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検索結果 115 件

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  • サイバー攻撃発生に気づくためのNICTER観測システムの運用と攻撃事例

    遠藤, 由紀子 インターネットと運用技術シンポジウム論文集 2023 40-40, 2023-11-30

    ...NICT では,インターネット上の未使用 IP アドレス空間に届くパケットを大規模に観測することで,サイバー攻撃の大局的な動向や新たなマルウェアの出現等の攻撃事象に気づくための NICTER システムを 20 年近くに渡って開発・運用しています.本講演では,NICTER システムで収集された大量のトラヒックデータから,新たな攻撃事象を一早く見つけ出し対処に繋げるための我々のオペレーションの取り組みを...

    情報処理学会

  • MBCF/Linuxのノード性能阻害についての評価

    藤本, 馨, 辻, 理子, 松本, 尚 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2023 29-35, 2023-11-30

    ...MBCF(Memory Based Communication Facility)は,高速ネットワークで接続されたPCクラスタやワークステーションクラスタにおいてマシン境界を超えた共有メモリアクセス環境を実現するための通信同期機構として,1994年に考案され,1996年に発表されたものである.受信先が他のアプリケーションを実行している場合に,MBCF受信による割込みが発生する.この時,アドレス空間識別子...

    情報処理学会

  • 仮想計算機モニタによるシステムコール検知箇所の推定可能なOS種別の拡張

    大森, 卓, 佐藤, 将也, 山内, 利宏, 谷口, 秀夫 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 139-146, 2023-10-23

    ...仮想計算機上のプログラムが発行したシステムコールを仮想計算機モニタにより検知する手法がある.検知箇所のアドレスは,OS バージョンの更新によるシステムコール処理の変更やアドレス空間のランダム化により,カーネル起動処理前に計算することができない.そこで,x86-64 のCPU で動作するLinux を対象に,カーネル起動処理前の計算によらず,ゲストOS のメモリ解析によりシステムコール検知箇所を推定する...

    情報処理学会

  • IPv6大規模セキュリティ調査のための多種ポート対応スキャンフレームワーク

    竹村, 達也, 渡邉, 卓弥, 塩治, 榮太朗, 秋山, 満昭 コンピュータセキュリティシンポジウム2023論文集 367-374, 2023-10-23

    ...広大なIPv6アドレス空間で,ShodanやCensysのようなセキュリティ調査を行うための基盤技術として,アクティブなアドレスを多様なポートで効率的に発見するスキャンフレームワークを提案する.インターネット全体をスキャン可能なIPv4とは異なり,IPv6では存在が確認されているIPv6アドレス(ヒットリスト)を用いて,リソース制約の下でスキャン対象を絞り込む.代表的な公開ヒットリストでは,Webのようなごく...

    情報処理学会

  • 絨毯爆撃型DRDoS攻撃の実態把握に向けたDRDoSハニーポット観測データの分析

    毛 清昕, 牧田 大佑, 吉岡 克成, 松本 勉 情報処理学会論文誌 64 (9), 1266-1276, 2023-09-15

    ...事例を詳細に分析することで極度に攻撃が集中する事象の実態を把握することを試みた.分析の結果,従来の攻撃イベントの定義では急激に攻撃件数が増加している期間において,上記の集約アルゴリズムにより,件数が大幅に削減されることを確認した.これらの期間では,特定のアドレス帯に対して行われた絨毯爆撃攻撃が多数のイベントとして過剰にカウントされていたと推測できる.5章で具体的に個別事例を分析した結果,時間的かつアドレス...

    DOI 情報処理学会

  • フィンガープリントを用いたスキャナの分類及び宛先ポートセットの分析

    田中, 智, 韓, 燦洙, 高橋, 健志 コンピュータセキュリティシンポジウム2022論文集 1293-1300, 2022-10-17

    ...未使用の IP アドレス空間(ダークネット)を利用し,無差別型攻撃に起因したスキャン活動の実態を把握することは重要である.現在主流となっているスキャンツールにはスキャンパケットに固有の特徴(フィンガープリント)を埋め込むことが既存研究で明らかになっている.我々の先行研究ではフィンガープリントを自動で特定する手法を初めて提案し,既知のみならず未知のフィンガープリントを特定した.本研究では手法の改良及び...

    情報処理学会

  • ダークネットにおけるアドレス空間規模の変化に伴う可視性の変化

    水谷, 剛大, 小谷, 大祐, 岡部, 寿男 第84回全国大会講演論文集 2022 (1), 545-546, 2022-02-17

    ...IPv4アドレスは需要が高い一方で、新規割り当てのためのアドレス空間が枯渇しており、大規模なダークネットを維持していくことが困難になる可能性がある。ダークネットの可視性を維持し、アドレス空間の大きさを最適化することが望まれる。そのためにはダークネットの規模の変化に伴う可視性の変化について調査する必要がある。...

    情報処理学会

  • 遺伝的アルゴリズムに基づいた広域スキャンのフィンガープリント特定技術の提案

    田中, 智, 韓, 燦洙, 高橋, 健志, 藤澤, 克樹 コンピュータセキュリティシンポジウム2021論文集 349-356, 2021-10-19

    ...インターネット上の到達可能かつ未使用の IP アドレス空間(ダークネット)を利用し,新興のマルウェア活動を検知することは,迅速なサイバーセキュリティ対策を行うために必要不可欠である.しかし,巧妙な攻撃者による分散スキャンと調査目的スキャンを区別することは非常に難しい.既存研究では,スキャン対象のポートや送信元ホストの分布に着目することで,攻撃者によるスキャン活動の検知を試みているが,緻密に組織化された...

    情報処理学会

  • ダークネット観測によるスキャンパケットの傾向と分析

    有本, 純, 曽根, 直人, 森井, 昌克 コンピュータセキュリティシンポジウム2019論文集 2019 1429-1433, 2019-10-14

    ...未使用のIPアドレス空間であるダークネットには,マルウェアの感染活動やスキャン活動などの不正な活動に起因しているパケットが観測される.ダークネットのパケットを観測することにより,インターネット上で発生している不正な活動が把握可能になる.本研究の目的はダークネットを観測することにより,スキャンパケットの傾向と分析を行うこととした.初めに,大学機関が所有するIPアドレスによる不正トラフィックの解析を行った...

    情報処理学会

  • 容量仮想化機能を備えるフラッシュドライブを活用した高性能重複排除処理方式

    達見, 良介, 吉原, 朋宏, 杉本, 定宏 第81回全国大会講演論文集 2019 (1), 13-14, 2019-02-28

    ...容量仮想化機能をもつフラッシュドライブは物理容量よりも広いデータ格納先アドレス空間を提供する。これを用いて、ストレージコントローラはデータ毎の格納先アドレスを固定したまま、フラッシュドライブ内の重複データの物理容量削減を指示することで、重複排除を実現する。これにより、ガベージコレクションによる性能低下が抑止される。...

    情報処理学会

  • インターネット定点観測トラヒックにおける相関係数発生確率行列に基づく異常検知の一検討

    間山, 航平, 角田, 裕 第80回全国大会講演論文集 2018 (1), 483-484, 2018-03-13

    ...相関係数発生確率行列に基づく異常検知は,トラヒックの観測量の全ペアについて相関係数を求め,稀にしか発生しない相関係数を示した観測量に対応する種別のトラヒックに異常があると判断する手法である.本発表ではこの手法をインターネット定点観測トラヒックに適用した結果について報告する.定点観測は未使用のIPアドレス空間に到達するトラヒックを観測・分析し,無作為なスキャンやDDoS攻撃の跳ね返りによるパケットなどが...

    情報処理学会

  • ダークネット観測パケットへの位相的データ解析に関する一検討

    柏倉, 潤平, 成田, 匡輝, 猪股, 俊光, 杉野, 栄二, 今井, 信太郎 コンピュータセキュリティシンポジウム2017論文集 2017 (2), 2017-10-16

    ...ダークネットと呼ばれる未使用のIPアドレス空間には,不正な通信によるパケットが到着する.それら到着パケットを観測することで,インターネット上で発生している悪性な活動の動向を把握することが可能である.近年,観測される不正なパケットは増加傾向にあり,ビッグデータ解析と同様,大量の不正パケットから攻撃動向を効率的に把握する技術が必要となっている.本稿では,位相的データ解析というトポロジーの考えに基づくデータ...

    情報処理学会

  • 大分大学のダークネットトラフィックにおけるゼロデイ攻撃の影響の分析

    東條, 貴明, 池部, 実, 吉田, 和幸 マルチメディア,分散協調とモバイルシンポジウム2017論文集 2017 1654-1660, 2017-06-21

    ...でも,ソフトウェアの脆弱性が解消される前に攻撃が行われるゼロデイ攻撃が問題になっている.ゼロデイ攻撃は脆弱性に関する情報や対応策が提供される前に攻撃が行われるため,検知や予防などの対策が困難である.そこで,我々はゼロデイ攻撃の予兆となる活動を把握するために,インターネット上での不正な活動に起因する通信が多く観測されるダークネットに着目した.ダークネットとは,インターネットから到達可能かつ未使用のIPアドレス...

    情報処理学会

  • マルチテナント向けOpenFlowハイパーバイザのためのフローエントリ検証手法の検討

    樋口, 俊, 廣津, 登志夫 コンピュータシステム・シンポジウム論文集 2016 129-136, 2016-11-21

    ...FlowVisorでは,OpenFlowネットワークを仮想化し複数のコントローラを利用可能とすることでマルチテナント環境への対応を実現しているが,個々の仮想ネットワークの制御ルールに衝突がないことが前提であった.しかし,将来的に各テナントにOpenFlowによる柔軟な制御を許すことを考慮すると,各テナントが自由に設計したネットワーク制御ルールを衝突無く処理する必要が生じる.そこで本論文では,各テナントが定義するアドレス...

    情報処理学会

  • ダークネットトラフィックの可視化とオンライン更新によるモニタリング

    畑中, 拓哉, 北園, 淳, 小澤, 誠一, 班, 涛, 中里, 純二, 島村, 隼平 コンピュータセキュリティシンポジウム2016論文集 2016 (2), 397-402, 2016-10-04

    ...未使用の IP アドレス空間であるダークネットには, DDoS 攻撃への返信やスキャンなど,不正な通信に伴うパケットが大量に届く.それらを観測 ・ 分析することで,インターネット上で発生している悪性な活動の動向を把握することが可能になると期待されている.本論文では,ダークネットの通信パターンの分布を可視化しモニタリングする手法を提案する.提案法では,通信パターンを特徴ベクトルとして表現し,次元圧縮することで...

    情報処理学会

  • メニーコアにおける派生データ型を用いたMPIノード内通信の高速化

    島田, 明男, 須藤, 敦之, 堀, 敦史, 石川, 裕, 河野, 健二 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 9 (2), 46-63, 2016-07-14

    ...空間で動作させることが可能になる.よって,アドレス空間の境界越しにデータを送受信するためのオーバヘッドなしに,ノード内通信を実行することができる.本研究では,PVASを派生データ型を用いるMessage Passing Interface(MPI)ノード内通信に適用し,同一ノードのプロセスがメモリ上で不連続なデータを高速に送受信することを可能にした.ベンチマークプログラムによって高速化したMPIノード...

    情報処理学会

  • Multiple PVASを用いたMapReduceフレームワークの木構造処理による性能評価

    本田, 舜, 佐藤, 未来子, 並木, 美太郎 第78回全国大会講演論文集 2016 (1), 193-194, 2016-03-10

    ...IntelのHPC向けコプロセッサであるXeon Phiへの分散処理フレームワークMapReduce実装であるMrPhiがなされてきた.また,当研究室において,MrPhiへ大域仮想空間モデルMultiple PVASを組み込んだ実装の研究がされており,アドレス空間やメモリ管理の部分がオリジナルと異なっている.本研究では,両実装の性能評価のために,既存のサンプルプログラムと実行特性が異なり,Multiple...

    情報処理学会

  • 新しいタスクモデルによるメニーコア環境に適したMPIノード内通信の実装

    島田, 明男, 堀, 敦史, 石川, 裕 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 8 (2), 36-54, 2015-06-16

    ...近年,HPCシステムを構成するノード1台あたりのコア数は飛躍的に増加してきている.一方で,1コアあたりのメモリ量は減少する傾向にある.Partitioned Virtual Address Space(PVAS)は,このようなメニーコア環境において,効率的に並列処理を行うための新たなタスクモデルである.PVASタスクモデルを用いると,並列処理を行うノード内のプロセス群を同一アドレス空間で動作させることが...

    情報処理学会

  • Unified Memoryを利用したCUDAプログラミングと性能評価

    土井, 淳, 今井, 晴基 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 8 (1), 11-11, 2015-06-02

    ...CUDAを使用したGPUプログラミングにおいて,ホストCPUとGPUデバイスそれぞれにおけるメモリの管理やそれぞれの間のデータ転送がプログラミングを複雑なものにしている.CUDA6から実装されたUnified Memoryを用いることで,ホストとデバイスで同一のアドレス空間にアクセスができ,これによってGPUプログラミングが簡単になりより生産性が向上することが期待される.しかしながら,物理的には異なる...

    情報処理学会

  • DNSアンプ攻撃の事前対策へ向けたDNSハニーポットとダークネットの相関分析

    牧田, 大佑, 吉岡, 克成, 松本, 勉, 中里, 純二, 島村, 隼平, 井上, 大介 情報処理学会論文誌 56 (3), 921-931, 2015-03-15

    ...攻撃では通信を増幅するためにインターネット上のオープンリゾルバが用いられるため,攻撃者は広範囲なスキャンによりオープンリゾルバを探索することが予想される.しかし,DNSハニーポットは,DNSサーバとして動作するための運用コストが高く,大規模な観測に不向きであるため,攻撃者によるスキャン活動の全体的な傾向を把握することが困難である.本論文では,DNSハニーポットが観測したDNSアンプ攻撃と,広範囲のアドレス...

    情報処理学会

  • 組込みアセンブリプログラム解析によるSMTモデル検査

    小橋, 潤平, 山根, 智, 竹下, 淳 組込みシステムシンポジウム2014論文集 2014 22-27, 2014-10-15

    ...近年の発展を続けている組込みシステムにおいて,ハードウェアに依存する性質を持つソフトウェアが用いられており,開発期間の短縮や信頼性の向上の観点から,それらの性質に対応した形式的検証手法について需要が高まっている.我々の研究では組み込み向けのアセンブリコードの静的プログラム解析を基礎として,SMT ソルバを用いた有界モデル検査手法について取り扱う.本論文では,レジスタの内容,アドレス空間上の変数・定数...

    情報処理学会

  • OpenFlow を用いたハニーポットの動的配置手法

    山内, 一将, 川本, 淳平, 松本, 晋一, 堀, 良彰, 櫻井, 幸一 電気・情報関係学会九州支部連合大会 平成26年度(第67回) 11-1P-07-, 2014-09-18

    ...犯罪者は金銭を得る目的で,個人情報の搾取や改ざん,破壊活動などを行なう.また,サイバー攻撃は日々巧妙化しており,大量の情報の中でこれらの悪性通信を取り出すことが困難になっている.ハニーポットは攻撃者をおびきよせるための設定を意図的に行ったシステムであり,これを利用して悪性通信の監視を行なう.しかし,サイバー攻撃の標的となるPC は世界各地に点在しているため,ハニーポット用に静的に割り当てられるIP アドレス...

    HANDLE

  • NTMobileにおける仮想IPアドレスの管理方法の提案と評価

    加古将規, 鈴木秀和, 内藤克浩, 渡邊晃 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2014論文集 2014 1307-1312, 2014-07-02

    ...我々は,IPv4/IPv6混在環境において通信接続性と移動透過性を同時に実現する技術としてNTMobile(Network Traversal with Mobility)を提案している.NTMobileでは,NTMobileの機能を実装した端末(NTM端末)に対して,実IPアドレスとして利用されないアドレス空間の中から一意な仮想IPアドレスを割り当てる必要がある.そのため,IPv4においては,十分...

    情報処理学会

  • マルチコア・メニーコア混在型計算機による高性能計算向けアプリケーション実行基盤「Multiple PVAS」の性能評価

    深沢豪, 佐藤未来子, 吉永一美, 辻田祐一, 島田明男, 堀敦史, 並木美太郎 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 189-190, 2014-03-11

    ...マルチコア・メニーコア混在型計算機で高い演算性能を実現するにはCPUの特性を考慮したタスクのデリゲーションが必要である.我々は低オーバヘッドでCPU間のタスクデリゲーションを実現するためのアプリケーション実行基盤「Multiple PVAS」を提案している.Multiple PVASによりマルチコアとメニーコアを包括する大域仮想アドレス空間を構成することで,リモートCPUのメモリへの直接アクセスによる...

    情報処理学会

  • 複数の計算機でプロセスを分散実行するためのシステムコール転送機構

    玉井智規, 深尾拓司, 芝公仁, 岡田至弘 第76回全国大会講演論文集 2014 (1), 151-152, 2014-03-11

    ...ネットワークに接続された複数の計算機上で分散実行し動作させることが可能なシステムの開発を行っている.本システムは,プロセスが持つアドレス空間を計算機間で共有する.これによって,共有されるプロセスのスレッドを,任意の計算機へ分散し動作させることができる.また,このとき各スレッドから発行されるシステムコールを,プロセスを実行した計算機へ転送処理する.システムコールを位置透過に処理することで,共有プロセス...

    情報処理学会

  • IPv4/IPv6デュアルスタック環境におけるDNSを用いたIPv6機器発見の手法とその回避策の一考察

    曽我一喜, 桝田秀夫 インターネットと運用技術シンポジウム2013論文集 2013 107-110, 2013-12-05

    ...アドレスと IPv6 アドレスの両方が設定される IPv4/IPv6 デュアルスタック環境が一般的になりつつある.そういった環境では,サービス運用の観点などから,一つの FQDN に対して A レコードと AAAA レコードの複数のレコードが対応づけられることが一般的になる.一方,インターネットでは,接続されている脆弱な機器を探索するために,ポートスキャンが広く行われている.IPv4 に比べて膨大なアドレス...

    情報処理学会

  • 未接続IPアドレス空間へのハニーポット動的設置によるネットワークの監視手法

    伊藤, 達哉, 栃窪, 孝也 コンピュータセキュリティシンポジウム2013論文集 2013 (4), 388-395, 2013-10-14

    近年,特定の企業や個人をターゲットにした情報窃取を行う標的型サイバー攻撃が増加している。<br>標的型サイバー攻撃ではスパイウェアが内部ネットワークへ侵入し、目的のサービスへ攻撃を仕掛けるためにポートスキャンや脆弱性の調査などのスパイ活動を行う。<br>本稿では内部ネットワークから一時的に切断されたホストとハニーポットを動的に置き換えることで、スパイウェアからのポートスキャンを検出するシステムを…

    情報処理学会

  • 自宅からのリモートアクセスを可能にするGSRAv2の提案と評価

    鈴木, 健太, 鈴木, 秀和, 旭, 健作, 渡邊, 晃 情報処理学会論文誌 54 (6), 1751-1760, 2013-06-15

    ...,GSRA(Group-based Secure Remote Access)と呼ぶ方式を提案してきたが,ユーザがNAT配下から使用することは想定していないという課題があった.そこで本論文では,GSRAの特長を活かしたまま,GSRAをNAT配下のプライベートアドレス空間からでも利用できるように拡張したGSRAv2を提案する.GSRAv2を試作しその有用性を確認した....

    情報処理学会

  • プロセスを分散実行するためのアドレス空間管理

    深尾拓司, 三添匠, 芝公仁, 岡田至弘 第75回全国大会講演論文集 2013 (1), 209-210, 2013-03-06

    ...位置透過にメモリアクセスすることが可能になり,分散実行のためのプログラムの変更が不要となるため,低い導入コストでマルチスレッドプログラムの分散実行の環境を提供できる.本稿では,プロセスを分散実行のためのアドレス空間の共有を実現するメモリ管理機構について述べる....

    情報処理学会

  • NTMobileにおける通信接続性の確立手法と実装

    鈴木, 秀和, 上醉尾一真, 水谷, 智大, 西尾, 拓也, 内藤, 克浩, 渡邊, 晃 情報処理学会論文誌 54 (1), 367-379, 2013-01-15

    ...なネットワークへ移動することが考えられる.本論文では,IPv4ネットワークにおけるグローバルアドレスやプライベートアドレスの違いに関わりなく,ノードの通信接続性の確立と移動透過性を同時に実現するNTMobile(Network Traversal with Mobility)を提案する.NTMobileではノード間にトンネルを構築したうえで仮想IPアドレスを用いたコネクションを確立する.本論文ではアドレス...

    情報処理学会 Web Site

  • NVGREによるオーバレイ技術とその実装

    小宮, 崇博 インターネットと運用技術シンポジウム2012論文集 2012 117-117, 2012-12-06

    ...NVGRE によるカプセル化により、アドレス空間の拡張を実現するメカニズムを解説する。そして、 NVGRE 技術の課題とソリューションを説明する。また、そのソフトウェア実装並びにハードウェア実装についての例を解説する。...

    情報処理学会

  • 大域アドレス空間に基づく細粒度マルチスレッド処理系

    秋山, 茂樹, 中島, 潤, 田浦, 健次朗 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 5 (1), 36-36, 2012-03-28

    ...であり,並列プログラミングにおいて非本質的な作業である.そこで本研究では,分散メモリ環境において,動的負荷分散および通信レイテンシ隠蔽を自動化する細粒度マルチスレッド処理系を提案する.このマルチスレッド処理系を用いると,十分な量のスレッドを生成するように並列プログラムを記述するだけで,スレッド単位の動的負荷分散とスレッド切り替えによる通信レイテンシ隠蔽を実現できる.スレッド間の通信機構としては,大域アドレス...

    情報処理学会

  • スケールフリーネットワーク方式によるIPv6トランスレータの実装

    植松洋知, 廣津登志夫 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 85-86, 2012-03-06

    ...また、IPv4とIPv6のアドレス空間の大きさに差があり、IPv6アドレス空間のほうがIPv4アドレス空間よりも大きいため、IPv6をIPv4のアドレス空間に埋め込む技術が必要になる。本研究では、IPアドレス拡張技術であるスケールフリーネットワーク(SFN)を応用し、各クライアントごとにIPv4,IPv6両プロトコルに対応した仮想アドレス空間の間で変換を行う、SFNv6トランスレータの実装を行う。...

    情報処理学会

  • 大域アドレス空間におけるGCとリージョンによるメモリ管理

    藤田晃史, 田浦健次朗, 近山隆 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 119-120, 2012-03-06

    ...また、分散環境で動作するプログラムを高生産に記述するためには大域アドレス空間が不可欠であり、多くの並列言語で採用されている。しかし、現状の大域アドレス空間処理系のGCは性能上の制約から、ノードをまたいだGCは行わないなど部分的な実装になっている。...

    情報処理学会

  • スケールフリーネットワーク方式によるIPv6トランスレータの実装

    植松洋知, 廣津登志夫 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 85-86, 2012-03-06

    ...また、IPv4とIPv6のアドレス空間の大きさに差があり、IPv6アドレス空間のほうがIPv4アドレス空間よりも大きいため、IPv6をIPv4のアドレス空間に埋め込む技術が必要になる。本研究では、IPアドレス拡張技術であるスケールフリーネットワーク(SFN)を応用し、各クライアントごとにIPv4,IPv6両プロトコルに対応した仮想アドレス空間の間で変換を行う、SFNv6トランスレータの実装を行う。...

    情報処理学会

  • 大域アドレス空間におけるGCとリージョンによるメモリ管理

    藤田晃史, 田浦健次朗, 近山隆 第74回全国大会講演論文集 2012 (1), 119-120, 2012-03-06

    ...また、分散環境で動作するプログラムを高生産に記述するためには大域アドレス空間が不可欠であり、多くの並列言語で採用されている。しかし、現状の大域アドレス空間処理系のGCは性能上の制約から、ノードをまたいだGCは行わないなど部分的な実装になっている。...

    情報処理学会

  • 異種センサ統合型ネットワーク観測プラットフォームの提案

    衛藤, 将史, 井上, 大介, 鈴木, 未央, 中尾, 康二 コンピュータセキュリティシンポジウム2011 論文集 2011 (3), 786-791, 2011-10-12

    ...複雑化するサイバー攻撃に対応するため,さまざまなネットワーク観測技術が提案されているが,その運用にあたっては,IP アドレス空間の確保の難しさや,メンテナンスコストの高さ,アドレスがブラックリストに載ることによる長期運用の難しさなどの問題が存在する.本稿では,これらの問題に対応するため,仮想センサ技術を用いて多様なセンサを管理する,統合ネットワーク観測プラットフォームを提案する.提案手法は L3 の...

    情報処理学会

  • Barrier: A Lightweight Hypervisor For Protecting Kernel Integrity via Kernel-Module Isolation

    華, 景煜, 櫻井, 幸一 コンピュータセキュリティシンポジウム2011 論文集 2011 (3), 756-761, 2011-10-12

    ...には,Barrier は現在のアドレス空間のためにホストレベルのページテーブル(HPT)内に最小のメモリマッピングのみを提供する.結果として,カーネルモジュールは,秘密裏に自分のアドレス空間外のメモリにアクセスすることはできない....

    情報処理学会

  • NTMobileにおける相互接続性の確立手法と実装

    鈴木秀和, 水谷智大, 西尾拓也, 内藤克浩, 渡邊晃 マルチメディア、分散協調とモバイルシンポジウム2011論文集 2011 1339-1348, 2011-06-30

    ...IPv4/IPv6ネットワークが混在した環境において,ネットワークのアドレス空間/アドレス体系に依存することなく,ノードの相互接続性の確立と移動透過性を実現するNTMobileを提案する.NTMobileではノード間にトンネルを構築した上で仮想IPアドレスを用いたコネクションを確立する.本論文ではIPv4ネットワークにおける相互接続性の確立手法と実装方法を示す.提案方式をLinuxに実装することにより...

    情報処理学会 被引用文献1件

  • アドレス空間の大きさに制限されないスレッド移動を実現するPGAS処理系

    原, 健太朗, 中島, 潤, 田浦, 健次朗 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 4 (1), 27-65, 2011-03-16

    ...有限要素法などの高性能並列科学技術計算のプログラムを,計算規模を動的に拡張/縮小できるように記述するのは難しい.そこで本稿では,「プログラマは十分な数のスレッドを生成するだけでよく,あとは処理系が透過的にそれら大量のスレッドをその時点で利用可能な計算資源に対してマッピングする」 モデルに基づく PGAS 処理系として DMI を実装して評価する.特に,その要素技術としてスレッド移動手法について検討し,アドレス...

    情報処理学会 Web Site

  • プロセスを共有するためのシステムコール転送機構

    三添匠, 小鍛冶翔太, 芝公仁, 岡田至弘 第73回全国大会講演論文集 2011 (1), 175-176, 2011-03-02

    ...本稿では,ネットワーク上に接続された複数の計算機にプロセスを分散させた際に,システムコールをすべての計算機上から制限を受けることなく実行できるシステムコール転送処理の設計と実装について述べる.現在,アドレス空間自体の共有を行い複数の計算機間でのプロセスの共有が可能となるソフトウェア分散共有メモリの開発を行っている.アドレス空間の共有により,プロセス内のスレッドを複数の計算機で処理することが可能となる...

    情報処理学会

  • 個々の警告イベントを識別可能な侵入検知システムの二次元視覚化手法に関する考察

    李 俐, 稲葉 宏幸, 若杉 耕一郎 画像電子学会誌 40 (2), 369-376, 2011

    ...として,ある程度大規模なネットワークへのアクセスを監視すると,非常に多くの警告が発せられることがある.更に,IDSから出力される膨大な検知ログを解析するには,多大な時間と労力が必要となり,IDS運用時の障害のひとつになる.IDSの運用効率を上げるために,警告の量が多くても警告状況を瞬時に把握できるような対策が必要になる.これらの問題への対応策として,検知ログの視覚化が有効であるが,32ビットの全IPアドレス...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献9件

  • 分散共有メモリを用いたアドレス空間共有方式

    小鍛治, 翔太, 芝, 公仁, 岡田, 至弘 平成22年度情報処理学会関西支部支部大会講演論文集 2010 2010-09-22

    ...分散共有メモリを用い,プロセスのデータ領域だけでなくアドレス空間全体の共有が可能なシステムを提案する.本システムでは,ユーザプロセスで一貫性制御を実現する....

    情報処理学会

  • 集約制御機構を持つコア間時間集約スケジューラの実装と評価

    山田, 賢, 日下部, 茂 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 3 (3), 235-247, 2010-09-17

    ...本論文ではChip Multi-Processor(以下,CMP)向けに我々が提案したコア間時間集約スケジューラ(以下,IAS)対して,集約制御機構を実装したうえでその評価について述べる.IASは,メモリアドレス空間を共有するスレッド(以下,シブリングスレッド)間では参照するデータを共有する可能性が高い,という前提の下に,シブリングスレッドを同一コア上,および,異なるコア間で集約して実行する.集約実行...

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  • コア間時間集約スケジューラ活用のためのAPIの実装と評価

    山田, 賢, 日下部, 茂 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 3 (2), 51-51, 2010-03-16

    ...よりもスレッド数が多い場合を想定する.上記のような高負荷時においては,参照するデータや命令が異なるスレッドが同時に実行される.キャッシュなどの計算資源を各コアで共有するマルチコア環境においては,データ共有や通信を行うスレッドどうしを集約することが望ましい.しかし,スレッドのスケジューリングはカーネルが動的に行うため,プログラム開発者がこれを制御することは難しい.コア間時間集約スケジューラは,メモリアドレス...

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  • クラスタをメモリ資源として利用するためのMPIによる高速大容量メモリ

    緑川, 博子, 斉藤, 和広, 佐藤, 三久, 朴, 泰祐 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 2 (4), 15-36, 2009-12-17

    ...64 bitOS の普及により,飛躍的に大きなアドレス空間が利用可能となった.筆者らはローカル物理メモリサイズに制限されず,クラスタの各ノードの遠隔メモリを集めて,仮想的に 1 つの大容量メモリとして逐次処理に提供するシステム,分散大容量メモリシステム DLM を提案してきた.DLM は,OS スワップシステムに組み込む他の多くの遠隔ページング手法とは異なり,OS のスワップシステムとは独立にユーザレベルソフトウエア...

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  • 遠隔メモリを利用する分散大容量メモリシステムDLMの設計と10 Gb Ethernetにおける初期性能評価

    緑川, 博子, 黒川, 原佳, 姫野, 龍太郎 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 1 (3), 136-157, 2008-12-22

    ...64 bitOSの普及により,飛躍的に大きなアドレス空間が利用可能となった.我々はローカル物理メモリサイズに制限されず,クラスタの各ノードの遠隔メモリを集めて仮想的に大容量メモリを逐次処理用に提供するシステム,分散大容量メモリシステムDLMを新たに提案した.また通常の逐次プログラムからの変更を最小限にする独自のAPIとDLMコンパイラもあわせて構築した.ローカルハードディスクをスワップデバイスとする...

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  • 組込みシステムの消費エネルギー削減を目的とした不均一キャッシュアーキテクチャ

    山口, 誠一朗, 石飛, 百合子, 室山, 真徳, 石原, 亨, 安浦, 寛人 DAシンポジウム 2008 25-30, 2008-08-26

    ...本稿では,組込みシステムにおけるメモリシステムの消費エネルギー削減を目的として,一回あたりのアクセスエネルギーが不均一な二種類のキャッシュメモリを持つキャッシュアーキテクチャを提案する.提案アーキテクチャはアドレス空間を二種類の領域に分割する.一つの領域をMulti-Cache 領域といい,両方のキャッシュメモリを利用できる.もう一つの領域をSingle-Cache 領域といい,アクセスエネルギーが...

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  • 数理モデルによるDNAメモリの容量解析

    山本, 雅人, 柏村, 聡, 大内, 東 情報処理学会論文誌数理モデル化と応用(TOM) 49 (SIG4(TOM20)), 36-44, 2008-03-15

    ...著者らは,約16.8M のアドレス空間を持つDNA メモリ(Nested Primer Molecular Memory:NPMM)を構築した.このDNA メモリでは,データはNested PCR とよばれる実験的操作によって,正しいアドレスを指定したときのみ取り出せる.本論文では,DNA メモリのデータ取り出し操作であるアドレッシングの過程を数理モデル化し,容量の最大化を最適化問題として定式化することで...

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  • 仮想IP層のIPv4/IPv6アドレス空間への適用

    角野, 宏光, 内田, 良隆, 石川, 憲洋, 峰野博史, 水野, 忠則 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ2007論文集 2007 (9), 1-6, 2007-10-31

    ...現在のインターネットは,IPv4におけるプライベートアドレスやグローバルアドレス, IPv6等,様々なアドレス空間が混在しており, NAT機器の利用に代表されるようなアドレス変換技術が広く利用されている.しかし,現状のアドレス変換技術は各アドレス空間に固有であり,機能的制限があるため,異なるアドレス空間に属するホスト間でのトランスペアレントなend-to-end通信の実現が難しい.そこで,我々は,ラベルスイッチング...

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  • ファイアウォールやNATを通過できるIP 電話の提案と評価

    伊藤将志, 鹿間, 敏弘, 渡邊, 晃 情報処理学会論文誌 48 (2), 400-411, 2007-02-15

    ...空間の統一的管理が必要であったりするなどの課題があった.SoFW は既存のSIP 端末を利用することができ,アドレス空間の統一的管理が必要なく,導入が容易であるという特長がある.SoFW をLinux 上に実装し,評価実験を行った結果,その有用性を確認することができたので報告する....

    情報処理学会 Web Site 参考文献19件

  • VFREC-Net:ドライバ制御によるVLANを用いたマルチパスネットワーク

    三浦, 信一, 岡本, 高幸, 朴, 泰祐, 佐藤三久, 高橋, 大介 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 47 (SIG12(ACS15)), 35-45, 2006-09-15

    ...大規模化には適さなかった.我々はこれらの問題点を解決するために,tagged-VLAN を直接制御可能なLinux 用ネットワークデバイスドライバを用意し,これを利用した高バンド幅Tree Network の構築を支援するシステム,VFREC-Net を開発した.Linux 上で動作する我々の仮想ネットワークデバイスドライバは,IEEE 802.1q フレームを直接制御できるため,フラットなIP アドレス...

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  • IP Matrix:広域ネットワーク監視のための視覚化手法

    大野, 一広, 小池, 英樹, 小泉, 芳 情報処理学会論文誌 47 (4), 1077-1086, 2006-04-15

    ...システムは解析結果の国別表示や時間ごとの変化量として提示するにすぎない.これらのシステムの利用者は攻撃者の場所や攻撃者との距離,そして攻撃者と攻撃先との関連を把握することは困難である.本論文では,IP アドレスの2 次元マトリクス表示を用いた広域ネットワーク監視のための視覚化手法の提案と実装について述べる.本視覚化システムの利点は,1) IP アドレスの近接関係が自然に表現可能である点,2) IP アドレス...

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  • コンパイラが支援するソフトウェアDSMにおけるレイテンシ削減技法

    丹羽, 純平 情報処理学会論文誌コンピューティングシステム(ACS) 46 (SIG7(ACS10)), 74-84, 2005-05-15

    ...ソフトウェアDSM は,汎用の分散並列環境において,実行時に共有アドレス空間を提供できるため,幅広いアプリケーションを扱うことが可能である.ソフトウェアDSM では,遠隔メモリアクセスのレイテンシの削減のために,遠隔ノードのデータを自ノードの局所メモリにキャッシュする.本稿は,ソフトウェアDSM において,アプリケーションプログラムのソースを直接解析する最適化コンパイラの支援により,遠隔メモリアクセス...

    情報処理学会 Web Site 参考文献17件

  • メタプロセスモデルとMpC言語

    緑川, 博子, 片野, 真吾, 飯塚, 肇 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 45 (SIG05(PRO21)), 79-79, 2004-05-15

    ...プログラミングモデルを新しく提案し,さらにそのAPIとしてC言語を拡張したMpCを設計した.メタプロセスとは,ある処理を共同で行う複数のプロセス群全体を指し,メタプロセスを構成するすべてのプロセスからアクセスできるshared共有変数を導入することにより,ノード内外のデータをスコープ概念を取り入れて明確に区別する.ただし共有データとローカルデータの区別はしつつも,メタプロセスを構成するすべてのプロセスで共有のアドレス...

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  • Javaバイトコード変換による細粒度CPU資源管理

    速水, 雄太, 田浦, 健次朗, 米澤, 明憲 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 43 (SIG03(PRO14)), 41-51, 2002-03-15

    ...JVM は型安全性やクラスローダにより単一アドレス空間内で複数のプログラムを安全に分離する.しかし,アプレットなどの信用できないプログラムを実行するためには,プログラムの分離だけでなく,資源割当ての制御が必要でありJVM はそれを欠いている.たとえばあるアプレットがCPU 資源を独占して,他のプログラムの実行を妨害することが起りうる.本研究ではJVM でCPU 使用量をユーザレベルできめ細かに制御する...

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  • 分散オペレーティングシステムSolelcにおけるメモリ管理手法

    芝, 公仁, 大久保英嗣 情報処理学会論文誌 42 (6), 1460-1471, 2001-06-15

    ...我々が開発している分散オペレーティングシステムSolelcでは,ローカルエリアネットワークを介して接続されたすべての計算機間で単一のアドレス空間が共有される.カーネルやプロセスは,このアドレス空間上で動作するため,位置透過に動作可能である.このようなアドレス空間の管理には,従来の単一計算機でのメモリ管理手法や,分散共有メモリシステムで用いられている効率化手法をそのまま適用することが困難である.Solelc...

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  • ソフトウェアDSM機構を支援する最適化コンパイラ

    丹羽, 純平, 松本, 尚, 平木, 敬 情報処理学会論文誌 42 (4), 879-897, 2001-04-15

    ...ソフトウェアDSMは低い実装コストで,実行時に共有アドレス空間を提供できるため,幅広いアプリケーションを扱うことが可能である.ただし,高性能を得るためには,アプリケーションプログラムのソースを直接解析する最適化コンパイラの支援が必要である.最適化コンパイラの目的は,コヒーレンス管理にともなう通信/命令のオーバヘッドを削減することにある.その実現のために,手続き間ポインタ解析を行い,緩和されたメモリモデル...

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  • OpenMP向けコンパイラ支援ソフトウェアDSM

    佐藤, 茂久, 草野, 和寛, 佐藤三久 情報処理学会論文誌 42 (4), 788-801, 2001-04-15

    ...共有メモリ並列プログラミングの標準APIであるOpenMPを用いた並列プログラムをSMPクラスタ上で透過的に実行する,コンパイラ支援ソフトウェア分散共有メモリ(DSM)システムを提案する.SMPクラスタの各ノードで実行するプロセスの仮想アドレス空間の一部を共有アドレス空間と見なし,ソフトウェアで細粒度の一貫性制御を行う.コンパイラ支援ソフトウェアDSMでは,実行時に一貫性制御を行うためのコードをコンパイラ...

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  • モーバイル・メモリセグメントを用いたモーバイルプログラミング言語の非抽出型実現方式

    吉田, 雅年, 松原, 克弥, 加藤, 和彦 情報処理学会論文誌プログラミング(PRO) 41 (SIG09(PRO8)), 25-36, 2000-11-15

    ...モーバイルエージェント機能を持つプログラミング言語システムの研究開発が世界各地で活発に進められている.多くのモーバイルエージェントシステムでは,モーバイルエージェント移動の中心技術としてシリアリゼーション技術を用いている.シリアリゼーション技術とは,転送元のアドレス空間上で互いにアドレス参照し合うデータ構造を,メッセージ転送可能な形式に直列化し,転送先のアドレス空間上で元のデータ構造を復元する技術である...

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  • 既存のプログラムコードをマルチスレッド環境で実行する方式とその実現

    安倍, 広多, 松浦, 敏雄, 安本, 慶一, 東野, 輝夫 情報処理学会論文誌 41 (9), 2603-2613, 2000-09-15

    ...空間にはただ1つのプログラムイメージ(実行ファイルをメモリ中に配置したもの)が存在し,すべてのThread がコードやデータを共有するが,提案方式では,仮想アドレス空間中に複数のプログラムイメージを配置し,それぞれのイメージごとに1つ以上のスレッドを動作させる.イメージ間でコードやデータは独立しているため,単一のスレッドのみが動作するプログラムイメージ内では,既存のプログラムコードを変更せずに利用できる...

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  • IPv6技術の概要、運用方法および運用状況

    江崎, 浩 分散システム/インターネット運用技術シンポジウム2000論文集 2000 93-97, 2000-02-03

    ...IPv6は、現在のIPv4の4倍の長さにあたる128ビット長のアドレス空間を提供することができ、インターネットシステムにおけるエンドエンドアーキテクチャを継続・発展させるためには必須となる基盤プロトコルである。本パネルでは、IPv6技術の概要を述べるとともに、その運用方法および運用の状況を議論する。...

    情報処理学会

  • 拡張コンポーネントのためのカーネルによる細粒度軽量保護ドメインの実現

    品川, 高廣, 河野, 健二, 高橋, 雅彦, 益田, 隆司 情報処理学会論文誌 40 (6), 2596-2606, 1999-06-15

    ...マルチプロテクションページテーブルとは 従来のぺージテーブルを拡張し 同じ仮想アドレス空間内にある細粒度保護ドメインであっても互いに異なるぺージ保護モードを持たせることを可能にしたものである. マルチプロテクシヨンページテープルが既存の CPU 上で実装できることを示すために Intel x86 アーキテクチャ上での実装を行った....

    情報処理学会 Web Site 被引用文献23件 参考文献17件

  • 動的保護が可能な動的構築機構を有するオペレーティングシステム・サーバの実現と評価

    柏木, 一彦, 福田, 晃, 最所圭三 情報処理学会論文誌 40 (6), 2618-2634, 1999-06-15

    ...(ii) OSサーバと それを利用する複数のユーザタスクは べースOSが提供する1つの仮想アドレス空間内でのみ動作している. (iii) 当該仮想アドレス空間は カーネル空間およびユーザ空間と呼ぶ2種類の空間から構成されており カーネルはカーネル空間に サーバタスクとユーザタスクはユーザ空間にあり 各々静的固定的に保護されている....

    情報処理学会 Web Site 被引用文献2件 参考文献8件

  • インターネットにおけるIPv4トラフィックの規状

    小松原, 重之, 鈴木, 亮一, 茂木, 一男, 三上, 博英 全国大会講演論文集 第55回 (ネットワーク), 701-702, 1997-09-24

    ...インターネットの中枢技術として用いられて来たIPv4アーキテクチュアは現在, そのアドレス空間の逼迫を契機に, IPv6アーキテクチュアへと見直しが図られている。従来のIPv4アーキテクチュアが, トラフィックに関して抱えて来た問題をこの機に整理し, 解決へ向けた新しい仕様を提案して行く必要がある。...

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  • マイクロカーネルLavenderにおけるプロセス管理方式

    佐脇, 秀登, 芝, 公仁, 豊岡, 明, 毛利, 公一, 大久保, 英嗣 全国大会講演論文集 第55回 (アーキテクチャ), 222-223, 1997-09-24

    ...(2) レジデントアドレス空間: Lavenderにおける仮想アドレス空間は, 1つのカーネルアドレス空間, 1つのレジデントアドレス空間, 複数のユーザアドレス空間からなる。カーネルアドレス空間には保護されたカーネルのコードとデータが配置され, ユーザアドレス空間には複数のプロセスが配置される。...

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  • 単-2次元アドレス空間を提供する拡張可能なマイクロカーネルの開発

    森永, 智之, 早川, 栄一, 並木, 美太郎, 高橋, 延匡 情報処理学会論文誌 38 (5), 1016-1025, 1997-05-15

    ...2次元アドレス空間では,線形なアドレス空間を持つセグメントの集合からなる2次元のアドレス空間を全タスクで共有する.また,コンテキスト切替えを減少させるthrowと呼ぶ構成プリミティブを提供し,ダイナミックリンクによって資源管理部を拡張することで高速で柔軟なシステム構成を可能にする.このマイクロカーネルでは,ユーザが保護のポリシーを設定できる保護空間と呼ぶ保護機構を提供することで,信頼性と性能とのトレードオフ...

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  • OS/omicron 第4版におけるMoula-2 言語処理系の実現

    外川, 良太郎, 森永, 智之, 早川, 栄一, 並木, 美太郎, 高橋, 延匡 全国大会講演論文集 第54回 (ソフトウェア科学・工学), 181-182, 1997-03-12

    ...V4では、多種多様なデータを管理するために、二次元アドレス空間やダイナミックリンク機構等を実現機構に採用している。このため、開発用の言語処理系もV4の実現機構を考慮しなければならない。我々の研究室では、V4の実現機構を考慮した言語C処理系を実現している。だが、実際に使用するうちに、開発に不向きな点も生じた。本稿では、V4用 Modula-2の実現について述べる。...

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  • OS/omicron 第4版におけるMoula-2 言語処理系の実現

    篠原信之, 佐藤未来子, 並木美太郎, 並木 美太郎, 高橋 延匡 全国大会講演論文集 54 (0), 181-182, 1997-03-12

    ...V4では、多種多様なデータを管理するために、二次元アドレス空間やダイナミックリンク機構等を実現機構に採用している。このため、開発用の言語処理系もV4の実現機構を考慮しなければならない。我々の研究室では、V4の実現機構を考慮した言語C処理系を実現している。だが、実際に使用するうちに、開発に不向きな点も生じた。本稿では、V4用 Modula-2の実現について述べる。...

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  • 分散共有メモリ計算機上における並列ハッシュ結合演算処理方式の一考察

    今井, 洋臣, 中野, 美由紀, 喜連川, 優 全国大会講演論文集 第53回 (データベースとメディア), 15-16, 1996-09-04

    ...そこで,アドレス空間としては共有を可能としながら,高いスケーラビリティが望める分散共有メモリ計算機が最近着目されている。データベース処理では対象となるデータ量は増大する一方であり、常に性能向上が求められている。従って,拡張性の高くかつ並列処理美装の容易な分散共有メモリアーキテクチャは並列データベースシステムにおいて重要なプラットフォームと思われる。...

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  • 単一アドレス空間におけるオブジェクトのきめの細かい保護機構の設計

    繁田, 聡一, 谷森, 徹, 清水, 謙多郎, 芦原, 評 全国大会講演論文集 第53回 (アーキテクチャサイエンス), 139-140, 1996-09-04

    オペレーティングシステムを構造化して設計するには、きめの細かい柔軟な保護機構が不可欠である。本稿では、受動オブジェクトをベースとするオペレーティングシステムにおいて、オブジェクトの柔軟な保護を実現する機構を提案する。提案方式は、次のような特徴を持つ。・きめの細かい保護 : スレッドごとにキーを持ち、ACL(Access Control …

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  • データ再利用による分散メモリ上のデータ転送最適化手法

    李, 暁傑, 原田, 賢一 情報処理学会論文誌 37 (7), 1276-1289, 1996-07-15

    ...分散メモリマシンはグローバルなアドレス空間を持たないため アクセス対象となる配列要素が 自分自身のプロセッサ中のメモリに存在しないときは データ転送が必要である.あるプロセッサにおいて 他のプロセッサのメモリ中にある配列要素への参照が起こったとき その要素の値が以前の実行によって すでに得られていることが保証できれば データの再利用ができ データ転送が避けられる.本論文は データ転送の冗長性を完全冗長...

    情報処理学会 Web Site 参考文献19件

  • マイクロカーネルLavenderにおけるプロセス管理部の構成

    毛利, 公一, 山田, 博士, 中村, 素典, 大久保, 英嗣 全国大会講演論文集 第51回 (ソフトウェア), 17-18, 1995-09-20

    ...空間内に複数のユーザプロセスを同時に存在させることを可能にする機能である.この機能により,グループ内のプロセス間で,同一アドレス空間内のジャンプを用いたスレッドの切り替えが容易に実現できる.また,プロセス間で共有メモリを確保することでプロセス間の協調作業も容易に実現できる.(3)レジデントアドレス空間Lavenderでは,仮想アドレス空間をユーザアドレス空間,カーネルアドレス空間,レジデントアドレス...

    情報処理学会

  • 単一仮想記憶型OSにおける外部スケジューラの実装

    寺本, 圭一, 岡本, 利夫 全国大会講演論文集 第51回 (ソフトウェア), 9-10, 1995-09-20

    ...現在我々が開発中のOS(Cubix(CUBe of 2 byte unIX)は,広大な64ビット・アドレス空間を利用した単一仮想記憶空間のモデルを採用している.これにアクセス制御リストに基づくメモリ・セクションと呼ぶページ単位の高機能メモリ保護機能を導入し,プロセス間通信(IPC)をサブルーチン・コールと同様な形式で安全かつ高速に実行するための機構を提供することによって,OSの通信コストを低減させることを...

    情報処理学会

  • パーソナルコンピュータおよびワークステーションのためのOSI7層ボードの実装と評価

    井戸上, 彰, 加藤聰彦, 鈴木, 健二 情報処理学会論文誌 36 (3), 763-774, 1995-03-15

    ...べ一スモジュールでは、OSI7層ボード用のオペレーティング・システムを搭載し、タスクごとの仮想アドレス空間とメモリ保護機能によって各層ごとに独立したプログラム開発を可能とする。また、OSが提供する共有メモリを使用した高速なタスク間通信機能や、コピーを伴わないPDU作成/解析処理などによって効率的なプロトコル処理を実現している。...

    情報処理学会 被引用文献4件 参考文献14件

  • 省コードサイズマイコンに適用したコンパイラの開発

    山本, 和司, 富永, 宣輝, 高山, 秀一, 漆原, 誠一, 春名, 修介 全国大会講演論文集 第50回 (ソフトウェア), 39-40, 1995-03-15

    ...最近の組み込みマイコンのプログラムサイズは増加の一途をたどり、アドレス空間64Kバイト以上を必要とする状況が発生している。このような場合、16ビットマイコンではなく、32ビットマイコンを使うのが一般的だが、これには次の3つの問題点がある。第11に、外部変数を扱うときや関数呼び出しの際、変数や飛び先のアドレスを32ビットで扱うため、命令語長が長くなる。...

    情報処理学会

  • 通信網ソフトウェア分散処理プラットフォームのカーネル

    久保田, 稔, 丸山, 勝巳, 田中, 聡 情報処理学会論文誌 35 (12), 2602-2612, 1994-12-15

    ...PLATINAカーネルは、複数の諭理アドレス空間をサポートし、並行オブジェクトを実現するためのスレッドの実行を制御する。PLATINAカーネルは、分散処理をサボートするとともに、多重度が非常に高いシステムにおける実時間処理要求条件に対応している。さらに論理空間を活用することにより性能と信頼性のバランスを図り、処理時間/所要メモリ量の両方の観点から効率化している。...

    情報処理学会 被引用文献3件 参考文献18件

  • マイクロカーネル上の分散共有メモリサーバの構成

    斎藤, 彰一, 中村, 素典, 大久保, 英嗣, 大野, 豊 全国大会講演論文集 第49回 (ソフトウェア), 57-58, 1994-09-20

    ...空間であり,各マシンのローカルのプロセス空間の一部にマッピングされて,通常のアドレス空間と同様の方法でアクセスすることができる.ユーザレベルのページング機構を使用して,我々が,実現したユーザレベルシステムサーバを分散共有メモリサーバ(DSMサーバ)という.本論文では,外部ページング機構を利用した分散共有メモリの実現について検討を行い,我々がMachMK 上に実装したDSM サーバの構成について述べる...

    情報処理学会

  • 並列計算機EM - 4の並列プログラミング言語EM - C

    佐藤, 三久, 児玉, 祐悦, 坂井, 修一, 山口, 喜教 情報処理学会論文誌 35 (4), 551-560, 1994-04-15

    ...Cでは各プロセッサのローカルメモリを分散グローバルアドレス空間として、データ分散・参照をできるようにし、共有メモリ並列プログラムを実行可能にしている。リモートメモリアクセスやリモート操作に関するレーテンシを隠すためにマルチスレッドプログラミングのための並列構文を提供し、EM?Cコンパイラはデータフロー待ち合わせ機構を用いた効率的なコードを生成する。...

    機関リポジトリ 情報処理学会 HANDLE 被引用文献3件 参考文献10件

  • 超並列TeraflopsマシンTS/1 : 分散共有メモリアーキテクチャ

    鈴木, 真樹, 田逸, 昇, 菅野, 伸一, 小柳, 滋 全国大会講演論文集 第48回 (ハードウェア), 53-54, 1994-03-07

    ...PEに汎用マイクロプロセッサを用いる時、汎用アイクロプロセッサの物理アドレス空間よりも大きな分散共有メモリを高速にアクセスするためには工夫が必要である。また、分散共有メモリを常にワード単位でアクセスしていたのではメモリアクセスのたびに結合網遅延が発生し、効率が低下する。本稿ではPEに汎用マイクロプロセッサを用いるTS/1における分散共有メモリを効率良くアクセスするためのアーキテクチャを発表する。...

    情報処理学会 被引用文献3件

  • 64ビットアドレス空間上の協調作業を指向したオペレーティングシステムLucas

    猪原, 茂和, 上原, 敬太郎, 宮澤, 元, 益田, 隆司 全国大会講演論文集 第47回 (ソフトウェア), 19-20, 1993-09-27

    ...Lucasでは、近い将来主流になると思われる64ビットマイクロプロセッサのもつ広いアドレス空間を仮定することにより、従来大きなオーバーへッドの原因となっていた主記憶上と二次記憶上とデータ表現の変換や、プロセス間のデータ表現の変換を最小限に抑え、協調作業のためのデータ共有を効率的に実現することを可能にしている。...

    情報処理学会

  • インタネットにおけるCLNPの利用

    横川, 典子, 村井, 純, 寺岡, 文男 マルチメディア通信と分散処理ワークショップ論文集 1993 (1), 193-200, 1993-03-03

    ...現在インタネットプロトコル(IP)を用いて構築されているインタネットではその規模と応用の発展にしたがい、アドレス空間の不足、および経路制御の破綻などの問題解決と、マルチキャスト、移動ノードのサポートをはじめとする、新しい要求への対応が課題となっている。...

    情報処理学会

  • 異機種間プロセス移送のための再配置可能スタックフレームの構成

    長澤, 育範, 相田, 仁, 齊藤, 忠夫 全国大会講演論文集 第46回 (システム), 259-260, 1993-03-01

    ...プロセス移送は、負荷分散によるスループットの向上、信頼性・可用性の向上などを目的として多く実現されてきたが、これらは同機種間のものであり、プロセス移送の有用性をさらに向上させるには、異機種間でもプロセス移送を行なうことができるのが望ましい.しかし、異機種間でプロセス移送を行なうには、アドレス空間の各領域の開始番地の相違やデータ表現の相違に対処してやらねばならない.本稿では、ポインタのアドレス変換処理...

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  • 並列計算機EM-4の並列プログラミング言語画EM-C

    佐藤, 三久, 児玉, 祐悦, 坂井, 修一, 山口, 喜教 全国大会講演論文集 第46回 (ハードウェア), 71-72, 1993-03-01

    ...・スレッド生成やメッセージ通信などの基本的な並列操作のコンパイラ組み込みオペレーション・分散グローバルアドレス空間でのデータの分散配置とアクセス・direrect matching機構で同期するための並列化構文...

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  • 分散並列OS「Orion」の試作 : 高速通信機能の検討

    千葉, 寛之, 岩嵜, 正明, 吉澤, 聡, 宇都宮, 直樹, 薗田, 浩二, 山内, 雅彦 全国大会講演論文集 第45回 (ソフトウェア), 35-36, 1992-09-28

    ...socketに限らず、多重アドレス空間やマルチタスキングを前提に信頼性のあるプロセス間通信を実現しようとすると、カーネル内でのバッファリングが不可欠となる。このバッファリングは、ユーザ空間とカーネル空間でのコピー処理を必要とし、オーバヘッドを転送データ量に比例して増大させてしまう。...

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  • バス結合型並列計算機の交信用メモリの性能評価

    鳥居, 淳, 竹本, 卓, 天野, 英晴, 小椋, 里 情報処理学会論文誌 33 (3), 307-319, 1992-03-15

    ...プロセッサ数が多い場合アイドル時間の増加によりアクセス頻度が低下するという現象をモデル化できないため 実測値より混雑が激しくなるという結果が得られることがわかったWTCは小規模なシステムでは有効に働くが バス占有率が大きくプロセッサ数が多くなると対処できないBCMとMCMは ごく限られた条件の下ではMCMが有利であるが 両者共にプロセッサ数が多い場合でもWTCに比べて高い性能を持つコストの点を考慮すると アドレス...

    情報処理学会 被引用文献5件 参考文献15件

  • 大規模アドレス空間を利用するOSの構想

    申, 承昊, 瀬川, 英生, 野末, 浩志, 岡本, 利夫, 前田, 賢一, 斉藤, 光男 全国大会講演論文集 第44回 (ソフトウェア), 9-10, 1992-02-24

    ...現在64ビットアドレス空間を持つCPUが出現しつつある。その巨大なアドレス空間を、従来のOSで行なってきたように各プロセスに一つずつ割り当てるということにはあまり利点はない。その理由は以下の通りである。・32ビット以上のアドレス空間を必要とするプログラムは稀であり、全てのプロセスに64ビットのアドレス空間を与える必要はない。...

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  • 大規模アドレス空間内でのデータ保護方式の実現

    野末, 浩志, 斎藤, 光男 全国大会講演論文集 第44回 (ハードウェア), 65-66, 1992-02-24

    ...この中で、プロセッサのアドレス空間は、32bitから64bitへ移行しつつある。64bitアドレス空間は、例えば、マルチメディアやオンライン・トランザクション処理などが持つ大規模なデータベースの処理へ応用されることが期待されている。一方、マイクロプロセッサの性能向上は、分散処理環境の構築を可能にした。...

    情報処理学会 被引用文献1件

  • 密結合並列計算機における『過去共有データ空間』とそのアドレシングモードによる実現

    星野, 浩志, 北野, 博, 鈴木, 敏浩, 冨澤, 眞樹, 五十嵐, 智, 阿刀田, 央一, 斎藤, 延男 全国大会講演論文集 第42回 (ハードウェア), 9-10, 1991-02-25

    ...共有アドレス空間を持つ並列計算機ではデータ領域を、共有データと私的データに分けて考えられてきた。しかし共有と私的の間にある第3の種類のデータがあることには、あまり注意が払われていない。たとえば盤を使うゲームの次の手を、子プロセスを使って並列に探索する場合を考える。最初の盤の状態は、すべての手で共有である。しかし次の手が盤に反映されたとき、それぞれの手で盤の状態は私的になってほしい(図1)。...

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  • 大型計算機の大容量主記憶の効果的活用事例

    杉内, 陽, 河野, 正彦 全国大会講演論文集 第37回 (アーキテクチャおよびハードウェア), 157-158, 1988-09-12

    ...一方、大型計算機の持つ31ビット大規模アドレス空間および大容量主記憶装置を活用することにより従来必要とされていた外部ファイルへの入出力操作を削減することが可能であり、これにより経過時間の短縮が期待される。本論文は後者の手法をEWS(Engineering Workstaion)上で稼働している複合自由曲面スキャニングNCシステムの主要計算部分に適用した結果を報告するものである。...

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  • JSIAIワークステーション(2) : アーキテクチャとOS

    白鳥, 敏幸, 江藤, 博明, 天明, 崇, 戸沢, 義夫 全国大会講演論文集 第33回 (パターン処理および人工知能), 1687-1688, 1986-10-01

    ...・大きなアドレス空間・マルチ・プロセス・プロセス間の動的なアドレス空間の共有・バンド幅の広いプロセス間通信・既存のソフトウェアが使用可能・複数の言語でプログラミング可能・汎用マシンこれらの点を考慮して、ハードウェアには、今年発表されたIBM RT PC(IBM6150)を、OSには、社内用に試作されたOSを使用することにした。今回使用したRT PCの構成を図1に示す。...

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  • 順序保存ハッシュ関数による高速ジョインアルゴリズム

    大久保英嗣, 津田, 孝夫 情報処理学会論文誌 25 (1), 59-65, 1984-01-15

    ...本論文では 各次元でキーを有する多次元データを 1次元のアドレス空間へ写像する順序保存関数を提案する.提案する関数は 線形なハッシュ関数を基本としており 分布依存ハッシュ関数のクラスに属している.本論文では まず 提案するハッシュ関数の諸性質について議論する.次に 関係データベースにおける代表的な関係代数演算であるジョイン操作へ適用する場合の方法について述べる.最後に 実験結果を示し 本ハッシュ関数...

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  • 2次元ブロック転送によるメモリ・アドレス制御方式の提案と文書画像処理への応用

    田畑, 邦晃, 津原, 進, 岩見, 秀文, 町田, 哲夫, 武田, 晴夫 情報処理学会論文誌 24 (4), 462-473, 1983-07-15

    ...画像データは 通常 ラスタ形式の1次元データに変換してメモリに絡納するので 画像上の隣接画素が連続メモリ・アドレスをもつわけでは必ずしもない.本論文は このような画像メモリヘのアクセスを高速化したアドレス制御方式(2次元ブロック転送方式)を提案する.本方式は アドレス空間上に分散した2次元画像データを ソフトウェアの介在なく連続転送するものである.このために (1)2次元領域の境界抽出と (2)領域境界...

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  • 濃淡画像の前処理機能をもつグラフィックターミナル

    中村, 鎮雄, 弓削, 晶郎 情報処理学会論文誌 23 (4), 428-434, 1982-07-15

    ...ハードウェアとソフトウェアについて述べている.本装置は8ビットのマイコンをベースにした簡易グラフィックシステムではあるが画像の前処理でよく利用される濃度変換 ヒストグラム処理 しきい値探索などを能率よく行いホスト計算機の負荷を軽減するために64kバイトの画像メモリ2枚とヒストグラム制御部をもっている.CPUから画像メモリにアクセスするためにメモリを16kバイトのセグメントに分割して2個のセグメントをCPUのアドレス...

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  • ソフトウェア・モニタの方式設計とその応用

    宮崎, 正俊, 小畑, 征二郎, 松沢, 茂 情報処理学会論文誌 20 (1), 53-60, 1979-01-15

    ....これらの方式の制御の流れを具体的に示す・実測例では サンプリシグ方式を用いた計測としてCPUとチャネルの効率を多重度を変えて示すほか 一部の周辺装置の使用率なども示す.また イベント方式による結果としていくつかのモニタ・モジュールの実行時間や使用頻度などを示す.最後に 計測システムの特殊な応用として サンプリング間隔を極めて小さくして1つのプログラムの実行を観測し プログラムの動作の様子を時間とアドレス...

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  • ドメインを用いないWebアクセスに着目した悪性サイト検知手法の提案

    中川, 雄太, 上野, 航, 田辺, 瑠偉, 藤田, 彬, 吉岡, 克成, 松本, 勉 コンピュータセキュリティシンポジウム2018論文集 2018 (2), 1141-1147,

    ...ダウンロード・実行させる Drive-by Download 攻撃が問題となっている.これらの悪性 Web サイトの中には,ドメインを持たないものが存在する.本稿では,数十万人規模のエンドユーザから得られる膨大な Web アクセスログの中から,悪性サイトの IP アドレスを検知する手法を提案する.具体的には,膨大なログの中から IP アドレスを直接指定したアクセスを抽出し,各 IP アドレスについて,IP アドレス...

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