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検索結果 14,201 件

  • 肺血栓塞栓症を合併した多発深部静脈血栓症の1例

    中田 悠希, 井上 卓哉, 佐戸川 弘之, 籠島 彰人, 管野 隆三 静脈学 35 (1), 41-44, 2024-04-27

    ...着用や術中の間欠的空気圧迫法を行った.術翌日よりリハビリを開始し術後経過は良好であったが,術後15日に突然の失神発作をきたした.造影CTにて右肺動脈末梢に軽度のPTEを認めた.術前から左腕頭静脈の狭窄を認めていたが,左内頸静脈,左鎖骨下静脈が血栓閉塞していた.静脈エコーでは,左下腿のヒラメ筋静脈に低~等輝度の血栓の充満を認めた.多発性DVTによる非広範型PTEと診断し未分画ヘパリン,その後リバーロキサバン...

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  • 静脈血栓塞栓症(VTE)に対する直接経口抗凝固薬(DOAC)の使用経験と今後の展望

    中井 義廣, 角瀬 裕子 静脈学 35 (1), 53-58, 2024-04-27

    ...<p>当院で静脈血栓塞栓症に対して直接経口抗凝固薬を用いて治療を行った164例を対象とした.リバーロキサバンを用いた49例をR群,アピキサバンを用いた97例をA群,エドキサバンを用いた18例をE群とした.平均年齢はR群67.2歳,A群78.0歳,E群72.0歳でA群がR群より有意に高齢であった(p<0.001).女性の比率は,R群よりA, E群が有意に高率であった(p=0.026).血栓の中枢型の割合...

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  • 準同型暗号を用いた人物対応付けのための特徴量次元圧縮による距離計算時間の削減

    田代 耕平, 西山 正志, 岩井 儀雄 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J107-D (4), 221-230, 2024-04-01

    本論文では準同型暗号を用いた人物対応付けシステムにおける距離計算時間を削減するために,人物対応付けシステム内の暗号化手法と特徴量抽出手法について評価した.人物対応付けで用いる特徴量は個人識別符号に該当するため特徴量を暗号化し保護する必要がある.準同型暗号は復号することなく特徴量間の距離を計算できるため,システムの安全性を高めることができる.しかし,暗号化された特徴量のサイズは大きくなるため距離計…

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  • がんリハビリテーションの臨床-急性期病院の立場から-

    阿部 真佐美 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 2.Suppl.No.1 (0), 67-67, 2024-03-31

    ...<p>がん罹患後の生存率の上昇に伴い、がんサバイバーの数は年々 増加している。急性期病院におけるがん治療は、手術による外科治療や化学療法、放射線治療、免疫療法など多岐にわたる。がん患者の多くは、治療を終えあるいは治療を継続しながらも、再び日常生活に戻り、それぞれの立場から、復職を希望したり、育児に精を出したり、学業に戻ることを強く希望している。...

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  • 乳がんサバイバーのアドバンス・ケア・プランニング態度の探索—質的研究—

    熊田 奈津紀, 佐藤 真由美, 三條 真紀子 日本エンドオブライフケア学会誌 8 (1), 51-60, 2024-03-31

    ...<p>【 <b>目的</b>】 乳がんサバイバーのACP態度を質的記述的に明らかにする.</p><p>【 <b>方法</b>】 乳がんサバイバーを対象に半構造化面接を実施した.分析にはBraunらの再帰的テーマ分析を用いた.サバイバーのACP態度に関する語りを分析対象としてコード化し,テーマ,サブテーマを生成した....

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  • 対人過敏傾向・自己優先志向と, サーバント・リーダーシップおよび苦手意識との関連

    坂本 真士, 鈴木 雄大, 佐久 浩子, 村中 昌紀 キャリア・カウンセリング研究 25 (2), 55-65, 2024-03-31

    ...本研究では,新タイプ抑うつの素因とされる対人過敏傾向(IS)・自己優先志向(PS)は,対人苦手意識に 正の影響を与えており,この影響の一部はサーバント・リーダーシップ(SLS)によって媒介されるという 仮説を,相関分析と媒介分析を用いて検証した。...

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  • 内服薬投与プロセスにおける誤薬を回避する看護行為

    手島 芳江, 矢口 菜穂, 髙澤 智桂子 東海大学看護研究 1 (1), 1-9, 2024-03-31

    ...<b>結果:</b>リーダー看護師は【指示を先読みする】,【“飛んできた”指示に意味や理由を見出す】,【相手の経験値に寄り添い指示の授受を行う】の3つのテーマが抽出され,一方,受け持ち看護師は【指示を先読みする】,【他の看護行為に巻き込まれながら“さばく”】,【自分なりの仕方で指示を了解する】,【最終実施者としてルーチンを徹底する】の4つのテーマが抽出された....

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  • 8歳で発症したアニサキスによるアナフィラキシーの一例

    本田 朋子, 細田 愛, 冠城 祥子, 津村 由紀, 明石 真幸 日本小児アレルギー学会誌 38 (1), 32-36, 2024-03-20

    ...</p><p>8歳男児.イカの刺身,シメサバなどを食べた2時間後から,アナフィラキシー症状を認めた.アドレナリン筋肉注射を行い症状は速やかに改善した.血液検査でアニサキス特異的IgE 54.4 UA/mLであり,食事に含まれる他の魚介類の特異的IgEは陰性だったことから,アニサキスアレルギーと診断した....

    DOI Web Site 参考文献12件

  • エシカル消費における態度

    加藤 拓巳, 潮崎 真惟子, 伊熊 結以, 池田 亮介, 小泉 昌紀 マーケティングレビュー 5 (1), 3-10, 2024-03-19

    ...態度−行動の乖離の理由は,調査では社会的望ましさバイアスによって肯定的な態度,実環境では便益の曖昧さによって否定的な行動を引き起こしていることが考えられる。この乖離を解消するために,商品の主要要因を網羅して評価する必要があるが,既存文献はエシカル要因のみに限定している。本研究は,日本のコーヒー市場を対象とした2つの調査によりこの知見を補完する。...

    DOI Web Site 参考文献36件

  • 日本語ゼロ初級学習者に対する活動授業の取り組み

    佐久川, 利奈, 東田, 明希子, 梁取, 久美子 創大教育研究 (33) 91-95, 2024-03-16

    ...当初、教師は日本に慣れるために必要なサバイバル・ジャパニーズが学習者にとって必要であると考えていたが、活動授業の中で、学習者は大学内の日常生活でも、寮生活においても日本語を使用しないで生活できることが分かった。また、学期末に実施される授業アンケートの結果、活動の授業で学んだ日本語を実際に使用することが、学習者の日本語学習意欲を高める要素となったことが分かった。...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 遠隔会議システムの計測データを用いたネットワーク品質計測

    空閑 洋平, 中村 遼 情報処理学会論文誌 65 (3), 646-655, 2024-03-15

    ...本論文では,東京大学で行われたZoom会議の計測データを用いてネットワークの回線品質調査を行った結果について述べる.遠隔会議のサービス品質は,インターネットにおける回線の混雑具合や端末環境の影響を受ける.そのため遠隔会議ソフトウェアは,会議中つねに遠隔会議サーバまでの回線品質を計測し,参加会議の動画や音声品質を調整している.東京大学で多く利用されているZoomでは,計測された回線品質をサーバに蓄積しており...

    DOI 情報処理学会

  • ECMPの拡張によるハードウェアロードバランサの提案

    中村 遼, 海老澤 健太郎, 奥澤 智子, 李 忠翰, 関谷 勇司 情報処理学会論文誌 65 (3), 635-645, 2024-03-15

    ...に加えて過去のネクストホップ情報も保持する.サーバの増減時に異なるサーバに届いたフローのパケットは,サーバがルータへ返送し,さらにルータが過去のネクストホップを参照して送信することで最終的に適切なサーバへ転送される.本研究ではECMP-ERをP4スイッチを用いて試作し評価した結果,ECMPでは20%以上のコネクションが切断される状況においても,ECMP-ERはすべてのコネクションを維持したままトラフィック...

    DOI 情報処理学会

  • 令和5年度 心理学系卒業論文概要

    田中, 佑里恵, 青石, 結太郎, 朝倉, 唯衣, 伊東, 秀晃, 岡本, 愛, 岡本, 将, 尾崎, 沙恵子, 加藤, 千尋, 鴨下, 夏歩, 河本, 莉緒, 金, 泰ウ, 坂本, 綾香, 杉浦, 早紀, 関, 柾人, 髙井良, 真子, 高木, 真結, 田中, 彩恵, 谷口, さくら, 津田, 丞太郎, 土田, 綾子, 常山, 小百合, 中川, 由理, 中村, 海渡, 長澤, 悠花, 原田, 瑞穂, 藤井, 月菜, ホワイト, ジャスティン 海, 正城, 海瑠, 三谷, 篤生, 森, 優海, 森下, 瑚音, 山田, 怜生, 山村, 萌衣, 川島, 千明, 程, 略, 福重, 利佳 名古屋大学大学院教育発達科学研究科紀要. 心理発達科学 70 193-204, 2024-03-01

    ...低社交不安者との比較(田中佑里恵), 趣味,パーソナリティ特性と主観的幸福感の関係(青石結太郎), 大学生における家族および友人からの被受容感とアサーション行動の関連(朝倉唯衣), 呼称から見る青年期における親子関係が自尊心に与える影響(伊東秀晃), 大学生における過剰適応傾向と進路選択場面における認知された親子間コミュニケーションの関連について(岡本愛), 特性論と行動論を踏まえた,大学生が感じるサーバントリーダーシップ...

    機関リポジトリ HANDLE

  • 抗がん薬の心毒性リスク評価と今後の展望

    柳田 翔太, 川岸 裕幸, 諫田 泰成 日本薬理学雑誌 159 (2), 83-89, 2024-03-01

    ...<p>心毒性は抗がん薬の最も重篤な副作用の一つで,がんサバイバーのQOLを左右する要因となっている.抗がん薬による心毒性は,不整脈,心収縮障害,冠動脈疾患,高血圧症など多岐に渡るが,特に,心収縮障害(左心室駆出率の減少)は心不全につながる重篤な副作用である.従って,抗がん薬による心収縮障害リスクを予測することは非常に重要である.現在,ヒトiPS細胞由来心筋細胞(ヒトiPS心筋)は,ヒト心臓組織における...

    DOI Web Site PubMed

  • 自動運転車のためのCANデータキャッシュ切り替え予測方式

    吉田 雅裕 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 107-116, 2024-03-01

    ...を引き継がせることで,CANデータの圧縮効率とQoEを最大化する方式である.シミュレーション評価の結果,提案方式は最適なMECサーバを89%の精度で予測し,CANデータのキャッシュヒット率を20%向上できることを示す....

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  • Federated Learningによるプライバシー保護を考慮した無線品質予測・制御手法

    堀田 幸暉, 神保 元脩, カレット トマ, 中尾 彰宏 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 190-199, 2024-03-01

    ...セルラーネットワークを切り替えるが,通信品質に基づいて切り替えないため,低速なアクセスポイント (AP) に接続することで,ユーザ体験を著しく阻害する.ユーザが通信を快適に使用するためにはAPの品質を事前に予測し,その結果に基づきネットワークを切り替えることが必要である.無線LANの品質を予測する上でBSSIDはAPを判別するのに有用であるが,これらのパラメータはユーザの位置情報を把握できるため,収集しサーバ...

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  • 骨格筋に着目した敗血症病態生理学の解明と創薬への応用

    坂本 多穗, 黒川 洵子 日本薬理学雑誌 159 (2), 112-117, 2024-03-01

    ...って罹患率が上昇している.このため,敗血症の後遺症患者が増え,リハビリに必要なコストが医療を圧迫している.ICU acquired weakness(ICU-AW)は,重症疾患患者の多くが経験する呼吸筋や四肢の筋力低下であり,敗血症患者の50~75%に後遺症として見られる.本疾患は,ICU退院時の人工呼吸器の離脱困難や退院後の日常生活動作の低下を招く.ICU-AWは数年間持続する症例も多く,敗血症サバイバー...

    DOI Web Site PubMed

  • がんサバイバーの生活再構築に向けた知識共有システムの開発

    來村 徳信, 福嶋 真志, 溝口 理一郎, 山本 瀬奈, 間城 絵里奈, 青木 美和, 淺野 耕太, 田墨 惠子, 中村 成美, 荒尾 晴惠 人工知能学会論文誌 39 (2), E-N78_1-13, 2024-03-01

    <p>This research aims to develop a knowledge sharing system for supporting cancer survivors who face life reconstruction challenges caused by Chemotherapy-Induced Peripheral Neuropathy (CIPN). This …

    DOI Web Site

  • ハイブリッド深層学習モデルを用いた果物画像からの糖度推定手法の提案

    上野, 延典, 本田, 耕大, 森本, 正志 情報処理学会論文誌デジタルコンテンツ(DCON) 12 (1), 9-17, 2024-02-29

    ...深層学習を用いて果物を撮影した画像からおいしさの情報を得る手法を提案する.本稿では果物の中で糖度がおいしさに直結しており,他の果物に比べて購入時の当たり外れが多いとされる桃を研究対象とする.提案する深層学習モデルはMLPとCNNを結合したハイブリッドモデルとなっており,桃の画像を入力することで推定糖度値を出力する.課題検証のために試作したアプリケーションはiPhoneで撮影した画像をAWS上の糖度推定サーバ...

    情報処理学会

  • 肺血栓塞栓症を契機に診断された<i>ROS1</i>融合遺伝子陽性肺腺癌の1例

    宮平 由佳子, 角 俊行, 鈴木 敬仁, 越野 友太, 池田 拓海, 渡辺 裕樹, 山田 裕一, 千葉 弘文 肺癌 64 (1), 28-33, 2024-02-20

    ...</b>46歳の男性が息切れと両下腿の疼痛のため受診した.造影CTで肺動脈および左大腿静脈に血栓と,右中葉に結節影と縦隔リンパ節腫脹を認めた.肺血栓塞栓症と診断し,直ちにヘパリン持続注射を開始した.縦隔リンパ節より生検し,右中葉肺腺癌cStage IVA,<i>ROS1</i>融合遺伝子陽性と診断した.ヘパリン持続注射からアピキサバンに変更し,クリゾチニブによる治療を開始した.3ヶ月後,血栓は消失し...

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  • 協調Edge-SLAMにおける負荷分散とマップの再利用

    松下 尚樹, 武藤 晟, 重野 寛 情報処理学会論文誌 65 (2), 499-506, 2024-02-15

    ....提案手法では,既存手法と同じようにエージェントの負荷を軽減しつつ,エッジサーバからエージェントへ別エージェントのマップデータを配信し,リアルタイムな再利用を行う.エッジサーバでは,エージェントで再利用できる可能性が高いマップデータのみをエージェントに配信することでリアルタイムな再利用を図る.エージェントではエッジサーバから配信されたマップデータを用いてローカルマップを更新し,自己位置推定に利用する...

    DOI 情報処理学会

  • 日本森林学会第134回大会/学会企画「留学・研修を通じて見えてくる多様な価値観や考え方」開催報告

    志賀 薫, 久保田 多余子, 田中 浩, 長谷川 陽一, 小田 智基, 木村 恵, 久米 朋宣, 陣川 雅樹, 鈴木 智之, 髙田 乃倫予, 新田 響平, 芳賀 大地, 宗岡 寛子, 山川 博美, 山下 詠子 日本森林学会誌 106 (2), 37-40, 2024-02-01

    <p>日本森林学会第134回大会(開催地:鳥取大学)中に,学会企画シンポジウム「留学・研修を通じて見えてくる多様な価値観や考え方」が開催された。本稿では,講演の内容,質疑応答の内容,参加者の反応について報告する。</p>

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  • 3 だれのための平和か——国民国家,紛争と暴力

    木村 真希子 平和研究 61 (0), 52-80, 2024-01-31

    ...Existing studies on peace and violence in the discipline can serve as attempts to enrich the “subject of peace”(「平和の主体論――サバルタンとジェンダーの視点から」『平和研究』Vol. 42) that has been previously highlighted by Chiha-ru...

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  • 仮想世界ゲーム電子版の「完全リモート化」について

    細野 文雄, 柿本 敏克, 安藤 香織 シミュレーション&ゲーミング 33 (2), 43-55, 2024-01-30

    ...広瀬1997).そこでは40人ほどのゲーム参加者が4つの地域に分かれて地域内・地域間の競争や協働を経験しつつ,経済格差や貧困問題への対処,開発やそれに伴う環境問題への対処を迫られる.25年以上の歴史を持つ評価の高い教育・研究用ゲームである.このゲームを元とし,コンピュータ上で実施できるよう開発されたのが「仮想世界ゲーム電子版」(cSIMINSOC)である(柿本・細野2010).そこでは,プレーヤーがサーバー...

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  • 400 Nm<sup>3</sup>-CO<sub>2</sub>/hのメタネーションを実証するNEDO-実用化技術技術開発事業の進捗について

    若山 樹, 丸田 妙, 米澤 祐介, 高瀬 浩二, 宮本 広樹 日本エネルギー学会機関誌えねるみくす 103 (1), 57-64, 2024-01-20

    <p>INPEXは,2021年度にNEDO-CO<sub>2</sub>排出削減・有効利用技術開発事業に採択され,世界最大級となる400 Nm<sup>3</sup>-CO<sub>2</sub>/hのCO<sub>2</sub>-メタネーション試験設備を構築中である。2025年度中の合成メタンの導管注入に向けて,2023年度10月からは試験設備の本工事に着手しており,本稿では現在の事業進捗につ…

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  • 構造や動作のつながりに着目したWebアプリケーションの可視化

    枦山, 命, 寺田, 実 第65回プログラミング・シンポジウム予稿集 2024 25-32, 2024-01-06

    ...アプリケーションを対象とし,CodeCityという都市メタファーを用いてWebアプリケーションの構造と動作を可視化するシステムを提案する.都市メタファーを用いることで,分散システムであるWebアプリケーションの複雑な構造のつながりを理解することが容易になると考える.システムでは、フロントエンドとバックエンド間の通信だけでなく,それぞれのコンポーネント内部での処理も同時に可視化する.クライアントサイドとサーバーサイド...

    情報処理学会

  • システム管理を体験させる学生実験に関する考察

    木山, 瑞基, 河野, 真治 第65回プログラミング・シンポジウム予稿集 2024 51-58, 2024-01-06

    ...これらサービスとはクラウドとオンプレサーバーやその上で稼働するシステム, 利用者が持ち込む PC やモバイル端末, それらを繋ぐ回線を含む. システム管理者の仕事は常にサービスを安定したバージョンに更新することや不具合の修正,利用者からの要望・問い合わせに答える事,また,これらシステムを利用者に告知し使用してもらう事,さらにはシステムの情報を保護する事である....

    情報処理学会

  • 小児・AYA世代悪性骨腫瘍サバイバーのスポーツ活動の実態

    福島 俊, 岩田 慎太郎, 大木 麻実, 小林 英介, 小倉 浩一, 尾崎 修平, 米本 司, 根津 悠, 浅野 尚文, 中山 ロバート, 小林 寛, 清谷 知賀子, 川井 章 AYAがんの医療と支援 4 (1), 21-25, 2024

    ...<p> 【目的】小児・AYA世代の悪性骨腫瘍サバイバーのスポーツ活動の実態を多施設共同研究で明らかにすることを目的とした。</p><p> 【方法】2000年から2020年までの間に原発性悪性骨腫瘍に対して当院を含む6つの医療機関で根治的手術が実施され、調査時に12歳から39歳であるサバイバーを対象とした。ウェブアンケートで治療前後のスポーツ実施状況を調査した。...

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  • がん・生殖医療と周産期医療の連携に関する課題

    鈴木 直 日本周産期・新生児医学会雑誌 59 (4), 440-442, 2024

    ...<p> 2004年にベルギーで,若年造血器腫瘍患者に対する卵巣組織凍結・融解卵巣組織移植による世界初の生児獲得の報告以来<sup>1)</sup>,がんサバイバーシップ向上を目指したがん・生殖医療に関する取り組みが,欧米を中心に発展しつつある.がん・生殖医療とは,「がん患者の診断,治療および生存状態を鑑み,個々の患者の生殖能力に関わる選択肢,意思および目標に関する問題を検討する生物医学,社会科学を橋渡...

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  • テニスの女子ダブルスにおける地方学生選手の課題を探るためのゲームパフォーマンス分析

    髙橋 仁大, 中村 和樹, 岡村 修平, 大澤 啓亮, 柏木 涼吾, 村上 俊祐 スポーツパフォーマンス研究 16 (0), 1-9, 2024

    ...の得点の割合が大きく,中でも世界ツアーではリターンでポイントが終わった割合が他のカテゴリーよりも大きくなっていた.また地方学生においては最終ショットがネットプレーであった割合が他のカテゴリーよりも小さくなっていた.最終ショットがネットプレーであったポイントでは,サーバーとレシーバーそれぞれのパートナーが最終打球者となる割合が大きかった.これらの結果から,地方学生においてはサーブ,リターンならびにパートナー...

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  • 光学赤外線天文学観測データアーカイブシステムSMOKA

    小野里 宏樹, 中島 康, 小澤 武揚, 前原 裕之, 内山 久和, 古澤 久徳, 市川 伸一 国立天文台報 24 (0), 1-10, 2024

    ...登場し,生成される観測データの量は飛躍的に増加している.そのような観測装置の一つであるせいめい望遠鏡のTriCCSのデータを公開するために新しいデータ公開システムを開発した.開発においては,SMOKA/Tomo-e Gozenデータ公開システムで課題となっていた点について技術的挑戦を行い,解決を試みた.本論文ではその成果を報告するとともに,今後の課題とそれに対処するための一つの構想である新しいデータサーバ...

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  • デリー首都圏におけるショッピングモールの展開とテナントミックスの状況

    土屋 純 日本地理学会発表要旨集 2024s (0), 191-, 2024

    ...</p><p> 岡橋・友澤(2015)では,デリー首都圏をメガ・リージョンとして位置付け,郊外の開発地域を中心として,外資系企業の参入による自動車産業やIT産業の発展と,民間のデベロッパーを中心とした新興住宅地の開発について検討している.さらに友澤(2022)は,農村集落がアーバン・ビレッジに変化し,工場労働者向けのアパートや店舗等が増加している状況も調査・分析し,サバルタン・アーバニゼーションとして...

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  • 大規模災害を想定した緊急時放射線画像参照ネットワークの構築

    若松 重良, 西郷 康正, 奥 好史, 山下 貴大 日本放射線技術学会雑誌 80 (4), 385-389, 2024

    ...として商品化されているものもあるが,日常的に使用している機器を用い災害時の画像ネットワーク構築を検討した報告は見当たらない.そこで,今回われわれは病院情報システムが稼働していない大規模災害の状況で,救急エリアに限定した可搬型の画像サーバを臨時的に設置し,緊急時の画像参照用にwireless fidelity(Wi-Fi)ネットワーク(緊急時放射線画像参照ネットワーク)を構築した....

    DOI Web Site PubMed

  • COVID-19に合併した奇異性脳塞栓症にアルテプラーゼ静注療法と卵円孔閉鎖術を行った1例

    植村 順一, 山下 眞史, 八木田 佳樹, 井上 剛 脳卒中 46 (1), 35-41, 2024

    ...,MRAで左中大脳動脈M1–M2移行部の描出が不良だった.rt-PA療法を施行.投与開始直後に喚語困難と右片麻痺は改善し,1時間後の頭部MRAでは左中大脳動脈は再開通していた.経頭蓋超音波検査では右左シャント陽性,下肢静脈エコー検査では左ヒラメ静脈に器質化した等輝度血栓があり,隔離解除後に施行した経食道心エコー検査ではGrade IIIの卵円孔開存,心房中隔瘤を認めた.奇異性脳塞栓症と診断,アピキサバン...

    DOI Web Site 参考文献18件

  • インピーダンス測定による冷凍サバの鮮度を考慮した環境負荷評価

    窪田 碧唯, 山崎 智生, 片山 昇, 堂脇 清志 日本LCA学会誌 20 (2), 83-93, 2024

    ...そこで本研究では、冷凍サバにおける 5 つの解凍方法について、電気インピーダンス測定による魚肉の鮮度評価と LCA に基づく環境負荷を合わせた複合評価を行った。環境影響評価では、GWP(GHG 排出量)を評価指標として、機能単位(FU)をサバの切り身約 1 個分の可食部の 60 g を解凍するまでとして評価を行った。...

    DOI

  • アピキサバン内服中の内転筋管ブロックにより5日間血腫が増大した1症例

    佐々木 美圭, 中村 尚子, 内野 哲哉, 奥田 健太郎, 北野 敬明 日本ペインクリニック学会誌 30 (12), 275-278, 2023-12-25

    ...<p>経口血液凝固活性化第X因子阻害剤であるアピキサバンの末梢神経ブロック時の休薬は個別な対処が望ましいとされている.今回,アピキサバン内服中の患者で内転筋管ブロックを施行したところ,広範囲に及ぶ血腫がみられた症例を経験した.症例は70代女性,左膝人工関節置換術後2日目より心房細動のため内服していたアピキサバン5 mg/日を再開したが,術後8日目に下肢静脈血栓を認めたため20 mg/日に増量し,術後...

    DOI

  • FIDOaaS:公開鍵暗号方式に基づく認証機能の分離

    大神 渉, 五味 秀仁, 佐藤 周行, 橋田 浩一 情報処理学会論文誌 64 (12), 1614-1627, 2023-12-15

    ...Fast IDentity Online(FIDO)認証は,公開鍵暗号方式に基づく標準認証プロトコルである.認証サービス提供者(Identity provider; IdP)がユーザにFIDO認証を提供するためには,クライアントとの相互運用機能を持つFIDOサーバを実装する必要がある.FIDO認証に必要な機能は,署名の検証など,どのIdPでも共通の機能が多く,これを複数のIdPが独自に実装しなくてはならないことが...

    DOI 情報処理学会

  • 生活の質向上のための乳房再建―最近の技術進歩について―

    冨田 興一 近畿大学医学雑誌 48 (3-4), 41-48, 2023-12-15

    世界的に乳がん患者数は増加傾向にあるが,その一方で生存率も改善しており,治療後の生活の質が重要視されるようになってきた.乳房再建手術は,患者の乳房喪失による心理的苦痛を解消し,心理的回復を促す効果があるとされ,その重要性が増している.本邦では自家組織を用いた乳房再建が2006年に,人工乳房を用いた再建が2014年に保険収載され,乳がん手術後における乳房再建率は近年増加傾向にある.本稿では年々進化…

    DOI 機関リポジトリ

  • 超低遅延サービスL4Sを用いた機械学習利用型輻輳制御の性能向上手法の提案

    青木, 一真, 三橋, 力麻, 飯田, 勝吉, 髙井, 昌彰 電子情報通信学会技術研究報告 123 (318), 5-11, 2023-12-14

    ...この課題を解決する一つの方式として、高性能な遠隔サーバを利用して輻輳制御の計算を行わせる方法が考えられる。しかし、IoTデバイスと遠隔サーバ間の通信遅延が大きいと、時々刻々と変わるトラフィック状況に追随することができず、結果として輻輳制御の性能(スループット、ロス率、公平性など)が低下する。...

    HANDLE

  • Si基板上の窒化物半導体結晶成長及びパワーデバイス

    江川 孝志 J106-C (12), 415-422, 2023-12-01

    ...高温成長させたAlN初期層と歪超格子構造を用いることにより,大口径Si基板上に安価・高品質のパワーデバイス用AlGaN/GaN HEMT構造を作製した.本技術は,低耐圧領域ばかりでなく,スイッチング電源,サーバー用電源などの民生用エレクトロニクス分野を中心に,高い動作周波数域での650 V~1 kVの中電力領域のパワーデバイスへの応用開発が進められている.更に,ポスト5G時代の通信基地局の普及に不可欠...

    DOI

  • KEKにおけるDMZ機器自己点検システムの再構築

    與那嶺, 亮, 鈴木, 聡, 一井, 信吾 インターネットと運用技術シンポジウム論文集 2023 1-8, 2023-11-30

    ...大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 (KEK) では,外部公開サーバの脆弱性診断・自己点検を各機器管理者自身で行うことで,機器管理者のセキュリティ意識の維持・向上を図っている.2005 年に環境構築を開始して以来,組織の構成員の入れ替わりや,脆弱性診断アプライアンス製品のユーザインターフェイスの改善など,開発当初の事情・状況が大きく変化した.それを受けて,自己点検プロセスの抜本的な再構築...

    情報処理学会

  • 学内向けWi-Fi環境観測システムの構築とその応用

    岩瀬 雄祐, 山口 由紀子, 川瀬 友貴, 石原 正也, 嶋田 創 学術情報処理研究 27 (1), 157-166, 2023-11-27

    ...名古屋大学無線ネットワーク(NUWNET)を提供している.無線アクセスポイントの更新・増設によるWi-Fi環境の改善を進めてきたが,「NUWNETが途切れる,遅い」等の問い合わせが多く,ユーザ側からの通信状態を把握するため,Raspberry Piを用いた学内向けWi-Fi環境観測システムを構築した.また,本システムは学内のプライベートネットワーク用として構築したが,学外に設置したWi-Fiセンサと学内のサーバ...

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  • 直交性を優先するネットワーク描画手法の提案Elastic Box and Orthogonal Thread(EBOT)法

    長田 邦男, 松村 宣顕, 長谷川 孝博 学術情報処理研究 27 (1), 191-196, 2023-11-27

    <p>EBOT法(Elastic Box and Orthogonal Thread Method)と称するネットワーク図の描画手法を提案した.EBOT法では,箱(ネットワーク機器)には伸縮性を与え,紐(ネットワークケーブル/線分)は,可能な限り直交線分のみでネットワーク図を描画する.本法は,グラフ理論の直交グラフ描画(Orthogonal Graph …

    DOI

  • がんサバイバーの語りからみる生成継承性の意味

    西林 京子, 砂賀 道子, 神田 清子 北関東医学 73 (4), 309-312, 2023-11-01

    ...取り巻く様々な問題に葛藤しながら,政策提言に参加し活動している.さらにがん罹患に関わらず,すべての人々がその人らしく生きていくことができる地域共生社会の実現を目指している.A氏ががん罹患による危機を脱却し,他者へ意識を向ける生成継承性へと拡張していく生き方は,他のがんサバイバーや医療者に新たな気づきを与えると考えたため報告する....

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 心原性脳塞栓症発症後の抗血栓療法患者が抜歯後に脳塞栓症を2度再発した一例

    山口 喜一郎, 藤井 航, 二宮 静香, 長友 祐子, 石倉 行男 日本障害者歯科学会雑誌 44 (3), 255-261, 2023-10-31

    ...</p><p>患者は心原性脳塞栓症で,リハビリテーションのため当院へ入院した60歳男性である.発症から第46病日にエドキサバン内服下に重度歯周炎の下顎右側第二小臼歯に対し,抜歯術を施行した.抜歯から6日後,失語症の症状があり,MRIにより再発を認め,急性期病院へ搬送となった.その後再入院し,初回の発症から第112病日にアピキサバン内服下に根尖性歯周炎の上顎右側中切歯に対し,抜歯術を施行した.抜歯から...

    DOI 医中誌

  • 水平連合学習における交差蒸留を導入したメンバーシップ推論攻撃対策

    上田, 澪, 中井, 綱人, 吉田, 康太, 藤野, 毅 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 1195-1202, 2023-10-23

    ...水平連合学習とは深層学習モデルの学習を複数のクライアントで独立に実行し,学習後のモデルパラメータをサーバに集約する手法である.この手法においてクライアントはプライバシー情報を含んだ学習データをサーバへ提供しない.一方で深層学習技術において,学習後のモデルには学習データの情報が一部含まれていることが知られており,水平連合学習に限らず学習済みモデルを解析して学習データのプライバシーを侵害する攻撃の脅威が...

    情報処理学会

  • 表層解析と動的解析に基づくIoTマルウェアの攻撃傾向分析

    高田, 一樹, 巻島, 和雄, 岩本, 一樹, 吉岡, 克成 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 1317-1324, 2023-10-23

    ...の傾向および C&C サーバとの最初の通信のペイロードの内容から IoT マルウェアファミリの分類を行った結果について述べる.また,全解析結果を通して IoT マルウェアを用いた攻撃の傾向について考察する....

    情報処理学会

  • 秘密分散ベース秘匿 AES 計算

    森田, 啓, 定兼, 邦彦, Scholl, Peter, 戸澤, 一成 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 1173-1180, 2023-10-23

    ...ネットワーク上の 3 台のサーバーを用いて,秘密分散法による秘匿 AES プロトコルを構成する.秘匿 AES は,秘匿計算のパフォーマンスを測る基準となるのみならず,それ自体がプライバシー保護アプリケーションの重要な構成要素である.機密性の高い鍵を複数のサーバーに分散することで守り,秘密分散法に基づく秘匿データベース結合や秘匿積集合計算(PSI)に利用することができるしきい値暗号の一種である.我々の...

    情報処理学会

  • Slow HTTP DDoS 攻撃の高速検知法の提案

    ダウ, アイン ジュン, 中村, 康弘 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 561-566, 2023-10-23

    ...Slow HTTP DDoS 攻撃は,ウェブサーバに対して多数のリクエストを低レートで送信し,コネクション継続時間を引き延ばして,サーバのコネクションプールを飽和させることで正当なクライアントのアクセスを妨害する.単位時間に発生するトラフィック量が少ないため,トラフィック量監視による検知は困難である.さらに,リクエスト送信レート,送信タイミングやコネクション継続時間を制御して,検知を困難にする工夫も...

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  • 格子ベース多人数相手認証方式

    渡邉, 洋平, 冨田, 斗威, 四方, 順司 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 1076-1083, 2023-10-23

    ...Beyond 5G通信に向け,多数のエンティティとの通信を安全かつ効率的に行う技術は重要である.集約MAC及び集約署名技術はそのような多数のエンティティとの効率的な相手認証を提供するが,その中に不正なエンティティが存在したとしても,サーバ側はそれを特定することができない.そこで,単一のサーバが多数のエンティティを(アグリゲータを介して)一括で認証でき,かつ不正エンティティを特定可能な集約エンティティ...

    情報処理学会

  • データコラボレーションへの差分プライバシーの適用に向けて

    山城, 大海, 面, 和成, 今倉, 暁, 櫻井, 鉄也 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 531-538, 2023-10-23

    ...分散データに対するデータ解析技術として,モデル共有型の方法であるFederated Learningと非モデル共有型の手法であるデータコラボレーションが知られている.Federated Learningは機械学習モデルのパラメタだけを,データコラボレーションは次元削減で不可逆的に加工されたデータだけを中央サーバに送信する.どちらもプライバシーに配慮して設計された方法だが,必ずしも安全ではない.Federated...

    情報処理学会

  • RPKI,ROA分析ツールDAICIoRR (Data Analysis Infrastructure for Cache Information of Rpki and ROA)の作成

    真崎, かれん, 岡田, 雅之 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 353-358, 2023-10-23

    ...普及にはいくつかの技術的課題が存在し,国内では4.1%と十分に導入が進んでいるとは言い難い状況である.その中で,課題の一つは関連ソフトウェアの動作の詳細が不明瞭であることが挙げられる.実際にROA(Route Origin Authorisation)の検証を行うソフトウェアでは,認証パスを表示する機能が欠けているため,問題が発生した際に原因を特定することが難しくなっている.研究ではROAキャッシュサーバ...

    情報処理学会

  • Intel SGXに対するサイドチャネル攻撃手法に関するサーベイ

    横平, 正熙, 大西, 隆太郎, 鈴木, 拓也, 山名, 早人 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 523-530, 2023-10-23

    ...昨今,クラウドサーバ上で機械学習や深層学習の学習及び推論を行うクラウドコンピューティングが関心を集めている.これに伴いクラウドサーバ上で扱われるデータは多種多様となり,機微な情報を含むデータも扱われるようになってきた.こうした機微な情報を守るための対策として,メモリの一部または全領域を暗号化やアクセス制御により隔離・保護する隔離実行環境がある.しかし,隔離実行環境の一つであるIntel SGXは,実行時間...

    情報処理学会

  • 標的型マルウェアの鮮度と攻撃観測成功率の関連性調査手法

    河原, 晃平, 津田, 侑, 金城, 聖, 毛利, 公一 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 57-62, 2023-10-23

    ...標的型攻撃の実態を把握するためには,攻撃者が使用する標的型マルウェアの機能を明らかにするだけでなく,攻撃者がC&C サーバを介して標的組織に侵入し行う活動を観測・分析することが重要となる.実態を把握する上で,標的型マルウェアを入手する必要があるが,一般的に,攻撃者が利用したマルウェアを標的組織から直接入手することは困難であるため,解析者はVirusTotal に代表されるマルウェア検査サービスに投稿...

    情報処理学会

  • 疑似ボットスクリプトにより収集される攻撃命令に基づくIoTボットネットの活動分析

    遠藤, 祐輝, 鮫嶋, 海地, 田辺, 瑠偉, 吉岡, 克成, 松本, 勉 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 909-915, 2023-10-23

    ...4,141 件,17,067 個のマルウェア検体から抽出されたC&C サーバ1,586 件の情報に基づいて攻撃インフラのIP アドレスのグルーピングを行い,1,960 個のグループに分類した.攻撃グループには,同じIP アドレスでC&C サーバを長期間運用するケースや複数のIP アドレスやドメインを用いてC&C サーバを長期間運用するケースが確認された.また,疑似ボットスクリプトをC&C サーバに接続...

    情報処理学会

  • 分散型SNSプロトコルNostrに対する改ざん攻撃

    木村, 隼人, 伊藤, 竜馬, 峯松, 一彦, 五十部, 孝典 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 539-546, 2023-10-23

    ...さらにこれらの脆弱性を利用することで実プロトコルに適用可能な4つの改ざん攻撃を発見した.本稿ではそのうちの2つを示す.攻撃 (1) は,DamusのDMに対する署名検証が実装されていないこととNostrの鍵分離の不完全さに起因する攻撃であり,悪意のあるユーザが第三者間でやり取りされているDMを任意の内容に改ざん可能である.攻撃 (2) は,プロファイルの署名検証結果のキャッシュ実装の不備に起因し,悪意のあるサーバ...

    情報処理学会

  • User-Managed Accessにおけるユーザ所有の端末の認可サーバ

    平井, 雅人, 小谷, 大祐, 岡部, 寿男 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 415-422, 2023-10-23

    ...単一の認可サーバでサードパーティへの認可を集中的に管理し,ユーザが事前に設定したポリシーのもとで自動で認可を行うフレームワークであるUser-ManagedAccess (UMA)はユーザの認可における負担軽減に有用である.しかし,UMAには透明性における課題があり,認可サーバによってユーザが関知しないところで認可されうるなどの問題がある.これに対してブロックチェーンを利用する解決手法が提案されているが...

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  • String Constraint Solving によるDOM-based XSS検出に向けて

    山口, 大輔, 千田, 忠賢 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 575-582, 2023-10-23

    ...String constraint solving (SCS)は文字列を処理するプログラムやサニタイザの自動検証ができることから,クロスサイトスクリプティング(XSS)やSQLインジェクションなどのインジェクション脆弱性検出への応用が研究されている.しかし,それらの研究はサーバ側で実行されるプログラムの脆弱性を検出対象としており,DOM-based XSSのようなクライアント側で実行されるJavaScript...

    情報処理学会

  • リアル人口データを用いたGeo-Indistinguishabilityを満たす位置匿名化によるモバイル端末からのイベント検索

    石神, 京佳, 榎, 美紀, 小口, 正人 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 109-115, 2023-10-23

    ...ユーザがモバイル端末の位置情報を提供して現在地付近の情報を得るようなサービスは近年多く存在するが,位置情報などの個人情報をそのままサーバに送信して情報分析に使用されることはプライバシ上の懸念がある.本稿では滞在人口数のリアルデータを利用し,差分プライバシを位置情報匿名化に拡張した技術であるGeo-Indistinguishabilityを満たすようなユーザ位置のダミー位置を算出し,サーバへの問い合わせに...

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  • BGP unnumbered によるピア自動化と経路サーバのセキュリティに関する研究

    佐藤, 大地, 岡田, 雅之 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 347-352, 2023-10-23

    ...BGPピア運用の負荷軽減策の一つとして,Internet Exchange(IX)には経路サーバ(ルートサーバ)が存在する.しかしながら,各 IX のルートサーバとのピア接続は手動で対応しなければならず,タイムロスやメンテナンス時のオペレーションミスも発生しやすい.そこで,BGP unnumbered と呼ばれる BGP ピア同士が自動でピアリングする技術を用いて,組織同士の BGP 経路交換に効率...

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