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検索結果 1,510 件

  • さまざまな味噌における抗酸化作用と色彩値におよぼすアミノ酸の影響

    佐藤 由菜, 関 洋子 Functional Food Research 19 (0), 65-72, 2023-10-12

    ...,ヒスチジンでは高い抗酸化作用および着色度を示したが,システインでは抗酸化作用は高いが着色度が低いこと,味噌の着色度と抗酸化作用は味噌のアミノ酸量に依存し,着色度についてはリシン,アルギニン,ヒスチジンの寄与が,抗酸化作用ではシステイン,リシン,アルギニン,ヒスチジンの寄与が大きいことを明らかとした....

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  • イヌとネコの食性・採食パターン・嗜好・摂食量および飲水量

    大島 誠之助 ペット栄養学会誌 26 (2), 87-99, 2023-10-10

    ...</p><p>・ネコは、アミノ酸からの糖新生を行うためタンパク質要求量が高い、アルギニン要求量が高い、タウリンやアラキドン酸が必須、カロテンをビタミンAに転換できない、トリプトファンからナイアシンの合成ができないなどの代謝の特徴がある。</p><p>・ネコは少量頻回採食者であり、イヌは間欠捕食者である。</p><p>・動物の嗜好に影響する最大の要因は匂いと味である。...

    DOI 医中誌

  • 抗KEL26(TOU)と考えられる抗体が検出された1症例

    米元 めぐみ, 紺谷 圭奈美, 岡島 さやか, 伊佐 和美, 常山 初江, 宮崎 孔, 渡邉 理香, 藤川 奈央, 中邑 幸伸, 平田 康司, 川田 明志, 本田 豊彦, 小林 正夫 日本輸血細胞治療学会誌 69 (5), 599-604, 2023-10-05

    ....-26</i>は,c.1217G>Aの置換によりKEL26の抗原活性を担う406番目のアルギニンがグルタミンへ置換することが報告されており,抗KEL26の保有が推定できた.</p>...

    DOI Web Site 参考文献13件

  • アミノ酸のペンタフルオロベンジル誘導体のGC/EI-MSによる解析

    田中 杏奈, 落合 陽香, 熊田 英峰, 榎本 剛司, 梅村 知也 分析化学 72 (10.11), 407-416, 2023-10-05

    ...するための試料前処理法としてペンタフルオロベンジル(PFB)誘導体化に注目した.これまでにもPFB誘導体化によるアミノ酸のGC-MS分析は報告されているが,メタボロミクスで重要となる非タンパク質構成アミノ酸への適用が検討されていないことに加え,タンパク質構成アミノ酸についても,その誘導体化物の開裂情報が不明である場合が多く,GC/EI-MS法を用いた分析法の構築には基礎的な検討が必要である.本研究では,アルギニン...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • 甲殻類アレルギー

    平口 雪子 日本小児アレルギー学会誌 37 (1), 70-74, 2023-03-20

    ...年即時型食物アレルギー全国モニタリング調査では全年齢における食物アレルギーの原因食品として8位,初発例の原因食品として7~17歳で1位,18歳以上で2位と,甲殻類アレルギーの多くは学童期以降で発症する.即時型症状が多く,食物依存性運動誘発アナフィラキシーの原因食品としても頻度が高い.予後についての報告はほぼないが,耐性獲得は少ないと考えられている.甲殻亜門の主要アレルゲンはトロポミオシンとされるが,他にアルギニンキナーゼ...

    DOI Web Site 参考文献17件

  • 周術期におけるアミノ酸投与の効果

    村越 智, 深柄 和彦 外科と代謝・栄養 57 (1), 8-12, 2023-02-15

    ...適切な栄養管理が求められる.特に,侵襲下でのアミノ酸投与はタンパク質代謝を改善し異化亢進を抑制することから生体機能維持のために重要である.アミノ酸の投与においてはその量と特性を理解して施行することが求められる.アミノ酸の至適投与量は国内外のガイドラインに準拠すれば1.2~2.0g/kg/dayといえるが,個別の症例においては侵襲の程度を評価して決定することが大事である.また特別な生理活性効果を持つ,アルギニン...

    DOI Web Site 参考文献26件

  • 吸収性局所止血材の使用法と実例

    春日 健吾, 善如寺 暖, 浦岡 俊夫 日本消化器内視鏡学会雑誌 65 (1), 56-62, 2023

    ...<p>自己組織化ペプチド溶液(ピュアスタット<sup>Ⓡ</sup>)が消化管内視鏡における止血材として本邦で新しく薬事承認・販売された.ピュアスタット<sup>Ⓡ</sup>は3種類のアミノ酸(R:アルギニン,A:アラニン,D:アスパラギン酸)から成る完全人工合成ペプチドであり,体液との接触で,ペプチドが酸性から中性になることによってペプチド同士が規則的な集合体となり,ゲル化(自己組織化)し,出血点...

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  • 精神疾患の血液メタボローム解析研究:うつ病から社会的ひきこもりまで

    加藤 隆弘, 松島 敏夫, 瀬戸山 大樹 日本生物学的精神医学会誌 34 (1), 7-12, 2023

    ...筆者らはこれまで抑うつ重症度と3ヒドロキシ酪酸,自殺とキヌレニン経路代謝物,ひきこもりとアシルカルニチン/アルギニンとの関連を萌芽的に見いだしてきた。こうした研究の発展により精神疾患を採血で客観的に生物学的に評価できるシステムが構築されることで,精神疾患の早期発見・早期介入の実現に加えて精神疾患への偏見解消が期待される。...

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  • 食用コオロギ摂取によりアレルギー症状を呈した幼児例

    蓑島 宗夫, 徳永 舞, 小池 由美, 伊藤 靖典 アレルギー 72 (10), 1258-1262, 2023

    ...はなかった.プリックテストと食物経口負荷試験の結果からフタホシコオロギが原因であることを確認した.IgE inhibition testでは,フタホシコオロギにより蛾,エビ,ヤケヒョウヒダニそれぞれの特異IgE値が著明に抑制された.本例では人生初のアレルギー症状が食用コオロギによって生じており,食用昆虫によるアレルギーのリスクを示す重要な事例である.昆虫アレルゲンには節足動物に共通したトロポミオシンやアルギニンキナーゼ...

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  • ポリグルタミン病に対するアルギニンによる病態修飾治療薬の開発

    永井 義隆 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 44 (0), 2-C-S25-2-, 2023

    ...次に、PolyQ病モデル培養細胞にアルギニンを添加したところ、細胞内でのPolyQタンパク質のオリゴマー形成が抑制されることを確認した。次に、PolyQ病モデルショウジョウバエを用いてアルギニンの<i>in vivo</i>での有効性を検証したところ、アルギニンの投与によりPolyQタンパク質の封入体形成、複眼変性が抑制されることを明らかにした。...

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  • 調理法の異なるくろさき茶豆(本茶豆)の呈味成分、抗酸化活性及び物性の評価

    Korshunova Iana, 田中 日菜子, 加藤 和樹, 大竹 憲邦, 藤村 忍, 西海 理之, 山口 智子 日本調理科学会大会研究発表要旨集 34 (0), 132-, 2023

    ...主要なアミノ酸はアスパラギン,アラニン,グルタミン酸であり,GABAとアルギニンも比較的多く含有していた。これらのアミノ酸及び総アミノ酸量は塩ゆでで低い傾向がみられ,GABAはオーブン焼きで有意に高かった。物性評価ではオーブン焼きとフライパン焼きの破断応力が有意に高く,他の調理法に比べて硬かった。...

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  • 下部尿路機能におけるNOの生理的役割に関する最近の話題

    堀田 祐志, 海老原 大希, 川田 龍哉, 片岡 智哉 化学と生物 60 (11), 560-564, 2022-11-01

    ....いずれの神経伝達物質も下部尿路機能のコントロールにおいて重要な役割を果たしており,これらの神経伝達物質による制御が何らかの原因で障害されると様々な下部尿路機能症状をきたすこととなる<sup>(</sup><sup>1)</sup>.神経伝達物質のなかでもNOは,血管拡張作用を有する物質としてIgnarroらによって発見された物質である<sup>(</sup><sup>2)</sup>.NOはL-アルギニン...

    DOI Web Site 参考文献9件

  • 蛍光標識ペプチドアレイを用いたプロテアーゼ切断検出と機械学習を用いた切断部位予測

    水谷 嶺太, 森 陽子, 小川 翔大, 田添 佳歩, 秋山 裕和, 清水 一憲, 本多 裕之 生物工学会誌 100 (10), 528-540, 2022-10-25

    ...ジペプチドをすべて網羅している.RFモデルに利用する変数としてアミノ酸やジペプチドの存在だけでなく,ペプチドの特性を示すため位置変数(Positioning parameter, PP),および包括変数(Global parameter, GP)も考案した全532変数を用いた.プロテアーゼとして,生化学用試薬グレードのトリプシンを使用し,pH 8で切断し切断率をヒストグラムで評価した結果,予想通りアルギニン...

    DOI Web Site 医中誌

  • 乳腺腫瘍疾患がイヌにおける血中ならびに尿中遊離アミノ酸濃度に及ぼす影響

    池田 裕美, 髙木 伸哉, 草場 祥雄 ペット栄養学会誌 25 (2), 80-86, 2022-10-10

    ...血漿中L-アルギニンはMGTのイヌの方が健康なイヌよりも低かった。これは、L-アルギニンががん細胞に取り込まれたため、血漿中の遊離アミノ酸含有量が減少した可能性があることが示唆された。また、D-アラニンはMGTのイヌよりも健康なイヌの方が高かった。これらの結果より、血漿ならびに尿中遊離アミノ酸の変動を捉えることが診断の方法として役立つ可能性があることが示唆された。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • グルカゴン・アルギニン負荷試験で膵内分泌を評価したKetosis-prone diabetesの1例

    藤吉 奈々子, 柴崎 早枝子, 野田 知星, 細井 恵理子, 高本 晋吾, 今川 彰久, 坂根 貞樹 糖尿病 65 (6), 319-326, 2022-06-30

    ...3+),静脈血pH 7.15より,糖尿病性ケトアシドーシス(DKA)と診断した.膵島関連自己抗体は陰性,CPR 0.37 ng/mLと低下を認めた.退院後よりインスリン分泌は改善し,DKA発症5ヶ月後から10ヶ月間インスリン投与中止可能となった.しかし,X+1年9月,誘因なく糖尿病性ケトーシス(DK)を発症した.以上の経過よりKetosis-prone diabetesと診断した.グルカゴンおよびアルギニン...

    DOI 医中誌

  • I.低ナトリウム血症~その病態に基づいた鑑別診断~

    角 浩史, 冨永 直人 日本内科学会雑誌 111 (5), 902-911, 2022-05-10

    <p>低ナトリウム(Na)血症は,日常臨床において最も一般的な水電解質異常である.急性/中等度~重度症候性の低Na血症のみならず,慢性/軽度症候性の低Na血症であってもADL(activities of daily living)や生命予後の悪化にかかわることが知られており,低Na血症を早期に認識し対応する必要がある.低Na血症の診断においては欧州ガイドラインの診断アルゴリズムが有用であるが,た…

    DOI Web Site 参考文献15件

  • ブタ膵島異種移植の実現に向けて

    坂田 直昭, 吉松 軍平, 小玉 正太 移植 57 (Supplement), s310_2-s310_2, 2022

    ...我々は以前、幼若ブタ膵島を、主成分をアルギニン酸とするマイクロカプセルで封入し、カプセル化した膵島10,000 IEQsを糖尿病マウスの腹腔内に異種移植する実験を行い、約60%のマウスの20日以上の血糖値の正常化と、抗炎症治療(抗TNF-α抗体)の追加による膵島生着の延長効果を確認した(Itoh T, et al. Xenotransplantation 2016)。...

    DOI 医中誌

  • AS-3: 集中治療における<i>β</i>-hydroxy-<i>β</i>-methylbutyrate (HMB)の効果

    中村 謙介 外科と代謝・栄養 56 (3), 49-, 2022

    ...HMB 群はICU 入室2 日目よりアバン ド®を使用してHMB3g, アルギニン14g, グルタミン14g を1 日2 回に分けて通常の栄養に加えて投与し, 10 日 目まで継続した. また両群とも, 神経筋電気刺激療法を合せた早期リハビリテーションをICU 入室2 日目より導 入し10 日目まで継続した....

    DOI Web Site

  • 細胞膜の脂質パッキングと細胞内送達

    二木 史朗 Oleoscience 22 (3), 115-120, 2022

    ...本稿では,当研究室で開発したオクタアルギニンとL17Eペプチドを例にとり,細胞内送達への応用という観点から,膜構造の変化に呼応するペプチドと細胞膜との相互作用様式に関して考えてみたい。</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献23件

  • 頭頸部悪性腫瘍切除・遊離組織移植術における周術期栄養管理

    今井 隆之 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会会報 124 (12), 1559-1564, 2021-12-20

    ...</p><p> 当科では頭頸部悪性腫瘍切除・遊離組織移植術を受ける患者に対し, 以下に示す周術期栄養管理方法を ERAS プロトコルの構成要素の一部分として実践している. 1) アルギニン, ω-3 脂肪酸, 核酸配合栄養剤を用いた術前免疫栄養療法. 2) 術前絶飲食の原則の廃止....

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献17件

  • 抹茶ラテの連続飲用がストレスへ与える影響についての予備的調査

    物部 真奈美, 野村 幸子, 江間 かおり 茶業研究報告 2021 (131), 9-14, 2021-06-30

    ...<p>カフェイン+EGCG/テアニン+アルギニンのモル比が2未満の高級抹茶を継続摂取するとストレッサーによる侵襲を受けにくいことが既に報告されている。一方,カフェイン+EGCG/テアニン+アルギニンのモル比が2以上の抹茶ではストレッサーによる侵襲を受けてしまうことが本研究でも明らかになった。...

    DOI Web Site 参考文献6件

  • 〈総説〉神経変性疾患克服への展望

    永井 義隆 近畿大学医学雑誌 46 (1-2), 3-11, 2021-06-25

    ...からの病理学的知見と併せて,様々なタンパク質のミスフォールディング・凝集により神経変性が引き起こされるという広く普遍的な発症分子メカニズムが考えられるようになった.筆者らは,遺伝性疾患であるポリグルタミン病をモデルとして研究を進め,ペプチド QBP1 が異常伸長ポリグルタミンタンパク質の異常βシート構造転移・凝集を阻害し,神経変性を抑制することを明らかにした.続いて,低分子化合物スクリーニングによりアルギニン...

    DOI 機関リポジトリ 医中誌

  • 抹茶ラテの連続飲用がストレスヘ与える影響についての予備的調査

    物部, 真奈美, 野村, 幸子, 江間, かおり 茶業研究報告 = Tea research journal (131) 9-14, 2021-06

    ...カフェイン+EGCG/テアニン+アルギニンのモル比が2未満の高級抹茶を継続摂取するとストレッサーによる侵襲を受けにくいことが既に報告されている。一方,カフェイン+EGCG/テアニン+アルギニンのモル比が2以上の抹茶ではストレッサーによる侵襲を受けてしまうことが本研究でも明らかになった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 酵母におけるプロリンの新しい生理機能と代謝調節機構

    西村 明, 高崎 友里恵, 高木 博史 生化学 93 (2), 203-211, 2021-04-25

    ...多様な生理機能があることが報告されている.中でも,プロリンは他のアミノ酸と比較して多くの生理機能が知られており,生体の恒常性維持に重要である.筆者らは20年以上に及ぶ研究によって,酵母におけるプロリンの生理機能として,活性酸素種レベルの制御,リボソームの選択的オートファジー(リボファジー)への関与,細胞寿命の調節などを明らかにした.さらに最近,プロリンの代謝調節機構に関連し,細胞内への取り込み抑制にアルギニン...

    DOI Web Site 医中誌

  • 北海道十勝産ツクネイモの栄養成分-II

    山﨑 民子 帯広大谷短期大学紀要 58 (0), 1-8, 2021-03-31

    ...十勝産ツクネイモの栄養成分のうち,今回は水分,ミネラルのマンガン,ビタミンはB<sub>1</sub>,B<sub>2</sub>,B<sub>6</sub>およびナイアシンについて分析した.水分およびMnは前年度の分析値と比較するために行った.ビタミンについては,前年度総アスコルビン酸のみの分析であったため追加して分析した.アミノ酸は,ツクネイモに多い上位3種類のアスパラギン酸,グルタミン酸およびアルギニン...

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  • オービトラップ質量分析計を用いたアミノ酸解析の可能性

    島村 繁, 澄田 智美, 布浦 拓郎 低温科学 79 37-42, 2021-03-20

    ...でも測定が可能なだけでなく,非常に簡便かつ短時間で解析することができる.更に,菌体を超音波破砕し得られた溶液に含まれる遊離アミノ酸を,ほとんど未調整のままで測定する事も可能である.これによりGC-MS 法における技術的課題:試料調製における(1)加水分解過程でのアスパラギン,グルタミンからのアスパラギン酸,グルタミン酸への変換(2)試料調製におけるプロリンの低い回収率,(3)GC-MS 解析におけるアルギニン...

    DOI HANDLE Web Site

  • 細胞膜透過性ペプチド(CPP)を用いた生殖細胞へのタンパク質導入法の検討

    手塚 健太, 岡地 洸翔, 真柄 和典, 渡辺 連, 貝塚 拓, 富澤 一仁, 岸上 哲士 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), P-70-P-70, 2021

    ...本研究ではCPPとして9つのアルギニン(R)からなる9R及びXfect試薬の2つを用いて緑色蛍光タンパク質(GFP)をマウスの卵子と精子へ効率的に導入できるか検討した。【方法】実験にはICR系統のマウス精子・卵子を用い,観察には共焦点レーザー顕微鏡を用いた。実験1(GFP-9R): 精子を回収,尾部を切断後,1 µM GFP-9R添加培地で1時間培養した。...

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  • 心理的ストレスに対するテアニン・アルギニン併用摂取作用の検討:単盲検ランダム化比較試験

    杉山 伊吹, 古島 大資, 野村 優月, 海野 けい子, 中村 順行, 山田 浩 日本臨床薬理学会学術総会抄録集 42 (0), 3-P-U-3-, 2021

    ...以上のことから、テアニンとアルギニンの併用摂取は、ヒトにおいても短時間の抗ストレス作用があることが示唆された。テアニン・アルギニン併用群とテアニン単独群間でsAA変化量の統計学的有意差は認められなかったが、テアニン・アルギニン併用摂取時にsAA減少量が大きくなる傾向がみられた。...

    DOI 医中誌

  • 牛原始卵胞の体外発育培養における卵胞発育能の指標となるアミノ酸およびその代謝物の探索

    坂口 謙一郎, 大谷 祐紀, 河野 光平, 栁川 洋二郎, 片桐 成二, TELFER Evelyn E 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), OR-4-OR-4, 2021

    ...また,α-AAAの濃度はFew群がMany群よりも高く,メチオニン,リシン,アルギニンの濃度はMany群の方がFew群よりも高かった(P < 0.05)。【考察】α-AAAは,リシンの代謝中間体であるが,リシンの濃度はMany群で高く,α-AAAは逆にFew群で高かった。したがって,培養下においてリシンの代謝が活発な場合,原始卵胞の二次卵胞への分化は抑制される可能性が示唆された。</p>...

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  • O-4-04 汎下垂体機能低下症を疑う重症心身障害児の脂質異常症に対するGH補充療法の試み

    有坂 誠, 荒川 浩一, 田中 宏子 日本重症心身障害学会誌 46 (2), 243-243, 2021

    ...GHDを疑いアルギニン0.5g/kgにてGH分泌負荷試験を実施。血清中GHの値はいずれも0.03ng/ml未満であり、GHDが確認されたため、X年7月13日よりGH補充療法を開始した。その後のGH補充は段階的に増量している。 結果 GH補充をX年7月13日に開始。GH補充に伴いIGF-Iは段階的に上昇している。ALT、ASTは、減少傾向がみられた。T-Cho、LDLは、ともに減少傾向がみられた。...

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  • 神経細胞の発達や機能に関わる分子メカニズム

    吉村 武, 三好 耕, 天野 元揮, 片山 泰一 子どものこころと脳の発達 12 (1), 10-16, 2021

    ...<p>近年,精神・神経疾患における発症リスクに関わる脆弱性因子が多数報告されるようになってきた.我々は脳の発達と精神・神経疾患発症メカニズムを分子レベルで解明することを目的としている.これらの研究を通じて脳と心の発達を科学的基盤に基づいて理解し,子どものこころの健全な発達を支援していく.我々が取り組む4つの主な課題“1)神経軸索の根元(軸索起始部)の形成と破綻,2)脳発達におけるタンパク質アルギニンメチル...

    DOI 医中誌

  • 令和3年5月,6月承認分

    新薬紹介委員会 ファルマシア 57 (11), 1036-1039, 2021

    本稿では既に「承認薬の一覧」に掲載された新有効成分含有医薬品など新規性の高い医薬品について,各販売会社から提供していただいた情報を一般名,市販製剤名,販売会社名,有効成分または本質および化学構造,効能・効果を一覧として掲載しています.<br>今回は,57巻8,9号「承認薬の一覧」に掲載した当該医薬品について,表解しています.<br>なお,「新薬のプロフィル」欄においても詳解しますので,そちらも併…

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  • PRMT5及びPRMT7によって修飾されたH3R2me2sはマウス受精卵の胚性ゲノム活性化に関与する

    守田 昂太郎, 畑中 勇輝, 井橋 俊哉, 浅野 雅秀, 宮本 圭, 松本 和也 日本繁殖生物学会 講演要旨集 114 (0), OR-10-OR-10, 2021

    ...これまでに我々は,ヒストンアルギニンメチル化修飾の一つが受精卵のDNA脱メチル化に必須であることを報告し,広く研究されてきたリシンに加えアルギニンのメチル化がリプログラミングにとって重要な働きを担うことを発見している。近年,アルギニンメチル基転移酵素のPRMT5及びPRMT7が卵子や受精卵で高発現することが報告されているが,受精卵におけるアルギニンメチル化修飾の役割は十分に明らかにされていない。...

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  • 甲殻類・貝類

    松井 照明 日本小児アレルギー学会誌 34 (3), 408-418, 2020-08-05

    ...における特異的IgE抗体陽性率には地域差が存在し,本邦での陽性率は高くない.TMは,エビ,カニが含まれる十脚目の間のみでなく,オキアミやシャコ等も含めて甲殻亜門間でのアミノ酸配列の相同性が高く,交差抗原性を示すが,軟体動物門やダニ等との交差抗原性も確認されている.甲殻亜門と交差抗原性を示すダニ及びダニのTMに対するIgE抗体陽性率の地域差は,TMの検査精度の地域差を生じる一因と推定される.TM以外にもアルギニンキナーゼ...

    DOI Web Site 参考文献74件

  • Erratum : 北海道十勝産のツクネイモの栄養成分,アミラーゼ力価およびスーパーオキシドアニオン消去活性

    山﨑 民子 帯広大谷短期大学紀要 57 (0), 1-9, 2020-03-31

    ...アミノ酸組成は,ツクネイモはアルギニン,グルタミン酸,アスパラギン酸の順に多く,ナガイモはグルタミン酸,アルギニン,アスパラギン酸の順に多く,ジャガイモはアスパラギン酸,グルタミン酸,ロイシン・リジンの順に多く含まれ,イモ類による違いが認められた。アミラーゼ力価はナガイモやジャガイモより低く,スーパーオキシドアニオン消去活性は,ナガイモおよびジャガイモより高かった。...

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  • 薬学会賞受賞 二木史朗氏の業績

    杉浦 幸雄 ファルマシア 56 (4), 355-355, 2020

    ...アルギニンに富む塩基性ペプチド(アルギニンペプチド)の細胞膜透過性の発見と膜との相互作用・透過機序の解析や、細胞膜の曲率・脂質パッキング等に影響を与えるペプチドの関与等、生命と化学の境界領域におけるユニークで先駆的な研究成果が評価されたものである。...

    DOI

  • ERVとキメラ転写産物を形成するヒストンアルギニンメチル化酵素Prmt6の機能解析

    畑村 茉穂, 本多 慎之介, 国本 悠里, 池田 俊太郎, 南 直治郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-55-P-55, 2020

    ...本研究では,ZGA期にERVとキメラ転写産物として発現し,ヒストンH3の2番目のアルギニン残基のメチル化(H3R2me2a)を触媒する酵素であるPrmt6に着目し,これがICMとTEの分化に関与するという仮説を立て実験を行った。...

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  • アカマツの窒素利用特性と生育適地の関係 -林木の栄養生理における一考察-

    赤間 亮夫, 溝口 岳男, 長倉 淳子 森林総合研究所研究報告 19 (3), 221-244, 2020

    ...アカマツの樹体内の遊離アミノ酸としては、グルタミンとアルギニンが多く、根から地上部への転流形態としてはグルタミンが主である。根や針葉、および木部に存在する水にはほとんど硝酸態窒素は検出されない。アカマツ苗に吸収された無機態窒素は、根の呼吸活動と関連しながら、アミノ酸態へと同化されると考えられる。野外に生育する複数の樹種の中で比較すると、アカマツの葉は塩基類、特にカルシウムの含有率が低い。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • アルギニンおよびロイシンがマウス胚盤胞のNO産生およびアポトーシスに及ぼす影響

    岡井 大樹, 福井 えみ子, 松本 浩道 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-47-P-47, 2020

    ...<p>【目的】本研究室では,アルギニン(Arg)およびロイシン(Leu)を添加したKSOM培地において処理した胚盤胞を胚移植した結果,Arg + Leu処理は着床率を上昇させた一方で,Arg処理は着床率を減少させることを明らかにした。Argは一酸化窒素合成酵素(NOS)を介して一酸化窒素(NO)へと代謝される。...

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  • 今改めて考える 免疫調整経腸栄養剤(immune‐modulating diet)の是非

    鍋谷 圭宏, 坂本 昭雄 外科と代謝・栄養 54 (1), 6-14, 2020

    ...免疫栄養 (immunonutrition) とは, グルタミン, アルギニン, ω‐3系脂肪酸, 核酸など生体の免疫能を調節する作用をもつ栄養素 (immunonutrients) を薬理量投与することで, 外科周術期や救急領域など侵襲期の重症患者の防御能・免疫能を調節して治療成績向上を期待する栄養療法である....

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献20件

  • メタボローム解析を用いた凍結融解前後に変化するウシ精子内代謝物質の網羅的解析

    難波 陽介, 絹川 将史, 内山 京子 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-36-P-36, 2020

    ...射出直後と比較して,凍結融解後にアルギニン,リジンおよびプロリンなどの遊離アミノ酸が有意に(P<0.05)増加したが,インキュベーション後に有意に低下(P<0.05)した。また,射出直後と比較して,凍結融解後にクレアチン,タウリンおよびコリンが有意に(P<0.05)低下したが,インキュベーション後にはほとんど変化しなかった。...

    DOI

  • アルギニンおよびロイシンで処理したマウス胚盤胞における同一胚のミトコンドリアとO<sub>2</sub>消費の解析

    松﨑 夢々果, 竹内 栄作, 福井 えみ子, 松本 浩道 日本繁殖生物学会 講演要旨集 113 (0), P-50-P-50, 2020

    ...<p>【目的】本研究室の先行研究において,アルギニン(Arg)およびロイシン(Leu)を添加したKSOM培地で胚盤胞を処理(Arg+Leu処理)すると着床率が上昇し,Argのみを添加したKSOM培地で胚盤胞を処理(Arg処理)すると着床率が低下することが明らかとなっている。しかし,アミノ酸処理が着床率を変化させるメカニズムについては明らかにされていない。...

    DOI

  • マダイ筋原線維結合型セリンプロテアーゼの同定

    大久保, 誠, 谷口, 成紀, 近藤, 昌和, 前田, 俊道 水産大学校研究報告 = The journal of the Shimonoseki University of Fisheries 68 (1), 1-9, 2019-11

    ...マダイの筋原線維と結合したMBSP及びMBSPの粗酵素液のプロテアーゼ活性は,セリンプロテアーゼ阻害剤であるPefabloc SCにより阻害され,両酵素はアルギニン残基をP1部位に持つ蛍光合成基質をよく分解した。MBSPの粗酵素液は,Boc-Phe-Ser-Arg-MCAに対して55℃,pH7.0で最も高い活性を示した。...

    機関リポジトリ 日本農学文献記事索引 Web Site

  • 未利用貝イボキサゴ(<i>Umbonium moniliferum</i>)の調理利用の可能性

    米田 千恵 日本調理科学会誌 52 (5), 318-328, 2019-10-05

    ...生肉のエキス成分はタウリン,アルギニン,AMPに富んでいたが,他の貝類と比較してグルタミン酸やグリシンに乏しかった。</p><p> イボキサゴを包装無しの加熱および包装有の加熱を行い,得られた加熱肉のエキス成分量を調べたところ,包装有で加熱した肉のエキス成分量は生肉とほぼ同等に保持されていた。...

    DOI Web Site

  • 【総説:応用糖質科学シンポジウム】 麹・その古くて新しいもの

    今野 宏 応用糖質科学:日本応用糖質科学会誌 9 (2), 90-97, 2019-05-20

    ...<p>アミノ酸度と清酒の品質の間には負の相関がある.米の主要な蛋白質はグルテリンである.これが麹の蛋白質分解酵素で分解されてアミノ酸になる.アルギニンは清酒中のアミノ酸の中では2番目に多い.アルギニンは苦味を呈して後味が悪く清酒中のアルギニン含有量の低下は品質向上に有効であるので,グルテリンを基質とした総合ペプチダーゼ活性測定法を開発し,醸造適性の優れた麹菌株をスクリーニングし,アルギニンを対照酒に...

    DOI Web Site 参考文献19件

  • 麹・その古くて新しいもの

    今野, 宏 応用糖質科学 : 日本応用糖質科学会誌 = Bulletin of applied glycoscience 9 (2), 90-97, 2019-05

    ...アルギニンは清酒中のアミノ酸の中では2番目に多い。アルギニンは苦味を呈して後味が悪く清酒中のアルギニン含有量の低下は品質向上に有効であるので,グルテリンを基質とした総合ペプチダーゼ活性測定法を開発し,醸造適性の優れた麹菌株をスクリーニングし,アルギニンを対照酒に比べて10分の1まで低減化させた。味噌には多くの生理機能が知られており,抗変異原性物質もその一つである。...

    日本農学文献記事索引 Web Site 医中誌

  • 〈Review〉アルギニル化

    美濃部, 晃平, 黒坂, 哲 近畿大学先端技術総合研究所紀要 (24) 19-24, 2019-03-31

    ...アルギニル化は、アルギニン転移酵素(ATE1)によってアルギニンがタンパク質に付加する翻訳後修飾である。アルギニル化は1960年代に発見され、2000年代になって生体におけるその機能の研究が進んできたが、いまだ未解明の部分が多い。本稿では、遺伝子改変マウスを用いた研究の成果を中心に、これまでにわかっているアルギニル化の機能について解説する。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 抗酸化作用を有したサプリメントの摂取が身体的疲労度及びスポーツパフォーマンスに与える影響

    須藤 明治, 山田 健二, 矢澤 一良 日本補完代替医療学会誌 16 (1), 21-26, 2019-03-31

    ...本研究はサプリメント(以下; V7, 成分; アスタキサンチン,還元型コエンザイムQ10,ロイシン,アルギニン,シトルリン,DHA,クリルオイル)とプラセボ(成分; サラダオイル)を30日間摂取させた時の主観的な疲労度とパフォーマンスレベルを検討した.被験者は体育系大学女子ソフトボール部に所属する19名とした.その結果,V7群におけるPREとPOSTの変化では,脚の疲労度,背中の痛み,肌のシミ,50m...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • アミノ酸を添加した断面修復材の補修効果および自己治癒性能に関する検討

    上田 隆雄, 谷口 沙耶佳, 飯干 富広, 江里口 玲 Cement Science and Concrete Technology 72 (1), 336-343, 2019-03-29

    ...<p>アミノ酸の一種であるアルギニンを混入したコンクリートは、海洋環境における魚類等の生物生息環境が改善できることや、コンクリート中の鉄筋腐食環境を改善することが報告されている。本研究では生態系への配慮も必要となる海洋環境で適用される断面修復材にアルギニンを添加した場合の補修効果を実験的に検討した。...

    DOI Web Site 参考文献1件

  • 出荷前のL-リジン給与が黒毛和種去勢肥育牛の呈味成分に及ぼす影響

    Perenlei, G., 宮腰, 雄一, 高橋, 英太 新潟県農業総合研究所研究報告 = Journal of the Niigata Agricultural Research Institute (17) 41-47, 2019-03

    ...一方、7日熟成した半膜様筋では、リジン区のトレオニン、リジン、アルギニン等の遊離アミノ酸含量が増加した(p<0.05)。このことから、出荷前のL-リジン飼料給与は牛肉中の遊離アミノ酸含量に影響することが示唆された。また、得られた半膜様筋をスープとして調製し官能評価したところ、うま味と味の濃さでリジン区が対照区よりも有意に高い評価となった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • GFP-9R を用いた卵子へのタンパク質導入法の研究

    岡地 洸翔, 真柄 和典, 手塚 健太, 貝塚 拓, 渡辺 連, 富澤 一仁, 岸上 哲士 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), P-114-P-114, 2019

    ...本研究ではCCPとして9つのアルギニン(R)からなる9Rを融合した緑色蛍光タンパク質(GFP-9R)がマウスの卵母細胞と精子で効果的に導入できるのか調べた。【方法】8週齢以上のICR系マウスで,過排卵処理後の雌から排卵卵子を,雄の精巣上体から精子を回収した。これらをGFP-9RあるいはGFPを添加した培地で30分~1時間の培養後に固定し,共焦点レーザー顕微鏡で観察した。...

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  • stable isotope labeling by amino acids in cell culture(SILAC)

    進藤 直哉, 王子田 彰夫 ファルマシア 55 (10), 963_4-963_4, 2019

    ...SILACは,細胞タンパク質を安定同位体標識することで,それらを質量分析計によって比較定量するプロテオーム解析法である.SILACでは,13Cまたは15Nなどの安定同位体を含むアミノ酸(リジン,アルギニンなど)に置き換えた培地中で細胞を培養し,代謝的に同位体標識された細胞プロテオーム(Heavyサンプル)を調整する.このHeavyサンプルと同位体標識されていないLightサンプルを混合し,酵素消化後...

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  • 高リスク神経芽腫に対するがん代謝を標的とした新規治療創出

    渡邉 健太郎, 滝田 順子 日本小児血液・がん学会雑誌 56 (5), 370-375, 2019

    ...および代謝解析などを組み合わせた多層性解析を試みている.検体解析および既存のデータを併用し,<i>PHGDH</i>遺伝子により制御されるセリン合成経路の重要性に着目した.この経路の抑制はin vitroにおいて神経芽腫細胞の増殖抑制をもたらし,有望な治療標的候補になりうると考えられた.また,メタボローム解析による投薬時の代謝解析およびRNAシークエンスによる遺伝子発現状況の解析を複合して行うことで,アルギニン...

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  • fused in sarcoma(FUS)

    富田 泰輔 ファルマシア 55 (9), 876_2-876_2, 2019

    ...筋萎縮性側索硬化症(ALS)の原因遺伝子の1つであり,translocated in liposarcoma(TLS)とも呼ばれる.FUSタンパク質はFETファミリーに属するRNA結合タンパク質であり,N末側にグリシンやアルギニンに富むlow-complexity(LC)ドメイン,C末側にRNA結合ドメインを持つ.FUSは核と細胞質の両方に局在し,転写制御やRNAプロセッシングなど様々なプロセスに関...

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  • アルギニンおよびロイシンがマウス胚盤胞のNO産生に及ぼす影響

    岡井 大樹, 竹内 栄作, 赤岩 将門, 福井 えみ子, 松本 浩道 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR1-5-OR1-5, 2019

    ...<p>【目的】本研究室の先行研究において,マウス胚盤胞をアルギニン(Arg)およびロイシン(Leu)により複合処理(Arg+Leu)することで着床率が上昇し,Arg処理区では着床率が低下することを明らかにした。Argは一酸化窒素合成酵素(NOS)を介して一酸化窒素(NO)へと代謝される。しかしながら,NO産生量と着床率との関連性については明らかにされていない。...

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  • 08測-12-ポ-16 抗酸化作用を有するサプリメントの摂取が疲労回復に与える影響

    山村 俊樹, 鴫原 孝亮, 山田 健二, 須藤 明治 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 231_3-231_3, 2019

    ...ロイシン・アルギニンの2つはTCA回路でエネルギーを効率よく生み出し、疲労の回復を早めるといわれていることから、本測定のようなハードなトレーニングを行っている選手に対して疲労回復に貢献したのではないかと考えられた。</p>...

    DOI

  • マウス胚盤胞においてアルギニンおよびロイシンがNOSアイソフォームの発現に及ぼす影響

    竹内 栄作, 岡井 大樹, 関 美沙都, 福井 えみ子, 松本 浩道 日本繁殖生物学会 講演要旨集 112 (0), OR1-4-OR1-4, 2019

    ...<p>【目的】本研究室の先行研究では,KSOMにアルギニン(Arg)およびロイシン(Leu)を複合処理(Arg+Leu処理区)することで胚移植による着床率が上昇すること,Arg単独処理(Arg処理区)により着床率が低下すること,Leu単独処理(Leu処理区)では着床率が変化しないことが明らかにされている。Argは一酸化窒素合成酵素(NOS)の作用によりNOに代謝される。...

    DOI

  • 08測-12-ポ-15 サプリメントの摂取が運動パフォーマンスに及ぼす影響

    鴫原 孝亮, 山村 俊樹, 山田 健二, 須藤 明治 日本体育学会大会予稿集 70 (0), 231_2-231_2, 2019

    ...ロイシン・アルギニンの2つはTCA回路でエネルギーを効率よく生み出し、シトルリンとアルギニンは尿素回路において一酸化窒素の前駆体である。一酸化窒素は血管拡張作用を持ち、血流の促進により運動パフォーマンスを向上させる効果があることから、トライアスロン選手の400m泳のタイム向上につながったのではないかと推測された。</p>...

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  • 焼酎用4号酵母を用いた差し酛において麴に用いる原料の違いが酵母純度に与える影響

    武藤 貴史, 伊藤 俊彦, 中原 克己, 木崎 康造, 岡崎 直人, 石川 雄章 日本醸造協会誌 114 (9), 573-584, 2019

    ...<br>5.S4の酵母純度比が上昇した米麴醪において最も多かったアミノ酸はアルギニンであり,その資化性は焼酎酵母よりも清酒酵母で高い傾向がみられ,焼酎酵母と清酒酵母の交雑株であるS4は,清酒酵母のアルギニン高資化性を遺伝的に受け継いでいるものと推察された。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献6件

  • 麹菌Aspergillus oryzaeカルボキシペプチダーゼO欠失株の醸造特性

    山下, 伸雄, 西本, 遼, 玉田, 佳大, 窪寺, 隆文, 明石, 貴裕 日本醸造協会誌 = Journal of the Brewing Society of Japan 113 (11), 685-691, 2018-11

    ...アミノ酸組成分析においては大半のアミノ酸が減少していたが,L-アルギニンは20-25%ほど増加していた。発酵経過に差がなかったことから,ACPの見かけの基質特異性の変化が影響していることが示唆された。Δ ocpO株の小仕込み酒を味覚センサーで評価した結果,親株に比べ,やや酸味が強くなり,若干旨味が低下する傾向が見られた。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • 低ナトリウム血症を伴う慢性僧帽弁閉鎖不全症にトルバプタンが奏功した犬の1例

    合屋 征二郎, 佐藤 琴美, 島田 香寿美, 上村 暁子, 田中 綾 動物臨床医学 27 (3), 107-111, 2018-09-25

    ...<p>低ナトリウム血症を伴うACVIM分類ステージCの僧帽弁閉鎖不全症犬に対してアルギニンバソプレシンV2受容体拮抗薬であるトルバプタンを投与した。投与前134 mmol/lであった血漿ナトリウム濃度はトルバプタン投与から7週間後に147 mmol/lまで上昇した。トルバプタン投与に伴い,左室拡張末期径およびE/Emは29.9 mmから27.8 mm,19.0 から11.6にそれぞれ減少した。...

    DOI Web Site

  • 前頭側頭型認知症を伴う筋萎縮性側索硬化症が疑われたミトコンドリア病の1例

    石川 知子, 中村 憲一郎, 島﨑 里恵, 後藤 勝政, 梅原 藤雄 臨床神経学 58 (1), 15-20, 2018

    <p>症例は76歳女性である.2014年10月に歌声の低音化で発症し,左腕の筋力低下,著明な左優位の前頭側頭葉萎縮を認めた.構音・嚥下障害,四肢筋力低下が悪化し,筋生検にてミトコンドリア異常および筋組織ミトコンドリアDNA(mitochondrial DNA; mtDNA)多重欠失を認め,ミトコンドリア病と診断された.臨床的には前頭側頭型認知症(frontotemporal dementia; …

    DOI Web Site PubMed ほか1件 参考文献11件

  • 新しい遺伝性血栓性素因:アンチトロンビンレジスタンス

    小嶋 哲人 日本小児血液・がん学会雑誌 55 (2), 128-132, 2018

    <p>静脈血栓塞栓症(VTE)は,様々な先天的/後天的要因により発症する多因性疾患で,欧米人に多く日本人には少ないとされてきたが,食生活の欧米化,診断技術の向上などにより日本人にも決して少なくないことが判明している.遺伝性血栓性素因には,アンチトロンビン(AT)やプロテインC・Sの生理的凝固抑制因子や様々な凝固関連因子の遺伝子異常が同定されているが,いまだに原因不明なものもある.我々は長らく原因…

    DOI 医中誌

  • 麹菌<i>Aspergillus oryzae</i> カルボキシペプチダーゼO欠失株の醸造特性

    山下 伸雄, 西本 遼, 玉田 佳大, 窪寺 隆文, 明石 貴裕 日本醸造協会誌 113 (11), 685-691, 2018

    ...アミノ酸組成分析においては大半のアミノ酸が減少していたが,L-アルギニンは20-25%ほど増加していた。発酵経過に差がなかったことから,ACPの見かけの基質特異性の変化が影響していることが示唆された。⊿<i>ocpO</i>株の小仕込み酒を味覚センサーで評価した結果,親株に比べ,やや酸味が強くなり,若干旨味が低下する傾向が見られた。...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献8件

  • ウサギにおける尿素回路構成アミノ酸のワルファリン抗血液凝固作用への影響

    秋月 さおり, 日浦 政則, 田原 晴信, 森下 幸治, 神村 彩子 日本毒性学会学術年会 45.1 (0), P-124-, 2018

    ...そこで、本研究では、血液凝固因子の産生やワルファリンの代謝に関与する肝臓にて機能する尿素回路に注目し、これを構成するアミノ酸であるL-オルニチン、L-アルギニンおよびL-シトルリンがワルファリンの薬効に関与する可能性を検討した。...

    DOI

  • 繰り返す意識障害と高アンモニア血症を契機に発見された成人発症II型シトルリン血症の1例

    北潟谷 隆, 佐々木 塁, 常松 聖司, 多谷 容子, 馬場 麗, 塚本 祐己, 武藤 修一, 木村 宗士, 加藤 瑞季, 大原 行雄 日本内科学会雑誌 106 (10), 2222-2228, 2017-10-10

    <p>77歳,女性.脱水と腎不全で加療中に意識障害と高アンモニア血症を繰り返した.特徴的な食癖と血漿シトルリン値の上昇があり,遺伝子検査にて<i>SLC25A13</i>遺伝子に変異を認め,成人発症II型シトルリン血症(adult-onset type II citrullinemia:CTLN2)と診断した.繰り返す意識障害と高アンモニア血症では本疾患を鑑別に挙げ,特徴的な食癖の有無等を確認す…

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献1件

  • 酵母に見いだした一酸化窒素(NO)の合成制御機構と生理機能

    那須野 亮, 吉川 雄樹, 高木 博史 化学と生物 55 (9), 617-623, 2017-08-20

    ...<p>一酸化窒素(NO)は拡散性のフリーラジカルであり,生体内において重要なシグナル分子として機能する<sup>(1)</sup>.哺乳類の細胞内でNO合成酵素(NOS)によってアルギニンと酸素から合成されるNOは,主に医学的な観点からその生理機能が盛んに研究されてきた<sup>(2)</sup>.その後,哺乳類以外に植物や細菌など多くの生物種においてNOの生理機能が明らかにされつつあるが,高等生物...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献30件

  • アルギニンによる血管拡張機能増強効果に対する抗酸化ビタミンの影響に関する研究

    タガワ, タツヤ, アオキ, ルミコ, サカイダ, ヤスコ, イシモト, ユウコ, オウミ, マサヨ, Tagawa, Tatsuya, Aoki, Rumiko, Sakaida, Yasuko, Ishimoto, Yuko, Oumi, Masayo 西南女学院大学紀要 21 125-134, 2017-03-01

    ...以上の結果より、アルジネード投与による血管拡張機能の増強効果は、主にアルギニンによるものであり、アルジネードに含まれている濃度の抗酸化ビタミンの影響は少ないと示唆された。すなわち、アルギニンは抗酸化ビタミンの非投与下においても、血管拡張機能を増強する可能性が期待できると考えられる。...

    機関リポジトリ

  • 尼崎運河での環境活性コンクリートによる生物浄化水路への効果

    山中 亮一, 上月 康則, 中西 敬, 大熊 康平, 鶴江 智彦, 瀧口 裕己, 上田 敦史, 一色 圭佑, 森 紗綾香, 谷口 大太郎 土木学会論文集B2(海岸工学) 73 (2), I_1387-I_1392, 2017

    ...富栄養化した汽水域における環境活性コンクリートの生物相と水質浄化に対する効果を評価した.尼崎運河を研究対象地とし,尼崎運河水質浄化施設内の水質浄化機能向上のため,掛け流し式小水路にU字型の環境活性コンクリート(以下AC)を設置した.本研究ではコンクリートにアミノ酸の一種であるL-アルギニンを重量比で3%混和させたACを使用した.現地実験と室内実験より,生物相への効果としてはAC表面に繁茂した付着藻類量...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 膝窩動脈と膝窩静脈の平滑筋収縮に関与するα-アドレナリン受容体の相違

    大塚 亮, 柴山 靖, 梶栗 潤子, 伊藤 猛雄 理学療法学Supplement 2016 (0), 0623-, 2017

    ...グアネチジン(交感神経遮断薬,5 μM),ジクロフェナク(サイクロオキシゲナーゼ阻害薬,3 μM),L-N<sup>G</sup>-ニトロアルギニン(一酸化窒素合成酵素阻害薬,0.1 mM),およびβ受容体非選択的拮抗薬プロプラノロール(1 μM)を含む95% O<sub>2</sub>+5% CO<sub>2</sub>を通気した37℃のクレブス溶液中に,標本をセットした。...

    DOI

  • がんと免疫栄養療法ならびにがん免疫と栄養療法

    小川 了, 竹山 廣光 日本静脈経腸栄養学会雑誌 32 (1), 847-850, 2017

    ...その中でも、n-3系脂肪酸、アルギニン、グルタミン、核酸等を含有した栄養剤を用いて、生体の免疫機能の増強、調節を目的とした経腸栄養法を免疫賦活栄養法といい、前述の免疫賦活栄養素を複合配合した経腸栄養剤を用いた臨床研究が欧米を中心に多く発表されている。本稿では、これまでに報告された免疫賦活栄養法の臨床研究のうち外科待機手術患者を中心とした報告と免疫賦活栄養素の効果・作用機序について概説する。</p>...

    DOI Web Site 医中誌

  • 短腸症候群・人工透析に合併したセレン・アルギニン低下により左室機能低下を認めた1例

    西田 博毅, 安部 晴彦, 飯田 吉則, 鳥山 智恵子, 安村 かおり, 依藤 弘紀, 井手本 明子, 加藤 大志, 篠内 和也, 三嶋 剛, 横井 研介, 伊達 基郎, 上田 恭敬, 是恒 之宏 日本内科学会雑誌 106 (4), 828-835, 2017

    ...<p>62歳,男性.短腸症候群の既往があり,慢性腎不全に対し人工透析が導入された.しかし,急性心不全を発症し,透析導入前と比較し左室機能低下を認めた.血液検査の結果,血中のセレンとアミノ酸の一種であるアルギニンの低下を認めたが,補充療法にて左室機能改善を認めた.人工透析患者で左室機能障害を認めたときは,微量元素およびアミノ酸の欠乏を鑑別におくことが重要である.</p>...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • シクロスポリンにより部分腎性尿崩症を発症した頻回再発型ネフローゼ症候群の1 男児例

    森 夕起子, 玉村 宗一, 林 泰平, 田中 奈々絵, 渡辺 康宏, 谷口 義弘 日本小児腎臓病学会雑誌 30 (2), 148-152, 2017

    ...多尿と尿濃縮障害,血漿アルギニンバゾプレシン(AVP)高値より腎性尿崩症と診断した。CsA 減量により多尿は速やかに消失した。</p><p>CsA による尿濃縮障害は慢性腎毒性によるもの以外に,急性腎不全に至らなくても血中濃度依存性に生じ得ると考えられる。CsA のアクアポリン2(AQP2)発現抑制による自由水のホメオスターシスへの影響を検討することが重要である。</p>...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献10件

  • コレステロールはトランスポーターを介してmTORC1活性を調節する

    木村 徹 ファルマシア 53 (12), 1214-1214, 2017

    ...mTORC1を活性化し,細胞増殖を促すことが知られている.また,mTORC1は脂肪酸やステロールの合成を誘導し,増殖過程の細胞におけるLDLの取り込みを亢進させることも知られている.一方で,食餌性のコレステロール自身もmTORC1を活性化する役割を有すると考えられてきたが,mTORC1が食餌性コレステロールをどのように感知しているのかは不明であった.本稿では,リソソーム内のコレステロールがアミノ酸輸送体でアルギニンセンサー...

    DOI 医中誌

  • アルギナーゼ1による炎症増悪とそのメカニズム

    安田 好文 ファルマシア 53 (4), 362-362, 2017

    ...-5,IL-13などのTh2サイトカインを産生し,好酸球集積,杯細胞過形成,気道抵抗上昇を惹起して外来抗原を排除する.しかしその反応が過剰になると,喘息やアトピー性皮膚炎などの2型炎症の原因となる.また一方で,IL-13はマクロファージ(Mφ)を免疫抑制性のMφに分化させ.抗炎症性のIL-10やTGFβの産生を介して免疫抑制や組織修復を誘導する.このMφはさらにアルギナーゼ1(Arg1)を発現し.アルギニン...

    DOI 医中誌

  • バクテロイデーテス門細菌のIX型分泌機構およびV型線毛の研究

    中山 浩次 日本細菌学雑誌 72 (4), 219-227, 2017

    ...また, 線毛については線毛タンパク質がリポタンパク質として菌体表面に輸送され, アルギニン・ジンジパインによって限定分解されることで線毛形成が生じることがわかった。この新規の形成機構を有する線毛は<i>Bacteroides</i>属をはじめ<i>Bacteroidetes</i>門<i>Bacteroidia</i>綱の細菌に広く存在することがわかり, V型線毛と命名された。 </p>...

    DOI Web Site PubMed ほか1件 被引用文献1件 参考文献46件

  • 芋焼酎の香気形成に及ぼすアミノ酸の影響

    白石 洋平, 安藤 有加, 奥津 果優, 吉﨑 由美子, 二神 泰基, 玉置 尚徳, 和久 豊, 髙峯 和則 日本醸造協会誌 112 (8), 563-568, 2017

    ...<br>醪中にアミノ酸が増加すると高級アルコール生成量は減少し,その理由として,高級アルコール生成に対応するアミノ酸以外のアミノ酸濃度が増加したためであること,醪中に高濃度に含まれるアルギニンがより選択的に資化されたため,対応するアミノ酸の資化が相対的に減少したと考えられる。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献3件 参考文献4件

  • みやざき地頭鶏とブロイラーの肉質・食味特性の比較

    堀之内, 正次郎, 中山, 広美, 原田, 晋平, 河原, 聡, 山崎, 有美, 高橋, 克嘉, 三角, 久志, 紺家, 久資 宮崎県畜産試験場試験研究報告 = Bulletin of the Miyazaki Livestock Experiment Station (28) 57-66, 2016-12

    ...遊離アミノ酸含量では、「おいしさ」に係わるとされるイノシン酸がみやざき地頭鶏のムネ肉で有意に多く、甘味成分のグルタミンもムネ肉、モモ肉で有意に多かったが、旨味成分のグルタミン酸、苦味成分のアルギニンはブロイラーのムネ肉、モモ肉で、フェニルアラニンはブロイラーのムネ肉で有意に多かった。疲労回復、予防に効果的とされるイミダゾールジペプチド含量はみやざき地頭鶏ムネ肉が有意に高かった。...

    日本農学文献記事索引 Web Site

  • がん免疫療法へのPEG化材料からのアプローチ

    長崎 幸夫 Drug Delivery System 31 (4), 320-330, 2016

    ...また、アルギニン放出ナノ粒子を新たに設計し、タンパク質を使わないマクロファージ活性化によるがん治療を行った。これらに関するレドックスナノメディシンの効果を紹介する。...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 参考文献10件

  • アミノ酸の添加がコンクリートの自己治癒性能に与える影響

    上田 隆雄, 河野 惇平, 飯干 富広, 江里口 玲 Cement Science and Concrete Technology 70 (1), 321-327, 2016

    ...この結果、特にフライアッシュコンクリートでは、圧縮載荷によって発生した損傷の自己治癒性能が、アルギニンを添加することによって向上する傾向を示した。</p>...

    DOI Web Site 被引用文献1件 参考文献2件

  • 微生物代謝過程からせまる森林土壌の窒素無機化の律速要因

    藤井 一至, 山田 高大, 小野 賢二, 中西 麻美 日本森林学会大会発表データベース 127 (0), 112-, 2016

    ...さらに、<sup>14</sup>C標識アミノ酸(15種)、代謝経路の末端に位置するアルギニン、オルニチン、尿素の添加無機化試験を行った結果、低pH、高C/N条件の森林土壌ではアミノ酸の同化が卓越し、アルギニン・オルニチンの異化が抑制されるために、アンモニア化成能が低くなることが示された。...

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  • アルギニン,ロイシンの添加がマウス胚盤胞の着床能力に与える影響

    竹内 美紀, 関 美沙都, 福井 えみ子, 松本 浩道 日本繁殖生物学会 講演要旨集 109 (0), P-16-P-16, 2016

    ...<p>【目的】マウス栄養芽細胞のアウトグロースアッセイにおいて,アルギニン(Arg)とロイシン(Leu)はそれぞれ異なるmTORを介した経路に作用し,細胞の遊走性を刺激することが報告されている。本研究では,ArgとLeuをマウス体外培養用培地に添加し,培養された胚を子宮内移植することで,ArgとLeuが胚盤胞の着床に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。...

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  • 早期に栄養療法介入を行った頸部壊死性筋膜炎の1例

    村山 敦, 冨田 雅史 日本静脈経腸栄養学会雑誌 31 (6), 1278-1281, 2016

    ...植皮後は創傷治癒に有利に働くとされるβ-hydroxyl-β-methyl butyrate (以下、HMBと略) ・L-アルギニン・L-グルタミン配合飲料を追加した。その結果、治療開始後から Alb・TTR・血中亜鉛濃度は徐々に上昇し、植皮も良好に生着、治療開始から約6週間で退院となった。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 細胞膜透過ペプチド(cell-penetrating peptides:CPPs)

    武田(森下) 真莉子 ファルマシア 52 (11), 1059_2-1059_2, 2016

    ...transcription(Tat)proteinが細胞膜を通過し,細胞質内に移行することが報告されて以来,同様の作用を有するペプチドが複数見いだされ,細胞膜透過ペプチド(CPPs)と総称されている.CPPsはタンパク質など目的物質に結合させることにより,それらを効率的に細胞内に移行させることが可能で,現在では細胞内送達ベクターあるいは吸収促進ツールとしても汎用されている.代表的なCPPsとしてアルギニン...

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  • 塩基性アミノ酸による毛髪内部補修技術の開発

    森部 利江, 青野 恵, 由木 大, 廣島 俊輔, 柿澤 恭史, 小出 操 日本化粧品技術者会誌 50 (2), 98-103, 2016

    ...見た目のパサツキ悩みがあるエイジング女性では,悩みがない若年層と比べ,毛髪内部のL-ヒスチジン(L-His),L-アルギニン(L-Arg)量が低下していることを液体クロマトグラフ質量分析(LC-MS)での検討により明らかとした。そこで,「見た目のパサツキ」抑制には,毛髪内部のL-His,L-Arg量を増加させることが有効であると考えた。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献4件

  • 2度の肝切除術を施行した成人型シトルリン血症を背景とした肝細胞癌の1例

    小林 仁存, 川岸 直樹, 宮城 重人, 中西 史 日本臨床外科学会雑誌 77 (1), 154-160, 2016

    ...成人型シトルリン血症と診断された.外来通院中の定期腹部超音波検査にて肝S7の充実性腫瘍を指摘され,造影CT・プリモビスト造影MRIで早期濃染パターンを示し,肝細胞癌疑いの診断で当科紹介となった.肝S7部分切除術を施行し,病理組織学的に高~中分化型肝細胞癌と診断された.術後6カ月目に切除部近傍に再発をきたし,再度,肝S7部分切除術を施行した.切除範囲を最小限に留め,術後早期に個人対応食の経口摂取およびアルギニン...

    DOI Web Site Web Site ほか1件 被引用文献1件 参考文献16件

  • アルギニンの給与が黒毛和種肥育去勢牛の血液生化学検査成績に及ぼす影響

    松田 敬一, 前田 洋佑, 岡田 徹, 大塚 浩通 Japanese Journal of Large Animal Clinics 7 (1), 9-13, 2016

    ...<p>アルギニン(Arg)は,様々な生理作用を現すアミノ酸であり,ヒトにおいて成長ホルモン分泌促進作用があると報告されている.しかし,黒毛和種肥育牛におけるArgの生理作用はあまり明らかにされていない.今回著者らは,Argを黒毛和種肥育牛に給与し,血液生化学検査成績に及ぼす影響を調査した.調査には10カ月齢の黒毛和種肥育去勢牛20頭を用いた.試験開始より3カ月間にわたり,L-Argを20%含有したArg...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか2件 参考文献17件

  • シークヮーサー搾り粕給与が黒毛和種肥育牛の肉質に及ぼす影響

    翁長, 桃子, 安里, 直和, 島袋, 宏俊 試験研究報告 (52) 1-9, 2015-05

    ...遊離アミノ酸のうち苦味に関連していると考えられるアルギニンと味覚センサーの苦味雑味は,試験区が対照区よりも低い値を示していた。このことからシークヮーサー搾り粕を給与すると牛肉の苦味を抑える可能性があることが示唆された。旨味,塩味,旨味コクに識別可能な差は認められなかった。6. 官能評価は,やわらかさ,多汁性,旨味で試験区が対照区に比べて高い評価が得られたが,有意な差は認められなかった。7....

    日本農学文献記事索引

  • 蛋白質の再生に及ぼす安定化剤の影響

    松元, 俊彦, 安藤 祥司 崇城大学紀要 40 95-101, 2015

    ...アルギニンでは、タンパク質の凝集を抑えはしたが再生収率の上昇にはつながらなかった。一方、アセトニトリルは5 % 添加したとき最大14 %の再生収率を得た。40 % のグリセロールを含む0.15 Mイミダゾール緩衝液中で再生したとき、今回最も高い47 % の再生収率を示した。...

    機関リポジトリ Web Site

  • 直鎖型モノアルキルリン酸エステルの特異な会合挙動と化粧品への応用

    田中 佳祐, 鎌戸 伸一郎, 李 金華, 橋本 悟, 鈴木 敏幸 日本化粧品技術者会誌 49 (1), 16-21, 2015

    ...その結果, 中和剤の種類によって水中への溶解挙動に差があることがわかり, 特にL-アルギニンを対イオンとした際に通常では不安定系であるαゲル相を非常に安定に保持できることが, DSC測定およびSAXS測定などより明らかになった。界面活性剤単独でαゲルを安定に構築するものは見出されておらず, 本報告でのモノヘキサデシルリン酸アルギニン中和物は非常に新しい自己組織体である。...

    DOI Web Site Web Site 参考文献5件

  • 食事習慣と血中リジン濃度との関連性の検討

    谷口 英喜, 牛込 恵子, 今井 菜津子, 田中 明美, 有水 友美 外科と代謝・栄養 49 (5), 249-257, 2015

    ...<br>【結果】リジン値は,中期的には豆類の摂取不足に伴い減少していた(P<0.05).短期的には,たんぱく質(r=0.23)または飽和脂肪酸(r=0.20)を多く含む食物の摂取と弱い相関が考えられた(P<0.05).血清アルブミン値,血糖値,ヘモグロビン濃度,バリン,メチオニン,イソロイシン,ロイシン,アルギニンとの間に正の相関が認められた(P<0.05).男性で高値を示していた....

    DOI Web Site 医中誌 参考文献5件

  • グリル調理時のナスのポリフェノール増減とその要因

    内田 健太郎, 冨田 晴雄, 竹森 利和 日本調理科学会大会研究発表要旨集 27 (0), 25-, 2015

    ...またモデルとしてクロロゲン酸、グルコース、アルギニン、浄水を用い、250℃ホットプレートを用いて調理ナスの中心温度の推移と一致する系を作製し、CTと同じ水温条件で加熱を停止し、TPCを測定した。...

    DOI

  • 酵母に見いだした新規な抗酸化酵素「<i>N</i>-アセチルトランスフェラーゼMpr1」

    高木 博史, 那須野 亮 化学と生物 53 (3), 148-155, 2015

    ...-アセチルトランスフェラーゼ」は,さまざまな基質をアセチル化することで,多くの重要な細胞機能の制御に関与している.筆者らは,環状の二級アミンであるプロリンアナログ(L-アゼチジン-2-カルボン酸,シス-4-ヒドロキシ-L-プロリン)を基質とする新規の<i>N</i>-アセチルトランスフェラーゼMpr1を酵母<i>Saccharomyces cerevisiae</i>に見いだした.また,Mpr1がアルギニン...

    DOI Web Site Web Site ほか1件

  • アルギニンに富む塩基性ペプチドの細胞内への取り込みと膜結合型プロテオグリカンの寄与

    Nakase Ikuhiko, Kawaguchi Yoshimasa, Nomizu Motoyoshi, Futaki Shiroh Trends in Glycoscience and Glycotechnology 27 (155), 81-88, 2015

    ...アルギニンを多く含む細胞透過ペプチドと膜結合型プロテオグリカンとの相互作用はマクロピノサイトーシスと呼ばれる液相エンドサイトーシスを誘起することによっても、アルギニンに富む細胞透過ペプチドと積み荷分子の細胞内への取り込みを促進する。...

    DOI Web Site 医中誌 被引用文献1件 参考文献37件

  • 小児 ICUにおけるトルバプタンの使用経験

    上村 友二, 宮津 光範, 祖父江 和哉 日本集中治療医学会雑誌 22 (6), 527-530, 2015

    ...アルギニンバソプレシン(arginine vasopressin, AVP)V2受容体拮抗薬であるトルバプタンは,小児心不全においても有用である可能性があるが,小児への使用報告は少ない。今回,乳幼児におけるトルバプタンの効果と安全性に関して診療録より後方視的に検討した。...

    DOI Web Site 医中誌 参考文献8件

  • コンクリートに混和したアルギニンの存在形態と溶出機構

    佐藤 和博, 上月 康則, 多良 千鶴, 西村 博一, 中西 敬, 上田 隆雄, 山中 亮一 材料 64 (5), 417-423, 2015

    The blocks containing amino acid, arginine, were developed as” Environmentally Active Concrete”. It has been reported that the block accelerated to form marine periphytic algae on the concrete block …

    DOI Web Site 被引用文献2件 参考文献4件

  • 免疫流動食へのウシラクトフェリンの配合

    武田 安弘, 瀬戸 菜実子, 橋本 潤一, 篠田 一三, 高瀬 光徳, 東 徳洋 ミルクサイエンス 64 (3), 223-233, 2015

    ...免疫流動食は,外傷や手術を受けた(受ける)患者の感染症リスクの低減,入院期間の短縮などを目的として使用されるもので,アルギニン,グルタミン,n-3 系脂肪酸,核酸,微量元素などの成分が強化されている。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件

  • 新規CAR結合タンパク質によるCAR機能調節機構

    菅野 裕一朗, 呉 由貴, 白石 光, 井上 義雄 日本毒性学会学術年会 42.1 (0), P-85-, 2015

    ...我々はこれまでに、新規CAR結合タンパク質としてDEAD-box型RNAヘリカーゼDP97及びタンパク質アルギニンメチル化酵素Protein arginine methyltransferase (PRMT) の一つであるPRMT5を明らかにしてきた。これらのタンパク質はCARのco-activatorとして作用するが、CARの転写活性化作用に対する寄与度に遺伝子選択性が認められる。...

    DOI

  • PRMT5及びヒストンH3R8対称性ジメチル化は受精後の胚においてその局在が変化する

    塚口 智将, 守田 昂太郎, 樋口 智香, 内堀 翔, 三谷 匡, 細井 美彦, 宮本 圭, 松本 和也 日本繁殖生物学会 講演要旨集 108 (0), P-53-P-53, 2015

    ...また,PRMT5はヒストンH3のN末端から8番目のアルギニンの対称性ジメチル化(H3R8me2s)を誘導することが知られている。そこで本研究では,受精直後の1細胞期胚におけるPRMT5とH3R8me2sの発現を詳細に解析した。【方法】ICR系統の雄マウスと過剰排卵処理を施した雌マウスを用い,HTF培地にて体外受精を行ったのち,KSOM培地にて培養を行った。...

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  • アルギニンの単回大量静脈内投与がウシの受胎性に及ぼす影響

    平田 統一, 喜多 一美, 牧野 良輔, 伊藤 謙, 高橋 愛衣, 岡田 徹 日本繁殖生物学会 講演要旨集 108 (0), OR2-32-OR2-32, 2015

    ...従来,アルギニン(Arg)を飼料添加するとブタやヒツジ等の繁殖性が改善するとされてきたが,ウシでの報告はほとんどない。そこで本試験では,大量のArgを単回静脈内投与することがウシの受胎性にどのように影響するか検討し,その効果を明らかにすることを目的とした。【方法】黒毛和種16頭を供試した。...

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  • グルタミン、アルギニン、セレン、他抗酸化物質

    深柄 和彦 日本静脈経腸栄養学会雑誌 30 (2), 675-678, 2015

    ...その後、エポックメイキングな進歩が見られなかった臨床栄養の歴史の中で、アルギニンやグルタミン、ω -3系脂肪酸、抗酸化物質などの免疫栄養による生体反応の改善は、われわれ臨床栄養に関わる者たちにとって誇らしい進歩の象徴であった。<br>ところが、ここ数年、免疫栄養に関するエビデンスが覆され、臨床での応用に疑問符が投げかけられている状況になっている。...

    DOI Web Site 医中誌

  • 一過性下垂体機能低下症を認めた糖尿病性ケトアシドーシスの1例

    本間, 多恵子, 中山, 加奈子, 城, 和歌子, 斎田, 吉伯, 佐野, 仁美, 須藤, 章, 川村, 信明 市立札幌病院医誌 = Acta medica nosocomi Sapporo = The Journal of Sapporo City General Hospital 74 (1), 73-78, 2014-12

    ...このため血糖コントロールを行ったのちに頭部MRI、4種負荷試験、アルギニン負荷試験を行ったが明らかな異常所見は認めず、一過性の下垂体機能低下が疑われた。糖尿病では一時的に内分泌異常を伴うことがあり、それらの中には血糖コントロールを行うことで改善するものもある。このため、血糖値を改善させたのちに再度内分泌学的検査を行う必要がある。...

    機関リポジトリ 医中誌

  • 構造生物学研究センター活動報告

    吉田, 賢右 京都産業大学総合学術研究所所報 9 243-254, 2014-07

    構造生物学研究センターは,以下にまとめる5つの研究グループによって構成され,全体として「タンパク質の生成と管理」にかかわる研究を進めている。  伊藤維昭 グループ (1)タンパク質膜挿入因子YidC の構造と機能の解析 (2)翻訳アレストの解除機構 (3)翻訳伸長プロファイリング (4)熱ショック転写因子σ³²の制御機構  嶋本伸雄 グループ (1)超抗退色性GFP B-maggio …

    機関リポジトリ HANDLE Web Site

  • 高濃度アミノ酸負荷により改善が認められた片腎の褥瘡症例

    藤原 彰, 松永 直子, 祁答院 知佳, 畑田 万紀子, 井上 祥子, 勝木 信敬, 野上 玲子, 森 由紀子, 石﨑 雅俊, 蛯原 賢司 静脈経腸栄養 29 (4), 1057-1062, 2014

    ...片腎の褥瘡例に、アルギニン (以下、Argと略) 、グルタミン (以下、Glnと略) 、及びβ-hydroxy-β-methylbutyrateが配合された食品 (以下、Arg/Gln/HMBと略) を使用した高濃度アミノ酸の負荷による栄養療法を行った。...

    DOI 医中誌

  • バソプレシン受容体をブロックして時差ボケを防ぐ

    楠瀬 直喜 ファルマシア 50 (10), 1030-1030, 2014

    ...における時差ボケは一時的な問題であるが,交代制勤務者らは日々これらの症状に悩まされており,慢性的な時差ボケ状態にあると指摘されている.慢性的な時差ボケは集中力の低下に伴うヒューマンエラーを引き起こすだけでなく,近年ではうつ病やがんの発症リスクを高めることが明らかになってきている.そのため,時差ボケに対する治療薬は,疾患の予防という観点からも早急な開発が望まれている.今回,Yamaguchi らによって,アルギニンバソプレッシン...

    DOI 医中誌

  • 育成豚における飼料用玄米の回腸末端アミノ酸消化率

    石田 藍子, 芦原 茜, 小林 裕之, 勝俣 昌也 日本養豚学会誌 51 (3), 159-167, 2014

    ...アミノ酸含量はトウモロコシに比べて,ふくひびき,モミロマンともにロイシンおよびアラニン含量が低値,アルギニン含量が高値となった。ふくひびきは,すべてのアミノ酸の回腸末端消化率およびその平均値にトウモロコシと差がなかった(実験1)。モミロマンはイソロイシン,ロイシン,フェニルアラニン,バリン,アスパラギン酸,チロシンで回腸末端消化率がトウモロコシよりも低かった(P<0.05)。...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site 被引用文献2件 参考文献7件

  • マウス受精卵における能動的DNA脱メチル化機構の解明

    畑中 勇輝, 清水 なつみ, 守田 昂太郎, 井上 貴美子, 本多 新, 廣瀬 美智子, 松本 和也, 小倉 淳郎 日本繁殖生物学会 講演要旨集 107 (0), AW-4-AW-4, 2014

    ...またHEK293細胞にGSE及びその結合因子を過剰発現させタンパク質を精製し,<i>in vitro</i>における酵素活性をアルギニンリッチペプチド及びH3,H4ペプチドを基質としてウェスタンブロット解析により調べた。...

    DOI

  • そら豆醤油の成分的特徴

    大西 茂彦, 松岡 博美, 浅井 貴子 日本醸造協会誌 109 (12), 860-865, 2014

    ...著者らはそら豆醤油とこいくち醤油の低分子代謝産物の組成を網羅的に分析して,統計解析するメタボローム解析をし,そら豆醤油にはマンニトール,エリスリトール,アラビノースがこいくち醤油の2~3倍含まれ,そら豆醤油のマイルドな味のプロファイルを決定していると考え,さらにそら豆醤油にはオルニチンがこいくち醤油の約3倍含まれ,これはアルギニン分解性の醤油乳酸菌により生成したことを示唆したので,メタボローム解析の...

    DOI 日本農学文献記事索引 Web Site ほか1件 被引用文献2件 参考文献5件

  • 超高齢者の心臓血管外科手術後の早期回復を目指す上での課題

    森本 喜久, 杉本 貴樹, 荒瀬 裕己, 高田 ちほ, 入江 静夏, 櫻井 麻由, 堀田 亮子, 武本 昌子 静脈経腸栄養 29 (6), 1347-1349, 2014

    ...周術期管理の進歩と当院独自の術前アルギニン製剤投与や、術後早期Beach Chair Positionにより、手術成績は向上しているが、超高齢者手術成績、早期回復は若年者と比較すると、必ずしも良好とは言えない。年齢は手術成績を左右する重要な因子の一つであり、治療方針について年齢も十分考慮に入れるべきである。...

    DOI 医中誌

  • 短腸症候群とシトルリン

    東本 恭幸 外科と代謝・栄養 48 (6), 233-239, 2014

    ...  シトルリンは肝の尿素回路の中間産物として良く知られているが,生体内で遊離した状態で存在するものはそのほとんどが小腸細胞で生成されたものである.シトルリンは門脈血流に乗って肝臓に運ばれるが,そのまま通り抜け腎臓でアルギニンに変換されて多彩な生理機能を発揮する.アルギニンは小児の成長にとっても欠くことのできないアミノ酸であり,小腸はシトルリンを絶え間なく産生することによってアルギニンの安定的な供給を...

    DOI 医中誌 参考文献34件

  • アルギニンを混入したコンクリートの塩害抵抗性能に関する研究

    上田 隆雄, 佐藤 和博, 飯干 富広, 宮川 豊章 Cement Science and Concrete Technology 68 (1), 330-336, 2014

    ...アミノ酸の一種であるアルギニンを混入したコンクリートは、海洋環境においてコンクリート表面への藻類の付着が促進され、魚類等の生物生息環境が改善できることが報告されている。本研究では海洋コンクリート構造物への適用を想定し、アルギニン混入コンクリートを用いた鉄筋コンクリートの塩害抵抗性を検討するため、塩水噴霧試験、海洋暴露実験とモルタル細孔溶液の化学分析を実施した。...

    DOI 被引用文献1件 参考文献2件

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