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検索結果 40 件

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  • 〈リスク〉としての少子社会

    吉田 直哉 敬心・研究ジャーナル 6 (1), 67-74, 2022

    ...その際、ウルリッヒ・ベックの「リスク社会」、アンソニーギデンズの「関係性の純粋化」という二つの社会学的概念を援用し、家族における親子関係の情緒化・再帰化という傾向の発生を指摘することで、「少子社会」の特質を摘出しようとする。</p>...

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  • U・ベック再帰的近代化論の成立背景

    川端 健嗣 社会学研究 98 (0), 61-89, 2016-05-30

    ...「再帰的近代化」はスコット・ラッシュとアンソニーギデンズとの共有命題である。ベックは両論者との立論の違いを「非知」の働きから説明している。では「非知」論はいかなる研究系譜に位置付くのか。</p><p> 二〇〇一年にペーター・ヴェーリングは「非知」の研究が社会学史に「不在」であったと指摘する。しかし一九七〇年代のベックのドイツ実証主義論争の研究には「非知」の前身となる問題設定を見出しうる。...

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  • 個人化という問いの同時代的意義

    鈴木 宗徳 社会学研究 98 (0), 43-60, 2016-05-30

    ...たとえば、イギリス・ブレア政権がワークフェア政策を導入する際、ブレーンであったアンソニーギデンズは〝福祉依存〟の予防が必要であると主張していたが、こうした言説はいま、保守政権による過酷なサンクション政策を正当化し、多くの犠牲者を生み出している。ベックはむしろ、失業において個人的な責任が強調され、それが心理的な方法で解決されるようになることを批判していたのである。...

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  • ギデンズ社会理論の遺伝子-文化共進化理論的再構成の試み

    三原 武司 社会学評論 66 (3), 364-378, 2015

    ...<p>本稿は, アンソニーギデンズの社会理論における行為の再帰的モニタリングを, 認知と文化の共進化理論ならびに最近の神経科学の成果を導入することで, 理論的に再構成することを企図している. はじめに, 現生人類以前からつづく認知と文化の歴史を, 遺伝子-文化共進化理論の学説とともに概観する. つぎに, 再帰性と社会類型の議論を確認する....

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  • 再帰性の変化と新たな展開

    中西 眞知子 社会学評論 64 (2), 224-239, 2013

    ...再帰性論を社会学の主要テーマにしたのは, アンソニーギデンズであった. 彼は, 再帰的近代化論において, 自己再帰性や制度的再帰性など認知的再帰性を論じた. それを批判的に継承し, 独自の再帰性論を提示したのがスコット・ラッシュである. 本稿ではラッシュの再帰性論を基軸に, 再帰性の変化と新たな展開を明らかにする....

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  • 社会的統合が自殺観に与える影響

    平野 孝典 フォーラム現代社会学 12 (0), 43-55, 2013

    ...この問題を批判したアンソニーギデンズは、社会的統合と自殺を意識・心理・態度によって媒介するモデルを提示する必要性を指摘した。フランク・ファン・チューベルゲンらによる「コミュニティ-規範メカニズム」は、自殺観という態度要因に焦点をあてることにより、この問題に取り組む理論として注目すべきものである。この理論には、社会的統合が自殺観に影響を与えるという仮定がおかれている。...

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  • 新しい個人主義と現代日本

    エリオット アンソニー, 片桐 雅隆, 澤井 敦 現代社会学理論研究 4 (0), 67-92, 2010

    ...第ーに(第1節~第3節)、金融、メディア、ハイテク業界などのニューエコノミーにおいて、とりわけ顕著にみられる、地球を席巻する新しい個人主義についての理論を再検討し再呈示すること、そして、この立場が、社会学的なアプローチという点で、他の影響力の大きい立場(ここでは特に、フーコーと彼の継承者によって精綴化された「自己のテクノロジー」の理論と、アンソニーギデンズなどによって輪郭が示された「再帰的な個人化...

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  • アンソニーギデンズの近代社会論

    長光, 大志 佛大社会学 28 1-13, 2004-03-25

    本論ではギデンズの近代社会論を,『近代とはいかなる時代か』『モダニティと自己アイデンティティ』および『再帰的近代化』に収録された『ポスト伝統社会に生きること』という三つの論考をべ一スに検討する。まずはギデンズの分析する前近代社会と近代社会の構造を概観し,その理論的枠組みの中で,近代論者(近代の可能性を積極的に評価する論者)としてのギデンズが,どの部分に期待を寄せているのかを析出する。その後,ギデ…

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  • インフォームド・コンセント再考 : 専門家システムと現実の再構築

    時安 邦治 年報人間科学 23-1 21-39, 2002

    インフォームド・コンセントをめぐる議論は生命倫理ないし医療倫理の発展において中心的役割を果たしてきた。現在では、医療や人体実験においてインフォームド・コンセントが必要であることが医療現場ではほぼ常識となっている。しかし、従来のインフオームド・コンセント肯定論は患者の自己決定権の保障という観点から基礎づけられてきた。けれども、この立場は実際の医療過誤裁判の中で「どのような存在が人格であるか」という…

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  • 多元的グローバリゼーションと「第三の道」 : ネオリベラリズムに抗する社会学

    川野 英二 年報人間科学 20-2 341-358, 1999

    ...現在、アンソニーギデンズやピエール・ブルデュー、ウルリッヒ・ベックのような著名な社会学者たちはグローバリゼーションとネオリベラリズムの挑戦に取り組んでいる。ブルデューはグローバリゼーションをネオリベラリズムと同一視する一方で、ベックは「グローバリゼーション」をネオリベラリズムのイデオロギーである「グローバリズム」と区別している。...

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  • アンソニーギデンズの近代社会論

    名部 圭一 ソシオロジ 38 (3), 83-100,180, 1994

    This paper aims at making clear institutions and logic peculiar to moderinity with reference to Anthony Giddens' view on modernity. According to him uniqueness of modernity lies in reflexivity based …

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