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Hyoung seok HAM 印度學佛教學研究 67 (3), 1118-1123, 2019-03-25
...シャーンタラクシタはバーヴィヴェーカが『中観心論』「ミーマーンサー章」で行なう批判も適用するが,最終的にはダルマキールティの批判を主に採用する.シャーンタラクシタが紹介するバーヴィヴェーカの主張は,1)仏典にも著者は存在しない,2)ヴェーダ作者の存在は証明可能である,の二点である.しかしながら,シャーンタラクシタはバーヴィヴェーカの主張と同様の議論をクマーリラに対する反駁として使用している.更に,最終的にシャーンタラクシタ...
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松岡 寛子 印度學佛教學研究 61 (3), 1241-1247, 2013
...指摘して(1)諸極微が集合することを否定し,(2)「諸極微である」と知覚判断されない限り諸極微は直接知覚の対象としては確定され得ないことを指摘して(2)単一体という錯誤知の根拠が集合した複数の諸極微であることを否定する.さらに後者を補完して(3)知覚可能なものが諸極微の集合体であるとする推理を否定し,『観所縁論』v. 6に同じく,知覚可能なものは知の内部の能力にほかならないことを証明する.このようにシャーンタラクシタ...
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森山, 清徹 文学部論集 93 21-45, 2009-03-01
...これに加え特にシャーンタラクシタ以下は離一多性の観点から同じくシャーキャブッディによる単一な知と多様な形象の対応関係及び知の同時多論を退け一切法の無自性論証を形成している。...
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岩崎, 雅子, にしゃんた, J.A.T.D. 山口県立大学国際文化学部紀要 10 65-75, 2004
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