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検索結果 1,175 件

  • Utility of plasma D-dimer for diagnosis of venous thromboembolism after hepatectomy

    Miyake, Taiichiro, 柳本, 泰明, 津川, 大介, Akita, Masayuki, Asakura, Riki, Arai, Keisuke, 吉田, 俊彦, 宗, 慎一, 石田, 潤, 浦出, 剛史, 南野, 佳英, 福島, 健司, 権, 英寿, 小松, 昇平, 浅利, 貞毅, 外山, 博近, 木戸, 正浩, 味木, 徹夫, 福本, 巧 World journal of clinical cases 12 (2), 276-284, 2024-01-16

    BACKGROUND: Venous thromboembolism (VTE) is a potentially fatal complication of hepatectomy. The use of postoperative prophylactic anticoagulation in patients who have undergone hepatectomy is …

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  • 金武湾闘争における生存思想に関する存在論的研究

    中島 弘二 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 291-, 2024

    ...『海と大地と共同の力』と題された2回目訴訟の準備書面では,金武湾沿岸の住民・漁民の沖縄戦中・戦後体験の聞き書きが詳細に記され,集落での畑の均等な配分や海アサリ(イザリ)による海産物の調達,芋とサトウキビなどによってかろうじて命をつないでいくことができたという極限状態における「生存」の状況が述べられている.金武湾闘争の生存思想は,このように海と大地のおかげで沖縄戦の極限状況を生き抜いてこられたという具体的...

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  • タッチ教示を用いた画像計測支援ツールと水産資源への応用

    榎本 洸一郎, 戸田 真志, 川崎 琢真, 清水 洋平 情報処理学会論文誌 64 (7), 1173-1181, 2023-07-15

    ...われている.手動による画像計測では,計測対象の領域を精密なクリック・ドラッグ操作が求められ,ユーザへの負担も大きく,非効率的である.著者らは,ユーザの知識や経験,正確な操作を必要としない,タッチ教示による画像計測支援ツール「TouchDeMeasure」を提案する.本稿では,水産資源の計測を想定し,計測対象の領域を抽出する多クラス対応型領域拡張法を提案するとともに,提案ツールを実装した.また実験では,アサリ...

    DOI 情報処理学会

  • 有明海湾奥部の泥質干潟域におけるアゲマキの二次生産量の推定

    佃 政則, 野間 昌平, 神﨑 博幸, 津城 啓子 水産増殖 71 (1), 23-30, 2023-04-20

    ...二次生産量を推定したところ,1,456~4,127 gWW/m<sup>2</sup>/yr と高く,同じ有明海内のアサリより多い値であった。また,二次生産量は地盤高が低いほど多くなる負の相関関係がみられた。資源の回復,漁獲の再開のためには,本調査で得られた地先の地盤高別二次生産量を考慮し,生物生産力を最大限発揮できるような取組を進める必要がある。</p>...

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  • プール制の採否と社会的選好 -アサリ漁業を事例とした実験経済学的分析-

    松井, 隆宏, 嶋村, 美香, 後藤, 潤 東京海洋大学研究報告 = Journal of the Tokyo University of Marine Science and Technology 19 32-51, 2023-02-28

    ...本稿では、愛知県、三重県のアサリ漁業者を対象に3種類の経済実験(最後通牒ゲーム、独裁者ゲーム、公共財供給ゲーム)を実施し、プール制を採用しているグループとしていないグループの間で、漁業者の社会的選好にどのような違いがあるのかを明らかにした。その結果、プール制を採用するグループでは、漁業者の不平等回避度が低く、互酬的協力度が高いことが明らかとなった。...

    機関リポジトリ

  • 青森県小川原湖湾口部における完新世地形環境変遷

    佐藤 善輝, 小野 映介, 樋泉 岳二, 小岩 直人, 工藤 司, 上田 龍摩 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 182-, 2023

    ...やホソウミニナが多産し,砂質干潟環境が示唆される.標高−6.99 mのサビシラトリからは7,728~7,455 cal BP,標高0.34 mのアサリから6,262~5,950 cal BPの年代測定値が得られた.標高1.55 m以浅は腐植質シルトや泥炭からなり,淡水湿地堆積物と推定される....

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  • 生物起源炭酸塩の酸素安定同位体分別における 種特異性の定量的評価

    弓場 茉裕, 中村 政裕, 米田 道夫, 樋口 富彦, 石村 豊穂, 西田 梢, 伊藤 進一, 白井 厚太朗 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 94-, 2023

    ...二枚貝類2種(アカガイ, アサリ)間の比較では、アサリはアカガイより無機沈殿実験の式からのズレが大きく、2種の酸素同位体分別に有意な差が見られた。これは生体効果による種特異性を示している可能性が高い。</p>...

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  • 民俗文化を支える生き物たち―伝承自然遊び「クモ相撲」を事例に

    岩月 健吾 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 29-, 2023

    ...</p><p></p><p>千葉県富津市で5月に開催されるネコハエトリ相撲の大会では,参加者が,出場させるネコハエトリをマッチ箱程の大きさの容器に入れて会場に集まる.以前はハマグリやアサリなどの貝が容器として利用されていたようである.プラスチック製の容器が普及する中,今でも貝製の容器を使用する参加者がいる(図1-d).貝からネコハエトリを出す参加者はベテランで強いという認識があり,貝が出ると土俵は緊張感...

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  • 栄養塩が乏しい干潟での石炭灰造粒物による底生生物環境の改善効果

    田中 慎也, 福本 直, 香川 慶太, 川端 豊喜, 日比野 忠史 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...<p> 様々な沿岸域において石炭灰造粒物を用いた人工干潟を造成し,その干潟材料の適用性評価されている.既往の研究では,高有機泥(浚渫土等)が堆積した干潟を対象に石炭灰造粒物を敷設し,底質や生物環境改善を確認している.本研究では,有機成分が少ない泥が堆積し,底生生物の生息が乏しい干潟(環境)を対象とした地点で実証試験を実施し,石炭灰造粒物の敷設による底質の環境改善効果,アサリを含めた底生生物の増加効果...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 愛媛県西条市禎瑞干潟におけるアサリの減少要因の解析および石炭灰造粒物による底質改善効果の検証

    源 浩輔, 大森 浩二 応用生態工学 26 (2), n/a-, 2023

    ...<p> 愛媛県燧灘ではアサリの漁獲量は 1975 年頃から急減し,近年ではごくわずかな漁獲量で推移している.その原因として埋め立てなどによるアサリ生息地の喪失や,底質の泥化などアサリ生息環境の悪化が挙げられる.これまで,アサリに関する調査研究は様々な研究機関で行われており,アサリ資源量回復に向け干潟の造成など様々な取り組みが行われてきたが,愛媛県も含め全国的にアサリ資源量の回復には至っていないのが現状...

    DOI Web Site 参考文献11件

  • アサリ親貝豊度は稚貝豊度にとって重要か?東京湾三番瀬における卓越群の再生産を参照して

    鳥羽 光晴, 小林 豊, 柿野 純, 柴田 輝和 水産海洋研究 86 (4), 166-179, 2022-11-25

    ...から親貝までの密度に反映していた.長期変動調査では,秋産卵時10月の親貝密度とそれに由来する翌春6月の未成貝密度の間には明瞭な関係はなかったが,6月の未成貝密度とそれが成長した10月の親貝の密度と正の相関を示した.親貝と次世代の未成貝密度が相関しない理由として,配偶子形成の可塑性と産卵の環境依存性を考察した.三番瀬においてアサリ親貝の豊度を決定している生活史段階は産卵であるという仮説を提示した....

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  • Standardization of laparoscopic anatomic liver resection of segment 2 by the Glissonean approach

    浦出, 剛史, 木戸, 正浩, 蔵満, 薫, 小松, 昇平, 権, 英寿, 福島, 健司, 宗, 慎一, Mizumoto, Takuya, 南野, 佳英, 津川, 大介, 後藤, 直大, 浅利, 貞毅, 柳本, 泰明, 外山, 博近, 味木, 徹夫, 福本, 巧 Surgical Endoscopy 36 (11), 8600-8606, 2022-09-19

    Background: Anatomic liver resection (ALR) has been established to eliminate the tumor-bearing hepatic region with preservation of the remnant liver volume for liver malignancies. Recently, …

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  • 全国のアサリ漁場干潟における線虫類の科組成の特徴

    辻野 睦, 内田 基晴, 手塚 尚明, 高田 宜武 日本水産学会誌 88 (4), 284-293, 2022-07-15

    ...OncholaimidaeとChromadoridae科の個体数は,アサリが大部分を占めるマクロベントス湿重量と正の相関を示した。線虫の科を用いたアサリ漁場評価のための基礎的知見が得られた。</p>...

    DOI Web Site 参考文献22件

  • Clinicopathological variables and risk factors for lung recurrence after resection of pancreatic ductal adenocarcinoma

    Asakuram, Yu, 外山, 博近, Ishida, Jun, 浅利, 貞毅, 寺井, 祥雄, 白川, 幸代, 山下, 博成, Shimizu, Takashi, Ogura, Yuta, Matsumoto, Ippei, 権, 英寿, 津川, 大介, 小松, 昇平, 蔵満, 薫, 柳本, 泰明, 木戸, 正浩, 味木, 徹夫, 福本, 巧 Asian Journal of Surgery 2022-03-31

    Background Pancreatic ductal adenocarcinoma (PDAC) has a high recurrence rate even after curative resection. Lung recurrence may have better outcomes than other recurrences. However, its detailed …

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  • 阿蘇海産天然アサリ稚貝の供給可能数事前予測の試み

    舩越, 裕紀, 田中, 雅幸 京都府農林水産技術センター海洋センター研究報告 (44) 11-12, 2022-03

    ...京都府の漁業者は2017年から阿蘇海産の天然アサリ稚貝を養殖業者に販売しており,稚貝の販売に際しては,養殖業者の養殖計画策定のため,事前に供給量の目安を示すことが望ましい。稚貝販売開始の2週間~1か月前にあたる5月頃の稚貝の生息密度調査結果と当該年の稚貝販売個数に強い正の相関が見られ,当該年の稚貝供給可能数を事前に概算できる可能性が示唆された。...

    日本農学文献記事索引

  • 三河湾東奥部の河口干潟(六条潟)におけるアサリ<i>Ruditapes philippinarum</i> 個体群の変動機構

    芝 修一, 姫野 天領, 大嶋 真謙, 濱田 孝治, 中村 憲司, 吉田 司, 蒲原 聡, 田中 義人, 鈴木 輝明 水産海洋研究 86 (1), 1-18, 2022-02-25

    ...<p>三河湾東奥部の豊川河口に位置する六条潟では,毎年大量にアサリ稚貝が発生し,漁業者によって採捕され伊勢・三河湾の沿岸域に広く移植されている.しかし,近年秋季から冬季にかけてアサリ稚貝が大量に減耗する現象がみられている.このアサリ資源の減耗要因を明らかにするため,2015年秋季から2017年春季にかけて個体群の推移,採捕圧および食害動物の出現状況を把握するとともに水温,クロロフィル<i>a</i>...

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  • 溶融スラグの干潟造成材としての利用可能性に関する基礎的検討

    行冨 初, 仁木 将人, 石川 智士, 矢野 ほのか, 三木 秀明, 矢吹 晴一郎 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_43-I_48, 2022

    ...されている.失われた干潟や浅場の創造には基盤材としての砂が必要となるが,天然砂の利用は新たな環境破壊を引き起こす可能性が考えられるため,代替材の開発が求められる.そこで本研究では,一般廃棄物の溶融過程で生成される溶融スラグを使った水槽による比較実験と,溶融スラグを使用した実海域での人工干潟造成実験を実施し,溶融スラグの海域への影響を明らかにすることを試みた.研究の結果,pHやT-N等の水質や飼育したアサリ...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 覆砂および生物撹拌による攪乱が人工海浜の底生生物相に与える影響

    東 和之, 大田 直友, 大谷 壮介, 橋本 温 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_673-I_678, 2022

    ...ルイスハンミョウの生息地代償を目標の一つとして造成されたが,現状ルイスハンミョウはほとんど確認されていない.そこでルイスハンミョウの生息可能域拡大を目的とした覆砂が2021年7月に実施された.筆者らは,この覆砂が底生生物相に与える影響を明らかにするために調査を実施した.その結果,沖洲人工海浜ではニホンスナモグリが優占しており,2015年と比較してその生息範囲を拡大させていた.優占種は二枚貝であったが,アサリ...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • 浚渫泥を活用して複数年施工された造成干潟・浅場の地形変化と生物生息場

    弓岡 亮太, 西丸 剛史, 水野 博史, 徳丸 直輝, 井山 繁, 日比野 忠史 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_667-I_672, 2022

    ...,覆砂開始までに浚渫泥面の低下はみられるが,覆砂完了後は干潟地形が概ね安定し,アサリ等の多様な干潟底生生物の生息場が維持できていた.また,浅場造成域ではアマモ場が早期に自然回復していた.一方,対象の造成干潟はアサリの成貝が少ないという問題も判明し,成長阻害要因の解明と予防的対策の検討が必要と考えられた....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • 千葉県の家庭料理 地域の特徴

    渡邊 智子, 梶谷 節子, 柳沢 幸江, 今井 悦子, 石井 克枝, 大竹 由美, 中路 和子, 鈴木 亜夕帆 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 185-, 2022

    ...</p><p>【結果・考察】利根川流域:自家野菜料理「野菜の煮物や漬物」、荒川の小魚佃煮「ざっこ」、重曹を使う「小麦粉饅頭」、自家米のくず米使う「草餅」、東京湾奥:田せりを使う「せりと油揚げの煮浸し」、根深葱を使う「あおやぎのぬた」、自生のよもぎを使う「もち草のだんご」、房総湾奥海岸(市川・行徳):自家製野菜の「野菜の煮物(ごった煮)」、「あさりの味噌汁」、房総湾奥海岸(船橋・習志野):丸めずに作る...

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  • 長崎県島原半島未利用漁場における砂利入り網袋を活用したアサリ成貝確保の検討

    朝野 直哉, 藤田 孝康, 濵田 智徳, 木村 和也, 落合 亮仁, 日向野 純也 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_661-I_666, 2022

    ...<p> 長崎県島原半島東部沿岸域は,アサリ浮遊幼生の着底場として推定されているが,波浪等の影響により,着底したアサリは成長過程で消失している.当該沿岸域中央に位置する猛島海岸もアサリの漁獲資源が形成されない未利用漁場であり,アサリ生息調査も行われていなかった.そこで,本研究では,同海域での初期稚貝生息量を把握するとともに,アサリの漁獲資源形成を目的として砂利入り網袋を用いた実験を行い,網袋を継続的に...

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  • 東京都の家庭料理 地域の特徴

    伊藤 美穂, 赤石 記子, 色川 木綿子, 宇和川 小百合, 大久保 洋子, 香西 みどり, 加藤 和子, 佐藤 幸子, 白尾 美佳, 成田 亮子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 182-, 2022

    ...その一方で、副菜や汁物には、つくしの佃煮・青菜の煮浸し・あさりやしじみの味噌汁など季節の食材を使用した煮物や和え物、味噌汁が多くみられ、日常の食卓に和食と洋食が混在した様子が推察できた。食材の調達においても、昔ながらの近所の商店とスーパーマーケットやデパートでの購入が混在していた。...

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  • 広島県の家庭料理 地域の特徴

    渡部 佳美, 奥田 弘枝, 近藤 寛子, 石井 香代子, 渕上 倫子, 高橋 知佐子, 岡本 洋子, 木村 安美, 海切 弘子, 前田 ひろみ, 村田 美穂子, 向島 佳織, 上村 芳枝, 木村 留美, 小長谷 紀子, 塩田 良子, 政田 圭子, 山口 享子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 206-, 2022

    ...水産業が盛んな瀬戸内海沿岸では、東部はたこ、しゃこえび、西部は牡蠣、あさり、全域で小鰯等の小魚、穴子、鮗、鯛が食された。海藻も利用され、いぎす豆腐は現在も伝承している。特に小鰯はいりこに加工され、全域で汁や煮物のだしおよび具として活用された。山間部は農業が中心で、野菜、山菜、きのこが利用された。魚は塩蔵品や川魚が中心であり、塩蔵品は山陰から調達することが多かった。...

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  • 動物園来園者の生餌に対する許容度:対象種と回答者の年齢による違い

    山梨 裕美, 一方井 祐子, 徳山 奈帆子, 赤見 理恵, 本庄 萌 霊長類研究 Supplement 38 (0), 70-, 2022

    ...ウサギ・マウス・ヒヨコ・カエル・金魚・イワシ・タコ・ザリガニ・アサリ・コオロギ・ミミズについて、それぞれ動物園において他の動物に生きたまま餌として与えることについて同意できるかどうかを選択式で尋ねるとともに、その選択の理由についても尋ねた。</p><p> 結果として、哺乳類や鳥類を生餌にすることに対する許容度は低く、爬虫類・魚類・無脊椎動物になるに従いあがっていくことがわかった。...

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  • 循環式陸上飼育装置を用いた夏季の過酷環境回避によるアサリの資源量回復策の検証

    大島 義徳, 石垣 衛, 金井 貴弘, 舩越 廣太郎 土木学会論文集B3(海洋開発) 78 (2), I_685-I_690, 2022

    ...<p> 近年,大規模出水や高温化などにより夏季のアサリのへい死率が高まっているのを受け,アサリ稚貝を春に採捕し夏季を陸上飼育で避けた後で再放流する手法の有効性を検証した.陸上飼育に適した条件も検討した.広島県八幡川河口干潟を対象とし,6月に採捕したアサリの稚貝を陸上飼育施設で飼育し,10月に再放流した.アサリの稚貝は水温を15℃に保つことで生残率が高くなる一方,18℃に比べて成長速度も大きな差はなかった...

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  • 干潟における汀線近傍の堆泥域形成についての数値計算

    山崎 文也, 阿部 優大, 池畑 義人, 鵜﨑 賢一 土木学会論文集B1(水工学) 78 (2), I_1147-I_1152, 2022

    ...<p> 干潟は内湾の水質・生物環境の保全に大きな役割を担っていると指摘がなされ,既存干潟の保全や人工干潟の造成が行われるようになったが, その土砂動態は不明な点が多く,干潟の土砂動態や侵食堆積機構の解明が求められる.大分県中津干潟では近年アサリの漁獲量の減少が問題視されている.本研究ではアサリの漁獲量の減少の一因である干潟の泥質化に着目し,現地観測,沿岸域での広域土砂動態により,中津干潟の定性再現が...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 三河湾のアサリ<i>Ruditapes philippinarum</i>の成育と全窒素・全リン濃度の経年変化との関連

    蒲原 聡, 芝 修一, 鶴島 大樹, 鈴木 輝明 水産海洋研究 85 (2), 69-78, 2021-05-25

    ...<p>伊勢・三河湾の愛知県アサリ漁獲量は,2017年には2013年の1/10に急減した.推定原因の一つに栄養塩の低下に伴う植物プランクトンの減少がある.そこで,アサリの成育とクロロフィル<i>a</i>及び全窒素・全リンの経年変化との関連を調べた.クロロフィル<i>a</i>及び水温の実測値から,成長モデルにより軟体部及び生殖腺の重量変化を計算した.2007–2017年度は,生存に最低限必要な軟体部重量...

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  • 養殖漁場における貧酸素時のアサリ外套腔液有機酸含量の挙動

    松田, 正彦, 品川, 明, 日向野, 純也, 平野, 慶二, 藤井, 明彦, 石松, 惇 水産増殖 69 (1), 1-11, 2021-04

    ...2003,2004および2008年に長崎県諌早湾の干潟漁場で,貧酸素に曝露されたアサリが嫌気的代謝によって外套腔液中に蓄積する有機酸含量(コハク酸,酢酸,プロピオン酸)の変化を調べ,アサリの生残との関係を検討した。2004年は水温31.3℃,DO 0.16mg/lと高水温下の貧酸素が約14時間継続し,同時に3種の有機酸含量が有意に増加して,アサリの死亡率は70%に達した。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 有明海福岡県地先に適したアサリ天然採苗技術の開発

    山田, 京平, 合戸, 賢利, 佐野, 二郎 福岡県水産海洋技術センター研究報告 = Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center (31) 9-19, 2021-03

    ...有明海福岡県地先において効果的なアサリ天然採苗手法として,ラッセル網袋に砂利を収容した採苗器(砂利袋)が用いられているが,その採苗効果を高めるために,収容する砂利の粒径の検討およびアサリの高い採苗効果が確認されているパームの添加について検討を行った。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 愛知県内アサリ漁場における秋冬季のアサリ肥満度の変動と減耗

    服部, 宏勇, 松村, 貴晴, 長谷川, 拓也, 鈴木, 智博, 黒田, 拓男, 和久, 光靖, 田中, 健太郎, 岩田, 靖宏, 日比野, 学 愛知県水産試験場研究報告 (26) 1-16, 2021-03

    ...アサリの漁獲動向が異なる愛知県内の各地区において,アサリの個体数密度,肥満度等の調査を行った結果,衣崎地先及び六条潟において,12月上旬を中心に急激な減耗が確認された。減耗前の肥満度は極めて低く,産卵後に減耗したことから,この時期の減耗は,成熟産卵によるエネルギー消費により活力不足が増長することによって生じる可能性が高いと考えられた。...

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  • 三河湾におけるアサリの漁場造成手段としての砕石覆砂の効果と環境要因との関連

    日比野, 学, 松村, 貴晴, 服部, 宏勇, 長谷川, 拓也, 阿知波, 英明, 石樋, 由香, 三輪, 正毅 愛知県水産試験場研究報告 (26) 17-30, 2021-03

    ...資源が大幅に減少した三河湾の一色干潟において,豊川河口から移植したアサリ稚貝の定着と現存量の推移について,砕石覆砂の効果と環境要因との関連を調査した。砕石覆砂区におけるアサリ現存量と漁業資源量は,細砂主体の原地盤区よりも明らかに多かった。また、砕石覆砂区のアサリ肥満度と群成熟度は原地盤区よりも常に高く,再生産に対しても有効であると考えられた。一方,11月から12月にかけて現存量は著しく減少した。...

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  • 豊前海におけるナルトビエイの食性

    野副, 滉, 田中, 慎也, 黒川, 皓平, 後川, 龍男, 大形, 拓路 福岡県水産海洋技術センター研究報告 = Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center (31) 75-79, 2021-03

    ...捕食した生物の量及び個体数については,大型・中型個体ではマテガイが,小型個体ではアサリが最も多かった。体重に占める消化管内容物の重量比は,小型,中型,大型個体の順に高く,平均値は0.4%で周防灘南部海域と同程度であった。...

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  • 三河湾奥部河口干潟におけるアサリ稚貝の大量発生現象について

    中村 憲司, 鈴木 輝明 水産海洋研究 85 (1), 14-23, 2021-02-25

    ...アサリ稚貝の個体数・殻長組成の経時的・空間的変化を詳細に調べた.その結果,いずれのケースにおいても春季に急激な個体数の増加がみられた.それは,前年秋季に六条潟に着底し生残していた個体数に比べはるかに多かったことから,採捕の対象となるアサリ稚貝は,主に春季に増加した個体群であると考えられた.この大量に出現した個体の供給源は豊川の感潮域にある可能性が高いと推測され,六条潟および豊川河口部におけるアサリ稚貝...

    DOI

  • 三河湾奥部河口干潟におけるアサリ稚貝の大量発生現象について

    中村, 憲司, 鈴木, 輝明 水産海洋研究 85 (1), 14-23, 2021-02

    ...それは,前年秋季に六条潟に着底し生残していた個体数に比べはるかに多かったことから,採捕の対象となるアサリ稚貝は,主に春季に増加した個体群であると考えられた。この大量に出現した個体の供給源は豊川の感潮域にある可能性が高いと推測され,六条潟および豊川河口部におけるアサリ稚貝の大量発生に大きな役割を果たしていると考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 段階的に覆砂された造成干潟が創造する生物場

    弓岡 亮太, 德丸 直輝, 井山 繁, 日比野 忠史 土木学会論文集B3(海洋開発) 77 (2), I_553-I_558, 2021

    ....対象干潟ではアサリの着定の場として良好な砂泥混合層が形成されているが,栄養塩状態はリン制限があるため,アサリの十分な成長が期待できない.アサリの生産のためには,干潟へのリン供給源が必要であり,浚渫泥がリンの供給源として期待される....

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献4件

  • 石炭灰造粒物を被覆材料に用いた造成干潟でのアサリの生残特性

    岡田 卓, 及川 隆仁, 井山 繁, 日比野 忠史 土木学会論文集B3(海洋開発) 77 (2), I_559-I_564, 2021

    ...<p> 近年,貧栄養に起因したアサリの生産量の低下が問題となっている.本研究では貧栄養状態にある海域を対象とし,石炭灰造粒物(GCA)を被覆した浚渫泥の造成干潟で,アサリの生息場を形成することが目的である.感潮域に敷設されたGCAと浚渫泥の試験干潟に,アサリの籠装置を設置した.アサリの生存と成長,干潟材料の栄養供給(溶出イオン量),珪藻の生産性(付着珪藻量)を検討することで,アサリの生息場適性を評価...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 養殖漁場における貧酸素時のアサリ外套腔液有機酸含量の挙動

    松田 正彦, 品川 明, 日向野 純也, 平野 慶二, 藤井 明彦, 石松 惇 水産増殖 69 (1), 1-11, 2021

    ...2003,2004および2008年に長崎県諫早湾の干潟漁場で,貧酸素に曝露されたアサリが嫌気的代謝によって外套腔液中に蓄積する有機酸含量(コハク酸,酢酸,プロピオン酸)の変化を調べ,アサリの生残との関係を検討した。<br>2004年は水温31.3℃,DO 0.16mg/<I>l</I> と高水温下の貧酸素が約14時間継続し,同時に3種の有機酸含量が有意に増加して,アサリの死亡率は70%に達した。...

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  • 溶融スラグを用いた干潟造成に関する基礎的検討

    行冨 初, 仁木 将人, 石川 智士, 津田 颯太, 殿岡 智, 矢吹 晴一郎 土木学会論文集B2(海岸工学) 77 (2), I_829-I_834, 2021

    ...鉄鋼スラグのように水硬性が無い為,干潟の基盤材としての利用可能性が考えられるが,その技術普及が2000年代以降であることもあり,海域での利用実績に乏しい.そこで本研究では,溶融スラグ,5号珪砂と礫,加えてスラグと珪砂を混ぜた混合砂を用いて干潟に見立てた水槽実験を実施し,溶融スラグの有用性を明らかにすることを試みた.研究の結果,通水から3ヵ月の間,溶融スラグを使用した水槽でpHの値の大きな変動はなく,アサリ...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 高速溶媒抽出装置を用いたLC-MS/MSによる魚介類中有機スズ化合物分析法の検討

    林 真輝, 田村 康宏, 大谷 陽範, 森岡 みほ子, 笹本 剛生, 橋本 常生 食品衛生学雑誌 61 (6), 223-228, 2020-12-25

    ...魚介類に対しても適用可能となった.定量は重水素標識したTBTおよびTPTを用いたサロゲート法により行い,検量線は0.2~250 ng/mLの範囲で直線性が得られた.本法による定量下限値はTBT,TPTともに0.8 ng/gであった.本法を用いて,TBTおよびTPTの認証値が付与されたホタテ貝柱の環境標準物質の分析を行ったところ,分析値は認証値と有意差がない結果が得られた.スズキ,ボラ,アナゴ,カレイ,アサリ...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献17件

  • 標識放流から推定した周防灘におけるナルトビエイの移動生態

    野副, 滉, 大形, 拓路, 伊藤, 輝昭 福岡県水産海洋技術センター研究報告 = Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center (30) 13-20, 2020-03

    ...周防灘では近年,二枚貝類を捕食するナルトビエイの来遊により,アサリ等有用二枚貝類の食害や,漁具の破損等の被害が発生している。そのため,本県では2007年度より駆除を実施しているが,駆除を行う時期や海域など,漁業者の勘に頼って行っているのが現状である。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 愛知県産水産物の産地価格の長期変動

    黒田, 伸郎 愛知県水産試験場研究報告 (25) 9-18, 2020-03

    ...その他の品目のうち,あさり類以外は,最後の年代が漁獲量に対する単価が相対的に最も低かった。以上のように愛知県の水産物の産地単価は漁獲量の影響を最も強く受けていた。また,ほとんどの品目で近年は漁獲量に対する相対的な単価が最も低かったが,それには,養殖生産量の増加や社会経済的状況の変化など漁獲量以外の要因も影響していると考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 阿蘇海における秋季のアサリ浮遊幼生の出現傾向

    山田, 充哉, 尾崎, 仁, 久田, 哲二, 田中, 雅幸 京都府農林水産技術センター海洋センター研究報告 (42) 17-28, 2020-03

    ...京都府北部の阿蘇海では,春から夏に高密度に発生するアサリ稚貝を養殖用天然種苗として出荷している。稚貝発生量を左右する浮遊幼生の出現状況を把握するため,秋季発生群を対象に,阿蘇海の9定点と宮津湾の2定点で浮遊幼生の出現量を調査した。秋季の大規模産卵は11月に1-2回生じることが明らかとなった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 個体成長モデルを用いた伊勢湾東部沿岸域におけるアサリ<i>Ruditapes philippinarum</i> 資源の減耗要因の検討

    芝 修一, 姫野 天領, 吉田 司, 蒲原 聡, 田中 義人, 鈴木 輝明 水産海洋研究 84 (1), 11-26, 2020-02-25

    ...<p>伊勢湾では,近年,全窒素,全リン,クロロフィル<i>a</i>濃度の低下が著しく,水温も上昇傾向にある.一方,伊勢湾東部沿岸に位置するアサリの主要漁場である小鈴谷干潟域において,2014年春季に資源の急激な減耗が起こり,その後も資源低下が継続している.その両者の関係を明らかにするため,水温,植物プランクトン量を変数とする従来のアサリ成長モデルに生殖腺へのエネルギー配分項を追加し,成長や生理的死亡...

    DOI

  • UAV空撮画像を用いた機械学習によるアサリの生息場予測手法の開発

    大中 臨, 赤松 良久, 間普 真吾, 乾 隆帝, 花岡 拓身 土木学会論文集B1(水工学) 76 (2), I_1279-I_1284, 2020

    ...<p> 本研究では,アサリの漁獲量減少が問題となっている山口県椹野川河口の山口湾において,アサリの在/不在の現地調査および機械学習を用いた画像解析によるアサリの在/不在の分布予測を行った.現地調査の結果,山口湾は193の地点の地点の内28地点でアサリが棲息していた.また,機械学習による画像解析はアサリの在/不在それぞれ448枚の画像を69.5%の割合で正しく識別した.また,山口湾調査エリア全域を評価...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • 浚渫泥の特性を活かした干潟断面の設計

    正岡 孝, 岡田 卓, 及川 隆仁, 日比野 忠史 土木学会論文集B3(海洋開発) 76 (2), I_810-I_815, 2020

    ...<p> これまで浚渫泥を利用した人工干潟が造成され,その有効性が示されてきたが,造成干潟が近年のアサリの生産量の低下問題の解決手段までになっているとは言えない.アサリ生産量の減少が著しい沿岸域における高いアサリ生産量を有する造成干潟の構築では,浚渫泥の新しい利用技術の開発が望まれている.アサリが生産される造成干潟に求められる機能として,I浚渫泥からの栄養塩供給,II餌となる高い藻類の生産性を重視した...

    DOI Web Site 被引用文献3件 参考文献1件

  • 長崎県におけるアサリ漁場での砂利入り網袋を用いた生残試験

    濵田 智徳, 朝野 直哉, 木村 和也, 藤田 孝康, 松田 正彦, 鬼木 浩, 鬼木 滉 土木学会論文集B3(海洋開発) 76 (2), I_762-I_767, 2020

    ...要因を明らかにするための室内試験を行った.その結果,砂利入り網袋を用いることで,アサリ稚貝の採取,移植用サイズまでの保護育成,移植して漁獲といった一連の過程で安定したアサリ生産を行える可能性が高まった.一方,夏季の減耗は水温が影響している可能性が高く,更なるアサリの生産向上には,夏季の減耗対策を検討する必要があることがわかった....

    DOI Web Site 被引用文献1件

  • 東日本大震災津波後の名取川河口塩分変動と汽水生態系回復との関連

    岩村 遼太郎, 田中 仁, Nguyen Xuan TINH, 伊藤 絹子 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_985-I_990, 2020

    ...の回復状況との対応を明らかにするため,実測データの解析,シミュレーションを実施した.その結果,東日本大震災津波やその後の地形変化の影響により名取川感潮域の塩分が変動したことがわかった.また,アサリの個体数と塩分濃度15ppt以下の期間は対応すること,高流量があるとアサリの個体数は回復しにくいことがわかった....

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 干潟・アマモ場における食料供給の環境価値の推定方法

    岡田 知也, 三戸 勇吾, 秋山 吉寛, 増田 孝文, 村岡 大祐, 山北 剛久, 桑江 朝比呂 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_973-I_978, 2020

    ...方法を考案した.造成した干潟では,水産資源の現存量はあるものの,漁獲量はないことが多い.また,アマモ場の重要な機能である稚仔魚の育成機能は,漁獲量と結びつけて評価されていない.そこで,水産資源の現存量推定モデルを逆向きに算定することで漁獲量を推定した.手法の妥当性を,統計値等が得られている東京湾の干潟および博多湾のアマモ場を対象に検証した.干潟では,Schaeferのプロダクションモデルを用いて,アサリ...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • ホンビノスガイの貧酸素環境耐性およびへい死量推定に関する検討

    遠藤 雅実, 佐々木 淳 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_1057-I_1062, 2020

    ...むものの,100日経過後も生存する個体が見られた.一方,25℃では40日以内,30℃では15日以内に全数がへい死する結果となった.さらに,34℃以上では溶存酸素の有無に関わらず,数日以内にへい死したことより,水温に関する閾値となることが示唆された.実験結果をもとに,貧酸素環境におけるへい死量推定のためのモデル化を行い,水質観測値に対する検討を行った.近年見られる継続時間が3日程度の青潮が発生した場合,アサリ...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 振動流下における砕石敷設によるアサリ定位効果の検証

    佐藤 誠浩, 南部 亮元, 桑原 久実, 中林 孝之 土木学会論文集B2(海岸工学) 76 (2), I_583-I_588, 2020

    ...を目的として,アサリの定位率を表す理論式を構築し,さらに,振動流水槽を用いた室内実験を実施し,砕石敷設によるアサリの定位率を求めた.その結果,水温に関わらず,アサリの殻長が小さく,砕石粒径が大きいほどアサリの定位率が高いことが明らかとなった.今後,構築した理論式がアサリ漁場造成の指針となると期待される....

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • 「海の公園」におけるアサリ個体数の変動に関する傾向と考察

    村井 基彦 沿岸域学会誌 32 (3), 19-30, 2019-12-31

    ...したがって,アサリの資源量としては自然任せにはなるが,人間活動である潮干狩りは当該域でのアサリの資源量に影響を与えている。著者等は当公園の潮干狩りの影響を観測するため,アサリなどの二枚貝の現存量調査を2003年より始め,以来ほぼ月に一回の観測を15年以上に渡り継続的に実施してきた。...

    DOI

  • 六条潟におけるアサリ<i>Ruditapes philippinarum</i>の秋季減耗要因について

    曽根 亮太, 和久 光靖, 石田 俊朗, 宮脇 大, 山田 智 水産海洋研究 83 (4), 252-259, 2019-11-25

    ...<p>愛知県六条潟では毎年大量のアサリ稚貝が発生するが,秋季から冬季に減耗し,その原因は明らかでない.そこで3年間の春季から冬季の調査により減耗時期を特定するとともにステンレスかごを用いた野外実験を行った.また,アサリの成長,肥満度および成熟度の生理状態をモニタリングした.いずれの年も10–11月に個体数が1/10以下に減耗した.野外実験では試験区のかごの中でへい死が見られ,かごを被覆しなかった対照区...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 未利用貝イボキサゴ(<i>Umbonium moniliferum</i>)の調理利用の可能性

    米田 千恵 日本調理科学会誌 52 (5), 318-328, 2019-10-05

    ...生軟体部の水分は77.5%でカキおよびアサリより少なく,粗タンパク質はカキおよびアサリの2倍含まれていた。生肉のエキス成分はタウリン,アルギニン,AMPに富んでいたが,他の貝類と比較してグルタミン酸やグリシンに乏しかった。</p><p> イボキサゴを包装無しの加熱および包装有の加熱を行い,得られた加熱肉のエキス成分量を調べたところ,包装有で加熱した肉のエキス成分量は生肉とほぼ同等に保持されていた。...

    DOI Web Site

  • 3-7-1 多価不飽和脂肪酸からの炭化水素の生産

    センビリン キキィ コーネリアサリ, 坂 志朗, 河本 晴雄 日本エネルギー学会大会講演要旨集 28 (0), 112-113, 2019-07-31

    <p>In the previous study, we have proposed a two-step process for monounsaturated fatty acid (MUFA) conversion to hydrocarbons as renewable gasoline. As an extension of the previous work, the …

    DOI

  • 原虫Perkinsus olseniの実験的攻撃によるアサリ初期稚貝の死亡

    脇, 司, 良永, 知義 魚病研究 54 (2), 34-36, 2019-06

    ...Perkinsus olseniはアサリ稚貝に致死的な寄生性原虫である。しかし,筆者らが過去に行った野外調査では殻長2 mm以下のアサリ初期稚貝から感染が検出されなかった。その理由を明らかにするため,殻長0.3~1.0 mmの初期稚貝を遊走子で攻撃し生残と寄生強度を調べた。その結果,攻撃区では9割の初期稚貝に感染が認められ,高率に死亡した。...

    日本農学文献記事索引

  • 有明海におけるアサリ稚貝育成装置の開発

    長本, 篤, 濱崎, 稔洋, 篠原, 直哉, 的場, 達人 福岡県水産海洋技術センター研究報告 = Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center (29) 1-7, 2019-03

    ...今回,有明海において,豊前式装置の原理を利用したアサリ稚貝育成装置(以下,有明式装置)の開発試験を行った結果,有明式装置に殻長約1mmの稚貝を約12万個体/m2収容し,春季にD.L.(潮位観測基準面)+2.0mの場所に設置することにより,メンテナンスすることなく豊前式装置と遜色なく成長することが明らかとなった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 福岡県豊前海における網袋を用いたアサリの育成

    野副, 滉, 大形, 拓路, 俵積田, 貴彦, 惠崎, 摂, 黒川, 皓平 福岡県水産海洋技術センター研究報告 = Bulletin of Fukuoka Fisheries and Marine Technology Research Center (29) 9-15, 2019-03

    ...福岡県豊前海において,低コスト稚貝育成装置「かぐや」で生産したアサリ初期稚貝を,食害や波浪による逸散を防止し,一定の産卵量を得ることができる殻長30mmまで育成するために,網袋を用いた育成手法について検討した。網袋について,目合いや基質等の各種試験を行った結果,目合い4mmのラッセル網袋に基質として砂利を入れることで,アサリを長期間良好に育成することが可能であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • カイヤドリウミグモによる漁業被害とその対策 (特集 カイヤドリウミグモ : 大発生からの研究の動向)

    鳥羽, 光晴, 小林, 豊, 石井, 亮, 岡本, 隆, 村内, 喜樹, 岡本, 俊治, 山本, 直生, 黒田, 伸郎, 冨山, 毅, 涌井, 邦浩, 岩崎, 高資, 張, 成年, 山本, 敏博, 良永, 知義 生物科学 = Biological science 70 (2), 78-88, 2019-02

    ...2007-2009年に東京湾,三河湾,松川浦で発生した大規模なカイヤドリウミグモのアサリに対する寄生の発生は,それぞれの海域のアサリ資源に影響を与え,貝類漁業に大きな混乱をもたらした(図1).本稿では各海域での寄生発生の経過と漁業被害の実態,およびその後の研究によって判明したカイヤドリウミグモのアサリに対する寄生動態の特徴と,防除あるいは被害軽減のために展開された現場手法とその効果について紹介する....

    機関リポジトリ Web Site

  • 江良漁港蓄養施設におけるアサリ垂下養殖試験(第2報:垂下条件の検討)

    丸山 修治, 梶原 瑠美子, 伊藤 敏朗, 井上 智, 大橋 正臣, 門谷 茂 土木学会論文集B3(海洋開発) 75 (2), I_492-I_497, 2019

    ...<p> 北海道南西部に位置する江良漁港(松前町)の港内蓄養施設において,人工種苗を用いたアサリ垂下養殖試験を行い,殻長の増加量,蓄養施設内の物理環境を把握するとともに,波浪環境下でのアサリや基質の移動に関する室内実験結果から,アサリが反転または移動,基質が移動しはじめる流速の発生頻度を整理し,成長に有利な垂下条件について検討した.その結果,本施設内のような波浪環境下での垂下養殖では,「篭の固定」,「...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 伊勢湾における栄養塩類と水産資源の長期変動

    国分 秀樹 土木学会論文集B2(海岸工学) 75 (2), I_1123-I_1128, 2019

    ...の肥満度と成熟度の解析の結果,海域の栄養塩類の低下に伴い,アサリの肥満度の低下と成熟期間の短縮が確認された.さらに湾内のスサビノリの生産量と水質の解析の結果,湾中南部のノリ漁場では,近年スサビノリの生育に十分な濃度である100µg/Lを下回ることによる生育不良が発生している可能性が示唆され,低品質のスサビノリの割合が増加していることが明らかになった....

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 東京都の家庭料理 副菜の特徴

    色川 木綿子, 赤石 記子, 伊藤 美穂, 宇和川 小百合, 大久保 洋子, 香西 みどり, 加藤 和子, 佐藤 幸子, 白尾 美佳, 成田 亮子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 201-, 2019

    ...汁物は23区では季節の野菜やしじみ,あさりなどの貝類を使用した味噌汁が多かったが,季節によっては澄まし汁も食していた。いもがらのおつゆや干葉の粕汁,すいとん汁,たたき汁やしいっこ汁など,地域で特徴がみられた。行事食では,おせち料理の口取り,酢の物,煮物や不祝儀で食べられる和え物,煮物が挙げられていた。...

    DOI

  • 香川県小豆島のアサリ<i>Ruditapes philippinarum</i>におけるパーキンサス属原虫の感染状況調査

    今城 雅之, 福嶋 淳, 加藤 佑亮, 山下 はづき, 佐藤 周之 日本海水学会誌 73 (4), 222-228, 2019

    ...本邦のアサリ漁獲量低迷の原因のひとつに,パーキンサス属原虫,特に<i>Prekinsus olsen</i>i感染の全国的な広がりが指摘されている.深刻なアサリ資源枯渇の問題に直面している香川県小豆島から,吉田浜に生息するアサリを対象として,これまで知られていない本原虫の感染状況について調査した. 2016年は9月7日から12月8日まで計5回でアサリ132検体を採取した.9月7日の20検体全てがnested...

    DOI Web Site

  • 空撮と蛍光X線分析によるアサリ稚貝の生息適地推定方法の開発

    市村 康, 藤田 孝康, 米花 正三, 中村 明日人, 鮓本 健治, 佐野 雄一 土木学会論文集B3(海洋開発) 75 (2), I_486-I_491, 2019

    ...<p> 本研究は,年々漁獲高が減少傾向にあるアサリについて,短時間で多面的に稚貝の生息適性を推定するために,UAVによる空撮画像の分析,底質の粒度分析および蛍光X線分析を用い,アサリ稚貝の生息適地推定方法の開発を行うことを目的とした.空撮は,約2,000万画素のUAV搭載カメラでアサリ漁場を撮影した.その後,3次元モデルを作成しGISによる分析により地盤情報を得た.さらに粒度分析の結果を加え地盤情報...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 数値シミュレーションを用いた伊勢湾におけるアサリの餌料不足に関する一考察

    鶴島 大樹, 永尾 謙太郎, 中田 喜三郎 土木学会論文集B2(海岸工学) 75 (2), I_1111-I_1116, 2019

    ...<p> 伊勢湾では2010年以降アサリ漁獲量の急激な減少が確認されており,その要因の一つに餌料不足の可能性が議論されている.本研究では,伊勢湾のアサリが餌料不足に陥っているか否かを検証するため,アサリの栄養状態の指標である肥満度を予測できる数値モデルを構築した.さらに,構築したモデルを知多半島沿いのアサリ漁場である小鈴谷に適用し,1990年代後半から2010年代にかけての長期的な予測計算を実施した結果...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献10件

  • 浅口市寄島町地先人工干潟におけるアサリ減耗要因の推定

    泉川, 晃一, 村山, 史康 岡山県農林水産総合センター水産研究所報告 = Bulletin of the Okayama Prefectural Technology Center for Agriculture, Forestry, and Fisheries Research Institute for Fisheries Science (33) 17-22, 2018-11

    ...寄島人工干潟において,春季から秋季にかけてのアサリ減耗要因を明らかにするため,魚類による食害を想定し,干潟内に水中カメラを設置した。2. 水中カメラの撮影結果から,当該干潟のアサリ減耗要因の一つとして,6月中旬から7月下旬(ピークは6月下旬から7月中旬)にかけてクロダイによる食害の影響が考えられた。3. クロダイによる食害が多発する水温帯は,22~24℃であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • アサリRuditapes philippinarumの垂下式肥育技術について

    松田, 正彦, 平野, 慶二, 北原, 茂, 日向野, 純也, 品川, 明 長崎県水産試験場研究報告 (43) 9-16, 2018-03

    ...アサリの身入り改善を目的に,2007年~2009年に直径45cm,目合い9mmの基質なしの丸カゴにアサリを5~10kg収容し,長崎県諫早湾に設置されたカキ筏に垂下し肥育を試みた。対照は干潟漁場のアサリとし,肥満度やアミノ酸含量等を比較した。試験の結果,この海域ではカゴ当り10kg程度まで収容可能で,垂下したアサリは12月~4月の期間の育成により対照と比べ,有意に肥満度が増加した。...

    日本農学文献記事索引

  • 製鋼(電気炉系)スラグによる干潟造成材料としての適用

    杉本 憲司, 植野 仙之, 高田 陽一 土木学会論文集B3(海洋開発) 74 (2), I_336-I_341, 2018

    ....海域に設置した製鋼(電気炉系)スラグと珪石砂利へのアサリ湿重量に差はほとんどなかった.製鋼(電気炉系)スラグは,干潟造成材料やアサリ成育のための被覆材料として利用されてきた珪石砂利の代替材料として利用できることが確認できた....

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • アサリの生活史における伊勢湾奥部港湾区域の重要性

    国分 秀樹, 羽生 和弘 土木学会論文集B2(海岸工学) 74 (2), I_1249-I_1254, 2018

    ...伊勢湾内の湾奥部に位置する名古屋港湾区域およびその周辺域を対象として,アサリの分布および浮遊幼生の調査を実施し,伊勢湾内のアサリ母貝場としての港湾区域の重要性について検討した.名古屋港内では水深5m以浅のエリアに殻長20mm以下の稚貝と殻長20mm以上の成貝が,木曽三川河口域では,潮間帯から最大水深10mのエリアで主に稚貝の成育が確認でき,名古屋港内のアサリは大きく減少することなく生残成長した.また...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 広島県の家庭料理 主菜の特徴

    渡部 佳美, 奥田 弘枝, 石井 香代子, 近藤 寛子, 渕上 倫子, 高橋 知佐子, 岡本 洋子, 海切 弘子, 上村 芳枝, 北林 佳織, 木村 安美, 木村 留美, 小長谷 紀子, 塩田 良子, 前田 ひろみ, 村田 美穂子, 政田 圭子, 山口 享子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 238-, 2018

    ...東部沿岸では「たこ」「しゃこえび」,西部沿岸では「牡蠣」「あさり」を用いた料理が多く,全域で「あなご」「コノシロ」が用いられた。山間部では鮮魚でも腐りにくく,無塩物として運搬するのに適した鮫を「ワニ」と称して刺身で食していた。塩を用いて保存性を高めた料理に「マンサクの刺身」「いわし漬」があった。東部沿岸でも発酵させた「しばずし」が食されていた。全域で行事には「八寸」が食べられていた。...

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  • 冷凍方法の違いが冷凍アサリの品質に及ぼす影響

    山田 沙奈恵, 中野 睦実, 岸本 麻理恵, 橋本 多美子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 83-, 2018

    ...我々は、通常の冷凍とCAS冷凍にて冷凍保存したアサリの呈味成分量の変化を検討し、保存2週間までは冷凍方法や保存期間の違いによる食味への影響が少ないことを報告した<sup>1)</sup>。本研究では、テクスチャー特性や官能評価の面から、冷凍方法の違いが冷凍アサリの品質に及ぼす影響について検討した。...

    DOI

  • 熊本地震に起因して流出した土砂による白川河口干潟への影響

    田井 明, 赤松 良久, 山本 浩一, 小森田 智大, 服部 敬太朗, 乾 隆帝, 二瓶 泰雄 土木学会論文集B1(水工学) 74 (4), I_481-I_486, 2018

    ...の年の10倍以上の土砂供給が生じており,その90%以上が地震後の最初の大規模出水で流下していたこと,干潟の地盤高は2016年の出水後に上昇し,その後,翌年の5月かけて下降していったが,2017年の出水で地盤高が再び上昇したこと,アサリの生息密度,肥満度ともに浮泥(赤土)の堆積により低落傾向となったこと,などが明らかになった....

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 山国川と中津干潟の広域土砂動態と侵食・堆積機構の解明

    鵜﨑 賢一, 大熊 汐里, 倉持 顕, 田井 明, 池畑 義人 土木学会論文集B3(海洋開発) 74 (2), I_707-I_712, 2018

    ...大分県中津干潟では,アサリを中心とした漁獲高が近年激減しており,地元の住民は干潟の侵食や泥質化の影響を懸念しているが,その実態解明はなされていない.そこで本研究では,高精度な測深技術を用い,三大学共同で大分県中津干潟の地形変化観測を行なって広域的な土砂動態を明らかにし,その侵食実態を解明するとともに,侵食・堆積機構を明らかにすることを目的とした.その結果,大出水による堆積とそれ以外の軽微な侵食という...

    DOI Web Site Web Site

  • 有明海アサリ浮遊幼生の干潟間供給ネットワーク

    藤家 亘, 井下 恭次, 武元 将忠, 江口 秀治, 西 利明, 松山 幸彦 土木学会論文集B2(海岸工学) 74 (2), I_1261-I_1266, 2018

    ...近年の有明海におけるアサリ等二枚貝類資源の減少を受け,有明海沿岸4県と国は,浮遊幼生の産卵から着底までの移流機構を明らかにする調査を協調して実施している.本研究では,有明海での現地調査結果に基づいたアサリ浮遊幼生挙動モデルを構築し,干潟間幼生供給ネットワークを推定し,母貝団地造成や漁場環境改善による着底場増大の可能性など,有明海のアサリ資源回復のための有効な方策を示した....

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 貝類による非IgE依存性消化管アレルギーの1例

    舛金 聖也, 羽根田 泰宏, 竹谷 健 日本小児アレルギー学会誌 32 (5), 772-775, 2018

    ...貝類による非IgE依存性消化管アレルギーの患者では, シジミとアサリの煮汁に共通して存在する水溶性抗原が症状誘発の原因である可能性が示唆された.</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • 愛知県の家庭料理 主菜の特徴

    西堀 すき江, 小出 あつみ, 山内 知子, 間宮 貴代子, 松本 貴志子, 森山 三千江, 山本 淳子, 近藤 みゆき, 石井 貴子, 小濱 絵美, 加藤 治美, 伊藤 正江, 筒井 和美, 野田 雅子, 亥子 紗世, 熊谷 千佳 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 227-, 2018

    ...海岸地域では,サバ,イカ,カニ,アサリなどの海産物を材料とした郷土食が発達した。安城では土地がやせていたため家畜による自給肥料が考えられ明治に養鶏が始まり,卵や鶏肉を販売し家では廃鶏などを食べた。東三河ではウナギ,モロコ,ドジョウなどの川魚やイナゴ,廃鶏,卵などが食卓に上がった。奥三河ではサンマ,イワシ,煮干しなどの塩干物を購入し川魚はほとんど利用しなかった。ヘボ,イナゴなどの昆虫食も利用した。...

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  • ツメタガイの各種加熱処理における物理的特性

    山本 淳子, 森山 三千江 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 40-, 2018

    ...<b>【目的】</b>日本近海の砂地に生息する貝であるツメタガイは、アサリの繁殖時期と同じで、潮干狩りの際に見かけるがアサリの天敵である。アサリは愛知の地産であるが年々漁獲量が減っており、その原因の一つとされている。ツメタガイは、独特の粘りと臭い、硬い肉質が嫌厭される。そこで、ツメタガイの調理法を開発し、嗜好性が高く多く食べるようになれば、アサリの漁獲量増加の貢献となる。...

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  • アサリ冷蔵貯蔵中の鮮度変化

    米田 千恵, 井上 あゆみ 日本食生活学会誌 29 (1), 35-43, 2018

    <p> Two different storage conditions of short-neck clams [1) Immersion in 3% NaCl solution; 2) air exposure] were evaluated for the chemical changes and the freshness during storage at 4℃ for 7 …

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献7件

  • 江良漁港蓄養施設内におけるアサリ垂下養殖試験

    丸山 修治, 梶原 瑠美子, 大橋 正臣, 伊藤 敏朗, 金森 誠, 清水 洋平, 門谷 茂 土木学会論文集B3(海洋開発) 74 (2), I_348-I_353, 2018

    ...北海道南西部に位置する江良漁港(松前町)の港内蓄養施設において,人工種苗を用いたアサリ垂下養殖試験を行い,殻長の成長結果と餌料の供給量から,垂下養殖事業の可能性を検討した.その結果,生残率が良好であったこと,当該施設内への餌料は,成長効率を0.188とした場合,アサリの成長に十分な量が供給されていると考えられたこと,北海道南部および東部の干潟と同程度の成長が得られたことから,垂下養殖事業の実用化の可能性...

    DOI Web Site Web Site 参考文献3件

  • モンスーンアジアの地形環境から食を検討する

    小岩 直人 日本地理学会発表要旨集 2018a (0), 142-, 2018

    ...<br> 青森県太平洋側の小川原湖では,現在,汽水環境のもとでヤマトシジミ,シラウオ等の漁業が行われている.汽水環境は太平洋と小川原湖の間に発達する沿岸州によるものであるが,この沿岸州の発達以前と推定される縄文時代早期~前期前葉の貝塚である野口貝塚では,アサリ・シオフキガイ・ハマグリが見出され,当時の人々は現在よりも塩分の高い環境で生育する貝類を食していたことが明らかにされている.これらの貝は,泥質...

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  • 千葉県の家庭料理 主菜の特徴

    渡邊 智子, 梶谷 節子, 中路 和子, 柳沢 幸江, 今井 悦子, 石井 克枝, 大竹 由美, 峰村 貴央, 鈴木 亜夕帆 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 216-, 2018

    ...貝類は、あさり(房州湾奥、船橋)、はまぐり(船橋、安房)、さざえ(房州海岸)、あおやぎおよびなみのこ(安房)、うに(房州海岸)と各地域で主に食べる貝が異なり、調理方法も多様であった。川魚では、どじょう(東京湾、房州海岸、九十九里海岸)、うなぎ(房州湾奥、房州海岸)を食べていた。房州湾奥の丸ガニ、みがきにしん、九十九里のたにし、かつおは、地域独自の食材である。...

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  • 高等学校生物における「生殖と発生(動物)」の変遷と教科書の観察,実験で扱われる生物教材

    岩間 淳子, 松原 静郎 日本科学教育学会年会論文集 42 (0), 469-472, 2018

    ...高等学校学習指導要領における「生殖と発生」の変遷及び平成20年改訂学習指導要領に基づく高等学校「生物」の「生殖と発生(動物)」に関連する編(章)の観察,実験で扱われる動物教材と内容を調査すると共に,大学生を対象に,高等学校「生物」の授業における「生殖と発生(動物)」の観察,実験の学習経験を調査し分析した.教科書の「生殖と発生(動物)」の観察,実験で,「受精,発生」では「ウニ」「カエル」「ニワトリ」「アサリ...

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  • 自然再生事業の緩慢な進捗とその意義──英虞湾の沿岸遊休地における干潟再生の事例──

    三上 直之, 山下 博美 環境社会学研究 23 (0), 130-145, 2017-12-20

    ...一方で,事業が実施されている再生干潟では水質浄化や生物量の増加などの効果が出ているものの,「アサリがとれるようになること」を成功の基準と考える多くの住民にとって,事業の価値はいまだ実感しにくいままである。再生事業を実施するためには,関係者間の調整や,農地転用の手続きなどの手間がかかることが予想されるほか,再生後の維持管理や利用の主体も定まっていない。...

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  • 伊勢湾4地区におけるアサリ資源量の推定と資源変動要因の抽出

    羽生 和弘, 国分 秀樹, 畑 直亜, 水野 知巳, 長谷 川夏樹, 石樋 由香, 渡部 諭史, 藤岡 義三, 日向野 純也, 井上 隆彦, 田中 良男, 工藤 倫彰, 山田 充哉, 南 部亮元, 桑原 久実 水産海洋研究 81 (2), 110-123, 2017-05-25

    ...<p>伊勢湾においてアサリの資源変動要因を抽出するため,2012–2014年に主漁場4地区(鈴鹿地区(若松,白子),香良洲地区,松阪地区(松名瀬,三渡川),伊勢地区)の3つの水深帯(水深帯I: 1 m以浅,II: 1–5 m, III: 5–10 m)において,アサリの分布中心(平均密度の高い水深帯)と資源量を調査した.その結果,香良洲地区,松阪地区,伊勢地区における分布中心は水深帯Iと推定された....

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  • 流速と網蓋の目合が垂下飼育アサリの成長に及ぼす影響

    伊藤, 篤, 西本, 篤史, 小島, 大輔, 山崎, 英樹, 兼松, 正衛, 崎山, 一孝 水産技術 = Journal of fisheries technology 9 (3), 147-154, 2017-03

    ...アサリを効率的に垂下養殖するための環境条件や養殖資材について検討するために,陸上水槽において飼育試験を行った。縁辺部から自然海水を注水して回転流を生じさせた大型円形水槽内に,アサリと砂を入れた小型容器を垂下して,43~57日後の生残と成長を調べた。試験期間中のアサリ稚貝の生存率は高かった。...

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  • 多良川及び糸岐川河口干潟におけるアサリの分布状況

    神崎, 博幸, 佃, 政則, 津城, 啓子 佐賀県有明水産振興センター研究報告 = Bulletin of Saga Prefectural Ariake Fisheries Research and Development Center (28) 119-123, 2017-03

    ...その要因の一つとして多良川河口干潟はアサリの生息に適した底質が広範囲に広がっているのに対し,糸岐川河口干潟はアサリの生育に適さない泥質が漁場の広範囲を占めていることが考えられた。...

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  • 三河湾のアサリ漁場周辺における浮遊幼生の出現密度

    黒田, 伸郎, 岡本, 俊治, 松村, 貴晴 愛知県水産試験場研究報告 (22) 14-21, 2017-03

    ...日本でアサリ資源が最も豊富である三河湾の4地点で,浮遊幼生の出現密度を1999年から2008年まで長期的に調査した。幼生は毎年春から秋にかけ,10~64,800個体/m3の範囲で出現した。本研究では,出現のピークがみられる時期が年ごとにも地点ごとにも異なることから,三河湾全体でみると産卵期は5-11月まで継続すると考えられた。...

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  • 中海における貝毒原因プランクトンの季節推移

    松本, 洋典 島根県水産技術センター研究報告 (10) 25-33, 2017-03

    ...近年,垂下式二枚貝養殖の可能性が検討されている中海水域において,2年間にわたって貝毒原因プランクトンについて検鏡調査を月1回,サルボウガイとアサリを対象とした麻痺性および下痢性貝毒についての毒性検査をそれぞれの出荷時期にあわせて4回実施した。...

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  • アサリ垂下養殖の意義と普及に向けた課題

    日向野, 純也, 浅尾, 大輔 水産技術 = Journal of fisheries technology 9 (3), 87-100, 2017-03

    ...アサリはほとんどが天然資源の漁獲に依存し,干潟での養殖は全生産量の6~7%を占めるにすぎない。近年,アサリの垂下養殖が着目されているが,まだ普及していない。しかし,1980年代以降におけるアサリ漁獲量の急激な減少により垂下養殖を含めたアサリ養殖の意義は大きい。...

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  • 有珠湾におけるアサリ人工種苗の中間育成

    清水, 洋平, 板倉, 祥一, 川崎, 琢真, 菊池, 亜衣子, 井上, 志乃 水産技術 = Journal of fisheries technology 9 (3), 119-124, 2017-03

    ...有珠湾の底質は粒度が細かく,アサリの発生に適していないと考えられるが,中間育成器のような基質を用いることでアサリ漁場の改善がみられた。このような技術を用いることでアサリ漁場の回復および新たなアサリ漁業の創出につながると考えられる。...

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  • 有明海佐賀県海域におけるクロロフィルa量の推移

    梅田, 智樹 佐賀県有明水産振興センター研究報告 = Bulletin of Saga Prefectural Ariake Fisheries Research and Development Center (28) 9-24, 2017-03

    ...これは,全世界で二枚貝の生産が行われている温帯海域のクロロフィルa量を上回っており,瀬戸内海周防灘大分県沿岸域においてアサリ漁が盛んであった1985年のクロロフィルa量の1.2~3.5倍であった。以上のことから,当該海域における1974年4月から2016年3月までの佐賀県海域おけるクロロフィルa量は二枚貝が成長あるいは二枚貝を生産するうえで問題ないと推定された。...

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  • 多良川及び糸岐川河口干潟におけるアサリの網袋収容及び移植の効果

    神崎, 博幸, 佃, 政則, 津城, 啓子 佐賀県有明水産振興センター研究報告 = Bulletin of Saga Prefectural Ariake Fisheries Research and Development Center (28) 81-83, 2017-03

    ...夏季のエイ類による食害と冬季の波浪によると思われる減耗の影響を緩和するため,アサリ稚貝の密生地点から稚貝を網袋に収容して,異なる地盤高に移植した。その後,生残や成長について追跡調査を行った。その結果,稚貝を網袋に収容することにより,収容しない場合と比べ,生残は個体数で13.6~38.6倍,成長は重量で10.4~22.8倍となった。...

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  • 多良川及び糸岐川河口干潟における被覆網の敷設によるアサリの生残率の向上

    神崎, 博幸, 佃, 政則, 津城, 啓子 佐賀県有明水産振興センター研究報告 = Bulletin of Saga Prefectural Ariake Fisheries Research and Development Center (28) 117-118, 2017-03

    ...被覆網の敷設によるアサリの生残率向上効果を確認するため,多良川及び糸岐川河口干潟において被覆網区と対照区を設け,その後の生息密度及び生息重量を比較した。試験開始から約7ヶ月後,被覆網区は対照区に対して生息密度で3.6~3.7倍,生息重量で約4.0~7.0倍となり,エイ類による食害や台風による散逸による生息密度の減少を緩和できたと考えられた。...

    日本農学文献記事索引

  • 東京湾盤洲干潟での網袋と人工芝のアサリ天然稚貝の捕集効果

    鳥羽, 光晴, 小林, 豊, 日向野, 純也, 石井, 亮, 林, 俊裕, 岡本, 隆 水産技術 = Journal of fisheries technology 9 (3), 101-112, 2017-03

    ...高波浪域である東京湾盤洲干潟でアサリの養殖用種苗を確保するため,網袋と人工芝による天然稚貝の捕集実験を行った。季節による差異の比較では,網袋と人工芝はともに春夏季にそれぞれ最高密度51個体/100cm2(周辺の天然稚貝の密度の33倍),166個体/100cm2(45倍)の高い捕集効果を示した。...

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  • アサリ垂下養殖における飼育容器と基質の検討

    畑, 直亜, 長谷川, 夏樹, 水野, 知巳, 藤岡, 義三, 石樋, 由香, 渡部, 諭史, 浅尾, 大輔, 山口, 恵, 今井, 芳多賀, 森田, 和英, 日向野, 純也 水産技術 = Journal of fisheries technology 9 (3), 125-132, 2017-03

    ...三重県鳥羽市の生浦湾において,4種類の飼育容器と2種類の基質を組み合わせてアサリの飼育試験を行った結果,丸カゴと軽石の組み合わせで,従来のコンテナと砂利の組み合わせと同程度のアサリの成長と生残が得られ,肥満度も20.0以上と良好であった。...

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  • 多良川及び糸岐川河口干潟におけるアサリの個体群動態

    神崎, 博幸, 佃, 政則, 津城, 啓子 佐賀県有明水産振興センター研究報告 = Bulletin of Saga Prefectural Ariake Fisheries Research and Development Center (28) 73-79, 2017-03

    ...佐賀県太良町地先の多良川及び糸岐川河口干潟のアサリの漁獲量は近年,低迷しており,漁業者への聞き取り調査を行ったところ,例年,春先には一定数の稚貝がみられるものの,成貝まで生残するものはごくわずかということであった。こうした状況を踏まえ,2015年から両河口干潟におけるアサリの稚貝,成貝及び着底稚貝の生残,成長,加入について調査を行った。...

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  • 網袋を使った養殖用アサリの天然採苗の試み : 三重県五ヶ所湾の事例

    長谷川, 夏樹, 藤岡, 義三, 石樋, 由香, 渡部, 諭史, 日向野, 純也, 水野, 知巳, 畑, 直亜, 西濱, 晃道, 山川, 倫徳 水産技術 = Journal of fisheries technology 9 (3), 113-117, 2017-03

    ...三重県五ヶ所湾内の10試験区において,ナイロン製網袋に中礫やカキ殻加工固形物を投入した採苗器を敷設しアサリなど二枚貝の採苗試験を行った。その結果,アサリは河口域の干潟,特に左岸の試験区で多く採苗された。また,最もアサリが多く採苗された五ヶ所川河口干潟において,アサリの採苗可能な範囲を探索するため100地点に網袋を敷設したところ,河口左岸の干潟縁辺部や潮下帯で多くのアサリが採苗された。...

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  • 静穏海域外で延縄施設を用いたアサリの垂下コンテナ飼育

    安信, 秀樹, 磯部, 公一, 金尾, 博和 水産技術 = Journal of fisheries technology 9 (3), 133-139, 2017-03

    ...アサリの成長について浮子式は垂下深度が深いほど良く,半沈下式では垂下深度で大きな違いはなかった。半沈下式では浅型コンテナでも垂下深度により砂の流出は抑制できたため(推定最大波高は2.5m),波浪域では半沈下式延縄で浅型コンテナを3mに垂下すればよいと考えられた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • アサリ養殖経営の採算性評価に関する簡易自己診断シートの入力方法と解説

    高木, 儀昌, 大山, 寿美, 日向野, 純也 水産技術 = Journal of fisheries technology 9 (3), 159-170, 2017-03

    ...この報告は,アサリ養殖経営の採算性を簡易に自己診断するために作成されたシートに関する内容で,このシートの普及を目的として,シートの内容とデータ入力方法を示した。これからアサリ養殖を開始する場合に,養殖規模(育成するアサリの数),使用する資材(いかだ,容器,基質など)や出荷までに掛かる労力を入力することで,採算性の評価や得られる収益を簡易に算出することが可能となっている。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • PS灰系改質材および浚渫土を活用した改質土による環境改善技術の提案

    竹山 佳奈, 浜谷 信介, 加島 史浩, 和栗 成樹, 山内 裕元, 岩本 裕之, 鵜飼 亮行 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_947-I_952, 2017

    ...の出現状況は対照区である砂と比較して同等かそれ以上であった.そのため,本改質土は干潟材料としてだけではなく,アサリ漁場に利用できる可能性があることが示唆された....

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献7件

  • フードスタンプを用いた食中毒菌培養実験の構築とその有用性

    吉松 詩織, 野口 綾花, 楠橋 庸子, 岡本 威明 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 69 (0), 137-, 2017

    ...<br> <b>結果</b> 食中毒菌培養実験には,気温が20℃以上ある1学期後半から2学期前半が良いと考えた.また,モヤシから大腸菌・大腸菌群,鶏ミンチからサルモネラ,アサリから腸炎ビブリオが一定量採取できることを確認した.さらに,食中毒予防法における加熱の重要性を示す実験において,加熱時間よりも,加熱温度を変化させる方が,コロニー数の減少を観察しやすいことが分かった.以上の実験結果を用いた実験授業...

    DOI

  • フードスタンプを用いた食中毒菌培養実験の構築とその有用性

    吉松 詩織, 野口 綾花, 楠橋 庸子, 岡本 威明 一般社団法人日本家政学会研究発表要旨集 69 (0), 321-, 2017

    ...<br> <b>結果</b> 食中毒菌培養実験には,気温が20℃以上ある1学期後半から2学期前半が良いと考えた.また,モヤシから大腸菌・大腸菌群,鶏ミンチからサルモネラ,アサリから腸炎ビブリオが一定量採取できることを確認した.さらに,食中毒予防法における加熱の重要性を示す実験において,加熱時間よりも,加熱温度を変化させる方が,コロニー数の減少を観察しやすいことが分かった.以上の実験結果を用いた実験授業...

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  • 黒潮文化圏における伝統的魚介類食の地域的展開

    中村 周作 日本地理学会発表要旨集 2017s (0), 100097-, 2017

    ...主な料理としては,「ドジョウ汁」(5県),「イワシなどのつみれ」,「カツオの塩辛」,「アサリ飯・味噌汁」(各4県),「サバずし」,「サンマずし」,「アユのせごし」,「カニ巻き汁」(各3県)などが出てくる。...

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  • 栄養士養成課程における献立作成能力に関する研究 第3報

    蓮見 美代子, 鎌田 久子, 相川 りゑ子 International Journal of Human Culture Studies 2017 (27), 213-220, 2017-01-01

    ...</p><p> カルシウム量,鉄量,食物繊維量の給与栄養目標量の50%を超えた献立は,食品の使用量が一人分の料理に使用する食品の適量を超えていた.カルシウム量を高める原因となった食品は,「ごま」「ほしひじき」「カットわかめ」,鉄量は「ほしひじき」,「ほうれんそう」,「あさり」,食物繊維量は「ほしひじき」,「乾しいたけ」,「カットわかめ」であった....

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 寿司職人に生じたアワビによる接触蕁麻疹症候群の1例

    木村 友香, 加藤 敦子 日本皮膚アレルギー・接触皮膚炎学会雑誌 11 (2), 158-164, 2017

    ...血液検査ではアサリ, カキとホタテの特異的IgEがクラス2であった。プリックテストを施行し, 生のアワビで強陽性, 加熱したアワビ, 生のクルマエビ, 生のタコで陽性であった。アワビのプリックテスト中, 軽度の呼吸困難感が出現したが, 5分ほどで自然に軽快した。また, 生と加熱したアカエビを含むほかの各種魚介は陰性であった。タコは接触しても摂取しても症状は生じない。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 施肥材とあぜ板によるアサリ漁場の改善効果

    中原 真哉, 平岡 喜代典, 大道 優平, 山本 民次 土木学会論文集B2(海岸工学) 73 (1), 12-18, 2017

    ...アサリは,近年漁獲量の減少が著しい.アサリが育つ干潟の再生には,主要な餌料である底生微細藻類などの増殖を促進する必要がある.そこで,本研究では,施肥材とあぜ板の組み合わせによるアサリ漁場の改善効果について検討を行なった.その結果,施肥材散布区では,間隙水中のDIN,DIP濃度及び底泥のクロロフィル a量の増加が確認されたが,溶出効果は半年程度と考えられた.アサリの総重量は,試験開始後4 ヶ月で対照区...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 人工干潟造成による環境創造の実証的研究-山口県周南市大島干潟を検証して-

    齋藤 輝彦, 川島 剛央, 貞島 一雄, 首藤 啓, 菅家 英朗, 中林 孝之 土木学会論文集B2(海岸工学) 73 (2), I_1273-I_1278, 2017

    ...浚渫土砂を有効活用し造成された大島干潟は,本来干潟でない場所に新たに造成した干潟であり,2005年度着工から2012年度完工,その後3年間のモニタリング調査等を行った.この間,アサリが生息し次世代へ自然に移行できる干潟とするため,基礎調査の他にアサリ食害対策の各種試験を行った.その結果,アサリの再生産が確認でき成貝で約5kg/m<sup>2</sup>の分布域を創出することができた.また,造成直後には...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献9件

  • 炭素・窒素安定同位体比を用いた亜寒帯沿岸浅海域の低次生物生産への河川影響評価

    梶原 瑠美子, 菅 夏海, 小森田 智大, 柴沼 成一郎, 山田 俊郎, 大橋 正臣, 門谷 茂 土木学会論文集B3(海洋開発) 73 (2), I_869-I_874, 2017

    ...窒素安定同位体比を用い,人的影響が限られた淡水影響強度(河川流入の有無)が異なり,富栄養状態にはない2つの汽水湖を比較することにより,河川流入が沿岸浅海域の低次生物生産過程に与える影響を評価することを目的とした.調査の結果,両湖とも湖内での基礎生産が重要であり,淡水影響が弱い火散布沼では間隙水中栄養塩,淡水影響が強い厚岸湖では間隙水と水柱の栄養塩を利用する底生基礎生産者が卓越することが示された.また,カキやアサリ...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • 電子レンジ対応トレーの色および絵柄が魚介類の購入意欲および食欲に与える影響

    畑中 裕貴, 川嶋 比野, 織茂 信尋, 数野 千恵子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 198-, 2017

    ...あさり、および鮭では喫食時において、食品自体の彩度が低いため、料理を引き立てる絵柄のトレーの評価が高かった。トレーの色の全体を見ると、購入時には食材の温度を低く見せるトレーがよく、喫食時には食材を温かそうに見せる色が食欲を増進させる傾向が見られた。...

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  • 積層三角格子反強磁性ハイゼンベルグモデルの臨界現象の数値的研究II

    永野 凱大, 川村 光 日本物理学会講演概要集 72.1 (0), 1274-1274, 2017

    ...<p>積層三角格子反強磁性ハイゼンベルグモデルの臨界現象は、フラストレーションによって生じるカイラル自由度のために、新しいユニヴァーサリティクラス――カイラルユニヴァーサリティクラス――に属することが予想されている。しかし、その臨界指数については様々な解析で多少食い違った値が報告されているほか、そもそもこの系の相転移は弱い一次転移であると主張する研究もあり、未だにわかっていないことが多い。...

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  • アサリ資源の減少に関する議論への再訪

    鳥羽 光晴 日本水産学会誌 83 (6), 914-941, 2017

    ...<p> 1980年代以降の我が国のアサリ漁獲量の減少について,主要5海域の実態と原因に関する議論を再点検した。減少には埋め立てと乱獲が関与した可能性があったが,貧酸素,河川出水,冬季の波浪減耗,食害生物,病虫害,餌料環境等の関与が指摘され,最終的に原因が特定されている海域はなかった。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献9件 参考文献48件

  • 舞鶴湾における有機スズ化合物の濃度

    張野 宏也, 山口 実香, 八束 絵美, 山尾 千晶, Hiroya HARINO, Mika YAMAGUCHI, Emi YATSUZUKA, Chiaki YAMAO 神戸女学院大学論集 = KOBE COLLEGE STUDIES 63 (2), 23-33, 2016-12-20

    ...アサリからTBTが0.8μg/㎏、TPTが0.3μg/㎏で検出された。舞鶴湾のアサリ中に含まれていた有機スズ化合物の濃度を、一日耐容摂取量から算出した魚介類中の許容濃度と比較すると、アサリから検出された濃度は低かった。アサリを茹でるまたは焼くことによる有機スズ化合物濃度の変化をみた。これらの調理法によりトリ体は減少するが、分解物であるモノ体が増加することが分かった。...

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