生の構想 / 第三章 中華衛生教育会による学校衛生の展開 /  第一節 教育会による事業展開 /  第二節 生徒...

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  • 小児後十字靱帯付着部裂離骨折に対しアンカーを用い固定した1例

    上田 章貴, 諸岡 孝明, 木村 岳弘, 石川 貴晴, 櫻木 高秀 整形外科と災害外科 73 (2), 262-265, 2024-03-25

    ...を肉眼的に確認した.透視下に骨端線を損傷しないように床にアンカー1本を設置し,縫合糸を裂離骨片とPCL実質にかけ縫合し,骨片を固定した.術後は装具下に屈曲90°までのROM訓練,荷重を許可した.術後8週より装具下に可動域制限なくROM訓練を開始し,術後12週で装具を除去し,独歩可能な状態である....

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  • 喉頭,気管気管支に病変を伴った肺クリプトコックス症の1例

    堤 将也, 山入 和志, 向井 文香, 山口 実賀, 藤井 裕子, 三木 雄三, 柳生 恭子, 眞本 卓司, 少路 誠一 気管支学 46 (2), 96-101, 2024-03-25

    ...</i></b>クリプトコックス症は,莢膜を有する酵であるクリプトコックス属に感染し発症する深在性真菌症である.肺と中枢神経系の感染が多いが喉頭・気管病変は稀である.<b><i>症例....

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  • 手根管開放術を契機に診断された多発性骨髄腫の1例

    飯田 倫太郎, 廣田 高志, 村岡 邦秀, 田中 秀明, 山本 卓明 整形外科と災害外科 73 (1), 68-70, 2024-03-25

    ...【症例】約1年前からの両手のしびれを主訴に当科を受診,両側指~環指橈側のしびれと知覚障害を認め,手根管入口部でのTinel徴候が両側陰性,Phalen test両側陽性,神経伝導速度検査では正中神経の運動神経終末潜時は右9.4ms,左9.1msと遅延を認め,両側CTSの診断でECTRを行った.術中に採取した横手根靱帯の病理所見はCongo-red染色が陽性でありアミロイド沈着を認めた.術後精査にて...

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  • 特発性前骨間神経麻痺の1症例

    田口 学 整形外科と災害外科 73 (1), 112-115, 2024-03-25

    ...【症例】51歳,女性.数日前に缶の蓋を開けるときに左手に力が入らないことに気づいたために受診した.しびれや知覚鈍麻は認めなかった.左指IP関節屈曲は可能(MMT4)だが,左示指DIP関節屈曲が不能(MMT0)であった.エコー所見では,肘屈曲皮線の近位2cmに正中神経の神経束にくびれを認めた.指屈曲が可能であることから保存療法を希望されたため,臨床症状及びエコーによる経時的観察をおこなった.発症後...

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