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  • ピラネージの廃墟とグロテスク I ― Grotteschi ―

    武末, 祐子 西南学院大学フランス語フランス文学論集 57 1-46, 2014-02

    ...グロテスク模様が、18世紀終わり頃から19世紀にかけて一般名称としてのアラベスク模様に包含され吸収されていくまで、グロテスク模様という言葉は使われ続ける。このような時代と環境に馴染みながらピラネージは、建築と装飾、そして版画制作に独創的な才能を発揮する芸術家である。...

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  • アンリ・マチス『ジャズ』のテクストをめぐる試論 (II)

    大久保 恭子 研究論集 93 153-168, 2011-03

    ...手書き文字とは文字であると同時に線そのもの、つまり画家の手の跡という意味で素描でもあり、『ジャズ』ではテクスト頁の筆跡が形成するアラベスクと図像頁の鋏による裁断跡が形成するアラベスクとが相補的に連動して、両頁は等価と成り得ていた。一方『ジャズ』の図像主題もまた両面価値的な可変性を特質としていた。テクストと図像とは可視・不可視のレベルでパラレルな関係を有していたのである。...

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  • アンリ・マチス『ジャズ』のテクストをめぐる試論(1)

    大久保 恭子 研究論集 92 115-128, 2010-09

    ...手書き文字とは文字であると同時に線そのもの、つまり画家の手の跡という意味で素描でもあり、『ジャズ』ではテクスト頁の筆跡が形成するアラベスクと図像頁の鋏による裁断跡が形成するアラベスクとが相補的に連動して、両頁は等価と成り得ていた。一方『ジャズ』の図像主題もまた両面価値的な可変性を特質としていた。テクストと図像とは可視・不可視のレベルでパラレルな関係を有していたのである。...

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  • R.シューマンの「詩人の恋」作品48 : 演奏法に関する研究

    三原, 重行 島根大学教育学部紀要. 人文・社会科学 32 55-66, 1998-12-01

    ...ピアノ伴奏はアラベスクな描写に終始し, メロディーラインを目立たない様に平行になぞるか, あるいはメロディーの輪郭をくまどる方が多い。ピアノ伴奏つきリードを文学的表現にまで高めようとするところがシューマンとシューベルトの作品の違いである。  それではここで全16曲の演奏法について触れてみたい。...

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  • 谷崎潤一郎「白昼鬼語」 : <虚>と<実>のアラベスク

    石割 透 日本文学 46 (6), 67-78, 1997

    一九一〇年代の後半、芥川龍之介や佐藤春夫、谷崎潤一郎らによって、盛んに探偵小説、怪奇小説的な作品が発表される。そうした文壇の片隅にあらわれた現象には、当時の時代状況が、敏感に反映しているのだが、なかでも谷崎潤一郎は、そうした作品の傾向に最も関心を示した作家であった。と同時に、この時期の谷崎はオスカー・ワイルドの芸術論の影響、更には私小説や民衆芸術の勃興に関わる形で、初期から既に孕まれていた「生活…

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