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検索結果 264 件

  • ひたちなか市における公共交通の整備とその評価

    𡈽谷, 敏治, ツチタニ, トシハル, Tsuchitani, Toshiharu 駒澤地理 60 1-20, 2024-03

    ...その結果,ひたちなか市のコミュニティバス,「スマイルあおぞらバス」の整備が,公共交通利用圏を拡大し,公共交通空白地域対策として重要な役割を果たしてきたことが明らかになった。...

    機関リポジトリ

  • シンポジウム11:不妊治療等・女性の健康問題との仕事の両立支援

    重山 三香子, 小山 文彦, 佐藤 高輝, 角田 夕香里, 勝又 由美 産業精神保健 32 (1), 147-150, 2024-02-20

    <p>「不妊治療と仕事の両立支援」は,一般的には理解されているものの,身近に起きていることとして体感されていない実態がある.自身の実情を「伝えたいのに伝えられない人」と「伝えることはできるが伝えたくない人」,いずれにおいても患者であることを職場に開示していない割合が高いことから,具体的な施策の必要性を実感できていない職場がある.「不妊治療と仕事の両立支援」は,企業側が支援の実態や必要性を認識して…

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  • COVID-19緊急事態宣言下での糖尿病患者の生活習慣の変化と健康に影響する社会的要因に関する調査

    村瀬 明世, 上田 真意子, 大池 実衣子, 根本 浩一郎, 廣田 憲威, 結城 由恵, 中村 賢治 糖尿病 66 (11), 773-782, 2023-11-30

    <p>COVID-19緊急事態宣言下の大阪府で,無料低額診療事業を実施している外来に通院中の糖尿病患者に不安・恐怖,睡眠,運動,食生活の変化と経済状況,社会的孤立の健康の社会的要因(SDH)に関するアンケート調査を実施し,HbA1c・体重への影響を検討した.第1回目(2020年6月~8月)705名,第2回目(2021年9月~10月)632名について解析した.不安や恐怖を感じることが増え(1回目7…

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  • 女性の健康支援と就労の両立支援の視点から

    重山 三香子 産業精神保健 31 (1), 30-35, 2023-03-30

    <p>「女性の健康」は女性特定の病気に加え,各年代の健康課題があり,月経,性,メンタルヘルス,がんのみならず,妊娠・出産・育児を包括した広範なものを意味する.2018年からの健康経営の取り組みに盛り込まれたことにより「女性の健康支援」に取り組む企業も増えたが,今だ「月経関連」「更年期障害」などのプレゼンティーズム関連の支援が足りない状況である.治療と仕事の両立支援の観点からは,「女性特有の疾病に…

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  • 我が国における在宅医療の質評価

    木村 琢磨, 松村 真司, 川越 正平 日本在宅医療連合学会誌 4 (4), 16-23, 2023

    <p>在宅医療は量的に拡充しつつあり,今後,その質について,ますます議論されるであろう.在宅医療の質は,様々なステージ=「在宅医療の導入支援」「日常の療養支援」「急変時の対応」「看取り」においての,在宅チーム全体が提供するケア内容について,ストラクチャー・構造,プロセス・過程,アウトカム・結果の各々について評価されることが合目的的である.質評価には質指標が必要だが,多様な背景を有する在宅医療では…

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  • 院内で生じた転倒と認知関連行動アセスメントの関連性

    田中 佑樹, 藤田 寛人, 松井 剛, 岩尾 象二郎 九州理学療法士学術大会誌 2023 (0), 76-, 2023

    <p>【はじめに】 転倒とは人が同一平面あるいはより低い平面へ倒れることと定義されており、高齢者の入院が大多数を占める当院では高度の認知機能低下、精神状態の変容によって十分にこれらの精査が行えず転倒に繋がるケースを経験する。そこで今回、森田らによって開発された認知行動アセスメント(Cognitive-Behavioral …

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  • NICU退院後の在宅療養への移行支援で配慮すべきことは何か?

    木村 梢, 井出 由美, 阿部 祥英, 加賀美 武飛, 板垣 友子, 鉾丸 俊一, 平川 健一郎, 前田 浩利 日本病院総合診療医学会雑誌 18 (2), 93-98, 2022-03-31

    症例は 2 歳の男児である。在胎 22 週 3 日,出生体重 499 g で出生した。重症新生児仮死,気管支軟化症に対する加療のほか,前医で気管切開術,胃瘻造設術が施行され,在宅療養への移行目的にNICUから我々の施設に転院した。転院前から手術歴,予防接種を含む医療情報が共有され,患児家族との面談や両親の当院での 病棟見学が実施された。転院後の医療者カンファレンス 9 回,保護者との面談 6 …

    DOI 医中誌

  • 鹿児島県の学校生活管理指導表(アレルギー疾患用)評価と評価に基づいた講習会の効果

    立元 千帆, 今給黎 亮, 吉川 英樹, 今村 直人, 中村 亨, 島田 辰彦, 鹿島 直子 日本小児アレルギー学会誌 35 (5), 419-425, 2021-12-20

    <p>【目的】学校生活管理指導表(アレルギー疾患用,以下管理指導表)の評価とそれに基づいた講習会がその後の管理指導表記載内容にどのような変化を与えたか検討する.</p><p>【方法】医師会の小委員会で管理指導表の記載内容について評価を行ったのちに講習会を開催した,姶良市と鹿屋市の小中学校に提出された管理指導表を対象に,評価および講習会の前年度と翌年度の管理指導表の提出数・診断根拠内の食物経口負荷…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献1件

  • 急性期脳梗塞患者の病棟内歩行自立判定に関連する要因の検討

    井上 桂輔, 沼沢 祥行, 山本 一樹, 須藤 聡, 箱守 正樹, 豊田 和典, 冨滿 弘之, 関屋 曻 理学療法学 48 (6), 614-619, 2021

    <p>【目的】急性期脳梗塞患者の注意障害を定量的に示して歩行自立判定を検討したものは見あたらない。本研究では,BBS に加えてMARS およびSWWT を用いて,急性期脳梗塞患者の病棟内歩行自立判定に関連する要因を明らかにすることを目的とした。【方法】発症から2 週間以内の急性期脳梗塞患者の病棟内歩行自立判定におけるROC 曲線から算出したBBS …

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  • O-10-03 重症心身障害児者に対する訪問診療でのコロナワクチン接種

    田中 総一郎 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 264-264, 2021

    はじめに 現在、第5波とされる流行の中で新型コロナウイルス感染患者数が大きく増加している。コロナワクチン接種優先順位の上位に位置づける基礎疾患について、罹患時に重症化のリスクが高いとして重症心身障害があげられている。仙台市などで接種券が配布され始めた2021年6月から、往診患者とその主介護者を対象に、往診でコロナワクチン接種を行ったので報告する。 対象 …

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  • O-12-01 療育センターにおける退院調整支援カンファレンスの現状

    高橋 美智, 河野 千佳, 伊藤 誉子, 中村 由紀子, 久保田 雅也 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 269-269, 2021

    ...背景 当センターでは訪問事業として2004年に「ライフケア島田あおぞら」を立ち上げ2016年より本格的に在宅の重症心身障害児(者)(以下、重症児(者))の支援強化を図っている。近年は入院施設と連携して在宅移行を支えるために訪問診療を行うことも増加している。...

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  • 軽症脳梗塞患者におけるTrail Making Test日本版(TMT-J)スコアの経時的変化

    𠮷岡 実穂, 小林 禅, 加藤 かおり, 井上 桂輔, 箱守 正樹, 豊田 和典, 沼沢 祥行, 松田 隼弥, 片山 優希, 石原 正一郎, 冨滿 弘之, 新谷 周三 日本農村医学会雑誌 69 (4), 351-, 2020

    Trail Making Test(TMT)は注意機能の評価スケールとして広く用いられている。TMTの完遂時間(TMTスコア)は脳疾患による注意障害により延長する。TMTスコアは軽症脳梗塞患者の一部においても高値を示す。これまで,本邦において標準化された検査用紙,検査方法は確立されていなかったが,2019年にTMT日本版(TMT-J)が発表された。本研究は,軽症脳梗塞の早期におけるTMT-Jスコ…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • 在宅療養分野における精神的ケア―薬剤師が行う患者・家族の心のケアと薬物治療―

    成井 繁, 野澤(石井) 玲子, 三田 充男 在宅薬学 7 (1), 11-16, 2020

    <p>在宅医療は終末期の患者にとって住み慣れた自宅で家族とともに最期を迎えることができる反面,死への恐怖や将来の不安を感じ,不眠,抑うつ,せん妄など,精神症状が出現することがある.家族にとっても24 時間の看護や介護を行うことは,身体的,精神的に苦痛を感じる.緩和ケアにおける精神的苦痛について,個人の感じ方が異なるため,薬剤師は患者や家族とコミュニケーションを十分に取り,話を聞くことが重要である…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献2件

  • 人工呼吸器管理のような高度医療ケア児の学校における看護ケアをどうするか?

    前田 浩利 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 321-321, 2019

    ...略歴 学歴 1989年3月 東京医科歯科大学医学部 卒業 職歴 1989年5月 東京医科歯科大学医学部附属病院 小児科臨床研修医/1990年5月 武蔵野赤十字病院 臨床研修医/1991年11月 東京医科歯科大学医学部附属病院 小児科/1994年4月 土浦協同病院 小児科医員/1999年6月 あおぞら診療所 設立/2004年11月 あおぞら診療所新松戸 開設/2011年4月 子ども在宅クリニック あおぞら...

    DOI 医中誌

  • 高齢心不全患者のフレイルの有無、自宅周辺環境が、栄養状態や在院日数に及ぼす影響

    荒木 紀彰 九州理学療法士学術大会誌 2019 (0), 19-19, 2019

    <p>【はじめに】</p><p>近年超高齢化とともに心不全患者の増加が問題視され、当院のある◯◯も高齢化が顕著である。心不全患者は容易にフレイルサイクルの悪循環に陥りやすく、また、自宅周辺環境が不便な場合、歩行や活動量は低下し、悪循環加速が危惧される。高齢心不全患者のフレイルの有無、自宅周辺環境が及ぼす影響に関する報告は少ない。今回、当院の高齢心不全患者においてフレイル保有率、自宅周辺状況を調査…

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  • 訪問リハビリテーションのセラピストおよび地域ケアスタッフが「小児のリハ・支援で困っていること」

    長島 史明, 光村 実香, 梶原 厚子, 前田 浩利 理学療法学Supplement 46S1 (0), J-70_2-J-70_2, 2019

    <p>【はじめに】重症心身障害児や医療的ケア児を在宅で支援するために、訪問のリハビリテーション(リハ)の必要性が高まっている。また、訪問介護、通園・通所などのサービス拡充も求められている。しかし訪問のセラピスト(訪問リハ)、児童発達支援センターや放課後等デイサービスなどに勤務する職員(地域ケアスタッフ)とも、重い障がいや医療的ケアには不慣れであり、子どもの対応に難渋することが多い。小児のリハ・支…

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  • P-6-04 自分の中で意味を伴って肯定できた避難所生活

    山本 美智代, 中川 薫, 田中 総一郎 日本重症心身障害学会誌 44 (2), 442-442, 2019

    研究目的 東日本大震災発生時の重症心身障害児(者)の経験についての研究では、一般避難所に障害者がいなかったという報告が数多くあるが、実際には一般避難所で数か月を過ごした重症心身障害児(者)もいた。その中に「もっと居たかった」と語る重症心身障害者の母親がいたが、その経験の意味を記述することが本研究の目的である。 研究方法 …

    DOI 医中誌

  • 失語症特化型デイサービス「あおぞら」の活動 -活動報告と利用者アンケートの結果と考察-

    藤間 紀明, 岩城 美佐子, 久保田 亜希子, 佐藤 卓也 新潟リハビリテーション大学紀要 = Niigata University of Rehabilitation Bulletin 7 (1), 39-45, 2018-12-01

    ...失語症者の長期的なフォローや社会参加の受け皿および仲間作りの場としてデイサービスあおぞら(以下施設とする)を開設した。利用者や家族にニーズ等を質問紙にて調査を行った。結果より、施設は訓練が必要な人や希望する人に言語訓練を提供し、社会参加へ受け皿として機能していることが質問紙の結果より伺えた。...

    DOI 機関リポジトリ Web Site ほか1件

  • Coix-seed Reactive Derivatives (CRD)の皮膚色素沈着に与える影響に関する研究

    鈴木 信孝, 川島 拓也, 許 鳳浩, 上馬塲 和夫 日本補完代替医療学会誌 15 (2), 85-90, 2018-09-30

    ハトムギが皮膚のメラニン生成を抑制するという基礎的知見が報告されているが,ヒトでの作用については明らかになっていない.そこで今回,ハトムギ全粒熱水抽出エキス(Coix-seed Reactive Derivatives: CRD)摂取の女性皮膚色素沈着度に及ぼす影響を無作為化比較対照試験によって検討した.方法は,顔面皮膚に色素沈着を有する女性90名を無作為に3群に割付し,CRD(株式会社ALT製…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献7件 参考文献3件

  • 殻付ハトムギの黒毛和牛皮膚乳頭腫に対する有用性に関する研究

    鈴木 信孝, 川島 拓也, 許 鳳浩, 上馬塲 和夫 日本補完代替医療学会誌 15 (2), 117-120, 2018-09-30

    今回,我々は黒毛和牛の皮膚乳頭腫に対して殻付ハトムギを投与し,好成績を得たので報告する.8週間観察し,自然退縮がみられなかった乳頭腫を有する2頭の牛に,ボイルした殻付ハトムギを6週間摂取させ観察した.乳頭腫は消失もしくは縮小した.今後,さらに例数を増やして検討を行っていきたいと考えている.

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献1件

  • 早期梅毒における、診断時血清学的検査の結果に関する検討

    古賀 健一, 野口 武俊, 内田 千秋, 大塚 康文, 内浦 愛実, 財津 法子 日本性感染症学会誌 29 (1), 69-72, 2018-09-30

    梅毒の診断においては血清学的検査が重要な役割を果たすが、早期梅毒では検査結果が陰性となり結果の解釈や管理方針に苦慮することが少なくない。今回我々は早期梅毒症例を対象に、感染が疑われる行為(感染リスク)後あるいは発症後の経過時間と血清学的検査(TPLA、RPR)の関連を検討した。発症後の時間経過に伴ってTPLA、RPRともに陽性率は上昇したが、発症後4週以内は陰性症例がみられた。一方で感染リスク後…

    DOI Web Site 医中誌

  • 1期梅毒診断におけるTP抗体迅速検査キットの有用性

    古賀 健一, 野口 武俊, 内田 千秋, 大塚 康文, 内浦 愛実, 財津 法子 日本性感染症学会誌 29 (1), 65-67, 2018-09-30

    梅毒の診断においては血清学的検査が重要であるが、1期梅毒においてはその結果が陰性の場合があり、診断に苦慮することがある。当院では梅毒の血清学的検査として、TPLAとRPRの定量検査に加えてTP抗体迅速検査キットを用いた定性検査(以下「TP迅速検査」)を実施しているが、TP迅速検査のみ陽性の1期梅毒症例が散見される。そこで今回我々は、1期梅毒におけるTP迅速検査の有用性を検討した。2015年1月1…

    DOI Web Site 医中誌

  • 早期梅毒におけるアモキシシリンの治療成績

    古賀 健一, 野口 武俊, 内田 千秋, 大塚 康文, 内浦 愛実, 財津 法子 日本性感染症学会誌 29 (1), 73-75, 2018-09-30

    梅毒治療の第一選択はベンザチンペニシリンGの筋注であるが、本邦では利用できず代替レジメンとしてアモキシシリンの経口投与が推奨されている。しかし、このレジメンに関するエビデンスは乏しい。今回我々は、当院で診断・治療した早期梅毒症例158例を対象に、アモキシシリンの有効性を検討した。診断時のRPRが8.0 …

    DOI Web Site 医中誌

  • ユニバーサルファッションショー

    田中 総一郎, 宇賀神 美弥子 日本重症心身障害学会誌 43 (1), 109-115, 2018

    重症心身障害の方々は病気や障害のために生きづらさを抱えていますが、日々携わる私たちはその 幸せをいつも願っています。そして、その笑顔が実は私たちの幸せでもあることに気づきます。お互いに支え支えられる関係から、うまれてきてよかったと思える社会を作りたいですね。 障害の重い方々も私たちと同じようにファッションを楽しみたいと思っています。しかし、身体の不自由さから衣服の着脱が簡単でないことや、デザイ…

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  • O-1-Z19 重症心身障害児者・医療的ケア児者への訪問診療

    田中 総一郎 日本重症心身障害学会誌 43 (2), 264-264, 2018

    在宅人工呼吸器、気管切開など濃厚な医療を受けている患者さんを対象に2016年10月より訪問診療(58例)を始めた。訪問範囲は仙台市内が中心で、医療デバイスは人工呼吸器15例(26%)、気管切開31例(53%)、在宅酸素24例(41%)、経管栄養48例(83%)、中心静脈管理2例(3%)である。 月2回の定期訪問診療では、診察、気管カニューレ交換や胃瘻交換などの処置、気管支ファイバー検査、院外処方…

    DOI 医中誌

  • 第43回日本重症心身障害学会学術集会に向けて

    田中 総一郎 日本重症心身障害学会誌 42 (1), 1-2, 2017-04-01

    第43回日本重症心身障害学会を、杜の都仙台で開催させていただくことになりました。今回のテーマは「重症心身障害児者のいのちを育むこころと技」です。ご家族、医療、福祉、教育、行政などさまざまな立場の皆さまが、大切に重症心身障害児者のいのちを育まれてきた、そのこころと技を持ち寄る場所になり、お互いのはげみになればうれしく存じます。 …

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  • 重症心身障害児の在宅支援のあり方 −支援方法−

    田中 総一郎 日本重症心身障害学会誌 42 (1), 27-28, 2017-04-01

    ...略歴 1989年 東北大学医学部卒業 1992年 国立精神・神経センター 1995年 東北大学小児科 2000年 心身障害児総合医療療育センター 2001年 宮城県拓桃医療療育センター 小児科医療部長 2012年 東北大学小児科 准教授 2016年 あおぞら診療所ほっこり仙台 院長...

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  • 在宅医療推進のための多職種連携研修プログラム開発:都市近郊地域における短期的効果の検証

    土屋 瑠見子, 吉江 悟, 川越 正平, 平原 佐斗司, 大西 弘高, 村山 洋史, 西永 正典, 飯島 勝矢, 辻 哲夫 日本公衆衛生雑誌 64 (7), 359-370, 2017

    <p><b>目的</b> 在宅医療の推進を目的に作成された「在宅医療推進のための地域における多職種連携研修会(以下:在宅医療推進多職種連携研修会)」を受講した多職種における研修プログラムの短期的効果を検証した。</p><p><b>方法</b> 2012年3月から2013年1月に,東京都近郊の3地域(千葉県柏市・松戸市,東京都大田区大森地区)にて延べ4回の在宅医療推進多職種連携研修会を実施した。本…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 青空文庫から.txtファイルの未来へ:パブリックドメインと電子テキストの20年

    大久保 ゆう 情報管理 59 (12), 829-838, 2017

    <p>ボランティアで運営されているインターネット上のデジタルテキスト・アーカイブである青空文庫は,その主たる形式として,テキストファイル(拡張子.txt)を扱っている。本稿では,テキストファイルに施す青空文庫独自の注記や,作業にまつわる問題点や解決法,そのほかテキストファイルの利点などを,その歴史的な経緯や今後の展望とともに解説する。とりわけJIS漢字コードと,書籍の体裁や組み版の情報を残すため…

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  • P-2-G07 重症心身障害児(者)の避難場所の選択理由

    山本 美智代, 中川 薫, 田中 総一郎 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 298-298, 2017

    研究目的 発災後に自宅から離れて避難した重症心身障害児者(以下、重症児者)の家族が、何を理由に生活場所を変えていったのか、家族の思いを記述する。 研究方法 本研究は2011年に生じた東日本大震災で、緊急一時避難、それに続く二次避難の経験がある重症児者の家族を対象に、インタビュー方法を用いてデータ収集を行い、Grounded Theory Approach …

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  • 「家族と共に・地域と共に」みんなで関わる早期療育

    梶原 厚子 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 141-141, 2017

    ...(新松戸・京都) あおぞら診療所(墨田・新松戸) (2013年一般社団法人日本小児看護学会診療報酬検討委員) (主な著書 子どもが元気になる在宅ケア/南山堂 医療的ケアが必要な子どものためのケアテキストQ&A /メディカ出版)...

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  • 乳児アトピー性皮膚炎における鶏卵特異的IgE抗体価変化の診断的有用性

    立元 千帆, 長尾 みづほ, 藤澤 隆夫 日本小児アレルギー学会誌 31 (5), 692-698, 2017

    <p> 【背景】食物特異的IgE抗体価を経時的変動という視点で解析した報告は少なく, 乳児期から1歳にかけての変動と経口負荷試験 (OFC) 結果との関連は知られていない.</p><p> 【方法】対象はアトピー性皮膚炎 (AD) があり, 鶏卵感作のため鶏卵除去が行われた乳児で, 生後6か月と12か月に卵白 (EW) とオボムコイド (OM) 特異的IgE抗体 (sIgE) が測定され, …

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  • レジリアンスの観点から在宅緩和ケアを考える

    北田 志郎 心身医学 57 (2), 152-159, 2017

    <p>在宅での医療行為は通常病院で行われるものより制限されることが多いにもかかわらず, 多くの在宅患者は病みつつも健やかに生を全うする. 生活の場である在宅という場そのものが, 患者のレジリアンス発現因子となっていると考えられる. レジリアンスの発現に資する医療者のかかわりには患者家族への生活支援が含まれるが, 特に 「患者の過ごす場所」 をめぐる意思決定支援と, …

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  • 保険薬局における一部負担金割合からみた2型糖尿病患者の治療実態

    大野 涼, 宇都宮 励子, 上田 真意子, 村瀬 明世, 結城 由恵, 廣田 憲威 糖尿病 60 (9), 590-595, 2017

    ...<p>あおぞら薬局において一部負担金割合と2型糖尿病患者の治療実態について調査した.生活保護以外で一部負担金の減免や無料の扱いを受けている患者(無低群n=60)とそれ以外(無低以外群n=931)で比較したところ,HbA1c(%)(無低群:7.5±1.5,無低以外群:7.0±1.0,p<0.05)とBMI(Kg/m<sup>2</sup>)(無低群:26.8±4.8,無低以外群:25.0±4.7,p<...

    DOI 医中誌

  • P-2-E18 家族会を通じた13トリソミー児に関する全国調査(2015)より

    赤塚 早紀, 仁後 綾子, 幡谷 浩史, 小出 彩香, 冨田 直, 古庄 知己 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 277-277, 2017

    目的 13トリソミーは予後不良な染色体異常症として知られるが、日本での大規模調査はない。演者らは2015年より家族会(「13トリソミーの子供を支援する親の会(1998年発足)」、以下、13トリソミーの会)を通じ全国調査を実施した。そのうち呼吸器合併症に関連した項目について報告する。 方法 実施期間は2015年12月から1年間。選択・自由回答形式アンケート調査。13トリソミーの会に入会歴のある計1…

    DOI 医中誌

  • P-1-G15 在宅における呼吸悪化時に行えるポジショニングの検討

    後藤 晴美, 中野 弘陽, 山岸 康幸, 木内 昌子, 前田 浩利 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 261-261, 2017

    はじめに 広範囲の気道閉塞や鼻閉を生じやすい低緊張の子どもたちは、非侵襲的人工呼吸器や点鼻等の治療が必須である。それでも外気の影響を受けやすい在宅においては、呼吸状態は変動しやすい。特に状態悪化時、本人も家族も動揺する。ポジショニングは家族ができる呼吸状態改善手段の一つとして有効である。今回年齢の違う3症例に対し、酸素飽和度の低下や脈の上昇、喘息発作など状態悪化時に介入し、ポジショニングを施行。…

    DOI 医中誌

  • 重症心身障害児者の在宅医療のあり方

    前田 浩利 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 131-131, 2017

    ... あおぞら診療所墨田 院長 2013年3月 医療法人財団はるたか会 理事長 子ども在宅クリニック あおぞら診療所墨田 院長 2013年10月 医療法人財団はるたか会 理事長 あおぞら診療所新松戸 院長...

    DOI 医中誌

  • 第43回日本重症心身障害学会学術集会開催にあたって 重症心身障害児者のいのちを育むこころと技

    田中 総一郎 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 77-77, 2017

    第43回日本重症心身障害学会を、杜の都仙台で開催させていただくことになりました。今回のテーマは「重症心身障害児者のいのちを育むこころと技」です。ご家族、医療、福祉、教育、行政などさまざまな立場の皆さまが、大切に重症心身障害児者のいのちを育まれてきた、そのこころと技を持ち寄る場所になり、お互いのはげみになればうれしく存じます。 …

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  • O-1-A12 家族をまるごと癒し、明日への活力を生み出すレスパイト旅行の取り組み

    石渡 久子, 戸谷 剛, 前田 浩利 日本重症心身障害学会誌 42 (2), 163-163, 2017

    はじめに 自宅で暮らす重症心身障害児者と家族は、たくさんの生きづらさを抱えている。周囲の無理解に傷つき、疲弊することも多い。子どもと家族が日常生活から離れ、自然の中で一緒に楽しむことができるレスパイト旅行という取り組みがある。 方法 NPO法人「親子はねやすめ」は、2014年から毎年長野県筑北村で親子レスパイト旅行会を開催している。子どもとその家族数組がゲストとして招待され、NPOの職員と地元や…

    DOI 医中誌

  • 一人暮らし高齢者における見守りセンサーを用いた在宅生活支援に関する検討

    長谷部 雅美, 小池 高史, 野中 久美子, 深谷 太郎, 李 暻娥, 村山 幸子, 渡邊 麗子, 植木 章三, 吉田 裕人, 松本 真澄, 川崎 千恵, 二瓶 美里, 田中 千晶, 亀井 智子, 渡辺 修一郎, 藤原 佳典 老年社会科学 38 (1), 66-77, 2016-04-20

    <p> 本研究の目的は,一人暮らし高齢者の在宅生活の継続における見守りセンサー(赤外線人感センサー)の効果を,見守られる高齢者と見守る地域ケア機関の専門職の両面から検討することであった.対象者は,65歳以上の一人暮らし高齢者80人(介入群:39人,対照群:41人)と,高齢者を担当する専門職32人であった.介入プログラムでは,介入群の自宅に設置した見守りセンサーが検知した対象者の活動量データを,月…

    DOI Web Site 医中誌

  • 青空フォーカシングの体験記述と状態不安低減効果の検討

    山岡, 麻美, 米持, 有紀子, 西森, 臨, 阪本, 久実子, 池見, 陽 Psychologist : 関西大学臨床心理専門職大学院紀要 6 57-66, 2016-03-08

    青空フォーカシング(BSF)とは、“青空の瞑想”を含む広い意味でのマインドフルネスと、フォーカシングという心理療法を組み合わせたものである。近年、マインドフルネスは心理臨床領域で注目を集めており、うつ症状や不安を改善する効果があることが明らかになっている。また、フォーカシングの一部であるクリアリング・ア・スペースにも、不安低減効果があることが報告されている。そこで、BSFにも不安を低減させる効果…

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 「青空フォーカシング」の方法論的特色とその背景について

    阪本, 久実子, 西森, 臨, 山岡, 麻美, 米持, 有紀子, 池見, 陽 Psychologist : 関西大学臨床心理専門職大学院紀要 6 47-55, 2016-03-08

    本論では、池見によって考案された青空フォーカシングを紹介した。はじめに、池見が「青空の瞑想」に出会い、フォーカシングと組み合わせながら実践を行い、青空フォーカシングが現在の形になった経緯を紹介した。次に青空フォーカシングの具体的な方法をマインドフルネス、雲のイメージ、空になる、慈悲というステップに分け提示した。青空フォーカシングは実際にセッションを実施するPart1と振り返って観てみるPart2…

    機関リポジトリ HANDLE Web Site ほか1件

  • 第42回日本重症心身障害学会学術集会開催にあたって

    津川 敏 日本重症心身障害学会誌 41 (2), 139-139, 2016

    ...◎重症心身障害児者の在宅支援のあり方としてのシンポジウム1−支援方法−は、座長をあおぞら診療所新松戸の田中総一郎氏にお願いし、法人として熱心に早期療育を含む在宅支援を行ってきている長岡療育園の小西徹園長、公立施設として全県的に療育体制を構築され実践している鳥取県立総合療育センター院長の汐田まどか氏、そして早期療育システムが構築されて28年経過した北海道について北海道保健福祉部、さらに受益者の立場から...

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  • 小児の喘息発作強度分類と修正Pulmonary Indexスコアの関連

    立元 千帆, 吉重 道子, 鮫島 幸二, 渡辺 雅子, 木村 絢子, 赤司 賢一, 勝沼 俊雄 日本小児アレルギー学会誌 30 (2), 164-169, 2016

    小児気管支喘息発作は従来『小児気管支喘息治療・管理ガイドライン』 (以下, JPGL) に示される発作強度分類 (小発作, 中発作, 大発作) を用いて評価されてきた. 今回, われわれは修正Pulmonary Indexスコア (MPIS) を用いて喘息発作強度を判定し, 従来の評価方法と比較した. 94名 (129イベント) の気管支喘息発作を対象とした. JPGL …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献7件

  • 直腸脱に認められた直腸の仙骨への固定不良

    住田 亙, 小野 靖之, 渡邉 芳夫, 高須 英見, 大島 一夫, 小松崎 尚子 Journal of the Japanese Society of Pediatric Surgeons 52 (1), 83-88, 2016

    【目的】小児の直腸脱は小児診療でときに見られる疾患であるが,保存的治療で軽快が期待できるため,手術が必要な症例は多くない.当院で経験した直腸脱について検討したところ,注腸造影検査で特徴的な所見を認め,治療成績によって差異を認めたので報告する.<br> 【方法】2005 年1 月から2014 年12 月までに,直腸脱を主訴として当院を受診した18 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 公害資料館利用拡大の試み

    林 美帆 アーカイブズ学研究 23 (0), 58-78, 2015-12-31

    <p>西淀川・公害と環境資料館は、大気汚染の公害裁判の資料を中心に保存している民間の公害資料館である。利用者拡大のために公害教育に注目した。ESD(持続可能な開発のための教育)という概念を活用して、公害地域の今を伝えるスタディツアーを実施して、公害を学びたい人たちの問いに答えることで、公害を学ぶ新しい意義を提供した。また、全国の公害資料館のネットワークを構築することで、公害の学びの一般化に着手し…

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  • 在宅医療のニーズの高まりの社会的背景と在宅医療がもたらす医療のパラダイムシフト

    前田 浩利 保健医療社会学論集 26 (1), 3-13, 2015

    現在、わが国が直面している医療・保健の最大のテーマが、少子高齢化である。この問題に対応するべく、医療の構造改革が進んでいる。在宅医療の推進は、改革の要と言える。しかし、在宅医療の必要性は、高齢者のみでなく、がんの緩和医療でも、小児医療でも、同時に高まっている。高齢者では、これから到来する多死社会を乗り切るために、緩和医療では、がん患者のほとんどが一般病棟で亡くなっている現状から、より多くの患者に…

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件

  • 公害を学ぶ今日的意義

    林 美帆 環境教育 25 (1), 1_70-81, 2015

    <p>  In Japan, pollution became a social problem in the 1970s. At the time, educating the public about pollution was associated with the movement for preventing pollution. In the 1990s, many victims …

    DOI Web Site Web Site 参考文献2件

  • 小児在宅支援におけるリハビリテーションに関する研究

    長島 史明, 原 和彦, 久保田 章仁, 中川 尚子, 光村 実香, 梶原 厚子, 前田 浩利, 岸 太一 理学療法学Supplement 2014 (0), 1660-, 2015

    【目的】本研究は小児リハビリテーション(以下リハ)において,病院から在宅移行時の支援内容を明らかにして,現状分析と課題解決のための方向性を検討することを目的とした。【方法】対象は全国の周産期母子医療センターを有する病院施設(全数調査:348カ所)とし,リハ責任者に無記名自記式の調査票を郵送した。調査項目は施設概要,リハ実施状況,利用者の特徴と支援内容,専門職連携の状況として回答をもとめた。分析は…

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  • がん末期患者の在宅での看取りまでを見通した関わり

    光村 実香 理学療法学Supplement 2014 (0), 0293-, 2015

    【目的】在宅の緩和ケアは,他事業所が参画し,各専門性を活かし,情報共有やケア方法の統一に工夫が必要である。今回は理学療法士(以下,PT)が中心となり,ご本人の性格や生活環境を見極め,看取りまでのケアの基盤を構築し,それを変化させながら他職種と看取りまでの関わりを経験したので報告する。【症例提示】症例は60代女性。家族構成は夫,娘2人。介入時は夫と次女の同居生活,主介護は夫。性格はこわがりなところ…

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  • 新駅開業に対する利用者と市民の評価

    土`谷 敏治 日本地理学会発表要旨集 2015a (0), 100073-, 2015

    ...<br> ひたちなか海浜鉄道の存続については,若干の地区間差がみられるものの高い支持が得られ,高田の鉄橋駅周辺の居住者にとって,利用者,非利用者を問わず,同鉄道は必要な交通手段として位置づけられている.また,同鉄道,スマイルあおぞらバスをはじめとする公共交通機関への財政支援についても,肯定的な回答が80%以上である.とくに,現状維持とする回答と,より積極的な支援を求める回答がほぼ同数で,後者の回答が...

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  • 下顎歯肉に転移した肺原発多形癌の1例

    立花 絵理子, 山口 洋平, 立花 哲也, 山科 光正, 近津 大地 日本口腔外科学会雑誌 61 (9), 458-462, 2015

    Metastatic tumors of the oral region are rare, accounting for about 1.6% of all malignant tumors in the oral cavity. In this article, we report a case of pulmonary pleomorphic carcinoma that …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献6件

  • 日本先進糖尿病治療研究会によるCSIIおよびCGMに関するステートメント

    小林 哲郎, 難波 光義, 黒田 暁生, 松久 宗英, 山田 研太郎, 今村 洋一, 金重 勝博, 浜口 朋也, 川村 智行, 佐藤 譲, 高橋 和眞, 丸山 太郎, 西村 理明, 勝野 朋幸, 楠 宜樹, 清水 一紀, 柳澤 克之, 粟田 卓也, 雨宮 伸, 日本先進糖尿病治療研究会 糖尿病 57 (6), 403-415, 2014

    最近,持続インスリン皮下注入療法(Continuous subcutaneous insulin infusion:以下CSII)と持続血糖モニタリング(Continuous glucose monitoring:以下CGM)が糖尿病の治療機器として普及しつつある.我々はCSIIおよびCGMに関する科学的根拠をもとに,これをコンセンサスステートメントとしてまとめた.CSIIでは適応,臨床効果,リ…

    DOI Web Site 医中誌

  • 血液疾患患者の在宅医療についてのアンケート調査

    安達 昌子, 塚田 唯子, 近藤 咲子, 朝倉 敬子, 松木 絵里, 川越 正平, 橋口 さおり, 野中 博, 武田 純三, 岡本 真一郎 臨床血液 55 (11), 2262-2270, 2014

    血液疾患患者における在宅医療の実態とその問題点を明らかにする目的で,4都県の病院と在宅医療施設の3,591施設を対象にアンケート調査を実施した。1次アンケートでは,病院医療者の81.7%が血液疾患の在宅療養支援の「経験あり」と回答したが,在宅医療者の経験者は24.9%にとどまり,病院医療者が限られた在宅医療者と連携をしていることが推測された。医療者1,202人を対象とした2次アンケートでは,病院…

    DOI Web Site PubMed ほか1件

  • 地域連携により安全なメサドン処方が可能となった1例

    山田 英人, 松本 禎久, 木下 寛也, 川越 正平 Palliative Care Research 9 (4), 519-522, 2014

    メサドンは長時間作用型μオピオイド受容体作動薬であり,NMDA受容体拮抗作用を併せもつため,一般のオピオイドに抵抗性の疼痛に対する効果が期待される.一方で,重大な副作用として,呼吸抑制やQT延長症候群・心室頻拍があり,注意を要する.今回われわれは,入院中にメサドンが導入され,訪問診療中にその増量を行い,安全に鎮痛効果が得られた症例を経験したので報告する.症例は79歳,女性.後腹膜原発平滑筋肉腫の…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • 小児訪問リハビリテーションで療法士が患児の表出を意味づけるプロセス

    光村 実香 理学療法学Supplement 2013 (0), 0990-, 2014

    【はじめに,目的】近年,医療技術の発展やQOLの観点から小児領域において医療ケアを受けながら在宅生活を送る患児・者が増加している。そのため訪問リハビリテーション(以下,訪問リハビリ)でもその必要性が重視されているが,多くの訪問リハビリに携わる療法士は小児未経験ゆえ,受け入れが困難な現状が問題視されている。そこで本研究は,訪問リハビリで療法士が患児とどのようにコミュニケーションをとりながらリハビリ…

    DOI 医中誌

  • 公共交通における行政の役割

    鈴木 隆之 日本地理学会発表要旨集 2014s (0), 100160-, 2014

    ...<br><br> Ⅱ.スマイルあおぞらバス<br> 2006年度に運行を開始したコミュニティバスは,公募により「スマイルあおぞらバス」と名付けられ,旧勝田地区,旧那珂湊地区のそれぞれ1路線で運行を開始した.路線を設定するにあたっては,自治会の協力によるアンケートの実施や,地域ごとに説明会を開催するなど,地域の意見を反映するよう努め,循環型路線,運賃は100円でスタートした.2007年には5路線,2008...

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  • 在宅医療の現状と課題

    川越 正平 日本内科学会雑誌 103 (12), 3106-3117, 2014

    在宅医療とは,end of lifeにある患者の尊厳や生活の質を重視するための一医療形態である.地域を病棟と捉え,24時間365日の安心を提供する.疾病を国際生活機能分類ICF(International Classification of Functioning, Disability and …

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献4件

  • 在宅緩和ケアを担う診療所として在宅特化型診療所とドクターネットは相互に排他的か?

    森田 達也, 野末 よし子, 宮下 光令, 小野 宏志, 藤島 百合子, 白髭 豊, 川越 正平 Palliative Care Research 7 (1), 317-322, 2012

    本研究の目的は, 在宅特化型診療所とドクターネットの両方が存在する1都市におけるがん患者の自宅死亡率の推移を明らかにすることを通じて, 在宅特化型診療所とドクターネットの地域緩和ケアにおける役割についての洞察を得ることである. 緩和ケアの地域介入研究が行われた1地域でがん患者の自宅死亡率を2007年から2010年まで取得した. 自宅死亡率は, …

    DOI Web Site 医中誌 参考文献4件

  • 重症心身障がい児・者に対する車いす等の在宅作製の取り組み~ライフステージにおける特徴と留意点~

    長島 史明, 中川 尚子, 川ウ 麻由子, 遠藤 光洋, 前田 浩利 関東甲信越ブロック理学療法士学会 31 (0), 267-, 2012

    【はじめに】<BR>在宅で療養する重症心身障がい児・者(以下、障がい児・者)にとって車いすや座位保持装置等(以下、車いす等)は、日常生活上の姿勢保持や外出手段として有用である。しかし車いす等を作製するためには施設や病院に数回受診せねばならず障がい児・者や家族にとって負担が大きい。当院では必要時には車いす等の在宅作製に取り組んでいる。今回、在宅作製を行った障がい児・者についてまとめ、ライフステージ…

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  • O-1-A-04 在宅での肺痰補助装置(カフアシスト®)の導入について

    中川 尚子 日本重症心身障害学会誌 37 (2), 256-256, 2012

    ...子ども在宅クリニックあおぞら診療所墨田の患者様は、呼吸器を使用している児(NPPVも含む)が全体の40%を占め、呼吸器系のケアが重要である。排痰補助装置は2010年に保険適応、2012年は脳性まひ等の疾患と適応も広がっている。この導入を病院でなく、在宅主治医と連携し、理学療法士が主に関わって自宅で導入した症例を報告する。...

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  • 重症心身障がい児・者の外出支援

    長島 史明, 中川 尚子, 西尾 玲子, 川﨑 麻由子, 稲葉 亜希子, 南條 浩輝, 遠藤 光洋, 前田 浩利 理学療法学Supplement 2011 (0), Eb0585-Eb0585, 2012

    【はじめに、目的】 在宅で療養する重症心身障がい児・者(以下、障がい児・者)にとって外出は社会参加の機会となりQOL向上に寄与する。しかし移乗・移動の困難さや医療機器の取り扱い等が障壁となり、当事者や家族の負担は大きい。理学療法士(以下、PT)は、車椅子の選定・作製や家族への介護方法の指導等を中心に支援を行うが、介護職との連携も必要となる。本研究は、介護職に対して障がい児・者の外出支援に関する意…

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  • 緊急特集 3・11 不屈の国●第1部 人から始まる:復旧支えたドライバーの矜持

    日経ビジネス = Nikkei business (1586) 13-15, 2011-04-11

    宮城県石巻市の漁港に程近い渡波(わたのは)地区。近くの大型スーパーには津波で何台ものトラックが突っ込み、流れ着いた民家に人影はない。道路からは辛うじて瓦礫は取り除かれたものの、3週間たった今なお、震災当時の惨状をそのまま残している。 4月1日、焦土と化したこの地で、ヤマト運輸の石巻渡波センターが営業を再開した。

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  • 自主条例による青空型土地利用の規制方法とその運用実態に関する研究

    冨永 麻倫, 姥浦 道生 都市計画論文集 46 (3), 307-312, 2011

    近年開発許可制度が対象とする開発行為に該当しない、資材置場や露天駐車場などの青空型土地利用が無秩序に開発されることにより、農村景観の荒廃や生活環境の悪化などが問題となっている。本研究は、青空型土地利用も開発協議手続きの対象とする自治体の自主条例の中でも、青空型土地利用の立地コントロールをも行っている条例に着目し、みよし市まちづくり土地利用条例の運用実態の分析を通して、自主条例による青空型土地利用…

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • がん終末期患者の訪問看護導入時に生じる訪問看護師の困難感

    長内 さゆり, 清水 準一, 河原 加代子 日本保健科学学会誌 14 (1), 5-12, 2011

    本研究の目的は,迅速な対応を必要とするがん終末期患者の訪問看護導入時に看護師が抱いた困難感を明らかにすることである。患者・家族のケアを実践し,がん終末期患者の訪問看護に3年以上関わった経験のある看護師6名を対象とした。データ収集は,インタビューガイドを用いた半構成的面接を行い,質的に分析した。訪問看護導入時に看護師が抱いた困難感として,【看護師としての揺らぎ】と【訪問看護を引き受ける苦悩】の2つ…

    DOI Web Site 医中誌 参考文献16件

  • 進行がん患者と遺族のがん治療と緩和ケアに対する要望‐821名の自由記述からの示唆

    古村 和恵, 宮下 光令, 木澤 義之, 川越 正平, 秋月 伸哉, 山岸 暁美, 的場 元弘, 鈴木 聡, 木下 寛也, 白髭 豊, 森田 達也, 江口 研二 Palliative Care Research 6 (2), 237-245, 2011

    より良い緩和ケアを提供するために, がん患者やその家族の意見を収集することは重要である. 本研究の目的は, 「緩和ケア普及のための地域プロジェクト」(OPTIM)の介入前に行われた, 進行がん患者と遺族を対象とした質問紙調査で得られた自由記述欄の内容を分析し, がん治療と緩和ケアに対する要望と良かった点を収集・分類することである. 全国4地域の進行がん患者1,493名, …

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献3件 参考文献6件

  • ひたちなか市におけるコミュニティバスの現状と課題

    土'谷 敏治, 安藤 圭佑, 石井 智也, 花井 優太, 八剱 直樹 日本地理学会発表要旨集 2011s (0), 6-6, 2011

    ...<BR>  茨城県ひたちなか市は,市内の公共交通機関の維持に積極的に取り組んでいる地方自治体の1つである.茨城交通の湊線鉄道事業からの撤退表明を受けて,2008年にひたちなか海浜鉄道として第三セクター化し,2009年と2010年には乗合タクシーの実証運行も行った.さらに,2006年10月から「スマイルあおぞらバス」というコミュニティバスを運行している.2系統で始まったこのコミュニティバスは,運行経路...

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  • 裁量的投資の企業競争優位に与える影響

    市川 朋治, 蜂谷 豊彦 管理会計学 : ⽇本管理会計学会誌 : 経営管理のための総合雑誌 18 (2), 19-39, 2010-03-31

    <p>資源ベース理論によれば,企業の競争優位の源泉は企業の所有する経営資源にある.競争優位にある企業は産業の平均的な企業と比較して,特徴のある経営資源を有しており,その特徴は研究開発費,広告宣伝費などの無形資産や生産設備などの有形資産への投資に現れる.本研究ではこれらを裁量的投資と定義し,裁量的投資と企業の競争優位との関係について競争優位の持続性,トレント,平均水準という3つの側面からとらえて検…

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site

  • 公害地域のいまを伝えるスタディツアー2009 : 富山・イタイイタイ病の地を訪ねて

    西村 仁志 同志社政策科学研究 11 (2), 209-212, 2009-12-20

    かつて公害で疲弊した地域において、原因企業・行政・住民が協働し、再び公害に苦しまないような持続可能な地域づくりをめざして活動している事例が各地にみられる。しかしこれらの情報の発信、とりわけ「リアリティのある情報」としての発信は十分ではなく、地域再生の取り組みを伝えることが出来ているとは言い難い。そこで、このツアーでは公害を過去の悲惨な歴史として片付けるのではなく、持続可能な循環社会を形成するため…

    DOI 機関リポジトリ Web Site

  • 在宅医療/訪問看護の今後のかたち

    原田 真由美, 前田 浩利 日本農村医学会雑誌 57 (6), 867-870, 2009

      Recently, the Jepanese government have advanced home medical care services. They former health care system was reformed to place much emphasis on home care. But there are many problems:for …

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  • 要介護度改善を目指した介護クリティカルパス

    岩下 由加里, 坂本 すが, 小林 寬伊 日本医療マネジメント学会雑誌 10 (2), 358-363, 2009

    介護の目的は、自立支援である。介護を必要としている高齢者が、自分のことが少しでも自分でできるようになり、生きがいある老後を送れるような生活を確立することである。その目的を達成するために、多くの病院で普及しているクリティカルパスを介護領域に活用することにより、改善の効果を目指した。介護サービスでは、提供する介護スタッフによるケアのバラツキを最小限にとどめることが重要である。 今回、 …

    DOI Web Site 医中誌

  • 車いす用圧切替型クッションの開発

    井内 陽三, 村田 潤, 村田 伸, 大山 美智江, 松尾 清美, 松原 昌三, 帰山 清, 和気 幸男, 坂田 栄二 理学療法学Supplement 2007 (0), E1163-E1163, 2008

    【背景と目的】車いすは、身体に障がいを持つ方の移動や座位保持などに有用な福祉用具である。ただし長時間同じ姿勢の座位をとると、座面や背面などの圧負荷増大と同一姿勢による下肢血流阻害のため、除圧動作や姿勢変換が必要となる。しかし、従来の姿勢調整や体圧分散などの対応では、自ら除圧動作ができない方や褥瘡リスクが高い方には、圧負荷の軽減などが不十分な場合が多い。そこでまず我々は、クッションに圧切替型を採用…

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  • 在宅医療 / 訪問看護の今後のかたち

    前田 浩利, 原田 真由美 日本農村医学会学術総会抄録集 57 (0), 43-43, 2008

    近年介護保険法・障害者自立支援法等の施行により、在宅療養支援の政策が明確に打ち出され、さらに医療制度改革により、在宅療養支援診療所の導入・診療報酬の改定等により在宅医療への後押しがされています。また今年4月より、後期高齢者医療制度が開始となり、在宅医療・在宅療養支援への期待がますます高まってきているといえます。<BR> …

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