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検索結果 129 件

  • 1 / 1

  • <試論>イネは湿地の雑穀か? --東アフリカの稲作農耕について--

    加藤 太 農耕の技術と文化 32 1-12, 2023-11-25

    ...東アフリカに位置するタンザニア連合共和国はアフリカ大陸有数の稲作国である。本研究ではここで営まれる稲作農耕について歴史や伝播ルート、環境への適応方法などを考察することで、同地域の稲作の特徴を明らかにしようとした。タンザニアの稲作のルーツは紀元前1世紀から紀元後5世紀の間にアジアからインド洋交易によってもたらされたイネの種子に遡ることができるが、アジア稲作の技術は東アフリカに直接伝わらなかった。...

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  • インド洋西域における奴隷貿易の展開

    藍澤 光晴 関西大学経済論集 72 (特集), 87-107, 2023-03-10

    ...しかしながら、インド洋西域のアフリカ大陸東南部沿岸地域やその島嶼地域においては奴隷貿易が活性化した。そこで本稿では、ザンジバルやマダガスカルにおける奴隷貿易の考察を通して、19世紀インド洋奴隷貿易の一端を描写し、ヨーロッパ列強に組み込まれつつある過程、つまりインド洋西域の近世から近代への移行過程について考察する。...

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  • 曲鼻猿類の脳函エンドキャスト形態における多様性と進化のパターン

    豊田 直人, 西村 剛 霊長類研究 Supplement 39 (0), 28-28, 2023

    ...<p>曲鼻猿類は、マダガスカル島に生息するキツネザル類と、アジアおよびアフリカ大陸に生息するロリス・ガラゴ類からなる。これらは、各々の地域で適応放散を遂げたと考えられており、そこでみられる様々なニッチに適応した形態学的な特徴を示している。...

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  • 世界文化遺産サンギラン遺跡の年代論争の終結に向けて─ジャワ原人はどこまで遡るか─

    松浦 秀治 第四紀研究 61 (1), 1-25, 2022-03-01

    ...<p>中新世末にアフリカ大陸で誕生したと考えられる人類は,いつ頃からユーラシア大陸へ,そして東方アジア地域へと進出したのか.この問題を考察する上で,東方アジア最古級の人類化石であるインドネシアのジャワ原人資料はその要として注目されてきた.特に世界文化遺産に登録されたサンギラン遺跡はジャワ原人化石の中心的産地で,最も古いジャワ原人がどこまで遡るかについても鍵を握る遺跡であるが,編年の枠組みは長い間統一...

    DOI Web Site 参考文献67件

  • プチスポットパイプを活用してのモホール計画――海洋マントル掘削の新たな提案

    石井 輝秋, 金子 誠, 平野 直人, 町田 嗣樹, 秋澤 紀克 日本地質学会学術大会講演要旨 2022 (0), 291-, 2022

    ...<p>マントルに至る地球深部の物質科学的研究には,構成物質であるマントル橄欖岩をはじめとする岩石・鉱物の入手が不可欠である.陸上ではダイアトリュームを伴う火山の母岩及び捕獲岩・捕獲結晶が研究に供されてきた.たとえば,島弧地殻をもつ日本列島では,アルカリ玄武岩マグマ活動による火山岩中の捕獲岩が,大陸地殻を持つアフリカ大陸ではキンバーライトマグマ活動による火山岩中の捕獲岩が研究対象として活用されてきた....

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  • <b>極端気象リスク境界の提案と逸脱する地域・人口の推計</b>

    佐野 太一, 沖 大幹 水文・水資源学会研究発表会要旨集 34 (0), 20-, 2021

    ...</p><p>RCP8.5-SSP5シナリオのもとでは、今世紀末までに南アジア,アフリカ大陸北部などで世界人口の30%以上が気候リスク境界を逸脱し、これまで人類がその下に置かれたことがないような極端気象リスクに曝されることが予測された。一方で、RCP2.6-SSP1シナリオの下ではその人口は世界全体の約16.3%ととなることが予測された。...

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  • アフリカ大陸におけるウイルス性出血熱の疫学

    古瀬 祐気 ウイルス 71 (1), 11-18, 2021

    エボラウイルス感染症など,アフリカにはさまざまなウイルス性出血熱が存在しており,その高い致死率から公衆衛生的な脅威となっている.自然宿主がヒトでないためウイルスの根絶を目指すことは難しく,予防や治療法の確立は早急の課題であると同時に,ヒトでの感染制御やワン・ヘルスの概念を含めた公衆衛生的な対策の重要性も高い.また,公衆衛生的な対策と疫学的な知見の蓄積は表裏一体でもある.私は世界保健機関の感染症コ…

    DOI Web Site 参考文献47件

  • マカク属7種のゲノム解析による進化モデルの構築

    長田 直樹, 松平 一成, 濱田 譲, Malaivijitnond Suchinda 霊長類研究 Supplement 36 (0), 28-28, 2020

    ...<p>マカク属のサルはアフリカ大陸の一部とユーラシア大陸の広い地域に生息しており,20以上の形態的に多様な種から構成されている.これまでにミトコンドリアゲノムや核遺伝子の解析によって系統関係が議論されてきたが,頻繁な種間交雑の結果として,複雑な系統関係をもっていることが知られている.とくに,いくつかの種では,ミトコンドリアゲノムから推定される系統関係と核遺伝子から推定される系統関係とが一致しない現象...

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  • アフリカ豚熱(ASF)

    國保 健浩 ウイルス 70 (1), 15-28, 2020

    ...アフリカ大陸サハラ砂漠以南の風土病であるアフリカ豚熱(ASF)はイノシシ科(Suidae)の動物が罹患する熱性・出血性のウイルス感染症である.通常はサバンナ等に生息するカワイノシシやイボイノシシ等の野生種とOrnithodoros属の軟マダニとの間で非臨床的な感染環を形成するが,ひとたび豚が感染するとダニの介在を要することなく水平伝播し,その強い毒力により養豚業に甚大な被害を与える.治療法・予防法は...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献100件

  • 国や分野の垣根を越え ザンビアの鉛汚染に挑む

    国立研究開発法人科学技術振興機構 JSTnews 2019 (8), 3-7, 2019-08-09

    ...<p>アフリカ大陸の南部に位置するザンビアは豊富な鉱物資源を有する国だが、そのために有害な重金属による汚染が社会問題となっている。中でも鉛の生産地であるカブウェは汚染が深刻で、早急な対策が求められている。北海道大学大学院獣医学研究院の石塚真由美教授が率いる研究チームは、ザンビア大学の研究チームとタッグを組み、汚染状況や健康被害に関する研究や環境修復技術の開発に取り組んでいる。</p>...

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  • 南アフリカ,ヨハネスブルグのチャイナタウンの地域的特色

    山下 清海 日本地理学会発表要旨集 2019s (0), 73-, 2019

    ...<br> 従来,アフリカ大陸は,南アフリカを除き,いわば華人空白地帯であった。しかし,中国政府のアフリカ重視政策に伴って,アフリカ大陸各地に,多数の新華僑が移り住んでいる。このようなアフリカ大陸における新華僑の実態については,マスメディアで注目されているが,アフリカの新華僑に関する研究はまだ少ない。...

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  • ラクダの去勢

    土尔扈特 蘇龍嗄 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2019 (0), G2-, 2019

    ...ユーラシア大陸からアフリカ大陸にかけて去勢ラクダは騎乗用、荷駄用として歴史的、社会的、文化的に重要な役割を果たしてきた。本発表の目的は、ラクダの去勢技術を中国内モンゴル自治区アラシャー盟のラクダ牧畜民の事例から明らかにすることである。具体的には、去勢の時期、去勢畜の選別、一連の去勢作業、術法、儀礼および社会関係に着目する。...

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  • 総説特集:「うま味と味覚嗜好性」 和食文化とうま味- だし・うま味再発見

    二宮 くみ子 日本味と匂学会誌 26 (2), 61-70, 2019

    ...国土を流れる最も長い川である信濃川は全長367km、世界最長の川であるナイル川はアフリカ大陸から地中海に流れ込む河口まで約6650km であり、信濃川はその約1/10 にも満たない。豊かな森林から河口にたどり着くまでの距離は短く水質は日本全国のどこにおいても軟水である。このような、環境の中で育まれた我が国の食文化は他国に類を見ない特徴を持っている。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 文学としてジェノサイドを書く

    村田はるせ アフリカ研究 2018 (94), 73-83, 2018-12-31

    ...それから約50年後,タジョは2003年に『プレザンス・アフリケーヌ』に寄せた論考のなかで,アフリカ大陸での紛争を防ぐため,作家は今こそ自らの作品でアフリカを書き,書いたものを通して読者と対話するべきであると主張した。1994年のルワンダでのジェノサイドを取り上げた『イマーナの影』は,この主張の実践であったと考えられる。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献8件

  • 南アジアのアフリカ系民族スィッディー : 研究ノート

    小磯, 学 神戸山手大学紀要 (20) 173-189, 2018-12-20

    ...奴隷として、あるいは自らの意志でアフリカ大陸の外に居住することになったアフリカン・ディアスポラは、アメリカ大陸だけでなく南アジアにも多くの足跡を残している。その一端は紀元前後まで遡るが、主に大航海時代以降にやってきた人々が、特定の聖者への信仰など独自の文化を守り今日に至っている。...

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  • 日本新産種<i>Volvopluteus earlei</i> (ハラタケ目,ウラベニガサ科)

    糟谷 大河, 丸山 隆史, 池田 裕, 布施 公幹, 保坂 健太郎 日本菌学会会報 59 (2), 47-52, 2018-11-01

    ...<i>Volvopluteus earlei</i>はかさが径50 mm以下と小型である点,担子胞子長径の平均値が12 µm以上である点,側シスチジアを欠く点,そして縁シスチジアに嘴状突起を持つ点により特徴づけられる.分子系統解析の結果,日本産標本の核rDNAのITS領域は,インド,アフリカ大陸およびヨーロッパ産<i>V. earlei</i>のものと一致する塩基配列を有し,本菌が複数大陸に広域分布...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site

  • ルワンダの乳加工体系

    平田 昌弘 ミルクサイエンス 67 (3), 175-185, 2018

    ...ルワンダの人びとのバターに対する認識は,長期保存が可能であるかどうかというより,料理に添加した際に香りが良くなり,味覚が向上するかどうかという香りの強弱を基準にしており,ルワンダを含むアフリカ大陸内陸部赤道付近高原地域は極めて特異的な乳文化を発達させてきたと言える。</p>...

    DOI 機関リポジトリ

  • マラウイ・ンチェウ地方チマズル鉱床に産するコランダムの特徴及び成因と変成作用

    福山 繭子, Kachemwe Moses 日本鉱物科学会年会講演要旨集 2018 (0), 194-, 2018

    ...マラウイの首都リロングェから150km南に位置するンチェウ地方チマズルには1958年に発見されたアフリカ大陸最古の宝石鉱山といわれるルビー及びサファイア鉱床であるチマズル鉱山がある。しかし、そのルビー及びサファイアの成因は明らかとなっていない。そこで、本研究では、コランダムの地球化学的・鉱物学的特徴と成因を検討した。...

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  • 高校世界地誌授業における課題

    山内 洋美 日本地理学会発表要旨集 2016a (0), 100160-, 2016

    ...たとえば白地図を並べて作業するときに,アフリカ大陸と南アメリカ大陸を混同して作業する生徒がみられた。また,共通する作物と地域で異なる作物を取り違える生徒もいた。 もう1点は、生徒たちに地理的見方・考え方以前の一般性が育っていないのではないかという懸念である。...

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  • 西アフリカのエボラウイルス病発生状況

    有馬 雄三, 島田 智恵 ウイルス 65 (1), 47-54, 2015

    ...エボラウイルス病(Ebola Virus Disease: EVD)の流行は,2014年3月,最初にギニアから報告され,その後,国境を接するシエラレオネ,リベリアにも感染が拡大していった.これら3カ国でのEVDの流行は,流行期間,地理的広がり,死亡例を含めた症例数において過去に例をみない大規模なものとなり,最初の報告から1年を経た2015年4月現在でも流行はいまだ終息していない.また,これら3カ国以外にも,アフリカ...

    DOI Web Site Web Site ほか2件 参考文献10件

  • アフリカ・ラテンアメリカ比較地誌授業における課題

    山内 洋美 日本地理学会発表要旨集 2015a (0), 100167-, 2015

    ...例えばメンタルマップにおいて,アフリカ大陸にブラジルを,あるいは南米大陸に喜望峰を記入したりする生徒もみられたりする。また白地図での作業において,アフリカ大陸と南米大陸を取り違える生徒もクラスに複数見られる。このように,この2つの地域は混同しやすい地域であることがうかがえる。<br> なぜ,このように混同しやすいのか。...

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  • 日本の森林土壌における黒色土に対するC3、C4植物の寄与率の緯度依存と黒色との関係

    石塚 成宏, 河室 公康, 今矢 明宏, 鳥居 厚志, 森貞 和仁 日本森林学会大会発表データベース 125 (0), 134-, 2014

    ...緯度が高くなるほど土壌有機物に対するC<sub>4</sub>植物の寄与が少なく、C<sub>3</sub>植物の寄与が大きくなることが、アメリカやアフリカ大陸の大草原地帯で確認されている。日本の黒色土は草原植生下に生成したという説があるが、我々の研究結果では北海道を除いてC<sub>4</sub>植物の寄与が45%程度認められ、やはり草原植生下に生成したと考えられた。...

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  • 砕屑性モナザイトのU-Pb年代測定によるアフリカ構造発達史の推定

    板野 敬太, 常 青, 飯塚 毅, 木村 純一 日本地球化学会年会要旨集 61 (0), 250-, 2014

    ...本研究はアフリカの巨大河川の砕屑性モナザイトのU-Pb年代分析により, アフリカ大陸の形成を司った汎アフリカ造山運動の詳細な年代情報をより詳細に得ることを試みた. 年代分布は, 汎アフリカ造山運動の時期にピークを持ち, 河川ごとにも違いが見られた....

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  • 藻類の抗アレルギー、抗糖尿病、抗腫瘍作用:-持続型社会を目指して-

    富永, 明, 平岡, 雅規, 田口, 尚弘 黒潮圏科学 = Kuroshio Science 6 (2), 166-173, 2013-03-25

    ...人類はおおよそ10万年前、アフリカ大陸を出て世界中に広まったといわれる。したがってその種を構成する一揃いの遺伝子、ゲノムもこのころ成立したと考えられる。もちろん突然変異とその選択により変化はするが数百年でゲノムが変化することは考えられない。現在、生活習慣病と呼ばれているものはここ半世紀ほどで急増しているので、近代化による食生活、住環境、運動習慣が劇的に変化したことが原因と考えられる。...

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  • アフリカの日本的ハイブリッド工場 (2009/2010)

    安保 哲夫, 公文 溥, 銭 佑錫 赤門マネジメント・レビュー 12 (12), 795-840, 2013

    ...本研究では、アフリカ大陸における日本型経営生産システムの受容可能性について検討している。2009 年から2010 年の2 年間に日本多国籍企業研究グループが行った北部・東部・南部アフリカの7 ヵ国における現地調査の結果、アフリカ大陸の日系企業だけでなく、欧米系企業や現地企業においても、日本型経営生産システムの要素が一定範囲で適用され、開発途上国型のアフリカ「ハイブリッド工場」の展開が認められた。...

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  • ケニアにおけるネッタイシマカ2亜種の系統地理的研究

    胡 錦萍, 二見 恭子, 比嘉 由紀子, 皆川 昇 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 64 (0), 51-51, 2012

    ...アフリカでは,本種は都市型(<I>Ae. aegypti aegypti</I>; Aaa)と祖先的な森林型(<I>Ae. aegypti. formosus</I>; Aaf)の 2亜種に分けられ,デングウイルス 2型の感受性は亜種間で異なる.そのため,両亜種の分布や集団構造を明らかにすることは,アフリカにおけるデング熱防除の観点からも有意義である.また,Aaaは人間活動に伴い分布を拡大しており,アフリカ...

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  • 南極大陸セール・ロンダーネ山地から産出したアマゾナイトの特徴

    福田 千紘, 宮﨑 智彦, 亀井 淳志 宝石学会(日本)講演会要旨 34 (0), 10-, 2012

    ...比較対象はかつてゴンドワナ大陸として超大陸を形成し現在は分断されている南米大陸、アフリカ大陸から採取されたもの、ユーラシア大陸から採取されたもの、北米大陸から採取されたもの、沈み込み帯の島弧である日本から採取されたものを準備した。各大陸、プレートテクトニクス論上の共通点、相違点を中心に産地ごとの特徴を検討し報告する。...

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  • アフリカの住血吸虫症とその中間宿主

    嶋田 雅曉 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 64 (0), 38-38, 2012

    ...一方マンソン住血吸虫,ビルハルツ住血吸虫はアフリカ大陸全土に広く分布するポピュラーな住血吸虫である. マンソン住血吸虫,ビルハルツ住血吸虫のいずれも,日本住血吸虫と同様に成虫はヒトの静脈内に寄生する.しかしその血管は,日本住血吸虫が腸管上部の血管であるのに対して,マンソン住血吸虫では腸管下部,ビルハルツ住血吸虫に至っては腸管ではなく膀胱の血管で,寄生場所が日本住血吸虫とは異なる....

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  • アメリカ合衆国南西部における砂漠都市の盛衰とゴーストタウンの再生

    山下 博樹, 伊藤 悟 日本地理学会発表要旨集 2012s (0), 100059-, 2012

    ...<br><br> 2.乾燥地における都市開発の課題<br> 21世紀においてはヨーロッパ諸国や日本での急速な人口減少に対して,アフリカ大陸やインドなどでの大幅な人口増加が予測されており,その舞台として乾燥地でも都市化の拡大が懸念されている(UNEP 2006)。すでに中国での西部大開発や中東諸国での石油依存経済脱却にむけた経済発展などを契機に,砂漠都市の成長が著しい。...

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  • 特集「乾燥地の生態系とその課題」1.中央アジア乾燥地の自然と保全

    窪田 順平 日本緑化工学会誌 37 (4), 455-459, 2011

    ...ユーラシア大陸の中央部には,モンゴルから中国の西北部,中央アジア,西アジア,さらにはアラビア半島を経て,アフリカ大陸北部へとつながる広大な乾燥・半乾燥地域が広がっている。その中央に位置する中央アジアの人間と環境の相互作用の歴史を,資源利用,生業の変遷という観点から明らかにすることを目的としたのが,地球研イリプロジェクトである。...

    DOI Web Site 参考文献21件

  • マンドリル(<i>Mandrillus sphinx</i>)の群れの分派と社会構造

    本郷 峻 霊長類研究 Supplement 27 (0), 6-6, 2011

    ... アフリカ大陸中部の熱帯雨林林床に生息するマンドリル<i>Mandrillus sphinx</i>は、最大800個体を超える群れが報告され、100 km<sup>2</sup>以上に及ぶ広大な遊動域を持つことで知られる。系統的には、one-male unitを単位とする重層社会を持つマントヒヒやゲラダヒヒを含む、ヒヒ亜族(Papionina)に分類される。...

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  • 野生アヌビスヒヒの遊動と群れ間関係にみられる季節性

    松本 晶子, パロンビット ライン A 霊長類研究 Supplement 27 (0), 17-17, 2011

    ...サバンナヒヒ(アヌビス、キイロ、ギニア、チャクマ)は、アフリカ大陸に生息域を分けて広く分布している。本発表では、サバンナ環境に適応しているアヌビスヒヒに注目し、食物、活動、利用地域に与える季節性について報告する。<br>【方法】<br> 調査地は、ケニア共和国ライキピア県(36°50'E, 0°15'N)である。毎日6時に調査キャンプにおいて集められた雨量をもとに、季節を乾期と雨期に分けた。...

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  • ギニアとウガンダにおけるネリカ稲普及活動 : 笹川グローバル2000の経験から

    伊藤 道夫, Ito Michio 農学国際協力 8 265-286, 2010-02

    ...マリにおいてもNERTCA を含む稲の研究・普及活動を実施しており、陸稲、潅概稲共に有望な成果が見えている。教訓ギニア、ウガンダの農民はそれぞれ独自の違った理由でNERICAを選択している。NERICAには貧困削減の可能性がある。しかしサブサハラ・アフリカ全体の食糧保障を達成するには、トウモロコシ、ミレット、ソルガム、小麦、根菜などの全ての穀物を改良する努力が必要である。NERICA と米だけではアフリカ...

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  • キリマンジャロの氷帽

    地学雑誌 119 (3), Cover03_1-Cover03_2, 2010

     Mt. Kilimanjaro, the highest mountain in Africa, is located in the United Republic of Tanzania (Jamhuri ya Muungano wa Tanzania), and is very popular among tourists because mountain lovers …

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  • ローカル化される移民の地政学

    北川 眞也 日本地理学会発表要旨集 2010s (0), 182-182, 2010

    ...「野性的な自然」や「紺碧の海」を売りにした「ヨーロッパのアフリカへの贈り物」(Lonely Planet 2008: 290)として称される通り,地質学・植物学的にもアフリカ大陸の一片として19世紀の学者たちによっても認められてきた.  ...

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  • アファー・マントルプルームの地球化学的特徴とジオダイナミクス

    メシェシャ ダニエル, 新城 竜一 日本地球化学会年会要旨集 57 (0), 276-276, 2010

    ...我々は、下部マントルに端を発するアフリカ・スーパープルームの上昇流の中に、いくつかの小規模なplumeletがあって、これらが北東アフリカ大陸下へ衝突するモデルを提案する。plumeletは、4)の成分のマトリックス中に他の成分が斑点状に散在していると考えられる。...

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  • 「アフリカ人」として生き直す

    神本 秀爾 日本文化人類学会研究大会発表要旨集 2010 (0), 24-24, 2010

    ...運動は同時にアフリカ性の積極的肯定とともにアフリカ大陸への帰還を要求してもいる。本発表は、エチオピア・アフリカ黒人国際会議派ラスタファリアンを対象として、宗派内部において救済とアフリカ性の積極的肯定が「アフリカ回帰主義」「聖書主義」によって正当化される過程を明らかにする。...

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  • ナミビア半乾燥地域のモパネ植生帯におけるヤギの放牧活動と植生の関わり

    手代木 功基 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 4-4, 2009

    ...<B>はじめに</B><BR> アフリカ大陸の南緯20度付近にはマメ科ジャケツイバラ亜科の半落葉樹であるモパネ(<I>Colophospermum mopane</I>)が帯状に分布し,モパネ植生帯を形成している.モパネ植生帯の特徴として,先行研究ではモパネが純林を形成していることや草本が少ないということが指摘されてきた....

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  • ナミブ砂漠,クイセブ川中流域に分布する河成堆積物の層相と堆積環境

    宮本 真二 日本地理学会発表要旨集 2009s (0), 3-3, 2009

    ...アフリカ大陸における乾燥あるいは半乾燥地域の環境変動研究は,湿潤地域の環境変動研究にくらべ,過去の環境を記録した堆積物の残存性に乏しく,その蓄積は乏しい(宮本,2007; Miyamoto, 2009).そこで本研究では,乾燥・半乾燥地域における第四紀末の詳細な古環境変動を復原することを目的に,_丸1_細粒物質の堆積時期の特定,_丸2_堆積環境の解明のため,河成細粒堆積物が分布するナミブ砂漠,クイセブ...

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  • TRMMを用いたアフリカ大陸における雷活動の季節変化

    内山 真悟, 高橋 日出男, 金森 大成 日本地理学会発表要旨集 2009f (0), 134-134, 2009

    熱帯降雨観測衛星TRMM(Tropical Rainfall Measuring Mission)は,雷の発生をLIS(Lightning Imaging Sensor)によって捉えることができる。 LISによる全球の雷分布によると、アフリカで特に発生が多い(図1)。LISを用いた先行研究として、Takayabu(2006)は、1998-2001年の3年平均から、アフリカで雷の発生が多いことや、…

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  • 風送塵の地球環境に与える影響<BR>—氷期・間氷期,完新世,現代—

    川幡 穂高 第四紀研究 48 (3), 163-177, 2009

    ...風送塵の生産・運搬は気候システムに影響されるが,逆に,放射強制力あるいは生物生産などを通じて気候にも影響を与えている.地球的規模での風送塵の生産量は1,700 Tg yr<SUP>−1</SUP>と推定されており,アフリカ大陸起源が66%程度で,風成塵の海洋への沈積流量は450 Tg yr<SUP>−1</SUP>で,河川からの粒子状物質流量の3%となる.外洋域への石英砂やアルミノ珪酸塩の運搬では,...

    DOI Web Site 参考文献82件

  • アフリカを対象にした地域研究とGIS

    池谷 和信 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 243-243, 2008

    ...このうちアフリカを対象にしたものは約2万3千点となり、アフリカ大陸の文化的地域性を把握するためにこれらを使用してのデータベースの作成も、今後の課題として残されている(大林ほか1990参照)。 <BR> <BR>参考文献 <BR>大林太良ほか(1990)『東南アジア・オセアニアにおける諸民族文化のデータベースの作成と分析』民博研究報告別冊 11号。...

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  • 地方給水計画におけるモロッコモデル

    上村 三郎, 濱田 浩美 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 150-150, 2008

    ...目的<BR>  本報告は、アフリカ大陸の北西端に位置するモロッコにおいて、過去に実施された無償資金協力による地方給水計画の全村落の総合評価を行い、運営維持管理の課題を分析後、構築されたモロッコモデルの紹介を目的としている。<BR> <BR> 3....

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  • ナミビア半乾燥地域において地形環境が植生景観に与える影響

    手代木 功基 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 128-128, 2008

    ...<BR>  マメ科ジャケツイバラ亜科の半落葉樹であるモパネ(<I>Colophospermum mopane</I>)が優占するモパネサバンナは,アフリカ大陸の南緯20度付近に帯状に分布する植生帯である.モパネサバンナの植生景観は,モパネが純林を形成し,草本が少ない特徴を持っている(White, 1984).これまで,野火や野生動物の採食によってモパネが低木化するという事例は報告されているが,地形環境...

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  • アフリカ農村部における生計戦略としての出稼ぎ労働

    伊藤 千尋 日本地理学会発表要旨集 2008s (0), 159-159, 2008

    ...<BR> グローバリゼーションが進む現代において、サハラ以南のアフリカ大陸は依然として発展から取り残された貧困削減政策と援助の対象として語られる。各国内部においては都市部と農村部の所得格差が激しく、開発政策では農村部の発展が課題とされている。つまりアフリカの貧困を解決するには、農村部に目を向ける必要があるといえる。...

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  • 復活の研究 企業:ノキア(携帯電話) 多品種大量で勝つ

    日経ビジネス = Nikkei business (1377) 64-67, 2007-02-05

    ...世界最長の河川と言われるアフリカ大陸のナイル川。その源流、ビクトリア湖に接する人口約2800万人のウガンダで今、携帯電話のミニバブルとも言える現象が起きている。 首都カンパラでは、人々が携帯電話片手に会釈を交わす光景があちこちで見られる。2輪バイクのタクシー運転手も、客待ちの間は携帯電話をひとときも離さない。お金のない貧困層でさえ、1台の携帯電話を使い回す。...

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  • 南アフリカ共和国,クルーガー国立公園における火入れと大型草食動物の採食活動の関係

    アザリアスションゴ ダニエル, 長澤 良太 環境情報科学論文集 ceis21 (0), 93-98, 2007

    ...アフリカ大陸における最大規模を誇るクルーガー国立公園(南アフリカ共和国)でも例外ではない。そこで,火入れ地の分布とその後植生の回復過程および野生生物の出現頻度の関係について,リモートセンシングとGISを駆使した解析を行った。火入れ地の分布と植生の回復過程については,Terra/MODISの16day NDVI合成画像から検討した。...

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  • アフリカの手話言語

    亀井 伸孝 アフリカ研究 2004 (64), 43-64, 2004

    ...これら23言語以外にもアフリカ大陸にはいくつものろう者の手話言語が分布しており、カメルーンで観察された「フランコ・アメリカ手話」もその一つである。これはアメリカ手話の導入に伴って成立した一種の混成言語で、西・中部アフリカの国々のろう者の間で話されている。これら手話言語のいくつかは、音声言語とはまったく関係ない分布を示している。...

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  • 小中学校教科書におけるアフリカ表記の課題

    西岡 尚也 人文地理学会大会 研究発表要旨 2004 (0), 6-6, 2004

    ...私にはこれらで学ぶ子供たちに、アフリカ大陸の「悲惨さ」のみが誇張されて伝わり、誤った地域イメージが形成されると思えてならない。 明治初頭の福澤諭吉(1869)『世界国尽』は、異文化地域にランク付けし、欧米以外の文化地域を蔑視した世界観を「啓蒙」した。当時の福澤の視点は、欧米人の世界観を「模倣輸入」したもので、福澤一人の問題ではなかった。...

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  • 「サルの進化と人類の起源:サルからヒトへ」

    高井 正成, 諏訪 元, 馬場 悠男, 茂原 信生 霊長類研究 Supplement 20 (0), i-i, 2004

    ...近年、アフリカ大陸の中新世末?鮮新世にかけての猿人や原人の化石が次々と見つかり、こういった初期人類の起源と進化に関する知見が急速に拡大してきています。本シンポジウムでは、こういった霊長類から人類が進化してきた過程に関して、化石霊長類、初期人類化石、初期現代人化石といった3分野の専門家が、最新の知見に基づいてわかりやすく紹介します。...

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  • ナミブ砂漠クイセブ川最下流部における水文環境と地形変化

    山縣 耕太郎, 伊東 正顕, 水野 一晴 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 91-91, 2004

    ...アフリカ大陸南西部大西洋岸に位置するナミブ砂漠は,東をグレートエスカープメントと呼ばれる急崖地形で内陸の高地と限られた南北約2000km,幅40_から_120kmの広がりを持つ極めて乾燥した砂漠地帯である.クイセブ川は,ナミブ砂漠を横切る主要な河川の一つであり,最下流部にクイセブデルタと呼ばれる広い堆積域を形成している....

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  • SPOT VEGETATION時系列データとDEMによるナミビア西部の植生分析

    吉田 浩之 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 64-64, 2004

    ...はじめに<br><br>本研究では、アフリカ大陸南西部、ナミビアを対象として、SPOT VEGETATIONからの時系列データと1km解像度のデジタル標高モデルを用いて、植生の季節性と地形の関連について分析を行った。特に、ナミビア西部の大西洋に面した10の流水域について考察した。...

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  • ナミブ沙漠、クイセブ川下流域におけるナラ植生の変化と住民生活に関する研究

    伊東 正顕 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 87-87, 2004

    ...アフリカ大陸南西部に位置するナミビアは、全土が乾燥気候である。なかでも特に、沙漠気候に属する大西洋岸は乾燥が強く、海岸沿いにはナミブ沙漠が広がっている。ナミブ沙漠中央部には枯れ川のクイセブ川が流れ、その下流域にはクイセブデルタが形成されている。ここには、現地語(ナマ語)で!Naraと呼ばれるウリ科の草本植物、ナラAcanthosicyos horridusが群生している。...

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  • 熱帯アフリカ環境変動研究

    門村  浩 日本地理学会発表要旨集 2004s (0), 66-66, 2004

    ...昨春 (地理要旨集 63 (2003), p.216) に続き,アフリカ大陸における環境変動の全体像を把握する作業の一環として,人類進化との関わりをも視野に入れ,後期第四紀を中心としつつも,過去約500万年間の変動史を素描し,課題を整理しておきたい....

    DOI 参考文献4件

  • インドシナ半島のマラリア分布指標としての植生指数NDVIについて

    橋田 良彦, 二瓶 直子, 小林 睦生, 高阪 宏行, 石井 明 日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集 54 (0), 52-52, 2002

    ...MARA計画の事例で見られるように、アフリカ大陸あるいは国レベルのマラリア分布解析には解像度は低いが広域解析可能な気象衛星NOAAを利用した植生指数NDVIが用いられている。アジアにおける現在あるいは近い将来温暖化に伴うマラリア等感染症の拡大を迅速に広域に把握するためには、NDVI利用の開発が望まれる。...

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  • GISと衛星データによるアフリカ大陸の植生図作成

    野々村 敦子, サンガ・ンゴイ カザディ, 福山 薫 GIS‐理論と応用 10 (2), 27-34, 2002

    This paper provides a Digital Vegetation Model (DVM) which can be used for ecoclimatic analysis in Africa. Principal Component Analysis (PCA) of the 5-year monthly mean NOAA/AVHRR satellite data for …

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献18件

  • シジミチョウ科の鱗粉の微細構造と系統発生学的意味合い

    TILLEY R. J. D., ELIOT J. N., 吉本 浩 蝶と蛾 53 (3), 153-180, 2002

    ...していたと推定される.Morpho(flute)型を有する3つのグループの内,亜族DeudoriginaとHypolycaeninaは,♂交尾器や翅脈から見て互いに近縁であり,また亜族Eumaeinaとも近縁である.DeudoriginaとHypolycaeninaはアフリカに分布の中心があり,恐らくインド大陸がアジアに衝突した後,東洋区や旧北区の東南縁に広がった.これは,.Morpho(flute)型がアフリカ...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献27件

  • Delgamma pangoniaと近似の1新種について

    ZILLI Alberto, 吉本 浩 蝶と蛾 51 (4), 309-315, 2000

    ...1858は,シレット,ヒンドゥスタン,スリランカの標本に基づくが,シレット産の♂syntypeと北インド産の♀syntypeはともにアジア顔であった.しかし,スリランカ産の♂は交尾器および後翅の性斑などではアジアのpangoniaと一致するので,これらは別種ではなく,地理的変異とみなすのが相当である.D.sanctaeについてはProut(1927)に図示されたsyntype 1♀を調べたが,本質的にはアフリカ...

    DOI Web Site 参考文献10件

  • 1997年インドモンスーンに対するエルニーニョの影響

    沈 学順, 木本 昌秀 気象集誌. 第2輯 77 (5), 1023-1037, 1999

    ...更に、1997エルニーニョは、アジアモンスーンの大規模循環場を抑制するだけでなく、アフリカ大陸のソマリア東沖において海面水温と大気下層の状態を変化させ、対流不安定域を形成するのに貢献していた。この領域において、対流活動が繰返しトリガーされ、増幅し、東へ伝搬しながらインド亜大陸に侵入していた。...

    DOI NDLデジタルコレクション Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献59件

  • ジンバブエ共和国のHIV感染とエイズの疫学的特徴

    宮崎 元伸 環境感染 13 (2), 141-145, 1998

    ...アフリカ大陸南部に位置するジンバブエでは, 他のアフリカ諸国と同じようにHIV感染とエイズが問題となっている.エイズは男性, 女性ともに報告数は増加し, 男女比は1.2対1と男性がやや優位となっている.年齢別では男性は0から4歳と30から39歳に, 女性は0から4歳と20から29歳に報告数のピークがある.HIV抗体陽性率は妊産婦の12%から42%, 男性労働者の19%, 性感染症患者の8%から60%...

    DOI 医中誌 参考文献28件

  • 東部赤道大西洋のトランスフォームマージン

    久田 健一郎, Mascle Jean, 森田 澄人, ODP Leg 159 乗組員研究者一同 地質学雑誌 102 (2), V-VI, 1996

    ...国際深海掘削計画(ODP)の第159次航海は, 1995年1月から3月にかけて赤道大西洋の Romanche Fracture Zone 東方延長部のアフリカ大陸縁辺部 (第1図) で行われた....

    DOI 参考文献1件

  • スリランカ及びタイにおける雑穀類遺伝資源の探索

    西牧 清, 及川 一也, HINDAGALA C. B., SAMARASINGHE G., SENEVIRATNE S. K., IAMSUPASIT N., JUTTUPORNPONG S., PRAMMANEE P., PUTTANOND P. 植物遺伝資源探索導入調査報告書 = Annual Report on Exploration and Introduction of Plant Genetic Resources 8 81-105, 1992-10

    ...ミレットは, 古くからユーラシア大陸或はアフリカ大陸において広く栽培され, 受け継がれてきたが, 近年, 生産性や収益性の高い作物に置き代わり, 急速に耕地から姿を消しつつある。今回は, 特にインドを中心としていまなお広く栽培されているシコクビエ, アワ等のミレットを中心に, 数種類の雑穀類をスリランカ及びタイ北部から収集した。...

    DOI 機関リポジトリ

  • サハラ砂漠からの砂じんの北大西洋への長距離輸送とその輸送量の推定

    田中 茂, 益子 治, 橋本 芳一 日本化学会誌(化学と工業化学) 1992 (6), 627-632, 1992-06-10

    ...そこで, 気団の流跡線解析図から,バミューダ島,バルバドス島へ到達する気団の移動パターンを分類した結果,両地点ともに北アフリカ大陸からの気団が到達する際に土壌起源元素の大気濃度が最大になり,かつ7~9月に北アフリカ大陸からの気団が頻繁に到達することがわかった。したがって,サハラ砂漠から北大西洋への長距離輸送を確認できる結果が得られた。...

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  • 「奴隷制と社会の歴史世界大会」の報告

    PHILIPS John E. 日本中東学会年報 6 (0), 271-287, 1991

    ...大西洋貿易のアフリカ大陸への影響について、ナイジェリアの発表者は奴隷貿易によって貿易商人やアフリカの支配者は財産を蓄積したが、アフリカの経済は自力で制御する力を失いアフリカの開発が遅れ、また人種差別的思想の出現を招くことになったと述べていた。発表者の中には、イスラム教とキリスト教が奴隷制を促進したという見解に挑戦した論文もあった。...

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  • アフリカ熱帯多雨林の土壌水分及び地面アルベドの変化が夏季気候に及ぼす影響

    鬼頭 昭雄, 山崎 孝治, 時岡 達志 気象集誌. 第2輯 66 (1), 65-86, 1988

    ...対象領域を含む東西断面では、AW において下層偏西風(アフリカ•モンスーン)の強化、アフリカ大陸とインド洋間の東西循環の差が顕著である。<br>全球的応答では東西に一様な偏差があらわれた。又両半球亜熱帯の上層高気圧性循環が強化した。準定常波列がこれに重なり、降水量や気温偏差を伴っている。...

    DOI Web Site 被引用文献4件 参考文献29件

  • エジプトにおける重力異常の分布の概観

    モハメド G.エル・イビヤリ 測地学会誌 30 (2), 114-121, 1984

    The African continent has significant gravity anomalies delineating its coastal basins as well as those of the East African Rift System. The gravity anomalies in Egypt reflect more or less the …

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  • GATE領域における積雲対流と大規模運動との相互作用

    新田 勅 気象集誌. 第2輯 56 (4), 232-242, 1978

    ...<br>GATE 期間中,アフリカ大陸内部から東部大西洋域へ,波動擾乱が伝播•することが知られているが,この波動と積雲対流との関係を調べるために波動に関する合成図を作成した。波動のトラフ付近で大規模上昇流の最大があり,背の高い雲の活動が最も盛んである。ここではまた積雲内下降流が最も強く存在している。一方背の低い雲は,波動のトラフ付近では不活発で,リッジ付近で逆に活発となっている。...

    DOI Web Site Web Site 被引用文献8件 参考文献17件

  • モンスーン期における雲量変動

    村上 多喜雄 気象集誌. 第2輯 54 (3), 175-181, 1976

    ...マレーシヤ,インドネシヤ地域とは正の相関がみられ,アフリカ大陸,赤道印度洋,北西太平洋上には負の相関が現れた。時差相関の分布図を作成した。正または負の相関帯が1日約1度の平均速度で赤道インド洋からインド北部に向って北上した。...

    DOI Web Site 被引用文献10件 参考文献8件

  • アフリカ大陸の先カンブリア時代

    諏訪 兼位 アフリカ研究 1968 (6), 25-51, 1968

    Precambrian time is the whole of geologic time from the very beginning of the earth history until the earliest fossiliferous Cambrian beds were deposited. Precambrian time covers almost 90% of the …

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  • Captain Singletonについて

    内多 毅 人文研究 13 (4), 363-378, 1962

    ...一 テーマと構成 : Captain Singletonの場面は、アフリカ大陸、西印度諸島、東印度諸島にまたがるのであるが、Singleton船長の活動の根拠地は、アフリカの沖合のインド洋上にあるMadagascar島である。この小説の作者Daniel Defoeが、この島を中心として、この小説の主人公Singletonを活動させようとしたことの理由はどこにあったのであろうか。……...

    DOI 機関リポジトリ

  • フェニキア人のアフリカ大陸周航

    織田 武雄 人文地理 3 (5-6), 152-162,A15, 1952

    Either to affirm or to deny the circumnavigation of Africa by Phoenicians there are not sufficient data, because Herodotus' description of it is brief. It may be wise to conclude, like Bunbry, “it …

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