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検索結果 846 件

  • ゲージ・重力対応におけるテンソルネットワーク

    宮地 真路 日本物理学会誌 79 (3), 129-134, 2024-03-05

    ...そのような導出の方法として有力とされる候補が,Multiscale Entanglement Renormalization Anzatz(MERA)と呼ばれるテンソルネットワークの一種による方法である.テンソルネットワークとは,量子状態の量子エンタングルメントの構造をテンソルのネットワークにより幾何学的に表現したものであり,量子状態を効率的にシミュレート可能にする.特にMERAのテンソルネットワーク...

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  • 生活者の専門家観を題材とした実践と専門家観の分析 : 「専門家」を再考する

    加藤 多笑, 久保田 祐貴 科学技術コミュニケーション 34 1-19, 2024-03

    ...日常の経験に即した専門家の捉え方(生活者の専門家観)は,専門家と市民の関わりを考える上で,重要なトピックの一つである.しかし,従来の科学コミュニケーションでは,生活者の専門家観は中心的なトピックとして扱われておらず,調査としても標準化された質問紙や面接形式のものが行われるのみであった.本論文では,専門家の識別と助言の問題を扱う「『専門家』を再考する」と呼ぶ実践を提案し,生活者の専門家観について議論する...

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  • インド・アパレル産業における生産ネットワークとCOVID-19の影響

    宇根 義己 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 259-, 2024

    ...までのリードタイムは,コロナ禍前で約90日であったのが,コロナ禍では納入先の了承のもと,調達,生産,出荷の各工程をそれぞれ10日ほど延長した.また,コロナ禍では素材や物流のコストが値上げし,2024年の調査時点でもコストはコロナ禍前の水準に戻っていない.糸や布など素材の調達範囲は国内主産地に広がっており,生産ネットワークは広域的である.インドでの日本市場向け縫製において,品質の担保は大きなボトルネックの...

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  • 繰り返しの投球が肘関節に与える影響の検討

    髙橋 知之, 高橋 俊行, 西中 直也 昭和学士会雑誌 84 (1), 38-47, 2024

    ...内側裂隙間距離,上肢筋筋力,投球動作中の運動学・運動力学データの平均値を比較した.有意水準は全て5%とした.投球前後で明らかなMCLの輝度および形態変化は認めなかった.投球前後で内側裂隙間距離の有意な拡大,ゼロポジション近似肢位における肩外旋筋力の有意な低下を認めた.投球動作中の運動学・運動力学データは変化がなかった.100球程度の投球では,MCLにMRI画像の輝度や形態変化は認められないが,同じくリスクの...

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  • 根室半島におけるアースハンモックの分布と形態

    澤田 結基, 近藤 玲介, 吉岡 璃貴也 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 274-, 2024

    ...<b> </b>歯舞,珸瑤瑁,納沙布のどの分布地においても,ハンモックの一部が直線的に欠けるものが散見される。ハンモックの欠損はエゾシカの踏み跡に沿っていることから,エゾシカが踏みつけることで生じたと考えられる。</p>...

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  • 安全管理において「管理」すべき人間の諸特性

    中西 美和 安全工学 62 (6), 380-383, 2023-12-15

    ...<p>安全致命性の高いシステムにおいて,人間は,リスクの一要因であると同時に,あらゆるリスクを特定し管理する上で不可欠な存在でもある.人間工学/ ヒューマンファクターズの担う大きな役割の一つは,このようにシステムの運用を良くも悪くも左右する人間の特性を適切に理解し,システムが安全と生産とをより高いレベルで実現できるよう種々の条件をデザインすることである.そして,今日,このデザインの対象は,技術変革,...

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  • 半自律対話による同時並列傾聴システム

    川井 悠生, 山本 賢太, 越智 景子, Lala Divesh, 井上 昂治, 河原 達也 人工知能学会研究会資料 言語・音声理解と対話処理研究会 99 (0), 66-71, 2023-12-04

    ...<p>近年,音声認識技術や自然言語処理技術の発展に伴い,人間らしい振る舞いをする音声対話システムの研究および開発が盛んに行われている.人間らしい振る舞いが求められる対話タスクの一つとして,傾聴が挙げられる.しかし,現在の対話システムはリアルタイムかつ高度な意味理解を伴う応答が困難であり,特に共感の面で,未だ人間の聴き手のレベルには達していない.そこで我々は,同時並列傾聴システムという枠組みを提案している...

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  • 花押を対象とした画像検索システムの改善の試み

    石村, 隆博, 北國, 智己, 村川, 猛彦 じんもんこん2023論文集 2023 131-136, 2023-12-02

    ...花押とは,その人物を示す署名(サイン)である.昨年発表した,花押画像ファイルを入力にとり,花押彙纂データベースの 25,000枚の花押画像の中で類似する画像を求めるシステムについて,本研究では 2つの改善を試みた. (1)これまでの AKAZEに基づき画像の特徴点を抽出し類似度を算出する方法と別に,畳み込みニューラルネットワークの一種である MobileNetV2 と近似最近傍探索ライブラリの Nmslib...

    情報処理学会

  • String Constraint Solving によるDOM-based XSS検出に向けて

    山口, 大輔, 千田, 忠賢 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 575-582, 2023-10-23

    ...しかし,それらの研究はサーバ側で実行されるプログラムの脆弱性を検出対象としており,DOM-based XSSのようなクライアント側で実行されるJavaScriptプログラムの脆弱性検出への応用は十分に研究されていない.本研究では,SCSによるDOM-based XSSの脆弱性検出を試みる.我々はJavaScriptプログラムに対してSCSを行う手法を提案し,JavaScriptの静的解析フレームワークの...

    情報処理学会

  • 一側性難聴児のマスク装用における学校生活での聴取への影響および補聴器装用による聴取改善効果の検討

    金沢 弘美, 窪田 和, 谷口 貴哉, 澤 允洋, 髙橋 英里, 民井 智, 江洲 欣彦, 吉田 尚弘 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (10), 1134-1141, 2023-10-20

    ...この結果, 難聴のレベルにかかわらず, 多くの一側性難聴児が, マスク装用生活後に聞き取り困難を感じていた. 11人が補聴器試聴を希望し, 9人が雑音下語音検査でその効果を認め購入に至った. 一側性難聴児は, 両側性難聴児と同様に, 学力の低下, 社会性の問題など, 年齢が上がるに連れて顕著になるケースがある. マスク装用生活が続いたことにより, 一側性難聴児が困難感を自覚するようになっている....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 精神保健福祉領域におけるソーシャルアクションの課題 -2022年の精神保健福祉法等改正から-

    住友, 雄資 福岡県立大学人間社会学部紀要 32 (1), 37-53, 2023-10

    ...し,そこから精神保健福祉領域におけるソーシャルアクションの課題を明らかにすることである.まずわが国におけるソーシャルアクションの変遷をたどり,闘争モデル一辺倒から新たに協働モデルが登場してきたことを示した.次に2022年の障害者総合支援法・精神保健福祉法・精神保健福祉士法の改正内容との関連で,精神保健福祉士養成におけるソーシャルアクションがどのように位置づけられたかを検討した.それはソーシャルワークの...

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  • 学校緊急支援の心理支援体制構築において心理職に求められる課題

    坪田 祐季, 栗野 理恵子 支援対話研究 8 (0), 3-19, 2023-09-30

    ...日頃から地域における支援システムやネットワークを構築していくことが重要であり,学校コミュニティに携わる心理職は,そのネットワークの一員として学校内外において心理教育や緊急支援マニュアルの作成などに主体的に関与していくことが求められる。...

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  • 赤外線ヒータを用いたCFRTPシートの加熱・冷却ハイブリッド射出成形法の開発(第4報)

    村田 泰彦, 奥山 卓, 谷村 侑彦, 野口 宏昌 精密工学会学術講演会講演論文集 2023A (0), 729-730, 2023-08-31

    ...本報告では、著者らが成形現象解析用として開発した、CFRTPシートと金型を同時に加熱できる加熱・冷却ハイブリッド射出成形金型を、エンジニアリングプラスチックの一つであるポリカーボネートを母材とするCFRTPシートの成形に適用し、加熱温度などの成形条件が成形品外観に及ぼす影響を明らかにした。</p>...

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  • CodeBERTによるコード間編集距離の計算可能性の検討

    橋本, 和奏, 安居, 優仁, 竹内, 和広 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2023論文集 2023 244-245, 2023-08-16

    ...される.近年,深層学習を用いたソースコードの大規模言語モデルが公開されてきている.この論文では,コード片をベクトルとして扱う大規模言語モデルを利用して,大量のコード間の編集距離を高速に計算することを検討する.事前学習済の大規模言語モデルを編集距離の算出ができるように Fine-tuning することができれば,様々なタスクにおいて編集距離をより柔軟に計算する可能性が広がる.例えば,バージョン管理タスクの...

    情報処理学会

  • サーバシステムの性能データ転送効率化に向けた改善案の評価

    飯山, 知香, 平井, 聡, 山岡, 茉莉, 福本, 尚人, 小口, 正人 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2023論文集 2023 639-646, 2023-06-28

    ...サーバの共有利用や分散処理利用に関する需要が増えてきている.リアルタイムでこれらの性能データを分析するためには,データの収集や転送によるオーバヘッドを抑え,効率的に扱う必要がある.そこで本研究では,ターゲットサーバでのデータ収集およびデータ解析用サーバへのデータ転送時のリソース利用量やオーバヘッドを計測した結果をもとに,効率的な手法を開発することを目的としている.本報告では,データ転送処理のボトルネックの...

    情報処理学会

  • 腎後性AKIに伴う高K血症によるVF蘇生後,CHD,PMX併用により救命し得た敗血症性ショックの一

    横山 雄樹, 関根 秀介, 都築 有美, 松井 俊之, 齋木 巌, 今泉 均, 内野 博之 日本急性血液浄化学会雑誌 13 (2), 102-105, 2023-06-01

    <p>尿管閉塞による腎後性AKIでVFを呈した高K血症,septic shockに対して,high volume high flow(HVHF)CHD,PMX-DHPによる血液浄化法が奏効した症例を経験した。【症例】71歳,女性。【既往歴】狭心症,腹部大動脈瘤,右水腎症。【現病歴】意識消失にて入院した翌朝,意識消失およびVFを認め,胸骨圧迫とDCを施行し,自己心拍再開後にICUに入室した。腎後性…

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  • 札幌医科大学で過ごした47年間:特に細胞標的DDSの開発研究について

    加藤 淳二 札幌医学雑誌=The Sapporo Medical Journal 91 (1-6), 1-12, 2023-03-31

    ...本最終講義では、特にライフワークの一つとして探求してきた二種類の細胞標的療法の開発について述べたい。細胞標的療法とは、ある特定の細胞に薬剤や遺伝子を特異的に送達(DDS)することで、より有効性を高める手法であり、全身投与の場合と比べて薬剤投与量を減らすことが可能となり副作用の軽減にもつながる。一つ目は、肝硬変(肝繊維化)に対する細胞標的療法である。...

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  • DOHaDにおける腸内細菌の重要性

    山城 雄一郎 DOHaD研究 11 (2), 135-142, 2023-03-31

    ...胎児期の成育環境が出生後に成長して成人に至る過程で、メタボリック症候群(国際的には最近、慢性非感染性疾患と称している)の重要なリスクの一つ即ちDOHaDの原因となり得る事が判明している。近年の更なる研究から、妊娠中の種々の有害因子と出生児のメタボリック症候群、心血管疾患、2型糖尿病等の発症条件として連動している事が明らかになった。...

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  • イベント中心ナレッジグラフにおけるWalkモデルと代数モデルの埋め込みの比較

    鵜飼 孝典 人工知能学会第二種研究会資料 2023 (SWO-059), 06-, 2023-03-17

    ...<p>ナレッジグラフ推論チャレンジ【実社会版】で提供されるナレッジグラフを対象に Walk モデルと代数モデルのナレッジグラフ埋め込みモデルを利用したリンク予測の比較を行うとともにノード に対して得られたベクトルをもちいた分類実験を行う.これは,実社会版チャレンジで設定されているメインタスクの一部である危険な状況を検出するための予備実験として行ったものである.</p>...

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  • 錢肅潤の交遊關係について : 『十峰詩選』を手がかりに

    小塚, 由博 大東文化大学漢学会誌 62 111-151, 2023-03-10

    ...明末清初の文人で、『文瀫』(前号61号参照)の編者である銭肅潤の交遊関係について、彼の詩文を集めた『十峰詩選』(『十峰詩選』『十峰詩集二選』『十峰文選』―『無錫文庫』第四輯・第八十八冊(鳳凰出版社・二〇一二年)所収)を手がかりに調査し、その特徴について考察し、彼の交遊ネットワークの一端を明らかにした。...

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  • YouTube を活用した耳鼻咽喉科・頭頸部外科の医療情報発信

    高橋 剛史, 八木 千裕, 森田 由香, 渡辺 順, 堀井 新 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 126 (2), 128-133, 2023-02-20

    ...より多くの一般の人々へ動画を用いて医療情報を発信するためには, ① 動きや音を有効に活用できる題材を選択する, ② 一般の人々に馴染みのある用語を使用する, ③ 携帯視聴用にテロップの大きさを工夫するなどが重要と考えられた.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献6件

  • 直感的なジェスチャを用いた大型ディスプレイ向けインタラクションシステム

    浦上, 裕真, 中島, 誠 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 31-32, 2023-02-16

    ...ディスプレイを対象に,様々なユーザがごく一般的なジェスチャを用いて,非接触で衛生的かつ直感的に情報操作ができるようなインタラクションを実現することで,新たなユーザ体験の提供を目指している.そのために,大型ディスプレイを前にユーザが行う操作を移動,決定,取消の3種にモデル化し,日常的に使われるハンドサインや頷きといったジェスチャを判別可能なインタフェースシステムを実現した.応用システムとして電子ブックの...

    情報処理学会

  • SDNとDTNを融合した耐災害ネットワークの一検討

    坂元, 晴彦, 和泉, 諭 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 413-414, 2023-02-16

    東日本大震災などの影響から耐災害ネットワークに関する研究が行われている.例えば, 既存研究では携帯電話等の端末で,通信路が確保されていない間はDelay Tolerant Networking(DTN)によりデータを保持し,通信路が確保されたらSoftware Defined Network(SDN)により経路を設定しデータを伝送する手法を提案している.本研究ではこの手法を参考にし,有線通信環境…

    情報処理学会

  • オンラインレビュー(口コミ)サイト分析による全国規模の性接触ネットワークの再構築

    伊東, 啓, 重田, 桂子, 山本, 太郎, 守田, 智 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 415-416, 2023-02-16

    ...「誰が誰と性交渉をおこなったか」という性接触のネットワークは、社会における最も重要な社会ネットワークの一つである。しかし、技術面やプライバシーの問題から個人的な性接触の情報を正確に収集することは困難を極めるため、我が国においても全国規模の性接触ネットワークを分析した研究は存在しない。...

    情報処理学会

  • 格率と行為 : カント格率概念の階層的解釈についての一考察

    清水 颯 研究論集 22 137-150, 2023-01-31

    ...「格率」とは,カント倫理学の基本概念でありながら,解釈上の問題を引き起こすトピックの一つである。カントの行為論では,人間は格率に従って行為することが前提され,行為の帰結ではなく格率が道徳的判定の対象となる。しかし,格率に従って行為するとはどのようなことであるのかについては,カントのテキスト上で明確な答えが与えられていないため,格率概念の解釈は未だに一致していない。...

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  • モデル検査と知識補完を用いた数量表現に関するマルチモーダル推論

    五百川 展行, 谷中 瞳 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 1E4GS601-1E4GS601, 2023

    ...<p>近年,異なるモダリティ間での推論が盛んに研究されている.本研究では,マルチモーダル推論の重要なタスクの一つであるVisual-Textual Entailment (VTE)を対象とする.VTEは画像と文章との間の含意関係を認識するタスクである.VTEタスクを解く手法として,深層学習を使った様々な手法が提案されているが,それらは数量を正確に扱うことに課題がある.一方で,論理推論に基づく手法では...

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  • 量子機械学習及びテンソルネットワークの日本株リターン予測への応用

    小林 望, 水門 善之, 宮本 幸一, 御手洗 光祐 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 1T5GS202-1T5GS202, 2023

    ...具体的には、量子機械学習の一つである量子ニューラルネット、及びテンソルネットワークの一つである行列積状態を用いてクロスセクションでの株価リターン予測モデルを構築した。更に、日本の株式市場に対して予測モデルの結果を基にポートフォリオを構築し投資パフォーマンスを測定した。またベンチマークとして線形・及び古典ニューラルネットモデルでも同様の分析を行い提案モデルとの性能比較を行った。...

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  • Nearest Correlation 法と Variational Graph Auto-encoder を用いたプロセス異常検出手法の開発と Vinyl Acetate Monomer 製造プロセスへの適用

    内田 圭謙, 藤原 幸一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 2N4GS1004-2N4GS1004, 2023

    ...を監視することで異常を検出するが,プロセスの非線形性や動特性には十分に対応できない.本研究では,これらの問題に対処するため,相関近傍(NC)法と変分グラフ自己符号化器(VGAE)に基づく新しい異常検出手法である相関グラフプロセス管理(CGPC)を提案する.NC法とは,入力データの変数間の相関関係に基づいてグラフ構造を構築する方法であり,VGAEはグラフの低次元特徴量を抽出できるニューラルネットワークの...

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  • 画像変換データと U-Net を用いた多話者環境から特定話者の音声強調の検討

    リン ケン, 渡邉 大河, 橋爪 裕貴, 長谷川 啓介, 宮崎 剛, 田中 博 画像電子学会研究会講演予稿 22.03 (0), 78-83, 2023

    ...雑音を含んだ音声を画像に変換し,完全畳み込みネットワークの一つ U-Net を用いて雑音を除去する方法が提案されている.筆者らは既にこの手法を用いて,人の音声に加え各種雑音に対する除去実験を行っている.いずれの実験においても,良好な結果が得られた.本検討では,会議中に特定人物の音声を強調し,記録を残すことを想定した.または,緊急アナウンスの発話者の音声や避難時の誘導員の音声を強調し,文字に変換することで...

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  • 迷惑受身の発話の誤りに対するフィードバックついて

    黒田 弘美 APU言語研究論叢 8 (1), 30-45, 2023

    ...本稿は迷惑受身の発話の誤りをリキャスト(訂正フィードバックの一つ)で訂正した場 合の学習者の気づきとその解釈を分析し、教師のリキャストが迷惑受身の運用につながる 可能性があるのか検討をした。その調査方法は、まず学習者にアニメの映像を見てもらい、 発話に誤用があった場合、リキャストを行なった。さらに、1週間後に会話の中での学習 者の思考過程を調べるため、刺激想起法による調査を行なった。...

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  • 榛名火山南東麓の流れ山からみた陣場岩屑なだれの土砂供給量と人為的地形改変による流れ山の消失

    青山 雅史, 千明 拓斗 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 240-, 2023

    ...<p>1.はじめに</p><p>群馬県に存在する第四紀火山の榛名山においては,その山頂部のピークの一つである相馬山付近で後期更新世に発生した山体崩壊によって多量の岩屑が榛名山南東麓に供給された(早田 1990など)。この山体崩壊は陣場岩屑なだれと呼称され,榛名山南東麓には陣場岩屑なだれ堆積物とその後の土石流(ラハール)によって火山麓扇状地(相馬ヶ原扇状地)が形成された(早田 2000など)。...

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  • 論理推論におけるVision-and-Languageモデルを用いたフレーズ間知識の補完

    富張 聡祥, 谷中 瞳 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 1E4GS605-1E4GS605, 2023

    ...<p>文間の含意関係を判定する含意関係認識は、質問応答や機械翻訳などに応用される自然言語処理の重要なタスクの一つである。論理推論による手法は否定や数量などの言語現象を扱える点と含意関係の判定に至る過程の解釈性が高い点で機械学習を用いた手法より優れている。一方で、文間の含意関係の認識に必要なフレーズ間知識の補完が重要な課題である。...

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  • 対照学習を用いた知識蒸留によるニューラルトピックモデルの学習

    渡邉 耕平, 江口 浩二 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 3D5GS205-3D5GS205, 2023

    ...されてきた.対照学習(contrastive learning)は自己教師あり表現学習において最近注目されており,その有効性が報告されている.以上のような背景のもと,本研究ではトピックモデルをニューラルネットワークで実現するニューラルトピックモデルの学習に対照学習の枠組みを利用した知識蒸留を用いることで,従来の知識蒸留では転移できなかった教師モデルの構造的な知識を生徒モデルに転移する問題に着目する.トピックの...

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  • 共通試験における「資格試験的な利用」の意味することとは

    林 篤裕 大学入試研究ジャーナル 33 (0), 141-146, 2023

    ...<p>大学入試改革の議論では,技術的なものから理念的なものまで多種多様な方策が検討されて,そのトピックの一つに「資格試験的な利用」もあり,これまで幾度となく取り上げられてきた。しかし,その具体的な利用方法には確立したものがないように思われ,論者によってそのイメージが異なっていることも少なくない。...

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  • プラスチックの一括回収による影響の調査と対策の検討

    山本 悠久, 稲葉 陸太, 小口 正弘, 河井 紘輔, 小川 佳代子, 根本 康男, 田崎 智宏 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 34 (0), 183-, 2023

    ...<p>家庭から排出されるプラスチック製容器包装と製品プラスチックの一括回収・リサイクルにより、プラスチックごみの回収・リサイクル量の増加が期待される一方、既存のプラスチック循環への悪影響も懸念される。自治体やマテリアルリサイクル事業者へのヒアリング調査の結果、様々な製品が回収される、もしくは混入することで、収集・選別工程が停止するなどの悪影響が生じる可能性が指摘された。...

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  • 日本語数量表現コーパスと推論データセットの構築

    小谷野 華那, 谷中 瞳, 峯島 宏次, 戸次 大介 自然言語処理 30 (2), 432-455, 2023

    ...<p>自然言語推論は,前提文が真であるとき,仮説文が真ならば含意,偽ならば矛盾,どちらともいえないならば中立であると判定するタスクであり,言語理解の基礎をなすタスクの一つである.数量表現が現れる文間の推論では,論理的含意と推意の間で判定が異なることがある.また否定文や条件文などの文脈に数量表現が現れる推論では,推論の向きが通常の文脈とは反転することが知られている.さらに日本語の数量表現は出現形式が柔軟...

    DOI Web Site 参考文献8件

  • マンモグラフィの被ばく線量はどのように考えていくべきか

    広藤 喜章 日本乳癌検診学会誌 32 (2), 173-178, 2023

    ...乳がん検診は乳腺疾患の早期発見により死亡率を低下させることを目的としているが,マンモグラフィによるリスクの一つは放射線被ばくによる健康リスクである。 放射線による健康リスクは,等価線量や実効線量といった防護量を用いて評価されてきた。しかしながら,実効線量の使用にはリスク評価の対象やその不確かさが含まれており,またその扱いに制約があることも指摘されていた。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • 2021年に大阪湾付近で観測された微気圧波と湾奥部における水位変動の関係

    中條 壮大, 西崎 悠, 二宮 順一, 金 洙列 土木学会論文集 79 (17), n/a-, 2023

    ...<p> 大阪湾周辺に設置した複数の微気圧計により,2021年の大阪湾周辺の微気圧波の発生状況と特性を明らかにした.対象地付近を通過する台風や前線は微気圧波生成の一因として関係性が認められた.大阪湾周辺で観測された顕著な副振動と微気圧波のタイミングには多くの一致が見られたことから,気象津波が大阪湾周辺の副振動の主要因である可能性が示された.WRFの解析より大阪湾周辺を微気圧波が通過する過程を明らかにし...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • ドロップステップが大学生男子バスケットボール選手の ドライブインパフォーマンスに及ばす影響

    呉 毅シン, 佐藤 大典, 三島 隆章 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 73 (0), 386-, 2023

    ...<p>バスケットボールにおけるドライブインフットワークの一つにドロップステップがある。また、ドロップステップにはオープンステップ、クロスステップというバリエーションもあるが、ドロップステップがドライブインのパフォーマンスに及ばす影響については明らかにされていない。そこで、本研究はドロップステップが大学生男子バスケットボール選手のドライブインパフォーマンスに及ばす影響を検討することを目的とした。...

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  • 系列ラベリングに基づくモバイルマニピュレーションタスクにおける把持物体の特定

    森下 雅晴, 長野 匡隼, 中村 友昭 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2023 (0), 3Xin442-3Xin442, 2023

    ...<p>ロボットが行う基本的なタスクの一つであるモバイルマニピュレーションタスクは,ユーザの指示した物体をロボットが把持し,別の場所へ移動させるタスクである.このようなタスクにおいて,ユーザが対象物体を明示的に発話するとは限らず,抽象的な指示発話からユーザの要求をロボットが理解する必要がある.そこで,本稿ではそのような抽象的な指示発話に加え,環境に存在する物体の情報を入力とし,言語モデルBERTに基づく...

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  • 当院で気管切開を施行したCOVID-19症例41例の検討─特に第4波の影響について─

    山元 智子, 篠原 尚吾, 上田 啓史, 安本 眞美, 濱本 文美, 戸部 陽太, 池永 直, 道田 哲彦, 山崎 博司, 浜口 清海, 藤原 敬三, 内藤 泰, 瀬尾 龍太郎, 柳井 真知, 浅香 葉子 日本気管食道科学会会報 73 (6), 363-368, 2022-12-10

    ...第4波では以前と比較してBMIが有意に高値であり肥満が重症化リスクの一つと考えた。第4波では手術の早期化が進んだが,ST症例・PDT症例ともに死亡率が増悪した。COVID-19症例の早期外科的気管切開は,救命率の上昇や生存日数の延長等には寄与しなかったものの,重症病床の確保,ひいてはCOVID-19以外の通常診療を進めるために必要であると考えた。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 地域高齢者の転倒予測モデルの構築:決定木分析を用いた検討

    牧野 圭太郎, 李 相侖, 裵 成琉, 千葉 一平, 片山 脩, 原田 健次, 冨田 浩輝, 森川 将徳, 島田 裕之 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.1 (0), 42-42, 2022-12-01

    ...</p><p>【結論】</p><p>本研究で構築した決定木モデルはロジスティックモデルと比べて予測精度およびモデル解釈の容易さの面で、転倒リスクの一次スクリーニングツールとして有用である可能性が示された。...

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  • イベント中心ナレッジグラフにおける埋め込みを用いたイベントのタイプ予測

    鵜飼 孝典 人工知能学会第二種研究会資料 2022 (SWO-058), 10-, 2022-11-22

    ...<p>ナレッジグラフ推論チャレンジ【実社会版】のタスクの一つが、ナレッジグラフで表現された生活における短いシーンに潜む危険をみつけることである。そこで本発表では、日常生活ナレッジグラフ中のイベントに対するラベリングを埋め込みを利用して行い、埋め込みによる違いを検討する。</p>...

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  • 農業地域を流れる小河川の魚類相に対する人工構造物の影響

    荒木 友子, 藤岡 正博 保全生態学研究 27 (2), 221-, 2022-08-03

    ...<p>日本の農業地帯で水域ネットワークの一部をなす小河川は、フナ類やドジョウなど私たちに馴染み深い淡水魚の生息地であるが、保全分野や行政の関心は高くなく、生物相の報告は少ない。...

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  • リザバーコンピューティングとフラクタル解析を用いた感性BCIに関する検討

    松田 祐真, 中川 匡弘 電子電子情報通信学会論文誌A 基礎・境界 J105-A (7), 81-91, 2022-07-01

    ...Computer Interface (BCI)の研究が取り組まれ,感性の定量化が注目されている.深層学習技術の発展から,BCIの解析手法に深層学習アルゴリズムが用いられ,よい結果が報告されている.その一方,深層学習アルゴリズムはマシンパワーや大量のデータセットを必要とするなど,頭皮上脳波を用いたリアルタイムBCIとしての実装と運用には不向きな特徴も有している.本研究ではリカレントニューラルネットワークの...

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  • 企業地震保険手配に関する課題

    増山 啓 保険学雑誌 2022 (657), 657_21-657_29, 2022-06-30

    ...<p>日本企業の直面する重大リスクの一つである地震リスクに対するリスク移転手段として,企業地震保険の活用が挙げられる。報告者の所属する三菱重工グループにおいても,グループ全社の保険プログラム統合を契機として2016年よりグループとして企業地震保険付保を開始している。...

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  • 地上放送ネットワークの一部のBB代替、NHKと民放の違い

    日経ニューメディア = Nikkei new media (1802) 7-8, 2022-06-01

    「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」の中で、地デジの伝送路のうち最も末端にある小規模中継局やミニサテライト局の更新に負担がかかっていることから、そこをBBに代替できないかということで、「小規模中継局等のブロードバンド等によ…

    日経BP Web Site

  • 誤検出の深刻さを考慮した音響イベント検出のための評価指標

    砺波 紀之, 井本 桂右, 岡本 悠希, 福森 隆寛, 山下 洋一 日本音響学会誌 78 (5), 217-226, 2022-05-01

    ...環境音分析のタスクの一つである音響イベント検出の従来の性能評価指標では,イベントの種類によらずすべての誤検出が等しく重み付けされる。提案指標では,音響イベントの種類を考慮しながら深刻な音響イベントの誤検出がより大きく罰則される。また,深刻な誤検出が発生し易いあるいは発生しにくい音響イベント検出モデルを用いて,複数の性能評価指標に対する深刻な誤検出の影響を詳細に分析する。...

    DOI

  • LSTMモデルによる金融経済レポートの指数化

    山本, 裕樹, 落合, 桂一, 鈴木, 雅大, 松尾, 豊 情報処理学会論文誌デジタルプラクティス(TDP) 3 (2), 93-103, 2022-04-15

    ...多くの投資家にとって金融機関や中央銀行,政府から出される金融・経済レポートを読むのは骨の折れる作業である.本稿では自然言語処理を用いて,金融経済に関する文書から自動的に景況感を読み取り指数化(景気センチメント)する手法を提案する.投資家はこの指数によって,文書の全体的な景況感を即座に読み取ることが可能となる.本手法の特徴は,景気センチメントを推定するモデルに深層ニューラルネットワークの一手法であるLSTM...

    情報処理学会

  • Webページ画像からのUIパーツの抽出

    加藤, 聡太郎, 四十崎, 航, 篠沢, 佳久, 飯村, 結香子, 斎藤, 忍 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 445-446, 2022-02-17

    ...においてはWeb画面中においてUIパーツの検索手法の考案を目的とする.具体的には人がWeb画面上で指定した領域(検索元画像)と類似したUIパーツを自動検索する手法の考案を試みる.提案手法は,Web画面からUIパーツの候補となりうる画面を抽出する領域分割処理とUIパーツ候補群の中から検索元画像と類似した画面を検索する手法から構成される.特に領域分割処理については代表的な従来手法ならびに敵対的生成ネットワークの...

    情報処理学会

  • 半自律並列プレゼン対話システムのための質問分類による介入タイミング制御

    村木, 優介, 山本, 賢太, Lala, Divesh, 井上, 昂治, 河原, 達也 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 303-304, 2022-02-17

    ...近年,音声対話システムによる対話タスクの効率化・自動化の需要が高まっている.対話タスクの一つであるプレゼン対話は登録外の質問に対して破綻を起こしやすいという課題がある.そのため本研究では半自律並列プレゼンシステムを提案する.このシステムでは,1対1の対話システムを並列に対話させる.その際に,システムが応答できない質問には人間のオペレータが代わりに回答することで破綻のない効率的な半自律対話を実現する....

    情報処理学会

  • 確率分布に基づく離散粒子群最適化におけるLévy flight の導入

    伊原 滉也, 加藤 昇平 知能と情報 34 (1), 511-521, 2022-02-15

    ...各変数ごとに対応する確率分布から離散値をサンプリングすることで,候補解を生成する.しかし,この手続きでは確率的試行の反復により,PSOの位置速度更新が意図した探索点付近に解を生成できる確率が次元数に対して指数的に減少してしまう.本稿では,このサンプリング手続きにステップサイズの概念を導入し,そのステップサイズを任意の値に制御する新しいサンプリング手法を提案する.加えて,効率的な大域的ランダムウォークの...

    DOI Web Site 参考文献24件

  • 多体状態表現のためのニューラルネットワーク

    吉岡 信行 日本物理学会誌 77 (1), 14-22, 2022-01-05

    ...<p>多体系の織りなす物理現象を調べることで,森羅万象と我々人間の知識を結ぶことができる.同時に,この魅力的な橋渡しを行うことは,長きにわたって物理学者の前に立ちはだかる難問でもある.古典・量子の系を問わず普遍的に現れるボトルネックの一つが,系のサイズに対する「次元の呪い」である.これは,ヒルベルト空間やスピン配位空間などの探索空間が拡大し,厳密に計算するために必要なコストが膨れ上がる,という問題だ...

    DOI Web Site

  • 子の遺伝性疾患のリスクを把握するための〈保因者検査〉に関する歴史と国際的な動向について

    鈴木 将平 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 1-C-S12-1-, 2022

    ...一方で、近年のECSは低リスクの一般人口を含めた幅広い疾患や「未知」の遺伝子変異を対象にできる点に特徴がある。そのため、誰もが持つとされる何らかの遺伝子変異や、子の潜在的な疾患のリスク、ひいては人の出生や家族形成に対する介入を、どこまで・どのように引き受けるかがすべての人に問われることとなる。</p>...

    DOI

  • 囚人のジレンマ環境における協調行動を導く主観的効用の最適化

    高塚 遼市, 森山 甲一, 武藤 敦子, 松井 藤五郎, 犬塚 信博 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 1N1GS501-1N1GS501, 2022

    ...そこで本研究では、関数そのものを最適化するため、任意の関数を表現可能なニューラルネットワークの一種である3層パーセプトロンを用いて、その重みを進化計算で求める手法を利用し、相互協調は発生するのか、その際の効用関数について調べることを目的とする。2人囚人のジレンマゲームにおける実験の結果、中間層のニューロンが少なくても、相互協調が起こる特徴的な効用関数を得ることができた。</p>...

    DOI

  • グラフ畳み込みネットワークに基づく対話関係性抽出

    林 貴斗, 岡田 将吾 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 2C1GS603-2C1GS603, 2022

    ...<p>対話関係性抽出(Dialogue Relation Extraction, DRE)は,イベント,飲食店における利用者の関係性の自動分析や関係性を考慮した対話翻訳を実現する上で,重要なタスクの一つである.本研究で取り扱うのは,対話ごとにアノテーションされたラベルを予測する対話分類タスクであるが,現時点で,このようなタスクにおけるモデルの構築方法は自明ではない.本研究では,(1)発話のベクトル表現...

    DOI

  • 日本語学習者支援のための敬語変換タスクの提案

    松本 悠太, 林崎 由, 北山 晃太郎, 舟山 弘晃, 三田 雅人, 乾 健太郎 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 3Yin239-3Yin239, 2022

    ...本研究では任意の常体文に対して,意味を保持しつつ適切な敬体文へ自動変換を行う敬語変換という新たなタスクを提案する.また,本タスクの確立に向けた,データアノテーションスキームおよび評価データセットを提供した.さらに,文表現の分解手法を用いた調査によって敬語変換タスクをスタイル変換タスクの一種として見なして解くことの妥当性および実現可能性を示す.</p>...

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  • ダムの安全管理用計測データに基づく異常検知へのAI技術活用に向けた試行検討

    小堀 俊秀, 二階堂 良平, 松下 智祥, 金銅 将史 インフラメンテナンス実践研究論文集 1 (1), 363-371, 2022

    ...</p><p> このため,本研究ではダムの管理者による異常有無の判断支援を目的としたAI技術の活用可能性について,コンクリートダム堤体変位の時系列データを対象に試行的検討を行った.その結果,再帰型ニューラルネットワークの一種であるLSTM(Long Short Term Memory)の活用が期待できる結果が得られた.</p>...

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  • 意義素を用いた異種グラフニューラルネットワークによるショートテキスト分類の試み

    李 笑然, 高野 敏明 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 2A6GS604-2A6GS604, 2022

    ...<p>ショートテキスト分類(STC)は自然言語処理における基本的なタスクの一つである.ショートテキストは文が短いため,文法構造や文脈情報が不足しているなど,分類タスクとして課題がある.最近のSTCでは,エンティティのラベル情報を取り入れた階層的異種グラフを用いた手法が提案されている.しかし,従来のエンティティにおける知識ベースは、エンティティの複雑な意味関係を考慮していないこと、文章中のエンティティ...

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  • 自己注意機構付きオートエンコーダによるRR間隔データを用いた居眠り運転手法の開発

    堀 憲太郎, 岩本 洋紀, 藤原 幸一, 加納 学 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 3I3OS5a03-3I3OS5a03, 2022

    ...づいた居眠り運転検知システムが提案されているが, HRV指標の計算に3分程度のRRIデータが必要であるため,その時系列的な特徴が失われる可能性がある.そこで本研究では,RRIデータの時系列としての性質を考慮するため,RRIデータを直接用いるドライバー眠気検知手法を提案する.提案法では,異常検出アルゴリズムを用いて眠気によるRRIデータの変化を検出する.異常検出アルゴリズムとして,ニューラルネットワークの...

    DOI

  • 放射線防護に関する学会連携活動と今後の展開

    吉澤 道夫 日本原子力学会誌ATOMOΣ 64 (8), 439-441, 2022

    ...このため,日本学術会議から提言「放射線作業者の被ばくの一元管理について」が出された。しかしながら,現在も一元管理は実現していない。そこで,アンブレラ事業の中に国家線量登録制度検討グループを設置し,実現可能性のある合理的方法を検討した。その結果,線量登録管理制度の必要性の高い業界・分野,特に医療分野の制度構築から行うのが現実的との提案をまとめた。本稿では,その検討内容を紹介する。</p>...

    DOI Web Site

  • 臓器間ネットワークと腸内細菌に関する最近の話題

    小野 尚重, 東 泰孝 日本薬理学雑誌 157 (5), 321-324, 2022

    ...膵臓,消化管,さらには筋肉といった各臓器間には,巧妙で複雑な制御システムが存在する.健康維持には,臓器間のコミュニケーションによる協調的な相互作用が欠かせない.本総説では,消化器系を中心に置いて,そこから拡がる臓器間ネットワークに関する研究動向について紹介する.まず,代謝系に関する臓器間ネットワークについて紹介し,次いで,消化管を起点とする臓器間ネットワークについて紹介し,続いて,近年最大のトピックの...

    DOI Web Site PubMed 参考文献27件

  • マルチスタートを用いた局所探索手法による深層学習のハイパパラメータ最適化

    竹長 慎太朗, 大西 正輝 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 3J3OS3a01-3J3OS3a01, 2022

    ...<p>深層学習の性能は学習モデルなどが持つハイパパラメータ(調整の必要なパラメータ)に強く依存することが知られている.学習モデルの性能を最大限に発揮するためのテクニックの一つとしてハイパパラメータ最適化がある.深層学習のハイパパラメータ最適化において,Nelder-Mead法が最適化手法の中で少ない評価回数でよいハイパパラメータの組み合わせを探索したことが報告されている.しかし,Nelder-Mead...

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  • ディープラーニングを用いた気液二相流画像解析と特徴量検出

    三輪 修一郎 可視化情報学会誌 42 (163), 19-22, 2022

    ...される二相流の基礎式の多くは気液界面形状をパラメータとした構成方程式を必要とするが,可視化実験による主観的な判定や汎用化が困難な画像処理手法,入口条件に依存した実験相関式を用いる方法が一般である.本稿では,気泡流の状態を定義する上で重要となる特徴量を瞬時に抽出可能とする技術開発に着目し,畳み込みニューラルネットをベースとした気泡検出手法を紹介する.アノテーションコスト低減のため,敵対的生成ネットワークの...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 学んだ知識を実践に活かすための働きかけ(2)

    波多野 和彦, 中村 佐里, 三尾 忠男 日本教育工学会研究報告集 2021 (4), 17-20, 2021-12-03

    ...例えば,教職科目「教育方法」のトピックの一つとして「目標行動」を扱っている.知識として,一定の理解は得られていると考えられるが,総括的な課題として「学習指導案」を作成する段階になると,扱う目標を学んだはずの「目標行動」として記述できない場合が数多く見受けられる.学んだ知識を自らの実践に活かすようにさせるための取り組みについての続報....

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  • 項目反応理論による小論文自動採点機のモデル平均

    青見 樹, 堤 瑛美子, 宇都 雅輝, 植野 真臣 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J104-D (11), 784-795, 2021-11-01

    ...小論文自動採点は,人間評価者に代わって自動採点モデルが小論文の採点を行う自然言語処理におけるタスクの一つである.近年では多くの自動採点モデルが提案されており,それぞれに異なった特徴を有している.本研究では,評価者特性を考慮した項目反応理論を用いて自動採点モデルのモデル平均を行う新たな手法を提案する.具体的には自動採点モデルを一人の評価者とみなして評価者特性を考慮した項目反応モデルを適用することで,それぞれの...

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  • 学んだ知識を実践に活かすための働きかけ

    波多野 和彦, 中村 佐里, 三尾 忠男 日本教育工学会研究報告集 2021 (3), 186-189, 2021-10-29

    ...<p>例えば,教職科目「教育方法」のトピックの一つとして「目標行動」を扱っている.知識として,一定の理解は得られていると考えられるが,総括的な課題として「学習指導案」を作成する段階になると,扱う目標を学んだはずの「目標行動」として記述できない場合が数多く見受けられる.学んだ知識を自らの実践に活かすようにさせるための取り組みについて,考察する.</p>...

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  • COVID-19による業務活動のオンラインシフトの要因分析

    小松﨑 諒子, 石橋 澄子, 宗 健, 谷口 守 都市計画論文集 56 (3), 547-554, 2021-10-25

    ...<p>COVID-19により,近年徐々に進展してきた活動のオンラインシフトは急速に普及し、リモートワークの一般化が進展した。既存研究では勤務先でリモートワークが制度化されているかがその実施に強く影響していることが示されている。今後リモートワークを可能とする企業や業種の幅が広がることを想定すると、制度的制約の軽減が更なるオンラインシフトに及ぼす影響についての検討が求められる。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • Transformerを用いたアウトライン文字認識

    永田 悠祐, 内田 誠一 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2021 (0), 64-64, 2021-09-17

    ...<p>多くの文字認識はビットマップである画像を対象としている.しかしBorn-Digitalな情報を対象とした場合,フォントのアウトラインとして文字情報が与えられる場合も考えられる.そこで本研究では,このアウトライン情報を用いて文字認識を行う.具体的には,アウトラインを構成する制御点情報を入力とし,それをニューラルネットワークの一種であるTransformerを用いて識別する.本発表では,その詳細と...

    DOI

  • FPGA実装を指向した部分2値化オートエンコーダに基づく人型ロボットによる柔軟物操作システム

    大原, 慧, 粟野, 皓光 DAシンポジウム2021論文集 2021 78-84, 2021-08-25

    ...FPGA 上に実装可能なニューラルネットワークを用いて人型ロボットで柔軟物を操作するシステムを提案する.柔軟物操作はロボットによる実現が困難なタスクとして知られているが,近年ニューラルネットワークを用いたシステムが実用化された.しかし,これらのシステムは GPU に依存しており,推論システムのロボット本体への組み込みは困難であった.そこで,性能を落とさずに FPGA に実装できるようネットワークの一部...

    情報処理学会

  • プライマリ・ケア医とアカデミアの相性

    家 研也 日本プライマリ・ケア連合学会誌 44 (2), 101-104, 2021-06-20

    ...,量,そして実践のノウハウも発展途上である.臨床に重きをおく総合診療領域で,そもそもどのように研究テーマを選んで行けば良いのか,そして研究が実践できるようになるために何から始めれば良いのか,といった悩みを若手から聞く機会も多い.本稿では,もともと開業志向であった一人の若手総合診療医が,診療所,市中病院,大学病院を含む様々な環境を経験するなかで,少しずつ研究への興味を深めながら実践を続け,ライフワークの...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献9件

  • 解析的で一様な$mathbb{Z}$上量子ウォーク (量子場の数理とその周辺)

    西郷, 甲矢人, 酒匂, 宏樹 数理解析研究所講究録 2187 42-53, 2021-06

    ...Z上の量子ウォークの一般概念およびその解析性を定義し、そこから溝かれる構造定理、そしてその帰結としての一般的な極限定理(弱収束定理)を紹介する。さらにその過程で、「離散時間量子ウォークをいつ連続時間量子ウォークで実現できるか?」という問いに対して答える。本稿の内容はすべて[6]に基づき、その記述は概ね[7]のそれに甚づく。...

    HANDLE

  • 深層学習に基づく全天球画像からの人工林材積・原木品質の推定技術の開発

    林 航希, 九後 佑樹, 松井 康浩, 長田 茂美, 村上 良平, 山路 佳奈, 木村 一也, 矢田 豊 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 168-, 2021-05-24

    ...提案システムでは、畳み込みネットワークの一種であるDenseNetを回帰モデルとして用い、材積は1 haあたりの立木材積を、原木品質はA材、B材、C材の比率を推定する。</p><p> 本発表では、全天球画像および疑似的なドローン画像から人工林の材積および原木品質を推定する提案システムと,石川県内のスギ人工林で撮影した林内全天球画像を用いた評価実験について述べる。...

    DOI

  • 深層学習に基づくUAVオルソ画像からの樹種判別技術の開発

    鴨井 伸哉, 喜多 泉月, 林 航希, 松井 康浩, 長田 茂美, 山路 佳奈, 木村 一也, 矢田 豊 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 166-, 2021-05-24

    ...提案システムでは、樹種判別のための深層学習モデルとして畳み込みニューラルネットワークの一種であるDenseNetを用い、UAVオルソ画像から複数の矩形サイズ領域を処理対象とするDenseNet群による樹種判別結果を統合し、局所的および大域的な視野からの樹種判別結果を最終的な樹種判別結果に反映する。...

    DOI

  • オプション価格情報を利用した資産価格変動要因の分解―米国株式市場における実証分析―

    霧生 拓也, 枇々木 規雄 現代ファイナンス 43 (0), 27-48, 2021-04-17

    ...<p>資産価格変動要因の特定はファイナンスにおける重要なトピックの一つである.その中でも日次など短期の変動要因を特定することは,経済イベントと紐づけて議論するために特に重要である.しかし,短期の変動要因の分析に適した方法は少なく,関連した研究はこれまでなされていない.本研究では,オプション価格情報を利用した変動要因の分解方法を提案し,米国株式指数の日次リターンの変動要因を分析する.具体的にはRecovery...

    DOI Web Site

  • 無電解銅めっきによるPEEK樹脂へのレジストレス微細パターニング

    信夫 勇佑, 堀内 義夫, 盧 柱亨, 本間 英夫, 荒川 太郎 J104-C (4), 90-97, 2021-04-01

    ...を用いたフレキシブル基板上に電子回路を形成するための金属パターニングにおいては,高い密着力と細線化が課題となっている.本研究ではこれらの課題解決のため,比較的簡単な工程で大面積に有効な大気UV法により基板表面を改質し,無電解めっき法を用いて樹脂フィルム基板上への微細な銅皮膜パターニングの検討を行った.試験基板には耐熱性に優れ,ギガHz帯の高周波伝送の用途として期待されるスーパーエンジニアプラスチックの...

    DOI

  • 現代における「人間の問い」の意義 ―真下信一とマルクス・ガブリエルの哲学―

    赤石, 憲昭, AKAISHI, Noriaki 現代と文化 : 日本福祉大学研究紀要 (142) 31-62, 2021-03-31

    ...本稿では,真下信一の「ヒューマニズム」の哲学のアクチュアリティを示すため,現代ドイツの哲学者マルクス・ガブリエルの議論との比較検討を行った.真下とガブリエルの哲学の内容には極めて多くの一致点が見られる.このことは,両者がともに,人間の普遍的価値を信じ,その本質である自由や,それを実現する社会の仕組みである民主主義の実現を目指すとともに,それを妨げようとするもの(ファシズム,自然主義,デジタル全体主義...

    機関リポジトリ Web Site

  • 高等学校「科学と人間生活」における形状記憶プラスチックの教材化とその活用

    谷口, 裕樹, 岡田, 拓也, 中田, 隆二, 淺原, 雅浩 福井大学教育実践研究 45 79-85, 2021-03-26

    ...機能性プラスチックの一例として形状記憶プラスチックを取り上げることとし、高等学校「科学と人間生活」の単元「物質の科学」での活用について検討した。教材の開発にあたって、①機能性高分子について学べる、②容易かつ安全な実験操作、③言語活動の時間確保、および④50分授業で実践可能な構成の4点を考慮し、実験条件の最適化を図った。...

    機関リポジトリ

  • 無線マルチホップアクセスネットワークの一方通行化

    加藤, 正梧, 桧垣, 博章 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 191-192, 2021-03-04

    無線基地局との間のデータメッセージ配送に無線マルチホップ配送を適用する無線マルチホップアクセスネットワークでは、この無線マルチホップ配送性能の向上が求められる。本論文では、無線基地局が比較的高密度に分布することを想定し、無線マルチホップ配送を一方通行化することによってデータメッセージ転送の衝突を削減するとともに、衝突回避に要する通信オーバヘッドを削減する手法を提案する。

    情報処理学会

  • ヨイタタンサケイカクの一年目

    北 雄介 長岡造形大学研究紀要 = Nagaoka Institute of Design Bulletin (18) 90-93, 2021-03

    The author and his laboratory students are now working on a fieldwork-based mapmaking project in Yoita, Nagaoka City. This article reports on the process of the first year of the project.We first …

    機関リポジトリ

  • アイルランド西部スパニッシュポイントの海岸に露出する上部石炭系Central Clare層群

    地学雑誌 130 (1), Cover01_01-Cover01_02, 2021-02-25

    ...<p> アイルランド西部クレア県(County Clare)の大西洋岸には,上部石炭系Namurian階のCentral Clare層群が広く露出している.Central Clare 層群は,河川-デルタ環境で堆積した砕屑性堆積岩からなる.バレン・モハーの断崖ユネスコ・グローバル・ジオパークの一角をなすモハーの断崖(Cliffs of Moher)は,Central Clare層群が観察できる景勝地...

    DOI Web Site

  • Lévy Flightを導入したBinary PSOによる物流倉庫の商品配置最適化

    渡邉 南美, 伊原 滉也, 佐久間 拓人, 加藤 昇平 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2021 (0), 2F4GS10h01-2F4GS10h01, 2021

    ...商品配置を最適化することが重要である.現在,多くの物流倉庫において商品は出荷頻度に基づき経験的に配置されている.一方,商品配置の最適化は組合せ最適化問題として定式化できるが, 実際には万単位の種類の商品が存在する高次元最適化問題であり最適解を得ることは困難である.そこで本研究では粒子群最適化手法の1つであるBLPSOを用いた商品配置法を提案する.BLPSOは離散粒子群最適化に効率的なランダムウォークの...

    DOI

  • 紫褐色に着色する宿存がくを有するホオズキのシンクロトロン光照射による突然変異誘発

    坂本 健一郎, 高村 武二郎 園芸学研究 20 (4), 387-397, 2021

    ...<p>成熟前の宿存がくの一部が紫褐色を帯びるホオズキ系統について,宿存がくの着色要因を調査するとともに,シンクロトロン光を地下茎に照射し,宿存がくの紫褐色着色部分をはじめ各器官における変異個体の誘発を検討した.宿存がくの色素分析の結果,宿存がくの紫褐色部位の着色にはペチュニジン型およびマルビジン型のアントシアニンが関与していることが明らかとなった.また,シンクロトロン光照射による変異誘発により宿存がくの...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献16件

  • 項目反応理論を用いた自動採点モデルの統合手法

    青見 樹, 堤 瑛美子, 宇都 雅輝, 植野 真臣 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2021 (0), 2F3GS10g03-2F3GS10g03, 2021

    ...<p>小論文自動採点は,人間評価者に代わって自動採点モデルが小論文の採点を行う自然言語処理におけるタスクの一つである.近年では多くの自動採点モデルが提案されており,それぞれに異なった特徴を有している.本研究では,評価者特性を考慮した項目反応理論を用いて自動採点モデルの統合を行う新たな手法を提案する.具体的には自動採点モデルを一人の評価者とみなして評価者特性を考慮した項目反応モデルを適用することで,それぞれの...

    DOI

  • 市民参加型調査「花まるマルハナバチ国勢調査」の研究上の成功と私の挫折

    大野 ゆかり 日本生態学会誌 71 (2), 71-78, 2021

    ...ただ、送られてくる写真は、ミツバチ類やクマバチ類、ハキリバチ類など、多くの一般的なハナバチ類が含まれている。本稿では、花まるマルハナバチ国勢調査を行ったことで気づいた、参加者が不特定多数であること、市民の調査方法の負担が比較的小さいことでの利点・欠点について、説明する。また、調査対象が特定の生物群(ハナバチ類)であることでの利点・欠点についても、説明する。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 慣性センサを用いた歩隔変化に基づく転倒発生の兆候の検出に関する基礎的検討

    往蔵 和希, 渡邉 高志 生体医工学 Annual59 (Abstract), 387-387, 2021

    ...えられる.そこで本研究では,転倒が発生する兆候を捉える方法として,慣性センサによる計測で,異なる歩隔での歩行を検出することを検討する.歩隔は,高齢者の転倒群と非転倒群間で有意差がみられたことや,慢性期片麻痺者の転倒リスクの高い患者で歩隔に特徴がみられた報告があり,遊脚の制御能力の低下が反映される可能性があると考えられる.本報告では,腰部に装着した慣性センサを用いて計測した基準歩行を,ニューラルネットワークの...

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  • EEGNetを用いた応答に対する加重平均処理による事象関連電位計測時間の短縮

    吉田 蒼生, 佐藤 輝, 石川 文之進, 加我 君孝, 深見 忠典 生体医工学 Annual59 (Abstract), 486-486, 2021

    ...<p>事象関連電位(ERP)の検査では,多数回の標的刺激に対する応答の加算平均により背景脳波やアーチファクトを抑制することでERPが推定される.しかし、加算に用いる応答数を増やすことで,EPR以外の成分の抑制効果が高くなる一方、計測時間が長くなることで被験者の精神的,肉体的負担が増加する.そこで、本研究では深層学習ネットワークの一つであるEEGNetを用いて,計測時間の短縮を目指す。...

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  • 山岳国立公園の登山道管理はいかにすべきか

    渡辺 悌二, 常 亮, 柯 建 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 82-, 2021

    ...翠華山国立ジオパークは広大なグローバル・ジオパークの一部で,西安市に近いことからきわめて多くの市民が利用している。...

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  • 社会人野球選手に対する超音波断層法による上腕骨頭前方移動量の定量評価

    後藤 英之, 杉本 勝正, 土屋 篤志, 大久保 徳雄, 竹内 聡志, 鷹羽 慶之, 武長 徹也, 吉田 雅人 肩関節 45 (2), 370-373, 2021

    ...AHTは投球側,平均0.3mm, 0.5mm, 0.6mm,非投球側,平均0.4mm, 0.5mm, 0.6mmで2群間で有意差はなく,投球側と非投球側での差は64-82%でその差が ± 0.5mm以内であった.しかし,1mm以上の差を認める選手が3名11%に認められた.またAHTはポジション,後方タイトネスや静的安定性の有無での有意差はなかった.AHTの投球側-非投球側差は野球選手の投球時の障害リスクの...

    DOI 医中誌

  • 後退変成期における二段階の流体流入:東南極セール・ロンダーネ山地パーレバンデの例

    東野 文子, 河上 哲生, 足立 達朗, 宇野 正起 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 232-, 2021

    ...</p><p>また、片麻状構造を切る黒いクラックの一部には、黒雲母+カリ長石+紅柱石から成るインターグロウス組織が見られる。これは、反応(1)で形成した黒雲母よりも低温で、反応(1)よりも塩素濃度の高い黒雲母が形成したことを示す。メルト不在下における流体―黒雲母間の塩素の分配係数の温度依存性は不明であるが、おそらく高<i>a</i><sub>Cl</sub>の流体共存下で形成したのであろう。...

    DOI

  • graph convolutional network(GCN)

    水野 忠快 ファルマシア 57 (2), 135_1-135_1, 2021

    ...ニューラルネットワークの一種.CNNとのアナロジーで考えると分かりやすく,CNNでの畳み込み演算とは異なる演算により,グラフ構造を反映するような畳み込み層を導入している点が特徴.生命科学分野で化合物の構造情報の記述等で用いられている....

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  • 一般化自己組織化マップを実現するモジュラーネットワーク

    徳永 憲洋 IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 14 (2), 97-106, 2020-10-01

    ...<p>データの視覚化はデータの関係性や隠れた情報を解釈するうえで重要なテクニックである.データの視覚化の方法としては主成分分析が広く知られているが,人工ニューラルネットワークの一つであるKohonenが提案した自己組織化マップ(SOM: Self-Organizing Map)もデータの視覚化ツールとして広く用いられている.SOMは多次元空間上のデータを二次元程度の低次元空間に位相を保存したまま写像...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • 分布北限域西表島のマヤプシキにおける訪花動物種と訪花時間帯の季節変化

    小林, 綾己, 駒田, 夏生, 中村, 幸人, 武生, 雅明, Kobayashi, Ayami, Komada, Natsuki, Nakamura, Yukito, Takyu, Masaaki 東京農業大学農学集報 65 (2), 57-64, 2020-09-30

    ...リュウキュウメジロなどの鳥類とスズメガ科のホウジャクの一種は,葯と柱頭の両方に接触するとともに次々と花を移動したため,有効な送粉者と考えられた。しかし,花が満開の夜間には訪花せず,昼間の訪花頻度も小さかった。ニホンミツバチは4季節を通じて訪花が観察されたが,体サイズが花に対して小さく,送粉に関わりなく花粉や蜜のみを選択的に集めることが可能だった。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site

  • セツキシマブによるアナフィラキシーショックの一

    芥川 晃也, 櫻井 聖大, 山田 周, 原田 正公, 高橋 毅 蘇生 39 (2), 65-68, 2020-09-09

    <p> 症例は69歳の男性。カレイの卵による蕁麻疹の既往があった。直腸癌の多発肺転移に対する初回化学療法目的に当院を受診し,セツキシマブ50mg投与時点でショック状態となったため救急外来へ搬入となった。搬入時は喘鳴が高度で,全身は著明に発赤し,末梢は温かかった。アドレナリン筋注を繰り返しつつ,細胞外液の大量輸液,ノルアドレナリン持続静注を行い,人工呼吸器管理を開始した。ステロイドも併用し,救命病…

    DOI 医中誌

  • 高齢正常圧水頭症患者におけるシャント術前後の聴力変化

    杉浦 彩子, 文堂 昌彦, 鈴木 宏和, 中田 隆文, 内田 育恵, 曾根 三千彦, 中島 務 日本耳鼻咽喉科学会会報 123 (8), 737-744, 2020-08-20

    ...高齢者ではもともとあった加齢性難聴にこのような聴力変化が伴うことで, 術後補聴器装用となった例もあり, シャント術のリスクの一つとして留意する必要があると考えた.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献18件

  • 大規模センサデータストリーム収集におけるデータ集約のための待ち時間設定方式の検討

    川上, 朋也, 義久, 智樹, 松本, 哲, 寺西, 裕一 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2198論文集 2020 1238-1244, 2020-06-17

    ...多種多様なセンサをもつ機器(ノード)がインターネット経由でデータを連続的に発信している.このとき,処理能力やネットワーク環境はノードごとに異なるため,ノード側が求めるデータの生成や発信の間隔も異なる.本研究では各ノードが連続的かつ定期的に発信するデータを「センサデータストリーム」,発信の間隔を「周期」と呼ぶ.我々は複数のノードが発信するセンサデータストリームを収集する仕組みとして,オーバレイネットワークの...

    情報処理学会

  • 唐澤富太郎の文献研究による『教科書の歴史』から実物研究による『教育博物館』への内的脱皮

    土井, 進 総合福祉研究 24 49-62, 2020-03-31

    ...教育学者唐澤富太郎(1911–2004)は,44歳の時にライフワークの一つに数えられる『教科書の歴史―教科書と日本人の形成―』を刊行した.この研究成果が日本人の世代形成を明らかにする上で大きく貢献したので,引き続き世界の教科書研究に取り組んだ.この研究成果を第3回ユネスコ教科書会議で講演した.その後欧米16か国を教育視察した唐澤が,最も強い印象を受けたことは,日本の“もの”を大切にしなければならないということであり...

    機関リポジトリ

  • 高齢化先進地域における地域ケア会議推進上の課題-地域ケア会議の成果に影響を及ぼす要因分析

    横山 正博, 堤 雅恵 山口医学 69 (1), 39-55, 2020-02-28

    ...</p><p> 地域ケア会議推進上の課題として,地域包括支援センターの専門職は,参加者の地域ケア会議に対する理解度を把握し,効果的に地域ケア会議の趣旨や議論する課題や意図を明確に事前に伝達する工夫が必要である.次に,地域のインフォーマルな人的資源の開発という視点をもって地域包括支援ネットワークの一員となり得る人に参加を呼びかけ,さらに地域住民の主体性を形成する意図をもって地域ケア会議に参加する必要がある...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献1件

  • U-netによる顕微鏡画像からの細胞核抽出手法の開発

    福井, 悠斗, 遠藤, 登, 北川, 輝彦 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 119-120, 2020-02-20

    ...現在の臨床現場では,読影医が各種撮影機器を用いてがんの存在を確認し,特に疑わしい領域の細胞を生検した上で,がんの確定診断をする.本研究では,がん細胞の生検手順の自動化のために計算器を用いた細胞核領域の自動検出・抽出を目的とする.使用した画像は,Broad Instituteが提供している顕微鏡画像(カラー・グレースケール・グレースケール反転の混成画像)である.提案する抽出手法はニューラルネットワークの...

    情報処理学会

  • 保健医療学学会創立10周年記念に際して

    渡辺 正仁 保健医療学雑誌 10 (3), 115-, 2020-02-01

    ...されたばかりの大阪保健医療大学に在職中のことでした.初代会長となった作業療法学科の中山教授,理学療法学科の石倉教授と共に大学教員の業績を上げるために学会を作ろう,大学の紀要ではなく,将来的に多くの仲間が集まって切磋琢磨し合える学会にしようと相談したのが始まりでした.学会を立ち上げ,次いで機関紙を邦文と欧文の両方で発行する事になりました.振り返れば,よくやったものだと思います.資金も人もない状態で,全くの...

    DOI Web Site

  • 当院における口蓋扁桃摘出術症例の変遷 (1955~2016年)

    浜口 寛子, 青木 健剛, 山本 佳史, 竹中 幸則, 坂田 義治, 宮原 裕, 石田 稔, 渡部 泰夫, 宇野 敦彦 日本耳鼻咽喉科学会会報 123 (1), 48-54, 2020-01-20

    ...男性例が52%と多く, 年齢分布では, 1960年代までは小児例が圧倒的で6~10歳にピークの一峰性を示していたが, 1970年代から21~25歳の若年成人にもピークが見られる2峰性となり, その後成人例の方が多くなり, 2010年代からは再び小児例が増加し中高年に至る幅広い年齢層の分布となった....

    DOI Web Site Web Site 参考文献18件

  • 「水の情報記憶」と「形態場」

    根本 泰行 国際生命情報科学会誌 38 (1), 21-, 2020

    ...従来科学の枠組みにおいては、「水の情報記憶」について、なかなか認められなかったために、「『水からの伝言』は非科学的である」との批判を受けてきたものの、『水からの伝言』は様々な言語に翻訳されて世界各国に伝わっていき、多くの一般の人々が結晶写真について知ることとなった。...

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  • 高齢者の肩関節前方脱臼の治療経過の検討

    原田 洋平, 岩堀 裕介, 梶田 幸宏, 高橋 亮介, 出家 正隆 肩関節 44 (1), 17-20, 2020

    ...0%/71%(P < 0.05),疼痛のある症例は29%/71%(P=0.08),平均Single Assessment Numerical Evaluation scoreは79.0/52.3(P=0.05)であった.初回脱臼時の平均外固定期間はF群で14.7日,R群で6.0日であった(P < 0.05).反復性脱臼の臨床経過は不良で,初回脱臼時の外固定に対するコンプライアンス不足が脱臼再発リスクの...

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  • 二層化ゲーミフィケーションによるVR会議活性化の試み

    加藤 雄大, 鈴木 麗璽, 有田 隆也 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 4D3GS1205-4D3GS1205, 2020

    ...Cooperation) を提案している.DERCは互恵性に基づいて利他行為を促進する2層構造のゲーミフィケーションである.2層構造のレベル1はゲーム要素(ポイント等)によって自身の利他行為を促進し,レベル2は他者の利他行為を促進することを狙う.本研究ではレベル2に賭けのメカニズムを用いており,賭け対象が利他行為でレベル1のポイントを獲得すると,賭けた者がポイントを獲得する.一方,近年,リモートワークの...

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  • 再生医療に用いられる細胞加工製品の遺伝的不安定性評価と安全性評価

    佐藤 陽治 日本毒性学会学術年会 47.1 (0), S31-5-, 2020

    ...<p> 細胞加工製品に特有の安全性関連リスクの一つとして、製品中に発生する形質転換細胞に起因する腫瘍形成のリスクがある。遺伝的不安定性の増大は、核型異常や遺伝子変異の発生確率を上昇させることを通じて形質転換細胞の発生確率を上昇させると推定されることから、腫瘍形成リスクに関する潜在的ハザードである。...

    DOI

  • SDGsが目指す世界におけるプラスチックの役割

    加茂 徹 Oleoscience 20 (10), 451-458, 2020

    ...一方,不法投棄された廃プラスチックの一部は海洋に流出し,海洋生態系に深刻なダメージを与え,人間の健康へも影響を与える可能性が指摘された。廃プラスチックは,重要な環境問題の一つと見なされるようになった。</p><p>廃プラスチックのリサイクルでは,対象物の品質と量を考慮し,マテリアルリサイクル,ケミカルリサイクル,エネルギー回収から最適な手法を選択することが望ましい。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件

  • 物体検出における教師データの効率的な作成

    田中 裕隆, 新納 浩幸 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 3Rin455-3Rin455, 2020

    ...<p>物体検出は、教師あり学習によって解決できる画像認識のタスクの一つである。物体検出の教師データにはBounding Boxとクラスラベルがある。これらの教師データの作成は一般的に人手で行われるためコストが高い。本研究は、教師データに用いる正確なBounding Boxの作成を目的とする。...

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  • チャットボット運用効率化のための新規問い合わせ候補抽出システム

    戸田 隆道, 杉山 雅和, 友松 祐太 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 4Rin108-4Rin108, 2020

    ...対話ログ参照時のボトルネックの一つとして、類似問い合わせが分散していることが挙げられる。そこで我々は各対話から特徴量を抽出し、対話ログのクラスタリングを行った。これにより類似する問い合わせがまとまり参照性が上がることに加え、問い合わせのボリュームゾーンを推定することができ、頻出する問い合わせから優先的に回答ペアの作成に取り組むことができる。これにより運用の手間を大幅に削減することに成功した。...

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  • レーザ焼結法によるスーパーエンジニアリングプラスチックへの金属被膜形成技術の開発

    石川 諒, 山崎 和彦 エレクトロニクス実装学術講演大会講演論文集 34 (0), 3P-14-, 2020

    ...<p>スーパーエンジニアリングプラスチックの一種であるポリエーテルエーテルケトン(PEEK)は、熱可塑性樹脂の中でも高強度で加工性が高いため、ギア製作やアルミニウムの代替部品として活用されている。またPEEKは、人骨に近い材料特性を持つため応力集中の心配が無く、歯科インプラントや人工骨の母材としての利用が検討されている。しかしながら、導電性および生体適合性を持っていないという問題点がある。...

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  • SqueezeNetによる蛍光顕微鏡画像上のCTCの自動検出

    中道 一貴, 陸慧 敏, 金亨 燮, 米田 和恵, 田中 文啓 画像電子学会誌 49 (2), 136-143, 2020

    ...存在し,その解析を行うことにより,がんの検査や抗がん剤の治療効果の評価が可能とされている.病理学者は血液サンプルを蛍光顕微鏡で撮影した画像から解析を行うが,血液中に含まれるCTCの数は非常に少数であるため,負担の大きい作業となる.そこで本稿では,蛍光顕微鏡画像からCTCの自動検出法を提案する.提案手法では,まず選択的強調フィルタとブロブ解析を用いて細胞領域を検出したのち,畳み込みニューラルネットワークの...

    DOI

  • 橋病変が脱力発作と半側顔面けいれん発作に関与したと診断した難治てんかん発作の1例

    十河 正弥, 井内 盛遠, 松本 理器, 澤本 伸克, 池田 昭夫, 髙橋 良輔 臨床神経学 60 (5), 362-366, 2020

    ...した.発作時脳波,筋電図記録では全般性鋭波に後続し,左口輪筋の収縮,頸部伸筋群の脱力を認め,中心脳から始まり大脳皮質,顔面神経核,脳幹網様体の順に発作発射が伝播したと考えた.脳波-機能的MRI同時計測での全般性鋭波に関連したblood oxygen level-dependent効果は全般発作の既報告と同様の両側前頭頭頂葉の信号低下に加え,脳幹病変近傍でも信号上昇を認め,同部位がてんかんネットワークの...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献8件

  • レーダ画像および敵対的生成ネットワークを用いたコンクリート内部欠陥の詳細情報の推定

    山本 佳士, 光谷 和剛, 園田 潤, 木本 智幸 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 1N3GS1004-1N3GS1004, 2020

    ...<p>本研究は,コンクリートを対象としたレーダ画像から,条件付き敵対的生成ネットワークの一種であるpix2pixを利用して,内部の欠陥の位置,配置角度,寸法情報を推定することを試みたものである.具体的には,薄板状の欠陥を,位置,角度,寸法(長さ,幅)を変化させて埋め込んだコンクリート供試体を対象に,地中レーダ試験を行い,学習データセットとなる欠陥情報を含むコンクリート断面画像およびそれに対応するレーダ...

    DOI

  • オートエンコーダを用いた地震計の時系列異常検知

    郭 家寧, 造酒 裕貴, 藤田 康寛, 切通 恵介, 伊藤 浩二 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2020 (0), 4L2GS1303-4L2GS1303, 2020

    ...本論文ではこれらの課題を乗り越える手法として、ニューラルネットワークの一種であるオートエンコーダを用いた異常検知手法を提案する。提案手法は、既存手法では定量的に評価できなかった時系列データ内の異常区間の評価が目的である。経年劣化による異常の顕現の確認には数年間のデータ準備が必要であるため、本手法ではビッグデータの高速処理のためのシステムを併せて構築した。...

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  • ディープラーニングを利用した出土銭貨の画像認識

    松本 義之, 櫻木 晋一 バイオメディカル・ファジィ・システム学会誌 21 (2), 47-58, 2019-12-28

    ...<p>近年,画像認識の分野においてディープラーニングと呼ばれる人工知能技術が注目を集めている.画像認識は,画像情報から対応する画像パターンを推論する処理である.この処理において,ディープラーニングは既存の技術を大きく上回る成果を示している.ディープラーニングは,ニューラルネットワークの一種であるディープニューラルネットワークを用いた学習の事である.ニューラルネットワークの中で,深い階層構造を持つニューラルネットワーク...

    DOI Web Site

  • リスク情報を提示した水素ステーションの社会受容性調査

    小野 恭子 安全工学 58 (6), 426-432, 2019-12-15

    ...<p>水素ステーションに関する定量的リスク情報を提示した社会受容性調査を実施した.自分の家の隣での建設を想定した場合,リスク情報を提供した群において受容性が高まり,リスクの絶対値に加えてリスクの一般的な許容レベルを提示した群のほうが,受容性がより高まった.一方で,自宅の最寄りのガソリンスタンドでの建設を想定した場合はリスク情報を提供しても受容性は高まらなかった.また,安全対策情報を提供しても受容性は...

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  • ニューラルネットワークを利用した日本語意味役割付与モデルの構築

    岡村, 拓哉, 竹内, 孔一, 石原, 靖弘 情報処理学会論文誌 60 (11), 2063-2074, 2019-11-15

    ...本論文では日本語の意味役割ラベルを決定する有効なモデルを明らかにするために,日本語均衡コーパスに62種類の意味役割が付与されているBCCWJ-PTコーパスに対してニューラルネットワークを利用した日本語意味役割付与モデルの構築について記述する.ニューラルネットワークとして3層ニューラルネットワーク,畳込みニューラルネットワーク,再帰型ニューラルネットワークの一種であるGRU,双方向GRUにmax-pooling...

    情報処理学会

  • 分類器の継続更新可能な分散認識センサネットワークのためのオートエンコーダによる通信方式

    小向, 航平, 水谷, 伸, 岸野, 泰恵, 柳沢, 豊, 白井, 良成, 須山, 敬之, 大村, 廉, 澤田, 宏, 納谷, 太 情報処理学会論文誌 60 (10), 1780-1795, 2019-10-15

    ...送信すると通信量が増大してしまい,通信帯域の圧迫やセンタでの処理負荷の増大が問題となる.そこで,センサネットワークの通信量を減らすために,センサノード側で特徴抽出を行いセンタ側で分類を行う分散認識アーキテクチャが考案された.しかし,従来の分散認識アーキテクチャの多くではセンタ側にセンサデータを保持できないため,分類器の変更や更新が困難であるという問題があった.そこで,本研究では,ニューラルネットワークの...

    情報処理学会

  • 神奈川県沿岸におけるマイクロプラスチック漂着状況の空間的・時間的変動

    池貝 隆宏, 三島 聡子, 小林 幸文 人間と環境 45 (3), 2-14, 2019-10-02

    ...満潮線に漂着したマイクロプラスチックの一部は海風により内陸側へ輸送されるが,その傾向はペレットで顕著に表れた。また,満潮線に漂着するマイクロプラスチックのサイズ分布は,沿岸を漂流するマイクロプラスチックに比べて大きいものの割合が高くなることが分かった。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献15件

  • 複数プロダクトのエンタープライズアジャイル開発方法の提案と評価

    田中, 優之, 青山, 幹雄 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2019論文集 2019 69-77, 2019-08-22

    ...地図,地図プラットホームを開発,運用する部門においてエンタープライズアジャイルのフレームワークの一つである LeSS Huge をベースに複数プロダクトに対応するエンタープライズアジャイル開発方法を提案し,実践した.その結果,組織の開発体制を柔軟に変更し,かつ,複数のプロダクトの開発を進めることができた.本稿ではその実践結果から提案方法の有効性を示す....

    情報処理学会

  • ダブルケアに関する研究の動向

    澤田 景子 名古屋学院大学論集 社会科学篇 56 (1), 95-115, 2019-07-31

    ...近年,少子高齢化,晩婚・晩産化の進展に伴い,新たな社会的リスクの一つとして注目されている。本稿では,まずダブルケア(育児と介護が同時に進行)に関する研究の動向とダブルケアを巡る諸課題について整理を行った。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 地域住民における出生体重と生活習慣病との関連

    神谷 真有美, 細野 晃弘, 玉井 裕也, 渡邉 美貴, 柴田 清, 辻村 尚子, 藤田 ひとみ, 岡本 尚子, 近藤 文, 若林 諒三, 山田 珠樹, 鈴木 貞夫 東海公衆衛生雑誌 7 (1), 107-113, 2019-07-06

    ...</p><p><b>結論</b> 将来の生活習慣病発症の予防のためには,出生体重をリスクの一つとして捉え,出生直後から切れ目のない支援を続けることが重要となる可能性が示唆された。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 手の肌色の見えに対する照明光とネイル色の影響

    中島 由貴, 何 水蘭, 渕田  隆義 日本色彩学会誌 43 (4), 203-, 2019-07-01

    ...演色性が高い光源(<i>Ra</i> > 80)下では,ネイル色によって手の肌色の見えが変化し,ピンクネイルでは肌色の赤みが強く評価され,黄色ネイルでは黄みが強く評価された.この結果は肌色がネイル色の色相に誘導されたことを意味し,色相同化によって説明がつく.一方,肌色を鮮やかに演色する光源,またはくすませる光源下ではネイル色の影響が生じず,肌色の演色色再現の特徴に基づいて見えが決定された.以上から,多くの...

    DOI Web Site

  • 関東の工業地域構造の特質と栃木

    松橋 公治 経済地理学年報 65 (2), 194-198, 2019-06-30

    ...<p>    本講演の目的は,関東の工業地域構造の中における北関東・栃木県の特徴を指摘した上で,経済地理学の産業集積論と特定領域(自治体など)の経済との接点を捉えることである.産業集積論は企業・産業を基礎とする議論であり,企業・産業空間を扱う.そのスケールは生産ネットワークのあり方に規定される.他方で,特定領域の経済には,そのネットワークの一断面だけしか表れない.特定領域の立場からすれば,特定の産業...

    DOI Web Site

  • アテンションを利用した観点付き感情分析

    朝倉 遼, 新妻 弘崇, 太田 学 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J102-D (4), 245-256, 2019-04-01

    ...文書には書き手の様々な感情が含まれており,それらの極性を推定するのが文書分析のタスクの一つである.一般に,これは文書中に含まれる観点を予測し,それに対する感情の極性を予測するというタスクであり,観点付き感情分析(Aspect-Based Sentiment Analysis)と呼ばれる.本論文では,アテンション(Neural Attention)と呼ばれる,ある状態を生成する際に,ある別の情報を選択的...

    DOI

  • CNNを用いた指骨CR画像からの骨粗しょう症の自動識別

    畠野 和裕, 村上 誠一, 植村 知規, 陸 慧敏, 金 亨燮, 青木 隆敏 Medical Imaging Technology 37 (2), 107-115, 2019-03-25

    ...<p>骨のおもな疾患として,骨粗しょう症が挙げられる.骨粗しょう症に対する画像診断は有効であるが,医師の負担増加や経験差による診断結果のばらつき,病変部の未検出等が懸念されている.そこで本稿では,指骨computed radiography(CR)画像から骨粗しょう症の識別を行い,医師に提示するための診断支援手法を提案する.提案手法では,畳み込みニューラルネットワークの一種である,Residual...

    DOI DOI PDF ほか2件 参考文献24件

  • 遠心浮上データによるO/Wエマルションのデッドエンド精密濾過特性の推算

    入谷 英司, 片桐 誠之, 福田 正秀 化学工学論文集 45 (2), 72-79, 2019-03-20

    ...圧縮透過データを得た.このようにして求めた圧縮透過データを用い,濾過ケークの圧縮性におよぼす濾過圧力の影響が考慮された圧縮性ケーク濾過モデルに立脚して,デッドエンド濾過で形成される濾過ケークの平均ケーク比抵抗や平均ケーク空隙率を推算した.遠心浮上データから推算したこれら平均ケーク比抵抗および平均ケーク空隙率の圧力依存性の妥当性を検証するため,濾過の進行にともなう濾過速度の減少を推算する方法が,濾過ケークの...

    DOI Web Site Web Site 参考文献48件

  • 天空画像を用いたLSTMネットワークによる短期先日射量予測

    藤村 優斗, 遠藤 操希, 上出 敦也, 長谷 智紘, 西村 晃紀, 森山 健, 前田 俊二 精密工学会学術講演会講演論文集 2019S (0), 410-411, 2019-03-01

    ...本報告では、リカレントニューラルネットワークの一種であるLSTMを用いて日射量を予測する手法について述べる。</p>...

    DOI

  • ビークルセルネットワークの無線フロントホールにおけるビーム追従法

    丸田, 一輝, 中山, 悠, 田中, 健, 安永, 遼真, 菅, 宣理, 本田, 一暁, 久野, 大介, 安, 昌俊 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 55-56, 2019-02-28

    ...トラフィックの時空間変動に追従可能な適応的モバイルネットワークの一形態として,自動車を対象としたビークルセルネットワークを提案し,これまでに,高速移動する車載型アクセスポイント(VAP)とユーザ端末(UE)との歩車間通信特性を明らかにしてきた.一方,VAPとネットワークへの接続区間,つまりフロントホールも無線接続となる.VAP-UEの無線アクセス区間よりも通信距離があることから多素子アレーアンテナを...

    情報処理学会

  • SpikePropにおける応答関数と学習法の見直しによる連続入力パターンに対する応答の改善

    小野田 憲悟, 高瀬 治彦, 北 英彦, 川中 普晴 知能と情報 31 (1), 613-616, 2019-02-15

    ...<p>本研究では,スパイキングニューラルネットワークの一種であるSpikePropにおいて,連続入力パターンに対する応答を改善することを目的とする.これに対し,ネットワークの構造についてはスパイク応答関数を変更することを,学習法については組み合わせパターン学習法を提案した.これらを併用することで,連続入力パターンに対する応答を改善した.具体的には,従来手法で正しく応答できなかった場合について,70%...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 機械学習を用いて量子多体系を表現する

    野村 悠祐, 山地 洋平, 今田 正俊 日本物理学会誌 74 (2), 72-81, 2019-02-05

    ...</p><p>機械学習の手法の中でも,本稿では,人工ニューラル・ネットワークの一種であるボルツマンマシンを用いた変分波動関数について議論する.ボルツマンマシンは可視(入力)層の自由度である可視ユニットに加え,仮想的自由度である隠れ層の不可視ユニットで構成され,ユニット間が結合(相互作用)を持つ構造をしている.ボルツマンマシンは可視ユニットの状態配置を入力とし,その生成確率分布を学習する機械である.それに...

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  • 非同型なパターンロックの列挙 (Computer Algebra : Theory and its Applications)

    中川, 幸一, 吉村, 英竜 数理解析研究所講究録 2104 95-102, 2019-02

    ...パターンロックとはスマートフォンなどのデバイスロックで用いられる画面ロックの一種である. 非同型なパターンロックの総数を数え上げる先行研究[1], [2] は存在しているが, デバイスが認識する各情報(出力)に対応する操作数(重複度)は算出されていない. 本研究の目的は全ての出力を列挙し, 重複度と総数を決定することである....

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  • 国際市場におけるマルチ・チャネル戦略

    石井 隆太 マーケティングジャーナル 38 (3), 86-94, 2019-01-17

    ...<p>国際マーケティング論や国際流通論における最重要トピックの一つは,輸出チャネルの選択である。これまで,大半の既存研究は,企業が単一種類の輸出チャネルを選択すると仮定してきたが,現実世界における数多くの企業は,複数種類の輸出チャネルを選択している。...

    DOI Web Site 参考文献34件

  • GANを利用したアニメーション生成

    森山 紘行, 李 亜超, 下川原(佐藤) 英理, 山口 亨 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 1H2J1301-1H2J1301, 2019

    ...Cartoon GANは画像のスタイル変換ネットワークの一種であり、現実世界の画像から漫画風の画像を生成することを達成してきている。ディープラーニングでは、動画生成において通常2つの手法が存在する:3次元畳み込みか、2次元畳み込みに時間的処理を加えたものである。しかし、従来手法では漫画スタイルの動画生成タスクにおいて十分な滑らかさを獲得出来ていない。...

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  • パーシステント図に対するカーネルを用いたベイズ最適化

    白石 竜也, 山田 誠, 鹿島 久嗣 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 1J3J201-1J3J201, 2019

    ...<p>グラフ構造最適化は最適な性質を持つグラフ構造を探索するタスクであり、グラフ構造データ分析の中でも重要なタスクの一つである。グラフ構造最適化における目的関数は、評価コストの高いブラックボックス関数であることが多い。ベイズ最適化は、このような目的関数の最適化によく利用される最適化手法の一つである。...

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  • データ非線形性とダム流入量予測精度に関する研究

    天方 匡純, 安野 貴人, 藤井 純一郎, 嶋本 ゆり, 大久保 順一 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 2Q1J203-2Q1J203, 2019

    ...<p>我々は上流側と下流側の流況データの相関関係を使って,ダム流入量の予測精度向上を目指している.上流側と下流側の水位・流量のデータ関係を扱う場合,その非線形性に着目し,非線形性の程度に応じてモデリングの方法を変えていかなければならない.本稿では,分布型流出解析モデルによって生成した時系列データに偏差を与え,非線形性のデータを作成した.その後,深層学習ネットワークの一種であるLSTMを使って,その非線形性...

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  • 日清・日露戦争期の日本の気象観測網の拡大と電信線

    小林 茂 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 209-, 2019

    ...他方、中国沿岸気象ネットワークの一環であった台湾の海関の観測データは、日本の領有後も香港や徐家匯との交換が継続されたが、短期間におわり、以後は台湾総督府の観測所との交換に切り替えられた。また台湾とマニラとのデータ交換も開始された。...

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  • 機械学習のためのアノテーションツールにおける領域抽出の検討

    加藤 綾子, 大野 孝, 江頭 玲子 生体医工学 Annual57 (Abstract), S250_2-S250_2, 2019

    ...した大量の画像が必要となる.しかしこのアノテーション作業は多忙な医師にとって大きな負担となる.AI診断を加速させるためには,精度の高いピクセル領域でのアノテーションを短時間で行えるような医療画像に特化したアノテーションツールの開発が不可欠である.そこで本研究では,医師が指示したポイントの画像特徴に近い領域を自然に抽出する機能を検討した.この機能を実現するための方法として,教師付きニューラルネットワークの...

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  • 全球波浪予報値とGMDHを用いる日本沿岸1週間先波浪予測法の適用性

    金 沫列, 原 知聡, 倉原 義之介, 西山 大和, 武田 将英, Tracey H. A. TOM, 川崎 浩司, 間瀬 肇 土木学会論文集B2(海岸工学) 75 (2), I_115-I_120, 2019

    ...<p> 全球波浪予報初期値(JMA GWM)と再解析値(NOAA WW3とECMWF ERA5)の3種類の全球波浪値を入力変数として用いて,ニューラルネットワークの一種であるGMDHを用いた1週間先波浪予測モデルを開発し,日本沿岸の4ヶ所(常陸那珂,鹿島,秋田,留萌)における観測値との比較・検討を行った.観測有義波高と周期をGMDHモデルによる算定値と比較した結果,GMDHによる波浪算定値は,元の全球波浪値...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 脱使い捨てプラの意識普及に向けた事業成果報告

    堀 孝弘 廃棄物資源循環学会研究発表会講演集 30 (0), 17-, 2019

    ...ペットボトルはシングルユースプラスチックの一部だが、これを削減対象とした活動を進めることで、他の様々な脱プラ活動の加速に寄与できる。あわせて、プラスチック多消費社会の見直しに寄与したいと考える。</p>...

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  • 産地の異なるアカモクの成分比較とアカモクの食品への利用

    谷口 (山田) 亜樹子, 栗 彩子, 佐藤 祐子, 風見 真千子, 野口 治子 日本家政学会誌 70 (3), 133-139, 2019

    ...<p> 鎌倉産, 仙台産, 佐渡産の産地の異なるアカモクの一般成分を測定し, 成分の比較を行った. 鎌倉産アカモクは灰分が最も多く, 仙台産はタンパク質が多く, 佐渡産は炭水化物, 食物繊維が多かった.</p><p> 各産地のアカモクのミネラル量を測定した結果, 鎌倉産はカルシウム, 鉄が多く, 仙台産はナトリウム, カリウム, マグネシウム, 鉄, 銅が多く, 佐渡産は亜鉛が多かった....

    DOI Web Site 医中誌

  • 長時間心拍変動解析 : その適用と誤用

    早野 順一郎 バイオフィードバック研究 46 (2), 83-90, 2019

    ...<p> 急速に普及しているウェアラブルセンサによるセルフモニタリングは, 日常活動中のバイオフィードバックの一種と言えるかも知れない. 中でも, 携帯型心電図または脈波からの心拍変動の分析は, 睡眠, リラクゼーション, 運動, ストレスなどのさまざまな条件下の自律機能のセルフ・コントロールに使用されようとしている....

    DOI 医中誌

  • 高圧脱水固化処理装置で作製した浚渫土砂ブロックの長期強度

    上野 和敬, 笠間 清伸, 中川 康之, 根木 貴史, 南 正治, 善 功企, 春日井 康夫, 片桐 雅明 土木学会論文集B3(海洋開発) 75 (2), I_845-I_850, 2019

    ...得られた結論をまとめると以下のようになる. (1)浚渫土砂ブロックの含水比は, 夏期および冬期の作製時期および脱水棒の本数にもよらず,養生日数の経過に伴い養生1年経過で約15%程度減少する. (2)夏期に作製した宇部粘土ブロックの一軸圧縮強さは, 養生日数の経過によらず10MN/m<sup>2</sup>からほとんど変化しないが,冬期に作製した新門司沖粘土ブロックの一軸圧縮強さは養生日数の経過に伴い...

    DOI Web Site Web Site 参考文献1件

  • トランスポゾンによる悪性腫瘍の新しい分類の可能性

    山田 思郎, 伊東 潤平, 早野 崇英, 中岡 博史, 木村 哲晃, 杉本 竜太, 望月 博之, 井ノ上 逸朗 日本小児血液・がん学会雑誌 56 (3), 293-303, 2019

    ...<p>トランスポゾン(Transposable Element: TE)はゲノム内を転移する能力を持つDNA配列で,ヒトゲノムに散在し,ほぼ半分を占める.TEは転移により遺伝子を破壊するなど負の側面もあるが,転写因子結合部位(Transcription Factor Binding Site: TFBS)を持っているため,近傍遺伝子のエンハンサーとしての性格も持ち,遺伝子ネットワークの一部となっている...

    DOI 医中誌

  • インフルエンザサーベイランス

    渡邉 真治 ファルマシア 55 (12), 1131-1133, 2019

    ...日本も国内のサーベイランスだけでなく、世界のネットワークの一員としてサーベイランスに参画し、ウイルス株の性状解析を通して、ワクチン株選定や抗インフルエンザ薬に対する耐性株の検出を行い、情報を共有している。...

    DOI 医中誌

  • 戦争倫理学入門

    眞嶋 俊造 IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 12 (3), 201-208, 2019-01-01

    ...</b>では,それらのトピックの一つとして,電子情報通信技術の軍事応用の具体的事例としての戦闘ドローンを巡る倫理問題を検討する.この倫理問題は,自動運転技術や人工知能をめぐる倫理問題と密接に関連している.</p>...

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  • 地理学のアウトリーチにおける一般書の出版

    森 岳人 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 32-, 2019

    ...(宮路 2017)は、ビジネスマンにとって身近な経済と地理を結びつけ、『東京「スリバチ」地形散歩』(皆川 2012)は、散歩と地形を結びつけて、多くの一般読者の興味を喚起した。<br>他にも知識の乏しい読者が地理を学びなおすための入門書や啓蒙書も提供していく必要がある。...

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  • 心拍変動解析とオートエンコーダによるてんかん発作予知アルゴリズムの開発

    藤原 幸一, 坂根 史弥, 宮島 美穂, 山川 俊貴, 前原 健寿 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 2N4J1303-2N4J1303, 2019

    ...とする慢性の脳疾患であるが,発作による怪我や事故を避けるために発作起始を予知できることが望まれる.心電図(ECG)のRR間隔(RRI)の変動は,心拍変動(HRV)と呼ばれる自律神経機能を反映する生理現象であり,かねてより発作周辺期におけるHRV変化が報告されている.そこで本研究では, HRV解析と異常検出技術を組み合わせててんかん発作予測アルゴリズムを開発した.異常検出技術として,ニューラルネットワークの...

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  • 理学療法士として橈骨遠位端骨折受傷者の二次骨折予防に向けた調査

    髭内 紀幸, 花田 健, 平塚 渉, 小島 希望, 山中 佑香, 織田 崇 理学療法学Supplement 46S1 (0), C-63_2-C-63_2, 2019

    ...転倒群では歩行能力,下肢筋力が有意に低下しており,転倒による二次骨折の発生リスクの一因となる可能性が示唆された。橈骨遠位端骨折受傷者に対して,理学療法士が二次骨折予防を目的として身体機能向上の為に介入する意義があると考えられた。...

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  • 認知症予防を目指す

    土井 剛彦 理学療法学Supplement 46S1 (0), G-55-G-55, 2019

    ...日常生活において身体活動量が少ないことや身体機能低下(歩行速度の低下など)が,認知症のリスクの一つであるといわれています。また,身体活動量を高く保つことが認知機能向上や脳萎縮を抑制するに寄与することが報告されています。</p><p> 国立長寿医療研究センターは,「体を動かすこと」と「頭をつかうこと」を同時に行う運動プログラムである「コグニサイズ」を開発し,効果検証を行いました。...

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  • 福井県若狭地域でのキクを活用した産学官連携による教育活動の展開

    水島 智史, 相蘇 龍一, 清水 一史, 松岡 憲史, 山田 亮明, 中林 春男 International Journal of Human Culture Studies 2019 (29), 43-47, 2019-01-01

    ...教育活動を展開し,地域振興を目指して活動した.この活動は,杉田玄白記念公立小浜病院,小浜市,農業生産法人・農家,食品製造業者,飲食店および生薬取扱企業などと連携して実施された.主な活動内容は,栽培研究,農家などでの栽培普及,食品および生薬としての利用に関することである.これまでの活動において,菓子3種類およびブレンドティー2種類の合計5種類の商品を開発し販売した.2018年には,農家で栽培されたコウギクの...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 分娩第2 期遷延と妊娠期姿勢との関連性についての検討

    小山 麻理子, 石倉 玲子, 堀尾 洋栄 松江市立病院医学雑誌 23 (1), 20-26, 2019

    ...因子となる可能性が示された.分娩開始直前の胎向と児頭の回旋や,胎児の進入軸は検討できなかったが,遷延群での姿勢変化のパターンは児の進入に影響して,分娩第2 期遷延のリスクの一因子となる可能性が考えられた.また,妊娠後期になると多くの妊婦が増大する腹部とのバランスを取るために腰仙椎後傾の姿勢となっている傾向にあった....

    DOI

  • CTR 予測モデルの評価に AUC や log-loss は適切か?

    片桐 智志 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 3K3J203-3K3J203, 2019

    ...<p>クリック率 (CTR) 予測はweb広告プラットフォームを持つ企業にとって最も重要なタスクの一つである. しかしながら, CTR予測は非標準的な機械学習のタスクであるため, 例えば ROC 曲線の area under the curve (AUC), 対数損失 (別名: 交差エントロピー) などの従来の評価指標は不適切になりうる....

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  • 不確実性を考慮した深層教師なし異常部分検知

    佐藤 一輝, 濱 健太, 松原 崇, 上原 邦昭 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2019 (0), 4I2J203-4I2J203, 2019

    ...<p>画像をもとにした異常部分のセグメンテーションは,画像解析において基本的なトピックの一つである.特に,未知の系統の異常に対応するような場合には,教師なし学習による方法がよく用いられる.この場合,既知のサンプルの尤度を最大化するよう学習された確率モデルを用いて,推定された尤度が低いものを異常として検出する.しかし,これらのモデルは意味論的な異常よりもデータが持つ複雑な構造に敏感になる傾向がある.本論文...

    DOI

  • 乱流解析への機械学習の応用

    深潟 康二 理論応用力学講演会 講演論文集 65 (0), 169-, 2019

    ...<p>機械学習の流体力学への応用は現在流体力学分野で最も注目されているトピックの一つと言える。 機械学習は大きな可能性を秘めている一方、その限界も明らかにする必要がある。 本講演では、乱流チャネル流中の断面速度場の時間発展の学習と再生成への機械学習の応用例を紹介する。...

    DOI

  • オフィスという宇宙 : 『ファイト・クラブ』とバートルビーたち

    Kobayashi, Masaomi, 小林, 正臣 言語文化研究紀要 : Scripsimus (27) 49-63, 2018-11-30

    ...例えば、彼のオフィスワークの一つはプロジェクターを扱うことであるが、彼の分身であるタイラー・ダーデンも映写技師としてプロジェクターを扱う。あるいは、ファイト・クラブはタイラーの過激思想の影響下にあるが、この集団が組織として発展していくのは語り手が会社員という組織人であることが関係している。...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 多剤耐性緑膿菌による温水洗浄便座洗浄ノズルの汚染事例

    尾崎 昌大, 森 広史, 古川 恵太郎, 坂本 春生 日本環境感染学会誌 33 (6), 285-289, 2018-11-25

    ...<p>2015年7月,当院の血液腫瘍内科で入院していた患者から多剤耐性緑膿菌が検出された.その後,環境付着菌検査を行った温水洗浄便座の洗浄ノズルからMDRPを検出し,アウトブレイクであると判断し,感染対策を行った.アウトブレイクの一因として,清掃スタッフによる院内感染対策上不適切な清掃方法が行われていたことが挙げられた.その他にも製造時期が古い温水洗浄便座の洗浄ノズルにおいて,適切な清掃ができないなどといった...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献2件

  • 深層学習における分類パターンの解釈支援

    安藤 雅行, 河原 吉伸, 砂山 渡, 畑中 裕司 人工知能学会第二種研究会資料 2018 (AM-20), 02-, 2018-11-22

    ...<p>近年,深層学習を用いた応用研究が進められる中,出力を導く具体的な分類パターンの解釈が重要な課題となってきている.そこで本研究では,文章の分類問題を例として,出力を導くネットワークの一部を可視化し,支援機能により補助的な情報を提示することで,分類パターンの解釈を支援する.これにより,この解釈に基づいた新たな知見を,人間が獲得できる環境の構築を目指す.また,提案する支援機能による分類パターン解釈の...

    DOI

  • 敵対的生成ネットワークを用いた機械音の生成

    田添 康平, 河合 継, 渡邊 滉大, 光明 誠 人工知能学会第二種研究会資料 2018 (KST-35), 06-, 2018-11-21

    ...<p>本論文では敵対的生成ネットワークを用いた機械音生成手法を提案する.自動車の製造時ノイズ除去技術を用いた 自動化が期待されている.近年同技術では,データドリブンなディープニューラルネットワークを使用したモデルが優れた性能を発揮しているが,学習のために膨大なデータが必要となる.しかし,大量の機械音の用意には非常に労力がかかる.そこで敵対的生成ネットワークの一種であるDCGANとpix2pixを用いて...

    DOI

  • 腎静脈より中枢に移動した下大静脈フィルターに対する開胸開腹下での回収例

    小林 豊, 川上 敦司, 辻 龍典 日本心臓血管外科学会雑誌 47 (6), 303-306, 2018-11-15

    ...腹腔内の剥離を進めた.肝臓裏面の静脈叢を尾状葉枝を含めて丁寧に切離して左右腎静脈まで露出した.下大静脈フィルターは触知可能であり,上端は尾状葉枝の直下,下端は右腎静脈内に認めた.透視下で用手的に静脈との接合を外してカテーテルでの回収を試みたが不可能であったため,静脈を単純遮断することとした.下大静脈を各枝で単純遮断して静脈を切開すると,下大静脈フィルターは中枢側先端が静脈の内膜に食い込み,末梢側のフックの...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献7件

  • 地球温暖化時代の治山

    林野庁治山課 水利科学 62 (4), 47-56, 2018-10-01

    ...このため今後については,これまでの山地災害対策の成果を踏まえ,地球温暖化を背景とした山地災害発生リスクの一層の高まりなどに対処するため,・保全対象に被害を与えるリスク判断を踏まえた事業箇所の選定 ・生態系としての森林の機能と治山施設の機能を組み合わせた防災・減災対策の推進など,事前防災対策の充実強化を図っていくために必要な取組を柔軟かつ効果的に推進していくことが必要となっている。</p>...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献1件

  • 絵本から学ぶグリーフプロセス

    松田, 智子, Matsuda, Tomoko 奈良学園大学紀要 9 147-156, 2018-09-30

    ...そこで本稿では悲嘆を乗り越えるグリーフワークの一部として、絵本療法を活用することを提案する。まずデーケンの悲嘆のプロセスを具体的に紹介し、その段階を考慮しつつ適切な絵本を提示する。本来の絵本学からすると、絵本の捉え方に異論もあると考えるが、絵本の多様性への挑戦として受け止めて頂きたい。...

    機関リポジトリ Web Site 医中誌

  • 大阪花街・北新地と舞台美術家:田中良ー佐藤家史料をもとにー

    笠井 津加佐, 笠井 純一, Kasai Tsukasa, Kasai Junichi 人間社会環境研究 = Human and socio-environmental studies 36 119-135, 2018-09-28

    ...北新地(北陽)の経営者にとって田中は, 市村座や花柳舞踊研究会と並ぶ, ネットワ ー クの一員であった。書簡や下絵からは. 田中が佐藤と出会し\北新地で彼の思い描く舞台美術を. 次第 に実現していく様子が伺われる。 芸妓たちの芸の上達を見守り, 藤蔭会や花柳舞踊研究会などで 発表した新舞踊作品を,北禍浪花踊他で上演するなかで, 北新地は彼が志向する舞台美術実現の 場となっていった。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • "技あり"撮影テクニック:第3回 被写体との距離を考える

    野村 景至 日経パソコン = Nikkei personal computing (799) 75-80, 2018-08-13

    ...距離を変えて撮影することもテクニックの一つとなる。闇雲に前後するのではなく、位置関係の違いがどんな効果を生むか、よく確認してみよう。まずはカメラと被写体の1対1の関係から始めて、背景を入れた場合、さらに被写体が2つになった場合とだんだん手を広げていく。最初は被写体だけに注目してみよう。...

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  • オートエンコーダによるデータ圧縮と分類器のラベル追加を両立したセンサネットワークモデル

    小向, 航平, 水谷, 伸, 岸野, 泰恵, 柳沢, 豊, 白井, 良成, 須山, 敬之, 大村, 廉, 澤田, 宏, 納谷, 太 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2018論文集 2018 1507-1516, 2018-06-27

    ...すると通信量が増大してしまい,通信帯域の圧迫やセンタでの処理負荷の増大が問題となってきている.そこで,センサネットワークの通信量を減らすために,センサ側に分類器やイベント検出器を備え,分類ラベルやイベントが生起したときのみ通信を行うことが考えられてきた.しかし,このような手法では,センタ側にセンサ観測データを保持できないため,分類ラベルの変更や更新が行えない.そこで,本研究では,ニューラルネットワークの...

    情報処理学会

  • 大規模センサデータストリーム収集のための位相調整を用いた負荷均等化手法の検討

    川上, 朋也, 石, 芳正, 義久, 智樹, 寺西, 裕一 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2018論文集 2018 760-765, 2018-06-27

    ...センサをもつ機器 (ノード) がインターネット経由でデータを連続的に発信している.このとき,処理能力やネットワーク環境はノードごとに異なるため,ノード側が求めるデータの生成や発信の間隔も異なる.本研究では各ノードが連続的かつ定期的に発信するデータを 「センサデータストリーム」,発信の間隔を 「周期」 と呼ぶ.我々は複数のノードが発信するセンサデータストリームを収集する仕組みとして,オーバレイネットワークの...

    情報処理学会

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