児玉,省二, 小幡,憲郎, 半藤,保, 後藤,明, 五十嵐,俊彦, 竹内,正七, 笹川,重男, 渡辺,侃, 高橋,威, 加藤,政美
日本産科婦人科學會雜誌
37
(6),
861-870,
1985-06-01
外陰部に発生したPaget病11例について臨床病理学的検討を加え以下の結果を得た.1.昭和46年以来過去13年間に当教室で治療された外陰部Paget病は9例で,外陰癌(扁平上皮癌)の14例に対し,1:1.56の比であった.2.年齢は,61歳から75歳(平均67.8歳)の高齢者であった.また体表癌で診断の行ない易い部位に発生しながら,自覚症状出現から診断までに平均3.5年を要し,積極的な生検による…
NDLデジタルコレクション
医中誌