検索結果を絞り込む

本文・本体へのリンク

検索結果 1,581 件

  • クチナシ害虫の文献調査および森林総合研究所九州支所立田山実験林内のヤエクチナシとクチナシで発見された害虫類

    金谷 整一, 佐山 勝彦, 菊地 琢斗, 久原 弥南, 坂田 萌美, 田中 晃征, 本多 優仁, 矢田 光麒, 長友 敬祐, 小野 智哉, 戸田 敬, 髙橋 美里, 福田 秀夫, 田島 尚, 松永 道雄 森林総合研究所研究報告 23 (1), 35-47, 2024-03-28

    ...文献調査の結果、チョウ目13種 (蛾類12種、蝶類1種)、カメムシ目22種、アザミウマ目4種およびダニ目1種の計40種の報告があった。また、野外調査の結果、チョウ目8種とカメムシ目1種の計9種が確認された。このうちの蛾類3種 (ゴマフリドクガ、オオトビスジエダシャクとテングイラガ属の一種) は文献に記録はなかった。...

    DOI

  • カッコウアザミ属植物(<i>Ageratum</i> spp.)による牛の植物中毒事例

    大鹿 有加, 山口 貴一, 岩元 伸一郎, 池田 省吾, 上垣 隆一 日本獣医師会雑誌 77 (3), e33-e38, 2024

    ...属植物による中毒と診断した.当該植物が含有するPAsの肝毒性やクマリンによる血液凝固阻害が病態に関与したと考えられた.また,奄美群島や沖縄本島において採取したカッコウアザミ属植物19検体すべてからPAsが検出された.今後の対策として,カッコウアザミ属植物の中毒に関する周知や適切な草地管理等の指導を行っていく必要がある....

    DOI Web Site 参考文献12件

  • ブンタンに寄生したチャノキイロアザミウマの系統

    冨村 健太, 望月 雅俊 関西病虫害研究会報 65 (0), 42-47, 2023-06-01

    ...これら症状を呈したブンタンでチャノキイロアザミウマの寄生が確認された。本種においてはYT系統およびC系統が知られていることから,ブンタンにおける症状がどの系統に由来するかを明らかにするために,マルチプレックスPCRにより系統識別を行った。本研究で調査したチャノキイロアザミウマの6個体は全てYT系統に属することが明らかとなった。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 電気的インピーダンスと位相角に基づくCFRPシートで被覆したコンクリートの内部損傷検出

    夛田 健次, 武田 悠治, 長谷川 泰聰, 吉武 勇 Cement Science and Concrete Technology 76 (1), 443-451, 2023-03-31

    <p>基礎的実験として、表面をCFRPシートで被覆した直方体の試験体を凍結融解試験により強制的に内部劣化させ、1MHzから8MHzまでの交流電圧を連続的に印加させた状態におけるインピーダンスと位相角の周波数特性を調べた。インピーダンスと位相角の測定には、試験体を挟み込むように配置した2電極端子を有するプローブを接続したインピーダンス解析器を用いた。この実験結果から、2MHz~4MHz付近でのイン…

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 日本におけるエズラ・パウンドの イマジスト短詩の比較研究

    平 辰彦 北里大学一般教育紀要 28 (0), 79-100, 2023-03-30

    ...この「地下鉄の川柳」は『16世川柳 青田川柳作品集 牛のマンドリン』(あざみエージェント)に収録されている。<br>  青田川柳は「牛のマンドリン」の川柳を1958年5月、『作品 東京川柳会満十年記念句集』に発表した。川柳界では、青田川柳は「モダニズム」の川柳作家として知られている。...

    DOI

  • 客土と耕起が草原生植物の初期定着に及ぼす効果の検証

    相澤 章仁, 寺井 学 日本緑化工学会誌 48 (1), 164-167, 2022-08-31

    ...アキカラマツ,シラヤマギク,ノハラアザミは対照区ではほとんど初期定着が確認できなかったが,耕起区で一定の初期定着が見られた。一方で,ツルボ,ツリガネニンジンは対照区でも一定程度の初期定着が確認され,条件によっては既存の植物がいる中でも初期定着する可能性があることが示唆された。</p>...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 尾瀬産維管束植物相とその再検討

    大森 威宏, 黒沢 高秀, 志賀 隆, 薄葉 満, 根本 秀一, 吉井 広始, 海老原 淳, 田中 徳久, 天野 誠 低温科学 80 175-197, 2022-03-31

    ...このうち,31種類は環境省により絶滅危惧種に指定されており,群馬県,福島県,新潟県により指定されているものも含めると,絶滅危惧種は160種類に達する.尾瀬の植物相は日本海要素を多く含むことに特徴がある.一方で尾瀬には,隔離分布種する稀産種も多い.尾瀬固有の分類群(種・亜種・変種)はキンポウゲ科のオゼキンポウゲRanunculus subcorymbosus var. ozensisのみで,オゼヌマアザミ...

    DOI HANDLE Web Site

  • 尾瀬国立公園から記録されたアザミウマ類(昆虫綱:総翅目)

    塘 忠顕, 桝本 雅身 低温科学 80 391-402, 2022-03-31

    ...尾瀬国立公園内におけるアザミウマ相調査の結果,3科26属59種のアザミウマ類が記録された.山岳域特異性種と考えられる4種は,尾瀬国立公園内でも山岳域以外からは確認されなかった.Taeniothrips sp.1とThrips sp.2は,尾瀬ヶ原からしか確認されず,また,尾瀬国立公園以外でも生息が確認されていない.寄主植物も合わせて考えると,これら2種は生息環境として尾瀬ヶ原のような広大な湿原環境を...

    DOI HANDLE Web Site

  • プロヒドロジャスモンのピーマンの生育に与える影響とアザミウマ類の防除効果

    米津, 聡浩, 田村, 悠, 下村, 文那, 下八川, 裕司, 中石, 一英 高知県農業技術センター研究報告 = Bulletin of the Kochi Agricultural Research Center (31) 7-14, 2022-03

    ...果樹の植物生長調整剤として市販されており,野菜ではトマト・ミニトマトでアザミウマ類に対する忌避効果が報告されているプロヒドロジャスモン液剤の,ピーマンの生育とアザミウマ類,天敵類の密度に与える影響を検証した。100倍または500倍希釈液を2回散布した結果,ピーマンの草丈および節数は無処理と同程度で推移したが,ミカンキイロアザミウマ成虫密度は無処理と比較して低かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • イチゴから採集したチャノキイロアザミウマに対する各種殺虫剤の殺虫効果

    井村, 岳男, 小林, 甫 奈良県農業研究開発センター研究報告 (53) 62-64, 2022-03

    ...奈良県内のイチゴから採集したチャノキイロアザミウマ幼虫に対し,16種殺虫剤の常用濃度での殺虫効果を調査した。イチゴ本圃で使用される殺虫剤では6剤の効果が高く,うち4剤はカブリダニ製剤の導入ほ場でも使用可能な殺虫剤だった。また,カキで使用される殺虫剤の中では7剤の効果が高かったが,主力防除薬剤であるピレスロイド系とネオニコチノイド系の一部で感受性低下が確認された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 北アルプス後立山連峰北部における広葉草原の種組成と成立要因

    石田 祐子, 松江 大輔, 井上 亮平, 小松(谷津倉) 勇太, 武生 雅明, 中村 幸人 植生学会誌 39 (1), 15-29, 2022

    ...森林限界より上部では,クロトウヒレン-ミヤマシシウド群集がもっとも広い分布域を有し,蛇紋岩植生のユキクラトウウチソウ-オオヒゲガリヤス群集もこの標高域に成立し,稜線附近にはアシボソスゲ-イワオウギ群集が成立する.森林限界以下の等斉斜面から凸型斜面にはカライトソウ-オオヒゲガリヤス群集,オニアザミ群落が,凹型斜面には,オオヒゲナガカリヤスモドキ群集が成立する.ハクサンボウフウ-モミジカラマツ群集とミヤマイ...

    DOI

  • 岐阜県の家庭料理 地域の特徴

    長屋 郁子, 堀 光代, 西脇 泰子, 木村 孝子, 辻 美智子, 長野 宏子, 坂野 信子, 山澤 和子, 山根 沙季, 横山 真智子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 196-, 2022

    ...日常食では、木の葉や実を利用した料理に「朴葉ずし」(中濃・東濃・飛騨)、「みょうがぼち」(岐阜)、「沢あざみの煮物」(西濃)、「栗きんとん」(東濃)、「なつめの甘露煮」(飛騨)がみられた。貴重なたんぱく質源として、豆腐の保存性を高めた「こも豆腐」(飛騨)、家庭で飼われていた鶏を余すことなく用いた「鶏ちゃん」や「ひこずり」(中濃)、昆虫食の「蜂の子(へぼ)の佃煮」(東濃)がみられた。...

    DOI

  • 高知県の家庭料理 地域の特徴

    福留 奈美, 野口 元子, 小西 文子, 五藤 裕子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 33 (0), 211-, 2022

    ...</p><p>2) 山・里山の地域では高知県で特によく食べられるりゅうきゅう(ハスイモ)やいたどり、西部および東部の沿岸部では海岸近くに自生する浜あざみの料理が特徴的だった。</p><p>3) 平地では鰻、ごり、鮎、川えび、つがに等の川の恵みの料理が多くみられ、沿岸部では鰹をはじめ、しいら、鯖、珍しいものではうつぼやにろぎ等が利用されていた。...

    DOI

  • 群馬県の施設栽培のイチゴに発生したヒラズハナアザミウマに対する各種薬剤の殺虫効果

    南雲 顕太, 砂原 弘子, 鈴木 桃子, 藍澤 亨, 新井 朋二 関東東山病害虫研究会報 68 (1), 53-55, 2021-12-01

    ...<p>殺虫剤感受性の低下が懸念されていた群馬県内のヒラズハナアザミウマについて,2019 年および 2020 年に施設栽培のイチゴから採取した 8 個体群に対し,8 種薬剤の殺虫効果をインゲン初生葉片浸漬法により調査した。その結果,すべての供試個体群に高い殺虫効果を示した薬剤は,アクリナトリン水和剤,スピノサド水和剤およびスピネトラム水和剤であった。...

    DOI Web Site

  • ワケネギのアザミウマ類,ハモグリバエ類の発生やワケネギの生育に対する赤銀色マルチの効果

    大林 隆司, 加藤 綾奈, 八瀬 順也 関東東山病害虫研究会報 68 (1), 35-40, 2021-12-01

    ...<p>波長 600 nm 以下の光の反射率が極めて低い赤銀色マルチを試作し,ワケネギにおけるアザミウマ類やハモグリバエ類の抑制効果を従来の白色マルチや銀色マルチと比較した。赤銀色マルチはワケネギ上のアザミウマ類の個体数を栽培期間を通じて有意に抑制し,その効果は銀色マルチとはほぼ同等であった。ハモグリバエ類に対する抑制効果は銀色を上回る傾向があった。...

    DOI

  • 赤色灯によるミナミキイロアザミウマの誘引抑制効果

    山本 みずき, 上田 昇平, 平井 規央 関西病虫害研究会報 63 (0), 75-80, 2021-05-31

    ...<p>本研究では,世界的な農業害虫であるミナミキイロアザミウマ<i>Thrips palmi</i> Karny 1925 の赤色光に対する誘引抑制効果を検証した。暗室内に設置した透明アクリル容器の内部両端にキュウリ苗を1株ずつ置き,片方の苗には赤色灯と白色灯を(実験区),もう片方には白色灯を照射した(対照区)。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献24件

  • 奈良県のカキ園におけるチャノキイロアザミウマ被害の発生状況

    杉村, 輝彦, 井村, 岳男 奈良県農業研究開発センター研究報告 (52) 17-26, 2021-03

    ...奈良県のカキ産地におけるチャノキイロアザミウマの誘殺数の推移と‘刀根早生’や‘平核無’果実での被害状況を調査した。誘殺数や被害は地域により大きく異なったが,カキ園内では防除により6月中旬までの誘殺数が1頭前後/日・トラップでも6月下旬の被害果率が10%以上になることから,誘殺数が少なくても被害が発生しやすいことが確認された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • モトジロアザミウマの各成長段階におけるキチン生合成阻害剤の効果

    有賀 雅喜, 高倉 慎, 野地 晴奈 北日本病害虫研究会報 2020 (71), 188-191, 2020-12-15

    ...<p>2018年11月に福島県のポインセチア栽培施設で初めて確認されたモトジロアザミウマについて,ピーマンで継代,飼育している系統を用い,卵,幼虫,成虫のそれぞれの生育ステージで,キチン生合成阻害剤のフルフェノクスロン乳剤およびルフェヌロン乳剤の防除効果を検討した....

    DOI

  • 春まきタマネギ栽培における殺虫剤と細菌防除剤の併用がりん茎の腐敗および収量に及ぼす影響

    横田 啓, 熊谷 初美, 佐々木 達史 北日本病害虫研究会報 2020 (71), 69-73, 2020-12-15

    ...</p><p>殺虫剤によるネギアザミウマ防除と細菌防除剤を併用した場合は腐敗球率が低下したこと,細菌防除剤単独では効果が低い事例が確認されたことから,細菌防除剤のりん茎腐敗に対する防除効果を得るためには殺虫剤によるネギアザミウマ防除が必須と考えられた.なお,細菌防除剤の種類や散布時期には収量確保の観点から今後検討する必要がある.</p>...

    DOI

  • モトジロアザミウマの各成長段階におけるキチン生合成阻害剤の効果

    有賀, 雅喜, 高倉, 慎, 野地, 晴奈 北日本病害虫研究会報 (71) 188-191, 2020-12

    ...2018年11月に福島県のポインセチア栽培施設で初めて確認されたモトジロアザミウマについて,ピーマンで継代,飼育している系統を用い,卵,幼虫,成虫のそれぞれの生育ステージで,キチン生合成阻害剤のフルフェノクスロン乳剤およびルフェヌロン乳剤の防除効果を検討した。その結果,両剤ともに産卵直後の薬剤浸漬処理では殺卵効果が高かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • エトフェンプロックスを処理した防虫ネットのアブラムシ類およびアザミウマ類に対する影

    櫻井 民人, 石井 雅久, 石井 真吏, 久保田 健嗣, 大西 純 関東東山病害虫研究会報 67 (1), 46-50, 2020-12-01

    ...<p>ピレスロイド系薬剤のエトフェンプロックスが編み糸に練り込まれた防虫ネットとエトフェンプロックスを含まない同規格の防虫ネットを用いた室内試験により,供試した有翅アブラムシ類3種およびアザミウマ類成虫4種すべてにおいて,エトフェンプロックスを含む防虫ネットを通過する個体が少なくなることが明らかになった(アブラムシ類:ネット目合い0.75 mm,アザミウマ類:同0.40 mm)。...

    DOI

  • 採種スイカにおける天敵製剤によるアザミウマ類の防除

    井村, 岳男, 太田, 優大, 山口, 貴大 奈良県農業研究開発センター研究報告 (51) 21-24, 2020-03

    ...3月定植の採種スイカ施設において,アザミウマ類の低密度発生時にスワルスキーカブリダニを放飼したところ,殺虫剤散布のみで防除した場合よりも高い防除効果が観察された。これに対し,8月定植ではスワルスキーカブリダニを2回,タイリクヒメハナカメムシを1回放飼したが,放飼時にアザミウマ類が高密度であったため,防除効果は低かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 油脂を有効成分とする気門封鎖剤によるトマト主要病害虫の防除効果

    杖田, 浩二 岐阜県農業技術センター研究報告 (19) 10-21, 2020-03

    ...ミカンキイロアザミウマに対する忌避効果は確認できず,灰色かび病に対する防除効果は低いと考えられた。岐阜県就農支援センター内の冬春トマトに約14日間隔で調合油乳剤を散布したところ,タバココナジラミ虫数は慣行防除区より少なく推移し,トマト黄化葉巻病発病株率,すすかび病発病葉率は慣行防除区と同等であった。うどんこ病の発生は,調合油乳剤散布区のみ認められたが,発病株率と発病程度は低かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 岩手県の春まきタマネギ栽培におけるネギアザミウマの適切な殺虫剤散布間隔

    横田 啓, 熊谷 初美, 福田 拓斗, 荻内 謙吾 北日本病害虫研究会報 2019 (70), 152-157, 2019-12-16

    ...<p>岩手県の春まきタマネギ栽培におけるネギアザミウマの要防除水準ならびに本種を対象とした適切な殺虫剤散布間隔について,4ヵ年の調査を元に検討した.ネギアザミウマを対象とした商品収量を最大化し,産地としての信頼性を低下させないために適切な殺虫剤の散布間隔は,10日間隔(合計6回散布)~15日間隔(同4回散布)と考えられた.また,販売収益と殺虫剤防除コストに基づいて本種の要防除水準を検討したところ,要防除水準...

    DOI

  • 福島県におけるモトジロアザミウマの発生状況と薬剤感受性

    野地 晴奈, 高倉 慎 北日本病害虫研究会報 2019 (70), 190-193, 2019-12-16

    ...<p>2018年11月に福島県のポインセチア栽培施設でモトジロアザミウマの発生が初めて確認された.寄生が確認された施設周辺のポインセチア栽培施設を調査した結果,本種は最初に確認された施設以外では発見されなかった....

    DOI

  • 福島県におけるモトジロアザミウマの発生状況と薬剤感受性

    野地, 晴奈, 高倉, 慎 北日本病害虫研究会報 (70) 190-193, 2019-12

    ...2018年11月に福島県のポインセチア栽培施設でモトジロアザミウマの発生が初めて確認された。寄生が確認された施設周辺のポインセチア栽培施設を調査した結果,本種は最初に確認された施設以外では発見されなかった。この施設から採種した成虫を用いて,薬剤5剤の防除効果を検討した。その結果,スピネトラム水和剤が高い防除効果を示し,ペルメトリン乳剤は防除効果が認められたものの,その効果は低かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 川崎市の露地栽培キュウリにおけるミナミキイロアザミウマのネオニコチノイド系殺虫剤感受性

    駒田 茜里, 中村 晃紳, 栗田 瑠夏, 糸山 享 関東東山病害虫研究会報 2019 (66), 85-86, 2019-12-01

    ...<p>川崎市におけるミナミキイロアザミウマの殺虫剤抵抗性の現状を把握するため,同市内5地点の露地栽培キュウリから採集した成虫を対象として,ネオニコチノイド系殺虫剤に対する感受性を調査した。明治大学の圃場において採集した個体群では,ジノテフラン水溶剤に対する感受性が高かった。一方,現地の生産圃場から採集した4個体群では,ジノテフラン水溶剤およびアセタミプリド水溶剤に対する感受性が著しく低かった。...

    DOI

  • ワケネギのアザミウマ類に対するプロヒドロジャスモン液剤の効果

    大林 隆司 関東東山病害虫研究会報 2019 (66), 81-84, 2019-12-01

    ...<p>アブラナ科,ナス科,ウリ科,キク科,バラ科においてアザミウマ類に対し忌避効果が認められているプロヒドロジャスモン液剤を露地栽培のワケネギ(ヒガンバナ科)に処理し,アザミウマ類の寄生数に変化が生じるか検証した。...

    DOI

  • 福島県におけるモトジロアザミウマの発生状況と薬剤感受性

    野地 晴奈, 高倉 慎 北日本病害虫研究会報 (70) 190-193, 2019-12

    ...2018年11月に福島県のポインセチア栽培施設でモトジロアザミウマの発生が初めて確認された。寄生が確認された施設周辺のポインセチア栽培施設を調査した結果,本種は最初に確認された施設以外では発見されなかった。この施設から採種した成虫を用いて,薬剤5剤の防除効果を検討した。その結果,スピネトラム水和剤が高い防除効果を示し,ペルメトリン乳剤は防除効果が認められたものの,その効果は低かった。...

    日本農学文献記事索引

  • 岩手県の春まきタマネギ栽培におけるネギアザミウマの適切な殺虫剤散布間隔

    横田 啓, 熊谷 初美, 福田 拓斗, 荻内 謙吾 北日本病害虫研究会報 (70) 152-157, 2019-12

    ...岩手県の春まきタマネギ栽培におけるネギアザミウマの要防除水準ならびに本種を対象とした適切な殺虫剤散布間隔について,4ヵ年の調査を元に検討した。ネギアザミウマを対象とした商品収量を最大化し,産地としての信頼性を低下させないために適切な殺虫剤の散布間隔は,10日間隔(合計6回散布)~15日間隔(同4回散布)と考えられた。...

    日本農学文献記事索引

  • 天敵利用によるイチゴのアザミウマ類とハダニ類の防除体系

    岩本, 哲弥, 河村, 俊和, 本田, 善之 山口県農林総合技術センター研究報告 (10) 16-26, 2019-09

    ...アカメガシワクダアザミウマを用いる場合は、2月中旬に15,000頭/10a放虫すると効果が高い。5月以降のアザミウマ類の密度抑制のためのリモニカスカブリダニ5月上旬の追加放飼は、外部からのアザミウマ類の侵入により効果がない。この防除体系に必要な農薬・資材費は91.8千円と試算された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 露地ナスに発生するヒメハナカメムシ類に対する各種殺虫剤の影響

    井村 岳男 関西病虫害研究会報 61 (0), 49-53, 2019-05-31

    ...アオクサカメムシの防除薬剤であるアセタミプリドとジノテフラン,並びにミナミキイロアザミウマの防除薬剤であるエマメクチン安息香酸塩とフロメトキンは,処理直後にヒメハナカメムシ類が急減したが,2週間後には無処理の 1/3~1/2 程度まで密度が回復した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 岐阜県の家庭料理 副菜の特徴

    西脇 泰子, 堀 光代, 長屋 郁子, 木村 孝子, 坂野 信子, 辻 美智子, 山根 沙季, 長野 宏子, 山澤 和子, 横山 真智子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 216-, 2019

    ...</p><p>【結果および考察】岐阜圏域は,夏から秋に採れる「十六ささげ」・「千石豆」・「桑の木豆」,西濃圏域は「沢あざみ」をフライ,和え物,煮物等にしていた。これらの野菜は,岐阜県認証の飛騨・美濃伝統野菜である。西濃圏域は,木曽三川の恵みである淡水魚を利用した副菜もみられ,「もろこ」が多く採れた時期には佃煮にしていた。また,小さめのじゃがいもを甘辛く煮た「ちご煮」を食していた。...

    DOI

  • 高知県の家庭料理 副菜の特徴

    野口 元子, 福留 奈美, 小西 文子, 五藤 泰子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 231-, 2019

    ...沿岸部では,ふのりやあんどくなどの海藻で酢みそ和えや佃煮などが作られており,海辺に自生する浜あざみを使った天ぷらやキンピラなどは地理的環境が類似する室戸岬,足摺岬周辺で食べられていた。高知市,南国市などの平野部では,きゅうり,なすなどの栽培が盛んで,煮物や漬物などに広く利用されていた。...

    DOI

  • 青森県の家庭料理 副菜の特徴

    安田 智子, 今井 美和子, 熊谷 貴子, 真野 由紀子, 北山 育子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 31 (0), 195-, 2019

    ...また,各地域には山の恵みである山菜や野草(ウルイ,ワラビ,コゴミ,アザミ,ボンナ,シドケ,タラノメ,ミズ(ウワバミソウ),シノベ,アザミ,サシトリ,イタドリ,バッケ(フキノトウ)やきのこ(サモダシ(ナラタケ)),野菜(タマナ(キャベツ),ニンジン,ダイコン,ゴボウ,ジャガイモ,キギク)など,四季の農産物を用いた料理が豊富であった。...

    DOI

  • 光反射シートによるタマネギのネギアザミウマ密度抑制効果

    関根 崇行, 猪苗 代翔太, 鈴木 香深, 山澤 富雄, 藤田 勇 北日本病害虫研究会報 2018 (69), 159-163, 2018-12-21

    ...<p>タマネギの重要害虫であるネギアザミウマに対して,紫外線域を含む全領域の波長に対して高い反射率を示す光反射シートの通路内設置による密度抑制効果を検討した.光反射シートはネギアザミウマ成虫のタマネギへの寄生を抑制し,その結果,幼虫の寄生も抑制された.本種初発生前から光反射シートを設置することにより,化学合成農薬無散布でも十分な収穫物を確保することが可能であった.また,光反射シートの通路設置により,...

    DOI

  • 宮城県における園芸作物圃場から採取したアザミウマ類3種に対する各種薬剤の殺虫効果

    猪苗代 翔太, 関根 崇行, 板橋 建 北日本病害虫研究会報 2018 (69), 168-172, 2018-12-21

    ...<p>宮城県内の園芸作物圃場から採取したミカンキイロアザミウマ,ヒラズハナアザミウマ,ネギアザミウマの3種13個体群の雌成虫を用いて,主要な防除薬剤18剤の殺虫効果を検討した.3種雌成虫に対して高い殺虫効果を示した薬剤はプロチオホス乳剤のみであった.スピノサド水和剤とスピネトラム水和剤はヒラズハナアザミウマ,ネギアザミウマの2種に対しては高い殺虫効果を示したが,ミカンキイロアザミウマに対しては殺虫効果...

    DOI

  • 施設栽培トマトの主要害虫に対する赤色防虫ネットの侵入抑制効果

    松橋 伊織 北日本病害虫研究会報 2018 (69), 140-145, 2018-12-21

    ...<p>岩手県の施設栽培トマトで問題となる,ヒラズハナアザミウマおよびミカンキイロアザミウマに対する目合い0.8 mm赤色防虫ネットの侵入抑制効果について検討した.その結果,アザミウマ類の発生量が時期別,年次別に大きく変動する状況下においても,赤色防虫ネットが両種に対して常に高い侵入抑制効果を発揮することが明らかとなった.また,同じく現地で発生のみられたオンシツコナジラミに対しても一定の侵入抑制効果が...

    DOI

  • 光反射シートによるタマネギのネギアザミウマ密度抑制効果

    関根, 崇行, 猪苗代, 翔太, 鈴木, 香深, 山澤, 富雄, 藤田, 勇 北日本病害虫研究会報 (69) 159-163, 2018-12

    ...タマネギの重要害虫であるネギアザミウマに対して,紫外線域を含む全領域の波長に対して高い反射率を示す光反射シートの通路内設置による密度抑制効果を検討した。光反射シートはネギアザミウマ成虫のタマネギへの寄生を抑制し,その結果,幼虫の寄生も抑制された。本種初発生前から光反射シートを設置することにより,化学合成農薬無散布でも十分な収穫物を確保することが可能であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 施設栽培トマトの主要害虫に対する赤色防虫ネットの侵入抑制効果

    松橋, 伊織 北日本病害虫研究会報 (69) 140-145, 2018-12

    ...岩手県の施設栽培トマトで問題となる,ヒラズハナアザミウマおよびミカンキイロアザミウマに対する目合い0.8mm赤色防虫ネットの侵入抑制効果について検討した。その結果,アザミウマ類の発生量が時期別,年次別に大きく変動する状況下においても,赤色防虫ネットが両種に対して常に高い侵入抑制効果を発揮することが明らかとなった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 神奈川県のトマト抑制栽培における害虫新防除体系の検討

    大矢 武志, 島田 涼子 関東東山病害虫研究会報 2018 (65), 78-82, 2018-12-01

    ...<p>ウイルス病害,およびそれらを媒介する微小害虫の防除が最も困難なトマト抑制作型において,タバココナジラミ類およびアザミウマ類に対する忌避剤,0.6 mm目合い新型赤色防虫ネットならびに天敵製剤のタバコカスミカメ製剤を用いた新総合防除体系の防除効果について検討した。...

    DOI

  • 茨城県の施設キュウリにおけるミナミキイロアザミウマ<i>Thrips palmi</i> Karnyに対する薬剤感受性

    高木 素紀, 後藤 舞, 久恒 和雅, 草野 尚雄, 鹿島 哲郎 関東東山病害虫研究会報 2018 (65), 115-117, 2018-12-01

    ...現地圃場では,ミナミキイロアザミウマに対する防除が複数回行われているにも関わらず本虫が防除しきれず,ウイルス病も発生することから,ミナミキイロアザミウマの殺虫剤に対する感受性の低下が疑われた。そこで,県内の施設栽培キュウリから採集したミナミキイロアザミウマ個体群を用いて,雌成虫の殺虫剤感受性を調査した。...

    DOI

  • 県産植物の機能性成分活用事業(3) : ハマアザミ(Cirsium maritimum Makino)の抗アレルギー作用に関する研究

    鈴木, 大進, 田中, 守, 渡邊, 浩幸, 岡崎, 由佳, 岡本, 佳乃, 川北, 浩久, 篠原, 速都 高知県工業技術センター研究報告 = Reports of Kochi Prefectural Industrial Technology Center (49) 37-43, 2018-10

    ...ハマアザミ抽出物は動物試験において血液中の特異IgE量を抑制する傾向を示し、特異IgA量を増加させた。また、糞便中IgA量の増加も確認されたことから、ハマアザミ抽出物の粘膜免疫増強作用が示唆された。さらに、アレルギー反応時のラット細胞におけるカルシウムイオン濃度測定の結果、ハマアザミ抽出物の抗アレルギー活性の作用メカニズムは、細胞内へのカルシウムイオン流入の抑制によることが示唆された。...

    日本農学文献記事索引

  • 北海道のカラマツ人工林伐跡における車両機地拵後の地表植生変化

    倉本 惠生, 佐々木 尚三, 津山 幾太郎, 原山 尚徳, 上村 章, 山田 健, 宇都木 玄, 斎藤 丈寛 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 102-, 2018-05-28

    ...さらに3年後には伐出と地拵方法に関わらずいずれの場所でもほぼ全面に植生が繁茂し、チシマアザミ・オオイタドリが2~3mの高さに発達していた。</p>...

    DOI

  • 白山山麓に発生した地すべり地における自生種による植生復元手法の検討

    柳井 清治, 横田 健一朗 日本森林学会大会発表データベース 129 (0), 152-, 2018-05-28

    ...この結果、発芽が確認された植物はススキ,フジアザミ,ヨモギ,オノエヤナギ(埋枝)のみで木本種子から発芽したものはなかった。処理間の比較では化学肥料による発芽率の減少と初期成長の増加,腐植土混入による比較的高い発芽・成長率などであった。腐植土内には菌根菌類の存在が確認されており、この菌根菌による感染が発芽・成長に影響した可能性が示唆された。</p>...

    DOI

  • 防除圧の異なる茶園における寄生蜂相(ハチ目)と発生消長

    小澤, 朗人, 内山, 徹 静岡県農林技術研究所研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Research Institute of Agriculture and Forestry (11) 13-32, 2018-03

    ...各寄生蜂の発生数に及ぼす防除圧の影響はあまり明確ではなかったが,アザミウマタマゴバチなど一部の寄生蜂では防除圧の影響があったと考えられ,チビトビコバチ,サルメンツヤコバチ,ナナセツトビコバチ,アザミウマタマゴバチ,キイロタマゴバチを指標生物の候補種とした。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • バラのロックウール栽培におけるアザミウマ類防除対策の確立

    畑中, 猛, 溝部, 信二, 友廣, 大輔 山口県農林総合技術センター研究報告 (9) 60-68, 2018-03

    ...バラ施設での発生種は、ヒラズハナアザミウマ、ミカンキイロアザミウマ等であった。なお、優占種は施設により異なったが、ヒラズハナアザミウマが優占している施設が多かった。ミカンキイロアザミウマ雌成虫に効果の高い薬剤は、フィプロニルで他の薬剤は効果が低かった。ヒラズハナアザミウマ雌成虫に効果の高い薬剤は、フィプロニル、スピネトラムで、やや効果の高い薬剤はプロチオホスで他の薬剤は効果が低かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 製紙工場における飛翔性昆虫類,特にユスリカの侵入実態

    木村 悟朗, 内田 有治, 榎田 順一 紙パ技協誌 72 (4), 388-391, 2018

    ...</p><p>一方,アザミウマ類については50メッシュ(目開き:330μm)でも通過した。さらに,本報告では,侵入対策以外に重要となる接近対策としての照明管理と早期駆除としてのライトトラップについて,最新の知見を中心にレビューした。</p>...

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • あざみの収穫時期および葉軸長とポリフェノール量の関連について

    山澤 和子, 高橋 里奈 日本調理科学会大会研究発表要旨集 30 (0), 86-, 2018

    ...今回は沢あざみの収穫時期や葉軸長とポリフェノール含量の関連を分析し沢あざみの成分的特徴について考察することを目的とした。<br><br><b>【方法】</b>試料:愛知県内の平地で栽培した沢あざみの葉身を、平成28・29年の5月~10月に約1か月毎に収穫した。...

    DOI

  • 川崎市の花卉および野菜におけるミカンキイロアザミウマの殺虫剤感受性

    中村 晃紳, 山﨑 大樹, 鶴田 万智, 糸山 享 関東東山病害虫研究会報 2017 (64), 126-128, 2017-12-01

    ...<p>川崎市におけるミカンキイロアザミウマの殺虫剤感受性の現状を把握するため,2014年に同市内のキク3圃場から採集した3個体群を,2015年には同市内の野菜4圃場から採集した4個体群を用いて,それぞれ11種類と8種類の殺虫剤に対する感受性を調査した。その結果,いずれの個体群でも複数の殺虫剤に対する感受性が低いことが分かった。...

    DOI Web Site

  • バラの施設密閉高温処理によるミカンキイロアザミウマの防除

    井口, 雅裕 和歌山県農林水産試験研究機関研究報告 (5) 9-22, 2017-06

    ...バラにおけるミカンキイロアザミウマの防除法として,施設密閉高温処理について検討した。1. ミカンキイロアザミウマを45℃または48℃の人工気象器内に入れて雌成虫,2齢幼虫の死亡率を調査した。雌成虫は45℃で8分間以上,48℃で6分間ですべて死亡した。2齢幼虫は45℃で10分間以上,48℃で7分間ですべて死亡した。幼虫と一緒にインゲン葉のリーフディスクを入れると48℃15分間でも生存虫が認められた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • カンキツ園の下草と周辺樹木におけるカブリダニ類(Acari: Phytoseiidae)の発生実態

    増井, 伸一, 片山, 晴喜 静岡県農林技術研究所研究報告 = Bulletin of the Shizuoka Research Institute of Agriculture and Forestry (10) 27-36, 2017-03

    ...カンキツにおいて,ミカンハダニ,ミカンサビダニ,アザミウマ類の土着天敵であるカブリダニ類強化に向けた基礎的知見を得るため,カンキツ園の下草と周辺の樹木におけるカブリダニ類の発生実態を調査した。調査対象とした18種の樹木の全てからカブリダニが採集され,カンキツでの発生が確認されているコウズケカブリダニが38.3%,ニセラーゴカブリダニが37.0%を占めたが,ミヤコカブリダニは0.3%であった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ベンゾイルウレア系殺虫剤抵抗性のミカンキイロアザミウマにおけるキチン合成酵素遺伝子<i>chitin synthase 1</i>の点突然変異

    鈴木 洋平, 塩月 孝博, 上樂 明也, 三浦 健, 水口 智江可 日本農薬学会誌(Journal of Pesticide Science) 42 (3), 93-96, 2017

    ...<p>実験室で累代飼育したミカンキイロアザミウマの薬剤感受性個体群,および野外採集された個体群に対して,ベンゾイルウレア系キチン合成阻害剤の殺虫活性を調べた.ベンゾイルウレアの1種であるノバルロンのLC<sub>50</sub>は,感受性個体群で0.64 ppm,野外採集個体群で2.1∼130 ppmであり,供試した野外採集個体群において感受性低下が認められた.共力剤ピペロニルブトキシドの存在下でLC50...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献22件

  • 雑草リスク情報-その1:雑草による傷害

    伊藤 幹二 草と緑 9 (0), 27-36, 2017

    ...1種でした.トゲ以外に負傷の原因になる部分は,鋭い葉縁,長く横走する蔓,硬い切断部,衣服付着果実,刈取り時の粉末(揮発性物質の吸引が原因か)が挙げられました.最もトゲの危険性(ケガの大きさ・痛さの程度)の高い種類は,アメリカオニアザミ,ニセアカシヤ,サルトリイバラ,ノイバラかと思われます....

    DOI

  • あざみの食文化と成分特性(一般成分および食物繊維)について

    山澤 和子, 森 菜摘, 安井 見空 日本調理科学会大会研究発表要旨集 29 (0), 117-, 2017

    ...<b>【目的】</b>沢あざみは平成26年“味の箱舟”に登録されたキク科の多年生植物で、岐阜県揖斐川町近隣地域で古くから葉軸が食用とされている。沢あざみの認知度は極めて低く七訂日本食品成分表非収載の食品で、地域性が極めて高い野菜である。...

    DOI

  • 圃場環境におけるアカメガシワクダアザミウマへの薬剤影響評価試験

    東田 景太, 大朝 真喜子, 森 光太郎, 今井 修 関西病虫害研究会報 59 (0), 41-45, 2017

    ...<p>アカメガシワクダアザミウマは施設栽培のイチゴやナスに発生するアザミウマ類に防除効果が認められている天敵昆虫である。本研究では圃場環境におけるアカメガシワクダアザミウマへの薬剤影響評価試験を行い,以下のような結果や考察が得られた。①スピノサド顆粒水和剤,スピネトラム水和剤,エマメクチン安息香酸塩乳剤の3剤を散布しても室内試験と比べて影響が小さかった。残効は17日程度と考えられた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献7件

  • スナップエンドウおよびソラマメにおけるアザミウマ類の種構成

    柿元 一樹, 松比良 邦彦, 井上 栄明, 中島 純, 伊藤 由香 関西病虫害研究会報 59 (0), 1-7, 2017

    ...両試験において,ハナアザミウマおよびヒラズハナアザミウマの2種が確認されたが,調査期間を通じてスナップエンドウではハナアザミウマが優占し,殺虫剤の散布がアザミウマ類の種構成に影響を及ぼす可能性は低いと推察された。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献2件 参考文献3件

  • アザミウマと植物の生物間相互作用とその応用

    安部 洋, 櫻井 民人, 大矢 武志, 松浦 昌平, 冨高 保弘, 浅見 忠男, 三冨 正明, 腰山 雅巳, 津田 新哉, 小林 正智 植物の生長調節 52 (1), 39-43, 2017

    <p>Herbivore attack is one of the most important factors to decrease the agricultural production. Many types of insecticide were developed and utilized to control the insect pests in the world. …

    DOI Web Site

  • アカメガシワクダアザミウマ成虫の放飼株から近接株への分散性

    櫻井 民人, 勝山 直樹, 津田 新哉 関東東山病害虫研究会報 2016 (63), 69-72, 2016-12-01

    ...<p>天敵昆虫アカメガシワクダアザミウマ<i>Haplothrips brevitubus</i> (Karny) の放飼株から周辺株への分散性を果菜類4種 (イチゴ,ピーマン,ナス,キュウリ) について調べた。その結果,本種成虫は放飼後日数の経過とともに近接した周辺株へ移動したものの,放飼株からの分散性はあまり高くないことが示唆された。...

    DOI

  • 父島「水ノ下」海岸におけるオガサワラアザミの食害 (続報)

    後藤, 雅文, 熊本, 舞子, 島田, 律子 小笠原研究年報 (39) 85-88, 2016-05-31

    ...父島の宮之浜海岸西側に位置する「水ノ下」は、ノヤギの食害により激減したと考えられているオガサワラアザミ(小笠原諸島固有種)の大きな群落がある。東京都自然保護指導員は2008年からこの群落の生育状況を把握してきたが、2013年にこの群落でネズミ類によるものと思われる茎や蕾への食痕が多数確認されたため、前報でその結果を報告した。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 養蜂業における北海道の森林蜜源の利用実態と将来展望

    真坂, 一彦 農業および園芸 = Agriculture and horticulture 91 (5), 518-533, 2016-05

    ...北海道における代表的な蜜源はニセアカシア,シナノキ,そしてクローバーであり,それにアザミ,キハダ,ソバ,トチノキと続くなど,蜜源の多様性が高い。この主要7蜜源植物だけでみると,樹木蜜源は66.6%を占め,さらに森林性のアザミを加えると75.6%に達することから,北海道では森林が重要な蜜源となっているといえる。道内における蜜源植物の分布には,植生や土地利用の在り方を反映した地域性がみられる。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 非選択的殺虫剤の散布による天敵排除がワタアブラムシ個体群に及ぼす影響

    柿元, 一樹, 松比良, 邦彦, 井上, 栄明, 中島, 純, 伊藤, 由香, 安部, 順一朗, 太田, 泉, 水谷, 信夫, 大野, 和朗 鹿児島県農業開発総合センター研究報告 (10) 29-33, 2016-03

    ...一方,ほ場で発生した主要天敵であるテントウムシ類,タイリクヒメハナカメムシおよびアカメガシワクダアザミウマは,合成ピレスロイド系殺虫剤区で特異的に減少した。室内実験では,合成ピレスロイド系殺虫剤の処理によってワタアブラムシは約50%が死亡したものの,産仔数は無処理と同等であった。以上の結果から,オクラほ場でのワタアブラムシのリサージェンスは土着天敵の排除による影響であることが示唆された。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • ネギのチェーンポット育苗における薬液の定植時灌注処理によるネギアザミウマ防除

    櫻井, まさみ, 吉澤, 仁志 群馬県農業技術センター研究報告 (13) 1-4, 2016-03

    ...チェーンポット育苗したネギにおいて、定植直前に、ジノテフラン水溶剤50倍液またはイミダクロプリド水和剤200倍液をチェーンポットに灌注することで、定植初期からネギアザミウマに対する高い防除効果が得られた。また、イミダクロプリド灌注処理のほうが、同成分の粒剤処理より効果の発現が早かった。無処理区では定植一ヶ月後に生育の抑制が見られたが、両薬剤の灌注処理では生育が良好であった。...

    日本農学文献記事索引

  • 千葉県のキク圃場におけるキク茎えそ病の発生状況及びChrysanthemum stem necrosis virus寄生植物の探索

    國友, 映理子, 牛尾, 進吾 千葉県農林総合研究センター研究報告 = Annual research bulletin of the Chiba Prefectural Agriculture and Forestry Research Center (8) 81-86, 2016-03

    ...本試験で得られた結果から,健全な苗の確保による圃場へのウイルスの持ち込みを防止することなどの耕種的防除,ミカンキイロアザミウマに有効な薬剤のローテーション散布などの化学的防除及び防虫ネットの利用などの物理的防除法を効果的に組み合せることによりミカンキイロアザミウマを防除し感染を拡大させないこと,作物-雑草間の伝染サイクルを遮断し次作へ感染をつながないことが,キク茎えそ病防除対策で重要であることがわかった...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 明治大学黒川農場におけるネギアザミウマThrips tabaciの殺虫剤感受性

    小川, 将司, 糸山, 享 明治大学農学部研究報告 = Bulletin of the Faculty of Agriculture, Meiji University 65 (3), 75-78, 2016-02

    ...明治大学黒川農場で得られたネギアザミウマの個体群を対象として,ソラマメ催芽種子を用いた検定方法により数種殺虫剤に対する感受性を調査したところ,複数の殺虫剤に対する感受性が神奈川県内の他地域と比較して低い傾向にあることが確認された。特に,一部の有機リン系殺虫剤に対する感受性は著しく低下しており,今後の防除において,使用する殺虫剤の選択を見直す必要があることが強く示唆された。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • 芦生研究林を基産地(Type locality)とする動植物

    渡辺, 弘之 森林研究 (79) 55-62, 2016-01

    ...貴重なブナ林が残されている芦生研究林からは植物ではアシウスギ(アシオスギ),アシウアザミ,アシウテンナンショウが,キノコではツバフウセンタケモドキが新種・新変種として記載され,動物ではクモ類16種,甲殻類等脚目2種,昆虫類ではコメツキムシ11種など34種,ササラダニ類で2種など合計で少なくとも,58種もの新種が記載されている。...

    日本農学文献記事索引 HANDLE Web Site

  • 終末期医療における心理面接に関する一考察

    西牧 万佐子 箱庭療法学研究 28 (3), 53-64, 2016

    <p>本稿では,がん患者五人の事例を検討する。本研究の目的は,主にイメージを検討することを通じてそれぞれの事例の特徴を明らかにすることと,終末を迎えようとしているクライエントとの心理療法の意味をとらえようとすることにある。主に次の三点から考察が行われた。1)生命の危機にあるからこそ立ち上がる生,2)自然の最も重要な営みの一つとしての死,そして終末期にあるクライエントとのセラピーにしばしば現れる「…

    DOI

ページトップへ