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検索結果 2,704 件

  • ブロッコリー根こぶ病対策の意思決定支援ツールの開発・実装―島原雲仙地域における根こぶ病発生の実態と対策の検証―

    大林 憲吾, 小池 聡, 田中 慶輔, 西崎 昌宏, 石津 直彦, 栗澤 傑, 楠本 亮也, 柳井 瑞帆, 渡邊 亘, 向島 信洋, 大川 英敏, 林 和昭 農業情報研究 33 (1), 44-58, 2024-04-01

    ...が,情報を共有しながら,営農指導員による根こぶ病対策指導の下,対策を実施することが可能である.見える化ツールの導入により,生産者の60.9%が見える化ツールの情報と営農指導に基づいた対策実施を意識するようになった.その結果,部会全体の2年間において,薬剤購入量が33.6%減少,石灰資材購入量が41.2%増加,おとり植物種子購入量が591.3%増加し,ツールの導入効果が示唆された.また,圃場内における...

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  • RIイメージングで植物体内の物質動態を見る

    杉田 亮平 RADIOISOTOPES 73 (1), 101-107, 2024-03-15

    ...<p>植物体内における養分の分配は作物の生産量や食味に大きく関わるため,養分分配に関する知見は農業の発展に重要である。一方で植物体内での元素の輸送・蓄積などの動態は常に変化するため解析が難しく,元素の動態や分配制御のメカニズムはいまだ不明な点が多い。これらのメカニズムを解明するにあたり,植物を生きたままの状態で解析することが有効であり,RIを用いたライブイメージングは強力なツールである。</p>...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 0.1 kGy以下のガンマ線照射によりDNA中に生成する5,6-dihydrothymidineの高感度定量法の開発

    藤原 拓也, 福井 直樹, 古田 雅一, 高取 聡 RADIOISOTOPES 73 (1), 35-46, 2024-03-15

    ...この方法を用いて、殺菌を目的とした比較的高線量(≥0.5 kGy)の照射履歴を動物性食品および植物性食品の双方において検出することが可能である。一方、検疫処理や発芽抑制を目的として照射された比較的低線量(<0.5 kGy)の食品を検出するには、線量の低下に伴いDHdThdの生成量が少なくなるためより高い感度を要する。...

    DOI Web Site 参考文献14件

  • LC-TOF-MSによる植物性自然毒の迅速一斉分析法の確立

    佐藤 秀樹, 河野 嘉了, 田中 志歩, 常松 順子, 松永 美樹, 宮尾 義浩, 中牟田 啓子 食品衛生学雑誌 65 (1), 7-14, 2024-02-25

    ...<p>有毒植物による食中毒を想定し,LC-TOF-MSを用いた植物性自然毒16成分の迅速一斉分析法を確立した.試料に水–メタノール(1 : 9)および<i>n</i>-ヘキサンを加え,ホモジナイズ抽出後に遠心分離し,精製操作を行わずにLC-TOF-MSで測定し,モノアイソトピックイオン[M+H]<sup>+</sup>(<i>m/z</i>)を用いた定性分析および定量分析を行った.カレーを用いた添加回収試験...

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  • セルロースナノファイバーを活用した新規農業資材

    林 優衣 紙パ技協誌 78 (2), 112-115, 2024

    ...安定した食料生産と持続性の両立のため,植物病害による農作物の損失を抑制でき,かつ環境負荷の小さい資材の開発が必要とされている。植物由来の新素材であるセルロースナノファイバー(CNF)は幅100 nm以下,アスペクト比100以上の極微細な繊維である。当社では,水中対向衝突法にて製造したCNF(ACC-CNF)を用いた新規農業資材:nanoforest-S【アグリ】を開発した。...

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  • 農業・食品廃棄物由来セルロースナノファイバーのピッカリングエマルション乳化安定剤への展開

    金井 典子, 川村 出 Oleoscience 24 (5), 191-195, 2024

    ...植物細胞壁に含まれる高結晶性のセルロースをナノメートルサイズにサイズダウンしたセルロースナノファイバー(CNF)は,水中油滴型エマルションの天然由来の乳化安定剤として使用できる。現在,CNF原料として広く木材パルプが利用されているが,農業・食品廃棄物由来のCNFは木材由来と同等の品質でCNFが得られるため,廃棄物資源のアップサイクルが可能である。...

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  • 幼児期における自然体験としての栽培活動を支えるために

    高岡 昌子 奈良学園大学紀要 16 203-208, 2023-12-27

    ...また馬場 (2020) では、 植物とのふれあいが子どもたちのストレスの軽減につながると述べている。 しかし近年では土の地面の園庭のない保育施設も増え、 経済的事情や働き方改革で栽培活動や飼育活動も縮小せざるをえない園も増えてきた。...

    機関リポジトリ

  • ヒトツバイチヤクソウのレクトタイプ選定とその採集地についての注記

    首藤 光太郎, 黒沢 高秀, 加藤 克, 高橋 英樹, Grabovskaya-Borodina A. 植物研究雑誌 98 (6), 285-292, 2023-12-20

    ...Makino と比べ極端に縮小した葉をもつ.本種のレクトタイプは,北海道の “Sigi-nope” で採集されたコマロフ植物学研究所(LE)の標本が選定され,LEにはレクトタイプおよびアイソレクトタイプが存在する.アイソレクトタイプはキュー王立植物園(K),ハーバード大学 (GH),ミュンヘンのバイエルン州植物学標本館(M),フランス国立自然史博物館(P)にも合計5枚存在する.これらの再同定を行ったところ...

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  • 【ミニレビュー:第10回応用糖質フレッシュシンポジウム】ナノセルロースにおける蛍光顕微鏡を用いた可視化技術の応用

    田川 聡美 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 13 (4), 203-207, 2023-12-20

    ...<p>ナノセルロースとは,植物のセルロース繊維をナノスケールに微細化した素材で,高機能で持続可能な材料として注目を集めている.一口にナノセルロースといっても,その形態は様々である.ナノセルロースの形態は材料機能と密接に関わりがあることから,その形態情報は材料設計において重要な知見となる.ナノセルロースの形態は一般に透過型電子顕微鏡や原子間力顕微鏡などの高分解能の顕微鏡を用いて評価されるが,アスペクト...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 植物エキス配合マウスウオッシュによる歯肉炎及び口臭の改善効果

    服部 幸治, 渡邊 明子, 髙木 寛, 堀田 直和, 八代 洋一, 後藤 亮真, 澤田 憲孝, 山本 弦太, 三谷 章雄, 長谷川 靖司 日本補完代替医療学会誌 20 (1), 1-8, 2023-10-31

    ...液体製剤であるマウスウオッシュは,口腔内全体に行き渡ることから,ブラッシングをサポートするアイテムとして有益である.本研究では,効果的なマウスウオッシュの開発を目的に,有用な植物成分の探索とその作用について検討した.その結果,オオムギ,ラフマ,ジュンサイの熱水抽出物の混合物(植物エキス)は,歯周病原細菌である<i>Porphyromonas gingivalis</i>由来のlipopolysaccharide...

    DOI Web Site Web Site 参考文献11件

  • 日本新産のタイ類<i>Tetralophozia setiformis</i>(ハバヒロフサアイバゴケ)

    天本 匡宥, 井上 侑哉 植物研究雑誌 98 (3), 119-123, 2023-06-20

    ...Schljakov (ハバヒロフサアイバゴケ,新称)を確認したので報告する.本種は,日本に分布している<i>T. filiformis</i> (Steph.) Urmi(フサアイバゴケ)に似ているが,葉裂片は幅広い三角形で,裂片の縦の長さが幅の長さの2倍より短い点, 葉身細胞のトリゴンが不明瞭な点,発達した植物体では茎の幅が0.6 mm 以上となる点などにより区別される.</p>...

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  • 福島県川俣町の森林における樹木根中放射性セシウムの経年変化

    高橋 純子, 佐々木 拓哉, 井口 啓, 恩田 裕一 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 690-, 2023-05-30

    ...2011年からの土壌中Cs-137深度分布モニタリングで採取したサンプルから植物根を目視で選り分け、超音波洗浄により根の表面の土壌を洗浄したのち粉砕しGe半導体検出器によりCs-137濃度を測定した。0-10 cmまでは2 cm間隔で、10-20 cmまでは5 cm間隔で細根を集めたところ、いずれの年においても細根中のCs-137濃度は深さに伴い減少した。...

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  • 自身および他者のお気に入り風景の注意回復評価

    尾崎 勝彦, 狩谷 明美, 井上 正雄, 藤村 良男, 山川 正信 日本森林学会大会発表データベース 134 (0), 99-, 2023-05-30

    ...自身のお気に入り風景は概して注意回復的には他者のそれでもあると考えられるが、夕日は個人の思いを強く投影するアイテムかもしれない。</p>...

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  • ヤマアワモドキの選定基準標本

    田中 徳久, Grabovskaya-Borodina A., 勝山 輝男, 福田 知子, 大西 亘, 清水 晶子, 池田 博 植物研究雑誌 98 (2), 110-113, 2023-04-20

    ...)には,この標本の重複品 (TI00082298, Fig. 2) が残されており,これがアイソレクトタイプとなる....

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  • 地域の産業・学術を担う研究組織の紹介

    藤井 英司, 中村 竜太, 大久保 義真, 久住 孝幸, 落合 剛, 濱田 健吾, 小林 慶一, 石黒 斉, 波多野 諒, 中野 万敬, 山中 基資, 松井 則男 Colloid & Interface Communications 48 (1), 2-19, 2023-03-10

    ...セルロースナノファイバー素材の界面を制御し、金属ナノ粒子を複合化させたナノ複合体を作製し、特性評価をおこなった。...

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  • 自然と向き合うワカモノたち

    サイエンスポータル編集部 サイエンスウィンドウ 16 (3), n/a-, 2023-01-27

    ...、日本唯一の水族館部</p> <p>COLUMN 探究学習 成果を発表する機会を活用しよう</p> <p>※高解像度のPDFファイルを提供しています。...

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  • 植物Na・K輸送体の解析

    魚住 信之, 内山 剛志, 山梨 太郎, 辻井 雅, 石丸 泰寛, 池田 隼人, 菊永 英寿 アイソトープ・放射線研究発表会 3 (0), 17-, 2023

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  • 西部北太平洋における一次生産者の窒素同位体比地図

    吉川 知里, 重光 雅仁, 山本 彬友, 岡 顕, 大河内 直彦 日本地球化学会年会要旨集 70 (0), 44-, 2023

    ...このため、地球化学的手法であるアイソロギングによる経路推定の精度は、不正確な地図がボトルネックとなって、バイオロギングに代表される水産学的手法に遠く及んでいないのが現状である。本研究では、海洋窒素同位体モデルを用いて一次生産者(植物プランクトン)の窒素同位体比地図を作成した。...

    DOI

  • 矯正用レジンにおけるセルロースナノファイバーシートの補強効果

    柿﨑 千草, 竹井 利香 日本口腔保健学雑誌 13 (1), 36-40, 2023

    ...保定装置に用いる矯正用レジンは長期間の装着を要するため,機械的性質を考慮する必要がある.そこで,植物由来で高強度,高透明性,軽量といった特徴を持つセルロースナノファイバー(以下CNF)に注目し,補強材としての活用を検証することとした.<br>  本研究の目的は,矯正用レジンに埋入したCNFシートの補強効果について検討し,今後の臨床応用に役立てることである....

    DOI Web Site 医中誌

  • 民俗文化を支える生き物たち―伝承自然遊び「クモ相撲」を事例に

    岩月 健吾 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 29-, 2023

    ...<p>クモ同士を闘わせ,勝敗を決める遊び「クモ相撲」は,日本では季節の自然遊びとして,かつて全国的に見ることができた.民俗学とクモ学で蓄積されてきたクモ相撲研究では,主に人間とクモの関係について記述がなされてきた.日本に現存するクモ相撲行事では,コガネグモとネコハエトリの2種がファイターとして使用される(図1-a, b).しかし,文化人類学や動物地理学などで注目されている「マルチスピーシーズ民族誌multispecies...

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  • 第7回 武田薬品工業 京都薬用植物

    野崎 香樹 ファルマシア 59 (9), 860-861, 2023

    ...京都薬用植物園は1933年に開設され,今年で90周年を迎える.保有植物数は約2,900種で,標本園では約1,000種を常時展示する.94,000㎡の敷地を有し,3つのミッション(①生物多様性保全活動,②栽培研究と技術継承,③教育・研修活動)を主軸にタケダのCSR活動の推進拠点として活動している.現在は博物館の基本的な役割を強化するために,「教育普及」と「生物多様性保全」の2つのテーマに係る取り組みに...

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  • ミクロスケールにおけるデング熱媒介蚊の生息環境とリスク評価

    米島 万有子, 渡邊 高志, 駒形 修 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 44-, 2023

    ...</p><p> 蚊の捕集調査は,出水地区内に8か所の定点を設け,世界スタンダードの方法であるCDCミニチュアライトトラップにドライアイス1㎏を併設させた方法と,8分間採集法(スウィーピング)を用い,2022年10月8日~26日に計12回(8分間採集法は9回)実施した.環境調査では,蚊の調査期間には気温,湿度,照度,土壌水分,定点周囲の状況について記録し,2022年10月13,14日にUAV/Drone...

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  • 比例的推論の基礎の形成に関わる活動

    松島 充 日本科学教育学会年会論文集 47 (0), 45-48, 2023

    ...物とのふれあい,7:植物を育てる,8:道具をつくる,9:施設で見つけるの4種の活動を抽出した.これらの9種の活動からは,聴覚,触覚,動作や情動などのマルチモーダルな情報を通して,ユニット化につながる経験をさまざまに積むことができる.これらの経験を比例的推論の学習につなげていくためには,音楽科や生活科の学習内でのユニット化の意識化,算数科の学習内での数学的活動やメタファーの活用の工夫が挙げられた....

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  • 白山周辺地域の下部白亜系手取層群別山谷層の層序と植物化石群

    酒井 佑輔, 薗田 哲平, 寺田 和雄 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 206-, 2023

    ...本研究により,別山地域の手取層群は,下位より,砂岩泥岩互層を主体とする層,オーソコーツァイト礫を含む粗粒堆積物を主体とする層の順で塁重していることが明らかになり,それぞれは岐阜県白川村大白川地域の大白川最上流部を模式地とする二又谷層(前田,1958),岐阜県高山市荘川地域の尾上郷川上流の別山谷を模式地とする別山谷層(前田,1952)に対応するものと考えられる.別山地域の手取層群は,大局的に見ると南西...

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  • ペルー、ナスカ台地の地形分類図(1)

    阿子島 功, 坂井 正人 日本地理学会発表要旨集 2023s (0), 93-, 2023

    ...現地観察では堤の比高が10~数10cm)を間隔5cm・10cm等高線図で図化できるが、<b>図像</b>(動物・植物などの絵。線幅数10cm、比高10cm未満)はまったく認識できない。Quick Bird画像(分解能0.6m)、Google Earth画像でみえる図像は色の違いや影で認識していることが判る。...

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  • ボーリングコア解析と地中レーダ探査による丹那断層の完新世の活動性評価

    中西 利典, 木村 治夫, 湯川 芽依, 細矢 卓志, ソン キソク, ホン ワン 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 489-, 2023

    ...GPR)探査によって,断層運動に伴う左横ずれ変形を受けたと考えられる屈曲谷の極浅部地質構造を調査した.群列ボーリング掘削地点は,丹那断層の主断層の約50m西側を並走する南北走向の副断層を横切って配置し,これらボーリング地点の付近を通過するようにGPR探査測線を設定した.GPR断面データは,Sensors and Software Inc.製のpulseEKKO PRO GPRシステムを使用してプロファイル...

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  • 東京圏居住者が国立公園に対して抱くイメージ

    中岡 裕章, 任 海, 渡邉 稜也, 関根 智子, 森島 済 日本地理学会発表要旨集 2023a (0), 120-, 2023

    ...</p><p>Ⅱ 調査方法 調査は,東京圏居住者を対象にWebアンケートを実施した.質問項目は,日本の国立公園に対する認識やイメージなどである.なお,Webアンケートはアイブリッジ株式会社のサービス「Freeasy」を利用し,2023年1月26日に配信して,同日に回収した.サンプル数は1,200である....

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  • シート状セルロースナノファイバーによる義歯床用アクリルレジンの補強効果について

    山口 夏輝, 小泉 順一 日本口腔保健学雑誌 13 (1), 41-45, 2023

    ...植物由来の新素材であるセルロースナノファイバー(以下,CNF)は,軽量・高強度・高弾性・低熱膨張性などの特性を持ち,義歯床用レジン(以下,床用レジン)に添加すると機械的強度が向上することが報告されている.本研究では,シート状のCNF(以下,CNFシート)をレジンの補強材として埋入し,従来のグラスファイバー製補強材(以下,従来の補強材)と比較することでCNFシートの補強効果を調べ,臨床応用に向けた検討...

    DOI Web Site 医中誌

  • 岩石に精神は宿るのか

    鈴木 寿志 日本地質学会学術大会講演要旨 2023 (0), 149-, 2023

    ...イギリスの神経科学者であるエイドリアン・オーウェンは,植物状態にある患者の脳をfMRIでスキャンすることで会話が成立したという(オーウェン,2018)。では,無生物である岩石から音が聞こえたり泣き声がするといった現象は,科学的に解明可能なのだろうか。 ...

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  • 化粧品処方におけるセルロースナノファイバーによるピッカリングエマルションの形成挙動

    久保田 紋代, 後居 洋介 日本化粧品技術者会誌 56 (4), 363-368, 2022-12-20

    ...<p>植物を構成する繊維を物理的に細かくすることで得られるセルロースナノファイバー(CNF)は,昨今のナチュラル指向に対し非常に適した材料である。CNFは高い粘性と透明性を示すため,レオロジーコントロール剤としてさまざまな化粧品に利用されている。またCNFは増粘効果以外にもさまざまな機能を有する。CNFの機能の1つとしてピッカリングエマルションを形成することがあげられる。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 燻煙を用いた理科教材の開発−燻煙の殺菌効果の検証−

    長根 智洋, 小野寺 貴子 釧路論集 54 17-24, 2022-12

    ...新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的な流行によって,私たちはウイルスや微生物等の肉眼では観察が困難な存在について考えさせられることとなった.文部科学省学習指導要領(2017)によると,微生物は小学校では第6学年理科において,「水中の小さな生物を観察し,それらが魚などの食べ物になっていることに触れること」,中学校では第3学年理科において,「微生物の働きを調べ,植物,動物及び微生物を栄養...

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 植物の根におけるイオンの流入,流出,正味流量の測定法の確立

    小林 奈通子, 楊 笑雨, 岩田 錬, 鈴木 寿, 中西 友子, 田野井 慶太朗 RADIOISOTOPES 71 (3), 179-184, 2022-11-15

    ...<p>変異体や品種間差の解析での利用を見据え,植物の根における各イオン流量(net flux,influx,efflux)の定量的測定法の確立を目指した。得られたflux値の整合性をMg<sup>2+</sup>とNa<sup>+</sup>について検討したところ,イネの根ではトレーサー吸収時間20秒でinflux値が,15分以上でnet flux値が得られることがわかった。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献9件

  • 5歳児の自然物の探索と報告-1枚のアベマキの葉とどのように向き合ったのか-

    滝口 圭子, TAKIGUTI Keiko 教育実践研究 = Studies in practical approaches to education 48 17-25, 2022-10-07

    ...収集された報告内容に基づき,葉の話,葉の形状,葉の色の3カテゴリを設け,アイデアユニット(IU)数を算出した)葉に自ら触れた積極群と調査者からの促しを経て葉に触れた慎重群では,報告内容のIU数に有意差は認められなかったが,葉の色よりも形状について,より多くの報告がなされていた。また,積極群の語彙得点の方が高かった。...

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  • 地上レーザーと深層学習による壁面緑化植物の葉面積測定

    加藤 顕, 山口 洵, 彦坂 晶子, 栗木 茂, 大島 佳保里, 上柳 燎平, 浅野 涼太 日本緑化工学会誌 48 (1), 9-14, 2022-08-31

    ...<p>壁面緑化は都市におけるヒートアイランド現象の緩和,緑化空間の形成,低炭素化など様々な機能を有する。壁面緑化の多面的機能を評価する手法が建築分野で望まれている。本研究では壁面緑化の植物形態に注目し,混植されている壁面緑化の葉の枚数と葉面積を深層学習で自動推定した。植物形態を計測できる地上レーザーからパノラマ距離画像を作成し,葉の有無や枚数といった深層学習に必要な入力データを準備した。...

    DOI Web Site 参考文献15件

  • タテヤマイワブキ (ユキノシタ科)の染色体数

    福田 知子, 足立 敏文, 中村 剛 植物研究雑誌 97 (4), 241-245, 2022-08-20

    ...<i>tateyamensis</i> (H.Ohba) S.Akiyama & H.Ohbaの染色体数は2n=99–104 と推定された.この数は,広義シベリアイワブキ<i>M</i>.<i> nelsoniana</i> (D.Don) Small の中で最大であり,利尻山 (2n=50),大雪山 (2n=80) のチシマイワブキvar....

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  • 地球環境と紙素材の価値

    木村 篤樹 日本画像学会誌 61 (4), 341-350, 2022-08-10

    ...</p><p>循環型経済の概念では,「資源循環を推進し,廃棄物を出さない」ことが主軸だが,それらは同時に「未利用資源の有効活用」でもある.事例では卵殻紙をブランド化したCaMISHELL<sup>®</sup>や“植物由来の次世代素材“としてナノセルロースを紹介する....

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  • 軟X線写真法による広葉樹12種の樹皮組織の観察

    渋井 宏美, 佐野 雄三 木材学会誌 68 (3), 107-116, 2022-07-25

    ...<p>軟X線写真法は,木材の密度プロファイルの取得をはじめとして,木材科学および関連分野において広く用いられてきた。しかし,樹皮の構造解析には汎用されてはいない。そこで,北海道産12樹種の樹皮組織の軟X線写真撮影を行い,樹種ごとの特徴を調べた。高コントラストの軟X線透過像が得られた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献18件

  • (4)植物検疫の仕組みと放射線照射処理の国際基準

    土肥野 利幸 RADIOISOTOPES 71 (2), 93-99, 2022-07-15

    ...<p>日本を含め,国際植物防疫条約の加盟国は,自国及び他国の農林業を守るため,これらに悪影響を及ぼす病害虫の侵入・分散を阻止するため,国際ルールの中で植物検疫を行っている。本稿では,日本の植物検疫の仕組みと,輸出入農産物に付着する病害虫を消毒する方法,すなわち,植物検疫処理としての国際基準のうち,放射線照射処理基準について焦点をあて概説する。</p>...

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  • ラジオアイソトープトレーサー実験による植物体内の元素動態解析 —見てよし,測ってよし!—

    小林 奈通子 RADIOISOTOPES 71 (2), 127-134, 2022-07-15

    ...<sup>42</sup>Kと<sup>137</sup>Csのトレーサー実験は,植物による放射性セシウムの吸収と体内動態の特徴をカリウムとの比較によって描きだし,<sup>22</sup>Naトレーサー実験は,導管周辺組織におけるナトリウム輸送体の機能の実態を捉えることを可能にした。近年,ゲノム科学の進展とともに実験材料は加速度的に増えており,それに応じたRI実験手法の開発も重要である。</p>...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • 富山市山岳域自然調査報告(2021)

    藤田, 将人, 岩田, 朋文, 吉岡, 翼, 清水, 海渡, 太田, 道人 富山市科学博物館研究報告 = Bulletin of the Toyama Science Museum 46 61-65, 2022-07-01

    The geology, topology, fauna, and flora of the alpine and subalpine zone between Oritate and the Lake Kurobe in Toyama and Nagano Prefecture were researched. Plant fossils and sandstone from the …

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  • 根部内生菌<i>Hymenoscyphus</i> sp.の子実体形態および子実体発生パターン

    中村 慎崇 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 658-, 2022-05-30

    ...<p>根部内生真菌は普遍的な植物の共生者であり、宿主の養分吸収の促進や病害抵抗性の付与を通して宿主の生存に関与しうるが、主要ないくつかの系統では有性生殖および分散に関与する構造が知られていない。本研究では、土壌中の脱落した根から発生する<i>Hymenoscyphus monotropae</i>の日本産近縁種に着目し、その子実体を収集するとともに分離菌株を確立した。...

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  • 人工光利用による苗木育成の試み

    下山 真人, 溝田 陽子 日本森林学会大会発表データベース 133 (0), 136-, 2022-05-30

    ...</p><p>上記アイデアを検証するため,大林組技術研究所内の人工光型植物栽培施設で,これまでの高機能性野菜栽培技術を展開して,水,光,室温など環境制御下による試し栽培を行った。今回の適用はコウヨウザン,カラマツである。</p><p>発芽前処理した種子を種まき培養土に播種し,人工光型栽培施設で育成した。その結果,人工光含む環境制御下で苗木育成が可能であることを確認した。...

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  • <資料>芦生研究林で再発見された絶滅寸前種マルバスミレ(スミレ科)

    于, 佳欣, 増田, 和俊, 阪口, 翔太 森林研究 81 17-18, 2022-05

    マルバスミレ(スミレ科)は京都府レッドデータブックにおいて絶滅寸前種に指定されている希少植物である. 芦生研究林では1936年に本種の標本が採取されたあと生育記録が途絶えていたが, 2022年5月に著者らによって上谷地域で小個体群が現存しているのが確認された. 本稿では芦生研究林で再発見されたマルバスミレの生育状況について報告した.

    HANDLE

  • <短報>京都大学芦生研究林にてアキタスズムシソウを記録する

    阪口, 翔太, 鶴田, 憲次, 光田, 重幸, 福本, 繁, 瀬戸口, 浩彰, 石原, 正恵 森林研究 81 13-16, 2022-05

    2020年7月初旬,京都大学芦生研究林の標高630m付近において,トチノキの樹幹上でラン科クモキリソウ属植物が開花しているのが発見された.形態観察と分子系統分析により種同定を行ったところ,芦生研究林新産のアキタスズムシソウであることが判明した.1930年代の古い標本記録も含め,京都府下では3地点の産地のみが知られる希少種であり,芦生研究林は府下第4番目の重要産地となった.

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  • 日本産リンゴ品種における、Mal d 1 mRNA 発現量の網羅的解析

    沖嶋 直子, 川上 真里菜, 田村 瑞木, 庭野 愛永, 鈴木 千友美, 福田 拓己, 中山 史帆, 新田 雅巳 日本食品化学学会誌 29 (1), 12-18, 2022-04-27

    ...日本や欧州においては、カバノキ科植物に対する花粉症患者がリンゴ PFAS を伴うことが多い。欧州では、リンゴ品種によるアレルゲン性の違いが研究されているが、欧州と日本では栽培されているリンゴ品種が異なることから、ふじ等欧州でも栽培されている数品種を除き、日本栽培種に関する情報はなかった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • エマソンのNature の曖昧性― 一元論から進化論へ ―

    小田,敦子 三重大学教養教育院研究紀要 7 1-14, 2022-03-31

    ...それは、エマソン生涯のテーマである“Natural History of Intellect” の「知性」に相応し、このテーマは、自然科学、とりわけ、ゲーテの『植物変態論』はじめ、エラズマス・ダーウィンの動植物学や、天文学や地質学など、進化論につながる科学的知見により、聖書6000 年の世界観を更新し、1844 年の同題のエッセイで明示された“the secularity of nature”、人類...

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • (2)食品照射の実用状況と消費者の受容

    小林 泰彦 RADIOISOTOPES 71 (1), 63-83, 2022-03-15

    ...<p>食品照射は多くの国のニッチなマーケットで成功し,照射による植物検疫処理も急増している。日本の食品規制当局は,ニーズが見えないことと社会受容の未熟を理由に規制の見直しに消極的だが,国による安全性評価とその結果の周知がない限り,消費者の誤解を解くことは容易でない。...

    DOI Web Site 参考文献2件

  • セルロースナノファイバーの基礎と応用

    榊原 圭太 化学と教育 70 (1), 28-31, 2022-01-20

    ...<p>植物を解繊することで得られるセルロースナノファイバー(CNF)は,強くて軽く,生分解性があり,再生産可能な材料であるため,近年大きな注目を集めている。本稿では,CNF研究開発の意義を整理した後に,CNFの原料と製造(解繊)方法,構造(大きさ),物性(力学特性,熱特性)に関する基礎と,樹脂・ゴム複合材料,増粘剤,断熱材,ガスバリア,光学用途などの応用を概説する。</p>...

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  • セルロースの基礎化学と構造

    堀川 祥生 化学と教育 70 (1), 24-27, 2022-01-20

    ...<p>樹木を含めた植物の主要成分であるセルロースは古来より有益な材料や燃料として使用されてきたが,近年ではその応用の範囲をさらに広げるとともに「ナノファイバー」と呼ばれる次世代ナノ素材としても期待が高まっている。本稿ではそのセルロースの基礎的な化学や構造について紹介する。</p>...

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  • 播磨灘・周防灘沿岸における海岸植物20 種のフェノロジー観察記録

    黒田 有寿茂 人と自然 32 (0), 115-131, 2022

    ...瀬戸内地方に位置する兵庫県の播磨灘沿岸および山 口県の周防灘沿岸の海岸域において,2018 年7 月から 2020 年3 月にかけ,海岸植物20 種の生育状態を毎月 観察・記録した.観察した海岸植物を塩生植物(シバナ, ドロイ,シオクグ,イソヤマテンツキ,アイアシ,ナガ ミノオニシバ,ハマサジ,ホソバハマアカザ,イソホウ キギ,ヒロハマツナ,ハママツナ,フクド,ウラギク, ハマボウ),海岸崖地植物(...

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  • 伊能図の彩色材料と彩色技法

    島津 美子 日本地理学会発表要旨集 2022s (0), 116-, 2022

    ...調査には、小型ファイバ光学分光器USB2000+(Ocean Optics社製)を使用し、ハロゲンランプ光源により白色光を照射し、400~800nm(ナノメートル:10億分の1mの波長・周波数)の分光反射率を計測した。 ③蛍光X線分析 無機顔料の多くは、色と関連した金属元素を含むものが多い。...

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  • グリーンランド南東部SE-Domeアイスコアによる北大西洋季節海氷域の近年のDMS放出量の増加について

    黒崎 豊, 的場 澄人, 飯塚 芳徳, 藤田 耕史, 島田 利元 日本地球化学会年会要旨集 69 (0), 51-, 2022

    ...<p>植物プランクトンを起源として生成される硫化ジメチル(DMS)は、海洋上空の雲形成に大きく貢献する。本研究は、グリーンランド氷床南東部で掘削された高時間分解能を有するアイスコアを用いて、1960年から2014年の、DMSの大気放出量の変遷を明らかにした。その結果、グリーンランド南東部沿岸における夏のDMS放出量は、2000年代以降に3–6倍増加したことが示唆された。...

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  • 放射性Naを用いた植物輸送体の機能解析

    内山 剛志, 竹林 昂亮, 加藤 恵, 鈴木 伸郎, 尹 永根, 河地 有木, 藤巻 秀, 渡辺 浩司, 池田 隼人, 菊永 英寿, 須田 利美, 遠山 翔, 三輪 美沙子, 松山 成男, 山上 睦, 石丸 泰寛, 魚住 信之 アイソトープ・放射線研究発表会 2 (0), 129-, 2022

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  • 化学修飾および機械解繊セルロースナノファイバーの細胞影響

    藤田 克英, 小原 佐和枝, 丸 順子, 遠藤 茂寿, 森山 章弘 日本毒性学会学術年会 49.1 (0), P-202-, 2022

    ...本発表は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務「非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発/CNF安全性評価手法」の結果から得られた。</p>...

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  • ナルトサワギク(Senecio madagascariensis Poir.)

    黒川 俊二 草と緑 14 (0), 30-39, 2022

    ...ナルトサワギクは南アフリカおよびマダガスカル島が原産地の外来雑草で,アフリカのその他の地域,オーストラリア,ハワイ,日本,アルゼンチン,ブラジル,コロンビア,ウルグアイなどへ侵入している.年平均気温が10〜20℃,年降水量が500〜1500mmの地域に分布しており,日本では1976年に徳島県鳴門市で確認されて以降,西日本を中心に分布を拡大している.日本では主に,放牧地,路傍,高速道路の法面の法枠ブロック...

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  • タービダイトの’化学堆積学シーケンス’:北海道川端層の例

    沢田 健, 朝日 啓泰 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 180-, 2022

    ...川端層のタービダイト内の有機分子(バイオマーカー)濃度は、有機物濃集部のみで目立って高い値を示し、陸源有機物は起源となる植物の部位や粒子の密度によらず有機物濃集部に顕著な濃集傾向が見られた。また、シーケンス内の有機物組成における陸起源/海起源比は有機物濃集部で最大となり、その層から離れるに従い海成起源有機物の寄与率が増加し、下部砂岩と泥岩部で最も低い値を示した。...

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  • 製紙用パルプからセルロースナノファイバー(CNF)への変換

    磯貝 明 紙パ技協誌 76 (8), 706-712, 2022

    ...植物セルロース繊維の効率的な単離―精製プロセスと関連する技術は主に紙パルプ産業,繊維産業によって蓄積されてきており,原料となる木材セルロースは,製紙用パルプの生産量がある程度維持されている限り安価である。今後,ナノセルロース類の量産化・用途開発が進めば,低価格化が期待できる。...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • 国内外におけるカンナビノイド規制の現状

    松本 俊彦 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 43 (0), 3-C-S31-3-, 2022

    ...多数あるカンナビノイドのなかで、向精神作用を成分はTHCのみとされており、1961年の「麻薬に関する単一条約」によって国際的な規制植物となっている。しかし、歴史的に見ると、1925年以前には、欧米や日本において大麻チンキという医薬品として販売されていた。...

    DOI 医中誌

  • <総説>ナノセルロースヴィークル(NCV)プロジェクトの成果について

    臼杵, 有光 生存圏研究 17 42-50, 2021-11-19

    ...セルロースナノファイバー(CNF)は、高強度、低熱膨張、低密度などの特徴を持つバイオ材料であり、植物などの様々なセルロース源から製造される。CNFはカーボンニュートラルで再生可能な素材であり、それを樹脂中に分散させることにより、樹脂が補強される。その技術を主に利用することにより2016年10月からナノセルロースヴィークル(NCV)プロジェクトを実施した。...

    HANDLE Web Site

  • マメヅタラン(ラン科)のタイプ選定

    池田 博, 清水晶子, P.Efimov 植物研究雑誌 96 (5), 279-283, 2021-10-20

    ..., LE01012282).それらは1882 年6 月に清澄山で採集されたもの(アイソレクトタイプと考えられる)と,1882年8 月に霧島(宮崎県) で採集されたものを合わせたものであった.霧島産の標本はTI にも保管されている(TI00011346) が,大久保がこれを調べた証拠はなく,原記載にも日向の地名の引用がないため,これは原資料とは認められない.したがって,この2 点の標本にはアイソレクトタイプ...

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  • 塩生植物の作物及び遺伝子資源としての可能性

    東江 栄, 佐藤 稜真, 齋藤 和幸, 諸隈 正裕 日本作物学会紀事 90 (4), 373-381, 2021-10-05

    ...燃料,医療,及びファイトレメディエーション等に利用できることがわかってきた.耐塩性植物の塩に対する適応機構を解明することで,作物の耐塩性を向上させるための重要な知見が得られる.また,耐塩性の高い植物を活用する塩水農業は,塩類集積土壌において農業生産を行う上で有効である.本総説では,塩生植物の機能及び農業利用に関する国内外の事例を紹介し,塩生植物の遺伝子資源及び代替作物としての可能性を考察する....

    DOI Web Site 参考文献74件

  • 塩生植物の作物及び遺伝子資源としての可能性

    東江, 栄, 佐藤, 稜真, 齋藤, 和幸, 諸隈, 正裕 日本作物學會紀事 90 (4), 373-381, 2021-10

    ...塩生植物は海岸砂丘,塩湖岸及び内陸の塩湿地等に生育する耐塩性の高い植物であり,塩害地における新しい作物として期待される。20世紀後半から進められた体系的な研究により,塩生植物が食用,飼料,油糧,バイオ燃料,医療,及びファイトレメディエーション等に利用できることがわかってきた。耐塩性植物の塩に対する適応機構を解明することで,作物の耐塩性を向上させるための重要な知見が得られる。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 屋上緑化の多面的役割

    古野 正章, 横山 晴菜, 早坂 大亮, 内田 泰三 日本緑化工学会誌 47 (1), 171-174, 2021-08-31

    ...<p>都市部を中心に,ヒートアイランド現象の緩和,低炭素化,雨水の流出抑制,鳥類・昆虫類の生息地など多面的な役割への期待から屋上緑化の整備が進んできた。他方,屋上緑化が整備された空間では,外部からの飛来種子による植物の侵入・定着を確認することができる。本研究では,SAKURA MACHI Kumamotoに整備された屋上緑化に侵入・定着する植物の現状を調査した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献6件

  • 日本国内に植栽されるヒマラヤスギ属植物(マツ科)のDNA 同定

    大井・東馬哲雄, 小牧義輝, 出野貴仁, 石原志穂子 植物研究雑誌 96 (4), 213-223, 2021-08-20

    ...について,DNA 同定を試みた.本属では人工林における雑種形成が知られているため,父性遺伝する葉緑体DNAと母性遺伝するミトコンドリアDNA を利用した.その結果,ヒマラヤスギ,アトラスシーダーおよびレバノンシーダーとしてDNA 同定できた樹の他に,雑種の存在が明らかになった.雑種には,アトラスシーダーとレバノンシーダーの両方向の交雑に由来する樹の他に,ヒマラヤスギ(♀)とレバノンシーダー(♂)の雑種(アイノコシーダー...

    DOI Web Site

  • 脱炭素社会に向けたセルロースナノファイバーの利用

    矢野 浩之 Material Cycles and Waste Management Research 32 (4), 292-299, 2021-07-31

    ...セルロースナノファイバー (CNF) は,木材等,植物バイオマスをナノレベルまで微細化して得られる軽量,高強度の産業資材である。砂糖ダイコンの搾りカスやバガス等バイオマス系廃棄物からの製造も可能である。大気中の CO<sub>2</sub> を吸収して作られる CNF は温室効果ガスゼロエミッションのキーマテリアルといえる。...

    DOI Web Site

  • 富山市山岳域自然調査報告(2020)

    藤田, 将人, 増渕, 佳子, 岩田, 朋文, 清水, 海渡, 太田, 道人 富山市科学博物館研究報告 = Bulletin of the Toyama Science Museum 45 47-53, 2021-07-01

    The geology, topology, fauna, and flora of the alpine and subalpine zone between Oritate and Sugoroku-dake in Toyama, Gifu and Nagano Prefecture were researched. Plant fossils from the Tetori Group …

    機関リポジトリ Web Site

  • ナノセルロースヴィークルプロジェクトの成果について

    臼杵 有光 色材協会誌 94 (6), 169-174, 2021-06-20

    ...<p>セルロースナノファイバー(CNF)は,高強度,低熱膨張,低密度などの特徴をもつバイオ材料であり,植物などのさまざまなセルロース源から製造される。CNFはカーボンニュートラルで再生可能な素材であり,それを樹脂中に分散させることにより,樹脂が補強される。その技術をおもに利用することにより2016年10月からナノセルロースヴィークル(NCV)プロジェクトを実施した。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • ハンノキハムシの樹種選択におけるBVOCs(植物由来香気成分)の類似性

    増井 昇, 小池 孝良, 谷 晃 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 99-, 2021-05-24

    ...そこで、本研究ではハンノキハムシの宿主植物であるシラカンバ、ハンノキ、ヤマハンノキの3樹種及び非宿主植物のヤマグワ、ナナカマドの香気成分を比較することで、重要成分及び組成の特定を試みた。ハンノキハムシ成虫の生活史に合わせ、BVOCsの選好性検定であるY字管試験及び香気成分のGC-MS分析を6月と9月の計2回行った。...

    DOI

  • アカマツ根圏における細胞外トラップ(RETs)の可視化

    白川 誠, 松下 範久, 福田 健二 日本森林学会大会発表データベース 132 (0), 608-, 2021-05-24

    ...<p> 植物の生体防御機構の一つとして、根冠から脱落する境界細胞などで構成される細胞外トラップ(Root extracellular traps: RETs)が挙げられる。本研究では、シロイヌナズナやマメ科植物に比べて知見が乏しい外生菌根性樹木におけるRETsを、蛍光染色法などを用いて可視化した。...

    DOI

  • 「篠栗九大の森」の林況

    山口 幹広, 古賀 信也, 劉 莉, 呂 紫秋, 榎木 勉, 井上 晋 九州大学農学部演習林報告 102 49-60, 2021-03-22

    ...その結果,2 科2 種の裸子植物,37科65種の被子植物,木本植物としては計39科67種が出現し,調査区外の出現種および山内ら(2013)の調査結果をあわせると裸子植物3 科5 種,被子植物39 科69 種,計42 科74 種の木本植物となった。高木層ではハゼノキ,コナラ,クロキ,クスノキが優占していた。かつて優占したアイグロマツの高木も観察されたがその個体数はわずかであった。...

    DOI 日本農学文献記事索引 HANDLE ほか1件

  • 食品由来ファイトケミカルのセンシング機構

    立花 宏文 生化学 93 (1), 93-99, 2021-02-25

    ...食品の生体調節作用を生かした機能性食品の開発が盛んである.植物由来成分ファイトケミカルは,そうした食品の機能性を担う因子として重要な働きをしている.最近,ファイトケミカルを生体がどのようにして感知し,その機能性を発現するのかという視点での解析が進みつつある.筆者らは緑茶の生体調節作用を担う主要なポリフェノールの一種,(−)-エピガロカテキンガレート(epigallocatechin gallate:...

    DOI Web Site 医中誌

  • 高機能抗菌素材“KENIFINE™”でめっき処理した農作物の養液栽培向け防藻資材の開発

    アクリッシュ 穂波, 森川 信也, 草刈 眞一, 中山 武典, 高橋 正行, 高橋 靖之 植物環境工学 33 (1), 28-31, 2021

    ...<p>ケニファイン(KENIFINE™)を使用した養液栽培向けのT字型形状を特徴とする防藻資材を開発した.T字型資材は,ステンレスまたはABS樹脂製基材にケニファインをめっき処理したもので,栽培槽と栽培パネルの境界部に設置する.コマツナによる養液栽培試験を実施した結果,栽培パネル側面の藻の発生を最大1/10程度まで抑制しつつ,同時にニッケルイオンの溶出を0.05 mg L<sup>-1</sup>以下...

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 植物の根におけるイオン動態のRIトレーサーによる定量解析

    小林 奈通子, 鈴木 寿, 岩田 練, 中西 友子, 田野井 慶太朗 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 35-, 2021

    ...<p>植物の根はイオンを吸収、排出することで体内の無機元素濃度を適切に保っている。本研究では、RIトレーサーを用いることで、根におけるイオンの吸収と排出を定量的に解析した。</p>...

    DOI

  • 放射性トレーサーを用いた植物体内元素のライブイメージング装置の開発

    杉田 亮平 PLANT MORPHOLOGY 33 (1), 9-13, 2021

    ...;600 x 600 μm,解像度;100 μmである.この二つのシステムは生きた植物を解析の対象とすることから,撮影中に植物の生育環境に変化を与え,環境変化に対する植物応答を解析することが可能である.本システムによる可視化は,植物栄養学分野のみならずバイオサイエンスの幅広い分野への適用が期待される....

    DOI Web Site 参考文献16件

  • 多種類の植物の種間に見られた放射線バイスタンダー効果の一考察

    湯口 志捺, 三浦 睦記, 太田 拓希, 小野 樹, 神田 陽向, 齊藤 龍平, 捧 奈央, 千葉 菜緒, 織部 祐介, 宮地 幸久 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 126-, 2021

    <p>放射線を照射された組織から照射されていない組織へ作用が及ぶことを、バイスタンダー効果と呼んでいる。今回、カイワレ大根の種に低線量照射を行い、それを育てているシャーレ内に、非照射のひまわり種を入れておくと、カイワレ大根だけでなく、ひまわり種にも発芽促進効果が観察できた。また、この変化は、線量率を高くした時に効果が大きくなっていることと、また芽より根の成長が促進されたことからエチレンの関与が考…

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  • 基金を活用した国立公園の資源管理と制度に関する研究

    山本 清龍 日本地理学会発表要旨集 2021s (0), 138-, 2021

    ...しかし,制度設立から80年が経過し,周遊型から滞在・ふれあい型への利用志向の変化の中でオーバーツーリズム,資源劣化などの問題が生じ,静から動への管理手法の移行が求められている。また,地域との連携,協働も議論され始めている(環境省,2007・2014)が,地域が自由度の高い財源を確保することは課題の一つである。...

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  • イネのカリウム・ナトリウム輸送体HKT2;1の欠損がセシウム吸収・輸送へ与える影響

    菅野 里美, 藤村 恵人, 信濃 卓郎, 古川 純, Leonhardt Nathalie アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 34-, 2021

    ...<p>Csは主に植物のカリウム輸送機構を介して輸送されると考えられているが、その全貌解明へはさらなる研究が必要である。Csを含む圃場での栽培試験においてイネのナトリウム・カリウム輸送体であるHKT2;1の遺伝子変異株は、Cs吸収量を増加させることを確認した。実験室での水耕栽培実験により、植物体内のナトリウム量がCs吸収量に影響することを明らかにした。</p>...

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  • ヒ素高蓄積植物モエジマシダ体内におけるヒ素の輸送過程のイメージング

    黄田 毅, 銭 照杰, 簡 梅芳, 井上 千弘, 宮内 啓介, 遠藤 銀郎, 池田 隼人, 菊永 英寿, 渡部 浩司, 鈴井 伸郎, 尹 永根, 河地 有木, 北島 信行 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 32-, 2021

    ...<p>モエジマシダ (<i>Pteris vittata</i>) はヒ素(As)の高蓄積植物であり、乾燥重量当たり最大で20,000 mg/kg Asを蓄積することが知られており、ヒ素で汚染された土壌と水の植物浄化処理(phytoremediation)への応用に期待されている。これまでにモエジマシダにおけるAsの輸送過程は明らかにされていない。...

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  • 雑草リスク情報-その4:知る人ぞ知る雑草花粉の脅威

    伊藤 幹二 草と緑 13 (0), 38-49, 2021

    ...花粉によって起こるアレルギー疾患花粉症(pollinosis)は,欧州のイネ科雑草花粉症,北米のブタクサなど広葉雑草花粉症および日本のスギ花粉症が世界三大花粉症と呼ばれている.雑草花粉症は日本にもあり,とくにヒートアイランド化と地表の不透水化による都市・市街地生態系の近年の変貌は,雑草のバイオマスとそこから放出される花粉の量や動態を通じて花粉症発症に影響していることが推察される.そこで,NPO法人緑地雑草科学研究所...

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  • X線からテラヘルツまでの超広帯域周波数を用いた植物画像計測システムの構築と動作評価

    片岡 圭司, 齊藤 保典, 久保 孝太, 西村 彬, 大谷 武志, 冨田 孝幸, 児山 祥平, 石澤 広明, 小平 計美 農業情報研究 29 (4), 62-69, 2021-01-01

    ...<p>本研究では,人間における健康診断の植物版「植物健康診断」の手法策定を最終目標とし,そのために必要となる植物画像計測システムを構築すると共に,その動作特性を評価した.具体的には,X線,可視光,近赤外線,熱赤外線,中赤外線,テラヘルツの6つの周波数帯域において,植物の葉の透過光,反射光,ないし輻射光を測定するための画像計測システムを構築し,二次元画像化を実施した.計測データから,PRIやLWI等の...

    DOI Web Site 参考文献4件

  • リン酸エステル化セルロースナノファイバーの遺伝毒性

    藤田 克英, 小原 佐和枝, 丸 順子, 遠藤 茂寿 日本毒性学会学術年会 48.1 (0), P-30-, 2021

    ...本発表は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託業務「非可食性植物由来化学品製造プロセス技術開発/CNF安全性評価手法」の結果から得られたものである。</p>...

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  • ポジトロンイメージング技術を利用して高等植物のカドミウム動態制御機構を明らかにする

    中村 進一 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 14-, 2021

    ...Cd蓄積量が少ない安全な農作物の栽培技術を確立するには植物のCd動態を解明し、それらを制御する必要がある。高等植物において、Cd動態を制御している物質として生理活性ペプチドのグルタチオンに着目している。ポジトロンイメージング技術を利用することで明らかになった知見を中心にグルタチオンが関与する高等植物のCd動態制御機構について紹介する。</p>...

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  • 銅過剰障害における根の細胞壁の機能解析

    寺本 あゆみ, 長山 照樹, 中村 敦子, 鈴井 伸郎, 尹 永根, 三好 悠太, 河地 有木, 須郷 由美, 石岡 典子, 古川 純, 岩井 宏暁 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 33-, 2021

    ...<p>植物の微量必須元素である銅は、細胞壁を構成する成分であるペクチンと最も親和性の高い金属の一つである。銅が欠乏・過剰になると植物に障害が生じるが、特に銅が過剰になるにつれ根のペクチン量が増加していた。...

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  • 放射性Naを用いた植物輸送体の体内動態

    内山 剛志, 竹林 昂亮, 加藤 恵, 鈴井 伸郎, 尹 永根, 河地 有木, 藤巻 秀, 渡部 浩司, 池田 隼人, 菊永 英寿, 須田 利美, 遠山 翔, 三輪 美沙子, 松山 成男, 山上 睦, 石丸 泰寛, 魚住 信之 アイソトープ・放射線研究発表会 1 (0), 89-, 2021

    ...さらに、植物におけるNaの蓄積組織の同定を行った。</p>...

    DOI

  • 現世で言うと那珂湊層群の堆積環境はどこだ?海洋掘削科学やシークエンス層序学に基づいた再検討

    才鴈 純平 日本地質学会学術大会講演要旨 2021 (0), 267-, 2021

    ...今回の調査では、二枚貝、生痕化石、植物片が発見され、二枚貝、生痕化石は磯合層上部にて卓越しており、植物片は平磯層、磯合層問わず広くみられた。</p><p> まとめると、平磯層から磯合層にかけてそれぞれの層によって多少変化はあるものの、概ね上方粗粒化の傾向にあるといえる。また、全体的に同斜構造を示すなか、一部地層で傾斜方向が大きく異なることから、海底地すべりの発生が示唆される。...

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  • 疫病菌と交配ホルモンの科学

    小鹿 一 化学と生物 58 (10), 549-554, 2020-10-01

    ...<p>疫病菌とは植物に感染する<i>Phytophthora</i>属の病原微生物である.重要農作物に時に多大な損害を及ぼすが,1840年代にアイルランドで起きたジャガイモ飢饉は有名な歴史的事件である.疫病菌を如何に防除するかは重要な課題であるが,一方,この微生物の有性生殖に学術的興味が注がれてきた.疫病菌が有性生殖する際には相手の性(交配型と呼ぶ)を必要とし,そこには交配ホルモン(α1, α2)が...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献1件 参考文献19件

  • 後期重点施肥が新潟県で栽培したもち性オオムギの収量,品質に及ぼす影響

    島崎 由美, 関 昌子 日本作物学会紀事 89 (3), 245-251, 2020-07-05

    ...」を後期重点施肥法により栽培し,その収量と品質に及ぼす影響について検討した.施肥処理区を基肥重点の施肥法である「標準区」,後期重点施肥法として基肥を減らし追肥割合を増やした「追肥重点区」,さらに追肥重点区から追肥量を増やした「追肥増量区」の3水準設けた.追肥重点区は,標準区に比べて穂数,全重,1穂整粒数が多くなった結果,収量が多かった.後期重点施肥では小穂数が決定する越冬前や越冬後の植物体中の窒素濃度...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献2件

  • 鹿児島県内のウミニナ類の分布と形態比較

    佐藤, 海, 冨山, 清升 Nature of Kagoshima 46 283-290, 2020-05-31

    ...関しては殻高と殻幅を測定し,鹿児島湾内の個体と鹿児島湾外の個体で殻の殻高と殻幅の比率にどのような違いがあるか多重比較検定(Shceffe 法)により殻の比較を行った.これにより,本研究では鹿児島湾内と鹿児島湾外における巻貝の分布状況の一端を明らかにするとともに,ウミニナの形態に関して,鹿児島湾内と外洋に面した鹿児島湾外で差があるのかどうか検討した.調査地の選定は「鹿児島県の絶滅のおそれのある野生動植物...

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  • 観葉植物からのモノテルペン類の放出に関する可能性検討

    仲村 慎一, 相澤 直樹 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 770-, 2020-05-25

    ...</p><p>次に、アイビーを植物室(1.2×1.8×2.3 m)内に設置、吸着剤を充填したガラス管ならびに吸引ポンプを用いて同室内の空気を採取し、GC/MSにてモノテルペン類の濃度を測定した。その結果、同空気中のα-ピネン、β-ピネンの濃度の上昇を確認した。</p><p>以上の結果から、観葉植物アイビーからモノテルペン類の空気中への放出の可能性を確認した。</p>...

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  • 福島原発事故後における森林植物根のCs-137移行係数の深度分布

    佐々木 拓哉, 高橋 純子, 日原 大智, 恩田 裕一, 加藤 弘亮 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 435-, 2020-05-25

    ...これを転流によるものと仮定し、土壌中のCs-137の下方移行に対する植物根の影響を概算すると、その推定寄与率はスギ若齢林で3.18%、混交林で25.14%となった(2017年10-20cm深)</p>...

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  • ブナ衰退木の光合成関連遺伝子の発現調節

    樋口 亮, 斎藤 秀之 日本森林学会大会発表データベース 131 (0), 463-, 2020-05-25

    ...本報告は、 葉緑体ゲノムのDNAメチル化の実態解明のために、バイサルファイト法と次世代シーケンス解析を組み合わせたバイサルファイトシーケンス解析を行い、一塩基の解像度でシトシン塩基のDNAメチル化の遺伝子地図を作成して、DNAメチル化の影響を受けやすい遺伝子を明らかにした。...

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  • 酸素ウルトラファインバブル水が植物の発芽と成長に与える影響

    西村 水伶, 田玉 巧, 小濱 宏基, 金枝 拓実, 牛田 晃臣, 瀬戸 光一, 樋渡 忠, 森口 喜成 森林遺伝育種 9 (2), 42-50, 2020-04-25

    ...<p>日本発の革新的技術であるファインバブル(FB)は、様々な分野で注目されている。これまでFBが樹木に与える影響についての知見はない。そこで、本研究では、最も微細な気泡であるウルトラファインバブル(UFB)に酸素を濃縮した酸素UFB水が植物の発芽と生育に及ぼす影響をスギとコマツナで評価した。研究の結果、発芽については酸素UFBの効果はみられなかった。...

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  • 日本産ミヤマアシボソスゲ(カヤツリグサ科)のタイプ産地

    高橋英樹, A. Grabovskaya-Borodina, 勝山輝男 植物研究雑誌 95 (2), 95-101, 2020-04-20

    ...(カヤツリグサ科)のタイプ産地はマキシモヴィッチによる1886年の初発表文では「verosimiliter in montibus Hakone [おそらく箱根の山中]」とあり,産地について不確実さを残した記述となっている.しかし本種(現在認識される6変種を含む種全体として)は箱根には自生していないことから,日本の植物学者の中には疑問を持つものもいた.サンクトペテルブルグのコマロフ植物学研究所標本庫...

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  • エアバブル水ならびにオゾンバブル水による各種染色絹布の退色性

    安川, あけみ, 服山, 桃子 弘前大学教育学部紀要 123 141-147, 2020-03-31

    ...ファインバブル(FB)水による染色布の退色性を調べるために、3種類の植物色素(スチューベン果皮、紫および茶色タマネギ外皮)を染色材料として、6種類の金属(Mg、Al、Ca、Ti、FeおよびCu)を媒染剤として絹布を染色し、純水、空気(air)FB 水ならびにオゾン(O)FB 水中に染色布を浸漬して比較した。...

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