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検索結果 2,566 件

  • Headspace-GC-MSとGPC-GC-MSおよび官能試験によるコーヒーの香りに寄与する成分の解析

    松原 英隆, 今村 弥生, 原 かす美, 浦野 絋平 におい・かおり環境学会誌 55 (2), 116-125, 2024-03-25

    ...<p>焙煎コーヒーの水抽出液に含まれる香気成分解明のため,高揮発性成分と低揮発性成分に分けて分析した.高揮発性成分はHeadspace-GC-MSで同定・定量した.低揮発性成分は水抽出液を酢酸エチル抽出し,その濃縮液をGPC分画し,画分ごとにGC-MSで同定・定量した.高揮発性成分はHeadspace閾値を,低揮発性成分は溶液閾値を求め,それぞれ,定量値を閾値で除した香気強度によりコーヒーの香りに寄与...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • エシカル消費における態度

    加藤 拓巳, 潮崎 真惟子, 伊熊 結以, 池田 亮介, 小泉 昌紀 マーケティングレビュー 5 (1), 3-10, 2024-03-19

    ...本研究は,日本のコーヒー市場を対象とした2つの調査によりこの知見を補完する。Study 1は,ロイヤルティ要因を共分散構造分析で検証した結果,ブランド,商品品質,販売チャネルは正の効果だが,エシカル要因のみ負の効果が検出された。つまり,調査でも社会的望ましさバイアスを受けない回答を得られている。ただし,この結果は社会問題解決を訴える市場のエシカルコーヒーが対象である。...

    DOI Web Site 参考文献36件

  • 昇圧回路の非対称な回路構成に起因するインバータノイズのモード変換の抑制

    菅原 烈, 髙橋 慶多, 明石 憲彦, 和田 圭二 電子情報通信学会論文誌B 通信 J107-B (3), 242-252, 2024-03-01

    ...されることが一般的であるため,モード変換が生じる.モード変換によって生じたノイズの対策として,ノイズフィルタを用いる場合,対策部品の大型化が課題となる.一方,回路を対称にしてモード変換自体を抑制する場合,大型化の課題を解決することができるが,その実現には詳細なメカニズム解析と回路の寄生成分の考慮が必須となる.本論文では,リアクトルを含む昇圧回路とインバータを備えた電力変換回路において,非対称な回路構成により...

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  • モデリング&シミュレーションによる過去の再現と歴史研究への適用可能性

    粟飯原 萌, 川上 智, 小林 篤史, 古市 昌一 情報処理学会論文誌 65 (2), 262-277, 2024-02-15

    ...戦国時代等の戦いを対象とした歴史研究は,歴史研究家が静的な史料を収集・調査・分析し,机上のシミュレーションによりこれらを時系列に展開して史実を説明する形式が従来一般的であった.一方,防衛用のモデリング&シミュレーション(M&S)の分野では,実施方法およびモデルの妥当性確認方法等が国際標準化され,コンピュータ上でのM&Sが活用されている.本研究では歴史研究におけるM&Sに,防衛分野の国際標準で定められた...

    DOI 情報処理学会

  • 後発CGMを選択する投稿者の意思決定要因分析に向けた検討

    山本 麻衣, 高橋 直己, 大内 紀知 経営情報学会 全国研究発表大会要旨集 202311 (0), 218-221, 2024-01-31

    ...<p>多くのユーザ数やコンテンツ数を有していた先発の消費者生成メディア(Consumer Generated Media: CGM)が、後発のCGMの参入によりこの競争優位性を喪失する現象が起きている。そこで、本研究では、なぜCGMの投稿者が、ユーザやコンテンツを十分有する先発CGMから後発CGMに投稿の場を変更するのかという点に着目する。...

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  • 鋼製橋脚の局部座屈形状の計測における高精度点群データの活用に向けた検討

    橋本 尚史, 日高 菜緒, 野中 哲也, 小畑 誠 土木学会論文集 80 (22), n/a-, 2024

    ...<p> 近年,都市高速道路の新たな路線の建設などの際に様々な制約条件により,大幅に偏心した橋脚などこれまでにない複雑な構造の適用が必要になることがある.このような構造の載荷試験をするにあたり,面外(橋軸)方向の載荷によりこれまでに見たことないようなねじり変形を伴う複雑な局部座屈の発生などが想定されることから,従来の変形計測方法では変形箇所の予測や斜めの変形取得が容易でないことが考えられる.そこで本論文...

    DOI Web Site 参考文献5件

  • 入学者選抜業務を支援する分散評価システムの改善と運用

    関 陽介, 植野 美彦, 上岡 麻衣子 大学入試研究ジャーナル 34 (0), 291-297, 2024

    ...また,従来の方法では評価シートの記入内容の確認や Excel への転記入力,集計作業に 1,384.02 分程度の時間を要していたが,本システムの導入によりこれらの作業時間が大きく削減されることが明らかになった。</p>...

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  • 日本の無償資金協力事業における事業執行プロセスの考察 ―ステークホルダー間の契約体系と事業管理システムの分析―

    高津 光, 五艘 隆志 土木学会論文集 80 (1), n/a-, 2024

    ...積算精度以外に予定価格/応札価格の乖離に関わっていると推定される契約約款に記載されている事項と業務遂行実態の違いに着目し要因を分析した.その結果,総価契約方式によりリスク対応費を適切に積上げられない事,入札時における詳細施工計画確認の難しさ,契約変更過程の契約条項と実務上の運用の差異といった要因が挙げられた.入札不落率を低減させるためには予定価格の積算精度を高めることは勿論,適正な契約形態や契約約款により...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 組織球症に続発する中枢神経障害:改善が期待できる中枢神経変性症

    森本 哲, 坂本 謙一, 工藤 耕, 塩田 曜子 臨床神経学 64 (2), 85-92, 2024

    ...分裂促進因子活性化タンパク質キナーゼ(mitogen-activated protein kinase,以下MAPKと略記)経路の活性化遺伝子変異を認める.LCH例の数%は,診断後数年以上経過し初期症状が消失した時期に,左右対称性の小脳病変や脳萎縮が現れ小脳失調や高次脳機能障害が生じる.ECDにも同様の中枢神経変性症(neurodegeneration,以下NDと略記)がある.近年,MAPK阻害剤によりこれらが...

    DOI Web Site PubMed 参考文献55件

  • 湿式微粉砕機で調製したスパイスペーストの特性および香気成分の放出挙動

    小川 夏美, Bui Thi Bao Chau, 小林 誠, 草野 都, 粉川 美踏, 北村 豊 日本食品科学工学会誌 70 (12), 575-582, 2023-12-15

    ...ペーストの蛍光顕微鏡画像からは, ペースト中に油滴が分散していることがわかり, 湿式粉砕によりコリアンダーシード中の油分が放出されていることが明らかになった.</p><p>コリアンダーシードペーストの香気成分放出挙動を明らかにするために, ペーストを加熱した際にヘッドスペースに放出されたβリナロールおよびカンファーを定量し, 乾式粉砕したコリアンダー粉末と水を混合した粉末液と比較した....

    DOI Web Site Web Site 参考文献22件

  • 地盤改良杭でコンクリート路盤を支持する補強盛土の設計手法に関する研究

    藤井 公博, 小島 謙一, 野中 隆博, 高野 裕輔, 青木 一二三 地盤工学ジャーナル 18 (4), 349-363, 2023-12-01

    ...<p>トンネル発生土の有効利用を図るためジオテキスタイルを用いた補強盛土内に地盤改良杭を構築し,これによりコンクリート路盤を直接支持することで省力化軌道を支持する盛土には不適とされる材料も適用可能となる盛土構造であるパイルスラブ式盛土を提案している。筆者らは,これまでパイルスラブ式盛土の有効性について,主に耐震性に着目し振動台実験等により確認している。...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 団粒構造が発達した土壌の水分特性曲線の回帰手法の改良

    関 勝寿, 岩田 幸良, 柳井 洋介, 亀山 幸司 土壌の物理性 155 (0), 35-44, 2023-11-20

    ...わせるDurner(1994) のdual-VG モデルがより適している.本研究では,SWRC Fit のdual-VG モデルによる非線形回帰のアルゴリズムを改良した.すなわち,水分特性曲線を高水分領域と低水分領域に分割し,それぞれをVG モデルで近似して得たパラメータをdual-VG モデルの初期値として与えて近似するという手法である.日本全国のアスパラガス圃場を中心とした試験圃場の実測データによりこの...

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  • 真菌類基部系統群の分類・系統学的研究の現状

    瀬戸 健介 日本菌学会会報 64 (2), 25-40, 2023-11-01

    ...<p>真菌類の分類,系統の全体像は,分子系統解析の台頭,進展によりここ20年ほどで大きく塗り替えられた.特に,基部系統群として扱われてきたツボカビ門および接合菌門については,複数の門に分割されるなど大きな影響を受けてきた.また,近年ツボカビ門より原始的な系統に位置するオピストスポリディア系統群が認識され,その系統学的研究が急速に進展した.これらの真菌類基部系統群の系統関係を正確に推定することは,真菌類...

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  • 3Dプリンタによるオープン装置や特殊カードケースの作成と対称関数の秘密計算への適用

    伊藤, 優樹, 四方, 隼人, 水木, 敬明, 菅沼, 拓夫 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 192-199, 2023-10-23

    ...作成したことを報告した.本稿では引き続き,3Dプリンタを活用した取り組みを報告する.具体的にはまず,(通常の2色カードで動く)Five-card Trickの最終ステップで5枚のカードを同時にめくることのできるオープン装置を作成したことを報告する.次に,前述のCSEC研究会で報告した複雑なシャッフルを実現できるカードケースについて,紙面の都合で省略していた機能の説明を与えるとともに,このカードケースにより...

    情報処理学会

  • 長時間臥床によって生じた前腕コンパートメント症候群の2例

    笹木 慶, 木戸 健司, 越智 康博, 永尾 祐治, 鷲見 昌克, 小林 弘明 整形外科と災害外科 72 (4), 808-812, 2023-09-25

    ...によって生じた前腕コンパートメント症候群を2例報告する.症例はそれぞれ発症後同日,2日後に受診した.前腕の腫脹,疼痛,手指の自動運動不能の所見を認め,コンパートメント症候群を疑い,直ちにコンパートメント内圧を測定した.前腕区画内圧の上昇を認め,同日緊急で減張切開術を施行した.靴紐縫合やNPWT療法を施行し徐々に創を縫縮させ,最終的に植皮せず創閉鎖を得た.2例とも職場復帰している.飲酒後の長時間臥床により...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 超伝導傾斜磁界コイルを用いた磁気粒子イメージング装置の開発

    長野 竜也, 亀井 裕太, 笹山 瑛由, 佐々 滉太, 吉田 敬 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2023 (0), 242-242, 2023-08-31

    ...この技術は、磁性ナノ粒子を体内に注入し、外部の交流励起磁界によりこれを磁化させることでその磁化信号を検出し、疾患領域を画像化する技術である。 人体サイズMPIの実現に向けた課題として、ボア径を拡大させると、検出部以外からの信号を抑制する直流傾斜磁界の傾きが減少し、空間分解能が低下するという問題がある。...

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  • 熱処理時の延伸による導電糸人工筋肉の再現性と動作特性の向上

    植山 洸希, 多田 和也 J106-C (7), 289-290, 2023-07-01

    ...導電糸の自己コイル化により作製される人工筋肉は収縮中にコイル間が接触することが原因で,動作特性の再現性が損なわれる.熱処理時に延伸することによりコイル間距離を調節することで,収縮中の接触を防ぎばらつきを抑制できるほか,収縮率が増加する....

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  • ハト,霊長類,その他の脊椎動物種における視覚運動統合の種差

    幡地 祐哉 比較生理生化学 40 (1), 46-53, 2023-04-10

    ...霊長類は局所運動成分を統合することによりこの問題を解決しているが,他の系統における運動統合過程を調べた研究は少なく,種比較による系統発生的,生態的考察もなされていない。本稿ではハト(<i>Columba livia</i>)の運動統合特性が霊長類と異なることを行動実験から示した著者らの研究を紹介する。...

    DOI Web Site 参考文献81件

  • コーンヘッダを用いたトウモロコシ子実の高水分収穫が収量, かび毒濃度および生産コストに及ぼす影響

    幸田 和也, 篠遠 善哉, 内野 宙, 金井 源太, 上垣 隆一 農研機構研究報告 2023 (14), 29-33, 2023-03-31

    ...<p>国産普通コンバインにコーンヘッダを装着し,慣行収穫時期よりも早期に,高水分でトウモロコシ子実を収穫することで,慣行水分での収穫に比べ倒伏,折損,脱落等の減収リスクや,子実のかび毒汚染リスクの低減をもたらす可能性を示した.一方で,高水分収穫では,乾燥時間の増加によりコストが増えるとともに,水分を含んだ茎葉によるコンバイン内の汚損のために,頻繁な清掃が必要となる.このため,高水分収穫の営農現場での...

    DOI Web Site

  • 歯科保健指導にコーチング手法を取り入れるための歯科衛生士研修会の実施と評価

    酒巻 裕之, 麻賀 多美代, 荒川 真, 麻生 智子, 鈴鹿 祐子, 岡村 太郎 千葉県立保健医療大学紀要 14 (1), 1_104-1_104, 2023-03-31

    ...</p><p> 第1回目「糖尿病に関する知識」医師(糖尿病専門医,コーチングインストラクター)により,糖尿病の病態や治療法について</p><p> 第2回目「コーチングについて」第1回と同一講師によりコーチングの概要,慢性疾患へのコーチングの活用について</p><p> 第3回目「歯周病に関する知識」歯科医師(歯周治療担当)により,日本歯周病学会のガイドラインを基に歯周病の特徴について</p><p> 第...

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  • バイナリプログラムの命令改変攻撃に対する定量的耐性評価法

    林 俊吾, 坂本 純一, 松本 勉 情報処理学会論文誌 64 (3), 688-697, 2023-03-15

    ...することにより,既存のフォールト攻撃対策が回避できる場合のあることが報告された.こういった攻撃へのバイナリプログラムの耐性を分析する方法として,シミュレーションベースの評価法と形式検証ベースの評価法がある.シミュレーションベースでの評価はデバイスの内部状態の影響の網羅性に課題があり,形式検証ベースでの評価は攻撃成功失敗の情報しか得られないという課題がある.本論文では形式検証とシミュレーションの組合せによりこれらの...

    DOI 情報処理学会

  • 酸化膜CMPにおける研磨パッド表面状態の幾何学的かつ化学的な定量化の研究

    伊藤 琢朗, 藤田 隆, 米本 魁人, 檜山 浩國, 和田 雄高, 安田 穂積, 半田 直廉 精密工学会学術講演会講演論文集 2023S (0), 781-782, 2023-03-01

    ...本研究では、研磨パッド表面状態を定量化する試みにおいて、幾何学的な点ではパッド表面のコンタクトエリアに着目し、独自の観察方法によりコンタクトエリアを観察し、定量化を試みる。また、コンタクトエリアにおける化学的な変化も、様々な分析方法により定量化を試みる。これらを通して、パッド表面を幾何学的かつ化学的に定量化を図る。</p>...

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  • 手の動きに追従するUIにおけるタップジェスチャの認識方法の研究

    田村, 律起, 野田, 雄希, 水谷, 晃三 第85回全国大会講演論文集 2023 (1), 37-38, 2023-02-16

    ...筆者らは天井に設置されたセンサとプロジェクターにより,ユーザの手の動きに追従するようにUIを投影するシステムの実現方法を検討している.本研究では,一方の手のひらに投影されたUIを他方の手の指でタップするジェスチャを認識する方法について検討する.既存研究として,センサをユーザが身に着けて,至近距離でタップジェスチャを捉えることによりこれを実現する方法が提案されているが,本研究のシステムではセンサから手...

    情報処理学会

  • 長期間のネットワーク分断からの復旧時のデータ間に関連が生じるサービスにおけるデータ統合手法

    松舘 遼, 今井 信太郎, 北形 元, 新井 義和, 猪股 俊光 情報処理学会論文誌 64 (2), 488-498, 2023-02-15

    ...しないようにデータを統合することが必要となる.この問題に対し,書き込み時において,読み取り時からデータが更新されていなかった場合のみ書き込みが成功する楽観的アプローチと呼ばれるデータ統合手法があるが,分断が長期化し多くの書き込みが発生する状況においては,最新データの破棄等の問題が発生するため,分断解消後にデータを統合することは困難である.これに対し,操作を記録するコンポーネントをサービスに組み込むことによりこの...

    DOI 情報処理学会

  • 特集:「学術分野におけるDXの概観」の編集にあたって

    水野 澄子 情報の科学と技術 73 (2), 37-37, 2023-02-01

    ...</p><p>研究や社会変容が進み,DXによりこの流れを何とか止められないかと思ってしまいます。人間の高い知識や叡智を駆使したいものです。</p><p>本特集が皆様のお役に立てましたら大変嬉しく存じます。</p><p>(会誌編集担当委員:水野澄子(主査),今満亨崇,青野正太,海老澤直美)</p>...

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  • 津波防波壁における鉄筋およびH形鋼を用いた定着構造に関する実験的研究

    田中 智宏, 池野 勝哉, 宗田 昇大, 志水 克成, 磯田 隆行, 佐々木 慎, 中野 正之, 伊野 同 土木学会論文集 79 (18), n/a-, 2023

    ...鉄筋とコンクリートの付着強度と同程度の裕度を有していた.また,鉄筋をへりあき近傍に定着した影響を調べるため,鉄筋の引抜き実験を行った.へりあき面に限定的なひび割れが生じたが荷重は低下せず,本実験条件下では鉄筋の定着性能に与える影響がないことを確認した.せん断キーとしてH形鋼を用いた岩盤との定着構造については耐荷性能を把握するため,実物大規模模型を用いたせん断載荷実験を行った.載荷に伴うH形鋼の挙動により...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 血液透析に伴う緑内障発作を腹膜透析と線維柱帯切除によりコントロールできた1例

    阿部 哲也, 青山 東五, 川村 沙由美, 櫻林 俊, 宮坂 竜馬, 山崎 拓也, 松田 友香理, 佐野 景子, 鎌田 真理子, 和田 幸寛, 内藤 正吉, 石井 大輔, 竹内 康雄 日本透析医学会雑誌 56 (11), 443-447, 2023

    <p>症例は68歳,女性.40歳頃から高血圧を指摘,50歳頃に血清Cr 1.2 mg/dLと腎機能低下を認めた.腎機能は次第に増悪し66歳時に当院紹介,腎代替療法として,腹膜透析を導入した.67歳時に両側血管新生緑内障と診断され,68歳時に左眼に対して線維柱帯切除術が施行された.視力障害による腹膜透析管理困難や洗い効率の低下のため,ハイブリッド透析導入のため入院した.眼圧上昇を防ぐため,グリセレ…

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 肥満型NAFLDにおける肝ミトコンドリア輸送担体の発現変化

    濱田 和真 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 1-C-P-J2-, 2023

    ...自らのDNAおよび核DNAによりコードされるタンパク質が秩序をもって発現し、必要な基質が膜間腔、内膜、マトリックス各コンパートメントに効率よく輸送され十分量存在することでその機能は適切に発揮される。すなわち、他のオルガネラに見られないミトコンドリア独自の高度に発達した複雑な反応は、ミトコンドリアに局在する輸送担体の機能発現により制御される。...

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  • 食餌性フルクトースは腸内細菌叢を介して実験的大腸炎と炎症性腫瘍形成を増悪させる

    西口 遼平, 塩澤 俊一 日本臨床腸内微生物学会誌 25 (1), 11-20, 2023

    ...本稿では,フルクトースの過剰摂取により,1.腸内細菌叢の組成と分布が変化した結果,実験的大腸炎が増悪するメカニズムの解明,2.慢性大腸炎が増悪し,炎症性大腸腫瘍形成が増加すること,および食事介入によりこの効果が軽減すること,3.GLUT5ノックアウトマウスモデルにおいて,腸内細菌叢を介して実験的大腸炎が増悪することを中心に概説する。</p>...

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  • ゼブラフィッシュ発生毒性トランスクリプトームのLSKB/AI(BERT)解析

    田中 利男, 森 葵泉, 山田 佳代子, 上杉 奈々, 松岡 さおり, 緑川 淳, 川原 弘三 日本毒性学会学術年会 50.1 (0), O2-06-, 2023

    ...しかしながら、いくつかの課題が残されており、デジタルトランスフォーメーション(DX)によりこれらの克服が試みられている。例えば、自動タイムラプスイメージングによるハイスループット化やデジタルイメージ解析の精度向上、発生毒性試験に使用するゼブラフィッシュ受精卵の品質保証や飼育品質管理クラウドシステムによる精度強化などが明らかになりつつある。...

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  • シンポジウム「島嶼火山の自然災害―伊豆諸島における実体と対策―」:趣旨説明

    鈴木 毅彦, 市古 太郎 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 114-, 2023

    ...</p><p>◆ 気象災害</p><p>太平洋に位置し黒潮の流路にあたる伊豆諸島は湿潤温暖な気候特性をもつ.一方で台風が通過しやすく風水害を受けやすい.近年では2013年台風26号の豪雨により顕著な土砂災害が発生した.こうした風水害をはじめ塩風害・高潮・竜巻・旱魃などの気象災害がこれまで生じてきた.山川修治氏によりこれまで伊豆諸島で発生した過去の顕著な気象災害事例が紹介される....

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  • 統合失調症のゲノム解析に基づく創薬への挑戦

    山田 清文 日本薬理学会年会要旨集 97 (0), 2-B-SL11-, 2023

    ...我々はゲノム解析に基づくトランスレーショナルリサーチによりこの難題に挑戦している。具体的には、日本人患者を対象としたゲノム解析の結果、病態パスウェイの一つとして低分子量Gタンパク質シグナルが示唆されている。我々は、統合失調症の発症に強く関与するARHGAP10遺伝子バリアントを同定し、このバリアントを模したArhgap10遺伝子改変マウスを作製・解析した。...

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  • 頭蓋内脳波を用いたアバターコミュニケーションシステムの開発

    吉田 翔平, 藏冨 壮留, 田口 美紗, 李 晃伸, 長井 隆行, 平田 雅之 生体医工学 Annual61 (Abstract), 232_1-232_1, 2023

    ...<p>目的:筋萎縮性側索硬化症など、障害によりコミュニケーションが困難となる疾患がある。考えただけでアバターによりコミュニケーションを行うことができれば、こうした患者の自立支援や介護負担軽減に貢献できる。ブレインマシンインターフェース(BMI)は考えたことを直接機器制御に変換するため、随意性に優れている。...

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  • 音楽の可視化による新しいコンテンツ表現

    宮崎 勝, 藤森 真綱, 前澤 桃子, 竹内 優, 川島 祥吾, 小峯 一晃, 柳 憲一郎, 澤谷 郁子 画像電子学会研究会講演予稿 22.04 (0), 34-37, 2023

    ...本稿では,音楽表現を映像表現に変換する手法,およびその新たな表現によりコンテンツを制作する研究を紹介する.音楽が持つ楽理の特徴(音の大きさ,リズム,音程,響き,曲の展開など)と情感の特徴(明るい/暗い,緊張/弛緩など)の関係を分析・抽出し,各パラメーターに対応した映像をデザインする.それを元の映像などと合成することで,音楽が持つ情報をより分かりやすく,情感豊かに伝えることが可能となる....

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  • 東南極リュツォ・ホルム岩体の大構造とユニット区分についての問題点

    豊島 剛志 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 388-, 2023

    ...今後の調査研究によりこれらを明らかにする必要がある。ところで、変成帯において形態線図に示される地質構造的不連続は、変成帯がある程度上昇した後の脆性変形領域にて形成された断層であることも多い。そこで、本岩体における脆性断層パターンとそのテクニクスについても検討した。...

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  • 難処理損紙用マシンパルパーFibreSolveパルパーFSV(U)型

    竹下 陽介 紙パ技協誌 77 (1), 32-35, 2023

    ...本稿では弊社アンドリッツの難離解対応のFibreSolve パルパーFSV(U)C型の強力な旋回流とカッティング機構により,損紙断面から素早く吸水させることによりこの系内損紙処理を速やかに行うことが可能になる事例について説明を行う。...

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  • 蛍光X線分析計によるコンクリート構造物の塩分評価手法に関する実験的検討

    相内 豪太, 前島 拓, 面 政也, 飯土井 剛, 岩城 一郎 インフラメンテナンス実践研究論文集 2 (1), 179-186, 2023

    ...塩害調査方法について実験的に検討したものである.まず,塩分を含有させた供試体を用いて本装置の計測精度について評価するとともに,従来の化学分析法による塩分分析結果との関係を整理した.次に,塩害環境下に供用される実構造物に対して本装置による構造物表面および内部の塩分分析手法について検討した.これらの試験の結果,本装置と従来の評価指標であるイオンクロマトグラフ法による塩分分析結果には高い相関がみられ,本装置により...

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  • 複数コミュニケーション密度の対称性に基づくレイヤーモチーフを用いたTwitterデータの分析

    宮崎 拓海, 伏見 卓恭, 鳥海 不二夫 Webインテリジェンスとインタラクション研究会 予稿集 19 (0), 36-39, 2023

    ...<p>TwitterなどのSNSでは,意図や目的の違いによりコミュニケーションの取り方や密度,対称性に違いが出る.本研究では,Twitterにおけるリツイート,リプライ,メンションの3種のコミュニケーションに着目し,レイヤーモチーフとよぶ新たなグラフ分析手法を提案する.提案するレイヤーモチーフは,フォロー意図の分類,コミュニティ抽出,重要ノード抽出の高精度化などの下流タスクで利用可能である.実際のTwitter...

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  • JOTにおけるドナーコーディネーターの採用や育成の現状と課題

    芦刈 淳太郎, 大宮 かおり 移植 58 (Supplement), s145_1-s145_1, 2023

    ...採用後は、基礎知識習得の研修会受講後、認定試験合格によりコーディネーター職として認定される。習得状況に応じた段階的なキャリアラダーを組んでおり、研修やOJTのプログラムを組んでいる。一通りの業務習得までは早くて3年程度要するため、採用から育成には多くの時間と労力が必要である。...

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  • コロナ禍における医療職の体操1週間実施前後の労働生産性の変化 ~トライアル研究~

    岡原 聡, 高尾 弘志, 花木 一生, 上田 剛裕 日本予防理学療法学会 学術大会プログラム・抄録集 1.Suppl.No.2 (0), 125-125, 2022-12-01

    ...</p><p>【結論】</p><p>本研究によりコロナ禍における医療職の労働生産性の一指標が得られた.職種に合わせて作成した体操プログラムは,1週間の提供前後で労働生産性の絶対的プレゼンティーズムが変化し,短期間においての業務パフォーマンスの向上が期待される.今後,健康リスク層別化した群別のプレゼンテーズムやワークエンゲイジメントへの影響などを詳細に検討し,理学療法士による業務パフォーマンス向上に資...

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  • デジタルテキスタイルインクジェットプリントシステム

    城田 衣 色材協会誌 95 (11), 359-365, 2022-11-20

    ...昨今の世界的な環境意識の高まりと,コロナ禍による消費者を取り巻く社会環境変化によりこの技術を活用したオンラインアパレルのニーズが急激に増加している。本稿では,現在市場にある多様化したデジタルテキスタイルインクジェットシステム(ヘッド,プリンタ等)を5種類に分類し,それぞれの基本技術と最新動向を解説する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 認知症,フレイル発症に関わる性ホルモン作用の最新研究

    高山 賢一 日本老年医学会雑誌 59 (4), 430-445, 2022-10-25

    ...ねると血液中のホルモンの値は徐々に減少し,女性は更年期に,男性も中年期以降は徐々に減少し「老い」を実感する原因となる.また高齢者における認知症,骨粗鬆症,サルコペニアといったフレイル症状につながることも報告され,性ホルモンは一生にわたり健康長寿において重要である.性ホルモンであるエストロゲンおよびアンドロゲンはそれぞれエストロゲン受容体,アンドロゲン受容体を介して機能する.古くから動物モデルの開発によりこれら...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献99件

  • 脆弱な正規表現の自動修正技術に関する考察

    千田, 忠賢, 山口, 大輔 コンピュータセキュリティシンポジウム2022論文集 1113-1120, 2022-10-17

    ...けることでしばしば膨大な量のメモリを消費する.本論文では反復深化深さ優先探索を用いた修正アルゴリズムを提案する.反復深化深さ優先探索を用いることで探索中に保持すべき修正結果の候補が探索による再帰の深さ程度に限定される.これにより幅優先探索の場合と比べ探索中に保持すべき修正結果の候補の量が削減され,より少ないメモリ使用量での修正できるようになることが期待できる.評価では実世界の脆弱な正規表現を用い,既存研究との比較によりこれらを...

    情報処理学会

  • 波源位置推定のための圧縮センシングによる空間・時間領域による到来方向推定

    西森 健太郎, 高世 駿, 宝田 広夢, 松田 崇弘 電子情報通信学会論文誌B 通信 J105-B (10), 771-780, 2022-10-01

    ...近年,携帯電話,無線LAN等に代表される無線通信システムが普及しており,第5世代移動通信システムの導入によりこの流れは更に加速する.しかし,全ての端末が必ずしも全ての時間,場所において使用されているとは限らず,空いている周波数を2次利用する検討が行われている.著者らは無人飛行機に搭載したアレーアンテナによる到来方向(Direction of Arrival: DoA)推定技術を確立する研究開発を行っている...

    DOI

  • 2.ICH-S11小児用医薬品開発の非臨床安全性試験 総論

    髙橋 祐次 谷本学校 毒性質問箱 2022 (24), 69-72, 2022-09-17

    ...ICH-S11ガイドラインが通知される以前は、複数のガイドラインが存在するため、要求事項が当局間で異なるという課題があり、特に、幼若動物を用いた非臨床試験の実施の要否は治験薬の開発スケジュールに大きく影響するため規制調和が望まれており、ICH-S11ガイドラインによりこれらの課題は一応の整理がついたことになる。</p>...

    DOI

  • コンセプトドリフト対処のための,Adversarial Validationを用いた学習データ選択アルゴリズムの方式検討

    今野, 由麻, 中野, 美由紀, 小口, 正人 マルチメディア,分散,協調とモバイルシンポジウム2022論文集 2022 28-35, 2022-07-06

    ...機械学習モデルの利活用が進み,あるタスクを行うモデルが長期的に利用されるシナリオが想定されるようになった.しかし,長期的な機械学習モデル活用の問題点として,コンセプトドリフトなどが原因の精度低下がある.我々はこれまでに,大規模ストリームデータにおいて時間経過などによりコンセプトドリフトが発生する場面で特定のタスクを行う教師あり学習モデルを継続的に入手し,自動的に時系列データの予測を行う枠組みを提案した...

    情報処理学会

  • 運動後のリカバリーにおけるアイシングの有効な適用方法の検討

    山根 基, 大西 範和 デサントスポーツ科学 42 (0), 204-213, 2022-06-20

    ...<p>本研究では,約10℃と比較的高い約20℃を保つよう試作した相転移型の定温材を用いて皮膚を冷却し,皮膚温の推移を観察することによりこれらの定温剤が目標とした温度を維持できるか否かを検討した.また,この定温剤の冷却効果が筋運動による熱産生の亢進や皮下脂肪の厚みなどの影響を受けるか否かについて検討することを目的とした....

    DOI Web Site 医中誌

  • クラシックバレエのトウシューズ着用時の筋骨格系力学負荷と足型の関係

    長谷 和徳, 井村 祥子, 原田 拓実, 王 森彤, 樋口 貴広 デサントスポーツ科学 42 (0), 214-221, 2022-06-20

    ...<p>本研究では,約10℃と比較的高い約20℃を保つよう試作した相転移型の定温材を用いて皮膚を冷却し,皮膚温の推移を観察することによりこれらの定温剤が目標とした温度を維持できるか否かを検討した.また,この定温剤の冷却効果が筋運動による熱産生の亢進や皮下脂肪の厚みなどの影響を受けるか否かについて検討することを目的とした....

    DOI Web Site 医中誌

  • 同位体シフトによる新物理探索――精密分光で迫る基本法則

    田中 実, 小野 滉貴, 山本 康裕, 高橋 義朗 日本物理学会誌 77 (6), 355-360, 2022-06-05

    ...および436 nmの遷移の同位体シフトの測定結果を合わせることで,世界初の3遷移間の線形性検証を行った.その結果,線形性が有意に破れていることが分かったが,同時に,この線形性の破れは標準模型で説明されるべきものであることも明らかにした.新物理に由来する非線形性には上限が得られ,これに基づいて新粒子の結合定数に対する制限を与えた.現状では得られた制限は既存の実験のものよりも弱いが,今後の実験精度の向上によりこれを...

    DOI

  • カラマツコンテナ苗の育苗における施肥内容の検討

    二本松 裕太 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 338-, 2022-05-30

    ...プラグ苗移植(2021年4月播種)によりコンテナ苗を用意し、6~7月にGSSGを施用した。対照区にはNPKが等量の液肥を施用した。12月に測定したところ、得苗率はすべての区で85%を超えていた。元肥間の比較では、苗高は溶出が早いほど大きくなる傾向が見られた。根元径は180日区と100日区では同程度で平均が6mmを超えており、700日区に比べ有意に大きかった。...

    DOI

  • 放線菌TU14386株が生産する植物病原菌形態異常誘導物質に関する研究

    大塚, みゆき, 畑江, 拓斗, 堀, 浩 玉川大学農学部研究教育紀要 (6) 7-14, 2022-03-31

    ...玉川大学農学部の学内農場で栽培されていたダイズの根圏土壌から単離した放線菌TU14386株が,植物病原菌の形態異常を誘導する物質を生産することを見出した.この活性物質の単離・精製方法を確立し,機器分析によりこの活性物質がレニン阻害剤として知られているシクロチアゾマイシンであることを明らかにした.本化合物は細菌,酵母には活性を示さず,イネごま葉枯れ病菌およびコマツナ炭疽病菌胞子の発芽管の膨潤を誘導する...

    機関リポジトリ HANDLE

  • オンライン型小児病院前救護トレーニングコースの開発と展望

    問田 千晶, 六車 崇, 賀来 典之, 塚原 紘平, 安達 晋吾, 光銭 大裕, 新田 雅彦, 野坂 宜之, 林 卓郎, 松浦 治人, 守谷 俊 日本臨床救急医学会雑誌 25 (1), 57-61, 2022-02-28

    ...<b>結論</b>:オンライン型PPMECコースは受講生の満足度と理解度を得ることにつながっていたが,理解しやすい教育教材への改良などによりコースの質を向上させることが課題である。 </p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • デバイスレスな教育学習環境における適応的なUIの提供方法

    水谷, 晃三, 野田, 雄希 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 563-564, 2022-02-17

    ...を投影して,タブレットなどのデバイスを用いずにそれと同等の環境を提供することを目指している.学習者ごとにデバイスを配備する必要がないため,デバイスの管理や授業中の使用に関わる運用上の課題を改善できる可能性がある.本稿では,机上の空いたスペースを認識して,そのスペースに適応したUIを投影する方法を述べる.一般に,学校教育で用いられる机は狭くタブレットなどのデバイスを置くスペースを確保しにくい.本方式によりこの...

    情報処理学会

  • 麹菌のコウジ酸生産制御に関して

    佐野 元昭 マイコトキシン 72 (1), 39-42, 2022-01-31

    ...良い成分があると考えられ,発見された麹菌(<i>Aspergillus oryzae</i>)の二次代謝産物である.このコウジ酸の生産制御に関わると推測されるLaeAと5つのベルベット遺伝子(<i>veA</i>,<i>velB</i>,<i>velC</i>,<i>velD</i>,<i>vosA</i>)について,遺伝子破壊株を作製してコウジ酸生産の影響について解析を行った.その結果,各遺伝子により...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • ナノ針状材料を用いた細胞膜の物理的貫通による細胞操作

    中村 史 Oleoscience 22 (3), 107-113, 2022

    ...物理的,機械的な細胞膜貫通によりこれを達成しようとする場合には,細胞膜の性質をよく理解したアプローチが必要である。我々は独自に開発した直径200 nmのナノニードルを用いて,動物細胞,ヒト細胞に対して効率よく挿入する方法,その条件について詳細を明らかにしてきたので,ここに紹介する。</p>...

    DOI Web Site 参考文献12件

  • コメントデータと歌詞に基づく楽曲動画検索システム

    河原 大智, 松本 和幸, 吉田 稔, 北 研二 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 4O1GS405-4O1GS405, 2022

    ...動画共有サービスが多くの人々に利用されている.これらのサービスではキーワードによる検索が主流である.キーワード検索の場合,適切な語を用いない限り,利用者の興味関心に沿った動画を見つけ出すことが困難である.本研究では,YouTube上の楽曲動画に対して視聴者によって付与されたコメントデータと,楽曲の歌詞を分析することにより,印象が類似する楽曲動画を検索する手法を提案する.提案手法では,Word2Vecにより...

    DOI

  • 灸に関する有害事象の文献レビュー

    古瀬 暢達, 山下 仁 日本東洋医学系物理療法学会誌 46 (2), 95-105, 2022

    ...事前の問診によりこれらを把握するとともに、施灸部に異常がみられた場合は、灸施術を中止し刺激量や継続の是非を再考するとともに、専門医への受診を勧めるべきである。また、自己施灸による有害事象も報告されていたため、過剰な灸施術をしないように患者指導を行うべきである。年代別では、2010 年代の症例報告数が少なかった。...

    DOI

  • パイピング孔進展と水位履歴に着目した河川堤防のパイピング破壊のメカニズムと矢板効果

    伊神 友裕, 前田 健一, 澤村 直毅, 一瀬 守 河川技術論文集 28 (0), 97-102, 2022

    ...河川堤防の強化工法の1つに矢板の設置が挙げられるが,現状その効果については不明な点が多い.そこで,本研究では河川堤防のパイピング破壊のメカニズムおよび矢板の効果解明を目指し,浸透流解析を実施した.その結果,堤体下のパイピング孔の進展を模擬した浸透流解析から,堤外からパイピング孔先端に向けて流速の大きな浸透流が集中することが,パイピング孔貫通による破堤のトリガーの1つであることが明らかになり,矢板の設置によりこの...

    DOI

  • 航空写真からの津波瓦礫判別におけるCNNの適用

    三戸部 佑太, 野村 飛翔, 増田 達男 土木学会論文集B2(海岸工学) 78 (2), I_1045-I_1050, 2022

    ...<p> 本研究では津波後に撮影された航空写真に対して畳み込みニューラルネットワークによる地表物分類を適用し,その津波瓦礫判別への有効性を検討した.宮城県5地点および岩手県5地点の計10地点について,2011年津波直後に作成されたオルソ画像からサンプル領域を抽出した.目視判別によりこれらの画像上の地表物を瓦礫,植生,道路,建物,その他の5つに分類し,これをもとに作成した教師データによりネットワークの学習...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献3件

  • 統合失調症様症状とカタトニアを呈したceftriaxone sodiumによる脳症の1例

    瀧瀬 康洋, 新村 浩透 神経治療学 39 (5), 813-817, 2022

    ...<p>症例は29歳女性.肺炎球菌性肺炎に対してceftriaxone sodium(CTRX)を投与後に,妄想,幻覚,支離滅裂な会話などの統合失調症様症状と,興奮,昏迷,無言症,常同症,姿勢保持などのカタトニア症状を来した.CTRXの中止によりこれらの所見が改善したことから,同剤による脳症と診断した.本症では精神症状や意識障害や痙攣,ミオクローヌスなどの神経症状がみられるが,前者の詳細は明らかにされていない...

    DOI 医中誌

  • GNN-MatSat: グラフニューラルネットワークによる初期化に基づく微分可能なSATソルバー

    渡邉 晃司, 佐藤 泰介, 小島 諒介, 小高 充弘, 井上 克巳 人工知能学会全国大会論文集 JSAI2022 (0), 4F3OS8b03-4F3OS8b03, 2022

    ...そこで, SAT問題に対する微分可能なコスト関数を定義し, ニュートン法によりこのコスト関数を最小化することで解を探索する. ニュートン法は初期値が解に近い場合, 解に2次収束するので, 深層学習の予測値を初期値として使用する. この手法をGNN-MatSatとして実装し, SAT Competition 2017および2018 Random Trackベンチマークで性能を評価する実験を行った....

    DOI

  • パワートレイン開発効率の向上に向けた1D エンジンモデルの活用(第2報)

    緒方 健一郎, 古谷 隆, 萩原 優幸, 松田 浩充, 廣信 秀一, 塩田 啓二 自動車技術会論文集 53 (5), 833-838, 2022

    ...手戻りの無い高効率なパワートレイン開発が求められている.高効率な開発を行うためには,サブシステム間での連携によりコンカレントな開発が必要である.本研究では,コンカレント開発の実現を目的とし,高精度予測,短期間モデリング,そしてリアルタイム演算を実現するリアルタイムエンジンモデリング技術を構築した....

    DOI

  • 妊娠と静脈血栓症および治療量抗凝固療法に関する研究

    根木 玲子 日本血栓止血学会誌 33 (4), 448-456, 2022

    ...同定したものの,一般住民の頻度1.8%と有意差はなくリスクではないと考えた.また妊娠中の抗凝固療法については未分画ヘパリン(unfractionated heparin: UFH)投与が基本だが,その管理には苦慮する.モニタリング指標として用いられる活性化部分トロンボプラスチン時間(activated partial thromboplastin time: APTT)では,妊娠中の凝固因子の増加により...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献28件

  • モリブデン吸着におよぼすマンガン酸化物構造の影響

    奥山 晃浩, 福士 圭介, 柏原 輝彦 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 34-, 2022

    ...<p>海洋中のモリブデン(Mo)濃度は海底のマンガン(Mn)酸化物への吸着によりコントロールされていることが知られている。海底のMn酸化物はトドロカイトやブーゼライトも存在することが確認されているがMoはδMnO2とされる相に吸着していると報告されている。δMnO2は合成産物名であり、結晶性の低い物質である。...

    DOI

  • ベタ塗り画像を利用した半自動漫画彩色手法

    清水 友悟, 古田 諒佑, 欧陽 徳龍, 谷口 行信, 日並 遼太, 石渡 祥之佑 画像電子学会研究会講演予稿 21.04 (0), 113-116, 2022

    ...カラー漫画の作成はイラストレータによる彩色工程が必須であるため,金銭面と時間面のコストがかかる.我々は以前,スクリーントーン画像とベタ塗り画像を入力とすることで半自動的に高精度な彩色を行う手法を提案した.これによりコストは削減されるものの,ベタ塗り画像は人手で用意しなければならないという問題が依然あった.そこで本研究ではインターネット上の彩色済みイラスト画像から自動的に学習用のスクリーントーン画像と...

    DOI

  • 混濁流・土石流ハイブリッドイベント層の堆積構造区分の成因: 粒子配列解析に基づく流れプロセスの推定

    田中 凌悟, 成瀬 元 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 168-, 2022

    ...<p>深海の重力流堆積物には,多様な堆積構造区分が内部に発達することが知られている.Haughton et al. (2009) は大型の泥質礫を多く含む粗粒重力流堆積物の堆積構造を記載し,それらが標準的にはH1-H5の5つに区分されるとした.そして,重力流が移動中に土石流から混濁流(もしくはその逆)に移行するflow transformation現象によりこれら不連続な堆積構造区分が形成されると解釈...

    DOI

  • 北海道に分布する周氷河性斜面における堆積物の特徴

    小安 浩理, 加瀬 善洋, 川上 源太郎, 石丸 聡, 仁科 健二 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 250-, 2022

    ...</p><p><b>調査地域の地形と地質および調査手法</b></p><p>調査地域は標高500- 1000 mで,概ね30°以下の緩傾斜な山地が分布する.本研究では日勝峠および狩勝峠周辺における日高山脈西山麓の泥質片岩,片麻岩および花崗閃緑岩分布地域において高品質ボーリング掘削を実施した.コアは肉眼観察により層相を区分するとともに,X線CT撮影によりコアの礫質褐色土における成層構造および礫の配列方向...

    DOI

  • 骨格筋の恒常性維持における自律神経の役割と老化

    堀田 晴美, 鈴木 はる江 自律神経 59 (3), 278-283, 2022

    ...解明も必要である.アドレナリン作動性血管収縮神経とされる筋交感神経が,組織学的には筋線維や神経筋終板にも分布し,骨格筋量の維持や収縮力の調節に関与しうる.我々は,脛骨神経刺激による下腿三頭筋強縮力が腰部交感神経幹,腰髄後根,頸髄の切断により減弱し,筋収縮時に腰部交感神経節後線維に反射電位が誘発されることから,骨格筋収縮による交感神経の反射性興奮がその筋の収縮力維持に寄与することを明らかにした.加齢によりこの...

    DOI 医中誌

  • 加熱・牽引による線維性組織の柔軟化の検討

    八木 一平, 小池 一輝, 内田 諭 生体医工学 Annual60 (Abstract), 142_1-142_1, 2022

    ...これに対して, 分子標的薬により硬化因子であるコラーゲンの合成を抑える研究が行われているが, 症状の進行を遅らせるに留まる.進行後は, 臓器移植以外に根本的な治療法はない, 未解決の医療問題である.我々は, 線維化した組織を任意に拡張する治療法として加熱によりコラーゲン線維を熱分解させながら, 牽引する方法を提案する....

    DOI

  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行下における生活習慣及び健康状態に関する研究(介)

    田中 亨, 橋本 実, 小池 和幸 日本体育・スポーツ・健康学会予稿集 72 (0), 183-, 2022

    ...会合や運動教室などの地域活動減少によりコミュニケーション不足等に起因していると考えられた。男性の運動セルフ・エフィカシーは変化がみられず、体脂肪は増加したが運動時間、体重、筋肉量はあまり変わらなかった。一方、女性は低下傾向にあり、運動時間の減少、筋肉量の減少、体脂肪量の増加傾向がみられた。...

    DOI

  • 概日リズム攪乱が引き起こす精巣機能障害

    三浦 伸彦 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), S37-1-, 2022

    ...夜勤を伴うシフトワークなどによりこの概日リズム攪乱が継続すると、発がんをはじめとした重篤な健康障害が引き起こされる。我々は、シフトワークモデルを用いてマウスの概日リズムを攪乱すると、明確な精巣機能障害が誘発されることを見出してきた。本シンポジウムでは、明暗シフト条件下での中~長期間の飼育が精巣機能を減弱化することを、多角的に検討したデータと共に紹介する。...

    DOI

  • 見たいものを見える化する非線形ラマン散乱顕微鏡の薬理学研究への応用

    塗谷 睦生 日本薬理学雑誌 157 (5), 371-375, 2022

    ...ちた光学現象の薬理学研究への利用は今も非常に限られているが,これらの能力が引き出されることで,これまで見る・測ることが困難であった対象の可視化解析が実現し,薬理学研究に新たな展開が生まれるものと期待される.そこで本稿では,蛍光・発光以外のイメージング技術として,分子に含まれる官能基の振動情報を可視化するラマン散乱顕微鏡の薬理学研究への応用について紹介する.特に,組織透過性の高い近赤外光の多光子現象によりこれを...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献16件

  • 天疱瘡・類天疱瘡患者の日常生活における困難感

    種村 智香, 布谷 麻耶, 師岡 友紀, 川端 京子, 鶴田 大輔, 橋本 隆 日本看護科学会誌 42 (0), 365-374, 2022

    ...</p><p><b>結果:</b>身体症状の強い時期は,【症状により日常生活行動に支障を来す】【患部の必要な処置に伴い痛みや負担を感じる】が,治療によりこれらの大部分は軽快し,【ステロイド療法の副作用により日常生活行動に制約がある】といった治療により軽快しない困難感を生じていた.また,【希少疾患であること,他者に理解されないことで不安,孤独を感じる】【病気や治療,再燃に対する不安,恐れを感じる】【症状...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献8件

  • 働く母親の自己効力感、ワーク・エンゲイジメント、リカバリー経験の関連

    伊草 綾香, 関 美雪, 上原 美子, 延原 弘章 日本保健福祉学会誌 28 (1), 15-25, 2021-12-31

    ...ワーク・エンゲイジメント、リカバリー経験、自己効力感の測定には既存の尺度を用い、構造方程式モデリングによりこれらの尺度間の関連を検討した。</p><p><b>結果:</b>回収数 653通、有効回答数 570通(有効回収率 33.5%)であった。母親の平均年齢は 35.6歳、標準偏差は 4.8歳であった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 近世初期の都市バーゼルにおける市民と金工

    村松 綾 比較都市史研究 40 (0), 9-18, 2021-12-20

    ...バーゼルの金工作品は、16世紀から17世紀にかけて裕福な市民の蒐集家によりコレクションされ、バーゼル大聖堂の宝物とともに今日まで連綿と受け継がれている。本稿では金工作品を通じて都市バーゼルの歴史を紐解いた。</p>...

    DOI

  • これからの文化需要を巡って : コロナ禍の影響と地域による違い

    橋本 紀子 関西大学経済論集 71 (2-3), 91-113, 2021-12-10

    ...本稿では、コロナ禍により大きな打撃を受けた文化芸術の領域について、とりわけ文化需要の側面に焦点を当て、文化庁の行う「文化に関する世論調査」の経年比較によりコロナ禍の影響を、さらに「社会生活基本調査」の都道府県別データからコロナ以前の文化需要のあり方が地域により異なるかを検討し、今後の文化需要立て直しの方向を模索する。...

    DOI 機関リポジトリ HANDLE

  • “ことばのメカニズム”における言語獲得理論と授業デザイン

    内田, 政一, UCHIDA, Masaichi 桜花学園大学保育学部研究紀要 (24) 107-118, 2021-11-30

    ...本学は、2018年に保育学部に「国際教養こども学科」を設置し、保育・幼児教育の分野からグローバル化に対応するために国際的な視野や、多様な文化を受容できる能力を持ち、またそれらを多様な手法によりこれらの分野に取り入れることができるグローバルな人材を育成している。...

    機関リポジトリ

  • 血清亜鉛検査における院内導入の効果

    兼松 健也, 小堀 祐太朗, 上野 剛, 中村 文子, 佐藤 尚武 医学検査 70 (4), 718-723, 2021-10-25

    ...<p>亜鉛欠乏症は,味覚異常や免疫低下,諸疾患の悪化など多彩な病態を引き起こすが,適切な亜鉛補給によりこれらは改善する。そのため,血清亜鉛を正しく,迅速に測定し血清亜鉛値を管理することは重要である。当センターでは2019年7月より血清亜鉛を院内で測定し,結果を即時報告している。そこで,血清亜鉛検査を外部委託検査から院内検査に移行し,もたらされる効果を検証した。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 二要素認証の利便性向上に向けた一考察:物理デバイスの所持を不要にする二要素認証の提案

    高田, 哲司 コンピュータセキュリティシンポジウム2021論文集 215-222, 2021-10-19

    ...本研究では物理デバイスを所持する必要のない二要素認証 (2FA) として,正規ユーザ本人しか知 らない URL を 2nd factor とする個人認証手法を提案する.パスワード認証の危殆化にともないその安全性強化法として 2FA が提供されているが,その利用率は依然として低いままである.その原因は,2FA の利用によりコスト負担や利用上の懸念があるからだと考える.そこで本研究ではその原因の 1 つと...

    情報処理学会

  • 良好な音環境の保全をめざす音波の複雑さ解析

    眞壁 義明 IEICE FUNDAMENTALS REVIEW 15 (2), 111-120, 2021-10-01

    ...<p>音環境を保全する取り組みの一つに騒音レベルによる規制がある.騒音レベルは音の大きさを聴覚の特性に基づいて重み付けした感覚量であるが音の高さや音色の評価はできない.生活の質を向上する動きが活発化する中で,音環境をより一層良いものへ進化させる活動も今後ますます高くなる.そのため環境音の評価においては音の高さや音色も重要な要素になる.周波数解析ではスペクトルによりこれらの特徴を捉えることができるが代表...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • LC-MSによるチョコレート中のカフェイン,テオブロミンおよびテオフィリン分析法

    田中 智哉, 木村 圭介, 觀 公子, 新藤 哲也, 笹本 剛生 食品衛生学雑誌 62 (4), 119-124, 2021-08-25

    ...<p>チョコレート中のカフェイン,テオブロミンおよびテオフィリンの同時分析法を検討した.試料にアセトニトリル–水(1 : 1)を加え,超音波抽出(15分間,50℃)を2回行い,得られた抽出液をOasis HLB SPEカートリッジで精製し,LC-MSで測定することによりこれらの同時分析が可能であった.検討した分析法は真度97.4%~100.2%,併行精度1.0%~2.8%,室内精度2.0%~7.9%...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 参考文献12件

  • Room Tilt Stick

    元橋, 洸佐, 森, 光洋, 小鷹, 研理 エンタテインメントコンピューティングシンポジウム論文集 2021 368-369, 2021-08-23

    ...具体的には, 壁を棒で押し込む際の負荷を部屋の回転量と連動したうえで, 軽度の斜面を歩行させることによりこれを実現した. 展示におけるアンケートによって, 本システムの体験者のうち, 87%の人が「自分で壁を押して部屋が回転した」感覚を強く得ていることが示された....

    情報処理学会

  • 外来受診決定時における「定額自己負担」の相対的重要性の検証

    菅原 琢磨 医療と社会 31 (1), 31-44, 2021-07-08

    ...設定された定額負担額に対する受け止め方は個々人で異なるはずであり,医療機関受診の決定に際して考慮される諸々の他の条件との比較の中で,定額負担がどの程度の重要性を持つのか,またその相対的重要性に対し,いかなる要因,属性が影響を及ぼすかについて,ウェブ調査から回収したデータによりコンジョイント分析を活用した検討を行った。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • 鑑別診断を考えながら行う身体診察 (HDPEモデル) に基づく教育実践

    山本 恭子, 塩田 星児, 中川 幹子, 北野 敬明, 宮崎 英士 医学教育 52 (3), 241-245, 2021-06-25

    ...また, 協同学習によりコミュニケーション, 生涯学習能力も醸成することができた. 認知的徒弟制の枠組みでのシナリオ作りの支援・HDPEの実践の両面で, 学生自身の内的モチベーションに働きかける相互学習により学習効果を高めることができた.</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • COVID-19が迫る業界変容とDigital Transformationへの旅

    平倉 浩治 日本画像学会誌 60 (3), 238-246, 2021-06-10

    ...<p>近年の各種業務プロセスのデジタル化に伴って,紙プリント需要が減少傾向で推移しているのは本会員周知のとおりであり,COVID-19パンデミックによりこの傾向が加速しているように見える.先進モバイル·デバイスに用いられるFPD (flat panel display) は,色域は十分で解像度も紙プリントと比較できるレベルであり,CPU (central processing unit) /GPU...

    DOI Web Site

  • 不平衡度制御によるLVDSのコモンモード低減法

    和田 修己, 齊藤 大晃, 矢野 佑典, 久門 尚史, 松嶋 徹 電子情報通信学会論文誌B 通信 J104-B (6), 453-460, 2021-06-01

    ...電流差動駆動系であることに着目し,完全平衡ではない伝送系をLVDSドライバで駆動した際に発生するコモンモードを低減する手法を提案する.抵抗による簡単な平衡度補正回路の追加により不平衡系のコモンモードを低減する.シミュレーションと実験により,不平衡度が0.5から大きくずれた系においても,大幅にコモンモード発生量を低減することが可能であることを示す.LVDSドライバと平衡度補正を用いた準差動伝送系について,実験により...

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  • ヒノキ人工林における列状間伐が与える肥大成長及び樹冠成長特性の検討

    舘田 一歩, 松英 恵吾 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 271-, 2021-05-24

    ...高性能林業機械の普及によりこれらの問題に対応できる列状間伐が近年多く採用されているが、列状間伐後の樹木の成長解析に関して研究された例は少なく、また、伐採隣接列と伐採非隣接列に分けて検討することが望ましいとされているがそのような研究例もほとんどない。...

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  • 寒冷地における冬季の天井放射冷暖房システムの最適な仕様及び運用条件に関する研究

    佐野 誠斗志, 白石 靖幸, 塚見 史郎, 畑中 壮大, 高瀬 敏洋, 小形 知裕 空気調和・衛生工学会 論文集 46 (289), 11-17, 2021-04-05

    ...結果として同併用システムを用いることによりコールドドラフトが解消され、快適な室内温熱環境を形成していることが示唆された。また、ブラインドのスラット角の開放に伴い、貫流負荷が増大するものの、日射による熱利得や昼光利用の可能性が示唆された。</p>...

    DOI

  • 反応性骨材と共存する骨材がASR膨張に及ぼす影響

    寺本 篤史, 大久保 孝昭 Cement Science and Concrete Technology 74 (1), 235-242, 2021-03-31

    ...その結果、同一の反応性骨材を同量使用した場合でも、共存する骨材種類によりコンクリートのASR膨張率ならびにペシマム混合率が変化することが確認された。...

    DOI Web Site 参考文献7件

  • コウモリの生態再現システム-Covid-19の長距離感染伝搬の可能性について-

    杉本, 起, 古市, 昌一, 粟飯原, 萌, 橋本, 純基, 有田, 陽葵 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 211-212, 2021-03-04

    ...Covid-19に感染しにくい可能性も考えられ,コロナウィルスの長距離伝搬可能性の解明は,今後Covid-19対策を検討する上で重要な要素の一つとなり得ると考えられる.コロナウィルス伝搬の媒介として知られるコウモリは平時の活動範囲が約3km,出産期には100km以上と言われており,地球規模での伝搬に要する時間等についてはまだ解明されていない.そこで,本研究ではマルチエージェントシミュレーション方式により...

    情報処理学会

  • Tweet日本語感情コーパスに対するBERTの効果の検証

    池上, 達也, 任, 福継, 西出, 俊, 康, 鑫 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 527-528, 2021-03-04

    ...Twitterでは, 多くのユーザが多様な言語表現によりコミュニケーションをとっている.そのため, Twitterを利用した感情分析研究は多くの成果を示している.しかし, Twitterには数多くのTweetが存在しており, その全てを分析することは困難であるため, Twitterの分析にはよく能動学習手法が用いられる.しかし, ユーザが特有な表現を使用していることもあるため,正確なテキスト選択は難...

    情報処理学会

  • 音声認識によるコミュニケーションツール用3Dモデルの表情反映

    鈴木, 智也, 田谷, 昭仁, 戸辺, 義人 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 365-366, 2021-03-04

    ...VRの普及拡大によりコミュニケーションに使用されるようになった3Dモデルは表情を表現する際にカメラを使用しなければならずユーザが常に範囲内に存在する必要がある.本研究ではその課題を解決するために,マイク入力によって取得した音声信号からリアルタイムで感情を推定し,3Dモデルにその感情に対応する表情差分を反映させるコミュニケーションツールを作成することを目的とする.推定方法として,予め会話音声のデータセット...

    情報処理学会

  • 神経力学モデルを用いた楽譜の学習とコード系列からの和音生成

    真砂, 光志, 西出, 俊, 康, シン, 任, 福継 第83回全国大会講演論文集 2021 (1), 451-452, 2021-03-04

    ...)を用いて,コードからの和音生成を目標とする.提案モデルは階層構造を持つMTRNNを用い,単音系列(メロディ)とコード系列(C,E,G,...)に加え,和音系列(伴奏)を自己組織的に学習する.コードからの和音生成はMTRNNを用いて楽譜情報を表す潜在変数を推定し,その潜在変数が表現する単音系列と和音系列を生成する.実験では,3曲をそれぞれ4変調した計12系列の楽譜情報を学習した.実験の結果,本手法により...

    情報処理学会

  • バイメタル熱自励運動のモデル化及び特性評価

    奥野 瑛, 吉元 俊輔, 山本 晃生 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 434-435, 2021-03-03

    ...<p>熱自励運動と呼ばれる,湾曲させたバイメタルを高温水平面上に静置すると転がり出す現象が知られ,それを利用した機構も提案されているが,その原理は明らかになっていない.本研究では,熱変形を考慮した動力学モデルの構築によりこの運動を再現し,その特性解析を行った.また,実験により解析結果を検証し,バイメタルの大きさや厚み,地面温度などのパラメータとバイメタル熱自励運動の関係を示した.</p>...

    DOI

  • ステータ励振による進行波型超音波モータの保持トルク削減と接線弾性モデルを用いた理論解析

    笹村 樹生, 森田 剛 精密工学会学術講演会講演論文集 2021S (0), 451-452, 2021-03-03

    ...<p>超音波モータは高速応答性などの利点を持つ一方で,非線形な出力特性のためにトルク制御が困難である.前研究ではトルク制御を妨げる保持トルクに着目し,ステータ振動が大きくなると保持トルクが減少することを利用しトルク制御を改善した.本研究ではロータの接線弾性を考慮したモデルによりこの現象を理論的に解析した.その結果,ロータの弾性パラメータによって保持トルクが変化することが明らかになった.</p>...

    DOI

  • ムソビシの時代:1821年−1842年のシャムによるクダー占領期(part.2)

    黒田, 景子 鹿児島大学総合教育機構紀要 4 27-46, 2021-03

    ...ナコン軍の反撃によりこの反乱も鎮圧されたが、首都のラーマ3世王は南部の状況が首都に伝わらず、情報収集により南部の国主たちが禁制のアヘン交易にかかわっていること、意図的に情報を提供しないことに不快感を示した。 その後1839年にノーイが急死したため流れが変わった。シャム中央は仏教徒によるクダーのマレームスリム支配を諦めた。クダーは分割統治された上で、クダースルタンの親族とスルタンの復帰がかなった。...

    HANDLE Web Site

  • 多人数遠隔コミュニケーションにおける肯定的感情表出支援の効果と支援適用タイミングの決定

    二瓶 芙巳雄, 田口 和佳奈, 中野 有紀子, 深澤 伸一, 赤津 裕子 情報処理学会論文誌 62 (2), 761-771, 2021-02-15

    ...することによる議論活性化の効果に着目し,次の3つの課題に取り組んだ;1) 肯定的な感情を適切なタイミングで人工的に表出することによる議論の活性化効果の検証,2) 肯定的な感情を表出すべきタイミングの推定手法の提案,3) 推定されたタイミングの有用性の検証.はじめに肯定的な感情を人工的に表出するツールを使用する状況での議論を収録し,収録したデータを分析することで,利用者が適切なタイミングでツールを使用することにより...

    DOI 情報処理学会

  • 健康長寿のための音声の維持

    平野 滋, 杉山 庸一郎, 金子 真美, 椋代 茂之 日本耳鼻咽喉科学会会報 124 (1), 11-13, 2021-01-20

    ...声帯も例外ではなく, 加齢や声帯酷使により声帯粘膜内の活性酸素が増加すること, また抗酸化剤の投与によりこれを予防し, 声帯の維持に有効なことを示した. 声帯の萎縮が生じてしまった場合, 呼気と共鳴を最適化する適切な音声治療によりある程度の改善が期待できる. 塩基性線維芽細胞増殖因子は, 萎縮した声帯粘膜内のヒアルロン酸産生を促進することで, 声帯の再生を促すことが可能である....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献12件

  • 亜鉛ガラス含有カプセル型グラスアイオノマーセメントの象牙質接着強さ

    長沢 悠子, 江田 義和, 松本 篤樹, 中嶌 裕, 日比野 靖 日本歯科保存学雑誌 64 (2), 141-155, 2021

    ...また, ケアダインZIF-Cは重度唾液汚染によりコントロールよりも有意に大きい接着強さを示し (p<0.05), ビューティフィルフロープラスX F03は重度唾液汚染によりコントロールよりも接着強さが有意に減少した (p<0.05). コンポジットレジンは, 重度唾液汚染後あるいは脱灰と重度唾液汚染とした条件で, コントロールと比較してWeibull係数の減少が認められた....

    DOI 医中誌

  • 砂地走行時のタイヤ特性と走行性能に関する研究

    渥美 健夫, 西川 耕史, Munday Raymond 自動車技術会論文集 52 (6), 1329-1334, 2021

    ...従来の車輪速および車体速度の測定に加えて、開発したタイヤ位置における駆動力計測方法によりこれらの関係性の解析が可能となった。砂地の特性とその特性を踏まえて走行について考察した結果を報告する。...

    DOI

  • O8-3 歩行時の左右動揺に対して膝立ち位の運動療法が有効であった大腸がん多発脊椎転移の一 例

    橋本 純平 関東甲信越ブロック理学療法士学会 40 (0), 48-, 2021

    ...<p>【はじめに】大腸がんの多発脊椎転移により,易疲労性と歩行時の左右同様が顕著であった症例に対し,歩行自立と自宅退院を目標に介入した.多発脊椎転移によりコルセット着用となり体幹動作が制限されている中,禁忌姿位を考慮し膝立ち位の運動療法を実施した.実施後の有害事象は無く,歩行能力が改善し自宅退院へ至ったため報告する.</p><p>【倫理的配慮】ヘルシンキ宣言に基づき,対象者に説明し同意を得た....

    DOI

  • ドキソルビシン誘発心筋症に対する予防薬探索を目的としたドラッグリポジショニング研究

    西内 栞, 斎藤 広海, 新村 貴博, 座間味 義人, 合田 光寛, 八木 健太, 相澤 風花, 濱野 裕章, 石澤 有紀, 石澤 啓介 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 2-P-H-7-, 2021

    ...FAERS解析によりこれらのうち3剤でDox誘発心筋症の報告オッズ比が減少する傾向が認められた。in vivoの検討において、Doxの投与によって上昇した心筋組織のIL-1b, IL-6およびBax/Bcl-2 mRNA発現比が予防薬候補の併用によって減少する傾向が認められた。...

    DOI 医中誌

  • 矢板設置時の基盤変状と浸透流の局所化に着目した河川堤防のパイピング進展メカニズム

    伊神 友裕, 前田 健一 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_127-I_132, 2021

    ...その結果,模型実験では矢板の設置により堤内地の噴砂の発生自体を抑えることは難しいものの,漏水流量を半減させるなど基礎地盤の変状が抑えられ,パイピング孔貫通を遅延させる効果があることが分かった.また,堤体下のパイピング孔の進展を模擬した浸透流解析から,堤外側からパイピング孔先端に向けて流速の大きな浸透流が直接作用することがパイピング孔貫通による破堤のトリガーの1つであることが明らかになり,矢板の設置によりこの...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献1件

  • 音声入力によりコントロール可能なマルチモーダル演奏システム

    大谷 泰斗, 大淵 康成 映像情報メディア学会技術報告 41.12 (0), 273-274, 2021

    本稿では,ギター演奏に用いるエフェクトパラメータを音声入力によりリアルタイムに操作し,そのコントロール値に応じて色情報をフィードバックするマルチモーダルな演奏システムを提案する.本研究はライブ演奏において情報処理技術を用いることにより,音楽表現を拡張することを目的とする.音声入力より音量や音高といった音響特徴量を抽出し,エフェクタの切り替え,エフェクトパラメータの操作に用いる.また,操作結果に応…

    DOI

  • MOPr-DOPrヘテロ二量体の疼痛制御における創薬標的としての可能性と意義

    藤田 和歌子 日本薬理学雑誌 156 (3), 134-138, 2021

    ...低分子化合物(CYM51010)などが報告されており,これらはモルヒネと同程度の鎮痛効果を有するとともに,モルヒネと比較して鎮痛耐性を形成しにくいことも明らかにされた.ヘテロ二量体を標的することが,副作用の少ない新規治療薬開発戦略の一つとして期待される.ところがその一方で,MOPr-DOPrヘテロ二量体は,副作用の一つであるモルヒネ鎮痛耐性形成に関与するとも報告されている.すなわち,モルヒネの反復投与によりこの...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献56件

  • 変異シグネチャーから見た発がん

    石川 俊平 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), S20-2-, 2021

    ...これによりこれまで疫学調査やアンケート等によってしか明らかにすることが難しかった患者の過去の発がん要因の暴露歴や生活歴が、がんゲノムの解読というシングルポイントの測定によって定量的に解析することが可能である。...

    DOI

  • 排卵刺激後のINSIG消失に伴うSREBPの転写活性亢進は排卵に必須である

    中西 寛弥, 藤内 慎梧, 山岡 愛実, 岡本 麻子, 川合 智子, 島田 昌之, 山下 泰尚 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), AW-1-AW-1, 2021

    ...Fato投与により排卵数と黄体数が減少し,P4の追加投与によりこれらが回復した。以上から,排卵刺激後のINSIG消失に伴うSREBPの活性化がCho新規合成とP4産生,排卵に重要であることが明らかとなった。</p>...

    DOI

  • ディープニューラルネットワークを用いたコンクリート橋における変状箇所検出の一検討

    平田 憲嵩, 中村 和樹, 和泉 勇治, 子田 康弘 AI・データサイエンス論文集 2 (J2), 568-577, 2021

    ...効率化や新技術の導入が喫緊の課題である.近年,土木分野においても,機械学習の 1つであるディープニューラルネットワーク(DNN)を適用することは,点検効率化を実現する有効な手法として考えられる.本研究では,機械学習として DNNを適用したコンクリート橋の変状検出器となる学習モデルを構築する.学習モデルは福島県が実施した道路橋点検結果の状況写真をトレーニングデータとし,構築される学習モデルは交差検定法により...

    DOI

  • 震災復興事業の評価と地域コミュニティ再生の課題

    原野 三男, 松谷 達馬, 髙橋 清隆, 嶋田 圭 農業農村工学会誌 89 (5), 323-326,a1, 2021

    ...一方で地域コミュニティの状況は,「震災前の水準に回復」以上と「震災前の水準には回復していない」以下の状態が半々であり,地域によりコミュニティの回復に差があることが明らかとなった。</p>...

    DOI

  • 低エネルギーと高ダイバーシティの調和による持続可能な経営システム

    川中 孝章, 山下 洋史 21世紀における持続可能な経済社会の創造に向けて 1 (3), 1-8, 2021

    ...本研究では、このような「低エネルギーと高ダイバーシティ」の研究視座と、それらの間に横たわるトレードオフ問題について述べるとともに、シャノン・エントロピーを発展させた数理モデルによりこの問題を記述し、その特徴を説明する。</p>...

    DOI

  • コロナ禍におけるオンライン学習評価

    エップ デニース 薬学教育 5 (0), n/a-, 2021

    ...<p>著者の所属する薬科大学を含む国内の多くの大学では,コロナ禍で急遽実施されたオンライン講義の準備不足によりコミュニケーションや教育上の問題が発生した。教員は教科書に基づいた内容を一方的に視聴させる形式をとりがちになり,その結果多くの学生がやる気を失い,学習成果の乖離と教育/学習バランスの不均衡につながった。...

    DOI

  • 足摺宇和海国立公園周辺海域における沿岸生態系の利用・保全状況とサンゴ群集・海藻藻場の分布

    阿部 博哉, 三ツ井 聡美, 鈴木 はるか, 北野 裕子, 熊谷 直喜, 山野 博哉 日本サンゴ礁学会誌 23 (1), 1-19, 2021

    ...本研究では,対象域で優占する造礁サンゴと大型海藻に着目し,潜水調査により分布を把握するとともに,関係者への聞き取り調査や行政文書の解析等によりこれらの生物資源が地域でどのように利用・保全されているかを整理することを目的とした。調査の結果,実際にサンゴが分布する海域と観光利用や保全活動が実施されている地域が異なることがあり,空間的なギャップが生じていることが示された。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献23件

  • 私たちのライフスタイルと辺縁系(mesocortico-limbic system)

    仙波 恵美子, 上 勝也 自律神経 58 (1), 25-31, 2021

    ...<p>情動を,行動や自律神経反応に転換する脳メカニズムとして辺縁系が重要な働きを担っているが,慢性痛や慢性ストレスの状態ではこのシステムが機能不全に陥り,様々な精神身体症状を引き起こす.運動によりこれらの症状は改善するが,我々は,そのメカニズムとして脳報酬系が活性化されるとともに,扁桃体基底核内側部の側坐核に投射するglutamateニューロンが活性化されること,扁桃体中心核のGABAニューロンの活性化...

    DOI 医中誌

  • COVID-19がコネクティッド・メディスンの利用意向に及ぼす影響 ―医療におけるICT・MaaSの活用可能性―

    相馬 佑成, 小松崎 諒子, 安藤 慎悟, 谷口 守 土木学会論文集D3(土木計画学) 77 (2), 113-122, 2021

    ...コネクティッド・メディスンの導入が進められている.また,COVID-19流行下では感染リスク軽減の効果から積極的な活用が期待される.そこで本研究では,独自のアンケート調査から得たCOVID-19流行前後でのコネクティッド・メディスンの利用意向の変化及びその要因を分析した.その結果,1) コネクティッド・メディスンの利点として通院や待ち時間が不要になること,欠点として診断の正確性が挙げられること,2) COVID-19流行により...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 京丈山ワナバノ第一洞の九州産ツキノワグマ個体の特徴

    北村 直司 哺乳類科学 61 (2), 261-271, 2021

    ...九州山地京丈山ワナバノ第一洞から,ツキノワグマ頭骨標本が産出している.この標本(以下,京丈山標本)については,すでに年代測定および遺伝形質の調査結果が報告されている.2013年,筆者は,この洞穴を再発見・再調査し頭骨を除くほぼ全身のクマ類の体骨格を採取した.大腿骨の放射性炭素年代測定の結果,暦年較正年代は紀元前175年~紀元前42年であった.これは弥生時代前期に相当する.年代測定結果および形態の検討によりこれらの...

    DOI Web Site

  • 福島原発事故由来の放射性セシウムの大気中での挙動:放出、沈着、再浮遊

    梶野 瑞王 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 15-, 2021

    ...<p>観測とモデルによりこれまで明らかにされた、2011年3月における放射性セシウムの一次放出、輸送、沈着プロセスについて、湿性沈着メカニズム、水溶性担体粒子と不溶性担体粒子の動態の違い、モデルの不確実性と今後の課題、に着目して発表する。...

    DOI

  • 光音響イメージングを用いた多波長解析による皮膚光老化メカニズム解明のための基礎的検討

    竹嶋 悠菜, 浪田 健, 近藤 健悟, 山川 誠, 椎名 毅 生体医工学 Annual59 (Abstract), 576-576, 2021

    ...に行われていない.そこで本研究では,非侵襲で<i>in vivo</i>計測が可能な光音響イメージングにより,より詳細なメカニズムの解明をめざすこととした.超音波の分解能を有するAR-PAMを使用し,可視領域において,光老化の程度が異なるヒト皮膚サンプルの光音響計測を行った.パルス光を脱気水で満たされた水槽を介して試料に照射し,試料からの光音響信号をトランスデューサにより検出した.切片の病理染色像により...

    DOI

  • 構造物の変形状態考慮による超弾性体の材料物性同定手法の提案

    岩田 智行, 山田 貴博, 藤原 基英, 井畑 知明, 岡田 和也 土木学会論文集A2(応用力学) 77 (2), I_163-I_170, 2021

    ...すべてを精度よく表現することが困難であることが知られている.また,実際の構造物の応力解析で現れる応力状態は,標準的な材料試験でデータを取得している範囲に留まっておらず,結果として応力解析が構造物の実験結果を精度良く表すことができないことも多く経験されている.そこで本研究では,応力解析で現れる変形状態分布を考慮して材料定数を同定するという重要度評価を取り入れた新しい材料定数の同定手法を提案し,数値計算によりこの...

    DOI Web Site 参考文献3件

  • 浮遊・掃流運動をする砂粒子速度の計測と,粒子速度と流速分布との関係

    溝口 敦子 土木学会論文集B1(水工学) 77 (2), I_613-I_618, 2021

    ...<p> 流砂に関する実験的研究は,1980年代ごろまで活発に行われ,その知見を集積してきた.その後は,その知見を利用した解析を利用した研究が増えている.解析技術の発展により詳細な解析による流砂機構の検討は継続される一方で,混合粒径の取り扱いなど素過程の課題が解決されないまま簡便な方法で利用されているものも多い.本研究では,画像計測技術の向上によりこれまで計測が難しかった流砂が存在する場での流速と流砂動態...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 距離変動による効率変化を低減するMHz帯磁界結合型無線給電

    市川 勝英, 杉山 由一, 城杉 孝敏 電子情報通信学会論文誌B 通信 J104-B (1), 32-41, 2021-01-01

    ...MHz帯無線給電はコイルのQ値が高く取れることから,コイルの直径程度の伝送が可能であり伝送距離に優れるといわれている.しかし,コイル間距離によりコイルのインピーダンスが大きく変動するため,整合がとれず効率が低下してしまい必要な伝送距離範囲が得られない課題があった.本論文は,送電アンプの高調波を抑圧するLPFや,受電コイルと後段の整流回路との整合を図る整合回路のインピーダンス特性を用いて距離変動による...

    DOI

  • ライフテクノロジー学

    冬木 正紀 畿央大学紀要 = Bulletin of Kio University 17 (2), 1-9, 2020-12-31

    ...人工筋肉と人工知能をそのキーテクノロジーとして、医工連携によりこの新しい学問の開拓が始まっている。本稿ではその現状を解説する。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • 潤滑油分析及び機械学習を用いた状態監視手法の提案

    相原 涼馬, ファマキンワ アヨ, 澁谷 忠弘 安全工学 59 (6), 416-423, 2020-12-15

    ...,船舶用ディーゼルエンジンを対象として,潤滑油分析と機械学習アルゴリズムに基づく状態監視保全手法について検討した.実際に定常運航する大型船舶から潤滑油を採取,分析することにより摩耗に関連する元素濃度のデータを取得した.そのデータに対し,機械学習の一種であるガウシアングラフィカルモデルを適用することにより,先行研究同様に油内のFe 濃度に着目することに加え,油内のその他の元素との関係性に着目することによりこれまでの...

    DOI Web Site

  • 界面前進凍結濃縮法による巨峰果汁濃縮とそれを用いたワイン製造

    宮脇 長人, 表 千晶, 小栁 喬, 笹木 哲也, 武 春美, 松田 章, 田所 佳奈, 三輪 章志 日本食品工学会誌 21 (4), 171-177, 2020-12-15

    ...であることがわかった.凍結濃縮果汁を発酵させて巨峰ワインを試作した結果,アルコール濃度は17.1 vol-%となり,補糖を必要とせず,十分に高いアルコール濃度が得られることがわかった.巨峰ワインの有機酸分布は,発酵により一部の有機酸が増加,香気成分分析においては,発酵により原果汁香気成分のいくつかは消失し,これに代って,発酵生産物が大きく増大したものの,全体としては巨峰香気成分を十分保持しており,本方法によりこれまでにない...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 参考文献24件

  • 思春期特発性側弯症と非特発性側弯症における骨密度・骨代謝マーカーの比較とCobb角に影響する因子の検討

    藤田 有紀, 和田 簡一郎, 浅利 享, 田中 直, 熊谷 玄太郎, 石橋 恭之 Journal of Spine Research 11 (11), 1296-1302, 2020-11-20

    ...<p>思春期特発性側弯症(I群)62名,非特発性側弯症(N群)34名を対象に,Cobb角,骨密度,骨代謝マーカーを測定・比較しCobb角に関連する因子を検討した.Cobb角は両群ともに腰椎BMDと負の相関を,I群では骨代謝マーカーと正の相関を認めた.側弯症の進行に骨量減少・高回転型骨代謝の関与が示唆され,今後縦断研究によりこれらが進行予測に有用かを検討したい.</p>...

    DOI 医中誌

  • 各種ミネラルウォーター類における全有機炭素(TOC)の測定条件の検討と妥当性確認

    櫻木 大志, 鈴木 昌子, 大野 浩之 食品衛生学雑誌 61 (5), 206-209, 2020-10-25

    ...類には,炭酸含有の有無,硬度の高低などさまざまな製品がある.炭酸を含有しないミネラルウォーターは硬度の高低にかかわらず,水道水と同様の測定条件で妥当性が確認された.しかし,炭酸を含有し硬度が中硬度,高硬度の2種類のミネラルウォーターは正確な測定ができなかった.そこで,試料から炭酸を効率的に除去する条件を検討した.測定条件の通気時間を長くし,塩酸の添加率を上昇させることで,無機炭素の影響を抑えることによりこの...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか3件 被引用文献1件

  • LSTMを用いた不審なWebアクセスの検出

    中前, 諒哉, 青木, 茂樹, 宮本, 貴朗 コンピュータセキュリティシンポジウム2020論文集 955-962, 2020-10-19

    ...Webアクセス履歴から,ドメインなどの7種類の単語によりコーパスを作成する.作成したコーパスをWord2vecで学習して単語ベクトルとし,単語ベクトルを基に算出する値や受信バイト数などの10種類の特徴量を抽出する.抽出した特徴量の時系列データをLSTMで学習し,リファレンスデータとする.検出対象のWebアクセスログに対しても同様に特徴量を抽出し,リファレンスデータと比較して予測値の差がしきい値以上の...

    情報処理学会

  • 視聴回数とサムネイルの設計との関係のベイズ統計による解析

    水谷 亘, 穴田 啓晃 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 323-324, 2020-09-18

    ...<p>YouTube等の動画共有サービスではチャンネル毎に各動画のサムネイルが並べられている.各動画の視聴回数は,動画の内容のみならず,サムネイルで使われている文字のフォントや背景の色,また文字とフォントのレイアウト等が関係していると考えられる.本稿では,事前分布と尤度から事後確率を求めるベイズ統計の手法によりこの関係を分析した結果を報告する.</p>...

    DOI

  • 単方向指向性28GHz帯スロットアンテナの開発

    山本 駿佑, 井出 卓弘, 金谷 晴一 電気関係学会九州支部連合大会講演論文集 2020 (0), 239-239, 2020-09-18

    ...また、将来的なIoTデバイスの普及や自動運転技術の進歩などによりこれからもデータトラフィック量が増加することが予想される。これらの通信量の増加に備えるために重要視されている技術が、次世代の通信規格である5G通信である。5G通信で利用される周波数帯のうち、28GHz帯は多くの情報量を送受信できるため注目されている。...

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  • コードレビューを通じたSelf-Admitted Technical Debtの追加・削除に関する実証的研究

    西川, 諒真, 亀井, 靖高, 佐藤, 亮介, 鵜林, 尚靖 ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2020論文集 2020 14-22, 2020-09-03

    ...Self-Admitted Technical Debt(SATD)とはプロジェクトにおける最適ではない開発状態を示す技術的負債の中の一種であり,開発者がコメントを用いてソースコード上へ自発的に言及した技術的負債のことを指す.技術的負債は長く放置すると処理にかかるコストが増大する傾向を持つため,適切に管理することで蓄積を防ぐ必要がある.技術的負債の蓄積を防ぐための手段として,コードレビューによりコード...

    情報処理学会

  • 温度変化による3D-TLC-NANDフラッシュメモリの信頼性評価

    胡, 泊洋, 小林, 和淑 DAシンポジウム2020論文集 2020 122-126, 2020-08-31

    ...本稿では 3D (3次元) TLC フラッシュメモリの信頼性問題として,書き込み回数の増加によって引き起こされた酸化膜の劣化による読み出しエラーと書き込みと読出し温度の変化による読み出しエラーの実測評価を行った.フローティングゲート型およびチャージトラップ型の商用チップを用い,恒温槽内で,温度を制御し,実測によりこれらの影響を評価した.ランダム値や ALL0 などのデータパタンを多数回書き込み,恒温槽...

    情報処理学会

  • スウェーデン救貧連盟とその諸活動(5・完)

    石原 俊時 経済学論集 83 (1), 2-54, 2020-05-01

    ...な圧力団体として注目されてきた.また,その児童福祉に関わる活動も,スウェーデンの児童福祉の発展に重要な役割を果たしたことが知られている.しかし,このように活動の一部に関心が集中する一方で,そもそもこの団体が如何なる課題をもち,どのような活動を展開したのかを検討する作業は十分行われてこなかった.そこで,本稿では,担った課題や活動の展開を万遍なく把握することを通じて,この団体の全体像を明らかにし,それによりこの...

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  • 地球の比重層構造を体感する教材の改良

    山本 順司, 徳永 彩未, 朝日 啓泰, 小田嶋 元哉, 阿部 太郎 地学教育 72 (4), 115-128, 2020-04-30

    ...があった.そこで本研究では,当該教材の水銀を粉末状ステンレスで代替する改良を施した.この改良措置の効果をアンケート調査により評価したところ,有用度は高いままであり低下は認められなかった.しかし,当該教材使用直後に触覚的に木材や金属等の比重を体感する吊り下げ教材を使用すると,吊り下げ教材の有用度が低下することがわかった.複数種の感覚教材を組み合わせる場合には,それぞれから得られる感覚情報を調和させることによりこの...

    DOI Web Site

  • コーディング規約違反メトリクスに基づきソフトウェア変更に対して不具合混入を予測する手法

    名倉 正剛, 田口 健介, 高田 眞吾 情報処理学会論文誌 61 (4), 895-907, 2020-04-15

    ...プロジェクトデータの分析が必要であり,変更が十分に実施された後でないと適用が難しい.プロジェクトに依存せず不具合混入に関連するメトリクスであれば,予測対象プロジェクトと異なるプロジェクトデータの学習により,対象プロジェクト自体のプロジェクトデータの分析の必要なく不具合予測を実施できる.我々はそのようなメトリクスとして,コーディングスタイルに対する規約違反に基づくメトリクスに着目した.本研究では,予備実験によりこの...

    DOI 情報処理学会

  • メルケプストラムを加工した音声の音質を計測する知覚モデルの開発と評価

    小川 樹, 森勢 将雅 電子情報通信学会論文誌D 情報・システム J103-D (4), 205-214, 2020-04-01

    ...されるようになった.声質変換技術の普及により,音声の加工も誰でも手軽に行えるようになった.音声の加工には,音の3要素と呼ばれる「大きさ」,「高さ」,「音色」をそれぞれ加工する方法が広く用いられている.大きさや高さは,音圧レベルや基本周波数を加工するため,加工の結果の予測が容易である.しかし,音色の加工は,加工に伴う劣化の予測が困難という問題点がある.本研究では,音声の音色加工に伴う劣化を計測する知覚モデルによりこの...

    DOI

  • 高炉スラグ細骨材を用いたモルタルの再養生によるひび割れ修復特性

    橋本 涼太, 尾上 幸造 Cement Science and Concrete Technology 73 (1), 214-221, 2020-03-31

    ...<p>本研究では、高炉スラグ細骨材(BFS)がその潜在水硬性によりコンクリートのひび割れ修復に寄与するかどうかを検証することを目的として、曲げひび割れを導入したBFSモルタルと普通モルタルを対象に、水中および飽和水酸化カルシウム水溶液中での再養生、通水試験、およびひび割れ内部の顕微鏡観察を実施した。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • 豪州のICT Literacy調査の方法の変遷に関する研究

    小柳 和喜雄 次世代教員養成センター研究紀要 6 193-197, 2020-03-31

    ...本研究は,コンピュータを用いた児童生徒(6年生と10年生)の ICT Literacy調査を2005 年から国レベルで3年に一度5回抽出で行ってきた豪州の取り組みを取り上げている.最新の2017年に行われた調査では、カリキュラムの改訂によりこれまでと異なるICT関連の教育目標が追加された移行期の調査であった。これにより5回目の調査から新たにアセスメントフレームワークも改訂された。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • ARDF競技大会向け競技情報処理システムの開発

    川上, 寛弥, 田村, 亮太, 中島, 潤 第82回全国大会講演論文集 2020 (1), 61-62, 2020-02-20

    ...本稿では,ARDF競技大会向けのクラウドサービスを利用して集計作業等をオンラインで行うことによりこれを解決し,大会関係者に競技速報をリアルタイムで提供できるシステムを開発し,北海道において開催された全国大会において有効性を確認したので報告する。...

    情報処理学会

  • 霊長類の歯牙内部における微細構造の非破壊的可視化

    佐々木 智彦, 清水 大輔 SPring-8/SACLA利用研究成果集 8 (1), 71-74, 2020-01-22

    ...しかし、現在のところ破壊的な観察方法しか存在しないため、CT 撮影によりこれが非破壊的に観察可能かどうかを調べた。二次象牙質はその境界を明瞭には観察できなかったが、セメント質の層構造は、個体によっては、観察することができた。実験後の被写体を従来方法で観察し、今回の結果と比較することにより、従来から観察されてきた層構造と同一のものを、非破壊的に観察できていることが確認された。...

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  • 手賀沼における樹林化による埋積が引き起こす洪水氾濫発生の可能性

    小室 隆, 山室 真澄 日本地理学会発表要旨集 2020s (0), 164-, 2020

    ...2019年には台風19号(Hagibis:ハギビス)により東京都と神奈川県の県境でもある多摩川が田園調布(上)観測所において氾濫危険水位(8.4 m)を超え,最大で10.77 mまで上昇し,東京都側では二子玉川,神奈川県側では溝の口や武蔵小杉では被害が生じた.また,神奈川県の相模川では城山ダムが建設以来,初めて緊急放流を行い、下流域での被害が懸念された.相模川の下流域は深刻な樹林化が生じており,緊急放流によりこれらの...

    DOI

  • 2モータEV システム技術の検討 (第2報)

    中澤 輝彦, 日下部 誠, 長田 育充, 日比野 良一, 鳥居 靖広 自動車技術会論文集 51 (4), 681-686, 2020

    ...二つの既存モータと遊星歯車を組み合わせた大型EV用駆動システムの制御手法を提案する.システムの出力トルクと二つのモータの回転数差を目標値とし,二つのモータを協調制御できるように,モデルベースによりコントローラを創出した.その結果,駆動力にショックを生じることなくモード切替え等の動作が可能となった....

    DOI

  • 熊本県における特別養護老人ホームの立地と災害について

    高木 亨 日本地理学会発表要旨集 2020a (0), 108-, 2020

    ...</p><p></p><p> 過去の災害を振り返っても、水害や土砂災害などによりこうした福祉施設において死傷者を発生させる被害が発生している。2009年7月中国・九州北部豪雨では、山口県防府市内の特養ホームで入所者7人土石流によって死亡している。2010年の奄美大島での豪雨災害では、グループホームが水没し入所者2名がなくなっている。...

    DOI

  • 空間視知覚と視覚誘導性行動を支える神経回路メカニズム

    竹内 遼介, 小坂田 文隆 日本薬理学雑誌 155 (2), 99-106, 2020

    ...<p>動物は感覚器官を通して得た周囲の環境情報を統合し,状況に応じて適切な行動を選択する.特に,私たちヒトを含む哺乳類において視覚は生存に重要であり,多くの行動判断を視覚系から得られる情報に依存している.視覚系が処理する情報量は膨大であるが,我々の脳は並列・階層的な処理によりこの情報を瞬時に処理する.その結果として,我々はいとも簡単に周囲の状況を把握し,次に取るべき行動を絶え間なく選択することができる...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 被引用文献1件 参考文献52件

  • 皮質への経頭蓋直流電気刺激(tDCS)による網膜連続電気刺激の応答に対する影響

    中野 由香梨, 寺澤 靖雄 生体医工学 Annual58 (Abstract), 261-261, 2020

    ...人工視覚では、連続的に刺激を与えるとフォスフェンが見えにくくなることが知られているが、我々はtDCSによりこれが軽減できないかと考えた。本研究では、tDCS前後の網膜への連続電気刺激を評価した。【方法】ウレタン麻酔下のNormalラット(n = 3)の右側視覚皮質を露出させ、皮質に導電性ゲルを通じ陽極tDCS(0.1 mA、10 min)を印加した。...

    DOI

  • 医療的ケア児と家族へのインクルーシブな支援

    三上 史哲, 松本 優作, 植田 嘉好子, 笹川 拓也, 村下 志保子, 江田 加代子 日本重症心身障害学会誌 45 (1), 119-122, 2020

    ...Ⅰ.はじめに 医療的ケア児は全国に約1.8万人いると推計され1)、新生児医療の進歩等によりこの10年間で2倍に増加している。医療的ケア児に明確な定義はなく、医療的ケアをどの範囲までと捉えるかによって、推計値も若干異なってくる2)。厚生労働省による資料では、医療的ケア児とは喀痰吸引や人工呼吸器、経管栄養などの医療的ケアを常時必要とする児童3)と説明される。...

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  • EDTAを用いる極性反転型電気透析によるコバルトとニッケルイオンの分離

    髙橋 博, 高橋 佳澄実, 藤田 一輝, 西出 勉 日本イオン交換学会誌 31 (1), 9-15, 2020

    ...<p>EDTA(エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム)存在下において極性反転型電気透析法(ED-R)によりコバルトとニッケルイオンの分離を行った。通常の電気透析(ED)を行った場合,ニッケルイオンとコバルトイオンの膜透過速度にはほとんど差がなく,イオン交換膜の選択性のみでは両金属種の分離は困難であった。...

    DOI Web Site 参考文献16件

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